JP2023008685A - 情報提供システム、情報提供方法、及びデータ構造 - Google Patents

情報提供システム、情報提供方法、及びデータ構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2023008685A
JP2023008685A JP2021112426A JP2021112426A JP2023008685A JP 2023008685 A JP2023008685 A JP 2023008685A JP 2021112426 A JP2021112426 A JP 2021112426A JP 2021112426 A JP2021112426 A JP 2021112426A JP 2023008685 A JP2023008685 A JP 2023008685A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
document
node
information
data
information providing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2021112426A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7272540B2 (ja
Inventor
聡 黒田
Satoshi Kuroda
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Information System Engineering Inc
Original Assignee
Information System Engineering Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Information System Engineering Inc filed Critical Information System Engineering Inc
Priority to JP2021112426A priority Critical patent/JP7272540B2/ja
Publication of JP2023008685A publication Critical patent/JP2023008685A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7272540B2 publication Critical patent/JP7272540B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

【課題】文書を検索するにあたり、他の文書とのデータ構造をもって文書を特定し検索対象文書のインデックス登録を取捨選択することなくインデックスの肥大化を大幅に抑制でき、検索処理を優れたパフォーマンスで行うことができる情報提供システムを提供する。【解決手段】情報提供システム100Aは、ユーザ端末2に情報としての検索キーを取得する検索キー取得部11と、検索キーから対象文書を特定する対象文書特定部12と、文書構造タイプの特定を行う文書構造タイプ特定部13と、対象文書データへのリンク先を示すノードIDの特定を行うノード特定部14と、検索結果を出力する検索結果出力部15と、検索結果とリンクするリンクリストから選択的に文書の実データを出力する文書出力部16とを備える。【選択図】図3

