JP2023043217A - Portable article fall prevention tool - Google Patents
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Abstract
Description
本開示は、携帯物落下防止具に関する。 The present disclosure relates to a portable object fall prevention tool.
建設現場などでの高所作業に際しては、安全管理上、各種工具類の落下防止策がとられている。そのために使用されているのが携帯物落下防止具である。携帯物落下防具は、工具類などの携帯物に紐状体を固定しておき、作業者が腰に巻いているベルトなどに紐状体の反対側の端部を固定するという形態を基本としている。 When working at heights such as construction sites, safety measures are taken to prevent the fall of various tools. For that reason, a portable object fall prevention tool is used. The basic form of portable object fall protection equipment is to fix a string-like body to a portable object such as tools, and then fix the opposite end of the string-like body to a belt worn around the waist of the worker. there is
紐状体としては金属製のワイヤロープや繊維を材料とするファイバロープなどが広く用いられている。その外観形態も線状や帯状など各種の形態のものが普及している。 Wire ropes made of metal, fiber ropes made of fibers, and the like are widely used as the string-like body. Various forms such as linear and belt-like appearances are in widespread use.
特許文献1、2には、ハウジング(ケース)内に紐状体を巻いたリールを回転可能に収納し、ハウジングからの紐状体の引き出しとリールへの紐状体の巻き戻しとを可能にした携帯物落下防止具が開示されている。この種の携帯物落下防止具は、紐状体を引き出す方向へのリール(特許文献1ではドラム)の回転によって力を蓄える渦巻きばねをハウジングに内蔵し、引き出した紐状体を渦巻きばねの復元力によってリールに巻き戻すようにしている。渦巻きばねは、ハウジングからの紐状体の引き出し動作に抵抗を与え、携帯物の落下時に衝撃を吸収する役割も果たす。
In
携帯物落下防止具は、落下防止を図る携帯物と一対一の関係で対応づけられる。このため複数の工具を持って高所作業を行なおうとすると、工具の数だけ携帯物落下防止具を作業ベルトなどに装着しなければならない。その結果腰回りが雑然としたり、紐状体が絡み合ったりして作業性が損なわれてしまう。しかも携帯物落下防止具を身につけると、携帯可能な工具の数がどうしても減ってしまい、本来は一度で済むはずの工事を二度以上にわたって行なわなければならない状況も生じ得る。 A portable object fall prevention device is associated with a portable object to be prevented from falling in a one-to-one relationship. For this reason, when carrying out a high-place work with a plurality of tools, it is necessary to equip work belts or the like with as many portable object fall prevention tools as there are tools. As a result, the waist becomes cluttered, and the string-like bodies become entangled, thereby impairing workability. In addition, wearing a tool for preventing the fall of a portable object inevitably reduces the number of tools that can be carried, and there may arise a situation in which a construction that should normally be completed once must be performed twice or more.
作業性を損なうことなく、より多くの携帯物の落下防止を図り得る携帯物落下防止具の提供が望まれる。 It is desired to provide a portable object fall prevention device capable of preventing more portable objects from falling without impairing workability.
本開示の携帯物落下防止具は、人体に装着可能なハウジング内に第1の紐状体を巻いたリールを回転自在に収納し、前記第1の紐状体の引き出し動作に伴いばねが蓄えた力を前記第1の紐状体を巻き戻す力として前記リールに与える緩衝部と、前記第1の紐状体を人体側に固定する固定部と、一又は二以上の携帯物にそれぞれ連結され、人体側に固定された前記第1の紐状体に取り付けられて前記第1の紐状体の全周を取り囲む連結部とを備える。 In the portable object fall prevention device of the present disclosure, a reel around which a first string-like body is wound is rotatably stored in a housing that can be worn on the human body, and a spring is stored as the first string-like body is pulled out. a buffering part that applies the force to the reel as a force to unwind the first string-like body; a fixing part that fixes the first string-like body to the human body; and a connecting portion attached to the first string-like body fixed to the human body side and surrounding the entire circumference of the first string-like body.
作業性を損なうことなく、より多くの携帯物の落下防止を図ることができる。 It is possible to prevent more portable items from falling without impairing workability.
実施の形態を図面に基づいて説明する。つぎの項目に沿って説明する。
1.第1の実施の形態
(1)構造説明
(2)作用
(3)効果
(4)別の実施態様
2.第2の実施の形態
(1)構造説明
(2)作用
(3)効果
3.第3の実施の形態
(1)構造説明
(2)作用
(3)効果
4.まとめ
(1)第1の実施の形態
(2)第2の実施の形態
(3)第3の実施の形態
(4)第1~第3の実施の形態
5.変形例
Embodiments will be described with reference to the drawings. The following items will be explained.
