JP2023011488A - システム、情報処理装置、方法、プログラム - Google Patents

システム、情報処理装置、方法、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 より効果的な職業訓練を実施する。【解決手段】 職業訓練に関する第1画像を表示する手段と、職業訓練を受講する受講者からの操作を受け付ける手段と、第1画像を視認する受講者の、少なくとも発汗量を含む第1生体情報を取得する手段と、第1生体情報から受講者のストレスに関する第1値を算出する手段と、第1値に基づいて職業訓練と対応する業務についての受講者の特性を推定する手段とを具備するシステム。【選択図】図8

Description

本開示は、システム、情報処理装置、方法、プログラムに関する。
被測定者の体に装着されたセンシングデバイスにより取得される生体情報から、被測定者のストレスのレベル等の心身の状態を分析する技術の開発が進んでいる。特許文献1では、センサを有する生体情報取得デバイスを用い、ユーザの脈拍、発熱、発汗等のバイタルサインを測定し、測定したバイタルサインに基づいてストレス評価値を推定する。
特開2020-010881号公報
従業員が健全に勤務できるように、例えば、上記のようなデバイスを利用してストレスを管理することはある。しかしながら、携わる職が自身にあっているかをストレスの度合いに基づいて評価することはされていない。
本開示の目的は、より効果的な職業訓練を実施することである。
職業訓練に関する第1画像を表示する手段と、職業訓練を受講する受講者からの操作を受け付ける手段と、第1画像を視認する受講者の、少なくとも発汗量を含む第1生体情報を取得する手段と、第1生体情報から受講者のストレスに関する第1値を算出する手段と、第1値に基づいて職業訓練と対応する業務についての受講者の特性を推定する手段とを具備するシステム。
本開示によれば、より効果的な職業訓練を実施できる。
システム1のハードウェア構成の例を示すブロック図である。 図1に示す本体装置11のハードウェア構成の例を示すブロック図である。 図1及び図2に示す訓練装置10の構成例を表すブロック図である。 サーバ20の機能的な構成の例を示す図である。 従業員情報DB2021のデータ構造を示す図である。 訓練情報DB2022のデータ構造を示す図である。 コンテンツ情報DB2023のデータ構造を示す図である。 作業者が訓練装置10を用いた職業訓練を実施する際の構成の例を表す模式図である。 図8に示す訓練装置10が職業訓練を受講者に実施させる際の動作の例を表すフローチャートである。 図9に示す訓練中の訓練装置10の動作の例を表すフローチャートである。 図8に示す端末装置30のディスプレイで表示される画像の例を表す模式図である。 図8に示すサーバ20が受講者の特性、及び習熟度を評価する際の動作の例を表すフローチャートである。 図8に示す端末装置30のディスプレイで表示される画像の例を表す模式図である。 訓練装置10によるハンドトラッキング機能を表す模式図である。 図8に示す端末装置30のディスプレイで表示される画像の例を表す模式図である。
以下、図面を参照しつつ、本開示の実施形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
<概略>
本実施形態に係るシステムは、仮想的な職業訓練を受ける作業者が、職業訓練で受けたストレスをリアルタイムで計測する。システムは、職業訓練で得られた作業者の特徴、及び所定の業務についての習熟度等を管理する。システムは、管理する情報に基づいて作業者の業務を決定する。例えば、システムは、管理する情報に基づいて作業者の配属、又はシフトを決定する。
<1 システム全体の構成図>
図1は、システム1のハードウェア構成の例を示すブロック図である。図1に示すシステム1は、例えば、訓練装置10、サーバ20、及び端末装置30を含む。訓練装置10、サーバ20、及び端末装置30は、例えば、ネットワーク80を介して通信接続する。
図1において、システム1が訓練装置10を1台含む例を示しているが、システム1に含まれる訓練装置10の数は、1台に限定されない。システム1に含まれる訓練装置10は、2台以上であってもよい。
本実施形態において、複数の装置の集合体を1つのサーバとしてもよい。1つ又は複数のハードウェアに対して本実施形態に係るサーバ20を実現することに要する複数の機能の配分の仕方は、各ハードウェアの処理能力及び/又はサーバ20に求められる仕様等に鑑みて適宜決定することができる。
図1に示す訓練装置10は、例えば、仮想的な職業訓練を受ける作業者が利用する装置である。訓練装置10は、例えば、本体装置11、コントローラ101、発汗量センサ102、脈波センサ103、及び温度センサ104を有する。
本体装置11は、職業訓練に関するVR(Virtual Reality)映像を表示可能な装置である。職業訓練に関するVR映像は、実際の作業現場を模して作成された映像である。VR映像には、人物をかたどったアバターが表示されており、職業訓練の受講者がそのアバターとして映像内の事象を体感可能な画像構成となっている。VR映像内のアバターは、受講者からの操作に応じて歩いたり、物体に対して所定の動作をしたりする。職業訓練に関するVR映像には、例えば、業種、又は業務(作業)内容に応じた複数の職業訓練コースが存在する。職業訓練コースでは、例えば、コースの内容に応じた複数の任務が予め設定されており、受講者は、アバターを操作し、設定された任務をこなしていく。
本体装置11は、例えば、HMD(Head Mount Display)により実現される。なお、職業訓練に関する映像は、VR映像に限定されず、一般的な2次元の映像であってもよい。職業訓練が一般的な2次元の映像を用いて行われる場合、本体装置11は、例えば、据え置き型のPC(Personal Computer)、ラップトップPCであってもよい。
コントローラ101は、職業訓練を受けるために本体装置11を装着する受講者により把持され、受講者からの入力を受け付ける装置である。コントローラ101の形状は任意の形状であって構わない。例えば、コントローラ101は、左手用のコントローラと、右手用のコントローラとが分離し、それぞれの手で操作可能な形状であってもよい。また、コントローラ101は、片手のみで操作可能な形状であってもよい。また、コントローラ101は、両手で操作可能な形状であってもよい。例えば、コントローラ101は、テレビゲームを操作するためのコントローラのような形状をしていてもよいし、ハンドルのような形状をしていてもよい。
発汗量センサ102は、手のひら、又は指の発汗量を測定するセンサである。発汗量センサ102は、生体情報を取得するセンサの一例である。発汗量センサ102は、小型化、及び低価格化が可能な構造をしている。例えば、発汗量センサ102は、生体(手のひら、又は指)を含んで形成される空間の湿度に基づいて発汗量を測定する。
具体的には、例えば、発汗量センサ102は、一面を生体で塞ぐように空間を形成する部材と、当該空間へ空気を供給する吸気経路と、空間から空気を排気する排気経路とを有する。吸気経路と、排気経路とにはそれぞれ湿度センサが設けられる。発汗量センサ102は、空間へ供給される空気の湿度と、空間から排気される空気の湿度とに基づき、生体から空間へ気化した汗の量を算出する。これにより、発汗量センサ102は、発汗量を取得する。
発汗量センサ102は、例えば、コントローラ101に設けられる。例えば、受講者が把持するコントローラ101の領域に、発汗量センサ102の空間を形成する部材が設けられる。これにより、発汗量センサ102は、受講者がコントローラ101を把持して使用する際に、受講者の発汗量を測定することが可能となる。
コントローラ101が、左手用のコントローラと、右手用のコントローラとで分離しており、それぞれの手で操作可能な形状である場合、発汗量センサ102は、例えば、いずれか一方のコントローラに設けられる。このとき、利き手ではない方の手で把持されるコントローラに発汗量センサ102が設けられることが望ましい。なお、発汗量センサ102は、コントローラ101に設けられず、別途受講者に装着されてもよい。
脈波センサ103は、受講者の脈波を測定する。脈波センサ103は、生体情報を取得するセンサの一例である。脈波センサ103は、例えば、受講者の指に取り付けられ、予め設定された周期で脈波を測定する。発汗量センサ102が、独立して受講者の指に装着される場合、脈波センサ103は、例えば、発汗量センサ102が装着される指とは異なる指に装着される。なお、脈波センサ103は、脈波が測定可能出れば、指以外に取り付けられてもよい。また、温度センサ104が設けられている場合は、脈波センサ103は、設けられていなくても構わない。
温度センサ104は、受講者の体温を測定する。温度センサ104は、生体情報を取得するセンサの一例である。温度センサ104は、例えば、コントローラ101に設けられ、予め設定された周期で体温を測定する。なお、温度センサ104は、コントローラ101に設けられず、別途受講者に装着されてもよい。また、脈波センサ103が設けられている場合は、温度センサ104は、設けられていなくても構わない。
図2は、図1に示す本体装置11のハードウェア構成の例を示すブロック図である。図2に示す本体装置11は、例えば、通信IF(Interface)12と、出力装置14と、メモリ15と、ストレージ16と、プロセッサ19とを備える。
通信IF12は、訓練装置10が、例えば、サーバ20、コントローラ101、発汗量センサ102、脈波センサ103、及び温度センサ104等のシステム1内の装置と通信するため、信号を入出力するためのインタフェースである。
出力装置14は、ユーザに対して情報を提示するための装置(ディスプレイ、スピーカー等)である。
