JP2023136539A - printer - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、プリンターに関する。 The present invention relates to a printer.
従来、特許文献1に示すように、インク導入管を備えたインクタンクと、インク導入管を封止可能なキャップ部材と、インクタンクの上方を覆うタンクカバーと、を備えたプリンターが知られている。 Conventionally, as shown in Patent Document 1, a printer is known that includes an ink tank having an ink introduction tube, a cap member capable of sealing the ink introduction tube, and a tank cover that covers the top of the ink tank. There is.
特許文献1に記載のプリンターでは、キャプ部材を開閉するための回動軸の延在方向、及びタンクカバーを開閉するための回動軸の延在方向は、印刷媒体の排出方向と垂直な方向である。しかしながら、ユーザーによっては、キャップ部材及びタンクカバーの開閉方向を従来とは異なる方向にした方が使い勝手がよくなる場合がある。 In the printer described in Patent Document 1, the extending direction of the rotating shaft for opening and closing the cap member and the extending direction of the rotating shaft for opening and closing the tank cover are perpendicular to the print medium discharge direction. It is. However, depending on the user, it may be more convenient to open and close the cap member and the tank cover in a direction different from the conventional direction.
プリンターは、インクが収容されたボトルから前記インクが補充されるインクタンクを備えたプリンターであって、前記インクタンクの上面を覆うカバー部材を備え、前記カバー部材は、第1回動軸を中心に前記インクタンクに対して回動可能であり、前記第1回動軸が延在する方向は、前記プリンターにおいて印刷される紙の排出方向と平行である。 The printer includes an ink tank that is replenished with ink from a bottle containing the ink, and includes a cover member that covers the top surface of the ink tank, and the cover member is configured to rotate about a first rotation axis. The first rotating shaft extends parallel to the direction in which paper printed in the printer is discharged.
1.第1実施形態
まず、プリンター10の構成について説明する。図1はプリンター10の外観を示し、図2はプリンター10において蓋部16の開き状態を示し、図3はプリンター10において媒体P(例えば、紙)の排出状態を示す。
以下、各図において、X軸、Y軸、及びZ軸を示す。X軸、Y軸、及びZ軸は互いに直交する。Z軸は、上下方向に延びる軸である。X軸、及びY軸は、水平面に平行である。プリンター10が、XY平面(水平面)に設置された状態において、Z軸に沿った方向は上下方向であり、+Z方向は上方向であり、-Z方向は下方向である。また、プリンター10において、Y軸に沿った方向が前後方向であり、+Y方向側が前方向(手前側、正面側)であり、-Y方向側が後ろ方向(奥側)である。また、プリンター10において、X軸に沿った方向が左右方向(幅方向)であり、-X方向は左側であり、+X方向は右側である。
1. First Embodiment First, the configuration of the
