JP2023150166A - 連結式カミソリヘッド、カミソリヘッド、及びカミソリ - Google Patents

連結式カミソリヘッド、カミソリヘッド、及びカミソリ Download PDF

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Abstract

【課題】使用者が好みに合わせて刃の枚数を任意に変更可能となるなど、使用者のニーズに柔軟に対応可能なカミソリヘッド等を提供する。【解決手段】本発明の連結式カミソリヘッド2は、複数のカートリッジ21同士を互いに連結させて形成される。上記の連結式カミソリヘッドによれば、刃の枚数を使用者が任意に変更できるため、面積の狭い部位では1枚刃、面積の広い部位では3枚以上または5枚以上のような多数枚の刃の構成に、使用者自身で変更することができる。【選択図】図4

Description

本発明の一態様は、連結式カミソリヘッド、及び連結式カミソリヘッドを備えるカミソリ等に関する。
近年のハンドルがT字型のカミソリの多くは、交換可能なカートリッジ型のカミソリヘッドが複数枚の刃を有する構成となっている。特許文献1には、ハンドル相互連結体20、カートリッジ支持体30、及び一組のカートリッジ40を含むひげそり装置1が開示されている。このひげそり装置1では、カートリッジ支持体30の端部80が、カートリッジ40とハンドル相互連結体20の間の橋渡しをする構成となっている。
国際公開第2010/010517号
しかしながら、特許文献1に記載のひげそり装置では、刃の枚数はカートリッジ支持体によって決定され、刃の枚数を使用者が任意に決定することができなかった。また、潤滑ストリップがキャリヤーまたは先導プラットフォームに配置されるため、使用者が潤滑剤を任意に選択できなかった。
本発明は、上記の課題を解決するため、次のような手段を提供する。
本発明の一態様の連結式カミソリヘッドは、複数のカートリッジ同士を互いに連結させて形成される。
上記の連結式カミソリヘッドによれば、刃の枚数を使用者が任意に変更できるため、面積の狭い部位では1枚刃、面積の広い部位では3枚以上または5枚以上のような多数枚の刃の構成に、使用者自身で変更することができる。これにより、使用者の好みに応じた枚数のカミソリヘッドに変更することができ、使用者のニーズに柔軟に対応可能なカミソリヘッドを提供することができる。
また、刃の枚数を分けたカミソリヘッドをそれぞれ提供する必要がなくなる。つまり、例えば、1枚刃、3枚刃、及び5枚刃のカミソリヘッドを個別に製造することなく使用者のニーズに応えることができる。そのため、個別に製造ラインを作る必要がなくなり、製造コストを下げることができる。
上記の連結式カミソリヘッドにおいて、好ましくは、カートリッジが、刃体、及び刃体の前方に位置する肌面接触部材を有する。
上記の連結式カミソリヘッドによれば、肌面接触部材を有した構成としているため、使用者の肌への負担を軽減させることができる。
上記の連結式カミソリヘッドにおいて、好ましくは、カートリッジが、刃体、肌面を引っ張る弾性部材、複数の突起を含むフィン、及び使用者の肌面での刃体の移動を滑らかにする潤滑剤を含んだ潤滑部材、のいずれか1つ以上を有する。
上記の連結式カミソリヘッドによれば、使用者の好みに応じて、刃の数を変更するのみでなく、弾性部材、フィン、及び潤滑部材を任意に選択することができる。
上記の連結式カミソリヘッドにおいて、好ましくは、カートリッジは、他のカートリッジと着脱自在に連結可能な連結部を有し、カートリッジ同士は、介在するものなく互いに直接連結される。
上記の連結式カミソリヘッドによれば、カートリッジの相互連結に介在するものがないため、カミソリヘッドの刃の枚数の変更などをより柔軟に行うことができる。
上記の連結式カミソリヘッドにおいて、好ましくは、連結部は、カートリッジの幅方向における両端部に設けられる。
