JP2023080688A - 画像作成方法、画像作成プログラム、画像作成装置及び画像作成システム - Google Patents
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Abstract
【課題】共通の特徴点を設定する作業の負担をより軽減できる画像作成方法を提供すること。【解決手段】画像作成方法は、複数の3次元センサで基準物体を撮影し、前記3次元センサ毎の画像を1フレームの基準画像として取得する事前撮影ステップと、隣り合うフレームの基準画像同士が重なり合う領域において、基準物体に設けたマーカーの画像に基づいて共通の特徴点を設定する特徴点設定ステップと、隣り合うフレームの基準画像同士の互いの特徴点が一致するように座標変換を行い、変換行列を算出する変換行列算出ステップと、複数の前記3次元センサで対象物体を撮影し、前記3次元センサ毎の画像を1フレームの対象画像として取得する本撮影ステップと、取得された隣り合うフレームの対象画像同士を、変換行列算出ステップで算出された同じフレーム間の前記変換行列に基づいて座標変換を行い、対象物体の3次元モデル画像を作成する画像作成ステップとを含む。【選択図】図1
Description
本発明は、画像作成方法、画像作成プログラム、画像作成装置及び画像作成システムに関する。
従来、対象物体の周囲360度からの3次元画像を作成する方法として、例えば、3次元センサと対象物体との位置関係をあらかじめ計測しておき、計測した位置関係に基づいて画像間の位置合わせを行う方法や、固定した3次元センサに対して対象物体を回転させ、3次元センサと対象物体との位置関係を多方面から計測する方法が知られている。また、人物の周囲に設置した3次元センサで対象物体を撮影し、それぞれの画像を位置合わせすることにより、人物の周囲360度からの3次元画像を作成する方法も知られている(例えば、特許文献1、2参照)。
上記特許文献のように、人物の周囲に設置した3次元センサで対象物体を撮影し、それぞれの画像を座標変換して3次元画像を作成する方法では、例えば、以下のような手順で作業が行われる。
(a)人物の周囲に3次元センサを複数台設置する。
(b)複数台の3次元センサで人物を撮影し、各フレーム(1つの3次元センサで撮影される画像の領域)の画像を取得する。
(c)隣り合うフレームの画像同士が重なり合う領域において、共通する特徴点をオペレータが手作業により設定する。
(d)隣り合うフレームの画像同士を互いの特徴点が一致するように座標変換を行い、対象物体の周囲360度からの3次元画像を作成する。
(a)人物の周囲に3次元センサを複数台設置する。
(b)複数台の3次元センサで人物を撮影し、各フレーム(1つの3次元センサで撮影される画像の領域)の画像を取得する。
(c)隣り合うフレームの画像同士が重なり合う領域において、共通する特徴点をオペレータが手作業により設定する。
(d)隣り合うフレームの画像同士を互いの特徴点が一致するように座標変換を行い、対象物体の周囲360度からの3次元画像を作成する。
上記手順(c)において、オペレータは、隣り合うフレームの撮影画像をモニタ画面に表示させて、画像同士が重なり合う領域を見比べながら、共通する特徴点を設定するという作業を、すべての隣り合うフレームの画像同士について行うことになる。対象物体が人物の場合、目、鼻、唇、耳等が特徴点として設定されることが多いが、頭部の画像は、頭髪が大半を占める。そのため、特徴点を見つけることが難しく、特徴点を設定する作業に手間と時間がかかるうえ、作業ミスの可能性が高くなるという課題がある。
本発明の目的は、共通の特徴点を設定する作業の負担をより軽減することができる画像作成方法、画像作成プログラム、画像作成装置及び画像作成システムを提供することにある。
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。
第1の発明は、基準物体の周囲に設置された複数の3次元センサで前記基準物体を撮影し、前記3次元センサ毎の画像を1フレームの基準画像として取得する事前撮影ステップと、隣り合うフレームの基準画像同士が重なり合う領域において、前記基準物体に設けられたマーカーの画像に基づいて共通の特徴点を設定する特徴点設定ステップと、隣り合うフレームの前記基準画像同士を互いの前記特徴点が一致するように座標変換を行い、その座標変換に用いられた変換行列を算出する処理を、すべての隣り合うフレームの前記基準画像同士について実行する変換行列算出ステップと、対象物体を複数の前記3次元センサで撮影し、前記3次元センサ毎の画像を1フレームの対象画像として取得する本撮影ステップと、前記本撮影ステップで取得された隣り合うフレームの対象画像同士を、前記変換行列算出ステップで算出された同じフレーム間の前記変換行列に基づいて座標変換を行い、前記対象物体の3次元モデル画像を作成する画像作成ステップと、を含む画像作成方法に関する。
第2の発明は、第1の発明に係る画像作成方法において、前記基準物体を、前記対象物体を模して作製されたモデル体とする画像作成方法に関する。
第3の発明は、第1又は第2の発明に係る画像作成方法において、前記マーカーは、識別情報が付加された識別情報付きマーカーであり、前記特徴点設定ステップにおいて、前記識別情報付きマーカーに付加された前記識別情報に基づいて共通の前記特徴点を設定する画像作成方法に関する。
第4の発明は、基準物体の周囲に設置された複数の3次元センサで前記基準物体を撮影し、前記3次元センサ毎の画像を1フレームの基準画像として取得する事前撮影ステップと、隣り合うフレームの基準画像同士が重なり合う領域において、画像認識により共通の特徴点を設定する特徴点設定ステップと、隣り合うフレームの前記基準画像同士を互いの前記特徴点が一致するように座標変換を行い、その座標変換に用いられた変換行列を算出する処理を、すべての隣り合うフレームの前記基準画像同士について実行する変換行列算出ステップと、対象物体を複数の前記3次元センサで撮影し、前記3次元センサ毎の画像を1フレームの対象画像として取得する本撮影ステップと、前記本撮影ステップで取得された隣り合うフレームの対象画像同士を、前記変換行列算出ステップで算出された同じフレーム間の前記変換行列に基づいて座標変換を行い、前記対象物体の3次元モデル画像を作成する画像作成ステップと、を含む画像作成方法に関する。
