JP2023063785A - 情報処理装置、情報処理方法、及び、プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、及び、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】車両部品に関連する証明書を適切に送付する情報処理装置、情報処理方法及びプログラムを提供する。【解決手段】車載装置と、ユーザ端末と、センタサーバと、アップデートサーバとが、ネットワークによって相互に接続されているシステムにおいて、センタサーバ30は、制御部300、ユーザ情報DB311、車両情報DB312、及び、配送先情報DB313と、を備える。制御部300は、車両の所定の部品がアップグレードされていることを表示するステッカーが発注されたことに対応して、所定の部品に応じたステッカーの配送先を決定する。【選択図】図6

Description

本開示は、情報処理装置、情報処理方法、及び、プログラムに関する。
中古車の評価は、オプションや装備品などに基づいて変化することが知られている。これに関連して、特許文献1には、中古車として販売される車両の来歴(部品の交換履歴、整備履歴など)をサーバ装置に登録し、消費者に提供するシステムが開示されている。
特開2005-346170号公報
本開示の目的は、車両部品に関連する証明書を適切に送付することにある。
本開示の態様の一つは、
車両の所定の部品がアップグレードされていることを表示するステッカーが発注されたことに対応して、前記所定の部品に応じた前記ステッカーの配送先を決定する制御部を備える、
情報処理装置である。
本開示の態様の一つは、
コンピュータが、
車両の所定の部品がアップグレードされていることを表示するステッカーが発注されたことに対応して、前記所定の部品に応じた前記ステッカーの配送先を決定する、
情報処理方法である。
本開示の態様の一つは、
コンピュータに、
車両の所定の部品がアップグレードされていることを表示するステッカーが発注されたことに対応して、前記所定の部品に応じた前記ステッカーの配送先を決定させる、
プログラムである。
また、本開示の他の態様は、上記のプログラムを非一時的に記憶した記憶媒体である。
本開示によれば、車両部品に関連する証明書を適切に送付することができる。
実施形態に係るシステム1の概略構成を示す図である。 ステッカーの一例を示した図である。 ステッカーを貼付する位置を説明する図である。 車両に備わる電子制御装置(ECU)にステッカーを貼付する例を示した図である。 実施形態に係るシステムを構成する車載装置、ユーザ端末、センタサーバ、及び、アップデートサーバのそれぞれの構成の一例を概略的に示すブロック図である。 センタサーバの機能構成を例示した図である。 車両情報DBのテーブル構成を例示した図である。 配送先情報DBのテーブル構成を例示した図である。 車載装置の機能構成を示した図である。 ユーザ端末の機能構成を示した図である。 実施形態に係るシステム全体の処理のシーケンス図である。 車両のユーザにステッカーが送付される場合のシステム全体の処理のシーケンス図である。 実施形態に係るセンタサーバにおけるステッカーの配送処理のフローチャートである。
車両が有する部品(車両部品)を、事後的に交換ないしアップデートする技術がある。例えば、シートを布製から革製のものに交換する、ステアリングホイールをヒーターが内蔵されたものに交換するといったことが行われている。また、車載コンピュータのソフトウェアをアップデートすることで、新車販売時に装着されていなかった機能(安全に関する機能や、走行支援機能など)を追加することが可能になる。本開示では、部品の交換やソフトウェアアップデートによって、車両部品をより高機能または高品質なものにすることを「アップグレード」と称する。
車両部品のアップグレードが行われた場合、中古車両の価値が向上する。よって、公式なプログラムによってアップグレードが行われたことを車両メーカーが証明することが好ましい。例えば、車両のメンテナンスノートに証明書を添付することで、車両の売却時に、純正部品によってアップグレードが行われたことを証明することができる。また、証明は、ステッカーによって行うこともできる。例えば、車両が有する車両部品のうちのいずれかがアップグレードされた旨が表示されたステッカーを車体に貼付することで、アップグレードの有無を一目して判別することが可能になる。
ここで、ステッカーを貼付する位置を車両の所定の位置に決めることもできる。所定の位置は、例えば、センターピラー(Bピラーとしてもよい。)などのユーザの目につきやすい場所であってもよい。一方、車載コンピュータのソフトウェアをアップデートした場合には、車載コンピュータの交換時または点検時に、ソフトウェアに対応した作業が必要になる。そのため、車載コンピュータのソフトウェアがアップデートされていることが作業時に分かり易くなるように、車載コンピュータの筐体にステッカーを貼付することもある。また、車体を加工した場合には、加工の品質を保証するために、加工した箇所やその箇所のすぐ近くにステッカーを貼付する場合もある。
