JP2023050867A - air conditioning system - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、室内を空調する空調システムの技術に関する。 The present invention relates to a technology of an air conditioning system for air conditioning a room.
従来、室内を空調する空調システムの技術は公知となっている。例えば、特許文献1に記載の如くである。 2. Description of the Related Art Conventionally, the technology of an air-conditioning system for air-conditioning a room is publicly known. For example, it is as described in Patent Document 1.
特許文献1には、建物内の複数の部屋を空調するための全館空調システムが記載されている。この全館空調システムにおいては、空調機によって空調された空気が、ファンによって各部屋に搬送されることにより、各部屋の空調を行うように構成されている。 Patent Literature 1 describes a central air-conditioning system for air-conditioning a plurality of rooms in a building. In this central air-conditioning system, each room is air-conditioned by conveying air conditioned by an air conditioner to each room by a fan.
このような空調システムにおいて、従来、各部屋を加湿するために、空調機内の循環経路上に水道直結型の加湿器を設置する場合がある。水道直結型の加湿器が設けられた空調システムにおいては、空調機で暖められた空気を当該加湿器で加湿し、この加湿された空気を各部屋に搬送することで、各部屋を加湿することができる。 In such an air conditioning system, conventionally, in order to humidify each room, there is a case where a water supply type humidifier is installed on the circulation path in the air conditioner. In an air-conditioning system provided with a humidifier directly connected to a water supply, each room is humidified by humidifying the air warmed by the air conditioner with the humidifier and conveying the humidified air to each room. can be done.
しかしながら、水道直結型の加湿器では、スケールや漏水など衛生管理上のリスクが高く、専用業者のメンテナンスが必要であった。また、加湿能力が十分でなく、細かい湿度の制御が難しいという課題があった。このように、水道直結型の加湿器を設けた場合、メンテナンス性や加湿能力の点で課題があった。また、例えば家庭用の加湿器を設置した場合であっても、各部屋の室温安定時の加湿量の点で課題があった。 However, humidifiers that are directly connected to the water supply have high hygiene management risks such as scale and water leakage, and maintenance by a dedicated contractor is required. In addition, there is a problem that the humidification capacity is not sufficient and it is difficult to control the humidity finely. Thus, when a humidifier directly connected to water supply is provided, there are problems in terms of maintainability and humidification capacity. Moreover, even if a humidifier for home use is installed, there is a problem in terms of the amount of humidification when the room temperature of each room is stable.
本発明は以上の如き状況に鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、メンテナンス性及び加湿能力の向上を図ることができる空調システムを提供することである。 SUMMARY OF THE INVENTION The present invention has been made in view of the circumstances described above, and an object of the present invention is to provide an air conditioning system capable of improving maintainability and humidification capability.
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。 The problems to be solved by the present invention are as described above, and the means for solving the problems will now be described.
即ち、請求項1においては、第一室に設けられ、当該第一室内の空気を加湿可能な加湿器と、前記第一室との間で空気の流通が可能な第二室に設けられ、当該第二室内の空気を吸い込んで温度を調整し、温度が調整された空気を吐き出すエアコンディショナーと、前記第二室に設けられ、前記エアコンディショナーから吐き出された空気を建物内の各部屋に搬送する搬送装置と、を具備するものである。 That is, in claim 1, a humidifier that is provided in the first chamber and is capable of humidifying the air in the first chamber, and is provided in the second chamber that allows air to flow between the first chamber, An air conditioner that draws in the air in the second room, adjusts the temperature, and discharges the temperature-adjusted air; and a conveying device.
請求項2においては、前記エアコンディショナーは、前記搬送装置よりも上方に設けられ、前記第一室と前記第二室とは、空気の流通を可能とするように、前記エアコンディショナーよりも上方で互いに連通するものである。 In claim 2, the air conditioner is provided above the conveying device, and the first chamber and the second chamber are arranged above the air conditioner so as to allow air circulation. They communicate with each other.
請求項3においては、前記第一室と前記第二室とは互いに隣接するように設けられているものである。 In claim 3, the first chamber and the second chamber are provided adjacent to each other.
請求項4においては、各部屋の室温を計測する温度センサと、前記エアコンディショナー及び前記搬送装置の動作を制御する制御部と、を具備し、前記制御部は、前記温度センサによって計測された前記室温が設定温度に達したと判断するまで前記エアコンディショナー及び前記搬送装置を運転させ、前記室温が設定温度に達したと判断すると前記エアコンディショナー及び前記搬送装置を停止させる通常運転と、前記室温が前記設定温度に達したと判断した後でも、前記搬送装置を運転させる送風運転と、を実行可能であるものである。
In
請求項5においては、前記制御部は、前記送風運転を実行後、前記室温が前記設定温度から所定温度低くなったと判断すると、前記通常運転に切り替えるものである。
In
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。 As effects of the present invention, the following effects are obtained.
請求項1においては、メンテナンス性及び加湿能力の向上を図ることができる。 In claim 1, it is possible to improve maintainability and humidification capability.
請求項2においては、加湿能力をより向上させることができる。 In claim 2, the humidifying ability can be further improved.
請求項3においては、第一室と第二室とを容易に連通させることができる。 In claim 3, the first chamber and the second chamber can be easily communicated.
