JP2023020260A - パネル付き什器 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡単な構造によってパネル体と什器本体の取付部剛性を高め、パネル体のガタつきを抑制することができるパネル付き什器を提供する。【解決手段】パネル付き什器は、什器本体と、前記什器本体に取り付けられる取付部から上方に起立するパネル体10と、を備えている。パネル体10は、フレーム枠11と、張材12と、を備えている。フレーム枠11は、略水平に延び上下方向に離間して配置される複数の横杆、及び、上下方向に延び複数の横杆同士を連結する複数の縦杆、を有する。張材12は、フレーム枠11に被着されて当該フレーム枠11に張設される。複数の縦杆は、第1の縦杆と、第2の縦杆を有する。第1の縦杆は、上下方向と略直交する第1方向おいて什器本体と連結される。第2の縦杆は、上下方向と略直交し、かつ、第1方向と交差する第2方向において什器本体と連結される。【選択図】図4
Description
本発明は、什器本体に上方に起立するパネル体が取り付けられたパネル付き什器に関するものである。
机や椅子等の什器本体に、上方に起立するパネル体が取り付けられたものがある。また、この種のパネル付き什器として、織布や不織布、メッシュ材等から成る張材をフレーム枠に張設したパネル体を用いたものが案出されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載のパネル付き什器は、什器本体の後面に取り付けられるパネル支持杆に、パネル体のフレーム枠の下部領域が後方側から締結固定されている。
しかし、特許文献1に記載のパネル付き什器は、パネル体のフレーム枠の下部領域が、什器本体側のパネル支持杆に一方向から締結固定される構造とされているため、パネル付き什器の使用時等には、取付部に大きなモーメントが作用し、パネル体のガタ付きが発生し易い。このため、簡単な構造によってパネル体のガタつきを抑制することが望まれている。
そこで本発明は、簡単な構造によってパネル体と什器本体の取付部剛性を高め、パネル体のガタつきを抑制することができるパネル付き什器を提供しようとするものである。
本発明に係るパネル付き什器は、上記課題を解決するために、以下の構成を採用した。
即ち、本発明に係るパネル付き什器は、什器本体と、前記什器本体に取り付けられ、取付部から上方に起立するパネル体と、を備え、前記パネル体は、略水平に延び上下方向に離間して配置される複数の横杆、及び、上下方向に延び複数の前記横杆同士を連結する複数の縦杆、を有するフレーム枠と、前記フレーム枠に張設される張材と、を備え、複数の前記縦杆は、上下方向と略直交する第1方向において前記什器本体と連結される第1の縦杆と、上下方向と略直交し、かつ、前記第1方向と交差する第2方向において前記什器本体と連結される第2の縦杆と、を有することを特徴とする。
即ち、本発明に係るパネル付き什器は、什器本体と、前記什器本体に取り付けられ、取付部から上方に起立するパネル体と、を備え、前記パネル体は、略水平に延び上下方向に離間して配置される複数の横杆、及び、上下方向に延び複数の前記横杆同士を連結する複数の縦杆、を有するフレーム枠と、前記フレーム枠に張設される張材と、を備え、複数の前記縦杆は、上下方向と略直交する第1方向において前記什器本体と連結される第1の縦杆と、上下方向と略直交し、かつ、前記第1方向と交差する第2方向において前記什器本体と連結される第2の縦杆と、を有することを特徴とする。
上記の構成により、パネル体のフレーム枠は、相互に交差する第1方向と第2方向において、什器本体に連結されることになる。フレーム枠の第1の縦杆と什器本体との連結部に連結方向に沿うように作用する荷重は、第2の縦杆と什器本体との連結部にせん断荷重として受け止められる。また、フレーム枠の第2の縦杆と什器本体との連結部に連結方向に作用する荷重は、第1の縦杆と什器本体との連結部にせん断荷重として受け止められる。この結果、フレーム枠と什器本体との取付部剛性が高まり、パネル体のガタつきが抑制される。
