JP2023099402A

JP2023099402A - ハニカム状ドットアレイ構造の美容器具

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Publication number: JP2023099402A
Application number: JP2022011179A
Authority: JP
Inventors: 暁海潘; Xiaohai Pan; 平杰許; Pingjie Xu; 小東盛; Xiaodong Sheng; 張帰怡王; Guiyi Wangzhang
Original assignee: Wuhan Hi Life Medical Technology Co ltd
Current assignee: Wuhan Hi Life Medical Technology Co ltd
Priority date: 2021-12-31
Filing date: 2022-01-27
Publication date: 2023-07-13
Anticipated expiration: 2042-01-27
Also published as: JP7288252B1; CN114305661A; US20220143421A1; KR20230103786A

Abstract

【課題】温熱治療器の治療ハンドルの技術分野に関し、ハニカム状ドットアレイ構造の美容器具を提供する。【解決手段】美容器具はハンドルハウジング１と、ランプシェード２と、ドットアレイヘッドと、回路基板と、スリーブと、ＬＥＤランプとを含む。ハンドルハウジングはランプシェードに接続され、回路基板はハンドルハウジング内に取り付けられる。スリーブはハンドルハウジング内に取り付けられ、回路基板と電気的に接続する。ドットアレイヘッドはシリンダと電極とを含み、シリンダは導電的にスリーブのスロット穴内に挿着され、電極はシリンダ内に挿着される。電極の端部に電極ヘッドが設けられ、ＬＥＤランプはハンドルハウジング内に取り付けられ、シリンダは支持板と接続される。複数の電極が１つになるため、ドットアレイヘッドを交換する時は、全ての電極が交換され、取り替えたい電極と新しい電極の混在で効果が悪化することが避けられる。【選択図】図１

Description

本発明は、温熱治療器の治療ハンドルの技術分野に関し、具体的には、医療又は美容業界で使用される温熱治療器の治療ハンドルの技術分野に関する。

温熱治療器とは皮膚を引き伸ばして引き締まらせる効果があり、安全性が高く、傷を負わせない美容器具であり、温熱治療器の原理は高周波電流で真皮層を刺激して、自身のコラーゲン合成を促進することによって、皮膚の質を改善させることで、皮膚からシワを速やかに除去して、皮膚を引き締まらせて滑らかにすることができる。高周波電流の作用原理はレーザーの選択的光熱分解と違い、高周波電流のほうは抵抗の影響で熱エネルギーに変換されて治療効果をもたらす。人体は電気伝導体で、高周波電流が人体に作用する時は、皮膚と皮下組織が電磁波に電気抵抗を生じるため、組織の細胞内の水分子が電磁波の作用で、数百万回の秒速で振動し、走り回ってこすれ合うことで熱を生成させ、熱エネルギーが標的組織に作用すると、細胞を破壊し、又は細胞を気化させ、又は組織を収縮させる。成人の皮膚の真皮層は主に、水素結合によってつながって螺旋状の３つのペプチド鎖からなるＩ型コラーゲンを含み、コラーゲン分子同士は共有結合によって安定的なコラーゲン繊維を形成している。加熱された後、真皮層のコラーゲン繊維の体積が増え中間部のコラーゲン繊維が消え、非耐熱性の水素結合が破壊され折れ曲がって、一部のコラーゲン繊維が互いに融合することで、即座にコラーゲン繊維が収縮する。また、組織の熱傷が、線維芽細胞の活性を引き出して、サイトカインと、コラーゲンとエラスチンの形成を促進させる成長因子を放出させる創傷治癒反応をスタートさせる。１２週間後に、表層の真皮で元の弾性組織が整然と並んでいるエラスチンとコラーゲン繊維にとって代わることで、持続的な収斂効果を得る。従来使用している温熱治療器には次のいくつかの欠点がある。１つは、従来の微小電流美容器具で治療する時に、電極が皮膚と接触した部位では電極に圧迫されるため、そこの皮膚の血液循環がスムーズでなく、細胞の修復機能が充分に引き出されず、温熱治療の効果が満足できない。もう１つは、微小電流美容器具を長時間に使用した後は、電極が摩耗されるため、電極を交換する必要があり、従来の電流美容器具は電極を交換する時、美容器具のハンドル全体を分解する必要があるため、非常に操作しにくい。

