JP2023085109A - Incorrect insertion detection structure of relay terminal - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、中継端子の誤挿入検知構造に関する。 The present invention relates to an erroneous insertion detection structure for a relay terminal.
図11は、従来のバスバーと中継端子の接続構造の一形態を示すものである。
中継端子10は、電気接続箱においてリレー80のタブ端子(板状端子部)81とバスバー70のタブ端子(板状端子部)71とを相互に接続させるためのものである。中継端子10は、対向する一対の対向壁11,13を有する矩形筒状部(筒部)15の内側に弾性接触片(バネ部)17を一体に有している。弾性接触片17は、長辺部18の先端側に折り返された短辺部19を有する。
FIG. 11 shows one form of a conventional connection structure between a bus bar and a relay terminal.
The
そして、短辺部19と一方の対向壁11との間に画成された第1挿入空間12にバスバー70のタブ端子71が挿入され、長辺部18と他方の対向壁13との間に画成された第2挿入空間14にリレー80のタブ端子81が挿入される。これにより、バスバー70のタブ端子71とリレー80のタブ端子81とが、弾性接触片17を介して相互に接続される。
Then, the
ところで、上述した従来のバスバーと中継端子の接続構造にあっては、中継端子10を電気接続箱に用いる場合、予め電気接続箱の基板にバスバー70を配置しておき、中継端子10をバスバー70のタブ端子71に組付ける。この際、中継端子10は、例えば図12に示すようにバスバー70のタブ端子71が第1挿入空間12に前後逆向きに誤挿入されたり、例えば図13に示すようにバスバー70のタブ端子71が第2挿入空間14に誤挿入されたりする可能性がある。
By the way, in the above-described conventional connection structure between the bus bar and the relay terminal, when the
このように中継端子10が正規でない状態で組み付けられた場合には、目視での判別が難しく見落とす可能性があった。そして、バスバー70のタブ端子71に誤組付けされた中継端子10内にはリレー80のタブ端子81を正常に挿入することができず、リレー80のタブ端子81や中継端子10内の弾性接触片17が強く押されて変形や傷付き等を起こす可能性があった。
When the
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、中継端子が誤って組付いた場合には誤組付けを容易に判別することができる中継端子の誤挿入検知構造を提供することにある。 SUMMARY OF THE INVENTION The present invention has been made in view of the above circumstances, and an object of the present invention is to provide an erroneous insertion detection structure for a relay terminal that can easily determine erroneous assembly when the relay terminal is erroneously assembled. to provide.
前述した目的を達成するために、本発明に係る中継端子の誤挿入検知構造は、下記を特徴としている。
相互に異なる方向から板状端子部を挿入するための第1挿入空間及び第2挿入空間を有する中継端子の前記第1挿入空間に挿入されるバスバーと、
前記中継端子の搭載位置を位置決めするための端子受け部を有するハウジングと、を備え、
前記バスバーは、前記バスバーの板状端子部が前記第2挿入空間に誤挿入された場合、もしくは、前記バスバーの板状端子部が前記第1挿入空間に逆向きに誤挿入された場合に、前記バスバーの板状端子部の挿入方向に沿う前記中継端子の下端面と干渉して進入を阻止する係止突部を有する、
中継端子の誤挿入検知構造。
In order to achieve the above object, the erroneous insertion detection structure of the relay terminal according to the present invention is characterized as follows.
a bus bar inserted into the first insertion space of the relay terminal having a first insertion space and a second insertion space for inserting the plate-like terminal portion from mutually different directions;
a housing having a terminal receiving portion for positioning the mounting position of the relay terminal;
When the plate-like terminal portion of the bus bar is erroneously inserted into the second insertion space, or when the plate-like terminal portion of the bus bar is erroneously inserted into the first insertion space in the opposite direction, having a locking protrusion that interferes with the lower end surface of the relay terminal along the insertion direction of the plate-like terminal of the bus bar to prevent entry of the relay terminal,
Erroneous insertion detection structure of the relay terminal.
本発明に係る中継端子の誤挿入検知構造によれば、中継端子が誤って組付いた場合には誤組付けを容易に判別することができるという効果を奏する。 According to the erroneous insertion detection structure of the relay terminal according to the present invention, it is possible to easily determine the erroneous assembly when the relay terminal is erroneously assembled.
