JP2023012957A - 炭化製品の製造方法および炭化処理設備 - Google Patents

炭化製品の製造方法および炭化処理設備 Download PDF

Info

Publication number
JP2023012957A
JP2023012957A JP2021116746A JP2021116746A JP2023012957A JP 2023012957 A JP2023012957 A JP 2023012957A JP 2021116746 A JP2021116746 A JP 2021116746A JP 2021116746 A JP2021116746 A JP 2021116746A JP 2023012957 A JP2023012957 A JP 2023012957A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sludge
carbonization
retort
carbide
sieving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2021116746A
Other languages
English (en)
Inventor
智弘 河野
Tomohiro Kono
誠 北林
Makoto Kitabayashi
正士 加藤
Masashi Kato
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daido Steel Co Ltd
Original Assignee
Daido Steel Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daido Steel Co Ltd filed Critical Daido Steel Co Ltd
Priority to JP2021116746A priority Critical patent/JP2023012957A/ja
Publication of JP2023012957A publication Critical patent/JP2023012957A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E50/00Technologies for the production of fuel of non-fossil origin
    • Y02E50/10Biofuels, e.g. bio-diesel

Landscapes

  • Treatment Of Sludge (AREA)
  • Coke Industry (AREA)

Abstract

Figure 2023012957000001
【課題】優れた硫化水素吸着性能を有する炭化製品を製造することが可能な炭化製品の製造方法を提供する。
【解決手段】有機物含有汚泥を脱水処理した脱水汚泥を乾燥機16にて所定水分状態まで乾燥処理して乾燥汚泥とし、該乾燥汚泥を炭化炉28にて無酸素もしくは低酸素条件で加熱し炭化処理して炭化製品を製造する。この炭化製品の製造方法において、前記乾燥汚泥を最終的に1000℃以上の超高温で炭化処理する炭化処理工程と、前記炭化処理により得た炭化物を、所定の上限寸法以下に篩分けする篩分け工程と、を備えている。
【選択図】 図1