本発明はハニカム状ドットアレイ構造の美容器具を提供し、従来の技術による微小電流美容器具の温熱治療効果が満足できず、しかも電極の交換は操作しにくいという課題を解決している。

本発明の技術的解決手段は次のとおりに実現される。
ハンドルハウジングと、ランプシェードと、ドットアレイヘッドと、回路基板と、スリーブと、ＬＥＤランプとを含むハニカム状ドットアレイ構造の美容器具であって、前記ハンドルハウジングはランプシェードと取り外し可能に固定して接続され、前記回路基板はハンドルハウジング内に取り付けられ、前記スリーブはハンドルハウジング内に取り付けられ、且つ回路基板と電気的に接続され、スリーブにスロット穴が設けられ、前記ドットアレイヘッドはシリンダと電極とを含み、シリンダはランプシェードに固定して穿設され、シリンダは導電的にスリーブのスロット穴内に挿着され、前記電極は弾性緩衝部材によって伸縮可能に、導電的にシリンダ内に挿着され、電極の端部に電極ヘッドが設けられ、前記ＬＥＤランプはハンドルハウジング内に取り付けられ、且つ回路基板と電気的に接続される。

さらに、前記電極ヘッドの端部に中央錐台が設けられ、電極ヘッドの端部に、環状に分布した角錐がさらに設けられ、当該角錐は中央錐台の外周を取り囲んでいる。

さらに、前記ドットアレイヘッドは支持板をさらに含み、前記支持板はランプシェードと取り外し可能に固定して接続され、支持板に位置決めスリーブが設けられ、前記シリンダは位置決めスリーブ内に穿設され、且つ位置決めスリーブと溶接して固定され、支持板上のシリンダは正六角形のドットアレイのように配置され、ランプシェード内に板体が設けられ、板体にガイド穴が設けられ、前記シリンダはガイド穴内に穿設される。

さらに、前記弾性緩衝部材は第１圧縮ばねと第２圧縮ばねとを含み、前記シリンダ内に位置する電極に第１制限ブロックが設けられ、シリンダ内には第１制限ブロックがシリンダ内から離脱することを防ぐ第１段付き面が設けられ、前記第１圧縮ばねは電極に嵌着され、第１圧縮ばねの２つの端部はそれぞれ第１段付き面と第１制限ブロックの一方の端面に当接し、シリンダ内に制限部が設けられ、第２圧縮ばねはシリンダ内に位置し、第２圧縮ばねの２つの端部はそれぞれ制限部と第２制限ブロックの他方の端面に当接する。

さらに、コラムと、モータと、リンクロッドと、底板と、偏心輪と、プッシュロッドとを含む振動機構をさらに含み、前記コラムはシリンダ内に可動に挿着され、シリンダ内に位置するコラムに第２制限ブロックが設けられ、シリンダ内には第２制限ブロックがシリンダ内から離脱することを防ぐ第２段付き面が設けられ、前記制限部は第２制限ブロックの端面であり、前記モータはハンドルハウジング内に取り付けられ、モータは回路基板と電気的に接続され、偏心輪はモータの出力軸と固定して接続され、前記プッシュロッドは底板と固定して接続され、プッシュロッドはスリーブのスロット穴内に可動に挿着され、且つコラムの端部と当接し、前記リンクロッドの一方の端は偏心輪の偏心位置とヒンジで接続され、リンクロッドの他方の端は底板とヒンジで接続される。

さらに、前記偏心輪の偏心位置に第１ピンが設けられ、底板に第２ピンが設けられ、リンクロッドの２つの端部にそれぞれ接続スリーブが設けられ、リンクロッドの一方の端部の接続スリーブは第１軸受によって第１ピンに嵌着され、リンクロッドの他方の端部の接続スリーブは第２軸受によって第２ピンに嵌着される。

さらに、ケーブルをさらに含み、前記ケーブルはケーブル折れ防止ヘッドによってハンドルハウジング内に固定して穿設され、ハンドルハウジング内に引留具が設けられ、ケーブルは引留具に係止され、ケーブルの一方の端部は回路基板と電気的に接続され、ケーブルの他方の端部に丸型コネクタが設けられる。

