JP2023027233A - 道路データ融合の地図生成方法、装置及び電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】関連関係の精度を向上させ、さらに生成された道路領域データの精度を向上させる道路データ融合の地図生成方法、装置及び電子機器を提供する。【解決手段】方法は、ターゲット道路領域の基準道路データと少なくとも1つの融合対象の道路データとを決定し、融合対象の道路データに対して、融合対象の道路データにおける第1のサブ道路データと基準道路データとの間の第1の道路要素関連関係を順に確立し、第1の道路要素関連関係に基づいて、融合対象の道路データにおける第2のサブ道路データと基準道路データとの間の第2の道路要素関連関係を確立し、上記関連関係に基づいて、基準道路データと融合対象の道路データとを融合処理して、基準道路データに更新する。【選択図】図1
Description
本開示は、人工知能技術の分野に関し、特に自動運転、クラウドコンピューティング、インテリジェントな交通技術の分野に関し、特に道路データ融合の地図生成方法、装置及び電子機器に関する。
現在の道路データ融合の地図作成方法は、主に高レベル慣性航法機器、高線形ビームレーダー、およびGNNS機器を搭載した収集用車両を用いて、ターゲット道路領域に対して点群データの収集を行い、収集された複数の点群データをスプライスして点群地図を生成し、点群地図に対して道路要素マークを行って、ターゲット道路領域の道路地図を得ることである。
上記の技術案では、複数の点群データを手動でスプライスし、手動で道路要素マークを行う必要があるため、コストが高く、精度が低く、効率が悪い。
本開示は、道路データ融合の地図生成方法、装置及び電子機器を提供する。
本開示の一態様によれば、道路データ融合の地図生成方法を提供し、ターゲット道路領域の基準道路データと少なくとも1つの融合対象の道路データとを決定するステップであって、前記融合対象の道路データが複数のサブ道路データを含み、前記サブ道路データが、軌跡セグメント、及び前記軌跡セグメントにおける軌跡点の周辺道路要素データを含み、前記複数のサブ道路データのうち、第1のサブ道路データの測位信号の品質が第2のサブ道路データの測位信号の品質より大きいステップと、各前記融合対象の道路データに対して、前記第1のサブ道路データと前記基準道路データとの間の第1の道路要素関連関係を順に確立するステップと、前記第1の道路要素関連関係に基づいて、前記第2のサブ道路データと前記基準道路データとの間の第2の道路要素関連関係を確立するステップと、前記少なくとも1つの融合対象の道路データの処理が完了して前記ターゲット道路領域の領域道路データを取得するまで、前記第1の道路要素関連関係と前記第2の道路要素関連関係とに基づいて、前記基準道路データと前記融合対象の道路データとを融合処理して、前記基準道路データに更新するステップと、を含む。
本開示の別の態様によれば、道路データ融合の地図生成装置を提供し、ターゲット道路領域の基準道路データと少なくとも1つの融合対象の道路データとを決定するための決定モジュールであって、前記融合対象の道路データが複数のサブ道路データを含み、前記サブ道路データが、軌跡セグメント、及び前記軌跡セグメントにおける軌跡点の周辺道路要素データを含み、前記複数のサブ道路データのうち、第1のサブ道路データの測位信号の品質が第2のサブ道路データの測位信号の品質より大きい決定モジュールと、各前記融合対象の道路データに対して、前記第1のサブ道路データと前記基準道路データとの間の第1の道路要素関連関係を順に確立するための第1の確立モジュールと、前記第1の道路要素関連関係に基づいて、前記第2のサブ道路データと前記基準道路データとの間の第2の道路要素関連関係を確立するための第2の確立モジュールと、前記少なくとも1つの融合対象の道路データの処理が完了して前記ターゲット道路領域の領域道路データを取得するまで、前記第1の道路要素関連関係と前記第2の道路要素関連関係とに基づいて、前記基準道路データと前記融合対象の道路データとを融合処理して、前記基準道路データに更新するための融合処理モジュールと、を備える。
本開示の別の態様によれば、電子機器を提供し、少なくとも1つのプロセッサと、該少なくとも1つのプロセッサと通信可能に接続されるメモリと、を備え、前記メモリには、前記少なくとも1つのプロセッサによって実行可能な命令が記憶されており、前記命令は、前記少なくとも1つのプロセッサが本開示の上記の一態様によって提案される道路データ融合の地図生成方法を実行できるように、前記少なくとも1つのプロセッサによって実行される。
本開示の別の態様によれば、コンピュータ命令が記憶されている非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供し、前記コンピュータ命令は、コンピュータに本開示の上記の一態様によって提案される道路データ融合の地図生成方法を実行させる。
本開示の別の態様によれば、コンピュータプログラムを提供し、前記コンピュータプログラムはプロセッサによって実行される場合、本開示の上記の一態様によって提案される道路データ融合の地図生成方法のステップが実現される。
なお、この部分に記載されている内容は、本開示の実施例の肝心または重要な特徴を特定することを意図しておらず、本開示の範囲を限定することも意図していないことを理解されたい。本開示の他の特徴は、以下の説明を通して容易に理解される。
図面は、本技術案をよりよく理解するために使用され、本開示を限定するものではない
本開示の第1の実施例に係る概略図である。
本開示の第2の実施例に係る概略図である。
本開示の第3の実施例に係る概略図である。
本開示の第4の実施例に係る概略図である。
第1のサブ道路データ、第2のサブ道路データと基準道路データとを直接融合させる概略図である。
変換処理された第1のサブ道路データ、変換処理された第2のサブ道路データと、基準道路データとの融合の概略図である。
道路領域データによって生成されたフレームの概略図である。
軌跡セグメントの概略図である。
本開示の第5の実施例に係る概略図である。
本開示の実施例の道路データ融合の地図生成方法を実現するための電子機器のブロック図である。
以下、図面と併せて本開示の例示的な実施例を説明し、理解を容易にするためにその中には本開示の実施例の様々な詳細事項が含まれており、それらは単なる例示的なものと見なすべきである。したがって、当業者は、本開示の範囲及び精神から逸脱しない限り、ここで説明される実施例に対して様々な変更と修正を行うことができることを認識されたい。同様に、わかりやすくかつ簡潔にするために、以下の説明では、周知の機能及び構造の説明を省略する。
現在の道路データ融合の地図作成方法は、主に高レベル慣性航法機器、高線形ビームレーダー、およびGNNS機器を搭載した収集用車両を用いて、ターゲット道路領域に対して点群データの収集を行い、収集された複数の点群データをスプライスして点群地図を生成し、点群地図に対して道路要素マークを行い、ターゲット道路領域の道路地図を得ることである。
上記の技術案では、複数の点群データを手動でスプライスし、手動で道路要素マークを行う必要があるため、コストが高く、精度が低く、効率が悪い。
上記の課題に対して、本開示は、道路データ融合の地図生成方法、装置、及び電子機器を提案する。
図1は、本開示の第1の実施例に係る概略図である。なお、本開示の実施例に係る道路データ融合の地図生成方法は、道路データ融合の地図生成装置に適用することができ、当該装置は、電子機器が道路データ融合の地図生成機能を実行できるように、電子機器に構成されることができる。
電子機器は、コンピューティング能力を有する任意の機器であってよい。ここで、コンピューティング能力を有する機器は、パーソナルコンピュータ(Personal Computer、PCと省略する)、モバイル端末、サーバなどであってもよく、モバイル端末は、例えば、車載機器、携帯電話、タブレット、パーソナルディジタルアシスタント、ウェアラブルデバイスなど、様々なオペレーティングシステム、タッチパネルおよび/またはディスプレイを有するハードウェアデバイスであってもよい。本開示では、電子機器がクラウドデバイスであることを例として説明する。
図1に示すように、当該道路データ融合の地図生成方法は、以下のステップ101~104を含むことができる。
ステップ101において、ターゲット道路領域の基準道路データと少なくとも1つの融合対象の道路データを決定し、融合対象の道路データが複数のサブ道路データを含み、サブ道路データが、軌跡セグメント、及び軌跡セグメントにおける軌跡点の周辺道路要素データを含み、複数のサブ道路データのうち、第1のサブ道路データの測位信号の品質が第2のサブ道路データの測位信号の品質より大きい。
本開示の実施例では、ターゲット道路領域は、生成対象の道路区域データの任意の区間、例えば、隣接する2つの交差点間の道路であってよい。当該道路は1つの走行方向を有し、1つ以上の車線を有することができる。ここで、隣接する2つの交差点間の道路が双方向道路である場合、当該双方向道路を方向に従って分割することができ、分割して2つの一方向道路を取得し、2つの一方向道路をそれぞれターゲット道路領域とする。
本開示の実施例では、基準道路データは、最初の融合対象の道路データであってもよく、または複数の融合対象の道路データからランダムに選択された融合対象の道路データであってもよい。基準道路データと融合対象の道路データは、いずれかの車両がターゲット道路領域を1回走行する中に車両センサによって収集されたデータ、または収集されたデータを処理して得られたデータであってもよい、これによって任意の車両の車両センサによって収集されたデータに基づいて、道路領域データを生成することを実現し、生成コストを低減させ、生成効率を向上させる。