メモリ15は、プログラム、及びプログラム等で処理されるデータ等一時的に記憶するためのものであり、例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性のメモリである。
ストレージ16は、データを保存するためのものであり、例えばフラッシュメモリ、HDD(Hard Disc Drive)である。
プロセッサ19は、プログラムに記述された命令セットを実行するためのハードウェアであり、演算装置、レジスタ、周辺回路等により構成される。
図1に示すサーバ20は、例えば、作業者である従業員に関する情報を管理する。具体的には、例えば、サーバ20は、従業員の特性、従業員の業務についての習熟度等を管理する。本実施形態において、従業員の特性は、例えば、以下の要素を含む。
・ストレスを感じやすい業務(作業)
・苦手、又は得意な業務(作業)
・連続して業務(作業)に携われる時間
・業務(作業)への適性
サーバ20は、例えば、ネットワーク80に接続されたコンピュータにより実現される。図1に示すように、サーバ20は、通信IF22と、入出力IF23と、メモリ25と、ストレージ26と、プロセッサ29とを備える。
通信IF22は、サーバ20が、例えば、訓練装置10等のシステム1内の装置と通信するため、信号を入出力するためのインタフェースである。
入出力IF23は、ユーザからの入力操作を受け付けるための入力装置、及び、ユーザに対して情報を提示するための出力装置とのインタフェースとして機能する。
メモリ25は、プログラム、及び、プログラム等で処理されるデータ等を一時的に記憶するためのものであり、例えばDRAM等の揮発性のメモリである。
ストレージ26は、データを保存するためのものであり、例えばフラッシュメモリ、HDDである。
プロセッサ29は、プログラムに記述された命令セットを実行するためのハードウェアであり、演算装置、レジスタ、周辺回路等により構成される。
図1に示す端末装置30は、例えば、職業訓練の管理者、又は従業員の業務を管理する管理者が使用する端末である。端末装置30は、例えば、据え置き型のPC(Personal Computer)、又はラップトップPC等により実現される。また、端末装置30は、スマートフォン、タブレット等の携帯端末でも構わない。
端末装置30は、管理者からの要求を受け付け、受け付けた要求をサーバ20へ送信する。端末装置30は、要求に応じてサーバ20から出力される情報を受信し、受信した情報を管理者へ提示する。
<1.1 訓練装置の構成>
図3は、図1及び図2に示す訓練装置10の構成例を表すブロック図である。図3に示す訓練装置10は、本体装置11、コントローラ101、発汗量センサ102、脈波センサ103、及び温度センサ104を備える。図3に示すように、本体装置11は、通信部120、出力装置14、音声処理部17、マイク171と、スピーカー172、カメラ160、モーションセンサ150、記憶部180、及び制御部190を備える。訓練装置10に含まれる各ブロックは、例えば、バス等により電気的に接続される。
通信部120は、訓練装置10が他の装置と通信するための変復調処理等の処理を行う。通信部120は、制御部190で生成された信号に送信処理を施し、外部(例えば、サーバ20)へ送信する。通信部120は、外部から受信した信号に受信処理を施し、制御部190へ出力する。図3では、一つの通信部120を記載しているが、訓練装置10で対応可能な通信規格が一つであることを表すものではない。訓練装置10は、既存の複数の通信規格に対応可能である。
出力装置14は、訓練装置10を装着するユーザへ情報を提示するための装置である。出力装置14は、例えば、ユーザが頭に本体装置11を装着することによりその眼前に位置する有機ELパネル等の表示パネル141に画像を表示する表示装置である。例えば左右の視点から見た視差画像を生成し、表示画面を2分割してなる左右の領域にそれぞれ表示させることにより、画像を立体視させてもよい。なお、表示画面全体に1つの画像を表示させてもよい。表示パネル141は、例えば、制御部190の制御に応じた画像を表示する。
音声処理部17は、例えば、音声信号のデジタル-アナログ変換処理を行う。音声処理部17は、マイク171から与えられる信号をデジタル信号に変換して、変換後の信号を制御部190へ与える。また、音声処理部17は、音声信号をスピーカー172へ与える。音声処理部17は、例えば音声処理用のプロセッサによって実現される。マイク171は、音声入力を受け付けて、当該音声入力に対応する音声信号を音声処理部17へ与える。スピーカー172は、音声処理部17から与えられる音声信号を音声に変換して当該音声を訓練装置10の外部へ出力する。
カメラ160は、受光素子により光を受光し、撮影信号として出力するためのデバイスである。カメラ160は、例えば、本体装置11の前方を撮影可能な位置、例えば、装着者の視線方向を撮影可能な位置に設置される。カメラ160により撮影された画像は、例えば、ユーザの動きを読み取るために使用される。ユーザの動きを検知するセンサが本体装置11とは別に設けられる場合は、カメラ160は設けられていなくてもよい。
モーションセンサ150は、加速度センサ、角速度センサ、磁気センサ等を含み、本体装置11を装着する受講者の動きを検知する。例えば、モーションセンサ150は、訓練装置10により職業訓練を実施する受講者の加速度を検知する。また、モーションセンサ150は、受講者の頭の回転、及び向きの変化を検知する。本体装置11には、本体装置11の位置をトラッキングするセンサが含まれていてもよい。これらセンサからの出力を利用することで、受講者の頭の動きを特定し、リアルタイムで受講者のビューと同期させることが可能となる。
記憶部180は、例えば、メモリ15、及びストレージ16等により実現され、訓練装置10が使用するデータ、及びプログラムを記憶する。記憶部180は、例えば、従業員情報181、訓練情報182、及びコンテンツ情報183を記憶する。
従業員情報181は、例えば、訓練装置10を使用する受講者としての従業員についての情報を含む。従業員についての情報は、例えば、従業員を識別する情報、従業員の氏名、性別、入社年月日、及び業務内容についての特性、業務内容についての習熟度を含む。業務内容についての特性、及び業務内容についての習熟度は、例えば、訓練装置10を用いた職業訓練で取得される情報に基づく。従業員についての情報は、年齢、住所、生年月日、電話番号、emailアドレス等をさらに含んでもよい。
訓練情報182は、例えば、訓練装置10を用いた職業訓練で取得される情報を含む。具体的には、例えば、訓練情報182は、職業訓練の結果を含む。職業訓練の結果は、例えば、職業訓練コースで設定される任務の達成度により表される。訓練情報182は、例えば、職業訓練で測定される情報を含む。職業訓練で測定される情報は、例えば、職業訓練で測定される心拍数、発汗量、体温等についてのデータを含む。訓練情報182は、例えば、職業訓練で測定される情報に基づいて算出されるストレス値を含む。
コンテンツ情報183は、例えば、訓練装置10を用いた職業訓練で提供されるコンテンツ、例えば、職業訓練コースについての情報を含む。職業訓練コースについての情報は、例えば、コースを識別する情報、コースの名称、コースの分類、対応する業種、及び対応する業務内容等を含む。
例えば、業種が建設業である場合には、職業訓練コースは、始業前における仕事の準備を訓練するための「始業前準備コース」、始業前における現場の点検を訓練するための「始業前点検コース」、法面での作業を訓練するための「法面作業コース」、高所の足場での作業を訓練するための「高所足場作業コース」等を含む。
制御部190は、プロセッサ19が記憶部180に記憶されるプログラムを読み込み、プログラムに含まれる命令を実行することにより実現される。制御部190は、訓練装置10の動作を制御する。制御部190は、プログラムに従って動作することにより、操作受付部191と、送受信部192と、訓練制御部193ととしての機能を発揮する。
操作受付部191は、コントローラ101から入力される操作を受け付けるための処理を行う。コントローラ101等を介して入力される指示は、例えば、以下である。
・職業訓練の内容、例えば、職業訓練コースの選択
・職業訓練中における所定動作についての入力
また、操作受付部191は、マイク171から入力される音声指示を受け付ける。具体的には、例えば、操作受付部191は、マイク171から入力され、音声処理部17でデジタル信号に変換された音声信号を受信する。操作受付部191は、例えば、受信した音声信号を分析して所定の名詞を抽出することで、ユーザからの指示を取得する。
送受信部192は、訓練装置10が、サーバ20等の外部の装置と、通信プロトコルに従ってデータを送受信するための処理を行う。具体的には、例えば、送受信部192は、職業訓練時に発汗量センサ102、脈波センサ103、及び温度センサ104で測定された測定データを受信する。送受信部192は、取得した測定データ、測定データから算出したストレス値をサーバ20へ送信する。また、送受信部192は、職業訓練を受ける受講者に関する情報を、サーバ20から受信する。
訓練制御部193は、作業者が仮想的な職業訓練を受けるための処理を行う。具体的には、例えば、訓練制御部193は、職業訓練を開始する前に、受講者についてのキャリブレーションを実施する。キャリブレーションは、受講者の状態と、各センサの測定値とを比較するための処理である。キャリブレーションにおいて表示される画像は、例えば、所定のストレス値が想定される第2画像の一例である。
訓練制御部193は、例えば、キャリブレーションにおいて、受講者が極度に緊張することが想定される画像を表示し、その時の発汗量センサ102、脈波センサ103、及び温度センサ104の測定値に基づいて算出されるストレス値を受講者のストレス値の最大値とする。このとき発汗量センサ102、脈波センサ103、及び温度センサ104で得られる生体情報は、例えば、第2生体情報の一例である。また、このとき算出されるストレス値は、例えば、ストレスに関する第2値の一例である。