Description

この発明は炭化製品の製造方法および炭化処理設備に関し、特に硫化水素の吸着性能に優れた炭化製品を製造するのに好適な炭化製品の製造方法および炭化処理設備に関する。
家庭等から排出される有機物含有の排水は、一般に下水処理施設で排水処理され、この排水処理に伴って有機物を含有した下水汚泥が発生する。下水汚泥を処分するに際し、その下水汚泥には多量の水が含有されていてそのままでは処分できず、そこで減量化のために濃縮及び脱水処理したり、或いは更に焼却したり、溶融したりするなど様々な処理が現在施されている。
しかしながら、下水汚泥を焼却する場合、無害・減容化するが、汚泥に含まれるエネルギーや有効成分を活かした再資源化が難しい。そこで生成物の多様な有効利用が期待できる下水汚泥の処理方法の1つとして、炭化処理が行われている。
この炭化処理は、下水汚泥が基質中に炭素分を45質量%程度含んでいることから、焼却、溶融処理のように汚泥中の炭素分を消費してしまうのではなく、汚泥を無酸素或いは低酸素状態で熱分解(炭化)することにより炭素分を残留させ、新しい組成を持つ炭化物(炭化製品)として生成させるものである。
このような炭化物は、具体的には下記特許文献1等で示すような炭化処理設備を用いて、例えば数mm程度の大きさに造粒された炭化物として製造される。このようにして得られた炭化物は、物性的には木炭に近い性状を有するものであり、現在、燃料、肥料(土壌改良剤)、セメントの骨材といった用途に用いられている。そして、今後更にその利用を拡大させていくために、新たな機能・特性を備えた炭化製品が求められており、そのひとつとして硫化水素を吸着する脱臭材としての利用が検討されている。
尚、本発明の関連技術として下記特許文献2,3に記載されたものがある。これら特許文献では、有機物含有汚泥からなる脱水汚泥を所定水分状態まで乾燥処理して乾燥汚泥とし、この乾燥汚泥を1000℃以上の温度で炭化処理する点が開示されている。しかしながら、このようにして得られた炭化製品にあっては、未だ十分な硫化水素吸着性能を安定して得ることは難しい。
特開2006-089567号公報 特開2019-157076号公報 特開2020-122079号公報
本発明は以上のような事情を背景とし、優れた硫化水素吸着性能を有する炭化製品を製造することが可能な炭化製品の製造方法及びこれに好適に用いられる炭化処理設備を提供することを目的としてなされたものである。
有機物含有汚泥を炭化処理して得た炭化製品は、表面に多数の細孔を有しており、不純物を吸着させる活性炭としての機能を有している。
本発明者らは従来の炭化製品よりも高い硫化水素吸着性能を追求するなかで、以下のような知見を得た。
(1)汚泥(有機物含有汚泥)の炭化処理は、一般的に、900℃以下の温度で行われているが、炭化処理の温度を1000~1200℃にまで高めた超高温炭化処理を行うことで、炭化製品の比表面積が増大し、硫化水素吸着性能が高められる。
(2)但し、使用する汚泥中に、融点が炭化処理温度(例えば1100℃)よりも低い成分が灰分として含まれていると、これが溶融しスラグが生成される。かかるスラグに硫化水素吸着能力はなく、スラグが混在すると炭化製品全体としての硫化水素吸着性能が低下してしまう。
(3)上記スラグは超高温炭化処理下で融着・粗大化するため、スラグを含む炭化物は通常のスラグが含まれていない炭化物よりも粒径が大きい。この性状を利用すれは炭化処理された炭化物の中から、スラグを含まない炭化物を分離することが可能である。
本発明はこのような知見に基づいてなされたものである。
而して本発明の炭化製品の製造方法は、有機物含有汚泥を脱水処理した脱水汚泥を乾燥機に通して所定水分状態まで乾燥処理して乾燥汚泥とし、該乾燥汚泥を無酸素もしくは低酸素条件で加熱して炭化処理し炭化製品を製造するに際し、
前記乾燥汚泥を最終的に1000℃以上の超高温で炭化処理する炭化処理工程と、
前記炭化処理により得た炭化物を、所定の上限寸法以下に篩分けする篩分け工程と、
を備えていることを特徴とする。
このように規定された炭化製品の製造方法によれば、1000℃以上での超高温炭化処理を行うことによって炭化物の比表面積が高められ、その結果、硫化水素吸着性能を高めることができる。
また、上記超高温炭化処理によって汚泥中の低融点の灰分が溶融し、硫化水素吸着能を有しないスラグが生成された場合であっても、下流側に設けられた篩分け工程によって、炭化処理された炭化物の中からスラグを含まない(硫化水素吸着性能の高い)炭化物を分離・抽出することで、優れた硫化水素吸着性能を有する炭化製品を製造することができる。
また前記篩分け工程では、前記炭化物を更に所定の下限寸法以上に篩分けすることができる。超高温炭化処理によって得られる炭化物の粒径には、ばらつきがある。過度に粒径が小さい微粉末状の炭化物は、使用時に粉塵が舞ってしまうなどハンドリング性に問題が生じる。このため前記篩分け工程において、炭化物の上限寸法に加えて、炭化物の下限寸法を規定して篩分けを行い、過度に粒径が小さい微粉末状の炭化物を分離することで、優れた硫化水素吸着性能を有し且つハンドリング性にも優れた炭化製品を製造することができる。
また本発明の炭化製品の製造方法では、前記篩分けされた炭化物にリグニンを添加し、該リグニンを添加した炭化物を金型に形成された貫通孔から押し出し切断してペレットに成形するペレット成形工程を更に備えることができる。
このように炭化物をペレット化することで、炭化製品における寸法上のばらつきを小さくして更にハンドリング性を高めることができる。
本発明の炭化処理設備は、有機物含有汚泥を脱水処理した脱水汚泥を所定水分状態まで乾燥処理し乾燥汚泥とする乾燥機と、
炉体の内部に回転ドラムからなる乾留容器としてのレトルトを有し、該レトルトを回転させながら前記乾燥汚泥を軸方向に移動させて、その移動の過程で前記乾燥汚泥を炭化処理により炭化させる炭化炉であって、前記レトルトとして第1のレトルトと、該第1のレトルトの汚泥搬送方向下流側に位置しセラミックス材料を含んで構成された第2のレトルトとを備えた炭化炉と、
