JP2023113795A - 通信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】送信に多重化された実際のデータフロー(複数可)に従って各送信に対して適切なCAPC(チャネルアクセス優先度クラス)を適用するため、ユーザプレーンプロトコルを通じて各データパケットのCAPC情報をパケットと共に伝達する通信装置及び方法を提供する。【解決手段】電気通信システム1における、アンライセンススペクトルを介した通信に関するチャネルアクセス手順のためにUE3及びgNB5より行われる方法であって、データフローの一部を形成するデータパケットを受信し、データフローについての第1のCAPC値を識別する情報とともに、データパケットを下位レイヤに転送することと、下位レイヤでデータパケットを処理して、アンライセンススペクトルを介した送信用のトランスポートブロックを形成することと、第1のCAPC値を識別する情報に基づいて、トランスポートブロックについての第2のCAPC値を決定することと、を含む。【選択図】図1

Description

本発明は、通信システムに関する。本発明は、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP(3rd Generation Partnership Project))規格又はその等価物若しくは派生物に従って動作する無線通信システム及びその装置に特に関連するが、これに限定するものではない。本発明は特に、アンライセンススペクトルで動作するいわゆる「5G」(又は「New Radio」)システムにおけるチャネルアクセスに関するが必ずしもこれに限定するものではない。
3GPP標準の最新の開発は、「5G」又は「NR(New Radio)」と呼ばれる。これらの用語は、さまざまな用途やサービスをサポートする、発展中の通信技術を指すものである。5Gネットワークのさまざまな詳細は、例えばNGMN(Next Generation Mobile Networks)Allianceによる「NGMN 5G White Paper V1.0」(文書はhttps://www.ngmn.org/5g-white-paper.htmlから入手可能)に記載されている。3GPPは、いわゆる3GPP NextGen(Next Generation)RAN(radio access network)及び3GPP NGC(NextGen core network)によって5Gをサポートする意向である。
3GPP標準においては、基地局(例:4Gの「eNB」又は5Gの「gNB」)が、通信装置(ユーザ機器、又は「UE(User Equipment)」)がコアネットワークに接続し他の通信装置又はリモートサーバと通信する際に経由するノードとなる。簡略化のため、本出願において「基地局」という用語は、このような種類のあらゆる基地局を指す。
5Gアーキテクチャにおいて、gNBの内部構造は、F1インタフェースで接続されたCU(Central Unit:中央ユニット)とDU(Distributed Unit:分散ユニット)として知られる2つの部分に分割可能である。この「分離」アーキテクチャにおいて、典型的に「上位」のCUレイヤ(例えばPDCPであるが必ずしもこれに限定されない)と典型的に「下位」のDUレイヤ(例えばRLC/MAC/PHYであるが必ずしもこれに限定されない)とが別個に実装可能である。したがって、例えば、多数のgNBのための上位レイヤのCU機能を中央(例えば単独の処理ユニット、又はクラウドベース又は仮想システム)に実装し、下位レイヤのDU機能を各gNBにローカルに実装することが可能である。
簡略化のため、本出願では「モバイル装置」「ユーザ装置」「UE」という用語は、1以上の基地局を介してコアネットワークと接続可能なあらゆる通信装置を指す。
通信装置は例えば、携帯電話、スマートフォン、ユーザ機器、PDA、ノート型/タブレットコンピュータ、Webブラウザ、電子書籍リーダ、及び/又はその他、といったモバイル通信装置であってよい。このようなモバイル装置(又は一般に据え置き型である装置)は、通常ユーザによって操作される。しかしながら、3GPP標準は、さまざまな測定機器、遠隔測定機器、監視システム、追跡装置、車載警備システム、車両保全システム、道路センサ、デジタル看板、POS(point of sale)端末、遠隔操作システムなどの自動化機器を典型的に含むIoT(モノのインターネット)装置(例:NB-IoT(Narrow-Band IoT)装置)に接続することも可能にする。モノのインターネットは実質的に、装置が相互に、及び他の通信装置との間で、データを収集し交換することを可能にする適切な電子機器、ソフトウェア、センサ、ネットワーク接続、及び/又はその他を備えた装置(若しくは「モノ」)のネットワークである。IoT装置が、MTC(Machine-Type Communication)通信装置又はM2M(Machine-to-Machine)通信装置とも呼ばれることが理解されよう。
簡略化のため、本出願では説明においてしばしばモバイル装置に言及するが、記載された技術は、そのような通信装置が人間の入力によって制御されるものかメモリに格納されたソフトウェア命令によって制御されるかどうかにかかわらず、データの送受信のために通信ネットワークに接続可能なあらゆる(モバイル及び/又は一般に据え置き型の)通信装置に実装可能であることが理解されよう。
5Gは、4G通信(例:LTE(Long Term Evolution)又はLTE-Advanced)に割り当てられたスペクトル、又はアンライセンス/未割り当てスペクトル(例:5GHz及び6GHzのアンライセンスバンド、60GHzまで全て、mmWaveともいう)を用いて実装可能である。このシナリオはスペクトル共有と呼ばれ、これによりネットワーク事業者は5Gアクセス技術を比較的迅速かつ費用効率よく展開可能となる。用語「NR-U」は、アンライセンススペクトルによるNR動作を指す。アンライセンススペクトルは、単独の事業者によって独占されることなく、共有される。
公平なチャネル共有を保証し、また、4G又はアンライセンススペクトルにおける他の通信への5G通信による外乱/干渉を最小限に抑えるため、5GではいわゆるLBT(Listen-Before-Talk)アプローチが採用されている。LBTは、通信装置が共有スペクトル(又はチャネル)を利用する前にCCA(clear channel assessment:クリアチャネル評価)を適用するメカニズムである。LBTが適用された場合、送信機はチャネルのリッスン/センスを行ってそのチャネルが空きかビジーかを判断し、チャネルが空きであるとセンスされた場合のみ送信を行う。実質的に、送信機は、そのチャネルを使って送信(トーク)可能となる前に、共有スペクトルにおけるそのチャネルが他の送信機(例:UE又は基地局)によって利用されているかどうかを判断(リッスン)する必要がある。具体的には、CCAはチャネルがクリアか否かを判断するためにED(Energy Detection:エネルギー検出)を利用する。
共有スペクトルチャネルアクセスで動作するNRは、PCell、PSCell、又はSCellsが共有スペクトル内にありうる(また、SCellの場合ダウンリンクのみに設定されうる)異なるモードで動作可能である。gNBは、3GPP TS 37.213 V16.2.0に記載のとおり動的又は準静的チャネルアクセスモードで動作する。いずれのチャネルアクセスモードにおいても、gNB及びUEは、共有スペクトルチャネルアクセスで設定されたセルで送信を行う前にLBTを適用してよい。共有スペクトルにアクセスする手順のさらなる詳細は、3GPP TS 38.300 V16.2.0に記載されている。
チャネルアクセス手順タイプのうちの1つは、タイプ1チャネルアクセス手順と呼ばれる。このチャネルアクセス手順について、3GPPは4つのチャネルアクセス優先度クラスp=1~4を定義している。より低いCAPC(Channel Access Priority Class:チャネルアクセス優先度クラス)値(すなわち比較的高優先度)での送信は、より高いCAPC値(比較的低優先度)の送信と比較して、通常、より迅速にチャネルが割り当てられ成功可能性がより高いが、最大チャネル占有時間は短い。
PUSCH(Physical Uplink Shared Channel:物理アップリンク共有チャネル)/PDSCH(Physical Downlink Shared Channel:物理ダウンリンク共有チャネル)での送信は、さまざまSRB(signalling radio bearer:シグナリング無線ベアラ)からのコントロールプレーンデータ、さまざまなDRB(data radio bearer:データ無線ベアラ)からのユーザプレーンデータ、及び/又はMACレイヤによって追加されたMAC(Medium Access Control:メディアアクセス制御)CE(Control Element:制御要素)の混合であってもよい。UE(下位レイヤ、すなわちPHY/MAC)は、その送信に多重化されるデータの種類に基づいて特定の送信の適用可能なCAPCを決定するために、以下のルールに従う。
ケース1:MAC CEのみが含まれる場合、MAC CEの最高優先度CAPC。
ケース2:SRB SDU(Service Data Unit(s):サービスデータユニット)が含まれる場合、SRBの最高優先度CAPC。
ケース3:その他の場合、DRBの最低優先度CAPC。
基地局(gNB)が、ダウンリンク送信のためにこれらのルールを反映することが理解されよう。
DRBのCAPCは、QoS(Quality of Service:サービス品質)フローとDRBとのマッピング関係が決定された際にgNBによって選択される。実質的に、これはDRBのセットアップ時に決定されたときから静的な関係である。しかしながら、送信の実際のCAPCは、(DRBからの)データがTB(Transport Block:トランスポートブロック)に多重化された際に決定される。このように、送信レベルのCAPC値は動的に決定される。その結果、DRB(すなわちそのDRBに属するデータパケット)ごとに、以下の2つのマッピング手順で最終的なCAPC値を決定する。
