JP2023010478A - 情報システム - Google Patents
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Abstract
【課題】データの所有者を障がい児童もしくはその保護者または後見人と定義づけ、ウェブアプリケーションがデータを利用する際は、データの所有者である障がい児童もしくはその保護者または後見人に対して許諾を必要とさせる情報システムを提供する。【解決手段】情報システムは、アプリケーションと障がい児童DBを備える。障害児童DBは、デイサービス、学校、仕事場などそれぞれで使うアプリケーションとは別に、記録を含む全てのデータを共有して保存するDBとして独立して運用される。そこに保存しているデータの所有権は、データの対象者となる障がい児童本人、その保護者又は後見人とし、各アプリケーションでデータを利用する際は、本人、その保護者又は後見人の同意を得てから使用される。同意確認は、メール等の連絡手段を用いて、本人、その保護者又は後見人の任意動作により行われる。【選択図】図1
Description
本発明は個人情報保護を重視し、1つのデータを異なるウェブアプリケーションで利用する情報システムに関する。
障がいをもって生まれた人は、生活や仕事の面で何らかのサポートを必要とする。そのサポートにまつわる情報については、生涯役に立つ蓄積すべき情報なのではあるが、生活ステージの変化にあわせて、その情報がサポートする人からサポートする人へ受け渡しができずに、過去の有用な情報が活かされずにいる。これらの問題を解決すべく、情報を管理するDBを構築し、そこに情報をためていき、サポートする人たちが適時過去の情報を参照して、障がい児童のサポートに役立てられるようにする。しかし保持される情報は、機微な情報も含まれ、第三者が手軽に閲覧できるようなものであってはならない。情報を保存するDBを利用するには、個人情報保護の観点から、障がい児童もしくは保護者または後見人の許可を必要とするものでなければならない。特許文献1には、地域共有DBを複数のウェブサイトで利用する技術が提案されている(以下、この技術を従来例1という)。ただこの従来例1には個人情報保護の仕組みが盛り込まれていない。
従来例1では、利用者となる患者のデータが複数の関係機関で共有されている。扱うデータは健康診断を受けているかどうか、どういった検査をしているかなど個人の特性を扱ったものではないにせよ、個人情報保護についてのシステムが盛り込まれていない。本発明が対象となる障がい児童の特性情報については、かなり細かい個人の特性が記された機微なデータとなるため、これまで以上に個人情報保護について機敏なシステムが求められている。これらの課題に対して、本発明はデータの所有者を障がい児童もしくはその保護者または後見人と定義づけ、ウェブアプリケーションがデータを利用する際は、データの所有者である障がい児童もしくはその保護者または後見人に対して許諾を必要とさせる情報システムである。
これまでのアプリケーションとDBの主従関係は、アプリケーションが主でDBは従であったが、本発明ではDBを主としアプリケーションを従とすることで、これまでのウェブアプリケーションをつかったサービスを再構築するものとする。障がい児童DBを初めて利用する際は、DBを利用しているアプリケーションを通じてDBへの登録もできるようにする。その際は登録時に個人情報の利用についての許諾を求める。別のアプリケーションが障がい児童DBにアクセスしようとするときに、データの保有者である障がい児童もしくはその保護者または後見人に対してデータ利用の許諾を求めるメールを送信する。受信したメールに記載されているデータ利用許諾用URLをクリックして該当ウェブサイトにアクセスすることで、障がい児童もしくはその保護者または後見人の利用許諾を得たものとする。許諾を得たアプリケーションで更新されたデータは、その都度障がい児童DBにデータを更新することで、アプリケーションを超えた障がい児童の特性情報を含む個人情報が蓄積され保存されていく。また障がい児童もしくはその保護者または後見人による任意のタイミングでアプリケーションの障がい児童DB利用許諾を取り下げ、障がい児童DBへのアクセスを遮断できるものとする。
本発明により、障がい児童の蓄積された特性情報が、様々な機関で共有され、障がい児童の特性などを細かに伝えることができる。これにより初めて障がい児童を受け入れる機関でも、個人の特性を無視した画一的な対応をすることなく、障がい児童個人の特性に合った対応をすることが可能となり、受け入れる機関の負担も減り、障がい児童にとってもより充実したケアを受けることが可能となる。
次に本発明を実施するための形態(以下、単に「実施形態」という)を、図面を参照して具体的に説明する。
図1において本発明の全体図とする。
図2においてはじめてDBを利用する際の登録フローとする。(1)障がい児童もしくはその保護者または後見人は、放課後デイなどの関係機関に障がい児童DBの利用を申し込み、関係機関のアプリケーションを使い障がい児童DBのユーザー仮登録をする。その際に連絡用メールアドレスも登録する。(2)仮登録されたメールアドレスに対して、本登録用のウェブページのURLを送付する。(3)送られてきた本登録用のウェブページにアクセスして障がい児童もしくはその保護者または後見人が詳細な情報を入力する。(4)障がい児童もしくはその保護者または後見人が本登録用ウェブページで登録したとき、DBに正式に登録する。(5)登録したユーザーに対してユーザーIDを発行する。
