JP2023019307A - ベルトの張力を測定する、装置、測定制御方法、及び、それを実行するプログラム - Google Patents
ベルトの張力を測定する、装置、測定制御方法、及び、それを実行するプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2023019307A JP2023019307A JP2021123934A JP2021123934A JP2023019307A JP 2023019307 A JP2023019307 A JP 2023019307A JP 2021123934 A JP2021123934 A JP 2021123934A JP 2021123934 A JP2021123934 A JP 2021123934A JP 2023019307 A JP2023019307 A JP 2023019307A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- belt
- identification information
- tension
- storage device
- length
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 62
- 238000005259 measurement Methods 0.000 title abstract description 20
- 230000010365 information processing Effects 0.000 claims abstract description 32
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 claims description 8
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 claims description 6
- 238000004458 analytical method Methods 0.000 description 9
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 8
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 230000006870 function Effects 0.000 description 2
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000010191 image analysis Methods 0.000 description 1
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Force Measurement Appropriate To Specific Purposes (AREA)
- Testing Of Devices, Machine Parts, Or Other Structures Thereof (AREA)
Abstract
Description
T:張力(N)
W:単位長さ当たりの質量(kg/m)
L:共振部分の長さ(m)
F:共振周波数(Hz)
音を集音可能なマイクと、
カメラと、
前記ベルトの仕様を示す識別情報と、前記ベルトの単位長さ当たりの質量Wとが対応付けられたベルト仕様テーブルが記憶されている記憶装置と、
下記の処理を実行する制御装置と、
を備えた情報処理装置である。
(1a)入力された、各プーリと前記ベルトの接点間の実際の距離であるスパン長さSを、前記記憶装置に記憶させる処理、
(1b)前記カメラで撮影された、前記ベルトに記載されている前記識別情報と、前記ベルト仕様テーブルとを参照し、当該ベルトの単位長さ当たりの質量Wを決定し、前記記憶装置に記憶させる処理、
(1c)前記マイクで集音された、前記ベルトを振動させた際に発生する音から共振周波数Fを算出し、前記記憶装置に記憶させる処理、
(1d)前記記憶装置に記憶された、前記スパン長さS、前記単位長さ当たりの質量W、前記共振周波数Fを、T=W(2SF)2の式に代入し、前記ベルトの張力Tを算出する処理、
(1e)前記(1d)の処理で算出した、前記ベルトの張力Tの値を、前記表示装置に表示する処理。
前記ベルト仕様テーブルには、前記ベルトの仕様を示す識別情報と、前記ベルトに記載されている前記識別情報のベルト長手方向の実際の長さMとが対応付けられて記憶されており、
前記(1a)の処理において、
