JP2023084686A - 基地局アンテナ - Google Patents

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Abstract

【課題】基地局アンテナを提供する。【解決手段】基地局アンテナにおいて、より低い周波数帯又はより高い周波数帯で動作するために使用されるラジエータ30は、横方向中心軸A1の周りに対称に配設される、2つのU字型放射アーム31及び32を含む。U字型放射アーム31及び32の両方が、基地局アンテナの長手方向に沿って延在しており、その結果、ラジエータ30は、従来の対称型双極子のような方位面における全方向性パターンを有する電磁放射を生成する。ラジエータ30の偏光方向は、基地局アンテナの長手方向であり、供給モードは、U字型放射アーム31及び32の中央接続部品313及び323を通して供給される。2つの放射アーム31と32との間の距離D1は、基地局アンテナのアセンブリを容易にし(例えば、接続部品313及び323の供給構成要素への溶接接続を容易にし)、かつインピーダンスマッチングを容易にするように構成される。【選択図】図4A

Description

関連出願の相互参照
本出願は、2021年12月7日出願の中国特許出願第2021/115117662号に対する優先権を主張し、その全体が、あたかも本明細書に完全に記載されているかのように、参照により本明細書に組み込まれる。
本開示は、通信システムに関し、より具体的には、基地局アンテナに関する。
無線基地局は、当該技術分野で周知であり、概して、ベースバンドユニット、無線、アンテナ、及びその他の構成要素を含む。アンテナは、セル全体に位置する固定及びモバイル加入者(ユーザ)との双方向無線周波数(RF)通信を提供するように構成されている。一般的に、アンテナは、塔、又はポール、ルーフ、水塔などの隆起した構造物に取り付けられ、別個のベースバンドユニット及び無線ユニットは、アンテナに接続される。
図12Aは、従来の基地局90の概略構造図である。基地局90は、突出構造体94上に装着可能な基地局アンテナ95を含む。基地局90はまた、ベースバンドユニット91及び無線92などの基地局デバイスを含む。図面を簡略化するために、単一のベースバンドユニット91及び単一の無線92を図12Aに示す。しかしながら、複数のベースバンドユニット91及び/又は無線92が提供され得ることが理解されるべきである。更に、無線92は、突出構造体94の底部でベースバンドユニット91と同じ位置にあるように示されているが、他の事例では、無線92は、基地局アンテナ95に隣接する凸状構造体94上に装着された遠隔無線ヘッド(RRH)であってもよいことが理解されるべきである。ベースバンドユニット91は、バックホールネットワーク(図示せず)などの別のソースからデータを受信し、データを処理して、無線92にデータストリームを提供することができる。無線92は、その中にコード化されたデータを含むRF信号を生成してもよく、これらのRF信号を増幅し、かつ無線周波数ケーブル93(例えば、同軸伝送ケーブル)を介してRF信号を基地局アンテナ95に送信してもよい。また、図12Aの基地局90は、一般に、電源、バックアップ電池、電力バス、アンテナインターフェース信号グループ(AISG)コントローラなどの様々な他のデバイス(図示せず)を含み得ることも理解されるべきである。
本開示の第1の態様によれば、基地局アンテナが提供されており、基地局アンテナは、基地局アンテナの長手方向に沿って延在している、第1の誘電体基板、及び第1の誘電体基板上に形成されている、1つ以上の第1のラジエータであって、第1のラジエータの各々が、第1の周波数帯で動作するように構成されている、1つ以上の第1のラジエータと、基地局アンテナの長手方向に沿って延在している、複数の第2の誘電体基板、及び各第2の誘電体基板上に形成されている、1つ以上の第2のラジエータであって、第2のラジエータの各々が、第2の周波数帯で動作するように構成されている、1つ以上の第2のラジエータと、を備え、第2の誘電体基板のうちの第1及び第2の誘電体基板は、第2の誘電体基板のうちの第1及び第2の誘電体基板が、第1の誘電体基板に対して実質的に垂直であり、かつ1つ以上の第1のラジエータのうちの少なくとも1つの第1のラジエータの中央部分が、第2の誘電体基板のうちの第1の誘電体基板の上に形成された第2のラジエータと、第2の誘電体基板のうちの第2の誘電体基板の上に形成された第2のラジエータとの間に配設されるように、第1の誘電体基板に装着されている。
本開示の第2の態様によれば、基地局アンテナが提供されており、基地局アンテナは、基地局アンテナの長手方向に沿って配設されている、複数の第1のラジエータであって、第1のラジエータが、第1の周波数帯で動作し、かつ方位面に全方向性パターンを有する電磁放射を生成するように構成されている、複数の第1のラジエータと、基地局アンテナの長手方向に沿って配設されている、複数の第2のラジエータであって、第2のラジエータが、第1の周波数帯と重複しない第2の周波数帯で動作し、かつ方位面に全方向性パターンを有する電磁放射を生成するように構成されている、複数の第2のラジエータと、を備え、複数の第1のラジエータのうちの少なくとも1つの第1のラジエータは、2つの隣接する第2のラジエータの間に配設されており、複数の第2のラジエータのうちの少なくとも1つの第2のラジエータは、2つの隣接する第1のラジエータの間に配設されている。
本開示の第3の態様によれば、基地局アンテナが提供されており、基地局アンテナは、基地局アンテナの長手方向に沿って配設されている、複数の第1の放射要素からなる第1のアレイであって、第1のアレイが、第1の周波数帯の方位面に全方向性パターンを有するアンテナビームを生成するように構成されている、第1のアレイと、基地局アンテナの長手方向に沿って配設されている、複数の第2の放射要素からなる第2のアレイであって、第2のアレイが、第2の周波数帯の方位面に全方向性パターンを有するアンテナビームを生成するように構成されている、第2のアレイと、を備え、第1のアレイと第2のアレイは、基地局アンテナの長手方向に沿って互いにインターリーブされており、第1の周波数帯及び第2の周波数帯の少なくとも1つの相対帯域幅は、25%、30%、35%、40%、又は45%以上である。
本開示の他の特徴及び利点は、添付の図面を参照して、本開示の例示的な実施形態の以下の詳細な説明によって明らかにされる。