第5の発明は、コンピュータにおいて実行される画像作成プログラムであって、前記コンピュータを、複数の3次元センサで撮影された基準物体の前記3次元センサ毎の画像を1フレームの基準画像として取得し、隣り合うフレームの基準画像同士が重なり合う領域において、前記基準物体に設けられたマーカーの画像に基づいて共通の特徴点を設定する特徴点設定部と、隣り合うフレームの前記基準画像同士を互いの前記特徴点が一致するように座標変換を行い、その座標変換に用いられた変換行列を算出する処理を、すべての隣り合うフレームの前記基準画像同士について実行する変換行列算出部と、複数の前記3次元センサで撮影された対象物体の前記3次元センサ毎の画像を1フレームの対象画像として取得し、隣り合うフレームの対象画像同士を、前記変換行列算出部で取得された同じフレーム間の前記変換行列に基づいて座標変換を行い、前記対象物体の3次元モデル画像を作成する画像作成部と、して機能させる画像作成プログラムに関する。
第6の発明は、第5の発明に係る画像作成プログラムにおいて、前記マーカーに付加された識別情報に基づいて共通の前記特徴点を設定する画像作成プログラムに関する。
第7の発明は、コンピュータにおいて実行される画像作成プログラムであって、前記コンピュータを、複数の3次元センサで撮影された基準物体の前記3次元センサ毎の画像を1フレームの基準画像として取得し、隣り合うフレームの基準画像同士が重なり合う領域において、画像認識により共通の特徴点を設定する特徴点設定部と、隣り合うフレームの前記基準画像同士を互いの前記特徴点が一致するように座標変換を行い、その座標変換に用いられた変換行列を算出する処理を、すべての隣り合うフレームの前記基準画像同士について実行する変換行列算出部と、複数の前記3次元センサで撮影された対象物体の前記3次元センサ毎の画像を1フレームの対象画像として取得し、隣り合うフレームの対象画像同士を、前記変換行列算出部で取得された同じフレーム間の前記変換行列に基づいて座標変換を行い、前記対象物体の3次元モデル画像を作成する画像作成部と、して機能させる画像作成プログラムに関する。
第8の発明は、基準物体の周囲に配置された複数の3次元センサで撮影された前記基準物体の前記3次元センサ毎の画像を1フレームの基準画像として取得し、隣り合うフレームの基準画像同士が重なり合う領域において、前記基準物体に設けられたマーカーの画像に基づいて共通の特徴点を設定する特徴点設定部と、隣り合うフレームの前記基準画像同士を互いの前記特徴点が一致するように座標変換を行い、その座標変換に用いられた変換行列を算出する処理を、すべての隣り合うフレームの前記基準画像同士について実行する変換行列算出部と、複数の前記3次元センサで撮影された対象物体の前記3次元センサ毎の画像を1フレームの対象画像として取得し、隣り合うフレームの対象画像同士を、前記変換行列算出部で取得された同じフレーム間の前記変換行列に基づいて座標変換を行い、前記対象物体の3次元モデル画像を作成する画像作成部と、を備える画像作成装置に関する。
第9の発明は、第8の発明に係る画像作成装置において、前記マーカーは、識別情報が付加された識別情報付きマーカーであり、前記特徴点設定部は、前記識別情報付きマーカーに付加された前記識別情報に基づいて共通の前記特徴点を設定する画像作成装置に関する。
第10の発明は、基準物体の周囲に配置された複数の3次元センサで撮影された前記基準物体の前記3次元センサ毎の画像を1フレームの基準画像として取得し、隣り合うフレームの基準画像同士が重なり合う領域において、画像認識により共通の特徴点を設定する特徴点設定部と、隣り合うフレームの前記基準画像同士を互いの前記特徴点が一致するように座標変換を行い、その座標変換に用いられた変換行列を算出する処理を、すべての隣り合うフレームの前記基準画像同士について実行する変換行列算出部と、複数の前記3次元センサで撮影された対象物体の前記3次元センサ毎の画像を1フレームの対象画像として取得し、隣り合うフレームの対象画像同士を、前記変換行列算出部で取得された同じフレーム間の前記変換行列に基づいて座標変換を行い、前記対象物体の3次元モデル画像を作成する画像作成部と、を備える画像作成装置に関する。
第11の発明は、第8から第10までのいずれかの発明に係る画像作成装置と、前記基準物体を周囲から撮影して、それぞれ1フレームの前記基準画像を前記特徴点設定部に出力すると共に、前記対象物体を周囲から撮影して、それぞれ1フレームの前記対象画像を前記特徴点設定部に出力する複数の3次元センサと、を備える画像作成システムに関する。
第1の発明は、基準物体の周囲に設置された複数の3次元センサで前記基準物体を撮影し、前記3次元センサ毎の画像を1フレームの基準画像として取得する事前撮影ステップと、隣り合うフレームの基準画像同士が重なり合う領域において、前記基準物体に設けられたマーカーの画像に基づいて共通の特徴点を設定する特徴点設定ステップと、隣り合うフレームの前記基準画像同士を互いの前記特徴点が一致するように座標変換を行い、その座標変換に用いられた変換行列を算出する処理を、すべての隣り合うフレームの前記基準画像同士について実行する変換行列算出ステップと、対象物体を複数の前記3次元センサで撮影し、前記3次元センサ毎の画像を1フレームの対象画像として取得する本撮影ステップと、前記本撮影ステップで取得された隣り合うフレームの対象画像同士を、前記変換行列算出ステップで算出された同じフレーム間の前記変換行列に基づいて座標変換を行い、前記対象物体の3次元モデル画像を作成する画像作成ステップと、を含む画像作成方法に関する。
第2の発明は、第1の発明に係る画像作成方法において、前記基準物体を、前記対象物体を模して作製されたモデル体とする画像作成方法に関する。
第3の発明は、第1又は第2の発明に係る画像作成方法において、前記マーカーは、識別情報が付加された識別情報付きマーカーであり、前記特徴点設定ステップにおいて、前記識別情報付きマーカーに付加された前記識別情報に基づいて共通の前記特徴点を設定する画像作成方法に関する。
第4の発明は、基準物体の周囲に設置された複数の3次元センサで前記基準物体を撮影し、前記3次元センサ毎の画像を1フレームの基準画像として取得する事前撮影ステップと、隣り合うフレームの基準画像同士が重なり合う領域において、画像認識により共通の特徴点を設定する特徴点設定ステップと、隣り合うフレームの前記基準画像同士を互いの前記特徴点が一致するように座標変換を行い、その座標変換に用いられた変換行列を算出する処理を、すべての隣り合うフレームの前記基準画像同士について実行する変換行列算出ステップと、対象物体を複数の前記3次元センサで撮影し、前記3次元センサ毎の画像を1フレームの対象画像として取得する本撮影ステップと、前記本撮影ステップで取得された隣り合うフレームの対象画像同士を、前記変換行列算出ステップで算出された同じフレーム間の前記変換行列に基づいて座標変換を行い、前記対象物体の3次元モデル画像を作成する画像作成ステップと、を含む画像作成方法に関する。
