JP2023060583A - Workpiece supply device - Google Patents
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Abstract
Description
ここに開示された技術は、ワーク供給装置に関する。 The technology disclosed herein relates to a work supply device.
従来より、ロボット等によりピッキングするワークがバラ積みされるワーク供給装置が知られている。例えば特許文献1に開示のワーク供給装置は、容器内に開閉可能に配置され、ワークをバラ積み可能な櫛歯状の上部トレイと、容器内において上部トレイの下方に配置され、上部トレイの櫛歯と交互となる櫛歯状に形成された下部トレイとを備えている。このワーク供給装置は、ワークがバラ積みされた上部トレイを開くことで、ワークを下部トレイに落下させる。これにより、ワークのバラ積み状態が変化する。続いて、ワーク供給装置は、下部トレイを上部トレイの位置まで上昇させた後、上部トレイを閉じる一方、下部トレイを下降させることで、ワークが下部トレイから上部トレイに乗り移る。こうして、上部トレイにおけるワークのバラ積み状態を変化させて、ロボットアームによるピッキングを可能な状態にしている。 Conventionally, there has been known a work supply device in which works to be picked by a robot or the like are randomly stacked. For example, the work supply device disclosed in Patent Document 1 includes a comb-teeth-shaped upper tray that is openable and closable in a container and that allows workpieces to be piled up in bulk, and a comb that is arranged below the upper tray in the container. and a lower tray formed in a comb-like pattern that alternates with the teeth. By opening an upper tray on which works are randomly stacked, this work supply device drops the works onto a lower tray. As a result, the state of bulk stacking of workpieces changes. Subsequently, the work supply device raises the lower tray to the position of the upper tray, closes the upper tray, and lowers the lower tray to transfer the work from the lower tray to the upper tray. In this way, the state in which the workpieces are randomly stacked on the upper tray is changed so that the robot arm can pick up the workpieces.
しかしながら、前記特許文献1のワーク供給装置では、ロボットアームによるピッキングの容易性という点でまだまだ改善の余地がある。 However, the work supply device of Patent Document 1 still has room for improvement in terms of easiness of picking by the robot arm.
ここに開示された技術は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、ロボットアームによるピッキングの容易性を向上させることができるワーク供給装置を提供することにある。 The technology disclosed herein has been made in view of this point, and its object is to provide a work supply device capable of improving the ease of picking by a robot arm.
ここに開示されたワーク供給装置は、容器と、載置台と、昇降機構とを備えている。前記容器は、上部が開放されており、複数のワークが収容される。前記載置台は、前記容器の底面の一部を形成する上面を有し、前記上面に位置するワークがロボットアームによりピッキングされるものである。前記昇降機構は、前記上面が、前記底面の位置と、前記底面よりも高くなる前記ロボットアームによる所定のピッキング位置との間を相対移動するように、前記容器または前記載置台を昇降させる。 The work supply device disclosed here includes a container, a mounting table, and an elevating mechanism. The container has an open top and accommodates a plurality of workpieces. The mounting table has an upper surface that forms part of the bottom surface of the container, and a workpiece positioned on the upper surface is picked up by a robot arm. The elevating mechanism elevates the container or the mounting table so that the top surface relatively moves between the position of the bottom surface and a predetermined picking position by the robot arm that is higher than the bottom surface.
前記のワーク供給装置によれば、ロボットアームによるピッキングの容易性を向上させることができる。 According to the work supply device described above, it is possible to improve the ease of picking by the robot arm.
以下、例示的な実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。 Exemplary embodiments are described in detail below on the basis of the drawings.