前記カメラで撮影された、各プーリと前記ベルトの接点間の距離であるスパン長さsと、前記カメラで撮影された、前記ベルトに記載されている前記識別情報のベルト長手方向の長さmとの比、及び、前記カメラで撮影された、前記ベルトに記載されている前記識別情報と、前記ベルト仕様テーブルとを参照して得られた、当該ベルトに記載されている前記識別情報のベルト長手方向の実際の長さMとに基づいて、各プーリと前記ベルトの接点間の実際の距離であるスパン長さSを算出し、前記記憶装置に記憶させてもよい。
前記記憶装置に、前記ベルトの張力Tの適正値を示す、所定の閾値を記憶可能とし、
前記制御装置は、
(1f)前記(1d)の処理で算出した、前記ベルトの張力Tの値が、前記所定の閾値を上回る又は下回った場合に、前記ベルトの張力Tが適切でないことを、前記表示装置に表示する処理を実行してもよい。
前記ベルトに記載されている前記識別情報が、QRコード(登録商標)又は1次元バーコードを含んでいてもよい。
前記制御装置は、
算出された過去複数回分の前記ベルトの張力Tの平均を算出し、前記表示装置に表示する処理を実行してもよい。
前記制御装置は、前記マイクの音圧を測定し、測定した音圧を高低順に複数段階に分けて、前記表示装置に表示可能であって、更に、前記マイクの集音感度の調整が可能であってもよい。
(2a)入力された、各プーリと前記ベルトの接点間の実際の距離であるスパン長さSを、記憶装置に記憶させるステップ、
(2b)カメラで撮影された、前記ベルトに記載されている前記ベルトの仕様を示す識別情報、及び、前記記憶装置に記憶された、前記識別情報と前記ベルトの単位長さ当たりの質量Wとが対応付けられたベルト仕様テーブルを参照し、当該ベルトの単位長さ当たりの質量Wを決定し、前記記憶装置に記憶させるステップ、
(2c)マイクで集音された、前記ベルトを振動させた際に発生する音から共振周波数Fを算出し、前記記憶装置に記憶させるステップ、
(2d)前記記憶装置に記憶された、前記スパン長さS、前記単位長さ当たりの質量W、前記共振周波数Fを、T=W(2SF)2の式に代入し、前記ベルトの張力Tを算出するステップ、
(2e)前記(2d)のステップで算出した、前記ベルトの張力Tの値を、表示装置に表示するステップを実行する。
当該コンピュータに、
(3a)入力された、各プーリと前記ベルトの接点間の実際の距離であるスパン長さSを、記憶装置に記憶させる処理、
(3b)カメラで撮影された、前記ベルトに記載されている前記ベルトの仕様を示す識別情報、及び、前記記憶装置に記憶された、前記識別情報と前記ベルトの単位長さ当たりの質量Wとが対応付けられたベルト仕様テーブルを参照し、当該ベルトの単位長さ当たりの質量Wを決定し、前記記憶装置に記憶させる処理、
(3c)マイクで集音された、前記ベルトを振動させた際に発生する音から共振周波数Fを算出し、前記記憶装置に記憶させる処理、
(3d)前記記憶装置に記憶された、前記スパン長さS、前記単位長さ当たりの質量W、前記共振周波数Fを、T=W(2SF)2の式に代入し、前記ベルトの張力Tを算出する処理、
(3e)前記(3d)の処理で算出した、前記ベルトの張力Tの値を、表示装置に表示する処理、を実行させる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ説明する。
本実施形態では、図1に示す、駆動プーリDRと従動プーリDNとの間に巻き掛けられたVベルト1(伝動ベルト)の張力を測定する態様を例示して説明する。
Vベルト1は、環状であって、ベルト周方向に直交する断面の形状がV字状(台形状)である。ベルト内周側は幅狭側であり、ベルト外周側は幅広側である。Vベルト1は、ベルト幅方向の両側に、プーリのV溝と接触する摩擦伝動面を有する。本実施形態では、Vベルト1の張力測定を例示しているが、各種伝動ベルト(Vリブドベルト、平ベルト、歯付ベルト)や搬送ベルトなどを張力測定の対象としてもよい。
駆動プーリDRは、外周にVベルト1の摩擦伝動面が接触するV形状の溝が形成されている。また、従動プーリDNの外周にもVベルト1の摩擦伝動面が接触するV形状の溝が形成されている。
情報処理装置10は、図2に示すように、Vベルト1の張力の測定を行う携帯端末装置(スマートフォン、タブレット、パーソナルコンピュータに接続可能な専用端末装置など)であり、ユーザーが操作することにより、各種のデータやリクエストの入力、データの記憶保存、計算を行うことができる。本実施形態の情報処理装置10は、制御部11(制御装置)と、記憶部12(記憶装置)と、入力部13と、表示部14(表示装置)とカメラ15と、マイク16を有している。
記憶部12は、システムプログラムが記憶されたROM(Read Only Memory)と、書き換え可能な記憶領域であるRAM(Random Access Memory)と、フラッシュメモリ等によって構成されている。
入力部13は、ユーザー等が、様々な各種のデータやリクエストやコマンドを入力するための操作機器であり、例えば、タッチパネル等が使用される。
