JP2023036523A - 認証システム、パスワード生成装置、消耗品、及び、プログラム - Google Patents

認証システム、パスワード生成装置、消耗品、及び、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】認証システム、パスワード生成装置、消耗品、及びプログラムにおいて、消耗品が装着される被装着装置のメンテナンス用パスワードの流出を抑制するとともに、認証を確実に行う。【解決手段】認証システムが備えるパスワード生成装置100は、消耗品200の記憶部212に記憶された情報を読み取る第1読み取り部(通信部120)と、この読み取られた情報に基づいて、消耗品200が装着される被装着装置(印刷装置1)の第1メンテナンス用パスワードを生成する第1生成部(生成部111)とを備える。印刷装置1は、装着された消耗品200の第1メンテナンス用パスワードを取得する取得手段(入力部72)と、記憶部212に記憶された情報を読み取る第2読み取り部(通信部80)と、この読み取られた情報に基づいて、第2メンテナンス用パスワードを生成する第2生成部(生成部51)と、第1メンテナンス用パスワードと第2メンテナンス用パスワードとの照合を行う認証部52とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、パスワード生成装置、このパスワード生成装置を備える認証システム、消耗品、及びプログラムに関する。
従来、インクが充填されたインクボトル、孔版印刷用マスタなどの消耗品が、印刷装置などの被装着装置に装着されている。このような被装着装置において、不適切なメンテナンスが行われると、装置の機能を十分に発揮できなかったり、装置の動作不良を招いたりし得る。そのため、メンテナンスモードの実行を許可するためのメンテナンス用パスワードが設定される(例えば、特許文献1参照)。
特開2010-258770号公報
保守員が上述のメンテナンス用パスワードを忘れてしまうと、メンテナンスのための認証を行うことができなくなる。そこで、保守員がメンテナンス用パスワードを忘れないようにメモなどでメンテナンス用パスワード保管した場合、第三者への流出の危険性がある。
また、メンテナンスのための認証を、ネットワーク接続によりサーバを用いて行う場合、インフラが貧弱な発展途上国など、ネットワーク接続を行うことができない環境では、認証を行うことができなくなる。また、ネットワーク接続を行うと、通信の傍受などによるパスワードの流出のおそれがある。
本発明の目的は、消耗品が装着される被装着装置のメンテナンス用パスワードの流出を抑制することができるとともに、認証を確実に行うことができる認証システム、パスワード生成装置、消耗品、及びプログラムを提供することである。
1つの態様では、認証システムは、消耗品が有する記憶部に記憶された情報を読み取る第1読み取り部と、前記第1読み取り部によって読み取られた情報に基づいて、前記消耗品が装着される被装着装置の第1メンテナンス用パスワードを生成する第1生成部とを備えるパスワード生成装置を備え、前記被装着装置は、装着された消耗品の前記第1メンテナンス用パスワードを取得する取得手段と、前記消耗品の前記記憶部に記憶された情報を読み取る第2読み取り部と、前記第2読み取り部によって読み取られた情報に基づいて、前記被装着装置の第2メンテナンス用パスワードを生成する第2生成部と、前記取得手段により取得された前記第1メンテナンス用パスワードと前記第2生成部により生成された前記第2メンテナンス用パスワードとの照合を行う認証部とを備える。
前記態様によれば、消耗品が装着される被装着装置のメンテナンス用パスワードの流出を抑制することができるとともに、認証を確実に行うことができる。
一実施の形態における認証システムを示すブロック図である。 一実施の形態におけるパスワード生成装置のパスワード生成処理を説明するためのフローチャートである。 一実施の形態における印刷装置のパスワード生成処理を説明するためのフローチャートである。 一実施の形態における印刷装置のメンテナンスモードの認証を説明するためのフローチャートである。 一実施の形態におけるメンテナンス項目選択画面を示す図(その1)である。 一実施の形態におけるメンテナンス項目選択画面を示す図(その2)である。 一実施の形態におけるメンテナンス項目選択画面を示す図(その3)である。 一実施の形態の変形例における印刷装置のメンテナンスモードの認証を説明するためのフローチャートである。
以下、本発明の一実施の形態に係る、認証システム、パスワード生成装置、消耗品、及びプログラムについて、図面を参照しながら説明する。
図1は、一実施の形態における認証システムを示すブロック図である。
図1に示す認証システムは、印刷装置1とパスワード生成装置100とを備える。
印刷装置1は、媒体供給部10と、搬送部20と、印刷部30と、媒体排出部40と、制御部50と、記憶部60と、操作パネル70と、通信部80とを備え、消耗品200が装着される。印刷装置1は、消耗品200が装着される被装着装置の一例である。
媒体供給部10は、用紙等の媒体が積載される積載台を有し、この積載台に積載された媒体を印刷装置1の内部に供給する。
搬送部20は、例えば、ローラ、ベルトなどを有し、印刷装置1の内部において、媒体を搬送する。