さらに、導電性弾性シートをさらに含み、前記スリーブのスロット穴の内側壁に凹溝が設けられ、導電性弾性シートは凹溝内に位置し、且つスリーブと固定して接続され、導電性弾性シートは回路基板と電気的に接続され、導電性弾性シートはスロット穴に挿着されたシリンダに弾性的に押し付けられる。

さらに、前記ハンドルハウジングにオスエンドが設けられ、オスエンドにボスが設けられ、ランプシェードにメスエンドが設けられ、メスエンドにノッチが設けられ、ランプシェードはメスエンドによってハンドルハウジングのオスエンドに係着され、且つノッチによってボスの外側にロックされる。

上記の技術的解決手段を採用する本発明の有益な効果は次のとおりである。
１．電極ヘッドによって温熱治療を行うと同時に、振動機構によって電極と電極ヘッドを連れて高周波数の往復振動をさせることによって、皮膚をマッサージし、血液循環を促進して、美容又は理学療法の効果を明らかに向上させることができる。

２．電極ヘッドを交換すべき時は、支持板をランプシェードから取り外して分離させ、次にランプシェードの外側の方にドットアレイヘッドを引き離して、シリンダをガイド穴、貫通穴及びスロット穴内から引き出すと、ドットアレイヘッドの取り外しが完了し、次に、新しいドットアレイヘッドの支持板をランプシェードに取り付け、且つ新しいドットアレイヘッドのシリンダをガイド穴、貫通穴及びスロット穴内に通すと、電極ヘッドの迅速な交換が完了し、非常に操作しやすく、手間隙がかからず、しかもシリンダが支持板と固定して接続され、複数の電極が１つになるため、ドットアレイヘッドを交換する時は、全ての電極が交換され、取り替えたい電極と新しい電極の混在で効果が悪化することが避けられる。

３．支持板にシリンダが正六角形のドットアレイのように配置され、正六角形に配置するのは他の形状の配置と比べると、同じ面積に収容される電極ヘッドの数が多く、且つ電極ヘッドは中央から周囲に段階的に拡散するように分布しており、分布がより合理的である。また、各電極ヘッドの端部に中央錐台が設けられ、中央錐台の外周を取り囲むように角錐が分布しているため、電極ヘッドの皮膚との接触点がより均一に分布し、治療効果を効果的に向上させることができる。

４．ハンドルハウジング内にＬＥＤランプが設けられ、治療の時は、ＬＥＤランプが放つ光がランプシェードを通って、照明の効果が得られるため、操作者が皮膚の状態を観察しやすく、操作者は皮膚上の治療位置を正確に判断することができ、治療効果を一層向上させることができる。

従来の技術に係る技術的解決手段又は本発明の実施例を一層明瞭にために説明するために、以下、従来の技術又は実施例の説明で使用する図面を簡単に紹介する。言うまでもないが、以下に説明される図面は本発明のいくつかの実施例に過ぎず、当業者は新規性のある作業をしなくても、これらの図面から他の図面を得ることができる。
図１は本発明の構造概略図である。図２は図１の位置Ａの部分拡大概略図である。図３は図２の位置Ｂの部分拡大概略図である。図４は本発明の上から見た断面図である。図５は図２の位置Ｃの部分拡大概略図である。図６は図５の位置Ｍの部分拡大概略図である。図７は図５の位置Ｎの部分拡大概略図である。図８は図５の位置Ｖの部分拡大概略図である。図９は図５の位置Ｓの部分拡大概略図である。図１０は図５のＺ－Ｚ断面図である。

以下、本発明の実施例と結び付けて本発明の技術的解決手段を明瞭に、完全に説明し、言うまでもないが、説明される実施例は全ての実施例ではなく、本発明の実施例の一部に過ぎない。当業者が本発明の実施例に基づいて新規性のある作業をせず他に実施例を得た場合は、その全てが本発明の保護範囲に該当する。

