JP2023120113A - 情報処理システム、プログラム、情報処理方法 - Google Patents

情報処理システム、プログラム、情報処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザごとに異なりうる最適な制御方法を肌処理装置において実現する。【解決手段】ユーザの対象部位の肌の状態に関するユーザの肌情報と、ユーザの身体における肌処理装置が作用している作用部位を特定可能な作用部位情報と、対象部位に付与されうる対象物に関する対象物情報からなる3つの情報のうちの、少なくとも1つの情報を取得する情報取得部と、3つの情報のうちの情報取得部により取得された情報に基づいて、肌処理装置を制御する処理部とを含む、情報処理システムが開示される。【選択図】図21

Description

本開示は、情報処理システム、プログラム、情報処理方法等に関する。
使用する化粧品配合成分に関する情報の入手を容易とし、ユーザの要求に合った化粧品の選択、化粧品レシピの作成を可能とする技術が知られている。
特開2001-357140号公報
しかしながら、上記のような従来技術では、ユーザごとに異なりうる最適な制御方法を肌処理装置において実現できない。
そこで、本開示は、ユーザごとに異なりうる最適な制御方法を肌処理装置において実現することを目的とする。
1つの側面では、ユーザの対象部位の肌の状態に関するユーザの肌情報と、ユーザの身体における肌処理装置が作用している作用部位を特定可能な作用部位情報と、前記対象部位に付与されうる対象物に関する対象物情報からなる3つの情報のうちの、少なくとも1つの情報を取得する情報取得部と、
前記3つの情報のうちの前記情報取得部により取得された情報に基づいて、前記肌処理装置を制御する処理部とを含む、情報処理システムが開示される。
本開示によれば、ユーザごとに異なりうる最適な制御方法を肌処理装置において実現することが可能となる。
本実施例に係る情報処理システムの構成概要を示す図である。 情報処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 一例による美容デバイスの外観を示す図である。 一例による美容デバイスに備わる制御系の概略的な構成図である。 ユーザ端末の機能の一例を示す図である。 ユーザ情報記憶部内のデータの一例を示す図である。 肌情報記憶部内のデータの一例を示す図である。 人の顔の各部位の一例を示す説明図である。 対象物情報記憶部内のデータの一例の説明図である。 制御情報記憶部内のデータの一例の説明図であり、各制御情報IDに係るデータの一例の説明図である。 ユーザ端末が情報処理装置から制御情報を取得する態様の一例を概略的に示すタイミングチャートである。 ユーザ端末が情報処理装置から制御情報を取得(更新)する態様の一例を概略的に示すタイミングチャートである。 化粧品販売サーバと連携した制御情報を取得(更新)する態様の一例を概略的に示すタイミングチャートである。 図13に示す態様の説明図(その1)である。 図13に示す態様の説明図(その2)である。 図13に示す態様の説明図(その3)である。 図13に示す態様の説明図(その4)である。 ユーザ端末により実現される制御情報に基づく制御処理の一例を概略的に示すフローチャートである。 美容デバイスを利用しているユーザの様子を模式的に示す図である。 図19に示すユーザが見ているユーザ端末の画面表示の一例を示す図である。 情報処理装置の機能の一例を示す図である。 対象物データベース内のデータの一例の説明図である。 第1制御情報データベースから第5制御情報データベース(図示せず)内のデータの一例の説明図である。 ユーザ情報データベース内のデータの一例の説明図である。 制御情報抽出部による制御情報抽出処理の一例を示す概略フローチャートである。 図25のステップS2504の処理(各作用部位に対する制御情報抽出処理)の一例を示す概略フローチャートである。 制御実行部による処理の一例を示す概略フローチャートである。 補助情報を表示する表示画面(ユーザ端末の画面)の一例を示す図である。 他の実施例によるユーザ端末の機能及び情報処理装置の機能の一例を示す図である。 実施例2による情報処理装置の機能を示す図である。 実施例2によるユーザ端末が情報処理装置から制御情報を取得する態様の一例を概略的に示すタイミングチャートである。 ユーザ端末による処理の一例を示す概略フローチャートである。
以下、図面を用いて本実施例について説明する。以下に示す実施例中で示した各種特徴事項は、互いに組み合わせ可能である。
本実施例に登場するソフトウェアを実現するためのプログラムは、コンピュータが読み取り可能な非一時的な記録媒体(Non-Transitory Computer-Readable Medium)として提供されてもよいし、外部のサーバからダウンロード可能に提供されてもよいし、外部のコンピュータで当該プログラムを起動させてクライアント端末でその機能を実現(いわゆるクラウドコンピューティング)するように提供されてもよい。
また、本実施例において「部」とは、例えば、広義の回路によって実施されるハードウェア資源と、これらのハードウェア資源によって具体的に実現され得るソフトウェアの情報処理とを合わせたものも含み得る。また、本実施例においては様々な情報を取り扱うが、これら情報は、例えば電圧・電流を表す信号値の物理的な値、0又は1で構成される2進数のビット集合体としての信号値の高低、又は量子的な重ね合わせ(いわゆる量子ビット)によって表され、広義の回路上で通信・演算が実行され得る。
また、広義の回路とは、回路(Circuit)、回路類(Circuitry)、プロセッサ(Processor)、及びメモリ(Memory)等を少なくとも適当に組み合わせることによって実現される回路である。すなわち、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)、プログラマブル論理デバイス(例えば、単純プログラマブル論理デバイス(Simple Programmable Logic Device:SPLD)、複合プログラマブル論理デバイス(Complex Programmable Logic Device:CPLD)、及びフィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array:FPGA))等を含むものである。
また、本明細書において、用語「対応付け」とは、直接的な対応付けのみならず、間接的な対応付けをも含む。例えば、要素Aに要素Bが対応付けられている状態は、要素Aに要素Bが対応付けられている状態のみならず、要素Aに要素Cが対応付けられかつ要素Cに要素Bが対応付けられている状態をも含む概念である。
図1は、本実施例に係る情報処理システム1の構成概要を示す図である。
情報処理システム1は、ユーザ端末2と、情報処理装置3と、美容デバイス4とを備え、これらが電気通信回線を通じて通信可能に構成される。換言すると、情報処理装置3は、ユーザ端末2及び美容デバイス4とネットワークを介して通信可能に構成される。ここで、情報処理システム1に例示されるシステムとは、1つ又はそれ以上の装置又は構成要素からなるものである。
ユーザ端末2は、通信部と、記憶部と、制御部と、表示部と、入力部と、撮像部とを有し、これらの構成要素がユーザ端末2の内部において通信バスを介して電気的に接続されている。通信部、記憶部及び制御部の説明は、情報処理装置3における通信部31、記憶部32及び制御部33と略同様のため、省略する。
表示部は、例えば、ユーザ端末2の筐体に含まれるものであってもよいし、外付けされるものであってもよい。表示部は、ユーザが操作可能なグラフィカルユーザインターフェース(Graphical User Interface:GUI)の画面を表示する。このような表示部は、例えば、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ及びプラズマディスプレイ等の表示デバイスを、ユーザ端末2の種類に応じて使い分けて実施されることが好ましい。ここでは、表示部は、ユーザ端末2の筐体に含まれるものとして説明する。
入力部は、ユーザ端末2の筐体に含まれるものであってもよいし、外付けされるものであってもよい。例えば、入力部は、表示部と一体となってタッチパネルとして実施されてもよい。タッチパネルであれば、ユーザは、タップ操作、スワイプ操作等を入力することができる。もちろん、タッチパネルに代えて、スイッチボタン、マウス、QWERTYキーボード等を採用してもよい。すなわち、入力部が、ユーザによってなされた操作入力を受け付ける。当該入力が、命令信号として、通信バスを介して制御部に転送され、制御部が、必要に応じて、所定の制御や演算を実行し得る。
撮像部は、外界の情報を撮像可能に構成される、いわゆるビジョンセンサ(カメラ)である。撮像部は、撮影対象を撮影することで画像データを生成するように構成される。撮像部は、後述の情報処理装置3における通信部31とネットワークを介して接続され、撮像した画像データを情報処理装置3に転送可能に構成される。
ユーザ端末2は、複数の端末の組み合わせであってもよい。例えば、ユーザ端末2は、スマートフォンと、顔画像取得用のカメラ内蔵の鏡端末との組み合わせであってよい。本実施例では、一例として、ユーザ端末2は、カメラ2a(撮像部の一要素)を内蔵したスマートフォンであってよい。
図2は、情報処理装置3のハードウェア構成を示すブロック図である。情報処理装置3は、例えばサーバコンピュータの形態であってよい。情報処理装置3は、複数のサーバコンピュータにより実現されてもよい。
情報処理装置3は、通信部31と、記憶部32と、制御部33とを備え、これらの構成要素が、情報処理装置3の内部において、通信バス30を介して電気的に接続されている。
通信部31は、USB、IEEE1394、Thunderbolt(登録商標)、有線LANネットワーク通信等といった有線型の通信手段が好ましいものの、無線LANネットワーク通信、3G/LTE/5G等のモバイル通信、Bluetooth(登録商標)通信等を必要に応じて含めてもよい。すなわち、通信部31は、これら複数の通信手段の集合として実施されることがより好ましい。すなわち、情報処理装置3は、通信部31を介して、ユーザ端末2及び美容デバイス4とネットワークを介して、種々の情報を通信する。
記憶部32は、任意の記録媒体により形成されてよく、前述の記載により定義される様々な情報を記憶する。記憶部32は、例えば、制御部33によって実行される情報処理装置3に係る種々のプログラム等を記憶するソリッドステートドライブ(Solid State Drive:SSD)等のストレージデバイスとして、あるいは、プログラムの演算に係る一時的に必要な情報(引数、配列等)を記憶するランダムアクセスメモリ(Random Access Memory:RAM)等のメモリとして実施され得る。また、記憶部32は、これらの組み合わせであってもよい。特に、記憶部32は、制御部33によって実行される情報処理装置3に係る種々のプログラム等を記憶している。なお、記憶部32は、情報処理装置3に内蔵されている必要はなく、情報処理装置3の外部に設けられてもよい。この場合、記憶部32は、情報処理装置3によりネットワークを介してアクセス可能な記憶装置により実現されてもよい。