図1は、本開示の一実施形態による、基地局アンテナを実装するために使用され得る、アンテナアセンブリの概略正面及び背面平面図である。 図2Aは図1のアンテナアセンブリの領域Bにおける放射要素の概略平面図である。 図2Bは、図1のアンテナアセンブリにおける領域Bの概略図であり、低周波数帯で動作する放射要素の周波数選択構造体は、簡略化のために示されていない。 図3A-3Bは、本開示の更なる実施形態による、基地局アンテナを実装するために使用され得る、アンテナアセンブリの構成要素の概略平面図である。 図4Aは、本開示の実施形態による、基地局アンテナを実現するために使用され得る、ラジエータの概略平面図である。 図4Bは誘電体基板上に形成された図4Aに示すラジエータの概略斜視図である。 図5A-5Cは、本開示の実施形態による、基地局アンテナを実現するために使用され得る、放射要素の概略構造図であり、図5Aは、放射要素の正面図であり、図5Bは、放射要素の側面図であり、図5Cは、放射要素の斜視図である。 図6は、本開示の実施形態による、基地局アンテナを実現するために使用され得る、放射要素の概略斜視図である。 図7A-7Cは、本開示の実施形態による、基地局アンテナを実現するために使用され得る、放射要素の概略平面図である。 図8A-8Bは、それぞれ、図1のアンテナアセンブリのより低い周波数帯で動作する放射要素及びより高い周波数帯で動作する放射要素の周波数の関数としての、入力反射係数のグラフである。 図9Aは図2Aの放射ユニットによって生成されるアンテナビームの立体三次元図である。 図9B-9Cは、それぞれ、方位面における図2Aの放射ユニットにおける、より低い周波数帯で動作する放射要素及びより高い周波数帯で動作する放射要素によって生成される、アンテナビームのパターンである。 図10A-10Bは、それぞれ、図1のアンテナアセンブリで低周波数帯で動作する放射要素のアレイによって生成される、アンテナビームの方位面における立体三次元図及びパターンである。 図11A-11Bは、それぞれ、図1のアンテナアセンブリで高周波数帯で動作する放射要素のアレイによって生成される、アンテナビームの方位面における立体三次元図及びパターンである。 図12Aは従来の基地局の概略構造図である。 図12Bは方位面に全方向性パターンを有するアンテナビームのいくつかの図の組み合わせである。
後述する実施形態では、同じ参照符号が、同じ部品又は同じ機能を有する部品を示すために、異なる添付図面間で一緒に使用されることがあり、その繰り返しの記載が省略されることに留意されたい。一部の事例では、類似のアイテムを示すために類似のラベル及び文字が使用される。したがって、アイテムが1つの添付図面に定義されると、その後の添付図面でそれを更に論じる必要はない。
理解を容易にするために、添付図面等に示される各構造の位置、寸法、及び範囲は、実際の位置、寸法、及び範囲を示さない場合がある。したがって、本開示は、添付図面に開示されている、位置、サイズ、範囲等に限定されない。
以下、本開示のいくつかの実施例を示す添付図面を参照して、本開示を説明する。しかしながら、本開示は、多くの異なる方法で提示される場合があり、以下に記載の実施例に限定されるものではないことを理解されたい。実際に、以下に説明する実施例は、本開示をより完全なものにし、本開示の保護範囲を当業者に十分に説明することを意図するものである。本開示で開示される実施例は、より多くの追加の実施例を提供するために、様々な方法で組み合わせられてもよいことがまた理解されるべきである。
本明細書で使用される用語は、特定の実施例を説明するためにのみ使用され、本開示の範囲を限定することを意図するものではないことが理解されるべきである。本明細書で使用される全ての用語(技術用語及び科学用語を含む)は、別段の定義がない限り、当業者によって通常理解される意味を有する。簡潔さ及び/又は明確さのために、周知の機能又は構造は、詳細に更に記載されない場合がある。
本明細書で用いられるように、要素が、別の要素の「上」に存在しているか、別の要素に「付着」しているか、別の要素に「接続」されているか、別の要素に「結合」されているか、又は別の要素と「接触」しているものなどとして称される場合、要素は、別の要素の上に直接的に存在していても、別の要素に付着していても、別の要素に接続されていても、別の要素に結合されていても、若しくは別の要素と接触していてもよいし、又は中間要素が存在してもよい。対照的に、要素が別の要素の「すぐ」上にあるか、別の要素に「直接付着」しているか、別の要素に「直接接続」されているか、別の要素に「直接結合」されているか、又は別の要素と「直接接触」しているものとして説明される場合、中間要素は存在しない。本明細書で用いられるように、1つの特徴が別の特徴に「隣接」するように配設される場合、それは、1つの特徴が、隣接する特徴と重複する部分、又は隣接する特徴の上若しくは下に位置する部分を有することを意味する場合がある。
本明細書では、ともに「結合」される要素、ノード、又は特徴が言及され得る。別途明示的に明記されない限り、「結合」とは、2つの特徴が直接的に接続されていない場合であっても、1つの要素/ノード/特徴が、機械的、電気的、論理的、又は直接的若しくは間接的な方法で別の要素/ノード/機能と接続され、相互作用を可能にすることを意味する。すなわち、「結合」は、1つ以上の中間構成要素を使用した接続を含む、構成要素又は他の特徴の直接的及び間接的な接続を含むことが意図される。
本明細書で用いられるように、空間関係の用語、例えば「上」、「下」、「左」、「右」、「前」、「後」、「高」、及び「低」は、図面中の1つの特徴と別の特徴との間の関係を説明し得る。空間関係の言い回しはまた、図面に示される配向を含むことに加えて、使用又は動作中のデバイスの異なる配向をも含むことが理解されるべきである。例えば、添付図面の中のデバイスが逆回転する場合、当初は他の特徴を「下」として記載していた特徴を、他の特徴を「上」として記載することができる。装置はまた、他の手段(90度回転又は他の場所)によって配向されてもよく、この時点で、相対的な空間関係がそれに応じて説明される。
本明細書で用いられるように、用語「A又はB」は、別段の指定がない限り、排他的に「A」又は「B」ではなく、「A及びB」及び「A又はB」を含む。
本明細書で用いられるように、用語「例示的」は、正確にコピーされる「モデル」としてではなく、「実施例、実例又は説明として役立つこと」を意味する。本明細書に例示的に説明される任意の実現方法は、必ずしも他の実現方法よりも好ましい又は有利であると解釈されない場合がある。更に、本開示は、上記技術分野、背景技術、発明の概要又は特定の実施形態で与えられる、いかなる明示的又は黙示的な理論によっても限定されない。