図１、図４～図８が参照されるとおり、ハンドルハウジング１と、ランプシェード２と、ドットアレイヘッドと、回路基板３と、スリーブ４と、ＬＥＤランプ５と、振動機構と、ケーブル３２と、導電性弾性シート３４とを含むハニカム状ドットアレイ構造の美容器具であって、前記ハンドルハウジング１はランプシェード２と取り外し可能に固定して接続され、ハンドルハウジング１とランプシェード２の接続関係は具体的に次のとおりである。図９が参照されるとおり、前記ハンドルハウジング１にオスエンド３６が設けられ、オスエンド３６にボス３７が設けられ、ランプシェード２にメスエンド３８が設けられ、メスエンド３８にノッチ３９が設けられ、ランプシェード２はメスエンド３８によってハンドルハウジング１のオスエンド３６に係着され、且つノッチ３９によってボス３７の外側にロックされる。ハンドルハウジング１はＡＢＳ－アクリロニトリル－ブタジエン－スチレン共重合体樹脂材料を採用し、不透明で、滑らかな流線型であり、ランプシェード２はＰＣ－ポリカーボネート樹脂材料を採用し、半透明で、独特な形状をしている。

前記回路基板３はサポートフレーム６によってハンドルハウジング１内に固定して取り付けられ、前記スリーブ４はハンドルハウジング１内に取り付けられ、且つ回路基板３と電気的に接続され、本実施例で、スリーブ４は回路基板３に固定して取り付けられ、スリーブ４にスロット穴４１が設けられ、回路基板３にはスリーブ４に対応する貫通穴７が設けられ、前記ドットアレイヘッドはシリンダ９と、電極１１と、支持板１２とを含み、シリンダ９はランプシェード２に固定して穿設され、シリンダ９とランプシェード２の接続関係は具体的に次のとおりである。前記支持板１２はランプシェード２と取り外し可能に固定して接続され、例えば、ボルト接続又は留め具接続などを採用し、支持板１２に位置決めスリーブ４４が設けられ、前記シリンダ９は位置決めスリーブ４４内に穿設され、且つ位置決めスリーブ４４と溶接して固定され、支持板１２上のシリンダ９は正六角形のドットアレイのように配置され、ランプシェード２内に板体１３が設けられ、板体１３にガイド穴８が設けられ、前記シリンダ９はガイド穴８内に穿設される。シリンダ９は貫通穴７を通り、且つ導電的にスリーブ４のスロット穴４１内に挿着され、シリンダ９とスリーブ４の電気的な接続関係は具体的に次のとおりである。前記スリーブ４のスロット穴４１の内側壁に凹溝３５が設けられ、導電性弾性シート３４は凹溝３５内に位置し、且つスリーブ４と固定して接続され、導電性弾性シート３４は回路基板３と電気的に接続され、導電性弾性シート３４はスロット穴４１に挿着されたシリンダ９に弾性的に押し付けられる。

前記電極１１は弾性緩衝部材によって伸縮可能に、導電的にシリンダ９内に挿着され、電極１１の端部に電極ヘッド１０が設けられ、図２及び図３が参照されるとおり、前記電極ヘッド１０の端部に中央錐台４２が設けられ、電極ヘッド１０の端部に、環状に分布した角錐４３がさらに設けられ、当該角錐４３は中央錐台４２の外周を取り囲んでいる。前記弾性緩衝部材の構造の詳細、及び電極１１とシリンダ９との接続関係は具体的に次のとおりである。前記弾性緩衝部材は第１圧縮ばね１５と第２圧縮ばね１６とを含み、前記シリンダ９内に位置する電極１１に第１制限ブロック１７が設けられ、シリンダ９内には第１制限ブロック１７がシリンダ９内から離脱することを防ぐ第１段付き面１８が設けられ、前記第１圧縮ばね１５は電極１１に嵌着され、第１圧縮ばね１５の２つの端部はそれぞれ第１段付き面１８と第１制限ブロック１７の一方の端面に当接し、シリンダ９内に制限部が設けられ、第２圧縮ばね１６はシリンダ９内に位置し、第２圧縮ばね１６の２つの端部はそれぞれ制限部と第２制限ブロック１９の他方の端面に当接する。

