JP2023024072A - 画像処理装置、画像処理システム、画像表示方法、及び画像処理プログラム - Google Patents

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クレモン ジャケ
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Abstract

【課題】ユーザのサポートにより長尺状の医療器具の先端に関する情報を補えるようにする。【解決手段】画像処理装置は、生体組織の内腔を移動するセンサを用いて得られた断面画像をディスプレイに表示させ、前記断面画像の1箇所を欠損スポットとして選択するユーザの操作を受け付け、前記内腔に挿入された長尺状の医療器具の先端が前記欠損スポットに存在することを表す先端オブジェクトを前記ディスプレイに表示させる制御部を備える。【選択図】図6

Description

本開示は、画像処理装置、画像処理システム、画像表示方法、及び画像処理プログラムに関する。
特許文献1から特許文献3には、US画像システムを用いて心腔又は血管の3次元画像を生成する技術が記載されている。「US」は、ultrasoundの略語である。
米国特許出願公開第2010/0215238号明細書 米国特許第6385332号明細書 米国特許第6251072号明細書
心腔内、心臓血管、及び下肢動脈領域などに対してIVUSを用いる治療が広く行われている。「IVUS」は、intravascular ultrasoundの略語である。IVUSとはカテーテル長軸に対して垂直平面の2次元画像を提供するデバイス又は方法のことである。
現状として、術者は頭の中でIVUSの2次元画像を積層することで、立体構造を再構築しながら施術を行う必要があり、特に若年層の医師、又は経験の浅い医師にとって障壁がある。そのような障壁を取り除くために、IVUSの2次元画像から心腔又は血管などの生体組織の構造を表現する3次元画像を自動生成し、生成した3次元画像を術者に向けて表示することが考えられる。生成した3次元画像をそのまま表示するだけでは、術者には組織の外壁しか見えないため、3次元画像において、生体組織の構造の一部を切り取り、内腔を覗けるようにすることが考えられる。アブレーションカテーテル、又は心房中隔穿刺用のカテーテルなど、IVUSカテーテルとは別のカテーテルが生体組織に挿入されている場合は、その別のカテーテルを表現する3次元画像を更に表示することが考えられる。
しかし、卵円窩にカテーテルを押し当てるなどのアクションを術者がとるときには、カテーテルが組織の中にめり込んでしまい、IVUSの2次元画像からカテーテルの先端を検出することが難しい。結果として、カテーテルの先端が切り取られたような3次元画像が描画されることになってしまう。そのため、術者にはカテーテルの先端が見えず、カテーテルを使った施術を円滑に行うことができない。
本開示の目的は、ユーザのサポートにより長尺状の医療器具の先端に関する情報を補えるようにすることである。
本開示の一態様としての画像処理装置は、生体組織の内腔を移動するセンサを用いて得られた断面画像をディスプレイに表示させ、前記断面画像の1箇所を欠損スポットとして選択するユーザの操作を受け付け、前記内腔に挿入された長尺状の医療器具の先端が前記欠損スポットに存在することを表す先端オブジェクトを前記ディスプレイに表示させる制御部を備える。
一実施形態として、前記制御部は、3次元空間において前記生体組織を表す組織オブジェクトを含み、前記3次元空間において前記医療器具の先端を表すオブジェクトを前記先端オブジェクトとして更に含む3次元オブジェクト群を前記ディスプレイに表示させる。
一実施形態として、前記制御部は、前記センサを用いて前記断面画像よりも前に得られた複数の断面画像を含む断層データを参照して、前記医療器具について前記3次元空間における位置を点群として示す点群データを生成し、生成した点群データに基づき、前記3次元空間において前記先端オブジェクトとつながって前記医療器具を表す医療器具オブジェクトを前記3次元オブジェクト群に更に含める。
一実施形態として、前記制御部は、前記先端オブジェクトを前記医療器具オブジェクトとは異なる色で前記ディスプレイに表示させる。
一実施形態として、前記制御部は、前記欠損スポットと前記点群データで示される点群のうち1つの点である接続点との間に補間する1つ以上の点を示す補間データを生成し、生成した補間データに基づき、前記3次元空間において前記先端オブジェクトと前記医療器具オブジェクトとを接続する接続オブジェクトを前記3次元オブジェクト群に更に含める。
一実施形態として、前記制御部は、前記接続オブジェクトを前記医療器具オブジェクトとは異なる色で前記ディスプレイに表示させる。
一実施形態として、前記接続点は、前記点群データで示される点群のうち前記欠損スポットに最も近い点である。
一実施形態として、前記制御部は、それぞれ長尺状の複数の医療器具が前記内腔に挿入されている場合に、前記欠損スポットと各医療器具について前記点群データで示される点群との位置関係に応じて、前記複数の医療器具の中から1本の医療器具を欠損医療器具として選択し、前記3次元空間において前記先端オブジェクトとつながって前記欠損医療器具を表すオブジェクトを前記医療器具オブジェクトとして前記3次元オブジェクト群に含める。
一実施形態として、前記位置関係は、前記欠損スポットと各医療器具について前記点群データで示される点群に対応する回帰曲線との間の距離を含む。
一実施形態として、前記位置関係は、前記欠損スポットと各医療器具について前記点群データで示される点群のうち前記欠損スポットに最も近い点との間の距離を含む。
一実施形態として、前記制御部は、それぞれ長尺状の複数の医療器具が前記内腔に挿入されている場合に、前記複数の医療器具の中から1本の医療器具を欠損医療器具として選択するユーザの操作を受け付け、前記3次元空間において前記先端オブジェクトとつながって前記欠損医療器具を表すオブジェクトを前記医療器具オブジェクトとして前記3次元オブジェクト群に含める。
本開示の一態様としての画像処理システムは、前記画像処理装置と、前記センサとを備える。
一実施形態として、前記画像処理システムは、前記ディスプレイを更に備える。
本開示の一態様としての画像表示方法は、ディスプレイが、生体組織の内腔を移動するセンサを用いて得られた断面画像を表示し、制御部が、前記断面画像の1箇所を欠損スポットとして選択するユーザの操作を受け付け、前記ディスプレイが、前記内腔に挿入された長尺状の医療器具の先端が前記欠損スポットに存在することを表す先端オブジェクトを表示する、というものである。
本開示の一態様としての画像処理プログラムは、生体組織の内腔を移動するセンサを用いて得られた断面画像をディスプレイに表示させる処理と、前記断面画像の1箇所を欠損スポットとして選択するユーザの操作を受け付ける処理と、前記内腔に挿入された長尺状の医療器具の先端が前記欠損スポットに存在することを表す先端オブジェクトを前記ディスプレイに表示させる処理とをコンピュータに実行させる。
本開示によれば、ユーザのサポートにより長尺状の医療器具の先端に関する情報を補えるようになる。
