JP2023014558A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
Description
発射操作に応じて前記遊技領域に向けて遊技球を発射する発射装置と、
前記遊技盤に設けられる外レールと、
所定条件の成立により、前記第2の遊技領域に設けられた大入賞口が開閉される大役遊技の実行可否を決定する大役遊技実行決定手段と、
少なくとも前記大役遊技の実行が決定されたことを条件として、前記大入賞口を開閉して大役遊技を実行する大役遊技実行手段と、
表示部に表示させる演出を含む複数の演出を実行可能な演出手段と、予め設定された異常検出処理を実行する異常検出手段と、音出力部から出力する音を制御する音制御手段と、を備え、前記外レールには、前記遊技盤への取り付け位置を案内する所定の案内部が複数形成され、前記外レールの前記発射装置側の端部を始端とし、前記外レールの前記発射装置から離れた側の端部を終端とし、前記外レールが前記遊技盤に設けられた状態において、前記外レールの前記始端から左端までの範囲の方が、前記外レールの前記左端から上端までの範囲よりも、前記所定の案内部の数が多く、前記外レールが前記遊技盤に設けられた状態において、前記外レールの前記左端から前記上端までの範囲の方が、前記外レールの前記上端から前記終端までの範囲よりも、前記所定の案内部の数が多く、前記演出手段は、前記大役遊技中に電源断が発生し、前記電源断の発生後に電源の再投入がなされた以後、第1の演出画面、第2の演出画面、および、第3の演出画面を前記表示部に表示可能であり、前記第1の演出画面は、待機画像を含み、前記第2の演出画面は、復旧中画像、および、発射位置画像を含み、前記第3の演出画面は、大役遊技中画像、および、発射位置画像を含み、前記音制御手段は、前記表示部における前記第1の演出画面の表示が開始してから、前記第3の演出画面の表示が終了するよりも前の期間において、専用楽曲の再生を行い、前記演出手段は、前記異常検出処理において異常が検出された場合に、前記表示部における前記第3の演出画面の表示開始後であって、前記専用楽曲の再生の終了後に、前記第3の演出画面において所定の異常検出画像を表示可能である。
図3は、一種参考例に係る遊技の進行を制御する制御手段の内部構成を示すブロック図である。
図17は、一種参考例に係る主制御基板300におけるCPU初期化処理を説明する第1のフローチャートであり、図18は、一種参考例に係る主制御基板300におけるCPU初期化処理を説明する第2のフローチャートである。
メインCPU300aは、電源投入に応じて、初期設定処理として、メインROM300bから起動プログラムを読み込むとともに、各種処理を実行するために必要な設定処理を行う。
メインCPU300aは、タイマカウンタにウェイト処理時間を設定する。
メインCPU300aは、電源断予告信号を検出しているかを判定する。なお、主制御基板300には、電源断検知回路が設けられており、電源電圧が所定値以下になると、電源断検知回路から電源断予告信号が出力される。電源断予告信号を検出している場合には、上記ステップS100-3に処理を移し、電源断予告信号を検出していない場合には、ステップS100-7に処理を移す。
メインCPU300aは、上記ステップS100-3で設定したウェイト時間が経過したか否かを判定する。その結果、ウェイト時間が経過したと判定した場合にはステップS100-9に処理を移し、ウェイト時間は経過していないと判定した場合には上記ステップS100-5に処理を移す。
メインCPU300aは、メインRAM300cへのアクセスを許可するために必要な処理を実行する。
メインCPU300aは、Dレジスタに電源断前の遊技機状態フラグのフラグ値をロードする。
メインCPU300aは、チェックサムを算出するとともに、算出したチェックサムが、電源断時に保存されたチェックサムと一致する(正常である)か、ならびに、バックアップフラグが正常であるかを判定する。その結果、バックアップフラグおよびチェックサムが正常であると判定した場合にはステップS100-15に処理を移し、いずれか一方または双方が正常ではないと判定した場合にはステップS100-25に処理を移す。
メインCPU300aは、メインRAM300cのクリア対象の先頭アドレスに、設定値および遊技機状態フラグを含まない番地をセットする。
メインCPU300aは、RAMクリアスイッチ182sからRAMクリア操作信号が入力されているか(RAMクリアボタンが押下操作されているか)を判定する。その結果、RAMクリア操作信号が入力されていると判定した場合にはステップS100-31に処理を移し、RAMクリア操作信号は入力されていないと判定した場合にはステップS100-19に処理を移す。
メインCPU300aは、上記ステップS100-11でロードした遊技機状態フラグのフラグ値が00H(遊技可能状態)であり、設定変更スイッチ180sがオンしており、かつ、中枠104が開放しているかを判定する。その結果、3つの条件をすべて満たすと判定した場合にはステップS100-21に処理を移し、3つの条件の1つでも満たされないと判定した場合にはステップS100-23に処理を移す。
メインCPU300aは、遊技機状態フラグに02H(設定確認状態)をセットする。すなわち、中枠104が開放されており、設定変更スイッチ180sがオンしており、RAMクリアボタンが押下されていない状態で正常に電源投入がなされると、設定確認状態となる。
メインCPU300aは、メインRAM300cのうち、上記ステップS100-15でセットされた先頭アドレス以降の領域である電源復帰時のクリア対象をクリアする初期化処理を実行し、ステップS100-49に処理を移す。
メインCPU300aは、Dレジスタに05H(チェックサム異常状態)をセットする。
メインCPU300aは、使用外領域のリードライトメモリのチェックおよびクリアを行う領域外リードライトチェック処理を行う。
メインCPU300aは、メインRAM300cのクリア対象の先頭アドレスに、設定値および遊技機状態フラグを含む番地をセットする。
メインCPU300aは、使用領域のリードライトメモリのチェックおよびクリアを行う。
メインCPU300aは、上記ステップS100-31におけるリードライトメモリのチェック結果が正常であるかを判定する。その結果、正常であると判定した場合にはステップS100-37に処理を移し、正常ではないと判定した場合にはステップS100-35に処理を移す。
メインCPU300aは、Dレジスタに04H(RWM異常状態)をセットし、ステップS100-45に処理を移す。
メインCPU300aは、Dレジスタに02H(設定確認状態)がセットされているかを判定する。その結果、02Hがセットされていると判定した場合にはステップS100-39に処理を移し、02Hはセットされていないと判定した場合にはステップS100-41に処理を移す。
メインCPU300aは、Dレジスタに00H(遊技可能状態)をセットする。
メインCPU300aは、設定変更条件を満たしているかを判定する。その結果、設定変更条件を満たしていると判定した場合にはステップS100-43に処理を移し、設定変更条件は満たしていないと判定した場合にはステップS100-45に処理を移す。なお、ここでは、設定変更条件に、設定変更スイッチ180sがオンしていること、中枠104が開放していること、および、RAMクリアスイッチ182sからRAMクリア操作信号が入力されていることが少なくとも含まれる。
メインCPU300aは、Dレジスタに01H(設定変更状態)をセットする。
メインCPU300aは、Dレジスタにセットされている値を遊技機状態フラグにセーブする。
メインCPU300aは、メインRAM300cのうち、RAMクリア時のクリア対象をクリアする初期化処理を実行し、ステップS100-49に処理を移す。
メインCPU300aは、メインRAM300cがクリアされたことを払出制御基板310に伝達するための払出コマンド(RAMクリア指定コマンド)の送信処理(RAMクリア指定コマンドを送信バッファに格納)を行う。
メインCPU300aは、遊技機状態フラグをロードする。
メインCPU300aは、上記ステップS100-51でロードした遊技機状態フラグが00H(遊技可能状態)であるかを判定する。その結果、00Hであると判定した場合にはステップS110に処理を移し、00Hではないと判定した場合にはステップS100-55に処理を移す。
メインCPU300aは、サブコマンド群セット処理を行う。なお、このサブコマンド群セット処理については後述する。
メインCPU300aは、所定のコマンドを副制御基板330に送信するためのサブコマンドセット処理を行う。ここでは、遊技機状態フラグに対応するコマンドがセットされる。例えば、遊技機状態フラグが01Hであれば、設定変更状態指定コマンドがセットされ、遊技機状態フラグが02Hであれば、設定確認状態指定コマンドがセットされる。このように、遊技機状態フラグに対応するコマンドが副制御基板330に送信されることで、主制御基板300の内部状態を副制御基板330において把握することができる。
メインCPU300aは、タイマ割込みの周期を設定する。
メインCPU300aは、割込みを禁止するための処理を行う。
メインCPU300aは、当たり図柄乱数用初期値更新乱数を更新する。なお、当たり図柄乱数用初期値更新乱数は、当たり図柄乱数の初期値および終了値を決定するためのものである。つまり、後述する当たり図柄乱数の更新処理によって当たり図柄乱数が、当たり図柄乱数用初期値更新乱数から、当該当たり図柄乱数用初期値更新乱数-1まで1周すると、当たり図柄乱数は、そのときの当たり図柄乱数用初期値更新乱数に更新されることとなる。
メインCPU300aは、払出制御基板310から受信した受信データ(主コマンド)を解析し、受信データに応じた種々の処理を実行する。
メインCPU300aは、送信バッファに格納されているサブコマンドを副制御基板330に送信するための処理を行う。
メインCPU300aは、割込みを許可するための処理を行う。
メインCPU300aは、リーチグループ決定乱数、リーチモード決定乱数、変動パターン乱数を更新し、以後、上記ステップS100-59から処理を繰り返す。なお、以下では、変動演出パターンを決定するためのリーチグループ決定乱数、リーチモード決定乱数、変動パターン乱数を総称して変動演出用乱数と呼ぶ。
メインCPU300aは、遊技機状態フラグのフラグ値をロードする。
メインCPU300aは、所定のコマンドを副制御基板330に送信するためのサブコマンドセット処理を行う。ここでは、例えば、上記ステップS100-47において初期化処理が実行された場合、RAMクリア指定コマンドがセットされる。
メインCPU300aは、遊技機100の機種情報を示す機種コマンドを送信バッファにセットする機種コマンド設定処理を行う。
メインCPU300aは、登録設定値を示す設定値指定コマンドを送信バッファにセットする設定値指定コマンド設定処理を行う。
メインCPU300aは、特1保留数を示す特図1保留指定コマンドを送信バッファにセットする特図1保留指定コマンド設定処理を行う。
メインCPU300aは、特2保留数を示す特図2保留指定コマンドを送信バッファにセットする特図2保留指定コマンド設定処理を行う。
メインCPU300aは、時短遊技状態の残り回数を示す回数コマンドを送信バッファにセットする回数コマンド設定処理を行う。
メインCPU300aは、変動パターン選択状態を示す変動パターン選択状態指定コマンドを送信バッファにセットする変動パターン選択状態指定コマンド設定処理を行う。
メインCPU300aは、特別遊技管理フェーズを示す特図フェーズ指定コマンドを送信バッファにセットする特図フェーズ指定コマンド設定処理を行う。なお、特別遊技管理フェーズについては後述する。
メインCPU300aは、特別遊技管理フェーズが特別図柄変動待ち状態であるかを判定する。その結果、特別図柄変動待ち状態であると判定した場合にはステップS110-21に処理を移し、特別図柄変動待ち状態ではないと判定した場合には当該サブコマンド群セット処理を終了する。
メインCPU300aは、客待ち指定コマンドを送信バッファにセットし、当該サブコマンド群セット処理を終了する。
図20は、一種参考例に係る主制御基板300における電源断時退避処理(XINT割込み処理)を説明するフローチャートである。メインCPU300aは、電源断検知回路を監視しており、電源電圧が所定値以下になると、CPU初期化処理に割り込んで電源断時退避処理を実行する。
電源断予告信号が入力されると、メインCPU300aは、レジスタを退避する。
メインCPU300aは、電源断予告信号をチェックする。
メインCPU300aは、電源断予告信号を検出しているかを判定する。その結果、電源断予告信号を検出していると判定した場合にはステップS300-11に処理を移し、電源断予告信号を検出していないと判定した場合にはステップS300-7に処理を移す。
メインCPU300aは、レジスタを復帰させる。
メインCPU300aは、割込みを許可するための処理を行い、当該電源断時退避処理を終了する。
メインCPU300aは、出力ポートの出力を停止する出力ポートクリア処理を実行する。
メインCPU300aは、チェックサムを算出して保存するチェックサム設定処理を実行する。
メインCPU300aは、メインRAM300cへのアクセスを禁止するために必要なRAMプロテクト設定処理を実行する。
メインCPU300aは、電源断発生監視時間を設定すべく、ループカウンタのカウンタ値に所定の電源断検出信号検出回数をセットする。
メインCPU300aは、電源断予告信号をチェックする。
メインCPU300aは、電源断予告信号を検出しているかを判定する。その結果、電源断予告信号を検出していると判定した場合にはステップS300-17に処理を移し、電源断予告信号を検出していないと判定した場合にはステップS300-23に処理を移す。
メインCPU300aは、上記ステップS300-17でセットしたループカウンタの値を1減算する。
メインCPU300aは、ループカウンタのカウンタ値が0でないかを判定する。その結果、カウンタ値が0ではないと判定した場合にはステップS300-19に処理を移し、カウンタ値が0であると判定した場合には上記したCPU初期化処理(ステップS100)に移行する。
図21は、一種参考例に係る主制御基板300におけるタイマ割込み処理を説明するフローチャートである。主制御基板300には、所定の周期(一種参考例では4ミリ秒、以下「4ms」という)毎にクロックパルスを発生させるリセット用クロックパルス発生回路が設けられている。そして、リセット用クロックパルス発生回路によって、クロックパルスが発生すると、CPU初期化処理(ステップS100)に割り込んで、以下のタイマ割込み処理が実行される。
メインCPU300aは、レジスタを退避する。
メインCPU300aは、割込みを許可するための処理を行う。
メインCPU300aは、コモン出力バッファにセットされたコモンデータを出力ポートに出力し、第1特別図柄表示器160、第2特別図柄表示器162、第1特別図柄保留表示器164、第2特別図柄保留表示器166、普通図柄表示器168、普通図柄保留表示器170、右打ち報知表示器172、性能表示モニタ184を点灯制御するダイナミックポート出力処理を実行する。
メインCPU300aは、各種の入力ポート情報を読み込み、最新のスイッチ状態を正確に取得するためのポート入力処理を実行する。
メインCPU300aは、遊技機状態フラグのフラグ値をロードする。
メインCPU300aは、上記ステップS400-9でロードしたフラグ値が00H(遊技可能状態)であるかを判定する。その結果、00Hであると判定した場合にはステップS400-15に処理を移し、00Hではないと判定した場合にはステップS400-13に処理を移す。
メインCPU300aは、上記ステップS400-9でロードしたフラグ値が03H(設定異常状態)以上であるかを判定する。その結果、03H以上であると判定した場合にはステップS400-27に処理を移し、03H以上ではないと判定した場合にはステップS450に処理を移す。
メインCPU300aは、設定関連処理を実行し、ステップS400-27に処理を移す。なお、設定関連処理については後述する。
メインCPU300aは、各種タイマカウンタを更新するタイマ更新処理を行う。ここで、各種タイマカウンタは、特に断る場合を除き、当該主制御基板300のタイマ割込み処理の度に減算され、0になると減算を停止する。
メインCPU300aは、上記ステップS100-61と同様、当たり図柄乱数用初期値更新乱数の更新処理を実行する。
メインCPU300aは、当たり図柄乱数を更新する処理を行う。具体的には、乱数カウンタを1加算して更新し、加算した結果が乱数範囲の最大値を超えた場合には、乱数カウンタを0に戻し、乱数カウンタが1周した場合には、その時の当たり図柄乱数用初期値更新乱数の値から乱数を更新する。
メインCPU300aは、第1始動口検出スイッチ120s、第2始動口検出スイッチ122s、ゲート検出スイッチ124s、普図作動口検出スイッチ125s、第1大入賞口検出スイッチ126s、第2大入賞口検出スイッチ128sから信号の入力があったか否か判定するスイッチ管理処理を実行する。なお、このスイッチ管理処理の詳細については後述する。
メインCPU300aは、上記の特別遊技を進行制御するための特別遊技管理処理を実行する。なお、この特別遊技管理処理の詳細については後述する。
メインCPU300aは、上記の普通遊技を進行制御するための普通遊技管理処理を実行する。なお、この普通遊技管理処理の詳細については後述する。
メインCPU300aは、各種エラーの判定およびエラー判定結果に応じた設定を行うためのエラー管理処理を実行する。エラーが発生したと判定した場合、メインCPU300aは、エラーの種別に対応するエラー指定コマンドをセットする。
メインCPU300aは、一般入賞口検出スイッチ118s、第1始動口検出スイッチ120s、第2始動口検出スイッチ122s、第1大入賞口検出スイッチ126s、第2大入賞口検出スイッチ128sのチェックを行い、該当する賞球制御用のカウンタ等を加算するための入賞口スイッチ処理を実行する。