Hereinafter, in each figure, the X axis, Y axis, and Z axis are shown. The X-axis, Y-axis, and Z-axis are orthogonal to each other. The Z-axis is an axis extending in the vertical direction. The X-axis and Y-axis are parallel to the horizontal plane. When the
図1に示すように、プリンター10は、液体としてのインクを媒体Pに噴射して印刷を行うインクジェットプリンターである。
プリンター10は、インクを噴射するインク噴射ヘッド(図示せず)と、当該インク噴射ヘッドを含む印刷機構部(図示せず)と、を含む。印刷機構部は、キャリッジ、当該キャリッジの移動や媒体Pを搬送するための駆動モーター等を含む機構である。インク噴射ヘッドは、X軸に沿った方向に移動可能なキャリッジに搭載され、X軸に沿った方向を往復移動しながら、+Y方向に搬送される媒体Pに対してインクを噴射し、媒体P上に画像を形成(印刷)する。印刷機構部の上方は蓋部16によって覆われる。
As shown in FIG. 1, the
The
プリンター10は、装置本体12を備える。装置本体12は、略直方体状の筐体13と、筐体13上に配置される原稿読取装置14とを備える。原稿読取装置14は、読取用の原稿が載置される透明なガラス等からなる水平な原稿載置面15と、その原稿載置面15を覆うことが可能な蓋部16とを備える。
蓋部16は、原稿載置面15を上方から覆う閉じ状態(図1)と、その閉じ状態から開いて原稿載置面15の上方域を開放する開き状態(図2)との間で、X軸を回動中心にして開閉動作可能に設けられる。本実施形態の蓋部16は、ADF(Auto Document Feeder)であり、原稿を給送するための給送口16aが設けられる。給送口16aから原稿を供給することで容易にコピーや読み取り処理等を行うことができる。
The
The
また、原稿読取装置14は、X軸を回動中心にして開閉動作可能に設けられる。原稿読取装置14が開き状態とされた場合、ユーザーは、メンテナンス等のために、筐体13内に手を差し入れることが可能となる。
Further, the
X軸に沿った方向においては、筐体13の長さと蓋部16の長さとは略同一である。Y軸に沿った方向においても、筐体13の長さは蓋部16の長さと略同一であるが、筐体13のインクタンクユニット100が設けられた位置における長さは蓋部16の長さよりも長い。
In the direction along the X-axis, the length of the
筐体13の外面において、装置本体12の手前側には、内部から媒体Pを排出するための排出口18が設けられる。媒体Pは+Y方向に搬送され、排出口18を介して外部に排出される。排出口18の下部には、筐体13内から+Y方向に向けて排出される媒体Pを支持するためのスタッカー19が設けられる。スタッカー19は、図3に示すように、筐体13内部から+Y方向に移動可能に構成され、スタッカー19は媒体Pが排出される際に+Y方向に移動し、媒体Pを支持する。
また、スタッカー19の-Z方向には、用紙カセット11が設けられる。本実施形態では、Z軸に沿った方向に2つの用紙カセット11が配置される。用紙カセット11には、印刷を行う媒体Pが堆積した状態で収容される。用紙カセット11は、装置本体12に対して着脱可能に構成される。
On the outer surface of the
Further, a
また、筐体13の+Y方向端部の前面17には、ユーザーによって操作される操作部20が設けられる。操作部20は、X軸に沿う方向が長手方向となる横長のパネルであり、プリンター10をオン又はオフする際に操作される電源ボタン21や各種の操作情報を入力する際に操作される操作ボタン22や操作状態等を表示する表示パネル23(例えば、液晶パネル)が設けられる。
Furthermore, on the
インクタンクユニット100は、プリンター10の正面側に配置される。インクタンクユニット100は、装置本体12における筐体13の前面17のうち幅方向で排出口18と隣り合う位置に配置される。インクタンクユニット100は、インク噴射ヘッドにインクを供給するものである。インクタンクユニット100は、インクタンク30等を含む。インクタンク30は、インクを収容可能な容器である。本実施形態のインクタンク30(インクタンクユニット100)は、プリンター10を正面(-Y方向)に見た場合に排出口18に対して左側に配置される。インクタンク30は、筐体13の前面17よりも前方側(+Y方向)に突出するように設けられる。すなわち、インクタンク30は、装置本体12を構成する筐体13の外部領域にインクの収容空間を確保している。