-DRBセットアップ時に、1又は複数のQoSフローをCAPC値にマッピングする。
-送信時に、多重化されたSRB/DRB/MAC CEをCAPC値にマッピングする。
本発明者らは、以下の1以上の理由から、送信に対して選択されたCAPC値が、TBに多重化された実際のQoSフローデータを正確に反映していない場合があることを見い出した。
-あるDRBのCAPCが、そのDRBにマッピングされたすべてのQoSフローに基づいてgNBによって決定されている。
-異なるCAPC値が関連付けられた2つ(以上)のQoSフローがあるDRBにマッピングされている際、gNBはそのDRBに1つのCAPC値しか設定できない。
-MACレイヤがDRBからのデータを(他のDRB/SRBでの)送信に多重化する際、その送信におけるデータが属するQoSフローにかかわらず、そのDRBに設定されているCAPC値が考慮される。
そのためこのアプローチでは、QoSフローレベルで、あるデータに求められるCAPC値とは異なる不適切な(例えば高い又は低い)CAPC値が、送信レベルで、そのデータに適用される場合がある。
したがって、本発明の好ましい例示的な実施形態では、上述の問題のうちの1以上に対処する、若しくは少なくとも部分的に解決する、方法及び装置を提供することを目的とする。
当業者の理解を容易にするため、本発明は3GPPシステム(NR)の文脈で詳細に説明するが、本発明の原理は、通信装置又はUE(User Equipment:ユーザ機器)がスペクトル共有を利用するその他のシステムにも適用可能である。
例示的な一態様によると、本発明は、アンライセンススペクトルを介した通信に関するチャネルアクセス手順のために通信装置により行われる方法であって、データフローの一部を形成するデータパケットを受信し、前記データフローについての第1のCAPC(Channel Access Priority Class:チャネルアクセス優先度クラス)値を識別する情報とともに、前記データパケットを下位レイヤに転送することと、前記下位レイヤで前記データパケットを処理して、前記アンライセンススペクトルを介した送信用のトランスポートブロックを形成することと、前記第1のCAPC値を識別する情報に基づいて、前記トランスポートブロックについての第2のCAPC値を決定することと、を備える方法を提供する。
例示的な一態様によると、本発明は、アンライセンススペクトルを介した通信に関するチャネルアクセス手順のために基地局装置の中央ユニットにより行われる方法であって、データフローの一部を形成するデータパケットを受信することと、前記データフローの下位レイヤ処理を扱う分散ユニットに、前記データフローについての第1のCAPC(Channel Access Priority Class:チャネルアクセス優先度クラス)値を識別する情報とともに前記データパケットを転送することと、を備える方法を提供する。
例示的な一態様によると、本発明は、アンライセンススペクトルを介した通信に関するチャネルアクセス手順のために基地局装置の分散ユニットにより行われる方法であって、前記基地局装置の中央ユニットから、前記データフローの第1のCAPC(Channel Access Priority Class:チャネルアクセス優先度クラス)値を識別する情報とともに、前記データフローの一部を形成するデータパケットを受信することと、前記データパケットを処理して、アンライセンススペクトルを介した送信用のトランスポートブロックについての第2のCAPC値を形成することと、前記第1のCAPC値を識別する情報に基づいて、前記トランスポートブロックについての第2のCAPC値を決定することと、を備える方法を提供する。
例示的な一態様によると、本発明は、アンライセンススペクトルを介した通信に関するチャネルアクセス手順のために基地局装置の分散ユニットにより行われる方法であって、前記データフローについての第1のCAPC(Channel Access Priority Class:チャネルアクセス優先度クラス)値を決定するために、データフローを識別する情報(例えば、QFI)と、前記データフローに関連付けられたQoS(Quality of service:サービス品質)を識別する情報(例えば、5QI)とを、前記中央ユニットから受信することと、データパケットと、前記データパケットが属する前記データフローを識別する情報とを受信することと、前記データパケットを処理して、前記アンライセンススペクトルを介した送信用のトランスポートブロックを形成することと、前記データフローを識別する情報と前記データフローに関連付けられたQoSを識別する前記情報とに基づいて前記トランスポートブロックについての第2のCAPC値を決定することと、を備える方法を提供する。
例示的な一態様によると、本発明は、アンライセンススペクトルを介した通信に関するチャネルアクセス手順のために通信装置により行われる方法であって、QoS(Quality of Service:サービス品質)識別子と対応するCAPC値との間のマッピングに基づいて、複数のデータフローの各々について、それぞれのCAPC(Channel Access Priority Class:チャネルアクセス優先度クラス)値を決定することと、第1のデータフローのDRB(Data Radio Bearer:データ無線ベアラ)へのマッピングを行い、前記第1のデータフローに関連付けられた前記マッピングとQoS識別子とに基づいて前記DRBについての第1のCAPC値を構成することと、第2のデータフローに関連付けられたQoS識別子を第1のCAPCにマッピングできる場合に前記第2のデータフローの前記DRBへのマッピングを行う、又は前記第2のデータフローに関連付けられたQoS識別子を異なるCAPC値にマッピングできる場合に前記第2のデータフローの前記異なるDRBへのマッピングを行うことと、を備える方法を提供する。
例示的な一態様によると、本発明は、アンライセンススペクトルを介した通信に関するチャネルアクセス手順のための通信装置であって、データフローの一部を形成するデータパケットを受信し、前記データフローについての第1のCAPC(Channel Access Priority Class:チャネルアクセス優先度クラス)値を識別する情報とともに、前記データパケットを下位レイヤに転送する手段(例えば、トランシーバ回路)と、前記下位レイヤで前記データパケットを処理して、前記アンライセンススペクトルを介した送信用のトランスポートブロックを形成する手段(例えば、プロセッサ)と、前記第1のCAPC値を識別する情報に基づいて、前記トランスポートブロックについての第2のCAPC値を決定する手段(例えば、プロセッサ)と、を備える通信装置を提供する。
例示的な一態様によると、本発明は、アンライセンススペクトルを介した通信に関するチャネルアクセス手順のために基地局装置の中央ユニットとして構成された装置であって、データフローの一部を形成するデータパケットを受信する手段(例えば、トランシーバ回路)と、前記データフローの下位レイヤ処理を扱う分散ユニットに、前記データフローについての第1のCAPC(Channel Access Priority Class:チャネルアクセス優先度クラス)値を識別する情報とともに前記データパケットを転送する手段(例えば、トランシーバ回路)と、を備える装置を提供する。
例示的な一態様によると、本発明は、アンライセンススペクトルを介した通信に関するチャネルアクセス手順のために基地局装置の分散ユニットとして構成された装置であって、前記基地局装置の中央ユニットから、前記データフローの第1のCAPC(Channel Access Priority Class:チャネルアクセス優先度クラス)値を識別する情報とともに、前記データフローの一部を形成するデータパケットを受信する手段(例えば、トランシーバ回路)と、前記データパケットを処理して、前記アンライセンススペクトルを介した送信用のトランスポートブロックを形成する手段(例えば、プロセッサ)と、前記第1のCAPC値を識別する情報に基づいて、前記トランスポートブロックについての第2のCAPC値を決定する手段(例えば、プロセッサ)と、を備える装置を提供する。
例示的な一態様によると、本発明は、アンライセンススペクトルを介した通信に関するチャネルアクセス手順のために基地局装置の分散ユニットとして構成された装置であって、前記データフローについての第1のCAPC(Channel Access Priority Class:チャネルアクセス優先度クラス)値を決定するために、データフローを識別する情報{例えば、QFI)と、前記データフローに関連付けられたQoS(Quality of service:サービス品質)を識別する情報(例えば、5QI)とを、前記中央ユニットから受信する手段(例えば、トランシーバ回路)と、データパケットと、前記データパケットが属する前記データフローを識別する情報とを受信する手段(例えば、トランシーバ回路)と、前記データパケットを処理して、前記アンライセンススペクトルを介した送信用のトランスポートブロックを形成する手段(例えば、プロセッサ)と、前記データフローを識別する情報と前記データフローに関連付けられたQoSを識別する前記情報とに基づいて前記トランスポートブロックについての第2のCAPC値を決定する手段(例えば、プロセッサ)と、を備える装置を提供する。
例示的な一態様によると、本発明は、アンライセンススペクトルを介した通信に関するチャネルアクセス手順のために通信装置であって、QoS(Quality of Service:サービス品質)識別子と対応するCAPC値との間のマッピングに基づいて、複数のデータフローの各々について、それぞれのCAPC(Channel Access Priority Class:チャネルアクセス優先度クラス)値を決定する手段(例えば、プロセッサ)と、第1のデータフローのDRB(Data Radio Bearer:データ無線ベアラ)へのマッピングを行い、前記第1のデータフローに関連付けられた前記マッピングとQoS識別子とに基づいて前記DRBについての第1のCAPC値を構成する手段(例えば、プロセッサ)と、第2のデータフローに関連付けられたQoS識別子を第1のCAPCにマッピングできる場合に前記第2のデータフローの前記DRBへのマッピングを行う、又は前記第2のデータフローに関連付けられたQoS識別子を異なるCAPC値にマッピングできる場合に前記第2のデータフローの前記異なるDRBへのマッピングを行う手段(例えば、プロセッサ)と、を備える通信装置を提供する。