請求項4においては、各部屋が加湿されなくなるのを抑制することができる。
In
請求項5においては、各部屋の温度を設定温度に近づけることができる。
In
以下では、まず図1を用いて、本発明の一実施形態に係る空調システム100が設けられる住宅1の概略について説明する。
Below, the outline of the house 1 in which the
住宅1は、空調システム100が設けられる建物の一例である。図1は、2階建ての戸建住宅(住宅1)の2階部分を示している。図2は、2階建ての戸建住宅(住宅1)の1階部分を示している。
House 1 is an example of a building in which
図1に示すように、住宅1の2階部分には、主として主寝室2、第一洋室3、第二洋室4、ウォークインクローゼット5、書斎6、トイレ7、廊下8、階段9、機械室20及び付属室30が設けられる。
As shown in FIG. 1, the second floor of the house 1 mainly includes a master bedroom 2, a first Western-style room 3, a second Western-
住宅1の南西部分には主寝室2が設けられる。住宅1の南東部分には第一洋室3が設けられる。住宅1の北東部分には、第一洋室3と隣接するように第二洋室4が設けられる。主寝室2の北側には、ウォークインクローゼット5が設けられる。主寝室2の東側には、書斎6が設けられる。第二洋室4の西側には、トイレ7が設けられる。住宅1の中央部分には、廊下8が設けられる。主寝室2、第一洋室3、第二洋室4、書斎6及びトイレ7は、それぞれ開閉可能な扉を介して廊下8と接続されている。トイレ7の西側には、1階へ行くための階段9が設けられる。書斎6の北側には、機械室20及び付属室30が設けられる。機械室20及び付属室30の詳細については、後述する。
A main bedroom 2 is provided in the southwest part of the house 1 . A first Western-style room 3 is provided in the southeastern part of the house 1 . A second Western-
また、図2に示すように、住宅1の1階部分には、主としてリビング・ダイニング・キッチン(LDK)11、和室12、廊下13、玄関14及び洗面室15が設けられる。
As shown in FIG. 2, the first floor of the house 1 is mainly provided with a living/dining/kitchen (LDK) 11, a Japanese-
また、機械室20及び付属室30には、空調システム100の主要な構成が設けられる。以下、図1、3及び4を用いて、機械室20及び付属室30について説明する。
In addition, the main components of the
機械室20は、後述するエアコンディショナー120及び空調ユニット130が設けられる部屋である。機械室20は、書斎6の北側に、廊下8と隣接するように設けられる。機械室20の廊下8と隣接する壁(北側の壁)には、機械室20に出入りするための扉21が設けられる(図3参照)。また、機械室20の天井には、垂れ壁22が設けられる。垂れ壁22は、両壁面を南北方向に向けて、機械室20の略中央に設けられる。
The
付属室30は、後述する加湿器110が設けられる部屋である。付属室30は、書斎6の北側に、廊下8と隣接するように設けられる。付属室30は、機械室20の東側に、当該機械室20に隣接するように設けられる。付属室30の廊下8と隣接する壁(北側の壁)には、付属室30に出入りするための扉31が設けられる(図3参照)。また、図4に示すように、付属室30には、消耗品等を収納するための下収納棚32及び上収納棚33が設けられる。下収納棚32は、付属室30の床に載置される。上収納棚33は、付属室30の天井部分に設けられる。また、付属室30の南側の内壁面には、後述する加湿器110の電源コードを接続可能な電源コンセント34が設けられる。
The
次に、図1から図5を用いて、空調システム100の構成について説明する。
Next, the configuration of the
空調システム100は、住宅1の各部屋の室内空間を空調するシステム(全館空調システム)である。空調システム100は、主として加湿器110、エアコンディショナー120、空調ユニット130、ダクト140、扉上部グリル150、壁側グリル160、吹出口170、温度センサ180、ダンパ190及び制御部200を具備する。
The air-
図4に示す加湿器110は、室内空間を加湿するものである。加湿器110は、付属室30に設けられる。具体的には、加湿器110は、下収納棚32に載置される。加湿器110は、電源コードを介してコンセント34と接続される(不図示)。加湿器110としては、任意の種類の加湿器を用いることができ、スチーム式、気化式、超音波式又はハイブリッド式の加湿器を用いることができる。
The
加湿器110は、設定湿度(目標として設定される湿度)を入力可能に構成される。加湿器110は、湿度センサを有している。加湿器110は、当該湿度センサの検知結果に基づいて、付属室30内の空気の湿度が設定湿度に対して低い(と判断した)場合に運転を行い、当該空気の湿度が設定湿度となるようにする。また、加湿器110は、当該湿度センサの検知結果に基づいて、付属室30内の空気の湿度が設定湿度に達している(と判断した)場合に運転を停止する。
The
図4及び図5に示すエアコンディショナー120は、空気の温度を調整するものである。エアコンディショナー120は、機械室20に設けられる。具体的には、エアコンディショナー120は、機械室20に設けられた垂れ壁22の南側の面に設けられる。エアコンディショナー120は、図示せぬ室外機と接続され、当該室外機との間で冷媒を循環することができる。エアコンディショナー120は、機械室20内の空気を吸い込み、吸い込んだ空気と冷媒との間で熱交換を行うことで当該空気の温度を調整して、その空気を吐き出すように構成される。
The
エアコンディショナー120は、設定温度(目標として設定される温度)を入力可能に構成される。エアコンディショナー120は、後述する温度センサ180の検知結果に基づいて、住宅1の各部屋内の空気の温度(室温)が設定温度になるように、自動的に冷媒の循環や風量の調整を行って運転(自動運転)することができる。
エアコンディショナー120は、機械室20内の空気の温度が設定温度に達した場合(設定温度にある程度近い室温になった場合)、自動的に前記室外機との間での冷媒の循環を停止する機能(いわゆる、サーモオフ機能)を有する。機械室20の室温が設定温度に達した場合には、当該サーモオフ機能によって、エアコンディショナー120は冷媒の循環を停止し、風量を自動的に下げる。すなわち、サーモオフ機能によって、エアコンディショナー120は送風のみを行う。