The
プリンター10には、インクタンク30内のインクレベルを外部から視認可能な視認窓24を備える。視認窓24は、筐体13を貫通する貫通孔でもよいし、筐体13を透明または半透明で形成した構成でもよい。また、視認窓24は、インクの上限レベル、下限レベルや中間レベルを示す表示部を備えた構成でもよい。なお、インクタンク30の視認窓24に対応する部分は、透明または半透明に形成される。また、インクタンク30にインクレベルを示す表示部を備えた構成でもよい。本実施形態の視認窓24は、プリンター10を正面に見た場合、インクタンク30の手前側(+Y方向)に配置される。これにより、プリンター10の外部からインクタンク30に収容されるインク量を容易に確認できる。
The
次に、インクタンクユニット100の構成について説明する。
図3及び図4に示すように、インクタンクユニット100は、インクタンク30と、インクタンク30の上面を覆うカバー部材25と、を備える。カバー部材25と筐体13とはヒンジ部26で連結され、カバー部材25は、インクタンク30に対して回動可能である。カバー部材25は、椀状の蓋体である。カバー部材25は、ユーザーが手指を掛けて操作することでインクタンク30の上面を覆う閉状態(図3)とインクタンク30の上面を開放する開状態(図4)とに、回動可能に構成される。本実施形態のヒンジ部26は、筐体13の-X方向端部であり、インクタンク30の-X方向側に配置される。
Next, the configuration of the
As shown in FIGS. 3 and 4, the
そして、図5に示すように、インクタンク30は、カバー部材25を開状態にしたとき、インクが収容されたボトルBTからインク注入口31(図6B)を介してインクタンク30にインクを補充することができる。なお、インクの補充、インクの注入とは、プリンター10のセットアップ時に空のインクタンク30にインクを充填することや、インクタンク30のインクレベルにおいてインクの補充が必要となる下限レベルになりインクを再充填することを含む。更には、インクタンク30のインクが下限レベルより上であっても、インクを追加してインクの量を増やすことや、上限レベル(満杯)までインクの量を増やすことのみならず、必ずしも上限レベル(満杯)に至らなくても、インク量を増やすことも含まれる。
As shown in FIG. 5, when the
図6A及び図6Bに示すように、カバー部材25は、ヒンジ部26に設けられる第1回動軸27を中心にしてインクタンク30に対して回動可能である。第1回動軸27は、Y軸に沿った方向に延在して配置される。すなわち、第1回動軸27の延在する方向は、媒体Pが排出される排出方向(+Y方向)と平行である。なお、平行とは、略平行な状態を含む。
As shown in FIGS. 6A and 6B, the
本実施形態のカバー部材25は、プリンター10を-Y方向に見た場合、第1回動軸27を中心にインクタンク30に対して左側に回動して開く。カバー部材25が開状態となることで、インクタンク30に装着可能なキャップ部材50にアクセス可能となる。
When the
本実施形態のプリンター10では、一つのインクタンク30が配置される。当該インクタンク30には、例えば、ブラックの顔料インクが収容される。インクタンク30は、インクを収容可能なインク収容部を備え、当該インク収容部の上部にはインク注入口31が形成される。インク注入口31は、インク収容部に連通する管(筒部)であり、インク収容部の上面から突出する。
In the
インクタンク30の上部にはアダプター35が配置される。アダプター35には、凹部を有するスロット部36が形成される。スロット部36は、アダプター35のZ軸方向の上面から-Z方向に向かって凹となる向きに形成される。スロット部36の底には、貫通孔36aが形成される。貫通孔36aは、アダプター35をZ軸に沿って貫通する。インクタンク30のインク注入口31は、貫通孔36aを介して上方に突出する。
An
キャップ部材50は、インクタンク30のインク注入口31を開閉するものである。ユーザーはインクを注入する場合、インク注入口31を開放するようにキャップ部材50を開放状態(図6B)に操作する。これにより、インク注入口31が露出状態となり、ボトルBTの導出口をインク注入口31に接続することで、ボトルBTからインクタンク30へのインクの補充を実施することができる(図5)。また、インクの補充が終了した場合、インク注入口31を閉塞するようにキャップ部材50を閉塞状態(図6A)に操作する。これにより、インク注入口31が塞がれる。