制御部33は、情報処理装置3に関連する全体動作の処理・制御を行う。制御部33は、例えば、不図示の中央処理装置(Central Processing Unit:CPU)である。制御部33は、記憶部32に記憶された所定のプログラムを読み出すことによって、情報処理装置3に係る種々の機能を実現する。すなわち、情報処理装置3に係る種々の機能は、記憶部32に記憶されているソフトウェアによる情報処理が、ハードウェアの一例である制御部33によって具体的に実現されることで、実現される。なお、制御部33は、単一であることに限定されず、機能ごとに複数の制御部33を有するように実現されてもよい。また、制御部33は、複数の制御部の組み合わせであってもよい。
図3は、一例による美容デバイス4の外観を示す図である。美容デバイス4は、動作部4aと、グリップ部4bとを備える。
美容デバイス4は、動作部4aとその支持体であるグリップ部4bとで構成される。動作部4aは、ユーザの皮膚に接触して動作するように構成され、グリップ部4bの長手方向の一方の端部に設けられている。動作部4aを接触させる皮膚とは、例えば、上半身の皮膚を含むものである。ここで上半身は、顔周辺と、首周辺と、胸元周辺とのうち少なくとも一つを含む。すなわち、上半身のうち、デコルテよりも上部の皮膚をいう。例えば、顔、顎、頸部、鎖骨部分、胸元、頭部等をいう。なお、必ずしも前述した部位に限らず、後頚部、腹部、背部、腰、腕を含んでもよく、臀部、脚等の下半身を含んでもよい。
動作部4aには、複数の電極が設けられてもよい。この場合、複数の電極のうちの、任意又は所定の1つ以上の対の電極を介して各種出力波形を肌に付与することができる。図3に示す例では、一例として、複数の電極40は、円弧上に配置されている。なお、電極40の配置や数は、任意であり、少なくとも2つ以上の電極が配置されている構成であればよい。また、イオン導入等の特定処理においてはグリップ部4bに配置されうる手元電極(図示せず)が利用されてもよい。
グリップ部4bは、ユーザによって把握される棒状の部分である。グリップ部4bには、美容デバイス4の動作開始若しくは終了の際、又は動作モードを変更する際に、ユーザによって操作される操作ボタン4cが備え付けられてもよい。
なお、本実施例では、一例として、美容デバイス4は、ユーザがグリップ部4bを手に持って利用するタイプであるが、これに限られない。例えば、美容デバイス4は、より大型な設置タイプ(据え置きタイプ)であってもよい。この場合、施術者が美容デバイス4を操作して、ユーザの肌を処理してよい。
図4は、一例による美容デバイス4に備わる制御系100の概略的な構成図である。
図4に示す例では、制御系100は、制御装置110と、電気回路部112とを含み、電気回路部112は、駆動回路部120と、出力波形発生部130と、切替回路部140とを含む。
制御装置110は、コンピュータを含み、例えばマイクロコンピュータにより形成されてよい。なお、制御装置110は、電源150からの電力に基づいて動作してよい。
制御装置110は、制御情報に基づいて、複数の電極40から制御情報に対応する出力波形が生成されるように、駆動回路部120、出力波形発生部130、及び切替回路部140を制御する。
制御情報は、複数の電極40を介した出力の出力波形を特徴付ける任意の情報である。また、制御情報は、制御装置110が複数の電極40を介して所期の出力波形を出力するために用いる任意の情報であり、任意の段階で用いられる情報を含んでもよい。例えば、制御情報は、後述する制御信号CT1、CT2や、駆動回路部120から出力波形発生部130への信号自体であってもよいし、これらの信号を生成するための各種情報であってもよい。制御情報の一例は、後述する。
図4に示す例では、駆動回路部120は、複数の電極40を介して各種出力波形を発生する。図4には、制御信号CT1、CT2の一部の波形が模式的に示されている。この場合、制御信号CT1、CT2は、それぞれ別々の制御ラインL1、L2を介して駆動回路部120に付与されてよい。制御信号CT1、CT2の周波数(デューティー比)は、後述する制御情報(第2パラメータの値)に応じて決まってよい。
駆動回路部120は、後述する複数のスイッチング素子Trを駆動するドライバを含む。駆動回路部120は、それぞれ、制御装置110からの制御信号CT1、CT2に応じて出力波形発生部130のスイッチング素子Trをオン/オフさせるための駆動信号を生成し、生成した駆動信号を、対応するスイッチング素子Trに与える。
出力波形発生部130は、それぞれ、直流電源である電源150に基づいて、出力波形を生成する。出力波形発生部130は、対のスイッチング素子Trと、トランス135とを含む。
対のスイッチング素子Trは、例えばトランジスタ等のスイッチング素子であり、一方は、トランス135の端子Taに接続され、他方は、トランス135の端子Tbに接続される。トランス135は、センタータップに係る端子Tcに電源150が接続される。トランス135は、所定周波数に適合された周波数仕様である。例えば、トランス135の誘起電圧Eを、E=√2・π・f・n・φmとした場合、周波数fは、所定周波数と略等しくなるように設定されてもよい。なお、この場合、nは、巻数であり、φmは、磁束である。なお、トランス135は、周辺回路の設定乗数やフェライトコア(トランス135の内部部品)の材質や密着度を変えるなどの設定(調整)に基づいて、所定周波数に適合されてよい。所定周波数は、好ましくは高周波に対応する周波数である。なお、本明細書において、特に言及しない限り、高周波とは、10kHzよりも大きい周波数帯を指し、低周波とは、10kHz以下の周波数帯を指す。
切替回路部140は、出力波形発生部130の出力端子(すなわちトランス135の出力端子)Td、Teの接続先を、複数の電極40内で切り替えることで、出力波形を生成する電極の対を複数の電極40内で制御する。この場合、切替回路部140は、後述する制御情報に基づいて、出力波形を生成する電極の対が変化するように制御してよい。
なお、図4に示した制御系100は、あくまで一例であり、利用する制御情報の種類(2種類以上の場合も含む)に応じて、適宜、変更されてよい。例えば、切替回路部140において、出力波形発生部130の出力端子(すなわちトランス135の出力端子)Td、Teの接続先が、他の電極(図示せず)を含んでよく、この場合、出力波形を発生する対の電極は、時分割により切り替えられてもよい。あるいは、2系統以上の駆動回路部120や出力波形発生部130が設けられてもよい。また、対の電極の切り替えが不要な構成の場合、切替回路部140は省略されてもよい。また、PWM信号は、発振器を利用して駆動回路部120に直接的(制御装置110を介さずに)印加されてもよい。
次に、図5以降を参照して、情報処理システム1の更なる詳細を説明する。以下では、まず、図5から図20を参照して、主にユーザ端末2側の構成について説明し、ついで、図21以降を参照して、主に情報処理装置3側の構成を説明する。図5から図20を参照した説明に関しては、任意の一のユーザ(及び当該一のユーザに係る一のユーザ端末2等)について説明するが、他のユーザについても同様であってよい。従って、以下の説明において、特に言及しない限り、ユーザとは、任意の一のユーザを意味し、ユーザ端末2とは、当該一のユーザに係る一のユーザ端末2を意味する。
図5は、ユーザ端末2の機能の一例を示す図である。図6は、ユーザ情報記憶部210内のデータの一例を示す図である。図7は、肌情報記憶部212内のデータの一例を示す図である。図8は、人の顔の各部位の一例を示す説明図である。図9は、対象物情報記憶部214内のデータの一例の説明図である。図10は、制御情報記憶部216内のデータの一例の説明図であり、各制御情報IDに係るデータの一例の説明図である。
ユーザ端末2は、ユーザ情報記憶部210、肌情報記憶部212、対象物情報記憶部214、及び制御情報記憶部216を有する。
ユーザ情報記憶部210から制御情報記憶部216の各記憶部は、ユーザ端末2に備わる記憶部(図示せず)、ユーザ端末2に外付け可能な記憶部(図示せず)、ユーザ端末2がネットワークを介してアクセス可能な外部の記憶部(図示せず)、又はこれらの任意の組み合わせにより実現できる。なお、ユーザ情報記憶部210から制御情報記憶部216の各機能は、説明の都合上分けられているが、一部の機能が他により実現されてもよい。例えば、肌情報記憶部212内のデータや対象物情報記憶部214内のデータ等の一部又は全部は、ユーザ情報記憶部210内のデータと統合されてもよい。
ユーザ情報記憶部210には、ユーザに関するユーザ情報が記憶される。図6に示す例では、ユーザ情報は、例えば、ユーザの生年月日、性別の基本情報、履歴情報、及び、使用する美顔器情報を含む。
使用する美顔器情報は、対応するユーザが使用している美容デバイス4に関する情報である。図6に示す例では、使用する美顔器情報は、美容デバイス4の型式等の基本情報とともに、肌情報生成機能の有無(オン/オフ)、作用部位情報生成機能の有無(オン/オフ)、及び、対象物情報生成機能の有無(オン/オフ)を示す情報を含む。肌情報生成機能は、後述する肌情報生成部224の機能を表し、肌情報生成部224を備えないユーザ端末2については、“無”となる。また、肌情報生成部224の機能のオン/オフの切り替えが可能である場合、機能がオン状態である場合は、肌情報生成機能の有無(オン/オフ)に係る情報が“オン”となり、機能がオフ状態である場合は、肌情報生成機能の有無(オン/オフ)に係る情報が“オフ”となる。作用部位情報生成機能は、後述する作用部位情報生成部228の機能を表し、対象物情報生成機能は、後述する対象物情報生成部226の機能を表し、有無やオン/オフについては、肌情報生成機能の場合と同様である。図6に示す例では、ユーザ端末2は、後述する肌情報生成部224、対象物情報生成部226、及び作用部位情報生成部228のすべてを備え、かつ、すべての機能がオン状態であることを表す。
肌情報記憶部212には、ユーザの対象部位の肌の状態に関する肌情報が記憶される。対象部位は、美容デバイス4が当てられうる任意の部位であるが、顔部等を含んでよい。また、対象部位の粒度(区分の粒度)は、任意であり、例えば顔部、胴部、脚部といった比較的粗い粒度であってもよいし、後述するように顔部を複数に分ける比較的細かい粒度であってもよい。
図7に示す例では、ユーザに係る肌情報の一例が示されている。図7では、部位IDごとに、部位名及び肌状態IDが対応付けられている。部位IDは、各対象部位に付与される識別子である。部位名は、各対象部位の名称である。なお、部位名は、説明用であり、省略されてもよい。本実施例では、一例として、図8に示すように、各対象部位は、顔部の複数の部位を含み、具体的には、額、目尻、鼻、目袋、ほうれい線(正確には、ほうれい線が形成される部位)、フェイスライン(頬)、あご(顎)の7部位を含む。なお、変形例では、これらの7部位の一部が省略されてもよいし、他の対象部位が追加されてもよいし、より粗い又はより細かい粒度の分類が利用されてもよい。また、目尻、目袋、ほうれい線、及びフェイスライン(頬)については、左右で別々の部位として扱われてもよく、この場合、顔部は、合計11部位に分類される。
肌状態IDは、各種の肌状態のそれぞれに付与される識別子である。図7には、肌状態IDは、「良好」を表す状態の他、項目ごとに、3段階のレベル分けされた状態を表す。項目は、例えば、シミ、くすみ、しわ、たるみ、肌荒れ、乾燥、てかり、毛穴、及びニキビのいずれか1つ、又は2つ以上を含んでよい。3段階のレベルは、良好でない場合のレベルであり、例えば、レベルが高いほど良好でない度合いが高い。なお、3段階以外のレベル分けが利用されてもよく、レベル分けの仕方は項目に応じて異なってもよい。
対象物情報記憶部214には、ユーザの対象部位に付与されうる対象物に関する対象物情報であって、ユーザが使用している対象物に関する対象物情報が記憶される。