The
エアコンディショナー120は、風量を変更することができる。エアコンディショナー120は、無段階に任意の風量に変更するものであってもよく、段階的に所定の風量に変更するものであってもよい。本実施形態においては、エアコンディショナー120は、風量が非常に少ない「弱」と、風量が「弱」よりも多い「中」と、風量が「中」よりも多い「強」の3つの段階に風量を変更できるものとする。エアコンディショナー120の風量は、サーモオフ中は「弱」とされ、それ以外(動作中)は「中」又は「強」とされるものとする。
The
また、エアコンディショナー120は、後述する制御部200による指示により、動作を制御することも可能である。
In addition, the
図4及び図5に示す空調ユニット130は、空調及び空気の搬送を行うものである。空調ユニット130は、機械室20に設けられる。空調ユニット130は、エアコンディショナー120の下方に設けられる。空調ユニット130は、送風ファンを備えている。空調ユニット130は、送風ファンを運転させることにより、エアコンディショナー120から吐き出された空気を吸い込み、後述するダクト140を介して機械室20の外部に排出する。
The
空調ユニット130(送風ファン)は、風量を変更することができる。空調ユニット130は、無段階に任意の風量に変更するものであってもよく、段階的に所定の風量に変更するものであってもよい。本実施形態においては、空調ユニット130は、風量が非常に少ない「弱」と、風量が「弱」よりも多い「中」と、風量が「中」よりも多い「強」の3つの段階に風量を変更できるものとする。空調ユニット130は、エアコンディショナー120と連動して自動的に風量の調整を行って運転(自動運転)することができる。すなわち、空調ユニット130の風量は、エアコンディショナー120がサーモオフ中であるときには「弱」とされ、それ以外は「中」又は「強」とされる。
The air conditioning unit 130 (blower fan) can change the air volume. The
図4(b)に示すダクト140は、機械室20から住宅1の各部屋(空調が必要な部屋)へ空気を送り込むための給気経路を構成するものである。ダクト140は、第一ダクト141及び第二ダクト142を具備する。
A
第一ダクト141は、空調ユニット130と住宅1の2階部分の各部屋とを接続するように設けられる。第一ダクト141は、内部に空気が流通可能な筒状に形成される。第一ダクト141の一端は、空調ユニット130に接続される。第一ダクト141は、空調ユニット130から適宜屈曲しながら、住宅1の2階部分の各部屋(より詳細には、後述する各吹出口170)まで延びるように形成される。
The
第二ダクト142は、空調ユニット130と住宅1の1階部分の各部屋とを接続するように設けられる。第二ダクト142は、内部に空気が流通可能な筒状に形成される。第二ダクト142の一端は、空調ユニット130に接続される。第二ダクト142は、空調ユニット130から適宜屈曲しながら、住宅1の1階部分の各部屋(より詳細には、後述する各吹出口170)まで延びるように形成される。
The
図3及び図4(a)に示す扉上部グリル150は、付属室30の給気口となる部分である。扉上部グリル150は、付属室30の北側の壁が開口するように形成される。より詳細には、扉上部グリル150は、付属室30の扉31の上方に形成される。これにより、扉上部グリル150を介して、廊下8と付属室30との間で空気の流通が可能となる。
A door
図4に示す壁側グリル160は、付属室30と機械室20とを連通するものである。壁側グリル160は、付属室30と機械室20との間の壁が開口するように形成される。壁側グリル160は、その少なくとも一部が加湿器110よりも上方に位置するように形成される。また、壁側グリル160は、その少なくとも一部がエアコンディショナー120よりも上方に位置するように形成される。壁側グリル160は、その開口面積が扉上部グリル150の開口面積と略同じとなるように形成される。
A wall-
図1及び図2に示す吹出口170は、ダクト140を介して送り込まれた空気の出口である。吹出口170は、住宅1の各部屋(空調が必要な部屋)の天井部分に設けられる。より詳細には、吹出口170は、住宅1の1階部分の主寝室2、第一洋室3、第二洋室4、書斎6及び廊下8の天井部分、並びに住宅1の2階部分のリビング・ダイニング・キッチン(LDK)11、和室12、玄関14及び洗面室15の天井部分に設けられる。吹出口170は、ダクト140(第一ダクト141及び第二ダクト142)の他端(空調ユニット130の反対側)に接続される。このように吹出口170が設けられることにより、機械室20内の空気(空調ユニット130からダクト140を介して搬送された空気)が、吹出口170を介して各部屋に供給される。
The
図1、図2及び図5に示す温度センサ180は、室温を計測(取得)するものである。温度センサ180は、住宅1の各部屋(空調が必要な部屋の一部、すなわち吹出口170が設けられた部屋の一部)に設けられる。より詳細には、温度センサ180は、住宅1の1階部分の主寝室2、第二洋室4及び廊下8の壁面、並びに住宅1の2階部分のリビング・ダイニング・キッチン(LDK)11、和室12及び洗面室15の壁面に設けられる。これによって温度センサ180は、住宅1の各部屋の室温を測定することができる。
The
図5に示すダンパ190は、ダクト140(第一ダクト141及び第二ダクト142)の開閉を切り替えるものである。ダンパ190は、各部屋ごとに設けられ、各部屋への空気の搬送の可否を切り替え可能に設けられる。
A
図5に示す制御部200は、エアコンディショナー120、空調ユニット130及びダンパ190の動作を制御するもの(コントロールパネル)である。制御部200は、RAM、ROM、HDD等の記憶部や、CPU等の演算処理部等を具備する。制御部200には、エアコンディショナー120、空調ユニット130及びダンパ190の動作を制御するための各種の情報やプログラム等が記憶されている。
A
制御部200には、各種の操作が可能な操作部(例えば、ボタン、キーボード等)、各種の情報の表示が可能な表示部(例えば、ランプ、モニター等)、操作部及び表示部の機能を有するタッチパネル等が適宜設けられる。制御部200は、機械室20内に配置される。
The
制御部200は、温度センサ180に接続され、当該温度センサ180により測定された住宅1の各部屋の室温に関する情報を取得することができる。
The