The
キャップ部材50は、アダプター35の上面部に回動可能に支持される。詳しくは、アダプター35の上面における-X方向端部であり、インク注入口31の-X方向側に第2回動軸37が設けられる。第2回動軸37は、Y軸に沿った方向に延在して配置される。すなわち、第2回動軸37の延在する方向は、媒体Pが排出される排出方向(+Y方向)と平行である。なお、平行とは、略平行な状態を含む。キャップ部材50は、第2回動軸37を中心として回動する。本実施形態のキャップ部材50は、第2回動軸37を中心にインクタンク30に対して左側に回動して開く。これにより、インク注入口31が露出し、インクタンク30へのインクの補充が可能となる。
The
図7に示すように、キャップ部材50は、インク注入口31を閉塞または開放する弾性変形可能なキャップ52と、キャップ52を保持する保持部材51とを有する。キャップ52は、キャップ部材50が閉塞状態において、スロット部36に挿入された状態となる。
保持部材51は、一方向に長い略矩形の板状を成し、長手方向において一端511と他端512とを備える。
As shown in FIG. 7, the
The holding
保持部材51の一端511には、ユーザーによって把持される把持部53が設けられる。把持部53は、保持部材51の他端512から一端511に向かう方向かつ保持部材51のキャップ52側の面(裏面)からその反対側の面(表面)に向かう方向に延びている。保持部材51の他端512には、第2回動軸37と係合可能な係合部54が設けられる。係合部54の幅は第2回動軸37の軸長よりも若干短くなっている。また、係合部54は環の一部がカットされた断面C字状を有し、係合部54の開口側を第2回動軸37に向けて押し込むことで、キャップ部材50が第2回動軸37と係合される。係合部54の第2回動軸37と接する面は湾曲面を有する。これにより、キャップ部材50は、第2回動軸37を中心にインク注入口31に対して回動可能となる。
A
キャップ52は、保持部材51において把持部53と係合部54との間の位置に配置される。ユーザーは、キャップ52よりも保持部材51の一端511側に位置する把持部53を手指で摘んでキャップ部材50を開閉操作できるので、キャップ52に付着したインクに触れにくくなる。また、キャップ部材50は、保持部材51の長手方向がX軸に沿うように配置される。これにより、保持部材51がY軸に沿った方向に配置される従来の構成と比べ、キャップ部材50(保持部材51)の長さ寸法を確保でき、第2回動軸37を中心とするキャップ部材50の回動動作を円滑に行うことができる。これにより、インク注入口31に対するキャップ52の開放及び閉塞の操作が容易となる。
The
保持部材51は、キャップ52よりも剛性が高くなっている。保持部材51は非可撓性部材で形成され、キャップ52は可撓性部材で形成される。非可撓性部材の材料としては、プラスチックや金属等が挙げられる。また、可撓性部材の材料としてはゴムやエラストマー等が挙げられる。また、アダプター35及びインクタンク30は非可撓性部材で形成される。インクタンク30の材料は、収容されるインクの特性との相性やインクタンク30として要求される機能を発揮できる材料が選択されることが好ましい。なお、保持部材51、第2回動軸37及びアダプター35の材料は同じでもよいし、異なってもよい。
The holding
キャップ52は、保持部材51によって支持される。キャップ52は、インク注入口31を覆うため、有底円筒状を成す。保持部材51に対するキャップ52の連結には、様々な連結構造を使用できるが、本実施形態では、組み立て容易性を考慮した連結機構を採用している。保持部材51は、キャップ52の連結箇所に貫通孔51a(図6A)を有する。本実施形態では、貫通孔51aにキャップ52の一部が嵌入される。さらに、保持部材51には、キャップ52の一部を支持可能な支持部を備える。これにより、保持部材51とキャップ52とが確実に連結される。
本実施形態では、第1回動軸27と第2回動軸37とが、インク注入口31の-X方向側に配置され、カバー部材25及びキャップ部材50が-X方向側(左側)に回動する。すなわち、カバー部材25とキャップ部材50とがインクタンク30に対して同じ方向に回動する。これにより、カバー部材25を開ける方向とキャップ部材50を開ける方向とが同じとなるため、ユーザーにとって操作しやすく、使い勝手がよい。