第5の発明は、コンピュータにおいて実行される画像作成プログラムであって、前記コンピュータを、複数の3次元センサで撮影された基準物体の前記3次元センサ毎の画像を1フレームの基準画像として取得し、隣り合うフレームの基準画像同士が重なり合う領域において、前記基準物体に設けられたマーカーの画像に基づいて共通の特徴点を設定する特徴点設定部と、隣り合うフレームの前記基準画像同士を互いの前記特徴点が一致するように座標変換を行い、その座標変換に用いられた変換行列を算出する処理を、すべての隣り合うフレームの前記基準画像同士について実行する変換行列算出部と、複数の前記3次元センサで撮影された対象物体の前記3次元センサ毎の画像を1フレームの対象画像として取得し、隣り合うフレームの対象画像同士を、前記変換行列算出部で取得された同じフレーム間の前記変換行列に基づいて座標変換を行い、前記対象物体の3次元モデル画像を作成する画像作成部と、して機能させる画像作成プログラムに関する。
第6の発明は、第5の発明に係る画像作成プログラムにおいて、前記マーカーに付加された識別情報に基づいて共通の前記特徴点を設定する画像作成プログラムに関する。
第7の発明は、コンピュータにおいて実行される画像作成プログラムであって、前記コンピュータを、複数の3次元センサで撮影された基準物体の前記3次元センサ毎の画像を1フレームの基準画像として取得し、隣り合うフレームの基準画像同士が重なり合う領域において、画像認識により共通の特徴点を設定する特徴点設定部と、隣り合うフレームの前記基準画像同士を互いの前記特徴点が一致するように座標変換を行い、その座標変換に用いられた変換行列を算出する処理を、すべての隣り合うフレームの前記基準画像同士について実行する変換行列算出部と、複数の前記3次元センサで撮影された対象物体の前記3次元センサ毎の画像を1フレームの対象画像として取得し、隣り合うフレームの対象画像同士を、前記変換行列算出部で取得された同じフレーム間の前記変換行列に基づいて座標変換を行い、前記対象物体の3次元モデル画像を作成する画像作成部と、して機能させる画像作成プログラムに関する。
第8の発明は、基準物体の周囲に配置された複数の3次元センサで撮影された前記基準物体の前記3次元センサ毎の画像を1フレームの基準画像として取得し、隣り合うフレームの基準画像同士が重なり合う領域において、前記基準物体に設けられたマーカーの画像に基づいて共通の特徴点を設定する特徴点設定部と、隣り合うフレームの前記基準画像同士を互いの前記特徴点が一致するように座標変換を行い、その座標変換に用いられた変換行列を算出する処理を、すべての隣り合うフレームの前記基準画像同士について実行する変換行列算出部と、複数の前記3次元センサで撮影された対象物体の前記3次元センサ毎の画像を1フレームの対象画像として取得し、隣り合うフレームの対象画像同士を、前記変換行列算出部で取得された同じフレーム間の前記変換行列に基づいて座標変換を行い、前記対象物体の3次元モデル画像を作成する画像作成部と、を備える画像作成装置に関する。
第9の発明は、第8の発明に係る画像作成装置において、前記マーカーは、識別情報が付加された識別情報付きマーカーであり、前記特徴点設定部は、前記識別情報付きマーカーに付加された前記識別情報に基づいて共通の前記特徴点を設定する画像作成装置に関する。
第10の発明は、基準物体の周囲に配置された複数の3次元センサで撮影された前記基準物体の前記3次元センサ毎の画像を1フレームの基準画像として取得し、隣り合うフレームの基準画像同士が重なり合う領域において、画像認識により共通の特徴点を設定する特徴点設定部と、隣り合うフレームの前記基準画像同士を互いの前記特徴点が一致するように座標変換を行い、その座標変換に用いられた変換行列を算出する処理を、すべての隣り合うフレームの前記基準画像同士について実行する変換行列算出部と、複数の前記3次元センサで撮影された対象物体の前記3次元センサ毎の画像を1フレームの対象画像として取得し、隣り合うフレームの対象画像同士を、前記変換行列算出部で取得された同じフレーム間の前記変換行列に基づいて座標変換を行い、前記対象物体の3次元モデル画像を作成する画像作成部と、を備える画像作成装置に関する。
第11の発明は、第8から第10までのいずれかの発明に係る画像作成装置と、前記基準物体を周囲から撮影して、それぞれ1フレームの前記基準画像を前記特徴点設定部に出力すると共に、前記対象物体を周囲から撮影して、それぞれ1フレームの前記対象画像を前記特徴点設定部に出力する複数の3次元センサと、を備える画像作成システムに関する。
本発明に係る画像作成方法、画像作成プログラム、画像作成装置及び画像作成システムによれば、共通の特徴点を設定する作業の負担をより軽減することができる。
以下、本発明に係る画像作成方法、画像作成プログラム、画像作成装置及び画像作成システムの実施形態について説明する。
なお、本明細書に添付した図面は、いずれも模式図であり、理解しやすさ等を考慮して、各部の形状、縮尺、縦横の寸法比等を、実物から変更又は誇張している。
なお、本明細書に添付した図面は、いずれも模式図であり、理解しやすさ等を考慮して、各部の形状、縮尺、縦横の寸法比等を、実物から変更又は誇張している。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態の画像作成システム100の全体構成を示す図である。図2は、画像作成システム100の機能ブロック図である。図3は、被写体P1と識別情報付きマーカーの配置を説明する図である。図4(A)~(C)は、マーカーの種類を説明する図である。図5(A)及び(B)は、情報付きマーカーM2の撮影位置による違いを説明する図である。図6(A)~(C)は、隣り合うフレームの対象画像同士を変換行列に基づいて座標変換した例を説明する概念図である。
図1は、第1実施形態の画像作成システム100の全体構成を示す図である。図2は、画像作成システム100の機能ブロック図である。図3は、被写体P1と識別情報付きマーカーの配置を説明する図である。図4(A)~(C)は、マーカーの種類を説明する図である。図5(A)及び(B)は、情報付きマーカーM2の撮影位置による違いを説明する図である。図6(A)~(C)は、隣り合うフレームの対象画像同士を変換行列に基づいて座標変換した例を説明する概念図である。
図1に示す画像作成システム100は、人物等の3次元画像を作成するシステムである。画像作成システム100で作成された3次元画像は、例えば、商業施設で行われるゲームやイベントに活用する場合や、オフィスビルで本人認証に使用したりする場合等に用いることができる。
図1に示すように、第1実施形態の画像作成システム100は、3Dセンサ(3次元センサ)1a~1fと、画像作成装置2とを備えている。以降の説明において、3Dセンサ1a~1fを区分しない場合には、単に「3Dセンサ」ともいう。なお、本実施形態では、図1に示すように、図中の左端に位置する3Dセンサ1aを、被写体Pの正面に位置する3Dセンサとする。
