JP2023078811A - 画像処理装置、画像処理装置の制御方法、及びプログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理装置の制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ネットワークを介して参照可能なコンテンツを対象とした印刷に失敗した場合においても、当該コンテンツをより好適な態様でユーザに提供可能とする。【解決手段】外部通信部301は、ネットワークを介してコンテンツサーバ120からコンテンツを取得する。サイネージアプリケーション300は、コンテンツの印刷指示が受け付けられた場合に、コンテンツサーバ120から取得されるコンテンツを対象として印刷処理を実行する。CPU201は、サイネージアプリケーション300による上記コンテンツの印刷処理においてエラーが発生した場合に、当該エラーの種別を判定する。CPU201は、発生したエラーの種別がデータサイズオーバーであると判定した場合に、サイネージアプリケーション300とは異なる手段により、上記コンテンツがユーザに提供されるように制御する。【選択図】図12

Description

本開示は、画像処理装置、画像処理装置の制御方法、及びプログラムに関する。
近年では、屋外、店頭、公共の空間、交通機関等の多様な場所において、ネットワークに接続された機器のディスプレイ等を用いて情報を発信する、「デジタルサイネージ」と称されるメディアが普及しつつある。また、公共の空間に限らず、例えば、企業等のオフィスにおいても、従業員に対する情報共有の支援や、企業の情報統制等を目的として、デジタルサイネージの活用が注目されている。
このようなデジタルサイネージの技術は、ネットワークを介したダウンロード配信またはストリーミング配信によりサイネージコンテンツを配信するため、配信対象のコンテンツの変更を迅速かつ容易に行うことができるという利点がある。また、近年では、コンテンツの表示に限らず、コンテンツ自体や当該コンテンツからリンクされた他のコンテンツ(例えば、ドキュメントファイル等)を対象とした印刷を可能とするための技術も提案されている。
一方で、サイネージコンテンツ自体や当該コンテンツからリンクされた他のコンテンツを直接ダウンロードして印刷が行われる際に、対象となるコンテンツのサイズが許容される上限値を超過して、当該コンテンツの印刷が失敗する場合がある。このような状況を想定して、特許文献1には、発生したエラーの内容に応じてエラー画面を表示する技術が開示されている。
特開2013-98589号公報
しかしながら、コンテンツの印刷に失敗してエラー画面が表示されたとしても、コンテンツの印刷物が出力されないため、ユーザが当該コンテンツの内容を確認することは困難である。
本発明は上記の問題を鑑み、ネットワークを介して参照可能なコンテンツを対象とした印刷に失敗した場合においても、当該コンテンツをより好適な態様でユーザに提供可能とすることを目的とする。
本発明に係る画像処理装置は、ネットワークを介して外部装置からコンテンツを取得する取得手段と、前記コンテンツの印刷指示が受け付けられた場合に、前記取得手段により取得される当該コンテンツを対象とした印刷処理を実行する第1の印刷手段と、前記第1の印刷手段による前記コンテンツを対象とした印刷処理を実行するための前記取得手段による当該コンテンツの取得がエラーの発生により失敗した場合に、発生した当該エラーの種別が、所定のエラー種別であるか否かを判定する判定手段と、発生した前記エラーの種別が前記所定のエラー種別であると判定された場合に、前記第1の印刷手段とは異なる他の手段により、当該コンテンツがユーザに提供されるように制御する制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、ネットワークを介して参照可能なコンテンツを対象とした印刷に失敗した場合においても、当該コンテンツをより好適な態様でユーザに提供することが可能となる。
画像処理システムのシステム構成の一例を示した図である。 画像処理装置のハードウェア構成の一例を示した図である。 画像処理システムのソフトウェア構成の一例を示した機能ブロック図である。 画像処理装置の処理の一例を示したフローチャートである。 画像処理装置の処理の一例を示したフローチャートである。 コンテンツに関する設定を行うための画面の一例を示した図である。 コンテンツに関する設定を行うための画面の一例を示した図である。 コンテンツに関する設定を行うための画面の一例を示した図である。 コンテンツに関する設定を行うための画面の一例を示した図である。 コンテンツに関する設定を行うための画面の一例を示した図である。 コンテンツ設定管理テーブルの一例を示した図である。 ユーザ認証に関する設定を行うための画面の一例を示した図である。 コンテンツが表示された画面の一例を示した図である。 コンテンツの表示に係る画面フローの一例を示した図である。 エラー画面の一例を示した図である。 エラー管理テーブルの一例を示した図である。 画像処理装置の処理の一例を示したフローチャートである。 画像処理装置の処理の一例を示したフローチャートである。
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
図1を参照して、本実施形態に係る画像処理システムのシステム構成の一例について説明する。本実施形態に係る情報処理システムは、画像処理装置100と、クライアント端末102と、コンテンツサーバ120とを含む。画像処理装置100とクライアント端末102とは、LAN(Local Area Network)101を介して接続されている。また、画像処理装置100とクライアント端末102とのそれぞれは、LAN101を介してインターネット110に接続されている。コンテンツサーバ120は、各種コンテンツを格納しており、LAN121を介してインターネット101に接続されている。
このような構成より、例えば、画像処理装置100は、インターネット110を介してコンテンツサーバ120にアクセスすることで、当該コンテンツサーバ120から各種コンテンツを取得することが可能である。また、画像処理装置100は、コンテンツサーバ120から取得したコンテンツが示す情報(例えば、ドキュメントファイルの内容等)を、所定の表示装置(例えば、画像処理装置100が備える表示装置)に表示させることでユーザに提示してもよい。
なお、以降では、画像処理装置100、クライアント端末102、及びコンテンツサーバ120のそれぞれが1台ずつの場合を例に各種説明を行うが、必ずしも本実施形態に係る画像処理システムのシステム構成を限定するものではない。具体的な一例として、画像処理装置100、クライアント端末102、及びコンテンツサーバ120のうち少なくともいずれかが複数台設けられていてもよい。また、他の一例として、コンテンツサーバ120に替えて画像処理装置100に上記コンテンツタが格納されていてもよい。この場合には、画像処理装置100は、所望の記憶領域に記憶されたコンテンツを取得したうえで、当該コンテンツを所望の表示装置に表示させてもよい。
また、図1に示すネットワーク構成はあくまで一例であり、必ずしも本実施形態に係る画像処理システムのネットワーク構成を限定するものではない。すなわち、画像処理装置100、クライアント端末102、及びコンテンツサーバ120のそれぞれが相互に各種情報を送受信することが可能であれば、これらを接続するネットワーク構成は限定されない。
図2を参照して、本実施形態に係る画像処理装置100のハードウェア構成の一例について説明する。画像処理装置100は、制御部200と、操作部209と、プリンタ210と、スキャナ211とを含む。
制御部200は、画像処理装置100全体の動作を制御する。制御部200は、CPU(Central Processing Unit)201と、ROM(Read Only Memoly)202と、RAM(Random Access Memory)204とを含む。また、制御部200は、HDD(Hard Disc Drive)204を含んでもよい。また、制御部200は、操作部I/F205と、プリンタI/F206と、スキャナI/F207と、ネットワークI/F208とを含む。
制御部200に含まれる上記各構成要素は、バスを介して相互に接続される。
CPU201は、ROM202に記憶された制御プログラムやHDD204に記憶されたアプリケーションのプログラム等を読み出したうえで、RAM203に展開して実行することで、読取制御や送信制御等の各種制御を行う。ROM202は、CPU201により実行される制御プログラムが格納されている。例えば、ROM202は、ブートROMとして実現され、システムのブートプログラムが格納されていてもよい。RAM203は、CPU201の主記憶メモリであり、ワークエリアや各種プログラムを展開するための一時記憶領域として用いられる。