制御部200は、エアコンディショナー120、空調ユニット130及びダンパ190に接続され、当該エアコンディショナー120及び空調ユニット130の動作(作動/停止の切り替え、設定温度、風量等)を制御することができる。
The
また、制御部200は、エアコンディショナー120及び空調ユニット130の動作モードを、エアコンディショナー120及び空調ユニット130が自動運転を行う「通常モード」と、エアコンディショナー120を停止させ(風量を「弱」とし)、空調ユニット130(の送風ファン)を強制的に運転させる「送風モード」とを切り替えることができる。
In addition, the
このように構成された空調システム100において、機械室20内の空気を住宅1の各部屋に供給することで、各部屋内の空気を暖房及び加湿することができる。以下、図6を用いて、住宅1における空気の流れについて説明する。
In the
図6(a)に示すように、付属室30内には、廊下8から扉上部グリル150を介して空気が取り込まれる。付属室30内の空気は、加湿器110によって加湿される。この付属室30内の加湿された空気は、エアコンディショナー120の吸い込み力により、壁側グリル160を介してエアコンディショナー120に供給される。エアコンディショナー120に供給された空気(加湿された空気)は、当該エアコンディショナー120によって暖められる(温調される)。
As shown in FIG. 6( a ), air is taken into the
図6(b)に示すように、エアコンディショナー120は、暖めた空気を吐き出し、吐き出された空気は空調ユニット130に供給される。空調ユニット130に供給された空気(加湿及び温調された空気)は、当該空調ユニット130(搬送ファン)によって、ダクト140及び吹出口170を介して各部屋に送り込まれる。各部屋に送り込まれた空気は、図示せぬ循環ファン等によって再び廊下8に搬送され、再び付属室30に取り込まれる。
As shown in FIG. 6( b ), the
このようにして、各部屋の室内空間を暖房及び加湿することができる。また、各部屋ごとに設定温度が設定可能な場合は、制御部200により各ダンパ190の開閉を制御することで、各部屋の室温を各部屋ごとの設定温度に近づけることができる。
In this way, the indoor space of each room can be heated and humidified. Also, when the set temperature can be set for each room, by controlling the opening and closing of each
このように、エアコンディショナー120及び空調ユニット130を機械室20に設け、加湿器110を機械室20との間で空気の連通が可能な付属室30に設けることにより、空気の流れを適切なものとし易くすることができる。具体的には、機械室20においては、エアコンディショナー120を空調ユニット130よりも上方に設け、付属室30と機械室20とを連通する壁側グリル160をエアコンディショナー120よりも上方に設けることにより、空気が加湿器110、エアコンディショナー120、空調ユニット130の順で流れるようにすることができる。すなわち、加湿器110で加湿された空気が、エアコンディショナー120を介さずに直接空調ユニット130に供給されるのを抑制することができる。
Thus, by providing the
また、仮に機械室20内のエアコンディショナー120よりも上方に加湿器110を設けた場合にも、空気が加湿器110、エアコンディショナー120、空調ユニット130の順で流れるようにすることが可能であると考えられる。しかしながら、この場合、加湿器110を高い位置に設ける必要があり、メンテナンスがし難くなる。
Also, even if the
すなわち、エアコンディショナー120及び空調ユニット130を機械室20に設け、加湿器110を機械室20との間で空気の連通が可能な付属室30に設け、かつ、機械室20においては、エアコンディショナー120を空調ユニット130よりも上方に設け、付属室30と機械室20とを連通する壁側グリル160をエアコンディショナー120よりも上方に設けることにより、空気の流れを適切なものとすることができるとともに、加湿器110のメンテナンスを容易とすることができる。
That is, the
次に、図7のフローチャートを用いて、上述の如く構成された空調システム100によって住宅1の各部屋内の空気の温度及び湿度を調整する方法について説明する。
Next, a method for adjusting the temperature and humidity of the air in each room of the house 1 by the
なお、図7に示す制御フローは、冬場等の暖房及び加湿を必要とする季節に実行される。また、図7に示す制御フローは、制御部200により所定のタイミングで繰り返し実行される。
The control flow shown in FIG. 7 is executed in seasons such as winter when heating and humidification are required. Also, the control flow shown in FIG. 7 is repeatedly executed by the
ステップS1において、制御部200は、通常運転モードによる運転を行う。これにより、エアコンディショナー120を空調ユニット130は、自動運転を行う。制御部40は、ステップS1の処理を行った後、ステップS2に移行する。
In step S1, the
ステップS2において、制御部200は、送風モード切り替えフローを実行する。送風モード切り替えフローとは、通常モードから送風モードへの切り替えを行うためのフローである。なお、送風モード切り替えフローについての詳細な説明は後述する。制御部40は、ステップS2の処理を行った後、ステップS3に移行する。
In step S2, the
ステップS3において、制御部200は、通常モード切り替えフローを実行する。通常モード切り替えフローとは、送風モードから通常モードへの切り替えを行うためのフローである。なお、通常モード切り替えフローについての詳細な説明は後述する。制御部40は、ステップS3の処理を行った後、図7に示す制御フローを一旦終了する。
In step S3, the
以下では、図8のフローチャートを用いて、送風モード切り替えフロー(図7のステップS2)について詳細に説明する。 Below, the ventilation mode switching flow (step S2 in FIG. 7) will be described in detail using the flowchart in FIG.