印刷部30は、搬送部20によって搬送される媒体に印刷を行う。印刷部30の印刷方式は、特に制限されないが、例えば、孔版印刷方式、インクジェット印刷方式などである。
媒体排出部40は、媒体が積載され印刷装置1の外部に露出する積載台を有し、印刷部30による印刷が行われた媒体を積載台に排出する。
制御部50は、例えば、印刷装置1の各部の動作を制御する演算処理装置として機能する1つ以上のプロセッサ(例えばCPU:Central Processing Unit)を有する。このプロセッサは、例えば、記憶部60から、或いは、印刷装置1に対して着脱可能な記憶媒体(非一過性のコンピュータ読取可能記録媒体)から、所定のプログラムを読み出して実行することにより、生成部51、認証部52、及びメンテナンスモード制御部53として機能する。
生成部51は、通信部80によって読み取られた、消耗品200の記憶部212に記憶された情報に基づいて、印刷装置1の第2メンテナンス用パスワードを生成する第2生成部の一例である。生成部51は、消耗品200の種類(例えば、インクボトル(或いは、インクボトルの各インク色)、孔版印刷用マスタなど)ごとに第2メンテナンス用パスワードを生成するためのアルゴリズムを変えるとよい。また、生成部51は、例えば、第2メンテナンス用パスワードの1桁目を、消耗品200の種類、型番、適合品か否かなどに応じた数字にするなど、第2メンテナンス用パスワードの一部に消耗品200固有の情報を反映させてもよい。また、生成部51は、第2メンテナンス用パスワードの一意性を高めるために、例えば、消耗品200の記憶部212に記憶された、消耗品200の使用状況に応じて変化するデータ(例えば、消耗品200の残量、温度など)を使用し、第2メンテナンス用パスワードを生成するとよい。なお、上記の適合品とは、印刷装置1の動作や性能に適合して使用可能な消耗品200(例えば、インク)である。適合品以外の消耗品200(例えば、インク)は、印刷装置1の動作や性能に適合して使用可能か否かの保証はないため、使用継続することで装置故障や印刷品質劣化の可能性が存在する。このため、適合品以外の消耗品200の場合には、装置故障(電圧など)にかかわるメンテナンスに関しては、後述する専門保守員だけがメンテナンス実行可能なようしても良い。また、装置故障(電圧など)にかかわるメンテナンス以外のメンテナンスについては、後述する専門保守員だけがメンテナンス実行可能なようしても良いし、後述する一般保守員もメンテナンス実行可能なようにしても良い。この場合、パスワード生成においては、保守員のランクを含めて、生成して、適合品以外の消耗品200の場合には、決められた保守員によるパスワードしか認証できないようにする。
認証部52は、後述する入力部72において入力された第1メンテナンス用パスワードと、生成部51によって生成された第2メンテナンス用パスワードとの照合を行う。
メンテナンスモード制御部53は、メンテナンスモードを実行する。また、メンテナンスモード制御部53は、インクボトル、孔版印刷用マスタなどの消耗品200に直接的に関連する、インク供給設定、マスタ供給設定などのメンテナンスや、搬送部20の搬送設定、印刷部30の印刷設定などの基本項目のメンテナンスの実行の可否を消耗品200(第1メンテナンス用パスワード及び第2メンテナンス用パスワード)の照合結果に基づいて判断する。換言すると、メンテナンスモード制御部53は、認証部52による第1メンテナンス用パスワード及び第2メンテナンス用パスワードの照合結果に基づいて、消耗品200の種類に適合するメンテナンスの実行の可否を判断する。
例えば、印刷装置1が孔版印刷機であって、消耗品200がインクボトルであれば、メンテナンスモード制御部53は、インクや基本項目に関するメンテナンスを実行可能とし、他の消耗品200(例えば、孔版印刷用マスタ)に関するメンテナンスを実行不可とするとよい。また、例えば、消耗品200がインクボトルであれば、メンテナンスモード制御部53は、他の色のインクボトルに関するメンテナンスを実行不可とするとよい。
なお、消耗品200の種類が共通であっても、消耗品200の型番や適合品か否かによって、設定可能なメンテナンス項目を予め判別することができる。そのため、メンテナンスモード制御部53は、消耗品200の型番や適合品か否かに基づいて、消耗品200に適合するメンテナンスの実行の可否を判断してもよい。
記憶部60は、例えば、所定の制御プログラムが予め記録されている読み出し専用半導体メモリであるROM(Read Only Memory)、プロセッサが各種の制御プログラムを実行する際に必要に応じて作業用記憶領域として使用される随時書き込み読み出し可能な半導体メモリであるRAM(Random Access Memory)などのメモリや、ハードディスク装置などを有する。
操作パネル70は、各種情報を表示するディスプレイである表示部71と、ユーザ(例えば、一般ユーザ、保守員など)による各種情報の入力を受け付ける入力部72とを有する。表示部71がタッチパネルを有する場合には、表示部71が入力部72を兼ねる。
表示部71は、後述する図5~図7に示すメンテナンス項目選択画面71a,71b,71cなどを表示する。