HDD204は、画像データのような各種のデータ、アプリケーションのプログラム等のような各種プログラム、各種設定情報が記憶された情報テーブル等を記憶する。また、HDD204は、後述するコンテンツを記憶することも可能である。なお、HDD204に替えて、またはHDD204とともに、SSD(Solid State Drive)等の不揮発性メモリが用いられてもうよい。
操作部I/F205は、操作部209と制御部200とを接続するためのインタフェースである。操作部209としては、例えば、タッチパネル機能を有する液晶表示部やキーボード等のような、ユーザからの指示を受け付けるための入力デバイスが適用される。
プリンタI/F206は、プリンタ210と制御部200とを接続するためのインタフェースである。プリンタ210による印刷処理の対象となるデータ(例えば、画像データ)は、プリンタI/F206を介して制御部200からプリンタ210に転送され、当該プリンタ210において記録媒体上(用紙上)に印刷される。
スキャナI/F207は、スキャナ211と制御部200とを接続するためのインタフェースである。スキャナ211は、原稿上の画像を読み取って画像データを生成し、スキャナI/F207を介して制御部200に入力する。
ネットワークI/F208は、制御部200をLAN101に接続するためのインタフェースである。ネットワークI/F208は、LAN101を介してインターネット110に接続されている外部装置に情報を送信したり、当該外部装置から情報を受信したりする。
なお、図2に示す構成はあくまで一例であり、必ずしも本実施形態に係る画像処理装置100のハードウェア構成を限定するものではない。
本実施形態に係る画像処理装置100のソフトウェア構成の一例について以下に説明する。画像処理装置100が有する機能(アプリケーション)のうち、代表的なものは以下の通りである。
・スキャナ211により原稿上の画像を読み取って生成された画像データをプリンタ210にて記録媒体上に印刷する「コピー」機能
・クライアント端末102等の外部装置から投入されたプリントジョブに基づいて、画像データをプリンタ210にて記録媒体上に印刷する「プリント」機能
・スキャナ211により原稿上の画像を読み取って生成された画像データを、ネットワークI/F208を介して外部装置へ送信する「スキャンして送信」機能
・スキャナ211により原稿上の画像を読み取って生成された画像データをHDD204に記憶させる「スキャンして保存」機能
・HDD204に記憶された画像データをプリンタ210にて印刷またはネットワークI/F208を介して外部へ送信する「保存ファイルの利用」機能
・Webブラウザを介してWebサーバ上のデータを閲覧、印刷、保存する「ブラウザ」機能
例えば、図3は、画像処理装置100を含むシステム全体のソフトウェア構成の一例を示した機能ブロック図である。図3に示す各機能部は、画像処理装置100のCPU201が、ROM202またはHDD204に格納されたプログラムを読み出したうえで、当該プログラムをRAM204に展開して実行することで実現される。
画像処理装置100は、アプリケーション311と、画面制御部303と、認証処理部308と、オートクリア処理部309と、プリント管理部310とを含む。
アプリケーション311は、サイネージアプリケーション300と、コピーアプリケーション312と、ファックスアプリケーション313と、プリントアプリケーション314とを含む。なお、アプリケーション311には、図4に図示したアプリケーション以外の他のアプリケーションを含んでもよい。
サイネージアプリケーション300は、例えば、画像処理装置100に搭載された組み込みのソフトウェアプログラムにより実現され得る。サイネージアプリケーション300は、外部通信部301と、Webコンテンツ表示部302と、コンテンツ設定部304と、コンテンツ管理部305と、コンテンツ設定管理テーブル306と、イベント受信部307とを含む。
外部通信部301は、コンテンツサーバ120と通信を行ない、当該コンテンツサーバ120で管理されているコンテンツ、コンテンツの設定の管理に利用される管理テーブル等を、当該コンテンツサーバ120から取得する。また、外部通信部301は、上記コンテンツにリンク付けされた他のコンテンツ(例えば、Webコンテンツを介してアクセス可能なドキュメントファイル等)をコンテンツサーバ120から取得してもよい。外部通信部301とコンテンツサーバ120との間の通信には各種の通信プロトコルを適用することが可能である。当該通信プロトコルとしては、SMB(Server Message Block)、WebDAV(Web-based Distributed Authoring and Versioning)、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)等が挙げられる。また、他の一例として、電子メールの送受信に利用されるプロトコルやファイル転送プロトコル(FTP:File Transfer Protocol)等の、他の通信プロトコルが適用されてもよい。
Webコンテンツ表示部302は、コンテンツサーバ120またはHDD204に記憶されているコンテンツを読み出してRAM203に展開したうえで、RAM203に展開された当該コンテンツを操作部209に出力する。なお、本開示において、コンテンツとは、テキストデータ、HTML、画像ファイル(JPEG、GIF、PNG、BMP等)、動画ファイル等のような、Webブラウザ等を介して閲覧可能なデータを示すものとする。
コンテンツ設定部304は、表示対象となるコンテンツの設定を行う。例えば、コンテンツ設定部304は、ユーザからの指示に応じて、特定のイベントの発生時に表示させるコンテンツの設定を行ってもよい。具体的には、コンテンツ設定部304は、クライアント端末102が有するWebブラウザ等を利用して、コンテンツの設定に係る指示をユーザから受け付けるための画面を当該ユーザに提示してもよい。この場合には、例えば、ユーザは、画像処理装置100が有するWebブラウザを利用して画像処理装置100のWebサーバにアクセスすることで、当該Webブラウザを介して上記画面を利用することが可能となる。なお、上記はあくまで一例であり、特定のイベントの発生時に表示させるコンテンツの設定を行うことが可能であれば、その方法は特に限定はされない。
ここで、図5A~図5Eを参照して、画像処理装置100がコンテンツの設定に関する指示をユーザから受け付けるための画面の一例について説明する。図5A~図5Eに示す画面は、例えば上述したように、クライアント端末102が有するWebブラウザを利用して画像処理装置100のWebサーバにアクセスすることで、当該Webブラウザに表示される。
図5Aは、ユーザから認証情報の入力を受け付けるための認証画面の一例を示した図である。図5Aに示す認証画面にユーザ名及びパスワードが入力された状態でログインボタンが押下されると、認証処理部308によりユーザ認証及びログイン処理が行われる。ここで、認証されたユーザが管理者権限を有している場合には、図5Bに示す画面が表示される。
図5Bは、画像処理装置100に関する各種設定の指定をユーザから受け付けるための画面の一例を示した図であり、認証が行われたユーザが管理者権限を有する場合に表示される。画面左側のメニューには各種処理に対応付けられた設定項目が提示されており、いずれかの設定項目が指定されると、当該設定項目に対応するより詳細な設定項目が画面右側の領域に表示される。例えば、「ライセンス/その他」として示された設定項目501が指定された場合には、図5Cに示す画面が表示される。
図5Cは、「ライセンス/その他」として分類された各種設定の指定をユーザから受け付けるための画面の一例を示した図である。設定項目502を含む各種設定項目は、例えば、ハイパーリンクになっており、ユーザからの指定が受け付けられると、指定された設定項目に応じたWebページが表示される。具体的な一例として、「ビジュアルメッセージ」として示された設定項目502が指定された場合には、図5Eに示すサイネージアプリケーション300の設定画面が表示される。
図5Dは、「用紙設定」として分類された各種設定の指定をユーザから受け付けるための画面の一例を示した図である。図5Dに示す画面には、印刷に使用される用紙の指定に関する各種設定項目が表示されている。これらの各種設定項目は、図5Cに示す画面と同様に、例えば、ハイパーリンクになっており、ユーザからの指定が受け付けられると、指定された設定項目に応じたWebページが表示される。
図5Eは、サイネージアプリケーション300の設定画面の一例を示した図である。チェックボックス503は、サイネージアプリケーション300の画面表示のON/OFFの切り替えに関する指定をユーザから受け付けるための設定項目である。チェックボックス503にチェックが入れられていない場合には、他の設定項目が網掛け表示され、ユーザからの入力の受け付けが制限された状態となる。これに対して、チェックボックス503にチェックにチェックが入れられた場合には、図5Eに示すように、他の設定項目への網掛け表示が解除され、ユーザからの入力の受け付けが可能な状態となる。