対象物は、人の皮膚に付与可能な物質を含んでよい。この場合、物質は、典型的には、美容効果などの各種効果を期待できる物質である。対象物は、例えば、化粧品等に含まれる各種成分であってよい。あるいは、対象物は、皮膚外用剤に含まれる各種成分であってもよい。なお、皮膚外用剤は、医薬品、及び医薬部外品など物質担体の使用目的は任意である。また、対象物は、医薬部外品において肝臓で代謝され効果効能が発揮しきれなかった医薬品の経皮吸収の促進にも効果がある物質を含んでよい。また、さらに経皮吸収させる外用剤の使用目的は任意であり、鎮痛剤、消炎剤、美白剤、湿潤剤、抗しわ剤、抗炎症剤、抗菌剤、抗ウイルス薬をはじめとして外用剤の経皮吸収目的を問わない。
対象物は、人の皮膚に付与可能な1つ以上の上述したような各種の物質を含む複合物質を含んでよい。複合物質は、美容効果を期待できる1つ以上の物質を含む化粧品の形態であってもよい。本実施例では、対象物は、化粧品の粒度で規定される。なお、図9に示す例では、対象物情報は、化粧品名、化粧品ID、適用部位、及びステータスの各項目を含んでよい。化粧品名は、正式名称や略称等であってよい。化粧品IDは、化粧品ごとに付与される識別子である。なお、化粧品に係る化粧品IDは、ユーザ端末2と情報処理装置3において共通であり、これは他のID(例えば部位IDや、制御情報ID等)も同様である。
適用部位は、対象物である化粧品の適用部位を表す。適用部位は、対象部位のいずれか1つ以上であってよい。なお、対象部位のいずれにも適用可能な化粧品に対しては、その旨を表す情報が対応付けられてよい。ステータスは、対応する化粧品がユーザにより使用中か否かの使用状態を表す。なお、過去に使用した化粧品の記録が不要な場合、ステータスは省略されてもよい。この場合、対象物情報は、現在使用している化粧品に関する情報のみを含んでよい。例えば図9に示す例では、化粧品“Aエッセンス”は、適用部位が“額”であり、ステータスが“使用中”である。
制御情報記憶部216には、美容デバイス4を制御するための制御情報が記憶される。制御情報は、後述するように、情報処理装置3から取得される。なお、制御情報記憶部216内の制御情報は、ユーザ端末2(又はユーザ)ごとに異なりうる。
本実施例では、一例として、制御情報は、制御情報IDごとに規定される。制御情報IDは、各種制御情報のそれぞれに対して付与される識別子である。なお、制御情報の一単位は、制御情報IDごとであってよい。具体的には、制御情報IDは、図10に示すように、制御態様を表す各種情報に対応付けられてよい。図10に示す例では、制御情報記憶部216内の制御情報データ510は、上位データ511と、下位データ512とを含む。なお、上位データ511及び下位データ512の分け方は、説明の都合上であり、実際には、同様のデータが、実質的に同様の他の態様に管理されてもよい。例えば、上位データ511及び下位データ512は、統合されてもよい。
上位データ511では、制御情報IDごとに、モード構成情報、実行時間比、基準実行時間、及び繰り返し情報、が対応付けられている。
モード構成情報は、複数の出力モードを、どのような順番で実行するかを示す情報である。なお、図10に示す例では、一の制御情報IDに対応付けられるモード構成情報は、2つ以上の出力モードを含むが、変形例では、1つだけの出力モードを含むモード構成情報が対応付けられる制御情報IDが存在してもよい。
例えば、図10に示す例では、制御情報ID“001”に対応付けられているモード構成情報は、後述する出力モードM3、出力モードM4、及び出力モードM2を、この順で実行することを示す。
実行時間比は、モード構成情報で示される各出力モードの実行時間の、互いに対する比を表す。ここでは、最初に実行される出力モードの実行時間を基準値“1”とした場合の、他の出力モードの実行時間の比が規定される。なお、他の実施例では、各出力モードの実行時間の比に代えて、実行時間自体の情報が利用されてもよい。
例えば、図10に示す例では、制御情報ID“001”に対応付けられている実行時間比は、後述する出力モードM3の実行時間を基準値“1”としたとき、出力モードM4の実行時間が同じ“1”であり、出力モードM2の実行時間が“1.2”であることを、示す。
基準実行時間は、基準値に係る実行時間を示す。例えば、図10に示す例では、実行時間は、20ミリ秒であり、この場合、出力モードM3の実行時間は、20ミリ秒であり、出力モードM4の実行時間が同じ20ミリ秒であり、出力モードM2の実行時間が24ミリ秒である。
繰り返し情報は、モード構成情報で示される各出力モードが繰り返し(周期的に)実行されるか否かを示す。ここでは、一例として、“1”は、繰り返し実行されることを表し、“0”は、繰り返し実行されないことを表す。なお、繰り返し実行される場合は、繰り返し回数や繰り返し態様(例えばインターバルの有無やその長さ等)が規定されてもよい。
例えば、図10に示す例では、制御情報ID“001”に対応付けられている繰り返し情報は、“1”であり、従って、出力モードM3、出力モードM4、及び出力モードM2が、この順に、複数回、繰り返し実行される。
下位データ512では、出力モードごとに、対応する出力モードに係る出力波形を出力するための制御パラメータが対応付けられる。制御パラメータは、任意であるが、本実施例では、一例として、出力波形が交流波形か直流波形かを表す第1パラメータと、周波数に関する第2パラメータと、振幅(強度)に関する第3パラメータとを含む。ここでは、一例として、第1パラメータの値は、“1”が交流波形を表し、“0”が直流波形かつ極性が正であること、を表し、“2”が直流波形かつ極性が負であること、を表す。なお、出力波形が直流波形であるとき、第2パラメータの値は、パルス波の発生の周波数を表してよい。また、出力の強度がユーザ入力により調整可能な構成の場合、第3パラメータの値は、デフォルト値として機能してよい。なお、第3パラメータは、出力レベルを示す電圧やデューティに関連したパラメータであってよい。
例えば、図10に示す例では、出力モードM1は、第1パラメータの値が“1”であり、出力波形が交流波形であることを表す。また、出力モードM1は、第2パラメータの値が“α1(実際には特定の数値)”であり、交流波形の周波数がα1[Hz]であることを表す。また、出力モードM1は、第3パラメータの値が“β1(実際には特定の数値)”であり、交流波形の振幅がβ1[V]であることを表す。
このようにして本実施例によれば、部位IDごとに、制御情報を対応付けることができる。従って、対象部位ごとに、対象部位に好適な出力波形を生成できる制御情報を対応付けることができる。また、本実施例によれば、各部位に対象物(化粧品等)を対応付けることが可能であり、この場合、対象部位ごとに、対象部位ごとの対象物の特性に好適な出力波形を生成できる制御情報を対応付けることができる。また、対象部位ごとにユーザの肌情報(例えば肌状態ID)が対応付けられるので、対象部位ごとに、肌情報に好適な出力波形を生成できる制御情報を対応付けることができる。
また、ユーザ端末2は、ユーザ情報生成部220、画像取得部222、肌情報生成部224、対象物情報生成部226、作用部位情報生成部228、制御情報要求部230、制御情報更新部232、及び制御処理部234を有する。
ユーザ情報生成部220から制御処理部234までの各部の機能は、ユーザ端末2に備わる制御部(図示せず)が、ユーザ端末2に備わる記憶部(図示せず)等に記憶される1つ以上のプログラム(例えば専用のアプリケーションプログラム)を実行することで実現できる。以下では、一例として、ユーザ情報生成部220から制御処理部234までの各部の機能は、専用のアプリケーションプログラム(以下、「専用アプリ」とも称する)により実現されるものとする。なお、専用アプリは、ネイティブアプリであってもよいし、WEBアプリであってもよい。
ユーザ情報生成部220は、ユーザからのユーザ入力に基づいて、ユーザ情報記憶部210内に記憶するデータ(ユーザに関するユーザ情報)を生成する。なお、ユーザは、初期登録時等において、ユーザ情報に係るユーザ入力を行ってよい。
ユーザ情報生成部220は、ユーザ情報記憶部210内のユーザ情報を生成又は更新すると、生成後又は更新後のユーザ情報を情報処理装置3に送信する。
画像取得部222は、ユーザ端末2等からユーザに係る画像を取得する。画像取得部222は、肌状態診断用の顔画像(以下、区別のため「第1顔画像」とも称する)と、作用部位特定用の顔画像(以下、区別のため「第2顔画像」とも称する)とを、取得してよい。
本実施例では、画像取得部222は、ユーザ端末2のカメラ2aにより撮像された画像を、第1顔画像として取得する。第1顔画像の取得タイミングは、任意であり、美容デバイス4の利用中であってもよいし、美容デバイス4の利用中以外であってもよい。なお、変形例では、画像取得部222は、ユーザ端末2のカメラ2a以外の撮像装置(例えばユーザ等が所持する他のカメラ)で撮像された画像を、第1顔画像として取得してもよい。
また、本実施例では、画像取得部222は、ユーザ端末2のカメラ2aにより撮像された画像を、第2顔画像として取得する。第2顔画像の取得タイミングは、美容デバイス4の利用中であってよい。第1顔画像と第2顔画像とは、共通の画像(カメラ2aの撮像した同じ画像)であってもよい。
肌情報生成部224は、上述したユーザに係る肌情報(肌情報記憶部212内のデータ)を生成する。
例えば、肌情報生成部224は、ユーザの肌に対する接触式のセンサ又は非接触式のセンサからのセンサ情報に基づいて、ユーザに係る肌情報を生成してよい。接触式のセンサは、肌の抵抗値や水分量を測定するセンサであってよい。この場合、接触式のセンサは、美容デバイス4の動作部4aに設けられてもよい。非接触式のセンサは、画像センサ(カメラ)等であってよい。この場合、肌情報生成部224は、画像取得部222により取得されるユーザに係る第1顔画像に基づいて、ユーザに係る肌情報を生成する。肌情報生成部224は、肌情報を生成すると、肌情報記憶部212内のデータを更新する。例えば、肌情報生成部224は、肌診断エンジンを備えてよく、肌診断エンジンにより肌情報(診断ないし解析結果)を生成してもよい。なお、肌診断エンジンは、人工知能等を利用した機械学習により構築されてよい。人工知能の場合は、機械学習により得られる畳み込みニューラルネットワークを実装することで実現できる。機械学習では、例えば、多数のユーザに係る第1顔画像に係る実績データを用いて、肌情報に係る誤差(例えば専門家による診断結果に対する誤差)が最小になるような畳み込みニューラルネットワークの重み等が学習されてよい。この場合、ユーザに係る肌情報の時系列の変化が考慮されない態様(すなわち現時点の第1顔画像を利用する態様)で、ユーザに係る肌情報が生成されてもよい。
あるいは、肌情報生成部224は、画像取得部222により取得されるユーザに係る第1顔画像を、肌診断を行う者(例えば専門家)に送信することで、当該者から診断結果を取得してよい。あるいは、肌情報生成部224は、画像取得部222により取得されるユーザに係る第1顔画像を、肌診断を行う肌診断装置(例えば情報処理装置3)に送信することで、当該肌診断装置から診断結果を取得してよい。この場合、肌情報生成部224は、診断結果に基づいて、ユーザに係る肌情報を生成してよい。
また、肌情報生成部224は、画像取得部222により取得される第1顔画像に代えて又は加えて、ユーザからのユーザ入力に基づいて、ユーザに係る肌情報を生成してもよい。この場合、ユーザ入力は、肌状態に関するユーザの自己診断情報(すなわちユーザ自身の肌に関する自己診断情報)を含んでよい。自己診断情報は、複数の対象部位の1つ又は2つ以上に対応付けて、対応する対象部位に関するユーザ自身の認識又は悩みを表してよい。自己診断情報は、所定のアンケートに対するユーザの回答や問診結果等に基づいて生成されてもよい。