本発明の例示的な態様は、対応するシステム、及びコンピュータプログラム製品、例えば、命令が格納されたコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、当該命令は、プログラム可能なプロセッサを、例示的な態様に記載された方法、及び、上記の又は特許請求の範囲に列挙された実現手段を実行するようにプログラムするように、及び/又は、適切に構成されたコンピュータを、特許請求の範囲の何れかに列挙された装置を提供するようにプログラムするように動作可能な命令が格納された上記記憶媒体に及ぶ。
本明細書(この用語には特許請求の範囲が含まれる)に開示されている及び/又は図面に示されている各特徴は、他の開示及び/又は図示されている特徴から独立して(又はそれらと組み合わせて)本発明に組み込むことができる。特に限定されることなく、特定の独立請求項に従属する何れかの請求項の特徴は、任意の組み合わせで、又は個別に、その独立請求項に導入されることもできる。
以下、添付の図面を参照して本発明の例示的な実施形態を説明する。
本発明の例示的な実施形態を適用可能なモバイル(セルラー又はワイヤレス)電気通信システムの模式図である。 図1のシステムの一部であるUE(User Equipment:ユーザ機器)のブロック図である。 図1のシステムの一部である基地局(gNB)のブロック図である。 図1のシステムの一部であるコアネットワークノード(又は機能)のブロック図である。 送信タイプによりそれぞれのチャネルアクセス優先度クラスを割り当てる例の模式図である。 本発明の例示的な実施形態を図1のシステムに実装可能にする方法の例を示す模式図である。 本発明の例示的な実施形態を図1のシステムに実装可能にする方法の例を示す模式図である。
概要
図1は、本発明の例示的な実施形態を適用可能なモバイル(セルラー又はワイヤレス)電気通信システム1の模式図である。
このネットワークにおいて、モバイル装置3(UE)のユーザは、それぞれの基地局5及びコアネットワーク7を介し、適切な3GPP RAT(radio access technology:無線アクセス技術)、例えば5G RAT、を利用して相互に、及び他のユーザと、通信可能である。多数の基地局5が(R)AN((radio) access network:(無線)アクセスネットワーク)を形成することが理解されよう。図1では1つのモバイル装置3と1つの基地局5を示しているが、実装時のシステムには通常その他の基地局及びモバイル装置(UE)が含まれることは当業者であれば理解可能である。
各基地局5は、(直接、又はホーム基地局、中継器、リモートラジオヘッド及び/又は分散ユニットなどの他のノードを介して)関連付けられた1以上のセルを制御する。Next Generation(次世代)/5Gプロトコルをサポートする基地局5は「gNB」と呼ばれる場合がある。一部の基地局5は、4Gと5Gの両方、及び/又は他の3GPP又は非3GPPの通信プロトコルをサポートするよう設定されうることが理解されよう。
gNB5(ここでは「分散」gNBと呼ぶ)の機能が、1以上のDU(distributed unit:分散ユニット)とCU(central unit:中央ユニット)との間で分離可能であり、通常、CUはより高レベルの機能及び次世代コアとの通信を行い、DUはより低レベルの機能及び近接したUE(すなわちgNBが運用するセル)との間でエアインタフェース上での通信を行うことが理解されよう。分散gNBは以下の機能ユニットを有する。
gNB-CU(gNB Central Unit:gNB中央ユニット):1以上のgNB-DUの動作を制御するgNBのRRC(Radio Resource Control:無線リソース制御)、SDAP(Service Data Adaptation Protocol:サービスデータ適応プロトコル)、PDCP(Packet Data Convergence Protocol:パケットデータ収束プロトコル)の各レイヤ(又はen-gNBのRRC及びPDCPの各レイヤ)をホストする論理ノード。gNB-CUはgNB-DUに接続されたF1インタフェースを終端する。
gNB-DU(gNB Distributed Unit:gNB分散ユニット)5D:gNB又はen-gNBのRLC(Radio Link Control:無線リンク制御)、MAC(Medium Access Control:メディアアクセス制御)、PHY(Physical:物理)の各レイヤをホストする論理ノードであり、その動作の一部はgNB-CUによって制御される。1つのgNB-DUは1又は複数のセルをサポートする。1つのセルは1つのgNB-DUによってのみサポートされる。gNB-DUはgNB-CUに接続されたF1インタフェースを終端する。
gNB-CU-CP(gNB-CU-Control Plane:gNB-CU-コントロールプレーン)5C:en-gNB又はgNBのgNB-CUのRRC及びPDCPプロトコルのコントロールプレーン部をホストする論理ノード。gNB-CU-CPはgNB-CU-UPに接続されたE1インタフェース及びgNB-DUに接続されたF1-Cインタフェースを終端する。
gNB-CU-UP(gNB-CU-User Plane:gNB-CU-ユーザプレーン)5U:en-gNBのgNB-CUのPDCPプロトコルのユーザプレーン部、及びgNBのgNB-CUのPDCPプロトコルのユーザプレーン部及びSDAPプロトコルをホストする論理ノード。gNB-CU-UPはgNB-CU-CPに接続されたE1インタフェース及びgNB-DUに接続されたF1-Uインタフェースを終端する。
モバイル装置3とそのサービング基地局5とは、適切なエアインタフェース(例えばいわゆる「NR」エアインタフェース及び/又は「Uu」インタフェースなど)を介して接続されている。近接した基地局5は、適切な基地局間インタフェース(いわゆる「Xn」インタフェース及び/又は「X2」インタフェースなど)を介して互いに接続されている。基地局5は、適切なインタフェース(いわゆる「NG-U」インタフェース(ユーザプレーン用)及び/又はいわゆる「NG-C」インタフェース(コントロールプレーン用)など)を介してコアネットワークノードにも接続されている。
コアネットワーク7は通常、電気通信システム1における通信をサポートする論理ノード(又は「機能」)を含む。例えば通常、Next Generation/5Gシステムのコアネットワーク7は、CPF(control plane function:コントロールプレーン機能)8及びUPF(user plane function:ユーザプレーン機能)9などの機能を含む。コアネットワーク7からは、外部IPネットワーク10(インターネットなど)への接続も提供されうる。
共有/アンライセンススペクトルを利用してデータを送信する際、システムのノードはチャネルにアクセスする前に適切なLBT手順を用いるよう構成される。いわゆるタイプ1(Type 1)チャネルアクセス手順を用いる場合、(コンテンションウインドウサイズ、センシング遅延時間、チャネルが空きであるとセンスされた後の最大チャネル占有時間を含む)適用可能なチャネルセンシングパラメータは、チャネルアクセス手順が実行中である送信のCAPC(channel access priority class:チャネルアクセス優先度クラス)によって決定される。すなわち、共有/アンライセンススペクトルを介した送信試行のたびに、その送信に関連付けられたCAPC値に基づいてLBTパラメータが選択される。
このシステムでは、1以上のDRBを用いて送信されるユーザデータに対して、データフロー(QoSフロー)レベルと(トランスポートブロックごとの)送信レベルとでCAPCが決定される。トランスポートブロックに多重化された実際のデータフローに従って各送信に対して適切なCAPCを適用するために、ユーザプレーンプロトコルを通じて(例:IPレイヤからMACレイヤへ)各パケットと共にCAPC情報が伝達される。
詳細には、データフロー(QoSフロー)のCAPC値は、例えばそのデータフローに関連付けられたQFI/5QIに基づいて、基地局(gNB)5によって選択/設定される。これは通常、データフローにDRBをセットアップする際に行われる。そのデータフローについてデータ(IP)パケットが処理される際、各パケットのCAPC(すなわちパケットが属するQoSフローの5QIからマッピングされた値)は、ユーザプレーンプロトコルを通じて(IP/SDAPレイヤからPDCP、RLC、MAC、及びPHYレイヤへ)パケットと共に伝達される。CAPC情報を利用して、下位レイヤ(MAC/PHY)は送信ごとにCAPC値を動的に選択し、その送信に含まれるデータパケットの特定のQoS要件を考慮することでチャネルアクセスの適切なLTBパラメータを選択することが可能となる。
CU-DU分離アーキテクチャの場合、gNB CU-UP 5Uは、各データパケットのCAPCをgNB DU 5Dに対して示すように設定可能である。例えばgNB CU-UP 5Uは、F1-Uインタフェース上に送信されたダウンリンクユーザプレーンパケット用のGTP-U(GPRS Tunnelling Protocol User Plane:GPRSトンネリングプロトコルユーザプレーン)カプセル化ヘッダ内のパケットのCAPC値を含みうる。この場合、gNB DU 5Uは、送信にデータをスケジュール/多重化する際に受信したCAPC値を考慮できる。
このシステムでは、QoSフローレベルで設定されたCAPC値に従って、送信レベルで各データパケットに適切なCAPC値を適用可能であり、有利である。
モバイル装置