各前記横杆は、一方向に略水平に延びる第1延出部と、前記第1延出部の延び方向の両側領域から夫々前記第1延出部の延び方向と交差する方向に略水平に延びる第2延出部と、を有し、上下方向に離間した複数の前記横杆の同側の前記第2延出部の延出端同士は、上下方向に延びる第3の縦杆によって相互に連結され、前記第1の縦杆は、上下方向に離間した複数の前記横杆の前記第1延出部同士を連結し、前記第2の縦杆は、上下方向に離間した複数の前記横杆の前記第2延出部同士を前記延出端から離間した位置で連結するようにしても良い。
この場合、フレーム枠が略U字状の上面視形状に形成され、複数の前記横杆の同側の前記第2延出部の延出端同士が第3の縦杆によって連結される。これより、フレーム枠全体の剛性が高まる。また、上下方向に離間した複数の横杆の第1延出部同士は第1の縦杆によって連結され、その第1の縦杆は第1方向において什器本体に連結される。一方、上下方向に離間した複数の横杆の第2延出部同士は延出端から離間した位置で第2の縦杆によって連結され、その第2の縦杆は第2方向において什器本体に連結される。この結果、フレーム枠は、より高い剛性をもって什器本体に連結される。
前記第1の縦杆と前記第2の縦杆は、複数の前記横杆の前記第1延出部と前記第2延出部の間の屈曲、若しくは、湾曲した部分を除く領域に連結されるようにしても良い。
この場合、複数の横杆の第1延出部と第2延出部の間の屈曲、若しくは、湾曲した部分に縦杆が存在しないため、パネル体の屈曲、若しくは、湾曲した部分に外部から人や物体が接触したときに、人や物体に痛みや損傷を与えることが無くなる。
前記第1の縦杆と前記第2の縦杆は、当該縦杆の延び方向に沿って固定される第1固定部と、前記什器本体に固定される第2固定部を有するブラケットを介して前記什器本体に固定されるようにしても良い。
この場合、ブラケットの形状等の工夫により、第1の縦杆や第2の縦杆に対する連結強度を容易に高めることができる。
本発明に係るパネル付き什器は、パネル体のフレーム枠が、上下方向と略直交する第1方向おいて什器本体と連結される第1の縦杆と、上下方向と略直交し、かつ、第1方向と交差する第2方向において什器本体と連結される第2の縦杆と、を備えている。このため、第1の縦杆と什器本体との連結部と、第2の縦杆と什器本体との連結部は、夫々の連結方向に作用する荷重を残余の連結部に作用するせん断荷重として受け止められる。したがって、本発明に係るパネル付き什器を採用した場合には、簡単な構造によってパネル体と什器本体の取付部剛性を高め、パネル体のガタつきを抑制することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本実施形態のパネル付き什器1を前上方から見た斜視図である。図2は、パネル付き什器1を下方から見た斜視図であり、図3は、パネル付き什器1の分解斜視図である。
本実施形態のパネル付き什器1は、横長のベンチ状の座体2の一方側の側部にテーブル3が回転可能に設置された椅子ユニット4と、椅子ユニット4の後方と左右両側を覆うように椅子ユニット4に取り付けられたパネル体10と、を備えている。本実施形態では、椅子ユニット4が什器本体を構成している。座体2の奥行方向の奥側の上面には背凭れ5が固定設置されている。
本明細書では、座体2の水平方向で長尺な方向を幅方向Dwとし、座体2の水平方向で短尺な方向(奥行方向)を前後方向Dfrとする。また、パネル付き什器1を床面F上に設置した状態で鉛直方向に沿う方向を上下方向Dvとする。さらに、前後については、前後方向Dfrのうちの座体2上で背凭れ5の設置される側を「後」と称し、その逆側を「前」と称する。
本実施形態のパネル付き什器1は、横長のベンチ状の座体2の一方側の側部にテーブル3が回転可能に設置された椅子ユニット4と、椅子ユニット4の後方と左右両側を覆うように椅子ユニット4に取り付けられたパネル体10と、を備えている。本実施形態では、椅子ユニット4が什器本体を構成している。座体2の奥行方向の奥側の上面には背凭れ5が固定設置されている。