本開示の実施例では、複数の融合対象の道路データは、クラウドソーシング地図方式でターゲット道路領域を収集して得られたデータであってもよい。ここで、クラウドソーシング地図とは、自動運転車両自身のセンサ、または、他の低コストのセンサハードウェアに基づいて、収集された道路データをクラウドに伝送してデータ融合を行って、自動運転地図を生成することを指す。このような方式はコストが低く、カバー率が高く、時効性が良い。
本開示の実施例では、センサは、例えば測位センサ、カメラなどであってもよい。測位センサは、車両の走行中の位置を測位することができ、カメラは、車両の周辺画像などを収集することができる。車両上のセンサの種類及び数量は実際のニーズに応じて設定することができる。
本開示の実施例では、融合対象の道路データに含まれる複数のサブ道路データは、車両がターゲット道路領域を1回走行する中の軌跡に対して測位信号の品質に従ってセグメント化処理を行うことができ、得られた各軌跡セグメント及び当該軌跡セグメントにおける軌跡点周辺道路要素データは、サブ道路データである。ここで、測位信号の品質に従ってセグメント化処理を行うのは、異なるサブ道路データに対して、生成される道路領域データの精度を向上させるために異なる処理ポリシーを採用するためである。
本開示の実施例では、周辺道路要素データにおける周辺道路要素は、例えば、車線区分線、標識看板、道路上の速度制限標識、及び道路上の方向標識などのうちの少なくとも1つであってもよく、実際の必要に応じて補足することができ、ここでは具体的に限定されない。
ステップ102において、各融合対象の道路データに対して、第1のサブ道路データと基準道路データとの間の第1の道路要素関連関係を順に確立する。
本開示の実施例では、第1のサブ道路データは、測位信号の品質が大きいサブ道路データであり、第1のサブ道路データに対して、測位信号の品質が大きいため、その軌跡点の測位精度が高い。周辺道路要素データには、周辺道路要素の世界座標情報が含まれる。同じ周辺道路要素は、複数回測位する場合の世界座標情報が理論的に同じであり、差があれば、測位精度の原因となる。そのため、軌跡セグメントにおける隣接する2つの軌跡点の周辺道路要素データに対して、測位信号の品質が大きく、測位精度が高いため、複数回測位する場合、同じ周辺道路要素の世界座標情報の差が小さく、2回の測位における道路要素を関連付ける場合、例えば、2回の測位における同じ周辺道路要素間の関連関係を確立しやすい、すなわち、決定して得られた道路要素の関連関係の精度が高い。したがって、直接第1のサブ道路データと基準道路データとに基づいて、第1のサブ道路データと基準道路データとの間の第1の道路要素関連関係を確立することができる。
本開示の実施例では、周辺道路要素データは、周辺道路要素の特徴データを含み、複数回の測位における同じ特徴データの周辺道路要素は、一般的には同じ周辺道路要素であり、複数回の測位における同じ周辺道路要素間の関連関係を確立するのに便利であり、決定して得られた道路要素関連関係の精度をさらに向上させる。したがって、道路データ融合の地図生成装置がステップ102を実行するプロセスは、例えば、順に各融合対象の道路データに対して、融合対象の道路データにおける各周辺道路要素に対して、周辺道路要素の特徴データに基づいて、基準道路データから周辺道路要素に関連する道路要素を選択し、融合対象の道路データにおける各周辺道路要素及び関連する道路要素に基づいて、第1の道路要素関連関係を生成する。
ここで、第1の道路要素関連関係には融合対象の道路データにおける各周辺道路要素と基準道路データにおける道路要素との間の関連関係が含まれることができる。
ステップ103において、第1の道路要素関連関係に基づいて、第2のサブ道路データと基準道路データとの間の第2の道路要素関連関係を確立する。
本開示の実施例では、隣接する2つの軌跡点の周辺道路要素データにおける周辺道路要素の大部分が重複しているため、例えば、隣接する軌跡点Aと軌跡点Bは、軌跡点Aの大部分の周辺道路要素が軌跡点Bの周辺道路要素データに存在する。また、隣接する2つの軌跡点の周辺道路要素データにおける重複する周辺道路要素間に関連関係が存在し、当該関連関係の確立はステップ102における関連関係の確立を参照することができる。
本開示の実施例では、第2のサブ道路データにおける軌跡セグメントの両端の軌跡点に対して、例えばそれぞれが軌跡点Cと軌跡点Dであり、軌跡点Cの最初の隣接軌跡点は、第1のサブ道路データにおける軌跡セグメントに位置し、当該最初の隣接軌跡点の測位信号の品質が大きく、当該最初の隣接軌跡点の周辺道路要素データにおける周辺道路要素と基準道路データにおける道路要素との関連関係の精度が高いため、軌跡点Cに対して、当該最初の隣接軌跡点の周辺道路要素と基準道路データにおける道路要素との関連関係、及び軌跡点Cの周辺道路要素と当該最初の隣接軌跡点の周辺道路要素との間の関連関係を組み合わせて、軌跡点Cの周辺道路要素と基準道路データにおける道路要素との関連関係を決定することができ、これによって決定して得られた関連関係の精度をさらに向上させることができる。軌跡点Cの2番目の隣接軌跡点に対して、軌跡点Cの周辺道路要素と基準道路データにおける道路要素との関連関係、及び軌跡点Cと当該2番目の隣接軌跡点の周辺道路要素との関連関係を組み合わせて、当該2番目の隣接軌跡点の周辺道路要素と基準道路データにおける道路要素との関連関係を決定することができる。軌跡点Dに対する処理は同様であり、軌跡点Cの処理を参照することができる。第2のサブ道路データにおける軌跡セグメントの他の軌跡点に対する処理は、軌跡点Cの2番目の隣接軌跡点の処理を参照することができる。ここでは説明を省略する。
ステップ104において、少なくとも1つの融合対象の道路データの処理が完了してターゲット道路領域の領域道路データを取得するまで、第1の道路要素関連関係と第2の道路要素関連関係とに基づいて、基準道路データと融合対象の道路データとを融合処理して、基準道路データに更新する。
本開示の実施例では、融合対象の道路データの数が複数であり、例えばN個である。最初の融合対象の道路データに対して、当該融合対象の道路データと基準道路データとの間の第1の道路要素関連関係及び第2の道路要素関連関係を組み合わせて、当該融合対象の道路データと基準道路データとを融合処理して、更新された基準道路データを取得する。その後に次の融合対象の道路データを取得し、融合対象の道路データの処理が完了するまで、当該融合対象の道路データと更新された基準道路データとの間の第1の道路要素関連関係及び第2の道路要素関連関係を組み合わせて、当該融合対象の道路データと更新された基準道路データとを融合処理し、これによって少なくとも1つの融合対象の道路データと基準道路データとの融合を実現し、ターゲット道路領域の道路データを取得することができる。
本開示の実施例では、別の例では、複数の基準道路データを設定してもよく、各融合対象の道路データに対して、そのうちの1つの基準道路データを選択し、さらに第1の道路要素関連関係及び第2の道路要素関連関係を決定し、さらに融合処理して、更新された基準道路データを取得し、最後に複数の更新された基準道路データを融合処理して、ターゲット道路領域の道路データを取得する。
本開示の実施例では、ステップ104の後、前記方法は、領域道路データに基づいて、ターゲット道路領域の道路地図を生成するステップをさらに含むことができる。さらに各道路領域の道路地図に基づいて、完全な道路地図を生成することができる。
本開示の実施例の道路データ融合の地図生成方法は、ターゲット道路領域の基準道路データと少なくとも1つの融合対象の道路データとを決定し、ここで、融合対象の道路データが複数のサブ道路データを含み、サブ道路データが、軌跡セグメント、及び軌跡セグメントにおける軌跡点の周辺道路要素データを含み、複数のサブ道路データのうち、第1のサブ道路データの測位信号の品質が第2のサブ道路データの測位信号の品質より大きく、各融合対象の道路データに対して、第1のサブ道路データと基準道路データとの間の第1の道路要素関連関係を順に確立し、第1の道路要素関連関係に基づいて、第2のサブ道路データと基準道路データとの間の第2の道路要素関連関係を確立し、少なくとも1つの融合対象の道路データの処理が完了してターゲット道路領域の領域道路データを取得するまで、第1の道路要素関連関係と第2の道路要素関連関係に基づいて、基準道路データと融合対象の道路データとを融合処理して、基準道路データに更新することにより、測位信号の品質が小さい第2のサブ道路データに対して、第1のサブ道路データの第1の道路要素関連関係を組み合わせて、第2のサブ道路データの第2の道路要素関連関係を決定し、決定して得られた関連関係の精度を向上させ、さらに生成された道路領域データの精度を向上させることができる。
ターゲット道路領域の基準道路データと少なくとも1つの融合対象の道路データとを正確に決定し、道路データの生成效率を向上させるために、図2に示すように、図2は、本開示の第2の実施例に係る概略図であり、本開示の実施例では、ターゲット道路領域における複数の軌跡、及び各軌跡における軌跡点の周辺道路要素の相対座標情報を取得し、さらに道路データを決定することができる。図2に示す実施例は、以下のステップ201~208を含むことができる。
ステップ201において、ターゲット道路領域における複数の軌跡、及び各軌跡における軌跡点の周辺道路要素の相対座標情報を決定する。
本開示の実施例では、いずれかの車両がターゲット道路領域を1回走行する中で、車両の測位センサで収集された軌跡点を結んで軌跡を取得することができる。複数の車両がターゲット道路領域をそれぞれ1回走行して、複数の軌跡を取得することができる。あるいは、単一の車両がターゲット道路領域を複数回走行して、複数の軌跡を取得することができる。