1. First Embodiment (1) Structural Description (2) Action (3) Effect (4) Another Embodiment 2. Second Embodiment (1) Structural Description (2) Action (3) Effect 3. Third Embodiment (1) Structural Description (2) Action (3) Effect 4. Summary (1) First embodiment (2) Second embodiment (3) Third embodiment (4) First to third embodiments 5. Modification
1.第1の実施の形態
第1の実施の形態を図1ないし図7に基づいて説明する。
1. First Embodiment A first embodiment will be described with reference to FIGS. 1 to 7. FIG.
(1)構造説明
図1に示すように、本実施の形態の携帯物落下防止具1(以下「落下防止具」とも略称する)は、作業者Hが身に着ける人体に装着可能な補助具に装着されて使用される。補助具は、例えば作業用のベルトやハーネス型安全帯などである。本実施の形態では、作業者Hが腰に巻く作業用のベルト101を補助具として用いる一例を示す。このベルト101は、例えば建設現場で使用する各種の工具111を携帯物として収納可能な収納袋131を有している。図1に示す一例ではモンキースパナ111a、レンチ111b、及びペンチ111cが収納袋131には収納されている。
(1) Structural Description As shown in FIG. 1, a portable object fall prevention device 1 (hereinafter also abbreviated as a “fall prevention device”) of the present embodiment is an auxiliary device worn by a worker H and attachable to the human body. It is used by being attached to the Auxiliary tools are, for example, work belts and harness-type safety belts. In this embodiment, an example is shown in which a
本実施の形態の落下防止具1は、第1の紐状体11を引き出し自在に収納する緩衝部21を設けてベルト101に装着できるようにし、個々の工具111(モンキースパナ111a、レンチ111b、ペンチ111c)のそれぞれに固定した第2の紐状体51を第1の紐状体11に連結するようにしている。
The
第1の紐状体11及び第2の紐状体51は、例えばワイヤロープである。別の一例としては、ファイバロープや、芯材にウレタンなどの樹脂を被覆した構造のものであってもよい。あるいは線状物に限らず、帯状や鎖状のものであってもよい。これらの第1の紐状体11と第2の紐状体51とは必ずしも同一の材料や形状である必要はなく、例えば第1の紐状体11にはワイヤロープを、第2の紐状体51にはファイバロープを用いるようにしてもよい。
The first string-
図2及び図3にも示すように、緩衝部21は、そのハウジング22に装着具としてのベルトクリップ23を備え、ベルト101にベルトクリップ23を挟み込むことによって作業者Hの人体に装着できるようになっている。このような緩衝部21から引き出された第1の紐状体11は、その先端部を後述する固定部12によって緩衝部21のハウジング22に固定され、ループ形状をなしている。緩衝部21はベルト101に固定されているので、固定部12は、第1の紐状体11を人体側に固定する役割を果たしている。
As shown in FIGS. 2 and 3, the
第2の紐状体51は、一端側に連結部としてのナスカン52(連結用のナスカン)を有し、反対側の端部に別のナスカン53(携帯物固定用のナスカン)を有している。
The second string-
一端側に設けられたナスカン52は、ループ形状をなしている第1の紐状体11に着脱自在に取り付けられ、第1の紐状体11の全周を取り囲んで抜け止めしている。
The
反対側の端部に設けられたナスカン53は、収納袋131に収納される工具111のそれぞれに固定された工具キャッチャ112(携帯物キャッチャ)に着脱自在に取り付けられている。工具キャッチャ112は、個々の工具111に固定された固定紐113を通すように設けられたリング状の部材である。固定紐113は、一例として工具111の一部に装着されて固定されたゴム紐、別の一例として工具111に結びつけられた繊維や金属からなる線状部材である。いずれにしても固定紐113は工具111に固定され、この固定紐113を通すように設けられた工具キャッチャ112にナスカン53は取り付けられるので、第2の紐状体51は工具111に連結される。
The
このような第2の紐状体51の構造上は、一端側に設けたナスカン52は、一又は二以上の工具111のそれぞれから延びる第2の紐状体51に設けられた連結部として機能する。
In terms of the structure of the second string-
図4(A)(B)及び図5に示すように、緩衝部21は、矩形形状のハウジング22の内部に、リール24と渦巻きばね25とを備えている。
As shown in FIGS. 4A, 4B and 5, the
リール24は、台座26と渦巻きばね25、正確には渦巻きばね25を収納するばねハウジング27との間に回転自在に設けられ、第1の紐状体11を巻いている。リール24に巻かれた第1の紐状体11は、ハウジング22の下面に設けられた貫通孔28から外部に引き出されている。
The
第1の紐状体11を人体側に固定する前述した固定部12は、正面から見てハウジング22の左側下方に位置する紐保持部29と、第1の紐状体11の先端部に固定された抜止め体30とによって構成されている。抜止め体30は、第1の紐状体11の線径よりも大径の円柱状の部材であり、紐保持部29は、抜止め体30を抜け止めした状態で収納して保持する。
The above-described