本開示の実施形態に係る画像処理システムの斜視図である。 本開示の実施形態に係る画像処理システムによりディスプレイに表示される3次元画像及び断面画像の例を示す図である。 欠損スポット、カテーテル点群、及び最近傍点の例を示す図である。 欠損スポット、カテーテル点群、最近傍点、及び補間点の例を示す図である。 本開示の実施形態に係る画像処理システムにより形成される切断領域の例を示す図である。 本開示の実施形態に係る画像処理装置の構成を示すブロック図である。 本開示の実施形態に係るプローブ及び駆動ユニットの斜視図である。 本開示の実施形態に係る画像処理システムの動作を示すフローチャートである。 本開示の実施形態に係る画像処理システムの動作を示すフローチャートである。 本開示の実施形態の変形例に係る画像処理システムの動作を示すフローチャートである。
以下、本開示の幾つかの実施形態について、図を参照して説明する。
各図中、同一又は相当する部分には、同一符号を付している。各実施形態の説明において、同一又は相当する部分については、説明を適宜省略又は簡略化する。
本開示の一実施形態について説明する。
図1から図6を参照して、本実施形態の概要を説明する。
本実施形態に係る画像処理装置11は、コンピュータである。画像処理装置11は、生体組織60の内腔61を移動するセンサを用いて得られた断面画像54をディスプレイ16に表示させる。画像処理装置11は、断面画像54の1箇所を欠損スポット71として選択するユーザの操作を受け付ける。画像処理装置11は、内腔61に挿入されたカテーテル63の先端67が欠損スポット71に存在することを表す先端オブジェクトをディスプレイ16に表示させる。
画像処理装置11は、3次元空間において生体組織60を表す組織オブジェクトを含む3次元オブジェクト群をディスプレイ16に表示させる。本実施形態では、画像処理装置11は、当該3次元空間においてカテーテル63の先端67を表すオブジェクトを先端オブジェクトとして3次元オブジェクト群に含めるだけでなく、カテーテル63の先端67を表すマークMtを先端オブジェクトとして断面画像54の上に配置する。すなわち、先端オブジェクトは、本実施形態では、3次元オブジェクト、及びマークなどの2次元オブジェクトの両方として表示される。
本実施形態では、画像処理装置11は、断面画像54をディスプレイ16に表示させているときであれば、任意の時点で、欠損スポット71を選択するユーザの操作を受け付けるが、本実施形態の一変形例として、画像処理装置11は、特定の場合に、欠損スポット71を選択するユーザの操作を受け付けてもよい。そのような変形例において、画像処理装置11は、断面画像54の入力を受けると、カテーテル63が断面画像54に含まれているかどうかを判定する。画像処理装置11は、カテーテル63が断面画像54に含まれていないと判定した場合に、生体組織60の内表面65の、カテーテル63が押し当てられることによって変形させられた変形スポット69が断面画像54に含まれているかどうかを判定する。あるいは、画像処理装置11は、カテーテル63が断面画像54に含まれているかどうかに関わらず、変形スポット69が断面画像54に含まれているかどうかを判定する。画像処理装置11は、変形スポット69が断面画像54に含まれていると判定した場合に、欠損スポット71を選択するユーザの操作を受け付ける。
図2の例では、変形スポット69は、心房中隔穿刺の術中に卵円窩68にカテーテル63が押し当てられて卵円窩68がテント状に伸びたときの、テント状に伸びた部分、すなわち、テンティングスポットである。画像処理装置11は、ポインタをディスプレイ16に表示させる。ポインタは、任意の色及び形状でよい。画像処理装置11は、断面画像54の上でポインタを移動させてテンティングスポットの位置を欠損スポット71として選択するユーザの操作を受け付ける。欠損スポット71としては、1画素が選択されてもよいし、又は9画素など、ある程度の範囲が選択されてもよい。画像処理装置11は、選択された位置を示すマークMtをディスプレイ16に表示させる。マークMtは、任意の色及び形状のマークでよいが、図2の例では実線の黄三角である。マークMtは、長尺状の医療器具であるカテーテル63が挿入されている生体組織60の断面64の重心Pbから超音波放射方向に向いている。よって、マークMtが、テンティングを引き起こしているカテーテル63の先端67を表す先端オブジェクトであることをユーザが認識しやすい。本実施形態の一変形例として、欠損スポット71と接続されるカテーテルオブジェクトを断面画像54上に表示してもよい。そのような変形例において、断面画像54からのZ軸方向の距離に応じてカテーテルオブジェクトの色調を変化させるとともに、マークMtの三角の向きを、カテーテルオブジェクトの、欠損スポット71と接続される接続点から欠損スポット71に向かう方向と一致させてもよい。その場合、マークMtが、テンティングを引き起こしているカテーテル63の先端67を表す先端オブジェクトであることをユーザがより認識しやすくなる。
本実施形態によれば、ユーザのサポートによりカテーテル63の先端67など、長尺状の医療器具の先端に関する情報を補えるようになる。例えば、卵円窩68にカテーテル63を押し当てるなどのアクションを術者がとるときには、カテーテル63が組織の中にめり込んでしまい、断面画像54からカテーテル63の先端67を検出することが難しい。しかし、本実施形態では、ユーザから指定されたテンティングスポットの位置に基づいて、カテーテル63の先端67の位置を特定することができる。結果として、カテーテル63の先端67を含む3次元画像53を描画することができる。そのため、術者にはカテーテル63の先端67が見え、カテーテル63を使った施術を円滑に行うことができる。本実施形態の一変形例として、ガイドワイヤ又は心房中隔穿刺針など、カテーテル63以外の長尺状の医療器具の先端に関する情報を本実施形態と同様の方法で補ってもよい。
本実施形態では、画像処理装置11は、組織オブジェクトと同じ3次元空間において先端オブジェクトとつながってカテーテル63を表す医療器具オブジェクトを3次元オブジェクト群に更に含める。医療器具オブジェクトは、本実施形態ではカテーテルオブジェクトであるが、ガイドワイヤなど、カテーテル63以外の長尺状の医療器具を表すオブジェクトでもよい。画像処理装置11は、組織オブジェクトと同じ3次元空間において先端オブジェクトとつながっておらず、別のカテーテル63を表すカテーテルオブジェクトを3次元オブジェクト群に更に含めてもよい。画像処理装置11は、当該3次元空間において先端オブジェクトと医療器具オブジェクトとを接続する接続オブジェクトを3次元オブジェクト群に更に含めてもよい。その場合、画像処理装置11は、欠損スポット71と点群データで示される点群72のうち1つの点である接続点との間に1つ以上の点を補間する。例えば、画像処理装置11は、図3に示すように、カテーテル63の点群72のうち欠損スポット71に最も近い点である最近傍点73を選択する。そして、画像処理装置11は、図4に示すように、欠損スポット71と最近傍点73との間の1つ以上の点を補間点74として算出する。結果として、欠損スポット71に対応する3次元座標に先端オブジェクト、補間点74に対応する3次元座標に接続オブジェクト、点群72に対応する3次元座標に医療器具オブジェクトが描画される。