本開示の実施例では、車両がターゲット道路領域を走行する中で、車両上のカメラが一定の時間帯ごとに周辺画像を1回収集し、周辺画像を収集する時点の車両の位置は、軌跡における1つの軌跡点である。ここで、各軌跡点に対して、当該軌跡点における周辺画像に対して道路要素認識を行うことにより、軌跡点の周辺道路要素の相対座標情報を取得することができる。ここで、当該相対座標情報は、軌跡点の位置に対する軌跡点の周辺道路要素の座標情報である。
ステップ202において、各軌跡における各軌跡点に対して、軌跡点の世界座標情報、及び軌跡点の周辺道路要素の相対座標情報に基づいて、軌跡点の周辺道路要素の世界座標情報を決定する。
本開示の実施例では、車両の測位センサで軌跡点の世界座標情報を収集することができ、あるいは、車両の測位センサで収集されたデータに基づいて、軌跡点の世界座標情報を決定することができる。軌跡点の世界座標情報及び当該軌跡点に対する軌跡点の周辺道路要素の相対座標情報に基づいて、当該軌跡点の周辺道路要素の世界座標情報を決定することができる。
ステップ203において、軌跡、及び軌跡における各軌跡点の周辺道路要素の世界座標情報に基づいて、道路データを生成する。
本開示の実施例では、各軌跡に対して、当該軌跡、及び当該軌跡における各軌跡点の周辺道路要素の世界座標情報に基づいて、1つの道路データを生成することができる。複数の軌跡によって、複数の道路データを生成して取得することができる。
ステップ204において、複数の道路データのうちの1つの道路データを、基準道路データとして決定する。
本開示の実施例では、基準道路データの数は1つまたは複数であってもよい。例えば、基準道路データが1つである場合、複数の道路データのうちのランダムな1つの道路データを基準道路データとすることができる。
ステップ205において、複数の道路データのうちの基準道路データ以外の他の道路データを、融合対象の道路データとして決定する。
本開示の実施例では、融合対象の道路データには、軌跡、及び軌跡における軌跡点の周辺道路要素データが含まれることができる。軌跡は測位センサによって測位されて得られるため、測位センサの測位信号の品質に基づいて軌跡をセグメント化処理して、複数の軌跡セグメントを取得することができる。例えば、決定測位信号の品質の品質閾値を決定し、軌跡における対応する測位信号の品質が当該品質閾値である軌跡点を決定し、当該軌跡点をセグメント化点として、軌跡をセグメント化して、複数の軌跡セグメントを取得することができる。なお、軌跡における各軌跡点の測位信号の品質がいずれも品質閾値以上である場合、当該軌跡は直接1つの軌跡セグメントとすることができる。すなわち、当該軌跡をセグメント化して、1つの軌跡セグメントのみを取得する。
本開示の実施例では、測位信号の品質が品質閾値より大きい各軌跡セグメントに対して、当該軌跡セグメント、及び当該軌跡セグメントにおける軌跡点の周辺道路要素データに基づいて、1つの第1のサブ道路データを生成することができる。測位信号の品質が品質閾値より小さい各軌跡セグメントに対して、当該軌跡セグメント、及び当該軌跡セグメントにおける軌跡点の周辺道路要素データに基づいて、1つの第2のサブ道路データを生成することができる。
ステップ206において、各融合対象の道路データに対して、第1のサブ道路データと基準道路データとの間の第1の道路要素関連関係を順に確立する。
ステップ207において、第1の道路要素関連関係に基づいて、第2のサブ道路データと基準道路データとの間の第2の道路要素関連関係を確立する。
ステップ208において、少なくとも1つの融合対象の道路データの処理が完了してターゲット道路領域の領域道路データを取得するまで、第1の道路要素関連関係と第2の道路要素関連関係とに基づいて、基準道路データと融合対象の道路データとを融合処理して、基準道路データに更新する。
ステップ206~208の詳細な説明は、図1に示す実施例におけるステップ102~104の詳細な説明を参照することができ、ここでは説明を省略する。
本開示の実施例の道路データ融合の地図生成方法は、ターゲット道路領域における複数の軌跡、及び各軌跡における軌跡点の周辺道路要素の相対座標情報を決定し、各軌跡における各軌跡点に対して、軌跡点の世界座標情報、及び軌跡点の周辺道路要素の相対座標情報に基づいて、軌跡点の周辺道路要素の世界座標情報を決定し、軌跡、及び軌跡における各軌跡点の周辺道路要素の世界座標情報に基づいて、道路データを生成し、複数の道路データのうちの1つの道路データを基準道路データとして決定し、複数の道路データのうちの基準道路データ以外の他の道路データを融合対象の道路データとして決定し、各融合対象の道路データに対して、第1のサブ道路データと基準道路データとの間の第1の道路要素関連関係を順に確立し、第1の道路要素関連関係に基づいて、第2のサブ道路データと基準道路データとの間の第2の道路要素関連関係を確立し、少なくとも1つの融合対象の道路データの処理が完了してターゲット道路領域の領域道路データを取得するまで、第1の道路要素関連関係と第2の道路要素関連関係に基づいて、基準道路データと融合対象の道路データとを融合処理して、基準道路データに更新することにより、測位信号の品質が小さい第2のサブ道路データに対して、第1のサブ道路データの第1の道路要素関連関係を組み合わせて、第2のサブ道路データの第2の道路要素関連関係を決定し、決定して得られた関連関係の精度を向上させ、さらに生成された道路領域データの精度を向上させることができる。
第2のサブ道路データと基準道路データとの間の第2の道路要素関連関係を正確に決定するために、第2のサブ道路データの軌跡セグメントにおける各軌跡点に対して、第1の道路要素関連関係を組み合わせて、周辺道路要素と基準道路データにおける道路要素との間のサブ関連関係を決定することで、決定して得られた第2の道路要素関連関係の精度をさらに向上させることができる。図3に示すように、図3は、本開示の第3の実施例に係る概略図である。図3に示す実施例は以下のステップ301~305を含むことができる。
ステップ301において、ターゲット道路領域の基準道路データと少なくとも1つの融合対象の道路データとを決定し、融合対象の道路データが複数のサブ道路データを含み、サブ道路データが、軌跡セグメント、及び軌跡セグメントにおける軌跡点の周辺道路要素データを含み、複数のサブ道路データのうち、第1のサブ道路データの測位信号の品質が第2のサブ道路データの測位信号の品質より大きい。
ステップ302において、各融合対象の道路データに対して、第1のサブ道路データと基準道路データとの間の第1の道路要素関連関係を順に確立する。
ステップ303において、第2のサブ道路データの隣接する第1のサブ道路データを決定し、隣接する第1のサブ道路データにおける第1の軌跡セグメントが第2のサブ道路データにおける第2の軌跡セグメントに隣接する。
本開示の実施例では、隣接する第1のサブ道路データの数は1つまたは2つであってもよい。2つである場合、第2のサブ道路データにおける第2の軌跡セグメントの両端に隣接する軌跡セグメントはすべて第1のサブ道路データにおける軌跡セグメントである。
ステップ304において、第1の軌跡セグメントに近い第2の軌跡セグメントの第1の端部を始点として、第2の軌跡セグメントにおける各処理対象の軌跡点に対して、隣接する第1のサブ道路データの第1の道路要素関連関係に基づいて、軌跡点の周辺道路要素データと基準道路データにおける道路要素データとの間のサブ関連関係を順に確立する。
本開示の実施例では、第2のサブ道路データの隣接する第1のサブ道路データが1つであることを例として、第2のサブ道路データにおける第2の軌跡セグメントがA1~A5の計5つの軌跡点を含むことができると仮定し、ここで、A1は第1の軌跡セグメントに最も近い軌跡点である。先に軌跡点A1に対して、隣接する第1のサブ道路データの第1の道路要素関連関係に基づいて、軌跡点A1の周辺道路要素データと基準道路データにおける道路要素データとの間のサブ関連関係を決定する。そして軌跡点A2に対して、隣接する第1のサブ道路データの第1の道路要素関連関係、及び軌跡点A1の周辺道路要素データと基準道路データにおける道路要素データとの間のサブ関連関係に基づいて、軌跡点A2の周辺道路要素データと基準道路データにおける道路要素データとの間のサブ関連関係を決定する。その後に軌跡点A3、軌跡点A4、軌跡点A5に対してそれぞれ上記処理を行う。
本開示の実施例では、第2のサブ道路データの隣接する第1のサブ道路データが2つであることを例として、すなわち、第2の軌跡セグメントの隣接する第1の軌跡セグメントが2つであり、それぞれが第1の軌跡セグメントBと第1の軌跡セグメントCである。第2のサブ道路データにおける第2の軌跡セグメントがA1~A5の計5つの軌跡点を含むことができると仮定し、ここで、A1は第1の軌跡セグメントBに最も近い軌跡点であり、A5は第1の軌跡セグメントCに最も近い軌跡点である。第2の軌跡セグメントにおけるすべての軌跡点の処理が完了するまで、軌跡点A1を始点として、上記のサブ関連関係の決定を行う第1の過程と、軌跡点A5を始点として、上記のサブ関連関係の決定を行う第2の過程とを並行して行う。
