JP2023149676A - ドア - Google Patents

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Abstract

Figure 2023149676000001
【課題】錠受けの位置ズレを抑制できるドアを提供すること。
【解決手段】ドア1は、ドア枠2と、扉体3と、錠装置5とを備える。ドア枠2の戸先縦枠23は、縦枠開口230が形成される見込み面部231と、戸当り部232と、見付け面部233とを有し、錠装置5の錠受け7が装着される。錠受け7は、縦枠開口230に配置される錠受フロント71と、戸先縦枠23に対して見込み方向に位置調整可能に取り付けられる錠受箱76と、錠受箱76を見込み方向に位置決めする位置決め部材8とを備える。位置決め部材8は、錠受箱76に対して見込み方向に位置調整可能に固定されると共に見付け面部233に対して見込み方向に当接する。
【選択図】図3

Description

本発明は、枠体と、枠体に対して室内側または室外側に開閉可能に連結された扉体と、枠体に扉体を係合する錠装置とを備えるドアに関する。
従来、ドアにおいて錠前のラッチボルトやデットボルトを係合させる受金具(錠受け)が知られている(特許文献1参照)。受金具は、方形状の凹入部を有する取付けボックスと、凹入部に対してドアの見込み方向にスライド移動可能に嵌め込まれていると共にラッチボルトやデットボルトが挿入されるスライドボックスと、スライドボックスを貫通した回動軸に設けられていると共に取付けボックスに形成された突起に接触するカムとを備えており、カムを回転させることによってスライドボックスの見込み位置を調整する構成とされている。この受金具では、スライドボックスの見込み位置を調整することで、ドアの閉鎖状態におけるガタツキをなくすことができる。
実公平6-10053号公報
ところで、特許文献1に記載の受金具では、取付けボックスはドアの枠体にネジ止めされるところ、取付けボックスをネジ止めする際にその見込み位置を調整可能とすべく、ネジが通される挿通孔を見込み方向に長孔にすることが考えられる。
しかし、前述したように挿通孔を長孔にした場合、ドアを閉める際の衝撃などによってラッチボルトやデットボルトが当該受金具に当たることで、取付けボックス自体の位置が見込み方向にズレてしまい、このため、受金具が見込み方向に位置ズレするおそれがある。
本発明の目的は、錠受けの位置ズレを抑制できるドアを提供することにある。
本発明のドアは、少なくとも縦枠を有する枠体と、前記枠体に対して室内側または室外側に開閉可能に連結された扉体と、前記扉体を前記縦枠に係合する錠装置とを備えるドアであって、前記縦枠は、縦枠開口が形成される見込み面部と、前記見込み面部に対して前記縦枠の見付け方向外側に配置される見付け面部とを有し、前記縦枠には、前記錠装置の錠受けが装着され、前記錠受けは、前記縦枠開口に配置される錠受フロントと、前記縦枠に対して見込み方向に位置調整可能に取り付けられる錠受箱と、前記錠受箱を見込み方向に位置決めする位置決め部材とを備え、前記位置決め部材は、前記錠受箱に対して見込み方向に位置調整可能に固定されると共に前記見付け面部に対して見込み方向に当接することを特徴とする。
本発明によれば、錠受けの位置ズレを抑制できるドアを提供し得る。
本発明の実施形態に係るドアを示す内観姿図。 前記実施形態に係るドアを示す横断面図。 前記実施形態に係るドアの要部を示す横断面図。 図3に示すIV-IV断面図。 図4に示すドアの要部において錠受フロントを省略して示す説明図。 前記実施形態に係るドアの錠受けにおける位置決め部材を示す説明図。 前記実施形態に係るドアにおける錠受けの取付手順を示す説明図。 本発明の実施形態に係るドアにおける位置決め部材の変形例を示す説明図。 図8に示す位置決め部材を用いるドアを示す説明図。
[本実施形態の構成]