3Dセンサ1a~1fは、被写体PのRGBの画像情報と深度情報とを含む3D画像を撮影する機器である。3Dセンサとしては、例えば、被写体に赤外線を照射して深度を算出するTOF方式のカメラを用いることができる。図1に示すように、6台の3Dセンサ1a~1fは、被写体Pの周囲360度を囲むように等間隔(60度)で設置されている。各3Dセンサは、それぞれカメラスタンド(不図示)に支持されているが、被写体Pの周囲を囲むように設置された枠形の架台に設置されていてもよい。3Dセンサ1a~1fは、隣り合う3Dセンサで撮影されたそれぞれの撮影画像の中に、互いに重なり合う領域が含まれるように設置される。これにより、隣り合う3Dセンサで撮影されたそれぞれの撮影画像には、互いに共通の特徴点(後述するマーカーMの画像)が含まれることになる。
なお、本実施形態において、被写体Pは、人物を模して作製されたモデル体(基準物体)又は人物(対象物体)の総称である。モデル体は、例えば、マネキンの頭部である。以降の説明において、被写体Pがモデル体である場合には「被写体P1」、人物である場合には「被写体P2」という。モデル体及び人物を区別しない場合には、単に「被写体P」という。
各3Dセンサは、画像作成装置2に設けられた制御部10(後述)の制御により被写体Pを撮影する。各3Dセンサにおいて、被写体Pの撮影は同時に行われ、撮影されたそれぞれの3D画像は、ケーブル等(不図示)を介して画像作成装置2に送信(出力)され、記憶部20(後述)に記憶される。本明細書では、1つの3Dセンサで被写体Pが撮影される領域(画像範囲)を「1フレーム」又は「フレーム」という。1つの3Dセンサは、1フレームの3D画像として、後述する基準画像及び対象画像を撮影する。以降の説明においては、1つの3Dセンサで撮影された1フレームの3D画像を総称して「撮影画像」ともいう。
画像作成装置2は、3Dセンサで撮影された複数の3D画像が連続するように座標変換を行い、被写体Pの周囲360度からの3D画像(以下、「3Dモデル画像」ともいう)を作成する装置である。画像作成装置2は、例えば、パーソナルコンピュータ(PC)、タブレット端末等の情報処理装置である。図2に示すように、画像作成装置2は、制御部10、記憶部20、入力部30及び表示部40を備えている。
制御部10は、画像作成装置2の全体を制御する中央処理装置(CPU)である。制御部10は、記憶部20に記憶されているオペレーティングシステム(OS)や、各種のアプリケーションプログラムを適宜に読み出して実行することにより、各ハードウェアと協働して、各種機能を実行する。制御部10は、画像作成プログラム、変換行列算出プログラム等により実行される機能ブロックとして、特徴点設定部11、変換行列算出部12及び画像作成部13を備えている。
特徴点設定部11は、各3Dセンサで撮影された被写体P1(モデル体)の3Dセンサ毎の画像を1フレームの基準画像として取得する。そして、取得した基準画像に対して画像認識を行い、隣り合うフレームの基準画像同士が重なり合う領域において、被写体P1に設けられたマーカーM(後述)の画像に基づいて、共通の特徴点を設定する。隣り合うフレームの基準画像同士とは、図1において、例えば、3Dセンサ1aで撮影された1フレームの基準画像と3Dセンサ1fで撮影された1フレームの基準画像との組み合わせである。
図3に示すように、被写体P1には、複数のマーカーMが設けられている。マーカーMは、人物の目、鼻、唇、耳等に相当する位置に設けられる目印である。被写体P1に設けられるマーカーMは、隣り合うフレームの基準画像同士が重なり合う領域において、共通の特徴点となる。マーカーMは、隣り合うフレームの基準画像同士が重なり合う領域において、それぞれのフレームの撮影画像に同じマーカーMの画像が3つ以上含まれるように配置される。例えば、図3において、破線の丸枠で示すマーカーMは、例えば、3Dセンサ1aと1fで撮影されるそれぞれの基準画像に写されるマーカーとなる。
マーカーMは、1フレームの撮影画像に少なくとも3つ含まれる必要がある。特徴点となるマーカーMの数を多くするほど、後述する座標変換の精度が向上する。なお、それぞれのマーカーMは、近い位置に配置されていると座標変換の精度が低下するため、1フレーム内に撮影される被写体P1において、離れた位置に配置することが望ましい。また、マーカーMは、被写体P1の表面のデータ量を損なわないようにするため、画像認識により識別が可能な範囲において、出来る限り小さくすることが望ましい。
図4(A)に示す.マーカーM1(M)は、識別情報が付加されていないマーカーである。識別情報が付加されていないマーカーは、例えば、図4(A)に示すような無地の丸形シールである。図4(B)及び(C)に示すマーカーM2(M)は、識別情報が付加されたマーカー(識別情報付きマーカー)である。識別情報とは、例えば、撮影画像に対して画像認識を行うことにより、該当するマーカーを識別可能とする情報である。図4(B)に示すマーカーM2は、一次元バーコードにより構成される。また、図4(C)に示すマーカーM2は、二次元バーコードにより構成される。いずれのマーカーM2も、撮影画像に対して画像認識を行うことにより、マーカーに記録された識別情報を読み取ることができる。以降の説明においては、識別情報のないマーカーを「マーカーM1」、識別情報付きマーカーを「マーカーM2」ともいう。また、マーカーM1とM2を区別しない場合には、単に「マーカー」ともいう。
図5(A)及び(B)は、異なる位置の3Dセンサで撮影された画像に含まれる同一のマーカーM2a~M2c(3箇所)を示している。マーカーM2a~M2cは、それぞれ異なる識別情報が付加されている。図5(A)は、被写体Pの正面に位置する3Dセンサ1aによる撮影画像であり、図5(B)は、3Dセンサ1aを基準(0度)として左側に60度回転した位置に設置された3Dセンサ1fによる撮影画像である。なお、「回転した位置」とは、図1において、被写体Pを中心軸として回転した位置を意味する。それぞれの撮影画像に対して画像認識を行うことにより、図5(A)及び(B)に示された、それぞれの位置のマーカーM2が同一のマーカーであることを特定することができる。
特徴点設定部11は、図5(A)及び(B)に示すように、隣り合うフレームの基準画像同士が重なり合う領域Aにおいて、マーカーの画像に基づいて共通の特徴点となるマーカーM2a~M2cを画像認識により抽出することができる。なお、図5(A)及び(B)においては、基準画像同士が重なり合う領域Aを概念的に表している。特徴点設定部11は、抽出したマーカーM2a~M2cの位置情報を、マーカーM2a~M2cのそれぞれの識別情報と関連付けて記憶部20に記憶する。特徴点設定部11は、基準画像から抽出したすべてのマーカーM2a~M2cについて、そのマーカーM2a~M2c(特徴点)の位置情報と識別情報とを関連付けて記憶する処理を実行する。