メインCPU300aは、上記ステップS400-23でセットされた賞球制御用のカウンタのカウンタ値等に基づく払出コマンドの作成および送信を行うための払出制御管理処理を実行する。
メインCPU300aは、遊技情報出力端子板312から外部へ出力する外部情報用の出力データをセットするための外部情報管理処理を実行する。
メインCPU300aは、第1特別図柄表示器160、第2特別図柄表示器162、第1特別図柄保留表示器164、第2特別図柄保留表示器166、普通図柄表示器168、普通図柄保留表示器170、右打ち報知表示器172等の各種表示器(LED)を点灯制御するためのコモンデータをコモン出力バッファにセットするLED表示設定処理を実行する。
メインCPU300aは、普通電動役物ソレノイド122c、第1大入賞口ソレノイド126c、第2大入賞口ソレノイド128cおよび可動部材駆動ソレノイド142cのソレノイド出力イメージを合成し、出力ポートバッファに格納するためのソレノイド出力イメージ合成処理を実行する。
メインCPU300aは、各出力ポートバッファに格納されたコモン出力バッファの値を出力ポートに出力するためのポート出力処理を実行する。
メインCPU300aは、割込みを禁止するための処理を行う。
メインCPU300aは、メインRAM300cの使用外領域を用いて、性能表示モニタ184に表示するベース比率を算出するための処理を行い、算出したベース比率を性能表示モニタ184に表示するためのコモンデータをコモン出力バッファにセットする性能表示モニタ制御処理を実行する。なお、性能表示モニタ制御処理においては、所定期間ごとにベース比率が算出される。ここで、性能表示モニタ184には、現在の期間のベース比率と、それ以前の期間のベース比率とが所定時間ごとに切り替え表示されてもよい。また、所定の操作に応じて、性能表示モニタ184に表示されるベース比率が切り替わってもよい。さらに、ここでは、メインCPU300aは、遊技機状態フラグが01Hまたは02Hである場合に、設定値バッファにセットされている登録設定値を性能表示モニタ184に表示する。
メインCPU300aは、レジスタを復帰してタイマ割込み処理を終了する。
メインCPU300aは、遊技機状態フラグのフラグ値が01H(設定変更状態)であるかを判定する。その結果、01Hであると判定した場合にはステップS450-3に処理を移し、01Hではないと判定した場合にはステップS450-15に処理を移す。
メインCPU300aは、設定値バッファに記憶されている登録設定値を所定の処理領域にロードする。
メインCPU300aは、RAMクリアスイッチ182sがオン(RAMクリア操作信号が入力されているか)であるかを判定する。その結果、RAMクリアスイッチ182sがオンしていると判定した場合にはステップS450-7に処理を移し、RAMクリアスイッチ182sがオンしていないと判定した場合にはステップS450-9に処理を移す。
メインCPU300aは、処理領域の設定値に1を加算する。
メインCPU300aは、処理領域の設定値が1~6の範囲であるかを判定する。その結果、設定値が1~6の範囲であると判定した場合にはステップS450-13に処理を移し、設定値が1~6の範囲ではないと判定した場合にはステップS450-11に処理を移す。
メインCPU300aは、処理領域の設定値を1にセットする。
メインCPU300aは、処理領域の設定値を設定値バッファにセットする。
メインCPU300aは、設定変更スイッチ180sがオンしているかを判定する。その結果、設定変更スイッチ180sがオンしていると判定した場合には当該設定関連処理を終了し、設定変更スイッチ180sはオンしていないと判定した場合にはステップS450-17に処理を移す。
メインCPU300aは、設定関連処理の終了を示す設定関連終了指定コマンドを送信バッファにセットする。
メインCPU300aは、図19のサブコマンド群セット処理を実行する。すなわち、設定関連処理が実行された場合、その終了時に、機種コマンド、設定値指定コマンド、特図1保留指定コマンド、特図2保留指定コマンド、回数コマンド、変動パターン選択状態指定コマンド、特図フェーズ指定コマンド、客待ち指定コマンドが副制御基板330に送信されることとなる。
メインCPU300aは、遊技機状態フラグに00H(遊技可能状態)をセットし、当該設定関連処理を終了する。
メインCPU300aは、ゲート検出スイッチオン検出時、または、普図作動口検出スイッチオン検出時であるか、すなわち、ゲート124を遊技球が通過してゲート検出スイッチ124sからの検出信号がオンされた、または、普図作動口125に遊技球が入球して普図作動口検出スイッチ125sからの検出信号がオンされたかを判定する。その結果、ゲート検出スイッチオン検出時、または、普図作動口検出スイッチオン検出時であると判定した場合にはステップS510に処理を移し、ゲート検出スイッチオン検出時または普図作動口検出スイッチオン検出時ではないと判定した場合にはステップS500-3に処理を移す。
メインCPU300aは、ゲート124への遊技球の通過(普図作動口125への遊技球の入球)に基づいてゲート通過処理を実行する。なお、このゲート通過処理の詳細については後述する。
メインCPU300aは、第1始動口検出スイッチオン検出時であるか、すなわち、第1始動口120に遊技球が入球して第1始動口検出スイッチ120sから検出信号が入力されたかを判定する。その結果、第1始動口検出スイッチオン検出時であると判定した場合にはステップS520に処理を移し、第1始動口検出スイッチオン検出時ではないと判定した場合にはステップS500-5に処理を移す。
メインCPU300aは、第1始動口120への遊技球の入球に基づいて第1始動口通過処理を実行する。なお、この第1始動口通過処理の詳細については後述する。
メインCPU300aは、第2始動口検出スイッチオン検出時であるか、すなわち、第2始動口122に遊技球が入球して第2始動口検出スイッチ122sから検出信号が入力されたかを判定する。その結果、第2始動口検出スイッチオン検出時であると判定した場合にはステップS530に処理を移し、第2始動口検出スイッチオン検出時ではないと判定した場合にはステップS500-7に処理を移す。
メインCPU300aは、第2始動口122への遊技球の入球に基づいて第2始動口通過処理を実行する。なお、この第2始動口通過処理の詳細については後述する。
メインCPU300aは、大入賞口検出スイッチオン検出時であるか、すなわち、第1大入賞口126および第2大入賞口128に遊技球が入球して第1大入賞口検出スイッチ126sおよび第2大入賞口検出スイッチ128sから検出信号が入力されたかを判定する。その結果、大入賞口検出スイッチオン検出時であると判定した場合にはステップS500-9に処理を移し、大入賞口検出スイッチオン検出時ではないと判定した場合には、ステップS500-11に処理を移す。
メインCPU300aは、現在、大役遊技中または小当たり遊技中であるか否かを判定し、第1大入賞口126および第2大入賞口128への遊技球の入球が適正になされたものであるかを判定する。ここでは、大役遊技中または小当たり遊技中ではないと判定した場合には、所定の不正検出処理を実行し、大役遊技中または小当たり遊技中であり、第1大入賞口126および第2大入賞口128への遊技球の入球が適正になされたと判定した場合には、大入賞口入賞球数カウンタを1加算するとともに、大入賞口入賞指定コマンドを送信バッファにセットする。
メインCPU300aは、一般入賞口検出スイッチオン検出時であるか、すなわち、一般入賞口118に遊技球が入球して一般入賞口検出スイッチ118sから検出信号が入力されたかを判定する。その結果、一般入賞口検出スイッチオン検出時であると判定した場合にはステップS500-13に処理を移し、一般入賞口検出スイッチオン検出時ではないと判定した場合にはステップS500-15に処理を移す。
メインCPU300aは、一般入賞口入賞指定コマンドを送信バッファにセットする。
メインCPU300aは、アウト球検出スイッチオン検出時であるか、すなわち、アウト球検出スイッチ130sから検出信号が入力されたかを判定する。その結果、アウト球検出スイッチオン検出時であると判定した場合にはステップS500-17に処理を移し、アウト球検出スイッチオン検出時ではないと判定した場合には、当該スイッチ管理処理を終了する。
メインCPU300aは、アウト球検出指定コマンドを送信バッファにセットし、当該スイッチ管理処理を終了する。
メインCPU300aは、ハードウェア乱数生成部によって更新された当たり決定乱数をロードする。
メインCPU300aは、普通図柄保留球数カウンタのカウンタ値が最大値以上であるか、つまり、普通図柄保留球数カウンタのカウンタ値が4以上であるかを判定する。その結果、普通図柄保留球数カウンタのカウンタ値が最大値以上であると判定した場合には当該ゲート通過処理を終了し、普通図柄保留球数カウンタは最大値以上ではないと判定した場合にはステップS510-5に処理を移す。
メインCPU300aは、普通図柄保留球数カウンタのカウンタ値を、現在のカウンタ値に「1」加算した値に更新する。
メインCPU300aは、普図保留記憶領域の4つの記憶部のうち、取得した当たり決定乱数をセーブする対象となる対象記憶部を算定する。
メインCPU300aは、上記ステップS510-1で取得した当たり決定乱数を、上記ステップS510-7で算定した対象記憶部にセーブする。
メインCPU300aは、普図保留記憶領域に記憶されている普図保留数を示す普図保留指定コマンドを送信バッファにセットし、当該ゲート通過処理を終了する。
メインCPU300aは、特別図柄識別値として「00H」をセットする。なお、特別図柄識別値は、保留種別として特1保留および特2保留のいずれであるかを識別するためのもので、特別図柄識別値(00H)は特1保留を示し、特別図柄識別値(01H)は特2保留を示す。
メインCPU300aは、特別図柄1保留球数カウンタのアドレスをセットする。
メインCPU300aは、特別図柄乱数取得処理を実行して、当該第1始動口通過処理を終了する。なお、この特別図柄乱数取得処理は、第2始動口通過処理(ステップS530)と共通のモジュールを利用して実行される。したがって、特別図柄乱数取得処理の詳細は、第2始動口通過処理の説明後に説明する。
メインCPU300aは、特別図柄識別値として「01H」をセットする。
メインCPU300aは、特別図柄2保留球数カウンタのアドレスをセットする。
メインCPU300aは、後述する特別図柄乱数取得処理を実行する。
メインCPU300aは、普通遊技管理フェーズをロードする。なお、詳しくは後述するが、普通遊技管理フェーズは、普通遊技の実行処理の段階、すなわち、普通遊技の進行状況を示すものであり、普通遊技の実行処理の段階に応じて更新される。
メインCPU300aは、上記ステップS530-5でロードした普通遊技管理フェーズが「04H」ではないかを判定する。なお、普通遊技管理フェーズの「04H」は、普通電動役物入賞口開放制御処理中であることを示すものである。この普通電動役物入賞口開放制御処理においては、普通電動役物ソレノイド122cが通電されて可動片122bが開状態に制御されることから、ここでは、第2始動口122が適正に開放され得る状態にあるかを判定することとなる。その結果、普通遊技管理フェーズが「04H」ではないと判定した場合には当該第2始動口通過処理を終了し、普通遊技管理フェーズが「04H」であると判定した場合にはステップS530-9に処理を移す。
メインCPU300aは、普通電動役物入賞球数カウンタのカウンタ値を、現在のカウンタ値に「1」加算した値に更新し、当該第2始動口通過処理を終了する。
メインCPU300aは、上記ステップS520-1またはステップS530-1でセットした特別図柄識別値をロードする。
メインCPU300aは、対象特別図柄保留球数をロードする。ここでは、上記ステップS535-1でロードした特別図柄識別値が「00H」であれば、特別図柄1保留球数カウンタのカウンタ値、すなわち、特1保留数をロードする。また、上記ステップS535-1でロードした特別図柄識別値が「01H」であれば、特別図柄2保留球数カウンタのカウンタ値、すなわち、特2保留数をロードする。
メインCPU300aは、ハードウェア乱数生成部によって更新された大当たり決定乱数をロードする。
メインCPU300aは、上記ステップS535-3でロードした対象特別図柄保留球数が上限値以上であるかを判定する。その結果、上限値以上であると判定した場合には、ステップS535-21に処理を移し、上限値以上ではないと判定した場合には、ステップS535-9に処理を移す。
メインCPU300aは、対象特別図柄保留球数カウンタのカウンタ値を、現在のカウンタ値に「1」加算した値に更新する。
メインCPU300aは、特図保留記憶領域の8つの記憶部のうち、取得した大当たり決定乱数をセーブする対象となる対象記憶部を算定する。
メインCPU300aは、上記ステップS535-5でロードした大当たり決定乱数、上記ステップS400-19で更新された当たり図柄乱数、上記ステップS100-69で更新されたリーチグループ決定乱数、リーチモード決定乱数、変動パターン乱数を取得し、上記ステップS535-11で算定した対象記憶部に格納する。
メインCPU300aは、特図保留記憶領域に記憶されている特1保留および特2保留の入賞順序を更新して記憶する特別図柄保留球入賞順序設定処理を行う。
メインCPU300aは、上記ステップS535-13で対象記憶部に格納した各種の乱数に基づいて、大役仮抽選、当たり図柄仮決定、変動情報仮決定をする取得時演出判定処理を実行する。この取得時演出判定処理では、新たに記憶された保留が読み出された際に決定される変動情報を示す先読み指定コマンドを副制御基板330に送信する。この取得時演出判定処理については後述する。
メインCPU300aは、特別図柄1保留球数カウンタおよび特別図柄2保留球数カウンタのカウンタ値をロードする。
メインCPU300aは、上記ステップS535-17でロードしたカウンタ値に基づいて、特図保留指定コマンドを送信バッファにセットする。ここでは、特別図柄1保留球数カウンタのカウンタ値(特1保留数)に基づいて特図1保留指定コマンドをセットし、特別図柄2保留球数カウンタのカウンタ値(特2保留数)に基づいて特図2保留指定コマンドをセットする。これにより、特1保留または特2保留が記憶されるたびに、特1保留数および特2保留数が副制御基板330に伝達されることとなる。
メインCPU300aは、普通遊技管理フェーズをロードする。
メインCPU300aは、上記ステップS535-21でロードした普通遊技管理フェーズを確認し、後述する普通電動役物入賞口開放制御状態未満であるかを判定する。その結果、普通電動役物入賞口開放制御状態未満であると判定した場合にはステップS535-25に処理を移し、普通電動役物入賞口開放制御状態未満ではないと判定した場合には当該特別図柄乱数取得処理を終了する。
メインCPU300aは、異常入賞があったか否かを判定するとともに、異常入賞があったと判定した場合には、所定の処理を行う始動口異常入賞エラー処理を実行し、当該特別図柄乱数取得処理(ステップS535)を終了する。
メインCPU300aは、設定中の設定値に基づいて、対応する大当たり決定乱数判定テーブルを選択する。具体的には、現在の遊技状態、および、設定中の設定値に基づいて、対応する大当たり決定乱数判定テーブルを選択する。そして、選択したテーブルと、上記ステップS535-13で対象記憶部に記憶した大当たり決定乱数とに基づいて、大当たり、小当たり、ハズレのいずれかを仮判定する特別図柄当たり仮判定処理を行う。
メインCPU300aは、特別図柄を仮決定するための特別図柄図柄仮判定処理を実行する。ここでは、上記ステップS536-1の仮大役抽選の結果(特別図柄当たり仮判定処理によって導出された結果)が大当たりまたは小当たりであった場合には、上記ステップS535-13で対象記憶部に記憶した当たり図柄乱数、当選種別(大当たりであるか小当たりであるか)、保留種別をロードし、対応する当たり図柄乱数判定テーブルを選択して特別図柄判定データを抽出し、抽出した特別図柄判定データ(大当たり図柄または小当たり図柄の種別)をセーブする。また、上記ステップS536-1の仮大役抽選の結果がハズレであった場合には、所定のハズレ用の特別図柄判定データ(ハズレ図柄の種別)をセーブする。
メインCPU300aは、ステップS536-3でセーブした特別図柄判定データに対応する先読み図柄種別指定コマンド(先読み指定コマンド)を送信バッファにセットする。
メインCPU300aは、上記ステップS536-1の特別図柄当たり仮判定処理によって導出された結果が、大当たりまたは小当たりであるかを判定する。その結果、大当たりまたは小当たりであると判定した場合にはステップS536-9に処理を移し、大当たりまたは小当たりではない(ハズレである)と判定した場合にはステップS536-11に処理を移す。
メインCPU300aは、大当たり時リーチモード決定乱数判定テーブル(図9(b)、(c)参照)または小当たり時リーチモード決定乱数判定テーブル(図9(d)、(e))をセットし、ステップS536-19に処理を移す。
メインCPU300aは、上記ステップS535-13で対象記憶部に記憶したリーチグループ決定乱数をロードする。
メインCPU300aは、上記ステップS536-11でロードしたリーチグループ決定乱数が固定値(8500以上)であるかを判定する。ここで、グループ種別は、リーチグループ決定乱数判定テーブルを参照して決定されるが、このリーチグループ決定乱数判定テーブルは、記憶されている保留数に応じて選択される。このとき、リーチグループ決定乱数は、0~10006の範囲から取得され、リーチグループ決定乱数の値が8500以上であれば、保留数に拘わらず、同一のリーチグループ決定乱数判定テーブルが選択され、リーチグループ決定乱数の値が8500未満であれば、保留数に応じて異なるリーチグループ決定乱数判定テーブルが選択される。以下では、リーチグループ決定乱数のうち、保留数に応じて異なるリーチグループ決定乱数判定テーブルが選択される0~8499の範囲の値を不定値とし、保留数に拘わらず同一のリーチグループ決定乱数判定テーブルが選択される8500~10006の範囲の値を固定値と呼ぶ。上記ステップS536-11でロードしたリーチグループ決定乱数が固定値(8500以上)であると判定した場合にはステップS536-15に処理を移し、上記ステップS536-11でロードしたリーチグループ決定乱数が固定値(8500以上)ではないと判定した場合にはステップS536-27に処理を移す。