入力部72は、後述するパスワード生成装置100の生成部111によって生成された第1メンテナンス用パスワードなどの入力を受け付ける。そのため、入力部72は、印刷装置1に装着された消耗品200の第1メンテナンス用パスワードを取得する取得手段の一例として機能する。なお、取得手段は、入力部72に限られず、例えば、後述する通信部80などであってもよい。
通信部80は、消耗品200の記憶部212に記憶された情報を読み取る第2読み取り部の一例である。通信部80は、ICタグ210(通信部211)との通信が可能なアンテナやR/W(READER/WRITER)制御部などを含むR/W部と、ネットワークを介して無線で又は有線で接続されるユーザ端末などの各種機器との間での各種情報の授受を行うインターフェース部とを有する。なお、パスワード生成装置100によって生成された第1メンテナンス用パスワードが消耗品200の記憶部212に記憶され、この第1メンテナンス用パスワードを通信部80が読み取る場合には、通信部80は、印刷装置1に装着された消耗品200の第1メンテナンス用パスワードを取得する取得手段の一例としても機能する。
上述の入力部72、通信部80、生成部51、及び認証部52による処理を方法の観点から捉えると、この方法は、印刷装置1に装着された消耗品200の第1メンテナンス用パスワードを取得手段(入力部72或いは通信部80)によって取得する工程と、消耗品200が有する記憶部212に記憶された情報を通信部80によって読み取る工程と、この通信部80によって読み取られた情報に基づいて、印刷装置1の第2メンテナンス用パスワードを生成部51によって生成する工程と、例えば入力部72において入力された第1メンテナンス用パスワードと上記の第2メンテナンス用パスワードとの照合を認証部52によって行う工程とを含む。
上述の入力部72、通信部80、生成部51、及び認証部52による処理をプログラムの観点から捉えると、このプログラムは、印刷装置1に装着された消耗品200の第1メンテナンス用パスワードを取得手段(入力部72或いは通信部80)によって取得する機能と、消耗品200が有する記憶部212に記憶された情報を通信部80によって読み取る機能と、この通信部80によって読み取られた情報に基づいて、印刷装置1の第2メンテナンス用パスワードを生成部51によって生成する機能と、例えば入力部72において入力された第1メンテナンス用パスワードと上記の第2メンテナンス用パスワードとの照合を行う機能とをコンピュータ(印刷装置1の制御部50或いは制御部50のプロセッサ)に実行させる。このコンピュータは、印刷装置1のものに限られない。印刷装置1以外の他の被装着装置に消耗品200が装着される場合、他の被装着装置が、入力部72、通信部80、生成部51、認証部52などを備えるとよい。
パスワード生成装置100は、制御部110と、通信部120と、記憶部130とを備える。パスワード生成装置100は、例えば、スマートフォン、タブレットなどのユーザ端末、或いは、パスワード生成専用の装置である。また、後述するが、パスワード生成装置100が印刷装置1に備えられてもよい。この場合、印刷装置1自体が、パスワード生成装置100を備える認証システムとして機能する。
制御部110は、例えば、パスワード生成装置100の各部の動作を制御する演算処理装置として機能する1つ以上のプロセッサ(例えばCPU)を有する。このプロセッサは、例えば、記憶部130から、或いは、パスワード生成装置100に対して着脱可能な記憶媒体(非一過性のコンピュータ読取可能記録媒体)から、所定のプログラムを読み出して実行することにより、生成部111として機能する。
生成部111は、通信部120によって読み取られた、消耗品200の記憶部212に記憶された情報に基づいて、印刷装置1の第1メンテナンス用パスワードを生成する第1生成部の一例である。生成部111は、印刷装置1の生成部51と同様に、消耗品200の種類ごとに第1メンテナンス用パスワードを生成するためのアルゴリズムを変えるとよい。また、生成部111は、印刷装置1の生成部51と同様に、例えば、第1メンテナンス用パスワードの1桁目を消耗品200の種類に応じた数字にするなど、第1メンテナンス用パスワードの一部に消耗品200固有の情報を反映させてもよい。また、生成部111は、第1メンテナンス用パスワードの一意性を高めるために、例えば、消耗品200の記憶部212に記憶された、消耗品200の使用状況に応じて変化するデータを使用し、第1メンテナンス用パスワードを生成するとよい。
なお、生成部111は、第1メンテナンス用パスワードの生成処理を実行する保守員のランク(専門保守員、一般保守員など)が、生成処理の実行時に入力されたパスワードなどで判明している場合には、保守員のランクに基づいて第1メンテナンス用パスワードを生成してもよい。この場合、印刷装置1の生成部51は、保守員の複数のランクのそれぞれに対応する第2メンテナンス用パスワードを生成することで、いずれのランクの第1メンテナンス用パスワードが印刷装置1において入力されても認証を行うことができる。これにより、印刷装置1のメンテナンスモード制御部53は、保守員のランクにも基づいてメンテナンスの実行可否を判断することができる。
通信部120は、消耗品200の記憶部212に記憶された情報を読み取る第1読み取り部の一例である。通信部120は、ICタグ210(通信部211)との通信が可能なアンテナやR/W制御部などを含むR/W部と、ネットワークを介して無線で又は有線で接続される印刷装置1などの各種機器との間での各種情報の授受を行うインターフェース部とを有する。
