JP2023109705A - 多機能発音デバイス - Google Patents

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Abstract

【課題】カウンタウエイトアセンブリの成形プロセスがより簡単であり、コストを低減すること及び駆動コイルの交換に役立つ多機能発音デバイスを提供する。【解決手段】多機能発音デバイス100は、収容キャビティを有するハウジングと、収容キャビティ内に設けられ、振動システム21及び振動システムの第1方向に沿った振動発音を駆動する、主磁性鋼221と副磁性鋼アセンブリ222を含む磁気回路システム22を含む発音単体2と、弾性アセンブリ3と、カウンタウエイトアセンブリ4と、カウンタウエイトアセンブリに固定されてカウンタウエイトアセンブリと共に第1方向に垂直な第2方向に沿って振動する駆動コイル5と、を含む。カウンタウエイトアセンブリは、第1カウンタウエイト41と第2カウンタウエイト42を含む。第2カウンタウエイトには駆動コイルを収容する取付溝が設けられ、第1、第2カウンタウエイトは板材プレス品である。【選択図】図3

Description

本発明は、電気音響変換の技術分野に関し、特に多機能発音デバイスに関する。
通信技術の発展及び消費者の需要の継続的な更新に伴い、例えば携帯電話、タブレットPC、スマートブレスリングなどの電子デバイスにおいて、着信提示、情報提示、メッセージ提示及び操作提示の方式は、主に音声提示及び振動提示を含む。従来の電子デバイスにおいて、一般的にスピーカと振動モータとの2種類の構造が統合された統合型発音デバイスが設けられ、この2種類の提示方式を担う。
従来の統合型発音デバイスは、一般的に振動システム、磁気回路システム、駆動コイル及びカウンタウエイトを含み、駆動コイルは、磁気回路システムの働きでカウンタウエイトの振動を駆動して振動提示を実現し、振動システムは、磁気回路システムの働きで振動発音して音声提示を実現する。しかしながら、従来のカウンタウエイトは、一般的に粉末焼結方式で製造され、且つカウンタウエイトの厚さが大きいため、その成形プロセスが複雑であり、且つ製造コストが高い。
本願は、上記欠点を克服するために、振動モータの機能をスピーカに統合して部品の数及び占用される内部空間を減少させる多機能発音デバイスを提供する。
本願の実施例は、多機能発音デバイスを提供し、該多機能発音デバイスは、収容キャビティを有するハウジングと、収容キャビティ内に設けられた発音単体とを含み、発音単体は、振動システムと、振動システムが第1方向に沿って振動発音するように駆動する磁気回路システムとを含み、磁気回路システムは、主磁性鋼と、主磁性鋼を取り囲んで設けられ磁気ギャップを形成する副磁性鋼アセンブリとを含み、多機能発音デバイスは、収容キャビティ内に設けられ且つハウジングに固定接続された弾性アセンブリと、弾性アセンブリに接続され収容キャビティ内に懸架されたカウンタウエイトアセンブリと、カウンタウエイトアセンブリに固定され且つカウンタウエイトアセンブリと共に第2方向に沿って振動する駆動コイルとを更に含み、第2方向は、第1方向に垂直であり、カウンタウエイトアセンブリは、収容キャビティを有する第1カウンタウエイトと、収容キャビティ内に設けられた第2カウンタウエイトとを含み、第2カウンタウエイトには、駆動コイルを収容するための取付溝が更に設けられ、第1カウンタウエイトと第2カウンタウエイトとは、いずれも板材プレス品である。
好ましくは、第1カウンタウエイト及び/又は第2カウンタウエイトの材質は、ステンレス鋼又は黄銅である。
好ましくは、弾性アセンブリは、第1弾性部材及び第2弾性部材を含み、第1カウンタウエイトは、第2方向において互いに対向配置された第1側壁及び第2側壁を有し、ハウジングは、第2方向において互いに対向配置された第1内壁及び第2内壁を有し、第1側壁は、第1内壁に近接し、第2側壁は、第2内壁に近接し、第1弾性部材は、第1側壁と第1内壁との間に接続され、第2弾性部材は、第2側壁と第2内壁との間に接続されている。
好ましくは、第1側壁は、第1側面及び第2側面を有し、第1側面と第2側面とは、第3方向に沿って直接的に接続され又は間接的に接続され、第3方向は、第1方向及び第2方向に垂直であり、第3方向に沿って、第1側面と第1内壁との間の距離は、徐々に減少し、第2側面と第1内壁との間の距離は、徐々に増加し、及び/又は、第2側壁は、第3側面及び第4側面を有し、第3側面と第4側面とは、第3方向に沿って直接的に接続され又は間接的に接続され、第3方向は、第1方向及び第2方向に垂直であり、第3方向に沿って、第3側面と第2内壁との間の距離は、徐々に減少し、第4側面と第2内壁との間の距離は、徐々に増加する。