CSカテーテルとRAカテーテルとが内腔61に挿入されている場合など、図2の例のように、3次元空間内に異なる2つ以上のカテーテルオブジェクトが存在する場合、どのカテーテルオブジェクトに先端オブジェクトをつなげるべきかが明らかでない。このような場合、画像処理装置11は、どのカテーテルオブジェクトに先端オブジェクトをつなげるべきかを自動的に決定する。「CS」は、coronary sinusの略語である。「RA」は、right atriumの略語である。
本実施形態では、画像処理装置11は、センサを用いて得られたデータセットである断層データ51を参照して、生体組織60を表す3次元データ52を生成及び更新する。画像処理装置11は、3次元データ52を3次元画像53として、断面画像54とともにディスプレイ16に表示させる。すなわち、画像処理装置11は、断層データ51を参照して、3次元画像53及び断面画像54をディスプレイ16に表示させる。
画像処理装置11は、3次元画像53において生体組織60の内腔61を露出させる開口62を3次元データ52に形成する。図2の例では、先端67を含むカテーテル63、及び卵円窩68が見えるように開口62が形成されている。そして、開口62の位置に応じて、3次元画像53を画面に表示する際の視点が調整されている。視点とは、3次元空間に配置される仮想のカメラの位置のことである。
本実施形態によれば、3次元画像53において、生体組織60の構造の一部を切り取ることで、生体組織60の内腔61を覗けるようにすることができる。
生体組織60は、例えば、血管、又は心臓などの臓器を含む。生体組織60は、解剖学的に単一の器官又はその一部のみに限らず、複数の器官を跨いで内腔を有する組織も含む。そのような組織の一例として、具体的には、下大静脈の上部から右心房を抜けて上大静脈の下部に至る血管系組織の一部が挙げられる。図5の例では、生体組織60は、血管である。
図2において、Z方向は、センサの移動方向に相当するが、図5に示すように、便宜上、Z方向は、生体組織60の内腔61の長手方向に相当するとみなしてもよい。Z方向に直交するX方向、並びにZ方向及びX方向に直交するY方向は、それぞれ生体組織60の内腔61の短手方向に相当するとみなしてもよい。
図5の例では、画像処理装置11は、3次元データ52を用いて生体組織60の断面C1,C2,C3,C4それぞれの重心B1,B2,B3,B4の位置を算出する。画像処理装置11は、重心B1,B2,B3,B4の位置を通る1本の線Lbで交わる1対の面を切断面D1,D2として設定する。画像処理装置11は、3次元画像53において切断面D1,D2に挟まれ、生体組織60の内腔61を露出させる領域を切断領域66として3次元データ52に形成する。3次元画像53では、切断領域66が非表示又は透明に設定されることで、図2のような開口62が形成される。
図5のように屈曲した血管の3次元モデルの場合、1つの平面をもって3次元モデルを切断して内腔61を表示すると、正しく血管内を表示し得ないケースがある。本実施形態では、図5のように、血管の重心を捕捉し続けることにより、確実に血管の中を表示し得るように3次元モデルを切断することが可能となる。
図5では、便宜上、Z方向に直交する生体組織60の複数断面として、4つの断面C1,C2,C3,C4を示しているが、重心位置の算出対象となる断面の数は4つに限らず、好適にはIVUSで取得される断面画像の数と同数である。
図1を参照して、本実施形態に係る画像処理システム10の構成を説明する。
画像処理システム10は、画像処理装置11、ケーブル12、駆動ユニット13、キーボード14、マウス15、及びディスプレイ16を備える。
画像処理装置11は、本実施形態では画像診断に特化した専用のコンピュータであるが、PCなどの汎用のコンピュータでもよい。「PC」は、personal computerの略語である。
ケーブル12は、画像処理装置11と駆動ユニット13とを接続するために用いられる。
駆動ユニット13は、図7に示すプローブ20に接続して用いられ、プローブ20を駆動する装置である。駆動ユニット13は、MDUとも呼ばれる。「MDU」は、motor drive unitの略語である。プローブ20は、IVUSに適用される。プローブ20は、IVUSカテーテル又は画像診断用カテーテルとも呼ばれる。
キーボード14、マウス15、及びディスプレイ16は、任意のケーブルを介して、又は無線で画像処理装置11と接続される。ディスプレイ16は、例えば、LCD、有機ELディスプレイ、又はHMDである。「LCD」は、liquid crystal displayの略語である。「EL」は、electro luminescenceの略語である。「HMD」は、head-mounted displayの略語である。
画像処理システム10は、オプションとして、接続端子17及びカートユニット18を更に備える。
接続端子17は、画像処理装置11と外部機器とを接続するために用いられる。接続端子17は、例えば、USB端子である。「USB」は、Universal Serial Busの略語である。外部機器は、例えば、磁気ディスクドライブ、光磁気ディスクドライブ、又は光ディスクドライブなどの記録媒体である。
カートユニット18は、移動用のキャスタ付きのカートである。カートユニット18のカート本体には、画像処理装置11、ケーブル12、及び駆動ユニット13が設置される。カートユニット18の最上部のテーブルには、キーボード14、マウス15、及びディスプレイ16が設置される。
図7を参照して、本実施形態に係るプローブ20及び駆動ユニット13の構成を説明する。
プローブ20は、駆動シャフト21、ハブ22、シース23、外管24、超音波振動子25、及び中継コネクタ26を備える。
駆動シャフト21は、生体の体腔内に挿入されるシース23と、シース23の基端に接続した外管24とを通り、プローブ20の基端に設けられたハブ22の内部まで延びている。駆動シャフト21は、信号を送受信する超音波振動子25を先端に有してシース23及び外管24内に回転可能に設けられる。中継コネクタ26は、シース23及び外管24を接続する。
ハブ22、駆動シャフト21、及び超音波振動子25は、それぞれが一体的に軸方向に進退移動するように互いに接続される。そのため、例えば、ハブ22が先端側に向けて押される操作がなされると、駆動シャフト21及び超音波振動子25がシース23の内部を先端側へ移動する。例えば、ハブ22が基端側に引かれる操作がなされると、駆動シャフト21及び超音波振動子25は、矢印で示すように、シース23の内部を基端側へ移動する。
駆動ユニット13は、スキャナユニット31、スライドユニット32、及びボトムカバー33を備える。
スキャナユニット31は、プルバックユニットとも呼ばれる。スキャナユニット31は、ケーブル12を介して画像処理装置11と接続する。スキャナユニット31は、プローブ20と接続するプローブ接続部34と、駆動シャフト21を回転させる駆動源であるスキャナモータ35とを備える。
プローブ接続部34は、プローブ20の基端に設けられたハブ22の差込口36を介して、プローブ20と着脱自在に接続する。ハブ22の内部では、駆動シャフト21の基端が回転自在に支持されており、スキャナモータ35の回転力が駆動シャフト21に伝えられる。また、ケーブル12を介して駆動シャフト21と画像処理装置11との間で信号が送受信される。画像処理装置11では、駆動シャフト21から伝わる信号に基づき、生体管腔の断層画像の生成、及び画像処理が行われる。
スライドユニット32は、スキャナユニット31を進退自在に載せており、スキャナユニット31と機械的かつ電気的に接続している。スライドユニット32は、プローブクランプ部37、スライドモータ38、及びスイッチ群39を備える。