車両部品のアップグレードは、車両のユーザによって実施することもできる。また、ソフトウェアのアップデートは、無線を利用して遠隔操作で実施することもできる。このように、車両を整備工場などに持ち込まずに車両部品のアップグレードを実施した場合には、アップグレードに対応したステッカーを車両のユーザに送付し、車両のユーザ自身が車両にステッカーを貼付することも考えられる。しかし、センターピラーのように分かり易い位置にステッカーを貼付する場合には、車両のユーザでも容易に貼付することができるが、アップグレードされた車両部品の近くにステッカーを貼付しなくてはならない場合には、車両のユーザが容易に貼付できない場合もある。
例えば、車載コンピュータの筐体にステッカーを貼付する場合には、ユーザは車載コンピュータの位置を知っている必要がある。また、内装などの部品によって車載コンピュータが覆われている場合には、内装を外す方法を知っている必要もある。また、内装を外す
ために時間を要したり、特殊な工具が必要だったりする場合もある。そのため、車両のユーザにステッカーを送付しても、ステッカーが適切な位置に貼付されない虞がある。本開示の態様の一つである情報処理装置は、このような問題を解決する。
本開示の態様の一つである情報処理装置は、制御部を有する。制御部は、車両の所定の部品がアップグレードされていることを表示するステッカーが発注されたことに対応して、前記所定の部品に応じた前記ステッカーの配送先を決定する。制御部は、例えば、ユーザがステッカーを直接発注した場合に限らず、ステッカーの貼付が必要となる状況になった場合に、ステッカーが発注されたと判断してもよい。例えば、ユーザがステッカーを発注する行為を行ったこと、ユーザが車両部品の発注を行ったこと、ユーザが車両部品のアップグレードを行ったこと、または、ユーザによらずに車両部品のアップグレードが行われたこと等によって、ステッカーが発注されたと判断してもよい。例えば、無線を利用して車載コンピュータのソフトウェアアップデートが実施された場合には、ソフトウェアアップデートを実施したことを以て、ステッカーが発注されたものとみなしてもよい。また、ソフトウェアアップデートを実施したサーバ等が、ステッカーの発注を行ってもよい。また、ユーザがアップグレードのための車両部品を発注した場合には、ステッカーの発注も合わせて行われたものとして扱ってもよい。制御部は、ユーザの端末、車載装置、または、車両部品のアップグレードを管理するコンピュータなどからステッカーの発注を受け付けてもよい。
所定の部品は、アップグレード可能な部品である。所定の部品のアップグレードには、ハードウェアのアップグレード及びソフトウェアのアップグレードを含むことができる。なお、車載コンピュータのソフトウェアをアップデートした場合には、ソフトウェアをアップグレードしたとみなしてもよいし、車載コンピュータをアップグレードしたとみなしてもよい。また、アップグレードには、部品の交換、及び、部品の新規取付を含むことができる。
ステッカーは、車両部品に関連する証明書である。ステッカーには、所定の部品がアップグレードされていることを示す情報が含まれる。例えば、所定の部品の名称、または、アップグレードされた内容などが記載されていてもよい。別法として、所定の部品の名称、または、アップグレードされた内容などに応じた二次元コードが印刷されていてもよいし、所定の部品の名称、または、アップグレードされた内容などに応じた電子タグが埋め込まれていてもよい。なお、ステッカーは、ラミネート加工された紙片であってもよいし、金属製のプレート等であってもよい。
ステッカーの配送先は、所定の部品と関連している。所定の部品によってステッカーを貼付する位置が異なっており、ステッカーを貼付する位置に応じてステッカーの配送先が異なっている。制御部は、例えば、車両のユーザがステッカーを車両に貼付することが容易と判断し得る場合には、車両のユーザがステッカーを受け取るように配送先を決定する。この場合の配送先は、例えば、車両のユーザの所在地である。一方、制御部は、例えば、車両のユーザがステッカーを車両に貼付することが困難であると判断し得る場合には、ユーザが車両を整備するために利用している施設を配送先として決定する。この場合の配送先は、例えば、ディーラまたは整備工場などの所在地である。
ユーザ自身がステッカーを貼付することが困難な場合には、ディーラまたは整備工場などにステッカーを配送しておき、後日ユーザが車両の整備のために、若しくは、ステッカーを貼付してもらうためにディーラまたは整備工場に車両を預けた場合に、ディーラまたは整備工場において作業員が車両にステッカーを貼付すればよい。そうすることで、ステッカーを適切な位置に貼付することができる。
以下、図面に基づいて、本開示の実施の形態を説明する。以下の実施形態の構成は例示であり、本開示は実施形態の構成に限定されない。また、以下の実施形態は可能な限り組み合わせることができる。
<第1実施形態>
図1は、実施形態に係るシステム1の概略構成を示す図である。図1の例では、システム1は、車両10に搭載される車載装置100、車両10のユーザが所持するユーザ端末20、センタサーバ30、及び、アップデートサーバ40を含む。
車載装置100は、車両10に搭載されているコンピュータを含んでいる。車載装置100は、インストールされているソフトウェアを実行することで車両10の制御などを行う。
ユーザ端末20は、車両10に関連付いたユーザが利用する情報処理装置である。なお、車両10に関連付いたユーザは、当該車両10のユーザであってもよい。