Description

本発明は、情報提供システム、情報提供方法、及びデータ構造に関するものである。
従来から、例えば、インターネット上に存在する情報を検索するためには、Google(登録商標)やYahoo!(登録商標)をはじめとした情報提供システムが利用されている。これらの情報提供システムは、ユーザ端末から入力して取得された単語等の取得情報に基づいて、検索対象となる文書等の情報を、全文検索で抽出する全文検索方式である。
このような全文検索方式の情報提供システムでは、単純に大量の文書等を対象にした全文検索を行うことでは現実的な性能が得られないので、検索処理を高速に実行するために、検索するためのインデックスを事前に作成しておく全文検索方式が広く用いられている。インデックスとは、単語または文節などの部分文字列を、その部分文字列が出現する文書に対応付けるデータ構造のことである。インデックスに格納させる部分文字列は、所謂見出し語であり、通常、インデックスには文書そのものではなく、文書IDのような形で文書を特定する情報だけが記録される。
例えば、特許文献1には、インデックスを用いて検索を行う検索装置が開示されている。この特許文献1に開示された検索装置では、見出し語とその見出し語を含む文書との対応関係を記憶するインデックスと、インデックス管理手段と、文書検索手段とを備えている。そして、インデックス管理手段は、検索対象文書集合への第1の文書の登録時、第1の文書に含まれる語のうち、インデックスに既に見出し語として登録されている語については、第1の文書の見出し語としてインデックスに登録し、検索インデックスに見出し語として未だ登録されていない語については、第1の文書を引用する別の第2の文書について検索対象文書集合への登録要求があった時点で第1の文書の見出し語としてインデックスに登録する。そのうえで、文書検索手段は、検索要求時、インデックスから検索キーワードに一致する見出し語を含む文書を検索する。
このような構成なので、特許文献1に開示された検索装置では、他の文書から引用されないような重要でない文書のみに現れる語は見出し語としてインデックスに登録しないという簡便な処理により、重要でない文書によってインデックスが肥大化することの防止を図っている。
特開2011-238098号公報
しかしながら、この特許文献1に開示された従来技術は、検索対象文書集合に登録しようとする文書に含まれる語が検索インデックスに登録されておらず、かつ、他の文書からも引用されない場合、検索インデックスには登録されず、当該文書は検索不可になる。
そこで本発明は、上述した問題点に鑑みて案出されたものであり、その目的とするところは、文書を検索するにあたり、他の文書とのデータ構造をもって文書を特定し検索対象文書のインデックス登録を取捨選択することなくインデックスの肥大化を大幅に抑制でき、検索処理を優れたパフォーマンスで行うことができる情報提供システム、情報提供方法、及びデータ構造を提供することにある。
本発明に係る情報提供システムは、ユーザ端末から取得した情報に基づき、文書の検索を行う情報提供システムであって、前記ユーザ端末に前記情報としての検索キーを取得するための検索キー取得手段と、前記検索キー取得手段から取得された検索キーから検索の対象となる対象文書データを特定するための対象文書特定手段と、前記文書特定手段から特定された前記対象文書データに基づいて、前記対象文書データを構成する複数の文書構造タイプのうちの一の文書構造タイプの特定を行う文書構造タイプ特定手段と、対象文書データへのリンク先を特定するために用いられるルートノード、中間ノード、及びリーフノードの少なくともいずれかを含むノード情報が記憶されたノード特定用データベースと、前記ノード特定用データベースを参照し、前記文書構造タイプ特定手段により特定された対象文書データへのリンク先を示すノードIDの特定を行うノード特定手段と、前記ノード特定手段で特定されたノードIDに基づいて、前記対象文書データの目次項目と、前記目次項目に紐づく目次項目キーワードと、の組み合わせによって得られた検索結果を出力する検索結果出力手段と、前記検索結果出力手段で出力された検索結果とリンクするリンクリストから選択的に文書の実データを出力可能な文書出力手段と、を備えることを特徴とする。
本発明に係る情報提供方法は、ユーザ端末から取得した情報に基づき、文書の検索を行う情報提供方法であって、前記ユーザ端末に前記情報としての検索キーを取得する検索キー取得工程と、前記検索キー取得工程で取得された検索キーから検索の対象となる対象文書データを特定する対象文書特定工程と、前記文書特定手段から特定された前記対象文書データに基づいて、前記対象文書データを構成する複数の文書構造タイプのうちの一の文書構造タイプの特定を行う文書構造タイプ特定手段と、対象文書データへのリンク先を特定するために用いられるルートノード、中間ノード、及びリーフノードの少なくともいずれかを含むノード情報が記憶されたノード特定用データベースと、前記ノード特定用データベースを参照し、前記文書構造タイプ特定手段により特定された対象文書データへのリンク先を示すノードIDの特定を行うノード特定工程と、前記ノード特定工程で特定されたノードIDに基づいて、前記対象文書データの目次項目と、前記目次項目に紐づく目次項目キーワードと、の組み合わせによって得られた検索結果を出力する検索結果出力工程と、前記検索結果出力工程で出力された検索結果とリンクするリンクリストから選択した文書の実データを出力する文書出力工程と、を有することを特徴とする。
本発明に係るデータ構造は、表示部、制御部及び記憶部を備えるコンピュータに用いられ、前記記憶部に記憶され、検索結果である対象文書へのリンク情報を出力するために用いられるデータ構造であって、請求項1記載の情報提供システムにより特定される前記対象文書の目次項目を含み、前記目次項目は、ルートノード、中間ノード、リーフノードの順で木構造によるリンク情報のポインターとして定義された文書構造データと、前記目次項目に該当する対象文書の本文から抽出され、前記本文を特定するための目次項目キーワードと、前記文書構造データと、前記目次項目キーワードと、の組み合わせによって定められた検索対象の文書データへの前記リンク情報と、を含むこと、を特徴とする。
本発明によれば、文書を検索するにあたり、他の文書とのデータ構造をもって文書を特定し検索対象文書のインデックス登録を取捨選択することなくインデックスの肥大化を大幅に抑制でき、ノード特定を優れたパフォーマンスで行うことができる。
図1は、第1実施形態に係る情報提供システム全体の概略構成を示す模式図である。 図2は、第1実施形態に係る情報提供システムにおける情報提供装置の構成の一例を示す模式図である。 図3は、第1実施形態に係る情報提供システムの構成を示す模式図である。 図4は、第1実施形態に係る情報提供システムのデータ構造を示す模式図である。 図5は、第1実施形態に係る情報提供方法を示すフローチャートである。 図6は、第2実施形態に係る情報提供システムの構成を示す模式図である。 図7は、第3実施形態に係る情報提供システムの構成を示す模式図である。 図8は、第4実施形態に係る情報提供システムの構成を示す模式図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
[第1実施形態]
先ず、図1~図5を用いて、本発明の第1実施形態に係る情報提供システム100Aについて説明する。図1は、第1実施形態に係る情報提供システム100A全体の概略構成を示す模式図である。
(情報提供システム100Aの構成)
本発明の第1実施形態に係る情報提供システム100Aは、図1に示すように、一例として、計測器Xを使用する技術者等のユーザUに利用される場合について説明する。情報提供システム100Aは、例えば、ユーザUが検索を行うことにより、計装機器Xのマニュアル等の文書をユーザUに提供できる。これにより、ユーザUは、計装機器Xのマニュアル等の文書を参照することができる。
図1に示すように、情報提供システム100Aは、情報提供装置1を備える。情報提供装置1は、インターネット等の通信網Nを介してユーザ端末2及びサーバSと接続されている。