第1の紐状体11には、ストッパ31が固定されている。図4(A)に示すように、ストッパ31の固定位置は、U字形のループ形状をなしたときに第1の紐状体11の引き込み動作を阻止し得る位置である。
A
渦巻きばね25は、ハウジング22の内部に設けられた円筒状のばねハウジング27に収納されている。渦巻きばね25の外周側の端部EOはばねハウジング27に固定され、内周側の端部EIはリール軸32に固定されている。リール軸32は、リール24とともに回転するリール24の中心軸である。
The
図4(A)は、巻き戻し状態にある渦巻きばね25を示している。このとき第1の紐状体11はリール24に巻き戻され、ストッパ31がハウジング22の外面に突き当たることによってループ形状をなしている。
FIG. 4A shows the
図4(B)は、巻き締め状態にある渦巻きばね25を示している。第1の紐状体11が引き出されたときの状態であり、このとき渦巻きばね25は、第1の紐状体11を巻き戻す力を蓄えている。そこで第1の紐状体11を保持する力を開放すると、渦巻きばね25も蓄えた力を開放し、リール24を巻き戻し方向(図4(B)中の反時計方向)に回転させる。これによって第1の紐状体11はリール24に巻き戻されて、図4(A)に示す状態に復帰する。
FIG. 4B shows the
以上説明したように、渦巻きばね25は、第1の紐状体11を巻き戻す力をリール24に与える。それとともに渦巻きばね25は、ハウジング22からの第1の紐状体11の引き出し動作に抵抗を与える機能をも有している。
As described above, the
(2)作用
このような構成において、作業者Hは、ベルト101を腰に巻いて自らに装着する。このとき収納袋131が体の側方(腰の真横)に位置するようにセットし、収納袋131に隣接する領域R(図1参照)に緩衝部21を装着する。領域Rは、ベルト101中、緩衝部21を装着可能な領域として収納袋131よりも体の正面側に確保されている領域である。緩衝部21は、ベルト101にベルトクリップ23を挟み込むことによって容易に装着することが可能である。
(2) Operation In such a configuration, the worker H wears the
前後して作業者Hは、収納袋131に収納して持ち運びたい工具111に第2の紐状体51を取り付け、第2の紐状体51を第1の紐状体11に連結する。工具111に対する第2の紐状体51の取り付けはナスカン53によって行なう。第1の紐状体11への第2の紐状体51の連結はナスカン52によって行なう。
Before and after, the worker H attaches the second string-
以上で準備作業が完了し、例えば建築現場での高所作業に向かうことができる。 The preparatory work is completed as described above, and the user can go to high place work at a construction site, for example.
図6に示すように、作業者Hが収納袋131から所望の工具111を取り出して使用する際、第2の紐状体51の長さによって定められている可動範囲を超えて工具111を移動させると、第2の紐状体51に連結されている第1の紐状体11が緩衝部21から引き出される。これによって工具111を自由に移動させることが可能になる。
As shown in FIG. 6, when the worker H takes out a desired
その後工具111の使用が完了して収納袋131に戻すと、引き出されていた第1の紐状体11はリール24に巻き戻され、図4(A)に示すようなループを形成する位置まで復帰する。
After that, when the use of the
このような特定の工具111(例えばモンキースパナ111a)を使用するに際して、すべての工具111に連結された第2の紐状体51は、第1の紐状体11の全周を取り囲む環状形状を有するナスカン52を介して第1の紐状体11に連結されている。このような構造上、収納袋131に収納したままの他の工具111(例えばレンチ111bとペンチ111c)に連結された第2の紐状体51は、第1の紐状体11の引き出し及び巻き戻し動作に拘束されない。第1の紐状体11は、第2の紐状体51に設けられたナスカン52内を自由に移動できるからである。
When using such a specific tool 111 (for example,
図7に示すように、作業者Hが使用中の工具111を落としてしまった場合、工具111が落下したときのエネルギーによって、第1の紐状体11には引き出し方向への力が加わる。このとき渦巻きばね25は、第1の紐状体11の引き出し動作に抵抗を与え、工具111が落下した際の衝撃を緩和する緩衝作用を発揮する。
As shown in FIG. 7, when the worker H drops the
(3)効果
本実施の形態の落下防止具1は、落下防止を図る工具111と一対複数の関係で対応づけられる。つまり落下防止具1の中核をなす緩衝部21は一台だけ設けられ、この一台の緩衝部21に対して複数の工具111をつないで使用する。このとき個々の工具111から延びる第2の紐状体51については工具111の数だけ必要であるものの、第2の紐状体51は嵩張るものではないし、ナスカン52によって第1の紐状体11に連結されるという構造上絡み合うこともない。このため良好な作業性を維持することができる。
(3) Effect The
また緩衝部21は一台だけ身につければ足りるので、より多くの工具111を一度に持ち運ぶことが可能になり、本来は一度で済むはずの工事を二度以上にわたって行なわなければならないといった不合理な状況の解消に貢献する。
In addition, since it is sufficient to wear only one cushioning
したがって本実施の形態によれば、作業性を損なうことなく、より多くの携帯物(例えば工具111)の落下防止を図ることが可能である。 Therefore, according to the present embodiment, it is possible to prevent a greater number of portable objects (for example, tools 111) from falling without impairing workability.
