JP2023090062A - 推定装置、推定方法および推定プログラム - Google Patents

推定装置、推定方法および推定プログラム Download PDF

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一朗 藤代
Ichiro Fujishiro
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Yuichi Fujii
毅 齋藤
Takeshi Saito
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Abstract

【課題】植生指標を、より広く活用することが可能な推定装置、推定方法および推定プログラムを提供する。【解決手段】情報処理装置20は、複数の波長帯域で撮影された植物の画像に基づく前記植物の植生指標と、前記植物の葉および茎の少なくとも一方の生育状態を表す状態指標とを取得する取得部211と、前記植生指標および前記状態指標に基づいて、前記植物の生育量および前記植物の生育に有用な有用情報の少なくとも一方を推定する推定部とを備える。【選択図】図4

Description

本発明は、推定装置、推定方法および推定プログラムに関する。
農業では、高品質および安定多収穫な作物等の植物を育てるためには、追肥時期、追肥量および倒伏軽減措置等の適切な管理が必要となる。植物の生産者等は、植物の生育の度合いを確認しながら管理を行う。植物の生産者等は、たとえば、生育量を測定することにより生育の度合いを確認する。
一方、カメラを用いて圃場の撮影を行うことにより、NDVI(Normalized Difference Vegetation Index)等の植生指標を求める方法が提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
特開2021-56236号公報
このような植生指標は、より広く活用されることが好ましい。
本発明は、上記のような事情に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、植生指標を、より広く活用することが可能な推定装置、推定方法および推定プログラムを提供することである。
本発明の上記目的は、下記によって達成される。
(1)複数の波長帯域で撮影された植物の画像に基づく前記植物の植生指標と、前記植物の葉および茎の少なくとも一方の生育状態を表す状態指標とを取得する取得部と、取得された前記植生指標および前記状態指標に基づいて、前記植物の生育量および前記植物の生育に有用な有用情報の少なくとも一方を推定する推定部とを備える推定装置。
(2)前記推定部は、前記生育量を推定する生育量推定部を含む上記(1)に記載の推定装置。
(3)前記生育量推定部は、記憶部に記憶された前記植生指標、前記状態指標および前記生育量の関係に基づいて、前記生育量を推定する上記(2)に記載の推定装置。
(4)前記生育量推定部は、学習済みの識別器を用いて、前記植生指標および前記状態指標を入力とし、前記生育量を推定する上記(2)または(3)に記載の推定装置。
(5)前記状態指標は、前記画像に基づいて算出される上記(1)~(4)のいずれかに記載の推定装置。
(6)前記状態指標は、前記植物の播種日または移植日に基づいて算出される上記(1)~(4)のいずれかに記載の推定装置。
(7)前記状態指標は、前記植物の播種日または移植日から所定の日までの日数、積算気温および積算日照時間の少なくともいずれか一つに基づいて算出される上記(6)に記載の推定装置。
(8)前記状態指標は、前記葉の大きさ、前記葉の数、前記葉の重なり具合、前記茎の大きさおよび前記植物の姿勢の少なくともいずれか一つを表す指標である上記(1)~(7)のいずれかに記載の推定装置。
(9)前記状態指標は、前記植物の植被率、葉面積、葉齢、草丈および受光態勢の少なくともいずれか一つを含む上記(1)~(8)のいずれかに記載の推定装置。
(10)複数の前記波長帯域は可視光域および赤外光域を含む上記(1)~(9)のいずれかに記載の推定装置。
(11)前記推定部は、前記有用情報を推定する有用情報推定部を含む上記(1)~(10)のいずれかに記載の推定装置。
(12)前記生育量に関する生育情報および前記有用情報の少なくとも一方を出力する出力部をさらに有する上記(1)~(11)のいずれかに記載の推定装置。
(13)複数の波長帯域で撮影された植物の画像に基づく前記植物の植生指標と、前記植物の葉および茎の少なくとも一方の生育状態を表す状態指標とを取得することと、前記植生指標および前記状態指標に基づいて、前記植物の生育量および前記植物の生育に有用な有用情報の少なくとも一方を推定することとを含む推定方法。
(14)前記生育量および前記有用情報の少なくとも一方を推定することは、前記生育量を推定することを含む上記(13)に記載の推定方法。