肌情報生成部224は、肌情報記憶部212内の肌情報を生成又は更新すると、生成後又は更新後の肌情報を情報処理装置3に送信する。
対象物情報生成部226は、上述した対象物情報(対象物情報記憶部214内のデータ)を生成する。対象物情報生成部226は、ユーザからのユーザ入力に基づいて、ユーザに係る対象物情報を生成してもよい。この場合、ユーザ入力は、使用している化粧品を特定する情報の入力や、複数の化粧品を表示する所与の選択画面に対する選択入力等を含んでよい。また、ユーザIDを紐付けることで化粧品販売サイト(例えば図1の化粧品販売サーバ5に係る販売サイト)と連携することも可能であり、この場合、対象物情報生成部226は、化粧品販売サイトにおけるユーザの購入情報に基づいて、各ユーザに係る対象物情報を生成(更新)してもよい。
また、対象物情報生成部226は、対象物情報(図9参照)のうちの、適用部位については、ユーザ入力に基づいて生成してもよいし、化粧品の特性に基づいて自動的に生成してもよい。例えば、目元美容液やリンクルケアなどに関連する化粧品の場合、対象物情報生成部226は、ユーザ入力に基づくことなく、対象物情報(図9参照)のうちの、適用部位が“目尻”を含むように生成してもよい。
あるいは、対象物情報生成部226は、ユーザの肌に対する接触式のセンサ又は非接触式のセンサからのセンサ情報に基づいて、対象物情報を生成してよい。この場合、接触式のセンサは、成分特性(pH(Potential Hydrogen)など)や抵抗値等を測定するセンサであってよく、また、温度測定や、成分判定、テクスチャー判定等の各種判定処理が可能であってよい。また、この場合、接触式のセンサは、美容デバイス4の動作部4aに設けられてもよい。非接触式のセンサは、画像センサ(カメラ)等であってよい。
対象物情報生成部226は、対象物情報記憶部214内の対象物情報を生成又は更新すると、生成後又は更新後の対象物情報を情報処理装置3に送信する。
作用部位情報生成部228は、ユーザによる美容デバイス4の利用中に動作する。作用部位情報生成部228は、作用部位と各対象部位との位置関係(すなわち美容デバイス4と各対象部位との位置関係)を特定可能な作用部位情報を生成する。作用部位とは、ユーザの身体における美容デバイス4が作用している部位(美容デバイス4の電極40を当てている部位)であり、ユーザによる美容デバイス4の位置付け(操作)に応じて変化しうる。従って、ユーザの操作に依存して、ある時点の作用部位は、特定の対象部位に属する場合もあれば、属さない場合もありうる。
本実施例では、一例として、作用部位情報生成部228は、第2顔画像自体を作用部位情報として生成する。なお、他の実施例では、作用部位情報生成部228は、第2顔画像から導出可能な情報(例えば作用部位の画像認識結果)を、作用部位情報として生成してよい。あるいは、作用部位情報生成部228は、ユーザからのユーザ入力に基づいて、作用部位情報を生成してもよい。この場合、ユーザ入力は、美容デバイス4を当てる予定又は現に当てている作用部位(又は対象部位)自体を指定する情報を含んでよい。あるいは、特定の対象部位に特化した特定種類の美容デバイス4が使用される場合、作用部位情報生成部228は、当該特定種類の美容デバイス4が使用されている際に、対応する特定の対象部位を表す作用部位情報を生成してもよい。作用部位情報生成部228は、作用部位情報を生成すると、情報処理装置3に送信する。
制御情報要求部230は、制御情報の送信を要求するための制御情報要求を、情報処理装置3に送信する。ユーザ端末2からの制御情報要求には、対応するユーザIDが含まれる。制御情報は、後述するように、制御情報要求に応答する態様で情報処理装置3から提供される。
制御情報要求部230は、ユーザに係る最適な制御情報を変化させる所定要因が発生すると、新たな制御情報を取得すべく、制御情報要求を情報処理装置3に送信してよい。この場合、所定要因は、ユーザ情報の変化(例えば新たな美容デバイス4の購入による美容デバイス4の変化や、肌情報生成機能のオン/オフ状態の変更等)、肌情報の変化、対象物情報の変化、又はこれらの任意の組み合わせであってよい。
制御情報更新部232は、制御情報要求部230による制御情報要求に応答して情報処理装置3から送信される制御情報に基づいて、制御情報記憶部216内のデータを更新する。
制御処理部234は、制御情報記憶部216内の制御情報に基づいて、美容デバイス4を制御する。この場合、制御処理部234は、後述する情報処理装置3の制御実行部322からの制御指示に基づいて、制御指示に含まれる制御情報IDに応じた各種パラメータの各値(図10参照)を読み出す。そして、制御処理部234は、読み出した各種パラメータの各値に基づいて、美容デバイス4を制御する。なお、変形例では、制御処理部234は、読み出した各種パラメータを美容デバイス4に送信してもよいし、各種パラメータに基づく各種指令値等を美容デバイス4に送信してもよいし、制御指示自体を美容デバイス4に送信(転送)してもよい。
また、制御処理部234は、ユーザ端末2に対するユーザ入力に基づいて、美容デバイス4の各種制御を実行してもよい。この場合、ユーザ入力は、例えば電源のオン/オフ用の入力や、出力レベルの調整用の入力を含んでよい。また、ユーザ入力は、タッチスイッチ等の操作入力や、音声入力、及び/又はジェスチャ入力等により実現されてもよい。
次に、図11から図20を参照して、ユーザ端末2の具体的な動作例を更に説明する。
図11は、ユーザ端末2が情報処理装置3から制御情報を取得する態様の一例を概略的に示すタイミングチャートである。図11に示す態様は、専用アプリをユーザ端末2にインストールして初期登録を行う際に実現されてよい。
ユーザ端末2は、例えば専用アプリをインストールの際の初期登録時に、ユーザ入力に基づいてユーザ情報を生成し(ステップS1100)、ついで、第1顔画像を取得し(ステップS1102)、取得した第1顔画像に基づいて、肌情報を生成する(ステップS1104)。また、ユーザ端末2は、例えばユーザ入力に基づいて、対象物情報を生成する(ステップS1106)。ユーザ端末2は、生成した各種情報(ユーザ情報、肌情報、及び対象物情報)を情報処理装置3に送信するとともに、制御情報要求を情報処理装置3に送信する(ステップS1108)。なお、制御情報要求の送信タイミングは、ユーザ情報、肌情報、及び対象物情報の送信タイミングと同じでなくてもよい。
情報処理装置3は、ユーザ端末2からユーザ情報、肌情報、及び対象物情報を受信すると、データベース(後述するユーザ情報データベース305等)における対応するユーザに係るデータを更新する(ステップS1120)。また、情報処理装置3は、ユーザ端末2から制御情報要求を受信すると、制御情報を抽出し(ステップS1122)、抽出した制御情報をユーザ端末2に送信する(ステップS1124)。なお、これらの情報処理装置3側の機能の詳細は、後述する。
ユーザ端末2は、制御情報を受信すると(ステップS1126)、制御情報記憶部216内に制御情報を記憶(更新)し(ステップS1128)、その後、制御情報に基づいて美容デバイス4の制御を開始する(ステップS1130)。なお、変形例では、制御情報は、ユーザ端末2から更に美容デバイス4に転送されてもよい。この場合、制御情報記憶部216の機能が美容デバイス4(例えば図4に示した制御装置110内の記憶部)により実現される。
なお、図11では、第1顔画像に基づいて肌情報が生成されるが、上述したように、肌状態に関するユーザの自己診断情報等に基づいて肌情報が生成されてもよい。
図12は、ユーザ端末2が情報処理装置3から制御情報を取得(更新)する態様の一例を概略的に示すタイミングチャートである。図12に示す態様は、専用アプリをインストール済のユーザ端末2が、その後、制御情報を更新する際に実現されてよい。
ユーザ端末2は、上述した所定要因(ユーザ情報、肌情報、及び/又は対象物情報の変化)が発生すると(ステップS1200で「YES」)、変化後の情報を情報処理装置3に送信するとともに、制御情報要求を情報処理装置3に送信する(ステップS1202)。なお、この場合、情報処理装置3に送信する変化後の情報は、変化後の情報全体であってもよいし、変化前の情報に対する差分であってもよい。
情報処理装置3は、変化後の情報を受信すると、データベース(後述する各データベース)を更新し(ステップS1220)、変化後の情報に対応する制御情報を抽出し(ステップS1222)、抽出した制御情報をユーザ端末2に送信する(ステップS1224)。なお、これらの情報処理装置3側の機能の詳細は、後述する。
ユーザ端末2は、制御情報を受信すると(ステップS1226)、制御情報記憶部216内に制御情報を記憶し(ステップS1228)、その後、制御情報に基づいて美容デバイス4の制御を開始する(ステップS1230)。
このようにして図12に示す態様では、ユーザ情報、肌情報、及び/又は対象物情報が初期登録後に変化した場合でも、変化後の情報に応じた制御情報を情報処理装置3から取得及び更新できる。
図13は、化粧品販売サーバ5と連携したユーザ端末2が情報処理装置3から制御情報を取得(更新)する態様の一例を概略的に示すタイミングチャートである。図13に示す態様は、前出の図12と同様、専用アプリをインストール済のユーザ端末2が、その後、制御情報を更新する際に実現されてよい。図14から図17は、図13に示す態様の説明図である。
ユーザ端末2は、専用アプリの一機能として、肌の悩み等に関するアンケート情報の入力機能を有してよい。この場合、ユーザ端末2は、ユーザ入力に基づいてアンケート回答情報を生成し、化粧品販売サーバ5に送信する(ステップS1300)。
化粧品販売サーバ5は、アンケート回答情報に基づいて、ユーザにおすすめの化粧品を抽出し、ユーザに提示する(ステップS1302)。例えば、図14に示すように、アンケート回答情報に基づくユーザの悩みが「しわ、たるみ」である場合、化粧品販売サーバ5は、ケア分類の「エイジングケア成分」として、レチノールやニコチン酸アミド等の成分が含まれる化粧品を抽出し、提示する。図15は、いくつかのおすすめの化粧品の提示用の画面表示(ユーザ端末2の画面表示)の一例を示す。この場合、ユーザは、化粧水のカテゴリのうちの、エッセンスA、B、C等から、所望の化粧水を購入できる。例えば、ユーザ端末2は、ユーザ入力に基づいて、エッセンスBに係る購入操作を検出すると、購入情報を化粧品販売サーバ5に送信する(ステップS1304)。ユーザ端末2は、エッセンスBに係る購入操作を検出すると、図16に示すように、ユーザ端末2に登録画面を表示させてもよい。登録画面は、エッセンスBを対象物情報に含ませるか否かをユーザに入力してもらうためのユーザインタフェースを含んでよい。例えば、ユーザが登録ボタンを操作すると、化粧品販売サーバ5は、エッセンスBの成分情報をユーザ端末2に送信し(ステップS1306)、ユーザ端末2は、エッセンスBが含まれるように対象物情報を生成(更新)する(ステップS1308)。そして、ユーザ端末2は、変化後の情報を情報処理装置3に送信するとともに、制御情報要求を情報処理装置3に送信し(ステップS1310)、以下、図12のステップS1220以降と同様となる。なお、図13では、化粧品販売サーバ5は、エッセンスBの成分情報をユーザ端末2に送信するが、これに加えて又は代えて、情報処理装置3に送信してもよい。
