JP2023037272A - Oral care tool and oral care method - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、口腔ケア用具及び口腔ケア方法に関するものである。 TECHNICAL FIELD The present invention relates to an oral care device and an oral care method.
従来、歯をクリーニングするための口腔ケア用具として、使用者の1又は複数本の指を収容可能な指収容部を1つ備える口腔ケア用具が知られている(特許文献1)。 Conventionally, as an oral care tool for cleaning teeth, there is known an oral care tool that has a single finger receiving portion that can accommodate one or more fingers of a user (Patent Document 1).
しかしながら、従来の口腔ケア用具では、指収容部が1つしか備えられていないため、歯のクリーニングをする際には歯の表面又は歯の裏面のいずれか一方ずつしか磨くことができなかった。そのため、歯のクリーニングを完了させるまで長時間口を開けておく必要があり、長時間口を開けることが困難な高齢者や幼児にとって、適するものではなかった。 However, since conventional oral care tools are provided with only one finger receiving portion, when teeth are cleaned, only either the front surface or the back surface of the teeth can be brushed. Therefore, it is necessary to keep the mouth open for a long time until the teeth cleaning is completed, and it is not suitable for elderly people and infants who find it difficult to keep the mouth open for a long time.
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、その目的は、歯の表面及び歯の裏面を同時にクリーニングすることが可能な口腔ケア用具及び口腔ケア方法を提供することにある。 The present invention has been made in view of the above problems, and an object thereof is to provide an oral care tool and an oral care method capable of simultaneously cleaning the front and back surfaces of teeth.
上記の目的を達成するため、本発明に係る口腔ケア用具は、使用者の複数の指に装着可能な口腔ケア用具本体を備え、前記口腔ケア用具本体は、一端に閉塞部を有し、他端に開口部を有する有底筒状の指収容部を複数備えることを特徴とする。 In order to achieve the above object, an oral care device according to the present invention comprises an oral care device body that can be worn on a plurality of fingers of a user, the oral care device body having a closing part at one end and a closing part at the other end. It is characterized by comprising a plurality of bottomed tubular finger housing portions having openings at the ends.
本発明に係る口腔ケア用具において、前記複数の指収容部は、前記閉塞部側が分離して形成されており、前記開口部側が一体的に形成されていることが好ましい。 In the oral care tool according to the present invention, it is preferable that the plurality of finger accommodating portions are formed separately on the closing portion side and integrally formed on the opening portion side.
本発明に係る口腔ケア用具において、前記口腔ケア用具本体は、前記指収容部の前記開口部側に設けられ、使用者の指と手のひらで挟持される挟持片部を更に備えていても良い。 In the oral care device according to the present invention, the oral care device main body may further include a clamping piece provided on the opening side of the finger housing portion and clamped between the user's fingers and palm.
本発明に係る口腔ケア用具において、前記指収容部は、指の手のひら側を覆う部分の厚みが指の甲側を覆う部分の厚みよりも薄いことが好ましい。 In the oral care tool according to the present invention, it is preferable that the thickness of the portion of the finger accommodating portion covering the palm side of the finger is thinner than the thickness of the portion covering the back side of the finger.
本発明に係る口腔ケア用具は、クリーニング対象の上歯と下歯の間に挟まれ、使用者の指を口腔内に挿入することができる程度にクリーニング対象の口を開かせることが可能なクリーニング補助具を更に備えていても良い。 The oral care tool according to the present invention is sandwiched between the upper teeth and lower teeth to be cleaned, and is capable of opening the mouth of the cleaning target to the extent that the user's finger can be inserted into the oral cavity. Auxiliary tools may be further provided.
本発明に係る口腔ケア方法は、上述した口腔ケア用具を用いた口腔ケア方法であって、使用者の複数の指に前記口腔ケア用具本体を装着する装着工程と、前記複数の指でクリーニング対象の歯の表面及び裏面を挟んだ状態において、前記歯に沿う方向に使用者の手を動作させて前記歯のクリーニングを行うクリーニング工程とを含むことを特徴とする。 An oral care method according to the present invention is an oral care method using the above-described oral care device, and includes a step of mounting the oral care device main body on a plurality of fingers of a user, and a cleaning target with the plurality of fingers. and a cleaning step of cleaning the teeth by moving a user's hand in a direction along the teeth while sandwiching the front and back surfaces of the teeth.
