JP2023069487A - Protector - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、車両のシートベルトと搭乗者との間に取り付けられて搭乗者を保護するための保護具に関するものである。
BACKGROUND OF THE
例えば高齢者等を車椅子に乗せた状態で車両に搭乗させる場合、車椅子を車両の所定位置に固定させつつ搭乗者をシートベルトで保持させる必要がある。このシートベルトは、車椅子に乗る搭乗者の腹部を左右方向に亘って懸架するよう構成されているので、車両が急ブレーキした場合でも搭乗者が車椅子から飛び出してしまうのを回避可能とされているものの、その場合、搭乗者の腹部をシートベルトが強く圧迫してしまう可能性がある。 For example, when an elderly person or the like is seated in a wheelchair in a vehicle, it is necessary to hold the passenger with a seat belt while fixing the wheelchair at a predetermined position in the vehicle. Since the seat belt is configured to suspend the abdomen of the occupant in the wheelchair in the lateral direction, it is possible to prevent the occupant from jumping out of the wheelchair even when the vehicle suddenly brakes. However, in that case, there is a possibility that the seat belt will strongly press the abdomen of the passenger.
そこで、従来、車椅子に乗った搭乗者と車両のシートベルトとの間に取り付けられて搭乗者を保護する保護具が提案されている(例えば、特許文献1、2参照)。かかる保護具は、本体部に複数本のひもが取り付けられており、搭乗者の腰部から腹部に亘って本体部を巻き付けた状態或いは搭乗者の腹部に当てた状態としつつひもを結ぶことにより、搭乗者の胴回り又は腹部に装着可能とされている。
Therefore, conventionally, protective equipment has been proposed that is attached between a passenger in a wheelchair and a seat belt of a vehicle to protect the passenger (see
しかしながら、従来の保護具は、本体部が一体構成とされていたため、使用しない状態で嵩張ってしまい、収納が困難であるとともに、搭乗者に装着した状態で本体部と装着者との間が蒸れてしまい不快な状態となってしまう虞があった。また、従来の保護具は、搭乗者に対する装着が必要であり、時間と手間がかかり面倒であった。なお、このような不具合は、車椅子に乗った搭乗者に限らず、例えばベビーシートやチャイルドシートに着座した乳幼児等にも同様に生じてしまう。 However, since the main body of the conventional protective equipment is integrally constructed, it is bulky when not in use, making it difficult to store. There was a possibility that it would get stuffy and become uncomfortable. In addition, the conventional protective equipment needs to be attached to the passenger, which is time-consuming and troublesome. It should be noted that such a problem is not limited to a passenger in a wheelchair, but can also occur in infants and the like seated in a baby seat or a child seat, for example.
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、搭乗者に対する装着を不要としつつ通気性及び収納性に富んだ保護具を提供することにある。 SUMMARY OF THE INVENTION The present invention has been made in view of such circumstances, and an object of the present invention is to provide a protective device that does not require wearing on a passenger and that is highly breathable and storable.
