JP2023039900A - 画像処理システム及びその動作方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像に発生したノイズの除去後にも画像の平均画素値を保持する。【解決手段】画像処理装置は、画像センサ100に含まれた複数の画素からノイズの発生した複数のターゲット画素を検出するターゲット画素検出部210と、複数のターゲット画素のそれぞれの位置に基づいて予め設定された範囲に含まれる周辺画素の画素値の平均値を用いて複数のターゲット画素の画素値であるターゲット画素値を変更するターゲット画素補正部220と、平均値の小数部分に対応する値を累積した累積値を用いてターゲット画素値を補償するターゲット画素補償部230と、を含む。【選択図】図5

Description

本発明は画像処理システムに関し、より具体的には画像処理システム及びその動作方法に関する。
画像センサは、光に反応する半導体の性質を利用して画像をキャプチャ(capture)する装置である。最近では、コンピュータ産業や通信産業の発達に伴い、スマートフォン、デジタルカメラ、ゲーム機器、モノのインターネット(Internet of Things)、ロボット、警備用カメラ、医療用マイクロカメラなどの多様な分野において性能の向上した画像センサの需要が増加している。
画像センサはCCD(Charge Coupled Device)画像センサと、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)画像センサとに大別できる。CCD画像センサはCMOS画像センサと比べてノイズ(noise)が少なく、画質に優れる。一方、CMOS画像センサは駆動方式が簡単で、様々なスキャニング(scanning)方式で具現できる。また、CMOS画像センサは信号処理回路を単一チップに集積できるため、製品の小型化が容易で、電力消費が非常に少なく、CMOS工程技術を互換して使用でき、製造単価が低い。最近では、モバイル機器にさらに適する特性によりCMOS画像センシングシステムが多く利用されている。
本発明の実施例は、画像に発生したノイズの除去後にも画像の平均画素値を保持する画像処理システム及びその動作方法を提供する。
本発明の実施例による画像処理装置は、画像センサに含まれた複数の画素からノイズの発生した複数のターゲット画素を検出するターゲット画素検出部と、上記複数のターゲット画素のそれぞれの位置に基づいて予め設定された範囲に含まれる周辺画素の画素値の平均値を用いて上記複数のターゲット画素の画素値であるターゲット画素値を変更するターゲット画素補正部と、上記平均値の小数部分に対応する値を累積した累積値を用いて上記ターゲット画素値を補償するターゲット画素補償部と、を含んでもよい。
本発明の実施例による画像処理装置は、画像センサに含まれた複数の画素からノイズの発生した複数のターゲット画素を検出するターゲット画素検出部と、上記複数のターゲット画素のそれぞれの位置に基づいて横方向に接触した接触画素の画素値の平均値を用いて上記複数のターゲット画素の画素値であるターゲット画素値を変更するターゲット画素補正部と、上記接触画素の画素値の合計値に基づいて上記ターゲット画素値を補償するターゲット画素補償部と、含んでもよい。
本発明の実施例による画像処理装置の動作方法は、画像を表す複数の画素の画素値を受信する段階と、上記複数の画素のうちノイズが発生した第1ターゲット画素の予め定められた範囲内に含まれる周辺画素の画素値の平均値を用いて上記第1ターゲット画素の画素値を変更する段階と、上記第1ターゲット画素に対応する平均値の小数部分に対応する値である第1小数値を取得する段階と、上記複数の画素のうち上記ノイズが発生した第2ターゲット画素の予め定められた範囲内に含まれる周辺画素の画素値の平均値を用いて上記第2ターゲット画素の画素値を変更する段階と、上記第2ターゲット画素に対応する平均値の小数部分に対応する値である第2小数値と上記第1小数値を累積した累積値を生成する段階と、上記累積値に基づいて上記第1ターゲット画素の画素値または上記第2ターゲット画素の画素値を補償する段階と、を含んでもよい。
本発明の実施例による画像処理装置の動作方法は、画像を表す複数の画素の画素値を受信する段階と、上記複数の画素からノイズの発生した複数のターゲット画素を検出する段階と、
上記複数のターゲット画素のそれぞれの位置に基づいて縦方向に接触した接触画素の画素値の合計値を計算する段階と、上記合計値のそれぞれの平均値を用いて上記複数のターゲット画素の画素値であるターゲット画素値を変更する段階と、上記合計値のうち奇数の合計値に対応して1だけ増加する累積値を生成する段階と、上記複数のターゲット画素のうち上記累積値を奇数から偶数に増加させた合計値に対応するターゲット画素を補償画素として決める段階と、上記補償画素の画素値に予め定められた補償値を足す段階と、を含んでもよい。
本発明の実施例による画像処理システムは、画像を表す第1画素の画素値を伝送する画像センサと、上記第1画素の画素値に基づいて上記第1画素からノイズの発生した第2画素を検出するターゲット画素検出部と、上記画像において上記第2画素の位置に応じてそれぞれ決まる第3画素の画素値の平均値を用いて上記第2画素の画素値であるターゲット画素値を変更するターゲット画素補正部と、上記平均値の小数部分に対応する値を累積した累積値を用いて上記ターゲット画素値を補償するターゲット画素補償部と、画素値が補償された上記第2画素を含む上記第1画素の画素値を出力する出力管理部と、を含んでもよい。
本技術によると、画像に発生したノイズの除去後にも画像の平均画素値を保持する画像処理システムを提供することができる。
本発明の実施例による画像処理システムを説明するための図である。 本発明の実施例による図1の画像センサを説明するための図である。 本発明の実施例による画像に発生したノイズを説明するための図である。 本発明の実施例による位相検出オートフォーカス画素で発生するノイズを説明するための図である。 本発明の実施例による画像処理システムを示すブロック図である。 本発明の実施例によるターゲット画素及び周辺画素を説明するための図である。 本発明の実施例によるターゲット画素及びターゲット画素に隣接する画素を説明するための図である。 本発明の実施例によるランダムに決まる補償値を説明するための図である。 本発明の実施例による累積値に基づいて変更されたターゲット画素の画素値の補償方法を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施例による補償値を決める方法を説明するためのフローチャートである。 本発明の他の実施例による累積値に基づいて変更されたターゲット画素の画素値の補償方法を説明するためのフローチャートである。 本発明のさらに他の実施例によるターゲット画素の画素値の補償方法を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施例による画像センサを含むコンピューティングシステムを示すブロック図である。
本明細書または出願に開示されている本発明の概念による実施例に対する特定の構造的または機能的説明は本発明の概念による実施例を説明するためのものであり、本発明の概念による実施例は様々な形態で実施でき、本明細書または出願に記載の実施例に限定されると解釈されるべきではない。
以下、本発明が属する技術分野において通常の知識を有する者が本発明の技術的思想を実施できる程度に詳細に説明するために、本発明の実施例を添付の図面を参照して説明する。
図1は本発明の実施例による画像処理システムを説明するための図である。
図1を参照すると、画像処理システム10は画像センサ100、及び画像処理装置200を含んでもよい。