また、訓練制御部193は、例えば、キャリブレーションにおいて、受講者がリラックスすることが想定される画像を表示し、その時の発汗量センサ102、脈波センサ103、及び温度センサ104の測定値に基づいて算出されるストレス値を受講者のストレス値の最小値とする。このとき発汗量センサ102、脈波センサ103、及び温度センサ104で得られる生体情報は、例えば、第2生体情報の一例である。また、このとき算出されるストレス値は、例えば、ストレスに関する第2値の一例である。
また、訓練制御部193は、例えば、キャリブレーションにおいて、受講者に簡単な運動をさせる。キャリブレーションにおいて、受講者に簡単な運動をさせるために表示する画像は、例えば、適度な運動をさせるための第3画像の一例である。訓練制御部193は、その時の発汗量センサ102の測定値に基づき、受講者が汗をかきやすい体質であるか否かを判断する。このとき発汗量センサ102で得られる生体情報は、例えば、第3生体情報の一例である。
訓練制御部193は、キャリブレーションが完了すると、職業訓練に関する映像を出力装置14の表示パネル141に表示させる。ここでの職業訓練に関する映像は、職業訓練に関する第1画像の一例である。訓練制御部193は、職業訓練に関する映像に、受講者がコントローラ101を介して操作可能なアバターを表示する。訓練制御部193は、コントローラ101から入力される操作に従い、アバターを動かす。訓練制御部193は、職業訓練中の映像を記憶部180に記憶させる。訓練制御部193は、例えば、職業訓練において設定されている任務を受講者が解決した数に応じ、職業訓練の達成度を算出する。
訓練制御部193は、職業訓練中に、例えば、所定の周期で値を測定するように発汗量センサ102、脈波センサ103、及び温度センサ104を制御する。訓練制御部193は、発汗量センサ102、脈波センサ103、及び温度センサ104で測定された情報を取得する。訓練制御部193は、取得した情報を、キャリブレーションで得られた情報に基づいて補正する。訓練制御部193は、例えば、補正した情報に基づいてストレス値を算出する。訓練制御部193は、例えば、発汗量、脈拍数、及び体温を用いてストレス値を算出する。具体的には、例えば、訓練制御部193は、発汗量、脈拍数、及び体温にそれぞれ所定の係数をかけ、係数をかけた数値を足し合わせることで、ストレス値を算出する。このとき発汗量センサ102、脈波センサ103、及び温度センサ104で得られる生体情報は、例えば、第1生体情報の一例である。また、このとき算出されるストレス値は、例えば、ストレスに関する第1値の一例である。
なお、訓練制御部193は、例えば、発汗量、及び脈拍数を用いてストレス値を算出してもよい。また、訓練制御部193は、例えば、発汗量、及び体温を用いてストレス値を算出してもよい。また、ストレス値は、サーバ20で算出されてもよい。
<1.2 サーバの機能的な構成>
図4は、サーバ20の機能的な構成の例を示す図である。図4に示すように、サーバ20は、通信部201と、記憶部202と、制御部203としての機能を発揮する。
通信部201は、サーバ20が外部の装置と通信するための処理を行う。
記憶部202は、例えば、従業員情報データベース(DB)2021と、訓練情報データベース(DB)2022と、コンテンツ情報データベース(DB)2023と、シフト情報データベース(DB)2024等とを有する。
従業員情報DB2021は、例えば、従業員についての情報を保持するためのデータベースである。詳細は後述する。
訓練情報DB2022は、例えば、訓練装置10を用いた職業訓練で取得される情報を保持するためのデータベースである。職業訓練で取得される情報は、例えば、職業訓練の結果、職業訓練で測定される情報、及び測定される情報から算出されるストレス値等を含む。詳細は後述する。
コンテンツ情報DB2023は、例えば、訓練装置10を用いた職業訓練で提供されるコンテンツ、例えば、職業訓練コースについての情報を保持するためのデータベースである。詳細は後述する。
シフト情報DB2024は、作業員が勤務する予定についての情報を保持するためのデータベースである。
制御部203は、プロセッサ29が記憶部202に記憶されるプログラムを読み込み、プログラムに含まれる命令を実行することにより実現される。制御部203は、プログラムに従って動作することにより、受信制御モジュール2031、送信制御モジュール2032、解析モジュール2033、配属決定モジュール2034、シフト設定モジュール2035、及び提示モジュール2036として示す機能を発揮する。
受信制御モジュール2031は、サーバ20が外部の装置から通信プロトコルに従って信号を受信する処理を制御する。具体的には、例えば、受信制御モジュール2031は、訓練装置10から送信される、訓練装置10で測定された情報、及び測定された情報に基づいて算出されたストレス値を受信する。
送信制御モジュール2032は、サーバ20が外部の装置に対し通信プロトコルに従って信号を送信する処理を制御する。
解析モジュール2033は、訓練装置10による職業訓練で取得された情報を解析し、職業訓練を受講した受講者の特性を推定する。また、解析モジュール2033は、職業訓練で取得された情報を解析し、受講した職業訓練と対応する業務についての受講者の習熟度を推定する。
具体的には、例えば、解析モジュール2033は、職業訓練コースの受講が終了すると、算出したストレス値に基づき、所定の業務内容についてのストレス値の指標値を算出する。例えば、解析モジュール2033は、算出したストレス値に基づき、所定の業務内容についての平均ストレス値と、最大ストレス値とを算出する。職業訓練コースと、所定の業種の業務内容とは、例えば、以下のように対応付けられている。
・1つの職業訓練コースと、所定の業種の1つの業務内容とが対応付けられている
・複数の職業訓練コースと、所定の業種の1つの業務内容とが対応付けられている
・職業訓練コースについて特徴を表す要素が設定されており、各要素が所定の業種の業務内容において必要とされる素養と対応付けられている
解析モジュール2033は、例えば、職業訓練で取得される情報に基づき、業種、及び業務内容に対する適性を推定する。つまり、解析モジュール2033は、従業員について、ストレスを感じやすい業務(作業)があるか、及び、苦手、又は得意な業務(作業)があるかを推定する。
解析モジュール2033は、適性をどのように推定してもよい。例えば、解析モジュール2033は、職業訓練コースの結果、及び職業訓練コースの受講により取得されるストレス値の指標値を、予め設定されるルックアップテーブルに照合させ、適性を推定する。また、例えば、解析モジュール2033は、職業訓練コースの結果、及び職業訓練コースの受講により取得されるストレス値の指標値を、結果及び指標値に基づいて適性を出力するようにトレーニングされた学習済みモデルに入力することで、適性を取得してもよい。
また、解析モジュール2033は、今回受講した職業訓練コースに基づいて取得される結果及び指標値から適性を取得してもよい。解析モジュール2033は、例えば、結果が良好であり、かつ、平均ストレス値と、最大ストレス値との差異が小さい場合、当該従業員は、所定の業務内容についての適性が高いと評価する。一方、解析モジュール2033は、例えば、結果が好ましくなく、かつ、平均ストレス値と、最大ストレス値との差異が大きい場合、当該従業員は、所定の業務内容についての適性が低いと評価する。
また、解析モジュール2033は、過去に受講した職業訓練コースの結果の推移、及び過去に受講した職業訓練コースで算出された指標値の推移に基づき、適性を取得してもよい。解析モジュール2033は、例えば、受講回数が増えるにつれて、結果が良好になり、かつ、平均ストレス値と最大ストレス値との差異が小さくなる場合、当該従業員は、所定の業務内容についての適性が高いと評価する。一方、解析モジュール2033は、例えば、受講回数が増えても結果が良くならず、かつ、平均ストレス値と最大ストレス値との差異が高いままである場合、当該従業員は、所定の業務内容についての適性が低いと評価する。解析モジュール2033は、適性をアルファベット等によるランクで表してもよいし、点数で表してもよい。
解析モジュール2033が参照する情報は、上記に限定されない。例えば、解析モジュール2033は、ストレス値について所定の閾値を予め設定している。解析モジュール2033は、算出したストレス値が閾値であった時間、閾値を超えた回数等も参照してよい。
解析モジュール2033は、評価した適性に応じ、従業員が連続して作業に携われる時間、つまり、推奨作業時間を算出する。解析モジュール2033は、推奨作業時間をどのように評価してもよい。例えば、解析モジュール2033は、評価した適性を、予め設定されるルックアップテーブルに照合させ、推奨作業時間を取得してもよい。また、例えば、解析モジュール2033は、評価した適性を、適性に基づき推奨作業時間を出力するようにトレーニングされた学習済みモデルに入力することで、推奨作業時間を取得してもよい。解析モジュール2033は、例えば、適性が高い従業員について、推奨作業時間が長くなるように設定し、適性が低い従業員について、推奨作業時間が短くなるように設定する。
解析モジュール2033は、例えば、職業訓練で取得される情報に基づいて習熟度を推定する。解析モジュール2033は、習熟度をどのように推定してもよい。具体的には、例えば、解析モジュール2033は、過去に受講した職業訓練コースの結果の推移、及び過去に受講した職業訓練コースで算出された指標値の推移を所定の関数に入力することで、習熟度を算出してもよい。
