JP2023095340A - 冷蔵庫 - Google Patents

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Abstract

【課題】除霜時間を短縮させ、冷蔵庫の消費電力量を抑制できる冷蔵庫を提供する。【解決手段】冷蔵庫は、冷却室22の開口部31に配設されると共に、除霜運転時に開口部31を塞ぐ遮蔽装置50を有する。また、除霜運転時に、遮蔽装置50の内部空間と冷却室22とを連通させる除霜用風路42が形成される。そして、除霜運転時には、除霜装置26にて温められた冷却室内の暖気は、送風機27が稼働することで、除霜用風路42を経由して冷却室22内を循環する。この構造により、冷却室22の内部の温度が、早期に温められることで、冷却室22の霜取り時間が短縮し、冷蔵庫の消費電力量が抑制される。【選択図】図2

Description

本発明は、冷蔵庫に関し、特に、除霜運転時に送風機を稼働させ、除霜装置で温められた暖気を冷却室内に循環させることで、除霜時間を短縮し、消費電力量の抑制を実現する冷蔵庫に関する。
特許文献1には、従来の冷蔵庫が開示されている。冷蔵庫は、冷却室に冷却器と除霜ヒータとを備える。冷却室にて冷却された冷気を各貯蔵室へと送風する空間部には、冷蔵室への風路、冷凍室への風路及び野菜室等からの帰還風路を開閉自在に塞ぐ3つの風路開閉器が配設される。そして、冷却室の霜取りを行う際に、上記3つの風路開閉器が閉状態となることで、除霜ヒータにて温められた暖気が製氷室等の貯蔵室へと流れ出すことが防止される。
特開2015-218943号公報
上述したように、従来の冷蔵庫では、除霜運転の開始時には、圧縮機及び送風機の運転を停止し、上記3つの風路開閉器を閉状態にした後、除霜ヒータに通電を行う。この除霜運転により、冷却室内の暖気が、各貯蔵室へと流れ込み、各貯蔵室の温度が上昇することを防止する。
しかしながら、除霜運転時に送風機を停止させることで、冷却室内の上記暖気が、送風機が配設される開口部を介して連通する空間部へと流れ出してしまう。その結果、冷却室内の温度が所望の温度まで上昇するのに時間を要し、除霜運転の時間を短縮し難くなる。そして、除霜ヒータへの通電時間が長くなることで、冷蔵庫の消費電力量を抑制し難いという課題がある。
また、従来の冷蔵庫の除霜装置では、除霜運転時に冷却室内の送風機を停止させるため、除霜ヒータは冷却室内の冷却器近傍の下方に配設される。そして、除霜ヒータからの熱を効率的に冷却器等の霜の多い箇所へと伝達させることで、冷却室内の霜取り時間の短縮を図っている。
この構造により、除霜ヒータが、ガラス管ヒーターの場合には、除霜ヒーターの上方にはヒーターカバーが配設され、ヒーターカバーは、除霜時の溶解水が除霜ヒータに直接掛かることや霜の塊が直接除霜ヒータに当たることを防止する。その結果、従来の除霜装置では、除霜ヒーターの効率改善が必要となる課題や、また、ヒーターカバーが必須の部材となり、製造コストを低減し難いという課題がある。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、除霜運転時に送風機を稼働させ、除霜装置で温められた暖気を冷却室内に循環させることで、除霜時間を短縮し、消費電力量の抑制を実現する冷蔵庫を提供することにある。
本発明の冷蔵庫では、貯蔵室へと供給される冷気を作る冷却器が配設される冷却室と、前記冷却室の霜取りを行う除霜装置と、前記冷却室の前記冷気を前記貯蔵室へと送風する送風機と、前記送風機が配設される前記冷却室の仕切壁の第1の開口部を開閉自在に塞ぐ遮蔽装置と、前記遮蔽装置の閉状態時に、前記遮蔽装置の内部空間と前記冷却室とを連通状態とする除霜用風路と、を備え、前記除霜装置の稼働時には、前記遮蔽装置は前記閉状態となり、前記除霜装置にて温められた前記冷却室内の暖気は、前記送風機が稼働することで、前記除霜用風路を経由して前記冷却室内を循環することを特徴とする。