本明細書では、座体2の水平方向で長尺な方向を幅方向Dwとし、座体2の水平方向で短尺な方向(奥行方向)を前後方向Dfrとする。また、パネル付き什器1を床面F上に設置した状態で鉛直方向に沿う方向を上下方向Dvとする。さらに、前後については、前後方向Dfrのうちの座体2上で背凭れ5の設置される側を「後」と称し、その逆側を「前」と称する。
椅子ユニット4の座体2は、上面視が横長の長方形状であるボックス状のベース部材6の上部に設けられている。ベース部材6の上部には、座体2と物品載置板7が長手方向に並んで設置されている。物品載置板7の上面には物品の載置が可能とされている。物品載置板7の前部には、支柱8が上方に突出し、その支柱8の上部にテーブル3が回転可能に支持されている。テーブル3の一部は、支柱8を中心としたテーブル3の回転により、物品載置板7の上方位置と座体2の上方位置との間で旋回移動可能とされている。
ベース部材6の底壁の下面6a(図2参照)の四隅には脚柱9が取り付けられている。各脚柱9の下端には、キャスター70が取り付けられている。椅子ユニット4は、脚柱9の下端のキャスター70を介して床面F上に転動可能に載置されている。
なお、脚柱9の下端には、キャスター70に代えて、高さ調整可能なアジャスタを取り付けるようにしても良い。
なお、脚柱9の下端には、キャスター70に代えて、高さ調整可能なアジャスタを取り付けるようにしても良い。
図4は、パネル体10を前上方から見た斜視図である。
パネル体10は、椅子ユニット4の後方を覆う後パネル部10Rと、椅子ユニット4の左右の側方を覆う一対の側方パネル部10Sと、を有する。後パネル部10Rと左右の側方パネル部10Sは、下部領域が椅子ユニット4のベース部材6の下端に取り付けられ、その取付部から上方に起立している。
パネル体10は、椅子ユニット4の後方を覆う後パネル部10Rと、椅子ユニット4の左右の側方を覆う一対の側方パネル部10Sと、を有する。後パネル部10Rと左右の側方パネル部10Sは、下部領域が椅子ユニット4のベース部材6の下端に取り付けられ、その取付部から上方に起立している。
図3,図4に示すように、パネル体10は、金属パイプを主体として構成されたフレーム枠11と、フレーム枠11に被着されてフレーム枠11に張設される張材12と、を備えている。張材12は、織布や不織布、メッシュ材等から成り、下方側が開口した袋形状に形成されている。張材12は、下方側の開口を通して内部にフレーム枠11を収容し、フレーム枠11で表皮を引き延ばした状態で下方の開口が図示しないファスナーによって閉じられる。
図5は、フレーム枠11の正面図であり、図6は、フレーム枠11の平面図である。また、図7は、フレーム枠11の右側面図である。
図3~図7に示すように、フレーム枠11は、上フレーム部13U、及び、下フレーム部13Lと、上下方向に延びて上フレーム部13Uと下フレーム部13Lを連結する複数の縦パイプ14e,14f,14sと、を備えている。
図3~図7に示すように、フレーム枠11は、上フレーム部13U、及び、下フレーム部13Lと、上下方向に延びて上フレーム部13Uと下フレーム部13Lを連結する複数の縦パイプ14e,14f,14sと、を備えている。
上フレーム部13Uは、幅方向に沿って延びる上辺横パイプ15Uと、上辺横パイプ15Uの左右の端部領域において前後方向に沿って延びる左右一対の上辺前後パイプ16Uと、を有する。上辺横パイプ15Uと左右の上辺前後パイプ16Uとは湾曲した連結パイプ17Uによって連結されている。また、左右の上辺前後パイプ16Uの前端部には、縦パイプ14eの上端部と連結するための連結パイプ18Uが接合されている。
下フレーム部13Lは、幅方向に沿って延びる下辺横パイプ15Lと、下辺横パイプ15Lの左右の端部領域において前後方向に沿って延びる左右一対の下辺前後パイプ16Lと、を有する。下辺横パイプ15Lと左右の下辺前後パイプ16Lとは湾曲した連結パイプ17Lによって連結されている。また、左右の下辺前後パイプ16Lの前端部には、縦パイプ14eの下端部と連結するための連結パイプ18Lが接合されている。
