JP2023115526A - 無線通信システム、制御装置、無線通信方法及びプログラム - Google Patents
無線通信システム、制御装置、無線通信方法及びプログラム Download PDFInfo
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Abstract
【課題】外部センシング機器を用いることなく、無線通信の品質が低下している時間を短縮する。【解決手段】無線通信システムは、1以上の第1無線通信装置と、1以上の第2無線通信装置とを有する。第1無線通信装置は、ビームを形成して第2無線通信装置と無線通信する無線通信部と、ビームを制御するビーム制御部とを備える。第2無線通信装置は、ビーム制御部の制御により無線通信部が複数種類のビームそれぞれにより送信した参照信号を受信し、受信した参照信号の無線伝送に関する情報を示す伝送情報を通知する。第1無線通信装置又は制御装置は、受信した伝送情報を用いて第1無線通信装置と第2無線通信装置との間の伝搬環境又は将来の通信品質を推定又は予測する推定予測部と、推定又は予測の結果に基づいて第1無線通信装置と第2無線通信装置との間の無線通信を制御する制御部とを備える。【選択図】図1
Description
本発明は、無線通信システム、制御装置、無線通信方法及びプログラムに関する。
5G(第5世代移動通信システム)等のシステムにおいては、ミリ波帯の高周波数帯が使用されている。加えて、6G(第6世代移動通信システム)等の将来の無線通信システムにおいて更なる高速・大容量化を実現していくために、より広い帯域幅を確保可能な更なる高周波数帯の使用が想定されている(例えば、非特許文献1参照)。しかしながら、高周波数帯は、伝搬損失が大きい上に、直進性が高くて透過性も低い。そのため、高周波数帯は、遮蔽による通信品質の劣化の影響が顕著である(例えば、非特許文献2参照)。
通信品質の劣化の回避には、通信品質の変動を検知して無線局切替制御を行う手段の利用が一般的である。加えて、カメラを用いた予測に基づき通信品質劣化前に無線局切替制御を行うことが提案されている(例えば、非特許文献3参照)。この技術によれば、見通し通信路が遮蔽されることによる通信品質の低下を回避できる可能性が示されている。
"ホワイトペーパー 5Gの高度化と6G",株式会社NTTドコモ,3.0版,2021年2月
3GPP TR38.901 V16.0.0: "Study on channel model for frequencies from 0.5 to 100 GHz (Release 16)," Oct. 2019.
Y. Koda, K. Nakashima, K. Yamamoto, T. Nishio, and M. Morikura, "Handover Management for mmWave Networks With Proactive Performance Prediction Using Camera Images and Deep Reinforcement Learning," IEEE Transactions on Cognitive Communications and Networking, vol. 6, no. 2, June 2020.
通信品質の変動を検知して無線局切替制御を行う場合、変動検知後から制御を完了するまでに一時的な通信品質の劣化を避けることができない。また、カメラを用いた予測に基づく無線局切替制御のように、通常の無線通信に用いる機構以外のセンシング機器を無線通信装置に組み込む場合、装置サイズやコストの増加が懸念される。
上記事情に鑑み、本発明は、外部センシング機器を用いることなく、無線通信の品質が低下する期間を短縮することができる無線通信システム、制御装置、無線通信方法及びプログラムを提供することを目的としている。
本発明の一態様は、1以上の第1無線通信装置と、1以上の第2無線通信装置とを有する無線通信システムであって、前記第1無線通信装置は、ビームを形成して前記第2無線通信装置と無線通信する無線通信部と、前記無線通信部が形成するビームを制御するビーム制御部と、を備え、前記第2無線通信装置は、前記ビーム制御部の制御により前記無線通信部が複数種類のビームそれぞれにより送信した参照信号を受信し、受信した前記参照信号の無線伝送に関する情報を示す伝送情報を通知する通知部を備え、前記第1無線通信装置又は前記第1無線通信装置と接続される制御装置は、前記通知部から通知された前記伝送情報を用いて前記第1無線通信装置と前記第2無線通信装置との間の伝搬環境又は将来の通信品質を推定又は予測する推定予測部と、前記推定予測部による推定又は予測の結果に基づいて、前記第1無線通信装置と前記第2無線通信装置との間の無線通信を制御する制御部とを備える。