また、本発明の冷蔵庫では、前記除霜用風路には、前記遮蔽装置の前記内部空間と前記除霜用風路とを連通させる風路開閉器が配設され、前記風路開閉器は、前記遮蔽装置の送風機カバーの動きに連動して開閉動作することを特徴とする。
また、本発明の冷蔵庫では、前記除霜用風路の第1の端部側は、前記風路開閉器を介して前記内部空間と連通し、前記除霜用風路の第2の端部側は、前記仕切壁に設けられた第2の開口部を介して前記冷却室と連通することを特徴とする。
また、本発明の冷蔵庫では、前記第2の開口部は、常時、開口状態であると共に、前記冷却器の配設領域に設けられることを特徴とする。
また、本発明の冷蔵庫では、前記貯蔵室から前記冷却室へと前記冷気を戻す戻り風路と、を更に有し、前記除霜装置では、除霜ヒータは、その上方をヒーターカバーにより覆われることなく、前記仕切壁に設けられた戻り開口部近傍に配設されることを特徴とする。
本発明の冷蔵庫では、貯蔵室と冷却室との間に除霜用風路が形成され、除霜用風路は、遮蔽装置の閉状態時に、遮蔽装置の内部空間と冷却室とを連通状態にする。そして、冷蔵庫の除霜運転時には、除霜装置にて温められた冷却室内の暖気は、送風機が稼働することで、除霜用風路を経由して冷却室内を循環する。この構造により、冷却室の内部の温度が、早期に温められることで、冷却室の霜取り時間が短縮し、冷蔵庫の消費電力量が抑制される。
また、本発明の冷蔵庫では、除霜用風路に配設される風路開閉器は、遮蔽装置の送風機カバーの動きに連動して開閉動作する。この構造により、上記風路開閉器は、機械的機構により開閉動作することで、センサ等の制御用素子が不要となり、製造コストの低減が実現される。
また、本発明の冷蔵庫では、除霜用風路は、風路開閉器の開閉動作により遮蔽装置の内部空間と連通する。この構造により、冷蔵庫の除霜運転時には、除霜用風路は、冷却室にて温められた暖気を流すと共に、冷蔵庫の冷却運転時には、冷却室からの冷気の漏れを防止する。
また、本発明の冷蔵庫では、除霜用風路に設けられる第2の開口部は、常時、開口状態であると共に、冷却器の配設領域の前方の仕切壁に形成される。この構造により、除霜装置から離間した冷却室の上部空間にも冷却室内の暖気を循環させることで、冷却室全体を早期に温めることが出来る。
また、本発明の冷蔵庫では、除霜装置では、ヒーターカバーを有することなく、除霜ヒータは、冷却室の仕切壁に設けられた戻り開口部近傍に配設される。この構造により、除霜ヒータの熱は、送風機により冷却室の内部へ吸引されると共に、ヒーターカバーが不要となることで、製造コストの低減と除霜効率の改善が実現される。
本発明の実施形態に係る冷蔵庫を説明する正面図である。 本発明の実施形態に係る冷蔵庫を説明する側方断面図である。 本発明の実施形態に係る冷蔵庫の冷却運転時の風の流れを説明する側方断面図である。 本発明の実施形態に係る冷蔵庫の遮蔽装置を説明する斜視図である。 本発明の実施形態に係る冷蔵庫の遮蔽装置を説明する断面図である。 本発明の実施形態に係る冷蔵庫の遮蔽装置を説明する斜視図である。 本発明の実施形態に係る冷蔵庫の遮蔽装置を説明する断面図である。 本発明の実施形態に係る冷蔵庫の除霜運転時の風の流れを説明する側方断面図である。 本発明の実施形態に係る冷蔵庫の除霜運転時の風の流れを説明する側方断面図である。