本実施の形態によれば、第1の紐状体11がハウジング22内に完全に引き込まれてしまうことをストッパ31によって抑止している。このため図4(A)に示すように、第1の紐状体11をループ形状にすることができ、個々の工具111から延びる第2の紐状体51に設けられたナスカン52の第1の紐状体11への着脱作業を容易にすることができる。
According to this embodiment, the
(4)別の実施態様
本実施の形態の固定部12は、ハウジング22に一体に設けられ、第1の紐状体11の端部を固定し、これによって第1の紐状体11をハウジング22に固定している。固定部12の態様は、このような態様に限らない。例えば第1の紐状体11の引き出し動作に伴い渦巻きばね25が蓄えた力を第1の紐状体11を巻き戻す力としてリール24に与える機構、いわば巻き戻し機構を一対備えるように緩衝部21を構造変更し、固定部12は、一方のリール24に第1の紐状体11の一端を固定し、もう一方のリール24に第1の紐状体11の反対側の端部を固定するようにしてもよい。
(4) Another embodiment The fixing
このような巻き戻し機構を一対設けた実施態様は、単一のハウジング22内に巻き戻し機構を一対設けることによっても、別個独立した緩衝部21を二つ連結することによっても実現可能である。
An embodiment having a pair of such rewinding mechanisms can be realized by providing a pair of rewinding mechanisms in a
後者の構造としては、例えば緩衝部21を二つ用意して互いのハウジング22を連結する。このときそれぞれのリール軸32が同軸上に位置し、それぞれの貫通孔28が隣り合う位置に配置されるように二つの緩衝部21を固定する。二つの緩衝部21で共用する一本の第1の紐状体11は、一対の緩衝部21にそれぞれ設けた別個の第1の紐状体11を連結して一本にするようにしてもよいし、もともと一本の第1の紐状体11を互いにリール24に巻くようにしてもよい。
As the latter structure, for example, two
このような構造のものは、一方の緩衝部21から見たとき、もう一方の緩衝部21は、第1の紐状体11を人体側に固定する固定部12として機能し、もう一方の緩衝部21から見たとき、一方の緩衝部21は、第1の紐状体11を人体側に固定する固定部12として機能する。
In such a structure, when viewed from one
このような構成において、第1の紐状体11は、二つの緩衝部21が内蔵するリール軸32から引き出され、それぞれのリール24に巻き戻される。このときリール24及び渦巻きばね25を主体とする巻き戻し機構が二つ設けられているので、第1の紐状体11の引き出し動作が円滑になり、個々の工具111をより一層取り回しやすくすることができる。
In such a configuration, the first string-
2.第2の実施の形態
第2の実施の形態を図8ないし図14に基づいて説明する。第1の実施の形態と同一部分は同一符合で示し、説明も省略する。
2. Second Embodiment A second embodiment will be described with reference to FIGS. 8 to 14. FIG. The same parts as in the first embodiment are denoted by the same reference numerals, and the description thereof is omitted.