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。 The present invention has been briefly described above. Furthermore, the details of the present invention will be further clarified by reading the following detailed description of the invention (hereinafter referred to as "embodiment") with reference to the accompanying drawings. .
本発明に関する具体的な実施形態について、各図を参照しながら以下に説明する。
図1は本発明の第1実施形態に係る中継端子の誤挿入検知構造を備えた電気接続箱100を示す要部分解斜視図、図2は図1に示した電気接続箱100のロアカバー30に配置されたバスバー20に組み付けられる中継端子10を示す要部斜視図である。
Specific embodiments relating to the present invention will be described below with reference to each drawing.
FIG. 1 is an exploded perspective view of the essential parts of an
図1に示すように、本実施形態に係る電気接続箱100は、例えば車両に搭載され、合成樹脂製の接続箱本体であるロアカバー(ハウジング)30及びアッパーカバー40と、アッパーカバー40の上に装着されるリレーやヒューズ等の電気部品50と、ロアカバー30の底壁におけるバスバ載置面31に配置される複数本のバスバー20と、複数個の中継端子10とを備えたものである。
As shown in FIG. 1, an
ロアカバー30のバスバ載置面31には所定のバスバー20がそれぞれ配置され、その上からアッパーカバー40が装着され、アッパーカバー40のソケット41には電気部品50が装着される。
Predetermined
図3は図2に示したバスバー20及び中継端子10を示す拡大斜視図、図4は図3に示したバスバー20が第1挿入空間12に正常に組み付けられた中継端子10を示す縦断面図である。
中継端子10は、従来例(図11)で示したものと同じであり、電気接続箱100において電気部品50のタブ端子(板状端子部)51とバスバー20の板状端子部23とを相互に接続させるためのものである。
3 is an enlarged perspective view showing the
The
中継端子10は、図3及び図4に示すように、対向する一対の対向壁11,13を有する矩形の筒部15の内側にバネ部(弾性接触片)17を一体に有している。バネ部17は、長辺部18の先端側に折り返された短辺部19を有する。
As shown in FIGS. 3 and 4, the
そして、短辺部19と一方の対向壁11との間に画成された第1挿入空間12にバスバー20の板状端子部23が挿入され、長辺部18と他方の対向壁13との間に画成された第2挿入空間14に電気部品50のタブ端子51が挿入される。即ち、中継端子10は、相互に異なる方向から板状端子部23及びタブ端子51を挿入するための第1挿入空間12及び第2挿入空間14を有している。これにより、バスバー20の板状端子部23と電気部品50のタブ端子51とが、バネ部17を介して相互に接続される。
Then, the plate-
ハウジングとしてのロアカバー30のバスバ載置面31には、図1及び図2に示すように、バスバ載置面31に配置されたバスバー20の板状端子部23に対応して端子受け部33が設けられている。
端子受け部33は、バスバー20の板状端子部23に装着される中継端子10のバスバ載置面31に対する搭載位置を位置決めするためのものであり、ロアカバー30のバスバ載置面31と交差する上方向(即ち、バスバ載置面31に対する直交方向)に立設された立壁部35を有する。
As shown in FIGS. 1 and 2, the
The
立壁部35は、バスバ載置面31に垂設された矩形筒状の台座である。立壁部35の一側面35bは、図2に示すように、載置部21の端部に折り曲げ形成された板状端子部23の出隅側板面23aに近接して対向する。
The standing
立壁部35の上端面35aは、図4に示すように、中継端子10が板状端子部23に正常に挿入された時には中継端子10の下端面16に当接することで、中継端子10の組み付け高さを規制する。
As shown in FIG. 4, when the
バスバー20は、電気接続箱100の回路を構成するために導電金属板から適宜形状に打ち抜かれて折り曲げ加工されることで、バスバ載置面31に載置される載置部21と、載置部21から交差する方向(本実施形態では、載置部21に直交する上方向)に延びる板状端子部23とが形成されている。
The
更に、バスバー20は、バスバー20の板状端子部23が第2挿入空間14に誤挿入された場合、もしくは、バスバー20の板状端子部23が第1挿入空間12に逆向きに誤挿入された場合に、板状端子部23の挿入方向に沿う中継端子10の下端面16と干渉して進入を阻止する係止突部37を有する。