ステップS11において、制御部200は、エアコンディショナー120及び空調ユニット130(送風ファン)の状態を確認する。具体的には、制御部200は、エアコンディショナー120及び空調ユニット130の現在の情報(作動/停止、設定温度、風量等)を取得する。制御部40は、ステップS11の処理を行った後、ステップS12に移行する。
In step S11, the
ステップS12において、制御部200は、住宅1の各部屋内の空気の温度(室温)を取得する。具体的には、制御部200は、各部屋に設けられた温度センサ180の計測結果を取得する。制御部40は、ステップS12の処理を行った後、ステップS13に移行する。
In step S<b>12 , the
ステップS13において、制御部200は、住宅1の各部屋の室温が設定温度に到達しており、かつ、到達後30分経過しているか否かを判定する。制御部200は、吹出口170が設けられた全ての部屋が上記条件を満たす場合に、「YES」と判定する。
In step S13, the
制御部200は、住宅1の各部屋の室温が設定温度に到達しており、かつ、到達後30分経過していると判定した場合(ステップS13で「YES」)、ステップS14に移行する。
When the
ステップS14において、制御部200は、エアコンディショナー120及び空調ユニット130の風量が「弱」であるか否かを判定する。すなわち、制御部200は、エアコンディショナー120のサーモオフ中であるか否かを判定する。
In step S14, the
制御部200は、エアコンディショナー120及び空調ユニット130の風量が「弱」であると判定した場合(ステップS14で「YES」)、ステップS15に移行する。
When the
なお、ステップS13で「YES」、かつ、ステップS14で「YES」の場合とは、各部屋の室温が設定温度付近で安定していることを示している。 Note that "YES" in step S13 and "YES" in step S14 indicate that the room temperature of each room is stable near the set temperature.
ステップS15において、制御部200は、エアコンディショナー120及び空調ユニット130の動作モードを送風モードに切り替える。これにより、エアコンディショナー120の風量は「弱」のままとし、空調ユニット130の風量を「中」とする。
In step S15, the
これにより、住宅1の各部屋内の空気の加湿を適切に行うことができる。具体的には、エアコンディショナー120は、自動運転を行っているときに設定温度に達したと判断すると、エアコンディショナー120のサーモオフ機能が働き、風量は「弱」となる。これに伴い、空調ユニット130(送風ファン)の風量も「弱」となる。そうすると、空気が循環しなくなり(し難くなり)、各部屋に加湿された空気が搬送されず、各部屋を十分に加湿することができなくなる。また、付属室30の中だけ高湿になることで、加湿器110の運転が停止し、さらに各部屋を十分に加湿することができなくなる。
Thereby, the air in each room of the house 1 can be appropriately humidified. Specifically, when the
よって、空調システム100においては、各部屋の室温が安定し、エアコンディショナー120がサーモオフとなったときに、エアコンディショナー120及び空調ユニット130の動作モードを送風モードとし、空調ユニット130の風量を強制的に「弱」から「中」に切り替えることで、加湿された空気を各部屋に搬送させる。これにより、各部屋内の空気を加湿することができ、各部屋の湿度を目標の湿度に近づけることができる。
Therefore, in the
一方、ステップS13において、制御部200は、「住宅1の各部屋の室温が設定温度に到達しており、かつ、到達後30分経過している」わけではないと判定した場合(ステップS13で「NO」)、送風モード切り替えフローを一旦終了し、図7に示す制御フローのステップS3に移行する。また、ステップS14において、制御部200は、エアコンディショナー120及び空調ユニット130の風量が「弱」ではない(すなわち、「中」又は「強」である)と判定した場合(ステップS14で「NO」)にも、送風モード切り替えフローを一旦終了し、図7に示す制御フローのステップS3に移行する。
On the other hand, in step S13, when the
なお、ステップS13で「NO」の場合とは、各部屋の室温が設定温度に到達していない(設定温度付近で未だ安定していない)ことを示している。また、ステップS14で「NO」の場合とは、エアコンディショナー120及び空調ユニット130が自動運転においてサーモオフ中ではない(動作中である)ことを示している。
Note that "NO" in step S13 indicates that the room temperature of each room has not reached the set temperature (not yet stabilized near the set temperature). Further, "NO" in step S14 indicates that the
よって、この場合には、エアコンディショナー120及び空調ユニット130の動作モードを送風モードに切り替えることなく、エアコンディショナー120及び空調ユニット130の自動運転を継続させる。
Therefore, in this case, the automatic operation of the
次に、図9のフローチャートを用いて、通常モード切り替えフロー(図7のステップS3)について詳細に説明する。 Next, the normal mode switching flow (step S3 in FIG. 7) will be described in detail using the flowchart in FIG.