(1)構造説明
本実施の形態が第1の実施の形態と相違するのは、主として第1の紐状体11を人体側に固定する固定部12の構造及び固定位置である。これに付随し、緩衝部21の形態にも相違が生ずる。
(1) Structural Description This embodiment differs from the first embodiment mainly in the structure and position of the fixing
図8に示すように、作業者Hが腰に巻いて自らに装着するベルト101には、D型金具によるキャッチャ13が設けられている。第1の紐状体11を人体側に固定する固定部12は、第1の実施の形態のように緩衝部21のハウジング22にではなく、キャッチャ13に第1の紐状体11を連結する。その手段として固定部12は、ナスカン14(人体固定用のナスカン)を備えている。ナスカン14は、第1の紐状体11の先端部に固定されて、第1の紐状体11をキャッチャ13に着脱自在に固定する固定具として機能する。
As shown in FIG. 8, a
ベルト101中、キャッチャ13が設けられている位置は、緩衝部21を装着可能な領域Rに収納袋131をはさんで反対側の位置である。作業者Hがベルト101を腰に巻いた際、収納袋131は腰の真横、緩衝部21を装着可能な領域Rは収納袋131よりも体の正面側(お腹側)、キャッチャ13は収納袋131よりも体の背面側(背中側)に位置付けられる(図13も参照)。
The position where the
図9ないし図12にも示すように、緩衝部21は、つぎの三つの点で第1の実施の形態と相違する。
(イ)紐保持部29と抜止め体30とから構成された固定部12を有しない
(ロ)第1の紐状体11を引き出す貫通孔28の位置がハウジング22の左側面に移動
(ハ)ストッパ31を有しない
第1の紐状体11は、先端部にナスカン14を固定しているため、貫通孔28からハウジング22内に引き込まれてしまうことがない。最大限に巻き戻された位置は、ハウジング22にナスカン14が突き当たる位置である。
As also shown in FIGS. 9 to 12, the
(a) It does not have the fixing
その結果ハウジング22の貫通孔28から引き出された第1の紐状体11は、収納袋131の上方位置を通ってキャッチャ13に至り、ナスカン14によってキャッチャ13に着脱自在に取り付けられている。
As a result, the first string-
(2)作用
このような構成において、作業者Hは、ベルト101を腰に巻いて自らに装着する。このとき収納袋131が体の側方(腰の真横)に位置するようにセットし、緩衝部21を装着可能な領域R(図8参照)に緩衝部21を装着する。そして緩衝部21から第1の紐状体11を引き出し、先端部に設けられているナスカン14をベルト101のキャッチャ13に固定する。
(2) Operation In such a configuration, the worker H wears the
作業者Hは、収納袋131に収納して持ち運びたい工具111に第2の紐状体51を取り付け、第2の紐状体51を第1の紐状体11に連結する。工具111に対する第2の紐状体51の取り付けはナスカン53によって行なう。第1の紐状体11への第2の紐状体51の連結はナスカン52によって行なう。
The worker H attaches the second string-
以上で準備作業が完了し、例えば建築現場での高所作業に向かうことができる。 The preparatory work is completed as described above, and the user can go to high place work at a construction site, for example.
図13に示すように、作業者Hが収納袋131から所望の工具111を取り出して使用する際、第2の紐状体51の長さによって定められている可動範囲を超えて工具111を移動させると、第2の紐状体51に連結されている第1の紐状体11が緩衝部21から引き出される。これによって工具111を自由に移動させることが可能になる。
As shown in FIG. 13, when the worker H takes out a desired
その後工具111の使用が完了して収納袋131に戻すと、引き出されていた第1の紐状体11はリール24に巻き戻され、図9に示す初期状態に復帰する。
After that, when the use of the
図14に示すように、作業者Hが使用中の工具111を落としてしまった場合、工具111が落下したときのエネルギーによって、第1の紐状体11には引き出し方向への力が加わる。このとき渦巻きばね25は、第1の紐状体11の引き出し動作に抵抗を与え、工具111が落下した際の衝撃を緩和する緩衝作用を発揮する。
(3)効果
As shown in FIG. 14, when the worker H drops the
(3) Effect
本実施の形態によれば、収納袋131に収納された工具111の真上に第1の紐状体11が配置されるので、個々の工具111と第1の紐状体11とを結ぶ第2の紐状体51の長さを短くすることができる。その分工具111に対する第2の紐状体51の干渉も発生しにくく、作業性をより一層向上させることができる。
According to this embodiment, since the first string-
また緩衝部21からキャッチャ13に至る体の側部領域の全体を工具111の連結領域として利用することができるため、工具111の連結領域を広く確保することが可能になり、より多くの工具111を落下防止具1につなぐことができる。
In addition, since the entire side region of the body from the
3.第3の実施の形態
第3の実施の形態を図15ないし図19に基づいて説明する。第1及び第2の実施の形態と同一部分は同一符合で示し、説明も省略する。
3. Third Embodiment A third embodiment will be described with reference to FIGS. 15 to 19. FIG. The same parts as those in the first and second embodiments are denoted by the same reference numerals, and the description thereof is omitted.