なお、ユーザ端末2が情報処理装置3から受信した制御情報を美容デバイス4に転送する場合、例えば図17に示すような画面表示(ユーザ端末2の画面表示)が実現されてもよい。これにより、ユーザは、新たに購入した化粧品に関する登録が完了したことを容易に把握できる。また、ユーザは、送信開始ボタンを押すと、今後、今回購入したエッセンスBに好適な制御情報に基づく出力波形(図17では、“専用波形”と表記)が美容デバイス4から発生されることを、容易に把握できる。このようにして、ユーザは、自身の悩みにあった化粧品と専用波形とを一連の操作で手に入れることができる。
図13から図17に示す例では、化粧品販売サーバ5は、ユーザからのアンケート回答情報に基づいて、ユーザに適したおすすめの化粧品を提示する対象物提示部として機能する。なお、化粧品販売サーバ5は、図1に示すように、情報処理装置3とは別のサーバであってもよいし、情報処理装置3により実現されてもよい。この場合、情報処理装置3は、アンケート回答情報以外のユーザ情報(例えば、後述するユーザ情報データベース305内のユーザデータ)に基づいて、各ユーザに適したおすすめの化粧品を提示する対象物提示部としても機能できる。
図18は、ユーザ端末2により実現される制御情報に基づく制御処理の一例を概略的に示すフローチャートである。図18に示す処理は、図11から図13を参照して上述した態様で取得した制御情報に基づく制御処理である(ステップS1130及びステップS1230参照)。図18に示す処理は、所定周期ごとに繰り返し実行されてよい。図19及び図20は、図18に示す制御処理の説明図である。図19は、図18に示す処理が実行される環境の一例として、美容デバイス4を利用しているユーザの様子を模式的に示す図である。
ステップS1800では、ユーザ端末2は、第2顔画像を生成する。なお、ユーザは、ユーザ端末2のカメラ2a(例えばインカメラ)を利用して、図19に示すように、ユーザ端末2の画面の自身の顔を見ながら、美容デバイス4を利用してよい。この場合、第2顔画像は、美容デバイス4の利用中に、ユーザ端末2のカメラ2aによりリアルタイムに生成される。
ステップS1802では、ユーザ端末2は、生成した第2顔画像(作用部位情報)を情報処理装置3に送信する。
ステップS1804では、ユーザ端末2は、情報処理装置3から制御指示を受信したか否かを判定する。なお、情報処理装置3からの制御指示は、後述するように、作用部位と各対象部位との位置関係の変化に応じて制御情報IDが変化する場合に、送信される。判定結果が“YES”の場合、ステップS1806に進み、それ以外の場合は、ステップS1810に進む。
ステップS1806では、ユーザ端末2は、ステップS1804で受信した制御指示に含まれる新たな制御情報ID(変化後の制御情報ID)に基づいて、当該制御情報IDに係る制御情報を制御情報記憶部216から読み出す。
ステップS1808では、ユーザ端末2は、ステップS1806で読み出した制御情報に基づいて、美容デバイス4の制御を開始する。
ステップS1810では、ユーザ端末2は、前回周期以前に読み出した制御情報に基づいて、美容デバイス4の制御を継続する。
このようにして図18に示す処理によれば、ユーザが美容デバイス4を当てる部位(作用部位)を変化させると、それに追従して、利用する制御情報が変化し、各対象部位に適合した制御情報に基づく処理を実現できる。
図20は、図19に示すユーザが見ているユーザ端末2の画面表示の一例を示す図である。図20には、作用部位が異なる2時点でのユーザ端末2の画面表示が横並びで示されている。
美容デバイス4の利用中におけるユーザ端末2の画面表示は、図20に示すように、第2顔画像とともに、美容デバイス4の状態を示す状態情報G200を含んでよい。状態情報G200は、現在実行されている処理に係る制御情報を特定可能な表示G201を含んでよい。表示G201は、制御情報自体ではなく、ユーザにとってわかりやすい表記を含んでよい。例えば、図20に示す例では、表示G201は、出力モードM1や出力モードM2の文字を含むが、実際には、高周波モード等のような、より直感的にわかりやすい表記を含む。これにより、ユーザは、出力モードが変化したことを容易に把握でき、作用部位の変化に起因して出力波形が変化した場合も、違和感なく処理を継続できる。また、図20では示されていないが、美容デバイス4の利用中におけるユーザ端末2の画面表示は、美容デバイス4の動作モード(一連の制御)の残り時間や、美容デバイス4のバッテリ残量、現時点の作用部位(目元や口元等)や作用筋肉(眼輪筋、咬筋)等を表す他の各種情報を含んでもよい。
なお、図5に示す例では、ユーザ端末2は、肌情報生成部224、対象物情報生成部226、及び作用部位情報生成部228を備えているが、これらのうちの一部が省略されてもよい。また、ユーザ入力に応じてこれらの機能がオン/オフ状態で切替可能であってもよい。例えば、肌情報の生成を望まないユーザは、肌情報生成部224の機能をオフする設定状態を形成してもよいし、肌情報の生成用の入力を行わないこととしてもよい。
図21は、情報処理装置3の機能の一例を示す図である。図22は、対象物データベース300内のデータの一例の説明図である。図23は、第1制御情報データベース301から第5制御情報データベース(図示せず)内のデータの一例の説明図である。図24は、ユーザ情報データベース305内のデータの一例の説明図である。
情報処理装置3は、対象物データベース300と、第1制御情報データベース301と、第2制御情報データベース302と、第3制御情報データベース303と、第4制御情報データベース304と、ユーザ情報データベース305とを含む。対象物データベース300からユーザ情報データベース305の各データベースは、図2に示した記憶部32により実現できる。
対象物データベース300には、制御情報が対応付けられる対象物に関するデータが記憶される。図22に示す例では、対象物データベース300内のデータは、物質単位の対象物について物質IDごとに管理された対象物データD301と、化粧品単位の対象物について化粧品IDごとに管理された化粧品データD302とを含む。なお、対象物データD301の物質名や化粧品データD302の化粧品名は、正式名称や、略称、別名、化学記号等を含んでよい。化粧品データD302の全成分リストは、化粧品メーカから提供される情報や、化粧品のパッケージ等に表示される情報、分析結果等に基づいてよい。また、図22に示す例では、化粧品データD302には、含まれていないが、成分番号、性質、分子量等を含んでよい。この場合、性質は、例えば、(1)溶媒への対象物の溶けやすさに関する性質、(2)帯電に係る特性、及び、(3)分子量又はその属性、のうちの少なくともいずれかに基づいて設定されてよい。
例えば(1)については、対応する対象物の、特定溶媒(例えば水や油)への溶けやすさ(溶け難さも同義)に関する性質(例えば、水溶性であるか脂溶性であるかという性質や、皮膚外用剤を使用する温度と溶液のpH(Potential Hydrogen)において水溶性であるか、脂溶性(油溶性)であるか、あるいは、両親媒性であるかという性質)とを、含んでよい。また、(2)については、例えば荷電数として、2,1,0,-1、や、これに代えて又は加えて、帯電の正負や、荷電を有しない区分(解離しないないしは両性電解質)に係る特性を含んでよい。また、水溶液中での解離態様とその酸又は塩基の強度に係る特性を含んでよい。また、(3)については、分子量自体であってもよいし、低分子か高分子かなどの区分(属性)を示す情報を含んでよい。
なお、上述したユーザ端末2における対象物情報記憶部214内のデータは、対象物データベース300内のデータの一部に対応してよい。換言すると、上述したユーザ端末2における対象物情報記憶部214内のデータは、対象物データベース300内のデータに基づいて、生成されてもよい。
第1制御情報データベース301には、肌情報と対象物情報の組み合わせに対応付けられている制御情報(以下、区別するときは、「第1制御情報」とも称する)が記憶される。この場合、肌情報が同じであっても対象物情報が異なれば、第1制御情報も異なりうる。このような第1制御情報は、上述した作用部位情報生成部228を備えていない又は作用部位情報生成部228の機能がオフされているユーザ端末2を介した美容デバイス4の制御に好適である。図23には、第1制御情報の一例が表2301で示されている。この場合、肌状態IDと物質ID又は化粧品IDとの組み合わせごとに、制御情報IDが対応付けられている。肌状態IDは、顔全体に対応付けられてよい。なお、一の制御情報IDに対応する制御情報は、図10を参照したとおり、対応するモード構成情報等を含み、各種試験や知見等に基づいて適合されてよい。この場合、肌状態のみならず化粧品の性質等を考慮した制御情報を用意できる。この結果、肌状態及び化粧品(対象物)の双方に適合した制御情報に基づく処理を実現できる。
第2制御情報データベース302には、肌情報と対象部位の組み合わせに対応付けられている制御情報(以下、区別するときは、「第2制御情報」とも称する)が記憶される。この場合、肌情報が同じであっても対象部位が異なれば、第2制御情報も異なりうる。このような第2制御情報は、上述した対象物情報生成部226を備えていない又は対象物情報生成部226の機能がオフされているユーザ端末2を介した美容デバイス4の制御に好適である。図23には、第2制御情報の一例が表2302で示されている。この場合、肌状態IDと部位IDとの組み合わせごとに、制御情報IDが対応付けられている。なお、一の制御情報IDに対応する制御情報は、図10を参照したとおり、対応するモード構成情報等を含み、各種試験や知見等に基づいて適合されてよい。この場合、肌状態のみならず対象部位の性質を考慮した制御情報を用意できる。この結果、肌状態及び対象部位の双方に適合した制御情報に基づく処理を実現できる。
第3制御情報データベース303には、対象物情報と対象部位の組み合わせに対応付けられている制御情報(以下、区別するときは、「第3制御情報」とも称する)が記憶される。この場合、対象物情報が同じであっても対象部位が異なれば、第3制御情報も異なりうる。このような第3制御情報は、上述した肌情報生成部224を備えていない又は肌情報生成部224の機能がオフされているユーザ端末2を介した美容デバイス4の制御に好適である。図23には、第3制御情報の一例が表2303で示されている。この場合、物質ID又は化粧品IDと部位IDとの組み合わせごとに、制御情報IDが対応付けられている。なお、一の制御情報IDに対応する制御情報は、図10を参照したとおり、対応するモード構成情報等を含み、各種試験や知見等に基づいて適合されてよい。この場合、化粧品の性質のみならず対象部位の性質を考慮した制御情報を用意できる。この結果、化粧品及び対象部位の双方に適合した制御情報に基づく処理を実現できる。
第4制御情報データベース304には、肌情報と対象物情報と対象部位の組み合わせに対応付けられている制御情報(以下、区別するときは、「第4制御情報」とも称する)が記憶される。この場合、肌情報と対象物情報と対象部位のうちの1つが異なれば、第4制御情報も異なりうる。このような第4制御情報は、上述した肌情報生成部224、対象物情報生成部226及び作用部位情報生成部228のすべてが機能しているユーザ端末2を介した美容デバイス4の制御に好適である。図23には、第4制御情報の一例が表2304で示されている。この場合、肌状態IDと物質ID又は化粧品IDと部位IDとの組み合わせごとに、制御情報IDが対応付けられている。なお、一の制御情報IDに対応する制御情報は、図10を参照したとおり、対応するモード構成情報等を含み、各種試験や知見等に基づいて適合されてよい。この場合、肌状態や化粧品の性質のみならず対象部位の性質を考慮した制御情報を用意できる。この結果、肌状態とともに化粧品及び対象部位のそれぞれの性質に適合した制御情報に基づく処理を実現できる。