メインCPU300aは、リーチグループ決定乱数判定テーブル(図8参照)をセットする。なお、リーチグループ決定乱数判定テーブルは、保留数に応じて複数種類設けられているが、ここでは、保留数が0のときに用いられるテーブルが選択される。そして、セットしたリーチグループ決定乱数判定テーブルと、上記ステップS535-13で対象記憶部に記憶したリーチグループ決定乱数とに基づいて、リーチグループ(グループ種別)を仮決定する。
メインCPU300aは、上記ステップS536-15で仮決定されたグループ種別に対応するハズレ時リーチモード決定乱数判定テーブル(図9(a)参照)をセットし、ステップS536-19に処理を移す。
メインCPU300aは、上記ステップS536-9または上記ステップS536-17でセットしたリーチモード決定乱数判定テーブルと、上記ステップS535-13で対象記憶部に記憶したリーチモード決定乱数とに基づいて、変動モード番号を仮決定する。また、ここでは、変動モード番号とともに、変動パターン乱数判定テーブルが仮決定される。
メインCPU300aは、上記ステップS536-19で仮決定した変動モード番号に対応する先読み指定変動モードコマンド(先読み指定コマンド)を送信バッファにセットする。
メインCPU300aは、上記ステップS536-19で仮決定した変動パターン乱数判定テーブルと、上記ステップS535-13で対象記憶部に記憶した変動パターン乱数とに基づいて、変動パターン番号を仮決定する。
メインCPU300aは、上記ステップS536-23で仮決定した変動パターン番号に対応する先読み指定変動パターンコマンド(先読み指定コマンド)を送信バッファにセットし、当該取得時演出判定処理を終了する。
メインCPU300aは、対象記憶部に新たに記憶された保留について、当該保留が読み出されたときの保留数に応じて、グループ種別、すなわち、変動演出パターンが変化することを示す不定値コマンド(先読み指定変動モードコマンドおよび先読み指定変動パターンコマンド=7FH)を送信バッファにセットし、当該取得時演出判定処理を終了する。
メインCPU300aは、特別遊技管理フェーズをロードする。
メインCPU300aは、上記ステップS600-1でロードした特別遊技管理フェーズに対応する特別遊技制御モジュールを選択する。
メインCPU300aは、上記ステップS600-3で選択した特別遊技制御モジュールをコールして処理を開始する。
メインCPU300aは、特別遊技の制御時間を管理する特別遊技タイマをロードし、当該特別遊技管理処理を終了する。
メインCPU300aは、特別図柄2保留球数カウンタのカウンタ値、すなわち、特2保留数(X2)が「1」以上であるかを判定する。その結果、特2保留数(X2)が「1」以上であると判定した場合にはステップS610-7に処理を移し、特2保留数(X2)は「1」以上ではないと判定した場合にはステップS610-3に処理を移す。
メインCPU300aは、特別図柄1保留球数カウンタのカウンタ値、すなわち、特1保留数(X1)が「1」以上であるかを判定する。その結果、特1保留数(X1)が「1」以上であると判定した場合にはステップS610-7に処理を移し、特1保留数(X1)は「1」以上ではないと判定した場合にはステップS610-5に処理を移す。
メインCPU300aは、客待ちコマンドを送信バッファにセットするとともに、客待ち状態に設定するための客待ち設定処理を実行し、当該特別図柄変動待ち処理を終了する。
メインCPU300aは、第2特図保留記憶領域の第1記憶部~第4記憶部に記憶されている特2保留、または、第1特図保留記憶領域の第1記憶部~第4記憶部に記憶されている特1保留を、1つ序数の小さい記憶部にブロック転送する。具体的には、上記ステップS610-1において、特別図柄2保留球数が「1」以上であると判定した場合には、第2特図保留記憶領域の第2記憶部~第4記憶部に記憶されている特2保留を、第1記憶部~第3記憶部に転送する。また、メインRAM300cには、処理対象となる第0記憶部が設けられており、第1記憶部に記憶されている特2保留を、第0記憶部にブロック転送する。また、上記ステップS610-3において、特別図柄1保留球数が「1」以上であると判定した場合には、第1特図保留記憶領域の第2記憶部~第4記憶部に記憶されている特1保留を、第1記憶部~第3記憶部に転送するとともに、第1記憶部に記憶されている特1保留を、第0記憶部にブロック転送する。なお、この特別図柄記憶エリアシフト処理においては、第0記憶部に転送された保留種別に対応する対象特別図柄保留球数カウンタのカウンタ値を「1」減算するとともに、特1保留または特2保留が「1」減算したことを示す、保留減指定コマンドを送信バッファにセットする。
メインCPU300aは、大役抽選を行う特別図柄当たり判定処理を実行する。この特別図柄当たり判定処理については後述する。
メインCPU300aは、特別図柄を決定するための特別図柄図柄判定処理を実行する。ここでは、上記ステップS611で記憶された判定情報(大役抽選の抽選結果)が大当たりもしくは小当たりである場合、当選種別(大当たりであるか小当たりであるか)および保留種別をロードし、対応する当たり図柄乱数判定テーブルをセットする。そして、セットした当たり図柄乱数判定テーブルを参照し、第0記憶部に転送された当たり図柄乱数を用いて特別図柄判定データを抽出し、抽出した特別図柄判定データ(大当たり図柄または小当たり図柄の種別)をセーブする。一方、上記ステップS611で記憶された大役抽選の抽選結果がハズレである場合、保留種別が特1保留であれば、ハズレ図柄として特別図柄Xをセーブし、保留種別が特2保留であれば、ハズレ図柄として特別図柄Yをセーブする。なお、ここでは、セーブした特別図柄判定データに対応する図柄種別指定コマンドが送信バッファにセットされる。
メインCPU300aは、上記ステップS610-11で抽出した特別図柄判定データに対応する特別図柄停止図柄番号をセーブする。なお、第1特別図柄表示器160および第2特別図柄表示器162は、それぞれ7セグで構成されており、7セグを構成する各セグメントには番号(カウンタ値)が対応付けられている。ここで決定する特別図柄停止図柄番号は、最終的に点灯するセグメントの番号(カウンタ値)を示すものである。
メインCPU300aは、変動モード番号および変動パターン番号を決定する特別図柄変動番号決定処理を実行する。この特別図柄変動番号決定処理の詳細は後述する。
メインCPU300aは、上記ステップS612で決定された変動モード番号および変動パターン番号をロードするとともに、変動時間決定テーブルを参照して、変動時間1および変動時間2を決定する。そして、決定した変動時間1、2の合計時間を、特別図柄変動タイマにセットする。
メインCPU300aは、大役抽選が実行されたときの遊技状態を遊技状態バッファに記憶する等の処理を行う予備領域設定処理を行う。また、この予備領域設定処理では、大役抽選の結果が大当たりである場合に、メインRAM300cの予備領域に、大役遊技後に設定する遊技状態情報や大当たり図柄の種別(特別図柄判定データ)等を記憶する。
メインCPU300aは、第1特別図柄表示器160または第2特別図柄表示器162において、特別図柄の変動表示を開始するために、特別図柄表示図柄カウンタを設定する処理を実行する。第1特別図柄表示器160および第2特別図柄表示器162を構成する7セグの各セグメントにはカウンタ値が対応付けられており、特別図柄表示図柄カウンタに設定されたカウンタ値に対応するセグメントが点灯制御される。ここでは、特別図柄の変動表示の開始時に点灯させるセグメントに対応するカウンタ値が特別図柄表示図柄カウンタに設定されることとなる。なお、特別図柄表示図柄カウンタは、第1特別図柄表示器160に対応する特別図柄1表示図柄カウンタと、第2特別図柄表示器162に対応する特別図柄2表示図柄カウンタとが別個に設けられており、ここでは、保留種別に対応するカウンタにカウンタ値が設定される。
メインCPU300aは、特別図柄1保留球数カウンタおよび特別図柄2保留球数カウンタのカウンタ値をロードし、特図保留指定コマンドを送信バッファにセットする。ここでは、特別図柄1保留球数カウンタのカウンタ値(特1保留数)に基づいて特図1保留指定コマンドをセットし、特別図柄2保留球数カウンタのカウンタ値(特2保留数)に基づいて特図2保留指定コマンドをセットする。また、ここでは、上記ステップS610-7で記憶した特1保留および特2保留の入賞順序に対応する特別図柄入賞順序コマンドを送信バッファにセットする。これにより、特1保留または特2保留が消化されるたびに、特1保留数および特2保留数、ならびに、これら各保留の入賞順序が副制御基板330に伝達されることとなる。
メインCPU300aは、特別遊技管理フェーズを「01H」に更新し、当該特別図柄変動待ち処理を終了する。
メインCPU300aは、特別図柄確率状態フラグをロードする。
メインCPU300aは、設定値バッファの登録設定値をロードする。
メインCPU300aは、上記ステップS611-3でロードした登録設定値が正常範囲内の値であるかを判定する。その結果、正常範囲内の値であると判定した場合にはステップS611-11に処理を移し、正常範囲内の値ではないと判定した場合にはステップS611-7に処理を移す。
メインCPU300aは、遊技機状態フラグに03H(設定異常状態)をセットする。
メインCPU300aは、設定異常状態コマンド(サブコマンド)を送信バッファにセットし、当該特別図柄当たり判定処理を終了する。この設定異常状態コマンドが副制御基板330に送信されると、設定異常である旨の報知がなされる。
メインCPU300aは、上記ステップS611-1およびステップS611-3でロードした情報に対応する大当たり決定乱数判定テーブルを参照し、大当たりまたは小当たりと判定する際の下限値および上限値をそれぞれセットする。
メインCPU300aは、第0記憶部に転送された大当たり決定乱数と、上記の下限値および上限値とを比較し、大当たりまたは小当たりの当選有無を判定する判定処理(大役抽選)を行う。
メインCPU300aは、上記ステップS611-13の判定処理の結果を判定情報としてセットし、当該特別図柄当たり判定処理を終了する。
メインCPU300aは、変動パターン選択状態フラグが01H以上であるかを判定する。その結果、変動パターン選択状態フラグが01H以上であると判定した場合にはステップS612-3に処理を移し、変動パターン選択状態フラグは01H以上ではないと判定した場合にはステップS612-5に処理を移す。
メインCPU300aは、変動回数カウンタをインクリメントする。なお、変動回数カウンタは、現在の変動状態における変動回数を計数するカウンタである。
メインCPU300aは、上記ステップS611における大役抽選の結果が大当たりまたは小当たりであるかを判定する。その結果、大当たりまたは小当たりであると判定した場合にはステップS612-7に処理を移し、大当たりおよび小当たりのいずれでもない(ハズレである)と判定した場合にはステップS612-11に処理を移す。
メインCPU300aは、変動パターン選択状態フラグをロードする。
メインCPU300aは、上記ステップS612-7でロードした変動パターン選択状態フラグが01H以上である場合、変動パターン選択状態フラグと変動回数カウンタのカウンタ値とに基づいて、リーチモード決定乱数判定テーブルをセットする。また、上記ステップS612-7でロードした変動パターン選択状態フラグが00Hである場合、メインCPU300aは、現在の遊技状態および保留種別に対応するリーチモード決定乱数判定テーブルをセットする。
メインCPU300aは、読み出した保留の保留種別が特2保留である場合には、特別図柄2保留球数カウンタのカウンタ値を確認し、読み出した保留の保留種別が特1保留である場合には、特別図柄1保留球数カウンタのカウンタ値を確認する。
メインCPU300aは、変動パターン選択状態フラグをロードする。
メインCPU300aは、上記ステップS612-21でロードした変動パターン選択状態フラグが01H以上である場合、変動パターン選択状態フラグ、変動回数カウンタのカウンタ値、保留種別、上記ステップS612-11で確認した保留数に基づいて、リーチグループ決定乱数判定テーブルをセットする。一方、上記ステップS612-21でロードした変動パターン選択状態フラグが00Hである場合、現在の遊技状態、上記ステップS612-11で確認した保留数、保留種別に基づいて、対応するリーチグループ決定乱数判定テーブルをセットする。そして、セットしたリーチグループ決定乱数判定テーブルと、上記ステップS610-7で第0記憶部に転送したリーチグループ決定乱数とに基づいて、リーチグループ(グループ種別)を決定する。
メインCPU300aは、上記ステップS612-23で決定されたグループ種別に対応するハズレ時リーチモード決定乱数判定テーブルをセットする。
メインCPU300aは、上記ステップS612-9または上記ステップS612-25でセットしたリーチモード決定乱数判定テーブルと、上記ステップS610-7で第0記憶部に転送したリーチモード決定乱数とに基づいて、変動モード番号を決定する。また、ここでは、変動モード番号とともに、変動パターン乱数判定テーブルが決定される。
メインCPU300aは、上記ステップS612-27で決定した変動モード番号に対応する変動モードコマンドを送信バッファにセットする。
メインCPU300aは、上記ステップS612-27で決定した変動パターン乱数判定テーブルと、上記ステップS610-7で第0記憶部に転送した変動パターン乱数とに基づいて、変動パターン番号を決定する。
メインCPU300aは、上記ステップS612-23で決定した変動パターン番号に対応する変動パターンコマンドを送信バッファにセットして、当該特別図柄変動番号決定処理を終了する。
メインCPU300aは、特別図柄変動ベースカウンタを更新する処理を実行する。なお、特別図柄変動ベースカウンタは、所定周期(例えば100ms)で1周するようにカウンタ値が設定される。具体的には、特別図柄変動ベースカウンタのカウンタ値が「0」であった場合には、所定のカウンタ値(例えば25)がセットされ、カウンタ値が「1」以上であった場合には、現在のカウンタ値から「1」減算した値にカウンタ値を更新する。
メインCPU300aは、上記ステップS620-1で更新した特別図柄変動ベースカウンタのカウンタ値が「0」であるかを判定する。その結果、カウンタ値が「0」であった場合にはステップS620-5に処理を移し、カウンタ値が「0」ではなかった場合にはステップS620-9に処理を移す。
メインCPU300aは、上記ステップS610-15で設定された特別図柄変動タイマのタイマ値を所定値減算する特別図柄変動タイマ更新処理を行う。
メインCPU300aは、上記ステップS620-5で更新した特別図柄変動タイマのタイマ値が「0」であるかを判定する。その結果、タイマ値が「0」であった場合にはステップS620-15に処理を移し、タイマ値が「0」ではなかった場合にはステップS620-9に処理を移す。
メインCPU300aは、第1特別図柄表示器160および第2特別図柄表示器162を構成する7セグの各セグメントの点灯時間を計時する特別図柄表示タイマを更新する。具体的には、特別図柄表示タイマのタイマ値が「0」であった場合には、所定のタイマ値がセットされ、タイマ値が「1」以上であった場合には、現在のタイマ値から「1」減算した値にタイマ値を更新する。
メインCPU300aは、特別図柄表示タイマのタイマ値が「0」であるかを判定する。その結果、特別図柄表示タイマのタイマ値が「0」であると判定した場合にはステップS620-13に処理を移し、特別図柄表示タイマのタイマ値が「0」でないと判定した場合には当該特別図柄変動中処理を終了する。
メインCPU300aは、更新対象の特別図柄表示図柄カウンタのカウンタ値を更新し、当該特別図柄変動中処理を終了する。これにより、7セグを構成する各セグメントが、所定時間おきに順次点灯することとなる。
メインCPU300aは、特別遊技管理フェーズを「02H」に更新する。
メインCPU300aは、対象の特別図柄表示図柄カウンタに、上記ステップS610-13で決定した特別図柄停止図柄番号(カウンタ値)をセーブする。これにより、第1特別図柄表示器160または第2特別図柄表示器162に、決定された特別図柄が停止表示されることとなる。
メインCPU300aは、第1特別図柄表示器160または第2特別図柄表示器162に特別図柄が停止表示されたことを示す特図停止指定コマンドを送信バッファにセットする。
メインCPU300aは、特別図柄を停止表示する時間である特別図柄変動停止時間を特別遊技タイマにセットし、当該特別図柄変動中処理を終了する。
メインCPU300aは、上記ステップS620-21でセットした特別遊技タイマのタイマ値が「0」でないかを判定する。その結果、特別遊技タイマのタイマ値が「0」ではないと判定した場合には当該特別図柄停止図柄表示処理を終了し、特別遊技タイマのタイマ値が「0」であると判定した場合にはステップS630-3に処理を移す。
メインCPU300aは、大役抽選の結果を確認する。
メインCPU300aは、大役抽選の結果が大当たりであるかを判定する。その結果、大当たりであると判定した場合にはステップS630-19に処理を移し、大当たりではないと判定した場合にはステップS630-7に処理を移す。
メインCPU300aは、回数切り管理処理を実行する。ここでは、特別図柄確率状態フラグをロードして、現在の遊技状態が低確率遊技状態であるか高確率遊技状態であるかを確認する。そして、遊技状態が高確率遊技状態であった場合には、高確回数切りカウンタのカウンタ値を、現在のカウンタ値から「1」減算した値に更新する。なお、高確回数切りカウンタを更新した結果、カウンタ値が「0」になった場合には、低確率遊技状態に対応する特別図柄確率状態フラグをセットする。これにより、高確率遊技状態において、大当たりに当選することなく、特別図柄が所定回数確定したところで、遊技状態が低確率遊技状態に移行することとなる。