プローブクランプ部37は、プローブ接続部34よりも先端側でこれと同軸的に配置して設けられており、プローブ接続部34に接続されるプローブ20を支持する。
スライドモータ38は、軸方向の駆動力を生じさせる駆動源である。スライドモータ38の駆動によってスキャナユニット31が進退動し、それに伴って駆動シャフト21が軸方向に進退動する。スライドモータ38は、例えば、サーボモータである。
スイッチ群39には、例えば、スキャナユニット31の進退操作の際に押されるフォワードスイッチ及びプルバックスイッチ、並びに画像描写の開始及び終了の際に押されるスキャンスイッチが含まれる。ここでの例に限定されず、必要に応じて種々のスイッチがスイッチ群39に含まれる。
フォワードスイッチが押されると、スライドモータ38が正回転し、スキャナユニット31が前進する。一方、プルバックスイッチが押されると、スライドモータ38が逆回転し、スキャナユニット31が後退する。
スキャンスイッチが押されると画像描写が開始され、スキャナモータ35が駆動するとともに、スライドモータ38が駆動してスキャナユニット31を後退させていく。術者などのユーザは、事前にプローブ20をスキャナユニット31に接続しておき、画像描写開始とともに駆動シャフト21が回転しつつ軸方向基端側に移動するようにする。スキャナモータ35及びスライドモータ38は、スキャンスイッチが再度押されると停止し、画像描写が終了する。
ボトムカバー33は、スライドユニット32の底面及び底面側の側面全周を覆っており、スライドユニット32の底面に対して近接離間自在である。
図6を参照して、画像処理装置11の構成を説明する。
画像処理装置11は、制御部41と、記憶部42と、通信部43と、入力部44と、出力部45とを備える。
制御部41は、少なくとも1つのプロセッサ、少なくとも1つのプログラマブル回路、少なくとも1つの専用回路、又はこれらの任意の組合せを含む。プロセッサは、CPU若しくはGPUなどの汎用プロセッサ、又は特定の処理に特化した専用プロセッサである。「CPU」は、central processing unitの略語である。「GPU」は、graphics processing unitの略語である。プログラマブル回路は、例えば、FPGAである。「FPGA」は、field-programmable gate arrayの略語である。専用回路は、例えば、ASICである。「ASIC」は、application specific integrated circuitの略語である。制御部41は、画像処理装置11を含む画像処理システム10の各部を制御しながら、画像処理装置11の動作に関わる処理を実行する。
記憶部42は、少なくとも1つの半導体メモリ、少なくとも1つの磁気メモリ、少なくとも1つの光メモリ、又はこれらの任意の組合せを含む。半導体メモリは、例えば、RAM又はROMである。「RAM」は、random access memoryの略語である。「ROM」は、read only memoryの略語である。RAMは、例えば、SRAM又はDRAMである。「SRAM」は、static random access memoryの略語である。「DRAM」は、dynamic random access memoryの略語である。ROMは、例えば、EEPROMである。「EEPROM」は、electrically erasable programmable read only memoryの略語である。記憶部42は、例えば、主記憶装置、補助記憶装置、又はキャッシュメモリとして機能する。記憶部42には、断層データ51など、画像処理装置11の動作に用いられるデータと、3次元データ52及び3次元画像53など、画像処理装置11の動作によって得られたデータとが記憶される。
通信部43は、少なくとも1つの通信用インタフェースを含む。通信用インタフェースは、例えば、有線LANインタフェース、無線LANインタフェース、又はIVUSの信号を受信及びA/D変換する画像診断用インタフェースである。「LAN」は、local area networkの略語である。「A/D」は、analog to digitalの略語である。通信部43は、画像処理装置11の動作に用いられるデータを受信し、また画像処理装置11の動作によって得られるデータを送信する。本実施形態では、通信部43に含まれる画像診断用インタフェースに駆動ユニット13が接続される。
入力部44は、少なくとも1つの入力用インタフェースを含む。入力用インタフェースは、例えば、USBインタフェース、HDMI(登録商標)インタフェース、又はBluetooth(登録商標)などの近距離無線通信規格に対応したインタフェースである。「HDMI(登録商標)」は、High-Definition Multimedia Interfaceの略語である。入力部44は、画像処理装置11の動作に用いられるデータを入力する操作などのユーザの操作を受け付ける。本実施形態では、入力部44に含まれるUSBインタフェース、又は近距離無線通信に対応したインタフェースにキーボード14及びマウス15が接続される。タッチスクリーンがディスプレイ16と一体的に設けられている場合、入力部44に含まれるUSBインタフェース又はHDMI(登録商標)インタフェースにディスプレイ16が接続されてもよい。
出力部45は、少なくとも1つの出力用インタフェースを含む。出力用インタフェースは、例えば、USBインタフェース、HDMI(登録商標)インタフェース、又はBluetooth(登録商標)などの近距離無線通信規格に対応したインタフェースである。出力部45は、画像処理装置11の動作によって得られるデータを出力する。本実施形態では、出力部45に含まれるUSBインタフェース又はHDMI(登録商標)インタフェースにディスプレイ16が接続される。
画像処理装置11の機能は、本実施形態に係る画像処理プログラムを、制御部41としてのプロセッサで実行することにより実現される。すなわち、画像処理装置11の機能は、ソフトウェアにより実現される。画像処理プログラムは、画像処理装置11の動作をコンピュータに実行させることで、コンピュータを画像処理装置11として機能させる。すなわち、コンピュータは、画像処理プログラムに従って画像処理装置11の動作を実行することにより画像処理装置11として機能する。
プログラムは、非一時的なコンピュータ読取り可能な媒体に記憶しておくことができる。非一時的なコンピュータ読取り可能な媒体は、例えば、フラッシュメモリ、磁気記録装置、光ディスク、光磁気記録媒体、又はROMである。プログラムの流通は、例えば、プログラムを記憶したSDカード、DVD、又はCD-ROMなどの可搬型媒体を販売、譲渡、又は貸与することによって行う。「SD」は、Secure Digitalの略語である。「DVD」は、digital versatile discの略語である。「CD-ROM」は、compact disc read only memoryの略語である。プログラムをサーバのストレージに格納しておき、サーバから他のコンピュータにプログラムを転送することにより、プログラムを流通させてもよい。プログラムをプログラムプロダクトとして提供してもよい。