センタサーバ30は、車両部品のアップグレードが実施された場合に、アップグレードに応じたステッカーの配送先を記憶するデータベースを管理するサーバ装置である。配送先に関する情報(配送先情報)には、車両部品に関する情報、及び、配送先に関する情報などが含まれる。センタサーバ30は、ユーザ端末20またはアップデートサーバ40から、ステッカーの発行の要求を受け付けるとステッカーの配送先を決定し、この配送先にステッカーが配送されるように情報を出力する。
アップデートサーバ40は、車載装置100のソフトウェアのアップグレードを管理するサーバ装置であり、車載装置100のソフトウェアのアップグレードを遠隔で実行するサーバ装置である。アップデートサーバ40は、車載装置100にインストールするソフトウェアを記憶しており、そのソフトウェアを車載装置100に遠隔操作でインストールすることで、車載装置100のアップグレード、または、ソフトウェアのアップグレードを実施する。アップデートサーバ40は、車載装置100にインストールするソフトウェアを他のコンピュータから取得する。
車両部品をアップグレードした車両10のユーザは、ユーザ端末20を介してセンタサーバ30にステッカーの発行を要求することができる。また、アップデートサーバ40は、車載装置100のソフトウェアをアップデートした場合に、センタサーバ30にステッカーの発行を要求することができる。なお、車載装置100のソフトウェアをアップデートした場合に、ユーザ端末20または車載装置100からセンタサーバ30にステッカーの発行を要求することもできる。
ここで、本開示におけるステッカーについて説明する。本開示におけるステッカーとは、車両10が有する複数の車両部品のうちの少なくともいずれかがアップグレードされていることを証明するために車両10に貼付されるラベルである。車両10が有する複数の車両部品として、例えば、電子制御ユニット(ECU)、車載コンピュータ、通信装置、インフォテイメント端末、空調装置、シート、ステアリングホイール、ドア、サンルーフ、ミラー、その他の電装品などが例示できる。車載装置100は、これらの機器を含むことができる。なお、実施形態の説明では、アップグレードの対象を車両部品としているが、アップグレードの対象は、複数の車両部品からなるコンポーネントであってもよい。この場合、コンポーネントを構成する複数の車両部品を交換することで、コンポーネントのアップグレードを行うことができる。
図2は、ステッカー50の一例を示した図である。ステッカー50には、いずれかの車
両部品に対してアップグレードを実施した旨、ないし、いずれかの車両部品がアップグレード品に交換されている旨の文言等が記載される。車両10に対して何らかのアップデートが実施されていることを判別できれば、ステッカー50に記載される文言は特定のものに限定されない。当該ステッカー50には、アップグレードされた車両部品またはアップグレードの内容などを特定するための二次元コードまたは電子タグが含まれていてもよい。
ステッカー50は、アップグレードの内容に応じて車両10の所定の位置に貼付される。図3は、ステッカー50を貼付する位置を説明する図である。図3は、車両10が有する車体フレームを、右側前方から見た図である。図の下方がサイドシルであり、中央がセンターピラー51(Bピラーとも呼ばれる)である。本例では、ステッカー50を、センターピラー51の所定の領域に貼付するものとする。貼付箇所は、車台番号などが記載されたコーションプレート52の近傍であってもよい。斯様な箇所にステッカー50を配置することで、ドアを開放することで容易にアップグレードの有無が確認できるようになる。
一方、図4は、車両10に備わる電子制御装置53(ECU53)にステッカー50を貼付する例を示した図である。このように、車両部品そのものにステッカー50が貼付される場合、ステッカー50には、「対象の車両部品がアップグレード品である旨」などが表示される。また、車両部品の近くにステッカー50を貼付する場合もある。このような場合にも同様のステッカー50が貼付される。
センタサーバ30は、アップデートした車両部品に応じてステッカー50の配送先を決定する。図3に示したセンターピラー51に貼付するステッカー50は、車両10のユーザに配送され、図4に示した車両部品またはその近くに貼付するステッカー50は、例えば、ディーラまたは整備工場などの車両10に関連付けられた場所(以下、単に工場ともいう。)に配送されるように配送先を決定する。車両10のユーザに配送されたステッカー50は、車両10のユーザ自身でステッカー50を貼付し、工場に配送されたステッカー50は、その工場の作業員がステッカー50を貼付する。したがって、車両10のユーザが車両部品の位置を知らなくても、工場においてステッカー50を貼付してもらうことができる。なお、車両10のユーザがステッカー50を貼付する位置はセンターピラー51に限らない。
車載装置100、ユーザ端末20、センタサーバ30、及び、アップデートサーバ40は、ネットワークN1によって相互に接続されている。なお、ネットワークN1は、例えば、インターネット等の世界規模の公衆通信網でありWAN(Wide Area Network)やその他の通信網が採用されてもよい。また、ネットワークN1は、携帯電話等の電話通信網、Wi-Fi(登録商標)等の無線通信網を含んでもよい。図1には、例示的に1台の車両10及び一つのユーザ端末20を図示しているが、車両10及びユーザ端末20は複数存在し得る。
図5に基づいて、車載装置100、ユーザ端末20、センタサーバ30、及び、アップデートサーバ40のハードウェア構成及び機能構成について説明する。図5は、実施形態に係るシステム1を構成する車載装置100、ユーザ端末20、センタサーバ30、及び、アップデートサーバ40のそれぞれの構成の一例を概略的に示すブロック図である。