(1)構造説明
図15に示すように、本実施の形態が第2の実施の形態と相違するのは、第2の紐状体51とナスカン52との間にサブ緩衝部61を介在させた構造である。
(1) Structural Description As shown in FIG. 15, this embodiment differs from the second embodiment in that a
図16(A)(B)及び図17に示すように、サブ緩衝部61は、第1の紐状体11に連結するためのナスカン52を固定する円筒状のサブハウジング62の内部に、第2の紐状体51を引き出し自在に巻いたサブリール63を回転自在に収納し、サブリール63に巻き戻し力を与える渦巻きばね64を設けている。
As shown in FIGS. 16A, 16B and 17, the
サブリール63は、台座65と渦巻きばね64、正確には渦巻きばね64を収納するばねハウジング66との間に回転自在に設けられ、第2の紐状体51を巻いている。サブリール63に巻かれた第2の紐状体51は、サブハウジング62の下面に設けられた貫通孔67から外部に引き出されている。
The sub-reel 63 is rotatably provided between the
渦巻きばね64は、サブハウジング62の内部に設けられた円筒状のばねハウジング66に収納されている。渦巻きばね64の外周側の端部EOはばねハウジング66に固定され、内周側の端部EIはリール軸68に固定されている。リール軸68は、サブリール63とともに回転するサブリール63の中心軸である。
The
図16(A)は、巻き戻し状態にある渦巻きばね64を示している。このとき第2の紐状体51はサブリール63に巻き戻されている。
FIG. 16A shows the
図16(B)は、巻き締め状態にある渦巻きばね64を示している。第2の紐状体51が引き出されたときの状態であり、このとき渦巻きばね64は、第2の紐状体51を巻き戻す力を蓄えている。そこで第2の紐状体51を保持する力を開放すると、渦巻きばね64も蓄えた力を開放し、サブリール63を巻き戻し方向(図16(B)中の反時計方向)に回転させる。これによって第2の紐状体51はサブリール63に巻き戻されて、図16(A)に示す状態に復帰する。
FIG. 16B shows the
以上説明したように、渦巻きばね64は、第2の紐状体51を巻き戻す力をサブリール63に与える。それとともに渦巻きばね64は、サブハウジング62からの第2の紐状体51の引き出し動作に抵抗を与える機能をも有している。
As described above, the
緩衝部21とサブ緩衝部61とを比較する。これらの二つの機器の間の大きな違いは、互いの渦巻きばね25、64の剛性の違いである。サブ緩衝部61が内蔵する渦巻きばね64の剛性は、緩衝部21が内蔵する渦巻きばね25の剛性よりも低い。その結果サブ緩衝部61が第2の紐状体51を巻き戻す力は、緩衝部21が第1の紐状体11を巻き戻す力よりも弱く設定されている。
The
(2)作用
図18に示すように、作業者Hが収納袋131から所望の工具111を取り出すと、サブ緩衝部61から第2の紐状体51が引き出される。これによって工具111を自由に移動させることが可能になる。
(2) Action As shown in FIG. 18 , when the operator H takes out the desired
この際、第2の紐状体51が連結している第1の紐状体11にもテンションが与えられるが、第1の紐状体11は引き出されない。緩衝部21が内蔵する渦巻きばね25は、サブ緩衝部61が内蔵する渦巻きばね64よりも剛性が高いので、緩衝部21が第1の紐状体11を巻き戻す力は、サブ緩衝部61が第2の紐状体51を巻き戻す力よりも強いからである。
At this time, tension is also applied to the first string-
その後工具111の使用が完了して収納袋131に戻すと、引き出されていた第2の紐状体51はサブリール63に巻き戻され、図15に示す初期状態に復帰する。
After that, when the use of the
(3)効果
図19に示すように、作業者Hが使用中の工具111を落としてしまった場合、工具111が落下したときのエネルギーの程度によっては、第2の紐状体51のみならず、第1の紐状体11にも引き出し方向への力が加わる。このときサブ緩衝部61が内蔵する渦巻きばね64は、第2の紐状体51の引き出し動作に抵抗を与え、緩衝部21が内蔵する渦巻きばね25は、第1の紐状体11の引き出し動作に抵抗を与える。これによって工具111が落下した際の衝撃を緩和する緩衝作用が発揮される。とりわけ渦巻きばね25の緩衝作用は、第2の紐状体51が完全に引き出された後に発生するため、落下した工具111に跳ね上げ現象を生じさせないようにすることが可能である。
(3) Effect As shown in FIG. 19, when the worker H drops the
4.まとめ
第1~第3の実施の形態の携帯物落下防止具1は、人体に装着可能なハウジング22内に第1の紐状体11を巻いたリール24を回転自在に収納し、第1の紐状体11の引き出し動作に伴い渦巻きばね25(ばね)が蓄えた力を第1の紐状体11を巻き戻す力としてリール24に与える緩衝部21を備えている。携帯物落下防止具1は、第1の紐状体11を人体側に固定する固定部12と、一又は二以上の工具111(携帯物)にそれぞれ連結され、人体側に固定された第1の紐状体11に取り付けられて第1の紐状体11の全周を取り囲むナスカン52(連結部)とを備えている。本携帯物落下防止具1は、一又は二以上の工具111(携帯物)にそれぞれ固定される第2の紐状体51を備え、ナスカン52(連結部)は、第2の紐状体51を介して一又は二以上の工具111(携帯物)にそれぞれ連結されている。ナスカン52(連結部)は、人体側に固定された第1の紐状体11に対して着脱自在である。
4. Conclusion In the portable object
(1)第1の実施の形態
固定部12は、第1の紐状体11をハウジング22に固定している。
(1) First Embodiment The fixing
