JP2023064212A - 情報処理システム、画像処理装置、情報処理装置、及び、プログラム - Google Patents

情報処理システム、画像処理装置、情報処理装置、及び、プログラム Download PDF

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Akira Murakawa
武敏 山畑
Taketoshi Yamahata
浩二 杓子
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Abstract

Figure 2023064212000001
【課題】複数の装置のそれぞれが保有しているトークンを更新する際の管理者の作業負担を軽減する。
【解決手段】複数の装置3a,3b,3cのそれぞれに保有されているトークンを管理する情報処理システム1であって、複数の装置3a,3b,3cのうち、トークンの有効期限までの残期間が第1期間以下である第1更新対象装置を特定する第1特定37と、第1特定部37によって第1更新対象装置が特定された場合に、複数の装置3a,3b,3cのうち、トークンの有効期限までの残期間が第1期間よりも長い第2期間以下である第2更新対象装置を特定する第2特定部38と、第1特定部37によって第1更新対象装置が特定された場合に、第1更新対象装置と第2更新対象装置とを管理者へ通知する通知部39と、を備える構成である。
【選択図】図5

Description

本発明は、情報処理システム、画像処理装置、情報処理装置、及び、プログラムに関し、特にアクセス権限の認証に用いられるトークンの有効期限を更新する技術に関する。
従来、MFP(Multifunction Peripherals)などの画像処理装置において、ユーザーの認証に使用するパスワードに有効期限を設け、パスワードの有効期限が切れる一定期間前に、有効期限切れが間近であることを管理者に警告メッセージとして通知する通知手段を備えたものが知られている(例えば、特許文献1)。
一方、MFPなどの画像処理装置は、電子メールの送受信機能を備えている。そのため、画像処理装置は、原稿をスキャンして読み取った画像データを電子メールで外部に送信できると共に、電子メールで外部から受信した文書ファイルをプリンタ機能で印刷することができる。従来、この種の画像処理装置において電子メールの送受信を行う際のアクセス権限の認証には、IDとパスワードとを用いた認証方式が採用されていた。
ところが、近年、メールサーバーにおいて、よりセキュリティの高い認証方式として、OAuth2.0などの認証方式が採用されつつある。例えばOAuth2.0の場合、画像処理装置は、認証サーバーにアクセスして認証されることにより、アクセストークンとリフレッシュトークンとを予め認証サーバーから取得する。電子メールの送受信を行うとき、画像処理装置は、認証サーバーから取得したアクセストークンをメールサーバーに送信する。メールサーバーは、そのアクセストークンを認証サーバーに送信し、正しいアクセストークンであることが検証されることにより、画像処理装置からの要求に応じて電子メールの送受信を行う。
OAuth2.0では、アクセストークンの有効期限を数分~数十分と短く設定しており、有効期限の切れたアクセストークンを使用できない仕様としている。そのため、アクセストークンの有効期限が切れると、画像処理装置は、リフレッシュトークンを認証サーバーへ送信し、認証サーバーにおいて発行される新たな有効期限のアクセストークンを再取得する。つまり、リフレッシュトークンは、有効期限の短いアクセストークンをリフレッシュするためのトークンである。このリフレッシュトークンにも有効期限が設定される。ただし、リフレッシュトークンの有効期限はアクセストークンの有効期限よりも長く、例えば6ヶ月程度として設定される。したがって、画像処理装置は、リフレッシュトークンの有効期限が切れるまで、同じリフレッシュトークンを用いてアクセストークンを何度でもリフレッシュすることが可能である。
その反面、リフレッシュトークンの有効期限が切れてしまうと、画像処理装置は、電子メールの送受信を行うことができなくなる。そのため、管理者は、リフレッシュトークンの有効期限が切れるまでに、リフレッシュトークンを更新する作業を行うことが必要となる。そこで、上述した特許文献1の従来技術のように、画像処理装置において保有されているリフレッシュトークンの有効期限が切れる一定期間前に、管理者に対して通知を行うようにすれば、管理者が有効期限切れ間近であることに気付き、画像処理装置を操作してリフレッシュトークンの更新作業を行うことができる。
特開2006-171914号公報
しかしながら、オフィスには、複数の画像処理装置が設置されていることが多い。複数の画像処理装置のそれぞれにはリフレッシュトークンが個別に保有されており、それぞれの有効期限が異なる。そのため、複数の画像処理装置が設置されている環境において特許文献1の従来技術を適用すると、複数の画像処理装置から、リフレッシュトークンの有効期限切れ間近であることを示す通知が管理者に対して個別に送信されることになり、管理者は通知を受ける度にリフレッシュトークンの更新作業を個別に行わなければならない。特に、画像処理装置の数が多くなるほど、管理者には頻繁に通知が届くようになり、更新作業の頻度が上がり、作業効率が悪いという問題がある。
また、リモートワークが主流になりつつある近年では、管理者がリモートワークをしているときに画像処理装置からの通知が届くこともある。その場合、管理者は、オフィスにわざわざ出勤して画像処理装置を操作し、リフレッシュトークンの更新作業を行わなければならず、作業効率が著しく低下する。
本発明は、上記従来の問題点を解決するためになされたものであり、複数の装置のそれぞれが保有しているトークンを更新する際の管理者の作業負担を軽減できるようにした情報処理システム、画像処理装置、情報処理装置、及び、プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に係る発明は、複数の装置のそれぞれに保有されているトークンを管理する情報処理システムであって、前記複数の装置のうち、前記トークンの有効期限までの残期間が第1期間以下である第1更新対象装置を特定する第1特定手段と、前記第1特定手段によって前記第1更新対象装置が特定された場合に、前記複数の装置のうち、前記トークンの有効期限までの残期間が前記第1期間よりも長い第2期間以下である第2更新対象装置を特定する第2特定手段と、前記第1特定手段によって前記第1更新対象装置が特定された場合に、前記第1更新対象装置と前記第2更新対象装置とを管理者へ通知する通知手段と、を備えることを特徴とする構成である。
請求項2に係る発明は、請求項1の情報処理システムにおいて、前記通知手段は、前記第1更新対象装置及び前記第2更新対象装置のそれぞれの遠隔操作画面にアクセスするためのアドレス情報を含む通知を管理者へ送信することを特徴とする構成である。
請求項3に係る発明は、請求項2の情報処理システムにおいて、前記複数の装置のそれぞれと通信可能な情報端末を更に備え、前記第1更新対象装置は、前記アドレス情報に基づいて前記情報端末からのアクセスを検知した場合に、自機の遠隔操作画面を前記情報端末へ提供し、前記情報端末によって行われる操作に基づいて前記トークンの有効期限を更新することを特徴とする構成である。
請求項4に係る発明は、請求項3の情報処理システムにおいて、前記情報端末は、前記第1更新対象装置において保有されている前記トークンの有効期限を更新した後、管理者による操作に基づいて前記第2更新対象装置の遠隔操作画面を表示することを特徴とする構成である。
請求項5に係る発明は、請求項2の情報処理システムにおいて、前記複数の装置のそれぞれと通信可能な情報端末を更に備え、前記第1更新対象装置及び前記第2更新対象装置のそれぞれは、前記アドレス情報に基づいて前記情報端末からのアクセスを検知した場合にそれぞれの遠隔操作画面を前記情報端末へ提供し、前記情報端末は、前記第1更新対象装置及び前記第2更新対象装置のそれぞれから取得する複数の遠隔操作画面を複数のタブ画面として表示させることを特徴とする構成である。
請求項6に係る発明は、請求項5の情報処理システムにおいて、前記複数のタブ画面は、前記第1更新対象装置及び前記第2更新対象装置のそれぞれが保有している前記トークンの有効期限までの残期間が短い順に所定方向に配置されることを特徴とする構成である。
請求項7に係る発明は、請求項2乃至6のいずれかの情報処理システムにおいて、前記アドレス情報は、前記トークンを更新するための遠隔操作画面へダイレクトに辿り着くためのパスを含んでいることを特徴とする構成である。
請求項8に係る発明は、請求項1乃至7のいずれかの情報処理システムにおいて、前記トークンは、電子メールの送受信の際の認証に用いられる認証情報であることを特徴とする構成である。
請求項9に係る発明は、請求項1乃至8のいずれかの情報処理システムにおいて、前記トークンは、アクセストークンの更新に用いられるリフレッシュトークンであることを特徴とする構成である。
請求項10に係る発明は、請求項1乃至9のいずれかの情報処理システムにおいて、前記複数の装置のそれぞれは、電子メールの送受信機能を備えた画像処理装置であることを特徴とする構成である。
請求項11に係る発明は、請求項1乃至10のいずれかの情報処理システムにおいて、前記複数の装置のそれぞれが前記第1特定手段、前記第2特定手段、及び、前記通知手段を備えていることを特徴とする構成である。
請求項12に係る発明は、請求項1乃至10のいずれかの情報処理システムにおいて、前記複数の装置のそれぞれと通信を行うことが可能な情報処理装置を更に有し、前記情報処理装置は、前記第1特定手段、前記第2特定手段、及び、前記通知手段を備えることを特徴とする構成である。