図1は、ワーク供給装置100を含むピッキングシステム300の構成を示す概略図である。ピッキングシステム300は、ワーク供給装置100と、ロボット200とを備えている。ピッキングシステム300では、ワーク供給装置100においてバラ積みされたワークWが、ロボット200のロボットアーム202によってピッキングされて所定の場所へ搬送される。
FIG. 1 is a schematic diagram showing the configuration of a
ロボット200は、ベース201と、ベース201に連結されるロボットアーム202と、ロボット制御部205(図5参照)とを備えている。この例では、ロボット200はワーク供給装置100の左側に配置されている。ロボットアーム202は、いわゆる垂直多関節式のものであり、互いに鉛直方向に回転可能に連結された複数のリンクを有している。ロボットアーム202の基端は、ベース201に回転可能に連結されている。ロボットアーム202の先端には、ハンド203が回転可能に連結されている。つまり、ロボットアーム202は、ワーク供給装置100のワークWをハンド203に例えば把持させることでピッキングする。
The
また、ロボットアーム202には、カメラ204が取り付けられている。この例では、カメラ204はハンド203に設けられている。カメラ2は、ワーク供給装置100のワークWを撮影する。カメラ2は、撮影したワークWの撮影画像(画像データ)をロボット制御部205へ出力する。カメラ2は、撮影装置の一例である。なお、撮影装置としては、カメラ2に代えて、例えばレーザスキャナを用いるようにしてもよい。
A
ロボット制御部205は、ロボットアーム202の各種動作(ハンド203の各種動作を含む)を制御する。ロボット制御部205は、カメラ204から出力されたワークWの撮影画像(画像データ)に基づいて、ワーク供給装置100におけるワークWの位置および姿勢を求める。ロボット制御部205は、求めたワークWの位置および姿勢に応じて、ロボットアーム202を制御してロボットアーム202にピッキングさせる。
The
図2は、ワーク供給装置100を前方から視て示す部分断面図である。図3は、ワーク供給装置100を右側から視て示す部分断面図である。図4は、ワーク供給装置100の平面図である。ワーク供給装置100は、ロボットアーム202がピッキングするワークWを供給するものである。
FIG. 2 is a partial cross-sectional view showing the
ワーク供給装置100は、架台1と、ホッパ2と、2つの載置台3A,3Bと、2つの昇降機構4A,4Bと、力付与部9としての2つのスライド機構5A,5Bとを備えている。つまり、この例のワーク供給装置100では、載置台3A,3Bおよび昇降機構4A,4Bが2組設けられており、より具体的には、載置台3A,3B、昇降機構4A,4Bおよびスライド機構5A,5Bが2組設けられている。
The
架台1は、ホッパ2や昇降機構4A,4B等を支持するものである。架台1は、上下方向に延びる4本の縦部材11と、水平方向に延びる8本の横部材12,13とを有している。架台1では、縦部材11および横部材12,13が組まれることで、全体として略矩形体状に形成されている。横部材12は、隣り合う縦部材11の上部を繋いでいる。横部材13は、隣り合う縦部材11の下部を繋いでいる。4つの縦部材11のそれぞれの下端には、アジャスタ14が設けられている。アジャスタ14は、架台1の高さを調整するものである。
The gantry 1 supports the
ホッパ2は、上部が開放されており、複数のワークWが収容されるものである。ホッパ2は、容器の一例である。ホッパ2は、ホッパ本体21と、底板22とを有している。
The
ホッパ本体21は、軸心が上下方向に延びる筒状に形成されている。より詳しくは、ホッパ本体21は、上端から下端にいくに従って、内部空間が狭くなっている。つまり、ホッパ本体21では、下部開口21bが上部開口21aよりも小さい。底板22は、水平方向に延びており、ホッパ本体21の下端に例えばボルト締結によって取り付けられている。つまり、底板22は、ホッパ本体21の下部開口21bを塞ぐように設けられている。
The hopper
こうして設けられた底板22の上面は、ホッパ2の底面22bとなっている。そして、底板22には、上下方向に貫通する開口22aが設けられている。この開口22aには、後述する2つの載置台3A,3Bが配置される。ホッパ2は、架台1の上方に配置される。具体的に、架台1の上端には、水平方向に延びる取付板23が設けられている。ホッパ2は、底板22が取付板23の上面に例えばボルト締結されることによって、架台1の上方に設けられる。取付板23には、底板22の開口22aと略同軸の開口23aが設けられている。この例では、取付板23の開口23aは底板22の開口22aよりも大きい。こうして形成されたホッパ2には、複数のワークWがバラ積み状態で収容される。
The upper surface of the
2つの載置台3A,3Bは、互いに同じ構成である。2つの載置台3A,3Bのそれぞれは、ホッパ2の底面の一部を形成する上面35aを有し、上面35aに位置するワークWがロボットアーム202によりピッキングされる。なお、2つの載置台3A,3Bを区別して説明する場合は、第1載置台3Aおよび第2載置台3Bと称する。
The two mounting tables 3A and 3B have the same configuration. Each of the two mounting tables 3A and 3B has an
具体的に、2つの載置台3A,3Bのそれぞれは、台本体31と、ベース板32と、可動部33とを有している。載置台3A,3Bでは、下から順に、ベース板32、台本体31および可動部33が積層されている。
Specifically, each of the two mounting tables 3A and 3B has a table
台本体31は、矩形体状に形成されている。より詳しくは、台本体31は、上下方向に延びる矩形体に形成されている。台本体31の上下方向に直交する断面形状は、長方形であり、さらに詳しくは、前後方向が長辺となり左右方向が短辺となる長方形である。以下、特に断りがない限り、「断面形状」とは、上下方向に直交する断面の形状を意味する。台本体31の下面には、前後方向に延びるベース板32が取り付けられている。ベース板32は、前後方向の長さおよび左右方向の長さが台本体31よりも長い。