図５及び図１０が参照されるとおり、前記振動機構はコラム１４と、モータ２１と、リンクロッド２２と、底板２３と、偏心輪２４と、プッシュロッド２５とを含み、前記コラム１４はシリンダ９内に可動に挿着され、シリンダ９内に位置するコラム１４に第２制限ブロック１９が設けられ、シリンダ９内には第２制限ブロック１９がシリンダ９内から離脱することを防ぐ第２段付き面２０が設けられ、前記制限部は第２制限ブロック１９の端面である。前記モータ２１はベース４０によってハンドルハウジング１内に固定して取り付けられ、モータ２１は回路基板３と電気的に接続され、偏心輪２４はモータ２１の出力軸２６と固定して接続され、前記プッシュロッド２５は底板２３と固定して接続され、プッシュロッド２５はスリーブ４のスロット穴４１内に可動に挿着され、且つコラム１４の端部に当接し、前記リンクロッド２２の一方の端は偏心輪２４の偏心位置とヒンジで接続され、リンクロッド２２の他方の端は底板２３とヒンジで接続され、リンクロッド２２と偏心輪２４及び底板２３の接続関係は具体的に次のとおりである。偏心輪２４の偏心位置に第１ピン２７が設けられ、底板２３に第２ピン２８が設けられ、リンクロッド２２の２つの端部にそれぞれ接続スリーブ２９が設けられ、リンクロッド２２の一方の端部の接続スリーブ２９は第１軸受３０によって第１ピン２７に嵌着され、リンクロッド２２の他方の端部の接続スリーブ２９は第２軸受３１によって第２ピン２８に嵌着される。

前記ＬＥＤランプ５はハンドルハウジング１内に取り付けられ、本実施例で、ＬＥＤランプ５は回路基板３に固定して取り付けられ、且つ回路基板３と電気的に接続され、ＬＥＤランプ５が点灯すると、光がランプシェード２から出射される。前記ケーブル３２はケーブル折れ防止ヘッド４５によってハンドルハウジング１内に固定して穿設され、ハンドルハウジング１内に引留具３３が設けられ、ケーブル３２は引留具３３に係止され、ケーブル３２の一方の端部は回路基板３と電気的に接続され、ケーブル３２の他方の端部に丸型コネクタ４６が設けられる。ケーブル３２は高品質のツイストペアケーブルを採用し、且つ綿糸とＰＥＴ暗号化メッシュ電線管が被覆され、耐高温・耐腐食・耐屈曲で、耐用年数が長く、絶縁性に優れる。丸型コネクタ４６は防水性丸型コネクタＳＰ１３を採用し、シール性能が高く、使用中に油汚れや汚水がケーブルに沿って内部に入って、端子が短絡するのを避ける。

本発明のハニカム状ドットアレイ構造の美容器具を使用する時は、丸型コネクタ４６によって温熱治療器の本体と電気的に接続させ、操作者はハンドルハウジング１を手に持って、電極ヘッド１０を人体の皮膚と接触させ、温熱治療器の本体が回路基板３を制御して所定の電圧と電流を生成させて、安全で信頼性の高い高周波電場を得、且つスリーブ４、シリンダ９、電極１１によって電流を電極ヘッド１０に伝導し、電極ヘッド１０によって人体の表皮に作用することで、温熱効果を得て、温熱治療を実現し、美容又は理学療法の効果をもたらす。温熱治療と同時に、振動機構によって電極１１と電極ヘッド１０を連れて往復振動させることによって、皮膚をマッサージし、血液循環を促進して、美容又は理学療法の効果を明らかに向上させることができる。振動機構が電極１１と電極ヘッド１０を連れて往復振動させることの原理は次のとおりである。モータ２１によって偏心輪２４を駆動して回転させ、そしてリンクロッド２２によって底板２３及びプッシュロッド２５を連れてスリーブ４のスロット穴４１に沿って往復移動させ、プッシュロッド２５が高速にコラム１４の押し出しを繰り返し、そして第２圧縮ばね１６によって往復運動が電極１１に伝達されると、電極１１と電極ヘッド１０を連れて高周波に高速振動させることによって、電極ヘッド１０のマッサージ機能を実現し、なお、コラム１４が第２圧縮ばね１６によって往復運動を電極１１に確実に伝達するのを保証するためには、第１圧縮ばね１５及び第２圧縮ばね１６のばね定数の設定として、第２圧縮ばね１６のばね定数は第１圧縮ばね１５のばね定数より大きい必要がある。本発明のハニカム状ドットアレイ構造の美容器具は長時間に使用した後、ドットアレイヘッドの電極ヘッド１０が摩耗され、摩耗が限界に達して電極ヘッド１０を交換すべき時は、支持板１２をランプシェード２から取り外して分離させ、次に、ランプシェード２の外側の方にドットアレイヘッドを引き離して、シリンダ９をガイド穴８、貫通穴７及びスロット穴４１内から引き出すと、ドットアレイヘッドの取り外しが完了し、次に、新しいドットアレイヘッドの支持板１２をランプシェード２に取り付け、且つ新しいドットアレイヘッドのシリンダ９をガイド穴８、貫通穴７及びスロット穴４１内に通すと、電極ヘッド１０の迅速な交換が完了する。

