JP2023076208A - Vehicular fuel tank - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は車両の燃料タンクに関する。 The present invention relates to a vehicle fuel tank.
バスなどの車両において、燃料タンクは車幅方向の外側に配置される。例えば、特許文献1には、バスの車幅方向の外側に燃料タンク21が設けられた車両構造が開示されている。
In a vehicle such as a bus, a fuel tank is arranged outside in the vehicle width direction. For example,
ところで、バスなどの車両では、給油所での給油装置の設置場所の影響を受けないようにするため、燃料タンクの貯蔵部に設けられる給油部の他に、車幅方向の反対側にも給油部が設けられることがある。これにより、車両の両側のどちらからでも給油することができようにしている。しかしこの場合は、給油部では給油時の気泡の発生を防止するために箱型の気泡低減部が設けられることがある。この気泡低減部は、座席前方に配置される場合があり、座席のスペースを狭くしてしまう等の課題があった。 By the way, in vehicles such as buses, in order not to be affected by the installation location of the refueling device at the gas station, in addition to the refueling part provided in the storage part of the fuel tank, refueling is also performed on the opposite side in the vehicle width direction. department may be established. This makes it possible to refuel from either side of the vehicle. However, in this case, a box-shaped air bubble reduction section may be provided in the oil supply section in order to prevent air bubbles from being generated during oil supply. This air bubble reduction unit is sometimes arranged in front of the seat, which causes problems such as narrowing the space of the seat.
そこで、本発明は、給油部と貯蔵部が車幅方向の両側に分かれる車両において、給油部をより小型化した燃料タンクを提供することを目的とする。 SUMMARY OF THE INVENTION Accordingly, it is an object of the present invention to provide a fuel tank in which a fuel supply portion and a storage portion are separated on both sides in the vehicle width direction, and in which the fuel supply portion is made more compact.
本発明は前述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の態様又は適用例として実現することができる。 The present invention has been made to solve at least part of the above problems, and can be implemented as the following aspects or application examples.
本適用例に係る車両の燃料タンクは、車両に搭載される燃料タンクであって、前記車両の車幅方向の一側に設けられる給油部と、前記一側と異なる他側に設けられる貯蔵部と、前記給油部と前記貯蔵部とを繋げる給油用の第1接続部と、前記給油部と前記貯蔵部とを繋げる空気排出用の第2接続部と、前記第2接続部に設けられ前記貯蔵部から前記給油部へ空気を排出するポンプと、を備えることを特徴とする。 A fuel tank of a vehicle according to this application example is a fuel tank mounted on a vehicle, and includes a fuel supply portion provided on one side in a vehicle width direction of the vehicle and a storage portion provided on the other side different from the one side. a first connection portion for fuel supply that connects the fuel supply portion and the storage portion; a second connection portion for air discharge that connects the fuel supply portion and the storage portion; a pump for discharging air from a storage unit to the fuel supply unit.
このように構成された車両の燃料タンクは、予備タンク等の装置を別途設けなくても気泡の発生を抑えながら燃料の給油を行うことができるため、給油部32と貯蔵部31が車幅方向の両側に分かれる車両1において、給油部32をより小型化した燃料タンク3を構成することができる。
The fuel tank of the vehicle configured in this manner can supply fuel while suppressing the generation of air bubbles without separately providing a device such as a spare tank. In the
以下、本発明の一実施形態を図面に基づき説明する。 An embodiment of the present invention will be described below with reference to the drawings.
図1は、本発明の一実施形態の車両1の左側面図である。本実施形態の車両1はバスであり、前方に乗降口11を有する。車両1は、例えば、車室内の左右に複数の座席2を縦列に配置している(室内全体図は不図示)。図2は、車両1の車室内から右側の座席2を見た図であり、右側の前輪12b(12)のタイヤハウス121の後方部に位置する座席2周辺の構成を示している。
FIG. 1 is a left side view of a
また、車両1は、前輪12の後方部に燃料タンク3を有する(図1参照)。図3は、燃料タンク3を模式的に示した図である。燃料タンク3は、貯蔵部31、給油部32、給油部32と貯蔵部31とを繋げる給油用のパイプである第1接続部33、給油部32と貯蔵部31とを繋げる空気排出用のエアベントパイプである第2接続部34と、を備える。
The
貯蔵部31は、車両1の車幅方向の左側の前輪12a(12)のタイヤハウス121の後方部に配置される。貯蔵部31は、略直方体状の中空の箱状に形成されて、前面側がタイヤハウス121の円弧面に倣うように傾斜面31aを有する。貯蔵部31の下端には、第1接続部33の一端が接続された略立方体状の突出部311が設けられている。貯蔵部31は、上端部付近における車両1の車幅方向の左側に、給油口312を有する。給油口312は、貯蔵部31における給油部として形成される。給油口312には、燃料キャップが着脱可能に設けられている。車両1の車体の左側面には、給油口312に対応する位置に給油扉13が開閉可能に設けられている。
The
給油部32は、車両1の車幅方向の右側の前輪12a(12)のタイヤハウス121の後方部に配置される(図2参照)。給油部32は、第1接続部33よりもやや大径の円筒状に形成される。また給油部32は、背面視(又は正面視)約90度の円弧状に湾曲している。給油部32は、下方の一端側において第1接続部33と接続されている。また、給油部32は、他の一端側に給油口321を有する。給油口321には、燃料キャップが着脱可能に設けられている。
The
図2に示すように、本実施形態の給油部32は、車両1の車幅方向における車体の右側に位置するサイドパネル内に収容される。又は、給油部32は、図示はしないが、車両1の右側におけるタイヤハウス121の後方部において一部が僅かに車室内側に突出して(例えば、給油部32が収容される収容ボックス等が車室内に設けられて)配置される。従って、燃料タンク3は、給油部32を車両の右側に設けた場合であっても、車室内における占有領域の増加を抑制可能であるため、乗客の居住空間への逼迫を抑えることができる。なお、車両1の車体の図示しない右側面にも、給油部32の給油口321に対応する位置に給油扉が開閉可能に設けられている。また、左側の給油口312及び右側の給油口321は、いずれも窓14の下方に配置される。
As shown in FIG. 2 , the
第1接続部33は、車両1の床15の下部を通じて配置される油路である。また、第2接続部34は、車両1の天井部(例えば、ルーフパネル内)を通じて配置されるエアベントラインである。第2接続部34の一端側は貯蔵部31の上端部に接続され、他の一端側は給油部32に接続される。第2接続部34と給油部32とは、例えば図3に示すように給油部32の湾曲部に接続されるが、これに限らず、例えばさらに給油口321付近に接続されてもよい。
The first connecting
第2接続部34は、貯蔵部31から給油部32へ空気を排出するポンプ35(圧送ポンプ)を備える。ポンプ35は、例えば、車両1の天井部において第2接続部34の途中に接続される。
The
次に、燃料タンク3の使用例について説明する。燃料タンク3への給油は、車両1の左側の給油口312又は右側の給油口321から燃料を供給することにより行われる。給油部32の給油口321から給油する場合は、燃料キャップが外された給油口321に、図示しない給油ノズルが外部から挿入され、給油ノズルを介して燃料が給油される。
Next, a usage example of the
給油部32に給油された燃料は、第1接続部33を介して貯蔵部31側に供給される。
このとき、図示しないポンプ駆動部によってポンプ35が駆動して貯蔵部31内の空気が、第2接続部34を介して給油部32に強制的に排気される。給油部32に排気された空気は、給油口321(即ち、給油口321の開口と給油ノズルとの間の間隙等の排気路)を介して外部に放出される。
The fuel supplied to the
At this time, the
ポンプ35が駆動している間、貯蔵部31側の空気が強制排気されるため、貯蔵部31内の気圧が低下して、給油部32側から貯蔵部31側への燃料の供給が促進される。そのため、給油部32において給油された燃料の滞留を低減することができ、気泡の発生を抑制することができる。従って、給油口321に挿入された給油ノズルに設けられたセンサが気泡を検知して、給油完了前に給油が自動停止する誤動作を防止することができる。このように、貯蔵部31と離れた給油口321から燃料を給油した場合であっても、給油性を向上させることができる。
While the
なお、ポンプ35は、図示しないセンサの検出によって、給油部32に給油ノズルが挿入している間、又は、給油部32に燃料の給油がされている間に駆動する構成としてもよい。又は、ポンプ35は、給油の最中に予め設定された条件を満たす場合(例えば、貯蔵部31の油量が閾値以上である場合)に駆動する構成としてもよい。第2接続部34は、給油中にポンプ35が駆動停止している場合であっても排気(通気)可能に構成することができる。又は、ポンプ35は、給油の作業者等によって手動によりポンプ制御部を操作して駆動制御(開始又は停止等)してもよい。
The
以上のように構成された車両に搭載される燃料タンク3は、車両の車幅方向の一側に設けられる給油部32と、一側と異なる他側に設けられる貯蔵部31と、給油部32と貯蔵部31とを繋げる給油用の第1接続部33と、給油部32と貯蔵部31とを繋げる空気排出用の第2接続部34と、第2接続部34に設けられ貯蔵部31から32給油部へ空気を排出するポンプ35と、を備える。このような構成とすることで、例えば予備タンク等の気泡低減部を別途設けなくても気泡の発生を抑えながら燃料の給油を効率よく行うことができる。このため、給油部32と貯蔵部31が車幅方向の両側に分かれる車両1において、給油部32をより小型化した燃料タンク3を構成することができる。
The
本実施形態の燃料タンク3は、給油部32側において気泡の発生を防止するための気泡低減部(予備タンク等)を設けた構成に比べて、コストを低減することができる。例えば予備タンクを設ける場合は車室内等に予備タンクの占有空間が必要な場合があるが、本実施形態では予備タンクを不要とする構成であるため、車室内において客席(シート)等が配置される乗客空間が確保され、シートピッチを拡大させることができる。従って、客席の乗降性を向上させることができる。
The
また、本実施形態の燃料タンク3は、予備タンクと車室内とを隔てるためのパネル等を設置する必要も無いため、例えば、パネル等の構造物により圧迫感を感じる虞のある乗客に対して快適性を向上させることができる。
In addition, since the
以上で本発明に係る車両の変速装置の実施形態についての説明を終えるが、本発明の態様はこの実施形態に限定されるものではない。 This completes the description of the embodiment of the vehicle transmission according to the present invention, but the aspect of the present invention is not limited to this embodiment.
例えば、本実施形態では、車両1としてバスを例に説明したが、トラック、自動車等のその他の車両としてもよい。
For example, in the present embodiment, a bus is used as the
また、本実施形態では、車両1の車幅方向の一側を左側、一側と異なる他側を右側とした場合について説明したが、一側を右側とし他側を左側としてもよい。また車両1の一側及び他側の組み合わせは車両1左右方向に限らず、前後及び上下を含む任意の組み合わせとしてもよい。
Further, in the present embodiment, the case where one side in the vehicle width direction of the
1 車両
2 座席
3 燃料タンク
11 乗降口
12(12a,12b) 前輪
13 給油扉
14 窓
15 床
31 貯蔵部
31a 傾斜面
32 給油部
33 第1接続部
34 第2接続部
35 ポンプ
121 タイヤハウス
311 突出部
312 給油口
321 給油口
1
Claims (1)
前記車両の車幅方向の一側に設けられる給油部と、
前記一側と異なる他側に設けられる貯蔵部と、
前記給油部と前記貯蔵部とを繋げる給油用の第1接続部と、
前記給油部と前記貯蔵部とを繋げる空気排出用の第2接続部と、
前記第2接続部に設けられ前記貯蔵部から前記給油部へ空気を排出するポンプと、
を備えることを特徴とする車両の燃料タンク。 A fuel tank mounted on a vehicle,
a fueling portion provided on one side in the vehicle width direction of the vehicle;
a storage unit provided on the other side different from the one side;
a first connecting portion for refueling that connects the refueling portion and the storage portion;
a second connection portion for discharging air that connects the fuel supply portion and the storage portion;
a pump provided at the second connecting portion for discharging air from the storage portion to the fueling portion;
A fuel tank for a vehicle, comprising:
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