メインCPU300aは、変動状態を更新する変動状態更新処理を行う。この変動状態更新処理については図36を用いて後述する。
メインCPU300aは、特別図柄が確定したときの遊技状態を示す特図確定時遊技状態確認指定コマンドを送信バッファにセットする。
メインCPU300aは、上記ステップS630-7で更新した高確回数および時短回数を副制御基板330に伝達するための回数コマンドを送信バッファにセットする。
メインCPU300aは、大役抽選の結果が小当たりであるかを判定する。その結果、小当たりであると判定した場合にはステップS630-21に処理を移し、小当たりではないと判定した場合にはステップS630-17に処理を移す。
メインCPU300aは、特別遊技管理フェーズを「00H」に更新し、当該特別図柄停止図柄表示処理を終了する。これにより、1の保留に基づく特別遊技管理処理が終了し、特1保留または特2保留が記憶されている場合には、次の保留に基づく特別図柄の変動表示を開始するための処理が行われることとなる。
メインCPU300aは、遊技状態を初期状態である低確率遊技状態および非時短遊技状態にリセット(設定)する。
メインCPU300aは、確定した特別図柄の種別に応じて、特別電動役物作動ラムセットテーブルのデータをセットする。
メインCPU300aは、特別電動役物最大作動回数設定処理を行う。具体的には、上記ステップS630-21でセットしたデータを参照し、特別電動役物最大作動回数カウンタに、カウンタ値として所定数(特別図柄の種別に対応するカウンタ値=ラウンド数)をセットする。なお、この特別電動役物最大作動回数カウンタは、これから開始する大役遊技において実行可能なラウンド数を示すものである。一方、メインRAM300cには、特別電動役物連続作動回数カウンタが設けられており、各ラウンド遊技の開始時に、特別電動役物連続作動回数カウンタのカウンタ値を「1」加算することで、現在のラウンド遊技数が管理される。ここでは、大役遊技の開始に伴って、この特別電動役物連続作動回数カウンタのカウンタ値をリセット(「0」に更新)する処理が併せて実行される。
メインCPU300aは、上記ステップS630-21でセットしたデータを参照し、特別遊技タイマに、タイマ値として所定のオープニング時間をセーブする。
メインCPU300aは、大役遊技または小当たり遊技の開始を副制御基板330に伝達するためのオープニング指定コマンドを送信バッファにセットする。なお、このオープニング指定コマンドは、オープニング時間ごとに設けられており、ここでは、上記ステップS630-25でセーブされたオープニング時間に対応するオープニング指定コマンドが送信バッファにセットされる。
メインCPU300aは、上記ステップS630-3で確認した大役抽選の結果が大当たりである場合には、特別遊技管理フェーズを「03H」に更新し、小当たりである場合には、特別遊技管理フェーズを「07H」に更新して、当該特別図柄停止図柄表示処理を終了する。これにより、大役遊技または小当たり遊技が開始されることとなる。
メインCPU300aは、変動パターン選択状態フラグが01H以上であるかを判定する。その結果、変動パターン選択状態フラグが01H以上であると判定した場合にはステップS631-3に処理を移し、変動パターン選択状態フラグは01H以上ではないと判定した場合にはステップS631-9に処理を移す。
メインCPU300aは、変動回数が規定回数に到達したかを判定する。その結果、変動回数が規定回数に到達したと判定した場合にはステップS631-5に処理を移し、変動回数は規定回数に到達していないと判定した場合にはステップS631-9に処理を移す。
メインCPU300aは、変動回数カウンタのカウンタ値(変動回数)をリセット(0に)する。
メインCPU300aは、変動パターン選択状態フラグを00Hに更新する。
メインCPU300aは、変動パターン選択状態フラグをロードし、ロードした変動パターン選択状態フラグに対応する変動状態指定コマンドをセットし、当該変動状態更新処理を終了する。
メインCPU300aは、特別遊技タイマのタイマ値が「0」でないかを判定する。その結果、特別遊技タイマのタイマ値が「0」ではないと判定した場合には当該大入賞口開放前処理を終了し、特別遊技タイマのタイマ値が「0」であると判定した場合にはステップS640-3に処理を移す。
メインCPU300aは、特別電動役物連続作動回数カウンタのカウンタ値を、現在のカウンタ値に「1」加算した値に更新する。
メインCPU300aは、第1大入賞口126および第2大入賞口128の開放開始(ラウンド遊技の開始)を副制御基板330に伝達するための大入賞口開放指定コマンドを送信バッファにセットする。
メインCPU300aは、大入賞口開閉切替処理を実行する。この大入賞口開閉切替処理については後述する。
メインCPU300aは、特別遊技管理フェーズを、現在の値に01Hを加算した値(「04H」または「08H」)に更新し、当該大入賞口開放前処理を終了する。
メインCPU300aは、特別電動役物開閉切替回数カウンタのカウンタ値が、特別電動役物開閉切替回数(1回のラウンド遊技中における第1大入賞口126および第2大入賞口128の開閉回数)の上限値であるかを判定する。その結果、カウンタ値が上限値であると判定した場合には当該大入賞口開閉切替処理を終了し、カウンタ値は上限値ではないと判定した場合にはステップS641-3に処理を移す。
メインCPU300aは、特別電動役物作動ラムセットテーブルのデータを参照し、特別電動役物開閉切替回数カウンタのカウンタ値に基づいて、第1大入賞口ソレノイド126cまたは第2大入賞口ソレノイド128cを通電制御するためのソレノイド制御データ、ならびに、第1大入賞口ソレノイド126cまたは第2大入賞口ソレノイド128cの通電時間もしくは通電停止時間であるタイマデータを抽出する。
メインCPU300aは、上記ステップS641-3で抽出したソレノイド制御データに基づいて、第1大入賞口ソレノイド126cまたは第2大入賞口ソレノイド128cの通電を開始するか、もしくは、第1大入賞口ソレノイド126cまたは第2大入賞口ソレノイド128cの通電を停止するための大入賞口ソレノイド通電制御処理を実行する。この大入賞口ソレノイド通電制御処理の実行により、上記ステップS400-31およびステップS400-33において、第1大入賞口ソレノイド126cまたは第2大入賞口ソレノイド128cの通電開始もしくは通電停止の制御がなされることとなる。
メインCPU300aは、上記ステップS641-3で抽出したタイマデータに基づくタイマ値を、特別遊技タイマにセーブする。なお、ここで特別遊技タイマにセーブされるタイマ値は、第1大入賞口126および第2大入賞口128の1回の最大開放時間となる。
メインCPU300aは、第1大入賞口ソレノイド126cまたは第2大入賞口ソレノイド128cの通電開始状態か、すなわち、上記ステップS641-5において、第1大入賞口ソレノイド126cまたは第2大入賞口ソレノイド128cの通電を開始する制御処理がなされたかを判定する。その結果、通電開始状態であると判定した場合にはステップS641-11に処理を移し、通電開始状態ではないと判定した場合には当該大入賞口開閉切替処理を終了する。
メインCPU300aは、特別電動役物開閉切替回数カウンタのカウンタ値を、現在のカウンタ値に「1」加算した値に更新し、当該大入賞口開閉切替処理を終了する。
メインCPU300aは、上記ステップS641-7でセーブした特別遊技タイマのタイマ値が「0」でないかを判定する。その結果、特別遊技タイマのタイマ値が「0」ではないと判定した場合にはステップS650-5に処理を移し、特別遊技タイマのタイマ値が「0」であると判定した場合にはステップS650-3に処理を移す。
メインCPU300aは、特別電動役物開閉切替回数カウンタのカウンタ値が、特別電動役物開閉切替回数の上限値であるかを判定する。その結果、カウンタ値が上限値であると判定した場合にはステップS650-7に処理を移し、カウンタ値は上限値ではないと判定した場合にはステップS641に処理を移す。
上記ステップS650-3において、特別電動役物開閉切替回数カウンタのカウンタ値が、特別電動役物開閉切替回数の上限値ではないと判定した場合には、メインCPU300aは、上記ステップS641の処理を実行する。
メインCPU300aは、上記ステップS500-9で更新された大入賞口入賞球数カウンタのカウンタ値が規定数に到達していないか、すなわち、第1大入賞口126または第2大入賞口128に、1ラウンド中の最大入賞可能数と同数の遊技球が入球していないかを判定する。その結果、規定数に到達していないと判定した場合には当該大入賞口開放制御処理を終了し、規定数に到達したと判定した場合にはステップS650-7に処理を移す。
メインCPU300aは、第1大入賞口ソレノイド126cおよび第2大入賞口ソレノイド128cの通電を停止して第1大入賞口126および第2大入賞口128を閉鎖するために必要な大入賞口閉鎖処理を実行する。これにより、第1大入賞口126および第2大入賞口128が閉鎖状態となる。
メインCPU300aは、大入賞口閉鎖有効時間(インターバル時間)を特別遊技タイマにセーブする。
メインCPU300aは、特別遊技管理フェーズを、現在の値に01Hを加算した値(「05H」または「09H」)に更新する。
メインCPU300aは、第1大入賞口126および第2大入賞口128が閉鎖されたことを示す大入賞口閉鎖指定コマンドを送信バッファにセットし、当該大入賞口開放制御処理を終了する。
メインCPU300aは、上記ステップS650-9でセーブした特別遊技タイマのタイマ値が「0」でないかを判定する。その結果、特別遊技タイマのタイマ値が「0」ではないと判定した場合には当該大入賞口閉鎖有効処理を終了し、特別遊技タイマのタイマ値が「0」であると判定した場合にはステップS660-3に処理を移す。
メインCPU300aは、特別電動役物連続作動回数カウンタのカウンタ値が、特別電動役物最大作動回数カウンタのカウンタ値と一致するか、すなわち、予め設定された回数のラウンド遊技が終了したかを判定する。その結果、特別電動役物連続作動回数カウンタのカウンタ値が、特別電動役物最大作動回数カウンタのカウンタ値と一致すると判定した場合にはステップS660-9に処理を移し、一致しないと判定した場合にはステップS660-5に処理を移す。
メインCPU300aは、特別遊技管理フェーズを「03H」に更新する。なお、特別遊技管理フェーズが「09H」である場合、すなわち、小当たり遊技の制御中は、小当たり遊技のラウンド遊技回数が「1」であることから、上記ステップS660-3で必ずYESと判定され、当該ステップに処理が移行することはない。
メインCPU300aは、所定の大入賞口閉鎖時間を特別遊技タイマにセーブし、当該大入賞口閉鎖有効処理を終了する。これにより、次のラウンド遊技が開始されることとなる。
メインCPU300aは、エンディング時間を特別遊技タイマにセーブするエンディング時間設定処理を実行する。
メインCPU300aは、特別遊技管理フェーズを、現在の値に01Hを加算した値(「06H」または「0AH」)に更新する。
メインCPU300aは、エンディングの開始を示すエンディング指定コマンドを送信バッファにセットし、当該大入賞口閉鎖有効処理を終了する。
メインCPU300aは、上記ステップS660-9でセーブした特別遊技タイマのタイマ値が「0」でないかを判定する。その結果、特別遊技タイマのタイマ値が「0」でないと判定した場合には当該大入賞口終了ウェイト処理を終了し、特別遊技タイマのタイマ値が「0」であると判定した場合にはステップS670-3に処理を移す。
メインCPU300aは、大役遊技終了後の遊技状態を設定するための状態設定処理を実行する。ここでは、大役遊技の実行契機となった大当たり図柄に基づいて、大役遊技終了後の遊技状態が設定される。具体的には、大役遊技の実行契機となった大当たり図柄が特別図柄B、Cである場合には、高確率遊技状態および時短遊技状態に設定するとともに高確回数および時短回数を10000回に設定する。また、大役遊技の実行契機となった大当たり図柄が特別図柄Aである場合には、低確率遊技状態および時短遊技状態に設定するとともに時短回数を100回に設定する。
メインCPU300aは、大役遊技の終了後に設定される遊技状態を伝達するための遊技状態変化指定コマンドを送信バッファにセットする。
メインCPU300aは、上記ステップS670-3でセーブした高確回数および時短回数に対応する回数指定コマンドを送信バッファにセットする。
メインCPU300aは、大役遊技または小当たり遊技の終了後に設定される変動状態を伝達するための変動状態指定コマンドを送信バッファにセットする。
メインCPU300aは、特別遊技管理フェーズを「00H」に更新し、当該大入賞口終了ウェイト処理を終了する。これにより、特1保留または特2保留が記憶されている場合には、特別図柄の変動表示が再開されることとなる。
メインCPU300aは、普通遊技管理フェーズをロードする。
メインCPU300aは、上記ステップS700-1でロードした普通遊技管理フェーズに対応する普通遊技制御モジュールを選択する。
メインCPU300aは、上記ステップS700-3で選択した普通遊技制御モジュールをコールして処理を開始する。
メインCPU300aは、普通遊技の制御時間を管理する普通遊技タイマをロードする。
メインCPU300aは、普通図柄保留球数カウンタのカウンタ値をロードし、カウンタ値が「0」であるか、すなわち、普図保留が「0」であるかを判定する。その結果、カウンタ値が「0」であると判定した場合には当該普通図柄変動待ち処理を終了し、カウンタ値は「0」ではないと判定した場合にはステップS710-3に処理を移す。
メインCPU300aは、普図保留記憶領域の第1記憶部~第4記憶部に記憶されている普図保留(当たり決定乱数)を、1つ序数の小さい記憶部にブロック転送する。具体的には、第2記憶部~第4記憶部に記憶されている普図保留を、第1記憶部~第3記憶部に転送する。また、メインRAM300cには、処理対象となる第0記憶部が設けられており、第1記憶部に記憶されている普図保留を、第0記憶部に転送する。なお、この普通図柄記憶エリアシフト処理においては、普通図柄保留球数カウンタのカウンタ値を「1」減算するとともに、普図保留が「1」減算したことを示す、普図保留減指定コマンドを送信バッファにセットする。
メインCPU300aは、第0記憶部に転送された当たり決定乱数をロードし、現在の遊技状態に対応する当たり決定乱数判定テーブルを選択して普図抽選を行い、その抽選結果を記憶する普通図柄当たり判定処理を実行する。
メインCPU300aは、上記ステップS710-5の普図抽選の結果に対応する普通図柄停止図柄番号をセーブする。なお、一種参考例では、普通図柄表示器168は1つのLEDランプで構成されており、当たりの場合には普通図柄表示器168を点灯させ、ハズレの場合には普通図柄表示器168を消灯させる。ここで決定する普通図柄停止図柄番号は、最終的に普通図柄表示器168を点灯するか否かを示すものであり、例えば、当たりに当選した場合には、普通図柄停止図柄番号として「0」が決定され、ハズレの場合には、普通図柄停止図柄番号として「1」が決定される。
メインCPU300aは、現在の遊技状態を確認し、対応する普通図柄変動時間データテーブルを選択してセットする。
メインCPU300aは、上記ステップS710-3で第0記憶部に転送した当たり決定乱数と、上記ステップS710-9でセットした普通図柄変動時間データテーブルとに基づいて、普通図柄変動時間を決定する。
メインCPU300aは、上記ステップS710-11で決定した普通図柄変動時間を普通遊技タイマにセーブする。
メインCPU300aは、普通図柄表示器168において、普通図柄の変動表示を開始するために、普通図柄表示図柄カウンタを設定する処理を実行する。この普通図柄表示図柄カウンタに、カウンタ値として例えば「0」が設定されている場合には普通図柄表示器168が点灯制御され、カウンタ値として「1」が設定されている場合には普通図柄表示器168が消灯制御される。ここでは、普通図柄の変動表示の開始時に所定のカウンタ値が普通図柄表示図柄カウンタに設定されることとなる。
メインCPU300aは、普図保留記憶領域に記憶されている普図保留数を示す普図保留指定コマンドを送信バッファにセットする。
メインCPU300aは、上記ステップS710-7で決定された普通図柄停止図柄番号、すなわち、普通図柄当たり判定処理によって決定された図柄種別(当たり図柄またはハズレ図柄)に基づいて、普通図柄指定コマンドを送信バッファにセットする。
メインCPU300aは、普通遊技管理フェーズを「01H」に更新し、当該普通図柄変動待ち処理を終了する。
メインCPU300aは、上記ステップS710-13でセーブした普通遊技タイマのタイマ値が「0」であるかを判定する。その結果、タイマ値が「0」であった場合にはステップS720-9に処理を移し、タイマ値が「0」でなかった場合にはステップS720-3に処理を移す。
メインCPU300aは、普通図柄表示器168の点灯時間および消灯時間を計時する普通図柄表示タイマを更新する。具体的には、普通図柄表示タイマのタイマ値が「0」であった場合には、所定のタイマ値がセットされ、タイマ値が「1」以上であった場合には、現在のタイマ値から「1」減算した値にタイマ値を更新する。
メインCPU300aは、普通図柄表示タイマのタイマ値が「0」であるかを判定する。その結果、普通図柄表示タイマのタイマ値が「0」であると判定した場合にはステップS720-7に処理を移し、普通図柄表示タイマのタイマ値が「0」でないと判定した場合には当該普通図柄変動中処理を終了する。
メインCPU300aは、普通図柄表示図柄カウンタのカウンタ値を更新する。ここでは、普通図柄表示図柄カウンタのカウンタ値が、普通図柄表示器168の消灯を示すカウンタ値であった場合には点灯を示すカウンタ値に更新し、普通図柄表示器168の点灯を示すカウンタ値であった場合には消灯を示すカウンタ値に更新し、当該普通図柄変動中処理を終了する。これにより、普通図柄表示器168は、普通図柄変動時間にわたって、所定時間おきに点灯、消灯を繰り返す(点滅する)こととなる。