一実施例による画像処理システム10は画像を取得することができる。また、画像処理システム10は画像を処理した出力画像を保存、表示、または外部装置に出力することができる。一実施例による画像処理システム10はホストの要求に応じてホストに出力画像を出力することができる。
一実施例において、画像処理システム10はパッケージ化されたモジュール、部品などの形態で具現されてもよい。この場合、画像処理システム10をホストに搭載されてもよい。ホストは様々な電子装置で具現されてもよい。例えば、ホストは、デジタルカメラ、モバイル機器、スマートフォン(smart phone)、PC(Personal Computer)、タブレットPC(tablet personal computer)、ノート型パソコン(notebook)、PDA(personal digital assistant)、EDA(enterprise digital assistant)、PMP(portable multimedia player)、ウェアラブルデバイス(wearable device)、ブラックボックス、ロボット、自律走行車両などで具現されることができる。
他の一実施例において、画像処理システム10はホストとは別の電子装置で具現されてもよい。例えば、画像処理システム10は、撮像装置、デジタルカメラ、カムコーダ、CCTV(Closed-circuit Television)、ウェブカメラ、セキュリティカメラ、産業用ビジョンカメラ、モバイル機器、スマートフォン、PC、タブレットPC、ノート型パソコン、PDA、EDA、PMP、ウェアラブルデバイス、ブラックボックス、ロボット、自律走行車両、車両用ビジョンカメラ、セットトップボックス、ゲームコンソール、電子辞書、電子書籍リーダー、デスクトップコンピューター、サーバー、MP3プレーヤー、スマート医療機器、テレビジョン、DVD(digital video disk)プレーヤー、オーディオ、冷蔵庫、エアコン、掃除機、オーブン、電子レンジ、洗濯機、空気清浄機、スマートミラー、スマートウインドウ、電子キー、電子フレーム、デジタル看板、セキュリティコントロールパネルなどであってもよい。ここで、ウェアラブルデバイスは、スマートウォッチ、指輪、ブレスレット、アンクレット、ネックレス、メガネ、コンタクトレンズ、ヘッドマウントデバイス(head-mounted-device;HMD)、スキンパッド、タトゥー、または生体埋め込み型回路などであってもよい。
画像センサ100はCCD画像センサ及びCMOS画像センサで具現されてもよい。画像センサ100はレンズ(不図示)を介して入力された(またはキャプチャされた(captured))オブジェクト(不図示)に対する画像データを生成することができる。レンズ(不図示)は光学系を形成する少なくとも1つのレンズを含んでもよい。
画像センサ100は複数の画素を含んでもよい。画像センサ100は撮影された画像に対応する複数の画素値DPXsを複数の画素で生成することができる。画像センサ100で生成された複数の画素値DPXsは画像処理装置200に伝送されてもよい。即ち、画像センサ100はシングルフレーム(single frame)に対応する複数の画素値DPXsを生成することができる。
画像処理装置200は画像センサ100から受信する画素データの画像画質を向上する処理を行い、処理した画像データを出力することができる。ここで、処理は、EIS(Electronic Image Stabilization)、補間、色調補正、画質補正、サイズ調整などであってもよい。
図1では、画像処理装置200が画像センサ100とは独立したチップで具現されてもよい。この場合、画像センサ100のチップと画像処理装置200のチップは1つのパッケージ、例えば、マルチチップパッケージ(multi-chip package)で具現されてもよい。本発明の他の実施例では、画像処理装置200が画像センサ100の一部として含まれて1つのチップで具現されてもよい。
一実施例において、画像処理システム10はメモリをさらに含んでもよい。メモリは不揮発性メモリ素子で具現されてもよい。例えば、メモリは、データの読み取りのみが可能なROM(Read Only Memory)、1回のみ書き込みが可能なOTP(one time programmable)メモリ、保存されたデータを消去及び書き込みできるEPROM(Erasable and Programmable ROM)、NAND型フラッシュメモリ(NAND Flash Memory)、ノア型(NOR)フラッシュメモリなどの様々な不揮発性メモリ素子からなってもよい。
図2は本発明の実施例による図1の画像センサを説明するための図である。
図2を参照すると、画像センサ100は、画素アレイ110、行デコーダ120、タイミング生成器130、及び信号変換器140を含んでもよい。
画素アレイ110は、実施例によるカラーフィルタアレイ111と、カラーフィルタアレイ111の下部に形成され、カラーフィルタアレイ111のそれぞれの画素に対応する複数の光電変換素子(photoelectric conversion element)を含む光電変換層113と、を含んでもよい。画素アレイ110は入射光に含まれたカラー情報を出力するための複数の画素を含んでもよい。複数の画素のそれぞれは対応するカラーフィルタアレイ111を通過した入射光に相応する画素信号を出力することができる。
カラーフィルタアレイ111は、各画素に入射される光の特定波長(例えば、赤、青、緑)のみを通過させるカラーフィルタを含んでもよい。本発明において、カラーフィルタはカラーチャネルと表現されてもよい。カラーフィルタアレイ111により、各画素の画素データは特定波長の光の強度に対応する値を表すことができる。
具体的には、複数の画素のそれぞれは入射光に応じて生成された光電荷を蓄積し、蓄積した光電荷に相応する画素信号を生成することができる。各画素は、光信号を電気信号に変換する光電変換素子(例えば、フォトダイオード(photo diode)、フォトトランジスタ(photo transistor)、フォトゲート(photogate)、またはピンドフォトダイオード(pinned photo diode))及び電気的信号を処理するための少なくとも1つのトランジスタを含んでもよい。
画素アレイ110は行(row)方向と列(column)方向に配列された複数の画素を含んでもよい。画素アレイ110は行ごとに複数の画素信号VPXsを生成することができる。複数の画素信号VPXsはそれぞれアナログタイプの画素信号VPXsであってもよい。
行デコーダ120は、タイミング生成器130から出力されたアドレスと制御信号に応答して画素アレイ110において複数の画素が配列された多数の行から1つの行を選択することができる。
信号変換器140は、アナログタイプの複数の画素信号VPXsをデジタルタイプの複数の画素値DPXsに変換することができる。デジタルタイプの複数の画素値DPXsは様々なパターンで出力されてもよい。信号変換器140は、タイミング生成器130から出力された制御信号に応答して画素アレイ110から出力されたそれぞれの信号に対してCDS(correlated double sampling)を行い、CDSされたそれぞれの信号をアナログ-デジタル変換し、それぞれのデジタル信号を出力することができる。それぞれのデジタル信号は対応するカラーフィルタアレイ111を通過した入射光の波長の強度に対応する信号であってもよい。