本開示の実施例では、第2の軌跡セグメントの測位信号の品質が小さいため、第2の軌跡セグメントにおける軌跡点の周辺道路要素と基準道路データにおける道路要素とにおいて、同じ道路要素の位置情報間の偏差が大きい可能性があり、サブ関連関係の決定に影響を及ぼす。そのため、決定されたサブ関連関係の精度を向上させるために、ステップ304を実行する中で、以下のプロセスを実行することができる。確立された各サブ関連関係が予め設定された偏差条件を満たすか否かを判断し、及び第2の軌跡セグメントにおける軌跡点の処理が完了したか否かを判断し、第2の軌跡セグメントにおける軌跡点の処理が完了していないが、確立された各サブ関連関係が偏差条件を満たしている場合、確立された各サブ関連関係に基づいて、第2のサブ道路データと基準道路データとの間の中間変換関係を決定し、中間変換関係に基づいて第2のサブ道路データに対して変換処理を行って、更新された第2のサブ道路データを取得し、そして第2の軌跡セグメントにおける各軌跡点の処理が完了するまで、更新された第2のサブ道路データに基づいて、引き続きステップ304を実行し、プロセスの実行中に引き続き上記の判断及び処理ステップを行う。
本開示の実施例では、確立された各サブ関連関係が予め設定された偏差条件を満たし、かつ第2の軌跡セグメントに未処理の軌跡点が存在する場合、確立された各サブ関連関係に基づいて、第2のサブ道路データと基準道路データとの間の中間変換関係を決定し、中間変換関係に基づいて第2のサブ道路データに対して変換処理を行って、更新された第2のサブ道路データを取得することにより、第2の軌跡セグメントにおける軌跡点の周辺道路要素と基準道路データにおける道路要素において、同じ道路要素の位置情報間の偏差を減少させ、すなわち偏差を減少させて、決定されたサブ関連関係の精度を向上させることができる。
ここで、確立された各サブ関連関係が予め設定された偏差条件を満たすか否かを判断する過程は、例えば以下の通りであってもよい。確立された各サブ関連関係に基づいて、第2のサブ道路データにおけるサブ関連関係が確立された周辺道路要素の位置情報と、基準道路データにおける関連する道路要素の位置情報とを決定し、さらにサブ関連関係が確立された周辺道路要素と関連する道路要素との間の距離の差を決定し、さらに各前記距離の差の平均値を決定し、当該平均値が予め設定された距離閾値以上であるか否かを判断し、当該平均値が予め設定された距離閾値以上である場合、予め設定された偏差条件を満たすと決定し、当該平均値が予め設定された距離閾値より小さい場合、予め設定された偏差条件を満たさないと決定する。
ステップ305において、各サブ関連関係に基づいて、第2の道路要素関連関係を生成する。
ステップ306において、少なくとも1つの融合対象の道路データの処理が完了してターゲット道路領域の領域道路データを取得するまで、第1の道路要素関連関係と第2の道路要素関連関係とに基づいて、基準道路データと融合対象の道路データとを融合処理して、基準道路データに更新する。
ステップ301、302及び306の詳細な説明は、図1に示す実施例のステップ101、102及び104の詳細な説明を参照することができ、ここでは説明を省略する。
本開示の実施例の道路データ融合の地図生成方法は、ターゲット道路領域における複数の軌跡、及び各軌跡における軌跡点の周辺道路要素の相対座標情報を決定し、各軌跡における各軌跡点に対して、軌跡点の世界座標情報、及び軌跡点の周辺道路要素の相対座標情報に基づいて、軌跡点の周辺道路要素の世界座標情報を決定し、軌跡、及び軌跡における各軌跡点の周辺道路要素の世界座標情報に基づいて、道路データを生成し、複数の道路データのうちの1つの道路データを基準道路データとして決定し、複数の道路データのうちの基準道路データ以外の他の道路データを融合対象の道路データとして決定し、各融合対象の道路データに対して、第1のサブ道路データと基準道路データとの間の第1の道路要素関連関係を順に確立し、第2のサブ道路データの隣接する第1のサブ道路データを決定し、隣接する第1のサブ道路データにおける第1の軌跡セグメントが第2のサブ道路データにおける第2の軌跡セグメントに隣接し、第1の軌跡セグメントに近い第2の軌跡セグメントの第1の端部を始点として、第2の軌跡セグメントにおける各処理対象の軌跡点に対して、隣接する第1のサブ道路データの第1の道路要素関連関係に基づいて、軌跡点の周辺道路要素データと基準道路データにおける道路要素データとの間のサブ関連関係を順に確立し、各サブ関連関係に基づいて、第2の道路要素関連関係を生成し、少なくとも1つの融合対象の道路データの処理が完了してターゲット道路領域の領域道路データを取得するまで、第1の道路要素関連関係と第2の道路要素関連関係とに基づいて、基準道路データと融合対象の道路データとを融合処理して、基準道路データに更新することにより、第1の道路要素関連関係、及び第2の軌跡セグメントにおける隣接する2つの軌跡点の周辺道路要素間の関連関係を組み合わせて、第2の道路要素関連関係を決定し、決定して得られた関連関係の精度をさらに向上させ、さらに生成された道路領域データの精度を向上させることができる。
基準道路データと融合対象の道路データとの融合の精度を向上させるために、図4に示すように、図4は、本開示の第4の実施例に係る概略図であり、本開示の実施例では、第1の道路要素関連関係と第2の道路要素関連関係とに基づいて、融合対象の道路データから基準道路データへの変換関係を決定し、さらに変換処理及び融合処理を行うことができる。図4に示す実施例は以下のステップ401~408を含むことができる。
ステップ401において、ターゲット道路領域の基準道路データと少なくとも1つの融合対象の道路データとを決定し、融合対象の道路データが複数のサブ道路データを含み、サブ道路データが、軌跡セグメント、及び軌跡セグメントにおける軌跡点の周辺道路要素データを含み、複数のサブ道路データのうち、第1のサブ道路データの測位信号の品質が第2のサブ道路データの測位信号の品質より大きい。
ステップ402において、各融合対象の道路データに対して、第1のサブ道路データと基準道路データとの間の第1の道路要素関連関係を順に確立する。
ステップ403において、第1の道路要素関連関係に基づいて、第2のサブ道路データと基準道路データとの間の第2の道路要素関連関係を確立する。
ステップ404において、第1のサブ道路データと基準道路データとの間の第1の道路要素関連関係に基づいて、第1のサブ道路データから基準道路データへの第1の変換関係を決定する。
本開示の実施例では、第1の変換関係は、第1のサブ道路データから基準道路データへの並進関係、回転関係及び変形関係の総和であってもよい。すなわち、第1の変換関係は、並進行列、回転行列及び変形行列からなる変換行列であってもよい。ここで、道路データ融合の地図生成装置がステップ404を実行するプロセスは以下の通りであってもよい。第1の変換関係を変数とし、当該変数及び第1のサブ道路データに基づいて、変換された第1のサブ道路データを決定して取得する。変換された第1のサブ道路データ、基準道路データ、及び予め設定された第1の制約関係関数フレームワークに基づいて、当該変数に基づく第1の制約関係関数を構築する。第1の制約関係関数の値が予め設定された閾値より小さくなるか、または予め設定された条件を満たすように、変数の値を調整する。
ここで、道路要素が車線区分線であることを例として、第1の制約関係関数は、それぞれデータ間車線区分線距離エネルギー項、データ内車線区分線距離エネルギー項、及びグローバル位置姿勢事前エネルギー項という3つの部分を加算して取得することができる。第1のサブ道路データが車線区分線要素集合と軌跡点集合とを含み、軌跡点集合が第1のサブ道路データの軌跡セグメントにおける軌跡点からなる集合であると仮定する。地図車線区分線要素集合がK個の車線区分線{Lk,k∈{1,2,…,K}}であり、各車線区分線はいくつかの制御点からなる集合であり、Lk={Pi=(xi,yi,zi),i∈{1,2,…,N}}。軌跡点集合が{Jm,m∈{1,2,…,M}}であり、各軌跡点Jには、時点、位置と姿勢T(軌跡セグメントにおける最初の軌跡点に対する軌跡点の位置と姿勢)、及び軌跡点の周辺道路要素の集合である軌跡点座標系における車線区分線要素に対する観測{ok,k∈{1,2,…,K}}が含まれる。第1のサブ道路データと基準道路データとに第1の道路要素関連関係が確立された後、第1のサブ道路データの軌跡セグメントにおける軌跡点は基準道路データにおける車線区分線に対して観測{ok
AB,k∈{1,2,…,K}}を構築することができ、基準道路データにおける軌跡点も同様に、第1のサブ道路データにおける車線区分線に対して観測{ok
AB,k∈{1,2,…,K}}を構築することができる。
Aは第1のサブ道路データを表し、Bは基準道路データを表し、Toriは軌跡セグメントにおける最初の軌跡点に対する軌跡点の相対位置と姿勢を表すことができる。
ステップ405において、第1の変換関係に基づいて、第1のサブ道路データに対して変換処理を行って、変換処理された第1のサブ道路データを取得する。
本開示の実施例では、第1の変換関係に基づいて、第1のサブ道路データの軌跡セグメントにおける各軌跡点の位置情報に対して変換処理を行い、並びに第1のサブ道路データの周辺道路要素データにおける周辺道路要素の位置情報に対して変換処理を行って、変換処理されら第1のサブ道路データを取得することができる。
ステップ406において、第2のサブ道路データと基準道路データとの間の第2の道路要素関連関係に基づいて、第2のサブ道路データから基準道路データへの第2の変換関係を決定する。
本開示の実施例では、第2の変換関係は、第2のサブ道路データから基準道路データへの並進関係、回転関係及び変形関係の統合であってもよい。すなわち、第2の変換関係は並進行列、回転行列及び変形行列からなる変換行列であってもよい。道路データ融合の地図生成装置がステップ406を実行するプロセスは、例えば、以下の通りであってもよい。第2の変換関係を変数とし、当該変数及び第2のサブ道路データに基づいて、変換された第2のサブ道路データを決定して取得する。変換された第2のサブ道路データ、基準道路データ、及び予め設定された第2の制約関係関数フレームワークに基づいて、当該変数に基づく第2の制約関係関数を構築する。第2の制約関係関数の値が予め設定された閾値より小さくなるか、または予め設定された条件を満たすように、変数の値を調整する。