本実施形態では、上フレーム部13Uと下フレーム部13Lの上辺横パイプ15Uと下辺横パイプ15Lは、一方向(幅方向Dw)に略水平に延びる第1延出部E1を構成し、上フレーム部13Uと下フレーム部13Lの上辺前後パイプ16Uと下辺前後パイプ16Lは、連結パイプ18U,18Lとともに第1延出部E1の延び方向と交差する方向(前後方向Dfr)に略水平に延びる第2延出部E2を構成している。
また、本実施形態では、上フレーム部13Uと下フレーム部13Lが略水平に延び上下方向に離間して配置される複数の横杆を構成している。さらに、後に詳述する縦パイプ14e,14f,14sは、上下方向に延び複数の横杆同士を連結する複数の縦杆を構成している。
また、本実施形態では、上フレーム部13Uと下フレーム部13Lが略水平に延び上下方向に離間して配置される複数の横杆を構成している。さらに、後に詳述する縦パイプ14e,14f,14sは、上下方向に延び複数の横杆同士を連結する複数の縦杆を構成している。
上フレーム部13Uと下フレーム部13Lの左右の同側の前端部同士(連結パイプ18U,18L)は、縦パイプ14e(第3の縦杆)によって相互に連結されている。
上フレーム部13Uと下フレーム部13Lの上辺横パイプ15Uと下辺横パイプ15Lは、二つの縦パイプ14f(第1の縦杆)によって連結されている。二つの縦パイプ14fは、幅方向で相互に離間し、かつ、上辺横パイプ15U及び下辺横パイプ15Lの左右の延出端(連結パイプ17U,17Lとの連結部)から所定距離離間した位置に連結されている。
上フレーム部13Uと下フレーム部13Lの左右の同側の上辺前後パイプ16Uと下辺前後パイプ16Lは、縦パイプ14s(第2の縦杆)によって連結されている。縦パイプ14sは、左右の同側の上辺前後パイプ16U及び下辺前後パイプ16Lの各連結パイプ18U,18Lとの連結部同士を連結している。したがって、縦パイプ14sは、上下の第2延出部E2同士を延出端から離間した位置において連結している。
第1の縦杆である縦パイプ14fと第2の縦杆である縦パイプ14sは、上フレーム部13U及び下フレーム部13Lの、湾曲した連結パイプ17U,17Lから離間した領域に連結されている。なお、本実施形態では、連結パイプ17U,17Lは湾曲した形状とされているが、連結パイプ17U,17Lの形状は屈曲した形状であっても良い。
第1の縦杆である縦パイプ14fと第2の縦杆である縦パイプ14sは、上フレーム部13U及び下フレーム部13Lの、湾曲した連結パイプ17U,17Lから離間した領域に連結されている。なお、本実施形態では、連結パイプ17U,17Lは湾曲した形状とされているが、連結パイプ17U,17Lの形状は屈曲した形状であっても良い。
第1の縦杆である縦パイプ14fの下部領域(下フレーム部13Lの下辺横パイプ15Lとの連結部の近傍領域)には、当該縦パイプ14fを椅子ユニット4のベース部材6の下面6a(図2参照)に連結するための略L字状のブラケット19Fが固定されている。ブラケット19Fは、縦パイプ14fの前方側に向く側面に上下方向(延び方向)に沿って固定される第1固定部19Faと、ベース部材6の下面6aに固定される第2固定部19Fbを有する。ブラケット19Fは、縦パイプ14fとベース部材6の下面6aに対してビス止めによって固定される。ブラケット19Fを縦パイプ14fに固定するビスの軸は前後方向Dfr(第1方向)に延出する。このため、ブラケット19Fと縦パイプ14fは前後方向Dfr(第1方向)で連結される。また、ブラケット19Fの第2固定部19Fbはベース部材6の後端部寄りの下面6aに前後方向に沿って固定される。ブラケット19Fをベース部材6の下面6aに固定するビスの軸は上下方向Dvに延出する。ブラケット19Fとベース部材6は上下方向Dvで連結される。
