JP2023003590A - ハンド、ロボットおよびケーブル手繰り方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】対象物を安定した状態で把持でき、把持してからの作業の精度を高めることができるハンド、ロボットおよびケーブル手繰り方法を提供すること。【解決手段】ハンドは、互いに直交する3軸をX軸、Y軸およびZ軸としたとき、第1把持部を備える第1指部と、第2把持部を備え、前記第1指部と前記Z軸に沿う方向に並設されている第2指部と、を有し、前記第1指部と前記第2指部とを接近させて、前記第1把持部と前記第2把持部とで対象物を挟み込むことにより前記対象物を把持する。前記第1指部には、前記Z軸に沿う方向からの平面視で、前記第1把持部と重なって配置され、前記X軸、前記Y軸および前記Z軸の各軸に沿う並進力と、前記X軸、前記Y軸および前記Z軸の各軸まわりの回転力と、を検出する第1力センサーが配置されている。【選択図】図2
Description
本発明は、ハンド、ロボットおよびケーブル手繰り方法に関する。
特許文献1に記載されているロボットハンドは、開閉する一対の指と、一対の指の間に囲い込まれたケーブルを一対の指に押さえ付けるための押さえと、を有し、ケーブルを把持し易い構成となっている。
しかしながら、このような構成のロボットハンドでは、ケーブルを把持するまでは容易であっても、ケーブルを把持してからの作業の精度を高めることが困難である。
本発明のハンドは、互いに直交する3軸をX軸、Y軸およびZ軸としたとき、
第1把持部を備える第1指部と、
第2把持部を備え、前記第1指部と前記Z軸に沿う方向に並設されている第2指部と、を有し、
前記第1指部と前記第2指部とを接近させて、前記第1把持部と前記第2把持部とで対象物を挟み込むことにより前記対象物を把持し、
前記第1指部には、前記Z軸に沿う方向からの平面視で、前記第1把持部と重なって配置され、前記X軸、前記Y軸および前記Z軸の各軸に沿う並進力と、前記X軸、前記Y軸および前記Z軸の各軸まわりの回転力と、を検出する第1力センサーが配置されていることを特徴とする。
第1把持部を備える第1指部と、
第2把持部を備え、前記第1指部と前記Z軸に沿う方向に並設されている第2指部と、を有し、
前記第1指部と前記第2指部とを接近させて、前記第1把持部と前記第2把持部とで対象物を挟み込むことにより前記対象物を把持し、
前記第1指部には、前記Z軸に沿う方向からの平面視で、前記第1把持部と重なって配置され、前記X軸、前記Y軸および前記Z軸の各軸に沿う並進力と、前記X軸、前記Y軸および前記Z軸の各軸まわりの回転力と、を検出する第1力センサーが配置されていることを特徴とする。
本発明のロボットは、ロボット本体と、
前記ロボット本体に装着されている上述のハンドと、を有し、
前記第1力センサーの出力に基づいて前記対象物の把持位置を検出する。
前記ロボット本体に装着されている上述のハンドと、を有し、
前記第1力センサーの出力に基づいて前記対象物の把持位置を検出する。
本発明のケーブル手繰り方法は、上述のハンドを用いて前記対象物としてのケーブルを手繰るケーブル手繰り方法であって、
前記ハンドで前記ケーブルを把持する第1ステップと、
前記第1力センサーの出力に基づいて前記ケーブルの把持位置を検出する第2ステップと、
前記把持位置が所定箇所に位置するように前記ケーブルを把持し直す第3ステップと、
前記ハンドと前記ケーブルとを摺動させる第4ステップと、を含む。
前記ハンドで前記ケーブルを把持する第1ステップと、
前記第1力センサーの出力に基づいて前記ケーブルの把持位置を検出する第2ステップと、
前記把持位置が所定箇所に位置するように前記ケーブルを把持し直す第3ステップと、
前記ハンドと前記ケーブルとを摺動させる第4ステップと、を含む。
以下、本発明のハンド、ロボットおよびケーブル手繰り方法を添付図面に示す好適な実施形態に基づいて詳細に説明する。
<第1実施形態>