所定の目開きを有する篩を備え前記炭化炉から排出された炭化物をその粒径に応じて篩分けする篩分け装置と、
を備えていることを特徴とする。
このように規定された炭化処理設備によれば、上述の炭化製品の製造方法を好適に実施することが可能である。
また本発明の炭化処理設備では、前記炭化物にリグニンを添加する薬剤添加装置と、
前記リグニンを添加した炭化物を金型に形成された貫通孔から押し出し切断して円柱状のペレットに成形するペレット成形装置と、
を前記篩分け装置よりも炭化物搬送方向の下流側に備えておくことができる。
本発明の一実施形態の炭化処理設備の構成を示した図である。 図1における乾燥機の概略構成を示した図である。 図1における炭化炉の概略構成を示した図である。 (A)は図3における炭化炉の第1の炭化処理室およびガス燃焼室を含む上半部を示した図である。(B)は(A)のB-B視図である。 図1に続く炭化物搬送方向の下流側の炭化処理設備の構成を示した図である。 図5の篩分け装置の概略構成を示した図である。 図5のペレット成形装置の概略構成を示した図である。 超高温炭化処理した炭化物を篩分けして得られた炭化物およびペレットにおける比表面積および硫化水素吸着量を示した図である。
次に本発明の実施形態を図面に基づいて詳しく説明する。
図1は、本発明の一実施形態である炭化処理設備1の構成を示したものである。図中10は受入ホッパ(脱水汚泥貯留槽)であり、有機物を含有した下水汚泥を含水率70~85%程度(通常は80%程度)まで脱水した脱水汚泥が、この受入ホッパ10に先ず受け入れられる。
ここに受け入れられた脱水汚泥は、中間貯留槽12を経て定量供給装置14,搬送装置15により乾燥機16へと送られ、そこで含水率35~45%程度(通常は40%程度)まで乾燥処理される。
乾燥機16は、図2に示しているように回転ドラム18の内部に撹拌軸20を有している。ここで撹拌軸20は回転ドラム18の中心から偏心した位置に設けられており、この撹拌軸20からは複数の撹拌羽根22が放射状に延び出している。
一方、回転ドラム18の内周面には周方向に所定間隔で複数の板状のリフター24が、回転ドラム18と一体回転する状態で設けられている。その結果として、回転ドラム18内部の汚泥(脱水汚泥)は、回転ドラム18の回転に伴ってリフター24により底部から上方に持ち上げられ、そしてその頂部近くで自重により落下する。落下した汚泥は、その下側に位置する撹拌羽根22の高速回転により細かく粉砕され、回転ドラム18の底部側へと落下する。
回転ドラム18内部の汚泥はこのような撹拌作用を受けながら、その内部に導かれた乾燥用熱風にさらされて乾燥処理され、次第に水分が減少していく。尚、この乾燥機16においては、回転ドラム18の傾斜勾配により、更には撹拌羽根22による粉砕及びその際の飛散作用によって、汚泥が回転ドラム18内部を軸方向に漸次送られて行く。
図1で示すように、乾燥機16で乾燥処理された後の乾燥汚泥は、続いて搬送装置26により炭化炉28へと搬送され、そこで炭化処理により汚泥の炭化が行われる。
この炭化炉28は、乾燥汚泥を無酸素若しくは低酸素雰囲気下で脱水及び熱分解する炉で、後に詳述するように、炉体30の内部に乾留容器としての円筒形状のレトルト32および34が設けられており、第1のレトルト32の内部に投入された汚泥は、第1のレトルト32に続いて第2のレトルト34の内部を漸次移動し、最終的に乾留残渣(炭化物)が第2のレトルト34の図中左端の排出口36、つまり炭化炉28から排出される。このような炭化操作によって、乾燥汚泥は炭素が約30~50%、無機物が残りを占める成分の細孔を持つ炭化製品に変わる。
図1において、40は熱風発生炉で、ここで発生した熱風が乾燥機16へと供給される。乾燥機16に供給された熱風は、これを通過して集塵機42を通り、更に循環ファン44にて炭化炉排ガス熱交換器46,熱風炉排ガス熱交換器47を経て熱風発生炉40へと循環させられる。
この循環系では、熱風発生炉40にて発生した熱風の一部が、熱風発生炉40から延び出した分岐路48を通じて抜き取られ、熱風炉排ガス熱交換器47を経て熱風炉排ガスファン49により煙突50から外部に放出される。
他方、炭化炉28の炉体30の側方には排ガス処理室31が設けられており、炭化炉28からの排ガスはここに導かれ、排ガス中の未燃ガスが2次燃焼される。排ガス処理室31からは排ガス路52が延び出しており、炭化炉28からの排ガスは、排ガス路52を通じて炭化炉排ガスファン54により炭化炉排ガス熱交換器46を経て煙突50から外部に放出される。
次に本実施形態の炭化炉28について詳しく説明する。
炭化炉28の前端側、即ち第1のレトルト32の一端側(図中左側)には、スクリューコンベア64aおよびホッパ64bを備えた汚泥供給装置64が取り付けられており、ホッパ64b内に投入された乾燥汚泥は、スクリューコンベア64aにて第1のレトルト32の内部に投入される。
図3に示すように、炭化炉28は外熱式ロータリーキルン方式のもので、乾留容器としての第1のレトルト32および第2のレトルト34が設けられている。炉体30の内部は、第1の炭化処理室56と、第1の炭化処理室56よりも高温の第2の炭化処理室57とが形成され、第1の炭化処理室56と第2の炭化処理室57との間にはガス燃焼室58が形成されている。
第1の炭化処理室56では、乾燥汚泥を700~900℃に加熱して炭化処理が行なわれる。第1の炭化処理室56を貫通して設けられた第1のレトルト32は耐熱鋼で構成されている。第1のレトルト32に使用できる耐熱鋼としては、オーステナイト系ステンレス鋼や合金鋼等が挙げられる。
第1のレトルト32は、一端部と他端部の外周に設けられたリング体60と61がそれぞれ図示を省略するローラに支持され、また一端側の外周に設けられたスプロケット63に駆動チェーンが懸架されて回転する。