信号変換器140は、CDSブロックとADC(analog to digital converter)ブロックを含んでもよい。CDSブロックは、画素アレイ110に含まれた複数の列のそれぞれに提供される基準信号と映像信号のセットを順にサンプリング及びホールディング(Sampling and Holding)することができる。即ち、CDSブロックは、それぞれの列に対応する基準信号と映像信号のレベルをサンプリングして保持することができる。ADCブロックは、CDSブロックから出力されるそれぞれの列に対する相関二重サンプリング信号をデジタル信号に変換した画素データを出力することができる。このため、ADCブロックは各列に対応する比較器及びカウンタを含んでもよい。
また、本発明の実施例による画像センサ100は出力バッファ150をさらに含んでもよい。出力バッファ150は信号変換器140から出力されたデジタル信号を保存する複数のバッファで具現されてもよい。具体的に、出力バッファ150は、信号変換器140から提供されるそれぞれの列単位の画素データをラッチ(latch)して出力することができる。出力バッファ150は信号変換器140から出力される画素データを一時的に保存し、タイミング生成器130の制御に応じて画素データを順に出力することができる。本発明の実施例によって、出力バッファ150は省略されてもよい。
図3は本発明の実施例による画像に発生したノイズを説明するための図である。
図3を参照すると、複数の画素を含む画像300にノイズが発生し得る。複数の画素のうち周辺画素の画素値より予め定められたしきい値以上の差が出る画素はノイズが発生した画素と判断することができる。図3にはノイズが発生した画像を例示的に示されている。
複数の画素を含む画像300は、周辺画素と線形的特性の保持されない位相検出オートフォーカス(Phase Detection Auto Focus、PDAF)画素310、320、330、340を含んでもよい。位相検出オートフォーカス画素310、320、330、340はフォトダイオード(Photo Diode、PD)画素であってもよい。フォトダイオード画素は位置によって画素の特性が変わるため、隣接する画素と線形的特性が保持されないことがある。即ち、位相検出オートフォーカス画素310、320、330、340の画素値がノイズと判断されることがある。
複数の画素を含む画像300は複数の欠陥画素350、360を含んでもよい。複数の欠陥画素350、360は様々な理由で発生する。例えば、CMOS画像センサに含まれる複数の画素のそれぞれは入射光に応じて生成された光電荷を蓄積し、蓄積した光電荷に相応する画素信号を生成することができる。複数の画素の間隔によって渉光が発生し得る。干渉光と入射光がCMOS画像センサに入射すると、CMOS画像センサの出力にノイズが発生することがある。
ノイズが発生した画素の画素値と周辺画素の画素値との差が予め定められたしきい値以上であり得る。画像処理装置は予め定められたしきい値以上に差が出る画素をノイズの発生した画素と判断することができる。例えば、画像処理装置は、位相検出オートフォーカス画素310、320、330、340と欠陥画素350、360にノイズが発生したと判断することができる。
CMOS画像センサの製造時に生じるバラツキによって固定パターンノイズが誘発されることがある。バラツキによる固定パターンノイズは垂直方向または水平方向のストライプ状のノイズであってもよい。CMOS画像センサに含まれた欠陥画素または位相検出オートフォーカス画素は固定パターンノイズを誘発することがある。
図4は本発明の実施例による位相検出オートフォーカス画素で発生するノイズを説明するための図である。
図4を参照すると、画素に光を入射させるオンチップレンズ(on chip lens;OCL)が位置してもよい。オンチップレンズの下部に位置する画素に対応してオンチップレンズのサイズが変わってもよい。
1つのノーマル画素421に1つのオンチップレンズ420が対応してもよい。1つのオンチップレンズ420を介して光が入射すると、1つのノーマル画素421から画素値が出力されることができる。
位相検出オートフォーカス画素310、320は1つのオンチップレンズ410に対応することができる。1つのオンチップレンズ410を介して光が位相検出オートフォーカス画素310、320に入射するため、位相検出オートフォーカス画素310、320の画素値は1つのノーマル画素421の画素値と差が出ることがある。
位相検出オートフォーカス画素310、320の画素値と1つのノーマル画素421の画素値との差が予め定められたしきい値以上である場合、画像処理装置は位相検出オートフォーカス画素310、320をノイズの発生した画素と判断することができる。オンチップレンズの違いによって位相検出オートフォーカス画素310、320にノイズが発生することがある。
図5は本発明の実施例による画像処理システムを示すブロック図である。
図5を参照すると、画像処理装置200は複数の画素を含む画像センサ100から複数の画素値を受信することができる。画像処理装置200は受信した複数の画素値に基づいてノイズを除去することができる。画像処理装置200はターゲット画素検出部210、ターゲット画素補正部220、及びターゲット画素補償部230を含んでもよい。
ターゲット画素検出部210は画像センサ100に含まれた複数の画素からノイズの発生した複数のターゲット画素を検出することができる。ターゲット画素検出部210は周辺画素の画素値と予め定められたしきい値以上の差が出る画素値に対応する画素をターゲット画素として検出することができる。欠陥画素の画素値または位相検出オートフォーカス画素の画素値と周辺画素の画素値との差は予め定められたしきい値より大きいことがある。ターゲット画素検出部210は欠陥画素または位相検出オートフォーカス画素をターゲット画素として検出することができる。
ターゲット画素補正部220は、複数のターゲット画素のそれぞれの位置を基準として予め設定された範囲に含まれる周辺画素の画素値の平均値を用いて複数のターゲット画素の画素値であるターゲット画素値を変更することができる。ターゲット画素補正部220はターゲット画素値を複数のターゲット画素にそれぞれ対応する平均値の整数部分に対応する値である整数値に変更することができる。ターゲット画素補正部220は、複数のターゲット画素の画素値を補正する際に平均値の整数値のみを使用するため、平均値の小数部分に対応する値である小数値は使用しないことがある。小数値を使用しないことにより、複数のターゲット画素の補正後の画像の全体平均画素数が複数のターゲット画素の補正前の画像の全体平均画素数より少なくなり得る。
ターゲット画素の配列が規則的である場合、画像においてターゲット画素が含まれる行または列の平均画素数が減少することがある。行または列の平均画素数が減少すると、規則的な配列を有する固定パターンノイズが発生し得る。画像に含まれるターゲット画素の密度に対応して画像に発生した固定パターンノイズが増加し得る。位相検出オートフォーカス画素が画像に含まれると、ターゲット画素の配列は規則的であることができる。
ターゲット画素補償部230は平均値の小数部分に対応する値を累積した累積値を用いてターゲット画素値を補償することができる。ターゲット画素補償部230はターゲット画素値に補償値を足すことができる。本発明の実施例における補償値は0または1であってもよい。
ターゲット画素補償部230は累積値管理部231、検知部232、補償決定部233をさらに含んでもよい。累積値管理部231は複数のターゲット画素にそれぞれ対応する平均値の小数部分に対応する値である小数値を累積した累積値を生成することができる。検知部232は平均値と平均値の整数値が異なる場合、小数値の発生を検知することができる。補償決定部233は累積値に基づいてターゲット画素値に加わる補償値をそれぞれ決めることができる。