一つの実施態様として、緩衝部21は、第1の紐状体11の引き出し動作に伴い渦巻きばね25(ばね)が蓄えた力を第1の紐状体11を巻き戻す力としてリール24に与える機構を一対有し、固定部12は、一方のリール24に第1の紐状体11の一端を固定し、もう一方のリール24に第1の紐状体11の反対側の端部を固定している。
As one embodiment, the
本実施の形態の落下防止具1は、第1の紐状体11が完全にハウジング22内に引き込まれないようにするストッパ31(ストッパ機構)を備える。また緩衝部21のハウジング22は、腰に巻くベルト101(補助具)に着脱自在に取り付けるためのベルトクリップ23(装着具)を有している。
The
(2)第2の実施の形態
第2の実施の形態の一態様では、緩衝部21のハウジング22は、腰に巻くベルト101(補助具)に着脱自在に装着するためのベルトクリップ23(装着具)を有しており、固定部12は、第1の紐状体11をベルト101に設けたキャッチャ13に着脱自在に固定するナスカン14(固定具)を有している。
(2) Second Embodiment In one aspect of the second embodiment, the
第2の実施の形態の別の一態様は、長さ方向の一部にキャッチャ13を設けた腰に巻くベルト101を備え、緩衝部21のハウジング22は、ベルト101に着脱自在に取り付けるためのベルトクリップ23(装着具)を有し、固定部12は、第1の紐状体11をキャッチャ13に着脱自在に固定するナスカン14(固定具)を有している。
Another aspect of the second embodiment is provided with a
ベルト101は、キャッチャ13の隣接位置に工具111(携帯物)を収納する収納袋131を有し、収納袋131をはさんでキャッチャ13と反対側の位置に緩衝部21を装着可能な領域Rを有している。
The
(3)第3の実施の形態
第3の実施の形態は、第2の実施の形態を前提として、ナスカン52(連結部)を固定したサブハウジング62内に第2の紐状体51を引き出し自在に巻いたサブリール63を回転自在に収納し、第2の紐状体51の引き出し動作に伴い渦巻きばね64(ばね)が蓄えた力を第2の紐状体51を巻き戻す力としてサブリール63に与えるサブ緩衝部61を備える。サブ緩衝部61が第2の紐状体51を巻き戻す力は、緩衝部21が第1の紐状体11を巻き戻す力よりも弱く設定されている。
(3) Third Embodiment In the third embodiment, on the premise of the second embodiment, the second string-
(4)第1~第3の実施の形態
一つの態様として、第2の紐状体51のナスカン52(連結部)と反対側の端部には、工具111(携帯物)に固定した工具キャッチャ112(携帯物キャッチャ)に着脱自在の携帯物固定用のナスカン53が固定されている。第1の紐状体11及び第2の紐状体51のうちの少なくとも一方は、例えばワイヤロープである。第1の紐状体11及び第2の紐状体51のうちの少なくとも一方は、例えば線状、別の一例として帯状、さらに別の一例として鎖状を有している。
(4) First to Third Embodiments As one aspect, a tool fixed to a tool 111 (portable object) is attached to the end of the second string-
5.変形例
実施に際しては、各種の変形や変更が可能である。
5. Modifications Various modifications and changes are possible in practice.
例えば第2の紐状体51を省略し、個々の工具111に対して、連結部であるナスカン52を直接取り付けるようにしてもよい。一例としてナスカン52は、個々の工具111に固定された固定紐113を通すように設けられた工具キャッチャ112に固定される。
For example, the second string-
上記各実施の形態では、人体側に固定された第1の紐状体11に取り付けられて第1の紐状体11の全周を取り囲む連結部として、ナスカン52を用いた形態を挙げた。連結部は、必ずしもナスカン52である必要はなく、第1の紐状体11に対して着脱自在ではない部材、例えばリング状のようなエンドレス部材であってもよい。
In each of the above-described embodiments, the form using the
上記実施の形態では、緩衝部21に単一剛性の渦巻きばね25を用いた例を示したが、剛性が異なる二種類の渦巻きばねを連結して用いるようにしてもよい。これによって第1の紐状体11の引き出し時には剛性の低い渦巻きばねを作用させ、工具111の落下時には剛性の高い渦巻きばねを作用させるようにすることができ、落下した工具111の跳ね返りを抑制することができる。このようないわばダブルアクションでの渦巻きばねの動作は、特に第1及び第2の実施の形態の落下防止具1に有効である。
In the above-described embodiment, an example in which the single-
第1の実施の形態では、固定部12の構造として、ハウジング22の側に設けた紐保持部29に対して、第1の紐状体11の側に設けた抜止め体30を固定的に連結する構造を例示した。実施に際しては、第1の紐状体11をハウジング22に着脱自在に固定するような構造、例えばプラグとキャッチャによる構造を採用してもよい。この構造は、キャッチャにプラグを挿入すると両者が連結固定され、プラグを押し込むことによって両者の固定が解除されるような構造である。
In the first embodiment, as the structure of the fixing
第2の実施の形態では、固定部12の構造として、ベルト101に設けたキャッチャ13に対して着脱自在のナスカン14を例示した。実施に際してはナスカン14に限らず、他の構造の連結部を用いるようにしてもよい。
In the second embodiment, as the structure of the fixing
その他にもあらゆる変形や変更が可能である。 All other variations and modifications are possible.