表示部14は、制御部11からの指令等に基づいた情報等を表示する。
カメラ15は、画像や映像を撮影可能な機器である。
マイク16は、音を集音可能な機器である。
ここで、本実施形態では、記憶部12には、各種ベルトの仕様を示す識別情報と、各種ベルトの単位長さ当たりの質量Wとが対応付けられたベルト仕様テーブルが記憶されている。この各種ベルトの仕様を示す識別情報は、張力測定の対象となるベルトに印字された識別情報(図4(A)参照)に対応するものであり、当該ベルトの種類(Vベルト、Vリブドベルト、平ベルト、歯付きベルト、搬送ベルトなど)、ベルトのタイプ、ベルトのサイズ(ベルト幅、リブ数、ベルト周長など)を示す文字である。
記憶部12には、カメラ15で撮影された、ベルトに印字された識別情報を、画像解析により判別させるソフトウェア(後述)や、カメラ15で撮影された、駆動プーリDRとベルトの接点と従動プーリDNとベルトの接点との間の距離であるスパン長さs、及び、カメラ15で撮影された、ベルトに印字された識別情報のベルト長手方向の長さmから、実際のベルトのスパン長さSを算出するプログラム(後述)や、マイク16で集音された音から共振周波数Fを算出するプログラムや、ベルトの張力を算出するプログラム等が格納されている。
なお、駆動プーリDRとベルトの接点と従動プーリDNとベルトの接点との間の距離である実際のスパン長さS(図4(A)参照)は、張力Tと共振周波数Fとの間の関係式『T=W(2LF)2』における共振部分の長さLよりも若干長くなるが、本実施形態では、スパン長さSは、共振部分の長さLと見做して計算している。
次に、情報処理装置10を使用した、Vベルト1の張力Tの測定処理について説明する。
まず、ユーザーは、駆動プーリDRと従動プーリDNとの間にVベルト1を巻き掛ける。
次に、ユーザーは、情報処理装置10のカメラ15を使用して、図4(A)に示すように、駆動プーリDR及び従動プーリDNにVベルト1が巻き掛けられた状態で、駆動プーリDRの側面、従動プーリDNの側面、Vベルト1の外周に印字された識別情報が見える位置から写真をとる。この際、制御部11は、とった写真を、図4(A)に示す画像81として記憶装置12に記憶する。
次に、制御部11は、記憶装置12に記憶された画像81のVベルト1の外周に印字されている識別情報の画像部分から識別情報を解析し判別する。そして、判別した識別情報を記憶装置12に記憶するとともに、図4(B)に示すように、情報処理装置10の表示部14に、判別した識別情報を表示する。
次に、判別した識別情報と、ベルト仕様テーブルとを参照し、Vベルト1の単位長さ当たりの質量Wを決定し、記憶装置12に記憶させる。例えば、Vベルト1に印字された識別情報を判別した結果、識別情報にA-40が含まれていた場合、ベルト仕様テーブルを参照し、判別された識別情報に対応するVベルトのタイプがA形であり、単位長さ当たりの質量Wが0.12kg/mであると決定し、記憶装置12に記憶する。
次に、制御部11は、記憶装置12に記憶された画像81の駆動プーリDR及び従動プーリDNにVベルト1が巻き掛けられた状態の画像部分から、図4(B)に示す解析画像82に示すように、Vベルト1の外周に印字されている識別情報部分を長方形として認識させ、解析画像82上でのVベルト1の外周に印字された識別情報のベルト長手方向の長さmを算出する。
また、図4(B)に示す解析画像82に示すように、駆動プーリDR及び従動プーリDNを楕円として認識させ、2つの楕円の接線のうち、長方形として認識した識別情報に最も近い接線を描き、この接線の2つの接点の直線距離をスパン長さsとして算出する。即ち、解析画像82上での「駆動プーリDRとVベルト1との接点r1」と「従動プーリDNとVベルト1との接点n1」との間の距離であるスパン長さsを算出する。
次に、ユーザーは、表示部14の測定開始ボタン143をタッチして、マイク16による集音機能をオンにする。その後、ユーザーは、駆動プーリDRと従動プーリDNとの間に巻き掛けられた状態のVベルト1に物理的に衝撃を付与しVベルト1を振動させ、その際発せられる振動音をマイク16により集音する。
次に、制御部11は、上記各処理により記憶装置12に記憶された、スパン長さS、単位長さ当たりの質量W、共振周波数Fを、T=W(2SF)2の式に代入し、駆動プーリDRと従動プーリDNとの間に巻き掛けられたVベルト1の張力Tを算出する。例えば、スパン長さSが「0.5m」、単位長さ当たりの質量Wが「0.12kg/m」、共振周波数Fが「50Hz」の場合、張力Tは「300N」と算出される。
そして、制御部11は、算出した張力Tを、カメラ15で撮影したVベルト1の張力Tとして、表示部14の張力表示窓141に表示する(図3参照)。