ラジオボタン504は、外部通信部301とコンテンツサーバ120との間の通信に使用される通信プロトコルの選択をユーザから受け付けるためのラジオボタンである。例えば、ラジオボタン504において「SMB」が選択された場合には、505~507で示された入力フィールドに対するユーザからの入力の受け付けが可能な状態となる。また、他の一例として、ラジオボタン504において「HTTP/WebDAV」が選択された場合には、508~512で示された入力フィールドに対するユーザからの入力の受け付けが可能な状態となる。
テキストボックス505は、通信プロトコルとしてSMBが選択された場合に、表示対象となるコンテンツへのパスの入力をユーザから受け付けるための入力フィールドである。パスとは、コンテンツの格納場所を示す文字列であり、SMBの場合には、コンピュータ名、フォルダ名、及びファイル名等を「円記号」や「バックスラッシュ」により示されるパス区切り文字で区切って示したものである。コンテンツへのパスとしては、例えば、HDD204に記憶されているファイルへのパスが指定されてもよいし、コンテンツサーバ120に記憶されているファイルへのパスが指定されてもよい。
テキストボックス506は、通信プロトコルとしてSMBが選択された場合に、表示対象となるコンテンツへのパスにアクセスする際に使用されるユーザ名の入力をユーザから受け付けるための入力フィールドである。
テキストボックス507は、通信プロトコルとしてSMBが選択された場合に、表示対象となるコンテンツへのパスにアクセスする際に使用されるパスワードの入力をユーザから受け付けるための入力フィールドである。
テキストボックス508は、通信プロトコルとしてHTTP/WebDAVが選択された場合に、表示対象となるコンテンツへのパスの入力をユーザから受け付けるための入力フィールドである。HTTP/WebDAVが選択された場合のパスは、コンテンツの格納場所を示すコンピュータ名、フォルダ名、ファイル名等を「スラッシュ」により示されるパス区切り文字で区切って示したものである。コンテンツへのパスとしては、例えば、HDD204に記憶されているファイルへのパスが指定されてもよいし、コンテンツサーバ120に記憶されているファイルへのパスが指定されてもよい。
テキストボックス509は、通信プロトコルとしてHTTP/WebDAVが選択された場合に、表示対象となるコンテンツへのパスにアクセスする際に使用されるユーザ名の入力をユーザから受け付けるための入力フィールドである。
テキストボックス510は、通信プロトコルとしてHTTP/WebDAVが選択された場合に、表示対象となるコンテンツへのパスにアクセスする際に使用されるパスワードの入力をユーザから受け付けるための入力フィールドである。
チェックボックス511及び512は、通信プロトコルとしてHTTP/WebDAVが選択された場合において、暗号化通信を行う場合の設定の指定をユーザから受け付けるための設定項目である。
ラジオボタン513は、図7を参照して詳細を後述する、画像処理装置100の操作開始時に認証画面を表示する設定が行われた場合における、Webコンテンツを表示するタイミングの指定をユーザから受け付けるためのラジオボタンである。ラジオボタン513において「ログイン後」が選択された場合には、画像処理装置100の操作開始時に認証画面を表示する設定が行われた場合において、ログイン後にWebコンテンツが表示されることとなる。一方で、ラジオボタン513において「オートクリア後」が選択された場合には、画像処理装置100の操作開始時に認証画面を表示する設定が行われた場合において、オートクリア後にWebコンテンツが表示されることとなる。
チェックボックス514は、印刷の実行中におけるWebコンテンツの表示についてON/OFFの指定をユーザから受け付けるための設定項目である。チェックボックス514にチェックが入れられている場合には、印刷の実行時にWebコンテンツの表示が行われる。
チェックボックス515は、Webコンテンツが表示されるタイミングでエラーが検知された場合におけるエラー画面1000の表示についてON/OFFの指定をユーザから受け付けるための設定項目である。チェックボックス515にチェックが入れられている場合には、Webコンテンツが表示されるタイミングでエラーが検知された場合に、操作部209にエラー画面が表示される。一方で、チェックボックス515にチェックが入れられていない場合には、Webコンテンツが表示されるタイミングでエラーが検知された場合においても、操作部209へのエラー画面の表示が行われない。
テキストボックス518は、サイネージアプリケーションのコンテンツを管理するコンテンツ管理者の名前の指定をユーザから受け付けるための入力フィールドである。
テキストボックス519は、サイネージアプリケーションのコンテンツを管理するコンテンツ管理者のメールアドレスの指定をユーザから受け付けるための入力フィールドである。
テキストボックス520は、サイネージアプリケーションのコンテンツを管理するコンテンツ管理者の電話番号の指定をユーザから受け付けるための入力フィールドである。
チェックボックス521は、サイネージアプリケーションのコンテンツを印刷する機能のON/OFFの指定をユーザから受け付けるための設定項目である。チェックボックス521にチェックが入れられている場合には、サイネージアプリケーションの画面を介した操作により、サイネージアプリケーションのコンテンツを直接印刷することが可能となる。この機能については詳細を別途後述する。
チェックボックス522は、サイネージアプリケーションのコンテンツを印刷する機能において、自動でエラーをリカバリする機能(以下、「自動エラーリカバリ機能」とも称する)のON/OFFの指定をユーザから受け付けるための設定項目である。チェックボックス522にチェックが入れられている場合には、自動エラーリカバリ機能が有効化される。
OKボタン516は、503~520で示された各項目に設定された情報を、後述するコンテンツ設定管理テーブル306に記憶させるためのボタンである。OKボタン516押下されると、503~520で示された各項目に設定された情報がコンテンツ設定管理テーブル306に記憶され、その後に、図5Cに示す画面に遷移する。
キャンセルボタン517は、503~520で示された各項目に設定された情報をコンテンツ設定管理テーブル306に記憶させずに、図5Cに示す画面に遷移させるためのボタンである。
このように、ユーザは、図5A~図5Eに示す設定画面を介して、サイネージアプリケーション300に表示させるコンテンツを特定するための特定情報を設定・登録することができる。なお、ここでは、コンテンツを特定するための特定情報をクライアント端末102から設定させる例について示したが、画像処理装置100の操作部209を用いて設定させるようにしてもよい。
ここで、改めて図3を参照する。コンテンツ管理部305は、コンテンツ設定部304より設定された内容に基づき、コンテンツのパス等の情報をコンテンツ設定管理テーブル306に記憶させる。また、コンテンツ管理部305は、コンテンツ設定管理テーブル306に記憶された設定情報を取得し、Webコンテンツ表示部302に通知する。
コンテンツ設定管理テーブル306は、コンテンツ設定部304により設定されたサイネージアプリケーション300の設定に関する各種情報(換言すると設定値)を管理するための管理テーブルである。
ここで、図6を参照して、コンテンツ設定管理テーブル306の一例について説明する。図6は、図5Eに示す設定画面を介して入力されない内容に基づいて生成・更新されたコンテンツ設定管理テーブル306の一例を示している。なお、コンテンツ設定管理テーブル306は、画像処理装置100のHDD204に記憶されてもよいし、コンテンツサーバ120に記憶されてもよい。
キー601は、サイネージアプリケーション300のそれぞれの設定項目に対応するキーを示している。
値602は、サイネージアプリケーション300のそれぞれの設定項目のキーに対応する値を示している。
項目603は、サイネージアプリケーション300の画面表示のON/OFFを示す項目であり、値として「0」が設定されている場合にはOFFとなり、「1」が設定されている場合にはONとなる。図5に示すチェックボックス503の設定が更新された場合には、この項目603の値が当該チェックボックス503の状態に連動して更新される。
項目604は、外部通信部301とコンテンツサーバ120との間の通信に使用される通信プロトコルを示す項目であり、値として「0」が設定されている場合にはSMBが使用され、「1」が設定されている場合にはHTTP/WebDAVが使用される。図5に示すラジオボタン504の設定が更新された場合には、この項目604の値が当該ラジオボタン504の状態に連動して更新される。