メインCPU300aは、普通図柄表示図柄カウンタに、上記ステップS710-7で決定した普通図柄停止図柄番号(カウンタ値)をセーブする。これにより、普通図柄表示器168が最終的に点灯もしくは消灯制御され、普図抽選の結果が報知されることとなる。
メインCPU300aは、普通図柄を停止表示する時間である普通図柄変動停止時間を普通遊技タイマにセットする。
メインCPU300aは、普通図柄の停止表示が開始されたことを示す普図停止指定コマンドを送信バッファにセットする。
メインCPU300aは、普通遊技管理フェーズを「02H」に更新し、当該普通図柄変動中処理を終了する。
メインCPU300aは、上記ステップS720-11でセットした普通遊技タイマのタイマ値が「0」でないかを判定する。その結果、普通遊技タイマのタイマ値が「0」ではないと判定した場合には当該普通図柄停止図柄表示処理を終了し、普通遊技タイマのタイマ値が「0」であると判定した場合にはステップS730-3に処理を移す。
メインCPU300aは、普図抽選の結果を確認する。
メインCPU300aは、普図抽選の結果が当たりであるかを判定する。その結果、当たりであると判定した場合にはステップS730-9に処理を移し、当たりではない(ハズレである)と判定した場合にはステップS730-7に処理を移す。
メインCPU300aは、普通遊技管理フェーズを「00H」に更新し、当該普通図柄停止図柄表示処理を終了する。これにより、1の普図保留に基づく普通遊技管理処理が終了し、普図保留が記憶されている場合には、次の保留に基づく普通図柄の変動表示を開始するための処理が行われることとなる。
メインCPU300aは、開閉制御パターンテーブルのデータを参照し、普通遊技タイマに、タイマ値として普電開放前時間をセーブする。
メインCPU300aは、普通遊技管理フェーズを「03H」に更新し、当該普通図柄停止図柄表示処理を終了する。これにより、第2始動口122の開閉制御が開始されることとなる。
メインCPU300aは、普通遊技タイマのタイマ値が「0」でないかを判定する。その結果、普通遊技タイマのタイマ値が「0」でないと判定した場合には当該普通電動役物入賞口開放前処理を終了し、普通遊技タイマのタイマ値が「0」であると判定した場合にはステップS741に処理を移す。
メインCPU300aは、普通電動役物入賞口開閉切替処理を実行する。この普通電動役物入賞口開閉切替処理については後述する。
メインCPU300aは、普通遊技管理フェーズを「04H」に更新し、当該普通電動役物入賞口開放前処理を終了する。
メインCPU300aは、普通電動役物開閉切替回数カウンタのカウンタ値が、普通電動役物開閉切替回数(1回の開閉制御中における可動片122bの開閉回数)の上限値であるかを判定する。その結果、カウンタ値が上限値であると判定した場合には当該普通電動役物入賞口開閉切替処理を終了し、カウンタ値は上限値ではないと判定した場合にはステップS741-3に処理を移す。
メインCPU300aは、開閉制御パターンテーブルのデータを参照し、普通電動役物開閉切替回数カウンタのカウンタ値に基づいて、普通電動役物ソレノイド122cを通電制御するためのソレノイド制御データ(通電制御データまたは通電停止制御データ)、および、普通電動役物ソレノイド122cの通電時間(ソレノイド通電時間)もしくは通電停止時間(普電閉鎖有効時間=休止時間)であるタイマデータを抽出する。
メインCPU300aは、上記ステップS741-3で抽出したソレノイド制御データに基づいて、普通電動役物ソレノイド122cの通電を開始するか、もしくは、普通電動役物ソレノイド122cの通電を停止するための普通電動役物ソレノイド通電制御処理を実行する。この普通電動役物ソレノイド通電制御処理の実行により、上記ステップS400-31およびステップS400-33において、普通電動役物ソレノイド122cの通電開始もしくは通電停止の制御がなされることとなる。
メインCPU300aは、上記ステップS741-3で抽出したタイマデータに基づくタイマ値を、普通遊技タイマにセーブする。なお、ここで普通遊技タイマにセーブされるタイマ値は、第2始動口122の1回の最大開放時間となる。
メインCPU300aは、普通電動役物ソレノイド122cの通電開始状態か、すなわち、上記ステップS741-5において、普通電動役物ソレノイド122cの通電を開始する制御処理がなされたかを判定する。その結果、通電開始状態であると判定した場合にはステップS741-11に処理を移し、通電開始状態ではないと判定した場合には当該普通電動役物入賞口開閉切替処理を終了する。
メインCPU300aは、普通電動役物開閉切替回数カウンタのカウンタ値を、現在のカウンタ値に「1」加算した値に更新する。
メインCPU300aは、上記ステップS741-7でセーブした普通遊技タイマのタイマ値が「0」でないかを判定する。その結果、普通遊技タイマのタイマ値が「0」ではないと判定した場合にはステップS750-5に処理を移し、普通遊技タイマのタイマ値が「0」であると判定した場合にはステップS750-3に処理を移す。
メインCPU300aは、普通電動役物開閉切替回数カウンタのカウンタ値が、普通電動役物開閉切替回数の上限値であるかを判定する。その結果、カウンタ値が上限値であると判定した場合にはステップS750-7に処理を移し、カウンタ値は上限値ではないと判定した場合にはステップS741に処理を移す。
上記ステップS750-3において、普通電動役物開閉切替回数カウンタのカウンタ値が、普通電動役物開閉切替回数の上限値ではないと判定した場合には、メインCPU300aは、上記ステップS741の処理を実行する。
メインCPU300aは、上記ステップS530-9で更新された普通電動役物入賞球数カウンタのカウンタ値が規定数に到達していないか、すなわち、第2始動口122に、1回の開閉制御中の最大入賞可能数と同数の遊技球が入球していないかを判定する。その結果、規定数に到達していないと判定した場合には当該普通電動役物入賞口開放制御処理を終了し、規定数に到達したと判定した場合にはステップS750-7に処理を移す。
メインCPU300aは、普通電動役物ソレノイド122cの通電を停止して第2始動口122を閉鎖するために必要な普通電動役物閉鎖処理を実行する。これにより、第2始動口122が閉鎖状態となる。
メインCPU300aは、普電有効状態時間を普通遊技タイマにセーブする。
メインCPU300aは、普通遊技管理フェーズを「05H」に更新し、当該普通電動役物入賞口開放制御処理を終了する。
メインCPU300aは、上記ステップS750-9でセーブした普通遊技タイマのタイマ値が「0」でないかを判定する。その結果、普通遊技タイマのタイマ値が「0」ではないと判定した場合には当該普通電動役物入賞口閉鎖有効処理を終了し、普通遊技タイマのタイマ値が「0」であると判定した場合にはステップS760-3に処理を移す。
メインCPU300aは、普電終了ウェイト時間を普通遊技タイマにセーブする。
メインCPU300aは、普通遊技管理フェーズを「06H」に更新し、当該普通電動役物入賞口閉鎖有効処理を終了する。
メインCPU300aは、上記ステップS760-3でセーブした普通遊技タイマのタイマ値が「0」でないかを判定する。その結果、普通遊技タイマのタイマ値が「0」ではないと判定した場合には当該普通電動役物入賞口終了ウェイト処理を終了し、普通遊技タイマのタイマ値が「0」であると判定した場合にはステップS770-3に処理を移す。
メインCPU300aは、普通遊技管理フェーズを「00H」に更新し、当該普通電動役物入賞口終了ウェイト処理を終了する。これにより、普図保留が記憶されている場合には、普通図柄の変動表示が再開されることとなる。
図52は、演出参考例に係るリーチなし変動パターンの変動演出の一例を説明する図である。上記のように、主制御基板300において大役抽選が行われると、特別図柄の変動表示中、すなわち、特別図柄の変動時間に亘って、大役抽選の結果を報知する変動演出が実行される。この変動演出においては、メイン演出表示部200aにおいて種々の背景画像が表示されるとともに、この背景画像に重畳して、演出図柄210a、210b、210cが表示される。なお、変動演出中は、メイン演出表示部200aに表示される画像に伴って、音声出力装置206から音声が出力されるとともに、演出照明装置204が点灯制御され、また、演出役物装置202が可動制御されるが、ここでは詳細な説明は省略する。
図61は、演出参考例に係る副制御基板330のサブCPU初期化処理(S1000)を説明するフローチャートである。
サブCPU330aは、電源投入に応じて、サブROM330bからCPU初期化処理プログラムを読み込むとともに、サブRAM330cに記憶されるフラグ等の初期化、設定処理を行う。
次に、サブCPU330aは、各演出乱数を更新する処理を行うとともに、以後は、割込み処理が行われるまで当該ステップS1000-3の処理を繰り返し行う。なお、演出乱数は複数種類設けられており、ここでは、それぞれの演出乱数が非同期的に更新されている。
図62は、演出参考例に係る副制御基板330のサブタイマ割込み処理(S1100)を説明するフローチャートである。副制御基板330には、所定の周期(1秒間に30回)でクロックパルスを発生するリセット用クロックパルス発生回路(不図示)が設けられている。そして、このリセット用クロックパルス発生回路によるクロックパルスの発生により、サブCPU330aはタイマ割込み処理プログラムを読み込んで当該サブタイマ割込み処理を開始する。
サブCPU330aは、レジスタを退避する。
サブCPU330aは、割込みを許可するための処理を行う。
サブCPU330aは、副制御基板330で用いられる各種タイマカウンタの更新処理を行う。ここで、各種タイマカウンタは、特に断る場合を除き、当該副制御基板330のサブタイマ割込み処理の度に1ずつ減算され、0になると減算を停止する。
サブCPU330aは、サブRAM330cの受信バッファに格納されているコマンドを解析するとともに、受信したコマンドに応じた種々の処理を行う。副制御基板330においては、主制御基板300からコマンドが送信されると、コマンド受信割込み処理が行われ、主制御基板300から送信されたコマンドが受信バッファに格納される。ここでは、コマンド受信割込み処理によって受信バッファに格納されたコマンドを解析することとなる。
サブCPU330aは、タイムテーブルを参照して、当該タイムテーブルに記憶された該当時間に対応する処理を実行するタイムスケジュール管理処理を行う。ここでは、タイムテーブルにセットされたタイムデータに基づいて、各種のフラグをオン、オフしたり、あるいは、各演出デバイスにコマンドを送信したりすることで、変動演出や大役演出をはじめとする各演出の実行を制御することとなる。
サブCPU330aは、レジスタを復帰して当該サブタイマ割込み処理を終了する。
サブCPU330aは、まず、受信した先読み指定コマンドを解析する。
サブCPU330aは、上記ステップS1210-1の解析結果に基づいて、事前判定情報を記憶する。なお、副制御基板330のサブRAM330cには、主制御基板300の第1特図保留記憶領域に対応する第1事前判定情報記憶部と、第2特図保留記憶領域に対応する第2事前判定情報記憶部とが設けられている。第1事前判定情報記憶部は第1記憶部~第4記憶部の4つの記憶部を備えている。これら第1事前判定情報記憶部の第1記憶部~第4記憶部は、第1特図保留記憶領域の第1記憶部~第4記憶部にそれぞれ対応している。同様に、第2事前判定情報記憶部は第1記憶部~第4記憶部の4つの記憶部を備えており、これら第2事前判定情報記憶部の第1記憶部~第4記憶部は、第2特図保留記憶領域の第1記憶部~第4記憶部にそれぞれ対応している。ここでは、主制御基板300の第1特図保留記憶領域または第2特図保留記憶領域の第1記憶部~第4記憶部のうち、新たに保留が記憶された記憶部に対応する記憶部に事前判定情報が記憶される。
サブCPU330aは、保留表示212の最終の表示パターンを決定する最終保留表示パターン決定処理を行う。ここでは、受信した先読み指定コマンドに基づき、最終保留表示パターン決定テーブル(図60(a))を参照し、当該保留表示212aの最終の表示パターンを決定して記憶する。
サブCPU330aは、保留が記憶された記憶部に基づいて、保留表示212の表示パターンを決定する回数、すなわち保留表示212の変化タイミングを導出し、導出した回数だけ、1つ前保留表示パターン決定テーブル(図60(b))を参照して、保留表示212の表示パターンを決定する。そして、決定した保留表示212の表示パターン情報を所定の記憶部に記憶し、ステップS1210-9に処理を移す。
サブCPU330aは、上記ステップS1210-5およびステップS1210-7の決定に基づいて、保留表示212の表示を開始させる保留表示開始処理を行い、当該先読み指定コマンド受信処理を終了する。これにより、保留が記憶されたときに、対応する保留表示212の表示が開始されることとなる。
変動コマンドを受信すると、サブCPU330aは、まず、受信した変動パターンコマンドを解析して、記憶する。
サブCPU330aは、上記ステップS1000-3で更新された演出乱数(0~249)を取得し、当該取得した演出乱数および上記ステップS1220-1における解析結果に基づいて、後半の変動演出の実行パターンを決定、記憶する。
サブCPU330aは、受信した変動モードコマンドを解析して、記憶する。
サブCPU330aは、上記ステップS1000-3で更新された演出乱数(0~249)を取得し、当該取得した演出乱数および上記ステップS1220-5における解析結果に基づいて、前半の変動演出の実行パターンを決定、記憶する。
サブCPU330aは、上記ステップS1000-3で更新された演出乱数(0~249)を予告演出ごとに取得し、当該取得した演出乱数および上記ステップS1220-1、ステップS1220-5における解析結果に基づいて、各予告演出決定テーブルを参照して、各予告演出の実行有無ならびに実行パターンを決定、記憶する。
サブCPU330aは、事前判定情報記憶部に記憶されている事前判定情報をシフトするシフト処理を実行する。ここでは、特1保留に基づく変動演出を開始する場合には、第1事前判定情報記憶部の第4記憶部~第2記憶部に記憶されている事前判定情報を、それぞれ第1事前判定情報記憶部の第3記憶部~第1記憶部にシフトし、特2保留に基づく変動演出を開始する場合には、第2事前判定情報記憶部の第4記憶部~第2記憶部に記憶されている事前判定情報を、それぞれ第2事前判定情報記憶部の第3記憶部~第1記憶部にシフトする。
サブCPU330aは、保留表示212を移動表示させる保留表示シフト処理を行う。また、ここでは、保留表示212の表示パターンが変化する場合には、所定のタイミングで表示パターンを変化させるための実行データをセットする。
サブCPU330aは、上記各ステップの決定に基づいてタイムテーブルのタイムデータをセットして、当該変動コマンド受信処理を終了する。なお、ここでセットされたタイムテーブルに基づき、上記ステップS1100-7において、変動演出用の画像をメイン演出表示部200aに表示する処理や、音声出力処理、演出照明装置204の点灯制御処理等の演出実行制御がなされることとなる。
図65は、第1実施例に係る遊技機100Aの正面図である。図65に示すように、第1実施例に係る遊技機100Aの演出表示装置200は、メイン演出表示部200aの前面に設けられる発光パネル200bを備える。発光パネル200bは、メイン演出表示部200aの前面を被覆するように、メイン演出表示部200aから離隔して配される。詳しくは省略するが、副制御基板330は、発光パネル200bを通電制御して点灯表示を行う光表示演出を可能とする。
図71は、第1実施例に係る副制御基板330におけるサブタイマ割込み処理を説明するフローチャートである。第1実施例に係るサブタイマ割込み処理は、上記参考例のサブタイマ割込み処理に代えて実行される。なお、第1実施例に係るサブタイマ割込み処理は、特別図柄および普通図柄の変動中に限らず、毎フレーム実行されることとなる。
サブCPU330aは、レジスタを退避する。
サブCPU330aは、割込みを許可するための処理を行う。
サブCPU330aは、副制御基板330で用いられる各種タイマカウンタの更新処理を行う。ここで、各種タイマカウンタは、特に断る場合を除き、当該副制御基板330のサブタイマ割込み処理の度に1ずつ減算され、0になると減算を停止する。
サブCPU330aは、サブRAM330cの受信バッファに格納されているコマンドを解析するとともに、受信したコマンドに応じた種々の処理を行う。副制御基板330においては、主制御基板300からコマンドが送信されると、コマンド受信割込み処理が行われ、主制御基板300から送信されたコマンドが受信バッファに格納される。ここでは、コマンド受信割込み処理によって受信バッファに格納されたコマンドを解析することとなる。
サブCPU330aは、タイムテーブルを参照して、当該タイムテーブルに記憶された該当時間に対応する処理を実行するタイムスケジュール管理処理を行う。ここでは、タイムテーブルにセットされたタイムデータに基づいて、各種のフラグをオン、オフしたり、あるいは、各演出デバイスにコマンドを送信したりすることで、変動演出や大役演出をはじめとする各演出の実行を制御することとなる。
サブCPU330aは、イニシャル動作管理処理を行う。このイニシャル動作管理処理については後述する。
サブCPU330aは、レジスタを復帰して当該サブタイマ割込み処理を終了する。
サブCPU330aは、メイン演出表示部200aにおける図68(a)に示す第1復帰画面Aの表示を開始する。
サブCPU330aは、メイン演出表示部200aにおける第1復帰画面Aの表示時間を管理するための第1復帰画面表示タイマに期間T1をセットする。
サブCPU330aは、音声出力装置206における復旧BGMの出力を開始する。
サブCPU330aは、メイン演出表示部200aにおいて、図68(c)に示す大役中画面Cの表示中であるか否かを判定する。その結果、大役中画面Cの表示中である場合には、ステップS1240-3に処理を移し、大役中画面Cの表示中ではない場合には、ステップS1240-5に処理を移す。
