JP2023086278A - 電源システム - Google Patents

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Junichi Takeuchi
浩治 滝
Koji Taki
典尚 榊原
Norihisa Sakakibara
謙介 木村
Kensuke Kimura
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Abstract

【課題】蓄電器が過充電及び残量不足になることを防止しつつ、蓄電器のオープン故障の検知を行うことができる電源システムを提供する。【解決手段】電源システム1は、DC/DCコンバータ8と、DC/DCコンバータ8に電気的に接続された第1バッテリ6と、第1バッテリ6に入力される電流の電流値と第1バッテリ6から出力される電流の電流値とを検出する電流センサ10と、第1バッテリ6が正常である状態では、電流センサ10によって第1バッテリ6に入力される電流値と第1バッテリ6から出力される電流値とが交互に検出されるように、DC/DCコンバータ8の出力電力を変動させるオープン故障検知制御を実行する充放電制御部14と、オープン故障検知制御の実行時に電流センサ10により電流が検出されないときは、第1バッテリ6のオープン故障が発生していると判定するオープン故障判定部15とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、電源システムに関する。
近年、車両の自動運転等の技術進展により、車両の負荷への電力の安定供給に関する議論がなされている。負荷に電力を供給する電源システムとしては、例えばDC/DCコンバータの出力端子にバッテリと負荷とを並列に接続する構成が知られている。このような構成においては、DC/DCコンバータの出力電力を負荷に供給することができない状態になった場合等の緊急時に、バッテリから負荷へ電力を供給することができる。このため、緊急時にバッテリから負荷へ電力を供給することができるように、定期的にバッテリのオープン故障の有無を検知することが望ましい。
例えば特許文献1には、自動車両の電源バッテリの断線検出システムが記載されている。特許文献1に記載の電源バッテリの断線検出システムは、DC/DCコンバータと、DC/DCコンバータの出力端に接続された低電圧バッテリと、低電圧バッテリと並列に接続された負荷と、低電圧バッテリに流れる電流の電流値を検出する電流センサと、低電圧バッテリが充電または放電するようにDC/DCコンバータを制御すると共に、電流センサの検出値に基づいて低電圧バッテリが断線しているかどうかを検出する電子コントロールユニットとを備えている。
特表2016-528870号公報
上記従来技術においては、低電圧バッテリが充電されるようにDC/DCコンバータを制御しているときに、低電圧バッテリ内の断線の有無を検出するか、或いは低電圧バッテリが放電するようにDC/DCコンバータを制御しているときに、低電圧バッテリ内の断線の有無を検出している。しかし、低電圧バッテリの充電状態を一定時間継続させると、低電圧バッテリの過充電につながる。また、低電圧バッテリの放電状態を一定時間継続させると、低電圧バッテリの充電率が低下し、低電圧バッテリの残量が減少してしまう。例えばDC/DCコンバータの出力電力を負荷に供給することができない状態になった場合等の緊急時に、低電圧バッテリの残量が低下していると、低電圧バッテリから負荷に電力を供給することができなくなる。
本発明の目的は、蓄電器が過充電及び残量不足になることを防止しつつ、蓄電器のオープン故障の検知を行うことができる電源システムを提供することである。
本発明の一態様に係る電源システムは、直流電圧変換器と、負荷に接続されると共に直流電圧変換器に電気的に接続され、直流電圧変換器からの出力電力が供給される第1配線と、第1配線及び直流電圧変換器と電気的に接続される第2配線と、第2配線に接続され、第2配線に出力電力を供給すると共に直流電圧変換器の出力電力が供給される蓄電器と、蓄電器に入力される電流の電流値と蓄電器から出力される電流の電流値とを検出する電流検出部と、蓄電器が正常である状態では、電流検出部によって蓄電器に入力される電流の電流値と蓄電器から出力される電流の電流値とが交互に検出されるように、直流電圧変換器の出力電力を変動させるオープン故障検知制御を実行する制御部と、オープン故障検知制御の実行時に電流検出部により電流値が検出されないときは、蓄電器のオープン故障が発生していると判定する判定部とを備える。
このような電源システムにおいては、蓄電器が正常である状態では、電流検出部によって蓄電器に入力される電流の電流値と蓄電器から出力される電流の電流値とが交互に検出されるように、直流電圧変換器の出力電力を変動させるオープン故障検知制御が実行される。オープン故障検知制御の実行時に電流検出部により電流が検出されないときは、蓄電器のオープン故障が発生していると判定される。このように蓄電器に入力される電流の電流値と蓄電器から出力される電流の電流値とが交互に検出されるように直流電圧変換器の出力電力を変動させることにより、蓄電器が正常である状態では、蓄電器の充電及び放電が交互に行われることになる。従って、蓄電器の充電のみを行って、蓄電器のオープン故障の有無を検知する場合に比べて、蓄電器の充電状態の継続時間が短縮されるため、蓄電器が必要以上に充電されることが抑制される。また、蓄電器の放電のみを行って、蓄電器のオープン故障の有無を検知する場合に比べて、蓄電器の放電状態の継続時間が短縮されるため、蓄電器の充電率が必要以上に低下することが抑制される。これにより、蓄電器が過充電及び残量不足になることを防止しつつ、蓄電器のオープン故障の検知が行われる。
制御部は、蓄電器が正常である状態では、電流検出部により検出される単位時間当たりの平均電流値がゼロに近づくようにオープン故障検知制御を実行してもよい。このような構成では、電流検出部により検出される単位時間当たりの平均電流値がゼロに近づくように、蓄電器の充電及び放電が交互に行われることになる。従って、オープン故障検知制御の実行によって蓄電器の充電率が大きく変動することが抑制される。
電源システムは、蓄電器の充電率を検知する充電率検知部を更に備え、制御部は、蓄電器の充電率が規定値よりも低いときは、蓄電器の充電率が規定値に達するまで、蓄電器に継続して直流電圧変換器の出力電力が供給されるように直流電圧変換器を制御し、蓄電器の充電率が規定値に達した後、オープン故障検知制御を実行してもよい。このような構成では、蓄電器の充電率が規定値よりも低いときは、蓄電器の充電率が規定値に達するまで蓄電器の充電が行われることとなる。従って、蓄電器の自然放電により蓄電器の充電率が低くなっても、オープン故障検知制御の実行時には、蓄電器の充電率が規定値に維持される。
本発明によれば、蓄電器が過充電及び残量不足になることを防止しつつ、蓄電器のオープン故障の検知を行うことができる。
本発明の一実施形態に係る電源システムの構成を示すブロック図である。 図1に示されたECUにより実行される処理手順の詳細を示すフローチャートである。 バッテリのオープン故障が発生しない正常時における動作の一例を示すタイミング図である。 バッテリのオープン故障が発生したときの動作の一例を示すタイミング図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る電源システムの構成を示すブロック図である。図1において、本実施形態の電源システム1は、自動車等の車両に搭載されている。車両は、複数の負荷2を備えている。負荷2は、電源システム1から電力を供給されて動作する。負荷2は、例えばランプ類、カーナビゲーション、エアコン及びワイパー等である。
電源システム1は、入力配線3と、第1配線4と、第2配線5と、第1バッテリ6と、第2バッテリ7と、DC/DCコンバータ8と、電圧センサ9と、電流センサ10と、ECU11(ECU:Electronic Control Unit)と、警告器12とを備えている。
入力配線3は、第2バッテリ7とDC/DCコンバータ8とを電気的に接続している。第1配線4は、DC/DCコンバータ8の出力端子と各負荷2とを接続している。即ち、第1配線4は、各負荷2に接続されると共にDC/DCコンバータ8と電気的に接続されている。
第2配線5は、第1配線4を介してDC/DCコンバータ8の出力端子と第1バッテリ6とを接続している。即ち、第2配線5は、第1バッテリ6に接続されると共に第1配線4及びDC/DCコンバータ8と電気的に接続されている。
第1バッテリ6と各負荷2とは、第1配線4、DC/DCコンバータ8の出力端子及び第2配線5経由で電気的に接続されている。即ち、第1バッテリ6と各負荷2とは、DC/DCコンバータ8の出力端子に並列に接続されており、第1バッテリ6から出力される電力がDC/DCコンバータ8の出力端子経由で各負荷2に供給できるようになっている。
第2バッテリ7には、例えば車両の走行モータの駆動に使われる電圧が蓄えられている。本実施形態の第2バッテリ7は、第1バッテリ6よりも高い電圧を有する。
DC/DCコンバータ8は、第1配線4及び第2配線5に出力電力を供給する直流電圧変換器である。DC/DCコンバータ8は、直流電圧を異なる電圧値を有する直流電圧に変換して出力する。本実施形態のDC/DCコンバータ8は、第2バッテリ7から入力された電圧を降圧して出力する。DC/DCコンバータ8の出力電力は、ECU11からの制御信号に応じて変動可能である。
第1バッテリ6は、第2配線5に出力電力を供給すると共に第2配線5を介してDC/DCコンバータ8の出力電力が供給される蓄電器である。第1バッテリ6には、負荷2の動作に必要な電圧が蓄えられている。第1バッテリ6としては、例えば鉛バッテリまたはリチウムイオンバッテリ等が使用される。第1バッテリ6は、DC/DCコンバータ8から第1配線4への出力電力の供給を補助する。具体的には、DC/DCコンバータ8から第1配線4に供給される出力電力が低下したときに、その低下分の電力が第1バッテリ6から第2配線5を介して第1配線4に供給される。
電圧センサ9は、第1バッテリ6の電圧を検出するセンサである。電流センサ10は、第1バッテリ6に入力される電流の電流値と第1バッテリ6から出力される電流の電流値とを検出するセンサ(電流検出部)である。
ECU11は、CPU、RAM、ROM及び入出力インターフェース等により構成されている。ECU11は、電圧センサ9及び電流センサ10の検出値に基づいて、第1バッテリ6が充放電を行うようにDC/DCコンバータ8を制御すると共に、第1バッテリ6のオープン故障の有無を検知し、その検知結果に応じて警告器12を制御する。
警告器12は、第1バッテリ6のオープン故障が検知されたときに、車両の運転者に対して警告を行う機器である。警告器12は、警告表示や警告音等により警告を行う。警告器12は、例えばカーナビゲーションであってもよい。
ECU11は、充電率推定部13と、充放電制御部14と、オープン故障判定部15とを有している。
充電率推定部13は、例えば電圧センサ9の検出値に基づいて、第1バッテリ6の充電率(SOC:State of charge)を推定する。充電率推定部13は、電圧センサ9と協働して第1バッテリ6の充電率を検知する充電率検知部を構成している。
充放電制御部14は、電流センサ10の検出値に基づいて、第1バッテリ6が充放電を行うようにDC/DCコンバータ8をフィードバック制御する。充放電制御部14は、第1バッテリ6が正常である状態では、電流センサ10によって第1バッテリ6に入力される電流の電流値と第1バッテリ6から出力される電流の電流値とが交互に検出されるように、DC/DCコンバータ8の出力電力を変動させるオープン故障検知制御を実行する制御部を構成している。
第1バッテリ6が正常である状態では、第1バッテリ6が充電されるときは、電流センサ10によって第1バッテリ6に入力される電流の電流値が検出され、第1バッテリ6が放電するときは、電流センサ10によって第1バッテリ6から出力される電流の電流値が検出される。第1バッテリ6に入力される電流の電流値は、電流センサ10によりプラス(+)の電流値として検出される。第1バッテリ6から出力される電流の電流値は、電流センサ10によりマイナス(-)の電流値として検出される。
オープン故障検知制御は、第1バッテリ6のオープン故障の検知を行うための制御である。第1バッテリ6のオープン故障は、第1バッテリ6内の断線や、第1バッテリ6の端子が外れること等によって発生する。第1バッテリ6内の断線は、第1バッテリ6内の機械的破損、第1バッテリ6内への腐食性物質の侵入または第1バッテリ6の経時劣化等により生じ得る。
充放電制御部14は、第1バッテリ6が正常である状態では、電流センサ10により検出される単位時間当たりの平均電流値がゼロに近づくようにオープン故障検知制御を実行する。
また、充放電制御部14は、充電率推定部13により推定された第1バッテリ6の充電率が規定値よりも低いときは、第1バッテリ6の充電率が規定値に達するまで、第1バッテリ6に継続してDC/DCコンバータ8の出力電力が供給されるようにDC/DCコンバータ8を制御する。そして、充放電制御部14は、第1バッテリ6の充電率が規定値に達した後、オープン故障検知制御を実行する。
オープン故障判定部15は、充放電制御部14によるオープン故障検知制御の実行時、もしくは第1バッテリ6の充電率が規定値に達するまで第1バッテリ6に継続してDC/DCコンバータ8の出力電力が供給されるときに、少なくとも電流センサ10により電流値が検出されない場合は、第1バッテリ6のオープン故障が発生していると判定する判定部を構成している。
例えば第1バッテリ6内の断線が発生すると、第1バッテリ6に電流が流れないため、電流センサ10により検出される電流値がゼロとなる。なお、例えば第1バッテリ6の端子が外れかかった状態では、第1バッテリ6の正常時に第1バッテリ6に流れる電流の電流値よりも低い値ではあるが電流は流れるため、電流センサ10によって電流値が検出される。このようなオープン故障には至っていないが、近い将来オープン故障が発生する状態(以降、オープン故障しかかっている状態とする)も検知したい場合は、オープン故障判定部15は、電流センサ10により検出される電流値がゼロである場合に加え、電流センサ10により検出される電流値の絶対値が所定時間にわたって故障閾値以下である場合も、第1バッテリ6のオープン故障が発生していると判定すればよい。なお、故障閾値は、少なくとも第1バッテリ6の正常時に検出される電流値の絶対値よりも低い値である。
図2は、ECU11により実行される処理手順の詳細を示すフローチャートである。イグニッションスイッチ16(図1参照)がON操作されたときに、ECU11により図2に示されるフローが実行される。
ECU11は、イグニッションスイッチ16がON操作されたと判断したときは、電圧センサ9の検出値を取得する(手順S101)。そして、ECU11は、電圧センサ9の検出値に基づいて、第1バッテリ6の充電率を推定する(手順S102)。
具体的には、ECU11は、電圧センサ9の検出値に基づいて第1バッテリ6の開放電圧を推定し、第1バッテリ6の開放電圧から第1バッテリ6の充電率を求める。なお、第1バッテリ6は、開放電圧が高くなるに従って充電率が高くなるような特性を有している。
続いて、ECU11は、第1バッテリ6の充電率が予め決められた規定値以上であるかどうかを判断する(手順S103)。規定値は、第1バッテリ6の充電率の上限値(例えば85%~95%)であり、過充電状態に該当せず、かつDC/DCコンバータ8の出力電力を負荷2に供給することができない状態になった場合等に、第1バッテリ6から負荷2へ電力を供給することができる値に設定されている。
ECU11は、第1バッテリ6の充電率が規定値よりも低いと判断したときは、所定時間に亘って第1バッテリ6が充電を行うための充電用電圧V1(図3(c)及び図4(c)参照)を出力するようにDC/DCコンバータ8を制御すると共に、定期的に電流センサ10の検出値を取得する(手順S104)。これにより、DC/DCコンバータ8から第1バッテリ6に電力が供給される。
そして、ECU11は、電流センサ10の検出値(以降、バッテリ電流値とする)の絶対値が一定時間連続して故障閾値(前述)以下であるかどうかを判断する(手順S105)。
ECU11は、バッテリ電流値の絶対値が一定時間連続して故障閾値以下であるという条件を満たしていないときは、第1バッテリ6のオープン故障が発生していないと判定し(手順S106)、上記の手順S101に戻る。
ECU11は、バッテリ電流値の絶対値が一定時間連続して故障閾値以下であるという条件を満たすときは、第1バッテリ6のオープン故障が発生していると判定する(手順S107)。そして、ECU11は、警告器12に警告信号を出力し(手順S108)、本処理を終了する。すると、警告器12により警告が行われる。
ECU11は、手順S103で第1バッテリ6の充電率が規定値以上であると判断したときは、所定時間に亘って、第1バッテリ6が正常である状態で、電流センサ10によって第1バッテリ6に入力される電流の電流値と第1バッテリ6から出力される電流の電流値とが交互に検出されるように、DC/DCコンバータ8の出力電力を変動させるオープン故障検知制御を実行すると共に、定期的に電流センサ10の検出値を取得する(手順S109)。
オープン故障検知制御は、電流センサ10によって第1バッテリ6に入力される電流の電流値が検出されるようにDC/DCコンバータ8を制御する第1期間P1と、電流センサ10によって第1バッテリ6から出力される電流の電流値が検出されるようにDC/DCコンバータ8を制御する第2期間P2とからなる期間を1周期とする制御である(図3(d)参照)。
本実施形態のECU11は、第1期間P1と第2期間P2とが交互に発生するようにDC/DCコンバータ8を制御している。これにより、図3(c)及び図4(c)に示されるように、DC/DCコンバータ8からは、充電用電圧V1の電圧値よりも低い電圧値である第1検知用電圧V12及び第2検知用電圧V22が交互に出力される。即ち、オープン故障検知制御時のDC/DCコンバータ8の出力電圧V2は、(V12+V22)/2を中心とした矩形波状となっている。
さらに詳述すると、本実施形態のECU11は、第1バッテリ6が正常である状態において、第1期間P1中の電流値の積分値と第2期間P2中の電流値の積分値とが一致するように、DC/DCコンバータ8を制御している。即ち、本実施形態のECU11は、第1バッテリ6が正常である状態では、電流センサ10により検出される単位時間当たりの平均電流値がゼロに近づくようにオープン故障検知制御を実行していると言える。
なお、手順S109において、ECU11は、少なくとも第1期間P1の間に1回、第2期間P2の間に1回、電流センサ10の検出値を取得する。
続いて、ECU11は、バッテリ電流値の絶対値が一定時間連続して故障閾値以下であるかどうかを判断する(手順S110)。
ECU11は、バッテリ電流値の絶対値が一定時間連続して故障閾値以下であるという条件を満たしているときは、第1バッテリ6のオープン故障が発生していると判定する(手順S111)。そして、ECU11は、警告器12に警告信号を出力し(手順S112)、本処理を終了する。すると、警告器12により警告が行われる。
ECU11は、バッテリ電流値の絶対値が一定時間連続して故障閾値以下であるという条件を満たしていないときは、第1バッテリ6のオープン故障が発生していないと判定する(手順S113)。
続いて、ECU11は、イグニッションスイッチ16(図1参照)の操作信号に基づいて、イグニッションスイッチ16がOFF操作されたかどうかを判断する(手順S114)。ECU11は、イグニッションスイッチ16がOFF操作されていないと判断したときは、上記の手順S109を再度実行する。ECU11は、イグニッションスイッチ16がOFF操作されていると判断したときは、本処理を終了する。
ここで、充電率推定部13は、上記の手順S101,S102を実行する。充放電制御部14は、上記の手順S103,S104,S109を実行する。オープン故障判定部15は、手順S105,S106,S107,S110,S111,S113を実行する。
以上において、イグニッションスイッチ16がON操作される前は、図3(a),(b)に示されるように、第1バッテリ6が自然放電されるため、第1バッテリ6の充電率が低下している。このため、イグニッションスイッチ16がON操作されると、図3(c)に示されるように、DC/DCコンバータ8から充電用電圧V1が出力される。そして、DC/DCコンバータ8からの出力電力が第1バッテリ6に供給されると、図3(b)に示されるように、第1バッテリ6が充電されることで、第1バッテリ6の充電率が上昇する。
そして、図3(b),(c)に示されるように、時間t1において、第1バッテリ6の充電率が規定値Aに達すると、DC/DCコンバータ8からの充電用電圧V1の出力が完了する。そして、ECU11は、オープン故障検知制御を実行する。
ここで、第1バッテリ6のオープン故障が発生していない、もしくは第1バッテリ6がオープン故障しかかっている状態でない正常状態では、図3(d)に示されるように、電流センサ10によって、第1バッテリ6に入力される電流の電流値(故障閾値よりも絶対値が大きい電流値)と第1バッテリ6から出力される電流の電流値(故障閾値よりも絶対値が大きい電流値)とが交互に検出される。つまり、電流センサ10により検出される電流値は、ゼロを中心として交互にプラス及びマイナスとなる。本実施形態では、第1バッテリ6に入力されるプラスの電流の電流値の絶対値は、第1バッテリ6から出力されるマイナスの電流の電流値の絶対値と等しいものとする。
一方、オープン故障検知制御の実行中に、第1バッテリ6のオープン故障が発生するか、第1バッテリ6がオープン故障しかかっている状態となると、第1バッテリ6のオープン故障が発生した時点t2以降、電流センサ10により電流値が検出されないか(図4(d)参照)、もしくは電流センサ10により検出される電流値の絶対値が故障閾値以下となるため、第1バッテリ6のオープン故障が発生したと判定される。なお、図4(a)~(c)は、図3(a)~(c)と同様である。
第1バッテリ6のオープン故障が発生したと判定されると、警告器12により警告が行われる。このため、車両の運転者は、警告器12の警告によって第1バッテリ6のオープン故障が発生したことが直ちに分かる。この場合には、車両の自動運転を終了し、例えば手動運転により車両を近くのディーラーや修理工場等まで走行させ、第1バッテリ6の交換を行うようにする。
また、イグニッションスイッチ16がOFFである期間、もしくはDC/DCコンバータ8から充電用電圧V1が出力されているときに、第1バッテリ6のオープン故障が発生したとしても、DC/DCコンバータ8から充電用電圧V1が出力されている間、ECU11が電流センサ10の検出値を取得して第1バッテリ6のオープン故障が発生しているか否かを判定しているため、第1バッテリ6のオープン故障が発生していることが分かる。