記憶部130は、例えば、所定の制御プログラムが予め記録されている読み出し専用半導体メモリであるROM、プロセッサが各種の制御プログラムを実行する際に必要に応じて作業用記憶領域として使用される随時書き込み読み出し可能な半導体メモリであるRAMなどのメモリや、ハードディスク装置などを有する。
上述の通信部120及び生成部111による処理を方法の観点から捉えると、この方法は、消耗品200が有する記憶部212に記憶された情報を通信部120によって読み取る工程と、この通信部120によって読み取られた情報に基づいて、印刷装置1の第1メンテナンス用パスワードを生成部111によって生成する工程とを含む。
上述の通信部120及び生成部111による処理をプログラムの観点から捉えると、このプログラムは、消耗品200が有する記憶部212に記憶された情報を通信部120によって読み取る機能と、この通信部120によって読み取られた情報に基づいて、印刷装置1の第1メンテナンス用パスワードを生成部111によって生成する機能をコンピュータ(パスワード生成装置100の制御部110或いは制御部110のプロセッサ)に実行させる。
なお、パスワード生成装置100がユーザ端末である場合、通信部120及び生成部111の処理は、例えば、メンテナンス用アプリケーション(或いは印刷装置1の操作用アプリケーション)において、第1メンテナンス用パスワードの生成処理がユーザによって選択されたときに実行されるとよい。また、パスワード生成装置100が印刷装置1に備えられる場合、通信部120及び生成部111の処理は、印刷装置1の通信部80及び制御部50によって行われ、第1メンテナンス用パスワードの生成処理がユーザによって選択されたときに実行されるとよい。これらの場合、第1メンテナンス用パスワードの生成処理を実行するための実行パスワードなどが設定されることで、所定のユーザ(例えば、専門保守員)のみ第1メンテナンス用パスワードの生成処理を行うことができるようにするとよい。
消耗品200は、ICタグ210を備える。このICタグ210は、通信部211と、記憶部212とを有する。
通信部211は、パスワード生成装置100の通信部120や印刷装置1の通信部80との通信のためのアンテナを含む。なお、ICタグ210は、独自の電源を有さず、通信部80,120と共振周波数を同じくした内蔵アンテナを有するとよい。この場合、例えば、通信部80,120の内蔵アンテナに共振周波数の交流電流を流すと、電磁結合に基づく共振現象によりICタグ210の通信部211の内蔵アンテナに共振周波数の交流電流が発生し、通信部80,120と通信するのに十分な電力がICタグ210に供給される。この電力を用いて、ICタグ210は、記憶部212に対する消耗品200の情報の読み出し及び書き込みを行ったり、所謂パッシブ方式と呼ばれる公知の方式により、通信部80,120との間でデータ送受信を行ったりする。
記憶部212は、消耗品200を一意に特定するID、消耗品200の属性データ(例えば、色等)、消耗品200の残量情報などを記憶しているとよい。また、上述のように、記憶部212は、パスワード生成装置100によって生成された第1メンテナンス用パスワードを記憶してもよい。なお、通信部211及び記憶部212は、ICタグ210の図示しないICチップ等のプロセッサ(制御部)によって制御される。
次に、パスワード生成処理及びメンテナンスモードの認証について説明する。なお、上述の説明と重複する事項については説明を省略する。
図2は、パスワード生成装置100のパスワード生成処理を説明するためのフローチャートである。
まず、パスワード生成装置100は、ユーザが印刷装置1から取り出した消耗品200の記憶部212に記憶された情報を通信部120によって読み取る(ステップS11)。或いは、パスワード生成装置100は、印刷装置1に装着されたままの消耗品200のICタグ210の記憶部212に記憶された情報を通信部120によって読み取る。
次に、生成部111は、通信部120によって読み取られた、消耗品200の記憶部212に記憶された情報に基づいて、印刷装置1の第1メンテナンス用パスワードを生成する(ステップS12)。この第1メンテナンス用パスワードは、例えば、パスワード生成装置100の図示しない表示部に表示される。この場合、ユーザは、後述する第1メンテナンス用パスワードの入力時に、パスワード生成装置100の表示部に表示された第1メンテナンス用パスワードを見ながら入力を行うことができる。或いは、ユーザは、後述する第1メンテナンス用パスワードの入力時までの短時間であれば流出の危険性が低いため、第1メンテナンス用パスワードをメモに取るなどして保管してもよい。なお、上述のように、生成部111は、生成した第1メンテナンス用パスワードを、消耗品200の記憶部212に記憶してもよい。
図3は、印刷装置1のパスワード生成処理を説明するためのフローチャートである。
図3に示す処理は、例えば、消耗品200が印刷装置1に装着されたとき、或いは、印刷装置1の電源がONになったときなどに行われる。なお、消耗品200が印刷装置1に装着されたときに図3に示す処理が開始することによって、図2に示すパスワード生成装置100が印刷装置1から取り出された消耗品200から第1メンテナンス用パスワードを生成するのと同時期に第2メンテナンス用パスワードを生成することができる。したがって、消耗品200の残量などの消耗品200の使用状況に応じて変化するデータを使用する場合にも、共通の第1メンテナンス用パスワード及び第2メンテナンス用パスワードを生成することができる。