本発明に係る口腔ケア方法は、前記クリーニング工程の前に、上述したクリーニング補助具をクリーニング対象の上歯と下歯の間に挟むクリーニング補助工程を更に含んでいても良い。 The oral cavity care method according to the present invention may further include, before the cleaning step, a cleaning assisting step of sandwiching the above-described cleaning assisting tool between the upper teeth and lower teeth to be cleaned.
本発明によれば、歯の表面及び歯の裏面を同時にクリーニングすることが可能な口腔ケア用具及び口腔ケア方法を提供することができる。 Effect of the Invention According to the present invention, it is possible to provide an oral care tool and an oral care method capable of simultaneously cleaning the surfaces of teeth and the back surfaces of teeth.
以下、本発明を実施するための好適な実施形態について、図面を用いて説明する。なお、以下の実施形態は、各請求項に係る発明を限定するものではなく、また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。また、本実施形態においては、各構成要素の縮尺や寸法が誇張されて示されている場合や、一部の構成要素が省略されている場合がある。 Preferred embodiments for carrying out the present invention will be described below with reference to the drawings. In addition, the following embodiments do not limit the invention according to each claim, and not all combinations of features described in the embodiments are essential for the solution of the invention. . Further, in this embodiment, the scale and dimensions of each component may be exaggerated, and some components may be omitted.
[口腔ケア用具の全体構成]
本発明に係る口腔ケア用具1は、例えば、家庭内や介護施設等でクリーニング対象の歯のクリーニングをするために用いられる。また、図1及び図6に示すように、口腔ケア用具1は、使用者の複数の指に装着可能な口腔ケア用具本体10と、クリーニング対象の上歯と下歯の間に挟まれ、使用者の指を口腔内に挿入することができる程度にクリーニング対象の口を開かせることが可能なクリーニング補助具20とを備えている。
[Overall configuration of oral care equipment]
The
なお、本実施形態において、口腔ケア用具1は、歯のクリーニングに用いられるものとして説明するが、これに限定されず、歯のクリーニング以外の用途、例えば、歯茎や舌等の口腔内のクリーニングにも用いることができる。また、本実施形態において、口腔ケア用具本体10の内、後述する閉塞部11aが形成される側を前方、後述する開口部11bが形成される側を後方とする。さらに、本実施形態において、クリーニング対象には、口腔ケア用具本体10を装着した使用者と、該使用者によって歯をクリーニングされる者の双方が含まれる。
In the present embodiment, the
[口腔ケア用具本体の構成]
図1及び図2に示すように、口腔ケア用具本体10は、使用者の複数の指をそれぞれ収容可能な複数の指収容部11と、使用者の指と手のひらで挟持される挟持片部12とを備えている。また、口腔ケア用具本体10は、使用者の指の甲側(上側)を覆う第1シート部10aと、指の手のひら側(下側)を覆う第2シート部10bとを備えている。図1及び図2に示すように、第1シート部10a及び第2シート部10bは、長尺状に形成されており、第2シート部10bは、長手方向において、第1シート部10aよりも長い長さで形成されている。なお、第1シート部10a及び第2シート部10bは、第2シート部10bが長手方向において、第1シート部10aよりも長い長さで形成されている点を除いて同形同大である。
[Configuration of oral care device body]
As shown in FIGS. 1 and 2, the oral care device
図1及び図2に示すように、複数の指収容部11は、一端に閉塞部11aを有し、他端に開口部11bを有する有底筒状に形成されている。具体的には、複数の指収容部11は、第2シート部10bに第1シート部10aを重ねた状態において、開口部11bを除く周縁部を相互に結合させることによって、使用者の指を収容可能な中空空間を形成するように構成されている。