また、第2縦杆である縦パイプ14sの下部領域(下フレーム部13Lの下辺前後パイプ16Lとの連結部の近傍領域)には、当該縦パイプ14sを椅子ユニット4のベース部材6の下面6a(図2参照)に連結するための略L字状のブラケット19Sが固定されている。ブラケット19Sは、縦パイプ14sの幅方向内側の側面に上下方向(延び方向)に沿って固定される第1固定部19Saと、ベース部材6の下面6aに固定される第2固定部19Sbを有する。ブラケット19Sは、縦パイプ14sとベース部材6の下面6aに対してビス止めによって固定される。ブラケット19Sを縦パイプ14sに固定するビスの軸は幅方向Dw(第2方向)に延出する。このため、ブラケット19Sと縦パイプ14sは幅方向Dw(第2方向)で連結される。また、ブラケット19Sの第2固定部19Sbはベース部材6の側端部寄りの下面6aに幅方向Dwに沿って固定される。ブラケット19Sをベース部材6の下面6aに固定するビスの軸は上下方向Dvに延出する。ブラケット19Sとベース部材6は上下方向Dvで連結される。
なお、各ブラケット19F,19Sは、フレーム枠11に張材12が被着された後に、張材12の外側からフレーム枠11の対応部位にビス止めされる。
なお、各ブラケット19F,19Sは、フレーム枠11に張材12が被着された後に、張材12の外側からフレーム枠11の対応部位にビス止めされる。
以上のように、本実施形態のパネル付き什器1は、パネル体10のフレーム枠11が、前後方向Dfr(第1方向)おいて椅子ユニット4のベース部材6と連結される縦パイプ14f(第1の縦杆)と、幅方向Dw(第2方向)において椅子ユニット4のベース部材6と連結される縦パイプ14s(第2の縦杆)と、を備えている。このため、ベース部材6に対する縦パイプ14fの連結方向である前後方向Dfrに作用する荷重は、ベース部材6に対する縦パイプ14sの連結部によってせん断荷重として受け止められる。逆に、ベース部材6に対する縦パイプ14sの連結方向である幅方向Dwに作用する荷重は、ベース部材6に対する縦パイプ14fの連結部によってせん断荷重として受け止められる。したがって、本実施形態のパネル付き什器1を採用した場合には、簡単な構造によってパネル体10と椅子ユニット4の取付部剛性を高め、パネル体10のガタつきを抑制することができる。
また、本実施形態のパネル付き什器1は、上フレーム部13Uと下フレーム部13Lが幅方向Dwに延びる第1延出部E1と、第1延出部E1の両側領域から前後方向Dfrに延びる第2延出部E2と、を有し、上フレーム部13Uと下フレーム部13Lの第2延出部E2の延出端同士が縦パイプ14e(第3の縦杆)によって相互に連結されている。そして、上フレーム部13Uと下フレーム部13Lの第1延出部E1同士は、縦パイプ14f(第1の縦杆)によって相互に連結され、第2延出部E2同士は、延出端から離間した位置において、縦パイプ14s(第2の縦杆)によって相互に連結されている。これにより、フレーム枠11は、略U字状の上面視形状に形成され、上フレーム部13Uと下フレーム部13Lの同側の第2延出部E2の延出端同士が縦パイプ14eによって連結される。この結果、フレーム枠11全体の剛性が高まる。
本実施形態のパネル付き什器1は、こうして全体の剛性が高められたフレーム枠11の各縦パイプ14f,14sが、前後方向Dfrと幅方向Dwにおいて、椅子ユニット4のベース部材6に連結されている。このため、本構成を採用した場合には、フレーム枠11をより高い剛性をもってベース部材6に取り付けることができる。
本実施形態のパネル付き什器1は、こうして全体の剛性が高められたフレーム枠11の各縦パイプ14f,14sが、前後方向Dfrと幅方向Dwにおいて、椅子ユニット4のベース部材6に連結されている。このため、本構成を採用した場合には、フレーム枠11をより高い剛性をもってベース部材6に取り付けることができる。
また、本実施形態のパネル付き什器1では、各縦パイプ14f,14sが上フレーム部13Uと下フレーム部13Lのうちの湾曲、若しくは、屈曲した部分を除く領域に連結されている。このため、フレーム枠11の上面視で外側に膨出した部分(湾曲した部分や屈曲した部分)に縦パイプ14f,14sが存在しないことになる。したがって、本構成を採用した場合には、パネル体10の屈曲、若しくは、湾曲した部分に外部から人や物体が接触したときに、人や物体に痛みや損傷を与えることが無くなる。