Furthermore, the
本第1実施形態における係止突部37は、載置部21の端部に折り曲げ形成される板状端子部23の出隅側板面23aに突出形成された打ち出し突起により構成されている。係止突部37は、図4に示すように、板状端子部23において立壁部35の上端面35aの高さよりも高い位置に設けられている。
The locking
バスバー20の板状端子部23は、第2挿入空間14に誤挿入された場合(図8、参照)、バネ部17の長辺部18に弾性付勢されながら出隅側板面23aが他方の対向壁13の内面に沿って摺動される。そして、他方の対向壁13の下端面16が、係止突部37の上端に当接するので、中継端子10は進入が確実に阻止される。
When the plate-
また、バスバー20の板状端子部23は、第1挿入空間12に前後逆向きに誤挿入された場合(図6、参照)、バネ部17の短辺部19に弾性付勢されながら出隅側板面23aが一方の対向壁11の内面に沿って摺動される。そして、一方の対向壁11の下端面16が、係止突部37の上端に当接するので、中継端子10は確実に進入が阻止される。
Further, when the plate-
なお、バスバー20の板状端子部23が第1挿入空間12に正常挿入された場合(図4、参照)、バネ部17の短辺部19に弾性付勢されながら入隅側板面23bが一方の対向壁11の内面に沿って摺動される。この際、係止突部37は中継端子10の内方に位置しているので、一方の対向壁11の下端面16が係止突部37の上端に当接して中継端子10の進入を阻止することはない。
When the plate-
次に、上記電気接続箱100の組立方法の一例を説明する。
先ず、図1及び図2に示すように、所定のバスバー20が、ロアカバー30のバスバ載置面31にそれぞれ配置される。バスバ載置面31に載置部21が載置されたバスバー20は、板状端子部23が対応する端子受け部33の近傍に配置される。板状端子部23の出隅側板面23aは、立壁部35の一側面35bに対向する。
Next, an example of a method for assembling the
First, as shown in FIGS. 1 and 2,
次に、図2及び図3に示すように、中継端子10が上方からバスバー20の板状端子部23に装着される。この際、中継端子10の正常挿入時には、図4に示すように、出隅側板面23aがバネ部17の短辺部19に対向するように板状端子部23が中継端子10の第1挿入空間12に挿入される。板状端子部23に装着された中継端子10は、下端面16が端子受け部33における立壁部35の上端面35aに当接することで、組み付け高さが規制される。
この際、板状端子部23の係止突部37は、中継端子10の内方に位置しているので、一方の対向壁11の下端面16が係止突部37の上端に当接して中継端子10の進入を阻止することはない。
Next, as shown in FIGS. 2 and 3, the
At this time, since the locking
図5は図3に示したバスバー20が第1挿入空間12に前後逆向きに誤挿入された中継端子10を示す拡大斜視図、図6は図5のVI-VI線に沿う断面矢視図、図7は図3に示したバスバー20が第2挿入空間14に誤挿入された中継端子10を示す拡大斜視図、図8は図7のVIII-VIII線に沿う断面矢視図である。
5 is an enlarged perspective view showing the
図5及び図6に示すように、中継端子10が上方からバスバー20の板状端子部23に装着される際、出隅側板面23aが筒部15の一方の対向壁11に対向するように板状端子部23が中継端子10の第1挿入空間12に前後逆向きに誤挿入された中継端子10は、一方の対向壁11における下端面16が板状端子部23の係止突部37と当接して進入が阻止される。
As shown in FIGS. 5 and 6 , when the
そこで、板状端子部23に対して前後逆向きに誤挿入された中継端子10は、一方の対向壁11における下端面16が板状端子部23の係止突部37と干渉して進入が阻止されるので、下端面16が端子受け部33における立壁部35の上端面35aまで届かなくなる。従って、前後逆向きに誤挿入された中継端子10は、正常挿入時における搭載位置(図3及び図4、参照)よりも上方へ突出した状態となり、作業者は異常に気づくことができる。
Therefore, the
また、図7及び図8に示すように、中継端子10が上方からバスバー20の板状端子部23に装着される際、板状端子部23が中継端子10の第2挿入空間14に誤挿入された中継端子10は、他方の対向壁13における下端面16が板状端子部23の係止突部37と当接して進入が阻止される。
7 and 8, when the
そこで、板状端子部23が第2挿入空間14に誤挿入された中継端子10は、他方の対向壁13における下端面16が板状端子部23の係止突部37と干渉して進入が阻止されるので、下端面16が端子受け部33における立壁部35の上端面35aまで届かなくなる。従って、板状端子部23が第2挿入空間14に誤挿入された中継端子10は、正常挿入時における搭載位置(図3及び図4、参照)よりも上方へ突出した状態となり、作業者は異常に気づくことができる。