本明細書で用いられるように、用語「基本的に」は、設計又は製造上の欠陥、デバイス若しくは構成要素の公差、環境への影響、及び/又はその他の要因によって引き起こされる任意の軽微な変更を含むことを意味する。また、「基本的に」という語は、寄生効果、ノイズ、及び実際の実現に存在する可能性のある他の実用的な考慮事項による、完璧又は理想的な状況からの逸脱も可能にする。
更に、参照のみを目的として、本明細書では、「第1」、「第2」、及び類似の用語も使用することができ、したがって、限定的であることを意図するものではない。例えば、文脈が明確に示さない限り、構造又は要素を含む語「第1」、「第2」、及び他のこのような数値的な語は、配列又は順序を暗示しない。
また、本明細書で用語「備える/含む」が使用される場合、指定された特徴、全体、ステップ、動作、ユニット及び/又は構成要素の存在を示すが、1つ以上の他の特徴、ステップ、動作、ユニット及び/若しくは構成要素、並びに/又はそれらの組み合わせの存在又は追加は除外しないことが理解されるべきである。
図12Bは、基地局アンテナ95によって生成され得る、方位面に全方向性パターンを有するアンテナビーム80のいくつかの図の組み合わせである。特に、図12Bは、アンテナビーム80の立体三次元図(「3Dパターン」として標識される)、並びに方位面(「方位パターン」として標識される)及び仰角面(「仰角パターン」として標識される)におけるそのパターンの平面図を含む。方位パターンは、三次元アンテナビーム80の真ん中で水平断面を切断することによって生成され、一方で、仰角パターンは、三次元アンテナビーム80の真ん中で垂直断面を切断することによって生成される。図12Bの三次元パターンは、三次元で生成されたアンテナビーム80の全体的な形状を示している。分かるように、アンテナビーム80は、方位面の360度全体を通って延在しており、アンテナビーム80は、方位面の全ての方向にほぼ一定のゲインを有し得る。仰角面では、アンテナビーム80は、方位面(すなわち、地平線に対して平行)において高いゲインを有するが、ゲインは、地平線の上方及び下方の両方で急激に低下する。したがって、アンテナビーム80は、方位面では全方向性であり、仰角面では方向性である。
本開示の実施形態は、方位面において全方向性であり、かつ仰角面において方向性であるアンテナビームを生成することができる、2つの周波数帯(「デュアルバンド基地局アンテナ」)で動作する基地局アンテナを提供する。基地局アンテナが動作する2つの周波数帯は、本明細書では、より低い周波数帯(以下、LBと称される)、及びより高い周波数帯(以下、HBと称される)と称され得る。基地局アンテナは、LBアンテナビームを生成するLB放射要素のアレイと、HBアンテナビームを生成するHB放射要素のアレイとを含み得る。例えば、LBアンテナビームは、広範囲(長距離)のカバレッジを達成するために使用されてもよく、HBアンテナビームは、高速データサービスのために使用されてもよい。一部の実施形態では、LB放射要素及びHB放射要素は、広帯域放射要素であり、その結果、基地局アンテナは、LB及びHBの両方で広帯域幅を取得することができる。例えば、LBは、29%の相対帯域幅を有する718~960MHz帯であってもよく、HBは、45%の相対帯域幅を有する1.7~2.7GHz帯であってもよい。一部の実施形態では、LB放射要素のアレイ及びHB放射要素のアレイは、基地局アンテナの長手方向に沿って配設されてもよく、相互にインターリーブされてもよい。この構成により、LBアレイ及びHBアレイの各々が、アンテナの全長を使用することが可能になり、それにより、コンパクトなサイズを有する基地局アンテナを提供しながら、高いゲインを達成することができる。一部の実施形態では、LB放射要素は各々、2つの対称的なU字型放射アームを有する双極子ラジエータとして構成されてもよく、HB放射要素は各々、各U字型放射アームの2つの分岐の間に配設されてもよい。この構成により、基地局アンテナのサイズがよりコンパクトになる。一部の実施形態では、各LB放射要素は、HB中の電磁放射に対して実質的に透明となるように、周波数選択性を有するように構成されてもよく、それによって、HB放射要素によって放出される電磁放射に対するLB放射要素への影響を最小化する。
図4Aは、本開示の実施形態による、基地局アンテナを実現するために使用され得る、ラジエータ30の概略平面図である。本開示の実施形態による基地局アンテナでは、LB又はHBで動作するために使用される各ラジエータは、図4Aに示すラジエータ30の構成を有してもよい。
ラジエータ30は、ラジエータ30の横方向中心軸A1の周りに対称に配設される、2つのU字型放射アーム31及び32を含む。ラジエータ30の特徴は、従来の対称型双極子ラジエータの特徴と類似し得る。従来の対称型双極子ラジエータと比較して、ラジエータ30のU字型放射アーム31及び32は、より広い帯域幅を得るために、太い(幅の広い)双極子アームとみなすことができる。本開示の実施形態による基地局アンテナでは、放射アーム31及び32の両方が、基地局アンテナの長手方向に沿って延在しており、その結果、ラジエータ30は、従来の対称型双極子のような方位面における全方向性パターンを有する電磁放射を生成することができる。従来の対称型双極子と同様に、ラジエータ30の偏光方向は、放射アーム31及び32の延長方向と同じである。本開示の実施形態による基地局アンテナでは、ラジエータ30の偏光方向は、基地局アンテナの長手方向である。ラジエータ30の供給モードはまた、従来の対称型双極子ラジエータの供給モードと同じであってもよく、例えば、2つのU字型放射アーム31及び32の中央接続部品313及び323を通して供給される。2つの放射アーム31と32との間の距離D1は、基地局アンテナのアセンブリを容易にし(例えば、接続部品313及び323の供給構成要素への溶接接続を容易にし)、かつインピーダンスマッチングを容易にするように構成され得る。
2つのU字型放射アーム31及び32の各々は、2つの分岐を有する。放射アーム31は、分岐311及び312、並びに2つの分岐311及び312を接続するための2つの分岐311及び312の間の接続部分313を含む。放射アーム32は、分岐321及び322、並びに2つの分岐321及び322を接続するための2つの分岐321及び322の間の接続部分323を含む。分岐311及び312の長さ、並びに分岐321及び322の長さは、ラジエータ30がその動作バンドの1つの周波数で共鳴するように構成されてもよい。放射アーム31の分岐311と312との間の、及び放射アーム32の分岐321と322との間の距離D2は、方位面におけるラジエータ30の電磁放射のパターンの真円度(すなわち、アンテナビームが、方位面における完全に丸い全方向性パターンから逸脱する程度)が設計要件を満たすように構成され得る。