また、例えば、解析モジュール2033は、過去に受講した職業訓練コースの結果の推移、及び過去に受講した職業訓練コースで算出されたストレス値の指標値の推移を、学習済みモデルに入力することで、習熟度を取得してもよい。このとき、学習済みモデルは、例えば、職業訓練コースの結果の推移、及び職業訓練コースで算出されたストレス値の指標値の推移に基づき習熟度を出力するようにトレーニングされている。解析モジュール2033は、習熟度をアルファベット等によるランクで表してもよいし、点数で表してもよい。
配属決定モジュール2034は、従業員情報DB2021に示される従業員の情報に基づき、従業員の配属先を決定する。具体的には、例えば、配属決定モジュール2034は、従業員の指定と共に、指定された従業員の配属先の提示を端末装置30から要求されると、指定された従業員の配属先を、従業員情報DB2021に示される、習熟度、及び従業員の特性に基いて決定する。
配属決定モジュール2034は、配属先をどのように決定してもよい。例えば、制御部203は、習熟度、及び従業員の特性を、予め設定されるルックアップテーブルに照合させ、配属先を決定してもよい。また、例えば、配属決定モジュール2034は、習熟度、及び従業員の特性を、学習済みモデルに入力することで、配属先を決定してもよい。このとき、学習済みモデルは、例えば、習熟度、及び従業員の特性に基づいて配属先を出力するようにトレーニングされている。なお、配属決定モジュール2034は、従業員情報DB2021に記憶される情報に基づき、従業員に向いた業種、業務内容を提案してもよい。
シフト設定モジュール2035は、従業員情報DB2021に示される従業員の情報に基づき、従業員のシフトを決定する。配属決定モジュール2034は、例えば、端末装置30から所定の日、又は所定の期間の指定を受けると、指定された日、又は期間における従業員の勤務予定を、従業員情報DB2021に示される、推奨作業時間に基いて決定する。
提示モジュール2036は、サーバ20で管理している情報を、端末装置30を介し、管理者に提示する。また、提示モジュール2036は、例えば、実施中の職業訓練についてのリアルタイムの情報を、端末装置30を介し、管理者に提示する。
<2 データ構造>
図5~図7は、サーバ20が記憶するデータベースのデータ構造を示す図である。なお、図5~図7は一例であり、記載されていないデータを除外するものではない。
図5は、従業員情報DB2021のデータ構造を示す図である。図5に示すように、従業員情報DB2021のレコードの各々は、例えば、項目「従業員ID」と、項目「従業員名」と、項目「性別」と、項目「入社年月日」と、項目「所属」と、項目「業務内容」と、項目「平均ストレス値」と、項目「最大ストレス値」と、項目「習熟度」と、項目「適性」と、項目「推奨作業時間」とを含む。
項目「従業員ID」は、従業員を識別するための情報を示す。
項目「従業員名」は、従業員の氏名を示す。
項目「性別」は、従業員の性別を示す。
項目「入社年月日」は、従業員が入社した年月日を示す。
項目「所属」は、従業員の所属を示す。
項目「業務内容」は、職業訓練により、習熟度、及び特性が評価された業務の内容を示す。項目「業務内容」には、例えば、従業員毎に複数の業務が記憶される。図5に示す例では、業種についての記載はないが、例えば、業務は業種と紐づいている。
項目「平均ストレス値」、及び項目「最大ストレス値」は、ストレス値についての指標値の一例としての値を示す。項目「平均ストレス値」には、例えば、業務内容と対応する職業訓練コースで測定された情報に基づいて算出されたストレス値の平均値が記憶される。項目「最大ストレス値」には、例えば、業務内容と対応する職業訓練コースで測定された情報に基づいて算出された最大ストレス値が記憶される。
項目「習熟度」は、該当する業務に従業員がどれだけ習熟しているかの度合を示す。項目「習熟度」は、職業訓練に基づいて評価される。具体的には、項目「習熟度」は、例えば、職業訓練に基づいて算出された指標値、及び職業訓練の結果に基づいて評価される。
項目「適性」は、該当する業務に対して従業員がどれだけ適しているかの度合を示す。項目「適性」は、職業訓練に基づいて評価される。具体的には、項目「適性」は、例えば、職業訓練に基づいて算出された指標値、及び職業訓練の結果に基づいて評価される。
項目「推奨作業時間」は、従業員が連続して作業に携われる時間を示す。項目「推奨作業時間」は、例えば、項目「適性」に基づいて算出される。
項目「平均ストレス値」、項目「最大ストレス値」、項目「習熟度」、項目「適性」、及び項目「推奨作業時間」は、業務内容毎に、過去に取得された値が記憶されていてもよい。
図6は、訓練情報DB2022のデータ構造を示す図である。図6に示すように、訓練情報DB2022のレコードの各々は、例えば、項目「従業員ID」と、項目「訓練日」と、項目「訓練ID」と、項目「Time」と、項目「心拍数」と、項目「発汗量」と、項目「体温」と、項目「ストレス値」と、項目「達成度」とを含む。
項目「従業員ID」は、従業員を識別するための情報を示す。
項目「訓練日」は、職業訓練を実施した日付を示す。
項目「訓練ID」は、受講した職業訓練を識別するための情報を示す。具体的には、項目「訓練ID」は、例えば、受講した職業訓練コースを識別するための情報を示す。
項目「Time」は、職業訓練が開始されてからの経過時間を示す。具体的には、項目「Time」は、例えば、受講者により選択された職業訓練コースが開始されてからの経過時間を示す。
項目「心拍数」は、職業訓練中に脈波センサ103により測定された値を示す。
項目「発汗量」は、職業訓練中に発汗量センサ102により測定された値を示す。
項目「体温」は、職業訓練中に温度センサ104により測定された値を示す。
項目「ストレス値」は、測定された値に基づいて算出される、ストレスの度合いを表す値を示す。
項目「達成度」は、職業訓練で課される要求をどれだけ満たせたかを示す。項目「達成度」は、例えば、職業訓練コースで設定されている任務をどれだけこなせたかに応じて評価される。項目「達成度」は、アルファベット等によるランクで表してもよいし、点数で表してもよい。
図7は、コンテンツ情報DB2023のデータ構造を示す図である。図7に示すように、コンテンツ情報DB2023のレコードの各々は、項目「訓練ID」と、項目「訓練名」と、項目「分類」と、項目「業種」と、項目「業務内容」と、項目「任務」とを含む。
項目「訓練ID」は、職業訓練を識別するための情報を示す。
項目「訓練名」は、職業訓練の名称を示す。具体的には、項目「訓練名」は、例えば、職業訓練コースの名称を示す。
項目「分類」は、職業訓練が属する分類を示す。具体的には、項目「分類」は、例えば、職業訓練コースが属する分類を示す。例えば、分類毎に対応付けられる業種、及び業務内容が設定されていてもよい。
項目「業種」は、職業訓練が対応付けられている業種を示す。具体的には、項目「業種」は、例えば、職業訓練コースが対応付けられている業種を示す。
項目「業務内容」は、職業訓練が対応付けられている業務内容を示す。具体的には、項目「業務内容」は、例えば、職業訓練コースが対応付けられている業務内容を示す。
項目「任務」は、職業訓練に設定されている任務を示す。具体的には、項目「任務」は、例えば、職業訓練コースに設定されている任務を示す。各職業訓練コースには、例えば、複数の任務が設定されている。
<3 動作>
訓練装置10、及びサーバ20の動作について説明する。
図8は、作業者が訓練装置10を用いた職業訓練を実施する際の構成の例を表す模式図である。以下の説明では、図8に示すように、訓練装置10が発汗量センサ102、脈波センサ103、及び温度センサ104を有する場合を説明する。また、本体装置11は、職業訓練に関するVR映像を表示させる。訓練装置10は、職業訓練として、第1乃至第3コースを記憶している。第1乃至第3コースは、例えば、所定の業種の1つの業務内容と対応付けられている。
(訓練装置10による職業訓練)
図9は、図8に示す訓練装置10が職業訓練を受講者に実施させる際の動作の例を表すフローチャートである。
まず、受講者は、本体装置11を自身の頭に装着する。受講者は、例えば、両手にそれぞれコントローラ101を把持する。このとき、利き手でない手で把持されるコントローラ101には、発汗量センサ102と、温度センサ104とが設けられている。また、利き手でない手には、脈波センサ103が装着される。受講者は、職業訓練の準備が整うと、職業訓練を開始させる指示を、例えば、コントローラ101から入力する。
ステップS11において、訓練装置10の制御部190は、キャリブレーションを実施することで、受講者の状態と、各センサの測定値とを比較する。具体的には、制御部190は、訓練制御部193により、例えば、受講者が極度に緊張することが想定される映像を表示する。受講者が極度に緊張することが想定される映像は、例えば、恐怖を感じる映像であり、例えば、高所に位置する映像、事故の映像等である。訓練制御部193は、その時の発汗量センサ102、脈波センサ103、及び温度センサ104の測定値を取得し、取得した測定値に基づいてストレス値を算出する。訓練制御部193は、算出したストレス値を受講者のストレス値の最大値とする。
訓練制御部193は、例えば、受講者がリラックスすることが想定される映像を表示する。受講者がリラックスすることが想定される映像は、例えば、静かな森、又は穏やかな海に関する映像等である。訓練制御部193は、その時の発汗量センサ102、脈波センサ103、及び温度センサ104の測定値を取得し、取得した測定値に基づいてストレス値を算出する。訓練制御部193は、算出したストレス値を受講者のストレス値の最小値とする。
訓練制御部193は、例えば、受講者に簡単な運動をさせるための映像を表示する。訓練制御部193は、その時の温度センサ104の測定値に基づき、受講者の発汗量の傾向を取得する。