コンピュータは、例えば、可搬型媒体に記憶されたプログラム又はサーバから転送されたプログラムを、一旦、主記憶装置に格納する。そして、コンピュータは、主記憶装置に格納されたプログラムをプロセッサで読み取り、読み取ったプログラムに従った処理をプロセッサで実行する。コンピュータは、可搬型媒体から直接プログラムを読み取り、プログラムに従った処理を実行してもよい。コンピュータは、コンピュータにサーバからプログラムが転送される度に、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行してもよい。サーバからコンピュータへのプログラムの転送は行わず、実行指示及び結果取得のみによって機能を実現する、いわゆるASP型のサービスによって処理を実行してもよい。「ASP」は、application service providerの略語である。プログラムには、電子計算機による処理の用に供する情報であってプログラムに準ずるものを含む。例えば、コンピュータに対する直接の指令ではないがコンピュータの処理を規定する性質を有するデータは、「プログラムに準ずるもの」に該当する。
画像処理装置11の一部又は全ての機能が、制御部41としてのプログラマブル回路又は専用回路により実現されてもよい。すなわち、画像処理装置11の一部又は全ての機能が、ハードウェアにより実現されてもよい。
図8を参照して、本実施形態に係る画像処理システム10の動作を説明する。画像処理システム10の動作は、本実施形態に係る画像表示方法に相当する。
図8のフローの開始前に、ユーザによって、プローブ20がプライミングされる。その後、プローブ20が駆動ユニット13のプローブ接続部34及びプローブクランプ部37に嵌め込まれ、駆動ユニット13に接続及び固定される。そして、プローブ20が血管又は心臓などの生体組織60内の目的部位まで挿入される。
ステップS101において、スイッチ群39に含まれるスキャンスイッチが押され、更にスイッチ群39に含まれるプルバックスイッチが押されることで、いわゆるプルバック操作が行われる。プローブ20は、生体組織60の内部で、プルバック操作によって軸方向に後退する超音波振動子25により超音波を送信する。超音波振動子25は、生体組織60の内部を移動しながら放射線状に超音波を送信する。超音波振動子25は、送信した超音波の反射波を受信する。プローブ20は、超音波振動子25により受信した反射波の信号を画像処理装置11に入力する。画像処理装置11の制御部41は、入力された信号を処理して生体組織60の断面画像を順次生成することで、複数の断面画像を含む断層データ51を取得する。
具体的には、プローブ20は、生体組織60の内部で超音波振動子25を周方向に回転させながら、かつ軸方向に移動させながら、超音波振動子25により、回転中心から外側に向かう複数方向に超音波を送信する。プローブ20は、生体組織60の内部で複数方向のそれぞれに存在する反射物からの反射波を超音波振動子25により受信する。プローブ20は、受信した反射波の信号を、駆動ユニット13及びケーブル12を介して画像処理装置11に送信する。画像処理装置11の通信部43は、プローブ20から送信された信号を受信する。通信部43は、受信した信号をA/D変換する。通信部43は、A/D変換した信号を制御部41に入力する。制御部41は、入力された信号を処理して、超音波振動子25の超音波の送信方向に存在する反射物からの反射波の強度値分布を算出する。制御部41は、算出した強度値分布に相当する輝度値分布を持つ2次元画像を生体組織60の断面画像として順次生成することで、断面画像のデータセットである断層データ51を取得する。制御部41は、取得した断層データ51を記憶部42に記憶させる。
本実施形態において、超音波振動子25が受信する反射波の信号は、断層データ51の生データに相当し、画像処理装置11が反射波の信号を処理して生成する断面画像は、断層データ51の加工データに相当する。
本実施形態の一変形例として、画像処理装置11の制御部41は、プローブ20から入力された信号をそのまま断層データ51として記憶部42に記憶させてもよい。あるいは、制御部41は、プローブ20から入力された信号を処理して算出した反射波の強度値分布を示すデータを断層データ51として記憶部42に記憶させてもよい。すなわち、断層データ51は、生体組織60の断面画像のデータセットに限られず、超音波振動子25の各移動位置における生体組織60の断面を何らかの形式で表すデータであればよい。
本実施形態の一変形例として、周方向に回転しながら複数方向に超音波を送信する超音波振動子25の代わりに、回転することなく複数方向に超音波を送信する超音波振動子を用いてもよい。
本実施形態の一変形例として、断層データ51は、IVUSを用いて取得される代わりに、OFDI又はOCTを用いて取得されてもよい。「OFDI」は、optical frequency domain imagingの略語である。「OCT」は、optical coherence tomographyの略語である。OFDI又はOCTが用いられる場合、生体組織60の内腔61を移動しながら断層データ51を取得するセンサとして、生体組織60の内腔61で超音波を送信して断層データ51を取得する超音波振動子25の代わりに、生体組織60の内腔61で光を放射して断層データ51を取得するセンサが用いられる。
本実施形態の一変形例として、画像処理装置11が生体組織60の断面画像のデータセットを生成する代わりに、他の装置が同様のデータセットを生成し、画像処理装置11はそのデータセットを当該他の装置から取得してもよい。すなわち、画像処理装置11の制御部41が、IVUSの信号を処理して生体組織60の断面画像を生成する代わりに、他の装置が、IVUSの信号を処理して生体組織60の断面画像を生成し、生成した断面画像を画像処理装置11に入力してもよい。
ステップS102において、画像処理装置11の制御部41は、ステップS101で取得した断層データ51に基づいて生体組織60の3次元データ52を生成する。すなわち、制御部41は、センサによって取得された断層データ51に基づいて3次元データ52を生成する。ここで、既に生成済みの3次元データ52が存在する場合、全ての3次元データ52を一から生成し直すのではなく、更新された断層データ51が対応する箇所のデータのみを更新することが好ましい。その場合、3次元データ52を生成する際のデータ処理量を削減し、後のステップS103における3次元画像53のリアルタイム性を向上させることができる。
具体的には、画像処理装置11の制御部41は、記憶部42に記憶された断層データ51に含まれる生体組織60の断面画像を積層して3次元化することで、生体組織60の3次元データ52を生成する。3次元化の手法としては、サーフェスレンダリング又はボリュームレンダリングなどのレンダリング手法、並びにそれに付随した、環境マッピングを含むテクスチャマッピング、及びバンプマッピングなどの種々の処理のうち任意の手法が用いられる。制御部41は、生成した3次元データ52を記憶部42に記憶させる。
アブレーションカテーテルなど、IVUSカテーテルとは別のカテーテル63が生体組織60に挿入されている場合、断層データ51には、生体組織60のデータと同じように、カテーテル63のデータが含まれている。そのため、ステップS102において、制御部41により生成される3次元データ52にも、生体組織60のデータと同じように、カテーテル63のデータが含まれる。