図1は、第1実施形態に係るロボットの全体構成を示す斜視図である。図2は、ロボットが有するハンドを示す側面図である。図3は、ハンドが有する第1把持部を示す平面図である。図4は、ケーブルに張力が加わる作業の一例を示す図である。図5ないし図7は、それぞれ、図4で示した作業の各工程を示す図である。図8は、ハンドが有する第1把持部を示す平面図である。図9は、手繰り動作の工程を示すフローチャートである。図10は、手繰り動作の工程を示すフローチャートである。図11は、ケーブルを引き回した様子を示す図である。
図1は、第1実施形態に係るロボットの全体構成を示す斜視図である。図2は、ロボットが有するハンドを示す側面図である。図3は、ハンドが有する第1把持部を示す平面図である。図4は、ケーブルに張力が加わる作業の一例を示す図である。図5ないし図7は、それぞれ、図4で示した作業の各工程を示す図である。図8は、ハンドが有する第1把持部を示す平面図である。図9は、手繰り動作の工程を示すフローチャートである。図10は、手繰り動作の工程を示すフローチャートである。図11は、ケーブルを引き回した様子を示す図である。
図1に示すロボット1は、精密機器やこれを構成する部品の給材、除材、搬送および組立等の作業を行う。このようなロボット1は、ロボット本体2と、ロボット本体2に装着されたハンド4と、各部の駆動を制御するロボット制御装置3と、を有する。
≪ロボット本体2≫
ロボット本体2は、駆動軸を6つ有する6軸ロボットである。ロボット本体2は、ベース21と、ベース21に回動自在に連結されたロボットアーム22と、を有し、ロボットアーム22の先端部にハンド4が装着されている。
ロボット本体2は、駆動軸を6つ有する6軸ロボットである。ロボット本体2は、ベース21と、ベース21に回動自在に連結されたロボットアーム22と、を有し、ロボットアーム22の先端部にハンド4が装着されている。
ロボットアーム22は、複数のアーム221、222、223、224、225、226が回動自在に連結されたロボティックアームであり、6つの関節J1~J6を備えている。このうち、関節J2、J3、J5は、曲げ関節であり、関節J1、J4、J6は、ねじり関節である。また、関節J1、J2、J3、J4、J5、J6には、それぞれ、モーターMとエンコーダーEとが設置されている。
ただし、ロボット本体2の構成としては、特に限定されない。例えば、ロボット本体2は、スカラロボット(水平多関節ロボット)、双腕ロボット等であってもよい。また、ロボット本体2は、床等に固定されて移動不可となっていてもよいし、無人搬送車(AGV)等の移動装置に固定されて移動可能となっていてもよい。
≪ハンド4≫
次に、ハンド4について説明するが、以下では、説明の便宜上、互いに直交する3軸をX軸、Y軸およびZ軸とする。図2に示すように、ハンド4は、アーム226に着脱自在に装着される基部40と、基部40に対してZ軸方向に移動自在な第1指部43および第2指部44と、第1指部43に配置された第1力センサー45と、第1指部43および第2指部44を基部40に対してZ軸方向に移動させる開閉機構47と、を有する。
次に、ハンド4について説明するが、以下では、説明の便宜上、互いに直交する3軸をX軸、Y軸およびZ軸とする。図2に示すように、ハンド4は、アーム226に着脱自在に装着される基部40と、基部40に対してZ軸方向に移動自在な第1指部43および第2指部44と、第1指部43に配置された第1力センサー45と、第1指部43および第2指部44を基部40に対してZ軸方向に移動させる開閉機構47と、を有する。
また、第1指部43は、基部40からY軸に沿う方向に延出し、その先端部には対象物Qを把持する第1把持部431が配置されている。そして、第1把持部431の内面すなわち対象物Qと対向する面が対象物Qと接触する第1把持面431aを構成している。同様に、第2指部44は、基部40からY軸に沿う方向に延出し、その先端部には対象物Qを把持する第2把持部441が配置されている。そして、第2把持部441の内面が対象物Qと接触する第2把持面441aを構成している。