まず、印刷装置1は、消耗品200のICタグ210の記憶部212に記憶された情報を通信部80によって読み取る(ステップS21)。
次に、生成部51は、通信部80によって読み取られた、消耗品200の記憶部212に記憶された情報に基づいて、印刷装置1の第2メンテナンス用パスワードを生成する(ステップS22)。この第2メンテナンス用パスワードは、例えば、印刷装置1の記憶部60に記憶される。
図4は、印刷装置1のメンテナンスモードの認証を説明するためのフローチャートである。
図4に示す処理は、メンテナンスモードへの遷移要求があったときに行われる。この遷移要求は、例えば、入力部72における予め定められた複数キーの押下などのユーザによる所定の操作によって行われる。
まず、制御部50は、表示部71に図示しないパスワード入力画面を表示させる(ステップS31)。
次に、制御部50は、入力部72においてユーザによって入力された第1メンテナンス用パスワードを取得する(ステップS32)。この第1メンテナンス用パスワードは、上述のようにパスワード生成装置100によって生成される。なお、上述のように、通信部80が消耗品200の記憶部212から第1メンテナンス用パスワードを読み取ることによって取得してもよい。
認証部52は、ユーザによって入力部72を用いて入力された第1メンテナンス用パスワードが、上述のように印刷装置1の生成部51によって生成された第2メンテナンス用パスワードと一致するかの照合を行う(ステップS33)。
パスワードが一致していなければ(ステップS33:NO)、制御部50は、パスワード不一致によってメンテナンスの実行を行うことができないという内容のエラー表示を表示部71に行わせる(ステップS34)。この場合、消耗品200の使用状況に応じて変化するデータ(例えば、消耗品200の残量、温度など)を使用して、第1メンテナンス用パスワード及び第2メンテナンス用パスワードが異なるタイミングで生成されることによってパスワードの不一致が生じている可能性が考えられる。そこで、専門保守員等のユーザは、図2及び図3を参照しながら説明したように、改めて同時期に第1メンテナンス用パスワード及び第2メンテナンス用パスワードを生成するとよい。また、ユーザが一般ユーザであれば、エラー表示が表示されたことを専門保守員などに伝え、その専門保守員がメンテナンスモードの実行を担当するとよい。そして、図4に示す処理が終了する。
一方、パスワードが一致していれば(ステップS33:YES)、メンテナンスモード制御部53は、上述のように、認証部52による第1メンテナンス用パスワード及び第2メンテナンス用パスワードの照合結果に基づいて、消耗品200の種類に適合するメンテナンスの実行の可否を判断する(ステップS35)。
次に、メンテナンスモード制御部53は、実行可能なメンテナンス項目を表示部71に表示させる(ステップS36)。例えば、メンテナンスモード制御部53は、図5~図7に示すメンテナンス項目選択画面71a~71cを表示部71に表示させる。
例えば、印刷装置1が孔版印刷装置であり、印刷装置1の印刷部30が、孔版用印刷マスタが巻き付けられインクを滲み出させる第1ドラム及び第2ドラムを有する場合、第1メンテナンス用パスワード及び第2メンテナンス用パスワードが第1インク(例えば、黒色インク)のものであれば、実行可能なメンテナンス項目は、図5に示すように、「No.1 第1インク・・・」(「・・・」は、設定項目など)、「No.2 第1インクセンサ・・・」、及び「No.3 第1ドラム・・・」となる。
また、例えば、第1メンテナンス用パスワード及び第2メンテナンス用パスワードが第2インク(例えば、赤色インク)のものであれば、実行可能なメンテナンス項目は、図6に示すように、「No.12 第2インク・・・」、「No.13 第2インクセンサ・・・」、及び「No.14 第2ドラム・・・」となる。
また、例えば、第1メンテナンス用パスワード及び第2メンテナンス用パスワードが孔版印刷用マスタのものであれば、実行可能なメンテナンス項目は、図7に示すように、「No.55 マスタ・・・」、「No.56 マスタ有無センサ・・・」、及び「No.57 製版ユニット・・・」となる。
図4のフローチャートに戻り、メンテナンスモード制御部53は、メンテナンス項目選択画面71a~71cにおいてユーザによって選択されたメンテナンス項目を実行する(ステップS37)。そして、図4に示す処理が終了する。
なお、上述の説明では、メンテナンスモードを実行する際に、毎回、パスワード生成装置100によって第1メンテナンス用パスワードを生成し、印刷装置1によって第2メンテナンス用パスワードを生成する例について説明したが、これらの第1メンテナンス用パスワード及び第2メンテナンス用パスワードは、メンテナンスモードを実行するためのパスワードを変更するためのパスワードであってもよい。
図8は、変形例における印刷装置1のメンテナンスモードの認証を説明するためのフローチャートである。