<情報提供装置1>
図2は、情報提供装置1の構成の一例を示す模式図である。情報提供装置1は、筐体10と、CPU(制御部)101と、ROM(Read Only Memory)102と、RAM(Random Access Memory)103と、保存部104と、I/F105~107とを備える。各構成101~107は、内部バス110により接続されるパーソナルコンピュータ(PC)であり、ユーザUが利用するユーザ端末2側へ通信網Nを介してサービスを提供するホストコンピュータである。
CPU101は、情報提供装置1全体を制御する。ROM102は、CPU101の動作コードを格納する。RAM103は、CPU101の動作時に使用される作業領域である。保存部104は、後述する、対象文書特定用データベース17、ノード特定用データベース19、及び検索結果出力用データベース19等の各種情報が保存される(図3を参照)。保存部104としては、例えばHDD(Hard Disk Drive)のほか、SSD(solid state drive)等が用いられる。
I/F105は、通信網Nを介してユーザ端末2等との各種情報の送受信を行うためのインターフェースである。I/F106は、入力部108との各種情報の送受信を行うためのインターフェースである。入力部108としては、例えばキーボードが用いられ、情報提供システム100Aによるサービスを提供するホスト側は、入力部108を介して、情報提供装置1のメンテナンス等を行う。I/F107は、出力部109との各種情報の送受信を行うためのインターフェースである。出力部109は、保存部104に保存された各種情報、又は情報提供装置1の処理状況等を出力する。出力部109としては、ディスプレイが用いられている。
なお、情報提供システム100Aの機能は、情報提供装置1において、CPU101が、RAM103を作業領域として、保存部104等に記憶されたプログラムを実行することにより実現される。また、情報提供システム100Aの機能は、例えば人工知能により制御されてもよい。ここで、「人工知能」は、いかなる周知の人工知能技術に基づくものであってもよい。
<ユーザ端末2>
ユーザ端末2は、図1に示すように、情報提供装置1と同様に、パーソナルコンピュータ(PC)であり、ホストコンピュータである情報提供装置1から通信網Nを介してユーザUがサービスを受けるクライアントコンピュータである。
ユーザ端末2は、一例として、計測器Xを使用する技術者等のユーザUの端末である。ユーザ端末2は、文字情報の入力を行うためのキーボード11A、音声情報の入力を行うためのマイクロホン11B、画像情報の入力を行うためのWebカメラ11Cと、出力部としてのディスプレイ21と、マウス22とを備え、不図示のインターフェースによって通信網Nに接続されている。
なお、画像情報の入力を行うためのWebカメラ11Cは、ホロレンズ(登録商標)等のHMD(ヘッドマウントディスプレイ)等を代わりに用いてもよい。また、ユーザ端末2は、パーソナルコンピュータ(PC)に限定されず、この他、携帯電話(携帯端末)、スマートフォン、タブレット型端末、ウェアラブル端末、IoT(Internet of Things)デバイス等の電子機器のほか、あらゆる電子機器で具現化されたものが用いられてもよい。ユーザ端末2は、例えば通信網Nを介して情報提供装置1と接続されるほか、例えば情報提供装置1と直接接続されてもよい。ユーザUは、ユーザ端末2を用いて、情報提供装置1で検索を行うほか、例えば情報提供装置1の制御も行えるようにしてもよい。
また、ユーザ端末2と情報提供装置1とは、いずれもパーソナルコンピュータ(PC)であるが、情報提供装置1には、複数のユーザ端末2の検索要求に対応できるように処理能力のより高いものを用いるのが好ましい。
<サーバS>
サーバSには、ストレージS1に、ユーザUのユーザ端末2に提供される計装機器Xのマニュアル等の文書の実データ、各種のデータ構造(例えば文書構造、文書構造タイプ、情報テーブル等)が記憶されている(図3、及び図4を参照)。なお、通信網Nを用いない場合は、ユーザUのユーザ端末2に提供される計装機器Xのマニュアル等の文書の実データを、例えば情報提供装置1の保存部104等に記憶させてもよい。
<データ構造>
データ構造は、例えば上述した情報提供システム100A~Dにより参照される。データ構造は、例えば情報提供システム100A~Dにより参照され、特定される対象文書の目次項目を含む。目次項目は、例えばルートノード、中間ノード、リーフノードの順で木構造によるリンク情報のポインターとして定義された文書構造データとなる。
またデータ構造は、目次項目に該当する対象文書の本文から抽出され、本文を特定するための目次項目キーワードと、文書構造データと、目次項目キーワードと、の組み合わせによって定められた検索対象の文書データへのリンク情報と、を含むようにしてもよい。データ構造は、例えばサーバS、又は保存部104に記憶される。
データ構造は、上述した情報提供システム100A~D(出力部109、CPU101(制御部)、及び保存部104を備えるコンピュータ)に用いられる。複数のノード情報、目次項目、目次キーワード、文書情報、リンク情報などを含むデータ構造は、例えばCPU101によって制御されるノード特定部14が、ノード特定用データベース19を参照し、特定された文書構造タイプに応じて各テーブル群を切り替えたうえで、照合してノードを特定する際に用いられる。なお、ノード特定用データベース19については、後述する。
図3は、情報提供システム100Aの構成を示す模式図である。図4は、第1実施形態に係る情報提供システム100Aのデータ構造を示す模式図である。図5は、第1実施形態に係る情報提供方法を示すフローチャートである。情報提供システム100Aは、ユーザ端末2が有する検索キー取得部11と、情報提供装置1が有する、対象文書特定部12と、ノード特定部14と、検索結果出力部15と、文書出力部16と、を備えている。
ここで、図4を参照し、情報提供システム100AのサーバSの保存部104に記憶されるデータ構造について説明する。図4は、情報提供システム100AのサーバSの保存部104に記憶されるデータ構造に示す模式図である。
データ構造は、例えばノード特定用データベース19に、各種の文書構造タイプ19aとして保存部104に記憶される。文書構造タイプ19aは、例えば文書構造タイプAとして、「ツリー構造ポインターテーブル」、「目次項目キーワードテーブル」を有する。「ツリー構造ポインターテーブル」、「目次項目キーワードテーブル」は、例えば検索キーが目次項目キーワードに含まれる目次のリーフノードのIDを特定するために用いられる。
「ツリー構造ポインター定義テーブル」は、例えば「ルートノード」と、「中間ノード」とを、構造的な連結(ツリー構造)として有する。「ルートノード」として、例えば「ノードID=0」、「親ノード=0」は、最上位階層であることを示す。また、「中間ノード」として、例えば「ノードID=C1」、「親ノード=0」は、最上位階層の下位の「中間ノード」であることを示す。また、「リーフノード」として、例えば「ノードID=C1-S1」、「親ノード=C1」は、最下位層の「リーフノード」であることを示す。
さらに、「ツリー構造ポインター定義テーブル」は、その他の「中間ノード」として、例えば「ノードID=C2」、「ノードID=C3」を有する。さらに「リーフノード」として、例えば「ノードID=C1-S2」、「ノードID=C2-S1」、「ノードID=C2-S2」、「ノードID=C3-S1」、「ノードID=C3-S2」を有する。「ツリー構造ポインター定義テーブル」は、例えば検索キーが「目次項目キーワード」に含まれる目次において、「リーフノード」のIDを特定する際に用いられる。
さらに、「目次項目キーワードテーブル」は、例えば各「ノードID」、「目次項目」、「目次キーワード」を構造的な連結(ツリー構造)として有する。「目次項目キーワードテーブル」は、例えば「中間ノード」として、中間ノード配下の「リーフノード」の「目次項目キーワード」を有する。