第1のレトルト32は図中右方向に向かって下向きに若干傾斜しており、乾燥機16側から送られてきた乾燥汚泥は、第1のレトルト32の回転を伴って右向きに送られて行き、図中右端部に形成された出口66を通じて連結容器80内に排出される。
図4(A)は、炭化炉28の第1の炭化処理室56を含む上半部を示した図である。68は第1の炭化処理室56に設けられた助燃バーナである。助燃バーナ68には燃料が燃焼空気とともに供給され、第1の炭化処理室56の雰囲気が加熱される。第1の炭化処理室56の雰囲気が加熱されると、乾燥汚泥中に含まれていた可燃ガスがレトルト32に設けられた噴出しパイプ33を通じて外熱室、詳しくは第1の炭化処理室56に抜け出し、そしてこの可燃ガスが着火して、以後はその可燃ガスの燃焼により第1のレトルト32内部の汚泥の加熱が行われる。
また、第1の炭化処理室56を囲む炉体30には、第1の炭化処理室56に燃焼用空気を導入するための空気導入口70aが形成されており、第1の炭化処理室56の温度が予め設定された目標温度と一致するように、空気導入口70aを通じて導入される空気量と助燃バーナ68の燃焼が適宜調整される。なお、図4(A)において、76は熱電対、75は制御部、77は空気供給路72上に設けられた調節弁、74は空気供給ファンである。
この結果、第1のレトルト32の内部に供給された汚泥は、レトルト内の上流側にて水分が効率的に蒸発させられ、レトルト内の下流側に移行した後は第1の炭化処理室56の雰囲気に近い温度に保たれて炭化処理される。
一方、所定の温度にまで加熱された第1の炭化処理室56内の雰囲気のガスは、ガス燃焼室58に送られる。本例では、第1の炭化処理室56がガス流通方向の上流側、第2の炭化処理室57がガス流通方向の下流側とされており、第1の炭化処理室56にて燃焼させた高温のガスは、第1の炭化処理室56と第2の炭化処理室57との間に位置するガス燃焼室58に送られ、1000℃以上の温度(本例では1100℃)にまで更に加熱される。
ガス燃焼室58は、図4(A)に示すように上仕切壁90および下仕切壁91により、それぞれ第1の炭化処理室56および第2の炭化処理室57と区画されている。図4(B)に示すように、上仕切壁90には第1の炭化処理室56内のガスを流入させるための上連通口90aが形成されている。上連通口90aは、直上に位置する第1のレトルト32に対して軸直方向に離間し、第1のレトルト32と対向しない位置に形成されている。
また、下仕切壁91にはガス燃焼室58内で加熱されたガスを第2の炭化処理室57に流出させる下連通口91aが形成されている。図4(B)に示すように、下連通口91aは、上連通口90aとはガス燃焼室58の幅方向反対側の位置に形成されており、上連通口90aを通じてガス燃焼室58内に流入したガスは、ガス燃焼室58内を幅方向に流通した後、下連通口91aより第2の炭化処理室57に向けて流出するように構成されている。
ガス燃焼室58には、燃焼用バーナ92と、燃焼用空気を導入するための空気導入管93が取り付けられている。空気導入管93の先端開口(空気導入口)93aを通じてガス燃焼室58内に導入した燃焼用空気により、ガス燃焼室58内のガス中に含まれる未燃ガス成分を燃焼させることで、ガス燃焼室58内のガスの温度を更に高めることができる。また、燃焼用バーナ92を燃焼させることによっても、ガス燃焼室58内のガスの温度を更に高めることができる。
図4(A)において、94は空気供給路72上に設けられた調節弁、95は燃料供給路96上に設けられた調節弁、97は制御部、である。また、第2の炭化処理室57内の下連通口91a近傍には、ガスの温度を測定する熱電対98が設けられている。制御部97は、熱電対98にて測定されたガスの温度が予め設定された目標温度(1100℃)と一致するように、空気導入口93aを通じて導入される空気量および燃焼用バーナ92の燃焼を適宜調整する。尚、炉内温度を高めるための空気導入口や燃焼用バーナは、第2の炭化処理室57に設けることも可能である。
図3に示すように、第1のレトルト32の図中右側には、第1のレトルト32の端部を囲むように連結容器80が設けられている。連結容器80は筒状の縦型の容器で、周壁80aの上部に形成された横向きの開口81を通じて第1のレトルト32の出口66を含む図中右側の端部がその内部に収容されている。一方、連結容器80の下端には下向きの開口82が形成されており、第1のレトルト32の出口66より連結容器80の内部に排出された汚泥は、周壁80aの内面にて案内されつつ自重により落下し、下端に形成された開口82より下方に排出される。
連結容器80は、第1のレトルト32の回転を妨げることがないよう開口81の縁部を耐熱性のシール布を介してレトルト32の外面に摺接させるとともに、下向きの開口82を、ロータリバルブ83を介して、第2のレトルト34側に設けられた開口88cに接続させている。このように構成された連結容器80では、内部への外気の侵入が抑制され、連結容器80内の汚泥が外気に触れることで温度低下するのを防止している。
第2の炭化処理室57は、第1の炭化処理室56およびガス燃焼室58の下方に設けられ、ガス燃焼室58から供給された1100℃のガスにより乾燥汚泥を加熱して超高温炭化処理を行なう。第2の炭化処理室57を貫通して設けられた第2のレトルト34は、セラミックス材料(本例では炭化ケイ素)で構成されており、第1のレトルト32の軸方向に対して略並行に配置されている。
第2のレトルト34は、一端部と他端部の外周に設けられたリング体85と86がそれぞれ図示を省略するローラに支持され、また他端側(図中左側)の外周に設けられたスプロケット87に駆動チェーンが懸架されて回転する。第2のレトルト34の一端側(図中右側)には、第1のレトルト32を通過して所定の温度にまで加熱された汚泥を第2のレトルト34に供給するための供給装置88が設けられている。