ここで、道路要素が車線区分線であることを例として、第2の制約関係関数は、それぞれデータ間車線区分線距離エネルギー項、データ内車線区分線距離エネルギー項、グローバル位置姿勢事前エネルギー項、及び軌跡相対位置姿勢事前エネルギー項という4つの部分を加算して取得することができる。第2のサブ道路データが車線区分線要素集合と軌跡点集合とを含み、軌跡点集合が第2のサブ道路データの軌跡セグメントにおける軌跡点からなる集合であると仮定する。地図車線区分線要素集合がK個の車線区分線{Lk,k∈{1,2,…,K}}であり、各車線区分線はいくつかの制御点からなる集合であり、Lk={Pi=(xi,yi,zi),i∈{1,2,…,N}}。軌跡点集合が{Jm,m∈{1,2,…,M}}であり、各軌跡点Jには、時点、世界座標情報T、及び軌跡点の周辺道路要素の集合である軌跡点座標系における車線区分線要素に対する観測{ok,k∈{1,2,…,K}}が含まれる。
ここで、データ間車線区分線距離エネルギー項、データ内車線区分線距離エネルギー項およびグローバル位置姿勢事前エネルギー項の式は、式(1)、式(2)、および式(3)を参照することができる。軌道相対位置姿勢事前エネルギー項の式は、以下の式(4)のように示すことができる。
ステップ407において、第2の変換関係に基づいて、第2のサブ道路データに対して変換処理を行って、変換処理された第2のサブ道路データを取得する。
ステップ408において、変換処理された第1のサブ道路データ、変換処理された第2のサブ道路データ、及び基準道路データを融合処理して、基準道路データに更新する。
本開示の実施例では、道路データ融合の地図生成装置がステップ408を実行するプロセスは例えば、以下の通りであってもよい。変換処理された第1のサブ道路データと、変換処理された第2のサブ道路データと、基準道路データとを重畳処理し、かつ重複排除処理し、すなわち、各道路要素に対して、1つのデータのみを保留し、例えば、当該道路要素の1つの位置情報のみを保留し、さらに融合処理されたデータを取得し、融合処理されたデータを基準道路データに更新する。
第1のサブ道路データ、第2のサブ道路データ及び基準道路データを直接融合する概略図は、図5に示されてもよい。変換処理された第1のサブ道路データ、変換処理された第2のサブ道路データ、及び基準道路データを融合する概略図は、図6に示されてもよい。図5と図6を比較すると、図6で融合して得られた道路データの精度は、図5で融合して得られた道路データよりも高いことが分かる。図5と図6において、大きな2列の原点は、軌跡点を表し、小さい4列の原点は、車線区分線を表す。
本開示の実施例の道路データ融合の地図生成方法は、ターゲット道路領域の基準道路データと少なくとも1つの融合対象の道路データとを決定し、ここで、融合対象の道路データが複数のサブ道路データを含み、サブ道路データが、軌跡セグメント、及び軌跡セグメントにおける軌跡点の周辺道路要素データを含み、複数のサブ道路データのうち、第1のサブ道路データの測位信号の品質が第2のサブ道路データの測位信号の品質より大きく、各融合対象の道路データに対して、第1のサブ道路データと基準道路データとの間の第1の道路要素関連関係を順に確立し、第1の道路要素関連関係に基づいて、第2のサブ道路データと基準道路データとの間の第2の道路要素関連関係を確立し、第1のサブ道路データと基準道路データとの間の第1の道路要素関連関係に基づいて、第1のサブ道路データから基準道路データへの第1の変換関係を決定し、第1の変換関係に基づいて、第1のサブ道路データに対して変換処理を行って、変換処理された第1のサブ道路データを取得し、第2のサブ道路データと基準道路データとの間の第2の道路要素関連関係に基づいて、第2のサブ道路データから基準道路データへの第2の変換関係を決定し、第2の変換関係に基づいて、第2のサブ道路データに対して変換処理を行って、変換処理された第2のサブ道路データを取得し、少なくとも1つの融合対象の道路データの処理が完了してターゲット道路領域の領域道路データを取得するまで、変換処理された第1のサブ道路データ、変換処理された第2のサブ道路データ、及び基準道路データを融合処理して、基準道路データに更新することにより、測位信号の品質が小さい第2のサブ道路データに対して、第1のサブ道路データの第1の道路要素関連関係を組み合わせて、第2のサブ道路データの第2の道路要素関連関係を決定し、決定して得られた関連関係の精度を向上させ、さらに生成された道路領域データの精度を向上させることができる。
上記の実施例をより明確に説明するために、例を挙げて説明する。
例えば、図7に示すように、道路領域データの生成のフレームの概略図である。図7では、基準道路データと1つの融合対象の道路データを例として、融合対象の道路データの第1のサブ道路データ(アンカー領域データ)と第2のサブ道路データ(タスク領域データ)とを決定し、第1のサブ道路データに対して、第1のサブ道路データが存在する場合、先に第1のサブ道路データにおける周辺道路要素と基準道路データにおける道路要素との第1の道路要素関連関係(例えば、車線区分線に関連付ける)を確立し、そして第1の道路要素関連関係に基づいて、第1の変換関係を決定し、第1のサブ道路データに対して変換処理(すなわち、位置合わせを最適化する)を行い、その後に第2のサブ道路データが存在する場合、第2のサブ道路データの軌跡セグメントにおける軌跡点(軌跡点の周辺道路要素データは軌跡点で収集された画像から得られ、画像は処理対象のフレームである)を順に処理し、軌跡点の周辺道路要素と基準道路データにおける道路要素との関連関係(すなわち、車線区分線を追跡する)を確立し、偏差条件を満たすか否かを判断し(すなわち、追跡状態を分析する)、満たしている(最適化が必要である)場合、中間変換関係を決定し、変換処理(すなわち、位置合わせを最適化する)を行い、その後に、処理が完了するまで、引き続き第2のサブ道路データの軌跡セグメントにおける他の軌跡を処理する。軌跡セグメントの概略図は図8に示されてもよい。図8では、融合対象の道路データの各サブ道路データの軌跡セグメント、及び基準道路データにおける軌跡が表示され、軌跡セグメントが3つであり、両端の軌跡セグメントの測位信号の品質が大きく、中間の軌跡セグメントの測位信号の品質が小さい場合、先に両端の軌跡セグメントの周辺道路要素データに対して関連付け処理及び変換処理を行い(すなわち、関連付けと位置合わせ)、その後に中間の軌跡セグメントの周辺道路要素データに対して関連処理及び変換処理を行う(すなわち、関連付けの拡張と位置合わせ)。
上記の実施例を実現するために、本開示は道路データ融合の地図生成装置をさらに提案する。
図9に示すように、図9は、本開示の第5の実施例に係る概略図である。当該道路データ融合の地図生成装置900は、決定モジュール910、第1の確立モジュール920、第2の確立モジュール930及び融合処理モジュール940を備える。
決定モジュール910は、ターゲット道路領域の基準道路データと少なくとも1つの融合対象の道路データとを決定し、前記融合対象の道路データが複数のサブ道路データを含み、前記サブ道路データが、軌跡セグメント、及び前記軌跡セグメントにおける軌跡点の周辺道路要素データを含み、前記複数のサブ道路データのうち、第1のサブ道路データの測位信号の品質が第2のサブ道路データの測位信号の品質より大きい。
第1の確立モジュール920は、各前記融合対象の道路データに対して、前記第1のサブ道路データと前記基準道路データとの間の第1の道路要素関連関係を順に確立する。
第2の確立モジュール930は、前記第1の道路要素関連関係に基づいて、前記第2のサブ道路データと前記基準道路データとの間の第2の道路要素関連関係を確立する。
融合処理モジュール940は、前記少なくとも1つの融合対象の道路データの処理が完了して前記ターゲット道路領域の領域道路データを取得するまで、前記第1の道路要素関連関係と前記第2の道路要素関連関係とに基づいて、前記基準道路データと前記融合対象の道路データとを融合処理して、前記基準道路データに更新する。
本開示の実施例の1つの可能な実現形態として、前記周辺道路要素データは、周辺道路要素の特徴データを含み、前記第1の確立モジュール920は、具体的に、各前記融合対象の道路データに対して、前記融合対象の道路データにおける各周辺道路要素に対して、前記周辺道路要素の特徴データに基づいて、前記基準道路データから前記周辺道路要素に関連する道路要素を順に選択し、前記融合対象の道路データにおける各前記周辺道路要素および関連する道路要素に基づいて、前記第1の道路要素関連関係を生成する。
本開示の実施例の1つの可能な実現形態として、前記第2の確立モジュール930は、具体的に、前記第2のサブ道路データの隣接する第1のサブ道路データを決定し、前記隣接する第1のサブ道路データにおける第1の軌跡セグメントが前記第2のサブ道路データにおける第2の軌跡セグメントに隣接し、第1の軌跡セグメントに近い前記第2の軌跡セグメントの第1の端部を始点として、前記第2の軌跡セグメントにおける各処理対象の軌跡点に対して、前記隣接する第1のサブ道路データの前記第1の道路要素関連関係に基づいて、前記軌跡点の周辺道路要素データと前記基準道路データにおける道路要素データとの間のサブ関連関係を順に確立し、各前記サブ関連関係に基づいて、前記第2の道路要素関連関係を生成する。