Therefore, the
従って、作業者は、中継端子10が上方からバスバー20の板状端子部23に装着された際、正規でない中継端子10の組み付けを容易に識別することができる。そこで、作業者は、誤挿入された中継端子10を取り外し、正規方向で速やかに再装着することができる。
Therefore, when the
そして、全ての中継端子10が正規状態でバスバー20の板状端子部23に装着された後、ロアカバー30の上からアッパーカバー40が装着される。すると、板状端子部23に装着された中継端子10は、アッパーカバー40のソケット41の内側に設けられた端子収容部内に収容される。
After all the
更に、ソケット41に電気部品50が装着されると、アッパーカバー40のスリット43を貫通したタブ端子51が中継端子10の第2挿入空間14に挿入される(図4、参照)。そこで、電気部品50のタブ端子51は、中継端子10を介してバスバー20の板状端子部23と電気的に接続される。
Furthermore, when the
上述したように、本第1実施形態に係る中継端子の誤挿入検知構造によれば、中継端子10が誤って組付いた場合には誤組付けを容易に判別することができるという効果を奏する。その結果、中継端子10の誤組付けを防止して電気接続箱100を容易に組立てることができる。
また、本第1実施形態に係る中継端子の誤挿入検知構造によれば、中継端子10の誤組付けを防止することで、バスバー20の板状端子部23に誤組付けされた中継端子10が、アッパーカバー40の端子収容部内に無理挿入されて変形や傷付き等を起こすのを阻止できる。
As described above, according to the relay terminal erroneous insertion detection structure according to the first embodiment, when the
Further, according to the erroneous insertion detection structure of the relay terminal according to the first embodiment, by preventing erroneous assembly of the
図9は本発明の第2実施形態に係る中継端子の誤挿入検知構造を備えたバスバー20A及び中継端子10を示す拡大斜視図、図10は図9に示したバスバー20Aが第1挿入空間12に正常に組み付けられた中継端子10を示す縦断面図である。なお、本第2実施形態に係るバスバー20Aは、係止突部38が用いられた以外は上記第1実施形態のバスバー20と同様の構成であるので、同様の構成部材には同符号を付して詳細な説明を省略する。
FIG. 9 is an enlarged perspective view showing a
図9に示すように、本第2実施形態に係るバスバー20Aは、上記第1実施形態に係る係止突部37に代えて、係止突部38を備えている。
本第2実施形態における係止突部38は、載置部21の端部に折り曲げ形成される板状端子部23の出隅側板面23aに突出形成された切り起こし片により構成されている。係止突部38は、図10に示すように、板状端子部23において立壁部35の上端面35aの高さよりも高い位置に設けられている。
As shown in FIG. 9, a
The locking
本第2実施形態に係る係止突部38は、上記第1実施形態における係止突部37と同様に、バスバー20Aの板状端子部23が第2挿入空間14に誤挿入された場合、もしくは、バスバー20Aの板状端子部23が第1挿入空間12に逆向きに誤挿入された場合に、板状端子部23の挿入方向に沿う中継端子10の下端面16と干渉して進入を阻止することができる。
Similar to the locking
従って、作業者は、中継端子10が上方からバスバー20Aの板状端子部23に装着された際、正規でない中継端子10の組み付けを容易に識別することができる。そこで、作業者は、誤挿入された中継端子10を取り外し、正規方向で速やかに再装着することができる。
Therefore, when the
尚、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。 It should be noted that the present invention is not limited to the above-described embodiments, and can be modified, improved, etc. as appropriate. In addition, the material, shape, size, number, location, etc. of each component in the above-described embodiment are arbitrary and not limited as long as the present invention can be achieved.