(15)前記生育量を推定することでは、記憶部に記憶された前記植生指標、前記状態指標および前記生育量の関係に基づいて、前記生育量を推定する上記(14)に記載の推定方法。
(16)前記生育量を推定することでは、学習済みの識別器を用いて、前記植生指標および前記状態指標を入力とし、前記生育量を推定する上記(14)に記載の推定方法。
(17)前記状態指標は、前記画像に基づいて算出される上記(13)~(16)のいずれかに記載の推定方法。
(18)前記状態指標は、前記植物の播種日または移植日に基づいて算出される上記(13)~(16)のいずれかに記載の推定方法。
(19)前記状態指標は、前記植物の播種日または移植日からの日数、積算気温および積算日照時間の少なくともいずれか一つに基づいて算出される上記(18)に記載の推定方法。
(20)前記状態指標は、前記葉の大きさ、前記葉の数、前記葉の重なり具合、前記茎の大きさおよび前記植物の姿勢の少なくともいずれか一つを表す指標である上記(13)~(19)のいずれかに記載の推定方法。
(21)前記状態指標は、前記植物の植被率、葉面積、葉齢、草丈および受光態勢の少なくともいずれか一つを含む上記(13)~(20)のいずれかに記載の推定方法。
(22)複数の前記波長帯域は可視光域および赤外光域を含む上記(13)~(21)のいずれかに記載の推定方法。
(23)前記生育量および前記有用情報の少なくとも一方を推定することは、前記有用情報を推定することを含む上記(13)~(22)のいずれかに記載の推定方法。
(24)前記生育量に関する生育情報および前記有用情報の少なくとも一方を出力することをさらに含む上記(13)~(23)のいずれかに記載の推定方法。
(25)上記(13)~(24)のいずれかに記載の推定方法をコンピューターに実行させる推定プログラム。
本発明に係る推定装置、推定方法および推定プログラムによれば、植生指標とともに、植物の葉および茎の少なくとも一方の生育状態を表す状態指標が取得され、これら植生指標および状態指標に基づいて、植物の生育量が推定される。換言すれば、状態指標を用いて、植生指標が生育量に換算される。これにより、植物の生産者等が植生指標の取り扱いに不慣れな場合であっても、植生指標を活用して植物の生育の度合いを容易に把握することができる。よって、植生指標を、より広く活用することが可能となる。
一実施形態に係る生育量推定システムの構成の一例を表すブロック図である。 図1に示した光測定装置の使用状態の一例を表す図である。 図1に示した情報処理装置の構成の一例を表すブロック図である。 図2に示した情報処理装置の機能構成の一例を表すブロック図である。 (A)~(D)は図1に示した光測定装置により撮影された画像の一例を表す図である。 図3に示した生育量推定部に使用される関係式の一例を表す図である。 図1に示した情報処理装置が実行する処理の一例を表すフローチャートである。 (A)(B)は、所定の圃場のNDVIと生育量との関係(2021年)を表す図である。 所定の圃場のNDVIと生育量との関係(2018年および2019年)を表す図である。 (A)(B)は、図8(A)(B)に示した図の縦軸を生育量および植被率の積に変換した図である。 (A)(B)は、図8(A)(B)に示した図の縦軸を生育量および葉齢の積に変換した図である。 (A)(B)は、図8(A)(B)に示した図の縦軸を生育量および草丈の積に変換した図である。 変形例に係る情報処理装置の機能構成の一例を表すブロック図である。 図13に示した情報処理装置の機能構成の他の例を表すブロック図である。 図13に示した情報処理装置が実行する処理の一例を表すフローチャートである。
以下、添付した図面を参照して本発明の推定装置、推定方法および推定プログラムの実施形態を説明する。なお、図中、同一の部材には同一の符号を用いた。また、図面の寸法比率は、説明の都合上誇張されており、実際の比率とは異なる場合がある。
[実施形態]
<生育量推定システム1の全体構成>
図1は、本発明の一実施形態に係る生育量推定システム1の構成の一例を表している。生育量推定システム1は、いわゆるリモートセンシングにより植物(たとえば、後述の図2の植物P)の生育量を推定する。この生育量推定システム1は、たとえば、光測定装置10および情報処理装置20を含んでいる。光測定装置10および情報処理装置20は、たとえば、ネットワークを介して接続されている。ここでは、情報処理装置20が、本発明の推定装置の一具体例に対応する。