The table
可動部33は、前記の上面35aを有しており、その上面35aに沿った方向へスライド可能に台本体31の上方に設けられている。具体的に、可動部33は、台本体31に対してスライド可能である。この例では、可動部33は、左右方向へスライド可能に構成されている。
The
より具体的に、可動部33は、取付板34および治具35で形成されている。可動部33では、下方から順に、取付板34および治具35が積層されている。取付板34は、前後方向に延びており、断面形状が台本体31と同じである。治具35は、前後方向に延びる板状に形成されている。治具35は、左右方向の長さは取付板34と同じであるが、前後方向の長さは取付板34よりも少し短い。治具35は、載置台3A,3Bにおいて最上部に位置する。そのため、治具35の上面は、前述した載置台3A,3Bの上面35aとなる。以下、治具35の上面35aは、載置台3A,3Bの上面35aと同義とする。
More specifically, the
こうして形成された2つの載置台3A,3Bは、互いに隣接した状態で底板22の開口22a内に配置される。2つの載置台3A,3Bは、互いに左右方向に隣接している。底板22の開口22aは、互いに隣接した2つの載置台3A,3Bの断面形状の大きさよりも若干大きい。2つの載置台3A,3Bのそれぞれは、昇降自在(即ち、上下動自在)に配置されている。2つの載置台3A,3Bのそれぞれの上面35aが底板22の底面22bの位置に在る状態(即ち、図2および図3に示す第2載置台3Bの状態)では、載置台3A,3Bの上面35aがホッパ2の底面22bの一部を形成している。即ち、ホッパ2では、実質的に、底板22の開口22aが、2つの載置台3A,3Bのそれぞれの上面35aで閉塞される。この例では、載置台3A,3Bの上面35aは、水平な面である。なお、「載置台3A,3Bの上面35aがホッパ2の底面22bの一部を形成する」とは、上面35aと底面22bとが上下方向において一致している(いわゆる、面一になっている)形態だけでなく、上面35aが底面22bよりも少し上方または下方に位置している形態も当然に含む。
The two mounting tables 3A and 3B thus formed are placed in the
2つの昇降機構4A,4Bのそれぞれは、載置台3A,3Bの上面35aが、底面22bの位置と、底面22bよりも高くなるロボットアーム202による所定のピッキング位置P(図8参照)との間を相対移動するように、ホッパ2または載置台3A,3Bを昇降させる。この例では、昇降機構4A,4Bは、載置台3A,3Bを昇降させる。ピッキング位置Pは、ロボットアーム202にワークWをピッキングさせるための位置である。
Each of the two elevating
なお、2つの昇降機構4A,4Bを区別して説明する場合は、第1昇降機構4Aおよび第2昇降機構4Bと称する。第1昇降機構4Aは第1載置台3Aを昇降させ、第2昇降機構4Bは第2載置台3Bを昇降させる。
When describing the two
2つの昇降機構4A,4Bは、互いに同じ構成である。具体的に、2つの昇降機構4A,4Bのそれぞれは、第1エアシリンダ41を有している。
The two
第1エアシリンダ41は、架台1の内側であって、載置台3A,3Bの下方に配置されている。この例では、第1エアシリンダ41は、2本のピストンロッド41aを有している。第1エアシリンダ41は、2本のピストンロッド41aが上下方向に進退動作するように配置されている。第1エアシリンダ41は、2本ピストンロッド41aが前後方向に並ぶ状態で配置されている。2つの昇降機構4A,4Bのそれぞれの第1エアシリンダ41は、横部材13に支持部材43を介して設けられている共通の取付板42に取り付けられている。
The
第1エアシリンダ41の2本のピストンロッド41aは、連結部材41bを介して載置台3A,3Bのベース板32の下面に連結されている。ピストンロッド41aの進退動作に応じて、載置台3A,3Bが昇降する。つまり、ピストンロッド41aの進退動作に応じて、載置台3A,3Bの上面35aが、底面22bの位置と、底面22bよりも高いピッキング位置Pとの間を移動する。例えば、ピストンロッド41aが進出した場合、即ちピストンロッド41aが上昇した場合、載置台3A,3Bは上昇する。また、ピストンロッド41aが後退した場合、即ちピストンロッド41aが下降した場合、載置台3A,3Bは下降する。
Two
2つのスライド機構5A,5Bのそれぞれは、力付与部9の一例である。力付与部9は、ピッキング位置Pまで移動した載置台3A,3Bの上面35aのワークWに所定の力を付与することによって、上面35aのワークWを上面35aに沿った方向へ変位させる。
Each of the two
具体的に、2つのスライド機構5A,5Bのそれぞれは、載置台3A,3Bの上面35aがピッキング位置Pまで移動した際に可動部33をスライドさせる。この例では、スライド機構5A,5Bは、可動部33を左右方向にスライドさせる。2つのスライド機構5A,5Bは、互いに同じ構成である。
Specifically, each of the two
なお、2つのスライド機構5A,5Bを区別して説明する場合は、第1スライド機構5Aおよび第2スライド機構5Bと称する。第1スライド機構5Aは第1載置台3Aの可動部33をスライドさせ、第2スライド機構5Bは第2載置台3Bの可動部33をスライドさせる。
When the two
2つのスライド機構5A,5Bのそれぞれは、対応する載置台3A,3Bに取り付けられている。つまり、スライド機構5A,5Bは、載置台3A,3Bと共に昇降する。具体的に、スライド機構5A,5Bは、載置台3A,3Bの後方側に設けられている。2つのスライド機構5A,5Bのそれぞれは、第2エアシリンダ51と、アーム52とを有している。
Each of the two
第2エアシリンダ51は、取付板53を介して載置台3A,3Bのベース板32に取り付けられている。取付板53は、上下方向に延びており、ベース板32における台本体31よりも後方の端部に設けられている。取付板53は、治具35よりも高い位置まで延びている。第2エアシリンダ51は、取付板53の上部に取り付けられている。なお、取付板53の後方側の面にはリブ54が設けられている。
The