以下、本実施形態の冷蔵庫10を図面に基づき詳細に説明する。尚、以下の説明では、上下方向は冷蔵庫10の高さ方向を示し、左右方向は冷蔵庫10を前方から見た横幅方向を示し、前後方向は冷蔵庫10の奥行方向を示している。また、本実施形態の説明の際には、同一の部材には原則として同一の符番を用い、繰り返しの説明は省略する。
図1Aは、本実施形態の冷蔵庫10の正面図である。図1Bは、本実施形態の冷蔵庫10の側方断面図である。図2は、本実施形態の冷蔵庫10の冷却運転時の風の流れを説明する側方断面図である。図3Aは、本実施形態の冷蔵庫10の遮蔽装置50の閉状態を説明する斜視図である。図3Bは、本実施形態の冷蔵庫10の遮蔽装置50の閉状態を説明する断面図である。図4Aは、本実施形態の冷蔵庫10の遮蔽装置50の開状態を説明する斜視図である。図4Bは、本実施形態の冷蔵庫10の遮蔽装置50の開状態を説明する断面図である。図5A及び図5Bは、本実施形態の冷蔵庫10の除霜運転時の風の流れを説明する側方断面図である。
図1Aに示す如く、冷蔵庫10の断熱箱体11の内部は貯蔵室として用いられ、貯蔵室は断熱仕切壁36,37(図1B参照)により、上段から冷蔵室12、冷凍室13,14,15及び野菜室16へと区画される。冷蔵室12の前面開口は断熱扉17にて開閉自在に塞がれる。冷凍室13,14,15の前面開口はそれぞれ断熱扉18,19,20にて開閉自在に塞がれる。野菜室16の前面開口は断熱扉21にて開閉自在に塞がれる。尚、図1Aでは、説明の都合上、各貯蔵室の付番を示している。
図1Bに示す如く、冷凍室13,14,15の後方には冷却室22が区画形成され、冷却室22には冷却器23が配設される。また、断熱箱体11の最下部後方には機械室24が区画形成され、機械室24には圧縮機25等が配設される。冷却器23及び圧縮機25は、図示しない膨張手段および凝縮器と冷媒配管を経由して接続され、蒸気圧縮冷凍サイクルを形成する。
冷却器23の下方には、冷却器23等の冷凍室内の霜取りを行うための除霜装置26が配設される。除霜装置26は、冷却器23に付着した霜を溶解するための除霜ヒータ26Aと、除霜ヒータ26Aの上方を覆うヒーターカバー26Bと、を有する。そして、除霜ヒータ26Aは、例えば、ガラス管にて保護された電気抵抗加熱式のヒータである。また、ヒーターカバー26Bは、除霜運転時の霜の溶解水が除霜ヒータ26Aに直接掛かることを防止し、また、霜の塊が直接除霜ヒータ26Aに当たることを防止する。尚、除霜ヒータ26Aとしては、シーズヒーターやホットガスデフロスト等、その他の方式が採用される場合でも良い。
冷却室22の上部の仕切壁30の開口部31には送風機27が配設され、冷却器23が冷却した冷却室22の内部の冷気は、送風機27を介して冷蔵室12、冷凍室13,14,15及び野菜室16へと送風される。そして、冷蔵室用供給風路28には、ダンパ29が介装される。尚、図示していないが、冷蔵室12と野菜室16とは、連通風路(図示せず)を介して連通し、冷蔵室12を冷やした冷気が、その後、野菜室16へと送風される。
詳細は図3Aから図4Bを用いて後述するが、仕切壁30の開口部31には、送風機27がその内部に配置された遮蔽装置50が配設される。そして、遮蔽装置50の主な役割は、除霜運転時に冷却室22の開口部31を塞ぐことで、除霜ヒータ26Aにて温められた冷却室22内の暖気が、冷凍室13,14,15等の各貯蔵室へと漏れ出すことを抑制すると共に、除霜用風路42を用いて、上記暖気を冷却室22内に循環させることにある。
