JP2023087615A - 管楽器湾曲パイプ修理補助治具 - Google Patents

Abstract

【課題】従来の修理には、熟練した修理工が鉄棒の先についた球体を万力等で固定し、指先に感じる感覚を使って凹み部分を見つけ出し押し当てハンマー等で叩いて凹みを直すしか方法はなかった。また、たとえ管楽器所有者が自身で修理しようと試みても失敗することも多く、傷や凹みを大きくするときもあった。【解決手段】本発明は、所有者自身で容易に凹みを直すための治具であり、熟練した修理工のような専門的技術は不要である。凹んだ湾曲パイプを差し込みハンマーで叩くこともなく押すだけで凹みを直せる。微小な力で誰でも簡単に修理できる。素材もハンマー等で打撃することがないため、安価な石膏や金属で製造できるので修理を必要とする者にコスト削減することができる。また、わざわざ修理のために移動して修理する管楽器を修理工に預ける不安も解消する。【選択図】図３

Description

本発明は、管楽器の凹みを容易に修理するための補助治具である。

従来の修理には、熟練した修理工が鉄棒の先についた球体を万力で固定しながら、凹み部分を憶測で押し当てハンマー等で叩いて凹みを直すしか方法はなかった。
また、たとえ管楽器所有者が自身で修理しようと試みても失敗することも多く、傷や凹みを大きくするときもあった。
また、故障品を携えて移動して修理店まで持って行かねばならず、熟練した修理工に大切な管楽器を長期間に及び預ける不安も多少なりとも有した。

従来、管楽器における湾曲したパイプの凹み直しは、熟練工による技術的な費用は高額であり、たとえ修理道具を入手しても失敗する恐れが大きかった。

本発明は、所有者自身で容易に凹みを直すための治具であり、熟練した修理工のような専門的技術は不要である。
また、万力など専門的な道具も必要となりその費用も高額となっていた。

本発明の治具に直したいパイプを差し込み前述した棒の先についた球体を押せば型通りの湾曲部の凹みは直せる。
また、万力等の固定は不要であり、本発明を置いて球体の付いた鉄棒を押し込んだら凹み部分は容易に修理できる。

専門的技術を不要として、高額な修理費用も削減できる。
また、移動時間を要することもなく、その場で自身の管楽器を修理できる。
治具素材については、ハンマー等で打撃することがないため様々な素材を使用できる。

本発明の平面図である。 本発明の斜視図である。 実際にパイプを差し込んだ状態の斜視図である。

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図３のように凹んだパイプを本発明品を嵌め込み、微小な力で鉄棒の先についた球体を押し当てるだけで凹みはなくなり元の湾曲を取り戻せる。

Claims (3)

1. これは湾曲した管楽器のパイプを固定し、容易に凹みを直すための補助治具である。
2. 治具素材については、硬度の高い石膏および金属で型取りした湾曲パイプを差し込む固定のための補助治具である。
3. 透明な樹脂等で製造すれば、凹み具合もリアルタイムに視覚化可能となる。

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