これ例の第2エアシリンダ51は、2本のピストンロッド51aを有している。第2エアシリンダ51は、2本のピストンロッド51aが左右方向に進退動作するように配置されている。第2エアシリンダ51は、2本のピストンロッド51aが上下に並ぶ状態で配置されている。
The
この例の第2エアシリンダ51は、2本のピストンロッド51aの進退動作に応じて左右方向にスライドするガイドブロック51bを有している。第2エアシリンダ51では、ガイドブロック51bがアーム52を介して載置台3A,3Bの可動部33に連結されている。アーム52は、上下方向に延びる板部材であり、可動部33の取付板34における治具35よりも後方端に固定されている。アーム52は、取付板53と略同じ高さまで延びている。ガイドブロック51bは、アーム52の上部12に連結されている。
The
こうして、第2エアシリンダ51の2本のピストンロッド51aは、ガイドブロック51bおよびアーム52を介して載置台3A,3Bの可動部33に連結されている。ピストンロッド51aの進退動作に応じて、可動部33が左右方向にスライド移動する。この例において、第1スライド機構5Aの第2エアシリンダ51と第2スライド機構5Bの第2エアシリンダ51とは、互いにピストンロッド51aが対向する状態で配置されている(図4参照)。そのため、ピストンロッド51aの進退動作に応じた可動部33のスライド方向は、第1スライド機構5Aと第2スライド機構5Bとで異なる。
Thus, the two
つまり、第1スライド機構5Aでは、ピストンロッド51aが後退した場合、即ちピストンロッド51aが左方向へ移動した場合、可動部33は左方向へスライドし、ピストンロッド51aが進出した場合、即ちピストンロッド51aが右方向へ移動した場合、可動部33は右方向へスライドする。第2スライド機構5Bでは、ピストンロッド51aが後退した場合、即ちピストンロッド51aが右方向へ移動した場合、可動部33は右方向へスライドし、ピストンロッド51aが進出した場合、即ちピストンロッド51aが左方向へ移動した場合、可動部33は左方向へスライドする。
That is, in the
このように、可動部33がスライド移動することによって、上面35aに載置されているワークWには、慣性力である力Fが付与される(例えば、図9に示す力Fを参照)。上面35aのワークWは、この力Fが付与されることで、上面35aに沿った方向へ変位し得る。これにより、例えば、互いに重なっているワークWのうち上側のワークWが変位する(即ち、ずれる)ことで、ワークWの重なり度合いが低減される。
As the
また、この例の載置台3A,3Bでは、治具35の上面35aに係合部35bが設けられている。係合部35bは、上面35aのワークWが、力付与部9としてのスライド機構5A,5Bによって上面35aに沿った方向へ変位した際に係合するものである。この構成では、例えば、重なっていないワークW等のピッキングし易い良好な姿勢のワークWが係合部35bと係合し得る。そのため、ピッキングし易い良好な姿勢のワークWまでもが上面35aから落下することを抑制できる。
Further, in the mounting tables 3A and 3B of this example, an engaging
係合部35bの形態は、ワークWの形状に応じて定められる。例えば、係合部35bは、ワークWが変位した際、ワークWが引っ掛かったり嵌まり込んだりすることで、ワークWを上面35aに留めることが可能な形態に設定される。この例では、ピッキング対象のワークWが屈曲部を有する形状を有しているので(図6や図7を参照)、係合部35bは、ワークWの屈曲部が嵌り込みやすい凸部により形成されている。この凸部は、治具35の上面35aにおいて前後方向に亘って設けられている。
The shape of the engaging
また、載置台3A,3Bでは、係合部35bが設けられた上面35aを有する部分、即ち治具35が着脱自在に設けられている。つまり、治具35は、取付板34に着脱自在に取り付けられている。これにより、ピッキング対象のワークWの形状に応じた係合部35bの治具35に交換することが可能である。
Moreover, in the mounting tables 3A and 3B, a portion having an
図5は、制御装置6およびその周辺機器のブロック図である。ワーク供給装置100は、制御装置6をさらに備えている。制御装置6は、ワーク供給装置100の各種動作を制御する。具体的に、制御装置6は、第1エアシリンダ41を制御することによって、載置台3A,3Bの昇降動作を制御する。制御装置6は、第2エアシリンダ51を制御することによって、可動部33のスライド動作を制御する。制御装置6は、ロボット制御部205と通信可能となっている。
FIG. 5 is a block diagram of the
〈ワークの供給動作〉
次に、前述のように構成されたワーク供給装置100における、ロボットアーム202にピッキングさせるワークWの供給動作について図6~図11を参照しながら説明する。ワークWの供給動作では、載置台3A,3Bの昇降動作および可動部33のスライド動作の順に行われる。また、この例では、第1載置台3AにおけるワークWの供給動作と、第2載置台3BにおけるワークWの供給動作とが交互に行われる。ここでは、代表して、第1載置台3AにおけるワークWの供給動作について説明する。
<Work supply operation>
Next, the supply operation of the workpiece W to be picked up by the
図6に示すように、ワークWの供給動作が開始される前の初期状態では、2つの載置台3A,3Bは、上面35aがホッパ2の底面22bの位置に在る状態である。ホッパ2には、複数のワークWがバラ積みされている。この初期状態では、2つの載置台3A,3Bの上面35aにも複数のワークWがバラ積みされている。つまり、載置台3A,3Bの上面35aでは、複数のワークWが幾重にも重なりあった状態になっている。
As shown in FIG. 6, in the initial state before the supply operation of the work W is started, the two mounting tables 3A and 3B are in a state where the
