JP2023111797A - 時間領域相関情報報告のためのユーザ機器、基地局、及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】通信の柔軟性及び/又は効率を改善する時間領域相間情報報告のためのユーザ機器(UE)、基地局装置及び通信方法を提供する。【解決手段】通信システムにおいて、UEは、1つ以上の追跡用チャネル状態情報参照信号(CSI-RS)を設定するための第1の情報及び時間領域相関に関する情報を設定するための第2の情報を基地局装置から受信する受信回路を含む。UEはまた、時間領域相関に関する情報を含むチャネル状態情報(CSI)報告を基地局装置へ送信する送信回路を含む。第1のパラメータtrs-Infoは、第1の情報に含まれる。第2のパラメータreportQuantityは、「none」(無し)にはセットされない。時間領域相関に関する情報は、1つ以上の追跡用CSI-RSによって計測される。【選択図】図7

Description

本開示は、概して、通信システムに関する。より具体的には、本開示は、時間領域相間情報報告のためのユーザ機器、基地局、方法のためのユーザ機器、基地局、及び方法に関する。
無線通信装置は、消費者の要求を満たすため、また携帯性及び利便性を向上させるために、より強力になってきている。消費者は、無線通信装置に依存するようになり、信頼性の高いサービス、カバレッジエリアの拡張及び機能の向上を期待するようになっている。無線通信システムは、多数の無線通信装置に対して通信を提供することができ、多数の無線通信装置のそれぞれに、基地局からサービスを提供することができる。基地局は、無線通信装置と通信する装置であり得る。
無線通信装置の進歩に伴い、通信容量、速度、柔軟性及び/又は効率の改善が求められてきた。しかしながら、通信容量、速度、柔軟性及び/又は効率を改善することにより、何らかの課題が提起される場合がある。
例えば、無線通信装置は、通信構造を使用して1つ以上の装置と通信することができる。しかしながら、使用される通信構造の柔軟性及び/又は効率が制限される場合がある。本議論で説明するように、通信の柔軟性及び/又は効率を改善するシステム及び方法は有益なものであり得る。
シグナリングのためのシステム及び方法が実装され得る1つ以上のgNB及び1つ以上のUEの、一実装形態を示すブロック図である。 複数のニューメロロジーの例を示す図である。 リソースグリッド及びリソースブロックの一例を示す図である。 リソース区域の例を示す図である。 ビームフォーミング及び疑似コロケーション(QCL:Quasi Co-Location)タイプの例を示す図である。 送信設定指示(TCI:Transmission Configuration Indication)状態の例を示す図である。 本明細書に記載の技術のいくつかによる方法の例を示すフロー図である。 本明細書に記載の技術のいくつかによる方法の例を示すフロー図である。 本明細書に記載の技術のいくつかによる方法の例を示すフロー図である。 本明細書に記載の技術のいくつかによる方法の例を示すフロー図である。 UEで利用され得る様々な構成要素を示す図である。 gNBで利用され得る様々な構成要素を示す図である。 本明細書に記載のシステム及び/又は方法のうちの1つ以上が実装され得る、UEの一実装形態を示すブロック図である。 本明細書に記載のシステム及び/又は方法のうちの1つ以上が実装され得る、gNBの一実装形態を示すブロック図である。 gNBの一実装形態を示すブロック図である。 UEの一実装形態を示すブロック図である。
ユーザ機器(UE)について記載する。UEは、1つ以上の追跡用チャネル状態情報参照信号(CSI-RS:channel state information-reference signal)を設定するための第1の情報、及び時間領域相関に関する情報を設定するための第2の情報を受信するように構成された受信回路を含む。UEはまた、時間領域相関に関する情報を含むチャネル状態情報(CSI)報告を送信するように構成された送信回路を含む。第1のパラメータtrs-Infoは、第1の情報に含まれる。第2のパラメータreportQuantityは、「none」(無し)にセットされない。時間領域相関に関する情報は、1つ以上の追跡用CSI-RSによって計測される。
さらに、基地局について記載する。基地局は、1つ以上の追跡用CSI-RSを設定するための第1の情報、及び時間領域相関に関する情報を設定するための第2の情報を送信するように構成された送信回路を含む。基地局はまた、時間領域相関に関する情報を含むCSI報告を受信するように構成された受信回路を含む。第1のパラメータtrs-Infoは、第1の情報に含まれる。第2のパラメータreportQuantityは、「none」にセットされない。時間領域相関に関する情報は、1つ以上の追跡用CSI-RSによって計測される。
さらに、UEの通信方法について記載する。方法は、1つ以上の追跡用CSI-RSを設定するための第1の情報、及び時間領域相関に関する情報を設定するための第2の情報を受信することを含む。方法はまた、時間領域相関に関する情報を含むCSI報告を送信することを含む。第1のパラメータtrs-Infoは、第1の情報に含まれる。第2のパラメータreportQuantityは、「none」にセットされない。時間領域相関に関する情報は、1つ以上の追跡用CSI-RSによって計測される。
さらに、基地局装置の通信方法について記載する。方法は、1つ以上の追跡用CSI-RSを設定するための第1の情報、及び時間領域相関に関する情報を設定するための第2の情報を送信することを含む。方法はまた、時間領域相関に関する情報を含むCSI報告を受信することを含む。第1のパラメータtrs-Infoは、第1の情報に含まれる。第2のパラメータreportQuantityは、「none」にセットされない。時間領域相関に関する情報は、1つ以上の追跡用CSI-RSによって計測される。
別のUEについて記載する。UEは、1つ以上の追跡用CSI-RSを設定するための第1の情報、及び時間領域相関に関する情報を設定するための第2の情報を受信するように構成された受信回路を含む。UEはまた、時間領域相関に関する情報を含むCSI報告を送信するように構成された送信回路を含む。第1のパラメータtrs-Infoは、第1の情報に含まれる。第2のパラメータは、周期的CSI報告、セミパーシステントCSI報告、及び非周期的CSI報告のうちの1つを示す。時間領域相関に関する情報は、1つ以上の追跡用CSI-RSによって計測される。時間領域相関に関する情報を含むCSI報告は、第2のパラメータに基づいて送信される。
別の基地局について記載する。基地局は、1つ以上の追跡用CSI-RSを設定するための第1の情報、及び時間領域相関に関する情報を設定するための第2の情報を送信するように構成された送信回路を含む。基地局はまた、時間領域相関に関する情報を含むCSI報告を受信するように構成された受信回路を含む。第1のパラメータtrs-Infoは、第1の情報に含まれる。第2のパラメータは、周期的CSI報告、セミパーシステントCSI報告、及び非周期的CSI報告のうちの1つを示す。時間領域相関に関する情報は、1つ以上の追跡用CSI-RSによって計測される。時間領域相関に関する情報を含むCSI報告は、第2のパラメータに基づいて受信される。
UEの別の通信方法について記載する。方法は、1つ以上の追跡用CSI-RSを設定するための第1の情報、及び時間領域相関に関する情報を設定するための第2の情報を受信することを含む。方法はまた、時間領域相関に関する情報を含むCSI報告を送信することを含む。第1のパラメータtrs-Infoは、第1の情報に含まれる。第2のパラメータは、周期的CSI報告、セミパーシステントCSI報告、及び非周期的CSI報告のうちの1つを示す。時間領域相関に関する情報は、1つ以上の追跡用CSI-RSによって計測される。時間領域相関に関する情報を含むCSI報告は、第2のパラメータに基づいて送信される。
さらに、基地局装置の別の通信方法について記載する。方法は、1つ以上の追跡用CSI-RSを設定するための第1の情報、及び時間領域相関に関する情報を設定するための第2の情報を送信することを含む。方法はまた、時間領域相関に関する情報を含むCSI報告を受信することを含む。第1のパラメータtrs-Infoは、第1の情報に含まれる。第2のパラメータは、周期的CSI報告、セミパーシステントCSI報告、及び非周期的CSI報告のうちの1つを示す。時間領域相関に関する情報は、1つ以上の追跡用CSI-RSによって計測される。時間領域相関に関する情報を含むCSI報告は、第2のパラメータに基づいて受信される。
「3GPP」とも呼ばれる第3世代パートナーシッププロジェクト(3rd Generation Partnership Project)は、第3世代及び第4世代の無線通信システムに関する、世界的に適用可能な技術仕様及び技術報告書を定義することを目的とした協働合意である。3GPPでは、次世代のモバイルネットワーク、システム及び装置の仕様が定義され得る。
3GPPのロングタームエボリューション(LTE:Long Term Evolution)は、将来の要求に対処するために、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム(UMTS:Universal Mobile Telecommunications System)用携帯電話又は装置の規格を改良するためのプロジェクトに与えられた名前である。一態様では、UMTSは、Evolved Universal Terrestrial Radio Access(E-UTRA)及びEvolved Universal Terrestrial Radio Access Network(E-UTRAN)向けのサポート及び仕様を提供するために修正が行われてきた。
本明細書で開示するシステム及び方法の少なくともいくつかの態様は、3GPPのLTE、LTE-Advanced(LTE-A)、LTE-Advanced Pro及びその他の標準(例えば、3GPPリリース8、9、10、11、12、13、14、15、16、17及び/又は18)に関連して記載され得る。しかし、本開示の範囲は、この点に限定されるべきではない。本明細書に開示するシステム及び方法の少なくともいくつかの態様は、他の形式の無線通信システムにおいて利用することができる。
無線通信装置は、音声及び/又はデータを基地局に通信するために使用される電子装置であり得、同様に、装置のネットワーク(例えば、公衆交換電話網(PSTN:public switched telephone network)、インターネット等)との通信を行うことができる。本明細書で説明する際、システム及び方法は、無線通信装置は、移動局、UE、アクセス端末、加入者局、携帯端末、遠隔局、ユーザ端末、端末、加入者ユニット、携帯デバイスなどと代替的に呼ばれる場合もある。無線通信装置の例としては、セル式電話、スマートフォン、パーソナルデジタルアシスタント(PDA:personal digital assistants)、ラップトップコンピュータ、ネットブック、電子ブックリーダー、無線モデムなどが挙げられる。3GPPの仕様では、無線通信装置は、一般的にUEと呼ばれる。しかし、本開示の範囲は、3GPP標準に限定されるべきではないため、より一般的な用語「無線通信装置」を意味するために、用語「UE」及び「無線通信装置」が、本明細書で互換的に使用され得る。UEは、より一般的には、端末装置と呼ばれることもある。
3GPP仕様書において、基地局は、通常、Node B、evolved Node B(eNB)、home enhanced or evolved Node B(HeNB)、g Node B(gNB)又はその他の類似した専門用語で呼ばれている。本開示の範囲は、3GPP標準に限定されるべきではないため、より一般的な用語「基地局」を意味するために、用語「基地局」、「Node B」、「eNB」、「gNB」及び「HeNB」が、本明細書で互換的に使用され得る。さらに、「基地局」という用語は、アクセスポイントを意味するために使用され得る。アクセスポイントは、無線通信装置がネットワーク(例えば、ローカルエリアネットワーク(LAN:Local Area Network)、インターネット等)へのアクセスを提供する電子装置でもよい。用語「通信装置」は、無線通信装置及び/又は基地局の両方を表すために使用される場合がある。gNBは、より一般的には基地局装置と呼ばれ得る。
留意すべきこととして、本明細書で使用される場合、「セル」は、International Mobile Telecommunications-Advanced(IMT-Advanced)用又はIMT-2020用に使用するために標準化機関又は規制機関により規定されるどのような通信チャネルでもあり得、そのすべて又はその一部は、eNB又はgNBとUEとの間の通信用に使用するために、ライセンスバンド又はアンライセンスバンド(例えば、周波数帯域幅)として3GPPにより採用され得る。さらに留意すべきこととして、E-UTRA及びE-UTRANの全体的な説明において、本明細書で使用される場合、「セル」は、「下りリンク及び任意選択的に上りリンクのリソースの組み合わせ」として定義され得る。下りリンクリソースのキャリア周波数と上りリンクリソースのキャリア周波数との間の連係が、下りリンクリソース上で送信されるシステム情報内に示され得る。
