JP2023094447A - 見守りシステム - Google Patents

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文徳 森
Fuminori Mori
裕行 水津
Hiroyuki Suizu
直人 島田
Naoto Shimada
直哉 松井
Naoya Matsui
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【課題】ノイズを低減して被測定者の生体情報を精度よく取得できる見守りシステムを実現すること。【解決手段】見守りシステムは、建物に取り付けられ、被測定者44に向けられる第1ドップラセンサ10と、前記建物に取り付けられ、被測定者44以外に向けられる第2ドップラセンサ20と、第1ドップラセンサ10から出力されるドップラ信号に周波数解析を施し、第1解析結果を取得するとともに、第2ドップラセンサ20から出力されるドップラ信号に周波数解析を施し、第2解析結果を取得する周波数解析手段と、第1解析結果と第2解析結果の相違に基づいて被測定者44の生体情報を取得する生体情報取得手段と、を含む。【選択図】図1

Description

本発明は見守りシステムに関し、特にドップラセンサにより被測定者の生体情報を測定する見守りシステムに関する。
被測定者の生体情報を測定する各種の見守りシステムが検討されている。被測定者に電極を接触させて心電位を計測する従来のシステムでは被測定者の負担が大きいことから、マイクロ波ドップラセンサによって非接触で生体情報を測定するシステムが有力視されている(特許文献1参照)。マイクロ波ドップラセンサによれば、被測定者の体表面や体内の動きを測定することにより、呼吸数や心拍数といった生体情報を取得できる。
特開2017-134795号公報
しかし、マイクロ波ドップラセンサは非接触でセンサ前方に存在する物体との微小な距離変動を広範囲に検出するものであることから、ノイズを拾いやすいという課題がある。特に、本願発明者らはマイクロ波ドップラセンサを住宅等の建物内に配置することを検討していることから、建物の揺れ等、予期しない動きをドップラセンサが検出してしまうことが懸念される。こうしたノイズをドップラセンサが検出してしまうと、被測定者の生体情報の検出精度が悪化してしまう。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、ノイズレベルを低減して被測定者の生体情報を精度よく取得できる見守りシステムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る見守りシステムは、建物に取り付けられ、被測定者に向けられる第1のドップラセンサと、前記建物に取り付けられ、前記被測定者以外に向けられる第2のドップラセンサと、前記第1のドップラセンサから出力されるドップラ信号に周波数解析を施し、第1の解析結果を取得するとともに、前記第2のドップラセンサから出力されるドップラ信号に周波数解析を施し、第2の解析結果を取得する周波数解析手段と、前記第1の解析結果と前記第2の解析結果の相違に基づいて、前記被測定者の生体情報を取得する生体情報取得手段と、を含む。
ここで、前記第1のドップラセンサと前記第2のドップラセンサは同一の部屋に設けられてよい。また、前記第1のドップラセンサと前記第2のドップラセンサは前記部屋の共通の面に設けられてよい。さらに、前記第1のドップラセンサと前記第2のドップラセンサは前記部屋における前記共通の面とは異なる面に向けられてよい。
例えば、前記第1のドップラセンサと前記第2のドップラセンサは前記部屋の天井に設けられてよく、前記第2のドップラセンサは前記部屋の床に向けられてよい。
また、前記第1及び第2の解析結果は、周波数ごとの信号強度を示してよい。前記生体情報取得手段は、前記第1の解析結果により示される信号強度と前記第2の解析結果により示される信号強度との差が所定条件を満たす周波数を特定してよい。
本発明によれば、前記第1の解析結果と前記第2の解析結果の相違に基づいて、前記被測定者の生体情報を取得するので、ノイズレベルを低減し、被測定者の生体情報を精度よく取得できる。
本発明の実施形態に係る見守りシステムの構成図である。 ドップラセンサの構成図である。 第1ドップラセンサから出力されるドップラ信号の周波数スペクトル例を示す図である。 第2ドップラセンサから出力されるドップラ信号の周波数スペクトル例を示す図である。 図3及び図4に示される周波数スペクトルの差分を示す図である。 本発明の実施形態に係る見守りシステムの動作フロー図である。
以下、本発明の実施形態について図面に基づき詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る見守りシステムの構成図である。本実施形態に係る見守りシステムは、例えば建物、主に住宅に設置されるものであり、住宅内の部屋40の天井41には第1ドップラセンサ10及び第2ドップラセンサ20が取り付けられる。第1ドップラセンサ10及び第2ドップラセンサ20は有線又は無線によりコンピュータ30に接続されている。コンピュータ30はCPU、メモリ、通信カードを備えており、プログラムに従って動作する。コンピュータ30は部屋40内に設置されてもよいし、他の部屋に設けられてもよい。また、コンピュータ30はクラウドその他の住宅外のコンピュータ資源であってよい。この場合には第1ドップラセンサ10及び第2ドップラセンサ20はインターネット等の通信ネットワークを介してコンピュータ30に接続される。
部屋40の床42にはベッド43が置かれており、ベッド43の上で居住者である被測定者44が就寝する。第1ドップラセンサ10はベッド43の上方に取り付けられ、真下、すなわち被測定者44に向けられている。好ましくは、第1ドップラセンサ10は被測定者44の胸部に向けられている。一方、第2ドップラセンサ20は被測定者44以外、好ましくはベッド43が置かれていない床42の部分に向けて設けられており、第2ドップラセンサ20の検出範囲内にはベッド43が存在しない。なお、ここでは被測定者44がベッド43の上で寝るものとしたが、被測定者44が和式寝具の上で寝る場合にも本発明は適用可能である。また、第1ドップラセンサ10及び第2ドップラセンサ20は床や壁に取り付けられてもよい。
図2は、第1ドップラセンサ10及び第2ドップラセンサ20の構成図である。第1ドップラセンサ10及び第2ドップラセンサ20は、いずれも発振部11、送信アンテナ15、受信アンテナ16、I/Q検波部12、フィルタ13、A/D変換部14を含む。発振部11は例えば24GHz帯の正弦波信号を発振し、送信アンテナ15より微弱なマイクロ波が下方に向けて出射される。被測定者44、ベッド43、床42等の物体により反射されたマイクロ波は受信アンテナ16により受信され、受信信号はI/Q検波部12に入力される。I/Q検波部12には発振部12から出力される正弦波信号も入力されている。発振部12からの正弦波信号は位相差が90度の2つの信号に分配され、それぞれ受信信号とミキシングされ、これによりドップラ信号のI成分及びQ成分が生成される。I成分及びQ成分からはフィルタ13によりそれぞれ高周波成分が除去され、A/D変換部14によりデジタル形式に変換される。デジタル形式のI成分及びQ成分は図示しない通信モジュール等を介してコンピュータ30に送信される。ここで、第1ドップラセンサ10及び第2ドップラセンサ20の発振部11は、相互干渉を防止するため、十分に離れた周波数の正弦波信号を発振することが望ましい。
コンピュータ30では、第1ドップラセンサ10及び第2ドップラセンサ20に係るドップラ信号のI成分及びQ成分データを一定期間にわたって受信すると、FFT(Fast Fourier Transform)などの周波数解析処理を適用し、周波数ごとの信号強度を算出する。周波数解析処理を適用するのは、例えばI成分を実部、Q成分を虚部とする一定期間の複素信号であってもよいし、I成分とQ成分のうち信号強度が高い方の一定期間のデータであってよい。
図3は、コンピュータ30により生成される、第1ドップラセンサ10に係る周波数スペクトル(解析結果)を示す図である。同図に示されるように呼吸数に対応するピークP1が0.2Hzあたりに表れており、心拍数に対応するピークP2が1.1Hzあたりに表れている。しかし、それらピークP1及びP2の周囲にはノイズを有しており、S/N比は十分とは言えない。
図4は、コンピュータ30により生成される、第2ドップラセンサ20に係る周波数スペクトル(解析結果)を示す図である。図3に示されるようなピークP1及びP2は表れていない。第2ドップラセンサ20の測定範囲に被測定者44は存在していないからである。図4には、図3に示されるノイズと同等の周波数スペクトルだけが表れている。
コンピュータ30では、第1ドップラセンサ10及び第2ドップラセンサ20のそれぞれに係る周波数スペクトルを取得すると、それらの差分を演算する。図5は、周波数スペクトルの差分を示す図である。同図に示す差分スペクトルにも、図3に示されるピークP1及びP2と同じ位置(周波数)にピークP1及びP2が表れている。また、図3の周波数スペクトルに比して、ピークP1及びP2の周囲のノイズは信号強度が低くなっている。このため、差分スペクトルではS/N比が向上している。このため、心拍数及び呼吸数を正確に抽出することができる。なお、第1ドップラセンサ10と第2ドップラセンサ20とで取得するノイズをできるだけ近づけるため、第1ドップラセンサ10と第2ドップラセンサ20は同じ部屋の共通の面、すなわち、同じ面(ここでは天井41)に取り付けられることが望ましい。また第1ドップラセンサ10と第2ドップラセンサ20は、取付面(共通の面)とは異なる面(ここでは対向する面である床)を向くように設けられることが望ましい。これに限られることなく、第2ドップラセンサ20は、第1ドップラセンサ10が取り付けられる部屋とは別の部屋等に取り付けることもできる。
図7は、コンピュータ30における処理フロー図である。同図に示される処理はコンピュータ30が本発明の実施形態に係る生体情報抽出プログラムを実行することにより実現されるものである。同図に示される処理は例えば一定時間ごとに行われる。
まず、コンピュータ30は第1ドップラセンサ10から送信される一定期間のドップラ信号(第1ドップラ信号)を取得する(S101)。例えば現在時刻から所定時間前の時刻までの間に第1ドップラセンサ10から送信されるドップラ信号を取得する。さらに、コンピュータ30は第2ドップラセンサ20から送信される一定期間のドップラ信号(第2ドップラ信号)も取得する(S102)。S101とS102の処理は逆順でもよい。例えば、現在時刻から前記所定時間前の時刻までの間に第2ドップラセンサ10から送信されるドップラ信号を取得する。すなわち、S101で取得されるドップラ信号の受信期間とS102で取得されるドップラ信号の受信期間は重複しており、好ましくは同一である。
次にコンピュータ30は第1ドップラ信号に対してFFTその他の周波数解析処理を施す(S103)。さらに、コンピュータ30は第2ドップラ信号に対してもFFTその他の周波数解析処理を施す(S104)。S103とS104の処理は逆順でもよい。その後、S103及びS104の結果の差分を演算する(S105)。すなわち、周波数ごとに信号強度の差分を演算する。そして、S105の差分が所定条件を満足する周波数を特定する(S106)。例えば、S105の差分が最も大きな周波数、S105の差分が2番目に大きな周波数を特定してよい。この場合、例えば高い方の周波数を心拍数に対応するものとし、低い方の周波数を呼吸数に対応するものとしてよい。
コンピュータ30は、その後S106で特定された周波数の逆数を演算することにより、呼吸数及び心拍数を算出する(S107)。算出される呼吸数及び心拍数が正常値範囲にない場合には遠隔の看護者に通知したり、住宅内で警報を発したりしてもよい。
以上説明した見守りシステムによれば、被測定者44以外に向けられる第2ドップラセンサ20を設けて、この第2ドップラセンサ20に係る周波数スペクトルを用いることで、被測定者44に向けられる第1ドップラセンサ10のS/N比を向上させることができる。それ故、ノイズを低減して被測定者の生体情報を精度よく取得できるようになる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、種々の変形実施が可能である。例えば、以上の説明では、第1ドップラセンサ10及び第2ドップラセンサ20として、マイクロ波を用いるものを採用したが、ミリ波等の他の波長の電磁波を用いるものを採用してもよい。
また、以上の説明では、見守りシステムは主に住宅に設置されるものとしたが、クリニック、介護施設等の非住宅の建物に設置することもできる。
また、以上の説明では図6のS101~S107に係る処理が一定時間おきに行われるとしたが、部屋41に振動センサを設けておき、該振動センサにより閾値以上の振動が検知された場合にのみ、S103~S107の処理を実行してもよい。こうすれば、コンピュータ30の処理負荷を低減できる。
10 第1ドップラセンサ、11 発振部、12 I/Q検波部、13 フィルタ、14 A/D変換部、15 送信アンテナ、16 受信アンテナ、20 第2ドップラセンサ、30 コンピュータ、40 部屋、43 ベッド、44 被測定者、P1 (呼吸数)ピーク、P2 (心拍数)ピーク。