累積値管理部231はターゲット画素補正部220がターゲット画素の画素値を変更する度に平均値の小数値を累積した累積値を生成することができる。累積値管理部231はターゲット画素の画素値の変更に使用されない平均値の小数値を累積することができる。画素値の変更されたターゲット画素の数が増えるほど、累積値が増加することができる。
補償決定部233は小数値の発生に対応して累積値と予め定められた基準値とを比較することができる。補償決定部233は累積値が予め定められた基準値より大きいかまたは同じである場合、補償値を1と決めることができる。累積値管理部231は補償値が1と決まったことに対応して累積値から基準値を差し引くことができる。ターゲット画素補償部230は1と決まった補償値を整数値に変更されたターゲット画素の画素値に足すことができる。即ち、ターゲット画素の画素値を1だけ増加することができる。補償決定部233は累積値が基準値より小さい場合、補償値を0と決めることができる。補償値が0であるターゲット画素の画素値は保持される。
本発明の他の実施例において、補償決定部233は、ターゲット画素検出部210が検出した複数のターゲット画素のうち位置が予め定められたターゲット画素の画素値に対応する補償値を1と決めることができる。例えば、位相検出オートフォーカス画素は位置が予め定められたターゲット画素であってもよい。
本発明の他の実施例において、補償決定部233は、ターゲット画素検出部210が検出したターゲット画素のうち位置がランダムなターゲット画素の画素値に対応する補償値を1と決めることができる。例えば、欠陥画素は位置がランダムなターゲット画素であってもよい。
累積値管理部231は補償値が1と決まったことに対応して累積値から基準値を差し引くことができる。補償値が1と決まると、累積値が減少することができる。本発明の実施例における累積値は一定の範囲内に保持されることができる。
本発明の実施例では、予め定められた基準値は1であってもよい。最初のターゲット画素の画素値を補正する際に平均値の小数値が発生し得る。このとき、累積値は最初のターゲット画素に対応する小数値であってもよい。累積値が予め定められた基準値1より小さいため、最初のターゲット画素に対応する補償値は0と決まることができる。最初のターゲット画素に対応する補償値が0であるため、整数値に変更された最初のターゲット画素の画素値は保持されることができる。複数のターゲット画素の画素値が補正されると、累積値が増加することができる。累積値が1より大きいかまたは同じである場合、整数値に変更されるターゲット画素の画素値が1増加することができる。累積値管理部231は、補償値が1と決まると、累積値から1を差し引くことができる。
本発明の他の実施例において、補償決定部233は小数値の発生に対応して補償値を0または1とランダムに決めることができる。検知部232は平均値と平均値の整数値が異なると、小数値の発生を検知することができる。例えば、最初のターゲット画素の画素値を補正する際に平均値の小数値が発生し得る。このとき、累積値は最初のターゲット画素に対応する小数値であってもよい。補償決定部233は小数値の発生に対応して補償値を1と決めることができる。
補償決定部233は累積値に基づいて決まった割合に応じて補償値を0または1と決めることができる。累積値に対応して1と決まった補償値の数は変わってもよい。例えば、ターゲット画素の数は10個であってもよい。10個のターゲット画素のうち累積値に対応して1と決まる補償値の数は3個であってもよい。ターゲット画素のうち補償値が1と決まるターゲット画素はランダムに選択されるが、数は3個と同一であってもよい。
本発明のさらに他の実施例において、画像処理装置200は画像センサ100が取得した画像に発生したノイズを除去することができる。画像処理装置200はターゲット画素検出部210、ターゲット画素補正部220、及びターゲット画素補償部230を含んでもよい。
ターゲット画素補正部220は、複数のターゲット画素のそれぞれの位置を基準として横方向に接触した接触画素の画素値の平均値を用いて複数のターゲット画素の画素値であるターゲット画素値を変更することができる。接触画素は、複数のターゲット画素のそれぞれの位置を基準として横方向または縦方向に接触した2つの画素であってもよい。ターゲット画素補正部220は、ターゲット画素値を複数のターゲット画素にそれぞれ対応する平均値の整数部分に対応する値である整数値に変更することができる。
ターゲット画素補償部230は接触画素の画素値の合計値に基づいてターゲット画素値を補償することができる。合計値はターゲット画素と横方向に隣接する2つの画素の画素値を合計した値であるか、ターゲット画素と縦方向に隣接する2つの画素の画素値を合計した値であってもよい。
ターゲット画素補償部230は累積値管理部231、検知部232、及び補償決定部233をさらに含んでもよい。累積値管理部231は合計値のうち奇数の合計値に対応して1だけ増加する累積値を生成することができる。検知部232は累積値の増加を検知することができる。補償決定部233は、累積値に基づいて複数のターゲット画素のうち予め定められた補償値が足される少なくとも1つ以上の補償画素を決めることができる。
補償決定部233は累積値を奇数から偶数に増加させる合計値に対応するターゲット画素を補償画素として決めることができる。累積値は合計値が奇数のときのみ増加することができる。補償決定部233は複数のターゲット画素のうち累積値を偶数に増加させたターゲット画素を補償画素として決めることができる。ターゲット画素補償部230は補償画素の画素値に予め定められた補償値である1を足すことができる。本発明の実施例において、累積値は合計値に対応して増加することで偶数または奇数にあることができる。複数のターゲット画素から累積値に応じて補償画素が決まることができる。補償画素の画素値が1だけ増加することができる。
本発明の他の実施例では、補償決定部233は累積値に基づいて決まった割合に応じて補償画素をランダムに決めることができる。補償画素の画素値には予め定められた補償値である1を足すことができる。複数のターゲット画素から補償画素はランダムに決まってもよいが、複数のターゲット画素から補償画素として決まる割合は一定であることができる。
図6は本発明の実施例によるターゲット画素及び周辺画素を説明するための図である。
図6を参照すると、画像の一部600はターゲット画素610と、ターゲット画素610の周囲に位置する周辺画素620とを含んでもよい。周辺画素620の範囲は変わってもよい。図6のターゲット画素610の画素値を補正する方法は図5の説明に代えられる。
周辺画素620の画素値はそれぞれ10、11、11、12、13、10、10、15と仮定することができる。ターゲット画素補正部220は周辺画素620の画素値の平均値を計算することができる。具体的に、平均値は11.5である。ターゲット画素補正部220はターゲット画素610の画素値を11に変更することができる。平均値の整数値11はターゲット画素の画素値となり、平均値の小数値0.5は累積値管理部231によって累積されることができる。
累積値管理部231に累積された値0.25が存在すると仮定することができる。累積値管理部231は0.25と平均値の小数値0.5を足して0.75を累積値として生成することができる。検知部232は平均値の小数値0.5の発生を検知することができる。補償決定部233は、検知部232が小数値0.5の発生を検知すると、累積値0.75と予め定められた基準値1とを比較することができる。累積値0.75が基準値1より小さいため、補償決定部233は補償値を0と決めることができる。補償値が0であるため、ターゲット画素の画素値は11に保持されることができる。