ここで、冷蔵庫10の制御部(図示せず)は、冷蔵室12の庫内温度を庫内温度センサ32にて検知し、ダンパ29の開閉を制御する。そして、冷蔵室12への冷気の流量を調整し、冷蔵室12の庫内温度は、一定の冷蔵温度帯に保たれる。また、冷凍室13,14,15では、冷凍室13の庫内温度センサ33により温度管理され、冷凍室13,14,15への冷気の流量や温度が調整され、冷凍温度帯域に冷却される。尚、野菜室16は、冷蔵室12と連通風路(図示せず)を介して連通することで、一定の冷蔵温度帯に保たれる。
尚、図1Bでは、矢印にて冷気の流れを示し、冷蔵室12、冷凍室13,14,15及び野菜室16を冷却した冷気は、帰還風路34,35を介して冷却室22に帰還する。
また、図示したように、断熱箱体11は、主に、冷蔵庫10の外形を形成する鋼板から成る外箱11Aと、外箱11Aの内側に形成された箱形の合成樹脂板から成る内箱11Bと、外箱11Aと内箱11Bとの間に配設された断熱材11Cと、を有する。断熱材11Cとしては、例えば、発泡ウレタンが採用される。
図2に示す如く、冷却室22は、断熱箱体11の内部であり、冷凍室13,14、15の奥側に設けられる。冷却室22は、断熱箱体11の内箱11Bと合成樹脂製の仕切壁30により区画された空間である。そして、冷却室22の上方の仕切壁30には、開口部31が形成され、開口部31には、遮蔽装置50が配設される。一方、冷却室22の下方には、仕切壁30と断熱箱体11の内箱11Bとの間に戻り開口部38が形成される。冷却室22は、冷凍室15からの帰還風路34及び野菜室16からの帰還風路35と戻り開口部38を介して連通する。
上述したように、冷却室22の内部には、各貯蔵室内を循環する空気を冷却するための冷却器23が配設される。そして、冷却器23の下方には、除霜装置26が配設され、除霜装置26は、除霜ヒータ26Aと、除霜ヒータ26Aの上方を覆うヒーターカバー26Bと、を有する。
また、冷凍室13,14,15の後方及び上方には、合成樹脂製の仕切壁39によって仕切られた冷凍室用供給風路40が形成される。冷凍室用供給風路40には複数の吹出口41が形成される。そして、冷凍室用供給風路40と冷却室22との間には、除霜用風路42が形成される。除霜用風路42は、合成樹脂製の仕切壁43により冷凍室用供給風路40と仕切られる。
図示したように、除霜用風路42では、仕切壁43の上方側であり、遮蔽装置50の送風機カバー51の内側にフラッパー機構44が形成される。フラッパー機構44は、除霜用風路42の風路開閉器であり、送風機カバー51の動きに連動して開閉する。そして、冷蔵庫10の冷却運転時には、遮蔽装置50が開状態となり、送風機カバー51の先端が、支持基体53の表面から離間すると共に、フラッパー機構44は閉状態となる。
また、除霜用風路42の内部の仕切壁30には、冷却器23の中央部あるいは中央部よりも上方側に開口部45が形成される。そして、除霜用風路42は、常時、開口部45を介して冷却室22と連通状態となる。
この構造により、図2に示す冷蔵庫10の冷却運転時には、遮蔽装置50が開状態となると共に、送風機27が稼働することで、冷却室22の内部の冷気は、冷蔵室用供給風路28や冷凍室用供給風路40を介して冷蔵室12、冷凍室13,14,15や野菜室16へと送風される。上述したように、フラッパー機構44は閉状態となることで、除霜用風路42と冷凍室用供給風路40とは非連通状態となる。そして、冷却室22の内部の冷気が、除霜用風路42を介して冷凍室用供給風路40へと流れ出さない構造となる。
ここで、図3Aから図4Bを用いて、遮蔽装置50及びフラッパー機構44について説明する。そして、図3A及び図3Bは、遮蔽装置50が閉状態となり、フラッパー機構44が開状態となる場合を示す。一方、図4A及び図4Bは、遮蔽装置50が開状態となり、フラッパー機構44が閉状態となる場合を示す。