本開示の実施形態による基地局アンテナを実現するために使用され得るラジエータ30は、シートメタル、プリント回路基板(PCB)、レーザー直接焼結(LDS)、又は三次元(3D)印刷などの様々なプロセスを使用して製造され得る。
本開示の実施形態による基地局アンテナを実現するために使用され得る2つのU字型放射アーム31及び32を有するラジエータ30は、図4Aを参照して上述されている。当業者であれば、本開示の実施形態による基地局アンテナを実現するために、方位面において全方向性パターンで電磁放射を生成することができる他のラジエータがまた使用され得ることを理解するべきである。
図4Bは、誘電体基板10(又は20)上に形成された図4Aに示すラジエータ30の概略斜視図である。供給アセンブリの配線を容易にする観点から、ラジエータ30が誘電体基板10上に形成される場合、2つの放射アーム31及び32は、それぞれ、誘電体基板10の対向面上に形成され得る。図4Bに示す視界方向では、ラジエータ30の放射アーム31は、誘電体基板10の上面上に形成され、放射アーム32は、誘電体基板10の底面上に形成され、その結果、放射アーム31の供給構成要素は、誘電体基板10の上面及び/又は上側に配設され得、かつ放射アーム32の供給構成要素は、誘電体基板10の底面及び/又は下側に配設され得る。
一部の実施形態では、本開示の実施形態による基地局アンテナを実現するために使用され得るLB及び/又はHB放射要素は、広帯域放射要素である。例えば、25%、30%、35%、40%、又は45%以上の相対帯域幅を有する放射要素。各広帯域放射要素は、上述のラジエータ30だけでなく、寄生ラジエータも含む。図5A~図5Cは、本開示の実施形態による、基地局アンテナを実現するために使用され得る、放射要素の概略構造図であり、ここで、図5Aは、放射要素の正面図であり、図5Bは、放射要素の側面図であり、図5Cは、放射要素の斜視図である。
図5A~図5Cに示す放射要素は、2つの対称的にU字型の放射アーム31及び32を有するラジエータ30と、ラジエータ30から間隔を置いた(例えば、ラジエータ30の延長面から第1の距離だけ間隔を置いた)寄生ラジエータ411、412、421及び422と、を含み、各々がラジエータ30の横方向中心軸A1の周りで対称である。寄生ラジエータ411は、ラジエータ30の延長面の第1の側面(例えば、図5A~図5Cの視界方向の上側である、誘電体基板(図示せず)の第1の側面)上に位置付けられており、かつ放射アーム31の分岐311及びラジエータ30の放射アーム32の分岐321の位置に対応している。寄生ラジエータ412は、ラジエータ30の延長面の第1の側面上に位置付けられており、かつ放射アーム31の分岐312及びラジエータ30の放射アーム32の分岐322の位置に対応している。寄生ラジエータ421は、ラジエータ30の延長面の第2の側面上に位置付けられており、かつ放射アーム31の分岐311及びラジエータ30の放射アーム32の分岐321の位置に対応している。寄生ラジエータ422は、ラジエータ30の延長面の第2の側面上に位置付けられており、かつ放射アーム31の分岐312及びラジエータ30の放射アーム32の分岐322の位置に対応している。
寄生ラジエータ411、412、421及び422の各々は、各寄生ラジエータがラジエータ30から放出される電磁放射によって励起されるという点で、ラジエータ30に寄生する。ラジエータ30は、放射要素の動作バンド内の第1の周波数で共鳴するように構成されてもよく、寄生ラジエータ411、412、421及び422は、放射要素の動作バンド内の第1の周波数とは異なる第2の周波数で共鳴するように(例えば、寄生ラジエータ411、412、421及び422の長さを構成することによって)構成されてもよい。例えば、基地局アンテナの動作バンドが718~960MHz帯である放射要素が、図5A~図5Cに示す放射素子の構成で実装されるときに、ラジエータ30は、約750MHzの周波数で共鳴するように構成されてもよく、寄生ラジエータ411、412、421及び422は、図8Aに示すように、放射要素が入力反射係数(S1,1パラメータ)を有するように、約910MHzの周波数で共鳴するように構成されてもよい。基地局アンテナの動作バンドが1.7~2.7GHz帯である放射要素が、図5A~図5Cに示す放射素子の構成で実装されるときに、ラジエータ30は、約1.9GHzの周波数で共鳴するように構成されてもよく、寄生ラジエータ411、412、421及び422は、図8Bに示すように、放射要素が入力反射係数(S1,1パラメータ)を有するように、約2.7GHzの周波数で共鳴するように構成されてもよい。
本開示の実施形態による基地局アンテナを実現するために使用され得る広帯域放射要素は、図5A~図5Cを参照して上述されている。当業者であれば、本開示の実施形態による基地局アンテナを実現するために、方位面において全方向性パターンで電磁放射を生成することができる他の広帯域放射要素がまた使用され得ることを理解するべきである。寄生ラジエータの位置及び数は、必要に応じて構成することができる。図7A~図7Cは、いくつかの他の放射要素の概略平面図を示している。図7A及び図7Bの実施例では、寄生ラジエータの位置は、放射アームの分岐の位置と完全に又は部分的には対応しない場合がある。放射要素の放射パターンの対称性について、寄生ラジエータは、(長手方向において)ラジエータの真ん中に位置する。例えば、ラジエータの横方向中心軸(例えば、ラジエータ30の軸A1)の周りで対称である各寄生ラジエータに加えて、ラジエータの延長面の同じ側に位置する2つの寄生ラジエータ(例えば、寄生ラジエータ411及び412)がまた、ラジエータの長手方向中心軸の周りで対称である。図7Cの実施例では、放射要素は、ラジエータの延長面の各側面上に、1つの寄生ラジエータ(例えば、寄生ラジエータ41)のみを含み得る。放射要素の放射パターンの対称性について、寄生ラジエータは、ラジエータの長手方向中心軸と整列し、かつラジエータの横方向中心軸の周りで対称である。本明細書で言及される「横方向」及び「長手方向」の方向は、基地局アンテナが使用のために設置されるときの方向を指すことに留意されたい。基地局アンテナが使用のために設置される場合、長手方向(基地局アンテナの長さ方向とも呼ばれる)は、地平線によって画定される平面に対して実質的に垂直な方向であり、横方向は、地平線によって画定される平面に対して実質的に平行な方向である。したがって、図7A~図7Cの視界方向において、ラジエータの横方向中心軸の延長方向は、図の上下方向であり、ラジエータの長手方向中心軸の延長方向は、図の左右方向である。