上記の連結式カミソリヘッドによれば、カートリッジ同士を安定的に連結させることができる。
上記の連結式カミソリヘッドにおいて、好ましくは、両端部は、刃体よりも肌面側に突出している。
上記の連結式カミソリヘッドによれば、刃体が肌面に強い圧力で当接することを避けられるため、使用者の肌への負担を軽減させることができる。
本発明の一態様のカミソリは、上記いずれかの連結式カミソリヘッドと、連結式カミソリヘッドを着脱自在に保持するアンダーバーを有するハンドルとを備える。
上記のカミソリによれば、使用者の好みに応じた枚数のカミソリヘッドに変更することができ、使用者のニーズに柔軟に対応可能なカミソリヘッドを使用可能な構成とすることができる。
本発明の一態様のカミソリヘッドは、刃体が設けられた端面と、端面から連続し、肌面から離れる方向に延びる延長面と、を備え、端面よりも延長面の方が長い。
上記のカミソリヘッドによれば、カミソリヘッドを直接把持可能な形状となり、カミソリヘッドをハンドルと兼用可能な構成にできる。
上記のカミソリヘッドにおいて、好ましくは、延長面は、第1連結構造が設けられた第1延長面と、第1延長面とは逆側に位置し、第2連結構造が設けられた第2延長面と、を備え、第1連結構造は第2連結構造と連結可能である。
上記のカミソリヘッドによれば、カミソリヘッド同士を任意の形状に連結させやすい構成にできる。そのため、さらにユーザの好みに合わせたカミソリヘッドとして利用可能となる。
本発明の一態様のカミソリは、上記いずれかのカミソリヘッドと、カミソリヘッドを挟持する挟持部材を備える。
上記のカミソリによれば、カミソリヘッド同士を任意の形状に連結させやすいカミソリ等を提供できる。
図1は、実施形態1のカミソリヘッドを備えるカミソリの斜視図である。 図2は、実施形態1のカミソリヘッドを備えるカミソリの斜視図である。 図3は、実施形態1のカミソリにおけるハンドルの斜視図である。 図4は、実施形態1のカミソリヘッドのカートリッジの斜視図である。 図5は、実施形態1のカミソリヘッドのカートリッジの斜視図である。 図6は、ケースを利用したカートリッジの着脱を説明する図である。 図7は、ケースを利用したカートリッジの着脱を説明する図である。 図8は、変形例1のカミソリヘッドのカートリッジの斜視図である。 図9は、変形例1のカミソリヘッドのカートリッジの斜視図である。 図10は、変形例2のカミソリヘッドのカートリッジの斜視図である。 図11は、変形例2のカミソリヘッドのカートリッジの斜視図である。 図12は、変形例3のカミソリヘッドのカートリッジの斜視図である。 図13は、変形例3のカミソリヘッドのカートリッジの斜視図である。 図14は、実施形態2のカミソリヘッドのカートリッジの斜視図である。 図15は、実施形態2のカミソリヘッドのカートリッジの斜視図である。 図16は、実施形態2のカミソリヘッドを備えるカミソリの斜視図である。 図17は、実施形態2のカミソリヘッドにおけるカートリッジの連結の一態様を示す図である。
本発明の連結式カミソリヘッドを備えるカミソリは、カミソリヘッドが複数のカートリッジ同士を互いに連結させることで形成される点を特徴のひとつとする。
以下、本発明の連結式のカミソリヘッドを備えるカミソリの実施形態及び変形例について、図面を参照しながら具体的に説明する。ただし、以下で説明する実施形態はあくまで本発明の一例にすぎず、本発明の技術的範囲を限定的に解釈させるものではない。なお、各図面において、同一の構成要素には同一の符号を付している。本明細書では、連結式カミソリヘッドを単に「カミソリヘッド」と呼ぶことがある。
[実施形態1]
図1及び図2は、本実施形態のカミソリヘッド2を備えるカミソリ1の斜視図であり、それぞれ異なる角度から見た図である。図3は、本実施形態のカミソリ1におけるハンドル3の斜視図である。図4及び図5は、本実施形態のカミソリヘッド2を構成するカートリッジ21の斜視図であり、それぞれ異なる角度から見た図である。