また、「目次項目キーワードテーブル」は、「ルートノード」として、例えば「ノードID=0」、「目次項目=ルートノード」、「目次項目キーワード=null」を有し、最上位階層であることを示す。また、「中間ノード」として、例えば「ノードID=C1」、「目次項目=1章 はじめに」、「“C1-S1”+“C1-S2”」を有し、最上位階層の下位の中間ノードであることを示す。なお、「目次項目キーワード」の「“C1-S1”+“C1-S2”」は、例えば子ノードである「ノードID=C1-S1」のキーワードと「ノードID=C1-S2」の「目次項目キーワード」を保持することを意味する。「目次項目キーワード」は、文字列などのキーワードに加え、例えば他のキーワードの格納先を示すリンク情報、または所定の処理を実行する数式、命令語、条件式などが設定されるようにしてもよい。
また、「リーフノード」として、例えば「ノードID=C1-S1」、「目次項目=1章1節 注意事項」、「目次項目キーワード=○○○,×××」を有し、最下位層の「リーフノード」であることを示す。
さらに、「目次項目キーワードテーブル」は、その他の中間ノードとして、例えば「ノードID=C2」、「ノードID=C3」、リーフノードとして、例えば「ノードID=C1-S2」、「ノードID=C2-S1」、「ノードID=C2-S2」、「ノードID=C3-S1」、「ノードID=C3-S2」に対応する「目次項目」と「目次項目キーワード」を、構造的な連結(ツリー構造)として有する。
さらに、「リンク情報テーブル」は、例えば「ノードID」に対応する「文書情報」と「リンク情報」が各々に対応づけられ、例えば保存部104に記憶される。「リンク情報テーブル」には、例えば「ノードID=C1-S1」、「文書情報=操作マニュアルAAA」に紐づくリンク先の情報として、例えば「AAA-1-1」が対応づけられる。なお、例えば「ノードID=C1-S2」~「ノードID=C3-S2」に対しても、「文書情報=操作マニュアルAAA」が紐づけられるが、リンク先の情報は、それぞれ別のリンク先として「AAA-1-2」~「AAA-3-2」として対応づけられる。
さらに、「文書データテーブル」は、例えば「リンク情報」と「実データ」とが各々に対応づけられ、例えば保存部104に記憶される。「文書データテーブル」の「実データ」は、例えば「リンク情報=AAA-1-1」である場合に、「実データ=AAA/1-1abc.pdf」が検索され、検索結果と出力される。
<検索キー取得部11>
検索キー取得部11は、具体的には、ユーザ端末2におけるキーボード11A、マイクロホン11B、又はWebカメラ11Cのいずれかである。検索キーを文字情報取得方式で取得する場合は、キーボード11Aによって文字入力で検索キーを入力し、文字情報として取得される。検索キーを音声情報取得方式で取得する場合は、マイクロホン11Bによる音声入力で検索キーを入力することによって、音声情報として取得される。なお、音声情報取得方式で取得された音声情報は、ユーザ端末2内で不図示の音声情報/文字情報変換手段によって文字情報に変換される。検索キーを画像情報取得方式で取得する場合は、Webカメラ11Cによる画像情報を、不図示の情報提供装置1又はユーザ端末2に内蔵された画像認識人工知能の認識結果によって文字情報に変換することによって検索キーとして取得される。或いは、検索キーを画像情報取得方式で取得する場合は、Webカメラ11Cによる画像入力で検索キーを入力することによって、画像情報として取得されるようにしてもよい。
具体的には、例えば、ユーザUが、検索キーとして、計装機器Xの名称、及び型番X1、或いはこれに操作方法等の広義の文言や各種操作シーンを表す狭義の文言(シーン名)、或いは計装機器Xの画像等を含めたものを、キーボード11A、マイクロホン11B、又はWebカメラ11Cで入力すると、文字情報又は画像情報として取得された検索キーは、ユーザ端末2から、通信網Nを介して、情報提供装置1における対象文書特定部12へ送られる(検索キー取得工程S11)。
ここで、検索キー取得工程S11における検索キーの取得方式は、キーボード11Aによる文字情報取得方式、マイクロホン11Bによる音声情報取得方式、及びWebカメラ11Cによる画像情報取得方式の単一の取得方式に限定されない。例えば、Webカメラ11Cによる画像情報取得方式だけでは、計装機器Xの型番X1等が写り込まなかったりして、情報が不足する場合は、この不足する情報を、キーボード11Aによる文字情報取得方式やマイクロホン11Bによる音声情報取得方式で補うことができる。すなわち、キーボード11Aによる文字情報取得方式、マイクロホン11Bによる音声情報取得方式、及びWebカメラ11Cによる画像情報取得方式を単一でなく複合して用いてもよい。
<対象文書特定部12>
対象文書特定部12は、情報提供装置1の内部に設けられており、同じく情報提供装置1の内部に設けられた対象文書特定用データベース17と接続されている。対象文書特定用データベース17内には、検索キー取得部11から送られてきた検索キーを特定するための対象文書のリストが記憶されている。なお、対象文書特定用データベース17内に記憶される対象文書のリストは、予めあれば、それらを流用してもよいし、新たに発生したものは、自動又は手動で作成し、追加してもよい。
具体的には、対象文書特定部12は、検索キー取得部11から送られてきた文字情報又は画像情報として取得された検索キーに対応する対象文書を、対象文書特定用データベース17内の対象文書のリストから探し出し、その対象文書と紐付けする処理を行う。そして、検索キー取得部11から取得された検索キーと、対象文書特定部12で特定された対象文書と、は、ノード特定部14へ送られる(対象文書特定工程S12)。
<文書構造タイプ特定部13>
文書構造タイプ特定部13は、情報提供装置1の内部に設けられており、同じく情報提供装置1の内部に設けられた文書構造タイプ特定用データベース18と接続されている。文書構造タイプ特定用データベース18内には、対象文書特定部12から送られてきた対象文書の構造を特定するための文書構造タイプのリストが記憶されている。なお、文書構造タイプ特定用データベース18内に記憶される文書構造タイプのリストは、予めあれば、それらを流用してもよいし、新たに発生したものは、自動又は手動で作成し、追加してもよい。
具体的には、文書構造タイプ特定部13は、対象文書特定部12で特定された対象文書データに基づいて、対象文書データを構成する複数の文書構造タイプのうちの一の文書構造タイプの特定する処理を行う。そして、対象文書特定部12から取得された対象文書と、文書構造タイプ特定部13で特定された文書構造タイプと、は、ノード特定部15へ送られる(文書構造タイプ特定工程S13)。
<ノード特定部14>
ノード特定部14は、情報提供装置1の内部に設けられており、同じく情報提供装置1の内部に設けられたノード特定用データベース19と接続されている。ノード特定用データベース19内には、ノード特定に用いるためのデータ構造が記憶されている。データ構造は、例えば対象文書ごとの文書構造タイプとして構造化され、前述の「ツリー構造ポインター定義テーブル」、「ツリー構造ポインター定義テーブル」を有する。
ノード特定用データベース19内に記憶されるデータ構造は、例えば対象文書における「ノードID」、「目次項目」を含む文書構造と、「目次項目」に対する「目次項目キーワード(例えばタグ・メタ情報)」のデータセットを対象文書パターンの数だけ用意し、対象文書パターン毎に作成されている。具体的には、対象文書パターン毎に、「目次項目」に対する「目次項目キーワード」をインデックスとすることができる。文書パターンが同じ対象文書は、内容も類似しているので、「目次項目キーワード」も略共通である。それ故に、対象文書パターン毎の「目次項目キーワード」をインデックスとすることができるのである。
ここで、「目次項目キーワード」は、目次項目に対応する文書の本文から不図示の抽出部によって抽出される。その抽出手法は、論文、オープンソースなライブラリ等の既存の文書の単語重要度抽出手法を利用してもよいし、手動で行ってもよい。なお、データ内の画像等非構造情報のキーワードは、アノテーション作業を行い、抽出すればよい。