累積値管理部231に累積された値0.75が存在すると仮定することができる。累積値管理部231は0.75と平均値の小数値0.5を足して1.25を累積値として生成することができる。検知部232は平均値の小数値0.5の発生を検知することができる。補償決定部233は、検知部232が小数値0.5の発生を検知すると、累積値1.25と予め定められた基準値1とを比較することができる。累積値1.25が基準値1より大きいため、補償決定部233は補償値を1と決めることができる。
ターゲット画素補償部230は補償値1をターゲット画素の画素値である11に足すことができる。補償値が足されたターゲット画素の画素値は12になる。累積値管理部231は補償決定部233が補償値を1と決めると、累積値1.25から1を差し引くことができる。累積値管理部231に累積された値は0.25であってもよい。
本発明の他の実施例において、累積値管理部231に累積された値0.75が存在し、ターゲット画素610に対する小数値が0.5であると仮定することができる。累積値管理部231は0.75と平均値の小数値0.5を足して1.25を累積値として生成することができる。補償決定部233はターゲット画素610を補償画素として決めることができる。ターゲット画素補償部230は補償値を補償画素の画素値に足すことができる。
図7は本発明の実施例によるターゲット画素及びターゲット画素に隣接する画素を説明するための図である。
図7を参照すると、画像の一部700は、ターゲット画素710と、ターゲット画素710の縦方向に隣接する画素720、730と、ターゲット画素710の横方向に隣接する画素740、750と、を含んでもよい。ターゲット画素710の縦方向に隣接する画素720、730の画素値はそれぞれ11、15であり、ターゲット画素710の横方向に隣接する画素740、750の画素値は13、14であることができる。
ターゲット画素補正部220は、ターゲット画素710の縦方向に隣接する画素720、730の画素値に基づいてターゲット画素710の画素値を補正することができる。ターゲット画素710の縦方向に隣接する画素720、730の画素値を足した合計値は26であることができる。ターゲット画素補正部220はターゲット画素710の画素値を合計値26の平均値である13に変更することができる。合計値26は偶数であるため、ターゲット画素710の画素値は補正されなくてもよい。
ターゲット画素補正部220は、ターゲット画素710の横方向に隣接する画素740、750の画素値に基づいてターゲット画素710の画素値を補正することができる。ターゲット画素710の横方向に隣接する画素740、750の画素値を足した合計値は27であることができる。このとき、合計値の平均値は13.5である。ターゲット画素補正部220はターゲット画素710の画素値を平均値の整数値である13に変更することができる。合計値27は奇数であるため、累積値管理部231は既に累積された値に1を足した累積値を生成することができる。既に累積された値が1である場合、累積値は2になることができる。
合計値27は奇数であり、検知部232は累積値の増加を検知することができる。累積値2は0ではない偶数であるため、補償決定部233は補償値を1と決めることができる。ターゲット画素補償部230はターゲット画素710の画素値13に補償値1を足すことができる。補償値が足されたターゲット画素710の画素値は14であることができる。本発明の実施例において、画素値の補正に用いられる画素に対応してターゲット画素710の画素値が変わってもよい。
本発明の他の実施例では、累積値管理部231に累積された値が奇数であり、ターゲット画素710に対する合計値が27であると仮定することができる。合計値27は累積値を奇数から偶数に増加させることができる。補償決定部233はターゲット画素710を補償画素として決めることができる。ターゲット画素補償部230は補償値を補償画素の画素値に足すことができる。
図8は本発明の実施例によるランダムに決まる補償値を説明するための図である。
図8を参照すると、画像の一部800は6つのターゲット画素810、820、830、840、850、860を含んでもよい。6つのターゲット画素810、820、830、840、850、860のうち810、820、850、860は位相検出オートフォーカス画素に対応することができる。6つのターゲット画素810、820、830、840、850、860のうち830、840は欠陥画素に対応することができる。図8において補償値を決める方法は図5の説明に代えられる。
周辺画素の画素値の平均値が整数値である場合、ターゲット画素に補償値を足さなくてもよい。周辺画素の画素値の平均値に小数値が含まれる場合、ターゲット画素補償部230はターゲット画素に補償値を足すことができる。検知部232が小数値の発生を検知すると、補償決定部233はターゲット画素に足す補償値を0または1とランダムに決めることができる。
具体的には、6つのターゲット画素810、820、830、840、850、860のうち810、820、830、840に対応する平均値には小数値が含まれ得る。6つのターゲット画素810、820、830、840、850、860のうち850、860に対応する平均値は整数値であることができる。ターゲット画素850、860は補償値が足されない。
補償決定部233はターゲット画素810、820、830、840に対応する補償値を決めることができる。補償値は0または1であってもよい。補償値はランダムに決まってもよいが、1と決まる補償値の数は予め定められてもよい。例えば、1と決まる補償値の数は1個であってもよい。ターゲット画素810、820、830、840のうちターゲット画素820に対応する補償値が1と決まると、残りのターゲット画素810、830、840に対応する補償値は0と決まることができる。同様に、ターゲット画素810、820、830に対応する補償値が全て0の場合、ターゲット画素840に対応する補償値は1と決まることができる。
補償決定部233は累積値に基づいて決まった割合に応じて補償値を0または1と決めることができる。累積値管理部231が生成した累積値に対応して1と決まった補償値の数は変わってもよい。例えば、累積値が3の場合、1と決まる補償値の数は3個であってもよい。
本発明の他の実施例では、補償決定部233はターゲット画素810、820、830、840から補償値が足される補償画素を決めることができる。補償画素はランダムに決まってもよいが、補償画素の数は予め定められてもよい。ターゲット画素補償部230は補償画素の画素値に補償値を足すことができる。
本発明のさらに他の実施例では、補償決定部233は、ターゲット画素検出部210が検出したターゲット画素のうち位置が予め定められたターゲット画素の画素値に対応する補償値を1と決めることができる。位相検出オートフォーカス画素は位置が予め定められたターゲット画素であってもよい。補償決定部233は位置が予め定められたターゲット画素810、820、850、860の補償値を1と決めることができる。
本発明のさらに他の実施例では、補償決定部233はターゲット画素検出部210が検出したターゲット画素のうち位置がランダムなターゲット画素の画素値に対応する補償値を1と決めることができる。欠陥画素は位置がランダムなターゲット画素であってもよい。補償決定部233は位置がランダムなターゲット画素830、840の補償値を1と決めることができる。
図9は本発明の実施例による累積値に基づいて変更されたターゲット画素の画素値の補償方法を説明するためのフローチャートである。
図9を参照すると、画像処理装置は画像に発生したノイズを除去することができる。