図3A及び図3Bに示す如く、遮蔽装置50は、主に、蓋形状を有する送風機カバー51と、送風機カバー51を駆動させる駆動軸52と、送風機カバー51、駆動軸52及びガイドピン54を支持する支持基体53と、を有する。
送風機カバー51は、樹脂材料を概略的に蓋形状に射出成形したものである。そして、遮蔽装置50の閉状態では、送風機カバー51の先端は、支持基体53の表面及びフラッパー機構44の配置領域の周囲の仕切壁30,43と当接する。この構造により、遮蔽装置50の閉状態では、開口部31及びフラッパー機構44は、送風機カバー51の内部空間55に位置する。
駆動軸52は、その下部が開口した円筒形状であり、その外周面には螺旋状に連続して突起したネジ山52Aが形成される。駆動軸52のネジ山52Aは、送風機カバー51のネジ孔51Aに設けられた螺旋状のネジ溝(図示せず)と螺合する。そして、駆動軸52の内部には駆動用モータ(図示せず)が内蔵され、駆動軸52が支持基体53に挿入された状態にて回転することで、送風機カバー51は、駆動軸52に対して上下方向へと移動する。
駆動軸52は、送風機カバー51の略中央部に配置され、2本のガイドピン54は、駆動軸52を中心として対角線上に配置される。そして、送風機カバー51は、駆動軸52及びガイドピン54にガイドされることで、支持基体53の表面と略水平状態を維持しながら駆動軸52に対して上下方向へと移動する。上述したように、送風機カバー51の先端は、支持基体53の表面及びフラッパー機構44の配置領域の周囲の仕切壁30,43と精度良く当接することが出来る。
この構造により、冷蔵庫10の除霜運転時には、送風機27が配置される開口部31及びフラッパー機構44の形成領域は、送風機カバー51により塞がれた状態となる。そして、除霜ヒータ26Aにて温められた冷却室22内の暖気が、冷凍室13,14,15等の各貯蔵室へと漏れ出すことを抑制することが出来る。
上述したように、フラッパー機構44は、除霜用風路42の仕切壁43に形成された開口部46を塞ぐように、仕切壁43に対して配設される。フラッパー機構44は、風路開閉器であり、例えば、送風機カバー51の動きに連動して開口部46に対して開閉動作し、除霜用風路42の一端側の開閉状態を調整する。
フラッパー機構44は、例えば、遮蔽板44Aと、遮蔽板44Aを回転自在に軸支する回転軸44Bと、遮蔽板44Aの回転動作を制御する回転制御板44Cと、を有する。フラッパー機構44では、遮蔽板44Aが、常時、開口部46を塞ぐ状態となるようにバネ(図示せず)により付勢される。
以上より、図3A及び図3Bに示す遮蔽装置50の閉状態では、遮蔽装置50が開状態から閉状態へと移行する過程において、送風機カバー51の先端部が、回転制御板44Cと接触し、回転制御板44Cを仕切壁43側へと押し込むことで、遮蔽板44Aは、開口部46に対して開状態となる。
つまり、冷蔵庫10の除霜運転時には、遮蔽装置50が閉状態となることで、除霜ヒータ26Aにて温められた冷却室22内の暖気が、各貯蔵室へと漏れ出すことを抑制すると共に、フラッパー機構44が開状態となることで、除霜用風路42を介して上記暖気が冷却室22内を循環する。
図4A及び図4Bに示す遮蔽装置50の開状態では、遮蔽装置50が閉状態から開状態へと移行する過程において、送風機カバー51の先端が、支持基体53の表面から徐々に離間し、バネの付勢力により回転制御板44Cが元の位置へ戻ることで、遮蔽板44Aは、開口部46に対して閉状態となる。
遮蔽装置50の開状態では、矢印56にて示すように、冷却室22の内部の冷気は、送風機カバー51と支持基体53の表面との隙間から冷蔵室用供給風路28や冷凍室用供給風路40へと送風される。