供給装置88は、スクリューコンベア88aおよびホッパ88bを備えている。上述のようにホッパ88bの上向きの開口88cは、ロータリバルブ83を介して連結容器80の開口82と接続されている。スクリューコンベア88aの排出側の端部は、第2のレトルト34の内部に挿入されており、ホッパ88b内に一旦収容された汚泥は、スクリューコンベア88aにてレトルト34の内部に投入される。
第2のレトルト34は、図3中左方向に向かって下向きに若干傾斜しており、第1のレトルト32側から送られてきた汚泥は、レトルト34の回転を伴って図中左向きに送られて行き、図中左側の端部に形成された排出口36から外部に排出される。この間に、第2のレトルト34の内部に供給された汚泥は、第2の炭化処理室57の雰囲気に近い温度、即ち略1100℃に保たれ、炭化物の細孔面積(比表面積)が増大する。これにより高い硫化水素吸着性能を有する炭化物が炭化炉28から排出されることとなる。
なお、図3に示すように、第2の炭化処理室57を囲む炉体30の、第2のレトルト34の出口側近傍位置には、燃焼させたガスを排ガス処理室31に向けて排出するガス排出口99が形成され、炉体30の内部のガスは排ガスファン54(図1参照)の吸引作用によって順次排ガス処理室31に送られるように構成されている。
そして、炭化処理が完了し炭化炉28から排出された絶乾状態の炭化物は、高温のため、図示を省略する冷却機に送られ常温近くまで冷却された後、篩分けが行われる。
図5は、図1に続く炭化処理設備の構成を示した図である。炭化炉28から排出され、常温近くまで冷却された炭化物は、図5で示すように、搬送装置101により篩分け装置102へと搬送される。
図6に、篩分け装置102の概略構成を示している。篩分け装置102は搬送されてきた炭化物を所定の粒径毎に篩分けるもので、炭化物が投入されるケーシング104と、ケーシング104の底面に設けられ、炭化物を振動搬送するトラフ105と、ケーシング104に固定されたリニアモータ106と、を備えている。
ケーシング104は、支持体本体部108の上端に設けられたローラ109により水平方向にスライド移動可能に支持された箱状の部材で、その長手方向の一端側(図中左側)の上面に炭化物が投入される投入口110が形成されている。
ケーシング104の内部空間は、篩としての第1のスクリーン115および第2のスクリーン116によって、上下方向に、第1のエリア112、第2のエリア113、第3のエリア114に3分割されている。各エリアの他端側(図中右側)には下向きに開放された排出口112a、113a、114aがそれぞれ形成されている。
このように構成された篩分け装置102では、リニアモータ106を振動させるとケーシング104およびトラフ105に振動が与えられ、スクリーン115上の炭化物Cはスクリーンの目の大きさに応じて、粒度が小さい炭化物が下方のエリアへと落下し篩分けが行われる。このような構成の篩分け装置は、例えば特開2010―277895号公報等に記載されている。
炭化炉28の下流側に篩分け装置102を設けた第1の理由は、超高温炭化処理された炭化物を、スラグを含む炭化物と、スラグを含まない(硫化水素吸着性能の高い)炭化物とに分離することである。使用する汚泥中に、融点が炭化処理温度(例えば1100℃)よりも低い成分(例えば硫酸ナトリウムは融点が884℃である)が灰分として含まれていると、これが超高温炭化処理によって溶融しスラグが生成される。かかるスラグを含む炭化物は硫化水素吸着能力が無いか、硫化水素吸着能力が著しく低い。本発明者らの調査によれば、スラグは超高温下で融着・粗大化し10mm以上の粒径となるものが大半であり、本例ではスラグを含む炭化物を分離するため、第1のスクリーン115の目開きが5mmに設定されている。
篩分け装置102を設けた第2の理由は、超高温炭化処理された炭化物の中から使用時に粉塵が舞ってしまうような微粉末状の炭化物を分離することである。本例では微粉末状の炭化物を分離するため、第2のスクリーン116の目開きが1mmに設定されている。
その結果、本例の篩分け装置102では、第1のスクリーン115を通過しなかった粒径大のスラグを含む炭化物は第1のエリア112の排出口112aから排出され、また第1のスクリーン115を通過し且つ第2のスクリーン116を通過しなかった粒径中の炭化物(硫化水素吸着性能およびハンドリング性に優れた炭化物)は第2のエリア113の排出口113aから排出され、また第1のスクリーン115および第2のスクリーン116を通過した粒径小の炭化物(ハンドリング性に問題がある炭化物)は第3のエリア114の排出口114aから排出される。
そして、図5で示すように、篩分け装置102から排出された粒径小の炭化物は、搬送装置120により下水処理設備における沈砂池等の下水処理工程に戻され、粒径中の炭化物は、硫化水素吸着性およびハンドリング性がともに良好な炭化物として搬送装置121により袋詰機に送られる。また粒径大の炭化物は、搬送装置122により粒径中の炭化物とは別経路で回収される。回収された粒径大の炭化物はフコレン詰め等を行い廃棄されるほか、脱臭材以外の用途に使用されることも可能である。また、粒径小の炭化物は、下水処理工程に戻さずにフレコン詰め等を行い廃棄することも可能である。
ここで粒径中の炭化物については、更にペレット化することも可能である。ペレット化すれば形状のばらつきが少なくなりハンドリングを更に向上させることができる。
その場合、粒径中の炭化物は、図5で示す薬剤添加装置125を経てペレット成形装置140に送られる。また、ペレット化する場合、袋詰機に送る前にペレットに乾燥処理を行うことが好ましい。