サブCPU330aは、メイン演出表示部200aにおける大役中画面Cの表示を終了する。
サブCPU330aは、現在の遊技状態に応じてメイン演出表示部200aにおける表示を制御する演出画像表示処理を実行する。
サブCPU330aは、音声出力装置206において大役BGMの出力中であるか否かを判定する。その結果、大役BGMの出力中である場合には、ステップS1240-9に処理を移し、大役BGMの出力中ではない場合には、ステップS1240-11に処理を移す。
サブCPU330aは、音声出力装置206における大役BGMの出力を終了する。
サブCPU330aは、現在の遊技状態に応じて音声出力装置206における音声出力を制御する音声制御処理を実行し、当該遊技状態変化指定コマンド受信処理を終了する。
サブCPU330aは、タイマ更新処理(S1100-5)において、第1復帰画面表示タイマが1から0に更新されたかを判定する。その結果、1から0に更新されたと判定した場合にはステップS1300-3に処理を移し、1から0に更新されていないと判定した場合には、ステップS1300-17に処理を移す。
サブCPU330aは、メイン演出表示部200aにおける図68(b)に示す第2復帰画面Bの表示を開始する。
サブCPU330aは、メイン演出表示部200aにおける第2復帰画面Bの表示時間を管理するための第2復帰画面表示タイマに期間T2をセットする。
サブCPU330aは、大役遊技の実行中であるか否かを判定する。その結果、大役遊技の実行中である場合には、ステップS1300-9に処理を移し、大役遊技の実行中ではない場合には、ステップS1300-11に処理を移す。
サブCPU330aは、メイン演出表示部200aにおいて、図68(b)に示す右打ち画像Rの表示を開始する。
サブCPU330aは、期間T3に亘る演出役物装置202のイニシャル動作の実行を開始する。
サブCPU330aは、演出役物装置202のイニシャル動作の実行時間を管理するための第1イニシャル動作タイマに期間T3をセットする。
サブCPU330aは、音声出力装置206において復旧BGMの出力を継続する。
サブCPU330aは、タイマ更新処理(S1100-5)において、第2復帰画面表示タイマが1から0に更新されたかを判定する。その結果、1から0に更新されたと判定した場合にはステップS1300-19に処理を移し、1から0に更新されていないと判定した場合には、ステップS1300-31に処理を移す。
サブCPU330aは、大役遊技の実行中であるか否かを判定する。その結果、大役遊技の実行中である場合には、ステップS1300-23に処理を移し、大役遊技の実行中ではない場合には、ステップS1300-21に処理を移す。
サブCPU330aは、現在の遊技状態に応じてメイン演出表示部200aにおける表示を制御する演出画像表示処理を実行する。例えば、現在の遊技状態が通常遊技状態である場合であって、メイン演出表示部200aにおいて右打ち画像Rが表示されている場合には、右打ち画像Rの表示を終了するとともに、メイン演出表示部200aにおいて遊技状態に対応した表示を行う。また、例えば、現在の遊技状態が低確率遊技状態および時短遊技状態、または、高確率遊技状態および時短遊技状態である場合であって、メイン演出表示部200aにおいて右打ち画像Rが表示されていない場合には、右打ち画像Rの表示を開始するとともに、メイン演出表示部200aにおいて遊技状態に対応した表示を行う。
サブCPU330aは、メイン演出表示部200aにおいて表示中の右打ち画像Rの表示を継続する。
サブCPU330aは、メイン演出表示部200aにおいて、図68(c)に示す大役中画面Cの表示を開始する。
サブCPU330aは、音声出力装置206において復旧BGMの出力を継続する。
サブCPU330aは、音声出力装置206における復旧BGMの出力時間を管理するための復旧BGMタイマに期間T7をセットする。
サブCPU330aは、タイマ更新処理(S1100-5)において、復旧BGMタイマが1から0に更新されたかを判定する。その結果、1から0に更新されたと判定した場合にはステップS1300-33に処理を移し、1から0に更新されていないと判定した場合には、当該タイムスケジュール管理処理を終了する。
サブCPU330aは、大役遊技の実行中であるか否かを判定する。その結果、大役遊技の実行中である場合には、ステップS1300-37に処理を移し、大役遊技の実行中ではない場合には、ステップS1300-35に処理を移す。
サブCPU330aは、現在の遊技状態に応じて音声出力装置206における音声出力を制御する音声制御処理を実行し、当該タイムスケジュール管理処理を終了する。
サブCPU330aは、音声出力装置206における大役BGMの出力を開始し、当該タイムスケジュール管理処理を終了する。
サブCPU330aは、タイマ更新処理(S1100-5)において、第1イニシャル動作タイマが1から0に更新されたかを判定する。その結果、1から0に更新されたと判定した場合にはステップS1400-3に処理を移し、1から0に更新されていないと判定した場合には、ステップS1400-7に処理を移す。
サブCPU330aは、期間T6に亘る発光パネル200bのイニシャル動作の実行を開始する。
サブCPU330aは、発光パネル200bのイニシャル動作の実行時間を管理するための第2イニシャル動作タイマに期間T6をセットする。
サブCPU330aは、タイマ更新処理(S1100-5)において、第2イニシャル動作タイマが1から0に更新されたかを判定する。その結果、1から0に更新されたと判定した場合にはステップS1400-9に処理を移し、1から0に更新されていないと判定した場合には、ステップS1400-11に処理を移す。
サブCPU330aは、エラー報知画像Eの表示を許可するまでの時間を管理するための待機タイマに期間T9をセットする。
サブCPU330aは、タイマ更新処理(S1100-5)において、待機タイマのタイマ値が0であるかを判定する。その結果、待機タイマのタイマ値が0と判定した場合にはステップS1400-13に処理を移し、待機タイマのタイマ値が0ではないと判定した場合には、ステップS1400-23に処理を移す。
サブCPU330aは、上記エラー管理処理(ステップS400-21)において、エラーの発生が検出されたか否かを判定する。その結果、エラーが検出された場合には、ステップS1400-15に処理を移し、エラーが検出されていない場合には、ステップS1400-23に処理を移す。
サブCPU330aは、メイン演出表示部200aにおけるエラー報知画像Eの表示有無を管理するためのエラー報知画像表示中フラグがオフであるか判定する。その結果、エラー報知画像表示中フラグがオフである場合には、ステップS1400-17に処理を移し、エラー報知画像表示中フラグがオンである場合には、ステップS1400-23に処理を移す。
サブCPU330aは、メイン演出表示部200aにおいて、図68(c)に示すエラー報知画像Eの表示を開始する。ここでは、上記エラー管理処理(ステップS400-21)において検出されたエラーの種別に応じたエラー報知画像Eの表示を行う。なお、第1実施例では、複数のエラーが検出された場合であっても、1のエラー報知画像Eのみが表示される場合について示したが、発生した全ての種別に対応したエラー報知画像Eの表示を行うこととしてもよい。
サブCPU330aは、メイン演出表示部200aにおけるエラー報知画像Eの表示時間を管理するためのエラー報知画像タイマに期間T10をセットする。
サブCPU330aは、エラー報知画像表示中フラグをオンする。
サブCPU330aは、タイマ更新処理(S1100-5)において、エラー報知画像タイマが1から0に更新されたかを判定する。その結果、1から0に更新されたと判定した場合にはステップS1400-25に処理を移し、1から0に更新されていないと判定した場合には、当該イニシャル動作管理処理を終了する。
サブCPU330aは、メイン演出表示部200aにおいて表示中のエラー報知画像Eの表示を終了する。
サブCPU330aは、エラー報知画像表示中フラグをオフし、当該イニシャル動作管理処理を終了する。
図76は、第2実施例に係る遊技機100Bの正面図である。第2実施例に係る遊技機100Bでは、大当たりに当選した後、第2遊技領域116bに設けられた役連作動ゲート127を遊技球が通過すると大役遊技が開始される。
メインCPU300aは、役連ゲート検出スイッチオン検出時であるか、すなわち、役連作動ゲート127を遊技球が通過して役連ゲート検出スイッチ127sから検出信号が入力されたかを判定する。その結果、役連ゲート検出スイッチオン検出時であると判定した場合にはステップS540に処理を移し、役連ゲート検出スイッチオン検出時ではないと判定した場合には当該スイッチ管理処理を終了する。
メインCPU300aは、役連作動ゲート127への遊技球の通過に基づいて役連ゲート通過処理を実行し、当該スイッチ管理処理を終了する。なお、この役連ゲート通過処理の詳細については後述する。
メインCPU300aは、上記ステップS500-19で役連ゲート検出スイッチオン検出時であると判定した場合には、待機フラグがオンしているか否かを判定する。なお、待機フラグは、大当たり図柄が停止表示された場合にオンされるもので、待機フラグのオン状態は、大役遊技の開始を待機している状態を示している。待機フラグがオンしていると判定した場合にはステップS560-3に処理を移し、待機フラグはオンしていないと判定した場合には当該役連ゲート通過処理を終了する。
メインCPU300aは、大役開始フラグをオンする。
メインCPU300aは、役連ゲート通過指定コマンドをセットして、当該役連ゲート通過処理を終了する。
メインCPU300aは、上記ステップS630-21等でセットした特別遊技タイマのタイマ値が「0」でないかを判定する。その結果、特別遊技タイマのタイマ値が「0」ではないと判定した場合には当該大入賞口開放前処理を終了し、特別遊技タイマのタイマ値が「0」であると判定した場合にはステップS640-3に処理を移す。
メインCPU300aは、特別遊技管理フェーズが03Hであるか、すなわち、大当たりに当選して実行される大役遊技中であるかを判定する。その結果、特別遊技管理フェーズが03Hであると判定した場合にはステップS640-5に処理を移し、特別遊技管理フェーズは03Hではないと判定した場合にはステップS640-17に処理を移す。
メインCPU300aは、オープニング時間の経過時であるかを判定する。その結果、オープニング時間の経過時であると判定した場合にはステップS640-7に処理を移し、オープニング時間の経過時ではないと判定した場合にはステップS640-11に処理を移す。
メインCPU300aは、待機フラグをオンする。
メインCPU300aは、大役遊技の開始を待機する待機状態であることを示す待機状態指定コマンドを送信バッファにセットし、当該大入賞口開放前処理を終了する。
メインCPU300aは、待機フラグがオンしているかを判定する。その結果、待機フラグがオンしていると判定した場合にはステップS640-13に処理を移し、待機フラグはオンしていないと判定した場合にはステップS640-17に処理を移す。
メインCPU300aは、大役開始フラグがオンしているかを判定する。その結果、大役開始フラグがオンしていると判定した場合にはステップS640-15に処理を移し、大役開始フラグはオンしていないと判定した場合には当該大入賞口開放前処理を終了する。
メインCPU300aは、大役開始フラグおよび待機フラグをオフする。
メインCPU300aは、特別電動役物連続作動回数カウンタのカウンタ値を、現在のカウンタ値に「1」加算した値に更新する。
メインCPU300aは、大入賞口の開放開始(ラウンド遊技の開始)を副制御基板330に伝達するための大入賞口開放指定コマンドを送信バッファにセットする。
メインCPU300aは、大入賞口開閉切替処理を実行する。
メインCPU300aは、特別遊技管理フェーズを、現在の値に01Hを加算した値(「04H」または「08H」)に更新し、当該大入賞口開放前処理を終了する。
図83は、第2実施例に係る副制御基板330におけるサブタイマ割込み処理を説明するフローチャートである。第2実施例に係るサブタイマ割込み処理は、上記参考例のサブタイマ割込み処理に代えて実行される。なお、第2実施例に係るサブタイマ割込み処理は、特別図柄および普通図柄の変動中に限らず、毎フレーム実行されることとなる。
サブCPU330aは、レジスタを退避する。
サブCPU330aは、割込みを許可するための処理を行う。
サブCPU330aは、副制御基板330で用いられる各種タイマカウンタの更新処理を行う。ここで、各種タイマカウンタは、特に断る場合を除き、当該副制御基板330のサブタイマ割込み処理の度に1ずつ減算され、0になると減算を停止する。
サブCPU330aは、サブRAM330cの受信バッファに格納されているコマンドを解析するとともに、受信したコマンドに応じた種々の処理を行う。副制御基板330においては、主制御基板300からコマンドが送信されると、コマンド受信割込み処理が行われ、主制御基板300から送信されたコマンドが受信バッファに格納される。ここでは、コマンド受信割込み処理によって受信バッファに格納されたコマンドを解析することとなる。
サブCPU330aは、タイムテーブルを参照して、当該タイムテーブルに記憶された該当時間に対応する処理を実行するタイムスケジュール管理処理を行う。ここでは、タイムテーブルにセットされたタイムデータに基づいて、各種のフラグをオン、オフしたり、あるいは、各演出デバイスにコマンドを送信したりすることで、変動演出や大役演出をはじめとする各演出の実行を制御することとなる。
サブCPU330aは、詳しくは後述する音量設定処理を行う。
サブCPU330aは、詳しくは後述する光量設定処理を行う。
サブCPU330aは、レジスタを復帰して当該サブタイマ割込み処理を終了する。
サブCPU330aは、メイン演出表示部200aにおける図79(a)に示す待機画面Fの表示を開始する。
サブCPU330aは、メイン演出表示部200aにおける待機画面Fの表示時間を管理するための待機画面表示タイマに期間T11をセットする。
サブCPU330aは、光量調整ボタン230および音量調整ボタン232による変更操作を無効として扱うための変更操作無効フラグをオンする。
サブCPU330aは、大役遊技中であるか否かを判定する。その結果、大役遊技中である場合には、ステップS1230-7に処理を移し、大役遊技中ではない場合には、当該電源復帰指定コマンド受信処理を終了する。
サブCPU330aは、大役中画面Iの表示の待機中であることを示す大役中画面待機フラグをオンする。
サブCPU330aは、メイン演出表示部200aにおいて、図79(d)に示す大役中画面Iの表示中であるか否かを判定する。その結果、大役中画面Iの表示中である場合には、ステップS1240-3に処理を移し、大役中画面Iの表示中ではない場合には、ステップS1240-5に処理を移す。
サブCPU330aは、メイン演出表示部200aにおける大役中画面Iの表示を終了する。
サブCPU330aは、現在の遊技状態に応じてメイン演出表示部200aにおける表示を制御する演出画像表示処理を実行する。
サブCPU330aは、音声出力装置206において大役BGMの出力中であるか否かを判定する。その結果、大役BGMの出力中である場合には、ステップS1240-9に処理を移し、大役BGMの出力中ではない場合には、ステップS1240-11に処理を移す。
サブCPU330aは、音声出力装置206における大役BGMの出力を終了する。
サブCPU330aは、現在の遊技状態に応じて音声出力装置206における音声出力を制御する音声制御処理を実行する。
サブCPU330aは、大役中画面待機フラグをオフする。
サブCPU330aは、大役中画面Iの表示を開始するまでの時間をカウントする待機タイマをリセットし、当該遊技状態変化指定コマンド受信処理を終了する。
サブCPU330aは、大役遊技中であるか否かを判定する。その結果、大役遊技中である場合には、ステップS1250-3に処理を移し、大役遊技中ではない場合には、ステップS1250-5に処理を移す。
サブCPU330aは、所定の入賞音を音声出力装置206から出力する。
サブCPU330aは、大役中画面待機フラグがオンであるか判定する。その結果、大役中画面待機フラグがオンである場合には、ステップS1250-7に処理を移し、大役中画面待機フラグがオフである場合には、当該大入賞口入賞指定コマンド受信処理を終了する。
サブCPU330aは、待機タイマに期間T15をセットする。
サブCPU330aは、大役中画面待機フラグをオフし、当該大入賞口入賞指定コマンド受信処理を終了する。
サブCPU330aは、大役中画面待機フラグがオンであるか判定する。その結果、大役中画面待機フラグがオンである場合には、ステップS1260-3に処理を移し、大役中画面待機フラグがオフである場合には、当該役連ゲート通過指定コマンド受信処理を終了する。
サブCPU330aは、待機タイマに期間T15をセットする。
サブCPU330aは、大役中画面待機フラグをオフし、当該役連ゲート通過指定コマンド受信処理を終了する。
サブCPU330aは、タイマ更新処理(S1100-5)において、待機画面表示タイマが1から0に更新されたかを判定する。その結果、1から0に更新されたと判定した場合にはステップS1300-3に処理を移し、1から0に更新されていないと判定した場合には、ステップS1300-15に処理を移す。
サブCPU330aは、メイン演出表示部200aにおける図79(b)に示す客待ち画面Gの表示を開始する。
サブCPU330aは、メイン演出表示部200aにおける客待ち画面Gの表示時間を管理するための客待ち画面表示タイマに期間T12をセットする。
サブCPU330aは、大役遊技の実行中であるか否かを判定する。その結果、大役遊技の実行中である場合には、ステップS1300-9に処理を移し、大役遊技の実行中ではない場合には、ステップS1300-11に処理を移す。
サブCPU330aは、メイン演出表示部200aにおいて、図79(b)に示す右打ち画像(小)R1の表示を開始する。