このインデックスの作成方法は、特に業務等に使用される文書(例えばマニュアル等の文書)は、現在では既に略完成段階にあり、ブランドやグレードが異なっていても、もはや文書構造は、略同じものが殆どであり、文書パターンも数パターンしかないことから、そこに着眼し、独自に考えついたものである。例えば、同じ対象に対する文書が1000冊あったとしても、文書パターンの数も、大抵2,3冊程度の文書となることが分かった。すなわち、インデックスはサンプリングされたものとなり、従来技術に比して、大幅に少量のインデックスとなる。なお、文書パターンの違いは、例えば、目次項目に、全ての文章等が記載されているものと、目次項目には、大まかな文章が記載され、その下側に追加の詳細や注釈等の文章が記載されているものと、の違い程度であることが多い。
ノード特定部14は、この大幅に少量とされたデータ構造化されたインデックスを用い、例えば文書構造タイプ特定部13から文書構造タイプが一致する「目次項目キーワードテーブル」からルートノードの「ノードID」を取得する。そしてノード特定部14は、「ツリー構造ポインターテーブル」を参照し、文書構造タイプが一致する親ノードの「ノードID」を特定し、一致する「ノードID」を取得する。
ノード特定部14は、例えば「目次項目キーワードテーブル」を参照し、取得した「ノードID」のレコードに対して、「目次項目キーワード」に検索キー取得部11により取得された検索キーが含まれるか否かを、「ツリー構造ポインターテーブル」を参照して行う。ノード特定部14は、該当する「ノードID」が存在した場合は、例えば「目次項目キーワードテーブル」を参照し、取得した「ノードID」のレコードに対して、「目次項目キーワード」に検索キー取得部11により取得された検索キーが含まれるかの検索を行う。
ノード特定部14は、「目次項目キーワード」に検索キーが含まれていた場合に、検索キーを記憶する。そして記憶した検索キーに基づいて「ツリー構造ポインターテーブル」を参照し、「ノードID」を親ノードとする「ノードID」の特定を行う。そして、ノード特定部14は、対象文書特定部12で特定された対象文書と、文書構造タイプ特定部13で特定された文書構造タイプと、ノード特定部14により特定したノード特定結果を、検索結果出力部15へ送る(ノード特定工程S14)。
<検索結果出力部15>
検索結果出力部15は、情報提供装置1の内部に設けられており、同じく情報提供装置1の内部に設けられた検索結果出力用データベース20と接続されている。検索結果出力用データベース20内には、対象文書特定部12で特定された対象文書と、ノード特定部14によるノード特定結果と、の組み合わせによってヒットして得られた検索結果に対応した文書の実データのリンクリストのリンク情報がリンク情報テーブルとして記憶されている。そして、検索結果出力部15は、通信網Nを介して、ユーザ端末2のディスプレイ21に、この検索結果のリンクリストを出力して表示させる。具体的には、計装機器Xのマニュアル等の文書の実データのリンクリストを出力して表示させる(検索結果出力工程S15)。
<文書出力部16>
文書出力部16は、情報提供装置1の内部に設けられており、通信網Nを介して、サーバS内のストレージS1と接続されている。そして、文書出力部16は、ユーザUが、マウス22等を用い、検索結果のリンクリストのうちのいずれかを選択すると、指令を出し、ユーザ端末2のディスプレイ21に、選択された文書の実データを出力して表示させる(文書出力工程S16)。
なお、文書出力部16によって出力可能な文書の実データは、文書テキストのみでなく、文書テキストに、イラスト、画像データ、動画データ、及び音声データ等が添付又はリンクされているコンテンツも含む。
また、第1実施形態に係る情報提供システム100Aで検索される対象は、計装機器Xのみに限定されないことを、再度、付言する。例えば、第1実施形態に係る情報提供システム100Aは、「リンゴ」のようなより単純なものから、「治療困難な心臓疾患の治療方法」のようなより高度なものまで、略全てのものを検索対象とすることができる。
第1実施形態に係る情報提供システム100Aによれば、文書における目次を含む文書構造と目次項目に対するキーワードとのデータ構造のデータセットを文書パターンの数だけ用意し、文書パターン毎に作成されたインデックスを用い、検索キー取得部11から取得された検索キーから得られたキーワードに基づいてノード特定を行うノード特定部14を備えている。これにより、代表となるキーワードのみでインデックスが作成されるので、文書を検索するにあたり、他の文書とのデータ構造に基づいて文書を特定する。これにより、文書の重要度を判定し検索対象文書のインデックス登録を取捨選択することなくインデックスの肥大化を大幅に抑制でき、検索処理を優れたパフォーマンスで行うことができる情報提供システム100Aを提供することができる。
また、この情報提供システム100Aでは、検索キー取得部11からユーザ端末2に取得される検索キーは、少なくとも、文字情報取得方式、音声情報取得方式、及び画像情報取得方式のうち、何れか、或いはこれらの複合の取得方式で取得される。このため、様々なユーザUや様々なシチュエーションに対応することができ、使い勝手がよい。
また、この情報提供システム100Aでは、文書出力部16によって出力可能な文書の実データは、文書テキストのみでなく、文書テキストに、イラスト、画像データ、動画データ及び音声データのうち、少なくとも何れか一が添付又はリンクされているコンテンツも含む。このため、様々なコンテンツの提供が可能となり、適切な情報の取得及び提供を効率的に行うことが可能となる。
また、この情報提供システム100Aでは、情報提供装置1の内部に、対象文書特定部12に接続され、対象文書のリストが記憶された対象文書特定用データベース17と、ノード特定部14に接続され、インデックスが記憶されたノード特定用データベース19と、検索結果出力部15に接続され、検索結果とリンクするリンクリストが記憶された検索結果出力用データベース19と、を備える。このため、情報提供システム100Aの構成の多くが、情報提供装置1の内部に備えてあるので、メンテナンスやシステムの更新等を容易に行うことができる。
さらに、この情報提供システム100Aでは、文書出力部16から出力可能な文書の実データは、通信網Nを介して接続されたストレージS1に記憶されている。このため、より多くの適切な情報の取得及び提供を行うことが可能となる。
[第2実施形態]
次に、図6を用いて、本発明の第2実施形態に係る情報提供システム100Bについて説明する。図6は、第2実施形態に係る情報提供システム100Bの構成を示す模式図である。上述の第1実施形態に係る情報提供システム100Aと相違する点は、主に、選択結果記録部30を更に備えたことなので、その点について主に説明し、同一構成は同一符号を付し、説明を省略する。
この情報提供システム100Bでは、情報提供装置1の内部に、検索結果出力部15によって出力された検索結果で必要な文書が選択されたか否かの選択結果を記録するための選択結果記録部30を更に備え、選択結果記録部30に記録された選択結果を、ノード特定部14にフィードバックするフィードバック機構を有することが、第1実施形態に係る情報提供システム100Aと異なる。
ここで、この情報提供システム100Bは、情報提供装置1の内部において、保存部104等に選択結果記録部30の領域が設けられ、保存部104等に記憶された選択結果記録部30に記録された選択結果を、ノード特定部14にフィードバックするフィードバック機構を含めたプログラムを実行することにより実現される。
この第2実施形態に係る情報提供システム100Bでは、第1実施形態に係る情報提供システム100Aとは異なり、上記したフィードバック機構を有する。このため、この情報提供システム100Bでは、フィードバック結果が、検索結果出力部15でのフィルタリング、レコメンド、及び優先順位処理等に反映されるので、使用される度に検索精度を高めることができる。
[第3実施形態]