3GPPによってNR(New Radio technologies:新無線技術)と呼ばれる第5世代通信システムでは、eMBB(enhanced Mobile Broad-Band:高度化モバイルブロードバンド)送信、URLLC(Ultra Reliable and Low Latency Communication:超高信頼低遅延通信)送信、及びmMTC(massive Machine Type Communication:大量マシンタイプ通信)送信などのサービスを可能にするための時間/周波数/空間リソースの使用が想定される。また、NRでは、1つのサービングセル内の1つ以上の帯域幅部分(BWP:bandwidth part)に対して、かつ/又は1つ以上のサービングセルに対して、異なるサービスの送信が指定(例えば、設定)され得る。ユーザ機器(UE)は、1つ以上のサービングセルのBWP内で下りリンク信号を受信し、かつ/又は上りリンク信号を送信し得る。
サービスが時間、周波数、及び/又は空間リソースを効率的に使用するためには、下りリンク送信及び/又は上りリンク送信を効率的に制御できることは有用であろう。したがって、下りリンク送信及び/又は上りリンク送信を効率的に制御するための手順を設計すべきである。したがって、下りリンク送信及び/又は上りリンク送信のための手順の詳細な設計は、有益であり得る。
いくつかの例では、URLLCのUCIは、eMBBよりも高い信頼性及びより低い遅延を有し得る。本明細書に記載の技術のいくつかの例は、PUSCHの繰り返しの中で指示されたタイミング以上のタイミングを満たす最も早いDMRSを使用することによって、ミニスロットの繰り返しにおいて、より低い遅延を達成し得る。
図面を参照して、本明細書に開示するシステム及び方法の様々な例を、ここで説明する。同じ参照番号は、機能的に類似の要素を示す場合がある。本明細書で全般的に記載され、図面に示されるシステム及び方法は、多種多様な異なる実装形態で配列及び設計することができる。したがって、図面に示すいくつかの実装形態に関する以下のより詳細な説明は、特許請求の範囲に従って本開示の範囲を限定することを意図しておらず、システム及び方法を代表的に示しているに過ぎない。
図1は、シグナリングのためのシステム及び方法が実装され得る1つ以上のgNB160及び1つ以上のUE102の、一実装形態を示すブロック図である。1つ以上のUE102は、1つ以上の物理アンテナ122a~nを使用して1つ以上のgNB160と通信する。例えば、UE102は1つ以上の物理アンテナ122a~nを使用して、電磁信号をgNB160に送信し、gNB160から電磁信号を受信する。gNB160は、1つ以上の物理アンテナ180a~nを使用してUE102と通信する。いくつかの実装形態では、「基地局」、「eNB」、及び/又は「gNB」という用語は、「送受信ポイント」(TRP:Transmission Reception Point)を指してもよく、かつ/又はそれによって置き換えられてもよい。例えば、図1に関連して説明されるgNB160は、いくつかの実装形態ではTRPであってもよい。
UE102及びgNB160は、互いに通信するために、1つ以上のチャネル及び/又は1つ以上の信号119、121を使用し得る。例えば、UE102は、1つ以上の上りリンクチャネル121を使用して、情報又はデータをgNB160に送信し得る。上りリンクチャネル121の例には、物理共有チャネル(例えば、PUSCH(Physical Uplink Shared Channel:物理上りリンク共有チャネル))及び/又は物理制御チャネル(例えば、PUCCH(Physical Uplink Control Channel:物理上りリンク制御チャネル))などが含まれる。1つ以上のgNB160もまた、例えば、1つ以上の下りリンクチャネル119を使用して、情報又はデータを1つ以上のUE102に送信し得る。下りリンクチャネル119の例には、物理共有チャネル(例えば、PDSCH(Physical Downlink Shared Channel:物理下りリンク共有チャネル)及び/又は物理制御チャネル(PDCCH(Physical Downlink Control Channel:物理下りリンク制御チャネル))などが含まれる。他の種類のチャネル及び/又は信号も使用され得る。
1つ以上のUE102のそれぞれは、1つ以上の送受信部118、1つ以上の復調部114、1つ以上の復号部108、1つ以上の符号化部150、1つ以上の変調部154、データバッファ104及びUE動作モジュール124を含み得る。例えば、1つ以上の受信経路及び/又は送信経路が、UE102内に実装され得る。便宜上、単一の送受信部118、復号部108、復調部114、符号化部150、及び変調部154のみをUE102内に示しているが、複数の並列の要素(例えば、送受信部118、復号部108、復調部114、符号化部150、及び変調部154)も実装され得る。
送受信部118は、1つ以上の受信部120、及び1つ以上の送信部158を含み得る。1つ以上の受信部120は、1つ以上のアンテナ122a~nを使用して、gNB160から信号を受信し得る。例えば、受信部120は、信号を受信してからダウンコンバートして、1つ以上の受信信号116を生成し得る。1つ以上の受信信号116が、復調部114に提供され得る。1つ以上の送信部158は、1つ以上の物理アンテナ122a~nを使用して、gNB160に信号を送信し得る。例えば、1つ以上の送信部158は、1つ以上の変調信号156をアップコンバートして送信し得る。
復調部114は、1つ以上の受信信号116を復調して、1つ以上の復調信号112を生成し得る。1つ以上の復調信号112が、復号部108に提供され得る。UE102は、復号部108を使用して信号を復号し得る。復号部108は複数の復号信号110を生成してもよく、この信号は、UE復号信号106(第1のUE復号信号106とも呼ばれる)を含み得る。例えば、第1のUE復号信号106には受信したペイロードデータが含まれ得、このペイロードデータがデータバッファ104に記憶され得る。復号信号110に含まれる別の信号(第2のUE復号信号110とも呼ばれる)は、オーバーヘッドデータ及び/又は制御データを含み得る。例えば、第2のUE復号信号110は、UE動作モジュール124が1つ以上の動作を行うために使用し得るデータを提供し得る。
一般に、UE動作モジュール124は、UE102が1つ以上のgNB160と通信できるようにし得る。UE動作モジュール124は、UEスケジューリングモジュール126を1つ以上含み得る。
UEスケジューリングモジュール126は、下りリンク受信及び上りリンク送信を行い得る(例えば、スケジューリングし得る)。下りリンク受信には、データの受信、下りリンク制御情報の受信、及び/又は下りリンク参照信号の受信が含まれる。また、上りリンク送信には、データの送信、上りリンク制御情報の送信、及び/又は上りリンク参照信号の送信が含まれる。
また、キャリアアグリゲーション(CA)において、gNB160及びUE102は、1つ以上のサービングセルを使用して互いに通信し得る。ここで、1つ以上のサービングセルは、1つのプライマリセル及び1つ以上のセカンダリセルを含んでもよい。例えば、gNB160は、プライマリセルと共に1組のサービングセルを形成するために1つ以上のセカンダリセルを設定するのに使用される情報を、RRCメッセージを使用して送信し得る。すなわち、この1組のサービングセルは、1つのプライマリセル及び1つ以上のセカンダリセルを含んでもよい。ここで、プライマリセルは常にアクティブ化されていてもよい。また、gNB160は、設定されたセカンダリセル内の1つ以上のセカンダリセルをアクティブ化し得る。ここで、下りリンクにおいて、プライマリセルに対応するキャリアは、下りリンクプライマリコンポーネントキャリア(すなわち、DL PCC)であり得、セカンダリセルに対応するキャリアは、下りリンクセカンダリコンポーネントキャリア(すなわち、DL SCC)であり得る。また、上りリンクにおいて、プライマリセルに対応するキャリアは、上りリンクプライマリコンポーネントキャリア(すなわち、UL PCC)であり得、セカンダリセルに対応するキャリアは、上りリンクセカンダリコンポーネントキャリア(すなわち、UL SCC)であり得る。
無線通信システムでは、物理チャネル(上りリンク物理チャネル及び/又は下りリンク物理チャネル)が定義され得る。物理チャネル(上りリンク物理チャネル及び/又は下りリンク物理チャネル)は、上位層から引き渡される情報を送信するために使用され得る。
いくつかの例では、上りリンクでは、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH:Physical Random Access Channel)が定義され得る。いくつかのアプローチでは、PRACH(例えば、ランダムアクセス手順)は、初期アクセスコネクション確立手順、ハンドオーバー手順、コネクション再確立、タイミング調整(例えば、UL同期のための、上りリンク送信のための同期)、及び/又は、上りリンク共有チャネル(UL-SCH)リソース(例えば、上りリンク物理共有チャネル(PSCH)(例えば、PUSCH)リソース)の要求のために使用され得る。
いくつかの例では、物理上りリンク制御チャネル(PUCCH)が定義され得る。PUCCHは、上りリンク制御情報(UCI:uplink control information)を送信するために使用され得る。UCIは、ハイブリッド自動再送要求-肯定応答(HARQ-ACK:hybrid automatic repeat request-acknowledgement)、チャネル状態情報(CSI)、及び/又はスケジューリング要求(SR:scheduling request)を含み得る。HARQ-ACKは、下りリンクデータ(例えば、トランスポートブロック、媒体アクセス制御プロトコルデータユニット(MAC PDU:Medium Access Control Protocol Data Unit)及び/又は下りリンク共有チャネル(DL-SCH))に対する肯定応答(ACK)又は否定応答(NACK)を示すために使用される。CSIは、下りリンクチャネル(例えば、下りリンク信号)の状態を示すために使用される。また、SRは、上りリンクデータ(例えば、トランスポートブロック、MAC PDU、及び/又は上りリンク共有チャネル(UL-SCH))のリソースを要求するために使用される。
ここで、DL-SCH及び/又はUL-SCHは、MAC層で使用されるトランスポートチャネルであり得る。また、MAC層で使用されるトランスポートチャネルのユニットとしてトランスポートブロック(TB)及び/又はMAC PDUが定義され得る。トランスポートブロックは、MAC層から物理層に引き渡されるデータのユニットとして定義され得る。MAC層は、トランスポートブロックを物理層に引き渡し得る(例えば、MAC層は、データをトランスポートブロックとして物理層に引き渡す)。物理層において、トランスポートブロックは、1つ以上のコードワードにマッピングされ得る。
下りリンクにおいて、物理下りリンク制御チャネル(PDCCH)が定義され得る。PDCCHは、下りリンク制御情報(DCI:downlink control information)を送信するために使用され得る。ここで、PDCCH上のDCI送信のために2つ以上のDCIフォーマットが定義され得る。すなわち、DCIフォーマット内にフィールドが定義されてもよく、これらのフィールドは、情報ビット(例えば、DCIビット)にマッピングされる。
追加的又は代替的に、物理下りリンク共有チャネル(PDSCH)及び物理上りリンク共有チャネル(PUSCH)が定義され得る。例えば、PDSCH(例えば、PDSCHリソース)が下りリンクのDCIフォーマットを使用することによってスケジューリングされる場合、UE102は、スケジューリングされたPDSCH(例えば、PDSCHリソース)上で下りリンクデータを受信し得る。追加的又は代替的に、PUSCH(例えば、PUSCHリソース)が上りリンクのDCIフォーマットを使用することによってスケジューリングされる場合、UE102は、スケジューリングされたPUSCH(例えば、PUSCHリソース)上で上りリンクデータを送信する。例えば、PDSCHは、下りリンクデータ(例えば、DL-SCH、下りリンクトランスポートブロック)を送信するために使用され得る。追加的又は代替的に、PUSCHは、上りリンクデータ(例えば、UL-SCH、上りリンクトランスポートブロック)を送信するために使用され得る。