ステップS21において、制御部200は、エアコンディショナー120及び空調ユニット130(送風ファン)の状態を確認する。具体的には、制御部200は、エアコンディショナー120及び空調ユニット130の現在の情報(作動/停止、設定温度、風量等)を取得する。制御部40は、ステップS21の処理を行った後、ステップS22に移行する。
In step S21, the
ステップS22において、制御部200は、住宅1の各部屋内の空気の温度(室温)を取得する。具体的には、制御部200は、各部屋に設けられた温度センサ180の計測結果を取得する。制御部40は、ステップS22の処理を行った後、ステップS23に移行する。
In step S<b>22 , the
ステップS23において、制御部200は、設定温度-1℃≧室温であるか否かを判定する。すなわち、制御部200は、各部屋の室温が設定温度から1℃以上低下しているか(設定温度に対して冷えてきているか)否かを判断する。制御部200は、吹出口170が設けられた全ての部屋が上記条件を満たす場合に、「YES」と判定する。
In step S23, the
制御部200は、設定温度-1℃≧室温であると判定した場合(ステップS23で「YES」)、ステップS24に移行する。一方、制御部200は、設定温度-1℃≧室温でない(設定温度-1℃<室温)と判定した場合(ステップS23で「NO」)、通常モード切り替えフローを一旦終了し、図7に示す制御フローも一旦終了する。
If the
なお、ステップS23で「YES」の場合とは、各部屋の室温が設定温度に対してかなり(例えば、各部屋にいる人が室温の低下に気づく程度に)低下していることを示している。一方、ステップS23で「NO」の場合とは、各部屋の室温が設定温度に対して未だそれほど低下していないことを示している。ここで、「設定温度-1℃」の「1」という数値は、各部屋の室温の設定温度に対する低下度合いを示す閾値であり、これに限定されるものではなく、他の数値であってもよい。 It should be noted that "YES" in step S23 indicates that the room temperature of each room has decreased considerably from the set temperature (for example, to the extent that the person in each room notices the decrease in room temperature). . On the other hand, the case of "NO" in step S23 indicates that the room temperature of each room has not yet decreased so much from the set temperature. Here, the numerical value “1” of “set temperature −1° C.” is a threshold indicating the degree of decrease in the room temperature of each room relative to the set temperature, and is not limited to this. good.
ステップS24において、制御部200は、エアコンディショナー120及び空調ユニット130の動作モードが送風モードになっているか否かを判定する。
In step S24, the
制御部200は、エアコンディショナー120及び空調ユニット130の動作モードが送風モードであると判定した場合(ステップS24で「YES」)、ステップS25に移行する。
When the
ステップS25において、制御部200は、エアコンディショナー120及び空調ユニット130の動作モードを通常モードに切り替える。これにより、エアコンディショナー120及び空調ユニット130は自動運転を行う。
In step S25, the
このように、各部屋が設定温度に対して低下してきた(冷えてきた)場合に、エアコンディショナー120及び空調ユニット130を自動運転に戻すことで、各部屋を暖房することができ、各部屋の室温を設定温度に近づけることができる。
In this way, when each room has decreased (becomes cold) relative to the set temperature, each room can be heated by returning the
以上のように、本実施形態に係る空調システム100においては、空気の流れを適切なものとする(空気が加湿器110、エアコンディショナー120、空調ユニット130の順で流れるようにする)ことで、加湿能力の向上を図ることができる。また、エアコンディショナー120がサーモオフとなったときに、エアコンディショナー120及び空調ユニット130の動作モードを送風モードとし、空調ユニット130の風量を強制的に「弱」から「中」に切り替えることで、加湿された空気を各部屋に搬送させることができ、さらなる加湿能力の向上を図ることができる。
As described above, in the
また、従来は、空調機内の循環経路上に水道直結型の加湿器を設置することで、暖められた空気を加湿し、各部屋に搬送することが行われていた。この場合、スケールや漏水など衛生管理上のリスクが高く、専用業者のメンテナンスが必要であった。また、加湿能力が十分でなく、細かい湿度の制御が難しいという課題があった。 Further, conventionally, by installing a humidifier directly connected to a water supply on the circulation path in the air conditioner, the warmed air is humidified and conveyed to each room. In this case, there is a high risk of sanitation management such as scale and water leakage, and maintenance by a dedicated contractor is required. In addition, there is a problem that the humidification capacity is not sufficient and it is difficult to control the humidity finely.