光測定装置10は、たとえばマルチスペクトルカメラまたはハイパースペクトルカメラ等のカメラを含んでおり、情報処理装置20の制御にしたがって、複数の波長帯域で圃場の植物を撮影し、画像を生成する。光測定装置10は、たとえば、可視光測定部10Aおよび赤外光測定部10Bを含んでおり、可視光(たとえば、波長400nm~700nm)の画像および赤外光(たとえば、波長800nm~1mm)の画像を生成する。可視光測定部10Aは、たとえば、赤色波長域(610nm付近)、緑色波長域(550nm付近)および青色波長域(470nm付近)のいずれかの画像を生成する。赤外光測定部10Bは、たとえば、近赤外波長域(800nm~1300nm)の画像を生成する。光測定装置10により撮影された植物の画像データは、情報処理装置20に送られる。
光測定装置10は、たとえば、バンドパスフィルタ、結像光学系、イメージセンサーおよびデジタルシグナルプロセッサ(DSP)等を含んでいる。バンドパスフィルタは、所定波長域(可視光域および赤外光域)の光を選択的に透過させる。結像光学系は、バンドパスフィルタを透過した光の光学像を所定の結像面上に結像する。イメージセンサーは、結像光学系の結像面と同じ位置に受光面を有しており、所定波長域の光学像を電気信号に変換する。デジタルシグナルプロセッサは、イメージセンサーから出力された電気信号に処理を施し、画像データを生成する。
図2は、光測定装置10を用いた圃場の植物Pの撮影状況の一例を表している。光測定装置10は、たとえば、ドローン等の無人航空機に搭載されて、上空から圃場の植物Pを撮影する。このように、上空から圃場の植物Pを撮影することにより、圃場全体を短時間で簡便に撮影することが可能となる。植物Pは、たとえば、水稲等の作物である。太陽光Lが植物Pの群葉に照射されると、植物Pの群葉による太陽光Lの反射(反射光Lr)、散乱(散乱光Ls)および透過(透過光Lt)等が生じる。光測定装置10は、植物Pの群葉からの反射光Lrおよび散乱光Lsを受光するようにドローン等に搭載されている。光測定装置10により、植物Pの群葉の状態に応じた多重反射および多重散乱等の変化を検知することができる。
情報処理装置20は、たとえばPC(Personal Computer)およびタブレット端末等のコンピューターである。この情報処理装置20は、たとえば、光測定装置10による植物Pの撮像を制御するとともに、光測定装置10によって撮影された植物Pの画像データに基づいて植物Pの生育量を推定する。
図3は、情報処理装置20の概略構成の一例を示すブロック図である。情報処理装置20は、たとえば、CPU(Central Processing Unit)21、ROM(Read Only Memory)22、RAM(Random Access Memory)23、ストレージ24、通信インターフェース25および操作表示部26を有している。各構成は、バス27を介して相互に通信可能に接続されている。
CPU21は、ROM22およびストレージ24に記録されているプログラムにしたがって、上記各構成の制御や各種の演算処理を行う。CPU21の具体的な機能については後述する。
ROM22は、各種プログラムや各種データを格納する。
RAM23は、作業領域として一時的にプログラムやデータを記憶する。
ストレージ24は、オペレーティングシステムを含む各種プログラムや、各種データを格納する。ストレージ24には、後述の植物Pの植生指標、状態指標および生育量の関係が記憶されていてもよく、あるいは、学習済みの識別器を用いて、植物Pの画像データから植物Pの生育量を推定するためのアプリケーションがインストールされていてもよい。また、ストレージ24には、光測定装置10により撮影された植物Pの画像に関する情報が記憶されてもよい。ストレージ24には、識別器として用いられる学習済みモデルおよび、機械学習に用いられる教師データが記憶されてもよい。
通信インターフェース25は、他の装置と通信するためのインターフェースである。通信インターフェース25としては、有線または無線の各種規格による通信インターフェースが用いられる。通信インターフェース25は、たとえば、光測定装置10または外部の装置から植物Pの画像データを受信したり、撮影条件を光測定装置10に送信したりする際に用いられる。
操作表示部26は、たとえば、LCD(液晶ディスプレイ)または有機ELディスプレイ等の表示部とタッチセンサーとを含むタッチパネルにより構成されている。各種情報を表示する表示部と、ユーザーの各種操作を受け付ける操作部とを別に設けるようにしてもよい。このとき表示部は、上記ディスプレイの他、ビューワーソフトまたはプリンター等により構成されていてもよく、操作部は、タッチセンサーおよびマウス等のポインティングデバイスまたはキーボード等により構成されていてもよい。
<情報処理装置20の機能>
図4は、情報処理装置20の機能構成を示すブロック図である。情報処理装置20は、CPU21がストレージ24に記憶されたプログラムを読み込んで処理を実行することによって、取得部211、生育量推定部212、および出力部213として機能する。
取得部211は、所定時点の植物Pの植生指標および状態指標を取得する。植生指標は、植物Pによる光の反射の特徴を生かして衛星データなどを使って簡易な計算式で植生の状況を把握することを目的として考案された指標で、植物Pの量や活力を表す。この植生指標は、複数の波長帯域で撮影された植物Pの画像、具体的には、光測定装置10により撮影された画像に基づいて算出されている。植生指標としては、たとえば、NDVIまたはGNDVI等が挙げられる。NDVIは、たとえば以下の式(1)、GNDVIは、たとえば以下の式(2)によって各々表される。
Figure 2023090062000002
取得部211が取得する植生指標は、GNDVIであることが好ましい。緑色光は、赤色光に比べて植物Pの反射率が高いので、ノイズを抑えることができ、また、赤外光の反射率との差分(RIR-RGREEN)が飽和しにくい。したがって、GNDVIでは、NDVIに比べて、より高い精度で植生の活性度を検知することができる。
取得部211は、NDVIおよびGNDVI以外の植生指標を取得してもよく、たとえば、mNDVI(modified NDVI)、SR(Simple Ratio)、SGR(Specific Growth Rate)、PRI(Photochemical Reflectance Index)、RGR(Relative Growth Rate)、NPCI(Normalized Pigment Chlorophyll Index)、SRPI(Simple Ratio Pigment Index)、NPQI(Normalized Phaeophytinization Index)、SIPI(Structure-Insensitive Pigment Index)、PI1、PI2、PI3およびPI4等であってもよい。
状態指標は、植物Pの葉および茎の少なくとも一方の生育状態を表す指標である。この状態指標は、たとえば、植物Pの葉の大きさ、葉の数、葉の重なり具合、茎の大きさおよび植物Pの姿勢の少なくともいずれか一つを表し、具体的には、植物Pの植被率、葉面積、葉齢、草丈および受光態勢の少なくともいずれか一つを含んでいる。植被率は、単位面積当たりにおいて植生が地表面を占める面積の割合である。葉面積は、1株当たりの葉の積算面積である。葉齢は、種もみから直接出た茎(主稈)に生える葉の数である。草丈は、植物の地上部の高さ、即ち、地際から先端までの高さである。受光態勢は、太陽光(たとえば、図2の太陽光L)を受光するための葉の立ち姿であり、たとえば、植物Pの画像に基づいて数値化されている。
状態指標は、光測定装置10により撮影された画像に基づいて算出されていることが好ましく、たとえば、植物Pの植被率であることが好ましい。これにより、光測定装置10により撮影された画像に基づいて、植生指標および状態指標の両方を算出することができる。また、画像を用いることにより、圃場全体での植物Pの植被率を容易に求めることができ、圃場全体の植物Pの生育量の分布を推定しやすくなる。
図5(A)~(D)は、光測定装置10により撮影された圃場の植物Pの群葉の画像の一例を表している。図5(A)は植物Pの移植後30日、図5(B)は植物Pの移植後35日、図5(C)は植物Pの移植後37日、図5(D)は植物Pの移植後43日の画像を各々表している。これらの画像に基づいて、たとえば情報処理装置20が移植後30日、35日、37日および43日各々のNDVIおよび植被率を算出する。たとえば、移植後30日のNDVIは0.30、植被率は0.44であり、移植後35日のNDVIは0.44、植被率は0.80であり、移植後37日のNDVIは0.55、植被率は0.89であり、移植後43日のNDVIは0.66、植被率は0.93である。取得部211は、たとえば、このような画像から算出されたNDVIおよび植被率の値を取得する。
取得部211は、状態指標として、光測定装置10により撮影された画像に基づいて算出された植物Pの受光態勢を取得してもよい。
状態指標は、植物Pの播種日または移植日に基づいて算出されていてもよい。たとえば、植物Pの葉面積、葉齢および草丈は、植物Pの播種日または移植日から所定の日までの日数、積算気温および積算日照時間の少なくともいずれか一つに基づいて算出することができる。植物Pの葉面積、葉齢および草丈は、測定により算出してもよい。たとえば、植物Pの草丈は、ドローンにLiDAR(Light Detection and Ranging)等を搭載して測定してもよく、あるいは、オルソ画像から視差を用いて測定してもよい。オルソ画像は、たとえば、ドローンに搭載されたカメラにより撮影した植物Pの複数枚の画像から生成される。
生育量推定部212は、取得部211により取得された所定時点の植物Pの植生指標および状態指標に基づいて、植物Pの生育量を推定する。生育量は、植物Pの葉色(たとえば、後述のSPAD値)、茎数および草丈に基づいて生育の度合いを表す指標である。植物Pの生産者等は、たとえば、この生育量に基づいて、植物Pの生育ステージを判断し、追肥時期、追肥量および倒伏軽減措置等の管理を行う。本実施形態では、この生育量推定部212が、所定時点の植物Pの植生指標および状態指標に基づいて、植物Pの生育量を推定する。詳細は後述するが、これにより、植生指標をより広く活用することが可能となる。