続いて、制御装置6が、第1載置台3AにおけるワークWの供給動作を開始する。つまり、制御装置6は、第1昇降機構4Aの第1エアシリンダ41を制御することにより、第1載置台3Aの昇降動作を行う。具体的に、制御装置6は、第1エアシリンダ41のピストンロッド41aを進出させることにより、第1載置台3Aを上昇させる。
Subsequently, the
図7に示すように、第1載置台3Aが上昇することで、第1載置台3Aの上面35aに在った複数のワークWが持ち上げられる。このとき、図7において破線の矢印で示すように、第1載置台3Aの上面35aに在った一部のワークWは、上面35aからずれ落ちていく。そのため、第1載置台3Aの上面35aでは、ワークWの数が減少し、ワークWの重なり度合いが低減される。
As shown in FIG. 7, the plurality of works W on the
そして、第1載置台3Aの上面35aがピッキング位置Pまで上昇すると、第1載置台3Aの昇降動作(より詳しくは、上昇動作)が終了する。つまり、制御装置6が、第1エアシリンダ41を停止させる。図8に示すように、ピッキング位置Pまで上昇した第1載置台3Aの上面35aでは、昇降動作を行う前と比べて、ワークWの重なり度合いは減少しているが、まだ十分とは言えない場合がある。
Then, when the
続いて、制御装置6は、第1スライド機構5Aの第2エアシリンダ51を制御することにより、可動部33のスライド動作を行う。具体的には、制御装置6は、第2エアシリンダ51のピストンロッド51aを後退させることにより、可動部33を左方向へスライドさせる。
Subsequently, the
図9に示すように、可動部33が左方向へスライドすることで、第1載置台3Aの上面35aのワークWには、慣性力である力Fが可動部33のスライド方向とは反対方向(即ち、右方向)へ作用する。これにより、上面35aでは、ワークWが力Fの作用方向に変位し得る。そして、可動部33が所定距離をスライドすると、可動部33のスライド動作が一旦終了する。つまり、制御装置6が、第2エアシリンダ51を停止させる。図10に示すように、可動部33のスライド動作が停止されることで、第1載置台3Aの上面35aのワークWには、慣性力である力Fが、可動部33がスライドしていた方向(即ち、左方向)へ作用する。これにより、上面35aでは、ワークWが力Fの作用方向に変位し得る。
As shown in FIG. 9, when the
このように、可動部33のスライド動作およびその停止によって上面35aにおけるワークWを上面35aに沿った方向へ変位させることにより、例えば、重なり合っているワークWのうち上側のワークWが下側のワークWからずれ落ちる。そのため、例えば図11に示すワークWbのように、重なりが解消されたワークを上面35aに載置させることができる。また、図10および図11に示すワークWaのように、係合部35bと係合することにより、他のワークWと重なっていないワークを上面35aから落下させることなく上面35aに留めることができる。このように、上面35aにおけるワークWの重なり度合いが著しく低減される。
In this way, by displacing the workpiece W on the
こうして、可動部33のスライド動作が終了すると、上面35aに載置されているワークWが、ロボットアーム202によってピッキングされる。その際、上面35aのワークWは重なり度合いが低減されているので、即ち、上面35aには他のワークWと重なっていない状態のワークWの割合が多くなっているので、ロボットアーム202によるピッキングの容易性が向上する。
When the sliding operation of the
特に、上面35aには、係合部35bと係合したワークWaが存在するため、ピッキングの容易性がより高まる。係合部35bと係合したワークWaは、左右方向において位置決めされると共に一定の姿勢に保持されるので、ピッキングの際のロボットアーム202の動作制御が簡易となる。そのため、ロボットアーム202によるピッキングの容易性がより高まる。
In particular, since the work Wa engaged with the engaging
そして、上面35aにおいて、ピッキング可能なワークWが存在しなくなると、制御装置6は、可動部33を元の状態にスライドさせる。例えば、ロボット制御部205は、カメラ204による撮影画像に基づいて、上面35aにはピッキング可能なワークWは存在しないと判定すると、その判定信号を制御装置6に出力する。これにより、制御装置6は、上面35aにおいてピッキング可能なワークWが存在しないと認識する。具体的には、制御装置6は、第2エアシリンダ51のピストンロッド51aを進出させることにより、可動部33を右方向へスライドさせる。このとき、図12に示すように、上面35aから台本体31に落下しているワークWcが台本体31から落とされる。
Then, when there is no work W that can be picked on the
こうして可動部33がスライドして元の状態に戻ると、制御装置6は、第1載置台3Aを下降させて初期状態に戻す。以上より、第1載置台3AにおけるワークWの供給動作が終了する。次いで、制御装置6は、第2載置台3BにおけるワークWの供給動作を開始する。第2載置台3BにおけるワークWの供給動作は、前述した第1載置台3AにおけるワークWの供給動作と同様である。
When the
以上のように、ワーク供給装置100は、ホッパ2と、載置台3A,3Bと、昇降機構4A,4Bとを備えている。ホッパ2は、上部が開放されており、複数のワークWが収容される。載置台3A,3Bは、ホッパ2の底面22bの一部を形成する上面35aを有し、上面35aに位置するワークWがロボットアーム202によりピッキングされる。昇降機構4A,4Bは、上面35aが、底面22bの位置と、底面22bよりも高くなるロボットアーム202による所定のピッキング位置Pとの間を移動するように、載置台3A,3Bを昇降させる。
As described above, the