本発明の一態様は、1以上の第1無線通信装置と、1以上の第2無線通信装置と、前記第1無線通信装置を制御する制御装置とを有する無線通信システムにおける前記制御装置であって、複数種類のビームそれぞれにより前記第1無線通信装置から送信された参照信号を前記第2無線通信装置が受信した際の無線伝送に関する情報を示す伝送情報を取得し、取得した前記伝送情報を用いて前記第1無線通信装置と前記第2無線通信装置との間の伝搬環境又は将来の通信品質を推定又は予測する推定予測部と、前記推定予測部による推定又は予測の結果に基づいて、前記第1無線通信装置と前記第2無線通信装置との間の無線通信を制御する制御部と、を備える。
本発明の一態様は、1以上の第1無線通信装置と、1以上の第2無線通信装置とを有する無線通信システムにおける無線通信方法であって、前記第1無線通信装置が、複数種類のビームそれぞれにより無線の参照信号を送信する送信ステップと、前記第2無線通信装置が、複数種類のビームそれぞれにより前記第1無線通信装置から送信された参照信号を受信し、受信した前記参照信号の無線伝送に関する情報を示す伝送情報を通知する通知ステップと、前記第1無線通信装置又は前記第1無線通信装置と接続される制御装置が、前記通知ステップにおいて通知された前記伝送情報を用いて前記第1無線通信装置と前記第2無線通信装置との間の伝搬環境又は将来の通信品質を推定又は予測する推定予測ステップと、前記第1無線通信装置又は前記制御装置が、前記推定予測ステップにおける推定又は予測の結果に基づいて、前記第1無線通信装置と前記第2無線通信装置との間の無線通信を制御する制御ステップと、を有する。
本発明の一態様は、コンピュータを、上述の制御装置として機能させるためのプログラムである。
本発明により、外部センシング機器を用いることなく、無線通信の品質が低下する期間を短縮することが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態による無線通信システム1の構成例を示す図である。無線通信システム1は、無線通信装置2と、対向無線通信装置3と、制御装置4とを備える。図1では、2台の無線通信装置2と、1台の対向無線通信装置3とを示しているが、無線通信装置2及び対向無線通信装置3の台数は任意である。無線通信装置2と対向無線通信装置3とは無線により通信する。無線通信装置2と対向無線通信装置3との間の無線通信は、遮蔽物5による遮蔽や反射によって影響を受ける。また、無線通信装置2は、制御装置4と接続される。
図1は、本発明の一実施形態による無線通信システム1の構成例を示す図である。無線通信システム1は、無線通信装置2と、対向無線通信装置3と、制御装置4とを備える。図1では、2台の無線通信装置2と、1台の対向無線通信装置3とを示しているが、無線通信装置2及び対向無線通信装置3の台数は任意である。無線通信装置2と対向無線通信装置3とは無線により通信する。無線通信装置2と対向無線通信装置3との間の無線通信は、遮蔽物5による遮蔽や反射によって影響を受ける。また、無線通信装置2は、制御装置4と接続される。
無線通信装置2は、複数アンテナ素子の位相と振幅との一方又は両方を制御することによりビームフォーミングを行う機能を有する。さらに、無線通信装置2は、ビームフォーミングによって形成するビームを変化させながら掃引するビームスイープを行う機能を有する。
対向無線通信装置3は、無線通信装置2がビームスイープにおいて各種類のビームにより無線伝送を行った際の伝送情報を取得し、取得した伝送情報を無線通信装置2にフィードバックする機能を有する。伝送情報は、受信信号強度、信号対雑音電力比、通信距離、伝搬路情報(CSI:channel state information)等のうち一以上と、受信タイミングとを示す。受信タイミングは、対向無線通信装置3における受信時刻で表されてもよく、ビームスイープにおける各ビームの送信の順序及び時間が予め決められている場合、受信タイミングは受信の順序で表されてもよい。受信タイミングは、無線通信装置2が形成したビームを特定する情報として使用することも可能である。