本変形例では、メンテナンスモード制御部53は、消耗品200とメンテナンス項目とのうち少なくとも一方に応じて、入力された第1メンテナンス用パスワードと印刷装置1の生成部51によって生成された第2メンテナンス用パスワードとの照合結果に基づくメンテナンスの実行の可否の判断を省略し、メンテナンスの実行を許可する例について説明する。
例えば、メンテナンスモード制御部53は、消耗品200が上述の適合品であるか否かに応じて、メンテナンス項目ごとにセキュリティレベルの高低が設定されている。セキュリティレベル高は、操作できる者を制限する必要があるメンテナンスに設定されるとよく、セキュリティレベル低は、操作できる者を制限しない一般的なメンテナンスに設定されるとよい。
消耗品200が適合品の場合、上述の装置故障に関わるメンテナンス以外のメンテナンスには、セキュリティレベル低が対応付けられ、適合品の装置故障に関わるメンテナンスや、消耗品200が適合品でない場合のメンテナンス(装置故障に関わるメンテナンス及びそれ以外のメンテナンスの両方)には、セキュリティレベル高が対応付けられるとよい。
上述の図4のフローチャートでは、ユーザによって入力部72を用いて入力された第1メンテナンス用パスワードと、印刷装置1の生成部51によって生成された第2メンテナンス用パスワードとが不一致であった場合(ステップS33:NO)、制御部50が表示部71にエラー表示を行わせ(ステップS34)、処理が終了する。
それに対し、本変形例の図8のフローチャートでは、メンテナンス用パスワードが不一致であった場合(ステップS43:NO)に、メンテナンスモード制御部53は、消耗品200の種類に適合するメンテナンスのうちセキュリティレベル低のもののみ実行を許可するように、メンテナンス項目の実行の可否を判断し(ステップS44)、実行可能なメンテナンス項目を表示部71に表示させる(ステップS46)。なお、図8のステップS41~S43,S45~S47の処理は、図4のステップS31~S33,S35~S37の処理と同様にすることができるため、説明を省略する。
ここで、セキュリティレベルの高低の設定は、消耗品200が適合品で且つ装置故障に関するメンテナンス以外のメンテナンスのみをセキュリティレベル高にする態様に限らず、例えば、消耗品200とメンテナンス項目とのうち消耗品200のみに応じて(例えば、消耗品200が適合品ではない場合)、すべてのメンテナンスをセキュリティレベル高に設定してもよい。或いは、消耗品200とメンテナンス項目とのうちメンテナンス項目のみに応じて(例えば、装置故障に関わるメンテナンスの場合)、適合品であるか否かに限らずすべての消耗品200のメンテナンスをセキュリティレベル高に設定してもよい。
また、消耗品200が適合品であるか否かではなく、消耗品200の種類、型番などに応じて、メンテナンス項目ごとにセキュリティレベルの高低が設定されてもよい。或いは、装置故障に関わるメンテナンスであるか否かではなく、メンテナンス項目ごとにユーザが任意にセキュリティレベルを設定可能であってもよい。なお、本変形例において「セキュリティレベル」という表現を用いているが、特にユーザの設定時には、セキュリティレベルの設定として行われなくともよく、消耗品200とメンテナンス項目とのうち少なくとも一方に応じて、パスワードの照合結果に基づくメンテナンスの実行の可否の判断を省略するための設定が行われればよい。また、図8のフローチャートにおいて、パスワードの一致判定(ステップS43)が行われてパスワードが不一致であった場合(ステップS43:NO)に、セキュリティレベル低のメンテナンス項目の実行可否が判断されるが(ステップS44)、印刷装置1の通信部80が読み取った、消耗品200のICタグ210の記憶部212に記憶された情報に基づいて消耗品200が適合品であることが識別できた場合で、且つ、適合品の場合にメンテナンス項目によらずセキュリティレベル低が設定されている場合には、パスワードの入力画面表示処理(ステップS41)、パスワード取得処理(ステップS42)、及びパスワード一致判定処理(ステップS43)が省略されてもよい。
以上説明した本実施の形態では、認証システムは、パスワード生成装置100を備える。このパスワード生成装置100は、消耗品200が有する記憶部212に記憶された情報を読み取る第1読み取り部の一例である通信部120と、この通信部120によって読み取られた情報に基づいて、消耗品200が装着される被装着装置の一例である印刷装置1の第1メンテナンス用パスワードを生成する生成部111(第1生成部)とを備える。印刷装置1は、装着された消耗品200の第1メンテナンス用パスワードを取得する取得手段の一例である入力部72(或いは、通信部80)と、消耗品200の記憶部212に記憶された情報を読み取る第2読み取り部の一例である通信部80と、この通信部80によって読み取られた情報に基づいて、印刷装置1の第2メンテナンス用パスワードを生成する生成部51(第2生成部)と、入力部72により取得された第1メンテナンス用パスワードと、生成部51により生成された第2メンテナンス用パスワードとの照合を行う認証部52とを備える。また、他の観点では、消耗品200は、被装着装置の一例である印刷装置1に装着される消耗品200であって、印刷装置1の認証部52によって照合が行われる印刷装置1の第1メンテナンス用パスワードを生成するための情報を記憶し、当該情報がパスワード生成装置100によって読み取られる記憶部212を備え、この記憶部212は、パスワード生成装置100によって生成された第1メンテナンス用パスワードを更に記憶し、当該第1メンテナンス用パスワードが印刷装置1によって読み取られる。また、他の観点では、プログラムは、消耗品200が有する記憶部212に記憶された情報を読み取る機能と、消耗品200が装着される被装着装置の一例である印刷装置1の認証部52によって照合が行われる印刷装置1の第1メンテナンス用パスワードを、消耗品200の記憶部212から読み取られた情報に基づいて生成する機能とをコンピュータに実行させる。