As shown in FIGS. 1 and 2, the plurality of
第1シート部10a及び第2シート部10bを結合させる手段は、縫合、接着及び圧着等の様々な結合手段を採用することができ、本実施形態においては、第1シート部10a及び第2シート部10bは、縫合されることによって相互に結合される。なお、第1シート部10a及び第2シート部10bを相互に結合させる態様に代えて、第1シート部10a及び第2シート部10bが当初から一体的に形成される態様であっても良い。
As means for joining the
また、第1シート部10a及び第2シート部10bは、ガーゼ等の繊維シートからなる。ただし、第1シート部10a及び第2シート部10bを構成する材料は、歯の表面又は裏面と第1シート部10a又は第2シート部10bとの間において、歯の汚れや歯垢を除去するのに十分な摩擦を発生させることができる材料であるとともに、口腔ケア用具本体10に装着された使用者の指を折り曲げることができる程度の可撓性を有する材料であれば、その種類は制限されない。例えば、天然ゴムや合成ゴムを材料として用いることもできる。
The
図1~図3に示すように、複数の指収容部11は、指収容部11の側縁から閉塞部11aにかけて、アール状に形成されている。指収容部11がこのように形成されていることにより、指収容部11が口腔内に挿入され、唇の裏側や粘膜等に接触したときに、クリーニング対象に痛みや不快感を与えることを防止することができる。
As shown in FIGS. 1 to 3, the plurality of
図1~図3に示すように、複数の指収容部11は、閉塞部11a側が分離して形成されており、開口部11b側が一体的に形成されている。具体的には、複数の指収容部11は、分離された部分と接続された部分とを有する第1シート部10a及び第2シート部10bを相互に結合させることによって、閉塞部11a側が分離し、開口部11b側が一体的に形成されるように構成されている。
As shown in FIGS. 1 to 3, the plurality of finger accommodating
なお、本実施形態において、複数の指収容部11は、開口部11b側が一体的に形成されているものとして説明したが、これに限定されず、独立して形成された個々の指収容部11を開口部11b側で縫合、接着等の手段によって、連結させる態様であっても良い。
In this embodiment, the plurality of
複数の指収容部11は、指の手のひら側を覆う部分の厚みが指の甲側を覆う部分の厚みよりも薄くなるように形成されている。具体的には、指の手のひら側を覆う第2シート部10bの厚みが指の甲側を覆う第1シート部10aの厚みよりも薄くなるように形成されている。
The plurality of
厚みの厚い第1シート部10aは、指から歯に加わる力を軽減することができるため、歯を不用意に傷つけることを防止することができ、歯の汚れが付着していない部分をクリーニングするのに適している。このような観点から、第1シート部10aの厚みは、1mm以上であることが好ましい。
Since the thick
また、厚みの薄い第2シート部10bは、指の力を殆どそのまま歯に伝えることができるため、歯に付着した強固な汚れや歯垢を除去するのに適している。一方で、第2シート部10bは、該歯に付着した強固な汚れや歯垢を除去するのに十分な厚み(硬さ)を有している必要がある。このような観点にから、第2シート部10bの厚みは、0.5mm以上1mm以下であることが好ましい。
Further, since the thin
図1~3に示すように、複数の指収容部11は、長手方向において異なる長さで形成されている。また、複数の指収容部11は、隣接して設けられており、使用者の指の内、隣接する指を収容するように構成されている。具体的には、複数の指収容部11は、隣接して2つ設けられており、使用者の指の内、隣接する2本の指を収容するように構成されている。より具体的には、指収容部11は、人差し指を収容可能な人差し指収容部13と、中指を収容可能な中指収容部14とを備えている。
As shown in FIGS. 1 to 3, the plurality of finger
なお、本実施形態において、複数の指収容部11は、使用者の指の内、隣接する指を収容するように構成されているとしたが、これに限定されず、使用者の隣接しない指(例えば、親指と中指)を収容可能な態様であっても良い。また、本実施形態において、複数の指収容部11は、使用者の指の内、2本の指を収容するように構成されているとしたが、これに限定されず、使用者の2本以上の指(例えば、5本)の指を収容するように構成されても良い。さらに、本実施形態において、指収容部11は、人差し指を収容可能な人差し指収容部13と、中指を収容可能な中指収容部14であるとしたが、これに限定されず、例えば、親指を収容可能な親指収容部であっても良いし、薬指を収容可能な薬指収容部であっても良い。また、小指を収容可能な小指収容部であっても良い。
In the present embodiment, the plurality of