生育量推定部212は、たとえば、ストレージ24に記憶された植生指標、状態指標および生育量の関係に基づいて、所定時点の植物Pの生育量を推定する。ストレージ24には、たとえば、予め求められた植物Pの植生指標、状態指標および生育量の関係式が記憶されている。この関係式を求めるとき、植物Pの生育量は、たとえば、下記の式(3)を用いて決定されている。植物Pの植生指標、状態指標および生育量の関係式は、たとえば、過去の植物Pのデータを用いて求められている。植物Pの植生指標、状態指標および生育量の関係式は、過去数年分のデータを用いて求められていてもよい。植物Pの植生指標、状態指標および生育量の関係式は、所定期間毎に更新されてもよい。
Figure 2023090062000003
図6は、植物Pの植生指標、状態指標および生育量の関係の一例を表している。図6の縦軸は生育量および状態指標の積(生育量×状態指標)を表し、横軸は植生指標を表している。植物Pの植生指標、状態指標および生育量の関係式は、たとえば、以下の式(4)のような一次関数で表される。
Figure 2023090062000004
生育量推定部212は、たとえば、取得部211により取得された植生指標および状態指標と式(4)とを用いて所定時点の植物Pの生育量を推定する。植物Pの植生指標、状態指標および生育量の関係式は、一次の相関に限定されない。
生育量推定部212は、機械学習を利用して植物Pの生育量を推定してもよい。たとえば、生育量推定部212は、学習済みの識別器を用いて、取得部211により取得された植物Pの植生指標および状態指標を入力とし、植物Pの生育量を推定する。学習済みの識別器は、たとえば、ストレージ24に記憶されている。この学習済みの識別器には、過去の画像から算出された植物Pの植生指標および状態指標と、生育量の測定値とが、教師データとして予め学習されている。
出力部213は、生育量推定部212により推定された所定時点の植物Pの生育量に関する生育情報を出力する。生育情報は、たとえば、生育量の値を示す情報、所定の生育量に対する過不足を示す情報、および所定の生育量に対する過不足量を示す情報等である。出力部213は、たとえば、この生育量の値を操作表示部26に表示することにより、生育情報を出力する。出力部213は、「生育不良です」、「生育順調です」および「生育過多です」等の情報を操作表示部26に表示してもよく、あるいは、音声により生育情報を出力してもよい。
<情報処理装置20の処理概要>
情報処理装置20において実行される処理、即ち、情報処理装置20が実行する推定方法について、以下に詳述する。
図7は、情報処理装置20において実行される推定処理の手順を示すフローチャートである。図7のフローチャートに示される情報処理装置20の処理は、情報処理装置20のストレージ24にプログラムとして記憶されており、CPU21が各部を制御することにより実行される。
(ステップS101)
情報処理装置20は、まず、所定時点の植物Pの植生指標および状態指標を取得する。情報処理装置20は、たとえば、光測定装置10により撮影された所定時点の圃場全体の植物Pの画像から算出されたGNDVIおよび植被率を取得する。
(ステップS102)
情報処理装置20は、ステップS101の処理において取得された植生指標および状態指標を、予めストレージ24に記憶された植生指標、状態指標および生育量の関係式(たとえば、上記の式(4))に入力して、所定時点の植物Pの生育量を推定する。
(ステップS103)
情報処理装置20は、ステップS102の処理において推定された所定時点の植物Pの生育量に関する生育情報を出力して処理を終了する。たとえば、情報処理装置20は、ステップS102の処理において推定された所定時点の植物Pの生育量の値を操作表示部26に表示することにより、生育情報を出力する。
<情報処理装置20および生育量推定システム1の作用効果>
本実施形態の情報処理装置20および生育量推定システム1では、光測定装置10により撮影された画像に基づいて算出された植生指標とともに、状態指標を用いることにより、所定時点の植物Pの生育量が推定される。換言すれば、状態指標を用いて、植生指標が生育量に換算される。これにより、植物Pの生産者等が植生指標の取り扱いに不慣れな場合であっても、植生指標を活用して植物Pの生育の度合いを容易に把握することができる。以下、この作用効果について詳細に説明する。
NDVIおよびGNDVI等の植生指標は、画像から算出できるため、非接触で、かつ、圃場の広い領域にわたって一度に計測することができる。このため、植物の生産者等は、植生指標から圃場全体の植生の活性度分布を容易に把握することが可能である。即ち、植生指標は、植生の活性度を表す有益な指標であると言える。
一方、植物の生産者等は、長く、植物の生育の度合いを表す指標として生育量を使用しており、植生指標の取り扱いには不慣れな生産者等が多い。生育量は、上述の式(3)から算出される。このとき、植物の葉色(SPAD値)は、接触式のセンサーを用いて測定されるので、測定に手間がかかり、また、圃場全体での生育量の分布を正確に把握することは困難である。ここで、植生指標を生育量に紐づけることができれば、植物の生産者等は上記のように有益な植生指標を利用しやすくなる。
図8(A)(B)は、稲の移植後30日~58日のNDVIと生育量との関係を表している。図8(A)(B)は、2021年のデータであり、横軸にNDVI、縦軸に生育量が表されている。図8(A)は、図8(B)のデータを移植後の日数(移植後30日、35日、37日、43日、51日、58日)別に表したものである。図8(A)から、移植後の日数に応じて、換言すれば、生育ステージに応じてNDVIと生育量との関係がシフトしていることが分かる。詳細には、生育初期の段階では、NDVIと生育量との関係が一定に維持されるが、幼穂形成期に入る10日前頃からNDVIと生育量との関係が変化し始めている。また、品種によっても、植生指標と生育量との関係は異なる。
図9は、2018年および2019年の同時期の稲のNDVIと生育量との関係を表している。このように、同時期であっても、各年により植生指標と生育量との関係は異なっている。これは、同時期であっても、各年の気象条件等の違いから、稲の生育ステージが異なるためであると考えられる。
予め、植物の品種毎かつ生育ステージ毎に植生指標と生育量との関係を求めておくことにより、植生指標を生育量に換算することは可能であるが、これには膨大かつ煩雑な作業を要する。
これに対し、生育量推定システム1および情報処理装置20では、植物の葉および茎の少なくとも一方の生育状態を表す状態指標を用いるようにしたので、容易に植生指標を生育量に換算することが可能となる。
図10(A)(B)は、図8(A)(B)に示したデータを、状態指標を用いてプロットし直したものである。図10(A)(B)の横軸はNDVI、縦軸は生育量および植被率の積を表している。このように、NDVI、植被率および生育量では、生育ステージ全体にわたる一定の関係が維持される。したがって、生育ステージの段階に関わらず、一つの関係式を用いて植生指標を生育量に換算することができる。
図11(A)(B)および図12(A)(B)は各々、図8(A)(B)に示したデータを、葉齢、草丈を用いてプロットし直したものである。図10(A)(B)の横軸はNDVI、縦軸は生育量および葉齢の積を表し、図11(A)(B)の横軸はNDVI、縦軸は生育量および草丈の積を表している。このように、状態指標として葉齢および草丈を用いたときにも、生育ステージ全体にわたって、NDVIおよび生育量と一定の関係が維持される。
以上説明したように、生育量推定システム1および情報処理装置20では、植物Pの植生指標とともに、植物Pの状態指標が取得されるので、容易に植生指標を生育量に換算することができる。これにより、植物の生産者等が植生指標の取り扱いに不慣れな場合であっても、植生指標を活用して植物の生育の度合いを容易に把握することができる。よって、植生指標を、より広く活用ことが可能となる。
また、植生指標が生育量に紐づけられるので、植生指標が植物の生産者等に身近となり、農業に植生指標を普及させることが可能となる。これにより、たとえば、農業試験場などが作成する栽培指針に植生指標を取り込みやすくなる。したがって、農業分野でのリモートセンシングの活用が促進され、いわゆるスマート農業の実現を推進することができる。
以下、上記実施形態で説明した情報処理装置20の変形例について説明する。なお、以下では、説明の重複を避けるため、上記実施形態で説明した情報処理装置20の各構成と同様の構成については詳細な説明を省略する。
[変形例]
図13は、変形例に係る情報処理装置20のCPU21の機能構成を表している。CPU21は、取得部211、生育量推定部212、および出力部213に加えて、有用情報推定部214として機能してもよい。
有用情報推定部214は、生育量推定部212によって推定された所定時点の植物Pの生育量に基づいて有用情報を推定する。有用情報は、植物Pの生育に有用な情報であり、たとえば、施肥量、施肥時期、倒伏軽減剤の使用量および使用時期等を示す情報である。有用情報推定部214は、たとえば、ストレージ24に記憶された生育量と有用情報との関係に基づいて、植物Pの有用情報を推定する。
有用情報推定部214は、機械学習を利用して植物Pの有用情報を推定してもよい。たとえば、有用情報推定部214は、学習済みの識別器を用いて、生育量推定部212で推定された生育量を入力とし、植物Pの有用情報を推定する。学習済みの識別器は、たとえば、ストレージ24に記憶されている。
出力部213は、上記生育情報および有用情報の少なくとも一方を出力する。有用情報は、化成肥料10kgあるいは追肥時期1ヶ月後等の具体的な数値を含む情報であってもよく、あるいは、追肥の有無および倒伏の危険度を示す情報であってもよい。出力部213は、たとえば、「追肥不要です」および「倒伏に注意してください」等の文章を操作表示部26に表示することにより、有用情報を出力してもよい。出力部213は、音声を出力することにより、有用情報を出力してもよい。
図14は、図13に示したCPU21の機能構成の他の例を表している。CPU21は、取得部211、有用情報推定部214および出力部213として機能し、生育量推定部(図12の生育量推定部212)の機能を有していなくてもよい。このとき、有用情報推定部214は、取得部211により取得された植生指標および状態指標に基づいて有用情報を推定する。有用情報推定部214は、たとえば、ストレージ24に記憶された植生指標、状態指標および有用情報の関係に基づいて、植物Pの有用情報を推定する。あるいは、有用情報推定部214は、取得部211により取得された植生指標および状態指標を入力とし、機械学習を用いて植物Pの有用情報を推定してもよい。
図15は、この情報処理装置20において実行される推定処理の手順を示すフローチャートである。
(ステップS201、S202)
情報処理装置20は、まず、上述のステップS101、S102(図7)と同様にして、所定時点の植物Pの植生指標および状態指標を取得した後、植物Pの生育量を推定する。情報処理装置20は、ステップS201の後、ステップS203の処理に進んでもよい。
(ステップS203、S204)
次いで、情報処理装置20は、ステップS202の処理において推定された植物Pの生育量に基づいて、植物Pの有用情報を推定する。この後、情報処理装置20は、ステップS203の処理において推定された植物Pの有用情報に関する有用情報を出力して処理を終了する。情報処理装置20は、有用情報とともに、ステップS202で推定された生育量に関する生育情報を出力してもよい。
このようなCPU21を有する情報処理装置20も、上記実施形態で説明したのと同様に、植物Pの植生指標とともに、植物Pの状態指標が取得されるので、容易に植生指標を生育量に換算することができる。これにより、植物の生産者等が植生指標の取り扱いに不慣れな場合であっても、画像から算出された植生指標を活用して植物の生育度合いを容易に把握することができる。よって、植生指標を、より広く活用ことが可能となる。また、この情報処理装置20では、有用情報が推定されるので、植物Pの生産者等はさらに植物の生育に有用な情報を得ることができる。
以上のように、実施形態および変形例において本発明の推定装置、推定方法および推定プログラムについて説明した。しかしながら、本発明は、その技術思想の範囲内において当業者が適宜に追加、変形、および省略することができることはいうまでもない。
たとえば、上記実施形態では、植物Pが稲である例を説明したが、植物Pは大豆、小豆または麦等であってもよい。
また、上記実施形態では、生育量推定システム1が、光測定装置10および情報処理装置20を含む例を説明したが、生育量推定システム1は、さらに、植生指標の補正を行う植生指標補正部等を有していてもよい。植生指標補正部は、たとえば、太陽光の強度および高度等に応じて、画像から算出された植生指標を補正する。
また、上記実施形態および変形例では、ストレージ24に関係式または学習済みの識別器が記憶されている例を説明したが、関係式および学習済みの識別器は、外部の記憶装置等に記憶されていてもよい。
また、上記の実施形態におけるフローチャートの処理単位は、各処理の理解を容易にするために、主な処理内容に応じて分割したものである。処理ステップの分類の仕方によって、本願発明が制限されることはない。各処理は、さらに多くの処理ステップに分割することもできる。また、1つの処理ステップが、さらに多くの処理を実行してもよい。
上述した実施形態に係るシステムにおける各種処理を行う手段および方法は、専用のハードウェア回路、またはプログラムされたコンピューターのいずれによっても実現することが可能である。上記プログラムは、たとえば、フレキシブルディスクおよびCD-ROM等のコンピューター読み取り可能な記録媒体によって提供されてもよいし、インターネット等のネットワークを介してオンラインで提供されてもよい。この場合、コンピューター読み取り可能な記録媒体に記録されたプログラムは、通常、ハードディスク等の記憶部に転送され記憶される。また、上記プログラムは、単独のアプリケーションソフトとして提供されてもよいし、システムの一機能としてその装置のソフトウエアに組み込まれてもよい。
1 生育量推定システム、
10 光測定装置、