これにより、パスワード生成装置100を用いて消耗品200から直接的に第1メンテナンス用パスワードを生成し、被装着装置(印刷装置1)側で生成された第2メンテナンス用パスワードとの認証を行うことができる。そのため、保守員がメンテナンス用パスワードを忘れてしまったり、メンテナンス用パスワードを記したメモなどが第三者へ流出したりするのを回避することができる。更には、サーバを用いた認証などに用いられるネットワーク接続を行わない場合でも、第1メンテナンス用パスワードを生成することができる。これにより、ネットワーク通信の傍受などによるパスワード流出を抑制することもできる。
よって、本実施の形態によれば、消耗品200が装着される被装着装置(印刷装置1)のメンテナンス用パスワードの流出を抑制することができるとともに、認証を確実に行うことができる。
また、本実施の形態では、印刷装置1には、複数種類の消耗品200が装着され、各消耗品200の種類に応じて第1メンテナンス用パスワード、第2メンテナンス用パスワードが、それぞれ、生成部111(第1生成部)、生成部51(第2生成部)により生成され、認証部52による第1メンテナンス用パスワード及び第2メンテナンス用パスワードの照合結果に基づいて、印刷装置1に装着された消耗品200の種類に適合するメンテナンスの実行の可否を判断するメンテナンスモード制御部53を更に備える。
これにより、実行可能なメンテナンス項目を、消耗品200に対応するメンテナンス項目のみに制限することができる。そのため、誤った設定変更などにより、被装着装置の機能を十分に発揮できなくなったり被装着装置の動作不良が生じたりするのを抑制することができる。
また、本実施の形態の変形例では、メンテナンスモード制御部53は、消耗品200とメンテナンス項目とのうち少なくとも一方に応じて、照合結果に基づくメンテナンスの実行の可否の判断を省略し、メンテナンスの実行を許可する。
ところで、消耗品200が適合品ではない場合には、印刷装置1の性能や動作に関して適合して使用可能な保証がないので、決められた保守員でないとメンテナンス実行ができないようにする必要があるのに対して、消耗品200が適合品である場合の装置故障に関わるメンテナンス以外のメンテナンスは、印刷装置1の性能や動作に関して適合して使用可能な保証があるので、一般ユーザにメンテナンス実行を許容しても問題は生じにくい。そのため、消耗品200が適合品である場合の装置故障に関わるメンテナンス以外のメンテナンスなどには、パスワードの一致を要さずにメンテナンスを許可することで、早くメンテナンスを行いたいというユーザのニーズに対応可能になるなど、ユーザの利便性を向上させることができる。
なお、本発明は、上述の実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階でその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化することができる。また、上述の実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成することができる。例えば、実施の形態に示される全構成要素を適宜組み合わせても良い。このような、発明の趣旨を逸脱しない範囲内において種々の変形や応用が可能であることはもちろんである。以下に、本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[付記1]
消耗品が有する記憶部に記憶された情報を読み取る第1読み取り部と、前記第1読み取り部によって読み取られた情報に基づいて、前記消耗品が装着される被装着装置の第1メンテナンス用パスワードを生成する第1生成部とを備えるパスワード生成装置を備え、
前記被装着装置は、
装着された消耗品の前記第1メンテナンス用パスワードを取得する取得手段と、
前記消耗品の前記記憶部に記憶された情報を読み取る第2読み取り部と、
前記第2読み取り部によって読み取られた情報に基づいて、前記被装着装置の第2メンテナンス用パスワードを生成する第2生成部と、
前記取得手段により取得された前記第1メンテナンス用パスワードと前記第2生成部により生成された前記第2メンテナンス用パスワードとの照合を行う認証部とを備える
ことを特徴とする認証システム。
[付記2]
前記被装着装置には、複数種類の前記消耗品が装着され、
各消耗品の種類に応じて前記第1メンテナンス用パスワード、前記第2メンテナンス用パスワードが、それぞれ、前記第1生成部、前記第2生成部により生成され、
前記認証部による前記第1メンテナンス用パスワード及び前記第2メンテナンス用パスワードの照合結果に基づいて、前記被装着装置に装着された前記消耗品の種類に適合するメンテナンスの実行の可否を判断するメンテナンスモード制御部を更に備える