図1及び図2に示すように、本実施形態のカミソリ1は、カミソリヘッド2、及びハンドル3を含む。カミソリヘッド2は、5つのカートリッジ21により構成され、ハンドル3のアンダーバー32に取り付けられる。
本明細書では、ハンドル3の把持部31が延びる方向において、カミソリヘッド2が位置する側を「上側」といい、その逆側を「下側」という。また、把持部31が延びる方向に対して垂直な方向を「幅方向」といい、幅方向の長さを「幅」ということがある。
図4及び図5に示されるように、カートリッジ21は、ハンドル3の把持部31が延びる方向に垂直な方向である幅方向に延びるよう樹脂等で形成され、刃体22を保持する。カートリッジ21の幅方向の両端には、連結部として機能するフック23及び係合溝24が設けられる。カートリッジ21の係合溝24には、連結対象のカートリッジ21または後述のアンダーバー32のフック23が着脱可能に嵌合することで、カートリッジ21同士、またはカートリッジ21とアンダーバー32とが連結する。すなわち、カートリッジ21は、相互に着脱可能に連結される。このフック23と係合溝24とを嵌合させるときは、図5に示すように、フック23を係合溝24に向けて押し込むことでフック23が外側に弾性変形してたわみ、さらにフック23を押し込みフック23が係合溝24の縁を超えて弾性変形前の位置に戻ることで嵌合する。
カートリッジ21は、刃体22を挟持する上側刃体挟持部25及び下側刃体挟持部26を有する。上側刃体挟持部25は刃体22の上側に位置し、下側刃体挟持部26は刃体22の下側に位置する。刃体22は、上側刃体挟持部25及び下側刃体挟持部26に挟持され、カートリッジ21に接着または係合などにより固定される。刃体22は、ステンレス鋼などの金属で形成される。上側刃体挟持部25は、図5に示すように幅方向に3つに分割されるなど、複数に分割されていてもよい。
下側刃体挟持部26のさらに下側には、肌面接触部材29が設けられる。換言すると、肌面接触部材29は、使用時のカミソリヘッド2の移動方向において刃体22よりも前に位置するため、刃体22の前方に位置する。図5などに示すように、肌面接触部材29は、幅方向に所定の間隔を有して複数設けられた櫛歯形状である。肌面接触部材29は、刃体22が突出する側において、刃体22よりも突出している。肌面接触部材29は、使用時には刃体22よりも先に使用者の肌面に接触する。このような肌面接触部材29を設けることで、使用時には肌面接触部材29が刃体22を先導する形となり、剃る前の絡まった体毛を、肌面接触部材29の櫛歯形状により予め梳き、体毛が整列した状態で刃体22に当たることとなる。そのため、刃体22により体毛を確実に剃りやすい構成となる。
カートリッジ21の両端であって、フック23及び係合溝24よりも中央寄りの位置には、刃体22が突出する側に、刃体22よりも突出した、両端肌面接触部27が設けられる。両端肌面接触部27は、カートリッジ21を備えるカミソリ1を使用者が使用する際に、使用者の肌面に接触する。カミソリ1では、カートリッジ21の両端に両端肌面接触部27と兼用するように、フック23及び係合溝24を設けた構成としている。また、カートリッジ21の両端は、実質的に平滑な面にまとまりよく設計された形状としている。そのため、一般的に、部材同士の結合部では部材の角及び凹凸が露出するが、本実施形態のカートリッジ21ではこのような部材の角及び凹凸が最小限になっている。
図1~図3に示されるように、ハンドル3は、把持部31、アンダーバー32、及び規制部33を含む。ハンドル3は、樹脂等で形成される。把持部31は、カートリッジ21の延びる方向に対して垂直な方向に延び、使用時に使用者により把持される。アンダーバー32は、把持部31の上端に配置され、把持部31に回動可能に支持される。アンダーバー32の回動は、規制部33により規制される。アンダーバー32の両端には、カートリッジ21のフック23と同じ形状のフック23が設けられる。前述のように、このフック23は、カートリッジ21の係合溝24と、着脱可能に嵌合することで連結する。