前記の構成によれば、載置台3A,3Bの上面35aがホッパ2の底面22bの位置に在るときは、載置台3A,3Bの上面35aでは複数のワークWが幾重にも重なりあった状態になっている。この状態から載置台3A,3Bが昇降機構4A,4Bによって上昇すると、載置台3A,3Bの上面35aに在った複数のワークWが持ち上げられると共に、上面35aに在った一部のワークWは上面35aからずれ落ちる。そのため、ピッキング位置Pまで上昇した載置台3A,3Bの上面35aにおいては、ワークWの数が減少し、ワークWの重なり度合いを低減することができる。これにより、ロボットアーム202では上面35aにおけるワークWの位置や姿勢を認識し易くなる。そのため、ホッパ2に複数のワークWがバラ積みされて収容される場合でも、ロボットアーム202によるピッキングの容易性を向上させることができる。
According to the above configuration, when the
また、ワーク供給装置100は、ピッキング位置Pまで移動した上面35aのワークWに所定の力を付与することによって、上面35aのワークWを上面35aに沿った方向へ変位させる力付与部9をさらに備えている。
Further, the
前記の構成によれば、ピッキング位置Pまで上昇した上面35aのワークWが上面35aに沿った方向へ変位することで、例えば、互いに重なっているワークWのうち上側のワークWが下側のワークWからずれ落ちる。これにより、ワークWの重なりが解消されるので、上面35aにおいてワークWの重なり度合いをより一層低減することができる。そのため、ロボットアーム202によるピッキングの容易性をより向上させることができる。
According to the above configuration, the work W on the
また、ワーク供給装置100において、載置台3A,3Bは、台本体31と、上面35aを有し、台本体31の上方に上面35aに沿った方向へスライド可能に設けられる可動部33とを有している。ワーク供給装置100は、力付与部9として、上面35aがピッキング位置Pまで移動した際に可動部33をスライドさせるスライド機構5A,5Bを有している。
In the
前記の構成によれば、可動部33をスライドさせることによって発生する慣性力を上面35aのワークWに作用させて、上面35aのワークWを上面35aに沿った方向へ変位させることができる。
According to the above configuration, inertial force generated by sliding the
また、載置台3A,3Bの上面35aには、上面35aのワークWが、力付与部9によって上面35aに沿った方向へ変位した際に係合する係合部35bが設けられている。
Further, the
前記の構成によれば、上面35aにおいて、ワークWが上面35aに沿った方向へ変位した際に係合部35bと係合するので、ワークWの上面35aからの落下を抑制することができる。そのため、特に、ピッキングし易い良好な姿勢のワークWを上面35aに留めることができ、ピッキングの容易性をより高めることができる。また、ワークWが係合部35bと係合することで、上面35aにおいて、ワークWをある程度位置決めしたり、ワークWを一定の姿勢に保持したりすることが可能になる。これによっても、ピッキングの容易性をより高めることができる。
According to the above configuration, on the
また、載置台3A,3Bでは、係合部35bが設けられた上面35aを有する部分、即ち治具35が着脱自在に設けられている。
Moreover, in the mounting tables 3A and 3B, a portion having an
前記の構成によれば、ワークWの形状に応じた係合部35bの治具35に容易に交換することができる。そのため、ピッキングの容易性を効果的に向上させることができる。
According to the above configuration, the
また、載置台3A,3Bおよび昇降機構4A,4Bは、2組設けられている。
Two sets of mounting tables 3A and 3B and
前記の構成によれば、例えば、第1昇降機構4Aが第1載置台3Aを昇降させてワークの供給動作を行っている際、第2昇降機構4Bによる第2載置台3Bの昇降動作を準備しておくことができる。そのため、ロボットアーム202へのワークWの供給効率が向上する。
According to the above configuration, for example, when the
《その他の実施形態》
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、前記実施形態を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、適宜、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用可能である。また、前記実施形態で説明した各構成要素を組み合わせて、新たな実施の形態とすることも可能である。また、添付図面および詳細な説明に記載された構成要素の中には、課題解決のために必須な構成要素だけでなく、前記技術を例示するために、課題解決のためには必須でない構成要素も含まれ得る。そのため、それらの必須ではない構成要素が添付図面や詳細な説明に記載されていることをもって、直ちに、それらの必須ではない構成要素が必須であるとの認定をするべきではない。
<<Other embodiments>>
As described above, the embodiments have been described as examples of the technology disclosed in the present application. However, the technology in the present disclosure is not limited to this, and can be applied to embodiments in which modifications, replacements, additions, omissions, etc. are made as appropriate. Moreover, it is also possible to combine the constituent elements described in the above embodiments to create new embodiments. In addition, among the components described in the attached drawings and detailed description, there are not only components essential for solving the problem, but also components not essential for solving the problem in order to exemplify the above technology. can also be included. Therefore, it should not be immediately recognized that those non-essential components are essential just because they are described in the attached drawings and detailed description.