図2は、図1のモバイル装置3(例:携帯電話又はIoT装置)の主要な構成要素を示すブロック図である。図示のとおり、モバイル装置3は、1以上のアンテナ33を介して基地局5との間で信号を送受信するよう動作可能なトランシーバ回路31を含む。モバイル装置3は、モバイル装置3の動作を制御するコントローラ37を含む。コントローラ37は、メモリ39に関連付けられ、トランシーバ回路31に結合される。この動作には必ずしも必要ではないが、モバイル装置3は当然ながら、通常の携帯電話のあらゆる標準機能(ユーザインタフェース35など)を有してもよく、これは必要に応じハードウェア、ソフトウェア、ファームウェアのいずれか又はその組合せによって提供されてもよい。例えばソフトウェアは、メモリ39にプリインストールされても、及び/又は、電気通信ネットワークを介して、又はRMD(removable data storage device:リムーバブルデータストレージデバイス)から、ダウンロードされてもよい。
コントローラ37は、この例ではメモリ39に格納されたプログラム命令又はソフトウェア命令によってモバイル装置3の総合的動作を制御するように設定される。図示のとおり、これらのソフトウェア命令にはオペレーティングシステム41、及び通信制御モジュール43などが含まれる。
通信制御モジュール43は、モバイル装置3とそのサービング基地局5(及びその他のユーザ機器、コアネットワークノードなどのサービング基地局5に接続されたその他の通信装置)との間の通信を制御するよう動作可能である。
通信制御モジュール43が、特定の機能をサポートする多数のサブモジュール(又は「レイヤ」)を含んでもよいことが理解されよう。例えば、通信制御モジュール43は、LBT(Listen-Before-Talk)サブモジュール、CAPC(Channel Access Priority Class:チャネルアクセス優先度クラス)サブモジュール、PHY(物理)レイヤサブモジュール、MAC(Medium Access Control:メディアアクセス制御)サブモジュール、RLC(Radio Link Control:無線リンク制御)サブモジュール、PDCP(Packet Data Convergence Protocol:パケットデータ収束プロトコル)サブモジュール、SDAP(Service Data Adaptation Protocol:サービスデータ適応プロトコル)サブモジュール、IP(Internet Protocol:インターネットプロトコル)サブモジュール、RRC(Radio Resource Control:無線リソース制御)サブモジュール、NAS(Non-Access Stratum:非アクセス層)サブモジュールなどを含んでもよい。
LBTサブモジュールは、存在する場合、共有スペクトルを利用したlisten-before-talk通信、及び関連付けられた制御シグナリング(例:モバイル装置3をLBT動作向けに設定するため)を司る。LBTサブモジュールは、関連付けられたCAPC値に基づいて、特定の送信向けに適切なチャネルセンシングパラメータ(例:コンテンションウインドウサイズ、センシング遅延時間、チャネルが空きであるとセンスされた後の最大チャネル占有時間)を適用するよう設定されてもよい。
CAPCサブモジュールは、そのDRBにマッピングされたQoSフローに従って各DRBに適切なCAPC値を適用することを司る。
RRCサブモジュールは、RRC標準に従ってフォーマットされたシグナリングメッセージを生成、送信、受信するよう動作可能である。このようなメッセージはモバイル装置3とそのサービング基地局5との間でやり取りされる。RRCメッセージは、例えばDRBのCAPC値を特定する情報を含んでもよい。
基地局
図3は、図1の基地局5の主要な構成要素を示すブロック図である。図示のとおり、基地局5は、1以上のアンテナ53を介してユーザ機器(モバイル装置3など)との間で信号を送受信するためのトランシーバ回路51、コアネットワーク7との間で信号を送受信するためのネットワークインタフェース55(例:NG-C/NG-Uインタフェース及び/又はその他)、及び近接した基地局との間で信号を送受信するための基地局インタフェース56(例:Xnインタフェースなど)を含む。基地局5は、メモリ59に格納されたソフトウェアに従って基地局5の動作を制御するコントローラ57を含む。例えばソフトウェアは、メモリ59にプリインストールされてもよく、及び/又は、電気通信ネットワーク1を介して又はRMD(removable data storage device:リムーバブルデータストレージデバイス)からダウンロードされてもよい。ソフトウェアにはオペレーティングシステム61、及び少なくとも通信制御モジュール63、などが含まれる。図3には示されていないが、ネットワークインタフェース55には通常、基地局間インタフェースモジュール(例:Xn)及びコアネットワークインタフェースモジュール(例:NG-C/NG-U)も含まれる。
通信制御モジュール63は、基地局5と、UE3やコアネットワークノードなどのその他のノードとの間のシグナリングの処理(生成/送信/受信)を司る。このようなシグナリングは、例えば モバイル装置3の動作を管理するための制御データ(例:NAS、RRC、ページング、システム情報、及び/又はその他)を含む。通信制御モジュール63が、特定の機能をサポートする多数のサブモジュール(又は「レイヤ」)を含んでもよいことが理解されよう。例えば、通信制御モジュール63には、LBTサブモジュール、CAPCサブモジュール、PHYサブモジュール、MACサブモジュール、RLCサブモジュール、PDCPサブモジュール、SDAPサブモジュール、IPサブモジュール、RRCサブモジュールなどが含まれうる。
LBTサブモジュールは、存在する場合、共有スペクトルを利用したlisten-before-talk通信、及び(例えば、モバイル装置3をLBT動作向けに設定するための)関連付けられた制御シグナリングを司る。LBTサブモジュールは、関連付けられたCAPC値に基づいて、特定の送信向けに適切なチャネルセンシングパラメータ(例:コンテンションウインドウサイズ、センシング遅延時間、チャネルが空きであるとセンスされた後の最大チャネル占有時間)を適用するよう設定されてもよい。
CAPCサブモジュールは、そのDRBにマッピングされたQoSフローに従って各DRBに適切なCAPC値を適用することを司る。
RRCサブモジュールは、RRC標準に従ってフォーマットされたシグナリングメッセージを生成、送信、受信するよう動作可能である。このようなメッセージは基地局5とその基地局5にサーブされるモバイル装置3との間でやり取りされる。RRCメッセージは、例えばDRBのCAPC値を特定する情報を含んでもよい。
基地局5が分散gNB又はen-gNBを含む場合、ネットワークインタフェース55は、分散gNB又はen-gNBのそれぞれの機能間で信号を通信するためのE1インタフェース及びF1インタフェース(コントロールプレーン向けのF1-Cとユーザプレーン向けのF1-U)をさらに含む。この場合、ソフトウェアはgNB-CU-CPモジュール5C、gNB-CU-UPモジュール5U、gNB-DUモジュール5Dのうち1以上をさらに含む。gNB-CU-CPモジュール5Cは、存在する場合、分散gNB又はen-gNBのRRCレイヤと、PDCPレイヤのコントロールプレーン部とをホストする。gNB-CU-UPモジュール5Uは、存在する場合、分散gNBのPDCPレイヤのユーザプレーン部及びSDAPレイヤ、又は分散en-gNBのPDCPレイヤのユーザプレーン部をホストする。gNB-DUモジュール5Dは、存在する場合、分散gNB又はen-gNBのRLC、MAC、PHYレイヤをホストする。
中央ユニット(例:5C及び/又は5U)は、単独の物理的要素又はクラウドベース若しくは仮想化システムとして、基地局と共に実装及び物理的に位置することも、遠隔地に実装することもできることは当業者であれば理解可能である。単独の中央ユニットが複数の基地局5の役割を果たしうることも理解可能である。
コアネットワークノード
図4は、図1に示す一般的なコアネットワークノード(又は機能)、例えばCPF8又はUPF9、の主要な構成要素を示すブロック図である。図示のとおり、コアネットワークノードには、ネットワークインタフェース75を介して(UE3及び(R)ANノード5を含む)他のノードとの間で信号を送受信するよう動作可能なトランシーバ回路71が含まれる。コントローラ77は、メモリ79に格納されたソフトウェアに従ってコアネットワークノードの動作を制御する。例えばソフトウェアは、メモリ79にプリインストールされてもよく、及び/又は、電気通信ネットワーク1を介して又はRMD(removable data storage device:リムーバブルデータストレージデバイス)からダウンロードされてもよい。ソフトウェアにはオペレーティングシステム81、及び少なくとも通信制御モジュール83、などが含まれる。通信制御モジュール83は、コアネットワークノードと、UE3、(R)ANノード5、他のコアネットワークノードなどのその他のノードとの間のシグナリングの処理(生成/送信/受信)を司る。
動作
図1に示すシステムでCAPCマッピングを実施可能とするさまざまな方法について、(図5~7を参照して)より詳細に説明する。
モバイル装置3に対してDRBをセットアップする際、基地局5は(そのCAPCサブモジュールを使用して)、そのDRBによって伝達されるデータフローに必要なQoS(Quality of Service:サービス品質)に基づいて、そのDRBに対して適切なCAPC値を決定するよう設定されてもよい。各データフローは、5QI(5G QoS識別子)などの関連付けられたQFI(QoS Flow Identifier:QoSフロー識別子)を有し、各DRBのCAPCはそのDRBにおけるQoSフローの5QI値に基づいて決定されてもよい。表1は、5QI値を適切なCAPC値にマッピング可能にする方法を示す。
Figure 2023113795000002
1以上のQoSフローに対してDRBをセットアップすると、各QoSフローには、異なるCAPC値にマップする異なる5QI値が関連付けられうる。この場合、現在の3GPP標準においては、(そのDRBに多重化された全QoSフローのそれぞれの5QIを考慮しつつ、さまざまなトラフィックの種類と送信間の公平性を考慮して)そのDRBに対して適切なCAPC値を選択するのは基地局5である。したがって、現在のDRBレベルマッピングを利用すると、DRBのQoSフローが、表1においてその5QIに割り当てられているものとは異なるCAPC値にマッピングされる可能性がある。
基地局5がベアラ(DRB又はSRB)に適用可能なCAPCを決定する際、基地局5は、そのベアラ上のアップリンク送信にCAPC値を利用するようモバイル装置3を設定する。現在の3GPP標準に従い、このような設定ではRRCシグナリングを利用してもよい。実質的に、これは、少なくともDRBに含まれるQoSフローが変化する(例えば、QoSフローが追加又は削除される)まで変化しない静的な設定である。
図5に示すとおり、PUSCH/PDSCH上の送信(「トランスポートブロック」)は、以下の1以上を含んでもよい。1以上のSRBからのコントロールプレーンデータ(例:RRCシグナリング)、1以上のDRBからのユーザプレーンデータ(例:IPパケット)、及び1以上のMAC CE。さまざまなSRB/DRB/MAC CEからのデータは、さまざまなレイヤ(この例ではSDAP、PDCP、RLC、及びMACレイヤ)での処理後、送信のためのトランスポートブロックに多重化される。アップリンク送信では以下のルールに従って、モバイル装置3(下位レイヤ、すなわちPHY/MAC)は、特定の送信に多重化されるデータの種類に基づいてその送信の適用可能なCAPCを決定する(基地局5はダウンリンク送信に同様のルールを用いる)。
ケース1:MAC CEのみが含まれる場合、MAC CEの最高優先度CAPC。
ケース2:SRB SDUが含まれる場合、SRBの最高優先度CAPC。
ケース3:その他の場合、DRBの最低優先度CAPC。
送信(トランスポートブロック)のCAPCは、以下の表2に示すとおり、その送信の一部であるSRB/DRB/MAC CEの関連付けられたCAPC値に基づいて決定される。
Figure 2023113795000003
図5は、上記ケース1~3による、現在3GPPによって定義されているルールを用いた4つの例を示す。第1の例(「ケース1」)では、異なるCAPC値(パディングBSR又は推奨ビットレートMAC CEではCAPC=4、その他のMAC CEではCAPC=1)を有する2種類のMAC CEがトランスポートブロックに多重化される。この場合トランスポートブロックの最終的なCAPC値はより低い値(すなわちより高い優先度)に設定される。ケース2では、2つのSRBからの、異なるCAPC値を有するSDU(Service Data Unit:サービスデータユニット)が(任意で1以上のDRBと共に)トランスポートブロックに多重化される。ケース2のトランスポートブロックの最終的なCAPC値は、SRB固有のCAPC値のうちより低い値(すなわちより高い優先度)に設定される。ケース3-1及び3-2では、異なるCAPC値を有する2つの異なるDRBがトランスポートブロックに(ケース3-1ではさらにMAC CEと共に)多重化される。ケース3-1、3-2のトランスポートブロックの最終的なCAPC値は、DRB固有のCAPC値のより高い値(すなわちより低い優先度)に設定される。
したがって、以上から分かるとおり、特定のDRBを(例えばその他任意のDRB/SRB/MAC CEと共に)トランスポートブロックに多重化する際、現在の送信レベルマッピングは、該当するQoSフローの関連付けられたQFI/5QIに基づいてそのDRBに設定されたものとは異なるCAPC値をもたらす場合もある。さらに、上述のとおり、DRBレベルの(静的)CAPCマッピングでは、一部のQoSフローからのデータパケットに、それらのフローのQFIにマッピングされた値とは異なるCAPC値を割り当てる可能性もある。CAPCマッピングにおけるこの不一致により、アンライセンス/共有スペクトルを利用してトランスポートブロックの送信を試行する際、基地局5及びモバイル装置3は、そのトランスポートブロックに含まれるデータに対して想定されるパラメータとは異なるLBTパラメータを用いてチャネルアクセス手順を実行する可能性がある。
このシステムにおいて、トランスポートブロックに多重化された実際のデータフローに従って各送信に適切なCAPCを適用するために、モバイル装置3と基地局5の通信制御モジュール43、63は、ユーザプレーンプロトコルを通じて各パケットと共にCAPC情報を伝達するように設定される。
より詳細には、表1に示すとおり、各データフロー(QoSフロー)に対し、関連付けられたCAPC値がQFI/5QIに基づいて決定される。これは、下位レイヤにおける多重化工程の前、例えばデータフローのDRBをセットアップする際に行われる。
SDAPからPDCP、RLC、MAC、及びPHYレイヤへとユーザプレーンプロトコルを通じてデータ(IP)パケットが(通信制御モジュール43、63の対応するサブモジュールにより)処理される際、各パケットのCAPC(すなわちパケットが属するQoSフローの5QIからマッピングされた値)がパケットと共に伝達される。各レイヤがデータパケットに、そのデータパケットに関連付けられたCAPC値に関する適切な情報(すなわち、対応するQoSフローのCAPC)を追加しうることが理解されよう。この情報は、実際のCAPC値、又は、下位レイヤにおいて特定のデータパケットのCAPC値を導き出すのに用いることができるその他任意の適切な情報を含んでよい。必要に応じ、この情報はレイヤごとに異なっていてもよい(すなわち、レイヤ固有のCAPC情報を用いてもよい)。
図6に示す例では、1以上のQoSフローが関連付けられた2つのDRB(「DRBx」及び「DRBy」と表記)がある。この例では、DRBxは2つのQoSフロー(「QFI(m)」及び「QFI(n)」と表記)と、これらに関連付けられた5QI値(又は5QI値なし)を含み、DRByは1つのQoSフロー(「QFI(p)」)を含む。このように、基地局5とモバイル装置3は、関連付けられた5QI(例:表1に示した5QI値にはCAPC値「1」~「3」、関連付けられた5QI値のないQoSフローにはCAPC値「4」)に従って、各QoSフロー及びQoSフローにおける各データパケットに対して適切なCAPC値を決定できる。
異なるQoS要件(QFI/5QI値)を有する異なるQoSフローからのユーザプレーンデータを含む送信については、(DRBレベルで割り当てられた平均又は任意のCAPC値ではなく)対応するQoSフローの実際のCAPCに基づいて、MAC/PHYレイヤで各データパケットに用いるCAPC値を動的に決定できるため、有利である。
図7は、QFI(m)及びQFI(p)という2つのQoSフローからのデータパケットの処理を示す。図6に示すとおり、QFI(m)及びQFI(p)は異なるDRBに属している。しかしながら、トランスポートブロック「TB(n+2)」は両QoSフローからのデータを含んでいる。QFI(m)及びQFI(p)のそれぞれのCAPC値は、上位レイヤから下位の各レイヤに対して示され、DRB固有のCAPC値を用いる場合と比較してより正確(かつ動的)にMAC/PHYレイヤにおける適用可能なCAPC値(及び対応するLBTパラメータ)を決定できるようになっている。MAC/PHYレイヤにおけるCAPC選択はDRBレベルのCAPC選択に依存しないため、DRB内の全てのデータフロー(すなわちDRBx内のQFI(n)及びQFI(m))に対して同じCAPC値を用いる必要がなく、アンライセンススペクトルを利用してトランスポートブロックを生成及び送信する方法が改善される。
上述のデータフロー固有CAPC指示を利用すると、RRC(又はF1)インタフェース上でDRBのCAPCをマッピング及び設定する必要がないため有利である。
複数のQoSフローが1つのDRBにマッピングされている場合、下位レイヤで送信のためのCAPC選択に用いる情報はより正確であり、複数のQoSフローのそれぞれのCAPC値を、DRBレベルで1つのCAPCへと変換する必要がない。
上述の方法は、3GPP仕様を変更することなく基地局側(ダウンリンク送信)に適用可能であり、また、現在の仕様に比較的軽微な変更を加えることでUE側(アップリンク送信)に適用可能であることが理解されよう。
CU-DU分離アーキテクチャ オプション1
CU-DU分離アーキテクチャの場合、CAPC値はダウンリンクのデータパケットごとに示されてもよい。この場合、gNB CU(gNB CU-UP 5U)は、各パケットのCAPCをgNB DU 5Dに対して示すように設定されてもよい。例えばgNB CU-UP 5Uは、F1-Uインタフェース上に送信されたダウンリンクユーザプレーンパケット用のGTP-U(GPRS Tunnelling Protocol User Plane:GPRSトンネリングプロトコルユーザプレーン)カプセル化ヘッダ内のパケットのCAPC値を含みうる。例えば、パケットのCAPC値を示すのには、PDUセッションコンテナ又はその他の適切な(新規又は既存の)拡張ヘッダタイプを利用できる。gNB DU 5Dは、送信にデータをスケジュール/多重化する際、受信したCAPCインジケータを考慮するように設定されてもよい。
実質的には、この場合、CAPC情報(GTP-Uヘッダなど)は、各パケットと共に、基地局5の中央ユニット(上位レイヤ)から分散ユニット(下位レイヤ、例:PHY/MAC)へとユーザプレーンプロトコル上を伝達される。分散ユニット(gNB DU 5D)は受信したCAPC情報に基づき、トランスポートブロックに多重化される実際のデータフローに従って(かつ、多重化されたデータパケットが属するDRBに関連付けられたCAPC値にかかわらず)各送信に対して適切なCAPC値及びLBT設定を適用できるため、有利である。
CU-DU分離アーキテクチャ オプション2
このオプションでは、gNB DU 5D(下位レイヤ)は、gNB CU-CP 5CからF1-Cインタフェースを介し、各DRBについて以下の情報を受信する。
-DRBにマッピングされたQoSフロー。
-QoSフロー識別子(QFI)を含む、各QoSフローのQoS情報、5QI。
下位レイヤ(例:PHY/MAC)は、上位レイヤから受信した各パケットを検査し、そのパケットがどのQFIに属するかを決定する。例えば、QFIの決定は以下の方法に基づいてもよい。
-各QoSフロー/QFIに対して別個のトンネルを確立する、又は
-各パケットを関連付けられたQFIでマーキングする。
データパケット(パケット全体又は一部)が送信に多重化される際、このデータパケットのCAPCは、例えば表1に示すマッピングに基づいて、パケットが属するQoSフロー/トンネルの5QIからマッピング可能である。
各送信のCAPCは、図5を参照して上述した(DRBのCAPCの代わりにパケットのCAPCを用いる)ルールに従って、その送信に多重化された全データパケットのCAPC/5QIを考慮することにより決定可能である。
したがってこの場合、CAPC情報は、受信した各データパケット及び/又はデータパケットが経由して送信されたトンネルを特定する情報(例:トンネルID)と共に、QFIの形で提供されうる(トンネルIDは特定のQoSフロー又はQFIに関連付けられる)。実質的には、この情報は、各パケットと共に、基地局5の中央ユニット(上位レイヤ)から分散ユニット(下位レイヤ、例:PHY/MAC)へとユーザプレーンプロトコル上を伝達される。分散ユニット(gNB DU 5D)は受信したCAPC情報(トンネルID/QFI)に基づき、トランスポートブロックに多重化される実際のデータフローに従って(かつ、多重化されたデータパケットが属するDRBに関連付けられたCAPCにかかわらず)各送信に対して適切なCAPC値/LBTパラメータを適用できる。
DRBレベルのCAPC選択
DRBレベルのCAPC選択を利用する際、基地局5は以下のオプションのいずれかを適用して、各DRBに最適なCAPC値を決定するよう設定されてもよい。
基地局5は、QoSフロー対DRBの一対一マッピングを適用するよう設定されてもよい(図6中のDRBy)。この場合、DRBレベルのCAPC値は、QoSフロー固有のCAPCに対応する。このオプションの変形では、基地局5は、同じCAPC値を有するQoSフローのみを同じDRBにマッピングするように設定されてもよく、これにより下位レイヤでのCAPC選択が容易になる。
複数のQoSフローが単独のDRBにマッピングされ(図6中のDRBx)、かつこれらのQoSフローが(5QIに基づいて)異なる関連付けられたCAPC値を有する場合、基地局5は全てのQoSフローの最も優先度が低いCAPCを選択するよう設定されてもよい。これは、そのDRB内の比較的高優先度のQoSフローからのデータを伝達する送信に対して追加の遅延をもたらす可能性があるが、基地局及びUEは、共有チャネル上で動作する他のノードに対して「フレンドリーな」ネイバーとして機能するようになる。
DRBに「支配的」なQoSフローがある場合、DRBのCAPC値は支配的QoSフローのものに設定されてもよいことが理解されよう。あるQoSフローが支配的フローとして分類可能かどうかを決定する際、基地局5はそのQoSフローに関連するあらゆる入手可能な情報、例えばそのQoSフローが同じDRB内の他のQoSフローよりも比較的多量のデータを伝達しそうか、及び/又は比較的アクティブになりそうか、を考慮するよう設定されてもよい。
変形例及び代替例
以上、詳細な例示的な実施形態について説明してきた。当業者が理解しうるように、上記の例示的な実施形態に対して、多数の変形及び代替を行うことができ、そこで実施される本発明の利点を得ることができる。ここでは、例示のために、これらの代替例及び変形例のうちのいくつかのみを説明する。
上記の説明では、UE、(R)ANノード、及びコアネットワークノードは、理解しやすくするために、(通信制御モジュールなどの)いくつかの個別モジュールを有するものとして説明されている。これらのモジュールは、例えば、既存のシステムが本発明を実装するように変形された特定の用途のために、又は、例えば、最初から本発明の特徴を念頭に置いて設計されたシステムにおける他の用途のためにこのように提供されてもよい。一方で、これらのモジュールは、オペレーティングシステム又はコードの全体に組み込まれてもよく、従って、これらのモジュールは、別個のエンティティとして識別できなくてもよい。
各コントローラは、例えば、1つ以上のハードウェアで実装されたコンピュータプロセッサと、マイクロプロセッサと、CPU(central processing unit:中央処理装置)と、ALU(arithmetic logic unit:算術論理ユニット)と、IO(input/output:入出力)回路と、内部メモリ/キャッシュ(プログラム及び/若しくはデータ)と、プロセッシングレジスタと、通信バス(例えば、コントロール、データ、及び/若しくはアドレスバス)と、DMA(direct memory access:ダイレクトメモリアクセス)機能と、ハードウェア若しくはソフトウェアで実装されたカウンタ、ポインタ、及び/若しくはタイマなどを含む(但しそれらに限定はされない)任意の適当な形式の処理回路を備えてもよい。
上記の例示的な実施形態で、多くのソフトウェアモジュールを説明した。当業者に理解されるように、ソフトウェアモジュールは、コンパイルされた形態又はコンパイルされていない形態で提供されてもよく、コンピュータネットワーク上の信号として、又は記録媒体上で、UE、(R)ANノード、及びコアネットワークノードに供給されてもよい。更に、このソフトウェアの一部又は全部によって実行される機能は、1つ又は複数の専用ハードウェア回路を使用して実行してもよい。但し、ソフトウェアモジュールの使用はUE、(R)ANノード、及びコアネットワークノードの更新を容易にし、それらの機能を更新するために好ましい。
本開示におけるユーザ機器(又は「UE」、「モバイルステーション」、「モバイルデバイス」又は「ワイヤレスデバイス」)は、ワイヤレスインタフェースを介してネットワークに接続されたエンティティである。
なお、本開示は、専用通信デバイスに限定されるものではなく、以下の段落で説明する通信機能を有する任意のデバイスに適用することができる。
「ユーザ機器」又は「UE」(3GPPで使用される用語)、「モバイルステーション」、「モバイルデバイス」、及び「ワイヤレスデバイス」という用語は、一般的には、互いに同義であることが意図されており、端末、携帯電話、スマートフォン、タブレット、セルラーIoTデバイス、IoTデバイス、機械などのスタンドアロンのモバイルステーションを含む。「モバイルステーション」及び「モバイルデバイス」という用語は、長期間静置されたままであるデバイスも包含することが理解されよう。
UEは、例えば、生産又は製造のための機器のアイテム、及び/又はエネルギー関連の機械のアイテム(例えば、ボイラー、エンジン、タービン、ソーラーパネル、風力タービン、水力発電機、熱発電機、原子力発電機、バッテリ、原子力システム及び/又は関連機器、重電機械、真空ポンプを含むポンプ、コンプレッサ、ファン、送風機、油圧機器、空気圧機器、金属加工機械、マニピュレータ、ロボット及び/又はそれらのアプリケーションシステム、工具、金型又はダイ、ロール、搬送機器、昇降機器、資材処理機器、繊維機械、縫製機、印刷及び/又は関連機械、製紙機械、化学機械、鉱業及び/又は建設機械及び/又は関連機器、農業、林業及び/又は漁業のための機械及び/又は器具、安全及び/又は環境保全機器、トラクタ、精密ベアリング、チェーン、ギア、送電機器、潤滑機器、バルブ、パイプ継手などの機器若しくは機械、及び/又は前述の機器若しくは機械のうちのいずれかのアプリケーションシステムなど)であり得る。
UEは、例えば、輸送機器(例えば、ローリングストック、自動車、モータサイクル、自転車、電車、バス、カート、人力車、船、その他の船舶、航空機、ロケット、衛星、ドローン、バルーンなどの輸送機器)のアイテムであり得る。
UEは、例えば、情報通信機器(例えば、電子コンピュータ及び関連機器、通信及び関連機器、電子部品などの情報通信機器)のアイテムであり得る。
UEは、例えば、冷凍機、冷凍機適用製品、貿易及び/又はサービス産業機器のアイテム、自動販売機、自動サービス機、事務機械又は機器、消費者向け電子及び電化製品(例えば、オーディオ機器、ビデオ機器、スピーカ、ラジオ、テレビ、電子レンジ、炊飯器、コーヒーマシン、食洗機、洗濯機、乾燥機、電子ファン又は関連電化製品、掃除機などの消費者向け電化製品)であり得る。
UEは、例えば、電気応用システム又は機器(例えば、X線システム、粒子加速器、放射性同位体機器、音響機器、電磁的応用機器、電力応用機器などの電気応用システム又は機器)であり得る。
UEは、例えば、電子ランプ、照明器具、測定機器、分析器、テスタ、又は測量若しくは感知機器(例えば、煙警報器、人警報センサ、モーションセンサ、ワイヤレスタグなどの測量若しくは感知機器)、腕時計又は置時計、実験器具、光学装置、医療機器及び/又はシステム、武器、刃物、手工具などであり得る。
UEは、例えば、無線を備えた携帯情報端末又は関連機器(他の電子デバイス(例えば、パーソナルコンピュータ、電気測定機)への取り付け又は挿入のために設計された無線カード又はモジュールなど)であり得る。
UEは、さまざまな有線及び/又は無線通信技術を使用して、「モノのインターネット」(IoT)に関して、以下で説明するアプリケーション、サービス、及びソリューションを提供するデバイス又はシステムの一部であり得る。
モノのインターネットデバイス(又は「モノ」)は、適切な電子機器、ソフトウェア、センサ、及び/又はネットワーク接続などを備えてもよく、これにより、これらのデバイスが相互に、及び他の通信デバイスとで、データを収集及びやり取りすることを可能にする。IoTデバイスは、内部メモリに格納されているソフトウェアの指示に従う自動化された機器で構成され得る。IoTデバイスは、人の監視ややり取りを必要とせずに動作し得る。IoTデバイスは、長期間静置されたままであったり、非アクティブのままであったりし得る。IoTデバイスは、(一般的に)据置式の装置の一部として実装され得る。IoTデバイスは、据置式ではない装置(例えば、車両)に組み込まれたり、監視/トラッキングする動物や人に取り付けたりし得る。
IoT技術は、データを送受信するために通信ネットワークに接続することができる任意の通信デバイスに実装することができ、このような装置は通信デバイスが人による入力又はメモリに格納されたソフトウェア命令により制御されるか否かに関係なく実装できることが理解されよう。
IoTデバイスは、MTC(Machine-Type Communication:マシンタイプ通信)デバイス又はM2M(Machine-to-Machine:マシンツーマシン)の通信デバイスと呼ばれることもあることが理解されよう。UEは、1つ以上のIoT又はMTCアプリケーションをサポートしてもよいことが理解されよう。MTCアプリケーションのいくつかの例を次の表に示す(出典:3GPP TS 22.368 V13.1.0、Annex B、その内容は参照により本明細書に組み込まれる)。このリストは、網羅的なものではなく、マシンタイプ通信アプリケーションのいくつかの例を示すことを意図している。
Figure 2023113795000004
アプリケーション、サービス、及びソリューションは、MVNO(Mobile Virtual Network Operator:モバイル仮想ネットワークオペレータ)サービス、緊急無線通信システム、PBX(Private Branch eXchange:構内電話交換機)システム、PHS/デジタルコードレステレコミュニケーションシステム、POS(Point of sale:販売時点)システム、広告発呼システム、MBMS(Multimedia Broadcast and Multicast Service:マルチメディア放送及びマルチキャストサービス)、V2X(Vehicle to Everything)システム、電車無線システム、位置関連サービス、災害/緊急無線通信サービス(Disaster/Emergency Wireless Communication Service)、コミュニティサービス、ビデオストリーミングサービス、フェムトセルアプリケーションサービス、VoLTE(Voice over LTE)サービス、課金サービス、無線オンデマンドサービス、ローミングサービス、アクティビティ監視サービス、通信事業者/通信NW選択サービス、機能制限サービス、PoC(Proof of Concept)サービス、個人情報管理サービス、アドホックネットワーク/DTN(Delay Tolerant Networking:遅延トレラントネットワーキング)サービスなどであり得る。
更に、上記のUEカテゴリは、本文書に記載されている技術的アイデア及び例示的な実施形態の適用例にすぎない。言うまでもなく、これらの技術的アイデア及び例示的な実施形態は、上記のUEに限定されず、上記UEに対してさまざまな変形をなすことができる。
上述の方法は、データフローに関連付けられたQoS(Quality of Service:サービス品質)を識別する情報(例えば、5QI)に基づいて、第1のCAPC値を決定することを更に含んでよい。
トランスポートブロックは、データパケットの少なくとも一部と更なるデータとを多重化することにより形成されてよく、ここで第2のCAPC値は、第1のCAPC値を識別する情報と、更なるデータに関連付けられた更なるCAPC値とに基づいて決定される。
第1のCAPC値を識別する情報は、RLC(Radio Link Control:無線リンク制御)レイヤ、PDCP(Packet Data Convergence Protocol:パケットデータ収束プロトコル)レイヤ、SDAP(Service Data Adaptation Protocol:サービスデータ適応プロトコル)レイヤ、IP(Internet Protocol:インターネットプロトコル)レイヤ、又はRRC(Radio Resource Control:無線リソース制御)レイヤで生成されてよい。第2のCAPC値は、MAC(Medium Access Control:メディアアクセス制御)レイヤで決定してよい。
上述の方法は、トランスポートブロックについての第2のCAPCに基づいてチャネルアクセス手順を行うこと、を更に含んでよい。
データフローはQoSフローを含んでよい。データフローは、第1のCAPC値とは異なる、関連付けられたCAPC値を有するDRB(Data Radio Bearer:データ無線ベアラ)により伝達されてよい。データフローを識別する情報は、トンネルを識別する情報(例:トンネルID)を含んでよい。
上述の通信装置は、UE(user equipment:ユーザ機器)又は基地局装置(gNB)を含んでよい。基地局装置は中央ユニットと少なくとも1つの分散ユニットとを備えてよく、中央ユニットは、第1のCAPC値を識別する情報とともにデータパケットを、下位レイヤを処理する少なくとも1つの分散ユニットに転送してよい。
様々な他の変形が当業者には明らかであり、ここでは、それ以上詳細には説明しない。
上記の例示的な実施形態の一部又は全部は、以下の付記項に示すように説明することができるが、以下のものに限定するものではない。
(付記1)
アンライセンススペクトルを介した通信に関するチャネルアクセス手順のために通信装置により行われる方法であって、
データフローの一部を形成するデータパケットを受信し、前記データフローについての第1のCAPC(Channel Access Priority Class:チャネルアクセス優先度クラス)値を識別する情報とともに、前記データパケットを下位レイヤに転送することと、
前記下位レイヤで前記データパケットを処理して、前記アンライセンススペクトルを介した送信用のトランスポートブロックを形成することと、
前記第1のCAPC値を識別する情報に基づいて、前記トランスポートブロックについての第2のCAPC値を決定することと、
を備える方法。
(付記2)
前記データフローに関連付けられたQoS(Quality of Service:サービス品質)を識別する情報(例えば、5QI)に基づいて、前記第1のCAPC値を決定すること、を更に備える付記1記載の方法。
(付記3)
前記トランスポートブロックは、前記データパケットと更なるデータとの少なくとも一部を多重化することにより形成され、
前記第2のCAPC値は、前記第1のCAPC値を識別する前記情報と、前記更なるデータに関連付けられた更なるCAPC値とに基づいて決定される、付記1又は2記載の方法。
(付記4)
前記第1のCAPC値を識別する前記情報は、RLC(Radio Link Control:無線リンク制御)レイヤ、PDCP(Packet Data Convergence Protocol:パケットデータ収束プロトコル)レイヤ、SDAP(Service Data Adaptation Protocol:サービスデータ適応プロトコル)レイヤ、IP(Internet Protocol:インターネットプロトコル)レイヤ、又はRRC(Radio Resource Control:無線リソース制御)レイヤで生成される、付記1乃至3のうち何れか1項記載の方法。
(付記5)
前記第2のCAPC値を決定することは、MAC(Medium Access Control:メディアアクセス制御)レイヤで行われる、付記1乃至4のうち何れか1項記載の方法。
(付記6)
前記トランスポートブロックについての前記第2のCAPCに基づいてチャネルアクセス手順を行うこと、を更に備える付記1乃至5のうち何れか1項記載の方法。
(付記7)
前記データフローはQoSフローを含む、付記1乃至6のうち何れか1項記載の方法。
(付記8)
前記データフローは、前記第1のCAPC値とは異なる、関連付けられたCAPC値を有するDRB(Data Radio Bearer:データ無線ベアラ)により運ばれる、付記1乃至7のうち何れか1項記載の方法。
(付記9)
前記通信装置はUE(User Equipment:ユーザ機器)を備える、付記1乃至8のうち何れか1項記載の方法。
(付記10)
前記通信装置は基地局装置(gNB)を備える、付記1乃至9のうち何れか1項記載の方法。
(付記11)
前記通信装置は中央ユニットと少なくとも1つの分散ユニットとを備え、前記中央ユニットは、第1のCAPC値を識別する情報とともに前記データパケットを、前記下位レイヤを処理する前記少なくとも1つの分散ユニットに転送する、付記10記載の方法。
(付記12)
アンライセンススペクトルを介した通信に関するチャネルアクセス手順のために基地局装置の中央ユニットにより行われる方法であって、
データフローの一部を形成するデータパケットを受信することと、
前記データフローの下位レイヤ処理を扱う分散ユニットに、前記データフローについての第1のCAPC(Channel Access Priority Class:チャネルアクセス優先度クラス)値を識別する情報とともに前記データパケットを転送することと、を備える方法。
(付記13)
アンライセンススペクトルを介した通信に関するチャネルアクセス手順のために基地局装置の分散ユニットにより行われる方法であって、
前記基地局装置の中央ユニットから、前記データフローの第1のCAPC(Channel Access Priority Class:チャネルアクセス優先度クラス)値を識別する情報とともに、前記データフローの一部を形成するデータパケットを受信することと、
前記データパケットを処理して、アンライセンススペクトルを介した送信用のトランスポートブロックについての第2のCAPC値を形成することと、
前記第1のCAPC値を識別する情報に基づいて、前記トランスポートブロックについての第2のCAPC値を決定することと、を備える方法。
(付記14)
アンライセンススペクトルを介した通信に関するチャネルアクセス手順のために基地局装置の分散ユニットにより行われる方法であって、
前記データフローについての第1のCAPC(Channel Access Priority Class:チャネルアクセス優先度クラス)値を決定するために、データフローを識別する情報(例えば、QFI)と、前記データフローに関連付けられたQoS(Quality of service:サービス品質)を識別する情報(例えば、5QI)とを、前記中央ユニットから受信することと、