項目605は、通信プロトコルとして「SMB」が設定された場合に表示対象となるコンテンツへのパスを示す項目である。図5に示すテキストボックス505の設定が更新された場合には、この項目605の値が当該テキストボックス505に入力された情報に応じて更新される。
項目606は、通信プロトコルとして「SMB」が設定された場合に表示対象となるコンテンツへのパスにアクセスする際に使用されるユーザ名を示す項目である。図5に示すテキストボックス506の設定が更新された場合には、この項目606の値が当該テキストボックス506に入力された情報に応じて更新される。
項目607は、通信プロトコルとして「SMB」が設定された場合に表示対象となるコンテンツへのパスにアクセスする際に使用するパスワードを示す項目である。図5に示すテキストボックス507の設定が更新された場合には、この項目607の値が当該テキストボックス507に入力された情報に応じて更新される。
項目608は、通信プロトコルとして「HTTP/WebDAV」が設定された場合に表示対象となるコンテンツへのパスを示す項目である。図5に示すテキストボックス508の設定が更新された場合には、この項目608の値が当該テキストボックス508に入力された情報に応じて更新される。
項目609は、通信プロトコルとして「HTTP/WebDAV」が設定された場合に表示対象となるコンテンツへのパスにアクセスする際に使用されるユーザ名を示す項目である。図5に示すテキストボックス509の設定が更新された場合には、この項目609の値が当該テキストボックス509に入力された情報に応じて更新される。
項目610は、通信プロトコルとして「HTTP/WebDAV」が設定された場合に表示対象となるコンテンツへのパスにアクセスする際に使用されるパスワードを示す項目である。図5にテキストボックス510の設定が更新された場合には、この項目610の値が当該テキストボックス510に入力された情報に応じて更新される。
項目611及び612は、通信プロトコルとして「HTTP/WebDAV」が設定された場合における暗号化通信を行う場合の設定を示す項目である。図5に示すチェックボックス511及び512の設定が更新された場合には、この項目611及び612の値が当該チェックボックス511及び512の状態に応じて更新される。
項目613は、図7を参照して詳細を後述する、画像処理装置100の操作開始時に認証画面を表示する設定が行われた場合における、サイネージ(Webコンテンツ)を表示するタイミングの設定を示す項目である。図5に示すラジオボタン513の設定が更新された場合には、この項目613の値が当該ラジオボタン513の状態に連動して更新される。
項目614は、印刷の開始時におけるWebコンテンツを表示するための設定を示す項目である。図5に示すチェックボックス514の設定が更新された場合には、この項目614の値が当該チェックボックス514の状態に連動して更新される。
項目615は、エラーが検知された場合におけるエラー画面の表示のON/OFFを示す項目であり、値として「0」が設定されている場合にはOFFとなり、「1」が設定されている場合にはONとなる。
項目616は、サイネージアプリケーションのコンテンツを管理するコンテンツ管理者の名前を示す項目である。図5に示すテキストボックス518の設定が更新された場合には、この項目616の値が当該テキストボックス518に入力された情報に応じて更新される。
項目617は、サイネージアプリケーションのコンテンツを管理するコンテンツ管理者のメールアドレスを示す項目である。図5にテキストボックス519の設定が更新された場合には、この項目617の値が当該テキストボックス519に入力された情報に応じて更新される。
項目618は、サイネージアプリケーションのコンテンツを管理するコンテンツ管理者の電話番号を示す項目である。図5に示すテキストボックス520の設定が更新された場合には、この項目618の値が当該テキストボックス520に入力された情報に応じて更新される。
項目619は、サイネージアプリケーションのコンテンツを印刷する機能を有効にするか否かを示す項目である。図5にチェックボックス521の設定が更新された場合には、この項目619の値が当該チェックボックス521の状態に応じて更新される。
項目620は、サイネージアプリケーションのコンテンツを印刷する機能において、自動エラーリカバリ機能を有効にするか否かを示す項目である。図5のチェックボックス522の設定が更新された場合には、この項目620の値が当該チェックボックス522の状態に応じて更新される。
ここで、改めて図3を参照する。コンテンツ管理部305は、キー601として示された情報を利用してコンテンツ設定管理テーブル306を参照することで、各設定項目に対して値602として設定された情報を取得する。
コピーアプリケーション312では、高解像度のスキャナと高速印刷が可能なプリンタを使用することで、高速、高画質のコピーが可能である。また、コピーアプリケーション312では、画像処理装置100に装着されているハードディスク等の記憶装置を使用することで、原稿を連続で読み取ることによる大量の原稿のコピーも可能である。更に、コピーアプリケーション312では、原稿をスキャンすることで得られる画像データを、ネットワークを介して複数台の画像処理装置に送信することで、重連コピーも可能である。
ファックスアプリケーション313では、G3ファクシミリやG4ファクシミリの送受信が可能なだけでなく、転送機能を利用することでファクシミリ受信したデータを電子メール等のプロトコルに変換して転送することが可能である。また、ファックスアプリケーション313では、従来の電話回線ではなく、インターネットを利用してファクシミリの送受信を行うインターネットファクスの利用も可能である。
プリントアプリケーション314は、PDL(Page Description Language)言語によりホストコンピュータから送信されるプリントデータを受信し、用紙に高速で印刷することが可能な機能である。PDL言語としては、例えば、PostScriptやLIPS(LBP Image Processing)等が挙げられる。また、プリントアプリケーション314では、様々なプリンタに共通なフォーマットであるBMLinksを外部から受信して、用紙に印刷することが可能である。更に、プリントアプリケーション314では、プリンタドライバを介さずにPDF(Portable Document Format)等のアプリケーションデータを外部から直接受信して、用紙に印刷することも可能である。
ここで、プリントアプリケーション314は、受信したプリントデータを一旦HDD204に保存したうえで、順次HDD204からRAM203に読み出しながら印刷を行うことができる。このため、比較的サイズの大きなプリントデータであっても受信して処理することが可能となっている。
一方で、サイネージアプリケーション300は、表示対象となるコンテンツを受信したうえで、操作部209を介して当該コンテンツを表示することが主な機能である。そのため、サイネージアプリケーション300は、コンテンツをRAM203上に展開して処理しており、受信可能なコンテンツ(データ)のサイズが利用可能なRAM203の領域のサイズに制限される。すなわち、サイネージアプリケーション300は、利用可能なRAM203の領域のサイズよりも容量の大きいコンテンツについては受信が制限されることとなる。
このように、プリントアプリケーション314とサイネージアプリケーション300とでは、それぞれが処理を実行するために保持可能なデータ(例えば、コンテンツ)のサイズが異なる。具体的には、プリントアプリケーション314は、HDD204を利用できるため、印刷の対象として保持可能なコンテンツのサイズが、サイネージアプリケーション300が印刷の対象として保持可能なコンテンツのサイズよりも大きい傾向にある。そのため、プリントアプリケーション314は、サイネージアプリケーション300が印刷の対象とするコンテンツのサイズ超過により当該コンテンツのダウンロードに失敗するような状況下においても、当該コンテンツをダウンロードすることが可能となる。
なお、上記に示す例の場合には、サイネージアプリケーション300が「第1の印刷手段」の一例に相当し、プリントアプリケーション314が「第2の印刷手段」の一例に相当する。また、この場合には、RAM203が「第1の記憶領域」の一例に相当し、HDD204が「第2の記憶領域」の一例に相当する。
イベント受信部307は、認証処理部308、オートクリア処理部309、及びプリント管理部310それぞれから通知される各種イベントを受信する。なお、イベント受信部307は、図示しない他のモジュールから通知される各種イベントを通知できてもよい。