サブCPU330aは、期間T13に亘る演出役物装置202のイニシャル動作の実行を開始する。
サブCPU330aは、変更操作無効フラグをオフする。
サブCPU330aは、タイマ更新処理(S1100-5)において、客待ち画面表示タイマが1から0に更新されたかを判定する。その結果、1から0に更新されたと判定した場合にはステップS1300-17に処理を移し、1から0に更新されていないと判定した場合には、ステップS1300-23に処理を移す。
サブCPU330aは、大役遊技の実行中であるか否かを判定する。その結果、大役遊技の実行中である場合には、ステップS1300-19に処理を移し、大役遊技の実行中ではない場合には、ステップS1300-21に処理を移す。
サブCPU330aは、メイン演出表示部200aにおいて表示中の右打ち画像(小)R1の表示を継続する。
サブCPU330aは、メイン演出表示部200aにおいて、図79(c)に示すデモ画面Hの表示を開始する。
サブCPU330aは、タイマ更新処理(S1100-5)において、待機タイマが1から0に更新されたかを判定する。その結果、1から0に更新されたと判定した場合にはステップS1300-25に処理を移し、1から0に更新されていないと判定した場合には、当該タイムスケジュール管理処理を終了する。
サブCPU330aは、客待ち画面表示タイマをリセットする。
サブCPU330aは、大役遊技の実行中であるか否かを判定する。その結果、大役遊技の実行中である場合には、ステップS1300-29に処理を移し、大役遊技の実行中ではない場合には、当該タイムスケジュール管理処理を終了する。
サブCPU330aは、メイン演出表示部200aにおいて図79(d)に示す右打ち画像(小)R1の表示を行う。
サブCPU330aは、メイン演出表示部200aにおいて図79(d)に示す右打ち画像(大)R2の表示を継続する。
サブCPU330aは、メイン演出表示部200aにおいて、図79(d)に示す大役中画面Iの表示を開始する。
サブCPU330aは、音声出力装置206における大役BGMの出力を開始し、当該タイムスケジュール管理処理を終了する。
サブCPU330aは、操作無効フラグがオフであるか否か判定する。その結果、操作無効フラグがオフである場合には、ステップS1600-3に処理を移し、操作無効フラグがオンである場合には、当該音量設定処理を終了する。
サブCPU330aは、音量調整ボタン232の操作入力が検出されたか判定する。その結果、音量調整ボタン232の操作入力が検出された場合には、ステップS1600-5に処理を移し、音量調整ボタン232の操作入力が検出されなかった場合には、当該音量設定処理を終了する。
サブCPU330aは、上記ステップS1600-3で検出された操作入力に基づいて、設定音量を変更する音量変更処理を実行する。
サブCPU330aは、操作無効フラグがオフであるか否か判定する。その結果、操作無効フラグがオフである場合には、ステップS1700-3に処理を移し、操作無効フラグがオンである場合には、当該光量設定処理を終了する。
サブCPU330aは、光量調整ボタン230の操作入力が検出されたか判定する。その結果、光量調整ボタン230の操作入力が検出された場合には、ステップS1700-5に処理を移し、光量調整ボタン230の操作入力が検出されなかった場合には、当該光量設定処理を終了する。
サブCPU330aは、上記ステップS1700-3で検出された操作入力に基づいて、設定光量を変更する光量変更処理を実行する。
図91は、第3実施例に係る遊技機100Cの正面図である。第3実施例に係る遊技機100Cでは、大当たりに当選した後、第2遊技領域116bに設けられた役連作動ゲート127を遊技球が通過すると大役遊技が開始される。
図97は、第3実施例に係る副制御基板330におけるサブタイマ割込み処理を説明するフローチャートである。第3実施例に係るサブタイマ割込み処理は、上記参考例のサブタイマ割込み処理に代えて実行される。なお、第3実施例に係るサブタイマ割込み処理は、特別図柄および普通図柄の変動中に限らず、毎フレーム実行されることとなる。
サブCPU330aは、レジスタを退避する。
サブCPU330aは、割込みを許可するための処理を行う。
サブCPU330aは、副制御基板330で用いられる各種タイマカウンタの更新処理を行う。ここで、各種タイマカウンタは、特に断る場合を除き、当該副制御基板330のサブタイマ割込み処理の度に1ずつ減算され、0になると減算を停止する。
サブCPU330aは、サブRAM330cの受信バッファに格納されているコマンドを解析するとともに、受信したコマンドに応じた種々の処理を行う。副制御基板330においては、主制御基板300からコマンドが送信されると、コマンド受信割込み処理が行われ、主制御基板300から送信されたコマンドが受信バッファに格納される。ここでは、コマンド受信割込み処理によって受信バッファに格納されたコマンドを解析することとなる。
サブCPU330aは、タイムテーブルを参照して、当該タイムテーブルに記憶された該当時間に対応する処理を実行するタイムスケジュール管理処理を行う。ここでは、タイムテーブルにセットされたタイムデータに基づいて、各種のフラグをオン、オフしたり、あるいは、各演出デバイスにコマンドを送信したりすることで、変動演出や大役演出をはじめとする各演出の実行を制御することとなる。
サブCPU330aは、詳しくは後述する音量設定処理を行う。
サブCPU330aは、レジスタを復帰して当該サブタイマ割込み処理を終了する。
サブCPU330aは、メイン演出表示部200aにおける図94(a)に示す復帰画面Jの表示を開始する。
サブCPU330aは、演出役物装置202のイニシャル動作の実行を開始するまでの期間を示すイニシャル動作開始タイマに期間T21をセットする。
サブCPU330aは、音量調整ボタン232による変更操作を無効として扱うための変更操作無効フラグをオンする。
サブCPU330aは、電源断から復帰したことを示す電断復帰中フラグをオンする。
サブCPU330aは、メイン演出表示部200aにおいて、図94(c)に示すエンディング画面Kの表示中であるか否かを判定する。その結果、エンディング画面Kの表示中である場合には、ステップS1240-3に処理を移し、エンディング画面Kの表示中ではない場合には、ステップS1240-5に処理を移す。
サブCPU330aは、メイン演出表示部200aにおけるエンディング画面Kの表示を終了する。
サブCPU330aは、現在の遊技状態に応じてメイン演出表示部200aにおける表示を制御する演出画像表示処理を実行する。
サブCPU330aは、音声出力装置206においてエンディング用BGMの出力中であるか否かを判定する。その結果、エンディング用BGMの出力中である場合には、ステップS1240-9に処理を移し、エンディング用BGMの出力中ではない場合には、ステップS1240-11に処理を移す。
サブCPU330aは、音声出力装置206におけるエンディング用BGMの出力を終了する。
サブCPU330aは、現在の遊技状態に応じて音声出力装置206における音声出力を制御する音声制御処理を実行する。
サブCPU330aは、後述するステップS1250-3で更新された総数カウンタのカウンタ値に基づいて、図94(d)に示す総数表示S1の表示を開始し、当該遊技状態変化指定コマンド受信処理を終了する。
サブCPU330aは、大役遊技中であるか否かを判定する。その結果、大役遊技中である場合には、ステップS1250-3に処理を移し、大役遊技中ではない場合には、ステップS1250-7に処理を移す。
サブCPU330aは、図96(c)に示す総数表示S1の表示を行うための総数カウンタのカウンタ値を更新する。
サブCPU330aは、図96(c)に示す獲得数表示S2の表示を行うための総数カウンタのカウンタ値を更新する。
サブCPU330aは、図96(c)に示す大役中画面Oの表示中であることを示す大役中画面フラグがオンであるか判定する。その結果、大役中画面フラグがオンである場合には、ステップS1250-9に処理を移し、大役中画面フラグがオフである場合には、当該大入賞口入賞指定コマンド受信処理を終了する。
サブCPU330aは、上記ステップS1250-3で更新したカウンタ値に基づいて、総数表示S1の更新表示を行う。
サブCPU330aは、上記ステップS1250-5で更新したカウンタ値に基づいて、獲得数表示S2の更新表示を行い、当該大入賞口入賞指定コマンド受信処理を終了する。
サブCPU330aは、大当たりに当選した後であって、第2遊技領域116bに設けられた役連作動ゲート127への遊技球の通過待ちの状態であることを示す待機状態フラグがオンであるか判定する。その結果、待機状態フラグがオンである場合には、ステップS1260-3に処理を移し、待機状態フラグがオフである場合には、当該役連ゲート通過指定コマンド受信処理を終了する。
サブCPU330aは、電断復帰中フラグがオフであるか判定する。その結果、電断復帰中フラグがオンである場合には、ステップS1260-5に処理を移し、電断復帰中フラグがオフである場合には、ステップS1260-7に処理を移す。
サブCPU330aは、メイン演出表示部200aにおいて、図94(a)に示すラウンド数表示を開始する。
サブCPU330aは、メイン演出表示部200aにおいて、図96(b)に示す大役突入画面Nの表示を開始する。
サブCPU330aは、音声出力装置206における大役突入音声の出力を開始する。
サブCPU330aは、大役突入画面Nの表示時間を管理するための大役突入画面タイマに期間T31をセットする。
サブCPU330aは、待機状態フラグをオンする。
サブCPU330aは、図94(a)に示す右打ち画像R3の表示を開始する。
サブCPU330aは、電源復帰中フラグがオフであるか判定する。その結果、電断復帰中フラグがオフである場合には、ステップS1270-7に処理を移し、電源復帰中フラグがオンである場合には、ステップS1270-11に処理を移す。
サブCPU330aは、メイン演出表示部200aにおいて、図96(a)に示す大役種別表示画面Mの表示を開始する。
サブCPU330aは、音声出力装置206における右打ち指示効果音の出力を開始し、当該待機状態指定コマンド受信処理を終了する。
サブCPU330aは、図94(a)に示すラウンド表示を開始し、当該待機状態指定コマンド受信処理を終了する。
サブCPU330aは、メイン演出表示部200aにおいて、図96(d)に示すエンディング画面Kの表示中であるか否かを判定する。その結果、エンディング画面Kの表示中である場合には、ステップS1280-5に処理を移し、エンディング画面Kの表示中ではない場合には、ステップS1280-3に処理を移す。
サブCPU330aは、メイン演出表示部200aにおいて、図94(a)、(b)に示す復帰画面Jの表示中であるか否かを判定する。その結果、復帰画面Jの表示中である場合には、ステップS1280-5に処理を移し、復帰画面Jの表示中ではない場合には、ステップS1280-9に処理を移す。
サブCPU330aは、メイン演出表示部200aにおいて、図94(c)に示すエンディング画面Kの表示を開始する。
サブCPU330aは、音声出力装置206におけるエンディング用BGMの出力を開始する。
サブCPU330aは、変更操作無効フラグをオフし、当該エンディング指定コマンド受信処理を終了する。
サブCPU330aは、タイマ更新処理(S1100-5)において、大役突入画面タイマが1から0に更新されたかを判定する。その結果、1から0に更新されたと判定した場合にはステップS1300-3に処理を移し、1から0に更新されていないと判定した場合には、ステップS1300-13に処理を移す。
サブCPU330aは、メイン演出表示部200aにおける図96(c)に示す大役中画面Oの表示を開始する。
サブCPU330aは、メイン演出表示部200aにおける図96(c)に示す右打ち画像R3の表示を開始する。
サブCPU330aは、メイン演出表示部200aにおける図96(c)に示す獲得数表示S2の表示を開始する。
サブCPU330aは、メイン演出表示部200aにおける図96(c)に示す総数表示S1の表示を開始する。
サブCPU330aは、音声出力装置206における大役BGMの出力を開始する。
サブCPU330aは、タイマ更新処理(S1100-5)において、イニシャル動作開始タイマが1から0に更新されたかを判定する。その結果、1から0に更新されたと判定した場合にはステップS1300-15に処理を移し、1から0に更新されていないと判定した場合には、当該タイムスケジュール管理処理を終了する。
サブCPU330aは、期間T22に亘る演出役物装置202のイニシャル動作を開始し、当該タイムスケジュール管理処理を終了する。
サブCPU330aは、変更操作無効フラグがオフであるか否か判定する。その結果、変更操作無効フラグがオフである場合には、ステップS1600-3に処理を移し、変更操作無効フラグがオンである場合には、当該音量設定処理を終了する。
サブCPU330aは、音量調整ボタン232の操作入力が検出されたか判定する。その結果、音量調整ボタン232の操作入力が検出された場合には、ステップS1600-5に処理を移し、音量調整ボタン232の操作入力が検出されなかった場合には、当該音量設定処理を終了する。
サブCPU330aは、上記ステップS1600-3で検出された操作入力に基づいて、設定音量を変更する音量変更処理を実行する。
図106は、第4実施例に係る遊技機100Dの正面図である。第4実施例に係る遊技機100Dには、音量調整ボタン232が設けられている。音量調整ボタン232は、遊技者の押下操作を検出する2つのスイッチを備えて構成される。2つのスイッチは上下に離隔して配されており、上方のスイッチによって遊技者の押下操作が検出されると音量が上げられ、下方のスイッチによって遊技者の押下操作が検出されると音量が下げられる。
図110は、第4実施例に係る副制御基板330におけるサブタイマ割込み処理を説明するフローチャートである。第4実施例に係るサブタイマ割込み処理は、上記参考例のサブタイマ割込み処理に代えて実行される。なお、第4実施例に係るサブタイマ割込み処理は、特別図柄および普通図柄の変動中に限らず、毎フレーム実行されることとなる。
サブCPU330aは、レジスタを退避する。
サブCPU330aは、割込みを許可するための処理を行う。
サブCPU330aは、副制御基板330で用いられる各種タイマカウンタの更新処理を行う。ここで、各種タイマカウンタは、特に断る場合を除き、当該副制御基板330のサブタイマ割込み処理の度に1ずつ減算され、0になると減算を停止する。
サブCPU330aは、サブRAM330cの受信バッファに格納されているコマンドを解析するとともに、受信したコマンドに応じた種々の処理を行う。副制御基板330においては、主制御基板300からコマンドが送信されると、コマンド受信割込み処理が行われ、主制御基板300から送信されたコマンドが受信バッファに格納される。ここでは、コマンド受信割込み処理によって受信バッファに格納されたコマンドを解析することとなる。
サブCPU330aは、タイムテーブルを参照して、当該タイムテーブルに記憶された該当時間に対応する処理を実行するタイムスケジュール管理処理を行う。ここでは、タイムテーブルにセットされたタイムデータに基づいて、各種のフラグをオン、オフしたり、あるいは、各演出デバイスにコマンドを送信したりすることで、変動演出や大役演出をはじめとする各演出の実行を制御することとなる。
サブCPU330aは、詳しくは後述する変更操作管理処理を行う。
サブCPU330aは、レジスタを復帰して当該サブタイマ割込み処理を終了する。
サブCPU330aは、メイン演出表示部200aにおける図109(a)に示す第1復帰画面Pの表示を開始する。
サブCPU330aは、メイン演出表示部200aにおける第1復帰画面Pの表示時間を管理するための第1復帰画面表示タイマに期間T41をセットする。
サブCPU330aは、音量調整ボタン232による変更操作を無効として扱うための音量変更操作無効フラグをオンする。
サブCPU330aは、メイン演出表示部200aにおいて、図109(c)に示す第1大役中画面Tの表示中であるか否かを判定する。その結果、第1大役中画面Tの表示中である場合には、ステップS1240-3に処理を移し、第1大役中画面Tの表示中ではない場合には、ステップS1240-7に処理を移す。
サブCPU330aは、メイン演出表示部200aにおける第1大役中画面Tの表示を終了する。
サブCPU330aは、第1大役中画面の表示時間を管理するための第1大役中画面表示タイマをクリアする。
サブCPU330aは、メイン演出表示部200aにおいて、図109(d)に示す第2大役中画面Uの表示中であるか否かを判定する。その結果、第2大役中画面Uの表示中である場合には、ステップS1240-9に処理を移し、第2大役中画面Uの表示中ではない場合には、ステップS1240-15に処理を移す。
サブCPU330aは、メイン演出表示部200aにおける第2大役中画面Uの表示を終了する。
サブCPU330aは、音声出力装置206における大役BGMの出力を終了する。
サブCPU330aは、第2大役中画面Uが表示中であることを示す第2大役画面表示中フラグをオフする。
サブCPU330aは、現在の遊技状態に応じてメイン演出表示部200aにおける表示を制御する演出画像表示処理を実行する。
サブCPU330aは、現在の遊技状態に応じて音声出力装置206における音声出力を制御する音声制御処理を実行する。
サブCPU330aは、大役遊技中であるか否かを判定する。その結果、大役遊技中である場合には、ステップS1250-3に処理を移し、大役遊技中ではない場合には、当該大入賞口入賞指定コマンド受信処理を終了する。
サブCPU330aは、メイン演出表示部200aにおける図109(c)に示す総数表示の表示を行うための賞球カウンタのカウンタ値を更新する。
サブCPU330aは、音量変更操作無効フラグがオフであるか判定する。その結果、音量変更操作無効フラグがオフである場合には、ステップS1250-7に処理を移し、音量変更操作無効フラグがオンである場合には、当該大入賞口入賞指定コマンド受信処理を終了する。
サブCPU330aは、所定の入賞音を音声出力装置206から出力する。