更に、制御部11は、算出した張力Tが、ベルト仕様テーブルに記憶された、当該Vベルト1の識別情報に対応する、ベルトの張力Tの適正値を示す、適正範囲内にあるか否かを判定する。そして、算出した張力Tが、適正範囲内にあれば、表示部14の張力表示窓141に青や緑(波長が450~550nm程度)の色を表示するとともに、張力が適正である旨、または、測定が終了した旨のメッセージを表示する。
一方、算出した張力Tが、適正範囲の上限値を上回った場合であれば、表示部14の張力表示窓141に赤や黄(波長が570~750nm程度)の色を表示するとともに、張力が高すぎる旨、または、張力を下げるように促す旨のメッセージを表示する。また、算出した張力Tが、適正範囲の下限値を下回った場合であれば、表示部14の張力表示窓141に赤や黄の色を表示するとともに、張力が低すぎる旨、または、張力を上げるように促す旨のメッセージを表示する。このように、算出した張力Tが、適正範囲内になく、適正でない場合、警告のメッセージだけではなく、表示部14に色も合わせて表示することで、適正か適正でないかをユーザーに直感的に報知することができる。
上記実施形態で実行されるベルトの張力Tを測定する処理は、ソフトウェア(プログラム、データ)として、スマートフォン等の携帯情報機器、ポータブルコンピュータやラップトップコンピュータ、ノートパソコン、タブレット型パソコン、ハンドヘルド型パソコン、PDA(Personal Data Assistant)などに例示される情報処理装置にインストールされて実行されてもよい。この場合、ソフトウェアは、サーバ等から通信手段によりダウンロードされて携帯情報機器内の記憶装置(フラッシュメモリ等)に格納されてもよい。なお、通信手段は、インターネットやケーブルテレビ等の双方向に通信可能な伝送路であってもよいし、一方向にだけ情報を送信する放送であってもよい。
10 情報処理装置
11 制御部
12 記憶部
13 入力部
14 表示部
15 カメラ
16 マイク
DR 駆動プーリ
DN 従動プーリ
81 画像
82 解析画像
Claims (8)
- プーリ間に巻き掛けられたベルトの張力Tを表示可能な表示装置と、
音を集音可能なマイクと、
カメラと、
前記ベルトの仕様を示す識別情報と、前記ベルトの単位長さ当たりの質量Wとが対応付けられたベルト仕様テーブルが記憶されている記憶装置と、
下記の処理を実行する制御装置と、
を備えた情報処理装置。
(1a)入力された、各プーリと前記ベルトの接点間の実際の距離であるスパン長さSを、前記記憶装置に記憶させる処理、
(1b)前記カメラで撮影された、前記ベルトに記載されている前記識別情報と、前記ベルト仕様テーブルとを参照し、当該ベルトの単位長さ当たりの質量Wを決定し、前記記憶装置に記憶させる処理、
(1c)前記マイクで集音された、前記ベルトを振動させた際に発生する音から共振周波数Fを算出し、前記記憶装置に記憶させる処理、
(1d)前記記憶装置に記憶された、前記スパン長さS、前記単位長さ当たりの質量W、前記共振周波数Fを、T=W(2SF)2の式に代入し、前記ベルトの張力Tを算出する処理、
(1e)前記(1d)の処理で算出した、前記ベルトの張力Tの値を、前記表示装置に表示する処理。 - 請求項1に記載の情報処理装置であって、
前記ベルト仕様テーブルには、前記ベルトの仕様を示す識別情報と、前記ベルトに記載されている前記識別情報のベルト長手方向の実際の長さMとが対応付けられて記憶されており、
前記(1a)の処理において、
前記カメラで撮影された、各プーリと前記ベルトの接点間の距離であるスパン長さsと、前記カメラで撮影された、前記ベルトに記載されている前記識別情報のベルト長手方向の長さmとの比、及び、前記カメラで撮影された、前記ベルトに記載されている前記識別情報と、前記ベルト仕様テーブルとを参照して得られた、当該ベルトに記載されている前記識別情報のベルト長手方向の実際の長さMとに基づいて、各プーリと前記ベルトの接点間の実際の距離であるスパン長さSを算出し、前記記憶装置に記憶させる。 - 請求項1又は2に記載の情報処理装置であって、
前記記憶装置に、前記ベルトの張力Tの適正値を示す、所定の閾値を記憶可能とし、
前記制御装置は、
(1f)前記(1d)の処理で算出した、前記ベルトの張力Tの値が、前記所定の閾値を上回る又は下回った場合に、前記ベルトの張力Tが適切でないことを、前記表示装置に表示する処理を実行する。 - 前記ベルトに記載されている前記識別情報は、QRコード(登録商標)又は1次元バーコードを含む、請求項1~3の何れかに記載の情報処理装置。
- 請求項1~4の何れかに記載の情報処理装置であって、
前記制御装置は、
算出された過去複数回分の前記ベルトの張力Tの平均を算出し、前記表示装置に表示する処理を実行する。 - 請求項1~5の何れかに記載の情報処理装置であって、