次に、図7を用いて、本発明の第3実施形態に係る情報提供システム100Cについて説明する。図7は、第3実施形態に係る情報提供システム100Cの構成を示す模式図である。上述の第1実施形態に係る情報提供システム100Aと相違する点は、主に、類似語解析部40を更に備えたことなので、その点について主に説明し、同一構成は同一符号を付し、説明を省略する。
この情報提供システム100Cでは、情報提供装置1の内部において、検索キーの類義語をノード特定過程で含むための類義語解析部40を、ノード特定部14に接続して、更に備えることが、第1実施形態に係る情報提供システム100Aと異なる。
ここで、この情報提供システム100Cは、情報提供装置1の内部において、保存部104等に類義語解析部40の領域が設けられ、保存部104等に記憶されたノード特定部14に接続されたノード特定用データベース19に記憶されているインデックスではヒットしない検索キーも類義語解析部40から検索キーの類義語をノード特定部14に送る機能を含めたプログラムを実行することにより実現される。
この第3実施形態に係る情報提供システム100Cでは、第1実施形態に係る情報提供システム100Aとは異なり、情報提供装置1の内部において、類義語解析部30を更に備える。このため、この情報提供システム100Cでは、ノード特定部14に接続されたノード特定用データベース19に記憶されているインデックスではヒットしない検索キーも類義語解析部40から検索キーの類義語をノード特定部14に送ることによって、フォローすることができる。
[第4実施形態]
次に、図8を用いて、本発明の第4実施形態に係る情報提供システム100Dについて説明する。図8は、第4実施形態に係る情報提供システム100Dの構成を示す模式図である。上述の第1実施形態に係る情報提供システム100Aと相違する点は、主に、類似語解析部50を更に備えたことなので、その点について主に説明し、同一構成は同一符号を付し、説明を省略する。
この情報提供システム100Dでは、ユーザ端末2の内部において、検索キーの類義語をノード特定過程で含むための類義語解析部50を、検索キー取得部11に接続して、更に備えることが、第1実施形態に係る情報提供システム100Aと異なる。
ここで、この情報提供システム100Dは、ユーザ端末2の内部において、不図示の保存部等に類義語解析部50の領域が設けられ、対象文書特定部12へ送る前に、検索キーの類義語も検索キーに含めるプログラムを実行することにより実現される。
この第4実施形態に係る情報提供システム100Dでは、第1実施形態に係る情報提供システム100Aとは異なり、ユーザ端末2の内部において、類義語解析部50を更に備える。このため、この情報提供システム100Dでは、類義語解析部50により、対象文書特定部12へ送る前に、検索キーの類義語も検索キーに含めることができ、検索キーが、ノード特定部14におけるインデックスでヒットしない確率を大幅に低減することができる。
本発明の実施形態を説明したが、実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
100A~D 情報提供システム
11 検索キー取得部(検索キー取得手段)
11A キーボード(検索キー取得手段)
11B マイクロホン(検索キー取得手段)
11C Webカメラ(検索キー取得手段)
12 対象文書特定部(対象文書特定手段)
13 文書構造タイプ特定部(文書構造タイプ特定手段)
14 ノード特定部(ノード特定手段)
15 検索結果出力部(検索結果出力手段)
16 文書出力部(文書出力手段)
17 対象文書特定用データベース
18 文書構造タイプ特定用データベース
19 ノード特定用データベース
19a 文書構造タイプ
20 検索結果出力用データベース
S1 ストレージ
30 選択結果記録部(選択結果記録手段)
40 類義語解析部(類義語解析手段)
50 類義語解析部(類義語解析手段)
2 ユーザ端末
N 通信網
S11 検索キー取得工程
S12 対象文書特定工程
S13 文書構造タイプ特定工程
S14 ノード特定工程
S15 検索結果出力工程
S16 文書出力工程
本発明に係る情報提供システムは、ユーザ端末から取得した情報に基づき、文書の検索を行う情報提供システムであって、前記ユーザ端末に前記情報としての検索キーを取得するための検索キー取得手段と、前記検索キー取得手段から取得された検索キーから検索の対象となる対象文書データを特定するための対象文書特定手段と、前記対象文書特定手段から特定された前記対象文書データに基づいて、前記対象文書データを構成する複数の文書構造タイプのうちの一の文書構造タイプの特定を行う文書構造タイプ特定手段と、対象文書データへのリンク情報を特定するために用いられ、ツリー構造の最上位階層を示すルートノード、前記最上位階層の下位を示す中間ノード、及び最下位層を示すリーフノードの少なくともいずれかを含むノード情報が記憶されたノード特定用データベースと、前記ノード特定用データベースを参照し、前記対象文書特定部で特定された対象文書と、前記文書構造タイプ特定部で特定された文書構造タイプと、に基づいて、前記対象文書データへのリンク情報を示すノードIDの特定を行うノード特定手段と、前記ノード特定手段で特定されたノードIDに基づいて、前記対象文書データの目次項目と、前記目次項目に紐づく目次項目キーワードと、を検索キーとして検索され、前記目次項目と、前記目次項目キーワードと、の組み合わせによって得られた実データのリンクリストを検索結果として出力する検索結果出力手段と、前記検索結果出力手段で出力された検索結果とリンクする前記リンクリストから選択的に文書の実データを出力可能な文書出力手段と、を備えることを特徴とする。
本発明に係る情報提供方法は、ユーザ端末から取得した情報に基づき、文書の検索を行う情報提供装置における情報提供方法であって、前記ユーザ端末に前記情報としての検索キーを取得する検索キー取得工程と、前記検索キー取得工程で取得された検索キーから検索の対象となる対象文書データを特定する対象文書特定工程と、前記対象文書特定工程から特定された前記対象文書データに基づいて、前記対象文書データを構成する複数の文書構造タイプのうちの一の文書構造タイプの特定を行う文書構造タイプ特定工程と、対象文書データへのリンク情報を特定するために用いられ、ツリー構造の最上位階層を示すルートノード、前記最上位階層の下位を示す中間ノード、及び最下位層を示すリーフノードの少なくともいずれかを含むノード情報が記憶されたノード特定用データベースを参照し、前記対象文書特定工程で特定された対象文書と、前記文書構造タイプ特定工程で特定された文書構造タイプと、に基づいて、前記対象文書データへのリンク情報を示すノードIDの特定を行うノード特定工程と、前記ノード特定工程で特定されたノードIDに基づいて、前記対象文書データの目次項目と、前記目次項目に紐づく目次項目キーワードと、を検索キーとして検索され、前記目次項目と、前記目次項目キーワードと、の組み合わせによって得られた実データのリンクリストを検索結果として出力する検索結果出力工程と、前記検索結果出力工程で出力された検索結果とリンクする前記リンクリストから選択した文書の実データを出力する文書出力工程と、を有することを特徴とする。
本発明に係るデータ構造は、請求項1記載の情報提供システムに用いられ、前記ノード特定用データベースに記憶され、検索結果である対象文書へのリンク情報を出力するために用いられるデータ構造であって、検索結果出力手段により検索される前記対象文書の目次項目を含み、前記目次項目は、前記ルートノードから前記中間ノード、前記中間ノードから前記リーフノードの順で木構造により紐づけられたリンク情報ポインターとして定義された文書構造データと、前記目次項目に該当する対象文書の本文から抽出され、前記本文を特定するための目次項目キーワードと、前記ノード特定手段で特定されたノードIDに基づいて、前記文書構造データに含まれる前記対象文書データの目次項目と、前記目次項目キーワードと、の組み合わせによって定められた検索対象の文書データへの前記リンク情報と、を有し前記検索結果出力手段における実データのリンクリストを検索結果として出力する処理に用いられること、を特徴とする。