さらに、本実施形態のパネル付き什器1は、第1の縦杆である縦パイプ14fと第2の縦杆である縦パイプ14sが、夫々ブラケット19F,19Sを介して椅子ユニット4のベース部材6に固定されている。そして、各ブラケット19F,19Sは、縦パイプ14f,14sの延び方向(上下方向Dv)に沿って固定される第1固定部19Fa,19Saと、椅子ユニット4のベース部材6の下面に固定される第2固定部19Fb,19Sbを備えている。このため、本構成を採用した場合には、ブラケット19F,19Sの形状等の工夫により、縦パイプ14f,14sに対する連結強度を容易に高めることができる。
なお、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。
例えば、フレーム枠を構成するパイプ材の形状や連結形態は上記のものに限定するものではなく、上記以外の種々の形状や連結形態を採用することができる。また、上記の実施形態では、フレーム枠がパイプ材によって構成されているが、フレーム枠はパイプ材以外の材料によって構成することも可能である。
また、上記の実施形態では、矩形状の平面視形状の椅子ユニットが採用されているが、台形状の平面視形状の椅子ユニットを採用することも可能である。この場合、パネル体のフレーム枠は側部が鈍角状に開いた略コ字状の平面視形状となるが、椅子ユニットに対する第1の縦杆の連結方向と第2の縦杆の連結方向は、上下方向と交差する方向において相互に交差するように設定される。
また、上記の実施形態では、略コ字状の平面視形状のフレーム枠が採用されているが、フレーム枠は略L字状の平面視形状のものを採用するもできる。
さらに、上記の実施形態では、パネル体の取り付けられる什器が椅子ユニットによって構成されているが、パネル体の取り付けられる什器は椅子ユニットに限定されない。パネル体の取り付けられる什器は、単純な椅子やテーブル、ベッド等であっても良い。
また、フレーム枠を構成する縦杆と横杆の各個数は、上記の実施形態のものに限定されるものではなく、複数であればいずれの個数であっても良い。
例えば、フレーム枠を構成するパイプ材の形状や連結形態は上記のものに限定するものではなく、上記以外の種々の形状や連結形態を採用することができる。また、上記の実施形態では、フレーム枠がパイプ材によって構成されているが、フレーム枠はパイプ材以外の材料によって構成することも可能である。
また、上記の実施形態では、矩形状の平面視形状の椅子ユニットが採用されているが、台形状の平面視形状の椅子ユニットを採用することも可能である。この場合、パネル体のフレーム枠は側部が鈍角状に開いた略コ字状の平面視形状となるが、椅子ユニットに対する第1の縦杆の連結方向と第2の縦杆の連結方向は、上下方向と交差する方向において相互に交差するように設定される。
また、上記の実施形態では、略コ字状の平面視形状のフレーム枠が採用されているが、フレーム枠は略L字状の平面視形状のものを採用するもできる。
さらに、上記の実施形態では、パネル体の取り付けられる什器が椅子ユニットによって構成されているが、パネル体の取り付けられる什器は椅子ユニットに限定されない。パネル体の取り付けられる什器は、単純な椅子やテーブル、ベッド等であっても良い。
また、フレーム枠を構成する縦杆と横杆の各個数は、上記の実施形態のものに限定されるものではなく、複数であればいずれの個数であっても良い。
1…パネル付き什器
4…椅子ユニット(什器本体)
10…パネル体
11…フレーム枠
12…張材
13U…上フレーム部(横杆)
13L…下フレーム部(横杆)
14f…縦パイプ(第1の縦杆,縦杆)
14s…縦パイプ(第2の縦杆,縦杆)
14e…縦パイプ(第3の縦杆,縦杆)
19F,19S…ブラケット
19Fa,19Sa…第1固定部
19Sb,19Sb…第2固定部
E1…第1延出部
E2…第2延出部
4…椅子ユニット(什器本体)
10…パネル体
11…フレーム枠
12…張材
13U…上フレーム部(横杆)
13L…下フレーム部(横杆)