請求項1記載の発明は、車両のシートベルトと搭乗者の腹部との間に取り付けられて搭乗者を保護するための保護具であって、搭乗者の腹部に密着可能とされるとともに、衝撃を吸収可能な衝撃吸収部材を有した本体部と、前記本体部に形成され、前記シートベルトを当該本体部に固定させ得る固定部とを具備するとともに、前記本体部は、複数に分割して構成され、それぞれの本体部が通気及び折り畳み可能な通気性部材で連結されて成ることを特徴とする。
The invention according to
請求項2記載の発明は、請求項1記載の保護具において、前記固定部は、前記本体部の表面側に形成されるとともに、前記シートベルトを挿通して固定可能とされたことを特徴とする。
The invention according to
請求項3記載の発明は、請求項1又は請求項2記載の保護具において、前記本体部は、その裏面側に滑り止め部材が形成されたことを特徴とする。
The invention according to
請求項4記載の発明は、請求項1~3の何れか1つに記載の保護具において、前記本体部は、裏面側に発泡樹脂及び表面側に硬質樹脂を積層させつつ内部に収容して成ることを特徴とする。
The invention according to
請求項5記載の発明は、請求項1~4の何れか1つに記載の保護具において、前記シートベルトは、車椅子に乗る搭乗者を保持して車両に固定し得ることを特徴とする。
The invention according to
請求項1の発明によれば、搭乗者の腹部に密着可能とされるとともに、衝撃を吸収可能な衝撃吸収部材を有した本体部と、本体部に形成され、シートベルトを当該本体部に固定させ得る固定部とを具備するとともに、本体部は、複数に分割して構成され、それぞれの本体部が通気及び折り畳み可能な通気性部材で連結されて成るので、搭乗者に対する装着を不要としつつ通気性及び収納性に富んだ保護具を提供することができる。 According to the first aspect of the invention, a main body portion having a shock absorbing member capable of absorbing a shock and capable of being in close contact with the passenger's abdomen, and a seat belt formed in the main body portion and fixed to the main body portion In addition, the main body is divided into a plurality of parts, and each main body is connected by a breathable and foldable breathable member, so it is unnecessary to wear it on the passenger. It is possible to provide protective equipment with excellent breathability and storability.
請求項2の発明によれば、固定部は、本体部の表面側に形成されるとともに、シートベルトを挿通して固定可能とされたので、保護具に対するシートベルトの固定を容易且つ円滑に行わせることができる。 According to the second aspect of the invention, the fixing portion is formed on the surface side of the main body portion, and the seat belt can be inserted and fixed, so that the seat belt can be easily and smoothly fixed to the protector. can let
請求項3の発明によれば、本体部は、その裏面側に滑り止め部材が形成されたので、保護具を密着した状態において、保護具が所望位置からずれてしまうのを回避することができ、より確実に保護具を所望位置に保持することができる。 According to the third aspect of the invention, the main body has a non-slip member formed on the back side thereof, so that the protector can be prevented from slipping from a desired position when the protector is in close contact with the body. , the protector can be held at a desired position more reliably.
請求項4の発明によれば、本体部は、裏面側に発泡樹脂及び表面側に硬質樹脂を積層させつつ内部に収容して成るので、発泡樹脂にて衝撃吸収性能を維持しつつ硬質樹脂にて本体部の形状を安定して保持することができる。 According to the fourth aspect of the present invention, the main body is formed by laminating the foamed resin on the back side and the hard resin on the front side while accommodating it inside. can stably hold the shape of the main body.
請求項5の発明によれば、シートベルトは、車椅子に乗る搭乗者を保持して車両に固定し得るので、車椅子に乗る搭乗者の保持を確実に行わせることができる。
According to the invention of
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら具体的に説明する。
第1の実施形態に係る保護具1は、車両のシートベルトSと搭乗者M(図8参照)との間に取り付けられて搭乗者Mを保護するためのもので、図1~8に示すように、互いに所定寸法離間した複数の本体部2と、固定部3と、通気性部材5と、滑り止め部材6とを有して構成されている。
Hereinafter, embodiments of the present invention will be specifically described with reference to the drawings.
The
本実施形態に適用されるシートベルトSは、図8に示すように、車両の床面から延設されるとともに、車椅子Aに乗る搭乗者Mを保持して車両に固定し得るもので、搭乗者Mの腹部を左右に懸架して保持する所謂2点式シートベルトから成る。なお、車両の床面には、車椅子Aを車両に固定するための固定具(不図示)が取り付けられており、当該固定具にて車椅子Aが固定されるとともに、その車椅子Aに乗る搭乗者MをシートベルトSが保持し得るようになっている。 As shown in FIG. 8, the seat belt S applied to this embodiment extends from the floor surface of the vehicle, holds the passenger M in the wheelchair A, and secures it to the vehicle. It consists of a so-called two-point seat belt that suspends and holds the abdomen of the person M on the left and right. In addition, a fixture (not shown) for fixing the wheelchair A to the vehicle is attached to the floor of the vehicle. A seat belt S can hold M.