In this embodiment, the
図8、図9及び図10は、インクタンクユニット100の構成及び動作方法を示す断面図である。具体的には、図8は、カバー部材25の閉状態とキャップ部材50の閉塞状態とを示す。図9は、カバー部材25の開状態とキャップ部材50の閉塞状態とを示す。図10は、カバー部材25の開状態とキャップ部材50の開放状態とを示す。
8, 9, and 10 are cross-sectional views showing the configuration and operating method of the
カバー部材25は、第1回動軸27を中心にインクタンク30に対して上方を経由して-X方向側に回動することで閉状態から開状態に移行する。カバー部材25の開状態は、カバー部材25の閉状態に対してカバー部材25が90度以上回動した状態である。本実施形態では、カバー部材25は、第1回動軸27を中心に約180°回動する。これにより、キャップ部材50を操作するための空間を十分に確保することができる。
The
また、カバー部材25の内部には、リブ28が設けられる。リブ28は、カバー部材25の閉状態において、カバー部材25の上部から下方に向けて突出した板状部材である。リブ28は、カバー部材25の閉状態において、キャップ部材50の保持部材51の上面51bを-Z方向に押圧する。これにより、キャップ52が閉塞状態となる。従って、カバー部材25のリブ28による押圧によりキャップ52を浮き状態から確実に閉塞状態に移行させることができるため、インク注入口31からのインクの漏れを予防することができる。
Furthermore, a
キャップ部材50は、第2回動軸37を中心にインクタンク30に対して上方を経由して-X方向側に回動することで閉塞状態から開放状態に移行する。キャップ部材50の開放状態は、キャップ部材50の閉塞状態からキャップ部材50が90度以上回動した状態である。具体的には、キャップ部材50の閉塞状態における保持部材51の上面51bを基準として、キャップ部材50の開放状態における保持部材51の上面51bとの角度が90°度以上となる。これにより、インク補充作業のための空間を十分に確保することができる。より具体的には、インクの補充用のボトルBTをインク注入口31に差し込む際の空間を確保することができる。なお、キャップ部材50の閉塞状態から開放状態に至る回動角度は、およそ100°から140°となることが好ましい。これにより、さらに、インク補充作業のための空間を安定して確保することができる。
The
また、キャップ部材50の開放状態において、カバー部材25を開状態から閉状態に移行する際、リブ28の先端部28aがキャップ部材50の保持部材51の上面51bに当接し、キャップ部材50は、カバー部材25の回動方向に追従して閉塞状態に移行する。これにより、カバー部材25及びキャップ部材50の操作が容易となる。
In addition, when the
以上、本実施形態によれば、第1回動軸27の延在する方向と、第2回動軸37の延在する方向と、媒体Pの排出方向と、を平行にすることで、カバー部材25及びキャップ部材50の開閉方向についてバリエーションのあるプリンター10を提供することができる。これにより、ユーザーの使い勝手を向上させることが可能となる。
As described above, according to the present embodiment, by making the direction in which the
2.第2実施形態
次に、第2実施形態について説明する。なお、第1実施形態と同一の構成については、同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
第1実施形態では、一つのインクタンク30を備えた構成であったが、本実施形態のプリンター10Aは、複数のインクタンク30を備えた構成である。
以下、具体的には説明する。
2. Second Embodiment Next, a second embodiment will be described. Note that the same configurations as in the first embodiment are given the same reference numerals and redundant explanations will be omitted.
Although the first embodiment had a configuration including one
The details will be explained below.