一部の実施形態では、HB放射要素によって放出される電磁放射への影響を低減するために、各LB放射要素は、HB中の電磁放射に対して実質的に透明となるように、周波数選択性を有するように構成されてもよい。当業者であれば、一部の実施形態では、HB放射要素はまた、周波数選択性を有するように構成され得ることを理解するべきである。図6は、周波数選択性を有するLB放射要素の概略斜視図である。分岐311、312、321、及び322、並びにそれぞれの寄生ラジエータ411、412、421、及び422を有する、ラジエータ30を含む、LBで動作する放射要素内の各ラジエータは、例えば、少なくとも50%だけHB内の電流を少なくとも部分的に減衰するように構成されている。図6に示す実施形態では、ラジエータ30の分岐311、312、321及び322の各々、並びに寄生ラジエータ411、412、421及び422の各々は、誘導要素及び静電容量素子を直列に結合することによって形成された共振回路を含み、共振回路は、HB内の電流を少なくとも50%だけ減衰するように構成されている。放射要素の周波数を選択的にするための周波数選択構造体は、他の形態を有し得ることを当業者は理解すべきである。他の実施形態では、ラジエータ30の分岐311、312、321、及び322の各々、並びに寄生ラジエータ411、412、421、及び422の各々は、HBにおいて高いインピーダンスを有し、かつLBにおいて低いインピーダンスを有するように構成された少なくとも1つの誘導要素を含み得る。
図1は、本開示の一実施形態による、基地局アンテナを実装するために使用され得る、アンテナアセンブリの概略正面図の組み合わせである。アンテナアセンブリは、誘電体基板10を含む。図1の左側部の図は、誘電体基板10の第1の表面の側面から見たアンテナアセンブリの平面図であり、図1の右側部の図は、第1の表面とは反対の誘電体基板10の第2の表面の側面から見たアンテナアセンブリの平面図である。図2Aは、図1のアンテナアセンブリの領域Bにおける放射要素の概略平面図である。図2Bは、図1のアンテナアセンブリにおける領域Bの概略図であり、低周波数帯で動作する放射要素の周波数選択構造体は、簡略化のために示されていない。
基地局アンテナは、長手方向に沿って配設された複数のLB放射要素から構成されている第1のアレイと、長手方向に沿って配設された複数のHB放射要素から構成されている第2のアレイと、を含む。各LB放射要素は、LB内で動作し、方位面に全方向性パターンを有する電磁放射を生成し、その結果、第1のアレイは、LBの方位面に全方向性パターンを有するアンテナビームを生成する。各HB放射要素は、HB内で動作し、方位面に全方向性パターンを有する電磁放射を生成し、その結果、第2のアレイは、HB内の方位面に全方向性パターンを有するアンテナビームを生成する。第1のアレイ及び第2のアレイは、基地局アンテナの長手方向に沿って互いにインターリーブされ、その結果、少なくとも1つのHB放射要素が、2つの隣接するLB放射要素の間に配設され、少なくとも1つのLB放射要素が、2つの隣接するHB放射要素のいくつかの対の間に配設される。この配設により、第1のアレイ及び第2のアレイのうちの少なくとも1つ(又は第1のアレイ及び第2のアレイの両方)が、基地局アンテナ全体の長さに沿って延在することが可能になり、その結果、コンパクトなサイズを有する基地局アンテナにおいて高ゲインを実現することができる。
この特定の実施形態では、各LB放射要素及び各HB放射要素は、方位面に全方向性パターンを有する電磁放射を生成するために、2つの対称的なU字型放射アームを有する双極子ラジエータを含む。こうした双極子ラジエータは、LB放射要素及びHB放射要素が基地局アンテナの長手方向により容易に配設されるように、他の要素(他のラジエータなど)を収容することができる、U字型放射アームの2つの分岐の間に空間を有する。他の実施形態では、より大きなサイズのLB放射要素のみが、対称的な2つのU字型放射アームを有する双極子ラジエータを含み、その結果、HB放射要素が2つの対称的なU字型放射アームを有する双極子ラジエータとして実装されていない場合でも、HB放射要素は、LB放射要素のU字型放射アームの2つの分岐の間に配設され得ることは、当業者によって理解されるべきである。
この特定の実施形態では、各LB放射要素は、図6に示すような周波数選択構造体を有する広帯域放射要素として実装され得る。図2A及び図2Bを再び参照すると、各LB放射要素は、基地局アンテナの長手方向に沿って延在している誘電体基板10上に形成された2つの対称的なU字型放射アームを有する双極子ラジエータを含み、第1のU字型放射アームは、誘電体基板10の第1の表面上に形成され、第2のU字型放射アームは、誘電体基板10の第2の表面上に形成されている。第1のU字型放射アームは、分岐121及び122を含み、第2のU字型放射アームは、分岐123及び124を含む。各LB放射要素は、誘電体基板10の第1の表面の前に位置する寄生ラジエータ131及び132を更に含む。寄生ラジエータ131は、分岐121及び123の位置に対応し、寄生ラジエータ132は、分岐122及び124の位置に対応する。各LB放射要素は、誘電体基板10の第2の表面の後ろに位置する別の一対の寄生ラジエータを更に含む。各U字型放射アーム及び各寄生ラジエータの各分岐は、周波数選択構造体で構築されてもよく、その結果、LB放射要素は、HBにおける電磁放射に対して基本的に透明である。