センタサーバ30は、コンピュータの構成を有している。センタサーバ30は、プロセッサ31、主記憶部32、補助記憶部33、及び、通信部34を有する。これらは、バスにより相互に接続される。プロセッサ31は、制御部の一例である。主記憶部32及び補助記憶部33は、記憶部の一例である。
プロセッサ31は、CPU(Central Processing Unit)やDSP(Digital Signal Processor)等である。プロセッサ31は、センタサーバ30を制御し、様々な情報処理の
演算を行う。主記憶部32は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等である。補助記憶部33は、EPROM(Erasable Programmable ROM)、ハー
ドディスクドライブ(HDD、Hard Disk Drive)、リムーバブルメディア等である。補
助記憶部33には、オペレーティングシステム(Operating System :OS)、各種プログラム、各種テーブル等が格納される。補助記憶部33に格納されたプログラムをプロセッサ31が主記憶部32の作業領域にロードして実行し、このプログラムの実行を通じて各構成部等が制御される。これにより、所定の目的に合致した機能をセンタサーバ30が実現する。主記憶部32および補助記憶部33は、コンピュータで読み取り可能な記録媒体である。なお、センタサーバ30は、単一のコンピュータであってもよいし、複数台のコンピュータが連携したものであってもよい。また、補助記憶部33に格納される情報は、主記憶部32に格納されてもよい。また、主記憶部32に格納される情報は、補助記憶部33に格納されてもよい。
通信部34は、ネットワークN1経由で、車載装置100(車両10としてもよい)、ユーザ端末20、及び、アップデートサーバ40と通信を行う手段である。通信部34は、例えば、LAN(Local Area Network)インターフェースボード、無線通信のための無線通信回路である。LANインターフェースボードや無線通信回路は、ネットワークN1に接続される。
次に、アップデートサーバ40は、コンピュータの構成を有している。アップデートサーバ40は、車載装置100のソフトウェアのアップデートデータを他の端末などから入手すると、対応する車載装置100に無線通信を介して遠隔でインストールする。無線通信を介したソフトウェアのインストールには周知の技術を用いることができる。アップデートサーバ40は、プロセッサ41、主記憶部42、補助記憶部43、及び、通信部44を有する。これらは、バスにより相互に接続される。プロセッサ41、主記憶部42、補助記憶部43、及び、通信部44は、センタサーバ30のプロセッサ31、主記憶部32、補助記憶部33、及び、通信部34と同様であるため、説明を省略する。
次に、車載装置100は、コンピュータの構成を有している。車載装置100は、プロセッサ11、主記憶部12、補助記憶部13、及び、通信部14を有する。これらは、バスにより相互に接続される。プロセッサ11、主記憶部12、補助記憶部13、及び、通信部14は、センタサーバ30のプロセッサ31、主記憶部32、補助記憶部33、及び、通信部34と同様であるため、説明を省略する。
次に、ユーザ端末20について説明する。ユーザ端末20は、例えば、スマートフォン、携帯電話、タブレット端末、個人情報端末、ウェアラブルコンピュータ(スマートウォッチ等)、パーソナルコンピュータ(Personal Computer、PC)といった小型のコンピュータである。ユーザ端末20は、プロセッサ21、主記憶部22、補助記憶部23、入力部24、ディスプレイ25、及び、通信部26を有する。これらは、バスにより相互に接続される。プロセッサ21、主記憶部22、補助記憶部23については、センタサーバ30のプロセッサ31、主記憶部32、補助記憶部33と同様であるため、説明を省略する。
入力部24は、ユーザが行った入力操作を受け付ける手段であり、例えば、タッチパネル、マウス、キーボード、または、押しボタン等である。ディスプレイ25は、ユーザに対して情報を提示する手段であり、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)、または、EL(Electroluminescence)パネル等である。入力部24及びディスプレイ25は、
1つのタッチパネルディスプレイとして構成してもよい。
通信部26は、ユーザ端末20をネットワークN1に接続するための通信手段である。通信部26は、例えば、移動体通信サービス(例えば、5G(5th Generation)、4G(4th Generation)、3G(3rd Generation)、LTE(Long Term Evolution)等の電話
通信網)、Wi-Fi(登録商標)、Bluetooth(登録商標)LowEnergy、NFC(Near Field Communication)、UWB(Ultra Wideband)、等の無線通信網を利用して、ネットワークN1経由で他の装置(例えばセンタサーバ30等)と通信を行うための回路である。