ステップS12において、制御部190は、職業訓練を開始する。例えば、訓練制御部193は、第1乃至第3コースの選択画面を表示し、受講者からのコースの選択を受け付ける。訓練制御部193は、受講者により職業訓練コースが選択されると、選択された職業訓練コースに関するVR映像を本体装置11に表示させる。
図10は、図9に示す訓練中の訓練装置10の動作の例を表すフローチャートである。図10に示す訓練において、制御部190は、表示パネル141に表示させるVR映像におけるアバターの操作を受け付ける。
ステップS121において、制御部190は、送受信部192により、受講者に装着される発汗量センサ102、脈波センサ103、及び温度センサ104で測定された測定データを所定の周期で取得する。制御部190は、訓練制御部193により、取得した発汗量に関する測定データを、キャリブレーションで得られた、受講者の発汗量の傾向に基づいて補正する。
ステップS122において、訓練制御部193は、例えば、補正した情報に基づいてストレス値を算出する。具体的には、例えば、訓練制御部193は、脈波センサ103により測定された脈波、温度センサ104で測定された体温、及び補正した発汗量に基づき、ストレス値を算出する。訓練制御部193は、例えば、キャリブレーションで得られたストレス値の最小値と、最大値とに基づき、算出したストレス値を標準化する。訓練制御部193は、取得した脈波、体温、補正した発汗量、及び標準化したストレス値を訓練情報182に記憶する。制御部190は、送受信部192により、取得した脈波、体温、補正した発汗量、及び標準化したストレス値をサーバ20へ送信する。
サーバ20は、訓練装置10から受信したデータを、訓練情報DB2022に記憶する。
ステップS123において、制御部190は、訓練制御部193により、職業訓練コースが終了したか否かを判断する。終了していない場合、訓練制御部193は、ステップS121~S123の処理を繰り返す。終了した場合、ステップS124へ移行する。
ステップS124において、制御部190は、訓練制御部193により、例えば、職業訓練コースにおいて解決された任務に応じた達成度を付与する。訓練制御部193は、付与した達成度を訓練情報182に記憶する。制御部190は、送受信部192により、付与した達成度をサーバ20へ送信し、職業訓練コースについての処理を終了させる。
サーバ20は、訓練装置10から受信したデータを、訓練情報DB2022に記憶する。
例えば、図9に示すステップS12において、次の職業訓練コースが受講者により選択された場合、制御部190は、選択された職業訓練コースについて、図10に示す処理を実行する。
図8に示す端末装置30は、端末装置30を操作する管理者からの指示に応じ、訓練装置10又はサーバ20にアクセスする。端末装置30は、管理者からの指示に応じ、実施されている職業訓練の様子を端末装置30のディスプレイに表示させる。例えば、端末装置30のディスプレイでは、実施中の職業訓練を選択可能に表示されている。端末装置30は、管理者から職業訓練が選択されると、選択された職業訓練についての情報、例えば、訓練中のVR映像、発汗量、脈波、体温、ストレス値をサーバ20に要求する。端末装置30は、選択された職業訓練についての情報を訓練装置10に要求してもよい。
端末装置30から職業訓練についての情報を要求された訓練装置10、又はサーバ20は、要求された情報を端末装置30へ送信する。端末装置30は、情報を受信し、受信した情報に基づく画像をディスプレイに表示させる。
図11は、図8に示す端末装置30のディスプレイで表示される画像の例を表す模式図である。図11に示す画像には、受講者に表示されているVRプレイ映像31、発汗量の推移を表すチャート図32、心拍数の推移を表すチャート図33、ストレス値の推移を表すチャート図34、現在の測定値を表す表示領域35が表示されている。端末装置30を操作する管理者は、端末装置30のディスプレイに表示される画像を視認し、職業訓練の様子を確認する。
なお、VRプレイ映像31、チャート図33~34、及び表示領域35のうち少なくともいずれかは、管理者からの指示に非表示とすることが可能である。これにより、管理者は、視認したい情報に絞って職業訓練の様子を確認することが可能となる。
(サーバ20による受講者の特性、及び習熟度の評価)
図12は、図8に示すサーバ20が受講者の特性、及び習熟度を評価する際の動作の例を表すフローチャートである。制御部203は、図8に示す処理を、例えば、以下の場合に実行する。
・受講者についての職業訓練が終了した旨の通知を受けたとき
・端末装置30を操作する管理者から所定の受講者についての特性、及び習熟度の評価を要求されたとき
・所定の周期
・所定の時刻に達したとき
ステップS13において、制御部203は、所定の業務内容についてのストレス値の指標値を算出する。具体的には、例えば、制御部203は、解析モジュール2033により、訓練情報DB2022を参照し、第1乃至第3コースを受講している際に算出されたストレス値に基づき、第1乃至第3コースと対応付けられている業務内容についての平均ストレス値と、最大ストレス値とを算出する。解析モジュール2033は、算出した平均ストレス値、及び最大ストレス値を従業員情報DB2021に記憶する。
ステップS14において、制御部203は、所定の業務内容についての適性、及び習熟度を推定する。具体的には、例えば、制御部203は、解析モジュール2033により、訓練情報DB2022を参照し、第1乃至第3コースの達成度と、第1乃至第3コースと対応付けられている業務内容について算出した平均ストレス値及び最大ストレス値とを、予め設定されるルックアップテーブルに照合させ、適性を取得する。また、例えば、解析モジュール2033は、第1乃至第3コースの達成度と、第1乃至第3コースと対応付けられている業務内容について算出した平均ストレス値及び最大ストレス値とを、学習済みモデルに入力することで、適性を取得してもよい。解析モジュール2033は、評価した適性を従業員情報DB2021に記憶する。
解析モジュール2033は、第1乃至第3コースの達成度の過去からの推移と、第1乃至第3コースと対応付けられている業務内容について算出した平均ストレス値及び最大ストレス値の過去からの推移とに基づき、適性を取得してもよい。
また、解析モジュール2033は、例えば、第1乃至第3コースの達成度の過去からの推移と、第1乃至第3コースと対応付けられている業務内容について算出した平均ストレス値及び最大ストレス値の過去からの推移とを所定の関数に入力することで、習熟度を算出する。また、例えば、解析モジュール2033は、第1乃至第3コースの達成度の過去からの推移と、第1乃至第3コースと対応付けられている業務内容について算出した平均ストレス値及び最大ストレス値の過去からの推移とを学習済みモデルに入力することで、習熟度を取得してもよい。解析モジュール2033は、評価した習熟度を従業員情報DB2021に記憶する。
ステップS15において、制御部203は、評価した適性に応じ、所定の業務内容についての推奨作業時間を算出する。具体的には、例えば、制御部203は、解析モジュール2033より、評価した適性を、予め設定されるルックアップテーブルに照合させ、推奨作業時間を取得する。また、例えば、解析モジュール2033は、推定した適性を、学習済みモデルに入力することで、推奨作業時間を取得してもよい。解析モジュール2033は、取得した推奨作業時間を従業員情報DB2021に記憶して処理を終了させる。
図8に示す端末装置30は、端末装置30を操作する管理者からの指示に応じ、サーバ20にアクセスする。端末装置30は、管理者からの指示に応じ、従業員の特性、及び習熟度に関する情報を端末装置30のディスプレイに表示させる。
図13は、図8に示す端末装置30のディスプレイで表示される画像の例を表す模式図である。図13に示す画像には、従業員についての情報を表す表300が表示されている。端末装置30を操作する管理者は、端末装置30のディスプレイに表示される画像を視認し、従業員についての情報を確認する。
(サーバ20による従業員の配属の決定)
サーバ20は、端末装置30を利用する管理者からの要求に応じ、従業員の配属先を決定する。具体的には、例えば、管理者は、端末装置30を操作し、図13に示される画面を参照しながら、所定の従業員を指定し、指定した従業員の配属先を提案するようにサーバ20に要求する。制御部203は、受信制御モジュール2031により、従業員を指定する指示を端末装置30から受信する。また、受信制御モジュール2031は、従業員の配属先を提示する要求を端末装置30から受信する。配属決定モジュール2034は、従業員情報DB2021に基づき、指定された従業員の配属先を決定する。
例えば、配属決定モジュール2034は、業務内容毎に取得された、平均ストレス値及び最大ストレス値、習熟度、及び適性を、予め設定されるルックアップテーブルに照合させ、指定された従業員の配属先を決定する。また、例えば、配属決定モジュール2034は、業務内容毎に取得された、平均ストレス値及び最大ストレス値、習熟度、及び適性を、学習済みモデルに入力することで、配属先を決定してもよい。
提示モジュール2036は、決定した配属先に関する情報を端末装置30へ送信し、端末装置30のディスプレイに表示させる。
(サーバ20による従業員のシフトの決定)
サーバ20は、端末装置30を利用する管理者からの要求に応じ、従業員のシフトを決定する。具体的には、例えば、管理者は、端末装置30を操作し、所定の業務について、勤務する者を決定する必要のある日、又は期間等を指定する。管理者は、例えば、勤務可能な従業員を指定し、従業員のシフトを提案するようにサーバ20に要求する。