例えば、上記実施形態では、中継端子10の第2挿入空間14に挿入される板状端子部として電気部品50のタブ端子51を例に説明したが、これに限定されず絶縁基板を介してバスバーに積層された上層バスバーの板状端子部とすることもできる。
For example, in the above-described embodiment, the
また、上記実施形態では、誤挿入された中継端子10が正常挿入時における搭載位置よりも上方へ突出した状態を目視することで、作業者は異常に気づくことができるとしたが、例えば、正規挿入状態と誤挿入状態の中継端子10の高さの差を光学式センサーや接触式センサー等で検知することもできる。
Further, in the above-described embodiment, the operator can notice an abnormality by visually checking that the erroneously inserted
ここで、上述した本発明に係る中継端子の誤挿入検知構造の実施形態の特徴をそれぞれ以下[1]~[5]に簡潔に纏めて列記する。 Here, the features of the embodiment of the erroneous insertion detection structure of the relay terminal according to the present invention described above are briefly summarized in [1] to [5] below.
[1] 相互に異なる方向から板状端子部(23,タブ端子51)を挿入するための第1挿入空間(12)及び第2挿入空間(14)を有する中継端子(10)の前記第1挿入空間(12)に挿入されるバスバー(20,20A)と、
前記中継端子(10)の搭載位置を位置決めするための端子受け部(33)を有するハウジング(ロアカバー30)と、を備え、
前記バスバー(20,20A)は、前記バスバー(20,20A)の板状端子部(23)が前記第2挿入空間(14)に誤挿入された場合、もしくは、前記バスバー(20,20A)の板状端子部(23)が前記第1挿入空間(12)に前後逆向きに誤挿入された場合に、前記バスバー(20,20A)の板状端子部(23)の挿入方向に沿う前記中継端子(10)の下端面(16)と干渉して進入を阻止する係止突部(37,38)を有する、
中継端子の誤挿入検知構造。
[1] A relay terminal (10) having a first insertion space (12) and a second insertion space (14) for inserting plate-shaped terminal portions (23, tab terminals 51) from mutually different directions. a busbar (20, 20A) inserted into the insertion space (12);
a housing (lower cover 30) having a terminal receiving portion (33) for positioning the mounting position of the relay terminal (10);
The busbars (20, 20A) are erroneously inserted into the second insertion space (14), or when the plate-like terminal portions (23) of the busbars (20, 20A) are erroneously inserted, When the plate-like terminal portion (23) is erroneously inserted into the first insertion space (12) in the front-rear reverse direction, the relay along the insertion direction of the plate-like terminal portion (23) of the busbars (20, 20A) Having locking protrusions (37, 38) that interfere with the lower end surface (16) of the terminal (10) to prevent entry,
Erroneous insertion detection structure of the relay terminal.
上記[1]の構成の中継端子の誤挿入検知構造によれば、バスバー(20,20A)の板状端子部(23)に対して前後逆向きに誤挿入された中継端子(10)は、バスバー(20,20A)の係止突部(37,38)と干渉して進入が阻止される。そこで、前後逆向きに誤挿入された中継端子(10)は、正常挿入時における搭載位置よりも上方へ突出した状態となり、作業者は異常に気づくことができる。
また、バスバー(20,20A)の板状端子部(23)が中継端子(10)の第2挿入空間(14)に誤挿入された中継端子(10)は、バスバー(20,20A)の係止突部(37,38)と干渉して進入が阻止される。そこで、板状端子部(23)が第2挿入空間(14)に誤挿入された中継端子(10)は、正常挿入時における搭載位置よりも上方へ突出した状態となり、作業者は異常に気づくことができる。
従って、作業者は、中継端子(10)が上方からバスバー(20,20A)の板状端子部(23)に装着された際、正規でない中継端子(10)の組み付けを容易に識別することができる。
According to the erroneous insertion detection structure of the relay terminal having the above configuration [1], the relay terminal (10) erroneously inserted in the front-rear reverse direction into the plate-shaped terminal portion (23) of the bus bar (20, 20A) is: Intrusion is blocked by interference with the locking projections (37, 38) of the busbars (20, 20A). Therefore, the relay terminal (10) erroneously inserted in the reverse direction projects upward from the mounting position at the time of normal insertion, and the operator can notice the abnormality.
Moreover, the relay terminal (10), in which the plate-like terminal portion (23) of the busbar (20, 20A) is erroneously inserted into the second insertion space (14) of the relay terminal (10), is not engaged with the busbar (20, 20A). It interferes with the blocking protrusions (37, 38) and is prevented from entering. Therefore, the relay terminal (10) whose plate-like terminal (23) is erroneously inserted into the second insertion space (14) protrudes upward from the mounting position at the time of normal insertion, and the operator notices the abnormality. be able to.