認証処理部308は、認証画面を操作部209やクライアント端末102に表示させ、ユーザから入力されたユーザIDやパスワード等の認証情報を用いてユーザ認証を行う。ユーザ認証が成功した場合には、認証処理部308は、当該ユーザ認証の対象となるユーザを画像処理装置100にログインさせるためのログイン処理を行う。認証処理部308は、ログアウトの指示を受け付けた場合には、ログイン中のユーザを画像処理装置100からログアウトさせるためのログアウト処理を行う。ログアウトの指示は、操作部209上に表示されるログアウトボタンがユーザにより押下された場合、又は、後述するオートクリア処理が実行された場合に発行される。認証処理部308は、ログイン処理及びログアウト処理が行われた際に、それぞれ処理が行われたことを示すイベント(ログインイベント及びログアウトイベント)を、イベント受信部307に送信する。
また、認証処理部308は、後述する通り、認証画面の表示設定に基づいて、認証画面の表示タイミングの制御を行う。
オートクリア処理部309は、操作部209に対する操作が行わない状態が所定時間継続した場合に(以下、この「所定時間」をオートクリア移行時間とも称する)、オートクリア処理を実行する。オートクリア処理とは、表示されている画面での設定値/設定状態をクリアして初期値に戻す処理である。例えば、コピーに関する各種設定を行うためのコピー画面を介して設定を行っている途中でユーザが画像処理装置100の前を離れ、そのままオートクリア移行時間が経過すると、途中まで設定されていた設定値がクリアされ、デフォルトの設定値に戻される。オートクリア機能により、例えば、直前に使用していたユーザの設定状態を意図せずに引き継いで想定していなかった設定でコピー等が実行される事態や、次に使用するユーザに開示することが望ましくない設定内容が見えてしまう事態等の発生を防ぐことができる。オートクリア処理部309は、オートクリア処理が行われた場合に、オートクリアイベントをイベント受信部307に送信する。また、オートクリア処理が行われた場合には、認証処理部308は、ログイン中のユーザをログアウトさせるためのログアウト処理を実行してもよい。なお、オートクリア移行時間は、ユーザが任意に設定することが可能である。
また、オートクリア処理時に遷移する画面を設定することも可能である。例えば、オートクリア時に遷移する画面として初期画面が設定されていた場合は、操作部209の画面はそれまで表示されていた画面から当該初期画面に切り替わる。初期画面とは、起動時に表示する画面としてユーザによりあらかじめ設定された画面である。例えば、画像処理装置100が有する複数の機能(アプリケーション、ファンクション)の中から使用する機能を選択するためのメインメニュー画面や、各機能に対応するアプリケーション画面等が、初期画面として設定可能である。なお、以降の説明では、オートクリア時に遷移する画面として初期画面が設定されており、初期画面としてメインメニュー画面が設定されているものとする。
画面制御部303は、アプリケーションごとに管理されている画面を切り替えて、操作部209に出力する。
プリント管理部310は、プリントジョブの開始動作を行う。また、プリント管理部310は、プリントジョブの開始動作を行った場合に、プリントジョブ開始イベントをイベント受信部307に送信する。
なお、認証処理部308、オートクリア処理部309、画面制御部303、及びプリント管理部310は、アプリケーション311が有する各アプリケーションに対して共通の処理部及び管理部であり、相互に関連があってもよい。また、認証処理部308、オートクリア処理部309、画面制御部303、及びプリント管理部310は、図示しない他の共通管理部及び処理部との関連があってもよい。
ここで、図7を参照して、ユーザ認証に関する設定を行うための画面の一例について説明する。図7(a)~図7(d)として示す各画面は、管理者権限を有するユーザのログイン時に表示可能となる画面である。
図7(a)は、ユーザ認証を使用するか否かを設定するための画面である。ボタン701は、ユーザ認証を有効にするためのボタンである。このボタン701が選択されている場合には、認証画面が表示され、画像処理装置100の各機能を使用するためにユーザ認証が要求されることとなる。ボタン702は、ユーザ認証を無効にするためのボタンである。このボタン702が選択されている場合には、認証画面が表示されず、ユーザ認証を行わずに画像処理装置100の各機能を使用することが可能となる。
図7(b)及び図7(c)は、認証画面の表示設定を切り替えるための画面であり、この画面を介した指定された設定に応じて、ユーザ認証が行われるタイミングが決定される。図7(b)はボタン703が選択されている場合に表示される画面であり、図7(c)はボタン704が選択されている場合に表示される画面である。
ボタン703は、画像処理装置100の操作開始時に認証画面を表示する設定を行うためのボタンである。このボタン703が選択されている場合には、ユーザが操作を開始する際に認証画面が表示され、ユーザ認証が要求される。つまり操作開始時に認証画面を表示する設定がなされている場合には、いずれの機能を利用する場合においても、最初にユーザ認証が要求されることとなる。
ボタン704は、各機能が選択された際に認証画面を表示する設定を行うためのボタンである。ボタン704が押下されると、図7(c)に示す通り、ユーザ認証が要求される機能等を選択するための画面705がポップアップ表示される。ここで、ボタン706が選択されると、図7(d)に示す画面に切り替わる。
図7(d)は、画像処理装置100が有する複数の機能のうち、ユーザ認証を要求する機能を選択するための画面である。図7(d)に示す画面を介して、ユーザ認証が要求される機能として選択された機能については、当該機能が使用される際に認証画面が表示される。一方で、ユーザ認証が要求される機能として選択されなかった機能については、ユーザ認証が要求されることなく当該機能を使用することが可能である。図7(d)に示す例では、「コピー」、「保存ファイルの利用」、「プリント」の各機能についてはユーザ認証が要求される機能として選択されている。一方で、「スキャンして保存」、「スキャンして送信」、「ブラウザ」の各機能については、ユーザ認証が不要な機能となる。このように、ボタン704が選択されている場合には、画像処理装置100の操作開始時には認証画面が表示されず、ユーザが各機能を使用する際に、選択された機能に応じて認証画面が表示され、ユーザ認証が要求されることとなる。
次いで、図8を参照して、サイネージアプリケーション300により、予め登録されたWebコンテンツが表示された場合の画面の一例について説明する。図8に例示した画面801では、コンテンツサーバ120より取得されたWebコンテンツが表示されている。ここでは、図6に示すコンテンツ設定管理テーブル306より、「https://guest_webdav/signage.html」で示されるHTMLファイルが示す内容が表示されている。ユーザが閉じるボタン802を押下すると、画面801は非表示となる。また、リンク803が示されたダウンロード印刷対象のコンテンツは、図6に示すコンテンツ設定管理テーブル306において、項目619の値が「1」に設定されている場合に、ダウンロードして印刷することが可能となるコンテンツである。なお、図8に示す例では、おすすめ商品の案内が表示されており、ダウンロード印刷対象のコンテンツである具体的なおすすめ商品に関するチラシを示すファイルへのリンク803が表示されている。ユーザにより、コンテンツへのリンク803が選択されると、当該コンテンツであるチラシの内容(すなわち、チラシに示された情報)が印刷される。なお、ダウンロード印刷対象のコンテンツへのリンク803が表示されたWebコンテンツ(すなわち、画面801に表示されたWebコンテンツ)が、ダウンロード印刷対象のコンテンツにアクセスするための情報の一例に相当する。
続いて、Webコンテンツが表示されるタイミングについて説明する。上述したとおり、図7に示す画面を介したユーザ認証に関する設定に応じて、表示される画面のフローは異なる。本実施形態では、画像処理装置100をサイネージとして有効活用するために、この画面フローの違いを考慮して、ユーザ認証に関する設定に応じた適切なタイミングでWebコンテンツを表示させるようにしている。
図9は、サイネージアプリケーション300の表示がONに設定されている場合に操作部209に表示される画面のフローの一例を示した図である。また、図9は、図7(a)に示す画面でボタン701が選択され、図7(b)に示す画面でボタン703が選択されており、かつ図5Eに示す画面においてラジオボタン513により「ログイン後」が指定されている場合における画面フローの一例を示した図である。すなわち、図9は、ユーザ認証機能がONに設定されており、認証画面を操作開始時に表示する設定がなされ、さらにサイネージ表示タイミングとしてログイン後が指定されている場合における画面フローの一例を示している。