第1把持面431aおよび第2把持面441aは、それぞれ、Z軸を法線とする平坦面で構成され、Z軸に沿う方向に対向して配置されている。第1把持部431および第2把持部441は、対象物Qを把持した際に弾性変形する程度に柔軟な部材であってもよいし、対象物Qを把持した程度では実質的に弾性変形しない硬質な部材であってもよい。
このような構成のハンド4では、開閉機構47が有する図示しないモーターの駆動によって、第1指部43および第2指部44が開閉する。具体的には、モーターが順回転することにより第1指部43および第2指部44が互いに接近し、第1把持部431および第2把持部441で対象物Qを挟持することにより対象物Qをキャッチ(把持)することができる。反対に、モーターが逆回転することにより第1指部43および第2指部44が互いに離間し、把持した対象物Qをリリース(離脱)することができる。
また、第1指部43には第1力センサー45が配置されている。第1力センサー45は、Z軸に沿う方向から見て第1把持部431と重なって配置されている。特に、本実施形態では、第1指部43と第1把持部431との間に第1力センサー45が配置されており、互いの中心同士がZ軸に並んでいる。
第1力センサー45は、互いに直交する3つの検出軸x、y、zを有しており、各検出軸x、y、zに沿う並進力(軸力)および各検出軸x、y、zまわりの回転力(モーメント)をそれぞれ独立して検出することができる6軸力センサーである。第1力センサー45は、検出軸xがX軸と一致し、検出軸yがY軸と一致し、検出軸zがZ軸と一致するように配置されている。ただし、第1力センサー45の姿勢は、特に限定されない。
≪ロボット制御装置3≫
図1に示すロボット制御装置3は、ロボット1の運転中、各エンコーダーEの出力が示す関節J1~J6の回転角度や第1力センサー45からの出力に基づいてロボットアーム22およびハンド4の駆動を制御する。
図1に示すロボット制御装置3は、ロボット1の運転中、各エンコーダーEの出力が示す関節J1~J6の回転角度や第1力センサー45からの出力に基づいてロボットアーム22およびハンド4の駆動を制御する。
ロボット制御装置3は、例えば、コンピューターから構成され、情報を処理するプロセッサー(CPU)と、プロセッサーに通信可能に接続されたメモリーと、外部装置との接続を行う外部インターフェースと、を有する。メモリーにはプロセッサーにより実行可能な各種プログラムが保存され、プロセッサーは、メモリーに記憶された各種プログラム等を読み込んで実行することができる。なお、ロボット制御装置3の構成要素の一部または全部は、ロボット本体2の筐体の内側に配置されてもよい。また、ロボット制御装置3は、複数のプロセッサーにより構成されてもよい。
以上、ロボット1の構成について説明した。このようなロボット1では、第1力センサー45からの出力に基づいて、第1把持部431と第2把持部441とで把持した対象物Qの把持力Fhおよび把持位置Phを検出することができる。なお、ロボット1では、ロボット制御装置3が第1力センサー45からの出力に基づいて把持力Fhおよび把持位置Phの検出を行うが、これに限定されず、ロボット制御装置3とは別の装置が把持力Fhおよび把持位置Phの検出を行い、その検出結果をロボット制御装置3に送信してもよい。また、前記「把持位置Ph」とは、把持重心とも言い、把持された対象物Qに加わる力の分布中心を意味する。
第1力センサー45が検出する検出軸x、y、zに沿う並進力をFx、Fy、Fzとし、検出軸x、y、zまわりの回転力をMx、My、Mzとしたとき、対象物Qの把持力Fhは、並進力Fzで表される。つまり、Fh=fzである。また、第1把持部431の中心Oと把持位置PhとのX軸に沿う方向の離間距離lxおよびY軸に沿う方向の離間距離lyは、下記式(1)および(2)に示すように、把持力Fh(=Fz)および回転力Mx、Myを用いて求めることができる。
上記式(1)、(2)で求められる離間距離lx、lyによって把持位置Phの中心Oからのずれ量が求められる。図3に示すように、把持位置Phが中心Oからずれると、対象物Qの姿勢が不安定になったり、対象物Qがハンド4から意図せずに離脱したりするおそれがある。