制御装置4は、対向無線通信装置3からフィードバックされた各種類のビームの伝送情報を、無線通信装置2を介して取得する。制御装置4は、取得したこれら伝送情報を用いて、遮蔽物5による遮蔽や反射といった無線通信装置2と対向無線通信装置3との間の伝搬環境や無線通信装置2と対向無線通信装置3との間の無線通信の将来の通信品質を推定又は予測する機能を有する。制御装置4は、この推定又は予測に推定モデルを使用する。推定モデルは、伝送情報に含まれる1以上の情報と、推定又は予測される伝搬環境又は将来の通信品質との対応を表す。推定モデルには、機械学習を用いてもよく、線形予測等の予測法を用いてもよい。以下では、推定モデルにより推定又は予測される伝搬環境や将来の通信品質を表す情報を推定結果情報と記載する。
制御装置4は、各種類のビームの伝送情報及び推定モデルを用いて得られた推定結果情報に基づいて、無線通信装置2と対向無線通信装置3との間の無線通信を制御する機能を有する。例えば、制御装置4は、推定結果情報に基づいて、無線通信装置2と対向無線通信装置3との間のデータ通信に使用するビームを選択し、選択したビームを形成するよう無線通信装置2を制御する。また、例えば、制御装置4は、推定結果情報に基づいて、対向無線通信装置3の接続先の無線通信装置2を切り替えるよう制御する。
なお、推定モデルを用いた推定又は予測の機能を、無線通信装置2が具備してもよい。また、制御装置4は、無線通信装置2と一体の装置であってもよい。また、複数の無線通信装置2それぞれの制御装置4をネットワークにより接続し、接続される制御装置4が協調制御を行ってもよい。また、1台の制御装置4に複数の無線通信装置2が接続されてもよい。この場合、制御装置4は、自装置に接続される複数の無線通信装置2を協調制御してもよい。
図2は、本実施形態による無線通信装置2及び制御装置4の機能構成例を示すブロック図である。無線通信装置2は、伝送部21と、信号処理部22と、ビーム制御部23と、送受信部24と、複数のアンテナ素子25とを具備する。
伝送部21は、制御装置4や、ネットワーク上の上位装置(図示せず)等との間で信号伝送を行う機能部である。信号処理部22は、無線通信における信号処理を行う機能部である。例えば、信号処理部22は、ネットワーク上の上位装置又は制御装置4から対向無線通信装置3宛ての送信データを、伝送部21を介して受信する。信号処理部22は、対向無線通信装置3宛ての送信データを、各アンテナ素子25から送信する信号に変換してビーム制御部23に出力する。また、信号処理部22は、各アンテナ素子25により受信した信号を合成した受信信号をビーム制御部23から入力し、対向無線通信装置3から送信された信号を受信信号から取得する。信号処理部22は、得られた対向無線通信装置3からの送信信号を、伝送部21を介してネットワーク上の上位装置又は制御装置4へ出力する。
ビーム制御部23は、形成するビームの制御を行う機能部である。送受信部24は、信号の位相と振幅との一方又は両方を制御することによるビームフォーミングや、信号の送受信に関する処理を行う機能部である。例えば、ビーム制御部23は、所定のビーム方向に電波の指向性を形成するように、各アンテナ素子25のウェイトを調整する。無線信号の送信時、ビーム制御部23は、信号処理部22により生成された各アンテナ素子25からの送信信号を送受信部24に出力するとともに、ビームを形成するための各アンテナ素子25のウェイトを指示する。送受信部24は、ビーム制御部23から指示されたウェイトを用いて、各アンテナ素子25から送信する信号の位相と振幅の一方又は両方を調整してビームを形成し、無線信号を送信する。また、無線信号の受信時、ビーム制御部23は、送受信部24にビームを形成するための各アンテナ素子25のウェイトを指示する。送受信部24は、ビーム制御部23から指示されたウェイトを用いて、各アンテナ素子25が受信した無線信号の位相と振幅の一方又は両方を調整する。送受信部24は、調整後の各無線信号を合成して得られた受信信号をビーム制御部23に出力する。ビーム制御部23は、送受信部24から入力した受信信号を、信号処理部22に出力する。