前記制御装置は、前記マイクの音圧を測定し、測定した音圧を高低順に複数段階に分けて、前記表示装置に表示可能であって、更に、前記マイクの集音感度の調整が可能である。 - プーリ間に巻き掛けられたベルトの張力Tの測定制御方法であって、
(2a)入力された、各プーリと前記ベルトの接点間の実際の距離であるスパン長さSを、記憶装置に記憶させるステップ、
(2b)カメラで撮影された、前記ベルトに記載されている前記ベルトの仕様を示す識別情報、及び、前記記憶装置に記憶された、前記識別情報と前記ベルトの単位長さ当たりの質量Wとが対応付けられたベルト仕様テーブルを参照し、当該ベルトの単位長さ当たりの質量Wを決定し、前記記憶装置に記憶させるステップ、
(2c)マイクで集音された、前記ベルトを振動させた際に発生する音から共振周波数Fを算出し、前記記憶装置に記憶させるステップ、
(2d)前記記憶装置に記憶された、前記スパン長さS、前記単位長さ当たりの質量W、前記共振周波数Fを、T=W(2SF)2の式に代入し、前記ベルトの張力Tを算出するステップ、
(2e)前記(2d)のステップで算出した、前記ベルトの張力Tの値を、表示装置に表示するステップを実行する。 - 情報処理装置のコンピュータで実行されるプログラムであって、
当該コンピュータに、
(3a)入力された、各プーリと前記ベルトの接点間の実際の距離であるスパン長さSを、記憶装置に記憶させる処理、
(3b)カメラで撮影された、前記ベルトに記載されている前記ベルトの仕様を示す識別情報、及び、前記記憶装置に記憶された、前記識別情報と前記ベルトの単位長さ当たりの質量Wとが対応付けられたベルト仕様テーブルを参照し、当該ベルトの単位長さ当たりの質量Wを決定し、前記記憶装置に記憶させる処理、
(3c)マイクで集音された、前記ベルトを振動させた際に発生する音から共振周波数Fを算出し、前記記憶装置に記憶させる処理、
(3d)前記記憶装置に記憶された、前記スパン長さS、前記単位長さ当たりの質量W、前記共振周波数Fを、T=W(2SF)2の式に代入し、前記ベルトの張力Tを算出する処理、
(3e)前記(3d)の処理で算出した、前記ベルトの張力Tの値を、表示装置に表示する処理、を実行させる。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021123934A JP7472086B2 (ja) | 2021-07-29 | 2021-07-29 | ベルトの張力を測定する、装置、測定制御方法、及び、それを実行するプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021123934A JP7472086B2 (ja) | 2021-07-29 | 2021-07-29 | ベルトの張力を測定する、装置、測定制御方法、及び、それを実行するプログラム |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2023019307A true JP2023019307A (ja) | 2023-02-09 |
JP2023019307A5 JP2023019307A5 (ja) | 2023-03-22 |
JP7472086B2 JP7472086B2 (ja) | 2024-04-22 |
Family
ID=85160337
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021123934A Active JP7472086B2 (ja) | 2021-07-29 | 2021-07-29 | ベルトの張力を測定する、装置、測定制御方法、及び、それを実行するプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7472086B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4758032B2 (ja) | 2001-07-16 | 2011-08-24 | 三ツ星ベルト株式会社 | ベルト検査システム |
JP4667757B2 (ja) | 2004-03-10 | 2011-04-13 | ゲイツ・ユニッタ・アジア株式会社 | ベルト張力計 |
WO2014068888A1 (ja) | 2012-10-29 | 2014-05-08 | バンドー化学株式会社 | ベルト張力算出プログラム及びベルト固有周波数算出プログラム、並びにこれらの方法及び装置 |
JP2016075485A (ja) | 2014-10-02 | 2016-05-12 | 株式会社山水 | 検査装置および加工検査システム |
-
2021