Therefore, when the relay terminal (10) is attached to the plate-shaped terminal portion (23) of the bus bar (20, 20A) from above, the operator can easily identify the incorrect assembly of the relay terminal (10). can.
[2] 前記ハウジング(ロアカバー30)のバスバ載置面(31)に設けられた前記端子受け部(33)は、前記ハウジング(ロアカバー30)のバスバ載置面(31)と交差する方向に立設された立壁部(35)を有し、
前記バスバー(20)は、前記バスバ載置面(31)に載置される載置部(21)と、前記載置部(21)から交差する方向に延びる前記板状端子部(23)と、を有し、
前記立壁部(35)は、前記中継端子(10)の正常挿入時には上端面(35a)が前記中継端子(10)に当接して前記中継端子(10)の組み付け高さを規制し、
前記係止突部(37)は、前記板状端子部(23)において前記立壁部(35)の上端面(35a)の高さよりも高い位置に設けられている、
上記[1]に記載の中継端子の誤挿入検知構造。
[2] The terminal receiving portion (33) provided on the busbar mounting surface (31) of the housing (lower cover 30) stands in a direction intersecting the busbar mounting surface (31) of the housing (lower cover 30). has a standing wall portion (35) provided,
The busbar (20) includes a mounting portion (21) mounted on the busbar mounting surface (31) and the plate-like terminal portion (23) extending in a direction intersecting the mounting portion (21). , has
When the relay terminal (10) is normally inserted, the vertical wall portion (35) abuts on the relay terminal (10) at the upper end surface (35a) to regulate the mounting height of the relay terminal (10),
The locking protrusion (37) is provided at a position higher than the height of the upper end surface (35a) of the standing wall portion (35) in the plate-like terminal portion (23),
The incorrect insertion detection structure of the relay terminal according to the above [1].
上記[2]の構成の中継端子の誤挿入検知構造によれば、バスバー(20,20A)の板状端子部(23)に対して正常挿入された中継端子(10)は、端子受け部(33)における立壁部(35)の上端面(35a)に当接して組み付け高さが規制される。
そして、バスバー(20,20A)の板状端子部(23)に対して前後逆向きに誤挿入された中継端子(10)は、バスバー(20,20A)の板状端子部(23)に設けられた係止突部(37,38)と干渉して進入が阻止されるので、下端面(16)が立壁部(35)の上端面(35a)まで届かなくなる。従って、前後逆向きに誤挿入された中継端子(10)は、正常挿入時における搭載位置よりも上方へ突出した状態となり、作業者は異常に気づくことができる。
また、バスバー(20,20A)の板状端子部(23)が中継端子(10)の第2挿入空間(14)に誤挿入された中継端子(10)は、バスバー(20,20A)の板状端子部(23)に設けられた係止突部(37,38)と干渉して進入が阻止されるので、下端面(16)が立壁部(35)の上端面(35a)まで届かなくなる。従って、前後逆向きに誤挿入された中継端子(10)は、正常挿入時における搭載位置よりも上方へ突出した状態となり、作業者は異常に気づくことができる。
According to the erroneous insertion detection structure of the relay terminal having the configuration [2], the relay terminal (10) normally inserted into the plate-shaped terminal portion (23) of the bus bar (20, 20A) is inserted into the terminal receiving portion ( 33) is in contact with the upper end surface (35a) of the standing wall portion (35) to restrict the assembly height.
The relay terminal (10) incorrectly inserted into the plate-like terminal portion (23) of the busbar (20, 20A) in the front-rear direction is provided in the plate-like terminal portion (23) of the busbar (20, 20A). The lower end surface (16) does not reach the upper end surface (35a) of the vertical wall portion (35) because it interferes with the locking projections (37, 38) that are engaged and prevents entry. Therefore, the relay terminal (10) erroneously inserted in the reverse direction projects upward from the mounting position at the time of normal insertion, and the operator can notice the abnormality.
In addition, the relay terminal (10), in which the plate-like terminal portion (23) of the busbar (20, 20A) is erroneously inserted into the second insertion space (14) of the relay terminal (10), is removed from the plate of the busbar (20, 20A). Since it interferes with the locking protrusions (37, 38) provided on the terminal portion (23) and is prevented from entering, the lower end surface (16) does not reach the upper end surface (35a) of the standing wall portion (35). . Therefore, the relay terminal (10) erroneously inserted in the reverse direction projects upward from the mounting position at the time of normal insertion, and the operator can notice the abnormality.