図3において障がい児童もしくはその保護者または後見人以外の人物(以下、利用者)が障がい児童DBへのアクセスを求めるフローとする。(6)サポートする障がい児童のユーザーIDを入力する。(7)障がい児童DBに対して、該当するユーザーデータへのアクセス権限をリクエストする。(8)障がい児童DBは、該当する障がい児童もしくはその保護者または後見人のメールアドレスに対して、利用許諾用URLが記載されたメールを送信する。(9)送られてきた本人確認用メールアドレスに記載されているURLをクリックする。(10)障がい児童もしくはその保護者または後見人が指定されたURLにアクセスしたことで本人確認としてデータの利用許可を得たこととする。(11)該当アプリケーションと利用者に対して、該当するユーザーデータを提供する。(12)登録した利用者に対して該当するユーザーデータへのアクセス権を付与。
図4において図3でアクセスが認められたアプリケーション上において、別の利用者がDBへのアクセスを求めるフローとする。(13)サポートする障がい児童のユーザーIDを入力する。(14)障がい児童DBに対して、該当するユーザーデータへのアクセス権限をリクエストする。(15)障がい児童DBは、該当する障がい児童もしくはその保護者または後見人のメールアドレスに対して、利用許諾用URLが記載されたメールを送信する。(16)送られてきた本人確認用メールアドレスに記載されているURLをクリックする。(17)ユーザーが指定されたURLにアクセスしたことで本人確認としてデータの利用許可を得たこととする。(18)該当アプリケーションと利用者に対して、該当するユーザーデータを提供する。(19)登録した利用者に対して該当するユーザーデータへのアクセス権を付与。
図5においてそれぞれ別のアプリケーションから同一のDBへアクセスするフローとする。(20)サポートする障がい児童のユーザーIDを入力する。(21)障がい児童DBに対して、該当するユーザーデータへのアクセス権限をリクエストする。(22)障がい児童DBは、該当する障がい児童もしくはその保護者または後見人のメールアドレスに対して、利用許諾用URLが記載されたメールを送信する。(23)送られてきた本人確認用メールアドレスに記載されているURLをクリックする。(24)障がい児童もしくはその保護者または後見人が指定されたURLにアクセスしたことで本人確認としてデータの利用許可を得たこととする。(25)該当アプリケーションと利用者に対して、該当するユーザーデータを提供する。(26)登録した利用者に対して該当するユーザーデータへのアクセス権を付与。
図6において一度障がい児童DBの利用を許可されたアプリケーションに対して、障がい児童もしくはその保護者または後見人により障がい児童DBの利用を停止するフローとする。(27)障がい児童DBと連携しているアプリケーションから障がい児童DBの利用許諾を求めるメールに併記されている利用許諾解除用URLをクリックする。(28)該当URLへのアクセスをもって障がい児童もしくはその保護者または後見人から、該当アプリケーションによる障がい児童DBの利用停止リクエストをもらったものとする。(29)該当アプリケーションに対しての障がい児童DBの利用を停止する。(30)該当アプリケーションの利用者に対して障がい児童もしくはその保護者または後見人から障がい児童DBへのアクセス拒否があった旨を通知する。
以上、本発明の実施形態をもとに説明した。この実施形態は例示であり、それらの各構成要素の組み合わせにいろいろな変形例が可能なこと、また、そうした変形例も本発明にあることは当業者に理解されるところである。
Claims (7)
- 障がい児童の特性情報を含む個人情報を扱うDBであり、複数のアプリケーションが共有してつかえるDBであり、複数のアプリケーションで共有する際には、アプリケーションごとに、個人情報の所有者である障がい児童もしくはその保護者または後見人に対してDBの利用許可をもらい、許可をもらってから初めてDBの情報が共有されることを特徴とする情報システム。
- 障がい児童のDBを扱うにあたり、同姓同名など一部の個人情報が同じになる可能性を考慮し、DB上で固有のIDを付与してデータの書き間違えなどを防ぐことを特徴とする請求項1記載の情報システム。
- 各アプリケーションから記述されたデータについては、都度DBへの反映を行い、すぐさま他の共有されたアプリケーションにも結果が反映されることを特徴とする請求項1または2記載の情報システム。
- DBに更新された情報について、どのアプリケーションからいつ更新されたかを記憶しておき、いつでも確認できることを特徴とする請求項1~3記載の情報システム。
- 同一項目において、別々のアプリケーションから異なるデータが更新された場合は、更新日の新しいものを真とすると同時に、更新されたデータの履歴を参照できるようにすることを特徴とする請求項1~4記載の情報システム。
- DBの情報の所有者は障がい児童もしくはその保護者または後見人であり、DBの参照を一度許可したアプリケーションであっても、障がい児童もしくはその保護者または後見人の意思で任意の時期に許可を取り下げることも可能とすることを特徴とする請求項1~5記載の情報システム。
- 情報共有の更新について許可しないとなった場合は、すみやかに情報共有をしているアプリケーションとの連携を解除することを特徴とする請求項1~6記載の情報システム。
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