図1~図3に示すように、人差し指収容部13は、長手方向において、中指収容部14よりも短い長さで形成されている。具体的には、図2に示すように、人差し指収容部13の長手方向の長さL1(閉塞部11aの頂点部分から第1シート部10aの後縁までの長さ)は、中指収容部14の長手方向の長さL2(閉塞部11aの頂点部分から第1シート部10aの後縁までの長さ)の90%以下であることが好ましい。
As shown in FIGS. 1 to 3, the index
また、人差し指収容部13の長手方向の長さL1は、使用者の人差し指を覆うのに十分な長さを有している。具体的には、人差し指収容部13の長手方向の長さL1は、唾液等の付着により指が汚れないように、少なくとも人差し指の先から付け根までを覆わせる観点から8cm以上であることが好ましく、唾液等の付着をより防止する観点から10cm以上であることがより好ましい。
In addition, the longitudinal length L1 of the index
さらに、人差し指収容部13の長手方向の長さL1は、人差し指収容部13の幅方向の長さL3(人差し指収容部13の一方の側縁の内、直線的に形成された部分から、他方の側縁の内、直線的に形成された部分までの長さ)の300%以上であることが好ましい。
Furthermore, the length L1 in the longitudinal direction of the index
人差し指収容部13の幅方向の長さL3は、歯のクリーニングを行う部分の面積を大きくする観点から2cm以上であることが好ましく、より広範囲に亘る歯のクリーニングを可能にする観点から3cm以上であることがより好ましい。
The length L3 in the width direction of the index
中指収容部14の長手方向の長さL2は、使用者の中指を覆うのに十分な長さを有している。具体的には、中指収容部14の長手方向の長さL2は、唾液等の付着により指が汚れないように、少なくとも中指の先から付け根までを覆わせる観点から9cm以上であることが好ましく、唾液等の付着をより防止する観点から11cm以上であることがより好ましい。
The longitudinal length L2 of the middle
さらに、中指収容部14の長手方向の長さL2は、中指収容部14の幅方向の長さL4(中指収容部14の一方の側縁の内、直線的に形成された部分から、他方の側縁の内、直線的に形成された部分までの長さ)の333%以上であることが好ましい。
Further, the length L2 in the longitudinal direction of the middle
中指収容部14の幅方向の長さL4は、歯のクリーニングを行う部分の面積を大きくする観点から2cm以上であることが好ましく、より広範囲に亘る歯のクリーニングを可能にする観点から3cm以上であることがより好ましい。
The length L4 in the width direction of the middle
なお、本実施形態においては、使用者の指の形状に合致させる観点から人差し指収容部13が中指収容部14よりも短い長さで形成されているが、これに限定されず、人差し指収容部13が中指収容部14よりも長い長さで形成されても良く、人差し指収容部13と中指収容部14が同じ長さで形成されていても良い。また、人差し指収容部13の長手方向の長さL1及び幅方向の長さL3と、中指収容部14の長手方向の長さL2及び幅方向の長さL4は、指の長さに応じて適宜変更されて良い。すなわち、子供用、女性用及び男性用のように異なる指の長さに合わせて、異なる大きさの指収容部11を備える口腔ケア用具本体10を形成しても良い。
In the present embodiment, the index
図1及び図2に示すように、挟持片部12は、第2シート部10bの内、長手方向において、第1シート部10aよりも長い長さで形成された部分である。具体的には、挟持片部12は、第2シート部10bの内、第1シート部10aの後縁と対向する位置から第2シート部10bの後縁までの部分である。また、図3に示すように、挟持片部12は、第2シート部10bの一部である。
As shown in FIGS. 1 and 2, the
挟持片部12は、第2シート部10bの内、第1シート部10aの後縁と対向する位置から第2シート部10bの後縁にかけて窄んだ略逆台形状に形成されている。また、挟持片部12は、使用者が使用者の親指と手のひらで挟持するのに十分な大きさを有している。
The
具体的には、挟持片部12の長手方向の長さL5(第2シート部10bの内、第1シート部10aの後縁と対向する位置から第2シート部10bの後縁までの長さ)は、使用者に挟持させる観点から3cm以上であることが好ましく、より簡易に挟持させる観点から5cm以上であることがより好ましい。
Specifically, the length L5 in the longitudinal direction of the clamping piece portion 12 (the length from the position facing the rear edge of the