そこで、ロボット制御装置3は、中心Oからのずれ量が予め設定された許容範囲内であれば、そのままの対象物Qを把持し続けるよう命令し、反対に、中心Oからのずれ量が許容範囲外であれば、対象物Qの把持をやり直すよう命令してもよい。これにより、対象物Qを安定した姿勢で把持することができ、後の作業をスムーズにかつ正確に行うことができる。対象物Qの把持をやり直す際には、求めた離間距離lx、lyに基づいて、把持位置Phを中心Oに一致させるためのハンド4の補正座標を求め、求めた補正座標にハンド4を移動させればよい。これにより、中心Oと把持位置Phとのずれが少ない状態で対象物Qを把持し直すことができる。
次に、把持した対象物Qに張力Ft(テンション)が加わっている場合について説明する。この場合、ロボット制御装置3は、第1力センサー45の出力に基づいて対象物Qの把持力Fhおよび把持位置Phと共に対象物Qに加わる張力Ftを検出することができる。
なお、把持した対象物Qに張力Ftが加わる場面としては、特に限定されない。以下では、このような場面として、図4に示すように、既に基端部が基板BのコネクターC1に接続されている対象物QとしてのケーブルQ1の先端部を別のコネクターC2に接続する例を挙げて説明する。
この場合、まず、図5に示すように、ケーブルQ1をハンド4で把持する。そして、図6に示すように、ケーブルQ1を軽く握った状態で、ハンド4をケーブルQ1と摺動させながらX軸に沿う方向に移動させ、ケーブルQ1の先端部に到達させる。この際、ケーブルQ1は、先端側へ引っ張られ、張力Ftを受ける。以下では、この動作を「手繰り動作」とも言う。そして、図7に示すように、ハンド4がケーブルQ1の先端部まで移動したところでケーブルQ1を強く把持し、ケーブルQ1の先端部をコネクターC2に接続する。
なお、手繰り動作は、これに限定されず、例えば、別のロボットでケーブルQ1を把持して固定した状態で手繰り動作を行ってもよい。また、ロボット本体2が双腕ロボットの場合には、一方のハンドでケーブルQ1を把持して固定した状態で、他方のハンドで手繰り動作を行ってもよい。
手繰り動作中の対象物Qの把持力Fhは、並進力Fzで表される。つまり、Fh=fzである。また、図8に示すように、中心Oと把持位置Phとの離間距離lx、lyは、上記式(1)および(2)で求めることができる。ここまでは、張力Ftが加わっていない場合と同様である。また、手繰り動作中にケーブルQ1に加わる張力Ftは、下記式(3)に示すように、並進力Fx、Fyを用いて求めることができる。
さらには、並進力Fx、Fy、Fzおよび回転力Mx、My、Mzと、把持力Fh、張力Ft、張力Ftの方向角θおよび把持位置Ph(lx、ly)との関係は、下記表1のようになる。なお、並進力Fx、Fyは、ケーブルQ1の張力Ftによって発生し、並進力Fxは、把持力Fhによって発生する。また、回転力Mx、Myは、把持位置Phの中心OからのずれとケーブルQ1の張力Ftとによって発生し、回転力Mzは、ケーブルQ1の張力Ftによって発生する。また、回転力Mx、My中の「t」は、第1把持部431の厚さを意味する。
ロボット制御装置3は、このようにして第1力センサー45の出力に基づいて各種情報を取得することができ、得られた情報に基づいてロボット1の各部を制御することができる。これにより、対象物Qを把持した後の作業をスムーズかつ正確に行うことができるロボット1となる。
次に、ロボット制御装置3による手繰り動作の制御方法について説明する。手繰り動作については、先に簡単に説明したが、この手繰り動作においては、動作中にケーブルQ1がハンド4から離脱しないようにハンド4を動かす必要があり、ケーブルQ1の離脱を阻止するために、手繰り動作中は、把持位置Phが中心Oに位置することが好ましい。そのため、ロボット制御装置3は、手繰り動作中に把持位置Phを周期的に検出し、検出した把持位置Phに基づいて、把持位置Phが中心Oと一致するようにハンド4の軌道を補正する。これにより、手繰り動作中におけるケーブルQ1の離脱を効果的に抑制することができ、手繰り動作をスムーズに行うことができると共に、その後の工程についてもスムーズかつ正確に行うことができる。以下、図9に示すフローチャートに基づいて詳細に説明する。