薬剤添加装置125は、図5で示すように、スクリューコンベア126、スクリューコンベア126の投入口に設けられたホッパ127のほか、リグニンと水を混合させた混合液を貯留する混合タンク128、混合液をホッパ127内もしくはコンベア126内の炭化物に向けて噴霧する噴霧手段としての配管129、液送ポンプ130およびスプレーノズル131を備えている。そして、混合タンク128内のリグニンを含有する混合液は、液送ポンプ130によってホッパ127上部に取り付けられたスプレーノズル131に送られ、ホッパ127内に、詳しくはホッパ127内もしくはコンベア126内の炭化物に向けて噴霧される。これにより、ホッパ127内もしくはコンベア126内の炭化物に対して、リグニンが添加される。リグニンの添加により、炭化物をペレット化した際の強度が高められ、ペレット形状を崩れにくくすることができる。なおリグニンの添加量は、炭化物における固形物重量の0.5~2.0%の範囲が好ましい。
図7は、リグニンが添加された状態の炭化物が投入されるペレット成形装置140の概略構成を示す図である。同図で示すペレット成形装置140は、金型141と、回転軸143と、回転軸143に取り付けられた押込ローラ144およびカッタ145と、を備えている。
金型141は、全体形状が円板状をなしており、上下に貫通する多数の貫通孔142が形成されている。かかる金型141は、その外周縁部がフレーム146にて支持されている。
押込ローラ144は、金型141の上側に配設され、貫通孔142の上を転動して、金型141上の炭化物を各貫通孔142内に押し込む。
カッタ145は、金型141の下側に配設され回転軸143の軸周りに回転して、貫通孔142から下向きに押し出された成形体を所定長さで切断する。
このように構成されたペレット成形装置140では、上方の投入口148から投入された炭化物が、押込ローラ144によって各貫通孔142内に押し込まれ、圧縮された後、貫通孔142の下端から成形体として下向きに押し出される。そして連続的に延びた成形体はカッタ145によって切断され、所定長さの円柱状のペレットPとされる(部分拡大図参照)。切断されたペレットPは、カッタ145の下方において回転軸143とともに回転する排出円板150によって径方向外向きに飛ばされ、排出口152より排出される。また、排出されたペレットを乾燥させる乾燥装置を別途設けてもよい。
[実施例]
超高温炭化処理した炭化物を篩分けして得られた粒径の異なる炭化物およびペレットについて、比表面積および硫化水素吸着量を調査した。ここでは、(1)粒径中(粒径1mm~5mm)の炭化物、(2)粒径中の炭化物を成形して得たペレット、(3)粒径大(粒径5mm超)の炭化物、の3種について調査した。
なお炭化処理条件は、炭化温度1000~1100℃、滞留時間45分以上、キルン(レトルト)内充填率30%、である。
上記(2)のペレットの成形に際しては、リグニンを炭化物における固形物重量の1.5%添加し、Φ4×10mmのペレットを成形した。
そして、炭化物(もしくはペレット)の比表面積は、N2-BET法によって測定した。
硫化水素吸着量については、通気性の袋に試料0.2gを投入したものをウィットろ過器に装着し、100ppmの硫化水素を封入する。2時間後にろ過器内のガスを25mL取り出し、硫化水素濃度を測定し、測定結果から硫化水素吸着量を算出した。
また併せて比較対象として市販の活性炭PG-S(朝日ろ過材株式会社製)についても硫化水素吸着量を調査した。
これらの結果を図8に示す。
図8の結果から、以下のことが分かる。
超高温炭化処理の後、粒径1mm~5mmに篩分けされた粒径中の炭化物については、市販されている活性炭に対し略1.5倍の硫化水素吸着量が得られており、脱臭材として好適に活用できる。
一方、粒径中の炭化物を成形して得たペレットは、粒径中の炭化物と比較すると若干硫化水素吸着量の低下が認められるも、市販されている活性炭と同等以上の硫化水素吸着量が得られており、ペレット化は炭化製品のハンドリング性を向上させたい場合に有効である。
他方、スラグが多く含まれている粒径5mm超に篩分けされた炭化物については、硫化水素吸着量が著しく低く、脱臭材としては不適である。
以上のように、本実施形態における炭化製品の製造方法によれば、1000℃以上での超高温炭化処理を行うことによって炭化物の比表面積が高められ、その結果、硫化水素吸着性能を高めることができる。
また、上記超高温炭化処理によって汚泥中の低融点の灰分が溶融し、硫化水素吸着能力が無いスラグが生成された場合であっても、下流側に設けられた、炭化物を所定の上限寸法以下に篩分けする篩分け工程によって、炭化処理された炭化物の中から、スラグを含まない硫化水素吸着性能の高い炭化物を分離・抽出することで、優れた硫化水素吸着性能を有する炭化製品を製造することができる。
また篩分け工程では、炭化物の上限寸法に加えて、炭化物の下限寸法を規定して篩分けを行うことで、優れた硫化水素吸着性能を有し且つハンドリング性にも優れた炭化製品を製造することができる。
本実施形態における炭化製品の製造方法では、篩分けされた炭化物にリグニンを添加し、該リグニンを添加した炭化物を金型141に形成された貫通孔142から押し出し切断することで、炭化物を円柱状のペレットに成形することができる。このように炭化物をペレット化することで、炭化製品における寸法上のばらつきを小さくして更にハンドリング性を高めることができる。
以上本発明の実施形態を詳述したがこれらはあくまでも一例示である。例えば上記実施形態では炭化処理により得た炭化物を、粒径大中小の3種類に篩分けているが、場合によってはスラグが含まれている炭化物(粒径大の炭化物)と、スラグが含まれていない炭化物(粒径小の炭化物)の2種類に篩分けてもよい。また炭化物を篩分けするスクリーン(篩)の目開きは、使用する汚泥の性状に応じて適宜変更可能である等、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲において様々変更を加えた形態で構成可能である。
1 炭化処理設備
16 乾燥機
28 炭化炉
32 第1のレトルト
34 第2のレトルト
102 篩分け装置
115 第1のスクリーン(篩)
116 第2のスクリーン(篩)
125 薬剤添加装置
140 ペレット成形装置
141 金型
142 貫通孔