本開示の実施例の1つの可能な実現形態として、前記第2の確立モジュール930は、具体的に、前記第2のサブ道路データの隣接する第1のサブ道路データを決定し、前記隣接する第1のサブ道路データにおける第1の軌跡セグメントが前記第2のサブ道路データにおける第2の軌跡セグメントに隣接し、第1の軌跡セグメントに近い前記第2の軌跡セグメントの第1の端部を始点として、前記第2の軌跡セグメントにおける各処理対象の軌跡点に対して、前記隣接する第1のサブ道路データの前記第1の道路要素関連関係に基づいて、前記軌跡点の周辺道路要素データと前記基準道路データにおける道路要素データとの間のサブ関連関係を確立順にし、確立された各前記サブ関連関係が予め設定された偏差条件を満たし、かつ前記第2の軌跡セグメントに未処理の軌跡点が存在する場合、確立された各前記サブ関連関係に基づいて、前記第2のサブ道路データと前記基準道路データとの間の中間変換関係を決定し、前記中間変換関係に基づいて前記第2のサブ道路データに対して変換処理を行って、更新された前記第2のサブ道路データを取得し、前記第2の軌跡セグメントにおける各軌跡点の処理が完了するまで、上記2つのステップを繰り返し、確立された各前記サブ関連関係に基づいて、前記第2の道路要素関連関係を生成する。
本開示の実施例の1つの可能な実現形態として、前記隣接する第1のサブ道路データの数は1つまたは2つである。
本開示の実施例の1つの可能な実現形態として、前記融合処理モジュール940は、具体的に、前記第1のサブ道路データと前記基準道路データとの間の第1の道路要素関連関係に基づいて、前記第1のサブ道路データから前記基準道路データへの第1の変換関係を決定し、前記第1の変換関係に基づいて、前記第1のサブ道路データに対して変換処理を行って、変換処理された第1のサブ道路データを取得し、前記第2のサブ道路データと前記基準道路データとの間の第2の道路要素関連関係に基づいて、前記第2のサブ道路データから前記基準道路データへの第2の変換関係を決定し、前記第2の変換関係に基づいて、前記第2のサブ道路データに対して変換処理を行って、変換処理された第2のサブ道路データを取得し、前記変換処理された第1のサブ道路データ、前記変換処理された第2のサブ道路データ、及び前記基準道路データを融合処理して、前記基準道路データに更新する。
本開示の実施例の1つの可能な実現形態として、前記決定モジュール910は、具体的に、前記ターゲット道路領域における複数の道路データを決定し、前記複数の道路データのうちの1つの道路データを、前記基準道路データとして決定し、前記複数の道路データのうちの前記基準道路データ以外の他の道路データを、前記融合対象の道路データとして決定する。
本開示の実施例の1つの可能な実現形態として、前記周辺道路要素データは、周辺道路要素の世界座標情報を含み、前記決定モジュール910は、具体的に、前記ターゲット道路領域における複数の軌跡、及び各軌跡における軌跡点の周辺道路要素の相対座標情報を決定し、各軌跡における各軌跡点に対して、前記軌跡点の世界座標情報、及び前記軌跡点の周辺道路要素の相対座標情報に基づいて、前記軌跡点の周辺道路要素の世界座標情報を決定し、前記軌跡、及び前記軌跡における各軌跡点の周辺道路要素の世界座標情報に基づいて、前記道路データを生成する。
本開示の実施例の1つの可能な実現形態として、前記装置は、前記領域道路データに基づいて、ターゲット道路領域の道路地図を生成する生成モジュールをさらに備える。
本開示の実施例の道路データ融合の地図生成装置は、ターゲット道路領域の基準道路データと少なくとも1つの融合対象の道路データとを決定し、融合対象の道路データが複数のサブ道路データを含み、サブ道路データが、軌跡セグメント、及び軌跡セグメントにおける軌跡点の周辺道路要素データを含み、複数のサブ道路データのうち、第1のサブ道路データの測位信号の品質が第2のサブ道路データの測位信号の品質より大きく、各融合対象の道路データに対して、第1のサブ道路データと基準道路データとの間の第1の道路要素関連関係を順に確立し、第1の道路要素関連関係に基づいて、第2のサブ道路データと基準道路データとの間の第2の道路要素関連関係を確立し、少なくとも1つの融合対象の道路データの処理が完了してターゲット道路領域の領域道路データを取得するまで、第1の道路要素関連関係と第2の道路要素関連関係とに基づいて、基準道路データと融合対象の道路データとを融合処理して、基準道路データに更新することにより、測位信号の品質が小さい第2のサブ道路データに対して、第1のサブ道路データの第1の道路要素関連関係を組み合わせて、第2のサブ道路データの第2の道路要素関連関係を決定し、決定して得られた関連関係の精度を向上させ、さらに生成された道路領域データの精度を向上させることができる。
本開示の技術方案では、関するユーザ個人情報の収集、記憶、使用、加工、伝送、提供及び公開等の処理は、いずれもユーザの同意を得ることを前提として行われ、関連する法律法規の規定に合致しており、公序良俗に違反しない。
本開示の実施例によれば、本開示は、電子機器、及び読み取り可能な記憶媒体をさらに提供する。
本開示の実施例によれば、本開示は、コンピュータプログラムを提供し、前記コンピュータプログラムはプロセッサによって実行される場合、本開示によって提案される道路データ融合の地図生成方法が実現される。
本開示の実施例によれば、本開示は、コンピュータプログラムを提供し、前記コンピュータプログラムはプロセッサによって実行される場合、本開示によって提案される道路データ融合の地図生成方法が実現される。
図10は、本開示の実施例を実施できる例示的な電子機器1000の概略ブロック図である。電子機器は、ラップトップコンピュータ、デスクトップコンピュータ、ワークステーション、パーソナルデジタルアシスタント、サーバ、ブレードサーバ、メインフレームコンピュータ、及び他の適切なコンピュータなどの様々な形態のデジタルコンピュータを表すことを目的とする。電子機器は、パーソナルディジタル処理、携帯電話、スマートフォン、ウェアラブルデバイス、及び他の同様のコンピューティングデバイスなどの様々な形態のモバイルデバイスを表すこともできる。本明細書で示される部品、それらの接続と関係、及びそれらの機能は、単なる例であり、本明細書の説明及び/又は要求される本開示の実現を制限することを意図したものではない。
図10に示すように、電子機器1000は、読み取り専用メモリ(ROM)1002に記憶されているコンピュータプログラム、または記憶ユニット1008からランダムアクセスメモリ(RAM)1003にロードされたコンピュータプログラムに基づいて、様々な適切な動作および処理を実行することができる計算ユニット1001を備える。RAM1003には、電子機器1000の動作に必要な各種のプログラムやデータも記憶されていてもよい。計算ユニット1001、ROM1002、およびRAM1003は、バス1004を介して、互いに接続されている。バス1004には、入出力(I/O)インタフェース1005も接続されている。
電子機器1000における複数のコンポーネントは、I/Oインタフェース1005に接続され、キーボード、マウスなどの入力ユニット1006と、各種のディスプレイ、スピーカなどの出力ユニット1007と、磁気ディスク、光ディスクなどの記憶ユニット1008と、ネットワークカード、モデム、無線通信トランシーバなどの通信ユニット1009と、を備える。通信ユニット1009は、電子機器1000が、インターネットなどのコンピュータネットワークおよび/または様々な通信ネットワークを介して他の装置と情報/データを交換することを可能にする。
計算ユニット1001は、処理能力および計算能力を有する様々な汎用および/または専用の処理コンポーネントであってもよい。計算ユニット1001のいくつかの例は、中央処理ユニット(CPU)、グラフィックス処理ユニット(GPU)、様々な専用の人工知能(AI)コンピューティングチップ、機械学習モデルアルゴリズムを実行する様々なコンピューティングユニット、デジタル信号プロセッサ(DSP)、および任意の適切なプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラなどを含むが、これに限定されない。計算ユニット1001は、前文で説明された様々な方法および処理、例えば、道路データ融合の地図生成方法を実行する。例えば、いくつかの実施例では、道路データ融合の地図生成方法は、記憶ユニット1008などの機械読み取り可能な記憶媒体に有形的に含まれるコンピュータソフトウェアプログラムとして実現することができる。いくつかの実施例では、コンピュータプログラムの一部または全部を、ROM1002および/または通信ユニット1009を介して電子機器1000にロードおよび/またはインストールすることができる。コンピュータプログラムがRAM1003にロードされ、計算ユニット1001によって実行される場合、前文に記載の道路データ融合の地図生成方法の1つ以上のステップを実行することができる。代替的に、他の実施例では、計算ユニット1001は、他の任意の適切な方式で(例えば、ファームウェアを介して)道路データ融合の地図生成方法を実行するように構成されてもよい。
本明細書で説明されたシステムと技術の様々な実施形態は、デジタル電子回路システム、集積回路システム、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、特定用途向け集積回路(ASIC)、特定用途向け標準製品(ASSP)、チップオンシステム(SOC)、複数のプログラマブルロジックデバイス(CPLD)、コンピュータハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、及び/又はそれらの組み合わせで実現することができる。これらの様々な実施形態は、1つ以上のコンピュータプログラムで実施されることを含むことができ、当該1つ以上のコンピュータプログラムは、少なくとも1つのプログラマブルプロセッサを備えるプログラム可能なシステムで実行及び/又は解釈されることができ、当該プログラマブルプロセッサは、特定用途向け又は汎用プログラマブルプロセッサであってもよく、ストレージシステム、少なくとも1つの入力装置、及び少なくとも1つの出力装置からデータ及び命令を受信し、データ及び命令を当該ストレージシステム、当該少なくとも1つの入力装置、及び当該少なくとも1つの出力装置に伝送することができる。