ことを特徴とする付記1記載の認証システム。
[付記3]
前記メンテナンスモード制御部は、前記消耗品とメンテナンス項目とのうち少なくとも一方に応じて、前記照合結果に基づくメンテナンスの実行の可否の判断を省略し、メンテナンスの実行を許可する
ことを特徴とする付記2記載の認証システム。
[付記4]
消耗品が有する記憶部に記憶された情報を読み取る第1読み取り部と、
前記消耗品が装着される被装着装置の認証部によって照合が行われる前記被装着装置の第1メンテナンス用パスワードを、前記第1読み取り部によって読み取られた情報に基づいて生成する第1生成部と
を備えることを特徴とするパスワード生成装置。
[付記5]
被装着装置に装着される消耗品であって、
前記被装着装置の認証部によって照合が行われる当該被装着装置の第1メンテナンス用パスワードを生成するための情報を記憶し、当該情報がパスワード生成装置によって読み取られる記憶部を備え、
前記記憶部は、前記パスワード生成装置によって生成された前記第1メンテナンス用パスワードを更に記憶し、当該第1メンテナンス用パスワードが前記被装着装置によって読み取られる
ことを特徴とする消耗品。
[付記6]
消耗品が有する記憶部に記憶された情報を読み取る機能と、
前記消耗品が装着される被装着装置の認証部によって照合が行われる前記被装着装置の第1メンテナンス用パスワードを、前記消耗品の前記記憶部から読み取られた情報に基づいて生成する機能と
をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
1 印刷装置
10 媒体供給部
20 搬送部
30 印刷部
40 媒体排出部
50 制御部
51 生成部
52 認証部
53 メンテナンスモード制御部
60 記憶部
70 操作パネル
71 表示部
71a,71b,71c メンテナンス項目選択画面
72 入力部
80 通信部
100 パスワード生成装置
110 制御部
111 生成部
120 通信部
130 記憶部
200 消耗品
210 ICタグ
211 通信部
212 記憶部

Claims (6)

  1. 消耗品が有する記憶部に記憶された情報を読み取る第1読み取り部と、前記第1読み取り部によって読み取られた情報に基づいて、前記消耗品が装着される被装着装置の第1メンテナンス用パスワードを生成する第1生成部とを備えるパスワード生成装置を備え、
    前記被装着装置は、
    装着された消耗品の前記第1メンテナンス用パスワードを取得する取得手段と、
    前記消耗品の前記記憶部に記憶された情報を読み取る第2読み取り部と、
    前記第2読み取り部によって読み取られた情報に基づいて、前記被装着装置の第2メンテナンス用パスワードを生成する第2生成部と、
    前記取得手段により取得された前記第1メンテナンス用パスワードと前記第2生成部により生成された前記第2メンテナンス用パスワードとの照合を行う認証部とを備える
    ことを特徴とする認証システム。
  2. 前記被装着装置には、複数種類の前記消耗品が装着され、
    各消耗品の種類に応じて前記第1メンテナンス用パスワード、前記第2メンテナンス用パスワードが、それぞれ、前記第1生成部、前記第2生成部により生成され、
    前記認証部による前記第1メンテナンス用パスワード及び前記第2メンテナンス用パスワードの照合結果に基づいて、前記被装着装置に装着された前記消耗品の種類に適合するメンテナンスの実行の可否を判断するメンテナンスモード制御部を更に備える
    ことを特徴とする請求項1記載の認証システム。
  3. 前記メンテナンスモード制御部は、前記消耗品とメンテナンス項目とのうち少なくとも一方に応じて、前記照合結果に基づくメンテナンスの実行の可否の判断を省略し、メンテナンスの実行を許可する
    ことを特徴とする請求項2記載の認証システム。
  4. 消耗品が有する記憶部に記憶された情報を読み取る第1読み取り部と、
    前記消耗品が装着される被装着装置の認証部によって照合が行われる前記被装着装置の第1メンテナンス用パスワードを、前記第1読み取り部によって読み取られた情報に基づいて生成する第1生成部と
    を備えることを特徴とするパスワード生成装置。
  5. 被装着装置に装着される消耗品であって、
    前記被装着装置の認証部によって照合が行われる当該被装着装置の第1メンテナンス用パスワードを生成するための情報を記憶し、当該情報がパスワード生成装置によって読み取られる記憶部を備え、
    前記記憶部は、前記パスワード生成装置によって生成された前記第1メンテナンス用パスワードを更に記憶し、当該第1メンテナンス用パスワードが前記被装着装置によって読み取られる
    ことを特徴とする消耗品。
  6. 消耗品が有する記憶部に記憶された情報を読み取る機能と、
    前記消耗品が装着される被装着装置の認証部によって照合が行われる前記被装着装置の第1メンテナンス用パスワードを、前記消耗品の前記記憶部から読み取られた情報に基づいて生成する機能と
    をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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