段階S910において、ターゲット画素検出部は画像センサに含まれた複数の画素からノイズの発生した複数のターゲット画素を検出することができる。ターゲット画素検出部は周辺画素の画素値と予め定められたしきい値以上の差が出る画素値に対応する画素をターゲット画素として検出することができる。欠陥画素の画素値または位相検出オートフォーカス画素の画素値と周辺画素の画素値との差は予め定められたしきい値より大きいことがある。ターゲット画素検出部は欠陥画素または位相検出オートフォーカス画素をターゲット画素として検出することができる。
段階S920において、ターゲット画素補正部は、複数のターゲット画素のそれぞれの位置を基準として予め設定された範囲に含まれる周辺画素の画素値の平均値を用いて複数のターゲット画素の画素値であるターゲット画素値を変更することができる。ターゲット画素補正部は、ターゲット画素値を複数のターゲット画素にそれぞれ対応する平均値の整数部分に対応する値である整数値に変更することができる。ターゲット画素補正部は複数のターゲット画素の画素値を補正する際に平均値の整数値のみを使用するため、平均値の小数部分に対応する値である小数値は使用しないことがある。小数値を使用しないことにより、複数のターゲット画素の補正後の画像の全体平均画素数が複数のターゲット画素の補正前の画像の全体平均画素数より少なくなり得る。
段階S930において、ターゲット画素補償部は平均値の小数部分に対応する値を累積した累積値を用いてターゲット画素値を補償することができる。ターゲット画素補償部は累積値に基づいて決まった補償値をターゲット画素値にそれぞれ足すことができる。本発明の他の実施例では、ターゲット画素補償部は複数のターゲット画素のうち予め定められた補償値が足される少なくとも1つの補償画素を決めることができる。
図10は本発明の実施例による補償値を決める方法を説明するためのフローチャートである。
図10を参照すると、補償決定部は累積値に基づいてターゲット画素に対応する補償値を0または1と決めることができる。
段階S1010において、累積値管理部は、複数のターゲット画素にそれぞれ対応する平均値の小数部分に対応する値である小数値を累積した累積値を生成することができる。累積値管理部はターゲット画素の画素値の変更に使用されない平均値の小数値を累積することができる。画素値の変更されたターゲット画素の数が増えるほど、累積値が増加することができる。
段階S1020において、補償決定部は小数値の発生に対応して累積値と予め定められた基準値とを比較することができる。本発明の実施例では、予め定められた基準値は1であってもよい。
段階S1030において、補償決定部は累積値が予め定められた基準値より大きいかまたは同じである場合、補償値を1と決めることができる。ターゲット画素補償部は1と決まった補償値を整数値に変更されたターゲット画素の画素値に足すことができる。即ち、ターゲット画素の画素値が1だけ増加することができる。
段階S1040において、累積値管理部は補償値が1と決まったことに対応して累積値から基準値を差し引くことができる。補償値が1と決まると、累積値が減少することができる。本発明の実施例では、累積値は一定の範囲内で保持されることができる。
段階S1050において、補償決定部は累積値が基準値より小さい場合、補償値を0と決めることができる。補償値が0のターゲット画素の画素値は保持されることができる。
例えば、最初のターゲット画素の画素値を補正する際に平均値の小数値が発生し得る。このとき、累積値は最初のターゲット画素に対応する小数値であることができる。累積値が予め定められた基準値1より小さいため、補償値は0であり、整数値に変更された最初のターゲット画素の画素値は保持されることができる。複数のターゲット画素の画素値が補正されると、累積値が増加することができる。累積値が1より大きいかまたは同じである場合、整数値に変更されるターゲット画素の画素値が1増加することができる。
図10の補償値を決める方法は図6の説明に代えられる。
図11は本発明の他の実施例による累積値に基づいて変更されたターゲット画素の画素値の補償方法を説明するためのフローチャートである。
図11を参照すると、補償決定部は累積値に基づいて複数のターゲット画素から補償値が足される少なくとも1つ以上の補償画素を決めることができる。
段階S1110において、ターゲット画素検出部は画像センサに含まれた複数の画素からノイズの発生した複数のターゲット画素を検出することができる。ターゲット画素検出部は周辺画素の画素値と予め定められたしきい値以上の差が出る画素値に対応する画素をターゲット画素として検出することができる。
段階S1120において、複数のターゲット画素のそれぞれの位置を基準として横方向に接触した接触画素の画素値の平均値を用いて複数のターゲット画素の画素値であるターゲット画素値を変更することができる。接触画素は、複数のターゲット画素のそれぞれの位置を基準として横方向または縦方向に接触した2つの画素であってもよい。ターゲット画素補正部は、ターゲット画素値を複数のターゲット画素にそれぞれ対応する平均値の整数部分に対応する値である整数値に変更することができる。
段階S1130において、累積値管理部は接触画素の合計値を用いて累積値を生成することができる。累積値管理部は合計値のうち奇数の合計値に対応して1だけ増加する累積値を生成することができる。
段階S1140において、補償決定部は累積値に基づいて複数のターゲット画素から予め定められた補償値が足される少なくとも1つ以上の補償画素を決めることができる。補償決定部は累積値を奇数から偶数に増加させる合計値に対応するターゲット画素を補償画素として決めることができる。累積値は合計値が奇数の場合のみ増加することができる。
段階S1150において、ターゲット画素補償部230は補償画素の画素値に予め定められた補償値である1を足すことができる。本発明の実施例では、累積値は合計値に対応して増加することで偶数または奇数になることができる。複数のターゲット画素から累積値に応じて補償画素が決まってもよい。補償画素の画素値が1だけ増加することができる。
図11の補償値を決める方法は図7の説明に代えられる。
図12は本発明のさらに他の実施例によるターゲット画素の画素値の補償方法を説明するためのフローチャートである。
図12を参照すると、第1ターゲット画素値または第2ターゲット画素値を補償することができる。
段階S1210において、ターゲット画素補正部は、複数の画素のうちノイズが発生した第1ターゲット画素の予め定められた範囲内に含まれる周辺画素の画素値の平均値を用いて第1ターゲット画素の画素値を変更することができる。ターゲット画素補正部は、第1ターゲット画素の予め定められた範囲内に含まれる周辺画素の画素値の平均値を計算し、第1ターゲット画素の画素値を平均値の整数値に変更することができる。
段階S1220において、ターゲット画素補正部は、複数の画素のうちノイズが発生した第2ターゲット画素の予め定められた範囲内に含まれる周辺画素の画素値の平均値を用いて第2ターゲット画素の画素値を変更することができる。ターゲット画素補正部は、第2ターゲット画素の予め定められた範囲内に含まれる周辺画素の画素値の平均値を計算し、第2ターゲット画素の画素値を平均値の整数値に変更することができる。
段階S1230において、累積値管理部は、第1ターゲット画素に対応する平均値の小数部分に対応する値である第1小数値と第2ターゲット画素に対応する平均値の小数部分に対応する値である第2小数値を累積した累積値を生成することができる。
段階S1240において、ターゲット画素補償部は累積値に基づいて第1ターゲット画素の画素値または第2ターゲット画素の画素値を補償することができる。補償決定部は第1ターゲット画素または第2ターゲット画素のうち何れか1つのターゲット画素を選択することができる。補償決定部は、累積値が予め定められた基準値より大きいかまたは同じである場合、選択された何れか1つのターゲット画素の画素値に1を足すことができる。累積値管理部は累積値から1を差し引くことができる。本発明の実施例における補償決定部は、累積値が基準値より小さい場合、選択された何れか1つのターゲット画素の画素値に0を足すことができる。