Claims (11)

  1. ユーザ端末から取得した情報に基づき、文書の検索を行う情報提供システムであって、
    前記ユーザ端末に前記情報としての検索キーを取得するための検索キー取得手段と、
    前記検索キー取得手段から取得された検索キーから検索の対象となる対象文書データを特定するための対象文書特定手段と、
    前記文書特定手段から特定された前記対象文書データに基づいて、前記対象文書データを構成する複数の文書構造タイプのうちの一の文書構造タイプの特定を行う文書構造タイプ特定手段と、
    対象文書データへのリンク先を特定するために用いられるルートノード、中間ノード、及びリーフノードの少なくともいずれかを含むノード情報が記憶されたノード特定用データベースと、
    前記ノード特定用データベースを参照し、
    前記文書構造タイプ特定手段により特定された対象文書データへのリンク先を示すノードIDの特定を行うノード特定手段と、
    前記ノード特定手段で特定されたノードIDに基づいて、前記対象文書データの目次項目と、前記目次項目に紐づく目次項目キーワードと、の組み合わせによって得られた検索結果を出力する検索結果出力手段と、
    前記検索結果出力手段で出力された検索結果とリンクするリンクリストから選択的に文書の実データを出力可能な文書出力手段と、を備えること
    を特徴とする情報提供システム。
  2. 前記検索キー取得手段から前記ユーザ端末に取得される検索キーは、少なくとも、文字情報取得方式、音声情報取得方式、及び画像情報取得方式のうち、何れか、或いはこれらの複合の取得方式で取得されること
    を特徴とする請求項1記載の情報提供システム。
  3. 前記検索結果出力手段によって出力された検索結果で必要な文書が選択されたか否かの選択結果を記録するための選択結果記録手段を更に備え、
    前記選択結果記録手段に記録された選択結果を、前記ノード特定手段にフィードバックすること
    を特徴とする請求項1又は2記載の情報提供システム。
  4. 検索キーの類義語をノード特定過程で含むための類義語解析手段を、前記ノード特定手段に接続して、更に備えること
    を特徴とする請求項1又は2記載の情報提供システム。
  5. 検索キーの類義語をノード特定過程で含むための類義語解析手段を、前記検索キー取得手段に接続して、更に備えること
    を特徴とする請求項1又は2記載の情報提供システム。
  6. 前記文書出力手段によって出力可能な文書の実データは、文書テキストのみでなく、文書テキストに、イラスト、画像データ、動画データ及び音声データのうち、少なくとも何れか一が添付又はリンクされているコンテンツも含むこと
    を特徴とする請求項1~5の何れか1項記載の情報提供システム。
  7. 前記対象文書特定手段に接続され、対象文書のリストが記憶された対象文書特定用データベースと、
    前記文書構造タイプ特定手段に接続され、対象文書を構成する複数の文書構造タイプが記憶された文書構造タイプ特定用データベースと、
    前記検索結果出力手段に接続され、検索結果とリンクするリンク情報を含むリンクリストが記憶された検索結果出力用データベースと、を更に備えること
    を特徴とする請求項1~6の何れか1項記載の情報提供システム。
  8. 前記文書出力手段から出力可能な文書の実データは、通信網を介して接続されたストレージに記憶されていること
    を特徴とする請求項1~7の何れか1項記載の情報提供システム。
  9. ユーザ端末から取得した情報に基づき、文書の検索を行う情報提供方法であって、
    前記ユーザ端末に前記情報としての検索キーを取得する検索キー取得工程と、
    前記検索キー取得工程で取得された検索キーから検索の対象となる対象文書データを特定する対象文書特定工程と、
    前記文書特定手段から特定された前記対象文書データに基づいて、前記対象文書データを構成する複数の文書構造タイプのうちの一の文書構造タイプの特定を行う文書構造タイプ特定手段と、
    対象文書データへのリンク先を特定するために用いられるルートノード、中間ノード、及びリーフノードの少なくともいずれかを含むノード情報が記憶されたノード特定用データベースと、
    前記ノード特定用データベースを参照し、
    前記文書構造タイプ特定手段により特定された対象文書データへのリンク先を示すノードIDの特定を行うノード特定工程と、
    前記ノード特定工程で特定されたノードIDに基づいて、前記対象文書データの目次項目と、前記目次項目に紐づく目次項目キーワードと、の組み合わせによって得られた検索結果を出力する検索結果出力工程と、
    前記検索結果出力工程で出力された検索結果とリンクするリンクリストから選択した文書の実データを出力する文書出力工程と、を有すること
    を特徴とする情報提供方法。
  10. 表示部、制御部及び記憶部を備えるコンピュータに用いられ、前記記憶部に記憶され、検索結果である対象文書へのリンク情報を出力するために用いられるデータ構造であって、
    請求項1記載の情報提供システムにより特定される前記対象文書の目次項目を含み、前記目次項目は、ルートノード、中間ノード、リーフノードの順で木構造によるリンク情報のポインターとして定義された文書構造データと、
    前記目次項目に該当する対象文書の本文から抽出され、前記本文を特定するための目次項目キーワードと、
    前記文書構造データと、前記目次項目キーワードと、の組み合わせによって定められた検索対象の文書データへの前記リンク情報と、を含むこと、
    を特徴とするデータ構造。
  11. 前記ルートノードは、前記木機構造の最上位階層のルートノードであることを示すノードIDと、前記ルートノードに紐付けられる目次項目と、を含み、
    前記中間ノードは、前記最上位階層の下位の中間ノードであることを示すノードIDと、前記中間ノードに紐づけられる目次項目と、を含み、
    前記リーフノードは、前記木機構造の最下位層のリーフノードであることを示すノードIDと、前記リーフノードに紐づけられる目次項目とを含む請求項10に記載のデータ構造。
JP2021112426A 2021-07-06 2021-07-06 情報提供システム、情報提供方法、及びデータ構造 Active JP7272540B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021112426A JP7272540B2 (ja) 2021-07-06 2021-07-06 情報提供システム、情報提供方法、及びデータ構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021112426A JP7272540B2 (ja) 2021-07-06 2021-07-06 情報提供システム、情報提供方法、及びデータ構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2023008685A true JP2023008685A (ja) 2023-01-19
JP7272540B2 JP7272540B2 (ja) 2023-05-12