[3] 前記中継端子(10)は、対向する一対の対向壁(11,13)を有する筒部(15)と、前記筒部(15)内に配置され、一方側から前記筒部(15)内に挿入された前記板状端子部(23)を前記第1挿入空間(12)である一方の前記対向壁(11)との間に挟持すると共に他方側から前記筒部(15)内に挿入された前記板状端子部(タブ端子51)を前記第2挿入空間(14)である他方の前記対向壁(13)との間に挟持するバネ部(17)と、を有し、
前記係止突部(37,38)が、前記中継端子(10)の誤挿入時に前記対向壁(11,13)の下端面(16)と干渉する、
上記[1]又は[2]に記載の中継端子の誤挿入検知構造。
[3] The relay terminal (10) includes a cylindrical portion (15) having a pair of opposed walls (11, 13), and is arranged in the cylindrical portion (15). ), the plate-like terminal portion (23) is inserted into the cylindrical portion (15) from the other side while being sandwiched between the first insertion space (12) and one of the opposing walls (11). a spring portion (17) for sandwiching the plate-like terminal portion (tab terminal 51) inserted in the second insertion space (14) between the other opposing wall (13) that is the second insertion space (14),
The locking projections (37, 38) interfere with the lower end surfaces (16) of the opposing walls (11, 13) when the relay terminal (10) is erroneously inserted.
The relay terminal mis-insertion detection structure according to the above [1] or [2].
上記[3]の構成の中継端子の誤挿入検知構造によれば、バスバー(20)の板状端子部(23)は、第2挿入空間(14)に誤挿入された場合、バネ部(17)に弾性付勢されながら出隅側板面(23a)が他方の対向壁(13)の内面に沿って摺動される。そして、他方の対向壁(13)の下端面(16)が、係止突部(37,38)の上端に当接するので、中継端子(10)は進入が確実に阻止される。 According to the relay terminal erroneous insertion detection structure having the configuration [3], the plate-like terminal portion (23) of the bus bar (20) is erroneously inserted into the second insertion space (14). ), the protruding corner side plate surface (23a) slides along the inner surface of the other opposing wall (13). Since the lower end surface (16) of the other opposing wall (13) abuts against the upper ends of the locking projections (37, 38), the relay terminal (10) is reliably prevented from entering.
また、バスバー(20)の板状端子部(23)は、第1挿入空間(12)に前後逆向きに誤挿入された場合、バネ部(17)に弾性付勢されながら出隅側板面(23a)が一方の対向壁(11)の内面に沿って摺動される。そして、一方の対向壁(11)の下端面(16)が、係止突部(37,38)の上端に当接するので、中継端子(10)は進入が確実に阻止される。 Further, when the plate-like terminal portion (23) of the bus bar (20) is erroneously inserted into the first insertion space (12) in the front-rear reverse direction, the plate-like terminal portion (23) of the bus bar (20) is elastically biased by the spring portion (17) to 23a) is slid along the inner surface of one opposing wall (11). Since the lower end surface (16) of one opposing wall (11) abuts against the upper ends of the locking projections (37, 38), the relay terminal (10) is reliably prevented from entering.
[4] 前記係止突部(37)は、前記載置部(21)の端部に折り曲げ形成される前記板状端子部(23)の出隅側板面(23a)に突出形成された打ち出し突起である、
上記[2]に記載の中継端子の誤挿入検知構造。
[4] The locking protrusion (37) is a protrusion formed on the protruding corner side plate surface (23a) of the plate-like terminal portion (23) bent at the end of the mounting portion (21). is a protrusion,
The incorrect insertion detection structure of the relay terminal according to the above [2].
上記[4]の構成の中継端子の誤挿入検知構造によれば、バスバー(20)の板状端子部(23)に、係止突部(37)を容易に一体形成することができる。 According to the erroneous insertion detection structure of the relay terminal having the above configuration [4], the locking protrusion (37) can be easily formed integrally with the plate-like terminal portion (23) of the bus bar (20).
[5] 前記係止突部(38)は、前記載置部(21)の端部に折り曲げ形成される前記板状端子部(23)の出隅側板面(23a)に突出形成された切り起こし片である、
上記[2]に記載の中継端子の誤挿入検知構造。
[5] The locking protrusion (38) is a cut formed protruding from the protruding corner side plate surface (23a) of the plate-like terminal portion (23) bent at the end of the mounting portion (21). is a triggering piece,
The incorrect insertion detection structure of the relay terminal according to the above [2].