また、挟持片部12の後縁の幅方向の長さL6(直線の長さ)は、使用者が挟持片部12挟持する面を大きくする観点から6cm以上であることが好ましく、より簡易に挟持させる観点から8cm以上であることがより好ましい。なお、挟持片部12の後縁の幅方向の長さL6は、第2シート部10bの内、第1シート部10aの後縁と対向する部分の長さと同一であっても良い。
In addition, the widthwise length L6 (length of the straight line) of the rear edge of the clamping
挟持片部12の外縁は、その他の部分の厚みよりも厚く形成されている。このように形成されていることにより、挟持片部12が使用者に挟持された際に該厚み部分がストッパーとして機能するため、口腔ケア用具本体10が使用者の指から脱落するのをより効果的に防止することができる。
The outer edge of the holding
[クリーニング補助具の構成]
クリーニング補助具20は、略円柱状に形成されており、クリーニング補助具20の周面部分をクリーニング対象に噛ませ、口を自動的に開かせる用途で使用される。よって、クリーニング補助具20の直径が長ければ長いほど大きく口を開かせることができる。なお、クリーニング補助具20は、使用者の指を口腔内に挿入させるのに必要な隙間分だけクリーニング対象の口を開かせるのに十分な大きさを有している。具体的には、クリーニング補助具20の直径の長さは、2cm以上であることが好ましい。
[Composition of cleaning aid]
The cleaning
なお、クリーニング補助具20は、口を大きく開かせた状態を維持する観点から、上の歯と下の歯との噛み合いによって変形しない程度の剛性を有していることが好ましい。また、クリーニング補助具20は、繰り返し使用させる観点から複数回の使用に耐えられる程度の耐久性を有していることが好ましい。さらに、クリーニング補助具20は、クリーニング時にクリーニング対象の口から分泌される唾液を吸収させる観点から、吸収性に優れた材料(例えば、ガーゼ等)で形成されていることが好ましい。
From the viewpoint of keeping the mouth wide open, it is preferable that the cleaning
[口腔ケア用具の使用方法]
次に、本実施形態に係る口腔ケア用具1を用いて行う口腔ケア方法(歯のクリーニング方法)について、図4~図6を用いて説明する。図4に示すように、使用者の複数の指に口腔ケア用具本体10を装着する(装着工程)。具体的には、使用者は、開口部11bを介して人差し指を人差し指収容部13に挿入し、開口部11bを介して中指を中指収容部14に挿入することで、使用者の人差し指及び中指を人差し指収容部13及び中指収容部14にそれぞれ収容させる。また、挟持片部12を使用者の親指と手のひらによって挟持させる(挟持工程)。図5に示すように、使用者の人差し指及び中指が人差し指収容部13及び中指収容部14にそれぞれ収容された状態において、歯の表面側に人差し指収容部13の第2シート部10b側が位置し、歯の裏面側に中指収容部14の第1シート部10a側が位置するように挟む。この状態において、使用者の手をクリーニング対象の歯に沿う方向(図5に示す矢印の方向)に動作させることにより、歯の表面及び裏面を同時にクリーニングすることができる(クリーニング工程)。下側の歯についても同様の動作により、クリーニングを行うことができる。なお、歯の表面側に中指収容部14の第2シート部10b側が位置し、歯の裏面側に人差し指収容部13の第1シート部10a側が位置するように挟んでも良い。また、奥歯まで正確にクリーニングをするために適宜手の角度を変えて使用しても良いし、人差し指収容部13又は中指収容部14のいずれか一方のみを用いても良い。口腔ケア用具1は、洗浄することによって繰り返し使用することができる。
[How to use oral care equipment]
Next, an oral care method (teeth cleaning method) using the
また、図6を用いて、クリーニング補助具20を用いて行う歯のクリーニング方法について説明する。使用者の指を口腔ケア用具本体10に装着する方法については、既述のとおりである。本実施形態に係るクリーニング補助具20は、例えば、高齢者や幼児等、長時間口を開けること及び自身で歯のクリーニングを行うことが困難な者に使用することでより効果を発揮する。また、クリーニング補助具20を用いることで、高齢者や幼児等に口腔内に挿入した指を噛まれる事態を回避することもできる。図6に示すように、クリーニング補助具20をクリーニング対象の上歯と下歯の間に挟むこと(噛ませること)でクリーニング対象の口を大きく開かせることができる(クリーニング補助工程)。そして、クリーニング補助具20をクリーニング対象に噛ませることでできた隙間に使用者の指を挿入し、上述した方法により、使用者の手を動作させることにより、歯をクリーニングすることができる。なお、クリーニング補助工程は、クリーニング工程の前に行われればよく、装着工程よりも前にクリーニング補助工程を行っても良いし、装着工程よりも後にクリーニング補助工程を行っても良い。
Further, a tooth cleaning method using the
[本実施形態に係る口腔ケア用具の利点]