上述したように、図2に示す冷蔵庫10の冷却運転時には、遮蔽装置50が開状態となると共に、送風機27が稼働することで、冷却室22の内部の冷気は、冷蔵室用供給風路28や冷凍室用供給風路40を介して冷蔵室12、冷凍室13,14,15や野菜室16へと送風される。
図5Aに示す冷蔵庫10の除霜運転時には、遮蔽装置50が閉状態となり、開口部31が送風機カバー51にて塞がれると共に、除霜ヒータ26Aに通電することで、除霜ヒータ26Aの発熱により冷却器23や冷却室22に付着した霜が溶解される。また、除霜ヒータ26Aの発熱により冷却室22の内部の空気が温められる。
本実施形態では、冷蔵庫10の除霜運転時において、送風機27を稼働させることで、除霜ヒータ26A周辺の暖気が、冷却室22内の霜により塞がれていない空間を介して冷却室22の上部へと流れる。上述したように、遮蔽装置50の閉状態では、フラッパー機構44が開状態となることで、送風機27により冷却室22の外部へと送風された暖気は、矢印47にて示すように、送風機カバー51の内部空間55から除霜用風路42へと送風される。
除霜用風路42へ送風された上記暖気は、開口部45を介して再び冷却室22の内部へと戻る。そして、矢印47にて示すように、冷却室22の内部の暖気は、送風機27により冷却室22の上部へと流れる。つまり、冷却室22の内部の暖気は、送風機27を介して従来の自然対流と異なり、強制的に冷却室22の内部を循環することで、冷却室22の内部が早期に温められ、冷却器23や冷却室22に付着した霜の溶解時間も早くなる。
ここで、冷蔵庫10の除霜運転では、冷却室22の内部の冷却器23の上部に取り付けられた温度センサ(図示せず)によって検出された温度が、所望の設定温度となることを検知して、除霜運転の完了を判断する。
上述したように、上記暖気が、冷却室22の内部にて送風機27を介して強制循環することで、上記温度センサの配置領域の温度も早く上昇するため、除霜運転時間の短縮が実現される。その結果、冷蔵庫10の消費電力量の抑制が実現される。
図5Bに示す如く、除霜用風路42の開口部46に配設される風路開閉器としては、フラッパー機構44に限定されるものではなく、例えば、ダンパ48が、開口部46に配設される場合でも良い。開口部46にダンパ48が配設される構造では、冷蔵庫10の制御部(図示せず)は、遮蔽装置50の送風機カバー51の閉状態や開状態に合わせて、ダンパ48の開閉を制御する。冷蔵庫10の除霜運転時には、例えば、上記制御部が、送風機カバー51の先端と支持基体53の表面とが当接したことを検知した後、ダンパ48を開状態へと制御する。一方、冷蔵庫10の冷却運転時には、上記制御部が、ダンパ48の閉状態を検知した後、駆動軸52を介して送風機カバー51を移動させる。この構造により、開口部46にダンパ48が配設される構造においても、上述したフラッパー機構44と同様の効果が得られる。尚、風路開閉器としてダンパ48を用いる場合には、ダンパ48は送風機カバー51の動きに連動して制御される場合でも、送風機カバー51の動きに連動することなく制御される場合でも良い。
尚、本実施形態では、除霜装置26に関し、冷却室22の内部にて、ヒーターカバー26Bが、冷却器23と除霜ヒータ26Aとの間に配置される場合について説明したが、この場合に限定するものではない。例えば、除霜装置26として、ヒーターカバー26Bが無く、除霜ヒータ26Aのみから構成される場合でも良い。上述したように、冷蔵庫10の除霜運転時には、送風機27を稼働させることで、除霜ヒータ26Aにより温められた暖気は、冷却室22の上部側へと吸引される。そのため、除霜ヒータ26Aが、冷却室22の戻り開口部38の近傍であり、冷却器23の下方に位置しない場合でも、上記暖気が冷却室22内へと吸引され、冷却室22内の霜取りが行われる。その結果、ヒーターカバー26Bを省略しても、除霜ヒータ26Aが、除霜運転時の霜の溶解水に直接晒されることや霜の塊が直接除霜ヒータ26Aに当たることはない。そして、ヒーターカバー26Bを省略することで、冷蔵庫10の製造コストを低減することができる。