- 2021-07-29 JP JP2021123934A patent/JP7472086B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP7472086B2 (ja) | 2024-04-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US11423348B2 (en) | System and method for assessing worker performance | |
CN101248409B (zh) | 具有集成图像传感器的便携式自主设备的位移与倾斜检测方法及其设备 | |
CN107076155A (zh) | 用于通过手持通信装置检测泵组件中的故障的方法和系统 | |
US9940721B2 (en) | Scene change detection in a dimensioner | |
CN102466472A (zh) | 立体尺寸量测系统与方法 | |
JP2020509447A (ja) | 虹彩認識方法、電子装置、およびコンピュータ可読記憶媒体 | |
US11756326B2 (en) | Keepout zone detection and active safety system | |
JP2016173760A (ja) | 数値認識装置、数値認識方法および数値認識プログラム | |
JP2023019307A (ja) | ベルトの張力を測定する、装置、測定制御方法、及び、それを実行するプログラム | |
JP2007105097A (ja) | 視力測定システム,情報処理装置,遠隔操作装置,情報処理方法,遠隔操作方法およびコンピュータプログラム | |
JPWO2019167245A1 (ja) | エレベーターの吊体張力測定装置 | |
JP2014016199A (ja) | 携帯端末、振動音響計測システム及び振動音響計測方法 | |
CN107292901A (zh) | 边缘检测方法及装置 | |
KR102129954B1 (ko) | 3d 스캔이 가능한 이동 단말 | |
TW201822948A (zh) | 偵測工具機的線性滑軌預壓值變化的方法 | |
US11978007B2 (en) | System, apparatus and method for compressing and storing data based on the amount of change in the sensed data used for state management of logistics | |
JP2019158519A (ja) | 測定装置、測定方法及び測定プログラム | |
JP7105658B2 (ja) | エレベーターのロープ振動周期測定装置、ロープ振動周期測定方法、及びロープ振動周期算出プログラム | |
TWI709725B (zh) | 箱體的體積量測裝置及體積量測方法 | |
CN114125292A (zh) | 摄像装置、摄像方法以及记录介质 | |
KR102364568B1 (ko) | 파동 단말기에서 구조물의 균일성을 측정하는 장치 및 방법 | |
WO2020162465A1 (ja) | 診断システム、診断装置、診断方法及び診断プログラム | |
TWM508035U (zh) | 用於測量光學元件之測量設備及電子裝置 | |
JP2023019307A5 (ja) | ||
KR102428366B1 (ko) | 무전력 진동 센서를 이용한 설비 모니터링 방법 및 그 장치 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230313 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20230313 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20240126 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20240130 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20240325 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20240402 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20240410 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7472086 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |