JP2023146276A - Molding device and molding device unit - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、造形装置及び造形装置ユニットに関する。 The present invention relates to a modeling device and a modeling device unit.
従来、溶接用のマニピュレータ(ロボットアーム)を用いて溶融させた金属を積層することによって立体的な造形物を製造する、いわゆるWAAM(Wire Arc Additive Manufacturing)方式と呼ばれる造形手法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この造形手法では、MIG/MAG溶接等のようにワイヤ状の溶接金属を外部から供給し、ロボットアームを台車やクレーン、リフター等の搬送装置によって移動させることで、比較的に大型の造形が可能である。
Conventionally, a modeling method called the WAAM (Wire Arc Additive Manufacturing) method is known, which manufactures three-dimensional objects by layering molten metal using a welding manipulator (robot arm). For example, see Patent Document 1).
With this modeling method, wire-shaped weld metal is supplied from the outside, as in MIG/MAG welding, and the robot arm is moved by a transport device such as a trolley, crane, or lifter, making it possible to create relatively large-sized objects. It is.
しかしながら、上記の造形手法では、造形可能なサイズが搬送装置の可動範囲に限定される。例えば天井クレーンを使用してロボットアームを移動させる場合、造形物の高さは天井クレーンの設置高さ未満に限定される。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、従来に比べて大型の造形を可能にすることを目的とする。
However, in the above-described modeling method, the size that can be modeled is limited to the movable range of the transport device. For example, when an overhead crane is used to move a robot arm, the height of the object is limited to less than the installation height of the overhead crane.
The present invention has been made in view of the above-mentioned circumstances, and an object of the present invention is to enable larger-sized modeling than conventional ones.
本発明に係る造形装置は、
壁面に吸着して移動可能な移動機構と、
金属を積層可能な金属積層機構と、
を備える構成とした。
The modeling device according to the present invention includes:
A moving mechanism that can be moved by adhering to a wall surface,
A metal lamination mechanism capable of laminating metal;
The configuration includes:
本発明によれば、従来に比べて大型の造形が可能になる。 According to the present invention, it is possible to produce larger-sized objects than in the past.
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。 Embodiments of the present invention will be described in detail below with reference to the drawings.
[造形システムの構成]
図1は、本実施形態に係る造形システム1を示す概念図である。
この図に示すように、造形システム1は、造形ロボット10により金属製の立体造形物を作製するためのものである。具体的に、造形システム1は、造形ロボット10と、ワイヤ送給機5と、制御装置4とを備える。
[Building system configuration]
FIG. 1 is a conceptual diagram showing a
As shown in this figure, the
図2は、造形ロボット10の斜視図である。
この図に示すように、造形ロボット10は、溶融させた金属を積層することで立体的な造形物を作製する、いわゆるWAAM方式(Wire Arc Additive Manufacturing)による三次元造形装置である。
なお、以下の構成の説明では、互いに直交するXYZの各方向を、各図に示すとおり設定する。一例として、XY平面が水平、Z方向が鉛直方向となっている。
FIG. 2 is a perspective view of the
As shown in this figure, the
In the following description of the configuration, the mutually orthogonal X, Y, and Z directions are set as shown in each figure. As an example, the XY plane is horizontal and the Z direction is vertical.