ターゲット画素補償部は、累積値が基準値より小さい場合、複数の画素のうちノイズが発生した第3ターゲット画素の画素値を補償することができる。具体的には、ターゲット画素補正部は、第3ターゲット画素の予め定められた範囲内に含まれる周辺画素の画素値の平均値を用いて第3ターゲット画素の画素値を変更することができる。累積値管理部は、第3ターゲット画素に対応する平均値の小数部分に対応する値である第3小数値と累積値を累積した追加累積値を生成することができる。ターゲット画素補償部は累積値に基づいて決まった補償値を第3ターゲット画素の画素値に足すことができる。
図13は本発明の実施例による画像センサを含むコンピューティングシステムを示すブロック図である。
図13を参照すると、コンピューティングシステム2000は、画像センサ2010、プロセッサ2020、記憶装置(STORAGE DEVICE)2030、メモリ装置(MEMORY DEVICE)2040、入出力装置2050、及び表示装置2060を含む。図13には示されていないが、コンピューティングシステム2000は、ビデオカード、サウンドカード、メモリカード、USBデバイスなどと通信するか、または他の電子機器と通信できるポート(port)をさらに含んでもよい。
画像センサ2010は入射光に相応する画像データを生成することができる。表示装置2060は画像データを表示することができる。記憶装置2030は画像データを記憶することができる。プロセッサ2020は画像センサ2010、表示装置2060、及び記憶装置2030の動作を制御することができる。
プロセッサ2020は特定の計算またはタスク(task)を実行することができる。本発明の実施例によると、プロセッサ2020は、マイクロプロセッサ(microprocessor)、中央処理装置(CPU、Central Processing Unit)であってもよい。プロセッサ2020は、アドレスバス(address bus)、制御バス(control bus)及びデータバス(data bus)を介して記憶装置2030、メモリ装置2040及び入出力装置2050に接続されて通信を行うことができる。本発明の実施例によると、プロセッサ2020は周辺構成要素相互接続(Peripheral Component Interconnect;PCI)バスなどの拡張バスに接続されてもよい。
記憶装置2030は、フラッシュメモリ装置(flash memory device)、ソリッドステートドライブ(Solid State Drive;SSD)、ハードディスクドライブ(Hard Disk Drive;HDD)、シーディーロム(CD-ROM)、及びあらゆる形態の不揮発性メモリ装置などを含んでもよい。
メモリ装置2040はコンピューティングシステム2000の動作に必要なデータを保存することができる。例えば、メモリ装置2040は、動的ランダムアクセスメモリ(Dynamic Random Access Memory;DRAM)、静的ランダムアクセスメモリ(Static Random Access Memory;SRAM)などの揮発性メモリ装置と、イーピーロム(Erasable Programmable Read-Only Memory;EPROM)、イーイーピーロム(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory;EEPROM)及びフラッシュメモリ装置などの不揮発性メモリ装置と、を含んでもよい。
入出力装置2050は、キーボード、キーパッド、マウスなどの入力手段と、プリンタ、ディスプレイなどの出力手段と、を含んでもよい。
画像センサ2010は、上記バスまたは別の通信リンクを介してプロセッサ2020と接続されて通信を行うことができる。
画像センサ2010は画素アレイに含まれる複数の画素から生成される複数の画素データに対してビニングを行い、上記画素アレイに均等に分散されるビニング画素データを生成することができる。
画像センサ2010は様々な形態のパッケージで具現されてもよい。例えば、画像センサ2010の少なくとも一部の構成は、PoP(Package on Package)、Ball grid arrays(BGAs)、Chip scale packages(CSPs)、Plastic Leaded Chip Carrier(PLCC)、Plastic Dual In-Line Package(PDIP)、Die in Waffle Pack、Die in Wafer Form、Chip On Board(COB)、Ceramic Dual In-Line Package(CERDIP)、Plastic Metric Quad Flat Pack(MQFP)、Thin Quad Flat Pack(TQFP)、Small Outline Integrated Circuit(SOIC)、Shrink Small Outline Package(SSOP)、Thin Small Outline Package(TSOP)、Thin Quad Flat Pack(TQFP)、System In Package(SIP)、Multi Chip Package(MCP)、Wafer-level Fabricated Package(WFP)、Wafer-Level Processed Stack Package(WSP)などのパッケージを利用して具現されてもよい。
実施例に応じて、画像センサ2010はプロセッサ2020と一緒に1つのチップに集積されてもよく、異なるチップにそれぞれ集積されてもよい。
一方、コンピューティングシステム2000は、画像センサ2010を利用するすべてのコンピューティングシステムと解釈すべきである。例えば、コンピューティングシステム2000は、デジタルカメラ、携帯電話、ピーディーエー(Personal Digital Assistants;PDA)、ピーエムピー(Portable Multimedia Player;PMP)、スマートフォンなどを含んでもよい。
本発明が属する技術分野の通常の技術者は、本発明がその技術的思想や必須の特徴を変更せずに他の具体的な形態で実施できるため、以上で説明した実施例は全ての側面において例示的であり、限定的ではないと理解すべきである。本発明の範囲は上記詳細な説明ではなく添付の特許請求の範囲により示され、特許請求の範囲の意味及び範囲、そしてその等価概念から導出される全ての変更または変形された形態が本発明の範囲に含まれると解釈すべきである。
10 画像処理システム
100 画像センサ
200 画像処理装置

Claims (22)

  1. 画像センサに含まれた複数の画素からノイズの発生した複数のターゲット画素を検出するターゲット画素検出部と、
    上記複数のターゲット画素のそれぞれの周辺画素の平均画素値を用いて上記複数のターゲット画素のターゲット画素値を変更するターゲット画素補正部と、
    上記平均画素値の小数部分に対応する値を累積した累積値を用いて上記ターゲット画素値を補償するターゲット画素補償部と、を含むことを特徴とする画像処理装置。
  2. 上記ターゲット画素補正部は、
    上記周辺画素の範囲を予め定められた値に応じて決めることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 上記ターゲット画素補正部は、
    上記ターゲット画素値を上記平均画素値の整数部分に変更することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 上記ターゲット画素補償部は、