10A 可視光測定部、
10B 赤外光測定部、
20 情報処理装置、
21 CPU、
211 取得部、
212 生育量推定部、
213 出力部、
214 有用情報推定部、
22 ROM、
23 RAM、
24 ストレージ、
25 通信インターフェース、
26 操作表示部。

Claims (25)

  1. 複数の波長帯域で撮影された植物の画像に基づく前記植物の植生指標と、前記植物の葉および茎の少なくとも一方の生育状態を表す状態指標とを取得する取得部と、
    取得された前記植生指標および前記状態指標に基づいて、前記植物の生育量および前記植物の生育に有用な有用情報の少なくとも一方を推定する推定部と
    を備える推定装置。
  2. 前記推定部は、前記生育量を推定する生育量推定部を含む請求項1に記載の推定装置。
  3. 前記生育量推定部は、記憶部に記憶された前記植生指標、前記状態指標および前記生育量の関係に基づいて、前記生育量を推定する請求項2に記載の推定装置。
  4. 前記生育量推定部は、学習済みの識別器を用いて、前記植生指標および前記状態指標を入力とし、前記生育量を推定する請求項2または3に記載の推定装置。
  5. 前記状態指標は、前記画像に基づいて算出される請求項1~4のいずれかに記載の推定装置。
  6. 前記状態指標は、前記植物の播種日または移植日に基づいて算出される請求項1~4のいずれかに記載の推定装置。
  7. 前記状態指標は、前記植物の播種日または移植日から所定の日までの日数、積算気温および積算日照時間の少なくともいずれか一つに基づいて算出される請求項6に記載の推定装置。
  8. 前記状態指標は、前記葉の大きさ、前記葉の数、前記葉の重なり具合、前記茎の大きさおよび前記植物の姿勢の少なくともいずれか一つを表す指標である請求項1~7のいずれかに記載の推定装置。
  9. 前記状態指標は、前記植物の植被率、葉面積、葉齢、草丈および受光態勢の少なくともいずれか一つを含む請求項1~8のいずれかに記載の推定装置。
  10. 複数の前記波長帯域は可視光域および赤外光域を含む請求項1~9のいずれかに記載の推定装置。
  11. 前記推定部は、前記有用情報を推定する有用情報推定部を含む請求項1~10のいずれかに記載の推定装置。
  12. 前記生育量に関する生育情報および前記有用情報の少なくとも一方を出力する出力部をさらに有する請求項1~11のいずれかに記載の推定装置。
  13. 複数の波長帯域で撮影された植物の画像に基づく前記植物の植生指標と、前記植物の葉および茎の少なくとも一方の生育状態を表す状態指標とを取得することと、
    前記植生指標および前記状態指標に基づいて、前記植物の生育量および前記植物の生育に有用な有用情報の少なくとも一方を推定することと
    を含む推定方法。
  14. 前記生育量および前記有用情報の少なくとも一方を推定することは、前記生育量を推定することを含む請求項13に記載の推定方法。
  15. 前記生育量を推定することでは、記憶部に記憶された前記植生指標、前記状態指標および前記生育量の関係に基づいて、前記生育量を推定する請求項14に記載の推定方法。
  16. 前記生育量を推定することでは、学習済みの識別器を用いて、前記植生指標および前記状態指標を入力とし、前記生育量を推定する請求項14に記載の推定方法。
  17. 前記状態指標は、前記画像に基づいて算出される請求項13~16のいずれかに記載の推定方法。
  18. 前記状態指標は、前記植物の播種日または移植日に基づいて算出される請求項13~16のいずれかに記載の推定方法。
  19. 前記状態指標は、前記植物の播種日または移植日からの日数、積算気温および積算日照時間の少なくともいずれか一つに基づいて算出される請求項18に記載の推定方法。
  20. 前記状態指標は、前記葉の大きさ、前記葉の数、前記葉の重なり具合、前記茎の大きさおよび前記植物の姿勢の少なくともいずれか一つを表す指標である請求項13~19のいずれかに記載の推定方法。
  21. 前記状態指標は、前記植物の植被率、葉面積、葉齢、草丈および受光態勢の少なくともいずれか一つを含む請求項13~20のいずれかに記載の推定方法。
  22. 複数の前記波長帯域は可視光域および赤外光域を含む請求項13~21のいずれかに記載の推定方法。
  23. 前記生育量および前記有用情報の少なくとも一方を推定することは、前記有用情報を推定することを含む請求項13~22のいずれかに記載の推定方法。
  24. 前記生育量に関する生育情報および前記有用情報の少なくとも一方を出力することをさらに含む請求項13~23のいずれかに記載の推定方法。
  25. 請求項13~24のいずれかに記載の推定方法をコンピューターに実行させる推定プログラム。
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