図9に示す例では、認証画面901を介してユーザにより入力された認証情報に基づくユーザ認証が成功してログイン処理が完了すると、サイネージアプリケーション300の画面801が表示される。この画面801は、図8に示した画面801と同様である。ここで、コンテンツへのリンク803が選択されると、対応するコンテンツのダウンロードが行われ、ダウンロードされた当該コンテンツの印刷が行われる。例えば、画面902は、ダウンロードされたコンテンツの印刷中に表示される画面の一例を示している。画面902には、印刷中であることを示す情報が表示されている。そして、ダウンロードされたコンテンツの印刷が終了すると、画面801へ戻ることとなる。
このように、認証画面を操作開始時に表示する設定がなされており、かつログイン後にWebコンテンツを表示する設定がなされている場合、ユーザのログインが完了したタイミングで、サイネージアプリケーション300によりWebコンテンツが表示される。そのため、ユーザが画像処理装置100を使い始めたときにWebコンテンツが表示されることとなるため、ユーザの注意を惹くことができ、社内の通達事項等を効果的にユーザに知らしめることが可能となる。また、ログインしたユーザに限って印刷を行わせたいコンテンツを当該ユーザに示すことも可能となる。
次いで、図10を参照して、コンテンツのダウンロード印刷時に、コンテンツサイズの上限超過によりエラーが発生し、当該コンテンツの印刷が制限される場合に表示される画面の一例について説明する。図10に示す画面1001は、図13においてS1305として示した処理の実行時に表示される画面の一例を示している。図10に示す例では、ビジュアルメッセージのコンテンツのダウンロード印刷時に、当該コンテンツのサイズが上限を超過することでエラーが発生し、印刷ができないことを示す情報が表示されている。エラーメッセージ表示エリア1002には、ダウンロード印刷に失敗したコンテンツの取得先(例えば、URL等)をユーザ自身宛に電子メールにて送信するか否かをユーザに確認するメッセージが表示されている。ここで、ボタン1003が押下された場合には、対象となるコンテンツの取得先が示されたメールの送信が実行される。これに対して、ボタン1004が押下された場合には、メールの送信が行われず、コンテンツのダウンロード印刷はエラー終了する。
図11は、Webコンテンツの表示に際して発生し得るエラーを管理するためのエラー管理テーブル1100の一例を示した図である。エラー管理テーブル1100は、例えば、画像処理装置100のHDD204に記憶されていてもよいし、コンテンツサーバ120に記憶されていてもよい。
エラーコード1101は、検知されたエラーの判別に利用されるエラーコードである。また、エラー種別1102は、エラーコードに対応するエラーの種別を示している。図11に示す例では、エラー1103~エラー1110として示すように、8種類のエラーが規定されている。
エラー1103は、Webコンテンツの取得に失敗した場合に発生する「ファイルなしエラー」である。エラー1103は、例えば、図5に示すテキストボックス505またはテキストボックス508に入力されたコンテンツパスに従ってWebコンテンツの取得が行われた際に、Webコンテンツが存在しない等の理由により発生し得る。
エラー1104は、認証に失敗した場合に発生する「認証エラー」である。エラー1104は、例えば、図5に示すテキストボックス505に入力されたコンテンツパスに対して認証がかけられている状況下において、テキストボックス506及びテキストボックス507に入力された情報に基づく認証が失敗した場合に発生し得る。また、テキストボックス508に入力されたコンテンツパスに対して認証がかけられている状況下においても、認証に失敗した場合には、同様にエラー1104が発生し得る。
エラー1105は、コンテンツサーバ120からWebコンテンツの取得が行われる際に、ネットワーク障害等により、当該Webコンテンツの取得に失敗した場合に発生する「通信エラー」である。
エラー1106は、エラー1103~1105、1107~1109以外のエラーであり、画像処理装置100の故障等によりサイネージアプリケーション300では想定されないケースで発生する「システムエラー」である。
エラー1107は、Webコンテンツが取得される際に、当該Webコンテンツのデータサイズが、取得可能なデータサイズの上限値を上回る場合に発生する「データサイズオーバーエラー」である。取得可能なデータサイズの上限値については、予め設定されている。
エラー1108は、取得されたWebコンテンツのフォーマットが、Webコンテンツ表示部302により表示可能なフォーマットでない場合に発生する「フォーマット不一致エラー」である。
エラー1109は、図示しないオートクリア移行時間の設定が一定時間以下に設定された状況下において、オートクリアの事象検知時にWebコンテンツの表示が行えない場合に発生する「オートクリア時間エラー」である。
続いて、図4A及び図4Bを参照して、画像処理装置100の処理の一例について説明する。図4A及び図4Bに示す処理は、画像処理装置100のCPU201が、ROM202やHDD204に記憶されたソフトウェアをRAM203に展開して実行することで実現される。
まず、図4Aを参照する。図4Aは、Webコンテンツが表示されるタイミングでエラーが検知された場合に、サイネージアプリケーション300が画面1001を表示する処理の一例を示したフローチャートである。
S401において、CPU201は、サイネージ表示トリガーの発行処理を実行する。ここで、S401の処理について、図4Bを参照して詳細に説明する。図4Bは、Webコンテンツ表示のイベントが受信された場合に、図5において503~514で示された各項目に設定された情報に従い、サイネージ表示トリガーを発行するか否かを判断する処理の一例を示したフローチャートである。
S431において、CPU201は、イベント受信部307が、認証処理部308、オートクリア処理部309、またはプリント管理部310からイベントを受信したか否かお判定する。なお、前述したように、認証処理部308、オートクリア処理部309、及びプリント管理部310からはそれぞれ、ログインイベント、オートクリアイベント、及びプリントジョブ開始イベントが送信され得る。
CPU201は、S431において上記に例示したイベントのいずれかを受信したと判定した場合には、処理をS432に進める。
一方で、CPU201は、S431において上記に例示したイベントを受信したと判定しない限り、処理をS431に進めて、イベント受信部307によるイベントの受信を待ち受ける。
S432において、CPU201は、コンテンツ管理部305により、コンテンツ設定管理テーブル306から図6において項目603に示したキーに対応する設定値を取得して、サイネージアプリケーション300の表示がONになっているか否かを判定する。
CPU201は、S432においてサイネージアプリケーション300の表示がOFFになっていると判定した場合には、図4Bに示す一連の処理を終了する。
一方で、CPU201は、S432においてサイネージアプリケーション300の表示がONになっていると判定した場合には、処理をS433に進める。
S433において、CPU201は、S431においてイベント受信部307が受信したイベントがプリント開始イベントか否かを判定する。
CPU201は、S433においてイベント受信部307が受信したイベントがプリント開始イベントであると判定した場合には、処理をS434に進める。
一方で、CPU201は、S433においてイベント受信部307が受信したイベントがプリント開始イベントでないと判定した場合には、処理をS436に進める。
S434において、CPU201は、コンテンツ管理部305により、コンテンツ設定管理テーブル306から図6において項目614に示したキーに対応する設定値を取得して、プリント開始時の表示がONになっているか否かを判定する。
CPU201は、S434においてプリント開始時の表示がONになっていない(OFFになっている)と判定した場合には、図4Bに示す一連の処理を終了する。
一方で、CPU201は、S434においてプリント開始時の表示がONになっていると判定した場合には、処理をS435に進める。
S435において、CPU201は、画面制御部303によりプリント画面が操作部209に表示されているか否かを判定する。
CPU201は、S435においてプリント画面が操作部209に表示されていないと判定した場合には、図4Bに示す一連の処理を終了する。
CPU201は、S435においてプリント画面が操作部209に表示されていると判定した場合には、処理をS442に進める。
S436において、CPU201は、S431においてイベント受信部307が受信したイベントがログインイベントとオートクリアイベントとのいずれかを判定する。
CPU201は、S436においてイベント受信部307が受信したイベントがログインイベントと判定した場合には、処理をS437に進める。