変換行列算出部12は、隣り合うフレームの基準画像同士を互いの特徴点が一致するように座標変換を行い、その座標変換に用いられた変換行列を算出する処理を、すべての隣り合うフレームの基準画像同士について実行する。隣り合うフレームの基準画像同士の座標変換には、例えば、ICP(Iterative Closest Point)アルゴリズムに対応した変換行列算出プログラム(変換行列算出部12)を用いることができる。具体的には、変換行列算出プログラムに対して、隣接するフレームのそれぞれの基準画像のデータと、その基準画像に関連付けられた特徴点の位置情報とを入力することにより、隣り合うフレームの基準画像同士の座標変換を行うことができる。
変換行列算出プログラムは、入力された基準画像のデータ及び共通特徴点の位置情報に基づいて、隣り合うフレームの基準画像同士が重なり合う領域において、共通の特徴点同士の距離が最小となるパラメータとしての変換行列を算出する。変換行列は、基準となる画像に対して、座標変換する画像のXYZ方向の移動量と回転量とを行列式で表したものである(図6(B)参照)。変換行列算出部12は、変換行列算出プログラムを用いて、すべての隣り合うフレームの基準画像同士について変換行列を算出する。変換行列は、3Dセンサの数と同数分が算出される。
画像作成部13は、各3Dセンサで撮影された被写体P2(人物)の3Dセンサ毎の画像を1フレームの対象画像として取得し、隣り合うフレームの対象画像同士を、変換行列算出部12で算出された同じフレーム間の変換行列に基づいて座標変換を行い、被写体P2の3Dモデル画像を作成する。
ここで、画像作成部13により、隣り合うフレームの対象画像同士を変換行列に基づいて座標変換する例について説明する。図6(A)は、図1において、被写体P2の正面に位置する3Dセンサ1aで撮影された対象画像を説明する図である。図6(B)は、図1において、3Dセンサ1aを基準(0度)として左側に60度回転した位置に設置された3Dセンサ1fで撮影された対象画像を説明する図である。
3Dセンサ1aで撮影された対象画像に対して、3Dセンサ1fで撮影された対象画像の座標変換を行う場合、図6(B)に示すように、3Dセンサ1fで撮影された対象画像のデータに変換行列を乗算する。そして、変換行列を乗算した、3Dセンサ1fで撮影された対象画像のデータと、3Dセンサ1aで撮影された対象画像とを合成する。これにより、3Dセンサ1aで撮影された対象画像に対して、3Dセンサ1fで撮影された対象画像の座標変換を行うことができる。
図6(C)は、3Dセンサ1aで撮影された対象画像に対して、3Dセンサ1fで撮影された対象画像の座標変換を行うことにより得られた画像の一例を示している。すなわち、図6(C)は、被写体P2の周囲において、3Dセンサ1aの位置から左側に60度回転した3Dセンサ1fまでの間の連続する3Dモデル画像の一部の画像を示している。上述した3Dセンサ1aで撮影された対象画像に対して、3Dセンサ1fで撮影された対象画像の座標変換を行う処理と同様の処理を、すべての隣り合うフレームの対象画像同士について実行することにより、被写体P2を周囲360度から見た3Dモデル画像を作成することができる。なお、図6(B)に示す変換行列は、実際に算出された変換行列の一例を示している。
図2に戻り、記憶部20は、制御部10が各種の処理を実行するために必要なプログラム、データ等を記憶するためのハードディスク、半導体メモリ等の記憶媒体である。
記憶部20は、プログラム記憶部21、データ記憶部22及び画像記憶部23を備えている。プログラム記憶部21は、プログラムを記憶する記憶領域である。プログラム記憶部21は、制御部10の各種機能を実行するための制御プログラム、制御部10が画像作成処理を実行するための画像作成プログラム、制御部10が変換行列を算出するための変換行列算出プログラム、画像作成処理において画像認識を実行するための画像認識プログラム等を記憶している。データ記憶部22は、各種のデータを記憶する記憶領域である。データ記憶部22は、例えば、マーカーの位置情報、変換行列に関するデータ等を記憶している。画像記憶部23は、各種画像のデータを記憶するための記憶領域である。画像記憶部23は、例えば、撮影画像のデータ、3Dモデル画像のデータ等を記憶している。
記憶部20は、プログラム記憶部21、データ記憶部22及び画像記憶部23を備えている。プログラム記憶部21は、プログラムを記憶する記憶領域である。プログラム記憶部21は、制御部10の各種機能を実行するための制御プログラム、制御部10が画像作成処理を実行するための画像作成プログラム、制御部10が変換行列を算出するための変換行列算出プログラム、画像作成処理において画像認識を実行するための画像認識プログラム等を記憶している。データ記憶部22は、各種のデータを記憶する記憶領域である。データ記憶部22は、例えば、マーカーの位置情報、変換行列に関するデータ等を記憶している。画像記憶部23は、各種画像のデータを記憶するための記憶領域である。画像記憶部23は、例えば、撮影画像のデータ、3Dモデル画像のデータ等を記憶している。
入力部30は、オペレータが画像作成装置2に対して各種データ、指示等を入力するための装置である。入力部30は、例えば、キーボード、マウス等により構成される。表示部40は、画面上に撮影画像等を表示する装置である。表示部40は、例えば、液晶ディスプレイ装置により構成される。
次に、第1実施形態の画像作成システム100により被写体P2(人物)の3Dモデル画像を作成する処理を、図7及び図8のフローチャートを参照して説明する。
まず、被写体P1(モデル体)の撮影画像から変換行列を算出する処理について説明する。図7は、被写体P1の撮影画像(基準画像)から変換行列を算出する処理の手順を示すフローチャートである。第1実施形態の事前撮影ステップ(後述)において、撮影対象となる被写体P1は、マーカーM2(識別情報付きマーカー)が設けられたモデル体となる。なお、図7及び図8(後述)に示すフローチャートの処理は、制御部10が記憶部20に記憶されている画像作成プログラム、変換行列算出プログラム等を読み出して実行することにより進行する。
まず、被写体P1(モデル体)の撮影画像から変換行列を算出する処理について説明する。図7は、被写体P1の撮影画像(基準画像)から変換行列を算出する処理の手順を示すフローチャートである。第1実施形態の事前撮影ステップ(後述)において、撮影対象となる被写体P1は、マーカーM2(識別情報付きマーカー)が設けられたモデル体となる。なお、図7及び図8(後述)に示すフローチャートの処理は、制御部10が記憶部20に記憶されている画像作成プログラム、変換行列算出プログラム等を読み出して実行することにより進行する。