本開示の方法を実行するためのプログラムコードは、1つ以上のプログラミング言語の任意の組み合わせを用いて作成することができる。これらのプログラムコードは、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、または他のプログラマブルデータ処理装置のプロセッサまたはコントローラに提供され、プロセッサまたはコントローラによって実行される場合、フロチャートおよび/またはブロック図に規定された機能/動作を実行させることができる。プログラムコードは、完全にマシン上で実行されるか、部分的にマシン上で実行されるか、独立したソフトウェアパッケージとしてマシンで部分的に実行されてリモートマシンで部分的に実行されるか、またはリモートマシンまたはサーバで完全に実行されてもよい。
本開示の文脈では、機械読み取り可能な媒体は、命令実行システム、装置、またはデバイスが使用するために、または命令実行システム、装置、またはデバイスを組み合わせて使用されるプログラムを含むかまたは記憶することができる有形的な媒体であってもよい。機械読み取り可能な媒体は、機械読み取り可能な信号媒体または機械読み取り可能な記憶媒体であってもよい。機械読み取り可能な媒体は、電子的、磁気的、光学的、電磁的、赤外線的、または半導体的なシステム、装置またはデバイス、またはこれらの任意の適切な組み合わせを含むことができるが、これらに限定されない。機械読み取り可能な媒体のより具体的な例は、1つ以上のラインに基づく電気的接続、ポータブルコンピュータディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(EPROMまたはフラッシュメモリ)、光ファイバ、ポータブルコンパクトディスク読み取り専用メモリ(CD-ROM)、光ストレージデバイス、磁気ストレージデバイス、またはこれらの任意の適切な組み合わせを含むことができる。
ユーザとのインタラクションを提供するために、ここで説明されているシステム及び技術をコンピュータ上で実施することができ、当該コンピュータは、ユーザに情報を表示するためのディスプレイ装置(例えば、CRT(陰極線管)又はLCD(液晶ディスプレイ)モニタ)と、キーボード及びポインティングデバイス(例えば、マウス又はトラックボール)とを有し、ユーザは、当該キーボード及び当該ポインティングデバイスによって入力をコンピュータに提供することができる。他の種類の装置も、ユーザとのインタラクションを提供することができ、例えば、ユーザに提供されるフィードバックは、任意の形式のセンシングフィードバック(例えば、視覚フィードバック、聴覚フィードバック、又は触覚フィードバック)であってもよく、任意の形式(音響入力と、音声入力、または、触覚入力とを含む)でユーザからの入力を受信することができる。
ここで説明されるシステム及び技術は、バックエンドコンポーネントを備えるコンピューティングシステム(例えば、データサーバとする)、又はミドルウェアコンポーネントを備えるコンピューティングシステム(例えば、アプリケーションサーバ)、又はフロントエンドコンポーネントを備えるコンピューティングシステム(例えば、グラフィカルユーザインタフェース又はウェブブラウザを有するユーザコンピュータ、ユーザは、当該グラフィカルユーザインタフェース又は当該ウェブブラウザによってここで説明されるシステム及び技術の実施方式とインタラクションできる)、又はこのようなバックエンドコンポーネントと、ミドルウェアコンポーネントと、フロントエンドコンポーネントのいずれかの組み合わせを備えるコンピューティングシステムで実行することができる。いずれかの形態又は媒体のデジタルデータ通信(例えば、通信ネットワーク)によってシステムのコンポーネントを相互に接続することができる。通信ネットワークの例は、ローカルエリアネットワーク(LAN)と、ワイドエリアネットワーク(WAN)と、インターネットと、を含む。
コンピュータシステムは、クライアントとサーバを備えることができる。クライアントとサーバは、一般に、互いに離れており、通常に通信ネットワークを介してインタラクションする。対応するコンピュータ上で実行され、互いにクライアント-サーバ関係を有するコンピュータプログラムによってクライアントとサーバとの関係が生成される。サーバはクラウドサーバであってもよく、分散システムのサーバであってもよく、またはブロックチェーンを組み込んだサーバであってもよい。
なお、上記に示される様々な形式のフローを使用して、ステップを並べ替え、追加、又は削除することができることを理解されたい。例えば、本開示に記載の各ステップは、並列に実行されてもよいし、順次実行されてもよいし、異なる順序で実行されてもよいが、本開示で開示されている技術案の所望の結果を実現する限り、本明細書では限定されない。
上記具体的な実施形態は、本開示の保護範囲を制限するものではない。当業者は、設計要件と他の要因に応じて、様々な修正、組み合わせ、サブコンビネーション、及び代替を行うことができることを理解されたい。任意の本開示の精神と原則内で行われる修正、同等の置換、及び改善などは、いずれも本開示の保護範囲内に含まれるべきである。
Claims (21)
- ターゲット道路領域の基準道路データと少なくとも1つの融合対象の道路データとを決定するステップであって、前記融合対象の道路データが複数のサブ道路データを含み、前記サブ道路データが、軌跡セグメント、及び前記軌跡セグメントにおける軌跡点の周辺道路要素データを含み、前記複数のサブ道路データのうち、第1のサブ道路データの測位信号の品質が第2のサブ道路データの測位信号の品質より大きいステップと、
各前記融合対象の道路データに対して、前記第1のサブ道路データと前記基準道路データとの間の第1の道路要素関連関係を順に確立するステップと、
前記第1の道路要素関連関係に基づいて、前記第2のサブ道路データと前記基準道路データとの間の第2の道路要素関連関係を確立するステップと、
前記少なくとも1つの融合対象の道路データの処理が完了して前記ターゲット道路領域の領域道路データを取得するまで、前記第1の道路要素関連関係と前記第2の道路要素関連関係とに基づいて、前記基準道路データと前記融合対象の道路データとを融合処理して、前記基準道路データに更新するステップと、
を含む、道路データ融合の地図生成方法。 - 前記周辺道路要素データが、周辺道路要素の特徴データを含み、
前記各前記融合対象の道路データに対して、前記第1のサブ道路データと前記基準道路データとの間の第1の道路要素関連関係を順に確立するステップが、
各前記融合対象の道路データに対して、前記融合対象の道路データにおける各周辺道路要素に対して、前記周辺道路要素の特徴データに基づいて、前記基準道路データから前記周辺道路要素に関連する道路要素を順に選択するステップと、
前記融合対象の道路データにおける各前記周辺道路要素および関連する道路要素に基づいて、前記第1の道路要素関連関係を生成するステップと、
を含む請求項1に記載の道路データ融合の地図生成方法。 - 前記第1の道路要素関連関係に基づいて、前記第2のサブ道路データと前記基準道路データとの間の第2の道路要素関連関係を確立するステップが、
前記第2のサブ道路データの隣接する第1のサブ道路データを決定するステップであって、前記隣接する第1のサブ道路データにおける第1の軌跡セグメントが前記第2のサブ道路データにおける第2の軌跡セグメントに隣接するステップと、
第1の軌跡セグメントに近い前記第2の軌跡セグメントの第1の端部を始点として、前記第2の軌跡セグメントにおける各処理対象の軌跡点に対して、前記隣接する第1のサブ道路データの前記第1の道路要素関連関係に基づいて、前記軌跡点の周辺道路要素データと前記基準道路データにおける道路要素データとの間のサブ関連関係を順に確立するステップと、
各前記サブ関連関係に基づいて、前記第2の道路要素関連関係を生成するステップと、
を含む請求項1に記載の道路データ融合の地図生成方法。 - 前記第1の道路要素関連関係に基づいて、前記第2のサブ道路データと前記基準道路データとの間の第2の道路要素関連関係を確立するステップが、
前記第2のサブ道路データの隣接する第1のサブ道路データを決定するステップ1であって、前記隣接する第1のサブ道路データにおける第1の軌跡セグメントが前記第2のサブ道路データにおける第2の軌跡セグメントに隣接するステップ1と、
第1の軌跡セグメントに近い前記第2の軌跡セグメントの第1の端部を始点として、前記第2の軌跡セグメントにおける各処理対象の軌跡点に対して、前記隣接する第1のサブ道路データの前記第1の道路要素関連関係に基づいて、前記軌跡点の周辺道路要素データと前記基準道路データにおける道路要素データとの間のサブ関連関係を順に確立するステップ2と、
確立された各前記サブ関連関係が予め設定された偏差条件を満たし、かつ前記第2の軌跡セグメントに未処理の軌跡点が存在する場合、確立された各前記サブ関連関係に基づいて、前記第2のサブ道路データと前記基準道路データとの間の中間変換関係を決定し、前記中間変換関係に基づいて、前記第2のサブ道路データに対して変換処理を行って、更新された前記第2のサブ道路データを取得するステップ3と、
前記第2の軌跡セグメントにおける各軌跡点の処理が完了するまで、上記2つのステップ2から3を繰り返すステップ4と、
確立された各前記サブ関連関係に基づいて、前記第2の道路要素関連関係を生成するステップ5と、
を含む請求項1に記載の道路データ融合の地図生成方法。 - 前記隣接する第1のサブ道路データの数は1つまたは2つである請求項3に記載の道路データ融合の地図生成方法。