次に、センタサーバ30の機能について説明する。図6は、センタサーバ30の機能構成を例示した図である。センタサーバ30は、機能構成要素として、制御部300、ユーザ情報DB311、車両情報DB312、及び、配送先情報DB313を備える。センタサーバ30のプロセッサ31は、主記憶部32上のコンピュータプログラムにより、制御部300の処理を実行する。ただし、各機能構成素のいずれか、またはその処理の一部がハードウェア回路により実行されてもよい。制御部300には、受注部301、及び、配送部302が含まれる。
ユーザ情報DB311、車両情報DB312、及び、配送先情報DB313は、プロセッサ31によって実行されるデータベース管理システム(Database Management System、DBMS)のプログラムが、補助記憶部33に記憶されるデータを管理することで構築される。ユーザ情報DB311、車両情報DB312、及び、配送先情報DB313は、例えば、リレーショナルデータベースである。
なお、センタサーバ30の各機能構成要素のいずれか、またはその処理の一部は、ネットワークN1に接続される他のコンピュータにより実行されてもよい。
受注部301は、ユーザ端末20、アップデートサーバ40、または、車載装置100とインタラクションを行うことで、ステッカーの発注に関するデータを取得する。受注部301は、ユーザ端末20とインタラクションを行うためのユーザインタフェース画面を生成してもよい。ユーザインタフェース画面は、内蔵されたウェブサーバ等を用いて生成されてもよい。本実施形態では、受注部301は、例えば、ユーザ端末20から受信した車両10の識別子に基づいて、当該車両10に適合する車両部品を含む商品のリストを生成し、提供する。そして、受注部301は、ユーザ端末20によって指定されたステッカー50の発注を受け付ける。なお、受注部301は、アップグレード用の車両部品が発注された場合に、ステッカー50も発注されたものとして、ステッカー50の受注を受け付けてもよい。
配送部302は、ステッカー50が発注されたことに対応して、ステッカー50の配送先を決定する。車両部品と配送先との関係は、配送先情報DB313に記憶されている。配送部302は、受注部301が受注した車両部品に対応するステッカー50の配送先を配送先情報DB313から取得し、ステッカー50を発注するためのデータ(発注データ)を生成する。この発注データは、ステッカー50を製造または販売する拠点(工場等)に送信される。
ユーザ情報DB311は、上記の補助記憶部33にユーザ情報が格納されて形成されている。ユーザ情報は、車両10のユーザに関する情報であり、ユーザID、ユーザの氏名、ユーザの電話番号、及び、ユーザの所在地などに関する情報が含まれる。
次に、車両情報DB312に格納される車両情報の構成について、図7に基づいて説明
する。図7は、車両情報DB312のテーブル構成を例示した図である。車両情報テーブルは、車両ID、ユーザID、工場ID、車体番号、及び、アップグレード履歴の各フィールドを有する。車両IDフィールドには、車両を識別可能な情報(車両ID)が入力される。車両IDは、各車両10に対して予め付与される。ユーザIDフィールドには、車両10のユーザなどの車両10に紐付けされたユーザを識別可能な情報(ユーザID)が入力される。
工場IDフィールドには、車両10の点検または整備などを行う工場を識別可能な情報であり、例えば、車両10を販売したディーラ、または、ユーザが指定する整備工場に関する情報が入力される。車体番号フィールドには、車両10の車体番号に関する情報が入力される。なお、車体番号は、車両に固有の番号であるため、車体番号を車両IDとして利用してもよい。アップブレード履歴フィールドには、車両部品のアップブレードの履歴に関連した情報が入力される。例えば、アップブレードによって取り付けられた部品の品番、アップグレードされたソフトウェアの名称、またはアップグレードされたソフトウェアのバージョンなどが入力される。
次に、配送先情報DB313に格納される配送先情報の構成について、図8に基づいて説明する。図8は、配送先情報DB313のテーブル構成を例示した図である。配送先情報テーブルは、部品番号、及び、ステッカー配送先の各フィールドを有する。部品番号フィールドには、車両部品の番号(品番)が入力される。品番は、アップグレード前の部品とアップグレード後の部品とで異なる。なお、アップグレードしてもステッカーが発行されない車両部品の品番は、配送先情報DB313に入力されない。
ステッカー配送先フィールドには、アップグレードした際のステッカー50の配送先に関する情報が入力される。車両10のユーザの所在地にステッカー50を配送する場合には、ステッカー配送先フィールドに「ユーザ」と入力される。ステッカー配送先フィールドに「ユーザ」と入力されるのは、車両10のユーザが自身でステッカー50を貼付可能な場合であり、例えば、車両10のセンターピラー51に貼付されるステッカー50の場合である。
一方、工場などにステッカー50を配送する場合には、ステッカー配送先フィールドに「工場」と入力される。ステッカー配送先フィールドに「工場」と入力されるのは、車両10のユーザが自身でステッカー50を貼付することが困難な場合であり、例えば、車両10のセンターピラー51以外に貼付されるステッカー50の場合、または、車両部品若しくはその周辺に貼付されるステッカー50の場合である。
