JP2023036199A - 権限管理装置、権限管理方法、およびコンピュータプログラム - Google Patents

権限管理装置、権限管理方法、およびコンピュータプログラム Download PDF

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【課題】SNS内において流布される情報を効率よく管理する。【解決手段】SNS内におけるユーザの権限を管理する権限管理装置であって、ユーザごとに、コンテンツを発信する権限の大きさを段階的に決定する権限管理部13と、当該SNSに属する閲覧ユーザによる選択に応じて、権限の大きさが所定以上のユーザから発信されるコンテンツを抽出して当該閲覧ユーザの端末に表示させる表示制御部11と、を備え、権限管理部は、所定のユーザによる操作に応じて、他のユーザの権限の大きさを変更する、権限管理装置1。【選択図】図1

Description

本発明は、SNS(Social-Networking Service)に参加するユーザが、他のユーザのSNS内における権限を管理する技術に関する。
近年、SNSには多くのユーザが参加し、SNS内において情報収集を行っている。近年のユーザは、SNSにおいて収集した情報に基づいて商品購入やサービス利用、又は日常の行動に関し意思決定する場合も少なくない。このような状況においては、多くのユーザにとって意思決定の契機になりやすい、すなわち影響力の大きい発言者、いわゆるインフルエンサの発言がSNS内で流布され、多くのユーザの目に留まることにより、流行が生成される。
一方で、所定分野の専門家がSNS内で発信を行う場合がある。しかしながら、専門家は必ずしもインフルエンサではないため、質の高いコンテンツを発信しているにも関わらず、多くのユーザに届きづらいという問題があった。また、多くのユーザにとって、多量の発信から高品質な情報を収集するのは煩雑である。そこで、SNS内において流布される情報を効率よく管理できる装置が必要とされている。
特許文献1には、SNS上において繋がりのある他人に装置を貸し出す情報処理装置が開示されている。特許文献2には、ユーザが特定の場所で二次元コード等を読み取ると、投稿する権利を得ることができるSNSシステムが開示されている。特許文献3には、実際に店の商品やサービスを利用したものに対してのみ、顧客端末に投稿許可を与える口コミ促進支援システムが開示されている。
特開2021-047789号公報 特開2021-033955号公報 特開2019-194795号公報
本発明は、インフルエンサの個人的な影響力という無形の財産を、発言権の形で他のユーザに付与することを可能にし、SNS内において流布される情報を効率よく管理できるようにすることを目的の一つとする。
上記目的を達成するため、本発明の一の観点に係る権限管理装置は、SNS内におけるユーザの権限を管理する権限管理装置であって、前記ユーザごとに、コンテンツを発信する権限の大きさを段階的に決定する権限管理部と、当該SNSに属する閲覧者による選択に応じて、前記権限の大きさが所定以上の前記ユーザから発信される前記コンテンツを抽出して当該閲覧者の端末に表示させる表示制御部と、を備え、前記権限管理部は、所定の前記ユーザによる操作に応じて、他の前記ユーザの前記権限の大きさを変更する。
前記所定のユーザは、前記権限管理部により、前記他のユーザの権限の大きさを変更可能にする権限変更権を付与されているユーザである。
前記権限管理部は、前記権限変更権を、第1の大きさの前記権限を有するユーザに付与するものとしてもよい。
前記表示制御部は、前記閲覧者の選択に応じて、少なくとも、第2の大きさ以上の前記権限を有するユーザにより発信されるコンテンツのみを表示する第1表示態様と、前記第2の大きさより小さい第3の大きさ以上の権限を有するユーザにより発信されるコンテンツを表示する第2表示態様と、を当該他のユーザの端末上で切り替えて表示するものとしてもよい。
前記SNS内において前記ユーザが選択的に属するコミュニティを前記ユーザの識別情報に紐づけて格納する記憶部をさらに備え、前記権限管理部は、前記所定の前記ユーザによる操作に応じて、前記他のユーザの前記権限を前記コミュニティごとに変更するものとしてもよい。
前記権限管理部は、前記所定の前記ユーザから前記他のユーザの前記権限の失効条件の入力を受け付け、前記失効条件が満たされると前記他のユーザの前記権限を失効させるものとしてもよい。
発信されている前記コンテンツが前記閲覧者の端末において抽出表示される抽出条件を、前記コンテンツごとに決定する抽出条件管理部をさらに備え、前記抽出条件管理部は、第4の大きさの前記権限を有するユーザの選択に応じて、当該コンテンツの抽出条件を決定するものとしてもよい。