制御装置4は、伝送部41と、信号処理部42と、記憶部43と、推定/予測部44と、制御部45とを具備する。伝送部41は、無線通信装置2や、ネットワーク上の上位装置(図示せず)、別の制御装置4等との間で信号伝送を行う機能部である。信号処理部42は、無線通信に関する信号処理を行う機能部である。信号処理部42は、無線通信装置2が出力した対向無線通信装置3からの送信信号を伝送部41から入力し、入力した送信信号からデータを得る。また、信号処理部42は、対向無線通信装置3へ送信するデータを設定した送信信号を、伝送部41を介して無線通信装置2に送信する。
記憶部43は、推定/予測部44の処理に用いられる情報を記憶する機能部である。推定/予測部44の処理に用いられる情報は、対向無線通信装置3からのフィードバック情報等を含む。フィードバック情報は、ビームスイープにおける各種類のビーム毎の伝送情報を示す。
推定/予測部44は、記憶部43に保持されたフィードバック情報及び推定モデルを用いて、遮蔽や反射といった無線通信装置2と対向無線通信装置3との間の伝搬環境や無線通信装置2と対向無線通信装置3との間の無線通信の将来の通信品質を推定又は予測する機能部である。制御部45は、推定/予測部44における推定又は予測結果に基づき、無線通信装置2及び対向無線通信装置3間の無線通信を制御する。例えば、制御部45は、無線通信装置2及び対向無線通信装置3間のデータ通信に使用するビームを指示する制御や、対向無線通信装置3が接続する無線通信装置2を切り替える制御を行う。
なお、記憶部43、推定/予測部44及び制御部45の一部又は全てを無線通信装置2が具備してもよい。また、図2に示した通り、5G NR(New Radio)におけるCU(Central Unit)、DU(Distributed Unit)、及びRU(Radio Unit)のように各装置に信号処理部が分割された構成でもよいし、無線通信装置2や制御装置4等のいずれかの装置に信号処理部が集約されてもよい。
図3は、本実施形態による無線通信システム1の制御例を示すフロー図である。まず、無線通信装置2は、ビームスイープを用いて参照信号を送信する(ステップS11)。対向無線通信装置3は、ビームスイープにおいて各種類のビームそれぞれにより受信した参照信号に基づいて、受信信号強度、信号対雑音電力比、受信タイムスタンプ、伝搬路情報等の伝送情報を取得する。受信タイムスタンプは、対向無線通信装置3が参照信号を受信した時刻を示す。対向無線通信装置3は、各ビームの伝送情報と、送信タイムスタンプとを設定したフィードバック情報を、無線通信装置2へ送信する(ステップS12)。送信タイムスタンプは、対向無線通信装置3からのフィードバック情報の送信時刻である。無線通信装置2は、受信した報告信号を制御装置4に出力する。
続いて、制御装置4の推定/予測部44は、フィードバック情報及び推定モデルに基づいて、無線通信装置2と対向無線通信装置3との間の伝搬環境や、無線通信装置2と対向無線通信装置3との間の無線通信の将来の通信品質を推定又は予測する(ステップS13)。推定モデルには、機械学習を用いてもよい。例えば、推定モデルは、受信タイムスタンプ又は送信タイムスタンプに基づいて時系列に並べた受信信号強度、信号対雑音電力比、伝搬路情報のうち1以上を入力とし、無線通信装置2と対向無線通信装置3との間の伝搬環境や、無線通信装置2と対向無線通信装置3との間の無線通信の将来の通信品質を示す数値を出力とする。また、運用前や運用中に、推定モデルの機械学習を行うための学習期間を設けてもよい。この場合、制御装置4に、フィードバック情報に対応した正解の伝搬環境や将来の通信品質を示す教師データが入力される。推定/予測部44は、フィードバック情報及び教師データを用いて推定モデルを機械学習する。
制御部45は、推定/予測部44により推定又は予測された結果である推定結果情報に基づいて、制御が必要か否かを判断する(ステップS14)。具体的には、例えば、制御部45は、所定時間後に無線通信装置2と対向無線通信装置3との間が非見通しとなることが予測される場合、所定時間後の受信信号強度や信号対雑音電力比等が所定の値以下となることが予測される場合などに制御が必要と判断する。また、制御部45は、対向無線通信装置3が現在接続している無線通信装置2との間における所定時間後の予測の受信信号強度や信号対雑音電力比等と、対向無線通信装置3が他の無線通信装置2に接続した場合の所定時間後の予測の受信信号強度や信号対雑音電力比との差が所定の値を超過した場合などに制御が必要と判断してもよい。この場合、対向無線通信装置3と複数の無線通信装置2との間でステップS11~ステップS13の処理を行う。そして、一つの制御装置4にフィードバック情報を集約し、対向無線通信装置3と各無線通信装置2とについて推定結果情報を得る。あるいは、各無線通信装置2に接続される制御装置4それぞれにおいて得られた推定結果情報をいずれかの制御装置4に集約するか制御装置4間で相互に送受信する。