また、遮蔽装置50の送風機カバー51が、駆動軸52を介して支持基体53の表面に対して当接方向へと移動し、あるいは支持基体53の表面に対して離間方向へと移動する場合について説明したが、この場合に限定するものではない。遮蔽装置50としては、冷蔵庫10の除霜運転時に開口部31を塞いでいれば良く、例えば、送風機カバー51自体は移動することなく、冷蔵庫10の冷却運転時には、送風機カバー51の一部が開閉し、冷却室22の内部の冷気を各貯蔵室へと送風することが出来れば良い。その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲にて種々の変更が可能である。
10 冷蔵庫
11 断熱箱体
12 冷蔵室
13,14,15 冷凍室
16 野菜室
22 冷却室
23 冷却器
26 除霜装置
26A 除霜ヒータ
26B ヒーターカバー
27 送風機
29,48 ダンパ
30,39,43 仕切壁
31,45,46 開口部
38 戻り開口部
42 除霜用風路
44 フラッパー機構
44A 遮蔽板
44B 回転軸
44C 回転制御板
50 遮蔽装置
51 送風機カバー
52 駆動軸
53 支持基体
54 ガイドピン
55 内部空間

Claims (5)

  1. 貯蔵室へと供給される冷気を作る冷却器が配設される冷却室と、
    前記冷却室の霜取りを行う除霜装置と、
    前記冷却室の前記冷気を前記貯蔵室へと送風する送風機と、
    前記送風機が配設される前記冷却室の仕切壁の第1の開口部を開閉自在に塞ぐ遮蔽装置と、
    前記遮蔽装置の閉状態時に、前記遮蔽装置の内部空間と前記冷却室とを連通状態とする除霜用風路と、を備え、
    前記除霜装置の稼働時には、前記遮蔽装置は前記閉状態となり、
    前記除霜装置にて温められた前記冷却室内の暖気は、前記送風機が稼働することで、前記除霜用風路を経由して前記冷却室内を循環することを特徴とする冷蔵庫。
  2. 前記除霜用風路には、前記遮蔽装置の前記内部空間と前記除霜用風路とを連通させる風路開閉器が配設され、
    前記風路開閉器は、前記遮蔽装置の送風機カバーの動きに連動して開閉動作することを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記除霜用風路の第1の端部側は、前記風路開閉器を介して前記内部空間と連通し、
    前記除霜用風路の第2の端部側は、前記仕切壁に設けられた第2の開口部を介して前記冷却室と連通することを特徴とする請求項2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記第2の開口部は、常時、開口状態であると共に、前記冷却器の配設領域に設けられることを特徴とする請求項3に記載の冷蔵庫。
  5. 前記貯蔵室から前記冷却室へと前記冷気を戻す戻り風路と、を更に有し、
    前記除霜装置では、除霜ヒータは、その上方をヒーターカバーにより覆われることなく、前記仕切壁に設けられた戻り開口部近傍に配設されることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
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