図7に示すステップS1において、制御部10(特徴点設定部11)は、被写体P1(モデル体)の周囲に設置された各3Dセンサを制御して被写体P1を撮影し、各3Dセンサで撮影された被写体P1の3Dセンサ毎の画像を1フレームの基準画像として取得する(事前撮影ステップ)。各3Dセンサから取得された基準画像のデータは、記憶部20(画像記憶部23)に記憶される。
ステップS2において、制御部10(特徴点設定部11)は、各3Dセンサから取得した基準画像に対して画像認識を行い、隣り合うフレームの基準画像同士が重なり合う領域において、マーカーの画像に基づいて共通の特徴点を設定する(特徴点設定ステップ)。具体的には、制御部10は、被写体P1に設けられたマーカーM2の画像を画像認識により抽出し、共通の特徴点として設定する。制御部10は、抽出した特徴点の位置情報と識別情報とを関連付けて記憶部20(データ記憶部22)に記憶する。これらの情報は、後述するステップS3の処理において、基準画像のデータと共に用いられる。
ステップS3において、制御部10(変換行列算出部12)は、隣り合うフレームの基準画像同士を互いの特徴点が一致するように座標変換を行い、その座標変換に用いられた変換行列を算出する処理を、すべての隣り合うフレームの基準画像同士について実行する(変換行列算出ステップ)。
ステップS4において、制御部10(変換行列算出部12)は、各フレーム間で算出された変換行列を記憶部20(データ記憶部22)に記憶する。
ステップS4において、制御部10(変換行列算出部12)は、各フレーム間で算出された変換行列を記憶部20(データ記憶部22)に記憶する。
次に、被写体P1の撮影画像から算出した変換行列を用いて、被写体P2の撮影画像から3Dモデル画像を作成する処理について説明する。図8は、被写体P2の撮影画像(対象画像)から3Dモデル画像を作成する処理の手順を示すフローチャートである。画像作成処理では、人物の被写体P2が撮影対象となる。
図8に示すステップS11において、制御部10(画像作成部13)は、被写体P2(人物)の周囲に設置された各3Dセンサを制御して被写体P2を撮影し、各3Dセンサで撮影された被写体P2の3Dセンサ毎の画像を1フレームの対象画像として取得する(本撮影ステップ)。
ステップS12において、制御部10(画像作成部13)は、隣り合うフレームの対象画像同士を、変換行列算出部12で算出された同じフレーム間の変換行列に基づいて座標変換を行い、被写体P2の3Dモデル画像を作成する(画像作成ステップ)。
ステップS13において、制御部10(画像作成部13)は、作成した被写体P2の3Dモデル画像を記憶部20(画像記憶部23)に記憶する。
なお、被写体P2が別の人物に入れ替わっても、図8に示すフローチャートの手順に従って処理を実行することにより、3Dモデル画像を作成することができる。
ステップS13において、制御部10(画像作成部13)は、作成した被写体P2の3Dモデル画像を記憶部20(画像記憶部23)に記憶する。
なお、被写体P2が別の人物に入れ替わっても、図8に示すフローチャートの手順に従って処理を実行することにより、3Dモデル画像を作成することができる。
上述した第1実施形態の画像作成装置2によれば、例えば、以下のような効果を奏する。
画像作成装置2の制御部10(特徴点設定部11)は、各3Dセンサで撮影された隣り合うフレームの基準画像同士が重なり合う領域において、被写体P1に設けられたマーカーの画像(識別情報付きマーカーの識別情報)に基づいて共通の特徴点を設定する。そのため、オペレータが隣り合うフレームの撮影画像をモニタ画面に表示させて、画像同士が重なり合う領域を見比べながら、共通する特徴点を設定するという従来の手法に比べて、共通の特徴点を設定する作業の負担をより軽減することができる。また、オペレータが手作業で共通の特徴点を設定する場合に比べて、より精度の高い3Dモデル画像を作成することができる。
画像作成装置2の制御部10(特徴点設定部11)は、各3Dセンサで撮影された隣り合うフレームの基準画像同士が重なり合う領域において、被写体P1に設けられたマーカーの画像(識別情報付きマーカーの識別情報)に基づいて共通の特徴点を設定する。そのため、オペレータが隣り合うフレームの撮影画像をモニタ画面に表示させて、画像同士が重なり合う領域を見比べながら、共通する特徴点を設定するという従来の手法に比べて、共通の特徴点を設定する作業の負担をより軽減することができる。また、オペレータが手作業で共通の特徴点を設定する場合に比べて、より精度の高い3Dモデル画像を作成することができる。
第1実施形態の画像作成装置2を備えた画像作成システム100は、例えば、商業施設で行われるゲームやイベントにおいて、次々に訪れる来場者の3Dモデル画像を撮影する場合において有用である。特に、イベント等において、撮影設備が一時的に設営されたものである場合、3Dカメラを設置する位置もその都度変わるため、本実施形態の画像作成システム100を用いることにより、オペレータの作業の負担を軽減することができる。
第1実施形態の画像作成装置2は、被写体P1に識別情報のないマーカーを設けた場合であっても、オペレータは、各3Dセンサで撮影された隣り合うフレームの基準画像同士が重なり合う領域において、被写体P1に設けられたマーカーの画像に基づいて共通の特徴点を設定することができる。具体的には、オペレータが隣り合うフレームの撮影画像をモニタ画面に表示させて、画像同士が重なり合う領域において、対応する位置にあるマーカー同士を関連付ける操作を行うことにより、共通する特徴点を簡単に設定することができる。そのため、従来のように、オペレータが隣り合うフレームの撮影画像をモニタ画面に表示させて、画像同士が重なり合う領域を見比べながら、人物の目、鼻、唇、耳等の共通する特徴点を撮影画像から探し出して、それぞれの特徴点同士を関連付ける操作を行う場合に比べて、共通する特徴点を設定する作業の負担を軽減することができる。
第1実施形態においては、人物を模して作成されたモデル体を被写体P1としている(図3参照)。そのため、人物の頭部に識別情報のないマーカーを設けた場合に比べて、オペレータは、識別情報のないマーカーの位置を容易に特定することができる。また、人物の頭部に識別情報付きのマーカーを設けた場合と比べて、画像認識による識別情報の読み取りを、より速やかに且つ正確に行うことができる。
(第2実施形態)