Claims (6)

  1. 建物に取り付けられ、被測定者に向けられる第1のドップラセンサと、
    前記建物に取り付けられ、前記被測定者以外に向けられる第2のドップラセンサと、
    前記第1のドップラセンサから出力されるドップラ信号に周波数解析を施し、第1の解析結果を取得するとともに、前記第2のドップラセンサから出力されるドップラ信号に周波数解析を施し、第2の解析結果を取得する周波数解析手段と、
    前記第1の解析結果と前記第2の解析結果の相違に基づいて、前記被測定者の生体情報を取得する生体情報取得手段と、
    を含む見守りシステム。
  2. 請求項1に記載の見守りシステムにおいて、
    前記第1のドップラセンサと前記第2のドップラセンサは同一の部屋に設けられる、
    見守りシステム。
  3. 請求項2に記載の見守りシステムにおいて、
    前記第1のドップラセンサと前記第2のドップラセンサは前記部屋の共通の面に設けられる、
    見守りシステム。
  4. 請求項3に記載の見守りシステムにおいて、
    前記第1のドップラセンサと前記第2のドップラセンサは前記部屋における前記共通の面とは異なる面に向けられる、
    見守りシステム。
  5. 請求項4に記載の見守りシステムにおいて、
    前記第1のドップラセンサと前記第2のドップラセンサは前記部屋の天井に設けられ、前記第2のドップラセンサは前記部屋の床に向けられる、
    見守りシステム。
  6. 請求項1乃至5のいずれかに記載の見守りシステムにおいて、
    前記第1及び第2の解析結果は、周波数ごとの信号強度を示し、
    前記生体情報取得手段は、前記第1の解析結果により示される信号強度と前記第2の解析結果により示される信号強度との差が所定条件を満たす周波数を特定する、
    見守りシステム。

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