画像処理装置11の制御部41は、ステップS101で取得した断層データ51に含まれる断面画像の画素群を2つ以上のクラスに分類する。これら2つ以上のクラスには、少なくとも生体組織60が属する「組織」のクラスと、カテーテル63が属する「カテーテル」のクラスとが含まれ、「血球」のクラス、ガイドワイヤなど、「カテーテル」以外の「医療器具」のクラス、留置ステントなどの「留置物」のクラス、又は石灰若しくはプラークなどの「病変」のクラスが更に含まれていてもよい。分類方法としては、任意の方法を用いてよいが、本実施形態では、学習済みモデルによって断面画像の画素群を分類する方法が用いられる。学習済みモデルは、事前に機械学習を行うことによって、サンプルとなるIVUSの断面画像から、各クラスに該当する領域を検出できるように調教されている。
ステップS103において、画像処理装置11の制御部41は、ステップS102で生成した3次元データ52を3次元画像53としてディスプレイ16に表示させる。この時点では、制御部41は、3次元画像53を表示させる角度を任意の角度に設定してよい。制御部41は、ステップS101で取得した断層データ51に含まれる最新の断面画像54を3次元画像53とともにディスプレイ16に表示させる。
具体的には、画像処理装置11の制御部41は、記憶部42に記憶された3次元データ52から3次元画像53を生成する。3次元画像53は、3次元空間において生体組織60を表す組織オブジェクト、及び当該3次元空間において先端オブジェクトとつながってカテーテル63を表す医療器具オブジェクトなどの3次元オブジェクト群を含む。すなわち、制御部41は、記憶部42に記憶された生体組織60のデータから生体組織60の3次元オブジェクトを生成し、記憶部42に記憶されたカテーテル63のデータからカテーテル63の3次元オブジェクトを生成する。制御部41は、記憶部42に記憶された断層データ51に含まれる生体組織60の断面画像のうち、最新の断面画像54と、生成した3次元画像53とを、出力部45を介してディスプレイ16に表示させる。
ステップS104において、ユーザの変更操作として、3次元画像53を表示させる角度を設定する操作があれば、ステップS105の処理が実行される。ユーザの変更操作がなければ、ステップS106の処理が実行される。
ステップS105において、画像処理装置11の制御部41は、3次元画像53を表示させる角度を設定する操作を、入力部44を介して受け付ける。制御部41は、3次元画像53を表示させる角度を、設定された角度に調整する。そして、ステップS103において、制御部41は、ステップS105で設定された角度で3次元画像53をディスプレイ16に表示させる。
具体的には、画像処理装置11の制御部41は、ディスプレイ16に表示されている3次元画像53をユーザがキーボード14、マウス15、又はディスプレイ16と一体的に設けられたタッチスクリーンを用いて回転させる操作を、入力部44を介して受け付ける。制御部41は、3次元画像53をディスプレイ16に表示させる角度を、ユーザの操作に応じてインタラクティブに調整する。あるいは、制御部41は、3次元画像53を表示させる角度の数値をユーザがキーボード14、マウス15、又はディスプレイ16と一体的に設けられたタッチスクリーンを用いて入力する操作を、入力部44を介して受け付ける。制御部41は、3次元画像53をディスプレイ16に表示させる角度を、入力された数値に合わせて調整する。
ステップS106において、断層データ51の更新があれば、ステップS107及びステップS108の処理が実行される。断層データ51の更新がなければ、ステップS104において、ユーザの変更操作の有無が再度確認される。
ステップS107において、画像処理装置11の制御部41は、ステップS101の処理と同様に、プローブ20から入力された信号を処理して生体組織60の断面画像54を新たに生成することで、少なくとも1つの新たな断面画像54を含む断層データ51を取得する。
ステップS108において、画像処理装置11の制御部41は、ステップS107で取得した断層データ51に基づいて生体組織60の3次元データ52を更新する。すなわち、制御部41は、センサによって取得された断層データ51に基づいて3次元データ52を更新する。そして、ステップS103において、制御部41は、ステップS108で更新した3次元データ52を3次元画像53としてディスプレイ16に表示させる。制御部41は、ステップS107で取得した断層データ51に含まれる最新の断面画像54を3次元画像53とともにディスプレイ16に表示させる。ステップS108においては、更新された断層データ51が対応する箇所のデータのみを更新することが好ましい。その場合、3次元データ52を生成する際のデータ処理量を削減し、ステップS108において、3次元画像53のリアルタイム性を向上させることができる。
図9を参照して、ユーザがプルバックユニットを操作して生体組織60のカテーテル63がめり込んでいる位置へ超音波振動子25を誘導し、ステップS103で画像処理装置11の制御部41が当該位置に対応する断面画像54をディスプレイ16に表示させた後のステップS108で実行される処理の手順を説明する。この手順が実行される前には、制御部41は、センサを用いて断面画像54よりも前に得られた複数の断面画像を含む断層データ51を参照して、点群データを生成する。点群データは、カテーテル63について3次元空間における位置を点群72として示すデータである。点群72は、断層データ51に含まれる複数の断面画像におけるカテーテル63の位置に基づいて算出される。具体的には、「カテーテル」のクラスに分類された画素に対応する3次元座標が点群72に含まれる1つの点として算出される。制御部41は、生成した点群データを記憶部42に記憶させる。
ステップS201において、画像処理装置11の制御部41は、断面画像54の1箇所を欠損スポット71として選択するユーザの操作を受け付ける。具体的には、制御部41は、ユーザがIVUSの2次元画像上で生体組織60のカテーテル63がめり込んでいる位置をクリックする操作を受け付ける。単なるクリックでは誤操作の可能性があるので、Altキー又はCtrlキーなど、特定のキーの押下と、クリックとの組合せが望ましい。
ステップS202において、画像処理装置11の制御部41は、複数のカテーテル63が内腔61に挿入されているかどうかを判定する。具体的には、制御部41は、記憶部42に記憶された点群データで示される点群を分類する。分類方法としては、階層クラスタリング、又は非階層クラスタリングなど、任意の方法を用いることができる。制御部41は、分類結果に応じて、内腔61に挿入されているカテーテル63の本数をカウントする。複数のカテーテル63が内腔61に挿入されている場合、すなわち、カテーテル63の本数が1本よりも多い場合には、ステップS203の処理が実行される。複数のカテーテル63が内腔61に挿入されていない場合、すなわち、カテーテル63の本数が1本の場合には、その1本のカテーテル63を欠損医療器具としてステップS204の処理が実行される。
ステップS203において、画像処理装置11の制御部41は、欠損スポット71と各カテーテル63について点群データで示される点群72との位置関係Rに応じて、複数のカテーテル63の中から1本のカテーテル63を欠損医療器具として選択する。