なお、図21に示す例では、示されていないが、第5制御情報データベースとして、肌情報、対象物情報、及び対象部位のうちの、1つだけに対応付けられている制御情報(以下、区別するときは、「第5制御情報」とも称する)が記憶されてもよい。このような第5制御情報は、上述した肌情報生成部224、対象物情報生成部226及び作用部位情報生成部228のうちのいずれか1つのみが機能しているユーザ端末2を介した美容デバイス4の制御に好適である。図23には、肌情報に対応付けられている第5制御情報の一例が表2305で示されている。この場合、肌状態IDごとに制御情報IDが対応付けられている。この場合、制御情報は、好ましくは、肌情報に適合する態様で生成される。例えば、制御情報は、好ましくは、肌状態IDごとに異なりうる態様で生成される。これにより、各ユーザの肌情報に応じた適切な制御情報に基づく処理を実現できる。
ユーザ情報データベース305には、各ユーザに係るユーザデータが記憶される。ユーザ情報データベース305内のユーザデータは、各ユーザに係るユーザデータを含む。ユーザ情報データベース305内のユーザデータの一部(基本情報や、使用する美顔器情報等)は、図24に示すように、各ユーザ端末2のユーザ情報記憶部210内のユーザ情報の一部に対応してよい。履歴情報は、ユーザによる美容デバイス4の利用履歴を表す。履歴情報は、利用日時や、利用頻度、利用時間(例えば1日あたりの利用時間)、利用した出力モード等の情報を含んでよい。ユーザ情報データベース305内の肌情報は、各ユーザ端末2の肌情報記憶部212内のデータに対応してよい。あるいは、ユーザ情報データベース305内の肌情報は、肌状態の検出(解析)に利用した第1顔画像に係る画像データを含んでよい。この場合、第1顔画像は、複数の時点の履歴データ(肌状態の変化履歴を示す顔画像)として記憶されてもよい。使用する化粧品情報(対象物情報)は、各ユーザ端末2の対象物情報記憶部214内のデータに対応してよい。
使用する制御情報IDの情報は、後述する処理部320により抽出された1つ以上の制御情報IDを表す情報であり、対応するユーザ端末2の制御情報記憶部216内のデータに対応する。図24には、使用する制御情報IDの情報の一例が示されている。表2400に示す例では、部位IDごとに、使用する制御情報IDの情報が対応付けられる。制御情報IDは、上述のように、各種制御情報のそれぞれに対して付与される識別子である。なお、作用部位情報生成部228を備えていない又は機能しない場合では、図24にて表2402で示すように、化粧品IDごとに(又は肌状態IDごとに)、美容デバイス4を制御するための制御情報IDが対応付けられてよい。
情報処理装置3は、情報取得部310と、処理部320と、制御情報生成部330と、補助情報出力部332とを含む。情報取得部310から補助情報出力部332の各部は、図2に示した制御部33により実現できる。
情報取得部310は、各ユーザ端末2等を介して各種情報を取得する。本実施例では、一例として、肌情報取得部311と、対象物情報取得部312と、作用部位情報取得部313とを含む。
肌情報取得部311は、各ユーザ端末2から上述した肌情報を取得する。肌情報は、上述したように各ユーザ端末2の肌情報生成部224により生成される。肌情報取得部311は、一のユーザに係る肌情報を取得すると、ユーザ情報データベース305内のデータ(当該一のユーザに係るユーザデータ)を更新する。なお、各ユーザ端末2における肌情報生成部224の機能は、情報処理装置3により実現されてもよい。

対象物情報取得部312は、各ユーザ端末2から上述した対象物情報を取得する。対象物情報は、上述したように各ユーザ端末2の対象物情報生成部226により生成される。対象物情報取得部312は、一のユーザに係る対象物情報を取得すると、ユーザ情報データベース305内のデータ(当該一のユーザに係るユーザデータ)を更新する。なお、各ユーザ端末2における対象物情報生成部226の機能は、情報処理装置3により実現されてもよい。
作用部位情報取得部313は、各ユーザ端末2から上述した第2顔画像(作用部位情報)を取得する。
処理部320は、情報取得部310により取得された各種情報に基づいて、美容デバイス4を制御する。具体的には、処理部320は、一のユーザ端末2から送信される肌情報等の各種情報を情報取得部310が取得すると、当該各種情報に応じた制御情報に基づいて、当該一のユーザ端末2を介して美容デバイス4を制御する。
本実施例では、処理部320は、制御情報抽出部321と、制御実行部322とを含む。
制御情報抽出部321は、一のユーザ端末2から制御情報要求を受信すると、対応するユーザに係るユーザデータ(ユーザ情報データベース305内のユーザデータ)に基づいて、制御情報を抽出する。
ここで、図25及び図26を参照して、制御情報抽出部321による制御情報抽出処理の一例について説明する。
図25は、制御情報抽出部321による制御情報抽出処理の一例を示す概略フローチャートである。
ステップS2500では、制御情報抽出部321は、制御情報要求に含まれるユーザIDに対応するユーザに係るユーザデータを、ユーザ情報データベース305内から読み出す。
ステップS2502では、制御情報抽出部321は、ステップS2500で抽出したユーザデータのうちの、使用する美顔器情報に基づいて、作用部位情報生成部228が備わりかつその機能がオン状態であるか否かを判定する。なお、作用部位情報生成部228が備わりかつその機能が常にオン状態であるユーザ端末2だけが処理対象であるシステムの場合、ステップS2502は省略されてもよい。判定結果が“YES”の場合、ステップS2504に進み、それ以外の場合は、ステップS2506に進む。
ステップS2504では、制御情報抽出部321は、各作用部位に対する制御情報抽出処理を実行する。各作用部位に対する制御情報抽出処理は、図26を参照して後述する。
ステップS2506では、制御情報抽出部321は、対象物及び肌状態に応じた制御情報抽出処理を実行する。具体的には、制御情報抽出部321は、ステップS2500で抽出したユーザデータのうちの、使用する化粧品情報(対象物情報)と、肌情報とに基づいて、第1制御情報データベース301から、対応する制御情報IDを抽出する。
ステップS2508では、制御情報抽出部321は、ステップS2504又はステップS2506で抽出した制御情報ID及び当該制御情報IDに対応する制御情報を、ユーザ端末2に送信するとともに、ユーザ情報データベース305内のユーザデータのうちの、使用する制御情報IDの情報を更新する。
図26は、図25のステップS2504の処理(各対象部位に対する制御情報抽出処理)の一例を示す概略フローチャートである。ここでは、対象部位の個数は、N個であるとする。なお、図8に示す例では、N=7(又は11)となる。
ステップS2600では、制御情報抽出部321は、kを“1”にセットする。
ステップS2602では、制御情報抽出部321は、k番目の対象部位を処理対象として設定する。
ステップS2604では、制御情報抽出部321は、ステップS2500で抽出したユーザデータのうちの、使用する化粧品情報(対象物情報)に基づいて、k番目の対象部位に対して適用される化粧品(対象物)を特定する。
ステップS2606では、制御情報抽出部321は、ステップS2500で抽出したユーザデータのうちの、肌情報に基づいて、k番目の対象部位の肌状態を特定する。
ステップS2608では、制御情報抽出部321は、ステップS2604で特定した化粧品(対象物)と、ステップS2606で特定した肌状態とに基づいて、第4制御情報データベース304から、対応する制御情報IDを抽出する。
ステップS2610では、制御情報抽出部321は、kを“1”をインクリメントする。
ステップS2612では、制御情報抽出部321は、すべての対象部位を処理対象として制御情報IDを抽出したか(k=Nであるか否か)を判定する。判定結果が“YES”の場合、図26の処理を終了し、それ以外の場合は、ステップS2602からの処理を繰り返す。
なお、図26は、肌情報生成部224が備わりかつその機能がオン状態である場合を前提としているが、他の実施例では、ステップS2606に先立って、図25のステップS2502のように、肌情報生成部224が備わりかつその機能がオン状態であるか否かを判定してもよい。そして、本判定結果が“NO”である場合は、ステップS2604で特定した化粧品(対象物)に基づいて、第3制御情報データベース303から、対応する制御情報IDを抽出してよい。同様に、図26は、対象物情報生成部226が備わりかつその機能がオン状態である場合を前提としているが、ステップS2604に先立って、対象物情報生成部226が備わりかつその機能がオン状態であるか否かを判定してもよい。そして、本判定結果が“NO”である場合は、ステップS2606で特定する肌状態に基づいて、第2制御情報データベース302から、対応する制御情報IDを抽出してよい。
また、肌情報生成部224が備わらない場合や、肌情報生成部224が備わるがその機能がオフ状態でも、部位特性(専門家や統計データなど)を考慮した制御情報が抽出されてもよい。すなわち、部位毎の肌情報がなくても、各部位の各種特性(専門家や統計データなどから得られる特性)に基づいて、作用部位に対応させた制御情報(例えば、目元は弱めなど)が抽出可能であってもよい。
また、図26は、作用部位情報生成部228が備わりかつその機能がオン状態である場合を前提としているが、作用部位情報生成部228が備わらない場合や、作用部位情報生成部228が備わるがその機能がオフ状態でも、部位を考慮した制御情報が抽出されてもよい。また、肌情報が取得可能である場合、最も肌状態が良好でない部位を重視し、当該部位に応じた制御情報を抽出してもよい。また、対象物情報が取得可能である場合、対象物情報が最も好適な部位を重視し、当該部位に応じた制御情報を抽出してもよい。
制御実行部322は、各ユーザ端末2に対し制御情報抽出部321により抽出された制御情報に基づいて、対応する各ユーザ端末2を介して、美容デバイス4を制御する。
ここで、図27を参照して、制御実行部322による制御情報抽出処理の一例について説明する。
図27は、制御実行部322による処理の一例を示す概略フローチャートである。ここでは、一のユーザ端末2に対する処理を説明するが、複数のユーザ端末2を同時に制御する場合は、同様の処理が並列的に実行されてよい。また、ここでは、一例として、制御対象のユーザ端末2は、作用部位情報生成部228が備わりかつその機能がオン状態であるものとする。作用部位情報生成部228は、上述したように、ユーザによる美容デバイス4の利用中、リアルタイムに動作する(すなわち、第2顔画像をリアルタイムに生成する)。
ステップS2700では、制御実行部322は、ユーザ端末2のユーザに係るユーザデータを、ユーザ情報データベース305内から読み出す。
ステップS2702では、制御実行部322は、ユーザ端末2からの最新の作用部位情報(本実施例では、一例として第2顔画像)に基づいて、作用部位の属する対象部位を特定する。ここで、ユーザが美容デバイス4を顔に当てているときの第2顔画像には、同ユーザの顔の像とともに美容デバイス4の像が含まれる。この場合、制御実行部322は、第2顔画像に対する画像処理結果に基づいて、顔の各部位と美容デバイス4との位置関係を特定できる。なお、顔画像に基づく顔の各部位の検出方法(及びそれに基づく顔の各部位と美容デバイス4との位置関係の特定方法)は、既存の3Dフェイス・トラッキング方法を利用して実現されてもよい。また、ここでの参照により本願明細書にその開示内容が組み込まれる特願2020-079818号や特願2021-148304号に記載の技術を利用して、顔の各部位と美容デバイス4との位置関係が特定されてもよい。