図6及び図7は、ケース4を利用した、ハンドル3へのカートリッジ21の着脱を説明する図である。ハンドル3へのカートリッジ21の着脱は、以下に説明するようにケース4を利用することができるが、これに限定されるものではない。
図5に示すように、カートリッジ21の両端の、両端肌面接触部27とフック23及び係合溝24との間には、凹部28が設けられる。一方、ケース4には、図6に示すように、この凹部28に挿通されることでカートリッジ21と嵌合される2つのピン41が設けられる。ケース4は、樹脂等で形成される。
ハンドル3に取り付けられたカートリッジ21を取り外すときは、カートリッジ21の凹部28をケース4のピン41に嵌め込む。このとき、ピン41がフック23に内側から当接し、これによってフック23が外側に弾性変形することで、フック23と係合溝24との嵌合が解除される。この状態から、図7に示すようにハンドル3の下端側に向かってハンドル3を引くことで、ピン41が挿入された凹部28を有するカートリッジ21、及びこのカートリッジ21よりも上側のカートリッジ21が、ハンドル3から外れる。
また、ハンドル3にカートリッジ21を取り付ける際に、ケース4を利用することができる。このときは、ケース4のピン41に取り付けるカートリッジ21を嵌合させた状態で、ハンドル3のアンダーバー32、またはハンドル3に取り付けられたカートリッジ21を、ケース4に嵌合した状態のカートリッジ21に下側から押し込む。これによって、ケース4に嵌合した状態のカートリッジ21の係合溝24に、アンダーバー32またはカートリッジ21のフック23が嵌合する。この状態から、カートリッジ21を取り付けたハンドル3を、ケース4からピン41の延びる方向に抜くことで、ハンドル3にカートリッジ21が取り付けられる。
また、カートリッジ21は、刃体22に代えて、弾性部材、フィン、または潤滑部材のいずれかを備えてもよい。弾性部材は、樹脂またはゴムなどの弾性部材であって、使用時には摩擦により肌面を引っ張るよう作用する。この弾性部材の作用により、使用時に、使用者のひげなどの体毛を立たせ、カミソリ1により体毛を剃りやすくすることができる。フィンは、カートリッジ21の面から突出した樹脂またはゴムなどで形成された複数の突起により形成される。フィンは、当接した使用者の肌面の体毛を立たせ、後続の刃体22の刃先を、体毛のより根元に当てるよう作用する。これによって、深剃り効果が得られる。潤滑部材は、カミソリ1の刃体22が使用者の肌面で滑らかに移動可能にする潤滑剤を含む。この潤滑剤は、肌が敏感な使用者向け、爽快感を求める使用者向けなど、それぞれ異なる複数種の潤滑剤としてもよい。
本実施形態のカミソリ1は、カートリッジ21を所望の数だけ連結させることができるため、刃体22の枚数を任意に変更可能である。また、上記のように、刃体22に代えて弾性部材、フィン、または潤滑部材を備えたカートリッジ21を連結させることができるため、使用者の好みに合った構成のカミソリヘッド2を利用することができる。
[変形例]
次に、実施形態の1の変形例について説明する。以下の変形例では、カートリッジ21とは異なる構成のカートリッジについて説明するが、カートリッジ同士を相互に連結可能にする連結部を備える点では同様である。