制御部203は、受信制御モジュール2031により、業務内容を指定する指示を端末装置30から受信する。また、受信制御モジュール2031は、所定の日、又は所定の期間を指定する指示を端末装置30から受信する。また、受信制御モジュール2031は、従業員を指定する指示を端末装置30から受信する。また、受信制御モジュール2031は、従業員のシフトを提示する要求を端末装置30から受信する。シフト設定モジュール2035は、従業員情報DB2021に基づき、指定された日又は期間の従業員のシフトを設定する。
例えば、シフト設定モジュール2035は、指定された業務内容についての従業員の勤務予定を、推奨作業時間に基づいて設定する。配属決定モジュール2034は、従業員が勤務可能な枠を、推奨作業時間に基づいて埋めていくことで、従業員の勤務予定を設定する。
提示モジュール2036は、設定した従業員のシフトに関する情報を端末装置30へ送信し、端末装置30のディスプレイに表示させる。
以上のように、上記実施形態では、本体装置11は、職業訓練に関する第1画像を表示パネル141に表示する。本体装置11は、職業訓練を受講する受講者からの操作をコントローラ101を介して受け付ける。本体装置11は、発汗量センサ102、脈波センサ103、温度センサ104により測定された、第1画像を視認する受講者の、少なくとも発汗量を含む第1生体情報を取得する。本体装置11は、第1生体情報から受講者のストレスに関する第1値を算出する。サーバ20は、第1値に基づき、職業訓練と対応する業務についての受講者の特性を推定する。これにより、従業員がどの業務をストレスと感じるのか、また、どの業務が苦手なのかを職業訓練から把握することが可能となる。
現在、所定の業種では、例えば、作業及び操作の多様化、作業で使用する機械の高額化及び複雑化、又は作業者の技能水準の多様化等、様々な課題がある。このような環境下において、VR映像を用いた職業訓練は、多様な状況に対応可能であることを、実際の作業用機械を用意する必要がないこと、習熟度に合わせて反復受講が可能であること、及び事故が発生しないこと等のメリットがある。VR映像を用いた職業訓練を利用することで、作業者を育成する費用を低減しながら、作業者の能力を向上させ、作業時のヒューマンエラーを低減させることが可能となる。さらに、本実施形態に係る訓練装置10を利用した職業訓練によれば、従業員がどの業務をストレスと感じるのか、また、どの業務が苦手なのかが明確になるため、適切な人員配置が可能となり、また、作業員の効率的な育成が可能となる。したがって、より効果的な職業訓練を実施できる。
また、上記実施形態では、本体装置11は、キャリブレーションにおいて、所定のストレスが想定される第2画像を表示する。本体装置11は、発汗量センサ102、脈波センサ103、温度センサ104により測定された、第2画像を視認する受講者の、少なくとも発汗量を含む第2生体情報を取得する。本体装置11は、第2生体情報に基づき、ストレス値の最小値、及び最大値を算出する。本体装置11は、第1生体情報と、ストレス値の最小値及び最大値とから、第1値を算出する。これにより、受講時の受講者の状態に基づいた正確な測定が可能となる。つまり、ストレス値を高精度に算出することが可能となる。
また、上記実施形態では、本体装置11は、キャリブレーションにおいて、適度な運動をさせるための第3画像を表示する。本体装置11は、発汗量センサ102、脈波センサ103、温度センサ104により測定された、第3画像を視認する受講者の、少なくとも発汗量を含む第3生体情報を取得する。本体装置11は、第3生体情報に基づいて第1生体情報を補正する。これにより、訓練装置10は、受講者の体質に応じて汗をかく量が異なる場合であっても、正確にストレス値を算出することが可能となる。
また、上記実施形態では、本体装置11は、職業訓練が終了すると、職業訓練の達成度を評価する。サーバ20は、第1値及び達成度に基づいて特性を推定する。これにより、サーバ20は、より正確に受講者の特性を推定することが可能となる。
また、上記実施形態では、本体装置11は、VR画像を表示する。これにより、職業訓練の臨場感が向上するため、より正確にストレス値を算出することが可能となる。
また、上記実施形態では、発汗量センサ102は、前記受講者の体の一部を含んで形成される空間の湿度を計測するセンサである。より具体的には、発汗量センサ102は、空間へ空気を供給する第1経路、空間から空気を排出する第2経路、第1経路及び第2経路に設置される湿度センサを有する。これにより、小型で、安価で、高精度で発汗量を測定可能な発汗量センサが実現されるため、職業訓練において発汗量センサ102を利用する場合において、装着の負担が軽減される。
また、上記実施形態では、発汗量センサ102は、コントローラ101の把持部に設けられる。これにより、コントローラ101を使って操作をする際に、発汗量が測定されるため、受講者の負担を抑えられる。
また、上記実施形態では、サーバ20は、第1値に基づき、職業訓練と対応する業務についての受講者の適性を推定する。これにより、サーバ20は、受講者が得意な業務、及び苦手な業務を明らかにすることが可能となる。
また、上記実施形態では、適性に基づき、受講者が連続して業務に携われる時間を算出する。これにより、サーバ20は、受講者がどれだけの時間業務に携われるかを定量的に表すことが可能となる。
また、上記実施形態では、サーバ20は、過去に受講した職業訓練で算出された第1値と、今回の職業訓練で算出された第1値とに基づいて適性を推定する。これにより、より正確に適性を推定することが可能となる。
また、上記実施形態では、サーバ20は、第1値及び達成度に基づき、職業訓練と対応する業務についての受講者の習熟度を推定する。これにより、受講者がどれだけの技能を有しているかを定量的に表すことが可能となる。
また、上記実施形態では、サーバ20は、過去に受講した職業訓練で算出された第1値及び達成度と、今回の職業訓練で算出された第1値及び達成度とに基づいて習熟度を推定する。これにより、より正確に習熟度を推定することが可能となる。
また、上記実施形態では、サーバ20は、受講者の特性に基づき、受講者の配属を決定する。これにより、サーバ20は、受講者に合った適切な配属が可能となる。
また、上記実施形態では、サーバ20は、職業訓練を受講した複数の受講者について算出された時間に基づき、複数の受講者の少なくともいずれかの勤務予定を決定する。これにより、サーバ20は、適切な配置でシフトを組むことが可能となる。また、サーバ20は、シフトを組む際の管理者の労力を低減することが可能となる。
また、上記実施形態では、サーバ20は、受講者の特性に基づき、職業訓練の受講を提案する。これにより、受講者は、効率的に職業訓練を受講することが可能となる。
また、上記実施形態では、サーバ20は、受講者の習熟度に基づき、職業訓練の受講を提案する。これにより、受講者は、スキルが身につくまで効率的に職業訓練を反復することが可能となる。
また、上記実施形態では、サーバ20は、受講者の習熟度及び特性に基づき、職業訓練の受講が不要であると判断する。これにより、サーバ20は、職業訓練の無駄な受講を低減させることが可能となる。
<4 変形例>
(ハンドトラッキングを利用した操作)
上記実施形態では、コントローラ101により、受講者がVR映像中のアバターを操作する例を説明した。しかしながら、アバターの操作は、コントローラ101によるものに限定されない。訓練装置10がハンドトラッキング機能を有している場合、受講者は、手を動かすことでアバターを操作してもよい。
図14は、訓練装置10によるハンドトラッキング機能を表す模式図である。図14に示す例では、訓練装置10は、本体装置11に設置されているカメラ160により受講者の手を撮影することで、受講者の手の動きを取得する。訓練装置10は、例えば、受講者の手の動きをVR映像中のアバターの手の動きとして表現する。また、訓練装置10は、受講者の手の動きに応じて、アバターを動かす。
ハンドトラッキングの対象となる手は、受講者の両手であってもよいし、片手であってもよい。訓練装置10が片方の手の動きをトラッキングする場合、他方の手にはコントローラ101を把持してもよい。訓練装置10は、他方の手にコントローラ101が把持される場合、ハンドトラッキングによる入力と、コントローラ101による入力とを受け付けるようにしてもよい。
上記実施形態おいて、発汗量センサ102、温度センサ104は、例えば、コントローラ101に搭載されるようにしている。受講者の両手がハンドトラッキングの対象となる場合、受講者は、コントローラ101を把持できない。そのため、受講者の両手がハンドトラッキングの対象となる場合、発汗量センサ102、温度センサ104は、受講者に別途装着される。
(ハンドトラッキングによる従業員の特性及び習熟度の取得)
上記実施形態では、発汗量センサ102で測定された発汗量、脈波センサ103で測定された脈波、及び温度センサ104で測定された体温に基づいて習熟度、及び従業員の特性を取得する例を説明した。しかしながら、習熟度、及び従業員の特性は、ハンドトラッキングの結果に基づいて取得するようにしてもよい。
例えば、訓練装置10の制御部190は、ハンドトラッキングにより得られた手の動きに関する情報に基づいてストレス値を算出する。具体的には、例えば、制御部190は、受講者の手の動きに関する情報と、あらかじめ記憶されている、理想的な手の動きとを比較する。制御部190は、例えば、手の動きに関する情報から、手及び指の震え、手の移動速度、手及び指の位置等を検出し、理想的な動きとの違いに基づき、ストレス値を算出する。なお、制御部190は、理想的な動きとの比較に関わらず、受講者の手の動きの特徴から、ストレス値を算出してもよい。このとき、職業訓練に関する画像は、例えば、医療についての職業訓練に関する画像であってもよい。