請求項13に係る発明は、有効期限が設定されているトークンを保有する画像処理装置であって、前記トークンの有効期限までの残期間が第1期間以下である場合に、自機が第1更新対象装置であることを特定する第1特定手段と、前記第1特定手段によって自機が前記第1更新対象装置であると特定した場合に、通信可能な他の画像処理装置の中から、前記他の画像処理装置が保有しているトークンの有効期限までの残期間が前記第1期間よりも長い第2期間以下である第2更新対象装置を特定する第2特定手段と、前記第1特定手段によって自機が前記第1更新対象装置であると特定した場合に、前記第1更新対象装置と前記第2更新対象装置とを管理者へ通知する通知手段と、を備えることを特徴とする構成である。
請求項14に係る発明は、複数の装置のそれぞれと通信可能であり、複数の装置のそれぞれに保有されているトークンを管理する情報処理装置であって、前記複数の装置のうち、前記トークンの有効期限までの残期間が第1期間以下である第1更新対象装置を特定する第1特定手段と、前記第1特定手段によって前記第1更新対象装置が特定された場合に、前記複数の装置のうち、前記トークンの有効期限までの残期間が前記第1期間よりも長い第2期間以下である第2更新対象装置を特定する第2特定手段と、前記第1特定手段によって前記第1更新対象装置が特定された場合に、前記第1更新対象装置と前記第2更新対象装置とを管理者へ通知する通知手段と、を備えることを特徴とする構成である。
請求項15に係る発明は、複数の装置のそれぞれに保有されているトークンを管理するコンピュータにおいて実行されるプログラムであって、前記コンピュータに、前記複数の装置のうち、前記トークンの有効期限までの残期間が第1期間以下である第1更新対象装置を特定する第1特定ステップと、前記第1特定ステップによって前記第1更新対象装置が特定された場合に、前記複数の装置のうち、前記トークンの有効期限までの残期間が前記第1期間よりも長い第2期間以下である第2更新対象装置を特定する第2特定ステップと、前記第1特定ステップによって前記第1更新対象装置が特定された場合に、前記第1更新対象装置と前記第2更新対象装置とを管理者へ通知する通知ステップと、を実行させることを特徴とする構成である。
本発明によれば、トークンの有効期限までの残期間が短くなっている複数の装置に対する更新作業を一連の作業として同時に行うことが可能になるため、複数の装置が保有しているトークンを更新する際の管理者の作業負担を軽減することができる。
第1実施形態における情報処理システムの一構成例を示す図である。 画像処理装置が電子メールの送受信を行う際の認証プロセスの流れを説明する図である。 リフレッシュトークンを用いてアクセストークンをリフレッシュするプロセスを説明する図である。 画像処理装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 画像処理装置における制御部の機能構成を例示する図である。 第1更新対象装置及び第2更新対象装置におけるリフレッシュトークンの残期間を示す図である。 トークン管理部によって行われる処理手順の一例を示すフローチャートである。 情報端末のハードウェア構成及び機能構成の一例を示すブロック図である。 情報端末が第1更新対象装置及び第2更新対象装置のそれぞれに対して1つずつ順番にアクセスした場合に表示される画面の例を示す図である。 情報端末からの遠隔操作によってリフレッシュトークンを更新するプロセスを示す図である。 管理者による更新作業の例を示す図である。 情報端末が第1更新対象装置及び第2更新対象装置のそれぞれに対して同時にアクセスした場合に表示される画面の例を示す図である。 第2実施形態における情報処理システムの一構成例を示す図である。 情報処理装置のハードウェア構成及び機能構成の一例を示すブロック図である。 情報収集部による情報収集の例を示す図である。 情報処理装置において行われる処理手順の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明に関する好ましい実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。尚、以下に説明する実施形態において互いに共通する要素には同一符号を付しており、それらについての重複する説明は省略する。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態について説明する。図1は、本発明の第1実施形態における情報処理システム1の一構成例を示す図である。この情報処理システム1は、複数の画像処理装置3a,3b,3cと、メールサーバー7と、認証サーバー8と、情報端末9とを備えている。複数の画像処理装置3a,3b,3cは、例えば1つのオフィス2に設置され、オフィス2に構築されているLAN(Local Area Network)などのローカルネットワーク4に接続される。ローカルネットワーク4は、インターネットなどの外部ネットワークであるクラウド6に接続されている。例えば、メールサーバー7及び認証サーバー8は、クラウド6上に設置されている。情報端末9は、画像処理装置3a,3b,3cの管理者が使用するパーソナルコンピュータ(PC)やタブレット端末、スマートフォンなどによって構成される端末装置である。例えば、管理者は、情報端末9をクラウド6に接続することにより、オフィス2の外部からクラウド6を介してローカルネットワーク4に接続されている複数の画像処理装置3a,3b,3cにアクセスすることができる。また、情報端末9は、管理者によってオフィス2に持ち込まれると、ローカルネットワーク4に直接接続して複数の画像処理装置3a,3b,3cにアクセスすることもできる。
複数の画像処理装置3a,3b,3cは、例えばオフィス2のそれぞれ異なる場所に設置されている。例えば、画像処理装置3a,3b,3cは、スキャン機能、プリント機能、コピー機能、FAX機能及び電子メール送受信機能を備えたMFPによって構成される。これらの画像処理装置3a,3b,3cは、ユーザーインタフェースとなる操作パネル14を備えている。操作パネル14は、ユーザーが操作可能な各種の操作画面を表示し、ユーザーによる操作を受け付ける。例えば、操作パネル14は、ユーザーによるジョブの設定操作やジョブの実行指示などを受け付ける。このような画像処理装置3a,3b,3cは、オフィス2に勤務する複数のユーザーによって共有して使用される装置である。管理者は、例えば、それら複数のユーザーの中から選任されるユーザーである。管理者は、複数のユーザーによって使用される画像処理装置3a,3b,3cを管理し、メンテナンス作業を行う。図1では、オフィス2に3つの画像処理装置3a,3b,3cが設置された例を示しているが、画像処理装置の数は3つに限られない。尚、以下において、複数の画像処理装置3a,3b,3cのそれぞれを区別しないときには、それらを総称して画像処理装置3と呼ぶ。
メールサーバー7は、複数の画像処理装置3a,3b,3cのそれぞれをクライアントとしてリソースサービスを提供するリソースサーバーの一種であり、本実施形態では電子メールの送受信サービスを提供するサーバーである。メールサーバー7には、オフィス2に勤務する複数のユーザーの電子メールアカウントが予め設定されている。また、メールサーバー7には、複数の画像処理装置3a,3b,3cのそれぞれに対応する電子メールアカウントも予め設定されている。そのため、複数の画像処理装置3a,3b,3cのそれぞれは、メールサーバー7に設定されている電子メールアカウントにアクセスすることで電子メールの送受信を行うことができる。メールサーバー7は、電子メールアカウントに対するアクセスを検知すると、アクセス権限の認証を行い、認証成功の場合にアクセス元からの処理要求に応じて電子メールの送受信を行う。本実施形態のメールサーバー7は、その認証方式として、例えばOAuth2.0による認証方式を採用している。
認証サーバー8は、例えばOAuth2.0による認証方式において利用されるアクセストークン及びリフレッシュトークンを発行するサーバーである。
図2は、画像処理装置3が電子メールの送受信を行う際の認証プロセスの流れを説明する図である。まず、管理者は、画像処理装置3の操作パネル14を操作することにより、画像処理装置3から認証サーバー8にアクセスし、画像処理装置3から認証サーバー8に認可要求D10を送信する(プロセスP1)。認証サーバー8は、認可要求D10を受信すると、認可要求D10の送信元である画像処理装置3を認可装置として登録し、アクセストークンTK1及びリフレッシュトークンTK2を発行して画像処理装置3へ送信する(プロセスP2)。このとき、アクセストークンTK1及びリフレッシュトークンTK2には、例えば認可装置として登録した画像処理装置3を識別可能な識別情報が埋め込まれる。また、アクセストークンTK1及びリフレッシュトークンTK2のそれぞれには、有効期限が設定される。アクセストークンTK1の有効期限は、例えば数分~数十分の短い期限に設定される。これに対し、リフレッシュトークンTK2の有効期限は、アクセストークンTK1よりも長く、例えば6ヶ月程度の長い期限に設定される。画像処理装置3は、認証サーバー8からアクセストークンTK1及びリフレッシュトークンTK2を受信すると、それを内部に記憶して保有する(プロセスP3)。
画像処理装置3は、例えば電子メール送受信機能によって電子メールの受信タイミングであることが検知されると、メールサーバー7に対して電子メールの受信を要求する処理要求D11を送信する(プロセスP4)。この処理要求D11には、画像処理装置3において保有されているアクセストークンTK1が付加される。また、処理要求D11は、画像処理装置3の電子メールアカウントを特定可能な情報を含んでいる。
メールサーバー7は、画像処理装置3からの処理要求D11を受信すると、処理要求D11に含まれるアクセストークンTK1を抽出し、そのアクセストークンTK1を認証サーバー8へ送信する(プロセスP5)。認証サーバー8は、メールサーバー7からアクセストークンTK1を受信すると、画像処理装置3に対して発行済みのアクセストークンTK1と同一であるか否かを検証し、その検証結果D12をメールサーバー7へ送信する(プロセスP6)。メールサーバー7は、検証結果D12に基づき、認証サーバー8においてアクセストークンTK1が正しいトークンであると検証されたか否かを判断する。アクセストークンTK1が正しいトークンであると検証された場合、メールサーバー7は、処理要求D11に基づく処理を実行する(プロセスP7)。そしてメールサーバー7は、その処理結果D13を画像処理装置3へ送信する(プロセスP8)。すなわち、メールサーバー7は、画像処理装置3の電子メールアカウントにおいて受信している電子メールを画像処理装置3へ送信することにより、処理要求D11に応じた処理を実行する。
上記のような認証プロセスでは、画像処理装置3からメールサーバー7に送信されるアクセストークンTK1の有効期限が短いため、仮にアクセストークンTK1が盗聴等によって第三者に盗まれた場合であっても電子メールアカウントに対する不正アクセス等のリスクを最小限に抑えることができる。そのため、セキュリティの高い認証プロセスとなっている。
一方、アクセストークンTK1の有効期限が切れると、画像処理装置3は、メールサーバー7にアクセスすることができなくなるため、電子メールの送受信を行うことができなくなる。これを防止するため、画像処理装置3は、リフレッシュトークンTK2を利用してアクセストークンTK1をリフレッシュする。
図3は、リフレッシュトークンTK2を用いてアクセストークンTK1をリフレッシュするプロセスを説明する図である。画像処理装置3は、所定のタイミングで認証サーバー8にリフレッシュトークンTK2を送信する(プロセスP10)。所定のタイミングは、アクセストークンTK1の有効期限が切れる直前のタイミング、アクセストークンTK1の有効期限が切れたタイミング、アクセストークンTK1の有効期限が切れた後に有効期限が切れていることが判明したタイミング、或いは、電子メール送受信機能による電子メールの送受信タイミングのいずれであっても良い。
認証サーバー8は、画像処理装置3からリフレッシュトークンTK2を受信すると、新たな有効期限を設定したアクセストークンTK1を発行し、そのアクセストークンTK1を画像処理装置3へ送信する(プロセスP11)。画像処理装置3は、認証サーバー8から新たなアクセストークンTK1を受信することに伴い、内部に保有しているアクセストークンTK1を更新する。
画像処理装置3は、リフレッシュトークンTK2の有効期限が切れるまで、上記のようにリフレッシュトークンTK2を認証サーバー8に送信することで何度でもアクセストークンTK1を更新することができる。ただし、リフレッシュトークンTK2の有効期限が切れてしまうと、画像処理装置3は、アクセストークンTK1を更新することができなくなる。そのため、管理者は、リフレッシュトークンTK2の有効期限が切れるまでに、リフレッシュトークンTK2を更新する作業を行うことが必要となる。
本実施形態の情報処理システム1は、上記のような構成において、複数の画像処理装置3a,3b,3cのそれぞれに保有されているリフレッシュトークンTK2の更新作業が発生する頻度を低減することで管理者の作業負担を軽減するように構成される。以下、そのような情報処理システム1について詳しく説明する。
図4は、画像処理装置3のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。画像処理装置3は、制御部10と、記憶部13と、操作パネル14と、通信インタフェース17と、スキャナ部18と、プリンタ部19と、FAX部20とを備える。
制御部10は、CPU11とメモリ12とを備え、各部の動作を制御する。CPU11は、記憶部13に予め記憶されているプログラム21を読み出して実行するハードウェアプロセッサーである。メモリ12は、CPU11がプログラム21を実行する際にワークエリアを提供する記憶デバイスである。記憶部13は、例えばハードディスクドライブ(HDD)やソリッドステートドライブ(SSD)などで構成される不揮発性の記憶デバイスである。この記憶部13には、プログラム21の他に、認証サーバー8から取得するアクセストークンTK1及びリフレッシュトークンTK2が記憶される。
操作パネル14は、表示部15と、操作部16を備える。表示部15は、例えばカラー液晶ディスプレイなどで構成される表示デバイスであり、ユーザーが操作可能な各種の操作画面を表示する。操作部16は、表示部15の画面上に配置されるタッチパネルキーや、表示部15の画面周囲に配置される押しボタンキーなどによって構成される操作デバイスであり、ユーザーによる操作を受け付ける。例えば、操作パネル14は、表示部15にジョブの設定画面を表示し、ユーザーによるジョブの設定操作やジョブの実行指示などを受け付ける。また、操作パネル14は、画像処理装置3が認証サーバー8にアクセスした際には認証サーバー8によって提供される操作画面を表示部15に表示し、管理者による操作を受け付ける。したがって、管理者は、操作パネル14に対する操作を行うことで、画像処理装置3を認可装置として認証サーバー8に登録することが可能であり、また、リフレッシュトークンTK2の更新を行うことも可能である。
通信インタフェース17は、画像処理装置3をローカルネットワーク4に接続し、ローカルネットワーク4を介して外部の装置と通信を行うものである。例えば、制御部10は、この通信インタフェース17を介して、メールサーバー7や認証サーバー8などの外部の装置と通信を行う。
スキャナ部18は、ユーザーによってセットされる原稿を光学的に読み取って画像データを生成する。例えば、画像処理装置3は、スキャナ部18によって生成される画像データを電子メールに添付して外部に送信することができる。
プリンタ部19は、印刷対象データに基づく画像を印刷用紙などのシートに印刷して出力する。例えば、画像処理装置3は、受信した電子メールに印刷対象データが添付されている場合、その印刷対象データに基づいて印刷出力を行うことができる。
FAX部20は、例えば公衆電話回線を介してFAXデータの送受信を行う。例えば、画像処理装置3は、スキャナ部18によって生成される画像データからFAXデータを生成し、FAX部20を介してそのFAXデータを外部へ送信することができる。また、画像処理装置3は、FAX部20が外部からFAXデータを受信した場合、プリンタ部19においてそのFAXデータに基づく印刷出力を行うことができる。
図5は、画像処理装置3の制御部10の機能構成を例示する図である。制御部10のCPU11は、プログラム21を実行することにより、制御部10を、図5に示す複数の処理部を機能させる。すなわち、制御部10は、ジョブ制御部30、電子メールアプリケーション31、パネル制御部32、通信制御部33、遠隔操作受付部34、及び、トークン管理部35として機能する。
ジョブ制御部30は、画像処理装置3におけるジョブの実行を制御する。ジョブ制御部30は、上述したスキャナ部18、プリンタ部19及びFAX部20のそれぞれの動作を制御し、ユーザーによって指定されたジョブを実行させる。また、ジョブ制御部30は、パネル制御部32を介してユーザーによって指定されたジョブの設定を取得し、その設定を反映させた状態でジョブを実行させる。
電子メールアプリケーション31は、電子メールの送受信を行うアプリケーションである。電子メールアプリケーション31は、パネル制御部32を介してユーザーによって指定された宛先に電子メールを送信する。また、電子メールを受信した場合、電子メールアプリケーション31は、パネル制御部32を介して操作パネル14に受信した電子メールを表示する。また、受信した電子メールに印刷対象データが添付されている場合、電子メールアプリケーション31は、その印刷対象データをジョブ制御部30へ出力する。ジョブ制御部30は、電子メールアプリケーション31から印刷対象データを取得すると、プリンタ部19を駆動し、印刷対象データに基づく印刷出力を行う。
電子メールアプリケーション31は、メールサーバー7にアクセスして電子メールの送受信を行うとき、トークン管理部35を介して記憶部13に記憶されているアクセストークンTK1を取得する。そして、電子メールアプリケーション31は、そのアクセストークンTK1を処理要求D11に付加し、メールサーバー7へ送信する。処理要求D11は、メールサーバー7に、電子メールの送信又は受信を要求するコマンドである。
パネル制御部32は、操作パネル14を制御する。例えば、パネル制御部32は、操作パネル14の表示部15に、各種の操作画面を表示させる。操作部16によってユーザーの操作が検知されると、パネル制御部32は、ユーザーの操作に応じた処理を行う。例えば、パネル制御部32は、ユーザーの操作に基づいて表示部15に表示している操作画面を更新する。パネル制御部32は、表示部15に表示するための複数の操作画面を管理しており、表示部15に表示する操作画面を、ユーザーの操作に基づいて切り替えることができる。複数の操作画面は、例えば階層構造となっている。そのため、ユーザーは、操作部16に対する操作を繰り返し行うことで表示部15に表示される操作画面を最上層の画面から下位層の画面に順次遷移させていくことができる。また、パネル制御部32は、ユーザーの操作に基づいてジョブ制御部30にジョブの設定を出力したり、ジョブの実行を指示したりする。更に、パネル制御部32は、ユーザーの操作に基づいて電子メールアプリケーション31に電子メールの送受信を指示することもできる。
パネル制御部32は、ブラウザ32aを備えている。ブラウザ32aは、Webサーバーによって提供される画面情報(Webページ)を取得し、その画面情報に基づく画面を表示部15に表示する。例えば、画像処理装置3を認証サーバー8に認可装置として登録する際、管理者は、操作パネル14を操作することによってブラウザ32aを起動し、認証サーバー8にアクセスする。ブラウザ32aは、認証サーバー8から提供される画面情報を取得し、その画面情報に基づく画面を表示部15に表示する。したがって、管理者は、ブラウザ32aによって表示部15に表示される画面に対する操作を行うことで、画像処理装置3から認証サーバー8に対して認可要求D10が送信され、認証サーバー8において画像処理装置3が認可装置として登録される。そして画像処理装置3は、認証サーバー8からアクセストークンTK1とリフレッシュトークンTK2とを取得する。
通信制御部33は、通信インタフェース17を介して外部の装置と行う通信を制御する。制御部10の各部が通信インタフェース17を介して外部の装置と通信を行うとき、通信制御部33による通信制御が行われる。
遠隔操作受付部34は、画像処理装置3の遠隔操作を受け付ける。例えば、遠隔操作受付部34は、外部の装置からのアクセスを検知すると、パネル制御部32が表示部15に表示している操作画面を取得し、その操作画面に対応する画面情報を外部の装置へ提供する。これにより、外部の装置において操作パネル14と同じ操作画面を遠隔操作画面として表示させることができる。また、遠隔操作受付部34は、外部の装置から指定された操作画面をパネル制御部32から取得することも可能である。パネル制御部32は、遠隔操作受付部34に対して操作画面を提供すると、操作パネル14の表示部15に遠隔操作中であることを示す画面を表示し、操作部16に対する操作を受け付けない状態とする。これにより、操作パネル14に対する操作と、外部の装置による遠隔操作とが重複して行われてしまうことを防止できる。
遠隔操作受付部34は、外部の装置から遠隔操作画面に対する操作が行われたことを示す操作情報を受信すると、その操作情報をパネル制御部32へ出力する。パネル制御部32は、その操作情報に基づいてユーザーによって行われた操作を検知し、ユーザーの操作に応じた処理を行う。つまり、パネル制御部32は、遠隔操作受付部34から出力される操作情報を、操作パネル14の操作部16に行われた操作と同様に取り扱うのである。このような遠隔操作受付部34の機能により、画像処理装置3は、外部の装置による遠隔操作が可能となる。したがって、管理者は、情報端末9を使用して画像処理装置3の遠隔操作受付部34にアクセスすることにより、画像処理装置3を遠隔操作することができる。
トークン管理部35は、認証サーバー8から取得するアクセストークンTK1及びリフレッシュトークンTK2を記憶部13に保存して管理する。また、トークン管理部35は、電子メールアプリケーション31からアクセストークンTK1が要求されると、記憶部13からアクセストークンTK1を読み出し、電子メールアプリケーション31へ提供する。また、トークン管理部35は、アクセストークンTK1の有効期限を管理しており、アクセストークンTK1をリフレッシュする所定のタイミングになったことを検知すると、記憶部13からリフレッシュトークンTK2を読み出し、認証サーバー8へ送信する。そして、トークン管理部35は、認証サーバー8から新たなアクセストークンTK1を取得し、記憶部13のアクセストークンTK1を更新する。
また、トークン管理部35は、管理者がリフレッシュトークンTK2を適切なタイミングで更新できるようにする構成を有している。すなわち、トークン管理部35は、図5に示すように、期限確認部36と、第1特定部37と、第2特定部38と、通知部39とを備えており、リフレッシュトークンTK2の有効期限が切れる前に、管理者にリフレッシュトークンTK2の更新作業を行うことを通知する。
期限確認部36は、記憶部13に保存されているリフレッシュトークンTK2の有効期限を確認する。例えば、期限確認部36は、1日に1回など所定の周期で定期的に機能し、記憶部13に保存されているリフレッシュトークンTK2を読み出し、リフレッシュトークンTK2の有効期限までの残期間を算出する。期限確認部36は、リフレッシュトークンTK2が有効である残期間を算出すると、第1特定部37を機能させる。
第1特定部37は、期限確認部36によって算出されるリフレッシュトークンTK2の残期間が第1期間(例えば7日)以下であるか否かを判断する。リフレッシュトークンTK2の残期間が第1期間以下である場合、第1特定部37は、当該画像処理装置3において保有しているリフレッシュトークンTK2の有効期限が間近に迫っていると判断し、当該画像処理装置3を第1更新対象装置として特定する。これに対し、リフレッシュトークンTK2の残期間が第1期間よりも長い場合、第1特定部37は、当該画像処理装置3を第1更新対象装置として特定しない。
第2特定部38は、第1特定部37において当該画像処理装置3が第1更新対象装置であると特定された場合に機能する。第2特定部38は、ローカルネットワーク4に接続されている他の画像処理装置3と通信を行い、他の画像処理装置3において保有されているリフレッシュトークンTK2の有効期限までの残期間を取得する。そして、第2特定部38は、他の画像処理装置3のリフレッシュトークンTK2の残期間が上述した第1期間よりも長い第2期間(例えば30日)以下であるか否かを判断する。他の画像処理装置3のリフレッシュトークンTK2の残期間が第2期間以下である場合、第2特定部38は、他の画像処理装置3を第2更新対象装置として特定する。ローカルネットワーク4に複数の他の画像処理装置3が存在する場合、第2特定部38は、それら複数の他の画像処理装置3のそれぞれが第2更新対象装置であるか否かを判定する。尚、第2特定部38は、第2更新対象装置を特定しないこともある。
図6は、第1更新対象装置及び第2更新対象装置におけるリフレッシュトークンTK2の残期間を示す図である。図6に示すように、第1更新対象装置は、リフレッシュトークンTK2の有効期限までの残期間が第1期間T1以下となった場合に特定される装置である。これに対し、第2更新対象装置は、リフレッシュトークンTK2の有効期限までの残期間が第2期間T2以下となった場合に特定される装置である。
例えば、図1に示したように、ローカルネットワーク4に複数の画像処理装置3a,3b,3cが接続されている場合、それら複数の画像処理装置3a,3b,3cのそれぞれにおいて上述した処理が行われる。そのため、複数の画像処理装置3a,3b,3cのうちの1つの画像処理装置3aにおいてリフレッシュトークンTK2の有効期限までの残期間が第1期間T1以下であることが検知されると、画像処理装置3aは、自機を第1更新対象として特定する。そして、画像処理装置3aは、他の画像処理装置3b,3cのリフレッシュトークンTK2の有効期限までの残期間が第1期間T1よりも長い場合であっても、それらの残期間が第2期間以下であれば、他の画像処理装置3b,3cを第2更新対象装置として特定する。
通知部39は、第1特定部37において当該画像処理装置3が第1更新対象装置であると特定された場合に機能する。通知部39は、第1特定部37によって特定された第1更新対象装置と、第2特定部38によって特定された第2更新対象装置とを管理者に通知する。第2特定部38によって第2更新対象装置が特定されていない場合、通知部39は、第1特定部37によって特定された第1更新対象装置を管理者に通知する。例えば、通知部39は、電子メールアプリケーション31を起動し、管理者宛に電子メールを送信することで、第1更新対象装置と第2更新対象装置とを通知する。ただし、通知部39による通知方法は、電子メールに限られない。例えば、通知部39は、図示を省略するサーバーに通知を送るようにしても良い。この場合、サーバーは、管理者の情報端末9にインストールされているアプリケーション(例えば後述する遠隔操作アプリケーション50)に対してプッシュ通知を行い、管理者がアプリケーションを起動させたときにそのアプリケーション経由で管理者に第1更新対象装置と第2更新対象装置とを通知する。このように通知部39は、管理者が使用する情報端末9に対して何らかの方法でメッセージ等を送信できるものであれば良い。
通知部39は、管理者への通知を行う際、第1更新対象装置を特定可能な情報(例えば装置名、設置場所、IPアドレスなど)、第1更新対象装置の遠隔操作画面にアクセスするためのアドレス情報(例えば遠隔操作受付部34にアクセスするためのURLなど)、第2更新対象装置を特定可能な情報(例えば装置名、設置場所、IPアドレスなど)、第2更新対象装置の遠隔操作画面にアクセスするためのアドレス情報(例えば遠隔操作受付部34にアクセスするためのURLなど)を収集する。そして、通知部39は、第1更新対象装置を特定可能な情報、第1更新対象装置の遠隔操作画面にアクセスするためのアドレス情報、第2更新対象装置を特定可能な情報、及び、第2更新対象装置の遠隔操作画面にアクセスするためのアドレス情報を含む通知を管理者へ送信する。
したがって、管理者は、通知部39からの通知を受信すると、第1更新対象装置として特定された画像処理装置3に保有されているリフレッシュトークンTK2が有効期限切れ間近となっていることを把握でき、リフレッシュトークンTK2の更新作業を有効期限が切れるまでに行うことができる。また、通知部39からの通知に、第2更新対象装置に関する情報が含まれている場合、管理者は、第2更新対象装置として特定された画像処理装置3に保有されているリフレッシュトークンTK2も有効期限に近づきつつあることを把握することができる。そのため、管理者は、第1更新対象装置として特定された画像処理装置3に対する更新作業を行うときに、第2更新対象装置として特定された画像処理装置3に対する更新作業も同時に行うことが可能である。すなわち、管理者は、複数の画像処理装置3に対する更新作業を一度に行うことができる。これにより、管理者による更新作業の頻度を下げることが可能であり、管理者の作業負担を軽減することができる。
また、本実施形態の画像処理装置3は、上述のように遠隔操作受付部34を備えている。そのため、管理者は、通知部39による通知を受けた場合に、画像処理装置3の設置場所まで移動しなくても、情報端末9を操作して遠隔操作受付部34にアクセスし、情報端末9に遠隔操作画面を表示させることにより、リフレッシュトークンTK2の更新作業を行うことができる。したがって、管理者がオフィス2とは異なる場所でリモートワークを行っているときでも、遠隔操作でリフレッシュトークンTK2を更新することが可能であり、管理者の作業負担を軽減することができる。
図7は、トークン管理部35によって行われる処理手順の一例を示すフローチャートである。トークン管理部35は、1日に1回など所定の周期で定期的に図7に示す処理を実行する。トークン管理部35は、この処理を開始すると、記憶部13に保存されているリフレッシュトークンTK2の有効期限を確認し(ステップS10)、残期間Tpを算出する(ステップS11)。トークン管理部35は、その残期間Tpと第1期間T1とを比較し、残期間Tpが第1期間T1以下であるか否かを判断する(ステップS12)。その結果、残期間Tpが第1期間T1よりも長い場合(ステップS12でNO)、トークン管理部35による処理が終了する。
残期間Tpが第1期間T1以下である場合(ステップS12でYES)、トークン管理部35は、自機を第1更新対象装置として特定する(ステップS13)。続いて、トークン管理部35は、他の画像処理装置3と通信を行い、他の画像処理装置3が保有しているリフレッシュトークンTK2の有効期限を確認し(ステップS14)、その残期間Tqを算出する(ステップS15)。トークン管理部35は、その残期間Tqと第2期間T2とを比較し、残期間Tqが第2期間T2以下であるか否かを判断する(ステップS16)。その結果、残期間Tqが第2期間T2以下である場合(ステップS16でYES)、トークン管理部35は、通信を行った他の画像処理装置3を第2更新対象装置として特定する(ステップS17)。これに対し、残期間Tqが第2期間T2よりも長い場合(ステップS16でNO)、トークン管理部35は、他の画像処理装置3を第2更新対象装置として特定しない。
続いてトークン管理部35は、ローカルネットワーク4上に更に別の画像処理装置3が存在するか否かを判断する(ステップS18)。別の画像処理装置3が存在する場合(ステップS18でYES)、トークン管理部35による処理はステップS14へ戻り、別の画像処理装置3を対象として上述した処理を繰り返す。
通信を行っていない別の画像処理装置3が存在しない場合(ステップS18でNO)、トークン管理部35は、第2更新対象装置を特定したか否かを判断する(ステップS19)。その結果、第2更新対象装置を特定した場合(ステップS19でYES)、トークン管理部35は、第1更新対象装置である自機の遠隔操作画面にアクセスするためのアドレス情報と、第2更新対象装置として特定した画像処理装置3の遠隔操作画面にアクセスするためのアドレス情報とを生成する(ステップS20)。そしてトークン管理部35は、第1更新対象装置と第2更新対象装置とを管理者へ通知する(ステップS21)。この通知には、ステップS20で生成されたアドレス情報が含まれる。
これに対し、第2更新対象装置を特定していない場合(ステップS19でNO)、トークン管理部35は、第1更新対象装置である自機の遠隔操作画面にアクセスするためのアドレス情報だけを生成する(ステップS22)。そしてトークン管理部35は、第1更新対象装置を管理者へ通知する(ステップS23)。この通知には、ステップS22で生成されたアドレス情報が含まれる。
画像処理装置3のトークン管理部35によって上記のような処理が定期的に行われることにより、自機で保有しているリフレッシュトークンTK2の残期間Tpが第1期間T1以下となったとき、他の画像処理装置3の中に、リフレッシュトークンTK2の残期間Tqが第2期間T2以下となっている装置があれば、自機と共に、残期間Tqが第2期間T2以下となっている他の画像処理装置3がリフレッシュトークンTK2の更新対象装置として同時に管理者へ通知されるようになる。
次に、図8は、情報端末9のハードウェア構成及び機能構成の一例を示すブロック図である。情報端末9は、制御部40と、記憶部41と、表示部42と、操作部43と、通信インタフェース44とを備えている。制御部40は、図示を省略するCPUとメモリとを備えている。CPUが記憶部41に記憶されているプログラム45を読み出して実行することにより、制御部40は、遠隔操作アプリケーション50として機能する。記憶部41は、ハードディスクドライブ(HDD)やソリッドステートドライブ(SSD)などによって構成される不揮発性の記憶デバイスであり、プログラム45を予め記憶している。表示部42は、液晶ディスプレイなどで構成される表示デバイスである。操作部43は、キーボード、マウス、又は、タッチパネルキーなどによって構成され、ユーザーによる操作を受け付ける。通信インタフェース44は、情報端末9をネットワークに接続し、画像処理装置3などの外部の装置と通信を行うためのものである。
遠隔操作アプリケーション50は、画像処理装置3と通信を行い、画像処理装置3を遠隔操作するアプリケーションである。例えば、遠隔操作アプリケーション50は、画像処理装置3を遠隔操作するための専用アプリケーションであっても良いし、ブラウザなどの汎用的なアプリケーションであっても良い。例えば、遠隔操作アプリケーション50は、管理者による起動指示が行われた場合に制御部40において起動する。画像処理装置3から管理者に対する通知が電子メールで送信された場合、情報端末9は、図示を省略する電子メールアプリケーションでその電子メールを受信し、表示部42に表示する。その電子メールには、第1更新対象装置及び第2更新対象装置のそれぞれの遠隔操作画面にアクセスするためのアドレス情報が含まれている。そのため、管理者は、そのアドレス情報を選択して遠隔操作アプリケーション50を起動させると、遠隔操作アプリケーション50が起動時にアドレス情報を取得する。
遠隔操作アプリケーション50は、画面取得部51と、表示処理部52と、操作情報送信部53とを備えている。画面取得部51は、遠隔操作アプリケーション50の起動時に取得したアドレス情報に基づき、第1更新対象装置及び第2更新対象装置のそれぞれの遠隔操作受付部34にアクセスし、遠隔操作画面を取得する。表示処理部52は、画面取得部51によって取得される遠隔操作画面を表示部42に表示する。また、操作情報送信部53は、表示部42に遠隔操作画面を表示している状態において操作部43に対する管理者の操作を検知すると、その操作に基づく操作情報を生成し、遠隔操作画面の提供元である画像処理装置3へ送信する。
ここで、画像処理装置3の通知部39が管理者へ通知を行うとき、第1更新対象装置及び第2更新対象装置のそれぞれのリフレッシュトークンTK2を更新するための遠隔操作画面にダイレクトに辿り着くためのパスを含むアドレス情報を生成することが好ましい。アドレス情報がリフレッシュトークンTK2を更新するための遠隔操作画面にダイレクトに辿り着くためのパスを含むことにより、画面取得部51は、第1更新対象装置及び第2更新対象装置のそれぞれからリフレッシュトークンTK2を更新するための遠隔操作画面をダイレクトに取得することができる。そのため、管理者は、階層構造の最上層の画面から順に操作を行っていく必要がなく、効率的に作業を行うことができる。
また、画面取得部51は、遠隔操作画面を取得するとき、第1更新対象装置及び第2更新対象装置のそれぞれに対して1つずつ順番にアクセスしても良いし、第1更新対象装置及び第2更新対象装置のそれぞれに対して同時にアクセスしても良い。
図9は、画面取得部51が第1更新対象装置及び第2更新対象装置のそれぞれに対して1つずつ順番にアクセスする場合に表示部42に表示される画面G1の例を示す図である。この画面G1は、1つの画像処理装置3から取得した遠隔操作画面を表示する表示領域R1を有している。また、画面G1は、表示領域R1に表示される遠隔操作画面を別の画像処理装置3から取得した遠隔操作画面に切り替えるためのボタンB1を有する。例えば、画面取得部51によって、第1更新対象装置として特定された画像処理装置3からリフレッシュトークンTK2を更新するための遠隔操作画面がダイレクトに取得されると、画面G1内の表示領域R1には、リフレッシュトークンTK2を更新するための遠隔操作画面が表示される。図9では、リフレッシュトークンTK2を更新するための遠隔操作画面がメール設定画面である場合を例示している。このメール設定画面には、リフレッシュトークンTK2が既に取得済みであること、及び、リフレッシュトークンTK2の有効期限が表示されている。そして有効期限の右側には、リフレッシュトークンTK2を更新するために管理者が操作可能な更新ボタン58が表示されている。