14f…縦パイプ(第1の縦杆,縦杆)
14s…縦パイプ(第2の縦杆,縦杆)
14e…縦パイプ(第3の縦杆,縦杆)
19F,19S…ブラケット
19Fa,19Sa…第1固定部
19Sb,19Sb…第2固定部
E1…第1延出部
E2…第2延出部
Claims (4)
- 什器本体と、
前記什器本体に取り付けられ、取付部から上方に起立するパネル体と、を備え、
前記パネル体は、
略水平に延び上下方向に離間して配置される複数の横杆、及び、上下方向に延び複数の前記横杆同士を連結する複数の縦杆、を有するフレーム枠と、
前記当該フレーム枠に張設される張材と、を備え、
複数の前記縦杆は、
上下方向と略直交する第1方向において前記什器本体と連結される第1の縦杆と、
上下方向と略直交し、かつ、前記第1方向と交差する第2方向において前記什器本体と連結される第2の縦杆と、を有することを特徴とするパネル付き什器。 - 各前記横杆は、
一方向に略水平に延びる第1延出部と、
前記第1延出部の延び方向の両側領域から夫々前記第1延出部の延び方向と交差する方向に略水平に延びる第2延出部と、を有し、
上下方向に離間した複数の前記横杆の同側の前記第2延出部の延出端同士は、上下方向に延びる第3の縦杆によって相互に連結され、
前記第1の縦杆は、上下方向に離間した複数の前記横杆の前記第1延出部同士を連結し、
前記第2の縦杆は、上下方向に離間した複数の前記横杆の前記第2延出部同士を前記延出端から離間した位置で連結していることを特徴とする請求項1に記載のパネル付き什器。 - 前記第1の縦杆と前記第2の縦杆は、複数の前記横杆の前記第1延出部と前記第2延出部の間の屈曲、若しくは、湾曲した部分を除く領域に連結されていることを特徴とする請求項2に記載のパネル付き什器。
- 前記第1の縦杆と前記第2の縦杆は、当該縦杆の延び方向に沿って固定される第1固定部と、前記什器本体に固定される第2固定部を有するブラケットを介して前記什器本体に固定されていることを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載のパネル付き什器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021125522A JP2023020260A (ja) | 2021-07-30 | 2021-07-30 | パネル付き什器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2021125522A JP2023020260A (ja) | 2021-07-30 | 2021-07-30 | パネル付き什器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2023020260A true JP2023020260A (ja) | 2023-02-09 |
Family
ID=85159989
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2021125522A Pending JP2023020260A (ja) | 2021-07-30 | 2021-07-30 | パネル付き什器 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2023020260A (ja) |
-
2021
- 2021-07-30 JP JP2021125522A patent/JP2023020260A/ja active Pending
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Legal Events
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A621 | Written request for application examination |
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