各HB放射要素は、図5A~図5Cに示すように、広帯域放射要素として実装され得る。各HB放射要素は、基地局アンテナの長手方向に沿って延在している誘電体基板20上に形成された2つの対称的なU字型放射アーム21及び22を有する、双極子ラジエータを含む。U字型放射アーム21は、誘電体基板20の第1の表面上に形成されており、U字型放射アーム22は、誘電体基板20の第2の表面上に形成されている。この文脈では、複数の同一又は類似の素子が提供される場合、二部品参照番号(例えば、誘電体基板20-1)が使用され得ることに留意されたい。これらの要素は、それらの完全な図面マーカー(例えば、誘電体基板20-1、誘電体基板20-2)によって個別に参照することができ、それらの図面マーカー(例えば、誘電体基板20)の第1の部分によって、それらを互いに区別する必要がないときに、集合的に参照することができる。各HB放射要素は、誘電体基板20の第1の表面の一方の面上に位置付けられている1つ以上の寄生ラジエータ23と、誘電体基板20の第2の表面の一方の面上に位置付けられている1つ以上の寄生ラジエータ24とを更に含む。
誘電体基板20-1及び20-2は、誘電体基板20-1及び20-2が誘電体基板10に対して実質的に垂直となるように、誘電体基板10に装着されている。これは、例えば、図2Bで最もよく見ることができる。誘電体基板20-1及び20-2、並びに誘電体基板10は、概して、基地局アンテナの長手方向中心軸A2に沿って交差する。このように、LB放射要素の双極子ラジエータから延在している第1の平面と、HB放射要素の双極子ラジエータから延在している第2の平面とが、互いに対して垂直であり、第1の平面は、HB放射要素のU字型放射アームの2つの分岐の真ん中に位置し、かつ第2の平面は、LB放射要素のU字型放射アームの2つの分岐の真ん中に位置する。こうした構成は、LB放射要素によって放出される電磁放射と、HB放射要素によって放出される電磁放射との間の干渉を低減することができる。更に、こうした構成は、基地局アンテナに円筒形の外観を提示させてもよく、例えば、図2Bに示すような円筒形ラドーム50を有するか、又は楕円カラム及びプリズムが示されていないような他の形状を有することができる。誘電体基板20と誘電体基板10は、基地局アンテナの長手方向中心軸A2に沿って交差するため、カラムの直径は、小さくてもよく、基地局アンテナは、より微細なサイズであってもよい。
誘電体基板20-1は、LB放射要素の第1のU字型放射アームの分岐121と122の間の誘電体基板10に装着され、誘電体基板10に対して実質的に垂直であり、その結果、U字型放射アーム21-1及び22-1並びに寄生ラジエータ23-1及び24-1を含む、HB放射要素は、第1のU字型放射アームの分岐121と122との間に位置付けられる。誘電体基板20-2は、LB放射要素の第2のU字型放射アームの分岐123と124の間の誘電体基板10に装着され、誘電体基板10に対して実質的に垂直であり、その結果、U字型放射アーム21-2及び22-2並びに寄生ラジエータ23-2及び24-2を含む、HB放射要素は、第2のU字型放射アームの分岐123と124との間に位置付けられる。したがって、LB放射要素によって占有される基地局アンテナの長手断面と、HB放射要素によって占有される基地局アンテナの長手断面とは、オーバーラップする部分を有する。こうした構成により、より多くのLB放射要素及び/又はHB放射要素を基地局アンテナに配設し、それによって、より高いゲインを得ることが可能になる。例えば、図1に示すようなアンテナアセンブリを有する直径38mm及び長さ1500mmの基地局アンテナは、LBでは6dBiを超えるゲイン、及びHBでは12dBiを超えるゲインを有することができる。
図9Aは、図2Aの放射要素のアンテナビームの三次元図であり、ここで、LB放射要素上のクッキー様パターンは、周波数選択構造体における等価のインダクタンスを表す。図9B及び図9Cは、それぞれ、方位面における図2Aの放射ユニットのLBで動作する放射要素及びHBで動作する放射要素のアンテナビームのパターンである。LB放射要素及びHB放射要素の両方は、方位面において全方向性であり、かつ仰角面において方向性である、放射パターンを生成し得ることが分かる。更に、方位面におけるLB放射要素及びHB放射要素の放射パターンは、基本的には円で囲まれており、それらの真円度は、要件を満たすことができる。図10A及び図10Bは、それぞれ、図1のアンテナアセンブリで6LB放射要素からなる第1のアレイによって生成される、アンテナビームの方位面における三次元図及びパターンである。図11A及び図11Bは、それぞれ、図1のアンテナアセンブリで14HB放射要素からなる第2のアレイによって生成される、アンテナビームの方位面における三次元図及びパターンである。第1のアレイ及び第2のアレイのアンテナビームは、アンテナビームが方位面においてより高いゲインを有するように、仰角面において明らかに圧縮されていることが分かる。更に、第1のアレイ及び方位面上の第2のアレイのアンテナビームの真円度は、要件を満たすことができる。
本開示の実施形態による基地局アンテナを実現するために使用され得るアンテナアセンブリは、図1を参照して上述されており、ここで、2つのHB放射要素が、2つの隣接するLB放射要素のそれぞれの間に配設されている。両方のHB放射要素は、LB放射要素のU字型放射アームの2つの分岐の間の空間内に配設される。本開示の実施形態による基地局アンテナを実現するために使用され得るアンテナアセンブリはまた、他の構成を有してもよく、本開示の少なくとも1つの効果は、LB放射要素の第1のアレイとHB放射要素の第2のアレイとが互いにインターリーブされている限り、達成され得ることが、当業者によって理解されるべきである。例えば、1つのHB放射要素のみが、2つの隣接するLB放射要素(図3Aに示すような)のそれぞれの間に配設されてもよく、3つのHB放射要素が、2つの隣接するLB放射要素(図3Bに示すような)のそれぞれの間に配設されてもよいか、又は他の配設が採用されてもよい。
本開示のいくつかの特定の実施形態は、実施例によって詳細に説明されているが、当業者は、上記の実施例は例示のみを目的とし、本開示の範囲を限定するものではないことを理解するべきである。本明細書に開示される実施例は、本開示の趣旨及び範囲から逸脱することなく、任意に組み合わせることができる。当業者は、本開示の範囲及び趣旨から逸脱することなく、実施例に様々な修正を行うことができることも理解すべきである。本開示の範囲は、添付の特許請求の範囲によって定義される。

Claims (29)

  1. 基地局アンテナであって、
    前記基地局アンテナの長手方向に沿って延在している、第1の誘電体基板、及び前記第1の誘電体基板上に形成されている、1つ以上の第1のラジエータであって、前記第1のラジエータの各々が、第1の周波数帯で動作するように構成されている、1つ以上の第1のラジエータと、