以上、説明したように、本実施形態に係る口腔ケア用具1は、使用者の複数の指に装着可能な口腔ケア用具本体10を備え、該口腔ケア用具本体10は、一端に閉塞部11aを有し、他端に開口部11bを有する有底筒状の指収容部11を複数備えている。
[Advantages of oral care equipment according to the present embodiment]
As described above, the
このような口腔ケア用具1によれば、指収容部11を複数備えているため、歯の表面及び歯の裏面を同時にクリーニングすることができ、指収容部11が1本の場合と比較して大幅に歯のクリーニングの時間を短縮することができる。
According to such an
また、本実施形態に係る口腔ケア用具1は、複数の指収容部11の閉塞部11a側が分離して形成されており、開口部11b側が一体的に形成されている。このような口腔ケア用具1によれば、複数の指収容部11の閉塞部11a側が分離して形成されているため、歯のクリーニング時の操作性を向上することができる。
In addition, in the
さらに、本実施形態に係る口腔ケア用具1は、口腔ケア用具本体10が指収容部11の開口部11b側に設けられ、使用者の指と手のひらで挟持される挟持片部12を更に備えている。このような口腔ケア用具1によれば、挟持片部12が使用者の指と手のひらで挟持されることにより、口腔ケア用具本体10が使用者の指に固定されるため、歯のクリーニング中に口腔ケア用具本体10が使用者の指から脱落するのを防止することができる。
Furthermore, the
また、本実施形態に係る口腔ケア用具1は、指収容部11の指の手のひら側を覆う部分の厚みが指の甲側を覆う部分の厚みよりも薄くなっている。このような口腔ケア用具1によれば、歯の汚れ度合いによって、厚みの薄い部分及び厚みの厚い部分を使い分けることができるため、クリーニング時の利便性が向上する。
In addition, in the oral
さらに、本実施形態に係る口腔ケア用具1は、クリーニング対象の上歯と下歯の間に挟まれ、使用者の指を口腔内に挿入することができる程度にクリーニング対象の口を開かせることが可能なクリーニング補助具20を更に備えている。このような口腔ケア用具1によれば、高齢者や幼児等が口を開ける際の負担を軽減することができるとともに、高齢者や幼児等の口腔内に挿入された指が噛まれる事態を防止することができる。
Furthermore, the
[変形例]
上述した実施形態では、複数の指収容部11は、閉塞部11a側が分離して形成されており、開口部11b側が一体的に形成されているものとして説明したが、これに限定されず、閉塞部11a側及び開口部11b側がともに一体的に形成されていても良い。
[Modification]
In the above-described embodiment, the plurality of finger
また、上述した実施形態では、口腔ケア用具本体10は、指収容部11の開口部11b側に設けられ、使用者の指と手のひらで挟持される挟持片部12を備えているものとして説明したが、これに限定されず、挟持片部12を備えない構成であっても良い。
In the above-described embodiment, the oral care instrument
さらに、上述した実施形態では、指収容部11は、指の手のひら側を覆う部分の厚みが指の甲側を覆う部分の厚みよりも薄いものとして説明したが、これに限定されず、指の甲側を覆う部分の厚みが指の手のひら側を覆う部分の厚みよりも薄く形成されていても良いし、指の手のひら側を覆う部分の厚みと指の甲側を覆う部分の厚みが同じに形成されていても良い。
Furthermore, in the above-described embodiment, the
また、上述した実施形態では、クリーニング補助具20は、略円柱状に形成されているものとして説明したが、これに限定されず、例えば、直方体形状であっても良いし、形状が特に限定されるものでもない。
In addition, in the above-described embodiment, the cleaning
上記のような変形例が本発明の範囲に含まれることは、特許請求の範囲の記載から明らかである。 It is clear from the description of the scope of claims that modifications such as those described above are included in the scope of the present invention.
1 :口腔ケア用具
10 :口腔ケア用具本体
10a :第1シート部
10b :第2シート部
11 :指収容部
11a :閉塞部
11b :開口部
12 :挟持片部
13 :指収容部
14 :中指収容部
20 :クリーニング補助具
1: Oral care tool 10: Oral care tool
Claims (7)
前記口腔ケア用具本体は、一端に閉塞部を有し、他端に開口部を有する有底筒状の指収容部を複数備える
ことを特徴とする口腔ケア用具。 Equipped with an oral care device body that can be worn on multiple fingers of the user,