図10は、管理者が情報端末9を操作することによってリフレッシュトークンTK2を更新するプロセスを示す図である。管理者は、情報端末9に表示される更新ボタン58を操作すると、その操作に対応する操作情報D15が情報端末9から第1更新対象装置である画像処理装置3に送信される(プロセスP20)。画像処理装置3において遠隔操作受付部34がその操作情報D15を受信すると、パネル制御部32がブラウザ32aを起動する(プロセスP21)。そしてブラウザ32aが認証サーバー8へアクセスする(プロセスP22)。認証サーバー8は、ブラウザ32aからのアクセスを検知すると、認証画面D16を送信する(プロセスP23)。遠隔操作受付部34は、ブラウザ32aが認証サーバー8から取得した認証画面D16に基づき遠隔操作画面D17を生成し、情報端末9へ送信する(プロセスP24)。したがって、情報端末9の表示部42には、認証サーバー8から提供される認証画面が遠隔操作画面として表示される。管理者はその遠隔操作画面に対してIDやパスワードなどの認証情報を入力すると、認証情報D18が情報端末9から画像処理装置3へ送信される(プロセスP25)。遠隔操作受付部34は、その認証情報D18をパネル制御部32のブラウザ32aに渡す。そしてブラウザ32aは、認証情報D18を認証サーバー8へ送信する(プロセスP26)。認証サーバー8は、認証情報D18を受信すると、認可装置として登録した際の認証情報と照合する認証処理を行う(プロセスP27)。認証サーバー8は、認証処理において認可装置からの要求であることを検証できると、新たな有効期限を設定したリフレッシュトークンTK2を発行し、そのリフレッシュトークンTK2を画像処理装置3へ送信する(プロセスP28)。画像処理装置3は、認証サーバー8から新たなリフレッシュトークンTK2を受信すると、記憶部13に保存しているリフレッシュトークンTK2を新たなリフレッシュトークンTK2で更新する(プロセスP29)。
上記のようにしてリフレッシュトークンTK2の有効期限が更新されると、図9の画面G1において表示領域R1の遠隔操作画面に表示されるリフレッシュトークンTK2の有効期限が新たな有効期限に更新された状態となる。したがって、管理者は、遠隔操作で画像処理装置3に保有されているリフレッシュトークンTK2の有効期限を更新することができる。また、管理者は、第1更新対象装置として特定された画像処理装置3のリフレッシュトークンTK2の更新作業が完了すると、画面G1に表示されているボタンB1を操作する。すると、画面取得部51は、次に第2更新対象装置として特定された画像処理装置3にアクセスし、その画像処理装置3からリフレッシュトークンTK2を更新するための遠隔操作画面を取得する。その結果、画面G1の表示領域R1には、第2更新対象装置として特定された画像処理装置3の遠隔操作画面が表示されるようになる。管理者は、その画面G1に対して上記と同様の操作を行うことにより、第2更新対象装置として特定された画像処理装置3のリフレッシュトークンTK2も更新することができる。
また、第2更新対象装置として複数の画像処理装置3が特定されている場合、管理者は、ボタンB1を操作することにより、それら複数の画像処理装置3から取得した遠隔操作画面を順番に表示領域R1に表示させることが可能である。そのため、図11に示すように、管理者は、複数の画像処理装置3a,3b,3cに対する遠隔操作を一連の作業として行うことが可能であり、複数の画像処理装置3a,3b,3cのそれぞれが保有しているリフレッシュトークンTK2を一度の更新作業で同時に更新することが可能である。
また、第2更新対象装置として複数の画像処理装置3が特定されているとき、画面取得部51は、第1更新対象装置の遠隔操作画面が表示されている状態でボタンB1が操作されたことに伴い、リフレッシュトークンTK2の有効期限までの残期間が短い画像処理装置3に対して優先的にアクセスし、遠隔操作画面を取得する。これにより、表示領域R1には、リフレッシュトークンTK2の有効期限までの残期間が短いものから順番に遠隔操作画面を表示することができる。そのため、管理者は、ボタンB1を操作することにより、リフレッシュトークンTK2の残期間の短い画像処理装置3から順番に更新作業を行っていくことができる。
次に、図12は、画面取得部51が第1更新対象装置及び第2更新対象装置のそれぞれに対して同時にアクセスした場合に表示部42に表示される画面G2の例を示す図である。この画面G2は、複数の画像処理装置3から同時に取得した複数の遠隔操作画面をタブ画面として表示する表示領域R2を有している。図12では、3つのタブTB1,TB2,TB3が表示されており、管理者がそれら3つのタブTB1,TB2,TB3のうちから1つのタブを選択することにより、表示領域R2に表示する遠隔操作画面を切り替えることができる。表示処理部52は、図12に示すような画面G2を表示するとき、リフレッシュトークンTK2の残期間が短いものから順にタブTB1,TB2,TB3を所定方向(例えば左から右)に配置し、残期間が最も短い第1更新対象装置の遠隔操作画面を表示領域R2に表示する。これにより、管理者は、複数の遠隔操作画面のうちから残期間の短い順に更新作業を行っていくことができる。
図12では、図9と同様に、リフレッシュトークンTK2を更新するための遠隔操作画面がメール設定画面である場合を例示している。この遠隔操作画面には、リフレッシュトークンTK2を更新するために管理者が操作可能な更新ボタン58が表示されている。管理者は、この更新ボタン58を操作すると、上記と同様のプロセスを経てリフレッシュトークンTK2を更新することができる。
例えば図9に示した画面G1では、表示領域R1に1つの遠隔操作画面だけが表示され、管理者がボタンB1を操作する度に遠隔操作画面を切り替えることができる画面構成となっていた。そのため、情報端末9の表示部42に画面G1が表示された時点で、管理者は、更新対象装置がいくつあるのかを把握することができない。これに対し、図12に示す画面G2では、第1更新対象装置及び第2更新対象装置のそれぞれから同時に取得した遠隔操作画面がタブ画面として表示される。そのため、管理者は、画面G2が表示された時点でタブTB1,TB2,TB3の数を確認することにより、更新対象装置がいくつあるのかを把握することが可能であり、更新作業を開始する間にその作業量がわかるという点で利便性が高い。
以上のように本実施形態の情報処理システム1は、複数の画像処理装置3a,3b,3cのそれぞれに保有されているリフレッシュトークンTK2を管理する構成を有している。具体的には、上述したように、情報処理システム1は、複数の画像処理装置3a,3b,3cのうち、リフレッシュトークンTK2の有効期限までの残期間が第1期間以下である第1更新対象装置を特定する第1特定部37と、第1特定部37によって第1更新対象装置が特定された場合に、複数の画像処理装置3a,3b,3cのうち、リフレッシュトークンTK2の有効期限までの残期間が第1期間よりも長い第2期間以下である第2更新対象装置を特定する第2特定部38と、第1特定部37によって第1更新対象装置が特定された場合に、第1特定部37によって特定された第1更新対象装置と、第2特定部38によって特定された第2更新対象装置とを管理者へ通知する通知部39と、を備えている。
このような構成によれば、管理者は、複数の画像処理装置3a,3b,3cのそれぞれに保有されているリフレッシュトークンTK2の有効期限を1つずつ調べていく作業を行う必要がない。また、第1特定部37によって残期間が第1期間以下である第1更新対象装置が特定されると、情報処理システム1は、第1更新対象装置を管理者へ通知するときに、残期間が第1期間よりも長い第2期間以下である第2更新対象装置を管理者へ同時に通知するようにしている。そのため、管理者は、残期間が第1期間以下となったリフレッシュトークンTK2の更新作業を行うときに、残期間が第2期間以下となったリフレッシュトークンTK2の更新作業を一連の作業として同時に行うことが可能である。したがって、本実施形態の情報処理システム1は、リフレッシュトークンTK2の更新作業が発生する頻度を低下させることが可能であり、管理者の作業負担を軽減することができる。
さらに、本実施形態の情報処理システム1は、複数の画像処理装置3a,3b,3cのそれぞれが情報端末9からの遠隔操作を受け付けてリフレッシュトークンTK2を更新できる構成となっている。そのため、管理者がリモートワークをしているときに画像処理装置3a,3b,3cのいずれかからの通知が届いた場合であっても、管理者は、オフィス2にわざわざ出勤してリフレッシュトークンTK2の更新作業を行う必要はなく、遠隔操作でリフレッシュトークンTK2を更新することができる。また、管理者がオフィス2に出勤している場合であっても、情報端末9をローカルネットワーク4に接続すれば、自席に居ながら遠隔操作で複数の画像処理装置3a,3b,3cのリフレッシュトークンTK2を更新することができる。そのため、管理者は、複数の画像処理装置3a,3b,3cのそれぞれの設置場所まで移動することなく、リフレッシュトークンTK2を更新できるので、作業効率が著しく向上する。
(第2実施形態)
次に本発明の第2実施形態について説明する。図13は、本発明の第2実施形態における情報処理システム1の一構成例を示す図である。この情報処理システム1は、複数の画像処理装置3a,3b,3cと、情報処理装置5と、メールサーバー7と、認証サーバー8と、情報端末9とを備えている。この情報処理システム1が第1実施形態と異なる点は、情報処理装置5がオフィス2のローカルネットワーク4に接続されている点である。
情報処理装置5は、複数の画像処理装置3a,3b,3cを管理する装置であり、例えばサーバーやパーソナルコンピュータによって構成される。情報処理装置5は、ローカルネットワーク4を介して複数の画像処理装置3a,3b,3cのそれぞれと通信可能であり、複数の画像処理装置3a,3b,3cのそれぞれに保有されているリフレッシュトークンTK2の有効期限を管理する。
図14は、情報処理装置5のハードウェア構成及び機能構成の一例を示すブロック図である。図14に示すように、情報処理装置5は、制御部60と、記憶部61と、通信インタフェース62とを備えている。制御部60は、図示を省略するCPUとメモリとを備えている。CPUが記憶部61に記憶されているプログラム63を読み出して実行することにより、制御部60は、トークン管理部64として機能する。記憶部61は、ハードディスクドライブ(HDD)やソリッドステートドライブ(SSD)などによって構成される不揮発性の記憶デバイスであり、プログラム63を予め記憶している。通信インタフェース62は、情報処理装置5をローカルネットワーク4に接続し、画像処理装置3などの外部の装置と通信を行うためのものである。
トークン管理部64は、複数の画像処理装置3a,3b,3cのそれぞれに保有されているリフレッシュトークンTK2を管理者が適切なタイミングで更新できるようにする構成を有している。すなわち、トークン管理部64は、図14に示すように、情報収集部65と、第1特定部66と、第2特定部67と、通知部68とを備えており、複数の画像処理装置3a,3b,3cに保有されているリフレッシュトークンTK2の有効期限が切れる前に、管理者にリフレッシュトークンTK2の更新作業を行うことを通知する。
情報収集部65は、複数の画像処理装置3a,3b,3cのそれぞれから、リフレッシュトークンTK2の有効期限に関する有効期限情報を収集する。図15は、情報収集部65による情報収集の例を示す図である。例えば、情報収集部65は、1日に1回など所定の周期で定期的に機能し、図15に示すように、複数の画像処理装置3a,3b,3cのそれぞれに保有されているリフレッシュトークンTK2の有効期限情報D21を収集する。そして情報収集部65は、それらの有効期限情報D21に基づき、各画像処理装置3a,3b,3cが保有しているリフレッシュトークンTK2が有効な残期間を算出する。
第1特定部66は、情報収集部65によって有効期限情報D21が収集された後に機能する。この第1特定部66は、複数の画像処理装置3a,3b,3cのうち、リフレッシュトークンTK2の有効期限までの残期間が第1期間(例えば7日)以下である第1更新対象装置を特定する。複数の画像処理装置3a,3b,3cの中に、リフレッシュトークンTK2の残期間が第1期間以下である装置が存在しない場合、第1特定部37は、第1更新対象装置を特定しない。
第2特定部67は、第1特定部66において第1更新対象装置が特定された場合に機能する。第2特定部67は、複数の画像処理装置3a,3b,3cのうち、リフレッシュトークンTK2の有効期限までの残期間が第1期間よりも長く、且つ、第1期間よりも長いい第2期間以下である第2更新対象装置を特定する。尚、第2特定部38は、第2更新対象装置を特定しないこともある。
通知部68は、第1特定部66において第1更新対象装置が特定された場合に機能する。そして通知部68は、第1特定部66によって特定された第1更新対象装置と、第2特定部67によって特定された第2更新対象装置とを管理者に通知する。通知部68による通知方法は第1実施形態で説明したものと同様である。また、通知部68による通知に含まれる情報も第1実施形態で説明したものと同様である。したがって、通知部68による通知を受けた管理者は、自身の情報端末9を操作することによって、第1更新対象装置として特定された画像処理装置3のリフレッシュトークンTK2を更新することができると共に、第2更新対象装置として特定された画像処理装置3のリフレッシュトークンTK2を一連の作業で同時に更新することができる。
図16は、情報処理装置5において行われる処理手順の一例を示すフローチャートである。この処理は、情報処理装置5は、1日に1回など所定の周期で定期的に図16に示す処理を実行する。情報処理装置5は、この処理を開始すると、複数の画像処理装置3a,3b,3cのそれぞれから有効期限情報D21を収集する(ステップS30)。続いて、情報処理装置5は、リフレッシュトークンTK2の残期間が第1期間以下である画像処理装置3が存在するか否かを判断する(ステップS31)。残期間が第1期間以下の画像処理装置3が存在しない場合(ステップS31でNO)、情報処理装置5による処理が終了する。
残期間が第1期間以下の画像処理装置3が存在する場合(ステップS31でYES)、情報処理装置5は、残期間が第1期間以下である画像処理装置3を第1更新対象装置として特定する(ステップS32)。次に、情報処理装置5は、第1更新対象装置以外の画像処理装置3の中に、残期間が第2期間以下である画像処理装置3が存在するか否かを判断する(ステップS33)。
残期間が第2期間以下の画像処理装置3が存在する場合(ステップS33でYES)、情報処理装置5は、残期間が第2期間以下である画像処理装置3を第2更新対象装置として特定する(ステップS34)。続いて、情報処理装置5は、第1更新対象装置である自機の遠隔操作画面にアクセスするためのアドレス情報と、第2更新対象装置として特定した画像処理装置3の遠隔操作画面にアクセスするためのアドレス情報とを生成する(ステップS35)。そして情報処理装置5は、第1更新対象装置と第2更新対象装置とを管理者へ通知する(ステップS36)。この通知には、ステップS35で生成されたアドレス情報が含まれる。
一方、残期間が第2期間以下の画像処理装置3が存在しない場合(ステップS33でNO)、情報処理装置5は、第1更新対象装置である自機の遠隔操作画面にアクセスするためのアドレス情報だけを生成する(ステップS37)。そして情報処理装置5は、第1更新対象装置を管理者へ通知する(ステップS38)。この通知には、ステップS37で生成されたアドレス情報が含まれる。
情報処理装置5によって上記のような処理が定期的に行われることにより、複数の画像処理装置3の中に、リフレッシュトークンTK2の残期間が第1期間以下となった第1更新対象装置が存在するとき、それ以外の他の画像処理装置3の中に、リフレッシュトークンTK2の残期間が第2期間以下となっている第2更新対象装置があれば、第1更新対象装置と共に、残期間が第2期間以下となっている第2更新対象装置が同時に管理者へ通知されるようになる。
したがって、管理者は、残期間が第1期間以下である第1更新対象装置のリフレッシュトークンTK2の更新作業と、残期間が第2期間以下である第2更新対象装置のリフレッシュトークンTK2の更新作業とを一連の作業として同時に行うことができる。これにより、管理者が更新作業を行う頻度を低下させることが可能であり、管理者の作業負担を軽減することができる。
以上のように本実施形態の情報処理システム1は、複数の画像処理装置3a,3b,3cのそれぞれに保有されているリフレッシュトークンTK2を管理する情報処理装置5を有している。この情報処理装置5は、複数の画像処理装置3a,3b,3cのうち、リフレッシュトークンTK2の有効期限までの残期間が第1期間以下である第1更新対象装置を特定する第1特定部66と、第1特定部66によって第1更新対象装置が特定された場合に、複数の画像処理装置3a,3b,3cのうち、リフレッシュトークンTK2の有効期限までの残期間が第1期間よりも長い第2期間以下である第2更新対象装置を特定する第2特定部67と、第1特定部66によって第1更新対象装置が特定された場合に、第1特定部66によって特定された第1更新対象装置と、第2特定部67によって特定された第2更新対象装置とを管理者へ通知する通知部68と、を備えている。
このような構成によれば、管理者は、複数の画像処理装置3a,3b,3cのそれぞれに保有されているリフレッシュトークンTK2の有効期限を1つずつ調べていく作業を行う必要がない。また、第1特定部66によって残期間が第1期間以下である第1更新対象装置が特定されると、情報処理装置5は、第1更新対象装置を管理者へ通知するときに、残期間が第1期間よりも長い第2期間以下である第2更新対象装置を管理者へ同時に通知するようにしている。そのため、管理者は、残期間が第1期間以下となったリフレッシュトークンTK2の更新作業を行うときに、残期間が第2期間以下となったリフレッシュトークンTK2の更新作業を一連の作業として同時に行うことが可能である。したがって、本実施形態の情報処理システム1は、リフレッシュトークンTK2の更新作業が発生する頻度を低下させることが可能であり、管理者の作業負担を軽減することができる。
さらに、本実施形態の情報処理システム1は、第1実施形態と同様に、情報端末9が複数の画像処理装置3a,3b,3cのそれぞれを遠隔操作することにより、リフレッシュトークンTK2を更新できる構成となっている。そのため、管理者がリモートワークをしているときに情報処理装置5からの通知が届いた場合であっても、管理者は、オフィス2にわざわざ出勤してリフレッシュトークンTK2の更新作業を行う必要はなく、遠隔操作でリフレッシュトークンTK2を更新することができる。また、管理者がオフィス2に出勤している場合であっても、情報端末9をローカルネットワーク4に接続すれば、自席に居ながら遠隔操作で複数の画像処理装置3a,3b,3cのリフレッシュトークンTK2を更新することができる。そのため、管理者は、複数の画像処理装置3a,3b,3cのそれぞれの設置場所まで移動することなく、リフレッシュトークンTK2を更新できるので、作業効率が著しく向上する。
尚、本実施形態において上述した点以外の構成及び動作については、第1実施形態で説明したものと同様である。
(変形例)
以上、本発明に関する幾つかの好ましい実施形態について説明した。しかし、本発明は、上記各実施形態において説明した内容のものに限られるものではなく、種々の変形例が適用可能である。
例えば、上記実施形態では、画像処理装置3がメールサーバー7にアクセスして電子メールの送受信を行うために、アクセストークンTK1及びリフレッシュトークンTK2を利用する形態を例示した。しかし、画像処理装置3がアクセストークンTK1及びリフレッシュトークンTK2を利用する形態は、電子メールの送受信に限られない。すなわち、画像処理装置3は、メールサーバー7以外のリソースサーバーにアクセスしてリソースサービスを享受するために、認証サーバー8において発行されるアクセストークンTK1及びリフレッシュトークンTK2を利用するものであっても構わない。
また、上記実施形態では、アクセストークンTK1及びリフレッシュトークンTK2を保有する装置がMFPによって構成される画像処理装置3である場合を例示した。しかし、アクセストークンTK1及びリフレッシュトークンTK2を保有する装置は、画像処理装置3に限定されるものではない。
また、上記実施形態では、一例としてOAuth2.0による認証方式において利用されるリフレッシュトークンTK2を管理者が更新する形態を例示した。しかし、上述したリフレッシュトークンTK2の更新方法は、OAuth2.0以外の認証方式において利用されるトークン(認証情報)の更新にも利用し得るものである。
また、上記実施形態では、管理者が情報端末9を使用して遠隔操作で画像処理装置3のリフレッシュトークンTK2を更新する例を説明した。しかし、これに限られるものではなく、管理者は、画像処理装置3に搭載されている操作パネル14を操作することにより、リフレッシュトークンTK2を更新することも可能である。また、操作パネル14に、上述した情報端末9の機能を搭載しても構わない。操作パネル14が情報端末9の機能を備えることにより、管理者は、1つの画像処理装置3の操作パネル14に対する操作を行うことで、複数の画像処理装置3のそれぞれに対する更新作業を一連の作業として同時に行うことが可能である。
また、上記第2実施形態では、情報処理装置5が第1特定部66、第2特定部67、及び、通知部68を備える構成例を説明した。しかし、情報処理装置5は、第1特定部66と第2特定部67とを備える構成とし、通知部68の機能は複数の画像処理装置3a,3b,3cのそれぞれに搭載しても構わない。この場合、情報処理装置5は、第1特定部66によって第1更新対象装置を特定した場合に、第1更新対象装置として特定した画像処理装置3の通知部68を機能させ、その通知部68に、第1更新対象装置と第2更新対象装置とを管理者へ通知させる処理を行わせるようにしても構わない。
また、上記実施形態では、プログラム21,45,63が予め記憶部13,41,61に記憶されている場合を例示した。しかし、これらのプログラム21,45,63は、例えばローカルネットワーク4などを介して、画像処理装置3、情報端末9又は情報処理装置5にインストールされるものであっても構わない。この場合、プログラム21,45,63は、インターネットなどを介してダウンロード可能な態様で提供される。また、これに限らず、プログラム21,45,63は、CD-ROMやUSBメモリなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録された態様で提供されるものであっても構わない。
1 情報処理システム
3(3a,3b,3c) 画像処理装置
5 情報処理装置
21,45,63 プログラム
34 遠隔操作受付部
35,64 トークン管理部
36 期限確認部
37,66 第1特定部
38,67 第2特定部
39,68 通知部
65 情報収集部
TK1 アクセストークン
TK2 リフレッシュトークン

Claims (15)

  1. 複数の装置のそれぞれに保有されているトークンを管理する情報処理システムであって、
    前記複数の装置のうち、前記トークンの有効期限までの残期間が第1期間以下である第1更新対象装置を特定する第1特定手段と、
    前記第1特定手段によって前記第1更新対象装置が特定された場合に、前記複数の装置のうち、前記トークンの有効期限までの残期間が前記第1期間よりも長い第2期間以下である第2更新対象装置を特定する第2特定手段と、
    前記第1特定手段によって前記第1更新対象装置が特定された場合に、前記第1更新対象装置と前記第2更新対象装置とを管理者へ通知する通知手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理システム。
  2. 前記通知手段は、前記第1更新対象装置及び前記第2更新対象装置のそれぞれの遠隔操作画面にアクセスするためのアドレス情報を含む通知を管理者へ送信することを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記複数の装置のそれぞれと通信可能な情報端末を更に備え、
    前記第1更新対象装置は、前記アドレス情報に基づいて前記情報端末からのアクセスを検知した場合に、自機の遠隔操作画面を前記情報端末へ提供し、前記情報端末によって行われる操作に基づいて前記トークンの有効期限を更新することを特徴とする請求項2に記載の情報処理システム。
  4. 前記情報端末は、前記第1更新対象装置において保有されている前記トークンの有効期限を更新した後、管理者による操作に基づいて前記第2更新対象装置の遠隔操作画面を表示することを特徴とする請求項3に記載の情報処理システム。
  5. 前記複数の装置のそれぞれと通信可能な情報端末を更に備え、
    前記第1更新対象装置及び前記第2更新対象装置のそれぞれは、前記アドレス情報に基づいて前記情報端末からのアクセスを検知した場合にそれぞれの遠隔操作画面を前記情報端末へ提供し、
    前記情報端末は、前記第1更新対象装置及び前記第2更新対象装置のそれぞれから取得する複数の遠隔操作画面を複数のタブ画面として表示させることを特徴とする請求項2に記載の情報処理システム。
  6. 前記複数のタブ画面は、前記第1更新対象装置及び前記第2更新対象装置のそれぞれが保有している前記トークンの有効期限までの残期間が短い順に所定方向に配置されることを特徴とする請求項5に記載の情報処理システム。
  7. 前記アドレス情報は、前記トークンを更新するための遠隔操作画面へダイレクトに辿り着くためのパスを含んでいることを特徴とする請求項2乃至6のいずれかに記載の情報処理システム。
  8. 前記トークンは、電子メールの送受信の際の認証に用いられる認証情報であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の情報処理システム。
  9. 前記トークンは、アクセストークンの更新に用いられるリフレッシュトークンであることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の情報処理システム。
  10. 前記複数の装置のそれぞれは、電子メールの送受信機能を備えた画像処理装置であることを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載の情報処理システム。
  11. 前記複数の装置のそれぞれが前記第1特定手段、前記第2特定手段、及び、前記通知手段を備えていることを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載の情報処理システム。
  12. 前記複数の装置のそれぞれと通信を行うことが可能な情報処理装置を有し、
    前記情報処理装置は、前記第1特定手段、前記第2特定手段、及び、前記通知手段を備えることを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載の情報処理システム。
  13. 有効期限が設定されているトークンを保有する画像処理装置であって、
    前記トークンの有効期限までの残期間が第1期間以下である場合に、自機が第1更新対象装置であることを特定する第1特定手段と、
    前記第1特定手段によって自機が前記第1更新対象装置であると特定した場合に、通信可能な他の画像処理装置の中から、前記他の画像処理装置が保有しているトークンの有効期限までの残期間が前記第1期間よりも長い第2期間以下である第2更新対象装置を特定する第2特定手段と、
    前記第1特定手段によって自機が前記第1更新対象装置であると特定した場合に、前記第1更新対象装置と前記第2更新対象装置とを管理者へ通知する通知手段と、
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  14. 複数の装置のそれぞれと通信可能であり、複数の装置のそれぞれに保有されているトークンを管理する情報処理装置であって、
    前記複数の装置のうち、前記トークンの有効期限までの残期間が第1期間以下である第1更新対象装置を特定する第1特定手段と、
    前記第1特定手段によって前記第1更新対象装置が特定された場合に、前記複数の装置のうち、前記トークンの有効期限までの残期間が前記第1期間よりも長い第2期間以下である第2更新対象装置を特定する第2特定手段と、
    前記第1特定手段によって前記第1更新対象装置が特定された場合に、前記第1更新対象装置と前記第2更新対象装置とを管理者へ通知する通知手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  15. 複数の装置のそれぞれに保有されているトークンを管理するコンピュータにおいて実行されるプログラムであって、前記コンピュータに、
    前記複数の装置のうち、前記トークンの有効期限までの残期間が第1期間以下である第1更新対象装置を特定する第1特定ステップと、
    前記第1特定ステップによって前記第1更新対象装置が特定された場合に、前記複数の装置のうち、前記トークンの有効期限までの残期間が前記第1期間よりも長い第2期間以下である第2更新対象装置を特定する第2特定ステップと、
    前記第1特定ステップによって前記第1更新対象装置が特定された場合に、前記第1更新対象装置と前記第2更新対象装置とを管理者へ通知する通知ステップと、
    を実行させることを特徴とするプログラム。
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