上述したのは本発明の好ましい実施例で、本発明を限定するためのものではなく、本発明の趣旨を逸脱せず、補正や同等な差し替え、改善などを行った場合は、そのいずれも本発明の保護範囲に含まれる。

１…ハンドルハウジング、２…ランプシェード、３…回路基板、４…スリーブ、５…ＬＥＤランプ、６…サポートフレーム、７…貫通穴、８…ガイド穴、９…シリンダ、１０…電極ヘッド、１１…電極、１２…支持板、１３…板体、１４…コラム、１５…第１圧縮ばね、１６…第２圧縮ばね、１７…第１制限ブロック、１８…第１段付き面、１９…第２制限ブロック、２０…第２段付き面、２１…モータ、２２…リンクロッド、２３…底板、２４…偏心輪、２５…プッシュロッド、２６…出力軸、２７…第１ピン、２８…第２ピン、２９…接続スリーブ、３０…第１軸受、３１…第２軸受、３２…ケーブル、３３…引留具、３４…導電性弾性シート、３５…凹溝、３６…オスエンド、３７…ボス、３８…メスエンド、３９…ノッチ、４０…ベース、４１…スロット穴、４２…中央錐台、４３…角錐、４４…位置決めスリーブ、４５…ケーブル折れ防止ヘッド、４６…丸型コネクタ。