さらに、PDSCH及び/又はPUSCHは、上位層(例えば、無線リソース制御(RRC:radio resource control)層、及び/又はMAC層)の情報を送信するために使用され得る。例えば、RRCメッセージ(RRC信号)を送信するために、PDSCH(例えば、gNB160からUE102へ)及び/又はPUSCH(例えば、UE102からgNB160へ)が使用され得る。追加的又は代替的に、PDSCH(例えば、gNB160からUE102に) 及び/又はPUSCH(例えば、UE102からgNB160に)は、MAC制御要素(MAC CE:MAC control element)を送信するために使用され得る。ここで、RRCメッセージ及び/又はMAC CEは、上位層信号とも呼ばれる。
いくつかのアプローチでは、物理ブロードキャストチャネル(PBCH:physical broadcast channel)が定義され得る。例えば、PBCHは、MIB(master information block:マスター情報ブロック)をブロードキャストするために使用され得る。ここで、システム情報は、MIBと、いくつかのSIB(system information block:システム情報ブロック)とに分割され得る。例えば、MIBは最小限のシステム情報を搬送するために使用され得る。追加的又は代替的に、SIBはシステム情報メッセージを搬送するために使用され得る。
いくつかのアプローチでは、下りリンクにおいて、同期信号(SS:synchronization signal)が定義され得る。SSは、セルとの時間同期及び/又は周波数同期を得るために使用され得る。追加的又は代替的に、SSは、セルの物理層セルIDを検出するために使用され得る。SSは、プライマリSS及びセカンダリSSを含み得る。
プライマリSS、セカンダリSS、及びPBCHのセットとして、SS/PBCHブロックが定義され得る。時間領域では、SS/PBCHブロックは、SS/PBCHブロック内で0~3の昇順で番号付けされた4つのOFDMシンボルを含み得、PSS、SSS、及びPBCHが関連する復調参照信号(DMRS)と共にシンボルにマッピングされる。ある時間期間(例えば、5ミリ秒)内に1つ以上のSS/PBCHブロックがマッピングされ得る。
さらに、SS/PBCHブロックを、ビーム計測、無線リソース管理(RRM:radio resource management)計測、及び無線リンク制御(RLM)計測に使用することも可能である。具体的には、セカンダリ同期信号(SSS)を計測に使用することが可能である。
上りリンクの無線通信では、UL RSが上りリンク物理信号として使用され得る。追加的又は代替的に、下りリンクの無線通信で、DL RSが下りリンク物理信号として使用され得る。上りリンク物理信号及び/又は下りリンク物理信号は、上位層から提供される情報を送信するためには使用され得ないが、物理層によって使用され得る。
ここで、説明を簡単にするために、本明細書に記載の下りリンク物理チャネル及び/又は下りリンク物理信号は、いくつかの実装形態では、下りリンク信号(すなわち、DL信号)に含まれると想定し得る。追加的又は代替的に、説明を簡単にするために、本明細書に記載の上りリンク物理チャネル及び/又は上りリンク物理信号は、いくつかの実装形態では、上りリンク信号(すなわち、UL信号)に含まれると想定し得る。
追跡用CSI-RS及び時間領域相関並びに/又はドップラー情報報告のためのいくつかの技術を、以下のように説明する。UE102が、追跡用NZP CSI-RSを用いて設定され得る。UE102は、RRCメッセージ内で1つ以上のNZP CSI-RSリソースのセット(NZP-CSI-RS-ResourceSet)の情報を受信し得る。各NZP CSI-RSリソースセットは、1つ以上のNZP CSI-RSリソース (NZP-CSI-RS-Resource)を設定するための情報を含み得る。
UE102が、1つ以上のCSI報告設定を用いて設定され得る。この目的で、UE102は、RRCメッセージ内で1つ以上のCSI報告設定を含む情報を受信し得る。各CSI報告設定(CSI-ReportConfig)は、チャネル計測を行うためのCSI-RSリソースに関する情報、干渉計測のためのCSI-RSリソースに関する情報、パラメータReportQuantity、対応するCSI報告設定によってどの種類のCSIが報告されるか(例えば、L1-RSRP(Layer-1 Reference Signal Reception Power:レイヤ1参照信号受信電力)、PMI(Precoding Matrix Indicator:プリコーディングマトリクスインジケータ)、CQI(Channel Quality Indicator:チャネル品質インジケータ)、RI(Rank Indicator:ランクインジケータ)、CRI(CSI-RSリソースインジケータ)、及び/又はLI(レイヤインジケータ))、並びに、非周期的CSI報告、セミパーシステントCSI報告、及び/又は周期的CSI報告のうちの1つを示すパラメータreportConfigTypeを含み得る。
RRC接続モードにあるUE102は、上位層パラメータtrs-Infoを用いて設定されたNZP-CSI-RS-ResourceSetの、上位層のUE特定の設定を受信すると期待され得る。上位層パラメータtrs-Infoを用いて設定されたNZP-CSI-RS-ResourceSetについて、UE102は、そのNZP-CSI-RS-ResourceSet内に設定されたNZP CSI-RSリソースの、同じポートインデックスを有するアンテナポートは同じであると想定し得る。
周波数範囲1(例えば、サブ6GHz)について、UE102は、1つ以上のNZP-CSI-RSリソースセットを有して設定されてもよく、ここで、パラメータNZP-CSI-RS-ResourceSetは、各スロット内に2つずつの周期的NZP CSI-RSリソースが入った状態で、2つの連続するスロット内に4つの周期的NZP CSI-RSリソースを含み得る。tdd-UL-DL-ConfigurationCommon又はtdd-UL-DL-ConfigDedicatedによって下りリンクスロットとして示された2つの連続するスロットがない場合には、UE102は、1つ以上のNZP CSI-RSセットを有して設定されてもよく、ここで、NZP-CS-RS-ResourceSetは、1つのスロットに2つの周期的NZP CSI-RSリソースを含み得る。
周波数範囲2について、UE102は、1つ以上のNZP CSI-RSセットを有して設定されてもよく、ここで、NZP-CSI-RS-ResourceSetは、1つのスロットに2つの周期的NZP CSI-RSリソースを含んでもよく、又は、各スロット内に2つずつの周期的NZP CSI-RSリソースが入った状態で、2つの連続するスロット内に4つの周期的NZP CSI-RSリソースを有するNZP-CSI-RS-ResourceSetを有して設定されてもよい。
上位層パラメータtrs-Infoを用いて設定されたNZP-CSI-RS-ResourceSetを有して設定されたUE102は、パラメータNZP-CSI-RS-ResourceSet内のCSI-RSリソースが同じ周期性、帯域幅、サブキャリア位置で設定された状態で、周期的として設定されたNZP CSI-RSリソースを有し得る。
上位層パラメータtrs-Infoを用いて設定されたNZP-CSI-RS-ResourceSetを有して設定されたUE102は、非周期的CSI-RSと周期的CSI-RSリソースとが同じ帯域幅(同じRB位置を有する)を有し、非周期的CSI-RSがqcl-Typeが「タイプA」及び「タイプD」に設定され、対応する場合には周期的CSI-RSリソースを有した状態で、ある1つのセット内の周期的CSI-RSリソース及び第2のセット内の非周期的CSI-RSリソースとして設定されたNZP CSI-RSリソースを有してもよい。周波数範囲2について、UEは、トリガリングDCIを搬送するPDCCHの最後のシンボルと非周期的CSI-RSリソースの第1のシンボルとの間のスケジューリングオフセットが、CSI-RSシンボル内で
Figure 2023111797000002
より小さいと期待することはなく、ここで、上位層パラメータbeamSwitchTimingはUEが報告した値であり、報告された値は、値{14、28、48}のうちの1つであり得、ビーム切り替えタイミング遅延は、μPDCCHCSIRSならdであり得、それ以外ならdはゼロであり得る。UE102は、周期的CSI-RSリソースセット及び非周期的CSI-RSリソースセットが、同じ数のCSI-RSリソースで構成され、かつ、スロット内のCSI-RSリソースの数が同じになるように構成されると期待し得る。非周期的CSI-RSリソースセットがトリガされた場合、かつ、関連する周期的CSI-RSリソースセットが、各スロット内に2つの周期的CSI-RSリソースを有する2つの連続するスロットを有する4つの周期的CSI-RSリソースで構成されている場合、上位層パラメータaperiodicTriggeringOffsetは、セット内の最初の2つのCSI-RSリソースについて最初のスロットのトリガリングオフセットを示し得る。
UE102は、trs-Infoを用いて、かつ、「設定」にセットされた上位層パラメータtimeRestrictionForChannelMeasurementsを用いて設定された、NZP-CSI-RS-ResourceSetを含むCSI-ResourceConfigにリンクされたCSI-ReportConfigを用いて設定されるとは期待しない場合がある。
UE102は、trs-Info及びrepetitionの両方を用いて設定されたNZP-CSI-RS-ResourceSetを有して設定されるとは期待しない場合がある。
UE102が、trs-Infoを用いて設定された非周期的NZP CSI-RSリソースセットについて上位層パラメータreportQuantityが「none」にセットされたCSI-ReportConfigを用いて設定されている場合、UE102は、追跡用NZP CSI-RSを受信し、時間及び周波数チャネル追跡を行い得る。
追跡用CSI-RS及び時間領域相関並びに/又はドップラー情報報告のための技術のいくつかの例を、以下のように提供する。UE102は、trs-Infoを用いて設定されたNZP-CSI-RSリソースセット内の追跡用の非周期的CSI-RSを用いて設定され得る。UE102は、trs-Infoを用いて設定されたNZP-CSI-RSリソースセット内の追跡用の疑似静的CSI-RSを用いて設定され得る。UE102は、trs-Infoを用いて設定されたNZP-CSI-RSリソースセット内の追跡用の周期的CSI-RSを用いて設定され得る。
UE102は、trs-Infoを用いて設定された周期的NZP-CSI-RSリソースセットのためにCSI-ReportConfigを用いて設定され得る。
UE102がtrs-Infoを用いて設定された周期的NZP-CSI-RSリソースセットのためにCSI-ReportConfigを用いて設定されていない場合、UE102は、追跡用NZP CSI-RSを受信し、時間及び周波数チャネル追跡を行い得る。
UE102は、trs-Infoを用いて設定されたセミパーシステントNZP CSI-RSリソースセットのためにCSI-ReportConfigを用いて設定され得る。セミパーシステントNZP CSI-RSリソースセットがtrs-Infoを用いて設定されている場合、UE102は、CSI-ReportConfigを用いて設定されてもよく、CSI-ReportConfig内のパラメータreportQuantityは「TDCI」にセットされる。
UE102が、上位層パラメータreportQuantityが「none」(例えば、TDCI:時間領域相間に関する情報)以外のパラメータにセットされた状態でCSI-ReportConfigを用いて設定されている場合、UE102は、追跡用CSI-RSを受信し、時間及び周波数チャネル追跡を行い、時間領域相関に関する情報を計測し得る。UE102は、追跡用CSI-RSの計測に基づいて、時間領域相関情報を送信し得る。TDCIとして、以下の情報のうちの1つ以上が定義され得る。
-異なる時間領域送受信の機会において受信された複数の追跡用CSI-RSから計測された、時間領域相関値に関する情報、
-異なる時間領域送受信の機会において受信された追跡用CSI-RS間の受信電力の差分値に関する情報、
-異なる時間領域送受信の機会において受信された追跡用CSI-RS間の信号対干渉プラス雑音電力比(SINR)の差分値に関する情報、
-異なる時間領域送受信の機会において受信された追跡用CSI-RS間の相回転値に関する情報。
いくつかの例では、各CSI-RSリソースは、以下の制限のうちの1つ以上を伴って、上位層パラメータNZP-CSI-RS-Resourceによって設定され得る。
-上位層パラメータCSI-RS-resourceMappingによって定義されるように、1つのスロット内の2つのCSI-RSリソース、又は2つの連続するスロット内の4つのCSI-RSリソース(2つの連続するスロット内にわたって同じ)の時間領域位置が、次のうちの1つによって与えられ得る:
・周波数範囲1(サブ6GHz)及び周波数範囲2(6GHz超)について、
Figure 2023111797000003
かつ/若しくは、
Figure 2023111797000004
並びに/又は、
・周波数範囲2(6GHz超)について、
Figure 2023111797000005
及び/若しくは、
Figure 2023111797000006
-TS38.211の表7.4.1.5.3-1によりにより与えられるρ=3の密度、及びCSI-RS-ResourceMappingにより設定される上位層パラメータ密度を有する単一ポートCSI-RSリソース。
-キャリア
Figure 2023111797000007
μ=0で、かつ、キャリアがペアのスペクトルで構成されている場合、CSI-RS-ResourceMappingを用いて設定された上位層パラメータfreqBandによって与えられる、CSI-RSリソースの帯域幅は、X個のリソースブロックであり得、UEがtrs-AdditionalBandwith能力についてtrs-AddBw-Set1を示す場合はX≧28個のリソース、UEがAdditionalBandwith能力についてtrs-AddBw-Set2を示す場合はX≧32であり、これらの場合、UEがX<52個のリソースブロックを含むCSI-RSを有して設定されていれば、UE102は、DL送信のために割り当てられているが追跡用CSI-RSを搬送するPRBと重複していないPRBの総数が4より多いと期待してはならず、ここですべてのCSI-RSリソース設定は同じリソースブロックのセットにわたり得、それ以外であれば、CSI-RS-ResourceMappingにより設定された上位層パラメータfreqBandによって与えられるCSI-RSリソースの帯域幅は、52と
Figure 2023111797000008
とのうち小さい方の個数のリソースブロックであるか、又は、
Figure 2023111797000009
個のリソースブロックに等しい。共有スペクトルチャネルアクセスでの動作の場合、CSI-RS-ResourceMappingにより設定されるfreqBandは、48と
Figure 2023111797000010
とのうち小さい方の個数のリソースブロックであるか、又は、
Figure 2023111797000011
個のリソースブロックに等しい。
-UE102は、CSI-RSリソースの帯域幅が52個のリソースブロックよりも大きい場合、
Figure 2023111797000012
スロットの周期性で設定されるとは期待され得ない。
-ZP-CSI-RS-Resourceによって設定される上位層パラメータperiodicityAndOffsetによって与えられるように、周期的NZP CSI-RSリソースの周期性及びスロットオフセットは、
Figure 2023111797000013
スロットのうちの1つであって、ここでXp=10、20、40、又は80であり、μはTS38.211の条項4.3で定義され得る。
追加的又は代替的に、UE102は、パラメータtrs-Infoを用いて設定されたパラメータNZP-CSI-RS-ResourceSetに関連し、かつTDCIとしてのreportQuantityを用いて設定されたパラメータCSI-Report-Configに関連する追跡用CSI-RSを使用することによって、時間領域相関を計測し得る。
追加的又は代替的に、UE102は、パラメータtrs-Infoを用いて設定されたパラメータNZP-CSI-RS-ResourceSetに関連し、かつ「none」及びTDCIとしてのreportQuantityを用いて設定されたパラメータCSI-Report-Configに関連する追跡用CSI-RSを使用することによって、時間領域相関を計測し得る。
追加的又は代替的に、「TDCI」にセットされたパラメータreportQuantityは、他のCSI構成要素(例えば、PMI、CQI、RI、LI、及び/又はCRI)とは別に設定され得る。「TDCI」にセットされたパラメータreportQuantityは、他のCSI構成要素(例えば、PMI、CQI、RI、LI、及び/又はCRI)と共に設定され得る。この場合、reportQuantityは、別のパラメータ名にセットされ得る(例えば、CQI、PMI、RI、及びTDCIが報告される場合は、「TDCI-PMI-CQI-RI」)。
追加的又は代替的に、UE102は、RRCメッセージによって提供される情報による追跡用CSI-RSからの時間領域予測を用いて設定され得、CQI、PMI、RI、LI、及び/又はCRIなどの、報告されるCSIとの時間領域相関を反映し得る。この場合、パラメータtrs-Infoを用いて設定されるパラメータNZP-CSI-RS-ResourceSetにより設定される追跡用CSI-RSに関連するパラメータCSI-ReportConfig内のパラメータreportQuantityは、「none」にセットされ得る。追加的又は代替的に、パラメータtrs-Infoを用いて設定されるパラメータNZP-CSI-RS-ResourceSetによって設定される追跡用CSI-RSに関連するパラメータCSI-ReportConfig内のパラメータreportQuantityは、TDCIにセットされ得る。
追加的又は代替的に、UE102は、時間領域相関に関する情報計測をサポートするためにUE能力情報を送信し得る。UE能力には、他のCSI構成要素(例えば、L1-RSRP、PMI、CQI、RI、LI、及び/又はCRI)との同時計算の最大数を含まれ得る。UE能力は、各コンポーネントキャリア、各セル、及び/又は各周波数帯について定義され得る。
追加的又は代替的に、UE能力は、L1-RSRP、PMI、CQI、RI、LI、及び/又はCRIの計測とは別の処理時間を含み得る。
追加的又は代替的に、PDCCH上のDCIは、UE102にTDCIの報告を示し得る。MAC CEは、TDCIの報告をアクティブ化し得る。追加的又は代替的に、TDCIは、PUSCH及び/又はPUCCH上で送信され得る。
TDCI報告を含む周期的なCSI報告が設定されている場合、PUCCH又はPUSCHが使用され得る。TDCI報告を含むセミパーシステントCSI報告が設定されている場合、PUCCH又はPUSCHが使用され得る。TDCI報告を含む非周期的CSI報告が設定されている場合、PUSCH又はPUCCHが使用され得る。周期的、セミパーシステント、及び/又は非周期的なCSI報告は、CSI-ReportConfig内のパラメータにより設定され得る。
UE動作モジュール124は、1つ以上の受信部120に情報148を提供し得る。例えば、UE動作モジュール124は、いつ再送信を受信するかを、受信部120に通知することができる。
UE動作モジュール124は、復調部114に情報138を提供し得る。例えば、UE動作モジュール124は、gNB160からの送信について予期される変調パターンを復調部114に通知し得る。
UE動作モジュール124は、復号部108に情報136を提供し得る。例えば、UE動作モジュール124は、gNB160からの送信について予期される符号化を復号部108に通知し得る。
UE動作モジュール124は、符号化部150に情報142を提供し得る。情報142は、符号化されるデータ及び/又は符号化のための命令を含み得る。例えば、UE動作モジュール124は、送信データ146及び/又は他の情報142を符号化するように、符号化部150に命令し得る。他の情報142は、PDSCH HARQ-ACK情報を含み得る。
符号化部150は、送信データ146及び/又はUE動作モジュール124により提供された他の情報142を符号化し得る。例えば、データ146及び/又は他の情報142を符号化することは、誤り検出及び/又は訂正符号化、送信のためにデータを空間、時間及び/又は周波数リソースへマッピングすること、多重化などを伴う場合がある。符号化部150は、変調部154に符号化されたデータ152を提供することができる。
UE動作モジュール124は、変調部154に情報144を提供し得る。例えば、UE動作モジュール124は、gNB160への送信について使用される変調の種類(例えば、信号空間マッピング)を変調部154に通知し得る。変調部154は、符号化されたデータ152を変調して、1つ以上の変調信号156を1つ以上の送信部158に提供し得る。
UE動作モジュール124は、1つ以上の送信部158に情報140を提供し得る。情報140には、1つ以上の送信部158に対する命令が含まれ得る。例えば、UE動作モジュール124は、いつgNB160に信号を送信すべきかを、1つ以上の送信部158に命令し得る。例えば、1つ以上の送信部158は、ULサブフレームにおいて送信し得る。1つ以上の送信部158は、変調信号156をアップコンバートして、1つ以上のgNB160に送信し得る。
1つ以上のgNB160のそれぞれは、1つ以上の送受信部176、1つ以上の復調部172、1つ以上の復号部166、1つ以上の符号化部109、1つ以上の変調部113、データバッファ162、及びgNB動作モジュール182を含み得る。例えば、1つ以上の受信及び/又は送信経路が、gNB160に実装され得る。便宜上、単一の送受信部176、復号部166、復調部172、符号化部109、及び変調部113のみをgNB160内に示しているが、複数の並列の要素(例えば、送受信部176、復号部166、復調部172、符号化部109、及び変調部113)が実装され得る。
送受信部176は、1つ以上の受信部178、及び1つ以上の送信部117を含み得る。1つ以上の受信部178は、1つ以上の物理アンテナ180a~nを使用して、UE102から信号を受信し得る。例えば、受信部178は、信号を受信してからダウンコンバートして、1つ以上の受信信号174を生成し得る。1つ以上の受信信号174が、復調部172に提供され得る。1つ以上の送信部117は、1つ以上の物理アンテナ180a~nを使用して、UE102に信号を送信し得る。例えば、1つ以上の送信部117は、1つ以上の変調信号115をアップコンバートして送信し得る。
復調部172は、1つ以上の受信信号174を復調して、1つ以上の復調信号170を生成し得る。1つ以上の復調信号170が、復号部166に提供され得る。gNB160は、復号部166を使用して信号を復号し得る。復号部166は、1つ以上の復号された信号164、168を生成し得る。例えば、第1のgNB復号信号164には受信したペイロードデータが含まれ得、このペイロードデータがデータバッファ162に記憶され得る。第2のgNB復号信号168には、オーバーヘッドデータ及び/又は制御データが含まれ得る。例えば、第2のgNB復号信号168は、gNB動作モジュール182が1つ以上の動作を行うために使用し得るデータ(例えば、PDSCH HARQ-ACK情報)を提供し得る。
一般に、gNB動作モジュール182は、gNB160が1つ以上のUE102と通信できるようにし得る。gNB操作モジュール182は、gNBスケジューリングモジュール194を1つ以上含み得る。gNBスケジューリングモジュール194は、本明細書に記載されるように、下りリンク送信及び/又は上りリンク送信のスケジューリングを行い得る。
gNB動作モジュール182は、復調部172に情報188を提供し得る。例えば、gNB動作モジュール182は、UE102からの送信について予期される変調パターンを復調部172に通知し得る。
gNB動作モジュール182は、復号部166に情報186を提供し得る。例えば、gNB動作モジュール182は、UE102からの送信について予期される符号化を復号部166に通知し得る。
gNB動作モジュール182は、符号化部109に情報101を提供し得る。情報101は、符号化されるデータ、及び/又は符号化のための命令を含み得る。例えば、gNB動作モジュール182は、送信データ105を含む情報101を符号化するように符号化部109に命令し得る。
符号化部109は、gNB動作モジュール182により提供された情報101に含まれる送信データ105及び/又は他の情報を符号化し得る。例えば、情報101に含まれるデータ105及び/又は他の情報を符号化することは、誤り検出及び/又は訂正符号化、送信するためにデータを空間、時間及び/又は周波数リソースへマッピングすること、多重化などが伴い得る。符号化部109は、符号化されたデータ111を変調部113に提供し得る。送信データ105は、UE102に中継されるネットワークデータを含み得る。
gNB動作モジュール182は、変調部113に情報103を提供し得る。情報103には、変調部113に対する命令が含まれ得る。例えば、gNB動作モジュール182は、UE102への送信について使用される変調の種類(例えば、信号空間マッピング)を変調部113に通知し得る。変調部113は、符号化されたデータ111を変調して、1つ以上の変調信号115を1つ以上の送信部117に提供し得る。