次に、車載装置100の機能について説明する。図9は、車載装置100の機能構成を示した図である。車載装置100は、機能構成要素として、アップグレード部101を有する。車載装置100のプロセッサ11は、主記憶部12上のコンピュータプログラムにより、アップグレード部101の処理を実行する。ただし、各機能構成素のいずれか、またはその処理の一部がハードウェア回路により実行されてもよい。
アップグレード部101は、車載装置100のソフトウェアのアップデートデータをアップデートサーバ40から受信してソフトウェアのアップグレードを実行する。アップデートデータは、アップデートサーバ40から送信される。アップグレード部101は、アップブレードが完了すると、その旨をアップデートサーバ40に通知する。なお、ユーザが車載装置100に所定の入力をした場合に、車載装置100からアップデートサーバ40にアップブレードデータの送信を要求してもよい。また、ユーザ端末20からアップデートサーバ40へ所定の要求をした場合に、アップデートサーバ40から車載装置100にアップデートデータを送信してもよい。
次に、ユーザ端末20の機能について説明する。図10は、ユーザ端末20の機能構成を示した図である。ユーザ端末20は、機能構成要素として、発注部201を有する。ユーザ端末20のプロセッサ21は、主記憶部22上のコンピュータプログラムにより、発注部201の処理を実行する。
発注部201は、ユーザ端末20の入力部24への入力にしたがって、車両部品またはステッカーを発注するためのデータを生成する。このデータには、例えば、車両ID、ユーザID、及び、車両部品の品番が含まれる。例えば、ユーザがユーザ端末20を介して部品を発注するためのウェブサイトにアクセスし、車両ID、ユーザID、及び、車両部品を入力すると、発注のためのデータが生成されてセンタサーバ30へ送信される。なお、車両部品を発注すればステッカー50が同時に発注される態様であってもよく、ステッカー50だけを別途発注する態様であってもよい。
次に、ステッカー50の配送先を決定するときのシステム全体の処理について説明する。図11は、実施形態に係るシステム1全体の処理のシーケンス図である。なお、各データベースには必要な情報が格納されているものとして説明する。図11は、アップデートサーバ40からの指令にしたがって、車載装置100がソフトウェアのアップデートを実行する場合の処理を示している。
アップデートサーバ40は、車載装置100のソフトウェアをアップデートするためのデータを取得すると、対象となる車載装置100を特定してアップデートデータを送信する(S11)。なお、アップデートデータは、アップデートサーバ40の管理者によってアップデートサーバ40にアップロードされる。アップデートデータを受信した車載装置100は、ソフトウェアのアップデートを実行する(S12)。そして、アップデータ完了すると、アップデートの完了通知が車載装置100からアップデートサーバ40へ送信される(S13)。この通知には、例えば、車両ID及びアップデートしたソフトウェアに関する情報が含まれる。
アップデートの完了通知を受信したアップデートサーバ40は、センタサーバ30にステッカー50を発注する(S14)。このときには、車両ID及びアップデートしたソフトウェアに対応する部品番号がセンタサーバ30へ送信される。センタサーバ30では、ステッカー50の発注を受けて、ステッカー50の配送先を決定する(S15)。ここで、車載装置100のソフトウェアのアップデートに対応するステッカー50は車載装置100に貼付する。そのため、配送先は「工場」になる。すなわち、配送先情報DB313において、アップデートデータに対応する部品番号のレコードのステッカー配送先フィールドに「工場」が入力されているため、センタサーバ30は、配送先を工場の所在地に決定する。なお、ソフトウェアのアップデートであっても、ステッカー50をセンターピラー51に貼付する場合もあり得る。この場合には、ステッカー配送先フィールドに「ユーザ」が入力されている。
そして、センタサーバ30は、配送先に関する情報を出力する(S16)。ここでいう配送先に関する情報は、ステッカー50の配送先の住所、氏名、または、名称などを示した情報であり、例えば、ステッカー50を配送するときの配送ラベルとして印刷される情報を含む。例えば、ステッカー50を製造する工場において、ステッカー50の包装紙にこの配送ラベルを貼付してステッカー50が発送される。
なお、図11に示した例では、アップデートサーバ40からセンタサーバ30へステッカー50を発注しているが、これに代えて、車載装置100またはユーザ端末20からセンタサーバ30へステッカー50を発注してもよい。また、アップデートサーバ40は、
アップデートデータを送信した後すぐに、センタサーバ30にステッカー50を発注してもよい。
次に、車両10のユーザにステッカー50が送付される場合のシステム全体の処理について説明する。図12は、車両10のユーザにステッカー50が送付される場合のシステム全体の処理のシーケンス図である。なお、各データベースには必要な情報が格納されているものとして説明する。図12は、ユーザ端末20から車両部品を発注した場合の処理を示している。
ユーザ端末20にユーザが車両部品を発注するための所定の入力をすると、ユーザ端末20において発注データが生成される(S21)。この発注データには、部品番号、車両ID、及び、ユーザIDなどの情報が含まれる。例えば、ユーザ端末20がインターネットのウェブサイトにアクセスすることで、部品番号、車両ID、及び、ユーザIDを入力するための画面がディスプレイ25に表示される。そして、ユーザが入力部24を介して部品番号、車両ID、及び、ユーザIDを入力すると、センタサーバ30へ車両部品の発注に関する情報が送信される(S22)。なお、ユーザ端末20からステッカー50のみを発注することもできる。
車両部品の発注を受けたセンタサーバ30は、ステッカー50の配送先を決定する(S23)。このステッカー50は、センターピラー51に貼付されるステッカー50とする。すなわち、配送先情報DB313において、車両部品に対応する部品番号のレコードのステッカー配送先フィールドに「ユーザ」が入力されているため、センタサーバ30では、ステッカー50の配送先をユーザに決定する。このときには、ユーザ情報DB311に格納されているユーザIDに対応する住所へステッカー50が配送されるように配送先を決定する。
そして、センタサーバ30は、配送先に関する情報を出力する(S24)。ここでいう配送先に関する情報は、ステッカー50の配送先の住所、氏名、または、名称などを示した情報であり、例えば、ステッカー50を配送するときの配送ラベルとして印刷される情報を含む。例えば、ステッカー50を製造する工場において、ステッカー50の包装紙にこの配送ラベルを貼付してステッカー50が発送される。なお、車両部品とステッカー50とは個別に配送してもよく、一緒に配送されてもよい。
次に、センタサーバ30におけるステッカー50の配送処理について説明する。図13は、実施形態に係るセンタサーバ30におけるステッカー50の配送処理のフローチャートである。図13に示した処理は、センタサーバ30において、所定の時間毎に実行される。なお、各データベースには必要な情報が格納されているものとして説明する。
ステップS101では、受注部301が、車載装置100、ユーザ端末20、または、アップデートサーバ40からステッカー50を受注したか否か判定する。なお、別法として、ステップS101では、受注部301が、ステッカー50が発行されるようなアップグレードが行われたか否か判定してもよいし、ステッカー50が発行されるような車両部品が発注されたか否か判定してもよい。ステップS101で肯定判定された場合にはステップS102へ進み、否定判定された場合には本ルーチンを終了させる。
ステップS102では、配送部302が、ステッカー50の配送先が「ユーザ」であるか否か判定する。配送部302は、ステッカー50の発注時に受信した情報に含まれる部品番号に対応する配送先を、配送先情報DB313のステッカー配送先フールドから抽出する。そして、抽出した配送先が「ユーザ」であるか否か判定する。ステップS102で肯定判定された場合にはステップS103へ進み、否定判定された場合にはステップS1
04へ進む。
ステップS103において配送部302は、配送先をユーザの所在地に決定する。ユーザの所在地は、ユーザIDと紐付けしてユーザ情報DB311に記憶されている。一方、ステップS104において配送部302は、配送先を工場の所在地に決定する。工場の所在地は、工場IDと紐付けして補助記憶部33に記憶されている。そして、ステップS105において配送部302は、ステップS103またはステップS104で決定した配送先を出力する。このときには、例えば、配送先に応じた住所などを配送ラベルに印刷するためのデータを、ステッカー50を発送する工場のコンピュータに送信してもよい。
以上説明したように実施形態によれば、ステッカー50を貼付する位置に応じてステッカー50の配送先を決定するため、ステッカー50を適切な位置に貼付することができる。
<その他の実施形態>
上記の実施形態はあくまでも一例であって、本開示はその要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得る。
本開示において説明した処理や手段は、技術的な矛盾が生じない限りにおいて、自由に組み合わせて実施することができる。
また、1つの装置が行うものとして説明した処理が、複数の装置によって分担して実行されてもよい。あるいは、異なる装置が行うものとして説明した処理が、1つの装置によって実行されても構わない。コンピュータシステムにおいて、各機能をどのようなハードウェア構成(サーバ構成)によって実現するかは柔軟に変更可能である。例えば、アップデートサーバ40の機能の一部または全部を、センタサーバ30が備えていてもよい。また、例えば、センタサーバ30の機能の一部または全部を、アップデートサーバ40が備えていてもよい。
本開示は、上記の実施形態で説明した機能を実装したコンピュータプログラムをコンピュータに供給し、当該コンピュータが有する1つ以上のプロセッサがプログラムを読み出して実行することによっても実現可能である。このようなコンピュータプログラムは、コンピュータのシステムバスに接続可能な非一時的なコンピュータ可読記憶媒体によってコンピュータに提供されてもよいし、ネットワークを介してコンピュータに提供されてもよい。非一時的なコンピュータ可読記憶媒体は、例えば、磁気ディスク(フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスクドライブ(HDD)等)、光ディスク(CD-ROM、DVDディスク、ブルーレイディスク等)など任意のタイプのディスク、読み込み専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、EPROM、EEPROM、磁気カード、フラッシュメモリ、光学式カード、電子的命令を格納するために適した任意のタイプの媒体を含む。