ステップS2704では、制御実行部322は、ステップS2702での特定結果に基づいて、作用部位に属する対象部位が変化したか否かを判定する。対象部位は、図8を参照して上述したとおりである。例えば、前回周期では対象部位“額”に属していた作用部位が、今回周期で対象部位“鼻”に属する場合、作用部位に属する対象部位が変化したと判定される。なお、初回周期(すなわち作用部位情報生成が初期的に生成された周期)の処理では、作用部位に属する対象部位が変化したと判定されてもよい。判定結果が“YES”の場合、ステップS2706に進み、それ以外の場合は、ステップS2710に進む。
ステップS2706では、制御実行部322は、ステップS2700で読み出したユーザデータのうちの、使用する制御情報IDの情報(図24参照)に基づいて、新たな対象部位(変化後の対象部位)に係る制御情報IDを特定する。例えば、制御実行部322は、今回周期で得た作用部位情報の作用部位が対象部位“鼻”に属する場合、部位名「鼻」の部位IDに対応する制御情報IDを特定する。
ステップS2708では、制御実行部322は、ステップS2706で特定した制御情報IDを含む制御指示を、ユーザ端末2に送信する。これにより、今回周期の作用部位が、例えば対象部位“鼻”に属するように変化した場合、ユーザ端末2は、部位名「鼻」の部位IDに対応する制御情報ID(図24参照)に対応付けられた各種パラメータの各値(図10参照)を読み出すことができる。
ステップS2710では、制御実行部322は、前回周期と同じ制御指示を、ユーザ端末2に送信する。これにより、今回周期の作用部位の属する対象部位が変化しない場合は、ユーザ端末2は、前回周期以前に読みだした制御情報に基づいて制御を継続できる。なお、ステップS2710の処理は省略されてもよい。この場合、対象部位の変化に伴い制御情報IDが変化した場合だけ制御指示がユーザ端末2に送信されてもよい。
このようにして図27に示す処理によれば、制御実行部322は、後述するユーザ端末2と連携して、作用部位情報に基づいて作用部位が、一の対象部位に含まれると判定した場合に、当該一の対象部位に係る各種パラメータの値(図10参照)に基づいて、美容デバイス4を制御できる。
制御情報生成部330は、第1制御情報データベース301から第4制御情報データベース304内のデータを生成及び更新する。制御情報生成部330は、新たな化粧品が発売等されることにより対象物データベース300内のデータが更新すると、新たな化粧品(対象物)に基づいて、第1制御情報データベース301や、第3制御情報データベース303、第4制御情報データベース304等内のデータを更新してよい。これにより、化粧品の増加とともに、第1制御情報データベース301等内のデータの充実化を図ることができる。
補助情報出力部332は、各ユーザ端末2に対して各種補助情報を出力する。各種補助情報は、任意であるが、例えば、ユーザによる美容デバイス4の利用履歴や、肌状態の変化履歴等を含んでよい。図28は、補助情報を表示する表示画面(ユーザ端末2の画面)の一例を示す図である。図28には、ユーザによる美容デバイス4の利用履歴を示す表示画面(ユーザ端末2の画面)の一例が示されている。図28に示す例では、2021年10月のカレンダー表示とともに、美容デバイス4の使用日を表すマークG28が示されている。ユーザは、例えば、所望の日のマークG28をタッチすることで、当該利用の詳細を確認可能であってもよい。また、図28に示す例では、その際に使用した制御情報を特定可能な表示G29を含んでよい。表示G29は、上述した表示G201(図19参照)と同様、制御情報自体ではなく、ユーザにとってわかりやすい表記を含んでよい。
例えば、上述した実施例において、図5等を参照して上述したユーザ端末2の機能の一部又は全部は、情報処理装置3により実現されてもよい。図21等を参照して上述した情報処理装置3の機能の一部又は全部は、各ユーザ端末2により実現されてもよい。例えば、ユーザ端末2の肌情報生成部224の機能は、情報処理装置3により実現されてもよい。また、情報処理装置3の肌情報取得部311及び/又は対象物情報取得部312及び/又は作用部位情報取得部313の機能は、ユーザ端末2により実現されてもよい。また、情報処理装置3の制御実行部322の機能は、ユーザ端末2により実現されてもよい。この場合、情報処理装置3への第2顔画像(作用部位情報)の送信が不要となるので、通信負荷を低減できる。また、補助情報出力部332の機能は、ユーザ端末2により実現されてもよい。この場合、ユーザ端末2は、美容デバイス4の電池の残量や、ポイントやランキング等を表示してもよい。また、同様に、上述した実施例において、図5等を参照して上述したユーザ端末2の機能の一部又は全部は、美容デバイス4により実現されてもよい。以下では、図29以降を参照して、ユーザ端末の機能と情報処理装置の機能等の分担態様が、上述した実施例(以下、区別のため、「実施例1」と称する)とは異なる一例(以下、「実施例2」と称する)について説明する。
図29は、実施例2によるユーザ端末2Aの機能を示す図であり、図30は、実施例2による情報処理装置3Aの機能を示す図である。
実施例2によるユーザ端末2Aは、上述した実施例1によるユーザ端末2の機能(図5参照)に対して、作用部位情報生成部228に代えて作用部位情報取得部228Aが追加され、処理部233が追加され、かつ、制御処理部234及び肌情報生成部224が省略された点が異なる。
作用部位情報取得部228Aは、上述した実施例1による情報処理装置3の作用部位情報取得部313と同様の機能を有する。この場合、作用部位情報取得部228Aは、上述した実施例1によるユーザ端末2の作用部位情報生成部228と同様の態様で、作用部位情報を生成(取得)してもよい。この場合、処理装置3Aへの第2顔画像(作用部位情報)の送信が不要となるので、通信負荷を低減できる。
処理部233は、制御実行部233Aを含み、制御実行部233Aは、上述した実施例1による情報処理装置3Aの制御実行部322及びユーザ端末2の制御処理部234とを組み合わせた機能を有する。制御実行部233Aの動作例は、図32を参照して後述する。
実施例2による情報処理装置3Aは、上述した実施例1による情報処理装置3Aの機能(図21参照)に対して、肌情報取得部311に代えて肌情報取得部311Aが設けられ、かつ、処理部320及び作用部位情報取得部313が省略された点が異なる。ただし、処理部320のうちの制御情報抽出部321は維持されている。
肌情報取得部311Aは、上述したユーザ端末2の肌情報生成部224と同様の機能を有する。この場合、情報処理装置3Aは、例えばユーザ端末2から第1顔画像を受信し、肌情報取得部311Aは、当該第1顔画像に基づいて、肌情報を生成してよい。肌情報取得部311Aを情報処理装置3側に配置することで、ユーザ端末2の処理負荷を低減できる(例えば肌情報生成部224に係る処理負荷をなくすことができる)。
図31は、実施例2によるユーザ端末2Aが情報処理装置3Aから制御情報を取得する態様の一例を概略的に示すタイミングチャートである。
図31に示す例では、ユーザは、ユーザ端末2Aを介してユーザ情報を生成し、生成したユーザ情報を送信することで、ユーザ情報の登録を行う(S3100)。情報処理装置3Aは、受信したユーザ情報に基づいてユーザ情報データベース305内の対応するデータ(図24参照)を更新する(ステップS3102)。また、ユーザは、ユーザ端末2Aを介して第1顔画像を取得し、情報処理装置3Aに送信する(ステップS3104)。情報処理装置3Aは、第1顔画像に基づいて、肌情報を生成し(ステップS3106)、ユーザ情報データベース305内の対応するデータ(図24参照)を更新する(ステップS3108)。ついで、情報処理装置3Aは、肌情報をユーザ端末2Aに送信する(ステップS3110)。この場合、ユーザ端末2Aは、受信した肌情報を表示してもよい(ステップS3112)。ユーザ端末2Aは、肌情報記憶部212内のデータを更新してもよい。ただし、実施例2において、ユーザ端末2Aの肌情報記憶部212は省略されてもよい。また、ユーザ端末2Aは、対象物情報を生成し、情報処理装置3Aに送信する(ステップS3114)。情報処理装置3Aは、対象物情報を受信して取得すると(ステップS3116)、ユーザ情報データベース305内の対応するデータ(図24参照)を更新する(ステップS3118)。以降は、ユーザ端末2Aが制御情報要求を情報処理装置3に送信すると(ステップS3120)、図11を参照して上述したステップS1122からステップS1130と同様の処理が実現されてよい。
図32は、ユーザ端末2Aによる処理の一例を示す概略フローチャートである。図32の処理は、ユーザ端末2Aと美容デバイス4とが例えばBluetooth(登録商標)に基づく無線通信が可能な接続状態で実行されてよい。
ステップS3100では、ユーザ端末2Aの画像取得部222は、第2顔画像を取得する。
ステップS3102では、ユーザ端末2Aの作用部位情報取得部228Aは、ステップS3100で得た第2顔画像に基づいて、作用部位の属する対象部位を特定することで、作用部位情報を取得する。なお、本ステップにおける特定方法自体は、図27を参照して上述したステップS2702と同様であってよい。なお、作用部位情報取得部228Aは、上述したようにユーザからのユーザ入力に基づいて、作用部位情報を生成(取得)してもよい。
ステップS3104では、ユーザ端末2Aの制御実行部233Aは、ステップS3102で取得した作用部位情報に基づいて、作用部位に属する対象部位が変化したか否かを判定する。本ステップにおける判定方法自体は、図27を参照して上述したステップS2704と同様であってよい。判定結果が“YES”の場合、ステップS3106に進み、それ以外の場合は、ステップS3110に進む。
ステップS3106では、制御実行部233Aは、ステップS3100で読み出したユーザデータのうちの、使用する制御情報IDの情報(図24参照)に基づいて、新たな対象部位(変化後の対象部位)に係る制御情報IDを特定する。例えば、制御実行部233Aは、今回周期で得た作用部位情報の作用部位が対象部位“鼻”に属する場合、部位名「鼻」の部位IDに対応する制御情報IDを特定する。
ステップS3108では、制御実行部233Aは、ステップS3106で特定した制御情報IDを、美容デバイス4に送信する。これにより、今回周期の作用部位が、例えば対象部位“鼻”に属するように変化した場合、ユーザ端末2は、部位名「鼻」の部位IDに対応する制御情報ID(図24参照)を、美容デバイス4に送信できる。この場合、美容デバイス4は、受信した制御情報IDに対応付けられた各種パラメータの各値(図10参照)を読み出し、読み出した各種パラメータの各値に基づいて動作する。
ステップS3110では、制御実行部233Aは、前回周期と同じ制御情報IDを、美容デバイス4に送信する。これにより、今回周期の作用部位の属する対象部位が変化しない場合は、美容デバイス4は、前回周期以前に制御実行部233Aが読みだした制御情報に基づく制御を継続できる。なお、ステップS3110の処理は省略されてもよい。この場合、対象部位の変化に伴い制御情報IDが変化した場合だけ制御指示が美容デバイス4に送信されてもよい。
このようにして図27に示す処理によれば、美容デバイス4は、ユーザ端末2Aと連携して、作用部位情報に基づいて作用部位が含まれる対象部位が変化するごとに、変化後の対象部位に係る各種パラメータの値(図10参照)に基づいて、動作できる。