これに対して、本実施形態に係る空調システム100においては、加湿器110をエアコンディショナー120及び空調ユニット130と別の空間に設けることにより、メンテナンス性を向上させることができる。また、加湿器110として適宜の加湿器(例えば、市販品)を使用することができるので、さらにメンテナンス性を向上させることができ、また加湿能力や湿度制御の精度の向上を図ることができる。また、消臭機能やアロマによる香り付け等、他の機能を付加することができる。
On the other hand, in the
以上の如く、本実施形態に係る空調システム100は、
付属室30(第一室)に設けられ、当該付属室30内の空気を加湿可能な加湿器110と、
前記付属室30との間で空気の流通が可能な機械室20(第二室)に設けられ、当該機械室20内の空気を吸い込んで温度を調整し、温度が調整された空気を吐き出すエアコンディショナー120と、
前記機械室20に設けられ、前記エアコンディショナー120から吐き出された空気を住宅1(建物)内の各部屋に搬送する空調ユニット130(搬送装置)と、
を具備するものである。
As described above, the
a
Air that is provided in the machine room 20 (second room) that allows air to flow with the
an air conditioning unit 130 (conveying device) provided in the
is provided.
このような構成により、メンテナンス性及び加湿能力の向上を図ることができる。
具体的には、エアコンディショナー120及び空調ユニット130を機械室20に設け、加湿器110を機械室20との間で空気の連通が可能な付属室30に設けることにより、空気の流れを適切なものとし易くすることができ、ひいては加湿能力の向上を図ることができる。
また、加湿器110をエアコンディショナー120及び空調ユニット130と別の空間に設けることにより、メンテナンス性を向上させることができる。
With such a configuration, it is possible to improve maintainability and humidification capability.
Specifically, the
Also, by providing the
また、前記エアコンディショナー120は、前記空調ユニット130よりも上方に設けられ、
前記付属室30と前記機械室20とは、空気の流通を可能とするように、(壁側グリル160によって)前記エアコンディショナー120よりも上方で互いに連通するものである。
Further, the
The
このような構成により、加湿能力をより向上させることができる。
具体的には、加湿器110によって加湿された空気が、壁側グリル160を介して、エアコンディショナー120を通して空調ユニット130に送られるようにすることができる。すなわち、加湿器110によって加湿された空気が、エアコンディショナー120を介することなく、空調ユニット130に直接送られるのを抑制することができる。よって、温調されてはいるが加湿されていない空気や、加湿されてはいるが温調されていない空気が各部屋に送られてしまうのを抑制することができる。
With such a configuration, it is possible to further improve the humidification capability.
Specifically, the air humidified by the
また、前記付属室30と前記機械室20とは互いに隣接するように設けられているものである。
The
このような構成により、付属室30と機械室20とを容易に連通させることができる。
具体的には、付属室30と機械室20との間の壁を開口するだけで(ダクトを必要とせずに)、付属室30と機械室20とを連通させることができる。
With such a configuration, the
Specifically, the
また、本実施形態に係る空調システム100は、
各部屋の室温を計測する温度センサ180と、
前記エアコンディショナー120及び前記空調ユニット130の動作を制御する制御部200と、
を具備し、
前記制御部200は、
前記温度センサ180によって計測された前記室温が設定温度に達したと判断するまで前記エアコンディショナー120及び前記空調ユニット130を運転させ、前記室温が設定温度に達したと判断すると前記エアコンディショナー120及び前記空調ユニット130を停止させる通常モード(通常運転)と、
前記室温が前記設定温度に達したと判断した後でも、前記空調ユニット130を運転させる送風モード(送風運転)と、
を実行可能であるものである。
Further, the
a
a
and
The
The
a ventilation mode (ventilation operation) in which the
is executable.
このような構成により、住宅1内の各部屋が加湿されなくなるのを抑制することができる。
具体的には、各部屋の室温が設定温度に達し、エアコンディショナー120が停止しても、空調ユニット130の運転を継続することにより、付属室30の中だけ高湿になって加湿器110が停止してしまうのを抑制することができる。そして、加湿された空気を各部屋に搬送することができるので、各部屋を加湿することができる。
With such a configuration, it is possible to prevent each room in the house 1 from being dehumidified.
Specifically, even if the room temperature of each room reaches the set temperature and the
また、前記制御部200は、
前記送風モード(送風運転)を実行後、前記室温と前記設定温度とが所定の値以上乖離したと判断すると、前記通常モード(通常運転)に切り替えるものである。
Further, the
After executing the air blowing mode (blowing operation), if it is determined that the room temperature and the set temperature deviate by a predetermined value or more, the operation is switched to the normal mode (normal operation).
このような構成により、住宅1内の各部屋の温度を設定温度に近づけることができる。
具体的には、各部屋の室温が設定温度に対して下がりすぎた場合に通常モードに切り替えて、エアコンディショナー120を自動運転させることで、各部屋の温度を設定温度に近づけることができる。
With such a configuration, the temperature of each room in the house 1 can be brought close to the set temperature.
Specifically, when the room temperature of each room is too low relative to the set temperature, the mode is switched to the normal mode and the
なお、本実施形態に係る住宅1は、本発明に係る建物の実施の一形態である。
また、本実施形態に係る付属室30は、本発明に係る第一室の実施の一形態である。
また、本実施形態に係る機械室20は、本発明に係る第二室の実施の一形態である。
また、本実施形態に係る空調ユニット130は、本発明に係る搬送装置の実施の一形態である。
In addition, the house 1 according to this embodiment is an embodiment of the building according to the present invention.