図8及び図9は、変形例1のカミソリヘッド102を構成するカートリッジ121の斜視図である。図8及び図9に示されるように、カートリッジ121は、ハンドル3の把持部31が延びる方向に垂直な幅方向に延びるよう樹脂等で形成され、刃体22を保持する。カートリッジ121の両端には、連結部として機能するフック123及び係合溝124が設けられる。カートリッジ121の係合溝124には、連結対象のカートリッジ121またはアンダーバー32のフック123が着脱可能に嵌合することで、カートリッジ121同士、またはカートリッジ121とアンダーバー32とが連結する。すなわち、カートリッジ121は、相互に着脱可能に連結される。このフック123と係合溝124とを嵌合させるときは、図9に示すように、フック123を係合溝124に向けて押し込むことでフック123が外側に弾性変形してたわみ、さらにフック123を押し込みフック123が係合溝124の縁を超えて弾性変形前の位置に戻ることで嵌合する。なお、変形例1のカートリッジ121を着脱するアンダーバー32は、カートリッジ121のフック123と同形状のフック123を備える。
図10及び図11は、変形例2のカミソリヘッド202を構成するカートリッジ221の斜視図である。図10及び図11に示されるように、カートリッジ221は、ハンドル3の把持部31が延びる方向に垂直な幅方向に延びるよう樹脂等で形成され、刃体22を保持する。カートリッジ221の両端には、連結部として機能する係合凸部223及び係合溝224が設けられる。カートリッジ221の係合溝224には、連結対象のカートリッジ221またはアンダーバー32の係合凸部223が着脱可能に嵌合することで、カートリッジ221同士、またはカートリッジ221とアンダーバー32とが連結する。すなわち、カートリッジ221は、相互に着脱可能に連結される。この係合凸部223と係合溝224とを嵌合させるときは、図11に示すように、係合凸部223を係合溝224に向けてスライドするように圧入することで、係合凸部223と係合溝224とが嵌合する。なお、変形例2のカートリッジ221を着脱するアンダーバー32は、カートリッジ221の係合凸部223と同形状の係合凸部223を備える。
図12及び図13は、変形例3のカミソリヘッド302を構成するカートリッジ321の斜視図である。図12及び図13に示されるように、カートリッジ321は、ハンドル3の把持部31が延びる方向に垂直な幅方向に延びるよう樹脂等で形成され、刃体22を保持する。カートリッジ321の両端には、連結部として機能するフック323及び係合溝324が設けられる。カートリッジ321の係合溝324には、連結対象のカートリッジ321が着脱可能に嵌合することで、カートリッジ321同士が連結する。すなわち、カートリッジ321は、相互に着脱可能に連結される。変形例3のカートリッジ321を着脱可能なアンダーバー32は、カートリッジ321と同形状の係合溝324を備える。カートリッジ321のフック323とアンダーバー32の係合溝324とが嵌合することで、カートリッジ321とアンダーバー32とが連結する。フック323と係合溝324とを嵌合させるときは、図13に示すように、フック323を係合溝324に向けて押し込むことでフック323が外側に弾性変形してたわみ、さらにフック323を押し込みフック323が係合溝324の縁を超えて弾性変形前の位置に戻ることで嵌合する。
[実施形態2]
図14及び図15は、実施形態2のカミソリヘッド402を構成するカートリッジ421の斜視図である。本実施形態のカートリッジ421は、実施形態1及びその変形例とは連結部の構成、及び取り付けるハンドルの構成が異なる。また、本実施形態のカートリッジ421は、実施形態1とは異なる態様で連結可能である。
図14及び図15に示すように、カートリッジ421は、直方体状であって、6つの面402a、402b、402c、402d、402e、及び402fを有する。カートリッジ421は、樹脂等で形成される。
カートリッジ421の端面402aには、刃体22が露出するよう設けられる。刃体22は、上側刃体挟持部25及び下側刃体挟持部26により挟持される。カートリッジ421の端面402aの両端部には、刃体22が突出する側に、刃体22よりも突出した、両端肌面接触部27が設けられる。
カートリッジ421は、端面402aから連続する上側延長面402b及び下側延長面402cを有する。上側延長面402b及び下側延長面402cは、使用時に使用者の肌面と接する端面402aから離れる方向に延びる。上側延長面402b及び下側延長面402cは、端面402aと同じ幅を有するが、端面402aよりも長く形成されている。図14に示すように、上側延長面402bには、上側に向かって突出する凸部423が形成される。凸部423は、円柱の中央部分を取り除き左右部分だけを残した形状である。すなわち、凸部423は、それぞれが、断面が円の一部の形状をなす柱状である。この凸部423は、円柱状であってもよい。下側延長面402cには、凸部423と嵌合する凹部424が形成される。図15に示すように、凹部424は断面が円環の柱状である。1つの凹部424は、その外縁が4つの凸部423の外縁に接することで嵌合可能である。カートリッジ421は、互いの上側延長面402bと下側延長面402cとが全面的に重なるように連結させることもできるし、上側延長面402bと下側延長面402cとがずれるように連結させることもできる。カートリッジ421の凸部423は本発明の「第1連結構造」の一例であり、凹部424は本発明の「第2連結構造」の一例である。連結機構はこのような態様に限定されず、他の態様の連結機構を採用してもよい。
図16は、3つのカートリッジ421からなるカミソリヘッド402を、ハンドル403に連結させたカミソリ401の斜視図である。カミソリヘッド402では、3つのカートリッジ421が、互いの上側延長面402bと下側延長面402cとが全面的に重なるように連結している。カートリッジ421のうち、一番上側のカートリッジ421は、刃体22に代えて潤滑部材422aを有する。
ハンドル403は、把持部432、及びヘッド挟持部431を含む。把持部432は、使用時に使用者が把持する部分であるとともに、カミソリヘッド402の下側に連結される。把持部432がカミソリヘッド402の下側と接する面には、カートリッジ421の上側延長面402bと同様の凸部423が形成される。カミソリヘッド402の上側には、ヘッド挟持部431が取り付けられる。ヘッド挟持部431のカミソリヘッド402の上側と接する面には、カートリッジ421の下側延長面402cと同様の凹部424が形成される。また、把持部432の上側の面でヘッド挟持部431と接する面には上側延長面402bと同様の凸部423が形成され、当該面に接するヘッド挟持部431の下側の面には下側延長面402cと同様の凹部424が形成される。このような構成により、ハンドル403の把持部432及びヘッド挟持部431によって、カミソリヘッド402が挟持される。つまり、把持部432及びヘッド挟持部431は、カミソリヘッド402を挟持する挟持部材である。
図17は、5つのカートリッジ421からなるカミソリヘッド4021を示す図であり、カートリッジ421の連結の一態様を示す図である。図17に示すように、カートリッジ421は、幅方向に並べるよう連結することで、カミソリヘッド4021の刃体22の幅を広げることが可能である。また、図17のようにカートリッジ421を、複数段で、互い違いに連結させることが可能である。このようなカミソリヘッド4021では、カートリッジ421に両端肌面接触部27が設けられていることによって、カートリッジ421を一列に配置しただけでは使用時に体毛を剃ることができない部分が発生するところを、別の段に配置したカートリッジ421により剃ることができるようになる。このように、本実施形態のカートリッジ421は、種々の態様で互いに連結させることができる。
[その他の変形例]
本発明のカミソリヘッド及びカミソリは、上記の実施形態及び変形例の態様に限定されるものではなく、さらに変形したものを採用してもよい。
カートリッジ同士を連結させる態様は、例示したものに限定されず、他の態様の連結機構を採用してもよい。
実施形態では、カートリッジが1つの刃体、弾性部材、フィン、または潤滑部材を備える構成を例示していたが、ひとつのカートリッジが刃体、弾性部材、フィン、及び潤滑部材のうちの、同一または異なる2以上を含んだ構成としてもよい。
[カミソリヘッド及びカミソリの特徴]
実施形態1のカミソリヘッド2は、複数のカートリッジ21同士を互いに連結させて形成させる。各変形例及び実施形態2においても同様である。
発明者らの調査によれば、面積の狭い部位を剃る際には1枚刃の小さなヘッドのカミソリが好まれ、面積の広い部位を剃る際には3枚刃以上のカミソリが好まれることが判った。上記の連結式のカミソリヘッド2によれば、刃の枚数を使用者が任意に変更できるため、面積の狭い部位では1枚刃、面積の広い部位では3枚以上または5枚以上のような多数枚の刃の構成に使用者自身で変更することができる。これにより、使用者の好みに応じた枚数のカミソリヘッド2に変更することができ、使用者のニーズに柔軟に対応可能なカミソリヘッド2を提供することができる。
また、このようなカミソリヘッド2を用いることで、刃の枚数を分けたカミソリヘッド2をそれぞれ提供する必要がなくなる。つまり、例えば、1枚刃、3枚刃、及び5枚刃のカミソリヘッド2を個別に製造することなく使用者のニーズに応えることができる。そのため、個別に製造ラインを作る必要がなくなり、製造コストを下げることができる。
実施形態1のカミソリヘッド2は、カートリッジ21が、刃体22、及び刃体22の前方に位置する肌面接触部材29を有する。各変形例及び実施形態2においても同様である。この構成により、カミソリヘッド2は、使用者の肌への負担を軽減させることができる。
実施形態1のカミソリヘッド2では、カートリッジ21が、刃体22、肌面を引っ張る弾性部材、複数の突起を含むフィン、及び使用者の肌面での刃体の移動を滑らかにする潤滑剤を含んだ潤滑部材、のいずれか1つ以上を有する構成とする。各変形例及び実施形態2においても同様である。これにより、カミソリヘッド2では、使用者の好みに応じて、刃の数を変更するのみでなく、弾性部材、フィン、及び潤滑部材を任意に選択することができる。
実施形態1のカミソリヘッド2は、カートリッジ21は他のカートリッジ21と着脱自在に連結可能な連結部として機能するフック23及び係合溝24を備える。このとき、カートリッジ21同士は、介在するものなく互いに直接連結される。各変形例及び実施形態2の構成でも、連結部として機能する具体的な構成は異なるものの、同様の機構を備える。そのため、カミソリヘッド2によれば、カートリッジ21の相互連結に介在するものがなく、カミソリヘッド2の刃の枚数の変更などをより柔軟に行うことができる。
実施形態1のカミソリヘッド2では、連結部として機能するフック23及び係合溝24が、カートリッジ21の幅方向における両端部に設けられている。各変形例においても同様の構成である。そのため、カミソリヘッド2では、カートリッジ21同士を安定的に連結させることができる。
実施形態1のカミソリヘッド2では、両端部に設けられた両端肌面接触部27が、刃体22よりも肌面側に突出している。各変形例及び実施形態2でも同様の構成である。そのため、カミソリヘッド2では、刃体22が使用者の肌面に強い圧力で当接することを避けられるため、使用者の肌への負担を軽減させることができる。
実施形態1のカミソリ1は、カミソリヘッド2とハンドル3とを備える。ハンドル3は、このカミソリヘッド2を着脱自在に保持するアンダーバー32を備える。各変形例においても同様の構成である。そのため、カミソリ1では、使用者の好みに応じた枚数のカミソリヘッド2に変更することができ、使用者のニーズに柔軟に対応可能なカミソリヘッド2を使用可能な構成となっている。
実施形態2のカミソリヘッド402のカートリッジ421は、刃体22が設けられた端面402aと、端面402aから連続し、肌面から離れる方向に延びる上側延長面402b及び下側延長面402cと、を備える。また、両者は同じ幅であるが、端面402aよりも上側延長面402b及び下側延長面402cの方が長く形成されている。そのため、カートリッジ421を任意に組み合わせたカミソリヘッド402自体を使用者が把持して使用可能となり、カミソリヘッド402をハンドルと兼用可能な構成にできる。
また、実施形態2のカミソリヘッド402のカートリッジ421は、上側延長面402bには凸部423が形成され、下側延長面402cには凹部424が形成される。凸部423と凹部424とは互いに連結可能である。これにより、カートリッジ421同士を任意の形状に連結させやすい形状にできる。そのため、さらにユーザの好みに合わせたカミソリヘッド402として利用可能となる。
また、実施形態2のカミソリ401は、カミソリヘッド402と、カミソリヘッド402を挟持する把持部432及びヘッド挟持部431とを有する。すなわち、把持部432とヘッド挟持部431とによって、カミソリヘッド402が挟持される。このようなカミソリ401によれば、カートリッジ421同士を任意の形状に連結したカミソリヘッド402を利用可能になる。
1、401…カミソリ
2、102、202、302、402、4021…カミソリヘッド
21、121、221、321、421…カートリッジ
22…刃体
422a…潤滑部材
23、123、323…フック
223…係合凸部
423…凸部
24、124、224、324…係合溝
424…凹部
25…上側刃体挟持部
26…下側刃体挟持部
27…両端肌面接触部
28…凹部
29…肌面接触部材
402a…端面
402b…上側延長面
402c…下側延長面
3、403…ハンドル
31…把持部
32…アンダーバー
33…規制部
431…ヘッド挟持部
432…把持部
4…ケース
41…ピン

Claims (10)

  1. 複数のカートリッジ同士を互いに連結させて形成される連結式カミソリヘッド。
  2. 前記カートリッジは、刃体、及び前記刃体の前方に位置する肌面接触部材を有する、
    請求項1に記載の連結式カミソリヘッド。
  3. 前記カートリッジは、刃体、肌面を引っ張る弾性部材、複数の突起を含むフィン、及び使用者の肌面での前記刃体の移動を滑らかにする潤滑剤を含んだ潤滑部材、のいずれか1つ以上を有する、
    請求項1に記載の連結式カミソリヘッド。
  4. 前記カートリッジは、他のカートリッジと着脱自在に連結可能な連結部を有し、
    前記カートリッジ同士は、介在するものなく互いに直接連結される、
    請求項2または3に記載の連結式カミソリヘッド。
  5. 前記連結部は、前記カートリッジの幅方向における両端部に設けられる、
    請求項4に記載の連結式カミソリヘッド。
  6. 前記両端部は、前記刃体よりも肌面側に突出している、
    請求項5に記載の連結式カミソリヘッド。
  7. 請求項1から6のいずれか1項に記載の連結式カミソリヘッドと、
    前記連結式カミソリヘッドを着脱自在に保持するアンダーバーを有するハンドルと、
    を備えるカミソリ。
  8. 刃体が設けられた端面と、
    前記端面から連続し、肌面から離れる方向に延びる延長面と、を備え、
    前記端面よりも前記延長面の方が長い、
    カミソリヘッド。
  9. 前記端面には、前記刃体に代え、前記刃体、肌面を引っ張る弾性部材、複数の突起を含むフィン、及び使用者の肌面での前記刃体の移動を滑らかにする潤滑剤を含んだ潤滑部材、のいずれか1以上が設けられ、
    前記延長面は、
    第1連結構造が設けられた第1延長面と、
    前記第1延長面とは逆側に位置し、第2連結構造が設けられた第2延長面と、を備え、
    前記第1連結構造は前記第2連結構造と連結可能である、
    請求項8に記載のカミソリヘッド。
  10. 請求項8または9に記載のカミソリヘッドと、
    前記カミソリヘッドを挟持する挟持部材を備える、
    カミソリ。
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