一方で、CPU201は、S436においてイベント受信部307が受信したイベントがオートクリアイベントと判定した場合には、処理をS439に進める。
S437において、CPU201は、認証処理部308により、認証画面の表示設定が操作開始時に認証画面を表示する設定であるか否かを判定する。
CPU201は、S437において認証画面の表示設定が操作開始時に認証画面を表示する設定でないと判定した場合(すなわち、機能選択時に認証画面を表示する設定である場合)には、図4Bに示す一連の処理を終了する。
一方で、CPU201は、S437において認証画面の表示設定が操作開始時に認証画面を表示する設定であると判定した場合には、処理をS438に進める。
S438において、CPU201は、コンテンツ管理部305により、コンテンツ設定管理テーブル306から図6において項目613に示したキーに対応する設定値を取得して、Webコンテンツを表示するタイミングがログイン後か否かを判定する。
CPU201は、S438においてWebコンテンツを表示するタイミングがログイン後ではないと判定した場合は、図4Bに示す一連の処理を終了する。
一方で、CPU201は、S438においてWebコンテンツを表示するタイミングがログイン後であると判定した場合には、処理をS442に進める。
S439において、CPU201は、認証処理部308により、認証画面の表示設定が操作開始時に認証画面を表示する設定であるか否かを判断する。
CPU201は、S439において認証画面の表示設定が操作開始時に認証画面を表示する設定でないと判定した場合(すなわち、機能選択時に認証画面を表示する設定である場合)には、処理をS441に進める。
一方で、CPU201は、S439において認証画面の表示設定が操作開始時に認証画面を表示する設定であると判定した場合には、処理をS440に進める。
S440において、CPU201は、コンテンツ管理部305により、コンテンツ設定管理テーブル306から図6において項目613に示したキーに対応する設定値を取得して、Webコンテンツを表示するタイミングがオートクリア後か否かを判定する。
CPU201は、S440においてWebコンテンツを表示するタイミングがオートクリア後ではないと判定した場合は、図4Bに示す一連の処理を終了する。
一方で、CPU201は、S440においてWebコンテンツを表示するタイミングがオートクリア後ではあると判定した場合は、処理をS442に進める。
S441において、CPU201は、認証処理部308により、認証画面の表示設定が、機能選択時に認証画面を表示する設定と、ユーザ認証が無効の設定と、のいずれかであるか否かを判定する。
CPU201は、S441において認証画面の表示設定が、機能選択時に認証画面を表示する設定ではない(つまり、操作開始時に認証画面を表示する設定の場合)か、もしくはユーザ認証が有効であると判定した場合には、図4Bに示す一連の処理を終了する。
一方で、CPU201は、S441において認証画面の表示設定が、機能選択時に認証画面を表示する設定であるか、もしくはユーザ認証が無効であると判定した場合には、処理をS442に進める。
S442において、CPU201は、サイネージ表示トリガーの発行を行う。また、CPU201は、サイネージ表示トリガーの発行を受けて、Webコンテンツの表示を行う。
ここで、改めて図4Aを参照する。S402において、CPU201は、S401の処理によりサイネージ表示トリガーの発行が行われ、当該サイネージ表示トリガーを受信したか否かを判定する。
CPU201は、S402においてサイネージ表示トリガーを受信していないと判定した場合には、処理をS401に進める。この場合には、S401以降の処理が改めて実行されることとなる。
一方で、CPU201は、402においてサイネージ表示トリガーを受信したと判定した場合には、処理をS403に進める。
S403において、CPU201は、コンテンツ管理部305によりコンテンツ設定管理テーブル306を参照してWebコンテンツパスを取得し、取得した当該WebコンテンツパスをWebコンテンツ表示部302に通知する。
S404において、CPU201は、Webコンテンツ表示部302により、S403において取得したパスに基づいて、コンテンツサーバ120からWebコンテンツを取得し、取得した当該WebコンテンツをRAM203に展開する。
S405において、CPU201は、画面制御部303により、サイネージアプリケーション300の画面の表示に切り替える。サイネージアプリケーション300の画面には、S433において取得されたWebコンテンツがWebコンテンツ表示部302により出力されており、当該Webコンテンツが操作部209に表示される。
続いて、図12を参照して、CPU201により実行される、サイネージアプリケーション300が表示したWebコンテンツにリンク付けされたコンテンツのダウンロード印刷に係る処理の一例について説明する。図12に示す一連の処理は、図8に示す画面においてコンテンツへのリンク803が選択された場合に実行される。
S1201において、CPU201は、ダウンロード印刷の対象となるコンテンツへのリンク803が選択されたか否か(換言すると、ダウンロード印刷の指示が受け付けられた否か)を判定する。
CPU201は、S1201においてコンテンツへのリンク803が選択されていないと判定した場合には、処理をS1201に進める。この場合には、CPU201は、ダウンロード印刷の対象となるコンテンツへのリンク803の選択を改めて待ち受けることとなる。
そして、CPU201は、S1201においてコンテンツへのリンク803が選択されたと判定した場合には、処理をS1202に進める。
S1202において、CPU201は、S1201において選択されたリンク803に関連付けられたコンテンツを、ネットワークI/F208を介してコンテンツサーバ120からダウンロードし、ダウンロードした当該コンテンツを所定の記憶領域に記憶させる。当該記憶領域としては、例えば、RAM203やHDD204のようにデータの記憶が可能な記憶領域のうちあらかじめ設定された記憶領域が適用され得る。
S1203において、CPU201は、S1202として示したコンテンツのダウンロード処理の実行時にエラーが発生したか否かを判定する。
CPU201は、S1203においてコンテンツのダウンロード処理の実行時にエラーが発生したと判定した場合には、処理をS1204に進める。
一方で、CPU201は、S1203においてコンテンツのダウンロード処理の実行時にエラーが発生していないと判定した場合には、処理をS1209に進める。
S1204において、CPU201は、S1202として示したコンテンツの取得処理の実行時に発生したエラーが、図11に示した一連のエラー種別のうちのいずれに該当するかを判定する。
S1205において、CPU201は、S1204において判定したエラー種別が図11においてエラー1107として示した「データサイズオーバーエラー」であるか否かを判定する。
CPU201は、S1205においてエラー種別が「データサイズオーバーエラー」であると判定した場合には、処理をS1206に進める。
一方で、CPU201は、S1205においてエラー種別が「データサイズオーバーエラー」でないと判定した場合には、処理をS1208に進める。
S1206において、CPU201は、S1202においてダウンロードに失敗したコンテンツを、サイネージアプリケーション300以外のプリントアプリケーション314向けにダウンロードし、ダウンロードされた当該コンテンツをHDD204に記憶させる。
S1207において、CPU201は、S1206においてHDD204に記憶させたコンテンツを、プリントアプリケーション314に印刷させる。
また、S1208においては、CPU201は、S1204において判定したエラー種別が「データサイズオーバーエラー」以外の他のエラー種別であるため、当該他のエラー種別に対応するエラー処理を実行する。
また、S1209においては、CPU201は、S1202として示したコンテンツのダウンロード処理の実行時にエラーが発生していないため、サイネージアプリケーション300に当該コンテンツを印刷させる。
続いて、図13を参照して、CPU201により実行される、サイネージアプリケーション300が表示したWebコンテンツにリンクされたコンテンツのダウンロード印刷に係る処理の他の一例について説明する。図13に示す一連の処理は、図8に示す画面においてコンテンツへのリンク803が選択された場合に実行される。なお、S1301~S1305、S1309、及びS1310の処理については、図12に示すS1201~S1205、S1209、及びS1208の処理と実質的に同様である。そのため、図13に示す処理については、図12を参照して説明した処理と異なる部分に着目して説明し、実質的に同様の部分については詳細な説明は省略する。