1 携帯物落下防止具
11 第1の紐状体
12 固定部
13 キャッチャ
14 ナスカン(固定具、人体固定用のナスカン)
21 緩衝部
22 ハウジング
23 ベルトクリップ(装着具)
24 リール
25 渦巻きばね(ばね)
26 台座
27 ばねハウジング
28 貫通孔
29 紐保持部
30 抜止め体
31 ストッパ
32 リール軸
51 第2の紐状体
52 ナスカン(連結用のナスカン)
53 ナスカン(携帯物固定用のナスカン)
61 サブ緩衝部
62 サブハウジング
63 サブリール
64 渦巻きばね(ばね)
65 台座
66 ばねハウジング
67 貫通孔
68 リール軸
101 ベルト(補助具)
111 工具(携帯物)
111a モンキースパナ
111b レンチ
111c ペンチ
112 工具キャッチャ(携帯物キャッチャ)
113 固定紐
131 収納袋
EI 内周側の端部
EO 外周側の端部
H 作業者
R 緩衝部を装着可能な領域
1 portable object
21
24
26
53 Eggplant hook (Eggplant hook for securing portable items)
61
65
111 tools (portables)
113
Claims (6)
前記第1の紐状体を人体側に固定する固定部と、
一又は二以上の携帯物にそれぞれ連結され、人体側に固定された前記第1の紐状体に取り付けられて前記第1の紐状体の全周を取り囲む連結部と、
を備える携帯物落下防止具。 A reel around which the first string-like body is wound is rotatably housed in a housing that can be worn on the human body, and the force accumulated by the spring accompanying the pull-out operation of the first string-like body is applied to the first string-like body. A buffer section that applies to the reel as a force to unwind the
a fixing part that fixes the first string-like body to the human body;
a connecting portion connected to one or more portable objects, respectively, attached to the first string-like body fixed to the human body side, and surrounding the entire circumference of the first string-like body;
A portable object fall prevention tool.
前記連結部は、前記第2の紐状体を介して一又は二以上の前記携帯物にそれぞれ連結されている、
請求項1に記載の携帯物落下防止具。 A second string-like body fixed to one or more of the portable objects,
The connecting part is connected to one or more of the portable objects via the second string-like body,
The device for preventing a portable object from falling according to claim 1.
請求項1又は2に記載の携帯物落下防止具。 The fixing part fixes the first string-like body to the housing,
3. The device for preventing a portable object from falling according to claim 1 or 2.
前記固定部は、一方の前記リールに前記第1の紐状体の一端を固定し、もう一方の前記リールに前記第1の紐状体の反対側の端部を固定している、
請求項3に記載の携帯物落下防止具。 The cushioning section has a pair of mechanisms for applying to the reel a force accumulated by a spring as the first string-like body is pulled out, as a force for rewinding the first string-like body,
The fixing part fixes one end of the first string-like body to one of the reels, and fixes the opposite end of the first string-like body to the other reel.
The device for preventing a portable object from falling according to claim 3.
前記固定部は、前記第1の紐状体を前記補助具に設けたキャッチャに着脱自在に固定する固定具を有している、
請求項1又は2に記載の携帯物落下防止具。 The housing of the cushioning part has an attachment tool for detachably attaching to an auxiliary tool attached to the human body,
The fixing part has a fixing tool for detachably fixing the first string-like body to a catcher provided on the auxiliary tool,
3. The device for preventing a portable object from falling according to claim 1 or 2.
請求項5に記載の携帯物落下防止具。 A sub-reel on which the second string-like body is wound so as to be pulled out is rotatably accommodated in the sub-housing to which the connecting portion is fixed, and the force accumulated by the spring accompanying the pull-out operation of the second string-like body is applied to the sub-housing. A sub-buffer that applies to the sub-reel as a force to unwind the second string-like body,
The device for preventing a portable object from falling according to claim 5.
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JP2021150708A JP2023043217A (en) | 2021-09-16 | 2021-09-16 | Portable article fall prevention tool |
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