好ましくは、第1側壁及び/又は第2側壁には、少なくとも1つの切り欠きが開設されている。
好ましくは、第2カウンタウエイトは、取付溝が形成された主板部と、主板部の第3方向に沿った両端から発音単体に向かう方向に沿って延在して形成された2つの側板部とを含む。
好ましくは、副磁性鋼アセンブリは、第2方向に沿って間隔を隔てて設けられる2つの第1副磁性鋼と、第3方向に沿って間隔を隔てて設けられる2つの第2副磁性鋼とを含み、第3方向において、2つの第2副磁性鋼は、2つの側板部の間にそれぞれ位置する。
好ましくは、駆動コイルは、第2方向に沿って対向して設けられた第1側辺及び第2側辺を含み、且つ第1方向において、第1側辺は、主磁性鋼に対向して間隔を隔てて設けられ、第2側辺は、第1副磁性鋼に対向して間隔を隔てて設けられている。
好ましくは、磁気回路システムは、ヨークを更に含み、ヨークは、第3方向に沿って2つの第2副磁性鋼と主磁性鋼とを固定接続し、主板部には、退避溝が開設され、第1方向において、ヨークの少なくとも一部は、退避溝内に位置する。
好ましくは、発音単体は、ハウジングに接続された取付板を更に含み、磁気回路システムは、主磁性鋼に貼り付けられた主ポールプレートと、主ポールプレートを取り囲んで第1副磁性鋼及び第2副磁性鋼に貼り付けられた副ポールプレートとを更に含み、副ポールプレートは、本体部と、本体部の第2方向に沿った両端から本体部から遠ざかる方向に沿って延在して形成された2つの接続部とを含み、接続部は、取付板に固定されている。
上記解決手段を採用すると、有益な効果は以下のとおりである。
従来の技術に比べて、本発明に係る多機能発音デバイスにおいて、カウンタウエイトアセンブリは、収容キャビティを有する第1カウンタウエイトと、収容キャビティ内に設けられた第2カウンタウエイトとを含み、且つ第1カウンタウエイトと第2カウンタウエイトとは、いずれも板材プレス品であり、すなわち第1カウンタウエイトと第2カウンタウエイトとは、いずれも板材プレス方式で製造され、従来のカウンタウエイトが粉末焼結方式で製造されることに比べて、成形プロセスがより簡単であり、コストを低減することに役立つ。また、駆動コイルを交換する必要がある場合に、第2カウンタウエイトを収容キャビティ内から取り出し、次に駆動コイルを取付溝内から取り出すだけでよく、第1カウンタウエイトと第2カウンタウエイトの全体を取り出す必要がなく、駆動コイルの交換に役立つ。
理解すべきことは、以上の一般的な説明及び以下の詳細な説明は、例示的なものに過ぎず、本願を限定するものではない。
本発明の実施例の技術案をより明確に説明するために、以下に実施例に必要な図面を簡単に紹介し、明らかに、以下に説明する図面は、本発明の実施例だけであり、当業者にとって、創造的労働をしない前提で、これらの図面に基づいて他の図面を取得することができる。
本願の実施例に係るスマートフォンの構成を示す模式図である。 本願の実施例に係る多機能発音デバイスの構成を示す模式図である。 図2に示す多機能発音デバイスの分解の構成を示す模式図である。 図3に示す多機能発音デバイスの一部の分解の構成を示す模式図である。 図3に示す多機能発音デバイスの別の一部の分解の構成を示す模式図である。 図3に示す多機能発音デバイスにおける取付板の構成を示す模式図である。 本願の実施例に係る多機能発音デバイスの一部の構成を示す模式図である。 図2に示す多機能発音デバイスのA-A線に沿った断面図である。 図8に示す多機能発音デバイスのA箇所の部分の拡大概略図である。
本発明の技術案をよりよく理解するために、以下に図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する。
説明される実施例は、本発明の一部の実施例にすぎず、全ての実施例ではないことは明らかである。本発明の実施形態に基づいて、当該分野の当業者が創造的な労働をしない前提で得られた全ての他の実施形態は、いずれも本発明の保護範囲に属するものとする。
本発明の実施例で使用される用語は、特定の実施例を説明することのみを目的として、本願を限定する意図はない。本願の実施例及び添付の特許請求の範囲で使用される単数形「1種」、及び「当該」は、文脈が他の意味を明確に示さない限り、複数の形を含むことも意図される。
本明細書で使用される用語「及び/又は」は、関連オブジェクトの関連関係を説明するだけであり、3種類の関係が存在してもよく、例えば、A及び/又はBは、Aが単独で存在し、AとBが同時に存在し、Bが単独で存在するという3種類の状況が存在すると理解されるべきである。なお、ここで符号「/」とは、一般に、前後関連オブジェクトが「または」の関係であることを意味する。
なお、本発明の実施例に記載の「上」、「下」、「左」、「右」等の向きを示す用語は、図面の示す角度から記載したものであり、本願実施例を限定するものとして解釈されるべきではない。更に、この文脈では、ある要素が別の要素に「上」または「下」に接続されていると記載される場合、他の要素に「上」または「下」に直接接続することができるだけでなく、中間要素を介して、別の要素の「上」または「下」に間接的に接続されてもよいと理解されるべきである。
本願の実施例に開示された多機能発音デバイスは、スマートフォン、タブレットPC、ノートパソコン、スーパーモバイルパーソナルコンピュータ(Ultra mobile personal computer、UMPCと略称する)、ハンドヘルドコンピュータ、インターフォン、ネットブック、販売時点(Point of sales、POSと略称する)機、パーソナルデジタルアシスタント(Personal digitalasstant、PDAと略称する)、ウェアラブル装置、仮想表示装置、無線Uディスク、ブルートゥース(登録商標)オーディオ/イヤホン、車載フロント装置、ドライブレコーダー、セキュリティ装置等の電子デバイスであってもよいがそれらに限定されない。
以下の実施例は、説明を容易にするために、本願の1つの実施例の電子デバイスをスマートフォンとすることを例として説明する。
図1に示すように、スマートフォン1000は、筐体300と、スクリーンアセンブリ200と、多機能発音デバイス100と、プロセッサ、マザーボード、メモリ、電池等の他の必要な電子デバイス(図示せず)とを含む。
筐体300内には、多機能発音デバイス100等の電子デバイスを収容するための内部空間(図示せず)が形成され、スクリーンアセンブリ200は、筐体300のユーザに面する側(スマートフォン1000の操作側)に設けられ且つ内部空間を密封する。多機能発音デバイス100は、ユーザのスクリーンアセンブリ200でのタッチ指令に基づいて対応する音声及び振動を発することができ、又は、スマートフォン1000が着信、情報、メッセージ等を受信した場合に、多機能発音デバイス装置100は、対応する音声及び振動を発することができる。
図2~図9に示すように、本願の実施例は、多機能発音デバイス100を提供し、該多機能発音デバイス100は、収容キャビティ(図示せず)を有するハウジング1と、収容キャビティ内に設けられ且つ該収容キャビティをフロントチャンバ及びバックチャンバに仕切る発音単体2とを含み、ハウジング1には、フロントチャンバと連通する音出し孔10が開設され、音出しを実現し、バックチャンバに吸音粉末を充填することにより、多機能発音デバイス100の低周波音響性能を改善することができる。
発音単体2は、振動システム21と、振動システム21が第1方向D1に沿って振動発音するように駆動する磁気回路システム22とを含み、磁気回路システム22は、主磁性鋼221と、主磁性鋼221を取り囲んで設けられて磁気ギャップ220を形成する副磁性鋼アセンブリ222とを含む。振動システム21は、磁気ギャップ220に挿設されたボイスコイル211を含み、ボイスコイル211は、主磁性鋼221と副磁性鋼アセンブリ222の作用で振動して振動システム21全体の振動を実現し、それにより多機能発音デバイス100の音声提示機能を実現する。ここで、第1方向D1は、多機能発音デバイス100の厚さ方向である。
図3に示すように、ハウジング1は、第1枠体12と、第2枠体13と、第1枠体12の上側に蓋設された上カバー11と、第2枠体13の下側に蓋設された下カバー14とを含み、第1枠体12、第2枠体13、上カバー11及び下カバー14は、共同して収容キャビティを囲んで形成する。音出し孔10は、上カバー11の側壁に開設されることにより、多機能発音デバイス100の側面の音出しを実現する。
図3、図4、図8及び図9に示すように、多機能発音デバイス100の振動提示機能を実現するために、多機能発音デバイス100は、弾性アセンブリ3、カウンタウエイトアセンブリ4及び駆動コイル5を含み、弾性アセンブリ3は、収容キャビティ内に設けられ且つハウジング1に固定接続され、カウンタウエイトアセンブリ4は、弾性アセンブリ3に接続されて収容キャビティ内に懸架され、駆動コイル5は、カウンタウエイトアセンブリ4に固定され且つカウンタウエイトアセンブリ4と共に第2方向D2に沿って振動する。ここで、第2方向D2は、第1方向D1に垂直であり、且つ第2方向D2は、多機能発音デバイス100の長さ方向である。
本発明において、弾性アセンブリ3によってカウンタウエイトアセンブリ4を収容キャビティ内に懸架し、更に駆動コイル5をカウンタウエイトアセンブリ4に固定し、カウンタウエイトアセンブリ4は、主磁性鋼221と副磁性鋼アセンブリ222と駆動コイル5との相互作用で駆動コイル5に伴って第1方向D1に垂直な第2方向D2に沿って振動し、即ち駆動コイル5全体とカウンタウエイトアセンブリ4を1つの可動子として、主磁性鋼221と副磁性鋼アセンブリ222を有する発音単体2を1つの固定子として、音声提示及び振動提示の2種類の機能を1つの多機能発音デバイス100に統合し、電子デバイスにおける部品の数を低減することに役立ち、それにより電子機器の小型化、薄型化に役立つ。
図4に示すように、カウンタウエイトアセンブリ4は、第1カウンタウエイト41及び第2カウンタウエイト42を含み、第1カウンタウエイト41は、収容キャビティ410を有し、第2カウンタウエイト42は、収容キャビティ410内に設けられ、第2カウンタウエイト42には、取付溝423が更に設けられ、駆動コイル5は、取付溝423内に収容され、第1カウンタウエイト41と第2カウンタウエイト42とは、いずれも板材プレス品である。
具体的には、第1カウンタウエイト41と第2カウンタウエイト42とは、いずれも板材プレス方式で製造され、従来のカウンタウエイトが粉末焼結方式で製造されることに比べて、成形プロセスがより簡単であり、コストを低減することに役立つ。
また、第2カウンタウエイト42は、第1カウンタウエイト41に開設された収容キャビティ410内に収容され、駆動コイル5を交換する必要がある場合に、第2カウンタウエイト42を該収容キャビティ410内から取り出し、次にコイルを第2カウンタウエイト42に開設された取付溝423内から取り出すだけでよく、第1カウンタウエイト41及び第2カウンタウエイト42の全体を取り出す必要がなく、駆動コイル5の交換に役立つ。
いくつかの実施例において、第1カウンタウエイト41及び/又は第2カウンタウエイト42の材質は、ステンレス鋼又は黄銅などの他の任意の強磁性を有しない材料である。例えば、第1カウンタウエイト41の材質は、ステンレス鋼であってもよく、第2カウンタウエイト42の材質は、黄銅であってもよく、又は、第1カウンタウエイト41の材質は、黄銅であり、第2カウンタウエイト42の材質は、ステンレス鋼であり、又は、第1カウンタウエイト41の材質と第2カウンタウエイト42の材質とは、いずれもステンレス鋼であり、又は、第1カウンタウエイト41の材質と第2カウンタウエイト42の材質とは、いずれも黄銅である。
ステンレス鋼及び黄銅が強磁性を有しないため、第1カウンタウエイト41及び第2カウンタウエイト42は、発音単体2における磁気回路システム22の磁気吸引力を受けず、それによりそれが第1カウンタウエイト41及び第2カウンタウエイト42が第2方向D2に沿って振動することに影響を与えることを回避し、カウンタウエイトアセンブリ4の振動効果を向上させる。
いくつかの実施例において、図4、図8及び図9に示すように、駆動コイル5は、第2方向D2に沿って対向して設けられた第1側辺51及び第2側辺52を含み、且つ第1方向D1において、第1側辺51は、主磁性鋼221に対向して間隔を隔てて設けられ、第2側辺52は、副磁性鋼アセンブリ222に対向して間隔を隔てて設けられている。第1側辺51と第2側辺52は、共同して巻線孔50を囲んで形成し、且つ第1方向D1において、巻線孔50は、磁気ギャップ220に正対して設けられ、駆動コイル5と主磁性鋼221、副磁性鋼アセンブリ222との相対位置関係を最適化することにより、駆動コイル5と主磁性鋼221、副磁性鋼アセンブリ222との間の相互作用力を増大させ、多機能発音デバイス100の振動性能を向上させる。
ここで、駆動コイル5の数は、1つ、2つ又は他の任意の数であってもよく、ここで限定しない。例示的には、図4に示すように、駆動コイル5の数は、2つであってもよく、2つの駆動コイル5は、第2方向D2に沿ってカウンタウエイトアセンブリ4に対称的に間隔を隔てて固定され、限られた空間内に駆動コイル5の数を増加させることにより、駆動コイル5と主磁性鋼221との対向面積、駆動コイル5と副磁性鋼アセンブリ222との対向面積を増加させることができ、それにより駆動コイル5と主磁性鋼221、副磁性鋼アセンブリ222との相互作用力を増大させる。また、2つの駆動コイル5が第2方向D2に沿ってカウンタウエイトアセンブリ4の両側に分布されるため、カウンタウエイトアセンブリ4が第2方向D2に沿った両側が同時に磁界により提供された駆動力を受け、駆動力の作用の非対称によるモーメント偏向の現象を回避することに役立ち、磁気吸引力によるカウンタウエイトアセンブリ4の沈み込みの問題を回避する。
いくつかの実施例において、図4、図8及び図9に示すように、弾性アセンブリ3は、第1弾性部材31及び第2弾性部材を含み、第1カウンタウエイト41は、第2方向D2に沿って対向して設けられた第1側壁411及び第2側壁412を有し、ハウジング1は、第2方向D2に沿って対向して設けられた第1内壁131及び第2内壁132を有し、ここで、第1側壁411は、第1内壁131に近接し、第2側壁412は、第2内壁132に近接し、第1弾性部材31は、第1側壁411と第1内壁131との間に接続され、第2弾性部材32は、第2側壁412と第2内壁132との間に接続されている。
具体的には、第1弾性部材31及び/又は第2弾性部材32の形状は、V字型、U字型、M字型等を含むがそれらに限定されず、ここで限定しない。第2枠体13は、第2方向D2に沿って対向して設けられた第1内壁131及び第2内壁132を有し、カウンタウエイトアセンブリ4は、第1弾性部材31及び第2弾性部材32を介して第2枠体13に接続される。
ここで、第1弾性部材31は、第1弾性アーム311及び第2弾性アーム312を含み、第1弾性アーム311は、第1側壁411に接続され、第2弾性アーム312は、第1内壁131に接続され、第2弾性部材32は、第3弾性アーム321及び第4弾性アーム322を含み、第3弾性アーム321は、第2側壁412に接続され、第4弾性アーム322は、第2内壁132に接続される。
更に、第1弾性アーム及び/又は第2弾性アーム312の第2方向D2に沿って対向する面のうちの少なくとも1つに第1ガスケット313が設けられ、及び/又は、第3弾性アーム及び/又は第4弾性アーム322の第2方向D2に沿って対向する面のうちの少なくとも1つに第2ガスケット323が設けられる。該第1ガスケット313及び/又は第2ガスケット323は、発泡体、ゴム、シリカゲルなどの弾性材料によって支持されてもよく、第1弾性部材31及び/又は第2弾性部材32が変形した時の衝突を緩衝する。
いくつかの実施例において、図4に示すように、第1側壁411は、第1側面4111及び第2側面4112を有し、第1側面4111と第2側面4112とは、第3方向D3に沿って直接的に接続され又は間接的に接続され、第3方向D3は、第1方向D1と第2方向D2に垂直であり、第3方向D3に沿って、第1側面4111と第1内壁131との間の距離は、徐々に減少し、第2側面4112と第1内壁131との間の距離は、徐々に増加する。
及び/又は、第2側壁412は、第3側面4121及び第4側面4122を有し、第3側面4121と第4側面4122とは、第3方向D3に沿って直接的に接続され又は間接的に接続され、第3方向D3は、第1方向D1及び第2方向D2に垂直であり、第3方向D3に沿って、第3側面4121と第2内壁132との間の距離は、徐々に減少し、第4側面4122と第2内壁132との間の距離は、徐々に増加する。
このように、第1カウンタウエイト41が第2方向D2に沿って振動する過程において、第1側壁411が第1弾性アーム311と接触せず、第2側壁412が第3弾性アーム321と接触せず、カウンタウエイトアセンブリ4が弾性アセンブリ3から受ける作用力が大きく、それによりカウンタウエイトアセンブリ4の振動効果に影響を与えることを回避する。
以下に発音単体2の構成を例に挙げて説明する。
実施例において、図5、図8及び図9に示すように、発音単体2は、フレーム23を更に含み、振動システム21は、第1振動膜212及び骨格213を含み、骨格213は、本体部2131と、本体部2131の内縁から折り曲げて延在して形成された第1折り曲げ部2132とを含み、ボイスコイル211は、第1折り曲げ部2132に固定されている。
第1振動膜212は、第1サスペンション部2121と、第1サスペンション部2121の外縁から延在して形成された第1外側バーリング2123と、第1サスペンション部2121の内縁から延在して形成された第1内側バーリング2122とを含み、第1外側バーリング2123は、フレーム23に固定され、第1内側バーリング2122は、本体部2131に固定され、第1振動膜212は、第2サスペンション部2124と、第2サスペンション部2124の外縁から延在して形成された第2外側バーリング2126と、第2サスペンション部2124の内縁から延在して形成された第2内側バーリング2とを更に含み、第2外側バーリング2126は、本体部2131に固定されている。ここで、第1サスペンション部2121及び第2サスペンション部2124は、第1振動膜212から上カバー11に突出して形成される。
また、振動システム21は、ドーム214を更に含み、ドーム214は、第1サスペンション部2121と第2サスペンション部2124との間に位置し且つ本体部2131に固定され、ドーム214によって骨格213の強度を補強し、骨格213の耐ねじり能力及び耐スイング能力を向上させ、発音単体2の音響性能を向上させることができる。
更に、振動システム21は、第1方向D1に沿って第1振動膜212に対向して設けられた第2振動膜215を更に含み、骨格213は、本体部2131の外縁から折り曲げて延在して形成された第2折り曲げ部2133を更に含む。
第2振動膜215は、第1サスペンション部2121に対向して設けられた第3サスペンション部2151と、第3サスペンション部2151の外縁から延在して形成された第3外側バーリング2153と、第3サスペンション部2151の内縁から延在して形成された第3内側バーリング2152とを含み、第3外側バーリング2153は、フレーム23の第1外側バーリング2123から離れる端面に固定され、第3内側バーリング2152は、第2折り曲げ部2133に固定されている。ここで、第3サスペンション部2151は、第2振動膜215から下カバー14に突出して形成される。
図5に示すように、第2振動膜215の数は、4つであり、4つの第2振動膜215はそれぞれ、第2方向D2及び第3方向D3に沿って分布し、且つ第1振動膜212の第2方向D2に沿った両端に対向して設けられ、第2折り曲げ部2133の数及び位置は、第2振動膜215の数及び位置に一対一に対応する。第2振動膜215は、第1振動膜212の下方に位置するため、ボイスコイル211に対する支持作用を提供し、発音単体2における振動システム21の振動安定性を向上させる。
ここで、発音単体2は、ボイスコイル211に電気的に接続されたフレキシブル回路板24を更に含み、フレキシブル回路板24は、第3外側バーリング2153に接続された第1固定アーム241と、第3内側バーリング2152に接続された第2固定アーム242とを含む。
いくつかの実施例において、図6及び図7に示すように、副磁性鋼アセンブリ222は、第2方向D2に沿って間隔を隔てて設けられる2つの第1副磁性鋼2221と、第3方向D3に沿って間隔を隔てて設けられる2つの第2副磁性鋼2222とを含む。第1方向D1において、駆動コイル5の第1側辺51は、主磁性鋼221に対向して間隔を隔てて設けられ、駆動コイル5の第2側辺52は、第1副磁性鋼2221に対向して間隔を隔てて設けられている。
副磁性鋼アセンブリ222が2つの第1副磁性鋼2221及び2つの第2副磁性鋼2222を含むため、従来の副磁性鋼がリング状を呈し且つ中部にスルーホールが開設されることに比べて、このような構造設計は、副磁性鋼アセンブリ222の加工プロセスを簡略化することに役立つ。
磁気回路システム22は、ヨーク223を更に含み、ヨーク223は、第3方向D3に沿って2つの第2副磁性鋼2222と主磁性鋼221を固定接続する。発音単体2は、ハウジング1に接続された取付板25を更に含み、磁気回路システム22は、主磁性鋼221に貼り付けられた主ポールプレート224と、主ポールプレート224を取り囲んで第1副磁性鋼2221及び第2副磁性鋼2222に貼り付けられた副ポールプレート225とを更に含む。
具体的には、取付板25は、第1枠体12と第2枠体13との間に接続され、副ポールプレート225は、本体部2251と、本体部2251の第2方向D2に沿った両端から本体部2251から遠ざかる方向に沿って延在して形成された2つの接続部2252とを含み、接続部2252が取付板25に固定されることにより、発音単体2の磁気回路システム22は、収容キャビティに収容される。本体部2251には、主磁性鋼221が取り付けられるように、逃げ孔2250が開設されている。第1副磁性鋼2221は、第2方向D2に沿って本体部2251の両側に対向して間隔を隔てて設けられ、第2副磁性鋼2222は、第3方向D3に沿って本体部2251の他の両側に対向して間隔を隔てて設けられている。
図9に示すように、磁気回路システム22は、主ポールプレート224の主磁性鋼221から離れる側に設けられた上磁性鋼226を更に含む。
図4、図8及び図9に示すように、第2カウンタウエイト42は、取付溝423が形成された主板部421と、主板部421の第3方向D3に沿った両端から発音単体に向かう方向に沿って延在して形成された2つの側板部422とを含み、第3方向D3において、2つの第2副磁性鋼2222は、2つの側板部422の間にそれぞれ位置する。このようにして、カウンタウエイトアセンブリ4の重量を増加させることができるだけでなく、2つの側板部422によってカウンタウエイトアセンブリ4の発音単体2に対する組立をガイド作用を果たすことができ、それにより多機能発音デバイス100の組立効率及び品質を向上させる。
ここで、第2カウンタウエイト42に開設された取付溝423の数は、2つであり、第2カウンタウエイト42には、退避溝424が更に開設され、且つ退避溝424は、第2方向D2に沿って2つの取付溝423の間に位置する。該退避溝424は、ヨーク223を収容することにより、ヨーク223と第2カウンタウエイト22との厚さを部分的に重ね合わせ、カウンタウエイトアセンブリアセンブリの多機能発音デバイスの厚さに対する影響を軽減することに役立ち、多機能発音デバイスの厚さを減少させることに役立つ。
いくつかの実施例において、第1カウンタウエイト41の第1側壁411及び/又は第2側壁412には、少なくとも1つの切り欠き413が開設されている。このように、第2振動膜215の下側空間とハウジング1の収容キャビティとの間の空気流通に役立ち、第2振動膜215が振動中に空気圧力差によって阻害されることが発生しないことは、保証される。例示的に、第1側面4111、第2側面4112、第3側面4121及び第4側面4122には、切り欠き413がそれぞれ開設されている。
従来の技術に比べて、本願の実施例に係る多機能発音デバイス100では、カウンタウエイトアセンブリ4は、収容キャビティを有する第1カウンタウエイト41と、収容キャビティ内に設けられた第2カウンタウエイト42とを含み、且つ第1カウンタウエイト41と第2カウンタウエイト42とは、いずれも板材プレス品であり、すなわち第1カウンタウエイト41と第2カウンタウエイト42とは、いずれも板材プレス方式で製造され、従来のカウンタウエイトが粉末焼結方式で製造されることに比べて、成形プロセスがより簡単であり、コストを低減することに役立つ。また、駆動コイル5を交換する必要がある場合に、第2カウンタウエイト42を収容キャビティ内から取り出し、次に駆動コイル5を取付溝423内から取り出すだけでよく、第1カウンタウエイト41及び第2カウンタウエイト42の全体を取り出す必要がなく、駆動コイル5の交換に役立つ。
以上の記載は、本発明の好ましい実施例に過ぎず、本発明を限定するものではなく、本発明の精神及び原則内で行われるいかなる修正、同等置換及び改善などは、いずれも本発明の保護範囲内に含まれるべきである。
1000 スマートフォン
100 多機能発音デバイス
200 スクリーンアセンブリ
300 筐体
1 ハウジング
10 音出し孔
11 上カバー
12 第1枠体
13 第2枠体
131 第1内壁
132 第2内壁
14 下カバー
2 発音単体
21 振動システム
211 ボイスコイル
212 第1振動膜
2121 第1サスペンション部
2122 第1内側バーリング
2123 第1外側バーリング
2124 第2サスペンション部
2125 第2内側バーリング
2126 第2外側バーリング
213 骨格
2131 本体部
2132 第1折り曲げ部
2133 第2折り曲げ部
214 ドーム
215 第2振動膜
2151 第3サスペンション部
2152 第3内側バーリング
2153 第3外側バーリング
22 磁気回路システム
220 磁気ギャップ
221 主磁性鋼
222 副磁性鋼アセンブリ
2221 第1副磁性鋼
2222 第2副磁性鋼
223 ヨーク
224 主ポールプレート
225 副ポールプレート
2250 逃げ孔
2251 本体部
2252 接続部
226 上磁性鋼
23 フレーム
24 フレキシブル回路板
241 第1固定アーム
242 第2固定アーム
25 取付板
3 弾性アセンブリ
31 第1弾性部材
311 第1弾性アーム
312 第2弾性アーム
313 第1ガスケット
32 第2弾性部材
321 第3弾性アーム
322 第4弾性アーム
323 第2ガスケット
4 カウンタウエイトアセンブリ
41 第1カウンタウエイト
410 収容キャビティ
411 第1側壁
4111 第1側面
4112 第2側面
412 第2側壁
4121 第3側面
4122 第4側面
413 切り欠き
42 第2カウンタウエイト
421 主板部
422 側板部
423 取付溝
424 退避溝
5 駆動コイル
50 巻線孔
51 第1側辺
52 第2側辺

Claims (10)

  1. 収容キャビティを有するハウジングと、前記収容キャビティ内に設けられた発音単体とを含み、前記発音単体が、振動システムと、前記振動システムが第1方向に沿って振動発音するように駆動する磁気回路システムとを含み、前記磁気回路システムが、主磁性鋼と、前記主磁性鋼を取り囲んで設けられて磁気ギャップを形成する副磁性鋼アセンブリとを含む多機能発音デバイスであって、
    前記多機能発音デバイスは、前記収容キャビティ内に設けられ且つ前記ハウジングに固定接続された弾性アセンブリと、前記弾性アセンブリに接続されて前記収容キャビティ内に懸架されたカウンタウエイトアセンブリと、前記カウンタウエイトアセンブリに固定され且つ前記カウンタウエイトアセンブリと共に第2方向に沿って振動する駆動コイルとを更に含み、前記第2方向は、前記第1方向に垂直であり、
    前記カウンタウエイトアセンブリは、収容キャビティを有する第1カウンタウエイトと、前記収容キャビティ内に設けられた第2カウンタウエイトとを含み、前記第2カウンタウエイトには、前記駆動コイルを収容するための取付溝が更に設けられ、前記第1カウンタウエイトと前記第2カウンタウエイトとは、いずれも板材プレス品であることを特徴とする多機能発音デバイス。
  2. 前記第1カウンタウエイト及び/又は前記第2カウンタウエイトの材質は、ステンレス鋼又は黄銅であることを特徴とする請求項1に記載の多機能発音デバイス。
  3. 前記弾性アセンブリは、第1弾性部材及び第2弾性部材を含み、前記第1カウンタウエイトは、前記第2方向において互いに対向配置された第1側壁及び第2側壁を有し、前記ハウジングは、前記第2方向において互いに対向配置された第1内壁及び第2内壁を有し、前記第1側壁は、前記第1内壁に近接し、前記第2側壁は、前記2内壁に近接し、
    前記第1弾性部材は、前記第1側壁と前記第1内壁との間に接続され、前記第2弾性部材は、前記第2側壁と前記第2内壁との間に接続されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の多機能発音デバイス。
  4. 前記第1側壁は、第1側面及び第2側面を有し、前記第1側面と前記第2側面とは、第3方向に沿って直接的に接続され又は間接的に接続され、前記第3方向は、前記第1方向及び前記第2方向に垂直であり、前記第3方向に沿って、前記第1側面と前記第1内壁との間の距離は、徐々に減少し、前記第2側面と前記第1内壁との間の距離は、徐々に増加し、及び/又は、
    前記第2側壁は、第3側面及び第4側面を有し、前記第3側面と前記第4側面とは、前記第3方向に沿って直接的に接続され又は間接的に接続され、前記第3方向は、前記第1方向及び前記第2方向に垂直であり、前記第3方向に沿って、前記第3側面と前記第2内壁との間の距離は、徐々に減少し、前記第4側面と前記第2内壁との間の距離は、徐々に増加することを特徴とする請求項3に記載の多機能発音デバイス。
  5. 前記第1側壁及び/又は前記第2側壁には、少なくとも1つの切り欠きが開設されていることを特徴とする請求項3に記載の多機能発音デバイス。
  6. 前記第2カウンタウエイトは、前記取付溝が形成された主板部と、前記主板部の前記第3方向に沿った両端から前記発音単体に向かう方向に沿って延在して形成された2つの側板部とを含むことを特徴とする請求項4に記載の多機能発音デバイス。
  7. 前記副磁性鋼アセンブリは、前記第2方向に沿って間隔を隔てて設けられる2つの第1副磁性鋼と、前記第3方向に沿って間隔を隔てて設けられる2つの第2副磁性鋼とを含み、前記第3方向において、2つの前記第2副磁性鋼は、2つの前記側板部の間にそれぞれ位置することを特徴とする請求項6に記載の多機能発音デバイス。
  8. 前記駆動コイルは、前記第2方向に沿って対向して設けられた第1側辺及び第2側辺を含み、且つ前記第1方向において、前記第1側辺は、前記主磁性鋼に対向して間隔を隔てて設けられ、前記第2側辺は、前記第1副磁性鋼に対向して間隔を隔てて設けられていることを特徴とする請求項7に記載の多機能発音デバイス。
  9. 前記磁気回路システムは、ヨークを更に含み、前記ヨークは、前記第3方向に沿って2つの前記第2副磁性鋼と前記主磁性鋼とを固定接続し、
    前記主板部には、退避溝が開設され、前記第1方向において、前記ヨークの少なくとも一部は、前記退避溝内に位置することを特徴とする請求項7に記載の多機能発音デバイス。
  10. 前記発音単体は、前記ハウジングに接続された取付板を更に含み、前記磁気回路システムは、前記主磁性鋼に貼り付けられた主ポールプレートと、前記主ポールプレートを取り囲んで前記第1副磁性鋼及び前記第2副磁性鋼に貼り付けられた副ポールプレートとを更に含み、
    前記副ポールプレートは、本体部と、前記本体部の前記第2方向に沿った両端から前記本体部から遠ざかる方向に沿って延在して形成された2つの接続部とを含み、前記接続部は、前記取付板に固定されていることを特徴とする請求項7に記載の多機能発音デバイス。

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