    前記基地局アンテナの前記長手方向に沿って延在している、複数の第2の誘電体基板、及び各第2の誘電体基板上に形成されている、1つ以上の第2のラジエータであって、前記第2のラジエータの各々が、第2の周波数帯で動作するように構成されている、1つ以上の第2のラジエータと、を備え、
    前記第2の誘電体基板のうちの第1及び第2の誘電体基板は、前記第1の誘電体基板に装着され、
    前記第2の誘電体基板のうちの前記第1及び第2の誘電体基板が、前記第1の誘電体基板に対して実質的に垂直であり、かつ
    前記1つ以上の第1のラジエータのうちの少なくとも1つの第1のラジエータの中央部分が、前記第2の誘電体基板のうちの前記第1の誘電体基板の上に形成された第2のラジエータと、前記第2の誘電体基板のうちの前記第2の誘電体基板の上に形成された第2のラジエータとの間に配設されるように、前記第1の誘電体基板に装着されている、基地局アンテナ。
  2. 前記第1のラジエータの各々が、方位面に全方向性パターンを有する電磁放射を生成するように構成されており、
    前記第2のラジエータの各々が、方位面に全方向性パターンを有する電磁放射を生成するように構成されている、請求項1に記載の基地局アンテナ。
  3. 前記少なくとも1つの第1のラジエータが、前記少なくとも1つの第1のラジエータの横方向中心軸に沿って対称な2つの第1のU字型放射アームを含み、2つの第1のU字型放射アームの各々が、2つの分岐を有しており、
    前記第2の誘電体基板のうちの前記第1及び第2の誘電体基板は、前記第2の誘電体基板のうちの前記第1の誘電体基板の上に形成された前記第2のラジエータが、前記2つのU字型放射アームのうちの前記第1のU字型放射アームの前記2つの分岐の間にあり、かつ前記第2の誘電体基板のうちの前記第2の誘電体基板の上に形成された前記第2のラジエータが、前記2つの第1のU字型放射アームのうちの前記第2のU字型放射アームの前記2つの分岐の間にあるように、前記第1の誘電体基板に装着されている、請求項1に記載の基地局アンテナ。
  4. 前記第1の第1のU字型放射アームが、前記第1の誘電体基板の第1の表面上に形成されており、前記第2の第1のU字型放射アームが、前記第1の表面に対向する前記第1の誘電体基板の第2の表面上に形成されている、請求項3に記載の基地局アンテナ。
  5. 前記第2の誘電体基板のうちの前記第1及び第2の誘電体基板と、前記第1の誘電体基板とが、前記基地局アンテナの長手方向中心軸にほぼ沿って交差している、請求項1に記載の基地局アンテナ。
  6. 前記第2の誘電体基板のうちの前記第1の誘電体基板の上に形成された前記第2のラジエータ、及び前記第2の誘電体基板のうちの前記第2の誘電体基板の上に形成された前記第2のラジエータが各々、対応する前記第2のラジエータの前記横方向中心軸に沿って対称な2つの第2のU字型放射アームを含み、前記2つの第2のU字型放射アームの各々が、2つの分岐を有しており、
    前記第2の誘電体基板のうちの第1及び第2の誘電体基板の各々は、前記第1の第1のU字型放射アームが、前記第2の誘電体基板のうちの前記第1の誘電体基板の上に形成された前記第2のラジエータの少なくとも1つの第2のU字型放射アームの2つの分岐の間にあり、かつ前記第2の第1のU字型放射アームが、前記第2の誘電体基板のうちの前記第2の誘電体基板の上に形成された前記第2のラジエータの少なくとも1つの第2のU字型放射アームの2つの分岐の間にあるように、前記第1の誘電体基板に装着されている、請求項3~5のいずれか一項に記載の基地局アンテナ。
  7. 前記第1の周波数帯が、前記第2の周波数帯よりも低く、
    前記少なくとも1つの第1のラジエータが、前記第2の周波数帯内の電流を少なくとも部分的に減衰するように構成されている、請求項3~5のいずれか一項に記載の基地局アンテナ。
  8. 前記第1及び第2の第1のU字型放射アームの各々が、誘導要素と静電容量要素とを直列に結合することによって形成された共振回路を含み、前記共振回路が、前記第2の周波数帯の前記電流を少なくとも50%減衰するように構成されている、請求項7に記載の基地局アンテナ。
  9. 前記2つの第1のU字型放射アームの各々が、前記第2の周波数帯に高インピーダンス及び前記第1の周波数帯に低インピーダンスを有するように構成された、少なくとも1つの誘導要素を含む、請求項7に記載の基地局アンテナ。
  10. 前記第1の誘電体基板に対して平行で、かつ前記第1の誘電体基板から第1の距離だけ間隔を置いている、1つ以上の第1の寄生ラジエータを更に備え、
    前記1つ以上の第1の寄生ラジエータの各々が、対応する前記第1のラジエータによって放出される電磁放射によって励起されるように構成されている、請求項1に記載の基地局アンテナ。
  11. 前記1つ以上の第1のラジエータの各々が、前記第1の周波数帯内の第1の周波数で共鳴するように構成されており、
    前記第1の寄生ラジエータが、前記第1の周波数帯内の前記第1の周波数とは異なる第2の周波数で共鳴するように構成されている、請求項10に記載の基地局アンテナ。
  12. 前記1つ以上の第1の寄生ラジエータの各々が、対応する第1のラジエータの真ん中に位置付けられている、請求項10に記載の基地局アンテナ。
  13. 前記1つ以上の第1の寄生ラジエータの各々が、前記第1の誘電体基板の第1の側面上に位置する第1の第1の寄生ラジエータと、前記第1の側面に対向する前記第1の誘電体基板の第2の側面上に位置する第2の第1の寄生ラジエータと、を含む、請求項10に記載の基地局アンテナ。
  14. 前記少なくとも1つの第1のラジエータに対応し、かつ前記少なくとも1つの第1のラジエータから間隔を置いている第1~第4の寄生ラジエータを更に備え、前記第1~第4の寄生ラジエータの各々が、前記少なくとも1つの第1のラジエータの前記横方向中心軸に対して対称であり、
    前記第1の寄生ラジエータが、前記第1の誘電体基板の前記第1の側面上に位置付けられており、かつ各第1のU字型放射アームの前記2つの分岐のうちの第1の分岐の位置に対応しており、
    前記第2の寄生ラジエータが、前記第1の誘電体基板の前記第1の側面上に位置付けられており、かつ各第1のU字型放射アームの前記2つの分岐のうちの第2の分岐の位置に対応しており、
    前記第3の寄生ラジエータが、前記第1の側面に対向する前記第1の誘電体基板の前記第2の側面上に位置付けられており、かつ各第1のU字型放射アームの前記2つの分岐のうちの前記第1の分岐の位置に対応しており、