以上のように本実施形態にあっては、第1バッテリ6が正常である状態では、電流センサ10によって第1バッテリ6に入力される電流の電流値と第1バッテリ6から出力される電流の電流値とが交互に検出されるように、DC/DCコンバータ8の出力電力を変動させるオープン故障検知制御が実行される。オープン故障検知制御の実行時に電流センサ10により電流値が検出されないときは、第1バッテリ6のオープン故障が発生していると判定される。このように第1バッテリ6に入力される電流の電流値と第1バッテリ6から出力される電流の電流値とが交互に検出されるようにDC/DCコンバータ8の出力電力を変動させることにより、第1バッテリ6が正常である状態では、第1バッテリ6の充電及び放電が交互に行われることになる。従って、第1バッテリ6の充電のみを行って、第1バッテリ6のオープン故障の有無を検知する場合に比べて、第1バッテリ6の充電状態の継続時間が短縮されるため、第1バッテリ6が必要以上に充電されることが抑制される。また、第1バッテリ6の放電のみを行って、第1バッテリ6のオープン故障の有無を検知する場合に比べて、第1バッテリ6の放電状態の継続時間が短縮されるため、第1バッテリ6の充電率が必要以上に低下することが抑制される。これにより、第1バッテリ6が過充電及び残量不足になることを防止しつつ、第1バッテリ6のオープン故障の検知が行われる。その結果、電源等を別途搭載する必要が無くなるため、低コスト化を図ることができる。
また、本実施形態では、第1バッテリ6が正常である状態では、電流センサ10により検出される単位時間当たりの平均電流値がゼロに近づくようにオープン故障検知制御が実行される。このため、電流センサ10により検出される単位時間当たりの平均電流値がゼロに近づくように、第1バッテリ6の充電及び放電が交互に行われることになる。従って、オープン故障検知制御の実行によって第1バッテリ6の充電率が大きく変動することが抑制される。
また、本実施形態では、第1バッテリ6の充電率が規定値よりも低いときは、第1バッテリ6の充電率が規定値に達するまで、第1バッテリ6に継続してDC/DCコンバータ8の出力電力が供給されるようにDC/DCコンバータ8が制御され、第1バッテリ6の充電率が規定値に達した後、オープン故障検知制御が実行される。このため、第1バッテリ6の充電率が規定値よりも低いときは、第1バッテリ6の充電率が規定値に達するまで第1バッテリ6の充電が行われることとなる。従って、第1バッテリ6の自然放電により第1バッテリ6の充電率が低くなっても、オープン故障検知制御の実行時には、第1バッテリ6の充電率が規定値に維持される。
なお、本発明は、上記実施形態には限定されない。例えば上記実施形態のECU11は、第1バッテリ6が正常である状態では、第1期間P1中の電流値の積分値と第2期間P2中の電流値の積分値とが一致するようにDC/DCコンバータ8を制御しているが、電流センサ10によって第1バッテリ6に入力される電流の電流値と第1バッテリ6から出力される電流の電流値とが交互に検出されるように、DC/DCコンバータ8の出力電力を変動させるオープン故障検知制御を実行するのであれば、特にそのような形態には限られない。
例えば、第1期間P1中の電流値の積分値のほうが第2期間P2中の電流値の積分値よりも大きくなるように、DC/DCコンバータ8を制御してもよい。この場合には、第1バッテリ6の充電率を徐々に高くすることができる。従って、イグニッションスイッチ16がON操作された後、例えば状況によっては第1バッテリ6に充電用電圧V1を供給しなくてもよい。
また、第1期間P1中の電流値の積分値のほうが第2期間P2中の電流値の積分値よりも小さくなるように、DC/DCコンバータ8を制御してもよい。この場合には、第1バッテリ6の充電率を徐々に下げることができる。従って、例えば第1バッテリ6の充電状態が満充電に近いときに、第1バッテリ6の過充電を防ぐことができるし、DC/DCコンバータ8の出力電力を負荷2に供給することができない状態となった場合等の緊急時に、第1バッテリ6から負荷2に電力を供給することができる。
また、上記実施形態では、イグニッションスイッチ16がON操作された後、イグニッションスイッチ16がОFF操作されるまで、DC/DCコンバータ8の出力電力を変動させるオープン故障検知制御が連続的に行われているが、特にそのような形態には限られない。イグニッションスイッチ16がON操作された後、イグニッションスイッチ16がОFF操作されるまで、例えば間欠的にオープン故障検知制御を行ってもよい。つまり、オープン故障検知制御を開始してからイグニッションスイッチ16がОFF操作されるまで、継続的にオープン故障検知制御を行わなくてもよい。
また、上記実施形態では、1つの電流センサ10によって、第1バッテリ6に入力される電流の電流値と第1バッテリ6から出力される電流の電流値とが検出されているが、特にそのような形態には限られない。第1バッテリ6に入力される電流値のみを検出する電流センサと、第1バッテリ6から出力される電流値のみを検出する電流センサという別々の電流センサを使用してもよい。この場合には、2つの電流センサが電流検出部を構成することとなる。
また、上記実施形態では、オープン故障検知制御時のDC/DCコンバータ8の出力電圧V2は矩形波状となっているが、特にそのような形態には限られない。ECU11は、電流センサ10によって第1バッテリ6に入力される電流の電流値と第1バッテリ6から出力される電流の電流値とが交互に検出されるように、DC/DCコンバータ8の出力電力を変動させるオープン故障検知制御を実行するのであれば、正弦波状となるようにDC/DCコンバータ8の出力電力を変動させてもよい。
また、上記実施形態では、電圧センサ9により検出された第1バッテリ6の電圧に基づいて第1バッテリ6の開放電圧が推定され、第1バッテリ6の開放電圧から第1バッテリ6の充電率が求められているが、特にそのような形態には限られない。例えば、電流センサによって第1バッテリ6に入力される電流の電流値と第1バッテリ6から出力される電流の電流値とを検出し、第1バッテリ6の電流積算値を算出し、その電流積算値から第1バッテリ6の充電率を推定してもよい。
また、上記実施形態では、電流センサ10の検出値に基づいて、第1バッテリ6の充放電を行うようにDC/DCコンバータ8がフィードバック制御されているが、特にそのような形態には限られない。例えば、DC/DCコンバータ8の出力電圧を検出する電圧センサを用い、その電圧センサの検出値に基づいて、第1バッテリ6の充放電を行うようにDC/DCコンバータ8をフィードバック制御してもよい。また、当該電圧センサ及び電流センサ10の検出値に基づいて、第1バッテリ6の充放電を行うようにDC/DCコンバータ8をフィードバック制御してもよい。
また、上記実施形態では、ECU11は、充電率推定部13、充放電制御部14及びオープン故障判定部15を有しているが、特にそのような形態には限られない。ECU11は、少なくとも充放電制御部14及びオープン故障判定部15の機能を有していればよい。
また、上記実施形態では、ECU11は、上記の手順S101~S106を実行しているが、イグニッションスイッチ16がON操作された時点で、第1バッテリ6の充電率が規定値以上であることが既に分かっている場合には、イグニッションスイッチ16がON操作された後、直ぐにオープン故障検知制御を実行してもよい。
また、上記実施形態では、第1バッテリ6と各負荷2とは、第1配線4、DC/DCコンバータ8の出力端子及び第2配線5経由で電気的に接続されているが、特にそのような形態には限られない。第1バッテリ6と各負荷2とは、DC/DCコンバータ8の出力端子に並列に接続されており、第1バッテリ6からの出力電力が各負荷2に供給できるように電気的に接続されていれば、どのような接続態様であってもよい。
また、上記実施形態では、第1配線4は、DC/DCコンバータ8の出力端子と各負荷2とに接続されているが、特にそのような形態には限られない。第1配線4は、少なくとも負荷2に接続されると共にDC/DCコンバータ8に電気的に接続されていればよい。例えば、第1配線4は、DC/DCコンバータ8の出力端子とフィルタ回路を介して電気的に接続されていてもよい。
また、上記実施形態では、第2配線5は、第1配線4を介してDC/DCコンバータ8の出力端子と第1バッテリ6とに接続されているが、特にそのような形態には限られない。第2配線5は、第1バッテリ6に接続されると共に第1配線4及びDC/DCコンバータ8に電気的に接続されていればよい。例えば、第2配線5は、DC/DCコンバータ8の出力端子とフィルタ回路を介して電気的に接続されていてもよい。
また、上記実施形態では、第2バッテリ7が第1バッテリ6よりも高い電圧を有しているが、特にその形態には限られず、第1バッテリ6が第2バッテリ7よりも高い電圧を有していてもよい。この場合には、DC/DCコンバータ8は、第2バッテリ7から入力された電圧を昇圧して出力する。
また、本発明は、特にバッテリには限られず、キャパシタ等の蓄電器のオープン故障の検知にも適用可能である。
1…電源システム、2…負荷、4…第1配線、5…第2配線、6…第1バッテリ(蓄電器)、8…DC/DCコンバータ(直流電圧変換器)、9…電圧センサ(充電率検知部)、10…電流センサ(電流検出部)、13…充電率推定部(充電率検知部)、14…充放電制御部(制御部)、15…オープン故障判定部(判定部)。
例えば特許文献1には、自動車両の電源バッテリの断線検出システムが記載されている。特許文献1に記載の電源バッテリの断線検出システムは、DC/DCコンバータと、DC/DCコンバータの出力端に接続された低電圧バッテリと、低電圧バッテリと並列に接続された負荷と、低電圧バッテリに流れる電流の電流値を検出する電流センサと、低電圧バッテリ充電または放電するようにDC/DCコンバータを制御すると共に、電流センサの検出値に基づいて低電圧バッテリが断線しているかどうかを検出する電子コントロールユニットとを備えている。
上記従来技術においては、低電圧バッテリにDC/DCコンバータからの出力電力が供給されるようにDC/DCコンバータを制御しているときに、低電圧バッテリ内の断線の有無を検出するか、或いは低電圧バッテリが放電するようにDC/DCコンバータを制御しているときに、低電圧バッテリ内の断線の有無を検出している。しかし、低電圧バッテリの充電状態を一定時間継続させると、低電圧バッテリの過充電につながる。また、低電圧バッテリの放電状態を一定時間継続させると、低電圧バッテリの充電率が低下し、低電圧バッテリの残量が減少してしまう。例えばDC/DCコンバータの出力電力を負荷に供給することができない状態になった場合等の緊急時に、低電圧バッテリの残量が低下していると、低電圧バッテリから負荷に電力を供給することができなくなる。
第2配線5は、DC/DCコンバータ8の出力端子と第1バッテリ6とを接続している。即ち、第2配線5は、第1バッテリ6に接続されると共に第1配線4及びDC/DCコンバータ8と電気的に接続されている。
ECU11は、第1バッテリ6の充電率が規定値よりも低いと判断したときは、所定時間に亘って第1バッテリ6充電を行うための充電用電圧V1(図3(c)及び図4(c)参照)を出力するようにDC/DCコンバータ8を制御すると共に、定期的に電流センサ10の検出値を取得する(手順S104)。これにより、DC/DCコンバータ8から第1バッテリ6に電力が供給される。
ここで、第1バッテリ6のオープン故障が発生していない、もしくは第1バッテリ6がオープン故障しかかっている状態でない正常状態では、図3(d)に示されるように、オープン故障検知制御を実行すると、電流センサ10によって、第1バッテリ6に入力される電流の電流値(故障閾値よりも絶対値が大きい電流値)と第1バッテリ6から出力される電流の電流値(故障閾値よりも絶対値が大きい電流値)とが交互に検出される。つまり、電流センサ10により検出される電流値は、ゼロを中心として交互にプラス及びマイナスとなる。本実施形態では、第1バッテリ6に入力されるプラスの電流の電流値の絶対値は、第1バッテリ6から出力されるマイナスの電流の電流値の絶対値と等しいものとする。
また、上記実施形態では、第2配線5は、DC/DCコンバータ8の出力端子と第1バッテリ6とに接続されているが、特にそのような形態には限られない。第2配線5は、第1バッテリ6に接続されると共に第1配線4及びDC/DCコンバータ8に電気的に接続されていればよい。例えば、第2配線5は、DC/DCコンバータ8の出力端子とフィルタ回路を介して電気的に接続されていてもよい。

Claims (3)

  1. 直流電圧変換器と、
    負荷に接続されると共に前記直流電圧変換器に電気的に接続され、前記直流電圧変換器からの出力電力が供給される第1配線と、
    前記第1配線及び前記直流電圧変換器と電気的に接続される第2配線と、
    前記第2配線に接続され、前記第2配線に出力電力を供給すると共に前記直流電圧変換器の出力電力が供給される蓄電器と、
    前記蓄電器に入力される電流の電流値と前記蓄電器から出力される電流の電流値とを検出する電流検出部と、
    前記蓄電器が正常である状態では、前記電流検出部によって前記蓄電器に入力される電流の電流値と前記蓄電器から出力される電流の電流値とが交互に検出されるように、前記直流電圧変換器の出力電力を変動させるオープン故障検知制御を実行する制御部と、
    前記オープン故障検知制御の実行時に前記電流検出部により電流値が検出されないときは、前記蓄電器のオープン故障が発生していると判定する判定部とを備える電源システム。
  2. 前記制御部は、前記蓄電器が正常である状態では、前記電流検出部により検出される単位時間当たりの平均電流値がゼロに近づくように前記オープン故障検知制御を実行する請求項1記載の電源システム。
  3. 前記蓄電器の充電率を検知する充電率検知部を更に備え、
    前記制御部は、前記蓄電器の充電率が規定値よりも低いときは、前記蓄電器の充電率が前記規定値に達するまで、前記蓄電器に継続して前記直流電圧変換器の出力電力が供給されるように前記直流電圧変換器を制御し、前記蓄電器の充電率が前記規定値に達した後、前記オープン故障検知制御を実行する請求項1または2記載の電源システム。
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