まず、ステップS11として、ロボット制御装置3は、ハンド4でケーブルQ1を把持する。把持後は、Z軸を鉛直方向と一致させ、ハンド4を第1把持部431と第2把持部441とが鉛直方向に並ぶ姿勢とすることが好ましい。これにより、第1把持部431または第2把持部441によってケーブルQ1をその下方側から支持することができるため、把持力Fhを弱めた際にハンド4からケーブルQ1が離脱するのを効果的に抑制することができる。
次に、ステップS12として、ロボット制御装置3は、第1力センサー45からの出力に基づいてケーブルQ1の把持位置Ph(lx、ly)を検出する。把持位置Phの検出方法は、前述した通りである。次に、ステップS13として、ロボット制御装置3は、ステップS12で検出した把持位置Ph(lx、ly)に基づいて、把持位置Phを中心Oに一致させるためのハンド4の補正座標を求める。
次に、ステップS14として、ロボット制御装置3は、第1指部43および第2指部44の間隔を広げてハンド4の把持力Fhを弱め、ケーブルQ1に対してハンド4を自由に動かせる状態とする。次に、ステップS15として、ロボット制御装置3は、ステップS13で求めた補正座標にハンド4を移動させる。次に、ステップS16として、ロボット制御装置3は、把持力Fhを強め、ハンド4でケーブルQ1を把持する。これにより、理想的には、把持位置Phが中心Oと一致した状態でハンド4がケーブルQ1を把持した状態となる。
次に、ステップS17として、ロボット制御装置3は、第1力センサー45の出力から得られる各種情報に基づいてハンド4の把持力Fhを最適値に調整した後、予め定められた移動距離D分だけハンド4をケーブルQ1に対して摺動させながらX軸に沿って移動させ、手繰り動作を行う。なお、把持力Fhの最適値は、手繰り動作中にケーブルQ1に加わる張力Ftが所定値以下となるように設定される。つまり、ステップS17では、ケーブルQ1に加わる張力Ftが所定値以下となるようにケーブルの把持力Fhを制御する。これにより、ケーブルQ1の断線、切断やコネクターC1からの離脱等を抑制することができる。
このようなステップS11~S17を、ハンド4がケーブルQ1の先端部を手繰り寄せるまで、すなわち、ハンド4がケーブルQ1の先端部を把持した状態となるまで繰り返し行う。このように、ステップS11~S17を複数回繰り返すことにより、一度の手繰り動作で手繰り寄せる量すなわち移動距離Dを小さく設定することができる。そのため、手繰り動作中にハンド4からケーブルQ1が離脱するのを効果的に抑制することができる。
以上により、手繰り動作が完了する。このような手繰り動作の方法によれば、移動距離D分の手繰り動作を行うごとに、把持位置Phを中心Oに一致させるようにケーブルQ1に対するハンド4の位置を補正するため、手繰り動作中にハンド4からケーブルQ1が離脱するのを効果的に抑制することができる。そのため、手繰り動作の失敗確率が著しく下がり、その後の作業にスムーズに移行することができる。
また、別の手繰り動作の方法として、次のような方法もある。前述の手繰り動作の方法では、補正座標へのハンド4の移動の後に手繰り動作が行われているが、以下に示す方法では、補正座標へのハンド4の移動と手繰り動作とを並行して行っている。そのため、前述した方法に比べて手繰り動作を完了するまでにかかる時間が短くなり、生産性が向上する。以下、図10に示すフローチャートに基づいて説明する。
