JP2023062779A - 勤務表示用フラップ付き医療用衣服 - Google Patents

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Hiroki Shimokita
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Abstract

【課題】昼勤、夜勤の区別やその他、勤務、非勤務の区別、あるいは職務の区別が、離れていても他者から判別可能な医療用衣服、特に上着を提供する。【解決手段】本発明の医療用上着はポケットとフラップを備え、ポケットの開口の内側にフラップの片方が逢着され、フラップはポケット内に全体が収容可能にされており、フラップがポケットから引き出された時、フラップの外側の表面が上着の色とは異なる色に配色されており、フラップがポケットの外に引き出された第1の状態と、ポケットの中にフラップ全体が収納された第2の状態の色の差により、着用者の勤務状態を他者に表示するようにされている。【選択図】図1A

Description

本発明は、昼勤、夜勤等の勤務状態を表示するフラップおよびそれを収納するポケットを備えた医療用衣服、特に上着の構造に関する。
医療従事者は通常医療用衣服をユニフォームとして着用し業務を行う。医療用衣服は頻繁に洗濯する必要があることから耐久性が要求されるため、装飾性を省いたなるべくシンプルな形態にされている。色は清潔感、安心感を与える単色に配色されており、職務内容、性別等でデザインに少し違いがある。
従来、入院病棟が併設された病院に勤務する医師、看護師等の医療従事者は、24時間体制で入院患者への対応を行う必要があるため、勤務時間を2交代制として昼間、夜間の勤務を行なっている。昼間、夜間の勤務(以下、昼勤、夜勤という)の担当者が交代する際は、夕方、昼勤担当者は夜勤担当の個人またはチームに対して担当患者の病状経過、処置の履歴等の情報を伝達するために引継ぎを行う。また朝には同様に夜勤担当者は昼勤担当者に担当患者の情報を伝達する引継ぎを行う。
実公昭63-21539号公報 実公第3062118号公報
この引継ぎの時間帯は昼勤と夜勤の担当者が混在しているが、通常、医療用衣服自体には昼勤用、夜勤用の区別はなく、衣服からは昼勤者、夜勤者を識別できない。また、個人の昼勤、夜勤の担当は定期的に入れ替わる。従って、引継ぎ時には随時引継ぎ相手を勤務表等により確認する必要があり、特に複数の担当者(チーム)に引き継ぐ場合は引継ぎ相手を把握するのに手間がかかるという問題があった。
従来、一般的な仕事用の上着(ユニフォーム)において、社章や個人の名前が外側に記されたフラップ(ポケットのカバー)を通勤時はポケット内に収納し、出勤後はポケットの外に出す機能を与え、社章、ネームプレートの着け外しの手間を省くことは提案されている(特許文献1、2)。しかしながら、医療用上着においては、フラップにより他者に着用者の情報を表示することは行われていない。
一方、公共施設、特に病院では、フロアにフロアとは異なる色のカラーテープを貼付して、文字表示だけでなく視覚によっても、利用者に現在いる階数やセクションの位置情報や、動線を表示したり、色別により、例えば伝染病患者専用の隔離ゾーンであることを表示するゾーニングを行っている。しかしながら、医療用衣服においては、着衣者や勤務区分の情報をその色で表示することは従来行われてこなかった。
本発明の目的は、衣服と配色が異なるフラップを用い、昼勤、夜勤の区別やその他、勤務、非勤務の区別、あるいは職務の区別が、離れていても他者から判別可能な医療用衣服、特に上着を提供することである。
本発明の医療用上着により、例えば、昼勤か夜勤かを他者が離れていても視覚的に判別することが可能となるので、引継ぎ相手を容易に確認でき、その手間を低減することができる。また、フラップの色の違いを用いて識別するため、従来のような文字による表示に比べて、一種類のユニフォームを多用途に用いることができる。
本発明では医療用上着の一部に、ポケットの内部に収納可能な、上着とは異なる配色のフラップを設け、このフラップを外に出すか否かにより勤務形態の区別を表示し、他者からの識別を容易にする。
本発明の医療用上着はポケットとフラップを備え、ポケットの開口の内側にフラップの片方が逢着され、フラップはポケット内に全体が収容可能にされており、
フラップがポケットから引き出された時、フラップの外側の表面が上着の色とは異なる色に配色されており、
フラップがポケットの外に引き出された第1の状態と、ポケットの中にフラップ全体が収納された第2の状態との色の差により、着用者の勤務状態を他者に表示するようにされている。
上記第1の状態が夜勤を、第2の状態が昼勤を表すようにしてもよく、あるいは、第1の状態が昼勤を、第2の状態が夜勤を表すようにしてもよい。
ポケットとフラップは、左側または右側の袖の上部に設けるのが好適であるが、左右両袖の上部または先端部に設けてもよい。あるいは、肩部、胸部または腰部に設けてもよい。あるいはこれらの複数の部分に2対以上設けてもよい。
フラップは引き出された時、釦により上着の表面に固定可能にされていてもよい。また、フラップを収納するポケットの内部のサイズがICカード全体を収納可能なサイズとしてもよい。
図1Aは本発明による医療用上着全体の正面概観図で、フラップをポケットから外に出した状態を示す。 図1Bは本発明による医療用上着全体の正面概観図で、フラップをポケットに収納した状態を示す。 図2は、本発明による医療用上着のポケットおよびフラップの詳細を示す図である。 図3は、本発明の別の実施例による医療用上着全体の正面概観図である。 図4は、本発明のまた別の実施例による医療用上着の正面側と背面側の概観図である。
図1Aおよび図1Bは、本発明による医療用上着1の全体の外観図であり、図1Aはフラップ20をポケット10から外に引き出した状態(第1の状態)を、図1Bはフラップ20をポケット10に収納した状態(第2の状態)の外観図を示す。医療用上着、その他のユニフォームの素材には、軽く、強度が高く、速乾性に優れ、しわになりにくいポリエステル、あるいはポリエステルと綿等の混紡が主に用いられている。
図2は、図1A、2Bに示したポケット10およびフラップ20の詳細を示す図である。ポケット10の開口の上下は、袖12と同種類の生地による一対の玉縁布に縫製されている。そしてポケット10の内側の開口部近傍にフラップ20の端部が逢着されている。また、外側に引き出したフラップの内側の先端部付近にはドット釦14の雄側が、外側の袖12の対応する位置にはドット釦14の雌側が逢着されており、これによりフラップ20が袖12に固定できるようにされている。さらに、ポケットのサイズは、入退室管理、PCその他の機器のエントリーに用いる、個人情報が記録されたICカード30(85×55mm)が容易に収納可能なサイズ、例えば95×65mmとすることが望ましい。
フラップは柔軟な生地でできており、通常の使用法では、昼勤時はポケットの内部にフラップ全体が収納されているが(状態2)、夜勤時にはポケットの外に引き出して釦で袖に固定し(状態1)、他者に自分が夜勤であることを表示する。しかし、これとは逆に昼勤時にフラップを引き出し(状態1)、夜勤時に収納する(状態2)運用を行うことも当然可能である。
フラップはポケットから外に出した時、少なくとも外側の表面は袖12の色と異なる色に配色されている。他者からの識別を容易にするため、両者の色調(例えば、補色関係)や、色の明暗の差が大きくなるような色を選択することが望ましい。また、消灯後は室内、廊下が暗くなるので、蛍光色や反射色を採用して認識性を高めるようにしてもよい。あるいはフラップの一部分に反射テープを貼るようにしてもよい。また、フラップをポケット内に完全に収容した際、ポケットの開口から、上着とは異なるフラップの色が部分的に見えるのを防ぐために、フラップのポケットの内側への逢着部分の近傍だけ上着と同じ色にする、あるいは上記一対の玉縁布の色が上着の色と異なる場合には玉縁布の色に配色してもよい。
ポケット・フラップ対は、利き手で容易に出し入れでき、離れた場所からの認識性の高い、利き手と反対側(通常左側)の袖12の上部に設けるのが好ましいが、右側、あるいは右利き、左利き両方に対応するため両側に設けても良い。図3に示すように、前身頃の胸部でもよく、腰部とすることもできる。あるいは、一か所だけでなく袖あるいは胸部、腰部の複数の箇所に設けてもよい。図4は、長袖の上着の場合の例を示す。長袖の場合も半袖と同様に、袖あるいは胸部、腰部、あるいは肩部の一か所または複数の箇所に設けることができる。また、ICカード30をポケットから取り出さないでセンサーに認識させるため、先端部に設ければ容易に行うことができる。
フラップの大きさは、大きい方が他者からの認識性は向上するが、ポケットへの収納に手間がかかるので適度な大きさとすることが好ましい。形状に特に制限はないが、図2に示すように、ドット釦14を付ける部分が両端部よりも長く、先端部に行くほど細くなる形状の方が、フラップの出し入れは容易となる。
なお、上記記載は医療用上着の昼勤、夜勤の識別に用いる実施例に基づいてなされたが、本発明はそれに限定されず、本発明の精神と添付の請求の範囲の範囲内で種々の変更、及び修正をすることができることは当業者に明らかである。例えば、医療機関以外の昼勤、夜勤のある事業所のユニフォームにも適用可能であることは明らかである。さらに、昼勤、夜勤の区別以外の、職務に二つ以上の区分がある場合(職務内容、担当エリア等)、本発明による配色を変えたフラップの出し入れ可能なユニフォームを用いれば、同一のユニフォームを用いて他者がその区別を容易に識別できるようになる。
1 医療用上着
10 ポケット
12 袖
14 ドット釦
20 フラップ
30 ICカード