上記[5]の構成の中継端子の誤挿入検知構造によれば、バスバー(20)の板状端子部(23)に、係止突部(38)を容易に一体形成することができる。 According to the erroneous insertion detection structure of the relay terminal having the configuration [5], the locking protrusion (38) can be easily formed integrally with the plate-like terminal portion (23) of the bus bar (20).
10…中継端子
12…第1挿入空間
14…第2挿入空間
20…バスバー
23…板状端子部
30…ロアカバー(ハウジング)
33…端子受け部
37…係止突部
51…タブ端子(板状端子部)
DESCRIPTION OF
33...
Claims (5)
前記中継端子の搭載位置を位置決めするための端子受け部を有するハウジングと、を備え、
前記バスバーは、前記バスバーの板状端子部が前記第2挿入空間に誤挿入された場合、もしくは、前記バスバーの板状端子部が前記第1挿入空間に逆向きに誤挿入された場合に、前記バスバーの板状端子部の挿入方向に沿う前記中継端子の下端面と干渉して進入を阻止する係止突部を有する、
中継端子の誤挿入検知構造。 a bus bar inserted into the first insertion space of the relay terminal having a first insertion space and a second insertion space for inserting the plate-like terminal portion from mutually different directions;
a housing having a terminal receiving portion for positioning the mounting position of the relay terminal;
When the plate-like terminal portion of the bus bar is erroneously inserted into the second insertion space, or when the plate-like terminal portion of the bus bar is erroneously inserted into the first insertion space in the opposite direction, having a locking protrusion that interferes with the lower end surface of the relay terminal along the insertion direction of the plate-like terminal of the bus bar to prevent entry of the relay terminal,
Erroneous insertion detection structure of the relay terminal.
前記バスバーは、前記バスバ載置面に載置される載置部と、前記載置部から交差する方向に延びる前記板状端子部と、を有し、
前記立壁部は、前記中継端子の正常挿入時には上端面が前記中継端子の下端面に当接して前記中継端子の組み付け高さを規制し、
前記係止突部は、前記板状端子部において前記立壁部の上端面の高さよりも高い位置に設けられている、
請求項1に記載の中継端子の誤挿入検知構造。 The terminal receiving portion provided on the busbar mounting surface of the housing has an upright wall portion erected in a direction intersecting the busbar mounting surface of the housing,
The bus bar has a mounting portion mounted on the bus bar mounting surface and the plate-like terminal portion extending in a direction intersecting the mounting portion,
When the relay terminal is normally inserted, an upper end surface of the standing wall portion abuts against a lower end surface of the relay terminal to regulate an assembly height of the relay terminal,
The locking protrusion is provided at a position higher than the height of the upper end surface of the standing wall portion in the plate-like terminal portion.
The incorrect insertion detection structure of the relay terminal according to claim 1.
前記係止突部が、前記中継端子の誤挿入時に前記対向壁の下端面と干渉する、
請求項1又は2に記載の中継端子の誤挿入検知構造。 The relay terminal includes a tubular portion having a pair of opposed walls, and a plate-like terminal portion inserted into the tubular portion from one side, which is disposed in the tubular portion. a spring portion that is sandwiched between the plate-like terminal portion inserted into the cylindrical portion from the other side and the other opposing wall that is the second insertion space. ,
The locking protrusion interferes with the lower end surface of the opposing wall when the relay terminal is erroneously inserted.
3. The structure for detecting erroneous insertion of relay terminals according to claim 1 or 2.
請求項2に記載の中継端子の誤挿入検知構造。 The locking protrusion is a protrusion that protrudes from the plate surface on the protruding corner side of the plate-like terminal portion that is bent at the end of the mounting portion.
The incorrect insertion detection structure of the relay terminal according to claim 2.
請求項2に記載の中継端子の誤挿入検知構造。 The locking protrusion is a cut-and-raised piece protruding from a plate surface on the protruding corner side of the plate-like terminal portion that is bent at the end of the mounting portion.
The incorrect insertion detection structure of the relay terminal according to claim 2.
Priority Applications (1)
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JP2021199607A JP2023085109A (en) | 2021-12-08 | 2021-12-08 | Incorrect insertion detection structure of relay terminal |
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