サブCPU330aは、上記ステップS1250-3で更新した賞球カウンタのカウンタ値に基づいて図109(c)に示す総数表示の表示の更新を行う。
サブCPU330aは、タイマ更新処理(S1100-5)において、第1復帰画面表示タイマが1から0に更新されたかを判定する。その結果、1から0に更新されたと判定した場合にはステップS1300-3に処理を移し、1から0に更新されていないと判定した場合には、ステップS1300-11に処理を移す。
サブCPU330aは、メイン演出表示部200aにおける図109(b)に示す第2復帰画面Qの表示を開始する。
サブCPU330aは、メイン演出表示部200aにおける第2復帰画面Qの表示時間を管理するための第2復帰画面表示タイマに期間T42をセットする。
サブCPU330aは、音量変更操作無効フラグをオフする。
サブCPU330aは、演出役物装置202のイニシャル動作の実行を開始するまでの期間を示すイニシャル動作開始タイマに期間T43をセットする。
サブCPU330aは、タイマ更新処理(S1100-5)において、第2復帰画面表示タイマが1から0に更新されたかを判定する。その結果、1から0に更新されたと判定した場合にはステップS1300-13に処理を移し、1から0に更新されていないと判定した場合には、ステップS1300-23に処理を移す。
サブCPU330aは、大役遊技の実行中であるか否かを判定する。その結果、大役遊技の実行中である場合には、ステップS1300-17に処理を移し、大役遊技の実行中ではない場合には、ステップS1300-15に処理を移す。
サブCPU330aは、現在の遊技状態に応じてメイン演出表示部200aにおける表示を制御する演出画像表示処理を実行する。なお、所定のエラーが検出されている状態であれば、エラー報知画像E1の表示を継続するようにしてもよい。
サブCPU330aは、メイン演出表示部200aにおける図109(c)に示す第1大役中画面Tの表示を開始する。
サブCPU330aは、メイン演出表示部200aにおける第1大役中画面Tの表示時間を管理するための第1大役中画面表示タイマに期間T45をセットする。
サブCPU330aは、メイン演出表示部200aにおいて、図109(c)に示すラウンド数表示、総数表示、右打ち画像R5の表示を開始する演出画像表示処理を実行する。なお、所定のエラーが検出されている状態であれば、エラー報知画像E1の表示を継続するようにしてもよい。
サブCPU330aは、タイマ更新処理(S1100-5)において、第1大役中画面表示タイマが1から0に更新されたかを判定する。その結果、1から0に更新されたと判定した場合にはステップS1300-25に処理を移し、1から0に更新されていないと判定した場合には、当該タイムスケジュール管理処理を終了する。
サブCPU330aは、音声出力装置206における大役BGMの出力を開始する。
サブCPU330aは、メイン演出表示部200aにおける図109(d)に示す第2大役中画面Uの表示を開始する。
サブCPU330aは、第2大役中画面が表示中であることを示す第2大役中画面表示中フラグをオンする。
サブCPU330aは、メイン演出表示部200aにおいて、図109(d)に示すラウンド数表示、総数表示、右打ち画像R5の表示を引き続き行い、楽曲変更画像の表示を開始する演出画像表示処理を実行し、当該タイムスケジュール管理処理を終了する。なお、所定のエラーが検出されている状態であれば、エラー報知画像E1の表示を継続するようにしてもよい。
サブCPU330aは、タイマ更新処理(S1100-5)において、イニシャル動作開始タイマが1から0に更新されたかを判定する。その結果、1から0に更新されたと判定した場合にはステップS1400-3に処理を移し、1から0に更新されていないと判定した場合には、当該イニシャル動作管理処理を終了する。
サブCPU330aは、期間T44に亘る演出役物装置202のイニシャル動作の実行を開始し、当該イニシャル動作管理処理を終了する。
サブCPU330aは、音量変更操作無効フラグがオフであるか否か判定する。その結果、音量変更操作無効フラグがオフである場合には、ステップS1800-3に処理を移し、音量変更操作無効フラグがオンである場合には、ステップS1800-23に処理を移す。
サブCPU330aは、音量調整ボタン232の操作入力が検出されたか判定する。その結果、音量調整ボタン232の操作入力が検出された場合には、ステップS1800-5に処理を移し、音量調整ボタン232の操作入力が検出されなかった場合には、ステップS1800-7に処理を移す。
サブCPU330aは、上記ステップS1800-3で検出された操作入力に基づいて、設定音量を変更する音量変更処理を実行する。
サブCPU330aは、上記エラー管理処理(ステップS400-21)において、エラーの発生が検出されたか否かを判定する。その結果、エラーが検出された場合には、ステップS1800-9に処理を移し、エラーが検出されていない場合には、ステップS1800-17に処理を移す。
サブCPU330aは、メイン演出表示部200aにおけるエラー報知画像E1の表示有無を管理するためのエラー報知画像表示中フラグがオフであるか判定する。その結果、エラー報知画像表示中フラグがオフである場合には、ステップS1800-11に処理を移し、エラー報知画像表示中フラグがオンである場合には、ステップS1800-17に処理を移す。
サブCPU330aは、メイン演出表示部200aにおいて、エラー報知画像E1の表示を開始する。ここでは、上記エラー管理処理(ステップS400-21)において検出されたエラーの種別に応じたエラー報知画像E1の表示を行う。なお、第4実施例では、複数のエラーが検出された場合であっても、1のエラー報知画像E1のみが表示される場合について示したが、発生した全ての種別に対応したエラー報知画像E1の表示を行うこととしてもよい。また、複数のエラー報知画像E1を行う場合には、エラーの発生順に表示するようにしてもよいし、緊急度の高いエラーを優先的に表示するようにしてもよい。
サブCPU330aは、メイン演出表示部200aにおけるエラー報知画像E1の表示時間を管理するためのエラー報知画像タイマに期間T46をセットする。なお、タイマーをセットするのではなく、エラー検出状態かどうかを判定してエラーフラグ等を設定するようにしてもよい。
サブCPU330aは、エラー報知画像表示中フラグをオンする。
サブCPU330aは、タイマ更新処理(S1100-5)において、エラー報知画像タイマが1から0に更新されたかを判定する。その結果、1から0に更新されたと判定した場合には、ステップS1800-19に処理を移し、1から0に更新されていないと判定した場合には、ステップS1800-23に処理を移す。
サブCPU330aは、メイン演出表示部200aにおいて表示中のエラー報知画像E1の表示を終了する。
サブCPU330aは、エラー報知画像表示中フラグをオフする。
サブCPU330aは、第2大役中画面表示中フラグがオンであるか否か判定する。その結果、第2大役中画面表示中フラグがオンである場合には、ステップS1800-25に処理を移し、第2大役中画面表示中フラグがオフである場合には、当該変更操作管理処理を終了する。
サブCPU330aは、十字キー209の操作入力が検出されたか判定する。その結果、十字キー209の操作入力が検出された場合には、ステップS1800-27に処理を移し、十字キー209の操作入力が検出されなかった場合には、当該変更操作管理処理を終了する。
サブCPU330aは、上記ステップS1800-25で検出された操作入力に基づいて、音声出力装置206から出力する大役BGMを変更する大役BGM変更処理を実行し、当該変更操作管理処理を終了する。
図117は、第5実施例に係る遊技盤108xを説明する図である。第5実施例では、遊技盤108xの構成が上記参考例および上記各実施例と異なり、その他の構成は、特に断りがない限り、上記参考例および上記各実施例と同じである。したがって、上記参考例および上記各実施例と同一の構成については同一の符号を付し、図示や、その詳細な説明については省略する。
図122は、第6実施例に係る遊技機100xを説明する図である。第6実施例では、上皿132から遊技球を排出する第1操作受付手段132aに係る構成、および、下皿134から遊技球を排出する第2操作受付手段134bに係る構成についてのみ、上記参考例および上記各実施例と異なり、その他の構成は、特に断りがない限り、上記参考例および上記各実施例と同じである。したがって、上記参考例および上記各実施例と同一の構成については同一の符号を付し、図示や、その詳細な説明については省略する。
また、上記参考例において、図37~図41の処理を実行するメインCPU300aが本発明の大役遊技実行手段に相当する。
また、上記参考例において、図21のステップS400-21の処理を実行するメインCPU300aが本発明の異常検出手段に相当する。
また、上記第1実施例における第2復帰画面Bが、本発明の第2の演出画面および復旧中画像に相当する。
また、上記第1実施例における右打ち画像Rが、本発明の発射位置画像に相当する。
また、上記第1実施例における大役中画面Cは、本発明の第3の演出画面、および、大役遊技中画像に相当する。
また、上記第1実施例におけるエラー報知画像Eが、本発明の異常検出画像に相当する。
また、上記第1実施例における復旧BGMが、本発明の専用楽曲に相当する。
また、上記第1実施例における図71~図75の処理を行うサブCPU330aが、本発明の演出手段、音制御手段、および、可動体制御手段に相当する。
また、上記第2実施例におけるデモ画面Hが、本発明の待機画面および第2の待機画面に相当する。
また、上記第2実施例における右打ち画像(小)R1が、本発明の発射位置画像および第1の発射位置画像に相当する。
また、上記第2実施例における大役中画面Iが、本発明の大役遊技中画像に相当する。
また、上記第2実施例における右打ち画像(大)R2が、本発明の第2の発射位置画像に相当する。
また、上記第2実施例における図83~図90の処理を行うサブCPU330aが、本発明の可動体制御手段、および、演出手段に相当する。
また、上記第3実施例における獲得数表示S2が、本発明の第1の合計払出数表示に相当する。
また、上記第3実施例における図97~図105の処理を行うサブCPU330aが、本発明の賞球数積算手段、および、演出手段に相当する。
また、上記第4実施例における第2復帰画面Qが、本発明の第2の演出画面および電源復帰画像に相当する。
また、上記第4実施例における第1大役中画面Tおよび第2大役中画面Uが、本発明の第3の演出画面および大役中画像に相当する。
また、上記第4実施例における図110~図116の処理を行うサブCPU330aが、本発明の可動体制御手段、および、演出手段に相当する。
108、108x 遊技盤
116a 第1遊技領域(第1の遊技領域)
116b 第2遊技領域(第2の遊技領域)
127 役連作動ゲート
127s 役連ゲート検出スイッチ(検出手段)
128 第2大入賞口
128s 第2大入賞口検出スイッチ(検出手段)
200a メイン演出表示部
202 演出役物装置
206 音声出力装置
230 光量調整ボタン(操作部)
232 音量調整ボタン(操作部)
310 払出制御基板(払出制御手段)
330 副制御基板
330a サブCPU
330b サブROM
330c サブRAM
500 外レール
504 案内部
A 第1復帰画面
B 第2復帰画面
C 大役中画面
E エラー報知画像
E1 エラー報知画像
F 待機画面
G 画面
H デモ画面
I 大役中画面
J 復帰画面
K エンディング画面
L 変動画面
M 大役種別表示画面
N 大役突入画面
O 大役中画面
P 第1復帰画面
Q 第2復帰画面
R 右打ち画像
R1 右打ち画像、右打ち画像(小)
R2 右打ち画像(大)
R3 右打ち画像
R4 メッセージ画像
S1 総数表示
S2 獲得数表示
T 第1大役中画面
U 第2大役中画面
Claims (3)
- 第1の遊技領域および第2の遊技領域を有する遊技領域を形成する遊技盤と、
発射操作に応じて前記遊技領域に向けて遊技球を発射する発射装置と、
前記遊技盤に設けられる外レールと、
所定条件の成立により、前記第2の遊技領域に設けられた大入賞口が開閉される大役遊技の実行可否を決定する大役遊技実行決定手段と、
少なくとも前記大役遊技の実行が決定されたことを条件として、前記大入賞口を開閉して大役遊技を実行する大役遊技実行手段と、
表示部に表示させる演出を含む複数の演出を実行可能な演出手段と、
予め設定された異常検出処理を実行する異常検出手段と、
音出力部から出力する音を制御する音制御手段と、
を備え、
前記外レールには、前記遊技盤への取り付け位置を案内する所定の案内部が複数形成され、
前記外レールの前記発射装置側の端部を始端とし、
前記外レールの前記発射装置から離れた側の端部を終端とし、
前記外レールが前記遊技盤に設けられた状態において、前記外レールの前記始端から左端までの範囲の方が、前記外レールの前記左端から上端までの範囲よりも、前記所定の案内部の数が多く、
前記外レールが前記遊技盤に設けられた状態において、前記外レールの前記左端から前記上端までの範囲の方が、前記外レールの前記上端から前記終端までの範囲よりも、前記所定の案内部の数が多く、
前記演出手段は、
前記大役遊技中に電源断が発生し、前記電源断の発生後に電源の再投入がなされた以後、第1の演出画面、第2の演出画面、および、第3の演出画面を前記表示部に表示可能であり、
前記第1の演出画面は、
待機画像を含み、
前記第2の演出画面は、
復旧中画像、および、発射位置画像を含み、
前記第3の演出画面は、
大役遊技中画像、および、発射位置画像を含み、
前記音制御手段は、
前記表示部における前記第1の演出画面の表示が開始してから、前記第3の演出画面の表示が終了するよりも前の期間において、専用楽曲の再生を行い、
前記演出手段は、
前記異常検出処理において異常が検出された場合に、前記表示部における前記第3の演出画面の表示開始後であって、前記専用楽曲の再生の終了後に、前記第3の演出画面において所定の異常検出画像を表示可能である遊技機。 - 第1の遊技領域および第2の遊技領域を有する遊技領域を形成する遊技盤と、
発射操作に応じて前記遊技領域に向けて遊技球を発射する発射装置と、
前記遊技盤に設けられる外レールと、
所定条件の成立により、前記第2の遊技領域に設けられた大入賞口が開閉される大役遊技の実行可否を決定する大役遊技実行決定手段と、
遊技球の通過を検出する検出手段と、
少なくとも前記大役遊技の実行が決定されたことを条件として、前記大入賞口を開閉して大役遊技を実行する大役遊技実行手段と、
表示部に表示させる演出を含む複数の演出を実行可能な演出手段と、
少なくとも一部の演出に対する変更操作を受け付ける操作部と、
を備え、
前記外レールには、前記遊技盤への取り付け位置を案内する所定の案内部が複数形成され、
前記外レールの前記発射装置側の端部を始端とし、
前記外レールの前記発射装置から離れた側の端部を終端とし、
前記外レールが前記遊技盤に設けられた状態において、前記外レールの前記始端から左端までの範囲の方が、前記外レールの前記左端から上端までの範囲よりも、前記所定の案内部の数が多く、
前記外レールが前記遊技盤に設けられた状態において、前記外レールの前記左端から前記上端までの範囲の方が、前記外レールの前記上端から前記終端までの範囲よりも、前記所定の案内部の数が多く、
前記演出手段は、
前記大役遊技中に電源断が発生し、前記電源断の発生後に電源の再投入がなされると、待機画像、および、発射位置画像を前記表示部に表示可能であり、
前記待機画像の表示中において、遊技球の通過が検出された場合に、前記待機画像の表示を終了し、大役遊技中画像を前記表示部に表示可能であり、
前記待機画像の表示中において、前記変更操作に基づいて少なくとも一部の演出を変更可能である遊技機。 - 遊技領域を形成する遊技盤と、
発射操作に応じて前記遊技領域に向けて遊技球を発射する発射装置と、
前記遊技盤に設けられる外レールと、
所定条件の成立により、前記遊技領域に設けられた大入賞口が開閉される複数回のラウンド遊技を含む大役遊技の実行可否を決定する大役遊技実行決定手段と、
少なくとも前記大役遊技の実行が決定されたことを条件として、前記大入賞口を開閉して大役遊技を実行する大役遊技実行手段と、
音出力部における音量変更を行うための変更操作を受け付ける操作部と、
少なくとも前記音出力部から出力する音を制御する演出手段と、
を備え、
前記外レールには、前記遊技盤への取り付け位置を案内する所定の案内部が複数形成され、
前記外レールの前記発射装置側の端部を始端とし、
前記外レールの前記発射装置から離れた側の端部を終端とし、
前記外レールが前記遊技盤に設けられた状態において、前記外レールの前記始端から左端までの範囲の方が、前記外レールの前記左端から上端までの範囲よりも、前記所定の案内部の数が多く、
前記外レールが前記遊技盤に設けられた状態において、前記外レールの前記左端から前記上端までの範囲の方が、前記外レールの前記上端から前記終端までの範囲よりも、前記所定の案内部の数が多く、
前記演出手段は、
前記大役遊技中に前記電源断が発生していない場合、少なくとも前記ラウンド遊技中に専用楽曲の再生を行い、
前記大役遊技中に前記電源断が発生した場合、前記電源の再投入がなされた以後であって、最終の前記ラウンド遊技が終了する前の期間においては、前記専用楽曲の再生を行わず、
前記大役遊技における最終の前記ラウンド遊技が終了した後の期間において、前記大役遊技中に前記電源断が発生していない場合と、前記大役遊技中に前記電源断が発生した場合とで共通の態様で演出を行い、
前記大役遊技中に前記電源断が発生していない場合、前記大役遊技中において前記変更操作に基づく音量変更を可能とし、
前記大役遊技中に前記電源断が発生した場合、前記電源の再投入がなされた以後の前記大役遊技中であって、最終の前記ラウンド遊技の終了する前の期間においては、前記変更操作に基づく音量変更を制限し、最終の前記ラウンド遊技の終了した後の期間においては、前記変更操作に基づく音量変更を可能とする遊技機。
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