gNB動作モジュール182は、1つ以上の送信部117に情報192を提供し得る。情報192は、1つ以上の送信部117に対する命令を含み得る。例えば、gNB動作モジュール182は、いつUE102に信号を送信すべきか(又はいつ送信すべきでないか)を、1つ以上の送信部117に命令し得る。1つ以上の送信部117は、変調信号115をアップコンバートして、1つ以上のUE102に送信し得る。
留意すべきこととして、DLサブフレームはgNB160から1つ以上のUE102に送信され得、ULサブフレームは1つ以上のUE102からgNB160に送信され得る。さらに、gNB160及び1つ以上のUE102のどちらもが、標準スペシャルサブフレームでデータを送信し得る。
留意すべきこととして、gNB160及びUE102に含まれる要素又は部品のうちの1つ以上は、ハードウェアで実装され得る。例えば、それらの要素又は部品のうちの1つ以上が、チップ、回路、又はハードウェア構成要素などとして実装され得る。さらに留意すべきこととして、本明細書に記載の機能又は方法の1つ以上は、ハードウェアで実装及び/又はハードウェアを使用して実装され得る。例えば、本明細書に記載の方法のうちの1つ以上は、チップセット、特定用途向け集積回路(ASIC:application-specific integrated circuit)、大規模集積回路(LSI:large-scale integrated circuit)、若しくは集積回路等に実装及び/又はこれらを使用して実現することができる。
図2は、複数のニューメロロジー201の例を示す。図2に示すように、複数のニューメロロジー201(例えば、複数のサブキャリア間隔)がサポートされ得る。例えば、μ(例えば、サブキャリア空間設定)及び巡回プレフィックス(例えば、μ及びキャリア帯域幅部分の巡回プレフィックス)が、下りリンク及び/又は上りリンクのための上位層パラメータ(例えば、RRCメッセージ)によって設定され得る。ここで、15kHzは、基準ニューメロロジー201であり得る。例えば、基準ニューメロロジー201のREは、周波数領域では15kHzのサブキャリア間隔で、また、時間領域では2048Ts+CP長(例えば、160Ts又は144Ts)で定義され得、ここでTsは、1/(15000*2048)秒として定義されるベースバンドサンプリング時間単位を示す。
追加的又は代替的に、スロットあたりのOFDMシンボル203の数
Figure 2023111797000014
は、μ(例えば、サブキャリア空間設定)に基づいて決定され得る。ここでは、例えば、スロット設定0(例えば、スロットあたりのOFDMシンボル203の数)は14であり得る。
図3は、リソースグリッド301及びリソースブロック391(例えば、下りリンク及び/又は上りリンクのための)の一例を示す図である。図3に示されるリソースグリッド301及びリソースブロック391は、本明細書に開示されるシステム及び方法のいくつかの実装で利用され得る。
図3では、1つのサブフレーム369は、
Figure 2023111797000015
個のシンボル387を含み得る。追加的又は代替的に、リソースブロック391は、いくつかのリソース要素(RE)389を含み得る。ここで、下りリンクにおいて、巡回プレフィックス(CP:cyclic prefix)を有するOFDMアクセス方式が用いられ得、これはCP-OFDMとも称され得る。下りリンク無線フレームは、物理リソースブロック(PRB:physical resource block)とも呼ばれる、下りリンクリソースブロック(RB)391の複数のペアを含み得る。下りリンクRBペアは、所定の帯域幅(RB帯域幅)及び時間スロットによって定義される下りリンク無線リソースを割り当てるための単位である。下りリンクRBペアは、時間領域で連続する2つの下りリンクRB391を含み得る。追加的又は代替的に、下りリンクRB391は、周波数領域では12個のサブキャリア、時間領域では7個(ノーマルCPの場合)又は6個(拡張CPの場合)のOFDMシンボルを含み得る。周波数領域内の1つのサブキャリア及び時間領域内の1つのOFDMシンボルによって定義される区域はリソース要素(RE)389と呼ばれ、インデックスペア(k,l)によって一意に識別され、k及びlは、それぞれ、周波数領域及び時間領域内のインデックスである。
追加的又は代替的に、上りリンクにおいて、CP-OFDMに加えて、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC-FDMA)アクセス方式が用いられ得、これは、離散フーリエ変換-拡散OFDM(DFT-S-OFDM)とも呼ばれる。上りリンク無線フレームは、複数のペアの上りリンクリソースブロック391を含み得る。上りリンクRBペアは、所定の帯域幅(RB帯域幅)及び時間スロットによって定義される上りリンク無線リソースを割り当てるための単位である。上りリンクRBペアは、時間領域で連続する2つの上りリンクRB391を含み得る。上りリンクRBは、周波数領域では12個のサブキャリア、時間領域では7個(ノーマルCPの場合)又は6個(拡張CPの場合)のOFDM/DFT-S-OFDMシンボルを含み得る。周波数領域内の1つのサブキャリア及び時間領域内の1つのOFDM/DFT-S-OFDMシンボルによって定義される区域はリソース要素(RE)389と呼ばれ、スロット内でインデックスペア(k,l)によって一意に識別され、k及びlは、それぞれ、周波数領域及び時間領域内のインデックスである。
リソースグリッド301(例えば、アンテナポートp)及びサブキャリア構成μ内の各要素は、リソース要素389と呼ばれ、インデックスペア(k,l)によって一意に識別され、ここでk=0、...であり、
Figure 2023111797000016
は周波数領域のインデックスであり、lは、時間領域内のシンボル位置を指す。アンテナポートp上のリソース要素(k,l)389及びサブキャリア間隔構成μは、(k,l)p,μで表される。物理リソースブロック391は、周波数領域内で
Figure 2023111797000017
個の連続するサブキャリアとして定義される。物理リソースブロック391は周波数領域において、0から
Figure 2023111797000018
まで番号付けされる。周波数領域内の物理リソースブロック数nPRBとリソース要素(k,l)と間の関係は、
Figure 2023111797000019
によって与えられる。
NRでは、以下の参照信号が定義され得る。
・NZP CSI-RS(非ゼロ電力チャネル状態情報参照信号)
・ZP CSI-RS(ゼロ電力チャネル状態情報参照信号)
・DMRS(復調参照信号)
・SRS(サウンディング参照信号)
NZP CSI-RSは、チャネル追跡(例えば、同期)、CSIを取得するための計測(チャネル計測及び干渉計測を含むCSI計測)、及び/又は、ビームフォーミング性能を取得するための計測に使用され得る。NZP CSI-RSは、下りリンク(gNBからUE)で送信され得る。NZP CSI-RSは、非周期的又はセミパーシステント又は周期的な様式で送信され得る。さらに、NZP CSI-RSは、無線リソース管理(RRM)計測及び無線リンク制御(RLM)計測に使用することが可能である。
ZP CSI-RSは干渉計測に使用され、下りリンク(gNBからUE)で送信され得る。ZP CSI-RSは、非周期的又はセミパーシステント又は周期的な様式で送信され得る。
DMRSは、下りリンク(gNBからUE)、上りリンク(UEからgNB)、及びサイドリング(UEからUE)の復調に使用され得る。
SRSは、チャネルサウンディング及びビーム管理に使用され得る。SRSは、上りリンク(UEからgNB)で送信され得る。
いくつかのアプローチでは、DCIを使用し得る。以下のDCIフォーマットが定義され得る。
・DCIフォーマット0_0
・DCIフォーマット0_1
・DCIフォーマット0_2
・DCIフォーマット1_0
・DCIフォーマット1_1
・DCIフォーマット1_2
・DCIフォーマット2_0
・DCIフォーマット2_1
・DCIフォーマット2_2
・DCIフォーマット2_3
・DCIフォーマット2_4
・DCIフォーマット2_5
・DCIフォーマット2_6
・DCIフォーマット3_0
・DCIフォーマット3_1
DCIフォーマット1_0は、1つのセル内のPUSCHのスケジューリングのため使用され得る。DCIは、セル無線ネットワーク一時識別子(C-RNTI:Cell Radio Network Temporary Identifiers)又は設定スケジューリングRNTI(CS-RNTI:Configured Scheduling RNTI)又は変調符号化方式セルRNTI(MCS-C-RNTI:Modulation and Coding Scheme-Cell RNTI)によってスクランブルされた巡回冗長検査(CRC:cyclic redundancy check)を有するDCIフォーマット0_0によって送信され得る。
DCIフォーマット0_1は、1つのセル内の1つ又は複数のPUSCHのスケジューリングに使用するため、又は、UEに設定グラント下りリンクフィードバック情報(CG-DFI:Configured Grant Downlink Feedback Information)を示すために使用されてもよい。DCIは、C-RNTI又はCS-RNTI又はセミパーシステントチャネル状態情報(SP-CSI-RNTI:Semi-Persistent Channel State Information)又はMCS-C-RNTIによってスクランブルされたCRCを有するDCIフォーマット0_1によって送信され得る。DCIフォーマット0_2は、CSI要求(例えば、非周期的CSI報告又はセミパーシステントCSI要求)に使用され得る。DCIフォーマット0_2は、SRS要求(例えば、非周期的SRS送信)に使用され得る。
DCIフォーマット0_2は、1つのセルにおけるPUSCHのスケジューリングに使用され得る。DCIは、C-RNTI又はCS-RNTI又はSP-CSI-RNTI又はMCS-C-RNTIによってスクランブルされたCRCを有するDCIフォーマット0_2によって送信され得る。DCIフォーマット0_2は、高優先度及び/又は低遅延を有するPUSCHのスケジューリングに使用され得る(例えば、URLLC)。DCIフォーマット0_2は、CSI要求(例えば、非周期的CSI報告又はセミパーシステントCSI要求)に使用され得る。DCIフォーマット0_2は、SRS要求(例えば、非周期的SRS送信)に使用され得る。
また、例えば、DCIフォーマット0_Y(Y=0、1、2、...)に含まれるDCIは、(例えば、PUSCHの)BWPインジケータであり得る。追加的又は代替的に、DCIフォーマット0_Yに含まれるDCIは、(例えば、PUSCHの)周波数領域リソース割り当てであり得る。追加的又は代替的に、DCIフォーマット0_Yに含まれるDCIは、(例えば、PUSCHの)時間領域リソース割り当てであり得る。追加的又は代替的に、DCIフォーマット0_Yに含まれるDCIは、(例えば、PUSCHの)変調及び符号化方式であり得る。追加的又は代替的に、DCIフォーマット0_Yに含まれるDCIは、新しいデータインジケータであり得る。追加的又は代替的に、DCIフォーマット0_Yに含まれるDCIは、スケジューリングされたPUSCHのTPCコマンドであり得る。追加的又は代替的に、DCIフォーマット0_Yに含まれるDCIは、CSI報告を要求するために使用されるCSI要求であり得る。追加的又は代替的に、以下に記載されるように、DCIフォーマット0_Yに含まれるDCIは、設定グラントの設定のインデックスを示すために使用される情報であり得る。追加的又は代替的に、DCIフォーマット0_Yに含まれるDCIは、(例えば、PUSCH送信及び/又はPUSCH受信の)優先度指示であり得る。
DCIフォーマット1_0は、1つのDLセル内のPDSCHのスケジューリングに使用され得る。DCIは、C-RNTI又はCS-RNTI又はMCS-C-RNTIによってスクランブルされたCRCを有するDCIフォーマット1_0によって送信される。DCIフォーマット1_0は、PDCCHオーダーによって開始されるランダムアクセス手順に使用され得る。追加的又は代替的に、DCIは、システム情報RNTI(SI-RNTI:System Information RNTI)によってスクランブルされたCRCを有するDCIフォーマット1_0によって送信され得、DCIは、システム情報の送信及び/又は受信に使用され得る。追加的又は代替的に、DCIは、2ステップRACHのためのランダムアクセス応答(RAR)(例えば、Msg2)又はmsgB-RNTI用にランダムアクセスRNTI(RA-RNTI:Random Access RNTI)によってスクランブルされたCRCを有するDCIフォーマット1_0によって送信され得る。追加的又は代替的に、DCIは、一時セルRNTI(TC-RNTI:temporally cell RNTI)によってスクランブルされたCRCを有するDCIフォーマット1_0によって送信され得、DCIは、UE102によるmsg3送信に使用され得る。
DCIフォーマット1_1は、1つのセル内のPDSCHのスケジューリングに使用され得る。DCIは、C-RNTI又はCS-RNTI又はMCS-C-RNTIによってスクランブルされたCRCを有するDCIフォーマット1_1によって送信され得る。DCIフォーマット1_1は、SRS要求(例えば、非周期的SRS送信)に使用され得る。
DCIフォーマット1_2は、1つのセル内のPDSCHのスケジューリングに使用され得る。DCIは、C-RNTI又はCS-RNTI又はSP-CSI-RNTI又はMCS-C-RNTIによってスクランブルされたCRCを有するDCIフォーマット1_2によって送信され得る。DCIフォーマット1_2は、高優先度及び/又は低遅延を有するPDSCHのスケジューリングに使用され得る(例えば、URLLC)。DCIフォーマット1_2は、SRS要求(例えば、非周期的SRS送信)に使用され得る。
追加的に、例えば、DCIフォーマット1_Xに含まれるDCIは、(例えば、PDSCHの)BWPインジケータであり得る。追加的又は代替的に、DCIフォーマット1_Xに含まれるDCIは、(例えば、PDSCHの)周波数領域リソース割り当てであり得る。追加的又は代替的に、DCIフォーマット1_Xに含まれるDCIは、(例えば、PDSCHの)時間領域リソース割り当てであり得る。追加的又は代替的に、DCIフォーマット1_Xに含まれるDCIは、(例えば、PDSCHの)変調及び符号化方式であり得る。追加的又は代替的に、DCIフォーマット1_Xに含まれるDCIは、新しいデータインジケータであり得る。追加的又は代替的に、DCIフォーマット1_Xに含まれるDCIは、スケジューリングされたPUCCHのTPCコマンドであり得る。追加的又は代替的に、DCIフォーマット1_Xに含まれるDCIは、CSI(例えば、CSI報告(例えば、非周期的CSI報告))の送信を要求(例えば、トリガ)するために使用されるCSI要求であり得る。追加的又は代替的に、DCIフォーマット1_Xに含まれるDCIは、PUCCHリソースインジケータであり得る。追加的又は代替的に、DCIフォーマット1_Xに含まれるDCIは、PDSCHからHARQへのフィードバックタイミングインジケータであり得る。追加的又は代替的に、DCIフォーマット1_Xに含まれるDCIは、(例えば、PDSCH送信及び/又はPDSCH受信の)優先度指示であり得る。追加的又は代替的に、DCIフォーマット1_Xに含まれるDCIは、(例えば、PDSCHのHARQ-ACK送信及び/又はPDSCHのHARQ-ACK受信の)優先度指示であり得る。
DCIフォーマット2_0は、スロットフォーマット、アンライセンスバンド動作中のチャネル占有時間(COT:channel occupancy time)の持続時間、利用可能なリソースブロック(RB)セット、及びサーチスペースグループ切り替えを通知するために使用され得る。DCIは、スロットフォーマットインジケータRNTI(SFI-RNTI:slot format indicator RNTI)によってスクランブルされたCRCを有するDCIフォーマット2_0によって送信され得る。
DCIフォーマット2_1は、UEが、そのUEに対して送信が意図されていないと仮定し得る場合に、物理リソースブロック(PRB)及び直交周波数分割多重化(OFDM)シンボルを通知するために使用され得る。DCIは、中断送信RNTI(INT-RNTI:Interrupted Transmission RNTI)によってスクランブルされたCRCを有するDCIフォーマット2_1によって送信される。
DCIフォーマット2_2は、PUCCH及びPUSCHの送信電力制御(TPC:Transmission Power Control)コマンドの送信に使用され得る。以下の情報が、TPC-PUSCH-RNTI又はTPC-PUCCH-RNTIによってスクランブルされたCRCを有するDCIフォーマット2_2によって送信される。CRCがTPC-PUSCH-RNTIによってスクランブルされる場合、示された1つ以上のTPCコマンドはPUSCHのTPCループに適用され得る。CRCがTPC-PUCCH-RNTIによってスクランブルされる場合、示された1つ以上のTPCコマンドは、PUCCHのTPCループに適用され得る。
DCIフォーマット2_3は、1つ以上のUEによるSRS送信のためのTPCコマンドのグループの送信に使用され得る。TPCコマンドと共に、SRS要求も送信され得る。DCIは、TPC-SRS-RNTIによってスクランブルされたCRCを有するDCIフォーマット2_3によって送信され得る。
DCIフォーマット2_4は、UEが対応するUL送信をキャンセルする場合に、PRB及びOFDMシンボルを通知するために使用され得る。DCIは、キャンセル指示RNTI(CI-RNTI:Cancellation Indication RNTI)によってスクランブルされたCRCを有するDCIフォーマット2_4によって送信され得る。
DCIフォーマット2_5は、アクセス・バックホール統合(IAB:Integrated Access and Backhaul)動作のためのソフトリソースの利用可能性を通知するために使用され得る。DCIは、可用性指示RNTI(AI-RNTI:Aavailability Indication RNTI)によってスクランブルされたCRCを有するDCIフォーマット2_5によって送信され得る。
DCIフォーマット2_6は、1つ以上のUEの間欠受信(DRX:Discontinuous Reception)アクティブ時間外の省電力情報を通知するために使用され得る。DCIは、省電力RNTI(PS-RNTI:power saving RNTI)によってスクランブルされたCRCを有するDCIフォーマット2_6によって送信され得る。
DCIフォーマット3_0は、1つのセル内のNR物理サイドリンク制御チャネル(PSCCH)及びNR物理サイドリンク共有チャネル(PSSCH)のスケジューリングに使用され得る。DCIは、サイドリンクRNTI(SL-RNTI:Sidelink RNTI)又はサイドリンク設定スケジューリングRNTI(SL-CS-RNTI:Sidelink Configured Scheduling RNTI)によってスクランブルされたCRCを有するDCIフォーマット3_0によって送信され得る。これは、NR V2X UEのV2X(Vehicle to Everything)動作に使用され得る。
DCIフォーマット3_1は、1つのセル内のLTE PSCCH及びLTE PSSCHのスケジューリングに使用され得る。以下の情報が、SL-L-CS-RNTIによってスクランブルされたCRCを有するDCIフォーマット3_1によって送信される。これは、LTE V2X UEのLTE V2X動作に使用され得る。
UE102は、共有サーチスペースセット(CSS)及び/又はUE固有のサーチスペースセット(USS)上において1つ以上のDCIフォーマットを監視し得る。UEが監視するためのPDCCH候補のセットが、PDCCHサーチスペースセットの観点から定義され得る。サーチスペースセットは、CSSセット又はUSSセットであり得る。UE102は、以下のサーチスペースセットのうちの1つ以上において、PDCCH候補を監視する。サーチスペースは、RRC層内のPDCCH設定によって定義され得る。
Type0-PDCCH CSSセットは、MCGのプライマリセル上のSI-RNTIによってスクランブルされたCRCを有するDCIフォーマットに対して、MIB内のpdcch-ConfigSIB1によって、又はPDCCH-ConfigCommon内のsearchSpaceSIB1によって、又はPDCCH-ConfigCommon内のsearchSpaceZeroによって設定され得る。
Type0A-PDCCH CSSセットは、MCGのプライマリセル上のSI-RNTIによってスクランブルされたCRCを有するDCIフォーマットに対して、PDCCH-ConfigCommon内のsearchSpaceOtherSystemInformationによって設定され得る。
Type1-PDCCH CSSセットは、プライマリセル上のRA-RNTI又はTC-RNTIによってスクランブルされたCRCを有するDCIフォーマットに対して、PDCCH-ConfigCommon内のra-SearchSpaceによって設定され得る。
Type2-PDCCH CSSセットは、MCGのプライマリセル内の上のP-RNTIによってスクランブルされたCRCを有するDCIフォーマットに対して、PDCCH-ConfigCommon内のpagingSearchSpaceによって設定され得る。
Type3-PDCCH CSSセットは、INT-RNTI、SFI-RNTI、TPC-PUSCH-RNTI、TPC-PUCCH-RNTI、TPC-SRS-RNTI、CI-RNTI、又はPS-RNTIによってスクランブルされたCRCを有するDCIフォーマットに対して、及びプライマリセル、C-RNTI、MCS-C-RNTI、又はCS-RNTIのみに対して、searchSpaceType=commonであるPDCCH-Config内のSearchSpaceによって設定され得る。
USSセットは、C-RNTI、MCS-C-RNTI、SP-CSI-RNTI、CS-RNTI、SL-RNTI、SL-CS-RNTI、又はSL-L-CS-RNTIによってスクランブルされたCRCを有するDCIフォーマットに対して、searchSpaceType=ue-Specificである、PDCCH-Config内のSearchSpaceによって設定され得る。
UE102は、対応するサーチスペースセットに従って、アクティブ化された各サービングセル上のアクティブDL帯域幅部分(BWP)上の1つ以上の制御リソースセット(例えば、CORESET)内でPDCCHの候補のセットを監視し得る。CORESETは、gNB160からUE102までに設定され得、CSSセット及びUSSセットは、設定されたCORESET内に定義される。1つ以上のCORESETが、RRC層内に設定され得る。
図4は、リソース区域(例えば、下りリンクのリソース区域)の例を示す。DL制御チャネル監視(例えば、PDCCH監視)のために、PRB491の1つ以上のセット401(例えば、制御リソースセット(例えば、CORESET))が設定され得る。例えば、CORESETは、周波数領域及び/又は時間領域において、UE102がDCI(例えば、DCIフォーマット、PDCCH)を復号しようと試みるPRB491のセット401であり、PRB491は、周波数連続かつ/又は時間連続である場合もあり、そうでない場合もあり、UE102は、1つ以上の制御リソースセット(例えば、CORESET)を有して設定され得、1つのDCIメッセージが1つの制御リソースセット内にマッピングされ得る。周波数領域では、PRB491は、DL制御チャネルのリソースユニットサイズ(DM-RSを含む場合もあり、含まない場合もある)である。
図5は、ビームフォーミング及び疑似コロケーション(QCL)タイプの例を示す。NRでは、gNB560及びUE502は、複数のアンテナ素子を有することによってビームフォーミングを行い得る。ビームフォーミングは、指向性アンテナを使用するか、又は各アンテナ素子に位相シフトを適用することによって操作される(例えば、特定の空間方向に高い電場強度を達成することができる)。いくつかの例では、ビームフォーミング又はビームは、「空間領域送信フィルタ」又は「空間領域フィルタ」と言い換えられる。
下りリンクでは、gNB560は送信ビームフォーミングを適用し、DLチャネル及び/又はDL信号を送信し得、また、UE502は受信ビームフォーミングを適用し、DLチャネル及び/又はDL信号を受信し得る。
上りリンクでは、UE560は送信ビームフォーミングを適用し、ULチャネル及び/又はUL信号を送信し得、また、gNB560は受信ビームフォーミングを適用し、ULチャネル及び/又はUL信号を受信し得る。
ビームの対応は、UE能力に従って定義され得る。いくつかの例では、ビームの対応は、以下に従って定義され得る。下りリンクでは、UE502は、DLチャネル及び/又はDL信号のための受信ビームフォーミングからULチャネル及び/又はUL信号のための送信ビームフォーミングを決定することが可能である。上りリンクでは、gNB560は、ULチャネル及び/又はUL信号のための受信ビームフォーミングからDLチャネル及び/又はDL信号のための送信ビームフォーミングを決定することが可能である。
ビームフォーミングを適応的に切り替え、微調整、又は操作するために、ビーム管理が行われ得る。ビーム管理のために、NZP-CSI-RS及びSRSを使用して、下りリンク及び上りリンクにおけるチャネル品質をそれぞれ計測し得る。具体的には、下りリンクで、gNB560が1つ以上のNZP CSI-RSを送信し得る。その1つ以上のNZP CSI-RSをUE502が計測し得る。さらに、UE502は、各NZP CSI-RSを受信するためにビームフォーミングを変更し得る。UE502は、gNB側での送信ビームフォーミングのどの組み合わせが相当するNZP CSI-RSに対応するかと、UE側での受信ビームフォーミングとを特定することが可能である。上りリンクで、UE502が1つ以上のSRSを送信し得る。その1つ以上のSRSをgNB502が計測する。さらに、gNB560は、各SRSを受信するために受信ビームフォーミングを変更し得る。gNB560は、UE側での送信ビームフォーミングのどの組み合わせが相当するSRSに対応するかと、gNB側での受信ビームフォーミングとを特定することが可能である。
gNB560とUE502との間の通信のために送信ビームと受信のリンクを維持するために、疑似コロケーション(QCL)想定を定義し得る。1つのアンテナポート上のシンボルが伝達されるチャネルの大規模特性が、他方のアンテナポート上のシンボルが伝達されるチャネルから推測可能な場合、2つのアンテナポートは疑似コロケーションされていると言われる。大規模特性には、遅延スプレッド、ドップラースプレッド、ドップラーシフト、平均利得、平均遅延、及び空間Rxパラメータのうちの1つ以上が含まれる。以下のQCLタイプが定義され得る。
・QCLタイプA(「QCL-TypeA」):{ドップラーシフト、ドップラースプレッド、平均遅延、遅延スプレッド}
・QCLタイプB(「QCL-TypeB」):{ドップラーシフト、ドップラースプレッド}
・QCLタイプC(「QCL-TypeC」):{ドップラーシフト、平均遅延}
・QCLタイプD(「QCL-TypeD」):{空間Rxパラメータ}
QCLタイプDは、ビーム管理に関連する。例えば、UE502に向けて2つのNZP CSI-RSリソースが設定され、NZP CSI-RSリソース#1及びNZP CSI-RSリソース#2は、それぞれビーム#1及びビーム#2に使用される。UE側で、Rxビーム#1はNZP CSI-RS#1の受信に使用され、Rxビーム#2はビーム管理のためにNZP CSI-RS#2の受信に使用される。ここで、NZP CSI-RSリソース#1及びNZP CSI-RSリソース#2は、それぞれTxビーム#1及びTxビーム#2を含意する。QCLタイプD想定は、PDCCH及びPDSCH及びDL信号の受信に使用され得る。UE502がNZP CSI-RS#1のQCLタイプD想定でPDCCHを受信するとき、UE502は、PDCCH受信にRxビーム#2を使用し得る。
この目的で、gNB560は、UE502に対して送信設定指示(TCI)状態を設定し得る。TCI状態は、以下を含み得る。
・1つ以上の参照リソースインジケータ
・1つ以上の参照リソースインデックスの各々についてのQCLタイプ
例えば、TCI状態がQCLタイプD及びNZP CSI-RS#1を含み、UE502に示されている場合、UE502は、Rxビーム#1をPDCCH、PDSCH、及び/又はDL信号の受信に適用し得る。言い換えれば、UE502は、PDCCH、PDSCH、及び/又はDL信号の受信のためにTCI状態を使用することによって、受信ビームを決定することが可能である。
図6は、送信設定指示(TCI)状態の一例を示す。7つのTCI状態が設定され得、設定されたTCI状態のうちの1つが、PDCCH、PDSCH、及び/又はDL信号を受信するために使用され得る。例えば、gNB560がTCI状態#1を示す場合、UE502は、PDCCH、PDSCH、及び/又はDL信号が、NZP CSI-RSリソース#1に対応するNZP CSI-RSと疑似コロケーションされていると仮定し得る。UE502は、UE502がNZP CSI-RSリソース#1に対応するNZP CSI-RSを受信するときに、受信ビームを使用すると決定し得る。
次に、gNB560からUE502に1つのTCI状態を示す方法を説明する。RRCメッセージ内で、RRCメッセージによってN個のTCI状態が設定され得る。gNB560は、設定されたTCI状態のうちの1つをDCI(例えば、DCIフォーマット1_1又はDCIフォーマット1_2)によって示し得る。代替的又は追加的に、gNB560は、設定されたTCI状態のうちの1つをMAC CEによって示し得る。代替的又は追加的に、設定されたTCI状態のうちの2つ以上をMAC CEが選択し、MAC CEによってアクティブ化された2つ以上のTCI状態のうちの1つをDCIが示し得る。
図7は、本明細書に記載の技術のいくつかによる方法700の例を示すフロー図である。いくつかの例では、方法700は、図1に関連して説明されるUE102によって行われ得る。
702で、UEは、1つ以上の追跡用CSI-RSを設定するための第1の情報、及び時間領域相関に関する情報を設定するための第2の情報を受信し得る。いくつかの例では、これは、図1に関連して説明したように行われ得る。
704で、UEは、時間領域相関に関する情報を含むCSI報告を送信し得る。第1のパラメータtrs-Infoは、第1の情報に含まれ得る。第2のパラメータreportQuantityは、「none」にセットされ得ない。時間領域相関に関する情報は、1つ以上の追跡用CSI-RSによって計測され得る。いくつかの例では、これは、図1に関連して説明したように行われ得る。
図8は、本明細書に記載の技術のいくつかによる方法800の例を示すフロー図である。いくつかの例では、方法800は、図1に関連して説明したgNB160によって行われ得る。
802で、gNBは、1つ以上の追跡用CSI-RSを設定するための第1の情報、及び時間領域相関に関する情報を設定するための第2の情報を送信し得る。いくつかの例では、これは、図1に関連して説明したように行われ得る。
804で、gNBは、時間領域相関に関する情報を含むCSI報告を受信し得る。第1のパラメータtrs-Infoは、第1の情報に含まれ得る。第2のパラメータreportQuantityは、「none」にセットされ得ない。時間領域相関に関する情報は、1つ以上の追跡用CSI-RSによって計測され得る。いくつかの例では、これは、図1に関連して説明したように行われ得る。
図9Aは、本明細書に記載の技術のいくつかによる方法900aの例を示すフロー図である。いくつかの例では、方法900aは、図1に関連して説明したUE102によって行われ得る。
902aで、UEは、1つ以上の追跡用CSI-RSを設定するための第1の情報、及び時間領域相関に関する情報を設定するための第2の情報を受信し得る。いくつかの例では、これは、図1に関連して説明したように行われ得る。
904aで、UEは、時間領域相関に関する情報を含むCSI報告を送信し得る。第1のパラメータtrs-Infoは、第1の情報に含まれ得る。第2のパラメータは、周期的CSI報告、セミパーシステントCSI報告、及び非周期的CSI報告のうちの1つを示し得る。時間領域相関に関する情報は、1つ以上の追跡用CSI-RSによって計測され得る。時間領域相関に関する情報を含むCSI報告は、第2のパラメータに基づいて送信され得る。いくつかの例では、これは、図1に関連して説明したように行われ得る。
図9Bは、本明細書に記載の技術のいくつかによる方法900bの例を示すフロー図である。いくつかの例では、方法900bは、図1に関連して説明したgNB160によって行われ得る。
902bで、gNBは、1つ以上の追跡用CSI-RSを設定するための第1の情報、及び時間領域相関に関する情報を設定するための第2の情報を送信し得る。いくつかの例では、これは、図1に関連して説明したように行われ得る。
904bで、gNBは、時間領域相関に関する情報を含むCSI報告を受信し得る。第1のパラメータtrs-Infoは、第1の情報に含まれ得る。第2のパラメータは、周期的CSI報告、セミパーシステントCSI報告、及び非周期的CSI報告のうちの1つを示し得る。時間領域相関に関する情報は、1つ以上の追跡用CSI-RSによって計測され得る。時間領域相関に関する情報を含むCSI報告は、第2のパラメータに基づいて受信され得る。いくつかの例では、これは、図1に関連して説明したように行われ得る。
図10は、UE1002で利用され得る様々な構成要素を示す。図10に関連して説明するUE1002は、図1に関連して説明したUE102に従って実装され得る。UE1002は、UE1002の動作を制御するプロセッサ1003を含む。プロセッサ1003は、中央処理装置(CPU)とも呼ばれ得る。読み出し専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、これら2つの組み合わせ、又は情報を記憶し得る任意のタイプの装置を含み得るメモリ1005は、プロセッサ1003に命令1007a及びデータ1009aを提供する。メモリ1005の一部分はまた、不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)も含み得る。プロセッサ1003内にはさらに、命令1007b及びデータ1009bが存在し得る。プロセッサ1003に読み込まれた命令1007b及び/又はデータ1009bは、プロセッサ1003による実行又は処理用に読み込まれたメモリ1005からの命令1007a及び/又はデータ1009bを含み得る。命令1007bは、上述した方法のうちの1つ以上を実施するために、プロセッサ1003により実行され得る。
UE1002はまた、データの送受信を可能にするために、1つ以上の送信部1058及び1つ以上の受信部1020を収容する筐体を含み得る。送信部1058及び受信部1020は、1つ以上の送受信部1018内に組み合わされ得る。1つ以上のアンテナ1022a~nが筐体に取り付けられ、送受信部1018と電気的に結合される。
UE1002の各種構成要素は、バスシステム1011により一体に結合され、これには、データバスに加えて、電源バス、制御信号バス、及び状態信号バスを含むことができる。しかしながら、明瞭さのために、図10には、各種バスはバスシステム1011として示されている。UE1002は、信号を処理する際に使用するためのデジタル信号プロセッサ(DSP)1013もまた含み得る。UE1002は、UE1002の機能へのユーザアクセスを提供する通信インタフェース1015もまた含み得る。図10に示されるUE1002は、具体的な構成要素の一覧ではなく、機能ブロック図である。
図11は、gNB1160で利用され得る様々な構成要素を示す。図11に関連して説明するgNB1160は、図1に関連して説明したgNB160に従って実装され得る。gNB1160は、gNB1160の動作を制御するプロセッサ1103を含む。プロセッサ1103は、中央処理装置(CPU)とも呼ばれ得る。読み出し専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、これら2つの組み合わせ、又は情報を記憶し得る任意のタイプの装置を含み得るメモリ1105は、プロセッサ1103に命令1107a及びデータ1109bを提供する。メモリ1105の一部分はまた、不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)も含み得る。プロセッサ1103内にはさらに、命令1107b及びデータ1109bが存在し得る。プロセッサ1103に読み込まれた命令1107b及び/又はデータ1109bは、プロセッサ1103による実行又は処理用に読み込まれたメモリ1105からの命令1107a及び/又はデータ1109bを含み得る。命令1107bは、上述した方法のうちの1つ以上を実施するために、プロセッサ1103により実行され得る。
gNB1160はまた、データの送受信を可能にするために、1つ以上の送信部1117及び1つ以上の受信部1178を収容する筐体を含み得る。送信部1117及び受信部1178は、1つ以上の送受信部1176内に組み合わされ得る。1つ以上のアンテナ1180a~nが筐体に取り付けられ、送受信部1176と電気的に結合される。
gNB1160の各種構成要素は、バスシステム1111により一体に結合され、これには、データバスに加えて、電源バス、制御信号バス、及び状態信号バスを含むことができる。しかしながら、明瞭さのために、図11には、各種バスは、バスシステム1111として示されている。gNB1160は、信号を処理する際に使用するためのデジタル信号プロセッサ(DSP)1113もまた含み得る。gNB1160は、gNB1160の機能へのユーザアクセスを提供する通信インタフェース1115もまた含み得る。図11に示されるgNB1160は、具体的な構成要素の一覧ではなく、機能ブロック図である。
図12は、本明細書に記載のシステム及び/又は方法のうちの1つ以上が実装され得る、UE1202の一実装形態を示すブロック図である。UE1202は、送信手段1258と、受信手段1220と、制御手段1224とを含む。送信手段1258、受信手段1220及び制御手段1224は、上述の図1に関連して説明した機能のうちの1つ以上を行うように構成され得る。上述の図10は、図12の具体的な装置の構造の一例を示す。図1の機能のうちの1つ以上を実現するために、他の様々な構造も実装し得る。例えば、DSPはソフトウェアによって実現されてもよい。
図13は、本明細書に記載のシステム及び/又は方法のうちの1つ以上が実装され得る、gNB1360の一実装形態を示すブロック図である。gNB1360は、送信手段1317と、受信手段1378と、制御手段1382とを含む。送信手段1317、受信手段1378及び制御手段1382は、上述の図1に関連して説明した機能のうちの1つ以上を行うように構成され得る。上述の図11は、図13の具体的な装置の構造の一例を示す。図1の機能のうちの1つ以上を実現するために、他の様々な構造も実装し得る。例えば、DSPは、ソフトウェアによって実現されてもよい。
図14は、gNB1460の一実装形態を示すブロック図である。gNB1460は、図1に関連して説明したgNB160の一例であり得る。gNB1460は、上位層プロセッサ1423、DL送信部1425、UL受信部1433、及び1つ以上のアンテナ1431を含み得る。DL送信部1425は、PDCCH送信部1427及びPDSCH送信部1429を含み得る。UL受信部1433は、PUCCH受信部1435及びPUSCH受信部1437を含み得る。
上位層プロセッサ1423は、物理層の挙動(DL送信部及びUL受信者の挙動)を管理し、上位層パラメータを物理層に提供し得る。上位層プロセッサ1423は、物理層からトランスポートブロックを取得し得る。上位層プロセッサ1423は、RRCメッセージ及びMACメッセージなどの上位層メッセージを、UEの上位層に送信し、かつ/又はUEの上位層から取得し得る。上位層プロセッサ1423は、PDSCH送信部トランスポートブロックを提供し、トランスポートブロックに関連するPDCCH送信部送信パラメータを提供し得る。
DL送信部1425は、下りリンク物理チャネル及び下りリンク物理信号(予約信号を含む)を多重化し、送信アンテナ1431を介してそれらを送信し得る。UL受信部1433は、多重化された上りリンク物理チャネル及び上りリンク物理信号を受信アンテナ1431を介して受信し、それらを多重化解除し得る。PUCCH受信部1435は、上位層プロセッサ1423にUCIを提供し得る。PUSCH受信部1437は、上位層プロセッサ1423に受信したトランスポートブロックを提供し得る。
図15は、UE1502の一実装形態を示すブロック図である。UE1502は、図1に関連して説明したUE102の一例であり得る。UE1502は、上位層プロセッサ1523、UL送信部1551、DL受信部1543、及び1つ以上のアンテナ1531を含み得る。UL送信部1551は、PUCCH送信部1553及びPUSCH送信部1555を含み得る。DL受信部1543は、PDCCH受信部1545及びPDSCH受信部1547を含み得る。
上位層プロセッサ1523は、物理層の挙動(UL送信部及びDL受信者の挙動)を管理し、上位層パラメータを物理層に提供し得る。上位層プロセッサ1523は、物理層からトランスポートブロックを取得し得る。上位層プロセッサ1523は、RRCメッセージ及びMACメッセージなどの上位層メッセージを、UEの上位層に送信し、かつ/又はUEの上位層から取得し得る。上位層プロセッサ1523は、PUSCH送信部にトランスポートブロックを提供し、PUCCH送信部1553にUCIを提供し得る。
DL受信部1543は、多重化された下りリンク物理チャネル及び下りリンク物理信号を受信アンテナ1531を介して受信し、それらを多重化解除し得る。PDCCH受信部1545は、上位層プロセッサ1523にDCIを提供し得る。PDSCH受信部1547は、上位層プロセッサ1523に受信したトランスポートブロックを提供し得る。
用語「コンピュータ可読媒体」は、コンピュータ又はプロセッサによりアクセスすることが可能な任意の利用可能な媒体を指す。本明細書で使用される場合、用語「コンピュータ可読媒体」は、非一時的で有形な、コンピュータ及び/又はプロセッサにより読取可能な媒体を表すことができる。限定でなく例として、コンピュータ可読媒体又はプロセッサ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD-ROM若しくは他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置若しくは他の磁気記憶装置、又は任意の他の媒体、すなわち命令若しくはデータ構造の形式で所望のプログラムコードを保持又は記憶するために使用可能であり、かつコンピュータ又はプロセッサによりアクセス可能な任意の他の媒体を含んでいてもよい。本明細書で使用されるディスク(disk)及びディスク(disc)は、コンパクトディスク(CD:Compact Disc)、レーザーディスク(laser disc)、光学ディスク(optical disc)、デジタル多用途ディスク(DVD:Digital Versatile Disc)、フロッピーディスク(floppy disk)及びブルーレイ(登録商標)ディスク(Blu-ray disc)を含み、ディスク(disk)は通常データを磁気的に再生し、ディスク(disc)はレーザを用いてデータを光学的に再生する。
本明細書に記載の方法のうちの1つ以上は、ハードウェアの形式で実装し得る、及び/又はハードウェアを使用して行うことができることに留意されたい。例えば、本明細書に記載の方法のうちの1つ以上は、チップセット、特定用途向け集積回路(ASIC)、大規模集積回路(LSI)、若しくは集積回路等に実装及び/又はこれらを使用して実現することができる。
本明細書に開示の方法のそれぞれは、記載の方法を達成するための1つ以上のステップ又は動作を含む。方法のステップ及び/又は動作は、特許請求の範囲から逸脱することなく、互いに入れ替えてもよく、及び/又は単一のステップに組み込んでもよい。換言すると、特定の順序のステップ又は動作が記載の方法の適切な動作に必要とされない限り、特定のステップ及び/又は動作の順序及び/又は使用は、特許請求の範囲から逸脱することなく変更することができる。
特許請求の範囲は、上記に例示した厳密な構成及び構成要素に限定されないことを理解されたい。特許請求の範囲から逸脱することなく、本明細書で説明したシステム、方法、及び装置の配置、動作、並びに詳細について、様々な修正、変更、及び変形を行うことができる。
上述のシステム及び方法によるgNB160又はUE102で動作するプログラムは、説明したシステム及び方法に従ってその機能を実現するように、CPU等を制御するプログラム(コンピュータを動作させるためのプログラム)である。そして、これらの装置で取り扱う情報は、処理中、RAMに一時的に記憶される。その後、情報は様々なROM又はHDDに記憶され、必要に応じてCPUにより読み込まれて、変更されたり書き込まれたりする。プログラムが記憶される記録媒体として、例えば、半導体(例えば、ROM、不揮発性メモリカード等)、光記憶媒体(例えば、DVD、MO、MD、CD、BD等)、磁気記憶媒体(例えば、磁気テープ、フレキシブルディスク等)、及び同様の媒体等のうち、いずれか1つが考えられる。さらに、場合によっては、説明したシステム及び方法による機能は、読み込まれたプログラムを実行することによって実現され、さらに、説明したシステム及び方法による機能は、プログラムからの命令に基づいて、オペレーティングシステム又は他のアプリケーションプログラムと共に実現される。
また、プログラムが市場で入手可能である場合には、可搬の記録媒体に記憶されたプログラムを頒布することが可能であり、あるいは、インターネット等のネットワークを介して接続されるサーバコンピュータにプログラムを送信することが可能である。この場合、サーバコンピュータ内の記憶装置も含まれる。さらに、上述のシステム及び方法によるgNB160及びUE102の一部又は全部は、一般的な集積回路であるLSIとして実現され得る。gNB160及びUE102のそれぞれの機能ブロックは、個別にチップに組み込んでもよく、一部又は全部の機能ブロックをチップに統合し得る。また、集積回路の技術はLSIに限られず、機能ブロックの集積回路を専用回路や汎用プロセッサで実現してもよい。また、半導体技術の進歩に伴って、LSIに代わる集積回路の技術が現れれば、その技術を適用した集積回路を使用することも可能である。
さらに、上述の各実装形態で用いた基地局装置や端末装置の各機能ブロックや各種の特徴は、一般的には集積回路又は複数の集積回路である電気回路によって実装又は実行され得る。本明細書に記載の機能を実行するように設計された回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け又は汎用アプリケーション集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲート配列(FPGA)若しくは他のプログラマブルロジックデバイス、ディスクリートゲート若しくはトランジスタロジック、若しくは個々のハードウェアコンポーネント、又はそれらの組み合わせを備えていてもよい。汎用プロセッサはマイクロプロセッサでもよく、あるいは、プロセッサは従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、又はステートマシンでもよい。上述した汎用プロセッサ又は各回路は、デジタル回路で構成され得、又はアナログ回路で構成され得る。さらに、半導体技術の進歩により現時点での集積回路に置き換わる集積回路化技術が現れれば、この技術による集積回路もまた使用可能となる。
本明細書で使用される場合、「及び/又は」という用語は、1つ以上の項目を意味すると解釈されるべきである。例えば、「A、B及び/又はC」という語句は、Aのみ、Bのみ、Cのみ、A及びB(C以外)、B及びC(A以外)、A及びC(B以外)、又は、A、B、及びCのすべて、のうちのいずれかを意味すると解釈されるべきである。本明細書で使用される場合、「のうちの少なくとも1つ」という語句は、1つ以上の項目を意味すると解釈されるべきである。例えば、「A、B及びCのうちの少なくとも1つ」又は「A、B又はCのうちの少なくとも1つ」という語句は、Aのみ、Bのみ、Cのみ、A及びB(C以外)、B及びC(A以外)、A及びC(B以外)、又は、A、B、及びCのすべて、のうちのいずれかを意味すると解釈されるべきである。本明細書で使用される場合、「のうちの1つ以上」という語句は、1つ以上の項目を意味すると解釈されるべきである。例えば、「A、B及びCのうちの1つ以上」又は「A、B又はCのうちの1つ以上」という語句は、Aのみ、Bのみ、Cのみ、A及びB(C以外)、B及びC(A以外)、A及びC(B以外)、又は、A、B、及びCのすべて、のうちのいずれかを意味すると解釈されるべきである。

Claims (4)

1つ以上の追跡用チャネル状態情報参照信号(CSI-RS)を設定するための第1の情報、及び時間領域相関に関する情報を設定するための第2の情報を受信するように構成された受信回路と、
前記時間領域相関に関する情報を含むチャネル状態情報(CSI)報告を送信するように構成された送信回路とを備え、
第1のパラメータtrs-Infoは、前記第1の情報に含まれ、
第2のパラメータreportQuantityは、「none」(無し)にセットされず、
前記時間領域相関に関する情報は、前記1つ以上の追跡用CSI-RSによって計測される、
ユーザ機器(UE)。
1つ以上の追跡用チャネル状態情報参照信号(CSI-RS)を設定するための第1の情報、及び時間領域相関に関する情報を設定するための第2の情報を送信するように構成された送信回路と、
前記時間領域相関に関する情報を含むチャネル状態情報(CSI)報告を受信するように構成された受信回路とを備え、
第1のパラメータtrs-Infoは、前記第1の情報に含まれ、
第2のパラメータreportQuantityは、「none」にセットされず、
前記時間領域相関に関する情報は、前記1つ以上の追跡用CSI-RSによって計測される、
基地局。
1つ以上の追跡用チャネル状態情報参照信号(CSI-RS)を設定するための第1の情報、及び時間領域相関に関する情報を設定するための第2の情報を受信することと、
前記時間領域相関に関する情報を含むチャネル状態情報(CSI)報告を送信することとを含み、
第1のパラメータtrs-Infoは、前記第1の情報に含まれ、
第2のパラメータreportQuantityは、「none」にセットされず、
前記時間領域相関に関する情報は、前記1つ以上の追跡用CSI-RSによって計測される、
ユーザ機器(UE)の通信方法。
1つ以上の追跡用チャネル状態情報参照信号(CSI-RS)を設定するための第1の情報、及び時間領域相関に関する情報を設定するための第2の情報を送信することと、
前記時間領域相関に関する情報を含むチャネル状態情報(CSI)報告を受信することとを含み、
第1のパラメータtrs-Infoは、前記第1の情報に含まれ、
第2のパラメータreportQuantityは、「none」にセットされず、
前記時間領域相関に関する情報は、前記1つ以上の追跡用CSI-RSによって計測される、
基地局装置の通信方法。
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