Also, the
Moreover, the
Also, the
以上、本発明に係る実施形態について説明したが、本発明は上記構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種々の変更が可能である。 Although the embodiments according to the present invention have been described above, the present invention is not limited to the above configurations, and various modifications are possible within the scope of the invention described in the claims.
例えば、本実施形態においては、図8のステップS13及び図9のステップS23において、制御部200は、吹出口170が設けられた全ての部屋が当該ステップの判定条件を満たす場合に、「YES」と判定するものとしたが、所定の数の部屋が上記条件を満たす場合に、「YES」と判定してもよいし、各部屋の室温を総合的に(例えば平均値等を用いて)判定してもよい。
For example, in the present embodiment, in step S13 of FIG. 8 and step S23 of FIG. 9, the
また、本実施形態においては、付属室30は、機械室20と隣接して設けられるものとしたが、機械室20と空気の流通が可能であれば、必ずしも隣接していなくてもよく、離れた位置に設けられていてもよい。
In this embodiment, the
また、本実施形態において例示した住宅1は一例であり、本発明はその他種々の建物(商業施設や工場などの事業所、役所などの公共施設等)に適用することが可能である。また、本実施形態において例示した建物(住宅1)の間取りは一例であり、本発明は種々の間取りの建物に適用することができる。また、本実施形態においては、主寝室2等を空調制御の対象としたが、本発明はこれに限るものではなく、居室、非居室を問わず、種々の部屋を空調制御の対象とすることが可能である。 Moreover, the house 1 illustrated in this embodiment is an example, and the present invention can be applied to various other buildings (offices such as commercial facilities and factories, public facilities such as government offices, etc.). Also, the floor plan of the building (house 1) illustrated in this embodiment is an example, and the present invention can be applied to buildings with various floor plans. Also, in the present embodiment, the main bedroom 2 and the like are targeted for air conditioning control, but the present invention is not limited to this, and various rooms, regardless of living room or non-living room, can be subjected to air conditioning control. is possible.
1 住宅
100 空調システム
110 加湿器
120 エアコンディショナー
130 空調ユニット
160 壁側グリル
180 温度センサ
200 制御部
1
Claims (5)
前記第一室との間で空気の流通が可能な第二室に設けられ、当該第二室内の空気を吸い込んで温度を調整し、温度が調整された空気を吐き出すエアコンディショナーと、
前記第二室に設けられ、前記エアコンディショナーから吐き出された空気を建物内の各部屋に搬送する搬送装置と、
を具備する、
空調システム。 a humidifier provided in the first chamber and capable of humidifying the air in the first chamber;
an air conditioner provided in a second room through which air can flow between the first room and the first room, sucking air in the second room to adjust its temperature, and discharging temperature-adjusted air;
a conveying device provided in the second room for conveying the air discharged from the air conditioner to each room in the building;
comprising a
air conditioning system.
前記第一室と前記第二室とは、空気の流通を可能とするように、前記エアコンディショナーよりも上方で互いに連通する、
請求項1に記載の空調システム。 The air conditioner is provided above the conveying device,
The first chamber and the second chamber communicate with each other above the air conditioner so as to allow air circulation.
The air conditioning system of Claim 1.
請求項1又は請求項2に記載の空調システム。 The first chamber and the second chamber are provided adjacent to each other,
The air conditioning system according to claim 1 or 2.
前記エアコンディショナー及び前記搬送装置の動作を制御する制御部と、
を具備し、
前記制御部は、
前記温度センサによって計測された前記室温が設定温度に達したと判断するまで前記エアコンディショナー及び前記搬送装置を運転させ、前記室温が設定温度に達したと判断すると前記エアコンディショナー及び前記搬送装置を停止させる通常運転と、
前記室温が前記設定温度に達したと判断した後でも、前記搬送装置を運転させる送風運転と、
を実行可能である、
請求項1からは請求項3までのいずれか一項に記載の空調システム。 a temperature sensor that measures the room temperature of each room;
a control unit that controls operations of the air conditioner and the conveying device;
and
The control unit
The air conditioner and the conveying device are operated until it is determined that the room temperature measured by the temperature sensor has reached a set temperature, and the air conditioner and the conveying device are stopped when it is determined that the room temperature has reached the set temperature. Normal operation with
Blowing operation for operating the conveying device even after it is determined that the room temperature has reached the set temperature;
is executable to
An air conditioning system according to any one of claims 1 to 3.
前記送風運転を実行後、前記室温と前記設定温度とが所定の値以上乖離したと判断すると、前記通常運転に切り替える、
請求項4に記載の空調システム。 The control unit
After executing the blowing operation, when it is determined that the room temperature and the set temperature have deviated by a predetermined value or more, switching to the normal operation,
An air conditioning system according to claim 4.
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2021161206A JP2023050867A (en) | 2021-09-30 | 2021-09-30 | air conditioning system |
Applications Claiming Priority (1)
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Publication Number | Publication Date |
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JP2021161206A Pending JP2023050867A (en) | 2021-09-30 | 2021-09-30 | air conditioning system |
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2021
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