    前記第4の寄生ラジエータが、前記第1の誘電体基板の前記第2の側面上に位置付けられており、かつ各第1のU字型放射アームの前記2つの分岐のうちの前記第2の分岐の位置に対応している、請求項3に記載の基地局アンテナ。
  15. 基地局アンテナであって、
    前記基地局アンテナの長手方向に沿って配設されている、複数の第1のラジエータであって、前記第1のラジエータが、第1の周波数帯で動作するよう構成されており、かつ方位面に全方向性パターンを有する電磁放射を生成するように構成されている、複数の第1のラジエータと、
    前記基地局アンテナの前記長手方向に沿って配設されている、複数の第2のラジエータであって、前記第2のラジエータが、前記第1の周波数帯と重複しない第2の周波数帯で動作し、かつ方位面に全方向性パターンを有する電磁放射を生成するように構成されている、複数の第2のラジエータと、を備え、
    前記複数の第1のラジエータのうちの少なくとも1つの第1のラジエータが、2つの隣接する第2のラジエータの間に配設されており、
    前記複数の第2のラジエータのうちの少なくとも1つの第2のラジエータが、2つの隣接する第1のラジエータの間に配設されている、基地局アンテナ。
  16. 前記第1のラジエータが、2つのU字型放射アームを有する対称型双極子ラジエータとして形成されており、
    前記複数の第2のラジエータのうちの少なくとも1つの第2のラジエータが、前記複数の第1のラジエータのうちの少なくとも1つの第1のラジエータのU字型放射アームの2つの分岐の間に配設されている、請求項15に記載の基地局アンテナ。
  17. 前記第2のラジエータが、2つのU字型放射アームを有する対称型双極子ラジエータとして形成されている、請求項15に記載の基地局アンテナ。
  18. 前記第1の周波数帯が、前記第2の周波数帯よりも低い、請求項15又は16に記載の基地局アンテナ。
  19. 前記複数の第1のラジエータの少なくとも一部が、第1の長手方向平面上に延在しており、
    前記複数の第2のラジエータの少なくとも一部が、第2の長手方向平面上に延在しており、
    前記第1の長手方向平面と前記第2の長手方向平面とが、互いに対して垂直である、請求項16に記載の基地局アンテナ。
  20. 前記第1の長手方向平面と、前記第2の長手方向平面とが、前記基地局アンテナの前記長手方向中心軸にほぼ沿って交差している、請求項19に記載の基地局アンテナ。
  21. 前記第1のラジエータが、前記第1のラジエータが前記第2の周波数帯の電磁放射に対して実質的に透明であるように、周波数選択性を有するように構成されている、請求項16に記載の基地局アンテナ。
  22. 前記第1のラジエータが、前記第1の周波数帯内の第1の周波数で共鳴するように構成されており、
    前記基地局アンテナがまた、
    前記基地局アンテナの前記長手方向に沿って配設されている、複数の第1の寄生ラジエータを含み、前記第1の寄生ラジエータが、前記第1の周波数帯内の前記第1の周波数とは異なる第2の周波数で共鳴し、かつ前記対応する第1のラジエータによって放出される電磁放射によって励起されるように構成されている、請求項15に記載の基地局アンテナ。
  23. 前記第2のラジエータが、前記第2の周波数帯内の第1の周波数で共鳴するように構成されており、
    前記基地局アンテナがまた、
    前記基地局アンテナの前記長手方向に沿って配設されている、複数の第2の寄生ラジエータを含み、前記第2の寄生ラジエータが、前記第2の周波数帯内の前記第1の周波数とは異なる第2の周波数で共鳴し、かつ前記第2のラジエータによって放出される電磁放射によって励起されるように構成されている、請求項15又は22に記載の基地局アンテナ。
  24. 前記第1の周波数帯が、前記第2の周波数帯よりも低く、
    前記第1のラジエータが、前記第1のラジエータが前記第2の周波数帯の電磁放射に対して実質的に透明であるように、周波数選択性を有するように構成されており、
    前記第1の寄生ラジエータが、前記第1の寄生ラジエータが前記第2の周波数帯の電磁放射に対して実質的に透明であるように、周波数選択性を有するように構成されている、請求項22に記載の基地局アンテナ。
  25. 基地局アンテナであって、
    前記基地局アンテナの長手方向に沿って配設されている、複数の第1の放射要素からなる第1のアレイであって、前記第1のアレイが、第1の周波数帯の方位面に全方向性パターンを有するアンテナビームを生成するように構成されている、第1のアレイと、
    前記基地局アンテナの前記長手方向に沿って配設されている、複数の第2の放射要素からなる第2のアレイであって、前記第2のアレイが、第2の周波数帯の方位面に全方向性パターンを有するアンテナビームを生成するように構成されている、第2のアレイと、を備え、
    前記第1のアレイと前記第2のアレイが、前記基地局アンテナの前記長手方向に沿って互いにインターリーブされており、
    前記第1の周波数帯の相対帯域幅が、25%、30%、35%、40%、又は45%以上である、基地局アンテナ。
  26. 前記第1のアレイの少なくとも1つの第1の放射要素によって占有される前記基地局アンテナの第1の長手方向セクションが、前記第2のアレイの少なくとも1つの第2の放射要素によって占有される前記基地局アンテナの第2の長手方向セクションと重複する部分を有する、請求項25に記載の基地局アンテナ。
  27. 前記少なくとも1つの第1の放射要素が、前記少なくとも1つの第1の放射要素が前記第2の周波数帯の電磁放射に対して実質的に透明であるように、周波数選択性を有するように構成されている、請求項26に記載の基地局アンテナ。
  28. 前記第1の放射要素が、第1の平面上に形成された第1のラジエータと、前記第1の平面の第1の側面上に位置する第1の寄生ラジエータと、前記第1の平面の第2の側面上に位置する第2の寄生ラジエータと、を備え、
    前記第1のラジエータが、前記第1の周波数帯内の第1の周波数で共鳴するように構成されており、
    前記第1の寄生ラジエータ及び前記第2の寄生ラジエータが、前記第1の周波数帯内の前記第1の周波数とは異なる第2の周波数で共鳴するように構成されている、請求項25に記載の基地局アンテナ。
  29. 前記第2の放射要素が、第2の平面上に形成された第2のラジエータを備え、前記第1の平面と前記第2の平面とが、互いに対して垂直である、請求項28に記載の基地局アンテナ。
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