第1例として、位置関係Rは、欠損スポット71と各カテーテル63について点群データで示される点群72に対応する回帰曲線との間の距離を含む。この例において、制御部41は、各カテーテル63について点群データで示される点群72に対応する回帰曲線を作成する。制御部41は、ある1本のカテーテル63について点群データで示される点群72に対応する回帰曲線がステップS201で選択された欠損スポット71から最も距離の近い回帰曲線である場合に、その1本のカテーテル63を欠損医療器具として選択する。
第2例として、位置関係Rは、欠損スポット71と各カテーテル63について点群データで示される点群72のうち欠損スポット71に最も近い点との間の距離を含む。この例において、制御部41は、各カテーテル63について点群データで示される点群72のうち欠損スポット71に最も近い点、すなわち、最近傍点73を算出する。制御部41は、ある1本のカテーテル63について最近傍点73とステップS201で選択された欠損スポット71との間の距離が最小である場合に、その1本のカテーテル63を欠損医療器具として選択する。
第3例として、位置関係Rは、欠損スポット71と各カテーテル63について点群データで示される点群72に対応する回帰曲線との間の距離と、欠損スポット71と各カテーテル63について点群データで示される点群72のうち欠損スポット71に最も近い点との間の距離との両方を含む。この例において、制御部41は、各カテーテル63について点群データで示される点群72に対応する回帰曲線を作成する。制御部41は、各カテーテル63について点群データで示される点群72に対応する回帰曲線とステップS201で選択された欠損スポット71との間の距離を第1距離として算出する。制御部41は、各カテーテル63について最近傍点73を算出する。制御部41は、各カテーテル63について最近傍点73とステップS201で選択された欠損スポット71との間の距離を第2距離として算出する。制御部41は、各カテーテル63について算出した第1距離及び第2距離をそれぞれ任意の係数である第1係数及び第2係数で重み付けし、重み付けした第1距離及び第2距離を合計する。制御部41は、ある1本のカテーテル63について得られた合計値が最小である場合に、その1本のカテーテル63を欠損医療器具として選択する。
ステップS204において、画像処理装置11の制御部41は、補間データを生成する。補間データは、欠損スポット71と欠損医療器具について点群データで示される点群72のうち1つの点である接続点との間に補間される1つ以上の点を示すデータである。具体的には、制御部41は、欠損医療器具について最近傍点73と欠損スポット71との間の距離に応じた個数の点を補間点74として補間することで、補間点74を示すデータを補間データとして生成する。制御部41は、生成した補間データを記憶部42に記憶させる。ただし、最近傍点73と欠損スポット71とが隣接していた場合、補間データは不要である。
ステップS205において、画像処理装置11の制御部41は、3次元空間においてカテーテル63の先端67を表す先端オブジェクトを生成する。制御部41は、記憶部42に記憶された点群データに基づき、3次元空間において先端オブジェクトとつながってカテーテル63を表す医療器具オブジェクトを生成する。制御部41は、記憶部42に記憶された補間データに基づき、当該3次元空間において先端オブジェクトと医療器具オブジェクトとを接続する接続オブジェクトを生成する。具体的には、制御部41は、欠損医療器具について点群データで示される点群72に対応する3次元座標、補間データで示される補間点74に対応する3次元座標、及びステップS201で選択された欠損スポット71に対応する3次元座標に位置するチューブ状の3次元オブジェクトを生成する。制御部41は、生成した3次元オブジェクトを、ステップS103で表示する3次元オブジェクト群に含める。ただし、ステップS204で補間データが不要である場合、接続オブジェクトも不要である。すなわち、制御部41は、欠損医療器具について点群データで示される点群72に対応する3次元座標、及びステップS201で選択された欠損スポット71に対応する3次元座標に位置するチューブ状の3次元オブジェクトを生成する。制御部41は、生成した3次元オブジェクトを、ステップS103で表示する3次元オブジェクト群に含める。
画像処理装置11の制御部41は、先端オブジェクトの色を医療器具オブジェクトとは異なる色に設定してもよい。すなわち、ステップS103において、制御部41は、先端オブジェクトを医療器具オブジェクトとは異なる色でディスプレイ16に表示させてもよい。制御部41は、先端オブジェクトを透明又は半透明でディスプレイ16に表示させてもよい。
画像処理装置11の制御部41は、接続オブジェクトの色を医療器具オブジェクトとは異なる色に設定してもよい。すなわち、ステップS103において、制御部41は、接続オブジェクトを医療器具オブジェクトとは異なる色でディスプレイ16に表示させてもよい。制御部41は、接続オブジェクトを透明又は半透明でディスプレイ16に表示させてもよい。
画像処理装置11の制御部41は、先端オブジェクトの色を接続オブジェクトと同じ色に設定してもよいし、又は接続オブジェクトとは異なる色に設定してもよい。すなわち、ステップS103において、制御部41は、先端オブジェクトを接続オブジェクトと同じ色でディスプレイ16に表示させてもよいし、又は接続オブジェクトとは異なる色でディスプレイ16に表示させてもよい。
上述のように、本実施形態では、画像処理装置11の制御部41は、生体組織60の内腔61を移動するセンサを用いて得られた断面画像54をディスプレイ16に表示させる。制御部41は、断面画像54の1箇所を欠損スポット71として選択するユーザの操作を受け付ける。制御部41は、内腔61に挿入されたカテーテル63の先端67が欠損スポット71に存在することを表す先端オブジェクトをディスプレイ16に表示させる。したがって、本実施形態によれば、ユーザのサポートによりカテーテル63の先端67に関する情報を補えるようになる。
本実施形態によれば、ユーザインタフェース上で、カテーテル63の先端67を術者が規定して、その規定したポイントをカテーテルデータとして扱い、入力情報及びAIが抽出したカテーテル位置を使用して、医療器具オブジェクトを構築することができる。「AI」は、artificial intelligenceの略語である。
3次元空間内に異なる2つ以上のカテーテルオブジェクトが存在する場合、本実施形態では、画像処理装置11が、どのカテーテルオブジェクトに先端オブジェクトをつなげるべきかを自動的に決定するが、本実施形態の一変形例として、ユーザが、どのカテーテルオブジェクトに先端オブジェクトをつなげるべきかを決定してもよい。そのような変形例について説明する。
図10を参照して、ユーザがプルバックユニットを操作して生体組織60のカテーテル63がめり込んでいる位置へ超音波振動子25を誘導し、ステップS103で画像処理装置11の制御部41が当該位置に対応する断面画像54をディスプレイ16に表示させた後のステップS108で実行される処理の手順を説明する。この手順が実行される前には、制御部41は、センサを用いて断面画像54よりも前に得られた複数の断面画像を含む断層データ51を参照して、点群データを生成する。制御部41は、生成した点群データを記憶部42に記憶させる。