制御部45は、制御が必要と判断した場合(ステップS14:YES)、推定結果に基づく制御を実施する(ステップS15)。例えば、制御部45は、無線通信装置2が対向無線通信装置3へのデータ通信に使用するビームを選択し、選択したビームを使用するよう対向無線通信装置3に指示する。具体的には、例えば、所定時間後に最も通信品質が高いと予測される方向のビームを選択してもよいし、所定時間後に無線通信装置2から対向無線通信装置3への見通しが確保されると予測される方向のビームを選択してもよい。また、制御部45は、対向無線通信装置3の接続先の無線通信装置2を切り替える制御を行ってもよい。具体的には、例えば、所定時間後に対向無線通信装置3との無線通信の通信品質が最も高いと予測される無線通信装置2を接続対象として切り替えてもよいし、所定時間後に対向無線通信装置3との見通しが確保されると予測される無線通信装置2を接続対象として切り替えてもよい。
無線通信装置2又は対向無線通信装置3は、制御装置4の制御部45による制御に従ってデータ通信を行う(ステップS16)。例えば、制御装置4の制御部45が無線通信装置2にデータ通信に使用するビームを指示した場合、無線通信装置2のビーム制御部23は、指示されたビームを形成するように送受信部24のビームを調整する。これにより、無線通信装置2は、制御装置4の制御部45が選択したビームにより対向無線通信装置3と無線通信を行う。また、制御装置4の制御部45は、対向無線通信装置3の接続先を切替える場合、接続切替後の接続先となる無線通信装置2を示す接続切替情報を対向無線通信装置3宛てに送信する。対向無線通信装置3は、無線通信装置2を介して接続切替情報を受信すると、現在接続中の無線通信装置2から、接続切替情報が示す接続先の無線通信装置2に接続を切り替える。あるいは、制御装置4の制御部45は、対向無線通信装置3が現在接続している無線通信装置2と、接続切替後の接続先の無線通信装置2との一方又は両方に接続切替情報を通知してもよい。現在の接続先の無線通信装置2及び接続切替後の接続先の無線通信装置2は協調動作を行って対向無線通信装置3の接続先を切替える。
なお、制御装置4の制御部45は、制御が不要と判断した場合(ステップS14:NO)、ビームの変更を行わずに現在のデータ通信を継続する(ステップS16)。ステップS16の処理の後、無線通信システム1は、ステップS11からの処理を繰り返す。
図4は、本実施形態による無線通信システム1の動作例を示すシーケンス図である。まず、無線通信装置2は、ビームスイープを行って時間毎にビームを変えながら参照信号を無線により送信する(ステップS21)。n番目のビームをBeam#nと記載し、Beam#nにより送信される参照信号を参照信号#nと記載する。ただし、nは1以上N以下の整数であり、Nは2以上の整数である。ビーム制御部23は、信号処理部22が生成した参照信号#nを送受信部24に出力し、Beam#nを形成するよう制御する。送受信部24は、アンテナ素子25が形成するBeam#nにより参照信号#nを送信する。
対向無線通信装置3は、無線通信装置2からBeam#1~Beam#Nのそれぞれにより伝送された参照信号#1~参照信号#Nを受信する。対向無線通信装置3は、各Beam#nにより受信した参照信号#nに基づいて、受信信号強度、信号対雑音電力比、受信タイムスタンプ、伝搬路情報等の伝送情報を算出する。対向無線通信装置3は、Beam#1~Beam#Nのそれぞれについて算出した伝送情報と、送信タイムスタンプと、無線通信装置2の装置識別情報と、対向無線通信装置3の装置識別情報とを設定した報告信号を無線通信装置2へ送信する(ステップS22)。無線通信装置2の送受信部24は、各アンテナ素子25により受信した信号を、ビーム制御部23からの制御に従って合成し、受信信号を生成する。信号処理部22は、対向無線通信装置3が送信した報告信号を受信信号から得る。
なお、無線通信装置2は対向無線通信装置3の各ビームに対するフィードバックタイミングを参照信号に設定することにより指定してもよい。対向無線通信装置3は、指定されたフィードバックタイミングで報告信号を送信する。そして、無線通信装置2のビーム制御部23は、参照信号送信時のビームスイープと同様に、受信ビームをスイープして報告信号を受信するよう送受信部24を制御する。あるいは、対向無線通信装置3は、各ビームの伝送情報を集約したフィードバック情報を設定した報告信号を、最も受信信号強度が高いビームのフィードバックタイミングで送信してもよい。