第2実施形態の画像作成装置2は、特徴点設定部11において、被写体P1の撮影画像から変換行列を算出する処理が第1実施形態と相違する。そのため、第2実施形態では、被写体P1の撮影画像から変換行列を算出する処理を示すフローチャートのみを図示し、装置全体の図示を省略する。また、第2実施形態の説明及び図面において、第1実施形態と同等の部材等には、第1実施形態と同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
第2実施形態の画像作成装置2は、特徴点設定部11において、被写体P1の撮影画像から変換行列を算出する処理が第1実施形態と相違する。そのため、第2実施形態では、被写体P1の撮影画像から変換行列を算出する処理を示すフローチャートのみを図示し、装置全体の図示を省略する。また、第2実施形態の説明及び図面において、第1実施形態と同等の部材等には、第1実施形態と同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図9は、第2実施形態の特徴点設定部11において、被写体P1の撮影画像(基準画像)から変換行列を算出する処理の手順を示すフローチャートである。第2実施形態の特徴点設定部11では、隣り合うフレームの基準画像同士が重なり合う領域において、画像認識により共通の特徴点を設定する点が第1実施形態と相違する。第2実施形態の事前撮影ステップにおいて、撮影対象となる被写体P1は、マーカーMが設けられていないモデル体となる。なお、図9に示すフローチャートの処理は、制御部10が記憶部20に記憶されている画像作成プログラム、変換行列算出プログラム、画像認識プログラム等を読み出して実行することにより進行する。
図9に示すステップS21において、制御部10(特徴点設定部11)は、被写体P1の周囲に設置された各3Dセンサを制御して被写体P1を撮影し、各3Dセンサで撮影された被写体P1の3Dセンサ毎の画像を1フレームの基準画像として取得する(事前撮影ステップ)。各3Dセンサから取得された基準画像は、記憶部20(画像記憶部23)に記憶される。
ステップS22において、制御部10(特徴点設定部11)は、各3Dセンサから取得した基準画像に対して画像認識を行い、隣り合うフレームの基準画像同士が重なり合う領域において、共通の特徴点を設定する(特徴点設定ステップ)。具体的には、制御部10は、基準画像として撮影されたモデル体の特徴点(例えば、モデル体において人物の目、鼻、唇、耳等に相当する部分)の特徴点を画像認識により抽出して、共通の特徴点として設定する。制御部10は、抽出した特徴点の位置情報と識別情報とを関連付けて記憶部20(データ記憶部22)に記憶する。
ステップS23において、制御部10(変換行列算出部12)は、隣り合うフレームの基準画像同士を互いの特徴点が一致するように座標変換を行い、その座標変換に用いられた変換行列を算出する処理を、すべての隣り合うフレームの基準画像同士について実行する(変換行列算出ステップ)。
ステップS24において、制御部10(変換行列算出部12)は、各フレーム間で算出した変換行列を記憶部20(データ記憶部22)に記憶する。
この後、被写体P1の撮影画像から算出した変換行列を用いて、被写体P2(人物)の撮影画像から3Dモデル画像を作成する処理は、第1実施形態(図8)と同じであるため、説明を省略する。
この後、被写体P1の撮影画像から算出した変換行列を用いて、被写体P2(人物)の撮影画像から3Dモデル画像を作成する処理は、第1実施形態(図8)と同じであるため、説明を省略する。
第2実施形態の画像作成装置2において、制御部10(特徴点設定部11)は、各3Dセンサで撮影された隣り合うフレームの基準画像同士が重なり合う領域において、画像認識により共通の特徴点を設定する。これによれば、撮影対象となる被写体P1に、あらかじめマーカー等を設ける必要がないため、共通する特徴点を設定する作業の負担を軽減できるだけでなく、3Dモデル画像を作成するための準備作業の負担をも軽減することができる。
第2実施形態において、被写体P1(モデル体)の代わりに被写体P2(人物)を用いてもよい。その場合は、事前撮影ステップで取得した人物の撮影画像に基づいて3Dモデル画像を作成することができるため、3Dモデル画像を作成する作業をより簡素化することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、後述する変形形態のように種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の技術的範囲内に含まれる。また、実施形態に記載した効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、実施形態に記載したものに限定されない。なお、上述の実施形態及び後述する変形形態は、適宜に組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。
(変形形態)
第1実施形態において、識別情報付きマーカーは、図4(B)、(C)に示す一次元バーコードや二次元バーコードに限らず、例えば、無地のマーカーに数字、文字、記号等を付けたり、絵柄や模様等を付けたりしたしてもよいし、それぞれ異なる形状としてもよい。すなわち、マーカーに付加される識別情報は、画像認識で判別可能であれば、どのようなものでもよい。
第1実施形態において、識別情報付きマーカーは、図4(B)、(C)に示す一次元バーコードや二次元バーコードに限らず、例えば、無地のマーカーに数字、文字、記号等を付けたり、絵柄や模様等を付けたりしたしてもよいし、それぞれ異なる形状としてもよい。すなわち、マーカーに付加される識別情報は、画像認識で判別可能であれば、どのようなものでもよい。
第1及び第2実施形態においては、被写体の周囲に6台の3Dセンサを設置する例について説明したが、設置する3Dセンサの数は、3Dセンサの仕様、被写体の形状、大きさ、撮影範囲等に応じて適宜に選択可能である。
第1及び第2実施形態において、被写体P1として、マネキンの頭部のようなモデル体を用いる代わりに、人体を模していない立方体を用いてもよい。被写体P1として、例えば、球体を用いた場合、基準画像同士の座標変換をより精度良く行うことができる。
1a~1f 3Dセンサ
2 画像作成装置
10 制御部
11 特徴点設定部
12 変換行列算出部
13 画像作成部
20 記憶部
21 プログラム記憶部
22 データ記憶部
23 画像記憶部
100 画像作成システム
2 画像作成装置
10 制御部
11 特徴点設定部
12 変換行列算出部
13 画像作成部
20 記憶部
21 プログラム記憶部
22 データ記憶部
23 画像記憶部
100 画像作成システム
Claims (11)
- 基準物体の周囲に設置された複数の3次元センサで前記基準物体を撮影し、前記3次元センサ毎の画像を1フレームの基準画像として取得する事前撮影ステップと、