1 システム
10 車両
20 ユーザ端末
30 サーバ
31 プロセッサ
32 主記憶部
33 補助記憶部
34 通信部
40 アップデートサーバ
100 車載装置

Claims (20)

  1. 車両の所定の部品がアップグレードされていることを表示するステッカーが発注されたことに対応して、前記所定の部品に応じた前記ステッカーの配送先を決定する制御部を備える、
    情報処理装置。
  2. 前記所定の部品と前記配送先との関係を記憶する記憶部を備える、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記所定の部品は、遠隔操作でアップグレードされるソフトウェアが実行される電子制御装置を含む、
    請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記制御部は、
    前記ステッカーが、前記車両における前記所定の部品の位置にかかわらず、前記車両の所定の位置に貼付するためのステッカーである場合には、前記配送先を、前記車両のユーザの所在地に決定する、
    請求項1から3の何れか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記制御部は、
    前記ステッカーが、前記車両における前記所定の部品に貼付するためのステッカーである場合には、前記配送先を、前記車両を整備する所定の場所に決定する、
    請求項1から3の何れか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記制御部は、
    通信部を介して、前記車両のユーザの端末、または、前記所定の部品のアップグレードを管理するサーバから、前記ステッカーの発注に関する情報を受信する、
    請求項1から5の何れか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記制御部は、
    決定した前記配送先に前記ステッカーを配送するための情報を出力する、
    請求項1から6の何れか1項に記載の情報処理装置。
  8. コンピュータが、
    車両の所定の部品がアップグレードされていることを表示するステッカーが発注されたことに対応して、前記所定の部品に応じた前記ステッカーの配送先を決定する、
    情報処理方法。
  9. 前記コンピュータが、
    前記所定の部品と前記配送先との関係を記憶部に記憶させる、
    請求項8に記載の情報処理方法。
  10. 前記所定の部品は、遠隔操作でアップグレードされるソフトウェアが実行される電子制御装置を含む、
    請求項8または9に記載の情報処理方法。
  11. 前記コンピュータが、
    前記ステッカーが、前記車両における前記所定の部品の位置にかかわらず、前記車両の所定の位置に貼付するためのステッカーである場合には、前記配送先を、前記車両のユー
    ザの所在地に決定する、
    請求項8から10の何れか1項に記載の情報処理方法。
  12. 前記コンピュータが、
    前記ステッカーが、前記車両における前記所定の部品に貼付するためのステッカーである場合には、前記配送先を、前記車両を整備する所定の場所に決定する、
    請求項8から10の何れか1項に記載の情報処理方法。
  13. 前記コンピュータが、
    通信部を介して、前記車両のユーザの端末、または、前記所定の部品のアップグレードを管理するサーバから、前記ステッカーの発注に関する情報を受信する、
    請求項8から12の何れか1項に記載の情報処理方法。
  14. 前記コンピュータが、
    決定した前記配送先に前記ステッカーを配送するための情報を出力する、
    請求項8から13の何れか1項に記載の情報処理方法。
  15. コンピュータに、
    車両の所定の部品がアップグレードされていることを表示するステッカーが発注されたことに対応して、前記所定の部品に応じた前記ステッカーの配送先を決定させる、
    プログラム。
  16. 前記コンピュータに、
    前記所定の部品と前記配送先との関係を記憶部に記憶させる、
    請求項15に記載のプログラム。
  17. 前記所定の部品は、遠隔操作でアップグレードされるソフトウェアが実行される電子制御装置を含む、
    請求項15または16に記載のプログラム。
  18. 前記コンピュータに、
    前記ステッカーが、前記車両における前記所定の部品の位置にかかわらず、前記車両の所定の位置に貼付するためのステッカーである場合には、前記配送先を、前記車両のユーザの所在地に決定させる、
    請求項15から17の何れか1項に記載のプログラム。
  19. 前記コンピュータに、
    前記ステッカーが、前記車両における前記所定の部品に貼付するためのステッカーである場合には、前記配送先を、前記車両を整備する所定の場所に決定させる、
    請求項15から17の何れか1項に記載のプログラム。
  20. 前記コンピュータに、
    通信部を介して、前記車両のユーザの端末、または、前記所定の部品のアップグレードを管理するサーバから、前記ステッカーの発注に関する情報を受信させる、
    請求項15から19の何れか1項に記載のプログラム。
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