S1306において、CPU201は、S1202においてダウンロードに失敗したコンテンツへのリンク情報を、ユーザ自身の宛先として登録された通知先にメール送信するか否かを確認するための画面(例えば、図10に示す画面1001)を表示する。なお、本説明では、図10に示す画面1001が表示されたものとする。
S1307において、CPU201は、S1306において表示した画面1001を介して上記コンテンツへのリンク情報のメール送信に関する指示をユーザから受け付けたか否かを判定する。
CPU201は、S1307において上記コンテンツへのリンク情報のメール送信に関する指示をユーザから受け付けたと判定した場合には、処理をS1306に進める。具体的には、CPU201は、画面1001に表示されたボタン1003が押下された場合には、上記コンテンツへのリンク情報のメール送信がユーザから指示されたものと認識する。
一方で、CPU201は、S1307において上記コンテンツへのリンク情報のメール送信に関する指示をユーザから受け付けていないと判定した場合には、処理をS1310に進める。具体的には、CPU201は、画面1001に表示されたボタン1004が押下された場合には、上記コンテンツへのリンク情報のメール送信を行わないことがユーザから指示されたものと認識する。
S1308において、CPU201は、S1202においてダウンロードに失敗したコンテンツへのリンク情報を、ネットワークI/F208を介してユーザ宛に電子メールで送信する。
以上のように、本実施形態に係る画像処理装置100は、サイネージ表示イベントを受信した際に、発生したエラーの種別に応じて、エラーメッセージの表示制御を行う。これにより、コンテンツに起因するエラーの場合には、デバイス管理者への連絡を抑制し、コールセンターやCE(Customer Engineer)への通報の頻度も軽減することが可能となる。
また、画像処理装置100に依れば、コンテンツのサイズ超過によりサイネージアプリケーション300が印刷対象となる当該コンテンツの取得に失敗したとしても、他の手段により当該コンテンツをユーザに提供することが可能となる。具体的には、プリントアプリケーション314を利用して対象となるコンテンツを改めてダウンロードしたうえで当該コンテンツを印刷することで、印刷物により当該コンテンツが示す内容をユーザに提示することが可能である。また、対象となるコンテンツへのリンク情報をユーザ宛に電子メールで送信することで、当該ユーザは、当該電子メールに記載されたリンク情報を利用してコンテンツにアクセスして、当該コンテンツが示す内容を確認することが可能となる。
なお、上記はあくまで一例であり、コンテンツのサイズ超過によりサイネージアプリケーション300が当該コンテンツの取得に失敗したとしても、他の手段により当該コンテンツをユーザに提供することが可能であれば、そのための手段は特に限定はされない。
<その他の実施形態>
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
また、上述した画像処理装置100の各種機能は、適宜組み合わせて利用することも可能である。具体的な一例として、図12を参照して説明した処理と、図13を参照して説明した処理とを組み合わせることで、プリントアプリケーション314にコンテンツを印刷させたうえで、当該コンテンツへのリンク情報をメールで送信することも可能である。
また、上記実施形態ではコピー機能、スキャナ機能等の複数の機能を有する画像処理装置100を例として説明したが、このうち一部の機能のみを有する画像処理装置にも本発明は適用することが可能である。また、パーソナルコンピュータ、PDA、携帯電話、FAX、カメラ、ビデオカメラ、その他の画像ビューワ等、他の情報処理装置に対して本発明が適用されてよい。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。この場合には、そのコンピュータプログラム、及び該コンピュータプログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
100 画像処理装置
120 コンテンツサーバ
200 制御部
201 CPU
210 プリンタ
300 サイネージアプリケーション
301 外部通信部
302 Webコンテンツ表示部
307 イベント受信部
310 プリント管理部
314 プリントアプリケーション

Claims (10)

  1. ネットワークを介して外部装置からコンテンツを取得する取得手段と、
    前記コンテンツの印刷指示が受け付けられた場合に、前記取得手段により取得される当該コンテンツを対象とした印刷処理を実行する第1の印刷手段と、
    前記第1の印刷手段による前記コンテンツを対象とした印刷処理を実行するための前記取得手段による当該コンテンツの取得がエラーの発生により失敗した場合に、発生した当該エラーの種別が、所定のエラー種別であるか否かを判定する判定手段と、
    発生した前記エラーの種別が前記所定のエラー種別であると判定された場合に、前記第1の印刷手段とは異なる他の手段により、当該コンテンツがユーザに提供されるように制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする、画像処理装置。
  2. 前記所定のエラー種別は、取得された前記コンテンツのサイズが、前記第1の印刷手段が印刷の対象として保持可能なコンテンツのサイズを超過した場合に発生するエラーの種別であることを特徴とする、請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記第1の印刷手段とは異なる第2の印刷手段を備え、
    前記制御手段は、発生した前記エラーの種別が前記所定のエラー種別であると判定された場合に、前記第2の印刷手段に、前記取得手段により取得される前記コンテンツを対象とした印刷処理を実行させる
    ことを特徴とする、請求項1または2に記載の画像処理装置。
  4. 前記第2の印刷手段は、印刷の対象として保持可能なコンテンツのサイズが、前記第1の印刷手段が印刷の対象として保持可能なコンテンツのサイズよりも大きいことを特徴とする、請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 前記第1の印刷手段は、前記取得手段により取得される前記コンテンツを対象とした印刷処理の実行に際して、当該コンテンツを第1の記憶領域に保持させ、
    前記第2の印刷手段は、前記取得手段により取得される前記コンテンツを対象とした印刷処理の実行に際して、当該コンテンツを前記第1の記憶領域よりも保持可能なデータのサイズが大きい第2の記憶領域に保持させる
    ことを特徴とする、請求項4に記載の画像処理装置。
  6. 所定の通知先に指定された情報を通知する通知手段を備え、
    前記制御手段は、発生した前記エラーの種別が前記所定のエラー種別であると判定された場合に、前記通知手段に前記コンテンツへアクセスするためのリンク情報を前記所定の通知先に通知させる
    ことを特徴とする、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  7. 前記通知手段は、電子メールを利用して前記リンク情報を前記所定の通知先に通知することを特徴とする、請求項6に記載の画像処理装置。
  8. 前記コンテンツにアクセスするための情報を表示する表示手段を備え、
    前記取得手段は、前記表示手段に表示された情報に関連付けられた前記コンテンツを前記外部装置から取得し、
    前記第1の印刷手段は、前記取得手段により取得される前記コンテンツを対象とした印刷処理を実行する
    ことを特徴とする、請求項1乃至7のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  9. 画像処理装置の制御方法であって、
    ネットワークを介して外部装置からコンテンツを取得する取得ステップと、
    前記コンテンツの印刷指示が受け付けられた場合に、前記取得ステップにおいて取得される当該コンテンツを対象とした印刷処理を実行する第1の印刷ステップと、
    前記第1の印刷ステップにおける前記コンテンツを対象とした印刷処理を実行するための前記取得ステップにおける当該コンテンツの取得がエラーの発生により失敗した場合に、発生した当該エラーの種別が、所定のエラー種別であるか否かを判定する判定ステップと、
    発生した前記エラーの種別が前記所定のエラー種別であると判定された場合に、前記第1の印刷ステップにおける前記コンテンツを対象とした印刷処理とは異なる他の手段により、当該コンテンツがユーザに提供されるように制御する制御ステップと、
    を含むことを特徴とする、画像処理装置の制御方法。
  10. コンピュータを、請求項1乃至8のいずれか1項に記載の画像処理装置の各手段として機能させるためのプログラム。
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