制御装置4が無線通信装置2の外部に設けられる場合、無線通信装置2の信号処理部22は、対向無線通信装置3から受信した報告信号を制御装置4へ伝送する(ステップS23)。制御装置4の信号処理部42は、伝送部41を介して無線通信装置2から報告信号を受信する。信号処理部42は、報告信号からフィードバック情報と、無線通信装置2の装置IDと、対向無線通信装置3の装置IDとを取得し、記憶部43に書き込む。推定/予測部44は、記憶部43に書き込まれたフィードバック情報と予測モデルとを用いて、無線通信装置2と対向無線通信装置3との間の伝搬環境や、無線通信装置2と対向無線通信装置3との間の無線通信の将来の通信品質を推定又は予測する。推定/予測部44は、推定又は予測結果を示す推定結果情報を制御部45に出力する。
制御部45は、推定結果情報に基づいて制御が必要と判断した場合、その制御内容を決定する。制御部45は、決定した制御内容に従って無線通信装置2又は対向無線通信装置3を制御するための制御信号を生成し、伝送部41から無線通信装置2へ出力する(ステップS24)。例えば、図4において、制御部45は、対向無線通信装置3へのデータ信号の通信に用いるビームを、Beam#x(xは1以上N以下のいずれかの整数)に指定する制御信号を無線通信装置2に送信する。無線通信装置2の信号処理部22は、伝送部21を介して受信した制御信号を、ビーム制御部23に出力する。ビーム制御部23は、受信した制御信号に従って、対向無線通信装置3宛ての無線信号を送信する場合に、Beam#xを形成するように送受信部24を制御する(ステップS25)。
なお、ここまでの説明においては無線通信装置2がビームスイープを行い、対向無線通信装置3からのフィードバック情報を基に制御を行うことを前提に記載してきたが、下りと上りが変わっても同様に制御可能であり、本発明の実施形態に含まれる。つまり、対向無線通信装置3は、ビーム制御部23、送受信部24、記憶部43、推定/予測部44及び制御部45と同様の機能を有する。対向無線通信装置3は、ビームスイープを行い、無線通信装置2からのフィードバック情報に基づいて遮蔽や反射といった伝搬環境や将来の通信品質を推定又は予測し、推定又は予測した結果に基づき制御を行ってもよい。
また、制御装置4の推定/予測部44は、推定又は予測対象の対向無線通信装置3からのフィードバック情報と推定モデルとに基づいて、無線通信装置2と推定又は予測対象の対向無線通信装置3との間の伝搬環境や、無線通信装置2と推定又は予測対象の対向無線通信装置3との間の無線通信の将来の通信品質を推定又は予測する。このとき、推定/予測部44は、推定又は予測対象の対向無線通信装置3からのフィードバック情報に加え、他の対向無線通信装置3からのフィードバック情報を使用してもよい。他の対向無線通信装置3は、例えば、推定又は予測対象の対向無線通信装置3から所定距離以内の対向無線通信装置3としてもよい。
また、複数の対向無線通信装置3が図3のステップS12におけるフィードバック情報を互いに干渉せずに無線通信装置2に送信できる場合、無線通信システム1は、図3の処理をそれら複数の対向無線通信装置3について並行して行うことができる。同様に、複数の対向無線通信装置3が図4のステップS22における報告信号を互いに干渉せずに無線通信装置2に送信できる場合、無線通信システム1は、図4の処理をそれら複数の対向無線通信装置3について並行して行うことができる。例えば、複数の対向無線通信装置3は、周波数又は送信タイミングを変えたり、符号化などにより直交化させたりすることで、干渉せずにデータを送信可能である。
本実施形態によれば、高周波数帯の無線通信システムにおいて追加の外部センシング機器等を用いることなく、無線通信装置のサイズやコストを抑えながら通信品質の改善や接続性の向上を図ることができる。
特に高周波数帯においては高いビーム利得を確保するためなどの観点から狭ビームとする傾向にあり、ビームスイープを用いた通信電波センシングによる分解能が高くなることが期待できる。また、無線通信外のセンシングと比較して通信電波センシングで得られるセンシング情報は通信品質との相関が高くなることが期待できる。本実施形態は上記の点に着目したものであり、ビームスイープを用いた通信電波センシングに基づく制御は、無線通信装置のサイズやコストの増加を抑えつつ効率的に通信品質の改善を図ることが可能となる。
上述した実施形態における制御装置4の機能をコンピュータで実現するようにしてもよい。その場合、推定/予測部44及び制御部45の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現してもよい。また、プログラムは、ネットワークを通して提供されてもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD-ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでもよい。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよく、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。
制御装置4をネットワークに接続される複数のコンピュータ装置により実現してもよい。この場合、制御装置4の各機能部を、これら複数のコンピュータ装置のいずれにより実現するかは任意とすることができる。また、同一の機能部を複数のコンピュータ装置により実現してもよい。
図5は、制御装置4のハードウェア構成例を示す装置構成図である。制御装置4は、プロセッサ71と、記憶部72と、通信インタフェース73と、ユーザインタフェース74とを備える。プロセッサ71は、演算や制御を行う中央演算装置である。プロセッサ71は、例えば、CPU(central processing unit)である。プロセッサ71は、記憶部72からプログラムを読み出して実行することにより、推定/予測部44及び制御部45の機能を実現する。記憶部72は、さらに、プロセッサ71が各種プログラムを実行する際のワークエリアなどを有する。通信インタフェース73は、他装置と通信可能に接続するものである。通信インタフェース73は、伝送部41及び信号処理部42を実現する。ユーザインタフェース74は、キーボード、ポインティングデバイス(マウス、タブレット等)、ボタン、タッチパネル等の入力装置や、ディスプレイなどの表示装置である。ユーザインタフェース74により、人為的な操作が入力される。
なお、推定/予測部44及び制御部45の機能の全て又は一部は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やPLD(Programmable Logic Device)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアを用いて実現されてもよい。
本実施形態によれば、カメラ等の外部センシング機器を用いることなく通信品質の改善を図ることができる。
上述した実施形態によれば、無線通信システムは、1以上の第1無線通信装置と、1以上の第2無線通信装置とを有する。例えば、第1無線通信装置は、実施形態の無線通信装置2に対応し、第2無線通信システムは、実施形態の対向無線通信装置3に対応する。第1無線通信装置は、無線通信部と、ビーム制御部とを備える。無線通信部は、ビームを形成して第2無線通信装置と無線通信する。例えば、無線通信部は、実施形態の送受信部24に対応する。ビーム制御部は、無線通信部が形成するビームを制御する。第2無線通信装置は、ビーム制御部の制御により無線通信部が複数種類のビームそれぞれにより送信した参照信号を受信し、受信した参照信号の無線伝送に関する情報を示す伝送情報を通知する通知部を備える。第1無線通信装置又は第1無線通信装置と接続される制御装置は、推定予測部と、制御部とを備える。推定予測部は、通知部から通知された伝送情報を用いて第1無線通信装置と第2無線通信装置との間の伝搬環境又は将来の通信品質を推定又は予測する。制御部は、推定予測部による推定又は予測の結果に基づいて、第1無線通信装置と第2無線通信装置との間の無線通信を制御する。例えば、制御部は、推定又は予測の結果に基づいて、第1無線通信装置が形成するビームを選択する。あるいは、制御部は、推定又は予測の結果に基づいて、第2無線通信装置が接続する第1無線通信装置の切り替えを指示する。
伝送情報は、参照信号を伝送した無線の受信電力、通信品質、通信距離及び伝送路情報のうち一以上と、参照信号の受信タイミングとを含んでもよい。また、伝搬環境は、第1無線通信装置と第2無線通信装置との間における無線信号の遮蔽又は反射を含んでもよい。