具体的に、造形ロボット10は、車体11と、車体11上に搭載された造形機構30とを備える。
車体11は、本発明に係る移動機構の一例であり、造形機構30を搭載するフレーム12と、これを支持する4つの車輪18とを備える。
各車輪18(車輪本体)は、球状(球殻状)に形成され、フレーム12に設けられた回動支持部13により回転可能に支持されている。各回動支持部13の外側には、各車輪18を回転駆動させる駆動部16が固定されている。駆動部16は、例えばギアモータ(ギアードモータ)で構成され、車輪18に連結されている。そして、駆動部16が作動することにより、車輪18を回転させることができる。この回転により、造形ロボット10は、任意の面上を走行することができる。
なお、車輪18の配置数は、本実施形態では4つであるが、これに限定されない。
Specifically, the
The
Each wheel 18 (wheel main body) is formed in a spherical shape (spherical shell shape), and is rotatably supported by a
In addition, although the number of
また、各車輪18には電磁石19(磁力発生手段)が内蔵されている。電磁石19は、移動のための車輪18(外殻)の回転とは独立してその磁極方向(吸引力発生方向)を変更可能なように構成されている。このような電磁石19により、車輪18の接地面に垂直な方向に磁力(吸引力)を発生させ、走行のためのトラクションが得られる。さらには、車輪18を金属製の壁面に吸着させて、当該壁面上を移動できる。なお、各車輪18に内蔵される磁力発生手段は、磁極方向を変更可能であれば電磁石に限定されず、例えば永久磁石等であってもよい。
Further, each
造形機構30は、車体11のフレーム12上に搭載されている。造形機構30は、本発明に係る金属積層機構の一例であり、トーチ34と、トーチ34を変位可能に支持する変位機構35とを備える。
トーチ34は、アーク放電により金属製のワイヤ(溶加材)Wを溶融する作業ツールである。造形ロボット10(造形機構30)は、MIG、MAG、TIG等の溶接方式により、トーチ34で金属製のワイヤWを溶融して積層していくことで、金属製の立体造形物を作製する。
The
The
変位機構35は、第1移動機構351と、第2移動機構352と、第3移動機構353と、回動機構(角度調整機構)354とを有する。
第1移動機構351は、トーチ34を車体11に対して、Y方向に移動させる機構である。
The
The
第1移動機構351には、第2移動機構352が連結されている。第2移動機構352は、トーチ34を車体11に対して、X方向に移動させる機構である。
第2移動機構352には、第3移動機構353が連結されている。第3移動機構353は、トーチ34を車体11に対して、上下方向(Z方向)に移動させる機構である。
A
A
第3移動機構353には、回動機構354が連結されている。回動機構354は、連結部355を介してトーチ34と連結されている。この回動機構354は、トーチ34を車体11に対して水平軸回りに回動させる機構である。
このような構成の変位機構35により、トーチ34の位置および姿勢を適宜変更することができる。
A
With the
図3は、トーチ34の先端部周辺を示す図である。
この図に示すように、トーチ34には、連結部材371を介して、撮像部37が連結、支持されている。撮像部37は、例えばCMOSカメラやCCDカメラ等で構成され、トーチ34およびワイヤWを含む撮影対象を撮像し、その画像情報を取得する。取得された画像情報は制御装置4に送信される。本実施形態の撮像部37は、造形ロボット10の進行方向(例えば、-Y方向)側の斜め上方から、トーチ34周辺の溶融部(ワイヤWが溶融している部分)を撮影する。
また、トーチ34には、レーザ光照射部39も支持されている。レーザ光照射部39は、溶融部周辺に向けてレーザ光LBを照射する。本実施形態のレーザ光照射部39は、トーチ34とX方向で同じ位置に、トーチ34のY方向に隣り合って配置されている。これにより、レーザ光照射部39からのレーザ光LBは、その中心がトーチ34とX方向で同じ位置で照射される。また、本実施形態のレーザ光照射部39は、レーザ光LBとして、X方向に沿ったラインレーザ光を照射するよう構成されている。これにより、撮像部37で成形済みの金属等の形状を正確に検出することができる。
FIG. 3 is a diagram showing the vicinity of the tip of the
As shown in this figure, an
Further, the
図4は、造形システム1の概略の制御構成を示すブロック図である。
この図に示すように、造形ロボット10は、上記構成のほか、通信部101と、制御部102と、位置計測装置110とを有する。
通信部101は、制御装置4との間で各種情報を送受信可能な通信デバイスである。具体的に、通信部101は、制御装置4から送信されてきた信号を受信したり、撮像部37が取得した画像情報等を制御装置4に送信したりする。
制御部102は、例えば制御装置4からの動作指令や所定の動作プログラムに基づいて、造形ロボット10の各部の動作を制御する。
FIG. 4 is a block diagram showing a schematic control configuration of the
As shown in this figure, the
The
The
位置計測装置110は、造形ロボット10自身の位置を計測するものである。位置計測装置110の具体構成は特に限定されず、例えば、GNSS(衛星測位システム)を利用するものでもよい。あるいは、走行方向を計測するセンサ(慣性計測装置等)と走行距離センサとを用い、微少時間に走行した方向と距離とを逐次積算して位置を計測するものでもよいし、作業エリアの各所に配置されたリフレクタ(マーカ)を光学センサで検出して、予め設定されているリフレクタの配置情報と照合することで造形ロボット10の位置を計測するものや、レーザ光LBを撮像部37で撮影した結果を画像処理することで得た金属成形物の位置を基準にして造形ロボット10の位置を算出するもの等でもよい。
The
制御装置4は、例えばパーソナルコンピュータで構成される。制御装置4は、造形ロボット10及びワイヤ送給機5と電気的に接続されており、造形システム1各部の動作を統括的に制御する。なお、「電気的な接続」とは、無線による接続、有線による接続のいずれもでもよい。
具体的に、制御装置4は、CPU41と、記憶部42と、通信部43と、入力部44と、表示部45とを有する。
The
Specifically, the
CPU41は、入力部44の操作内容等に基づいて制御装置4の各部を動作させたり、記憶部42に予め記憶されているプログラムを展開し、展開されたプログラムと協働して各種処理を実行したりする。
記憶部42は、RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)等により構成されるメモリであり、各種のプログラム及びデータを記憶するとともに、CPU41の作業領域としても機能する。本実施形態の記憶部は、後述の造形処理を実行するためのプログラムを記憶している。
The
The
通信部43は、造形ロボット10及びワイヤ送給機5との間で各種情報を送受信可能な通信デバイスである。
入力部44は、ユーザが制御装置4を動作させるための各種操作を行う操作手段であり、例えばマウス等のポインティングデバイスやキーボードを含む。
表示部45は、例えば液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイその他のディスプレイで構成され、CPU41からの表示信号に基づいて各種情報を表示する。本実施形態の表示部45は、撮像部17で撮像された画像等を表示する。なお、表示部45は、入力部44の一部を兼ねるタッチパネルであってもよい。
The
The
The
ワイヤ送給機5は、造形ロボット10に対し、その移動に追従しながらワイヤW、電力及びガスを供給する移動ロボットである。ワイヤ送給機5は、十分な長さのワイヤWを、例えばワイヤリール(図示省略)に巻回された状態で保持している。また、ワイヤ送給機5は、所定長さ(例えば最大約10m)のケーブルC1で造形ロボット10と連結されるとともに、十分な長さ(例えば最大数十m)のケーブルC2で電力ガス供給源(図示省略)と連結されている(図1参照)。そして、ワイヤ送給機5は、ケーブルC2を通じて電力ガス供給源から電力及びガスの供給を受け、ケーブルC1を通じてワイヤW、電力及びガスを造形ロボット10に供給する。
ただし、ワイヤ送給機5は、造形ロボット10とは独立して移動可能であって、少なくともワイヤWを造形ロボット10に供給できるものであればよい。
The
However, the
具体的に、ワイヤ送給機5は、制御部51と、駆動部53と、通信部54とを有する。
制御部51は、例えば制御装置4又は造形ロボット10からの動作指令に基づいて、ワイヤ送給機5の各部の動作を制御する。
駆動部53は、車輪531(図1参照)を回転駆動させてワイヤ送給機5を移動させるものである。なお、ワイヤ送給機5の車輪531は、造形ロボット10の車輪18と同様に、壁面に吸着してトラクションを得られるように構成されるのが好ましい。
通信部54は、制御装置4又は造形ロボット10との間で各種情報を送受信可能な通信デバイスである。
なお、ワイヤ送給機5は、例えば制御装置4又は造形ロボット10からの指令に基づいて、ワイヤW、電力及びガスの少なくとも1つの供給量を制御できるように構成されていてもよい。
Specifically, the
The
The
The
Note that the
[造形動作]
続いて、造形システム1が立体造形を行うときに実行される造形処理について説明する。
図5及び図6は、この造形処理を説明するための図である。
造形処理は、例えばユーザ操作に基づいて、制御装置4のCPU41が記憶部42から該当プログラムを読み出して展開することで実行される。
[Building motion]
Next, the modeling process executed when the
5 and 6 are diagrams for explaining this modeling process.
The modeling process is executed, for example, by the
造形処理が実行されると、まず制御装置4のCPU41は、ユーザ操作に基づいて、造形ロボット10の移動経路と、当該移動経路におけるワイヤWの溶融(積層)タイミングとを設定する。
ここでは、ユーザが所望の造形物の形状データ(例えば三次元CADデータ)を入力すると、CPU41が当該形状データを解析して移動経路及び溶融タイミングを設定し、そのデータを記憶部42に記憶させる。
When the modeling process is executed, the
Here, when the user inputs shape data (for example, three-dimensional CAD data) of a desired object, the
次に、CPU41は、設定された造形ロボット10の移動経路及び溶融タイミングに基づいて、造形ロボット10を動作させる。
造形ロボット10の制御部102は、制御装置4から送信された動作指令に基づいて各部を動作させる。これにより、造形ロボット10は、設定された移動経路に沿って移動しながら、トーチ34の先端(下端)から下方にワイヤWを供給しつつ当該ワイヤWを溶融して積層させ、立体造形を行う。造形ロボット10の位置は、位置計測装置110で取得されて制御装置4に送信される。このとき、ワイヤ送給機5は、造形ロボット10からケーブルC1の長さ範囲内に位置するように適宜移動しながら、ワイヤW、電力及びガスを造形ロボット10に供給する。
Next, the
The
ここで、円筒状の造形物を作製する場合の造形ロボット10の動作について具体的に説明する。
図5(a)に示すように、まず造形ロボット10は、例えば基板S上で円を描くように走行しながら、ワイヤWの溶融・積層を行うことで、溶融されたワイヤWが固化した金属成形物Mが円状に形成されていく。金属成形物Mに径方向の厚みを持たせる場合には、造形ロボット10が異なる半径の円を描くように移動すればよい。
Here, the operation of the
As shown in FIG. 5(a), first, the
積層を繰り返して、金属成形物Mの高さがトーチ34の上下方向の可動範囲を超えたら、図5(b)に示すように、造形ロボット10は、車輪18を壁面に吸着させ、壁面を走行しながら金属成形物Mの上面をさらに造形していく。造形ロボット10の高さ位置がケーブルC1の長さを超える場合には、図6(a)に示すように、ワイヤ送給機5も車輪531を壁面に吸着させて壁面を走行させればよい。
これにより、図6(b)に示すように、大型・長大な円筒状の造形物であっても好適にこれを造形することができる。
When the height of the metal molded object M exceeds the vertical movable range of the
Thereby, as shown in FIG. 6(b), even a large and elongated cylindrical object can be suitably formed.
なお、造形ロボット10が造形可能な形状は円筒状に限定されない。造形ロボット10が曲面上を走行可能であれば曲面形状も自由に造形可能であるし、トーチ34を伸ばして届く範囲であれば走行困難な形状でも造形できる。
また、造形ロボット10の具体的な運用手法は特に限定されず、例えば巨大な造形物等は複数台の造形ロボット10で分担して造形してもよい。
Note that the shape that the
Further, the specific operating method of the
[本実施形態の技術的効果]
以上のように、本実施形態によれば、造形ロボット10が、壁面に吸着して移動可能な車体11と、金属を積層可能な造形機構30とを備えている。
これにより、溶接ツール(ロボットアーム)を台車やクレーン、リフター等の搬送装置で移動させていた従来と異なり、搬送装置の可動範囲に起因する造形サイズの制限が無くなる。したがって、従来に比べて大型の造形が可能になる。
[Technical effects of this embodiment]
As described above, according to the present embodiment, the
As a result, unlike the conventional method in which the welding tool (robot arm) is moved by a transport device such as a trolley, crane, or lifter, there is no longer a limitation on the molding size due to the movable range of the transport device. Therefore, it is possible to create a larger size than in the past.
また、本実施形態によれば、造形ロボット10とは独立して移動可能なワイヤ送給機5から造形ロボット10にワイヤW等を供給させている。
これにより、造形ロボット10自体にワイヤWを搭載する必要が無く、ワイヤ送給機5に造形ロボット10を追従させてワイヤW等を供給させることができる。したがって、造形ロボット10にワイヤWを送給するケーブルC1は、内部を通るワイヤWの摩擦等の理由から無制限に長くはできないところ、ワイヤ送給機5を独立して移動可能に構成することで、造形ロボット10の移動範囲、ひいては造形サイズの範囲を拡大することができる。
Further, according to the present embodiment, the wire W and the like are supplied to the
Thereby, there is no need to mount the wire W on the
[その他]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限られない。
例えば、上記実施形態では、制御装置4が造形ロボット10の動作を制御することとしたが、造形ロボット10の制御方法は特に限定されない。造形ロボット10がプログラム等により自律動作することとしてもよいし、オペレータに遠隔操作されることとしてもよい。遠隔操作される場合、造形ロボット10の撮像部17で撮影されたトーチ34周辺の溶接部の画像を表示部45にリアルタイム表示させてオペレータに見せるのがよい。
[others]
Although the embodiments of the present invention have been described above, the present invention is not limited to the above embodiments.
For example, in the embodiment described above, the
また、上記実施形態では、球状の車輪18を磁力により地面(壁面)に吸着させることとしたが、車輪18の形状や吸着力の種類等は特に限定されない。例えば、車輪18の形状・構造が樽状であったり一般的なゴムタイヤ等であったりしてもよいし、車輪18表面の粘着力によって面に吸着するものであってもよい。ワイヤ送給機5の車輪531についても同様である。
Further, in the above embodiment, the
また、上記実施形態では、造形ロボット10の位置が、造形ロボット10自体に搭載された位置計測装置110によって取得されることとしたが、例えば車外に設置された計測装置によって取得されてもよい。
Further, in the above embodiment, the position of the
また、上記実施形態では、ワイヤ送給機5が電力ガス供給源から電力及びガスを供給されることとしたが、例えばワイヤ送給機5に電源バッテリやガスボンベを搭載させ、ここから造形ロボット10に電力及びガスを供給させてもよい。あるいは、ワイヤ送給機5自体に、ワイヤW、電源及びガスの少なくとも1つを搭載させ、それ以外が外部の供給源から供給されることとしてもよい。
また、ワイヤ送給機5の具体構成も特に限定されない。例えば、円弧状に動作する造形ロボット10との間でケーブルC1を捻じらないようにターンテーブル状に回転可能なものであってもよいし、造形ロボット10の高さ位置に追従しやすいように昇降機構を有するものなどであってもよい。
Further, in the above embodiment, the
Further, the specific configuration of the
また、上記実施形態では、金属を積層可能な金属積層機構の一例として、いわゆるWAAM方式による造形が可能な造形機構30を挙げて説明した。しかし、本発明に係る金属積層機構はこのような造形機構に限定されず、例えば粉末又は液体樹脂をレーザ等で硬化させる手法等、3Dプリンタに採用されている手法のもの等を好適に採用できる。
また、本発明に係る造形装置は、造形物をゼロから作製するものに限定されず、例えば陥没した孔部等を造形的に補修するものにも好適に適用できる。
Further, in the embodiment described above, the
Moreover, the modeling apparatus according to the present invention is not limited to one that produces a modeled object from scratch, but can also be suitably applied to, for example, one that repairs a sunken hole or the like.
その他、上記実施形態で示した細部は、発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。 In addition, the details shown in the above embodiments can be changed as appropriate without departing from the spirit of the invention.
1 造形システム
4 制御装置
5 ワイヤ送給機(ワイヤ送給装置)
10 造形ロボット(造形装置)
11 車体(移動機構)
12 フレーム
18 車輪
19 電磁石(磁力発生手段)
30 造形機構(金属積層機構)
34 トーチ
41 CPU
531 車輪
C1 ケーブル
C2 ケーブル
M 金属成形物
W ワイヤ
1
10 Modeling robot (modeling device)
11 Vehicle body (moving mechanism)
12
30 Modeling mechanism (metal lamination mechanism)
34
531 Wheel C1 Cable C2 Cable M Metal molding W Wire
Claims (5)
金属を積層可能な金属積層機構と、
を備える造形装置。 A moving mechanism that can be moved by adhering to a wall surface,
A metal lamination mechanism capable of laminating metal;
A modeling device equipped with.
請求項1に記載の造形装置。 The metal lamination mechanism melts metal wires with a torch and laminates them.
The modeling apparatus according to claim 1.
請求項1又は請求項2に記載の造形装置。 The moving mechanism has wheels formed in a spherical shape.
The modeling apparatus according to claim 1 or claim 2.
請求項3に記載の造形装置。 The wheel has built-in magnetic force generating means that can change the magnetic pole direction.
The modeling apparatus according to claim 3.
前記造形装置とは独立して移動可能に構成され、金属製のワイヤを収容して前記造形装置に供給するワイヤ送給装置と、
を備える造形装置ユニット。 The modeling device according to any one of claims 1 to 4,
a wire feeding device that is configured to be movable independently of the modeling device, accommodates a metal wire, and supplies the metal wire to the modeling device;
A modeling device unit comprising:
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