データパケットと、前記データパケットが属する前記データフローを識別する情報とを受信することと、
前記データパケットを処理して、前記アンライセンススペクトルを介した送信用のトランスポートブロックを形成することと、
前記データフローを識別する情報と前記データフローに関連付けられたQoSを識別する前記情報とに基づいて前記トランスポートブロックについての第2のCAPC値を決定することと、
を備える方法。
(付記15)
前記データフローを識別する前記情報は、トンネルを識別する情報(例えば、トンネルID)を含む、付記14記載の方法。
(付記16)
アンライセンススペクトルを介した通信に関するチャネルアクセス手順のために通信装置により行われる方法であって、
QoS(Quality of Service:サービス品質)識別子と対応するCAPC値との間のマッピングに基づいて、複数のデータフローの各々について、それぞれのCAPC(Channel Access Priority Class:チャネルアクセス優先度クラス)値を決定することと、
第1のデータフローのDRB(Data Radio Bearer:データ無線ベアラ)へのマッピングを行い、前記第1のデータフローに関連付けられた前記マッピングとQoS識別子とに基づいて前記DRBについての第1のCAPC値を構成することと、
第2のデータフローに関連付けられたQoS識別子を第1のCAPCにマッピングできる場合に前記第2のデータフローの前記DRBへのマッピングを行う、又は前記第2のデータフローに関連付けられたQoS識別子を異なるCAPC値にマッピングできる場合に前記第2のデータフローの前記異なるDRBへのマッピングを行うことと、
を備える方法。
(付記17)
アンライセンススペクトルを介した通信に関するチャネルアクセス手順のための通信装置であって、
データフローの一部を形成するデータパケットを受信し、前記データフローについての第1のCAPC(Channel Access Priority Class:チャネルアクセス優先度クラス)値を識別する情報とともに、前記データパケットを下位レイヤに転送する手段と、
前記下位レイヤで前記データパケットを処理して、前記アンライセンススペクトルを介した送信用のトランスポートブロックを形成する手段と、
前記第1のCAPC値を識別する情報に基づいて、前記トランスポートブロックについての第2のCAPC値を決定する手段と、
を備える通信装置。
(付記18)
アンライセンススペクトルを介した通信に関するチャネルアクセス手順のために基地局装置の中央ユニットとして構成された装置であって、
データフローの一部を形成するデータパケットを受信する手段と、
前記データフローの下位レイヤ処理を扱う分散ユニットに、前記データフローについての第1のCAPC(Channel Access Priority Class:チャネルアクセス優先度クラス)値を識別する情報とともに前記データパケットを転送する手段と、を備える装置。
(付記19)
アンライセンススペクトルを介した通信に関するチャネルアクセス手順のために基地局装置の分散ユニットとして構成された装置であって、
前記基地局装置の中央ユニットから、前記データフローの第1のCAPC(Channel Access Priority Class:チャネルアクセス優先度クラス)値を識別する情報とともに、前記データフローの一部を形成するデータパケットを受信する手段と、
前記データパケットを処理して、前記アンライセンススペクトルを介した送信用のトランスポートブロックを形成する手段と、
前記第1のCAPC値を識別する情報に基づいて、前記トランスポートブロックについての第2のCAPC値を決定する手段と、
を備える装置。
(付記20)
アンライセンススペクトルを介した通信に関するチャネルアクセス手順のために基地局装置の分散ユニットとして構成された装置であって、
前記データフローについての第1のCAPC(Channel Access Priority Class:チャネルアクセス優先度クラス)値を決定するために、データフローを識別する情報{例えば、QFI)と、前記データフローに関連付けられたQoS(Quality of service:サービス品質)を識別する情報(例えば、5QI)とを、前記中央ユニットから受信する手段と、
データパケットと、前記データパケットが属する前記データフローを識別する情報とを受信する手段と、
前記データパケットを処理して、前記アンライセンススペクトルを介した送信用のトランスポートブロックを形成する手段と、
前記データフローを識別する情報と前記データフローに関連付けられたQoSを識別する前記情報とに基づいて前記トランスポートブロックについての第2のCAPC値を決定する手段と、
を備える装置。
(付記21)
アンライセンススペクトルを介した通信に関するチャネルアクセス手順のために通信装置であって、
QoS(Quality of Service:サービス品質)識別子と対応するCAPC値との間のマッピングに基づいて、複数のデータフローの各々について、それぞれのCAPC(Channel Access Priority Class:チャネルアクセス優先度クラス)値を決定する手段と、
第1のデータフローのDRB(Data Radio Bearer:データ無線ベアラ)へのマッピングを行い、前記第1のデータフローに関連付けられた前記マッピングとQoS識別子とに基づいて前記DRBについての第1のCAPC値を構成する手段と、
第2のデータフローに関連付けられたQoS識別子を第1のCAPCにマッピングできる場合に前記第2のデータフローの前記DRBへのマッピングを行う、又は前記第2のデータフローに関連付けられたQoS識別子を異なるCAPC値にマッピングできる場合に前記第2のデータフローの前記異なるDRBへのマッピングを行う手段と、
を備える通信装置。
本出願は、2020年9月11日に出願された英国特許出願2014353.3号に基づくものであり、その優先権の利益を主張し、その開示は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。

Claims (7)

  1. アンライセンススペクトルを介した通信に関するチャネルアクセス手順のための通信装置であって、
    サービス品質(Quality of Service:QoS)識別子と対応するチャネルアクセス優先度クラス(Channel Access Priority Class:CAPC)値との間のマッピングに基づいて、複数のデータフローの各々について、それぞれのCAPC値を決定する手段と、
    第1のデータフローのデータ無線ベアラ(Data Radio Bearer:DRB)へのマッピングを行い、前記第1のデータフローに対応する前記マッピングと前記第1のデータフローに対応するQoS識別子とに基づいて前記DRBについての第1のCAPC値を構成する手段と、
    第2のデータフローに対応するQoS識別子を第1のCAPCにマッピングできる場合に、前記第2のデータフローの、前記DRBへのマッピングを行う、又は前記第2のデータフローに対応するQoS識別子を異なるCAPC値にマッピングできる場合に、前記第2のデータフローの、前記DRBとは異なるDRBへのマッピングを行う手段と、
    を備える、通信装置。
  2. 前記それぞれのCAPC値を示す情報が、無線リンク制御(Radio Link Control:RLC)レイヤ、パケットデータ収束プロトコル(Packet Data Convergence Protocol:PDCP)レイヤ、サービスデータ適応プロトコル(Service Data Adaptation Protocol:SDAP)レイヤ、インターネットプロトコル(Internet Protocol:IP)レイヤ、又は無線リソース制御(Radio Resource Control:RRC)レイヤで生成される、請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記それぞれのCAPC値を決定する手段は、メディアアクセス制御(Medium Access Control:MAC)レイヤで決定するよう構成される、請求項1又は2に記載の通信装置。
  4. 前記第1のデータフロー及び第2のデータフローの少なくともいずれかはQoSフローを含む、請求項1乃至3のうち何れか1項に記載の通信装置。
  5. 前記通信装置は、ユーザ機器(User Equipment:UE)を備える、請求項1乃至4のうち何れか1項に記載の通信装置。
  6. 前記通信装置は、基地局を備える、請求項1乃至5のうち何れか1項に記載の通信装置。
  7. アンライセンススペクトルを介した通信に関するチャネルアクセス手順のための通信装置により行われる方法であって、
    サービス品質(Quality of Service:QoS)識別子と対応するチャネルアクセス優先度クラス(Channel Access Priority Class:CAPC)値との間のマッピングに基づいて、複数のデータフローの各々について、それぞれのCAPC値を決定することと、
    第1のデータフローのデータ無線ベアラ(Data Radio Bearer:DRB)へのマッピングを行い、前記第1のデータフローに対応する前記マッピングと前記第1のデータフローに対応するQoS識別子とに基づいて前記DRBについての第1のCAPC値を構成することと、
    第2のデータフローに対応するQoS識別子を第1のCAPCにマッピングできる場合に、前記第2のデータフローの、前記DRBへのマッピングを行う、又は前記第2のデータフローに対応するQoS識別子を異なるCAPC値にマッピングできる場合に、前記第2のデータフローの、前記DRBとは異なるDRBへのマッピングを行うことと、
    を含む、通信装置における方法。

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