Claims (5)

  1. 有機物含有汚泥を脱水処理した脱水汚泥を乾燥機に通して所定水分状態まで乾燥処理して乾燥汚泥とし、該乾燥汚泥を無酸素もしくは低酸素条件で加熱し炭化処理して炭化製品を製造するに際し、
    前記乾燥汚泥を最終的に1000℃以上の超高温で炭化処理する炭化処理工程と、
    前記炭化処理により得た炭化物を、所定の上限寸法以下に篩分けする篩分け工程と、
    を備えていることを特徴とする炭化製品の製造方法。
  2. 前記篩分け工程において、前記炭化物を更に所定の下限寸法以上に篩分けすることを特徴とする請求項1に記載の炭化製品の製造方法。
  3. 前記篩分けされた前記炭化物にリグニンを添加し、該リグニンを添加した炭化物を金型に形成された貫通孔から押し出し切断してペレットに成形するペレット成形工程を更に備えていることを特徴とする請求項1,2の何れかに記載の炭化製品の製造方法。
  4. 有機物含有汚泥を脱水処理した脱水汚泥を所定水分状態まで乾燥処理し乾燥汚泥とする乾燥機と、
    炉体の内部に回転ドラムからなる乾留容器としてのレトルトを有し、該レトルトを回転させながら前記乾燥汚泥を軸方向に移動させて、その移動の過程で前記乾燥汚泥を炭化処理により炭化させる炭化炉であって、前記レトルトとして第1のレトルトと、該第1のレトルトの汚泥搬送方向下流側に位置しセラミックス材料を含んで構成された第2のレトルトとを備えた炭化炉と、
    所定の目開きを有する篩を備え前記炭化炉から排出された炭化物をその粒径に応じて篩分けする篩分け装置と、
    を備えていることを特徴とする炭化処理設備。
  5. 前記炭化物にリグニンを添加する薬剤添加装置と、
    前記リグニンを添加した炭化物を金型に形成された貫通孔から押し出し切断してペレットに成形するペレット成形装置と、
    を前記篩分け装置よりも炭化物搬送方向の下流側に備えていることを特徴とする請求項4に記載の炭化処理設備。
JP2021116746A 2021-07-14 2021-07-14 炭化製品の製造方法および炭化処理設備 Pending JP2023012957A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021116746A JP2023012957A (ja) 2021-07-14 2021-07-14 炭化製品の製造方法および炭化処理設備