図13は、その他の実施形態に係るワーク供給装置100を示す図9相当図である。例えば、前記実施形態のワーク供給装置100では、力付与部9として、スライド機構5A,5Bに加えて気体吹出機構7を設けるようにしてもよい。なお、図13では、第1載置台3Aのための気体吹出機構7は図示しているが、第2載置台3Bのための気体吹出機構は図示を省略している。
FIG. 13 is a view equivalent to FIG. 9 showing a
気体吹出機構7は、ピッキング位置Pまで移動した上面35aのワークWに向かって、上面35aに沿った方向へ空気を吹き出す。空気は、気体の一例である。具体的に、気体吹出機構7は、吹出部71と、供給管72とを有している。吹出部71は、供給管72に接続されており、供給管72から送られた空気を吹き出す。気体吹出機構7は、第1スライド機構5Aによる可動部33のスライド動作時に、可動部33のスライド方向(この例では、左方向)とは反対方向(この例では、右方向)へ向かって空気を吹き出すように構成されている。つまり、気体吹出機構7は、スライド機構5A,5Bによる可動部33のスライド動作時に発生する慣性力の作用方向と同じ方向に空気を吹き出す。
The
したがって、この形態では、上面35aのワークWに付与される力Fは、可動部33のスライド動作によって発生する慣性力と、気体吹出機構7によって吹き出される空気の力とを合わせた力となる。そのため、ワークWに付与される力Fが増大するので、確実に上面35aにおけるワークWを上面35aに沿った方向へ変位させることができる。よって、上面35aにおけるワークWの重なり度合いを一層低減することができ、ピッキングの容易性を一層向上させることができる。
Therefore, in this embodiment, the force F applied to the workpiece W on the
また、前記実施形態のワーク供給装置100では、スライド機構5A,5Bに代えて、気体吹出機構7を力付与部9として設けるようにしてもよい。この場合、気体吹出機構7による空気の吹き出し方向は、上面35aのワークWに向かって上面35aに沿った方向へ吹き出すのであれば、如何なる方向であってもよい。
Further, in the
また、前記実施形態のワーク供給装置100では、係合部35bとして凸部を設けるようにしたが、それ以外の形状としてもよい。例えば、ピッキング対象のワークWの形状が凸部を有するものである場合、凹部を係合部35bとして設けるようにしてもよい。つまり、係合部35bの形態は、ワークWが上面35aに沿った方向へ変位した際に、例えば、引っ掛かったり嵌り込んだりするようなものに設定される。
Further, in the
また、前記実施形態のワーク供給装置100において、載置台、昇降機構およびスライド機構は、1組だけ設けるようにしてもよい。
Further, in the
また、前記実施形態のワーク供給装置100では、スライド機構5A,5Bを省略するようにしてもよい。
Further, the
また、前記実施形態のワーク供給装置100では、可動部33のスライド動作によるワークWの上面35aからの落下を十分に抑制することができるのであれば、係合部35bを省略するようにしてもよい。
Further, in the
また、前記実施形態のワーク供給装置100において、第1エアシリンダ41および第2エアシリンダ51は、油圧式のシリンダ等を用いるようにしてもよい。
Further, in the
また、スライド機構5A,5Bが載置台3A,3Bの可動部33をスライドさせる回数は、1回に限らず、複数回であってもよい。つまり、スライド機構5A,5Bは、可動部33を左右方向に複数回往復移動させるようにしてもよい。
Moreover, the number of times that the
また、昇降機構4A,4Bは、載置台3A,3Bではなく、ホッパ2を昇降させるようにしてもよい。つまり、昇降機構4A,4Bは、載置台3A,3Bの上面35aが、底面22bの位置とピッキング位置Pとの間を相対移動するように、ホッパ2の底面22bを昇降させてもよい。
Also, the lifting
100 ワーク供給装置
2 ホッパ(容器)
22b 底面
3A 第1載置台(載置台)
3B 第2載置台(載置台)
31 台本体
33 可動部
35a 上面
35b 係合部
4A 第1昇降機構(昇降機構)
4B 第2昇降機構(昇降機構)
5A 第1スライド機構(スライド機構)
5B 第2スライド機構(スライド機構)
7 気体吹出機構
9 力付与部
W ワーク
P ピッキング位置
100
3B second mounting table (mounting table)
31 table
4B Second lifting mechanism (lifting mechanism)
5A first slide mechanism (slide mechanism)
5B Second slide mechanism (slide mechanism)
7
Claims (7)
前記容器の底面の一部を形成する上面を有し、前記上面に位置するワークがロボットアームによりピッキングされる載置台と、
前記上面が、前記底面の位置と、前記底面よりも高くなる前記ロボットアームによる所定のピッキング位置との間を相対移動するように、前記容器または前記載置台を昇降させる昇降機構とを備えているワーク供給装置。 a container having an open top and containing a plurality of workpieces;