Family

ID=85112406

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021112426A Active JP7272540B2 (ja) 2021-07-06 2021-07-06 情報提供システム、情報提供方法、及びデータ構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7272540B2 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11242676A (ja) * 1998-02-25 1999-09-07 Hitachi Ltd 構造化文書登録方法、検索方法、およびそれに用いられる可搬型媒体
JP2000330979A (ja) * 1999-05-18 2000-11-30 Ntt Data Corp 検索対象となる電子文書の解析方法及び電子文書登録システム
JP2001167087A (ja) * 1999-12-14 2001-06-22 Fujitsu Ltd 構造化文書検索装置,構造化文書検索方法,構造化文書検索用プログラム記録媒体および構造化文書検索用インデックス作成方法
JP2016018279A (ja) * 2014-07-04 2016-02-01 富士通株式会社 文書ファイル検索プログラム、文書ファイル検索装置、文書ファイル検索方法、文書情報出力プログラム、文書情報出力装置及び文書情報出力方法
JP2020160494A (ja) * 2019-03-25 2020-10-01 富士ゼロックス株式会社 情報処理装置、文書管理システム及びプログラム

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11242676A (ja) * 1998-02-25 1999-09-07 Hitachi Ltd 構造化文書登録方法、検索方法、およびそれに用いられる可搬型媒体
JP2000330979A (ja) * 1999-05-18 2000-11-30 Ntt Data Corp 検索対象となる電子文書の解析方法及び電子文書登録システム
JP2001167087A (ja) * 1999-12-14 2001-06-22 Fujitsu Ltd 構造化文書検索装置,構造化文書検索方法,構造化文書検索用プログラム記録媒体および構造化文書検索用インデックス作成方法
JP2016018279A (ja) * 2014-07-04 2016-02-01 富士通株式会社 文書ファイル検索プログラム、文書ファイル検索装置、文書ファイル検索方法、文書情報出力プログラム、文書情報出力装置及び文書情報出力方法
JP2020160494A (ja) * 2019-03-25 2020-10-01 富士ゼロックス株式会社 情報処理装置、文書管理システム及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP7272540B2 (ja) 2023-05-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6883001B2 (en) Document information search apparatus and method and recording medium storing document information search program therein
US6442540B2 (en) Information retrieval apparatus and information retrieval method
KR101255405B1 (ko) 텍스트 메타데이터를 갖는 음성문서의 인덱싱 및 검색방법, 컴퓨터 판독가능 매체
JP5376163B2 (ja) 文書管理・検索システムおよび文書の管理・検索方法
US8280878B2 (en) Method and apparatus for real time text analysis and text navigation
JP5550669B2 (ja) 検索装置、検索方法およびプログラム
US20070244881A1 (en) System, method and user interface for retrieving documents
US8983965B2 (en) Document rating calculation system, document rating calculation method and program
WO2002101588A1 (fr) Systeme de gestion de contenus
KR20160124079A (ko) 인-메모리 데이터베이스 탐색을 위한 시스템 및 방법
US20130254190A1 (en) Search device, search method, and computer program product
WO2011091442A1 (en) System and method for optimizing search objects submitted to a data resource
JP2006048536A (ja) 情報処理装置、文書検索方法、ならびにプログラム、記憶媒体
US10650191B1 (en) Document term extraction based on multiple metrics
JP2003173280A (ja) データベース生成装置、データベース生成方法及びデータベース生成プログラム
JP2005250980A (ja) 文書検索システム、検索条件入力装置、検索実行装置、文書検索方法、および文書検索プログラム
US20110252313A1 (en) Document information selection method and computer program product
US20040010556A1 (en) Electronic document information expansion apparatus, electronic document information expansion method , electronic document information expansion program, and recording medium which records electronic document information expansion program
JP2003067397A (ja) コンテンツ管理システム
JP7272540B2 (ja) 情報提供システム、情報提供方法、及びデータ構造
JP2022114721A (ja) 情報提供システム及び情報提供方法
JP2004192374A (ja) 文書検索装置、プログラムおよび記録媒体
JP3939477B2 (ja) データベース検索システムおよび方法、記録媒体
JP4484957B1 (ja) 検索式生成装置、検索式生成方法、およびプログラム
KR20090049433A (ko) 색상 키워드를 이용한 검색 방법 및 시스템

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210720

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20210720

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20211019

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211220

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220315

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20220513

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220713

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20221011

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230110

C60 Trial request (containing other claim documents, opposition documents)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60

Effective date: 20230110

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20230118

C21 Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21

Effective date: 20230124

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230228

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230307

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230411

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230413

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7272540

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150