本体部2は、図8に示すように、車椅子Aに乗る搭乗者Mの腹部に密着可能とされるとともに、保護具1の長手方向に亘って複数に分割して構成されている。これら本体部2は、所定寸法離間して配設されるとともに、通気性部材5にて連結されて一体化されている。なお、本実施形態においては、隣接する本体部2の間の離間部が保護具1の長手方向に対して所定角度傾斜した方向に延びて形成されている。また、各本体部2は、ナイロン等の生地から成り、それぞれの内部には、図3に示すように、衝撃を吸収可能な衝撃吸収部材4が収容されている。
As shown in FIG. 8, the
本実施形態に係る衝撃吸収部材4は、図3に示すように、裏面側(搭乗者Mが保護具1を密着した場合、その搭乗者M側)に発泡樹脂4a及び表面側(搭乗者Mが保護具1を密着してシートベルトSを固定した場合、シートベルトSが固定される側)に硬質樹脂4bを積層して成り、これら発泡樹脂4a及び硬質樹脂4bから成る衝撃吸収部材4が本体部2内に収容されている。
As shown in FIG. 3, the
発泡樹脂4aは、例えばブロック状のウレタン等から成り、その硬さや弾力が所望に設定されている。なお、発泡樹脂4aは、ウレタンに限らず、他の発泡樹脂であってもよい。硬質樹脂4bは、例えば板状のPET(ポリエチレンテレフタラート)等から成り、少なくとも発泡樹脂4aより硬い樹脂材から成る。なお、硬質樹脂4bは、PETに限らず、他の硬質樹脂であってもよい。
The
固定部3は、本体部2に形成され、シートベルトSを本体部2に固定させ得るもので、本実施形態においては、図1、2に示すように、中央に位置する本体部2の表面側に形成されている。また、本実施形態に係る固定部3は、図4に示すように、一方の面ファスナーd1及び他方の面ファスナーd2を有するとともに、シートベルトSを挿通して固定可能とされている。例えば、フック状に起毛された一方の面ファスナーd1をループ状に起毛された他方の面ファスナーd2に押し付けることで貼り付くようになっている。
The
そして、シートベルトSを固定させる際、図4に示すように、一方の面ファスナーd1を他方の面ファスナーd2から離間させた状態としてシートベルトSを合致させ、その後、図5に示すように、一方の面ファスナーd1を他方の面ファスナーd2に押し付けることでシートベルトSを固定部3に挿通させた状態で固定させることができる。また、図4に示すように、一方の面ファスナーd1を他方の面ファスナーd2から離間させることにより、シートベルトSを固定部3から取り外すことができる。
When fixing the seat belt S, as shown in FIG. 4, the seat belt S is brought into contact with the hook-and-loop fastener d1 on one side being separated from the hook-and-loop fastener d2 on the other side, and then, as shown in FIG. By pressing one hook-and-loop fastener d1 against the other hook-and-loop fastener d2, the seat belt S can be fixed while being passed through the
固定部3は、上述の如く単一形成されたものの他、図6、7に示すように、複数(同図においては2つ)形成されていてもよい。この場合であっても、シートベルトSを固定させる際、図6に示すように、2つの固定部3にそれぞれ形成された一方の面ファスナーd1を他方の面ファスナーd2から離間させた状態としてシートベルトSを合致させ、その後、図7に示すように、一方の面ファスナーd1を他方の面ファスナーd2に押し付けることでシートベルトSを固定部3に挿通させた状態で固定させることができる。また、図6に示すように、2つの固定部3にそれぞれ形成された一方の面ファスナーd1を他方の面ファスナーd2から離間させることにより、シートベルトSを固定部3から取り外すことができる。
As shown in FIGS. 6 and 7, in addition to the
通気性部材5は、複数の固定部3を連結するとともに、例えばダブルラッセル(Wラッセル)生地から成り、通気及び折り畳み可能とされている。ダブルラッセル生地とは、ポリエステル等の合成繊維を編み込んで生地状に形成されたものであり、ポリエチレンやナイロン等を混紡した生地であってもよい。なお、通気性部材5は、通気及び折り畳み可能な生地であれた他の材質の生地であってもよいが、ダブルラッセル生地から成るものであれば、通気及び折り畳みが良好であるのに加え、軽くクッション性に富んでいることから、保護具1に好適である。
The air-
滑り止め部材6は、本体部2の裏面側(本実施形態においては、通気性部材5の裏面)に形成されたもので、摩擦係数が高い材料又は表面が凹凸形状とされて、保護具1が搭乗者Mに密着した状態において、搭乗者Mに当接して滑り止めし得るようになっている。かかる滑り止め部材6は、通気性部材5の裏面に対して接着等にて強固に固定されており、保護具1が搭乗者からずれてしまうのを防止することができる。
The
次に、本実施形態に係る保護具1の使用方法について説明する。
先ず、固定具(不図示)により車椅子Aを車両の床面に固定させるとともに、その車椅子Aに乗る搭乗者Mの腹部に本体部2を密着させる。このとき、図2、8に示すように、本体部2を搭乗者Mの腹部に倣わせて弧状に密着させるとともに、シートベルトSを固定部3に挿通して固定させる。本保護具1によれば、搭乗者Mに密着させてシートベルトSで固定させるので、搭乗者Mが別個の紐等を結んで保護具を装着する必要がない。
Next, a method for using the
First, the wheelchair A is fixed to the floor surface of the vehicle by a fixture (not shown), and the
このように保護具1を密着した状態において、本体部2の離間部が通気性部材5とされることから、通気性を確保することができ、搭乗者Mと保護具1の間が蒸れてしまうのを防止することができる。その後、保護具1は、搭乗者Mに密着された後、シートベルトSが取り外されて搭乗者Mから外されると、本体部2の離間部に位置する通気性部材5に沿って折り曲げることができ、小さく折り畳んだ状態で収納することができる。
When the
次に、本発明に係る第2の実施形態について説明する。
第2の実施形態に係る保護具1は、第1の実施形態と同様、車両のシートベルトSと搭乗者M(図8参照)との間に取り付けられて搭乗者Mを保護するためのもので、図9~13に示すように、互いに所定寸法離間した複数の本体部2と、固定部3と、通気性部材5と、滑り止め部材6とを有して構成されている。なお、第1の実施形態と重複するものについては詳細な説明を省略する。
Next, a second embodiment of the invention will be described.
The
本体部2は、図8に示すように、車椅子Aに乗る搭乗者Mの腹部に密着可能とされるとともに、保護具1の長手方向に亘って複数に分割して構成されている。これら本体部2は、所定寸法離間して配設されるとともに、通気性部材5にて連結されて一体化されている。なお、本実施形態においては、隣接する本体部2の間の離間部が保護具1の長手方向に対して直交する方向に延びて形成されており、所謂梯子状になっている。また、各本体部2は、ナイロン等の生地から成り、それぞれの内部には、図11に示すように、衝撃を吸収可能な衝撃吸収部材4が収容されている。
As shown in FIG. 8, the
本実施形態に係る衝撃吸収部材4は、図11に示すように、裏面側(搭乗者Mが保護具1を密着した場合、その搭乗者M側)に発泡樹脂4a及び表面側(搭乗者Mが保護具1を密着してシートベルトSを固定した場合、シートベルトSが固定される側)に硬質樹脂4bを積層して成り、これら発泡樹脂4a及び硬質樹脂4bから成る衝撃吸収部材4が本体部2内に収容されている。
As shown in FIG. 11, the
発泡樹脂4aは、例えばブロック状のウレタン等から成り、その硬さや弾力が所望に設定されている。なお、発泡樹脂4aは、ウレタンに限らず、他の発泡樹脂であってもよい。硬質樹脂4bは、例えば板状のPET(ポリエチレンテレフタラート)等から成り、少なくとも発泡樹脂4aより硬い樹脂材から成る。なお、硬質樹脂4bは、PETに限らず、他の硬質樹脂であってもよい。
The foamed
固定部3は、本体部2に形成され、シートベルトSを本体部2に固定させ得るもので、本実施形態においては、図9、10に示すように、中央に位置する2つの本体部2の表面側に形成されている。また、本実施形態に係る固定部3は、図10に示すように、一方の面ファスナーd1及び他方の面ファスナーd2を有するとともに、シートベルトSを挿通して固定可能とされている。例えば、フック状に起毛された一方の面ファスナーd1をループ状に起毛された他方の面ファスナーd2に押し付けることで貼り付くようになっている。
The fixing
そして、シートベルトSを固定させる際、図10に示すように、一方の面ファスナーd1を他方の面ファスナーd2から離間させた状態としてシートベルトSを合致させ、その後、図9に示すように、一方の面ファスナーd1を他方の面ファスナーd2に押し付けることでシートベルトSを固定部3に挿通させた状態で固定させることができる。また、図10に示すように、一方の面ファスナーd1を他方の面ファスナーd2から離間させることにより、シートベルトSを固定部3から取り外すことができる。なお、固定部3は、上述の如く2つ形成されたものの他、保護具1の中央に位置する単一のものであってもよい。
When fixing the seat belt S, as shown in FIG. 10, the seat belt S is brought into contact with one surface fastener d1 separated from the other surface fastener d2, and then, as shown in FIG. By pressing one hook-and-loop fastener d1 against the other hook-and-loop fastener d2, the seat belt S can be fixed while being passed through the fixing
通気性部材5は、複数の固定部3を連結するとともに、例えばダブルラッセル(Wラッセル)生地から成り、通気及び折り畳み可能とされている。ダブルラッセル生地とは、ポリエステル等の合成繊維を編み込んで生地状に形成されたものであり、ポリエチレンやナイロン等を混紡した生地であってもよい。なお、通気性部材5は、通気及び折り畳み可能な生地であれば他の材質の生地であってもよいが、ダブルラッセル生地から成るものであれば、通気及び折り畳みが良好であるのに加え、軽くクッション性に富んでいることから、保護具1に好適である。
The air-
滑り止め部材6は、本体部2の裏面側(本実施形態においては、各本体部2の裏面)に形成されたもので、摩擦係数が高い材料又は表面が凹凸形状とされて、保護具1が搭乗者Mに密着した状態において、搭乗者Mに当接して滑り止めし得るようになっている。かかる滑り止め部材6は、本体部2の裏面に対して接着等にて強固に固定されており、保護具1が搭乗者からずれてしまうのを防止することができる。
The
次に、本実施形態に係る保護具1の使用方法について説明する。
先ず、固定具(不図示)により車椅子Aを車両の床面に固定させるとともに、その車椅子Aに乗る搭乗者Mの腹部に本体部2を密着させる。このとき、図8、13に示すように、本体部2を搭乗者Mの腹部に倣わせて弧状に密着させるとともに、シートベルトSを固定部3に挿通して固定させる。本保護具1によれば、搭乗者Mに密着させてシートベルトSで固定させるので、搭乗者Mが別個の紐等を結んで保護具を装着する必要がない。
Next, a method for using the
First, the wheelchair A is fixed to the floor surface of the vehicle by a fixture (not shown), and the
このように保護具1を密着した状態において、本体部2の離間部が通気性部材5とされることから、通気性を確保することができ、搭乗者Mと保護具1の間が蒸れてしまうのを防止することができる。その後、保護具1は、搭乗者Mに密着された後、シートベルトSが取り外されて搭乗者Mから外されると、図12に示すように、本体部2の離間部に位置する通気性部材5に沿って折り曲げることができ、小さく折り畳んだ状態で収納することができる。
When the
本実施形態によれば、搭乗者Mの腹部に密着可能とされるとともに、衝撃を吸収可能な衝撃吸収部材4を有した本体部2と、本体部2に形成され、シートベルトSを当該本体部2に固定させ得る固定部3とを具備するとともに、本体部2は、複数に分割して構成され、それぞれの本体部2が通気及び折り畳み可能な通気性部材5で連結されて成るので、搭乗者Mに対する装着を不要としつつ通気性及び収納性に富んだ保護具を提供することができる。
According to the present embodiment, the
また、本実施形態に係る固定部3は、本体部2の表面側に形成されるとともに、シートベルトSを挿通して固定可能とされたので、保護具1に対するシートベルトSの固定を容易且つ円滑に行わせることができる。さらに、本実施形態に係る本体部2は、その裏面側に滑り止め部材6が形成されたので、保護具1を密着した状態において、保護具1が所望位置からずれてしまうのを回避することができ、より確実に保護具1を所望位置に保持することができる。
In addition, the fixing
またさらに、本実施形態に係る本体部2は、裏面側に発泡樹脂4a及び表面側に硬質樹脂4bを積層させつつ内部に収容して成るので、発泡樹脂4aにて衝撃吸収性能を維持しつつ硬質樹脂4bにて本体部2の形状を安定して保持することができる。加えて、シートベルトSは、車椅子Aに乗る搭乗者Mを保持して車両に固定し得るので、車椅子Aに乗る搭乗者Mの保持を確実に行わせることができる。
Furthermore, the
以上、本実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されず、例えば通気性部材は、メッシュ状の部材や布状の部材等、通気及び折り畳み可能な他の素材から成るものであってもよい。また、固定部3を単なるループ状の部位としたものであってもよく、或いは他のファスナーを用いてシートベルトSを固定するものとしてもよい。さらに、本実施形態においては、車椅子Aに乗る人の腹部とシートベルトSとの間に取り付けられた保護具1とされているが、車両のシートに取り付けられたベビーシート(横臥した乳児を保持するシート)やチャイルドシート(幼児が着座する着座面から成るシート)に適用するものであってもよい。またさらに、車両のシートに直接着座した搭乗者Mの腹部に取り付けられて、搭乗者Mを保護する保護具に適用してもよい。
Although the present embodiment has been described above, the present invention is not limited to this. good too. Further, the
搭乗者の腹部に密着可能とされるとともに、衝撃を吸収可能な衝撃吸収部材を有した本体部と、本体部に形成され、シートベルトを当該本体部に固定させ得る固定部とを具備するとともに、本体部は、複数に分割して構成され、それぞれの本体部が通気及び折り畳み可能な通気性部材で連結されて成る保護具であれば、外観形状が異なるもの或いは他の機能が付加されたもの等にも適用することができる。 The seat belt includes a main body having a shock-absorbing member capable of absorbing a shock and capable of being brought into close contact with the passenger's abdomen, and a fixing part formed on the main body and capable of fixing the seat belt to the main body. , The main body is divided into a plurality of parts, and if it is a protective device in which each main body is connected by a breathable and foldable breathable member, the external shape is different or other functions are added. It can also be applied to things.
1 保護具
2 本体部
3 固定部
4 衝撃吸収部材
4a 発泡樹脂
4b 硬質樹脂
5 通気性部材
6 滑り止め部材
S シートベルト
A 車椅子
M 搭乗者
d1 一方の面ファスナー
d2 他方の面ファスナー
1
Claims (5)
搭乗者の腹部に密着可能とされるとともに、衝撃を吸収可能な衝撃吸収部材を有した本体部と、
前記本体部に形成され、前記シートベルトを当該本体部に固定させ得る固定部と、
を具備するとともに、前記本体部は、複数に分割して構成され、それぞれの本体部が通気及び折り畳み可能な通気性部材で連結されて成ることを特徴とする保護具。 A protective device attached between a seat belt of a vehicle and an occupant's abdomen to protect the occupant,
a main body having a shock-absorbing member capable of absorbing a shock and capable of being brought into close contact with the passenger's abdomen;
a fixing portion formed in the body portion and capable of fixing the seat belt to the body portion;
, wherein the main body is divided into a plurality of parts, and each main body is connected by an air-permeable and foldable air-permeable member.
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