図11、図12及び図13に示すように、本実施形態のインクタンクユニット100Aは、インクを収容可能な複数(本実施形態では4つ)のインクタンク30と、キャップ部材50と、カバー部材25と、を備える。
As shown in FIGS. 11, 12, and 13, the
複数のインクタンク30は、Y軸に沿って並んでおり、相互に同一の構造及び形状を成す。これら複数のインクタンク30はアダプター35によって一体に束ねられる。
The plurality of
本実施形態では、複数のインクタンク30のそれぞれに、相互に異なる種類のインクを収容する構成や、相互に同じ種類のインクを収容する構成のいずれも採用され得る。インクの種類としては、例えば、インクの色が挙げられる。よって、本実施形態では、複数のインクタンク30のそれぞれに、相互に異なる色のインクを収容する構成や、相互に同じ色のインクを収容する構成のいずれも採用され得る。インクの色としては、例えば、ブラック、イエロー、マゼンタ、シアンなどが挙げられる。更に、インクの種類としては、染料を有するインク、顔料を有するインク等も挙げられる。
In this embodiment, each of the plurality of
また、プリンター10Aには、インクタンク30内のインクレベルを外部から視認可能な視認窓24を備える。本実施形態の視認窓24は、各インクタンク30に対応して4つ設けられる。本実施形態の視認窓24は、プリンター10A(インクタンク30)の-X方向側に配置される。複数の視認窓24は、Y軸に沿った方向に配列される。
The
カバー部材25が開状態において、視認窓24は視認可能な位置に配置される。これにより、ボトルBTからインクを補充する際、インクタンク30内のインクレベルを容易に確認することができる。
When the
カバー部材25は、第1回動軸27を中心にインクタンク30に対して回動可能であり、第1回動軸27が延在する方向(Y軸に沿った方向)は、プリンター10Aにおいて印刷される媒体Pの排出方向と平行である。また、キャップ部材50は、第2回動軸37を中心にインク注入口31に対して回動可能であり、第2回動軸37が延在する方向(Y軸に沿った方向)は、媒体Pの排出方向と平行である。そして、カバー部材25及びキャップ部材50は、インクタンク30に対して同じ方向に回動する。これにより、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
The
3.第3実施形態
次に、第3実施形態について説明する。なお、第1実施形態と同一の構成については、同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
第1実施形態では、第1回動軸27(ヒンジ部26)は、インクタンク30の-X方向側に配置され、第2回動軸37は、インク注入口31の-X方向側に配置された構成であったが、これに限定されない。
3. Third Embodiment Next, a third embodiment will be described. Note that the same configurations as in the first embodiment are given the same reference numerals and redundant explanations will be omitted.
In the first embodiment, the first rotation shaft 27 (hinge portion 26) is arranged on the −X direction side of the
図14に示すように、本実施形態のプリンター10Bでは、第1回動軸27(ヒンジ部26)は、インクタンク30の+X方向側に配置される。インクタンクユニット100Bのカバー部材25は、ヒンジ部26に設けられる第1回動軸27を中心にしてインクタンク30に対して回動可能である。第1回動軸27の延在する方向(Y軸に沿った方向)は、媒体Pが排出される排出方向と平行である。本実施形態のカバー部材25は、プリンター10Bを-Y方向に見た場合、第1回動軸27を中心にインクタンク30に対して右側に回動して開く。
As shown in FIG. 14, in the
キャップ部材50は、アダプター35の上面部に回動可能に支持される。アダプター35の上面における+X方向端部であり、インク注入口31の+X方向側に第2回動軸37が設けられる。第2回動軸37の延在する方向(Y軸に沿った方向)は、媒体Pが排出される排出方向と平行である。キャップ部材50は、第2回動軸37を中心として回動する。本実施形態のキャップ部材50は、プリンター10Bを-Y方向に見た場合、第2回動軸37を中心にインクタンク30に対して右側に回動して開く。
The
本実施形態では、カバー部材25の第1回動軸27とキャップ部材50の第2回動軸37とが、インク注入口31の+X方向側に配置され、カバー部材25及びキャップ部材50が+X方向側(右側)に回動する。すなわち、カバー部材25とキャップ部材50とがインクタンク30に対して同じ方向に回動する。これにより、カバー部材25を開ける方向とキャップ部材50を開ける方向とが同じとなるため、ユーザーにとって操作しやすく、使い勝手がよい。また、カバー部材25が開状態に移行した場合、カバー部材25が筐体13の-X方向端部面から-X方向に突出しない。このため、プリンター10Bの-X方向端部を壁部等に隣接させてプリンター10Bを配置することができる。これにより、プリンター10Bの配置スペースを有効に活用することができる。
In this embodiment, the
10,10A,10B…プリンター、13…筐体、18…排出口、20…操作部、24…視認窓、25…カバー部材、26…ヒンジ部、27…第1回動軸、28…リブ、28a…先端部、30…インクタンク、31…インク注入口、35…アダプター、36…スロット部、36a…貫通孔、37…第2回動軸、50…キャップ部材、51…保持部材、52…キャップ、53…把持部、54…係合部、511…一端、512…他端、100,100A,100B…インクタンクユニット。
DESCRIPTION OF
Claims (4)