a mounting table having an upper surface that forms a part of the bottom surface of the container, from which a workpiece positioned on the upper surface is picked up by a robot arm;
An elevating mechanism for elevating the container or the mounting table so that the top surface relatively moves between the position of the bottom surface and a predetermined picking position by the robot arm that is higher than the bottom surface. Work supply device.
前記ピッキング位置まで相対移動した前記上面のワークに所定の力を付与することによって、前記上面のワークを前記上面に沿った方向へ変位させる力付与部をさらに備えているワーク供給装置。 In the work supply device according to claim 1,
The work supply device further includes a force applying unit that displaces the work on the upper surface in a direction along the upper surface by applying a predetermined force to the work on the upper surface that has relatively moved to the picking position.
前記載置台は、台本体と、前記上面を有し、前記台本体の上方に前記上面に沿った方向へスライド可能に設けられる可動部とを有し、
前記力付与部は、前記上面が前記ピッキング位置まで相対移動した際に前記可動部をスライドさせるスライド機構を有しているワーク供給装置。 In the work supply device according to claim 2,
The mounting table has a table body, and a movable part having the upper surface and provided above the table body so as to be slidable in a direction along the upper surface,
The work supply device, wherein the force applying section has a slide mechanism for sliding the movable section when the upper surface relatively moves to the picking position.
前記力付与部は、前記ピッキング位置まで相対移動した前記上面のワークに向かって、前記上面に沿った方向へ気体を吹き出す気体吹出機構を有しているワーク供給装置。 In the work supply device according to claim 2 or 3,
The force applying unit has a gas blowing mechanism for blowing gas in a direction along the top surface toward the work on the top surface relatively moved to the picking position.
前記上面には、前記上面のワークが、前記力付与部によって前記上面に沿った方向へ変位した際に係合する係合部が設けられているワーク供給装置。 In the work supply device according to any one of claims 2 to 4,
The work supply device, wherein the upper surface is provided with an engaging portion that engages when the work on the upper surface is displaced in a direction along the upper surface by the force applying portion.
前記載置台では、前記係合部が設けられた前記上面を有する部分が着脱自在に設けられているワーク供給装置。 In the work supply device according to claim 5,
The work supply device, wherein the mounting table has a portion having the upper surface on which the engaging portion is provided and is detachably provided.
前記載置台および前記昇降機構は、2組設けられているワーク供給装置。
In the work supply device according to claim 1,
A work supply device in which two sets of the mounting table and the lifting mechanism are provided.
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JP2021170257A JP2023060583A (en) | 2021-10-18 | 2021-10-18 | Workpiece supply device |
Applications Claiming Priority (1)
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2021
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