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1および図2において、本実施形態に係るドア1は、ホテル客室用ドアであり、上枠21、下枠22、戸先縦枠23(縦枠)および吊元縦枠24を有するドア枠2(枠体)と、ドア枠2に対して内側に開閉可能に連結された扉体3と、扉体3を戸先縦枠23に係合する錠装置5とを備えている。扉体3は丁番25を介して吊元縦枠24に連結されている。錠装置5は、ラッチボルトやデットボルトが出没可能に設けられたシリンダ錠6と、ラッチボルトやデットボルトが挿入されることで見込み方向に係合する錠受け7とを備えており、シリンダ錠6は扉体3に取り付けられており、錠受け7は戸先縦枠23に取り付けられている。なお、シリンダ錠6には、鍵部61やハンドル部62が装着されており、錠受け7は、トロカバー4の内部に配置されている。
以下の説明において、ドア1の左右方向をX軸方向とし、ドア1の上下方向をY軸方向とし、ドア1の見込み方向をZ軸方向とする。X,Y,Z軸方向は互いに直交する。
上枠21、下枠22、戸先縦枠23および吊元縦枠24は、一体に押出成形されたアルミ製の形材でそれぞれ形成されている。
戸先縦枠23は、図3および図5に示すように、縦枠開口230が縦長矩形状に形成される見込み面部231(内周見込み面部)と、見込み面部231に対してZ軸方向における一方側(室外側)であってX軸方向内側に配置される戸当り部232と、見込み面部231に対してZ軸方向における他方側(室内側)であってX軸方向外側に配置される見付け面部233と、戸当り部232から室外側に連続する枠部234と、見付け面部233に連続する外周見込み面部235とを有している。
見込み面部231は、ドア1の閉鎖状態において扉体3の戸先側における縦縁部に対してX軸方向外側(外周側)に配置されている。見込み面部231には、縦枠開口230に対してX軸方向外側であって当該縦枠開口230の上部および下部に配置される上下の裏板部231Aを有する裏板部材231Bが溶着されている。裏板部材231Bは、錠受箱76をY軸方向に位置決めしている。戸当り部232は、見込み面部231の室外端部に連続しており、室内側で開口する凹溝232Aを形成しており、この凹溝232Aに気密材232Bが装着されている。気密材232Bは、ドア1の閉鎖状態で扉体3の室外面に当接する。見付け面部233は、見込み面部231の室内端部に連続している。また見付け面部233は、そのX軸方向外側の外周端部が外周見込み面部235に連続している。枠部234は、戸当り部232から室外側に延出した内周面部234Aと、内周面部234Aの室外端部からX軸方向外側に延出した室外見付け面部234Bと、室外見付け面部234BのX軸方向外側における外周端部から室内側に折曲した見込み部234Cとを有している。なお、見込み部234Cと外周見込み面部235とのX軸方向における見付け位置は同じである。
錠受け7は、図3から図5に示すように、縦枠開口230に配置されるステンレス製の錠受フロント71と、戸先縦枠23に対してZ軸方向に位置調整可能に取り付けられるステンレス製の錠受箱76と、錠受箱76をZ軸方向に位置決めするステンレス製の位置決め部材8とを備えている。
錠受フロント71は、縦枠開口230に配置される上下寸法および左右寸法(Z軸方向寸法)を有しており、上下のフロント開口72,72と、フロント開口72,72の間に配置されていると共にZ軸方向に連続した中間連続部73(連続部)と、上側のフロント開口72に対して上方に配置されていると共にZ軸方向に連続した上連続部74(連続部)と、下側のフロント開口72に対して下方に配置されていると共にZ軸方向に連続した下連続部75(連続部)とを有しており、上連続部74および下連続部75が固定具としてのネジ9によって裏板部231Aに固定されている。