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021116746A JP2023012957A (ja) 2021-07-14 2021-07-14 炭化製品の製造方法および炭化処理設備

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2023012957A true JP2023012957A (ja) 2023-01-26

Family

ID=85129294

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021116746A Pending JP2023012957A (ja) 2021-07-14 2021-07-14 炭化製品の製造方法および炭化処理設備

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2023012957A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN117299740A (zh) * 2023-11-30 2023-12-29 光大环保技术装备(常州)有限公司 废旧电池回收系统及控制方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN117299740A (zh) * 2023-11-30 2023-12-29 光大环保技术装备(常州)有限公司 废旧电池回收系统及控制方法
CN117299740B (zh) * 2023-11-30 2024-02-06 光大环保技术装备(常州)有限公司 废旧电池回收系统及控制方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101508016B1 (ko) 폐플라스틱·유기물의 분해방법, 분해장치 및 분해 시스템
US20070101912A1 (en) Carbonization apparatus for producing activated carbon
KR102188473B1 (ko) 탄화로
JP5504959B2 (ja) 汚泥の炭化処理設備
CN104973597A (zh) 一种活性炭生产方法
CN105000557A (zh) 一种农业废弃物的回收利用生产方法
JP4756556B2 (ja) 汚泥の炭化処理設備
US3313534A (en) Method and furnace for heat treating minerals
EA038076B1 (ru) Сушильный бункер, а также размольно-сушильный комплекс, включающий в себя такой бункер
JP2023012957A (ja) 炭化製品の製造方法および炭化処理設備
RU2666559C1 (ru) Установка для термической переработки отходов
WO1994009319A1 (en) Method for processing solid, hazardous waste material for use as a fuel
JP2017217622A (ja) 磁性炭化製品の製造方法及び汚泥の炭化処理設備
US10344972B2 (en) Device and system for plasma treatment of solid waste
JP2009281671A (ja) 粉粒体の乾燥方法及び乾燥装置
JP2004508930A (ja) スラッジ乾燥及び同時ペレット成形の方法及び装置
CN110997578A (zh) 有机性废弃物的处理装置和处理方法
JP2005103437A (ja) 有機性含水物の加工方法とその施設
JP4077811B2 (ja) 過熱蒸気を用いた熱処理設備
CN105036128A (zh) 一种林业废弃物的回收利用生产方法
JP7200703B2 (ja) 炭化炉
JP2014088457A (ja) 廃棄物の炭化処理方法及び炭化装置
JP2000034112A (ja) ダイオキシン吸着用活性炭、その製造方法及び装置並びにダイオキシンの吸着処理方法
KR20220157072A (ko) 연속식 폐기물 처리시스템
WO2000063120A2 (en) Method and apparatus for extracting flammable gases from wastes

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20240520