Claims (7)

  1. ポケットとフラップを備え、前記ポケットの開口の内側に前記フラップの片方が逢着され、前記フラップは前記ポケット内に全体が収容可能にされており、
    前記フラップが前記ポケットから引き出された時、前記フラップの外側の表面が上着の色とは異なる色に配色されており、
    前記フラップが前記ポケットの外に引き出された第1の状態と、前記ポケットの中に前記フラップ全体が収納された第2の状態の色の差により、着用者の勤務状態を他者に表示するようにされている
    医療用上着。
  2. 前記第1の状態が夜勤を、前記第2の状態が昼勤を表す、あるいは前記第1の状態が昼勤を、前記第2の状態が夜勤を表す、請求項1に記載の医療用上着。
  3. 前記ポケットと前記フラップが、袖の上部または先端部に設けられた請求項1または2に記載の医療用上着。
  4. 前記ポケットと前記フラップが、肩部、胸部または腰部に設けられた請求項1または2に記載の医療用上着。
  5. 前記ポケットと前記フラップが、前記袖、前記肩部、前記胸部または前記腰部のうち、複数の部分に2対以上設けられた請求項1または2に記載の医療用上着。
  6. 前記フラップが引き出された時、釦により上着の表面に固定可能にされている請求項1~5いずれか一項に記載の医療用上着。
  7. 前記フラップを収納する前記ポケットの内部のサイズがICカード全体を収納可能なサイズである、請求項1~6のいずれか一項に記載の医療用上着。
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Citations (5)

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