- 前記第1の道路要素関連関係と前記第2の道路要素関連関係とに基づいて、前記基準道路データと前記融合対象の道路データとを融合処理して、前記基準道路データに更新するステップが、
前記第1のサブ道路データと前記基準道路データとの間の第1の道路要素関連関係に基づいて、前記第1のサブ道路データから前記基準道路データへの第1の変換関係を決定するステップと、
前記第1の変換関係に基づいて、前記第1のサブ道路データに対して変換処理を行って、変換処理された第1のサブ道路データを取得するステップと、
前記第2のサブ道路データと前記基準道路データとの間の第2の道路要素関連関係に基づいて、前記第2のサブ道路データから前記基準道路データへの第2の変換関係を決定するステップと、
前記第2の変換関係に基づいて、前記第2のサブ道路データに対して変換処理を行って、変換処理された第2のサブ道路データを取得するステップと、
前記変換処理された第1のサブ道路データ、前記変換処理された第2のサブ道路データ、及び前記基準道路データを融合処理して、前記基準道路データに更新するステップと、
を含む請求項1に記載の道路データ融合の地図生成方法。 - 前記ターゲット道路領域の基準道路データと少なくとも1つの融合対象の道路データとを決定するステップが、
前記ターゲット道路領域における複数の道路データを決定するステップと、
前記複数の道路データのうちの1つの道路データを、前記基準道路データとして決定するステップと、
前記複数の道路データのうちの前記基準道路データ以外の他の道路データを、前記融合対象の道路データとして決定するステップと、
を含む請求項1に記載の道路データ融合の地図生成方法。 - 前記周辺道路要素データが、周辺道路要素の世界座標情報を含み、
前記ターゲット道路領域における複数の道路データを決定するステップが、
前記ターゲット道路領域における複数の軌跡、及び各軌跡における軌跡点の周辺道路要素の相対座標情報を決定するステップと、
各軌跡における各軌跡点に対して、前記軌跡点の世界座標情報、及び前記軌跡点の周辺道路要素の相対座標情報に基づいて、前記軌跡点の周辺道路要素の世界座標情報を決定するステップと、
前記軌跡、及び前記軌跡における各軌跡点の周辺道路要素の世界座標情報に基づいて、前記道路データを生成するステップと、
を含む請求項7に記載の道路データ融合の地図生成方法。 - 前記領域道路データに基づいて、ターゲット道路領域の道路地図を生成するステップを含む請求項1に記載の道路データ融合の地図生成方法。
- ターゲット道路領域の基準道路データと少なくとも1つの融合対象の道路データとを決定するための決定モジュールであって、前記融合対象の道路データが複数のサブ道路データを含み、前記サブ道路データが、軌跡セグメント、及び前記軌跡セグメントにおける軌跡点の周辺道路要素データを含み、前記複数のサブ道路データのうち、第1のサブ道路データの測位信号の品質が第2のサブ道路データの測位信号の品質より大きい決定モジュールと、
各前記融合対象の道路データに対して、前記第1のサブ道路データと前記基準道路データとの間の第1の道路要素関連関係を順に確立するための第1の確立モジュールと、
前記第1の道路要素関連関係に基づいて、前記第2のサブ道路データと前記基準道路データとの間の第2の道路要素関連関係を確立するための第2の確立モジュールと、
前記少なくとも1つの融合対象の道路データの処理が完了して前記ターゲット道路領域の領域道路データを取得するまで、前記第1の道路要素関連関係と前記第2の道路要素関連関係とに基づいて、前記基準道路データと前記融合対象の道路データとを融合処理して、前記基準道路データに更新するための融合処理モジュールと、
を備える、道路データ融合の地図生成装置。 - 前記周辺道路要素データが、周辺道路要素の特徴データを含み、
前記第1の確立モジュールが、
各前記融合対象の道路データに対して、前記融合対象の道路データにおける各周辺道路要素に対して、前記周辺道路要素の特徴データに基づいて、前記基準道路データから前記周辺道路要素に関連する道路要素を順に選択し、
前記融合対象の道路データにおける各前記周辺道路要素および関連する道路要素に基づいて、前記第1の道路要素関連関係を生成する請求項10に記載の道路データ融合の地図生成装置。 - 前記第2の確立モジュールが、
前記第2のサブ道路データの隣接する第1のサブ道路データを決定し、前記隣接する第1のサブ道路データにおける第1の軌跡セグメントが前記第2のサブ道路データにおける第2の軌跡セグメントに隣接し、
第1の軌跡セグメントに近い前記第2の軌跡セグメントの第1の端部を始点として、前記第2の軌跡セグメントにおける各処理対象の軌跡点に対して、前記隣接する第1のサブ道路データの前記第1の道路要素関連関係に基づいて、前記軌跡点の周辺道路要素データと前記基準道路データにおける道路要素データとの間のサブ関連関係を順に確立し、
各前記サブ関連関係に基づいて、前記第2の道路要素関連関係を生成する請求項10に記載の道路データ融合の地図生成装置。 - 前記第2の確立モジュールが、
前記第2のサブ道路データの隣接する第1のサブ道路データを決定するステップ1であって、前記隣接する第1のサブ道路データにおける第1の軌跡セグメントが前記第2のサブ道路データにおける第2の軌跡セグメントに隣接するステップ1と、
第1の軌跡セグメントに近い前記第2の軌跡セグメントの第1の端部を始点として、前記第2の軌跡セグメントにおける各処理対象の軌跡点に対して、前記隣接する第1のサブ道路データの前記第1の道路要素関連関係に基づいて、前記軌跡点の周辺道路要素データと前記基準道路データにおける道路要素データとの間のサブ関連関係を順に確立するステップ2と、
確立された各前記サブ関連関係が予め設定された偏差条件を満たし、かつ前記第2の軌跡セグメントに未処理の軌跡点が存在する場合、確立された各前記サブ関連関係に基づいて、前記第2のサブ道路データと前記基準道路データとの間の中間変換関係を決定し、前記中間変換関係に基づいて、前記第2のサブ道路データに対して変換処理を行って、更新された前記第2のサブ道路データを取得するステップ3と、
前記第2の軌跡セグメントにおける各軌跡点の処理が完了するまで、上記2つのステップ2から3を繰り返すステップ4と、
確立された各前記サブ関連関係に基づいて、前記第2の道路要素関連関係を生成するステップ5と、を実行する請求項10に記載の道路データ融合の地図生成装置。 - 前記隣接する第1のサブ道路データの数は1つまたは2つである請求項12または13に記載の道路データ融合の地図生成装置。
- 前記融合処理モジュールが、
前記第1のサブ道路データと前記基準道路データとの間の第1の道路要素関連関係に基づいて、前記第1のサブ道路データから前記基準道路データへの第1の変換関係を決定し、
前記第1の変換関係に基づいて、前記第1のサブ道路データに対して変換処理を行って、変換処理された第1のサブ道路データを取得し、
前記第2のサブ道路データと前記基準道路データとの間の第2の道路要素関連関係に基づいて、前記第2のサブ道路データから前記基準道路データへの第2の変換関係を決定し、
前記第2の変換関係に基づいて、前記第2のサブ道路データに対して変換処理を行って、変換処理された第2のサブ道路データを取得し、
前記変換処理された第1のサブ道路データ、前記変換処理された第2のサブ道路データ、及び前記基準道路データを融合処理して、前記基準道路データに更新する請求項10に記載の道路データ融合の地図生成装置。 - 前記決定モジュールが、
前記ターゲット道路領域における複数の道路データを決定し、
前記複数の道路データのうちの1つの道路データを、前記基準道路データとして決定し、
前記複数の道路データのうちの前記基準道路データ以外の他の道路データを、前記融合対象の道路データとして決定する請求項10に記載の道路データ融合の地図生成装置。 - 前記周辺道路要素データが、周辺道路要素の世界座標情報を含み、
前記決定モジュールが、
前記ターゲット道路領域における複数の軌跡、及び各軌跡における軌跡点の周辺道路要素の相対座標情報を決定し、
各軌跡における各軌跡点に対して、前記軌跡点の世界座標情報、及び前記軌跡点の周辺道路要素の相対座標情報に基づいて、前記軌跡点の周辺道路要素の世界座標情報を決定し、
前記軌跡、及び前記軌跡における各軌跡点の周辺道路要素の世界座標情報に基づいて、前記道路データを生成する請求項16に記載の道路データ融合の地図生成装置。 - 前記領域道路データに基づいて、ターゲット道路領域の道路地図を生成するための生成モジュールを備える請求項10に記載の道路データ融合の地図生成装置。
- 少なくとも1つのプロセッサと、
該少なくとも1つのプロセッサと通信可能に接続されるメモリと、
を備え、
前記メモリには、前記少なくとも1つのプロセッサによって実行可能な命令が記憶されており、前記命令が、前記少なくとも1つのプロセッサが請求項1から9のいずれか一項に記載の道路データ融合の地図生成方法を実行できるように、前記少なくとも1つのプロセッサによって実行される電子機器。 - コンピュータ命令が記憶されている非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、
前記コンピュータ命令が、コンピュータに請求項1から9のいずれか一項に記載の道路データ融合の地図生成方法を実行させる非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。 - プロセッサによって実行される場合、請求項1から9のいずれか一項に記載の道路データ融合の地図生成方法のステップが実現されるコンピュータプログラム。
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