以上、図面を参照して本発明の実施の形態を説明してきたが、上記実施の形態は本発明の例示に過ぎず、本発明が上記実施の形態に限定されるものではないことは明らかである。したがって、本発明の技術思想及び範囲を逸脱しない範囲で構成要素の追加、省略、置換、その他の変更を行ってもよい。
1…無線通信システム、2…無線通信装置、3…対向無線通信装置、4…制御装置、5…遮蔽物、21…伝送部、22…信号処理部、23…ビーム制御部、24…送受信部、25…アンテナ素子、41…伝送部、42…信号処理部、43…記憶部43…推定/予測部、45…制御部、71…プロセッサ、72…記憶部、73…通信インタフェース、74…ユーザインタフェース
Claims (7)
- 1以上の第1無線通信装置と、1以上の第2無線通信装置とを有する無線通信システムであって、
前記第1無線通信装置は、
ビームを形成して前記第2無線通信装置と無線通信する無線通信部と、
前記無線通信部が形成するビームを制御するビーム制御部と、
を備え、
前記第2無線通信装置は、
前記ビーム制御部の制御により前記無線通信部が複数種類のビームそれぞれにより送信した参照信号を受信し、受信した前記参照信号の無線伝送に関する情報を示す伝送情報を通知する通知部を備え、
前記第1無線通信装置又は前記第1無線通信装置と接続される制御装置は、
前記通知部から通知された前記伝送情報を用いて前記第1無線通信装置と前記第2無線通信装置との間の伝搬環境又は将来の通信品質を推定又は予測する推定予測部と、
前記推定予測部による推定又は予測の結果に基づいて、前記第1無線通信装置と前記第2無線通信装置との間の無線通信を制御する制御部とを備える、
無線通信システム。 - 前記制御部は、前記推定予測部による推定又は予測の結果に基づいて、前記第1無線通信装置が形成するビームを選択する又は前記第2無線通信装置が接続する前記第1無線通信装置の切り替えを指示する、
請求項1に記載の無線通信システム。 - 前記伝送情報は、前記参照信号を伝送した無線の受信電力、通信品質、通信距離及び伝送路情報のうち一以上と、前記参照信号の受信タイミングとを含む、
請求項1又は請求項2に記載の無線通信システム。 - 前記伝搬環境は、前記第1無線通信装置と前記第2無線通信装置との間における無線信号の遮蔽又は反射を含む、
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の無線通信システム。 - 1以上の第1無線通信装置と、1以上の第2無線通信装置と、前記第1無線通信装置を制御する制御装置とを有する無線通信システムにおける前記制御装置であって、
複数種類のビームそれぞれにより前記第1無線通信装置から送信された参照信号を前記第2無線通信装置が受信した際の無線伝送に関する情報を示す伝送情報を取得し、取得した前記伝送情報を用いて前記第1無線通信装置と前記第2無線通信装置との間の伝搬環境又は将来の通信品質を推定又は予測する推定予測部と、
前記推定予測部による推定又は予測の結果に基づいて、前記第1無線通信装置と前記第2無線通信装置との間の無線通信を制御する制御部と、
を備える制御装置。 - 1以上の第1無線通信装置と、1以上の第2無線通信装置とを有する無線通信システムにおける無線通信方法であって、
前記第1無線通信装置が、
複数種類のビームそれぞれにより無線の参照信号を送信する送信ステップと、
前記第2無線通信装置が、
複数種類のビームそれぞれにより前記第1無線通信装置から送信された参照信号を受信し、受信した前記参照信号の無線伝送に関する情報を示す伝送情報を通知する通知ステップと、
前記第1無線通信装置又は前記第1無線通信装置と接続される制御装置が、
前記通知ステップにおいて通知された前記伝送情報を用いて前記第1無線通信装置と前記第2無線通信装置との間の伝搬環境又は将来の通信品質を推定又は予測する推定予測ステップと、
前記第1無線通信装置又は前記制御装置が、前記推定予測ステップにおける推定又は予測の結果に基づいて、前記第1無線通信装置と前記第2無線通信装置との間の無線通信を制御する制御ステップと、
を有する無線通信方法。 - コンピュータを、
請求項5の制御装置として機能させるためのプログラム。
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