An oral care device, wherein the oral care device main body includes a plurality of bottomed cylindrical finger housing portions having a closing portion at one end and an opening portion at the other end.
ことを特徴とする請求項1に記載の口腔ケア用具。 The oral care tool according to claim 1, wherein the plurality of finger accommodating portions are formed separately on the closing portion side and integrally formed on the opening portion side.
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の口腔ケア用具。 The oral cavity according to claim 1 or 2, wherein the oral cavity care device main body further comprises a clamping piece portion provided on the opening side of the finger accommodating portion and clamped between the user's fingers and palm. care tools.
ことを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の口腔ケア用具。 The oral care device according to any one of claims 1 to 3, wherein the finger housing part has a thickness of a portion covering the palm side of the finger thinner than a thickness of a portion covering the back side of the finger.
ことを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載の口腔ケア用具。 The cleaning aid is sandwiched between the upper teeth and lower teeth to be cleaned, and is capable of opening the mouth of the cleaning target to such an extent that the user's finger can be inserted into the oral cavity. The oral care device according to any one of claims 1 to 4.
使用者の複数の指に前記口腔ケア用具本体を装着する装着工程と、
前記複数の指でクリーニング対象の歯の表面及び裏面を挟んだ状態において、前記歯に沿う方向に使用者の手を動作させて前記歯のクリーニングを行うクリーニング工程とを含む
ことを特徴とする口腔ケア方法。 An oral care method using the oral care device according to claim 1,
A mounting step of mounting the oral care device main body on a plurality of fingers of a user;
and a cleaning step of cleaning the teeth by moving a user's hand in a direction along the teeth while holding the front and back surfaces of the teeth to be cleaned between the plurality of fingers. care method.
ことを特徴とする請求項6に記載の口腔ケア方法。
7. The oral care method according to claim 6, further comprising, before the cleaning step, a cleaning auxiliary step of sandwiching the cleaning aid according to claim 5 between upper teeth and lower teeth to be cleaned.
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JP2021143919A JP2023037272A (en) | 2021-09-03 | 2021-09-03 | Oral care tool and oral care method |
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