隣り合うフレームの基準画像同士が重なり合う領域において、前記基準物体に設けられたマーカーの画像に基づいて共通の特徴点を設定する特徴点設定ステップと、
隣り合うフレームの前記基準画像同士を互いの前記特徴点が一致するように座標変換を行い、その座標変換に用いられた変換行列を算出する処理を、すべての隣り合うフレームの前記基準画像同士について実行する変換行列算出ステップと、
対象物体を複数の前記3次元センサで撮影し、前記3次元センサ毎の画像を1フレームの対象画像として取得する本撮影ステップと、
前記本撮影ステップで取得された隣り合うフレームの対象画像同士を、前記変換行列算出ステップで算出された同じフレーム間の前記変換行列に基づいて座標変換を行い、前記対象物体の3次元モデル画像を作成する画像作成ステップと、
を含む画像作成方法。 - 前記基準物体は、前記対象物体を模して作製されたモデル体である請求項1に記載の画像作成方法。
- 前記マーカーは、識別情報が付加された識別情報付きマーカーであり、
前記特徴点設定ステップにおいて、前記識別情報付きマーカーに付加された前記識別情報に基づいて共通の前記特徴点を設定する請求項1又は2に記載の画像作成方法。 - 基準物体の周囲に設置された複数の3次元センサで前記基準物体を撮影し、前記3次元センサ毎の画像を1フレームの基準画像として取得する事前撮影ステップと、
隣り合うフレームの基準画像同士が重なり合う領域において、画像認識により共通の特徴点を設定する特徴点設定ステップと、
隣り合うフレームの前記基準画像同士を互いの前記特徴点が一致するように座標変換を行い、その座標変換に用いられた変換行列を算出する処理を、すべての隣り合うフレームの前記基準画像同士について実行する変換行列算出ステップと、
対象物体を複数の前記3次元センサで撮影し、前記3次元センサ毎の画像を1フレームの対象画像として取得する本撮影ステップと、
前記本撮影ステップで取得された隣り合うフレームの対象画像同士を、前記変換行列算出ステップで算出された同じフレーム間の前記変換行列に基づいて座標変換を行い、前記対象物体の3次元モデル画像を作成する画像作成ステップと、
を含む画像作成方法。 - コンピュータにおいて実行される画像作成プログラムであって、
前記コンピュータを、
複数の3次元センサで撮影された基準物体の前記3次元センサ毎の画像を1フレームの基準画像として取得し、隣り合うフレームの基準画像同士が重なり合う領域において、前記基準物体に設けられたマーカーの画像に基づいて共通の特徴点を設定する特徴点設定部と、
隣り合うフレームの前記基準画像同士を互いの前記特徴点が一致するように座標変換を行い、その座標変換に用いられた変換行列を算出する処理を、すべての隣り合うフレームの前記基準画像同士について実行する変換行列算出部と、
複数の前記3次元センサで撮影された対象物体の前記3次元センサ毎の画像を1フレームの対象画像として取得し、隣り合うフレームの対象画像同士を、前記変換行列算出部で取得された同じフレーム間の前記変換行列に基づいて座標変換を行い、前記対象物体の3次元モデル画像を作成する画像作成部と、して機能させる画像作成プログラム。 - 前記マーカーに付加された識別情報に基づいて共通の前記特徴点を設定する請求項5に記載の画像作成プログラム。
- コンピュータにおいて実行される画像作成プログラムであって、
前記コンピュータを、
複数の3次元センサで撮影された基準物体の前記3次元センサ毎の画像を1フレームの基準画像として取得し、隣り合うフレームの基準画像同士が重なり合う領域において、画像認識により共通の特徴点を設定する特徴点設定部と、
隣り合うフレームの前記基準画像同士を互いの前記特徴点が一致するように座標変換を行い、その座標変換に用いられた変換行列を算出する処理を、すべての隣り合うフレームの前記基準画像同士について実行する変換行列算出部と、
複数の前記3次元センサで撮影された対象物体の前記3次元センサ毎の画像を1フレームの対象画像として取得し、隣り合うフレームの対象画像同士を、前記変換行列算出部で取得された同じフレーム間の前記変換行列に基づいて座標変換を行い、前記対象物体の3次元モデル画像を作成する画像作成部と、して機能させる画像作成プログラム。 - 基準物体の周囲に配置された複数の3次元センサで撮影された前記基準物体の前記3次元センサ毎の画像を1フレームの基準画像として取得し、隣り合うフレームの基準画像同士が重なり合う領域において、前記基準物体に設けられたマーカーの画像に基づいて共通の特徴点を設定する特徴点設定部と、
隣り合うフレームの前記基準画像同士を互いの前記特徴点が一致するように座標変換を行い、その座標変換に用いられた変換行列を算出する処理を、すべての隣り合うフレームの前記基準画像同士について実行する変換行列算出部と、
複数の前記3次元センサで撮影された対象物体の前記3次元センサ毎の画像を1フレームの対象画像として取得し、隣り合うフレームの対象画像同士を、前記変換行列算出部で取得された同じフレーム間の前記変換行列に基づいて座標変換を行い、前記対象物体の3次元モデル画像を作成する画像作成部と、
を備える画像作成装置。 - 前記マーカーは、識別情報が付加された識別情報付きマーカーであり、
前記特徴点設定部は、前記識別情報付きマーカーに付加された前記識別情報に基づいて共通の前記特徴点を設定する請求項8に記載の画像作成装置。 - 基準物体の周囲に配置された複数の3次元センサで撮影された前記基準物体の前記3次元センサ毎の画像を1フレームの基準画像として取得し、隣り合うフレームの基準画像同士が重なり合う領域において、画像認識により共通の特徴点を設定する特徴点設定部と、
隣り合うフレームの前記基準画像同士を互いの前記特徴点が一致するように座標変換を行い、その座標変換に用いられた変換行列を算出する処理を、すべての隣り合うフレームの前記基準画像同士について実行する変換行列算出部と、
複数の前記3次元センサで撮影された対象物体の前記3次元センサ毎の画像を1フレームの対象画像として取得し、隣り合うフレームの対象画像同士を、前記変換行列算出部で取得された同じフレーム間の前記変換行列に基づいて座標変換を行い、前記対象物体の3次元モデル画像を作成する画像作成部と、
を備える画像作成装置。 - 請求項8から10までのいずれかに記載の画像作成装置と、
前記基準物体を周囲から撮影して、それぞれ1フレームの前記基準画像を前記特徴点設定部に出力すると共に、前記対象物体を周囲から撮影して、それぞれ1フレームの前記対象画像を前記特徴点設定部に出力する複数の3次元センサと、
を備える画像作成システム。
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