    上記平均画素値の小数部分に対応する値である小数値を累積した上記累積値を生成する累積値管理部と、
    上記累積値に基づいて上記複数のターゲット画素のうち補償値が画素値に足される補償画素を決め、上記補償値をそれぞれ決める補償決定部と、を含むことを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  5. 上記ターゲット画素補償部は、
    上記小数値の発生を検知する検知部をさらに含むことを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
  6. 上記補償決定部は、
    上記小数値の発生に対応して上記累積値と予め定められた基準値とを比較し、上記累積値が上記基準値より大きいかまたは同じである場合、上記補償値を1と決め、
    上記累積値管理部は、
    上記補償値が1と決まったことに対応して上記累積値から上記基準値を差し引くことを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
  7. 上記補償決定部は、
    上記累積値が上記基準値より小さい場合、上記補償値を0と決めることを特徴とする請求項6に記載の画像処理装置。
  8. 上記補償決定部は、
    上記小数値の発生に対応して上記補償値を0または1とランダムに決めることを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
  9. 上記補償決定部は、
    上記累積値に基づいて決まった割合に応じて上記補償値を0または1と決めることを特徴とする請求項8に記載の画像処理装置。
  10. 上記ターゲット画素補償部は、
    上記複数のターゲット画素のうち位置が予め定められたターゲット画素の画素値に1を足すことを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  11. 上記ターゲット画素補償部は、
    上記複数のターゲット画素のうち位置がランダムなターゲット画素の画素値に1を足すことを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  12. 画像センサに含まれた複数の画素からノイズの発生した複数のターゲット画素を検出するターゲット画素検出部と、
    上記複数のターゲット画素のそれぞれの位置に基づいて横方向に接触した接触画素の平均画素値を用いて上記複数のターゲット画素のターゲット画素値を変更するターゲット画素補正部と、
    上記接触画素の画素値の合計値に基づいて上記ターゲット画素値を補償するターゲット画素補償部と、を含むことを特徴とする画像処理装置。
  13. 上記ターゲット画素補正部は、
    上記ターゲット画素値を平均画素値の整数部分に変更することを特徴とする請求項12に記載の画像処理装置。
  14. 上記ターゲット画素補償部は、
    上記合計値のうち奇数の合計値に対応して1だけ増加する累積値を生成する累積値管理部と、
    上記累積値の増加を検知する検知部と、
    上記累積値に基づいて上記複数のターゲット画素のうち予め定められた補償値が足される少なくとも1つ以上の補償画素を決める補償決定部と、をさらに含むことを特徴とする請求項12に記載の画像処理装置。
  15. 上記補償決定部は、
    上記累積値を奇数から偶数に増加させる合計値に対応するターゲット画素を上記補償画素として決めることを特徴とする請求項14に記載の画像処理装置。
  16. 上記補償決定部は、
    上記累積値に基づいて決まった割合に応じて上記補償画素をランダムに決めることを特徴とする請求項14に記載の画像処理装置。
  17. 画像を表す複数の画素の画素値を受信する段階と、
    上記複数の画素のうちノイズが発生した第1ターゲット画素の予め定められた範囲内に含まれる周辺画素の平均画素値を用いて上記第1ターゲット画素の画素値を変更する段階と、
    上記第1ターゲット画素に対応する平均値の小数部分に対応する値である第1小数値を取得する段階と、
    上記複数の画素のうち上記ノイズが発生した第2ターゲット画素の予め定められた範囲内に含まれる周辺画素の平均画素値を用いて上記第2ターゲット画素の画素値を変更する段階と、
    上記第2ターゲット画素に対応する平均画素値の小数部分に対応する値である第2小数値と上記第1小数値を累積した累積値を生成する段階と、
    上記累積値に基づいて上記第1ターゲット画素の画素値または上記第2ターゲット画素の画素値を補償する段階と、を含むことを特徴とする画像処理装置の動作方法。
  18. 上記第1ターゲット画素の画素値または上記第2ターゲット画素の画素値を補償する段階は、
    上記第1ターゲット画素または上記第2ターゲット画素の何れか1つのターゲット画素を選択する段階と、
    上記累積値が予め定められた基準値より大きいかまたは同じである場合、上記何れか1つのターゲット画素の画素値に1を足し、上記累積値から1を差し引く段階と、を含むことを特徴とする請求項17に記載の画像処理装置の動作方法。
  19. 上記第1ターゲット画素の画素値または上記第2ターゲット画素の画素値を選択する段階は、
    上記累積値が上記基準値より小さい場合、上記何れか1つのターゲット画素の画素値に0を足す段階をさらに含むことを特徴とする請求項18に記載の画像処理装置の動作方法。
  20. 上記累積値が上記基準値より小さい場合、上記複数の画素のうち上記ノイズが発生した第3ターゲット画素の画素値を補償する段階をさらに含み、
    上記第3ターゲット画素の画素値を補償する段階は、
    上記第3ターゲット画素の予め定められた範囲内に含まれる周辺画素の平均画素値を用いて上記第3ターゲット画素の画素値を変更する段階と、
    上記第3ターゲット画素に対応する平均画素値の小数部分に対応する値である第3小数値と上記累積値を累積した追加累積値を生成する段階と、
    上記累積値に基づいて決まった補償値を上記第3ターゲット画素の画素値に足す段階と、を含むことを特徴とする請求項19に記載の画像処理装置の動作方法。
  21. 画像を表す複数の画素の画素値を受信する段階と、
    上記複数の画素からノイズの発生した複数のターゲット画素を検出する段階と、
    上記複数のターゲット画素のそれぞれの位置に基づいて縦方向に接触した接触画素の画素値の合計値を計算する段階と、
    上記合計値のそれぞれの平均画素値を用いてターゲット画素値を変更する段階と、
    上記合計値のうち奇数の合計値に対応して1だけ増加する累積値を生成する段階と、
    上記複数のターゲット画素のうち上記累積値を奇数から偶数に増加させた合計値に対応するターゲット画素を補償画素として決める段階と、
    上記補償画素の画素値に予め定められた補償値を足す段階と、を含むことを特徴とする画像処理装置の動作方法。
  22. 画像を表す第1画素の画素値を伝送する画像センサと、
    上記第1画素の画素値に基づいて上記第1画素からノイズの発生した第2画素を検出するターゲット画素検出部と、
    上記画像において上記第2画素の位置に応じてそれぞれ決まる第3画素の平均画素値を用いてターゲット画素値を変更するターゲット画素補正部と、
    上記平均画素値の小数部分に対応する値を累積した累積値を用いて上記ターゲット画素値を補償するターゲット画素補償部と、
    画素値が補償された上記第2画素を含む上記第1画素の画素値を出力する出力管理部と、を含むことを特徴とする画像処理システム。
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