なお、図27に示す処理では、制御情報IDがユーザ端末2Aから美容デバイス4に送信されているが、作用部位情報や、制御情報自体(制御情報IDに対応付けられた各種パラメータの各値)、各種指令値、設定値等がユーザ端末2Aから美容デバイス4に送信されてもよい。例えば、作業部位情報が美容デバイス4に送信される場合、美容デバイス4は、受信した作用部位情報に基づいて、制御情報IDを特定し、特定した制御情報IDに対応付けられた各種パラメータの各値に基づいて動作してもよい。
以上、各実施例について詳述したが、特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された範囲内において、種々の変形及び変更が可能である。また、前述した実施例の構成要素を全部又は複数を組み合わせることも可能である。
また、上述した実施例1(上述した実施例2も同様、以下同様)では、制御情報は、肌情報、対象物情報、及び対象部位の少なくともいずれか1つが異なる場合に異なりうる態様で設定されるが、これに加えて、他の因子が考慮されてもよい。例えば、制御情報は、ユーザごとに異なりうる態様で生成されてもよい。この場合、ユーザ情報記憶部210内のデータ(例えば年齢や性別等)が考慮されてよい。これにより、各ユーザに適した制御情報に基づく処理を実現できる。また制御情報は、利用時の外部環境(例えば紫外線の強さや、湿度等)に応じて、補正されてもよい。これは、利用時の外部環境に応じて最も効果的な制御情報に差異が生じうるためである。また、制御情報は、美容デバイス4の種類ごとに設定されてもよい。この場合、情報処理装置3は、制御情報の要求元のユーザが所有する美容デバイス4の種類に応じた制御情報を抽出してよい。また、対象物に対応付けられる制御情報は、化粧品全体の「pH値」や、「基剤」、「配合割合」、「有効性」等をも考慮して適合されてもよい。
また、上述した実施例では、制御情報に基づいて美容デバイス4で実行される処理は、電気的な出力波形に基づくが、これに限られない。例えば電気的な出力波形に代えて又は加えて、ヒータ等による熱を用いる方法、LED(Light Emitting Diode)光やIPL(Intense Pulsed Light)のような光を用いる方法、超音波を用いる方法、磁気的方法、電磁波を用いる方法、及びプラズマを用いる方法のうちのいずれか1つ以上が利用されてもよい。この場合、電極40が利用されない処理が実現されてもよい。
また、上述した実施例では、一の対象物に対応付けられる制御情報は、主に、当該対象物の、人の皮膚への浸透が効果的に実現されるように適合されるが、これに限られない。例えば、電気施術においては、浸透以外に電気そのものの効果が出やすい対象物が存在することがわかってきている。すなわち、浸透以外にも、単純に電気の働きかけで、肌が活性化されて、肌のハリや弾力が出る場合があり、その際に利用するのが好適な対象物もある。また、LEDや電磁波なども対象物の浸透を促す効果よりは、細胞の活性化や血行促進、殺菌などの効果の方が有意であり、その際に利用するのが好適な対象物もある。具体的には、クエン酸を含む対象物は、電気が流れやすかったり、ゲル状のものよりサラサラしている溶媒の方が熱の伝わりが速かったりといった具合に、対象物の性質によって体感や、電気刺激の伝わりも変わりうる。そこで、浸透を目的としていない対象物については、その性質やテクスチャー等も考慮して、人の皮膚への浸透方法以外の制御情報が対応付けられてもよい。この場合、例えば、電気の流れやすい対象物に対しては、電気刺激に係る処理(例えば高周波筋電気刺激用の出力波形)を実現するための制御情報が対応付けられ、熱の伝わりやすい成分(基剤としての成分を含む)を含む対象物に対しては、加温に係る処理方法(例えばラジオ波による加温用の出力波形)を実現するための制御情報が対応付けられてもよい。
1 情報処理システム
2、2A ユーザ端末
2a カメラ
3、3A 情報処理装置
4 美容デバイス
4a 動作部
4b グリップ部
4c 操作ボタン
5 化粧品販売サーバ
30 通信バス
31 通信部
32 記憶部
33 制御部
40 電極
100 制御系
110 制御装置
112 電気回路部
114 制御信号生成部
120 駆動回路部
130 出力波形発生部
135 トランス
140 切替回路部
150 電源
210 ユーザ情報記憶部
212 肌情報記憶部
214 対象物情報記憶部
216 制御情報記憶部
220 ユーザ情報生成部
222 画像取得部
224 肌情報生成部
226 対象物情報生成部
228 作用部位情報生成部
228A 作用部位情報取得部(第2情報取得部の一例)
230 制御情報要求部
232 制御情報更新部
233 処理部
233A 制御実行部
234 制御処理部
300 対象物データベース
301 第1制御情報データベース
302 第2制御情報データベース
303 第3制御情報データベース
304 第4制御情報データベース
305 ユーザ情報データベース
310 情報取得部
311、311A 肌情報取得部(第1情報取得部の一例)
312 対象物情報取得部(第3情報取得部の一例)
313 作用部位情報取得部(第2情報取得部の一例)
320 処理部
321 制御情報抽出部
322 制御実行部
330 制御情報生成部
332 補助情報出力部

Claims (17)

  1. ユーザの対象部位の肌の状態に関するユーザの肌情報と、ユーザの身体における肌処理装置が作用している作用部位を特定可能な作用部位情報と、前記対象部位に付与されうる対象物に関する対象物情報からなる3つの情報のうちの、少なくとも1つの情報を取得する情報取得部と、
    前記3つの情報のうちの前記情報取得部により取得された情報に基づいて、前記肌処理装置を制御する処理部とを含む、情報処理システム。
  2. 前記情報取得部は、第1情報取得部及び第2情報取得部のうちの少なくともいずれか一方を含み、
    前記第1情報取得部は、肌に対する接触式又は非接触式のセンサからのセンサ情報、又は、ユーザからの入力情報に基づいて、前記肌情報を取得し、
    前記第2情報取得部は、肌に対する非接触式のセンサからのセンサ情報、又は、ユーザからの入力情報に基づいて、前記作用部位情報を取得する、請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記第2情報取得部は、ユーザによる前記肌処理装置の利用中にリアルタイムに前記作用部位情報を取得する、請求項2に記載の情報処理システム。
  4. 前記情報取得部は、前記非接触式のセンサである画像センサによりユーザを撮像して得られる第1画像データに基づいて、前記肌情報を取得する前記第1情報取得部と、前記非接触式のセンサである前記画像センサ又は前記画像センサとは別の画像センサによりユーザを撮像して得られる第2画像データに基づいて、前記作用部位情報を取得する前記第2情報取得部とを含み、
    前記第1画像データは、前記第2画像データよりも前に取得される、又は、前記第2画像データと共用される態様で共通の前記画像センサにより前記第2画像データと同時に取得される、請求項3に記載の情報処理システム。
  5. 前記第2情報取得部は、カメラ付きのユーザ端末から前記第2画像データを取得し、
    前記処理部は、前記ユーザ端末を介して前記肌処理装置を制御する、請求項4に記載の情報処理システム。
  6. 前記情報取得部は、異なる複数の前記対象部位に関して前記肌情報を取得する、請求項1から5のうちのいずれか1項に記載の情報処理システム。
  7. 前記処理部は、前記作用部位情報に基づいて前記作用部位が、複数の前記対象部位のうちの第1の対象部位に含まれると判定した場合に、前記第1の対象部位に係る前記肌情報に基づいて前記肌処理装置を制御し、前記作用部位情報に基づいて前記作用部位が、複数の前記対象部位のうちの前記第1の対象部位とは異なる第2の対象部位に含まれると判定した場合に、前記第2の対象部位に係る前記肌情報に基づいて前記肌処理装置を制御する、請求項6に記載の情報処理システム。
  8. 前記情報取得部は、ユーザの登録情報、ユーザからの入力情報、又は肌に対する接触式又は非接触式のセンサからのセンサ情報に基づいて、前記対象物情報を取得する第3情報取得部を含む、請求項1から7のうちのいずれか1項に記載の情報処理システム。
  9. ユーザごとのユーザ情報に基づいて、ユーザに複数種類のうちから特定種類の前記対象物を提示する対象物提示部を更に含む、請求項1から8のうちのいずれか1項に記載の情報処理システム。
  10. 前記処理部は、ユーザごとのユーザ情報に更に基づいて、各ユーザに係る前記肌処理装置を制御する、請求項1から8のうちのいずれか1項に記載の情報処理システム。
  11. 前記肌情報は、ユーザ自身の肌に関する自己診断情報を含み、
    前記自己診断情報は、複数の前記対象部位の1つ又は2つ以上に対応付けて、対応する前記対象部位に関するユーザ自身の認識又は悩みを表す、請求項1から10のうちのいずれか1項に記載の情報処理システム。
  12. ユーザの対象部位の肌の状態に関するユーザの肌情報と、ユーザの身体における肌処理装置が作用している作用部位を特定可能な作用部位情報と、前記対象部位に付与されうる対象物に関する対象物情報からなる3つの情報のうちの、少なくとも1つの情報を取得し、
    前記3つの情報のうちの取得した情報に基づいて、前記肌処理装置を制御する、プログラム。
  13. ユーザの対象部位の肌の状態に関するユーザの肌情報と、ユーザの身体における肌処理装置が作用している作用部位を特定可能な作用部位情報と、前記対象部位に付与されうる対象物に関する対象物情報からなる3つの情報のうちの、少なくとも1つの情報を取得し、
    前記3つの情報のうちの取得した情報に基づいて、前記肌処理装置を制御する、コンピュータにより実行される情報処理方法。
  14. カメラ付きのユーザ端末であって、
    ユーザの対象部位の肌の状態に関するユーザの肌情報と、ユーザの身体における肌処理装置が作用している作用部位を特定可能な作用部位情報と、前記対象部位に付与されうる対象物に関する対象物情報からなる3つの情報のうちの、少なくとも作用部位情報を、又は該作用部位情報を取得可能な画像データを、サーバに送信する送信処理部と、
    前記3つの情報のうちの少なくとも1つの情報に応じた制御情報であって、前記肌処理装置を制御するための制御情報を取得する取得部と、
    前記取得部により取得された前記制御情報に基づいて、前記肌処理装置を動作させる処理部とを含む、ユーザ端末。
  15. 人の身体における対象部位を表す情報と、前記対象部位の肌の状態に関する人の肌情報と、前記対象部位に付与されうる対象物に関する対象物情報からなる3つの情報のうちの、少なくとも1つの情報と、肌処理装置を制御するための制御情報とを対応付けて記憶する記憶装置。
  16. 人の身体における対象部位を表す情報と、前記対象部位の肌の状態に関する人の肌情報と、前記対象部位に付与されうる対象物に関する対象物情報からなる3つの情報のうちの、少なくとも1つの情報と、肌処理装置を制御するための制御情報とを対応付けて記憶する記憶装置と、
    前記記憶装置に記憶されるデータを更新する処理装置とを含む、データ管理装置。
  17. 前記処理装置は、前記少なくとも1つの情報を特定可能な情報を要求元から取得した場合に、取得した情報に対応する前記制御情報を抽出し、抽出した前記制御情報を前記要求元に送信する、請求項16に記載のデータ管理装置。
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