Claims

ハンドルハウジング（１）と、ランプシェード（２）と、ドットアレイヘッドと、回路基板（３）と、スリーブ（４）と、ＬＥＤランプ（５）とを含み、前記ハンドルハウジング（１）はランプシェード（２）と取り外し可能に固定して接続され、前記回路基板（３）はハンドルハウジング（１）内に取り付けられ、前記スリーブ（４）はハンドルハウジング（１）内に取り付けられ、且つ回路基板（３）と電気的に接続され、スリーブ（４）にスロット穴（４１）が設けられ、前記ドットアレイヘッドはシリンダ（９）と電極（１１）とを含み、シリンダ（９）はランプシェード（２）に固定して穿設され、シリンダ（９）は導電的にスリーブ（４）のスロット穴（４１）内に挿着され、前記電極（１１）は弾性緩衝部材によって伸縮可能に、導電的にシリンダ（９）内に挿着され、電極（１１）の端部に電極ヘッド（１０）が設けられ、前記ＬＥＤランプ（５）はハンドルハウジング（１）内に取り付けられ、且つ回路基板（３）と電気的に接続されることを特徴とするハニカム状ドットアレイ構造の美容器具。
前記電極ヘッド（１０）の端部に中央錐台（４２）が設けられ、電極ヘッド（１０）の端部に、環状に分布した角錐（４３）がさらに設けられ、当該角錐（４３）は中央錐台（４２）の外周を取り囲んでいることを特徴とする請求項１に記載のハニカム状ドットアレイ構造の美容器具。
前記ドットアレイヘッドは支持板（１２）をさらに含み、前記支持板（１２）はランプシェード（２）と取り外し可能に固定して接続され、支持板（１２）に位置決めスリーブ（４４）が設けられ、前記シリンダ（９）は位置決めスリーブ（４４）内に穿設され、且つ位置決めスリーブ（４４）と溶接して固定され、支持板（１２）上のシリンダ（９）は正六角形のドットアレイのように配置され、ランプシェード（２）内に板体（１３）が設けられ、板体（１３）にガイド穴（８）が設けられ、前記シリンダ（９）はガイド穴（８）内に穿設されることを特徴とする請求項１に記載のハニカム状ドットアレイ構造の美容器具。
前記弾性緩衝部材は第１圧縮ばね（１５）と第２圧縮ばね（１６）とを含み、前記シリンダ（９）内に位置する電極（１１）に第１制限ブロック（１７）が設けられ、シリンダ（９）内には第１制限ブロック（１７）がシリンダ（９）内から離脱することを防ぐ第１段付き面（１８）が設けられ、前記第１圧縮ばね（１５）は電極（１１）に嵌着され、第１圧縮ばね（１５）の２つの端部はそれぞれ第１段付き面（１８）と第１制限ブロック（１７）の一方の端面に当接し、シリンダ（９）内に制限部が設けられ、第２圧縮ばね（１６）はシリンダ（９）内に位置し、第２圧縮ばね（１６）の２つの端部はそれぞれ制限部と第２制限ブロック（１９）の他方の端面に当接することを特徴とする請求項１に記載のハニカム状ドットアレイ構造の美容器具。
コラム（１４）と、モータ（２１）と、リンクロッド（２２）と、底板（２３）と、偏心輪（２４）と、プッシュロッド（２５）とを含む振動機構をさらに含み、前記コラム（１４）はシリンダ（９）内に可動に挿着され、シリンダ（９）内に位置するコラム（１４）に第２制限ブロック（１９）が設けられ、シリンダ（９）には第２制限ブロック（１９）がシリンダ（９）内から離脱することを防ぐ第２段付き面（２０）が設けられ、前記制限部は第２制限ブロック（１９）の端面であり、前記モータ（２１）はハンドルハウジング（１）内に取り付けられ、モータ（２１）は回路基板（３）と電気的に接続され、偏心輪（２４）はモータ（２１）の出力軸（２６）と固定して接続され、前記プッシュロッド（２５）は底板（２３）と固定して接続され、プッシュロッド（２５）はスリーブ（４）のスロット穴（４１）内に可動に挿着され、且つコラム（１４）の端部に当接し、前記リンクロッド（２２）の一方の端は偏心輪（２４）の偏心位置とヒンジで接続され、リンクロッド（２２）の他方の端は底板（２３）とヒンジで接続されることを特徴とする請求項４に記載のハニカム状ドットアレイ構造の美容器具。
前記偏心輪（２４）の偏心位置に第１ピン（２７）が設けられ、底板（２３）に第２ピン（２８）が設けられ、リンクロッド（２２）の２つの端部にそれぞれ接続スリーブ（２９）が設けられ、リンクロッド（２２）の一方の端部の接続スリーブ（２９）は第１軸受（３０）によって第１ピン（２７）に嵌着され、リンクロッド（２２）の他方の端部の接続スリーブ（２９）は第２軸受（３１）によって第２ピン（２８）に嵌着されることを特徴とする請求項５に記載のハニカム状ドットアレイ構造の美容器具。
ケーブル（３２）をさらに含み、前記ケーブル（３２）はケーブル折れ防止ヘッド（４５）によってハンドルハウジング（１）内に固定して穿設され、ハンドルハウジング（１）内に引留具（３３）が設けられ、ケーブル（３２）は引留具（３３）に係止され、ケーブル（３２）の一方の端部は回路基板（３）と電気的に接続され、ケーブル（３２）の他方の端部に丸型コネクタ（４６）が設けられることを特徴とする請求項１に記載のハニカム状ドットアレイ構造の美容器具。
導電性弾性シート（３４）をさらに含み、前記スリーブ（４）のスロット穴（４１）の内側壁に凹溝（３５）が設けられ、導電性弾性シート（３４）は凹溝（３５）内に位置し、且つスリーブ（４）と固定して接続され、導電性弾性シート（３４）は回路基板（３）と電気的に接続され、導電性弾性シート（３４）はスロット穴（４１）に挿着されたシリンダ（９）に弾性的に押し付けられることを特徴とする請求項１に記載のハニカム状ドットアレイ構造の美容器具。
前記ハンドルハウジング（１）にオスエンド（３６）が設けられ、オスエンド（３６）にボス（３７）が設けられ、ランプシェード（２）にメスエンド（３８）が設けられ、メスエンド（３８）にノッチ（３９）が設けられ、ランプシェード（２）はメスエンド（３８）によってハンドルハウジング（１）のオスエンド（３６）に係着され、且つノッチ（３９）によってボス（３７）の外側にロックされることを特徴とする請求項１に記載のハニカム状ドットアレイ構造の美容器具。