サーバ20の制御部203は、訓練装置10による職業訓練で取得された情報を解析し、職業訓練を受講した受講者の特性を取得する。また、制御部203は、職業訓練で取得された情報を解析し、受講した職業訓練と対応する業務についての受講者の習熟度を取得する。
訓練装置10の具体的な動作としては、例えば、以下である。
訓練装置10の制御部190は、まず、キャリブレーションを実施することで、受講者の状態と、手の動きとを比較する。具体的には、制御部190は、訓練制御部193により、例えば、受講者が極度に緊張することが想定される映像を表示する。訓練制御部193は、その時の手の動きに関する情報を取得し、取得した情報に基づいてストレス値を算出する。訓練制御部193は、算出したストレス値を受講者のストレス値の最大値とする。
訓練制御部193は、例えば、受講者がリラックスすることが想定される映像を表示する。訓練制御部193は、その時の手の動きに関する情報を取得し、取得した情報に基づいてストレス値を算出する。訓練制御部193は、算出したストレス値を受講者のストレス値の最小値とする。
訓練制御部193は、例えば、受講者に簡単な運動をさせるための映像を表示する。訓練制御部193は、その時の手の動きに関する情報に基づき、受講者の動きの傾向を取得する。
キャリブレーションが完了すると、制御部190は、職業訓練を開始する。制御部190は、訓練制御部193により、表示パネル141に表示させるVR映像におけるアバターの操作を、受講者の手の動きをトラッキングすることで受け付ける。訓練制御部193は、トラッキングした手の動きに関する情報を、例えば、所定の周期で訓練情報182に記憶する。訓練制御部193は、取得した手の動きに関する情報を、例えば、キャリブレーションで得られた、受講者の動きの傾向に基づいて補正する。
訓練制御部193は、例えば、取得した手の動きに関する情報に基づいてストレス値を算出する。訓練制御部193は、例えば、キャリブレーションで得られたストレス値の最小値と、最大値とに基づき、算出したストレス値を標準化する。訓練制御部193は、標準化したストレス値を訓練情報182に記憶する。制御部190は、送受信部192により、手の動きに関する情報、及び標準化したストレス値をサーバ20へ送信する。
訓練制御部193は、例えば、職業訓練コースにおいて解決された任務と、理想の手の動きとの差異とに応じた達成度を付与する。訓練制御部193は、付与した達成度を訓練情報182に記憶する。制御部190は、送受信部192により、付与した達成度をサーバ20へ送信する。
サーバ20は、訓練装置10から受信したデータを、訓練情報DB2022に記憶する。
図8に示す端末装置30は、例えば、端末装置30を操作する管理者からの指示に応じ、実施されている職業訓練の様子を端末装置30のディスプレイに表示させる。
図15は、図8に示す端末装置30のディスプレイで表示される画像の例を表す模式図である。図15に示す画像には、受講者に表示されているVRプレイ映像31、手の動きに関する情報から把握される情報の推移を表すチャート図36、37、ストレス値の推移を表すチャート図34、現在の測定値を表す表示領域38が表示されている。図15では、チャート図36には、例えば、手の震えに関する数値が表示され、チャート図37には、例えば、手の移動速度に関する数値が表示されている。これらのチャート図に表示される情報は、これらに限定されない。端末装置30を操作する管理者は、端末装置30のディスプレイに表示される画像を視認し、職業訓練の様子を確認する。
なお、VRプレイ映像31、チャート図34、36、37、及び表示領域38のうち少なくともいずれかは、管理者からの指示に応じて非表示とすることが可能である。これにより、管理者は、視認したい情報に絞って職業訓練の様子を確認することが可能となる。
ハンドトラッキングにより取得される手の動きに基づいて受講者の習熟度、及び従業員の特性が評価されるため、発汗量センサ、脈波センサ、温度センサ等が不要となる。このため、職業訓練を実施するハードルをより下げることが可能となる。また、職業訓練のためのシステムを導入するコストを低減させることが可能となる。
上記では、ストレス値に基づいて受講者の習熟度を推定する場合を説明した。制御部203は、ストレス値に限らず、自身の過去の手の動きと比較することで習熟度を推定してもよい。
<5 その他の実施形態>
サーバ20は、訓練情報DB2022で記憶されている情報に基づき、従業員に対して職業訓練を提案するようにしてもよい。例えば、制御部203は、習熟度の低い業務が存在する従業員に対し、習熟度の低い業務と対応付けられている職業訓練の受講を提案する。また、制御部203は、習熟度が低くはないが、平均ストレス値及び最大ストレス値が所定値より高い業務がある従業員がいる場合、当該従業員に対し、該当する業務に対応付けられている職業訓練の受講を提案する。
多くの従業員が所属する組織である場合、従業員は適性の低い業務の代わりに、適性の高い業務に携わることが可能である。しかしながら、従業員数が少ない組織では、業務の代替が叶わないことがあり得る。このような場合、適性は低くはあるが、習熟度を高めることが望まれることがある。制御部203は、適性、及び習熟度が低い業務が存在する従業員に対し、当該業務と対応付けられている職業訓練の受講を提案してもよい。つまり、制御部203は、従業員が苦手と感じている業務、又は、ストレスを感じやすい業務についてのトレーニングを増やすようにする。
逆に、制御部203は、適性が高い業務が存在する従業員に対し、当該業務と対応付けられている職業訓練の受講を提案してもよい。つまり、制御部203は、従業員が得意と感じている業務、又は、ストレスを感じにくい業務についてのトレーニングを増やすようにする。
また、サーバ20は、訓練情報DB2022で記憶されている情報に基づき、従業員に対して職業訓練の終了を判断してもよい。例えば、制御部203は、従業員の習熟度が所定の高さに達した場合、該当する業務についての職業訓練をもう受ける必要がない旨を従業員へ伝える。なお、制御部203は、習熟度が所定の高さに達していても、平均ストレス値及び最大ストレス値が、例えば、所定の閾値よりも高い場合、職業訓練が終了したと判断しないようにしてもよい。
上記実施形態では、職業訓練コースと、所定の業種の業務内容とが対応付けられている場合を説明した。職業訓練コースは、時間の経過によって対応する業務が変わるように、章立てて構成されていてもよい。この場合、制御部203は、ストレス値の時間変動と、職業訓練コースの章構成とを対応させて、受講者の業務についての特性を推定する。
上記の実施形態では、受講した職業訓練と対応付けられている業務について、受講者の特性が推定される。制御部203は、特性が推定されている業務との類似度に応じ、職業訓練が受講されていない業務についての特性を推定してもよい。
以上、本開示のいくつかの実施形態を説明したが、これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものとする。
<付記>
以上の各実施形態で説明した事項を以下に付記する。
(付記1)
職業訓練に関する第1画像を表示する手段(11)と、職業訓練を受講する受講者からの操作を受け付ける手段(101)と、第1画像を視認する受講者の、少なくとも発汗量を含む第1生体情報を取得する手段(102)と、第1生体情報から受講者のストレスに関する第1値を算出する手段(11)と、第1値に基づいて職業訓練と対応する業務についての受講者の特性を推定する手段(20)とを具備するシステム。
(付記2)
表示する手段は、所定のストレスが想定される第2画像を表示し、取得する手段は、第2画像を視認する受講者の、少なくとも発汗量を含む第2生体情報を取得し、算出する手段は、第2生体情報に基づき、ストレスに関する第2値を算出し、第1生体情報と、第2値とから、第1値を算出する、(付記1)に記載のシステム。
(付記3)
表示する手段は、適度な運動をさせるための第3画像を表示し、取得する手段は、第3画像を視認する受講者の、少なくとも発汗量を含む第3生体情報に基づき、第1生体情報を補正する、(付記1)又は(付記2)に記載のシステム。
(付記4)
職業訓練が終了すると、職業訓練の達成度を評価する手段を具備し、推定する手段は、第1値及び達成度に基づいて特性を推定する、(付記1)乃至(付記3)のいずれかに記載のシステム。
(付記5)
表示する手段は、VR画像を表示する(付記1)乃至(付記4)のいずれかに記載のシステム。
(付記6)
取得する手段は、受講者の体の一部を含んで形成される空間の湿度を計測するセンサにより、発汗量を取得する、(付記1)乃至(付記5)のいずれかに記載のシステム。
(付記7)
センサは、空間へ空気を供給する第1経路、空間から空気を排出する第2経路、第1経路及び第2経路に設置される湿度センサを有する(付記6)に記載のシステム。
(付記8)
操作を受け付ける手段は、コントローラであり、センサは、空間がコントローラの把持部に設けられる、(付記6)又は(付記7)に記載のシステム。
(付記9)
推定する手段は、第1値に基づき、職業訓練と対応する業務についての受講者の適性を推定する、(付記1)乃至(付記8)のいずれかに記載のシステム。
(付記10)
推定する手段は、適性に基づき、受講者が連続して業務に携われる時間を算出する、(付記9)に記載のシステム。
(付記11)
推定する手段は、過去に受講した職業訓練で算出された第1値と、今回の職業訓練で算出された第1値とに基づいて適性を推定する、(付記10)に記載のシステム。
(付記12)
推定する手段は、第1値及び達成度に基づき、職業訓練と対応する業務についての受講者の習熟度を推定する、(付記4)に記載のシステム。
(付記13)
推定する手段は、過去に受講した職業訓練で算出された第1値及び達成度と、今回の職業訓練で算出された第1値及び達成度とに基づいて習熟度を推定する、(付記12)に記載のシステム。
(付記14)
受講者の特性に基づき、受講者の配属を決定する手段を具備する、(付記1)乃至(付記13)のいずれかに記載のシステム。
(付記15)
職業訓練を受講した複数の受講者について算出された時間に基づき、複数の受講者の少なくともいずれかの勤務予定を決定する手段を具備する、(付記10)に記載のシステム。
(付記16)
受講者の特性に基づき、職業訓練の受講を提案する手段を具備する、(付記1)乃至(付記15)のいずれかに記載のシステム。
(付記17)
受講者の習熟度に基づき、職業訓練の受講を提案する手段を具備する、(付記12)又は(付記13)に記載のシステム。
(付記18)
受講者の習熟度及び特性に基づき、職業訓練の受講が不要であると判断する手段を具備する、(付記12)、(付記13)、又は(付記17)に記載のシステム。
(付記19)
職業訓練に関する第1画像を表示する手段と、職業訓練を受講する受講者の手の動きに基づき、受講者からの操作を受け付ける手段と、受講者の手の動きから受講者のストレスに関する第1値を算出する手段と、第1値に基づいて職業訓練と対応する業務についての受講者の特性を推定する手段とを具備するシステム。
(付記20)
制御部と、記憶部とを備える情報処理装置であって、制御部が、職業訓練に関する第1画像を表示部に表示させるステップと、職業訓練を受講する受講者からの操作を受け付けるステップと、第1画像を視認する受講者の、少なくとも発汗量を含む第1生体情報を取得するステップと、第1生体情報から受講者のストレスに関する第1値を算出するステップとを実行する情報処理装置。
(付記21)
制御部と、記憶部とを備える複数の情報処理装置を具備するシステムで実行される方法であって、複数の情報処理装置の少なくともいずれかが、職業訓練に関する第1画像を表示部に表示させるステップと、職業訓練を受講する受講者からの操作を受け付けるステップと、第1画像を視認する受講者の、少なくとも発汗量を含む第1生体情報を取得するステップと、第1生体情報から受講者のストレスに関する第1値を算出するステップと、第1値に基づいて職業訓練と対応する業務についての受講者の特性を推定するステップとを実行する方法。
(付記22)
プロセッサと、メモリとを備えるコンピュータに実行させるためのプログラムであって、プログラムは、プロセッサに、職業訓練に関する第1画像を表示部に表示させるステップと、職業訓練を受講する受講者からの操作を受け付けるステップと、第1画像を視認する受講者の、少なくとも発汗量を含む第1生体情報を取得するステップと、第1生体情報から受講者のストレスに関する第1値を算出するステップとを実行させるプログラム。
1…システム
10…訓練装置
101…コントローラ
102…発汗量センサ
103…脈波センサ
104…温度センサ
11…本体装置
12…通信IF
120…通信部
14…出力装置
141…表示パネル
15…メモリ
16…ストレージ
150…モーションセンサ
160…カメラ
17…音声処理部
171…マイク
172…スピーカー
180…記憶部
181…従業員情報
182…訓練情報
183…コンテンツ情報
19…プロセッサ
190…制御部
191…操作受付部
192…送受信部
193…訓練制御部
20…サーバ
22…通信IF
23…入出力IF
25…メモリ
26…ストレージ
29…プロセッサ
201…通信部
202…記憶部
2021…従業員情報DB
2022…訓練情報DB
2023…コンテンツ情報DB
2024…シフト情報DB
203…制御部
2031…受信制御モジュール
2032…送信制御モジュール
2033…解析モジュール
2034…配属決定モジュール
2035…シフト設定モジュール
2036…提示モジュール
30…端末装置
80…ネットワーク

Claims (22)

  1. 職業訓練に関する第1画像を表示する手段と、
    前記職業訓練を受講する受講者からの操作を受け付ける手段と、
    前記第1画像を視認する前記受講者の、少なくとも発汗量を含む第1生体情報を取得する手段と、
    前記第1生体情報から前記受講者のストレスに関する第1値を算出する手段と、
    前記第1値に基づいて前記職業訓練と対応する業務についての前記受講者の特性を推定する手段と
    を具備するシステム。
  2. 前記表示する手段は、所定のストレスが想定される第2画像を表示し、
    前記取得する手段は、前記第2画像を視認する前記受講者の、少なくとも発汗量を含む第2生体情報を取得し、
    前記算出する手段は、前記第2生体情報に基づき、ストレスに関する第2値を算出し、前記第1生体情報と、前記第2値とから、前記第1値を算出する、請求項1記載のシステム。
  3. 前記表示する手段は、適度な運動をさせるための第3画像を表示し、
    前記取得する手段は、前記第3画像を視認する前記受講者の、少なくとも発汗量を含む第3生体情報に基づき、前記第1生体情報を補正する、請求項1又は2に記載のシステム。
  4. 前記職業訓練が終了すると、前記職業訓練の達成度を評価する手段を具備し、
    前記推定する手段は、前記第1値及び前記達成度に基づいて前記特性を推定する、請求項1乃至3のいずれかに記載のシステム。
  5. 前記表示する手段は、VR画像を表示する請求項1乃至4のいずれかに記載のシステム。
  6. 前記取得する手段は、前記受講者の体の一部を含んで形成される空間の湿度を計測するセンサにより、発汗量を取得する、請求項1乃至5のいずれかに記載のシステム。
  7. 前記センサは、前記空間へ空気を供給する第1経路、前記空間から空気を排出する第2経路、前記第1経路及び前記第2経路に設置される湿度センサを有する請求項6記載のシステム。
  8. 前記操作を受け付ける手段は、コントローラであり、
    前記センサは、前記空間が前記コントローラの把持部に設けられる、請求項6又は7に記載のシステム。
  9. 前記推定する手段は、前記第1値に基づき、前記職業訓練と対応する業務についての前記受講者の適性を推定する、請求項1乃至8のいずれかに記載のシステム。
  10. 前記推定する手段は、前記適性に基づき、前記受講者が連続して前記業務に携われる時間を算出する、請求項9記載のシステム。
  11. 前記推定する手段は、過去に受講した職業訓練で算出された第1値と、今回の職業訓練で算出された第1値とに基づいて前記適性を推定する、請求項10記載のシステム。
  12. 前記推定する手段は、前記第1値及び前記達成度に基づき、前記職業訓練と対応する業務についての前記受講者の習熟度を推定する、請求項4記載のシステム。
  13. 前記推定する手段は、過去に受講した職業訓練で算出された第1値及び達成度と、今回の職業訓練で算出された第1値及び達成度とに基づいて前記習熟度を推定する、請求項12記載のシステム。
  14. 前記受講者の特性に基づき、前記受講者の配属を決定する手段を具備する、請求項1乃至13のいずれかに記載のシステム。
  15. 前記職業訓練を受講した複数の受講者について算出された前記時間に基づき、前記複数の受講者の少なくともいずれかの勤務予定を決定する手段を具備する、請求項10記載のシステム。
  16. 前記受講者の特性に基づき、職業訓練の受講を提案する手段を具備する、請求項1乃至15のいずれかに記載のシステム。
  17. 前記受講者の習熟度に基づき、職業訓練の受講を提案する手段を具備する、請求項12又は13に記載のシステム。
  18. 前記受講者の習熟度及び特性に基づき、職業訓練の受講が不要であると判断する手段を具備する、請求項12、13、又は17に記載のシステム。
  19. 職業訓練に関する第1画像を表示する手段と、
    前記職業訓練を受講する受講者の手の動きに基づき、前記受講者からの操作を受け付ける手段と、
    前記受講者の手の動きから前記受講者のストレスに関する第1値を算出する手段と、
    前記第1値に基づいて前記職業訓練と対応する業務についての前記受講者の特性を推定する手段と
    を具備するシステム。
  20. 制御部と、記憶部とを備える情報処理装置であって、前記制御部が、
    職業訓練に関する第1画像を表示部に表示させるステップと、
    前記職業訓練を受講する受講者からの操作を受け付けるステップと、
    前記第1画像を視認する前記受講者の、少なくとも発汗量を含む第1生体情報を取得するステップと、
    前記第1生体情報から前記受講者のストレスに関する第1値を算出するステップと
    を実行する情報処理装置。
  21. 制御部と、記憶部とを備える複数の情報処理装置を具備するシステムで実行される方法であって、前記複数の情報処理装置の少なくともいずれかが、
    職業訓練に関する第1画像を表示部に表示させるステップと、
    前記職業訓練を受講する受講者からの操作を受け付けるステップと、
    前記第1画像を視認する前記受講者の、少なくとも発汗量を含む第1生体情報を取得するステップと、
    前記第1生体情報から前記受講者のストレスに関する第1値を算出するステップと、
    前記第1値に基づいて前記職業訓練と対応する業務についての前記受講者の特性を推定するステップと
    を実行する方法。
  22. プロセッサと、メモリとを備えるコンピュータに実行させるためのプログラムであって、前記プログラムは、前記プロセッサに、
    職業訓練に関する第1画像を表示部に表示させるステップと、
    前記職業訓練を受講する受講者からの操作を受け付けるステップと、
    前記第1画像を視認する前記受講者の、少なくとも発汗量を含む第1生体情報を取得するステップと、
    前記第1生体情報から前記受講者のストレスに関する第1値を算出するステップと
    を実行させるプログラム。


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