錠受箱76は、縦長であって略箱形状に形成されていると共にX軸方向内側(内周側)で開口している。錠受箱76は、底板部761と、底板部761のY軸方向に沿った両側縁に連続している左右一対の側板部762,763と、底板部761および側板部762,763に連続した上下一対の端板部764とを有している。端板部764には板状の取付部765が形成されており、錠受箱76における上部および下部のそれぞれに配置されている。底板部761には、後述する位置調整部81の調整開口83に配置される突部766が形成されている。側板部762に対して室内側に位置する側板部763には、そのY軸方向における略中央部に切欠き763Aが形成されている。取付部765には、ネジ9が挿通される長孔形状(孔形状)の挿通口767がZ軸方向に延びて形成されている。取付部765は、錠受フロント71および裏板部231AによってX軸方向に挟み込まれてネジ9によって共締めされており、この共締めによって戸先縦枠23に取り付けられている。
位置決め部材8は、特に図6に示すように、Z軸方向に延びた位置調整部81と、位置調整部81に連続すると共に、見付け面部233に当接する当接部82とを有している。
位置調整部81は、図4に示すように、錠受フロント71の中間連続部73に対してX軸方向外側の位置に配置されている。位置調整部81は、Z軸方向に沿った長孔形状の調整開口83が形成されていると共に、切欠き763Aを図5に示すようにZ軸方向に移動可能に通って配置されている。調整開口83には、錠受箱76の底板部761に設けられた突部766が配置されている。この位置調整部81は、突部766に対してZ軸方向に間隔を隔てた位置で、調整開口83を通る固定具としてのネジ9Aによって底板部761にネジ止めされている。位置調整部81は、底板部761に螺合するネジ9Aを緩めることでZ軸方向に位置調整可能な状態となり、ネジ9Aを締めることで底板部761に固定された状態となる。なお、位置調整部81のZ軸方向の移動は突部766およびネジ9Aによって案内される。
当接部82は、錠受箱76に対して室外側(見付け面部233側)に配置されている。当接部82は、Y軸方向に延びて形成されており、その室内側の縁部がX軸方向内側に折曲されて平面視略L字状に形成されている。当接部82のY軸方向における略中央部は、位置調整部81のZ軸方向における室内側の端部に連続している。当接部82は、見付け面部233の内面に当接するX軸方向に沿った当接面821を有している。なお、調整開口83は、位置調整部81から当接部82にまでZ軸方向に延びて形成されており、調整開口83のうちZ軸方向における室内側の端部は当接部82に形成されている。このため、当接部82を錠受箱76に対して、Z軸方向により近くに寄せた位置に配置することが可能となっている。
前述した錠受け7は、図7の(A)および図7の(B)に示すように、錠受箱76を縦枠開口230からトロカバー4の内部に挿入し、錠受箱76の戸先縦枠23に対する見込み位置を定めつつ、図7の(C)に示すように、位置決め部材8を錠受箱76に対してZ軸方向に位置調整して当接部82の当接面を821を見付け面部233の内面に当接させる。そして、錠受フロント71、取付部765および裏板部231Aに共締めすることで、図7の(C)に示すように戸先縦枠23に取り付けた取付状態とする。
錠受け7の戸先縦枠23に対する取付後に、位置決め部材8を位置調整する場合には、錠受フロント71を取り外してネジ9Aを緩めて行う。位置調整後、ネジ9Aを締め、錠受フロント71を再び取り付けて取付状態とする。
[変形例]
前記実施形態では、位置決め部材8を用いたが、例えばこれに代えて、図8に示す形状の位置決め部材8Bを用いてもよい。位置決め部材8Bでは、前述した位置調整部81をY軸方向において互いに間隔を隔てた位置に少なくとも二つ有しており、当接部82は、二つの位置調整部81のZ軸方向における室外側の端部に連続して設けられている。この位置決め部材8Bは略コ字状に形成されている。この位置決め部材8Bは、図9に示すように錠受箱76に装着される。図9に示す錠受箱76では、二つの位置調整部81に対応する位置に切欠き763Aが形成されている。また、二つの位置調整部81は、図示していないが、錠受フロント71の中間連続部73および上連続部74に対してZ軸方向外側の位置に配置されており、外部から二つの位置調整部81が見えづらい配置構成となっている。なお、図9では錠受フロント71の図示を省略している。
また、位置決め部材8Bは、二つの位置調整部81を有して構成されているが、例えば、位置調整部81を二つ以上備える位置決め部材を構成してもよい。
前記実施形態では、錠受フロント71は、見込み面部231の縦枠開口230に配置され、錠受フロント71および見込み面部231の内周側の面が面一とされており、これにより、戸先縦枠23と扉体3とのX軸方向のチリ寸法が小さく設定されているが、これと比べて当該チリ寸法が大きいドアを構成してもよい場合には、錠受フロント71は、見込み面部231の内周側の面よりもX軸方向内側に突出して配置されていてもよい。
前記実施形態では、錠受箱76の取付部765における挿通口767は、長孔形状に形成されているが、錠受箱76を戸先縦枠23に対してZ軸方向に位置調整可能であり且つ戸先縦枠23に取付可能であればよく、例えば、Z軸方向における一端が開口したU溝状に形成されていてもよい。
前記実施形態では、錠受箱76には、位置調整部81が通される切欠き763Aが形成されているが、切欠き形状でない孔であってもよい。
前記実施形態では、位置決め部材8の当接部82は、位置調整部81よりもY軸方向に延びて形成されているが、錠受箱76を戸先縦枠23に対してZ軸方向であって室外側に向かう方向に位置決め可能に見付け面部233に当接する構成であればよく、例えば、当接部82は、位置調整部81よりもY軸方向に延出せず、位置調整部81のY軸方向におえる幅寸法と同等以下の寸法であってもよい。
前記実施形態では、位置決め部材8の当接部82の室内側の縁部はX軸方向に折曲された形状とされているが、これに限らず、例えば折曲されずにZ軸方向に沿った形状とされてもよい。
前記実施形態では、位置決め部材8,8Bの位置調整部81は、錠受フロント71の中間連続部73や上連続部74に対してX軸方向外側に配置されており、外部から視認しづらい配置構成とされているが、これに限らず、位置調整部81は各連続部に対してY軸方向に外れた位置に配置されていてもよい。
前記実施形態では、ドア1は、扉体3が室内側に開閉可能にドア枠2に連結されて構成されているが、扉体3が室外側に開閉可能にドア枠2に連結されて構成されていてもよい。また、前記実施形態では、ドア1はホテル客室用ドアであるが、このほか、玄関ドアや勝手口ドアなど各種形態のドアであってもよい。
[発明のまとめ]
本発明のドアは、少なくとも縦枠を有する枠体と、前記枠体に対して室内側または室外側に開閉可能に連結された扉体と、前記扉体を前記縦枠に係合する錠装置とを備えるドアであって、前記縦枠は、縦枠開口が形成される見込み面部と、前記見込み面部に対して前記縦枠の見付け方向外側に配置される見付け面部とを有し、前記縦枠には、前記錠装置の錠受けが装着され、前記錠受けは、前記縦枠開口に配置される錠受フロントと、前記縦枠に対して見込み方向に位置調整可能に取り付けられる錠受箱と、前記錠受箱を見込み方向に位置決めする位置決め部材とを備え、前記位置決め部材は、前記錠受箱に対して見込み方向に位置調整可能に固定されると共に前記見付け面部に対して見込み方向に当接することを特徴とする。
本発明のドアによれば、錠受箱が縦枠に対して見込み方向に位置調整可能に構成されるので、錠受箱に挿入されるラッチボルトなどに対する見込み位置を調整できるうえ、錠受箱に対して見込み方向に位置調整することで位置決め部材を縦枠の見付け面部に当接させることができ、このため、ドアを閉めた状態で加えられる衝撃などに起因する見込み方向の力が錠受箱に加わることによって錠受箱の位置が見込み方向にズレてしまうことを抑制できる。
また、位置決め部材は、その見込み位置を調整することで錠受箱に寄せた位置にも配置できるので、例えば位置決め部材のない錠受けに代えて本発明の錠受けを縦枠に取り付ける際に、位置決め部材が邪魔とならずに容易に取り付けられる。
本発明のドアでは、前記見込み面部には、前記縦枠開口に対して前記縦枠の見付け方向外側に配置される裏板部が設けられ、前記錠受箱は、前記錠受フロントおよび前記裏板部に挟み込まれて固定具によって共締めされる取付部が形成されてもよい。
このような構成によれば、縦枠の見込み面部に設けられた裏板部が、前述した縦枠開口に対して縦枠の見付け方向外側に配置されるので、錠受フロントを縦枠の見付け方向外側に寄せて配置することが可能となり、これにより、縦枠と扉体とのチリ寸法を小さくできる。また、錠受箱の取付部が、前述した裏板部および縦枠開口に配置される錠受フロントに挟み込まれて共締めされるので、錠受箱を強固に固定でき、当該錠受箱に見込み方向の位置ズレが生じ難い構成にできる。
本発明のドアでは、前記取付部は、固定具が挿通される孔形状の挿通口が見込み方向に延びて形成されてもよい。
このような構成によれば、挿通口が孔形状であるので、例えば、挿通口が見込み方向に開口した溝形状に形成される場合と比べて、錠受箱が見込み方向に外れるおそれをなくし得て、防犯上、より好ましい構成にできる。
本発明のドアでは、前記錠受箱は、少なくとも底板部および見込み方向における左右の側板部を有し、前記左右一方の側板部には、切欠きが形成され、前記位置決め部材は、見込み方向に延びた位置調整部と、前記位置調整部に連続すると共に、前記縦枠の前記見付け面部に当接する当接部とを有し、前記位置調整部は、見込み方向に沿った調整開口が形成されていると共に、前記切欠きを見込み方向に通って配置され、前記当接部は、見込み方向において前記錠受箱に対して前記見付け面部側に配置され、前記錠受箱の底板部には、前記位置調整部を固定する固定具が前記調整開口を通って螺合してもよい。
このような構成によれば、位置調整部を固定する固定具を緩めた状態とすることで、位置調整部を見込み方向に移動でき、錠受箱よりも縦枠の見付け面部側に配置されている当接部の見込み位置を当該錠受箱に対して位置調整できる。また、位置調整部を固定する固定具を締めることで、位置調整部を底板部に固定でき、これにより、位置決め部材の当接部を縦枠の見付け面部に当接した状態として錠受箱を設置することができる。
本発明のドアでは、前記錠受箱は、その上部および下部のそれぞれにおいて前記縦枠に取り付けられ、前記当接部は、上下方向に延びて形成されてもよい。
このような構成によれば、位置決め部材を錠受箱に対して不動に固定し且つ上下方向に延びて形成された当接部を縦枠の見付け面部に当接させた状態とすることで、錠受箱が上下方向に対して多少傾いて上下の取付部の縦枠に対する取付位置が所望の取付位置から見込み方向にズレてしまうことを抑制できる。
本発明のドアでは、前記位置決め部材は、前記位置調整部を上下方向において互いに間隔を隔てた位置に少なくとも二つ有し、前記当接部は、少なくとも二つの前記位置調整部に連続して設けられてもよい。
このような構成によれば、上下方向に互いに間隔を隔てた位置に少なくとも二つの位置調整部があるので、位置決め部材が錠受箱に対して傾くおそれを、より低減できる。
本発明のドアでは、前記錠受フロントは、フロント開口と、見込み方向に連続する連続部を有し、前記位置調整部は、前記連続部の位置に対して見付け方向外側の位置に配置されてもよい。
このような構成によれば、位置調整部には錠受箱の内部に配置される部分があり、この部分が外部からみえてしまうおそれがあるが、当該位置調整部は、錠受フロントの連続部に対して見付け方向外側の位置に配置されるので、位置調整部の前述した部分が外部からみえてしまうおそれを低減できて、意匠性を向上し得る。
1…ドア、2…ドア枠(枠体)、21…上枠、22…下枠、23…戸先縦枠、230…縦枠開口、231…見込み面部、231A…裏板部、231B…裏板部材、232…戸当り部、232A…凹溝、232B…気密材、233…見付け面部、234…枠部、234A…内周面部、234B…室外見付け面部、234C…見込み部、235…外周見込み面部、24…吊元縦枠、25…丁番、3…扉体、4…トロカバー、5…錠装置、6…シリンダ錠、61…鍵部、62…ハンドル部、7…錠受け、71…錠受フロント、72…フロント開口、73…中間連続部、74…上連続部、75…下連続部、76…錠受箱、761…底板部、762,763…側板部、763A…切欠き、764…端板部、765…取付部、766…突部、767…挿通口、8,8B…位置決め部材、81…位置調整部、82…当接部、821…当接面、83…調整開口、9,9A…ネジ。

Claims (7)

  1. 少なくとも縦枠を有する枠体と、前記枠体に対して室内側または室外側に開閉可能に連結された扉体と、前記扉体を前記縦枠に係合する錠装置とを備えるドアであって、
    前記縦枠は、縦枠開口が形成される見込み面部と、前記見込み面部に対して前記縦枠の見付け方向外側に配置される見付け面部とを有し、
    前記縦枠には、前記錠装置の錠受けが装着され、
    前記錠受けは、前記縦枠開口に配置される錠受フロントと、前記縦枠に対して見込み方向に位置調整可能に取り付けられる錠受箱と、前記錠受箱を見込み方向に位置決めする位置決め部材とを備え、
    前記位置決め部材は、前記錠受箱に対して見込み方向に位置調整可能に固定されると共に前記見付け面部に対して見込み方向に当接する
    ことを特徴とするドア。
  2. 請求項1に記載のドアにおいて、
    前記見込み面部には、前記縦枠開口に対して前記縦枠の見付け方向外側に配置される裏板部が設けられ、
    前記錠受箱は、前記錠受フロントおよび前記裏板部に挟み込まれて固定具によって共締めされる取付部が形成される
    ことを特徴とするドア。
  3. 請求項2に記載のドアにおいて、
    前記取付部は、固定具が挿通される孔形状の挿通口が見込み方向に延びて形成される
    ことを特徴とするドア。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のドアにおいて、
    前記錠受箱は、少なくとも底板部および見込み方向における左右の側板部を有し、
    前記左右一方の側板部には、切欠きが形成され、
    前記位置決め部材は、見込み方向に延びた位置調整部と、前記位置調整部に連続すると共に、前記縦枠の前記見付け面部に当接する当接部とを有し、
    前記位置調整部は、見込み方向に沿った調整開口が形成されていると共に、前記切欠きを見込み方向に通って配置され、
    前記当接部は、見込み方向において前記錠受箱に対して前記見付け面部側に配置され、
    前記錠受箱の底板部には、前記位置調整部を固定する固定具が前記調整開口を通って螺合する
    ことを特徴とするドア。
  5. 請求項4に記載のドアにおいて、
    前記錠受箱は、その上部および下部のそれぞれにおいて前記縦枠に取り付けられ、
    前記当接部は、上下方向に延びて形成される
    ことを特徴とするドア。
  6. 請求項4に記載のドアにおいて、
    前記位置決め部材は、前記位置調整部を上下方向において互いに間隔を隔てた位置に少なくとも二つ有し、
    前記当接部は、少なくとも二つの前記位置調整部に連続して設けられる
    ことを特徴とするドア。
  7. 請求項4から請求項6のいずれか一項に記載のドアにおいて、
    前記錠受フロントは、フロント開口と、見込み方向に連続する連続部を有し、
    前記位置調整部は、前記連続部の位置に対して見付け方向外側の位置に配置される
    ことを特徴するドア。
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