ステップS211及びステップS212の処理については、図9のステップS201及びステップS202の処理と同じであるため、説明を省略する。
ステップS213において、画像処理装置11の制御部41は、複数のカテーテル63の中から1本のカテーテル63を欠損医療器具として選択するユーザの操作を受け付ける。具体的には、制御部41は、ユーザが表示中の3次元画像53に含まれる複数のカテーテルオブジェクトの中から1つのカテーテルオブジェクトを欠損医療器具に対応するオブジェクトとしてクリックする操作を受け付ける。単なるクリックでは誤操作の可能性があるので、Altキー又はCtrlキーなど、特定のキーの押下と、クリックとの組合せが望ましい。
ステップS214及びステップS215の処理については、図9のステップS204及びステップS205の処理と同じであるため、説明を省略する。
本開示は上述の実施形態に限定されるものではない。例えば、ブロック図に記載の2つ以上のブロックを統合してもよいし、又は1つのブロックを分割してもよい。フローチャートに記載の2つ以上のステップを記述に従って時系列に実行する代わりに、各ステップを実行する装置の処理能力に応じて、又は必要に応じて、並列的に又は異なる順序で実行してもよい。その他、本開示の趣旨を逸脱しない範囲での変更が可能である。
10 画像処理システム
11 画像処理装置
12 ケーブル
13 駆動ユニット
14 キーボード
15 マウス
16 ディスプレイ
17 接続端子
18 カートユニット
20 プローブ
21 駆動シャフト
22 ハブ
23 シース
24 外管
25 超音波振動子
26 中継コネクタ
31 スキャナユニット
32 スライドユニット
33 ボトムカバー
34 プローブ接続部
35 スキャナモータ
36 差込口
37 プローブクランプ部
38 スライドモータ
39 スイッチ群
41 制御部
42 記憶部
43 通信部
44 入力部
45 出力部
51 断層データ
52 3次元データ
53 3次元画像
54 断面画像
60 生体組織
61 内腔
62 開口
63 カテーテル
64 断面
65 内表面
66 切断領域
67 先端
68 卵円窩
69 変形スポット
71 欠損スポット
72 点群
73 最近傍点
74 補間点

Claims (15)

  1. 生体組織の内腔を移動するセンサを用いて得られた断面画像をディスプレイに表示させ、前記断面画像の1箇所を欠損スポットとして選択するユーザの操作を受け付け、前記内腔に挿入された長尺状の医療器具の先端が前記欠損スポットに存在することを表す先端オブジェクトを前記ディスプレイに表示させる制御部を備える画像処理装置。
  2. 前記制御部は、3次元空間において前記生体組織を表す組織オブジェクトを含み、前記3次元空間において前記医療器具の先端を表すオブジェクトを前記先端オブジェクトとして更に含む3次元オブジェクト群を前記ディスプレイに表示させる請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記制御部は、前記センサを用いて前記断面画像よりも前に得られた複数の断面画像を含む断層データを参照して、前記医療器具について前記3次元空間における位置を点群として示す点群データを生成し、生成した点群データに基づき、前記3次元空間において前記先端オブジェクトとつながって前記医療器具を表す医療器具オブジェクトを前記3次元オブジェクト群に更に含める請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記制御部は、前記先端オブジェクトを前記医療器具オブジェクトとは異なる色で前記ディスプレイに表示させる請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 前記制御部は、前記欠損スポットと前記点群データで示される点群のうち1つの点である接続点との間に補間する1つ以上の点を示す補間データを生成し、生成した補間データに基づき、前記3次元空間において前記先端オブジェクトと前記医療器具オブジェクトとを接続する接続オブジェクトを前記3次元オブジェクト群に更に含める請求項3又は請求項4に記載の画像処理装置。
  6. 前記制御部は、前記接続オブジェクトを前記医療器具オブジェクトとは異なる色で前記ディスプレイに表示させる請求項5に記載の画像処理装置。
  7. 前記接続点は、前記点群データで示される点群のうち前記欠損スポットに最も近い点である請求項5又は請求項6に記載の画像処理装置。
  8. 前記制御部は、それぞれ長尺状の複数の医療器具が前記内腔に挿入されている場合に、前記欠損スポットと各医療器具について前記点群データで示される点群との位置関係に応じて、前記複数の医療器具の中から1本の医療器具を欠損医療器具として選択し、前記3次元空間において前記先端オブジェクトとつながって前記欠損医療器具を表すオブジェクトを前記医療器具オブジェクトとして前記3次元オブジェクト群に含める請求項3から請求項7のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  9. 前記位置関係は、前記欠損スポットと各医療器具について前記点群データで示される点群に対応する回帰曲線との間の距離を含む請求項8に記載の画像処理装置。
  10. 前記位置関係は、前記欠損スポットと各医療器具について前記点群データで示される点群のうち前記欠損スポットに最も近い点との間の距離を含む請求項8又は請求項9に記載の画像処理装置。
  11. 前記制御部は、それぞれ長尺状の複数の医療器具が前記内腔に挿入されている場合に、前記複数の医療器具の中から1本の医療器具を欠損医療器具として選択するユーザの操作を受け付け、前記3次元空間において前記先端オブジェクトとつながって前記欠損医療器具を表すオブジェクトを前記医療器具オブジェクトとして前記3次元オブジェクト群に含める請求項3から請求項7のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  12. 請求項1から請求項11のいずれか1項に記載の画像処理装置と、
    前記センサと
    を備える画像処理システム。
  13. 前記ディスプレイを更に備える請求項12に記載の画像処理システム。
  14. ディスプレイが、生体組織の内腔を移動するセンサを用いて得られた断面画像を表示し、
    制御部が、前記断面画像の1箇所を欠損スポットとして選択するユーザの操作を受け付け、
    前記ディスプレイが、前記内腔に挿入された長尺状の医療器具の先端が前記欠損スポットに存在することを表す先端オブジェクトを表示する画像表示方法。
  15. 生体組織の内腔を移動するセンサを用いて得られた断面画像をディスプレイに表示させる処理と、
    前記断面画像の1箇所を欠損スポットとして選択するユーザの操作を受け付ける処理と、
    前記内腔に挿入された長尺状の医療器具の先端が前記欠損スポットに存在することを表す先端オブジェクトを前記ディスプレイに表示させる処理と
    をコンピュータに実行させる画像処理プログラム。
JP2021130130A 2021-08-06 2021-08-06 画像処理装置、画像処理システム、画像表示方法、及び画像処理プログラム Pending JP2023024072A (ja)

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