上記目的を達成するため、本発明の別の観点に係る権限管理方法は、SNS内におけるユーザの権限を管理するコンピュータが、前記ユーザごとに、コンテンツを発信する権限の大きさを段階的に決定する権限管理処理と、当該SNSに属する閲覧者による選択に応じて、前記権限の大きさが所定以上の前記ユーザから発信される前記コンテンツを抽出して当該閲覧者の端末に表示させる表示制御処理と、を実行し、前記権限管理処理においては、所定の前記ユーザによる操作に応じて、他の前記ユーザの前記権限の大きさを変更する。
上記目的を達成するため、本発明のさらに別の観点に係るコンピュータプログラムは、SNS内におけるユーザの権限を管理するコンピュータに対して、前記ユーザごとに、コンテンツを発信する権限の大きさを段階的に決定する権限管理処理と、当該SNSに属する閲覧者による選択に応じて、前記権限の大きさが所定以上の前記ユーザから発信される前記コンテンツを抽出して当該閲覧者の端末に表示させる表示制御処理と、を実行させ、前記権限管理処理においては、所定の前記ユーザによる操作に応じて、他の前記ユーザの前記権限の大きさを変更する。
なお、コンピュータプログラムは、インターネット等のネットワークを介したダウンロードによって提供したり、コンピュータ読み取り可能な各種の記録媒体に記録して提供したりすることができる。
本発明によれば、インフルエンサの個人的な影響力という無形の財産を、発言権の形で他人に付与することを可能にし、SNS内において流布される情報を効率よく管理できる。
本発明の実施形態に係る権限管理装置の実施形態を示す機能ブロック図である。 上記権限管理装置が備える権限管理部がユーザに付与する権限の1例を示すテーブルであって、(a)権限の大きさを段階的に示す名称と、有する権限との対応関係の1例を示すテーブル、(b)権限管理部がコミュニティごとにユーザに付与する権限の1例を示すテーブルとである。 上記権限管理装置によりユーザ端末に表示される画面の(a)第1例、(b)第2例を示す図である。 上記権限管理装置により上記ユーザ端末に表示される画面の(a)第3例、(b)第4例を示す図である。 上記権限管理装置により上記ユーザ端末に表示される画面の(a)第5例、(b)第6例を示す図である。 上記権限管理装置の処理の流れの1例を示すフローチャートである。 上記権限管理装置の処理の流れの別の例を示すフローチャートである。
本発明に係る一の実施形態について、図1を参照して説明する。
図1に示されている、権限管理装置1は、SNS内におけるユーザの権限を管理する装置である。このSNSにおいては、複数のユーザがSNSにアカウントを登録した上で、アカウントにログインすることでそれぞれのユーザ端末を介し閲覧および投稿を行う。個々のユーザはSNS内でコンテンツを発信し、当該SNSに参加している他のユーザがこのコンテンツを閲覧できるようになっている。
権限管理装置1は、ネットワークNWを介して複数のユーザ端末20a、20bに接続されている。ユーザ端末20a、20bは、それぞれ、権限管理装置1から受信される情報を表示する表示部21a、21b、およびユーザからの入力を受け付ける入力部22a、22bを備える。表示部21a、21bは例えばディスプレイにより構成され、入力部22a、22bは例えばタッチパネル又はキーボード等により構成される。
なお、説明の便宜上、コンテンツを配信するユーザのユーザ端末をユーザ端末20a、コンテンツを閲覧するユーザ、すなわち閲覧者のユーザ端末をユーザ端末20bとして説明するが、ユーザ端末20aおよび20bは同等の構成であり、ユーザ端末20bからコンテンツを発信してよいし、ユーザ端末20aからコンテンツを閲覧することも可能である。また、すべてのユーザが、閲覧者でもなり、発信するユーザにもなり得る。
なお、同図においては、ユーザ端末は2個であるが、2個を超える複数のユーザ端末が接続され、当該SNSに参加できるようになっている。ユーザ端末は、パーソナルコンピュータであってもよいし、タブレット端末又はスマートホン等の携帯端末であってもよい。
本実施形態では、前提として、権限管理装置1を具備するクライアント端末が複数存在してもよい。また、権限管理装置1を具備するユーザ端末が複数存在してもよい。さらに、権限管理装置1を具備するサーバが複数存在してもよい。また、ネットワークにより接続された複数の構成により、権限管理装置1の機能がシステムとして実現されていてもよい。権限管理装置1の機能の一部又は全部がクラウドコンピューティングにより実現されていてもよい。
●機能構成
権限管理装置1は、メモリなどの記憶媒体、プロセッサ、通信モジュール、及び入力/出力インターフェース等で構成され、プロセッサが記憶媒体に記録されたコンピュータプログラムを実行することで、図1に示した機能ブロックを実現するようになっている。記憶媒体は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、RAM(random access memory)、ROM(read only memory)、ディスクドライブ、SSD(solid state drive)、フラッシュメモリ(flash memory)のような記憶装置等を含んでよい。ここで、ROMやディスクドライブ、SSD、フラッシュメモリのような非一時的記憶装置は、メモリとは区分される別の格納装置として権限管理装置1に含まれてもよい。
権限管理装置1は、上記したハードウェア構成により、主として、表示制御部11、コミュニティ管理部12、権限管理部13、退出執行部14、抽出条件管理部15、記憶部16および通信処理部17を具備する。
表示制御部11は、ユーザ端末20aを介してユーザから発信されるコンテンツを、当該SNSに属する閲覧者のユーザ端末20bに表示する機能部である。
表示制御部11は、当該SNSに属する閲覧者による選択に応じて、権限の大きさが所定以上のユーザから発信されるコンテンツを抽出して、当該ユーザのユーザ端末20bに表示させる。
図2(a)に示すように、本実施形態においては、ユーザの権限は段階的に設定されていて、権限の大きさに応じて「モデレーター」「スピーカー」および「フォロワー」との名称で分類され、当該名称が画面上に表示されるようになっている。このような構成によれば、ユーザは、多様な権限の有無を詳細に確認しなくても、分類を確認するだけで権限が一見して明らかである。
「モデレーター」「スピーカー」および「フォロワー」は、この順で権限が大きい。最も権限の大きいユーザ、すなわちモデレーターは、大きい発言権および調停権を有する。モデレーターの次に権限の大きいユーザ、すなわちスピーカーは、中程度の発言権のみを有する。最も権限の小さいユーザ、すなわちフォロワーは、小さい発言権を有する。モデレーターは、特許請求の範囲における第1、第2および第4の大きさの権限を有するユーザの例である。スピーカーは、第3の大きさの権限を有するユーザの例である。なお、本実施形態では権限は3段階に区分されるが、2段階であってもよいし、4段階以上であってもよい。
表示制御部11は、ユーザ端末20bを介した閲覧者の選択に応じて、少なくとも、第2の大きさ以上の権限を有するユーザにより発信されるコンテンツのみを表示する第1表示態様と、第2の大きさより小さい第3の大きさ以上の権限を有するユーザにより発信されるコンテンツを表示する第2表示態様と、を当該他のユーザのユーザ端末20b上で切り替えて表示する。すなわち、第1表示態様では、モデレーターから発信されるコンテンツのみがユーザ端末20bに表示される。第2表示態様では、モデレーター又はスピーカーから発信されるコンテンツのみがユーザ端末20bに表示される。
なお、本実施形態においては、第1の大きさと第2の大きさは同一であるが、異なっていてもよく、第1の大きさと第2の大きさの大小は任意である。
また、表示制御部11は、さらに、当該閲覧者の選択に応じて、当該コミュニティに投稿されているコンテンツを発信したユーザの権限に関わらず表示する第3表示態様に切り替えて表示してもよい。なお、ユーザ端末20bの画面上に、第1~第3表示態様をそれぞれ「ミュート表示」「通常表示」「優先表示」との名称で表示させ、クリック又はタップによる表示態様の選択を受け付けてよい。
コミュニティ管理部12は、SNS内において、ユーザが選択的に属するコミュニティを管理する機能部である。コミュニティは、特定の趣味や思想ごとに複数構成され、ユーザは、自身の趣味や思想に近いコミュニティを選択して加入できるようになっている。ユーザのコミュニティへの加入は任意である。また、各ユーザは、複数のコミュニティに参加可能である。コミュニティには加入を希望したユーザ全員が加入可能であってもよいし、権限、例えば後述する調停権を有するユーザが加入希望のユーザごとに参加可否を決定してもよい。コミュニティ管理部12は、各コミュニティに加入しているユーザの識別情報を記憶部16に格納する。
表示制御部11は、閲覧者による表示態様の選択を、コミュニティごとに受け付ける。すなわち、ユーザは、コミュニティごとに異なる表示態様を選択できる。この構成によれば、ユーザは、例えば興味の度合いに応じて、閲覧するコンテンツの量、すなわち収集する情報の量を調整できる。
権限管理部13は、ユーザごとに、権限の大きさを段階的に決定する機能部である。
図2(b)に示すように、権限管理部13は、ユーザの権限の大きさをコミュニティごとに決定する。同図の例では、ユーザU1、U2、U3が、コミュニティC1、C2、C3に参加している様子を示している。ユーザU1は、コミュニティC1ではモデレーターの権限を有する一方、コミュニティC2およびC3においてはフォロワーの権限のみを有する。
権限管理部13は、ユーザごとに、コンテンツを発信する権限、すなわち発言権の大きさを設定する。
発言権の大きさとは、ユーザがコンテンツを発信できる対象範囲の大きさを示す概念である。「モデレーター」「スピーカー」および「フォロワー」は、この順で発言権が大きい。最も発言権の大きいモデレーターの発信は、コミュニティに参加している全てのユーザが、選択されている抽出条件に関わらず閲覧可能である。また、ユーザは、モデレーターの発信のみを表示する第1表示態様を選択可能である。コミュニティに参加しているユーザが第2表示態様を選択している場合、モデレーターおよびスピーカーの発信が表示される。コミュニティに参加しているユーザが、すべてのコンテンツを表示させる第3表示態様を選択している場合には、モデレーター、スピーカーおよびフォロワーから発信されるコンテンツが表示される。すなわち、発言権は、多くのユーザに閲覧させることができるコンテンツを発信する権利である。
なお、権限管理部13は、発言権を付与せず、閲覧だけを許可する権限をユーザに付与してもよい。
閲覧者は、参加している複数のコミュニティのうち1個を「アクティブコミュニティ」として選択可能である。当該選択は、例えば、参加しているコミュニティの一覧において、コミュニティの名称又はアイコンをドラッグ等の操作により画面上の所定位置に移動させることで受け付けられる。閲覧しているユーザが当該コミュニティを「アクティブコミュニティ」に指定している場合には、表示制御部11は、フォロワーの発信を含めた当該コミュニティにおけるすべてのコンテンツを当該ユーザ端末20b上に表示する。この構成によれば、ユーザは簡便な操作でコミュニティの表示態様を変更することができる。
なお、他のユーザのコンテンツに対するコメントおよびリアクションは、モデレーター、スピーカーおよびフォロワーのいずれの権限のユーザからであっても、ユーザにより選択される表示態様に関わらず表示される。表示制御部11はこれらを各コンテンツに対応付けて、各コンテンツの下方に表示させる。
また、権限管理部13は、ユーザが他のユーザ又はコンテンツに対して変更処理を行う権利、すなわち調停権を、ユーザごとに管理する。調停権は、他のユーザに対する権限変更権および退出執行権ならびに各コンテンツに対する抽出条件管理権を含む。図2(a)に示すように、本実施形態においては、権限管理部13は、モデレーターに調停権、すなわち権限変更権、退出執行権および抽出条件管理権を付与し、スピーカーおよびフォロワーには調停権を付与しない。すなわち、第1の大きさの権限を有するユーザ、すなわちモデレーターは、大きい発言権を有するとともに、調停権も有しており、コミュニティ内における大きな権限を有することを意味する。
また、権限管理部13は、コミュニティを生成した管理者、すなわちコミュニティオーナーに、あらかじめ調停権を付与してもよい。コミュニティオーナーは、例えば、コミュニティが生成された時点で、モデレーターと同等の権限が付与されていてよい。
なお、権限管理部13は、権限変更権、退出執行権および抽出条件管理権をそれぞれ独立してユーザに付与してもよい。権限変更権、退出執行権および抽出条件管理権の有無は、ユーザの識別情報およびコミュニティと関連付けて、記憶部16に格納される。
権限管理部13は、権限変更権を有するユーザによる操作に応じて、他のユーザの権限の大きさを変更する。すなわち、権限変更権を有するユーザは、他のユーザに権限を付与することができる。例えばモデレーターは特定のフォロワーの発言権を第3の大きさとし、当該フォロワーにスピーカーの権限を与えることができる。第3の大きさの発言権を付与されたユーザは、画面表示上「スピーカー」に昇格する。また、権限管理部13は、権限変更権を有するユーザによる操作に応じて、第2の大きさの発言権、および調停権の一部又は全部を他のユーザに付与してもよい。第2の大きさの発言権および調停権を付与されたユーザは、画面表示上「モデレーター」に昇格する。
権限管理部13は、権限の付与が行われた場合に、付与を行ったユーザの権限を維持してもよいし、権限の付与を行ったユーザの発言権を失効、すなわち権限の譲渡をさせてもよい。設定される権限の大きさの情報は、ユーザの識別情報と紐づけられて記憶部16に格納される。
権限管理部13は、権限変更権を有するユーザによる操作に応じて、コミュニティごとに、ユーザの発言権の大きさを決定する。
ユーザは、発言権が大きいほど、コンテンツを多くのユーザに閲覧させることができる。すなわち、発言権を有するユーザの発信は、インフルエンサの発信と同様の影響力を有する。したがって、権限の大きいユーザにより他のユーザに発言権を付与できる構成によれば、インフルエンサの個人的な影響力という無形の財産を、発言権の形で他人に与えることが可能になる。その結果、調停権を有する一部のユーザによりコンテンツの影響力を管理し、個人的な影響力を持たないユーザのコンテンツにも一時的に影響力を与えることが可能になる。すなわち、調停権を有するユーザによりSNS内に流布される情報を簡便に管理することができる。
また、発信したユーザが有する発言権の大きさに応じて、コンテンツを段階的に抽出して表示できる構成によれば、閲覧するユーザにとっては情報が自動的に精査され、影響力の大きい情報を容易に収集することができる。
さらに、コミュニティに参加しているユーザの権限が段階的に設定され、権限の大小が各ユーザ端末に確認可能に表示されている構成によれば、権限の小さいユーザに、より大きな権限を得るために積極的な発信を試みる向上心や競争心が生まれる。その結果、SNSの活性化が期待できる。
権限管理部13は、権限変更権を有するユーザによる操作に応じて、他のユーザの発言権を剥奪、又は発言権を小さくしてもよい。権限管理部13は、ユーザが有する発言権の範囲において、他のユーザの発言権の剥奪命令を受け付けてもよい。権限管理部13は、当該ユーザが付与した発言権についてのみ、他のユーザの発言権の剥奪命令を受け付けてもよい。
なお、本実施形態においては、権限変更権を有するユーザは、発言権の付与権限および剥奪権限の双方を有するものとしたが、本発明の技術的範囲はこれに限られず、権限管理部13が付与権限および失効権限をそれぞれ独立してユーザごとに決定する構成であってもよい。
権限管理部13は、所定の権限を有するユーザから発言権の失効条件の入力を受け付け、失効条件が満たされると当該他のユーザの発言権を失効させ、発言権を小さくしてもよい。所定の権限は、例えば権限変更権である。失効条件は、発言の期間であってもよく、例えば所定期日まではスピーカーとしての発信が可能である一方、所定期日を過ぎると権限がフォロワーと同等に戻るようになっていてもよい。また、失効条件は、発言の回数であってもよい。権限管理部13は、ユーザによる発言権の付与の入力と同時に、当該発言権の失効条件の入力を受け付けてもよい。
図2(b)の例においては、ユーザU2はコミュニティC2に対し一時的にスピーカーの権限を有しており、スピーカーの権限でのコンテンツの発信を3回行うことができる。ユーザU2がコミュニティC2に対しコンテンツを3回発信すると、スピーカーと同等の発言権は失効し、フォロワーの権限に変更される。また、ユーザU3はコミュニティC1に対し、限定的な期間においてスピーカーと同等の発言権を付与されている。このような構成によれば、限定的な発言権の管理を一層柔軟に行うことができる。
退出執行部14は、退出執行権を有するユーザによる操作に応じて、ユーザをコミュニティから退出させる機能部である。
抽出条件管理部15は、発信されているコンテンツが閲覧者の端末において抽出表示される抽出条件を、コンテンツごとに管理する機能部である。抽出条件管理部15は、抽出条件管理権を有するユーザの選択に応じて、当該コンテンツの抽出条件を、ユーザにより発信された後に事後的に変更する。この構成により例えば、抽出条件管理権を有するユーザにより選択されたコンテンツは、発信したユーザの発言権の大きさに関わらず、いずれの抽出条件を選択している閲覧者のユーザ端末20bにも表示される、所謂「固定表示」に指定することができる。すなわち、本構成によれば、影響力をコンテンツ単位で調整することができる。
抽出条件管理権は、特許請求の範囲における第4の大きさの権限の例である。なお、実施形態においては、第4の大きさは第1の大きさと同一であるが、特許請求の範囲における第1の大きさ、第2の大きさおよび第4の大きさの大小関係は任意であり、一部又は全部が同等の大きさであってもよい。
通信処理部17は、ネットワークNWを通じてユーザ端末20a、20bと情報を送受信する機能部であり、例えばユーザ端末20a、20bからログイン情報、コンテンツの入力、および権限変更の設定情報等を受け付ける。また、通信処理部17は、ユーザ端末20a、20bに、SNS内のページおよびユーザから発信されるコンテンツを送信する。
なお、本実施形態においては、権限が付与されたユーザは、権限を付与したユーザに対し対価を授与する構成ではないが、権限変更に伴う対価の授受が行われてもよい。この場合、権限を付与するユーザが要求する対価の内容又は量を、オファーとともに送信できるようになっていてもよい。
また、権限を要望するユーザが、調停権のあるユーザに対し、要望する旨のメッセージを送信する構成があってもよい。その場合には、権限を要望するユーザから、権限の対価の内容又は量を要望と共に送信できるようになっていてもよい。
●画面例
図3(a)は、ユーザ端末20bに表示されるSNS内の画面G1の1例である。画面G1には、コミュニティに関する情報が表示されているコミュニティ情報欄G11、コミュニティ内に発信されたコンテンツが表示されるコンテンツ欄G12、および選択されているユーザに関する情報が表示されるユーザ情報欄G13が表示されている。本実施形態においては、画面G1が縦に分割され、コミュニティ情報欄G11、コンテンツ欄G12およびユーザ情報欄G13が画面上左から右に向かってこの順に、1個の画面に表示されている。
コミュニティ情報欄G11は、メニューバーG11a、コミュニティの名称や加入メンバーの人数等の情報欄G11b、およびコミュニティに参加しているメンバーの名称欄G11c等が表示されている。名称欄G11cでは、権限に応じて表示されているアイコンの大きさが異なっている。すなわち、権限の大きいユーザ、すなわちモデレーターのアイコンが大きく表示され、スピーカーのアイコンはモデレーターのアイコンより小さく表示されている。このような表示により、スピーカーやモデレーターの地位がフォロワーに比べて高いものであることを印象づけ、フォロワーである大多数のユーザに、スピーカーやモデレーターに昇格したい向上心を与えることができる。
コンテンツ欄G12は、コミュニティに属するユーザのみが閲覧可能な表示領域である。コンテンツ欄G12は、コミュニティに属するユーザがコミュニティ内において発信したコンテンツが時系列上に表示される、いわゆるタイムライン表示がなされている。また、コンテンツ欄G12には、当該コミュニティにコンテンツを投稿するためのコンテンツ入力欄G12aが設けられている。コンテンツ入力欄G12aは、テキストの入力ボックスの他、選択することで端末内又はクラウド上に保存された画像ライブラリを表示し、画像を投稿するアイコンを有していてもよい。また、コンテンツ入力欄G12aを介して、別途用意した文書ファイルのアップロードを受け付けてもよい。
コンテンツ欄G12には、コンテンツごとに、コンテンツに対する反応を入力可能なリアクション入力欄G12bが表示されている。リアクション入力欄G12bは、テキスト入力ボックスの他、種々の感情を示す複数のイラストが選択可能に配置され、このイラストを選択することでコンテンツに対する感情をリアクションとして投票できるようになっている。
なお、コミュニティ内には、当該コミュニティの内容をさらに細分化したカテゴリを設け、カテゴリを指定して投稿可能になっていてよい。カテゴリの指定は、コンテンツ入力欄G12aに入力されるコンテンツ内においてカテゴリを指定する文言をハッシュタグとして入力することでなされてもよいし、チェックボックス又はラジオボタンにより、該当するカテゴリを指定できるようになっていてもよい。表示制御部11は、指定されたカテゴリに属するコンテンツのみを抽出してユーザ端末20aに表示する。この構成によれば、ユーザはSNSに蓄積される多量の情報の中から、必要な情報のみを簡便に収集することができる。なお、カテゴリごとに表示した場合には、発信したユーザの権限に関わらずすべてのコンテンツが表示されてもよい。
ユーザ情報欄G13は、メニューバーG13aおよび情報欄G13b等を含んでいる。メニューバーG13aは、情報欄G13bに表示される情報を切り替える操作を受け付ける領域である。メニューバーG13aでの選択により、例えば、ユーザのプロフィール情報、当該ユーザがクリップしたコンテンツの一覧、又は、当該ユーザが投稿したコンテンツの一覧が情報欄G13bにタイムライン表示される。なお、ユーザ情報欄G13に表示される情報は、選択されたユーザの情報であってもよいし、ログインしているユーザ自身の情報であってもよい。
ユーザ情報欄G13に表示されるプロフィール情報は、選択されたユーザに関する情報であって、例えば、ユーザの名称、自己紹介情報、加入しているコミュニティの数および名称等が表示されている。また、プロフィール情報には、ユーザのコミュニティ内における権限を示す権限情報欄G13cが含まれている。図中においては、有する権限の大きさにより、ユーザを「モデレーター」「スピーカー」および「フォロワー」のいずれかに分類して表示している。
ついで、図3(b)~図5を用いて、ユーザが、他のユーザに発言権を付与する処理の1例を説明する。
図3(b)は、メニューバーG11aにおいて「設定」を選択した様子であって、コミュニティ情報欄G11に設定画面G11dが表示されている画面G1の1例を示す。設定画面G11dにおいて「メンバー」を選択すると、図4(a)に遷移する。
図4(a)では、画面G1中央に、コンテンツ欄G12に代えて、メンバー権限設定欄G22が表示されている。メンバー権限設定欄G22には、メニューバーG11aにおいて「設定」が選択された際に、コンテンツ欄G12に表示されていたコミュニティに参加しているユーザのアイコンおよび名称が表示されている。また、メンバー権限設定欄G22には、ユーザが、有する権限ごとに表示されている。すなわち、メンバー権限設定欄G22には、ユーザが、モデレーター、スピーカー、およびフォロワーに分類されて表示されている。
図4(b)では、図4(a)において1人のユーザを選択した場合に表示されるポップアップ画面G31が、画面G1に重畳されて表示されている。ポップアップ画面G31では、選択されているユーザの権限を変更するか、コミュニティから退出させるかを選択可能になっている。
図5(a)は、図4(b)においてユーザの権限を変更する旨が選択された場合に表示されるポップアップ画面G32である。同画面においては、ユーザのメンバー権限を「モデレーター」および「スピーカー」のいずれにするかの選択を受け付ける選択領域G32a、および、当該ユーザに権限の付与とともに送信するメッセージの入力を受け付けるメッセージ入力欄G32bが設けられている。ポップアップ画面G32上の「オファーを送る」ボタンG32cを選択すると、図5(b)に遷移する。
図5(b)は、オファーとして送信した権限の内容、および、権限とともに送信したメッセージの内容が同時に表示されているポップアップ画面G33である。同図の例においては、スピーカーとしての権限が、再度権限が変更されるまで存続する、いわゆる期限なしで所定のユーザに付与されている。また、付与とともに、当該ユーザに対し「スピーカーに指名します!」とのメッセージが送信されている。ポップアップ画面G33上の「確認して閉じる」ボタンG33aを選択すると、ポップアップ画面G33が閉じられ、画面G1に戻る。
なお、異なる権限を有するユーザのコンテンツがコンテンツ欄G12に表示されている場合に、投稿したユーザの権限に応じて、コンテンツの表示態様を異ならせてもよい。例えば、モデレーター又はスピーカーのコンテンツは、フォロワーが投稿したコンテンツよりも大きな領域に表示されてもよいし、大きな文字で表示されてもよい。また、投稿したユーザの権限に応じて背景色を異ならせてもよいし、権限に応じてコンテンツの表示領域に所定の画像、例えばアイコンや、コンテンツの表示領域を囲う枠体が表示されてもよい。
●処理の流れ
本実施形態に係る権限管理装置1において、ユーザがコンテンツを発信する場合の処理フローについて、図6を用いて説明する。
本処理開始前に、権限管理装置1は、ユーザのSNS情報を登録する。より具体的には、権限管理装置1は、SNSの適宜のユーザ登録ページ上で、ユーザにユーザIDとパスワードを入力させて当該ユーザIDとパスワードに紐づくSNSアカウントを登録させる。
(ステップS11)権限管理装置1は、表示制御部11により、ログインページをユーザ端末20a上に表示させ、ユーザからのログイン、すなわち例えばユーザIDおよびパスワードの入力を受け付ける。権限管理装置1は、入力されたユーザIDおよびパスワードの情報が、登録されている情報と合致する場合に、ユーザのログイン処理を実行する。
(ステップS12)権限管理装置1は、表示制御部11により、ユーザ端末20aにSNS内のページを表示させる。表示制御部11は、ユーザ端末20aの画面に、ログインしているユーザの権限を表示する。ユーザの権限は、コミュニティごとに「モデレーター」「スピーカー」又は「フォロワー」のいずれかに分類されて表示される。なお、当該表示は、ログイン処理の直後に表示されてもよいし、ログイン処理後にSNS内の所定のリンクを選択することで表示されてもよい。
(ステップS13)権限管理装置1は、通信処理部17により、ユーザ端末20aを介して、コンテンツの入力を受け付ける。このとき、ユーザは、コンテンツを発信するコミュニティを指定する。また、ユーザは、さらに、コンテンツを発信するカテゴリを指定してもよい。
(ステップS14)権限管理装置1は、記憶部16に格納されている情報を参照し、ユーザ端末20aにログインしているユーザの、当該コミュニティに対する発言権の大きさを判定する。コミュニティへの発言権が第2の大きさ以上ある場合、ステップS15に進む。また、コミュニティへの発言権が第2の大きさ未満である場合、ステップS16に進む。
(ステップS15)権限管理装置1は、表示制御部11および通信処理部17により、受け付けたコンテンツについて、コミュニティ内のユーザ全員のコンテンツ欄G12への表示を許可する。コミュニティ内のユーザがユーザ端末20bを介してコンテンツ欄G12の表示処理を行うと、ユーザ端末20aから発信されたコンテンツが表示される。
(ステップS16)権限管理装置1は、発言権の大きさが第3の大きさ以上あるかを判定し、第3の大きさ以上ある場合にはステップS17に進む。また、発言権の大きさが第3の大きさ未満である場合にはステップS18に進む。
(ステップS17)権限管理装置1は、表示制御部11および通信処理部17により、受け付けたコンテンツについて、第2表示態様および第3表示態様が選択されるユーザ端末20bのコンテンツ欄G12に表示を許可する。当該コミュニティについて第2表示態様又は第3表示態様を選択したユーザがユーザ端末20bを介してコンテンツ欄G12の表示処理を行うと、ユーザ端末20aから発信されたコンテンツが表示される。
(ステップS18)権限管理装置1は、表示制御部11および通信処理部17により、受け付けたコンテンツについて、第3表示態様が選択されるユーザ端末20bのコンテンツ欄G12に表示を許可する。当該コミュニティについて第3表示態様を選択したユーザがユーザ端末20bを介してコンテンツ欄G12の表示処理を行うと、ユーザ端末20aから発信されたコンテンツが表示される。
なお、ユーザが当該コミュニティをアクティブコミュニティにしている場合には、発言権の大きさに関わらずコンテンツ欄G12にコンテンツが表示されることは、前述したとおりである。
図7は、権限変更権を有するユーザが、他のユーザに発言権を付与する場合の処理の流れを示すフローチャートである。なお、図6と同様の処理については、同じ符号を付した。
(ステップS23)ユーザが表示しているコミュニティにおいて権限変更権が付与されているか否かを判別し、権限変更権がない場合には、処理を終了する。権限変更権がある場合にはステップS24に進む。
(ステップS24)権限管理装置1は、表示制御部11および通信処理部17により、権限変更の入力を受け付けるメンバー権限設定欄G22を表示する。
(ステップS25)権限管理装置1は、通信処理部17を介して、メンバー権限設定欄G22に入力される、権限の大きさを変更するユーザの選択を受け付ける。また、選択を受け付けると、表示制御部11により、ユーザ端末に画面G32を表示させる。さらに、ボタンG32cが選択されると、ユーザ端末に画面G33を表示させる。
(ステップS26)権限管理装置1は、権限管理部13により、ステップS25で選択されたユーザの識別情報と権限の大きさとを紐づけ、記憶部16に格納する。
●本実施形態の効果
本実施形態によれば、インフルエンサの個人的な影響力という無形の財産を、発言権の形で他のユーザに付与することが可能になる。権限を有するユーザが、他のユーザの権限を段階的に管理し、他のユーザに発言権を付与できる構成によれば、個人的な影響力を持たないユーザのコンテンツにも一時的に影響力を与えることができ、発信者の個人的な影響力に関わらず有用なコンテンツを広めることができる。すなわち、発言権を有するユーザにとっては、SNS内において情報を効率よく流布することができる。また、閲覧するユーザにとっては、影響力の大きい有用な情報を抽出し、効率よく収集できる。
1 権限管理装置
11 表示制御部
12 コミュニティ管理部
13 権限管理部
14 退出執行部
15 抽出条件管理部
16 記憶部
17 通信処理部
20a ユーザ端末
20b ユーザ端末

Claims (9)

  1. SNS内におけるユーザの権限を管理する権限管理装置であって、
    前記ユーザごとに、コンテンツを発信する権限の大きさを段階的に決定する権限管理部と、
    当該SNSに属する閲覧者による選択に応じて、前記権限の大きさが所定以上の前記ユーザから発信される前記コンテンツを抽出して当該閲覧者の端末に表示させる表示制御部と、
    を備え、
    前記権限管理部は、所定の前記ユーザによる操作に応じて、他の前記ユーザの前記権限の大きさを変更する、
    権限管理装置。
  2. 前記所定のユーザは、前記権限管理部により、前記他のユーザの権限の大きさを変更可能にする権限変更権を付与されているユーザである、
    請求項1記載の権限管理装置。
  3. 前記権限管理部は、前記権限変更権を、第1の大きさの前記権限を有するユーザに付与する、請求項2記載の権限管理装置。
  4. 前記表示制御部は、前記閲覧者の選択に応じて、少なくとも、第2の大きさ以上の前記権限を有するユーザにより発信されるコンテンツのみを表示する第1表示態様と、前記第2の大きさより小さい第3の大きさ以上の権限を有するユーザにより発信されるコンテンツを表示する第2表示態様と、を当該他のユーザの端末上で切り替えて表示する、
    請求項1乃至3のいずれかに記載の権限管理装置。
  5. 前記SNS内において前記ユーザが選択的に属するコミュニティを前記ユーザの識別情報に紐づけて格納する記憶部をさらに備え、
    前記権限管理部は、前記所定の前記ユーザによる操作に応じて、前記他のユーザの前記権限を前記コミュニティごとに変更する、
    請求項1乃至4のいずれかに記載の権限管理装置。
  6. 前記権限管理部は、前記所定の前記ユーザから前記他のユーザの前記権限の失効条件の入力を受け付け、前記失効条件が満たされると前記他のユーザの前記権限を失効させる、
    請求項1乃至5のいずれかに記載の権限管理装置。
  7. 発信されている前記コンテンツが前記閲覧者の端末において抽出表示される抽出条件を、前記コンテンツごとに決定する抽出条件管理部をさらに備え、
    前記抽出条件管理部は、第4の大きさの前記権限を有するユーザの選択に応じて、当該コンテンツの抽出条件を決定する、
    請求項1乃至6のいずれかに記載の権限管理装置。
  8. SNS内におけるユーザの権限を管理するコンピュータが、
    前記ユーザごとに、コンテンツを発信する権限の大きさを段階的に決定する権限管理処理と、
    当該SNSに属する閲覧者による選択に応じて、前記権限の大きさが所定以上の前記ユーザから発信される前記コンテンツを抽出して当該閲覧者の端末に表示させる表示制御処理と、
    を実行し、
    前記権限管理処理においては、所定の前記ユーザによる操作に応じて、他の前記ユーザの前記権限の大きさを変更する、
    権限管理方法。
  9. SNS内におけるユーザの権限を管理するコンピュータに対して、
    前記ユーザごとに、コンテンツを発信する権限の大きさを段階的に決定する権限管理処理と、
    当該SNSに属する閲覧者による選択に応じて、前記権限の大きさが所定以上の前記ユーザから発信される前記コンテンツを抽出して当該閲覧者の端末に表示させる表示制御処理と、
    を実行させ、
    前記権限管理処理においては、所定の前記ユーザによる操作に応じて、他の前記ユーザの前記権限の大きさを変更する、
    コンピュータプログラム。
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