前記インクタンクの上面を覆うカバー部材を備え、
前記カバー部材は、第1回動軸を中心に前記インクタンクに対して回動可能であり、
前記第1回動軸が延在する方向は、前記プリンターにおいて印刷される紙の排出方向と平行であることを特徴とするプリンター。 A printer equipped with an ink tank that is replenished with ink from a bottle containing ink, the printer comprising:
a cover member that covers the top surface of the ink tank;
The cover member is rotatable relative to the ink tank about a first rotation axis,
A printer characterized in that a direction in which the first rotation axis extends is parallel to a direction in which paper printed in the printer is discharged.
前記インクタンクに設けられ、前記インクタンク内に前記インクを注入可能なインク注入口と、
前記インク注入口を塞ぐキャップ部材と、を備え、
前記キャップ部材は、第2回動軸を中心に前記インク注入口に対して回動可能であり、
前記第2回動軸が延在する方向は、前記排出方向と平行であることを特徴とするプリンター。 The printer according to claim 1,
an ink inlet provided in the ink tank and capable of injecting the ink into the ink tank;
a cap member that closes the ink inlet;
The cap member is rotatable relative to the ink inlet about a second rotation axis,
A printer characterized in that a direction in which the second rotation shaft extends is parallel to the ejection direction.
前記カバー部材及び前記キャップ部材は、前記インクタンクに対して同じ方向に回動することを特徴とするプリンター。 The printer according to claim 2,
A printer characterized in that the cover member and the cap member rotate in the same direction with respect to the ink tank.
前記プリンターを正面に見た場合、
前記インクタンクは前記プリンターの前記正面側に配置され、前記インクタンク内の前記インクのインクレベルを視認可能な視認窓を備えることを特徴するプリンター。 The printer according to any one of claims 1 to 3,
When looking at the printer from the front,
The printer is characterized in that the ink tank is disposed on the front side of the printer and includes a viewing window through which the ink level of the ink in the ink tank can be visually checked.
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022042268A JP2023136539A (en) | 2022-03-17 | 2022-03-17 | printer |
CN202310236139.5A CN116766773A (en) | 2022-03-17 | 2023-03-13 | Printer with a printer body |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022042268A JP2023136539A (en) | 2022-03-17 | 2022-03-17 | printer |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2023136539A true JP2023136539A (en) | 2023-09-29 |
Family
ID=88012234
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2022042268A Pending JP2023136539A (en) | 2022-03-17 | 2022-03-17 | printer |
Country Status (2)
Country | Link |
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JP (1) | JP2023136539A (en) |
CN (1) | CN116766773A (en) |
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2022
- 2022-03-17 JP JP2022042268A patent/JP2023136539A/en active Pending
-
2023
- 2023-03-13 CN CN202310236139.5A patent/CN116766773A/en active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN116766773A (en) | 2023-09-19 |
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