まずは、ステップS21として、ハンド4でケーブルQ1を把持する。次に、ステップS22として、ロボット制御装置3は、第1力センサー45からの出力に基づいてケーブルQ1の把持位置Ph(lx、ly)を検出する。把持位置Phの検出方法は、前述した通りである。次に、ロボット制御装置3は、ステップS23、S24を並行して行う。ステップS23では、ステップS22で検出した把持位置Ph(lx、ly)と移動距離Dとに基づいて、手繰り動作を終えた状態で把持位置Phが中心Oに一致するようなハンド4の移動先座標を求め、求めた移動先座標にハンド4を移動させる。一方、ステップS24では、第1力センサー45の出力から得られる各種情報に基づいてハンド4の把持力Fhの最適値を求め、求めた把持力Fhとなるように第1指部43および第2指部44の間隔を調整する。つまり、手繰り動作を行いながら把持力Fhを調整する。なお、把持力Fhの最適値は、手繰り動作中にケーブルQ1に加わる張力Ftが所定値以下となるように設定される。これにより、ケーブルQ1を断線やコネクターC1からの離脱等を抑制することができる。
これにより、ステップS22、S23を終えた状態では、ハンド4が移動距離DだけケーブルQ1の先端側に移動し、かつ、把持位置Phが中心Oに一致した状態でケーブルQ1がハンド4に把持された状態となる。このようなステップS21~S24を、ハンド4がケーブルQ1の先端部を手繰り寄せるまで、すなわち、ハンド4がケーブルQ1の先端部を把持した状態となるまで繰り返し行う。
以上により、手繰り動作が完了する。このような手繰り動作の方法によれば、補正座標へのハンド4の移動と手繰り動作とを並行して行うため、手繰り動作をより短時間で完了することができる。
このような手繰り動作を終えた後、例えば、ロボットは、ケーブルQ1を対象の物体に引き回すことができる。例えば、図11に示すように、ケーブルQ1を引っ張りながら板状の物体9から突出する3つの円柱形状の突起部91、92、93のそれぞれに順に引っ掛けて物体9に取り付ける。なお、この際、ケーブルQ1に加わる張力Ftが所定値以下となるようにケーブルQ1を引っ張ることが好ましい。これにより、ケーブルQ1の離脱、ケーブルQ1の断線、切断等を抑制することができる。
以上、本実施形態のロボット1について説明した。このようなロボット1が有するハンド4は、互いに直交する3軸をX軸、Y軸およびZ軸としたとき、第1把持部431を備える第1指部43と、第2把持部441を備え、第1指部43とZ軸に沿う方向に並設されている第2指部44と、を有し、第1指部43と第2指部44とを接近させて、第1把持部431と第2把持部441とで対象物Qを挟み込むことにより対象物Qを把持し、第1指部43には、Z軸に沿う方向からの平面視で、第1把持部431と重なって配置され、X軸、Y軸およびZ軸の各軸に沿う並進力Fx、Fy、Fzと、X軸、Y軸およびZ軸の各軸まわりの回転力Mx、My、Mzと、を検出する第1力センサー45が配置されている。このような構成のハンド4によれば、第1力センサー45の出力に基づいて、対象物Qの把持力Fhおよび把持位置Phを検出することができる。そのため、把持力Fhおよび把持位置Phが目標値となるように対象物Qを把持し直すことが可能となり、対象物Qを安定して把持することができると共に、その後の作業をスムーズかつ正確に行うことができる。
また、前述したように、ハンド4によれば、第1力センサー45の出力に基づいて、対象物Qの把持位置Phを検出することができる。そのため、把持位置Phが目標値となるように対象物Qを把持し直すことが可能となり、対象物Qを安定して把持することができると共に、その後の作業をスムーズかつ正確に行うことができる。
また、前述したように、ハンド4によれば、第1力センサー45の出力に基づいて、対象物Qに加えられるZ軸に直交する方向の外力を検出することができる。これにより、例えば、対象物Qに過度な外力が加わらないように把持力Fhを調整することができる。そのため、対象物Qの破損を効果的に抑制することができる。
また、前述したように、ロボット1は、ロボット本体2と、ロボット本体2に装着されているハンド4と、を有し、第1力センサー45の出力に基づいて対象物Qの把持位置Phを検出する。これにより、対象物Qを安定して把持することができると共に、その後の作業をスムーズかつ正確に行うことができる。
また、前述したように、ロボット1は、検出した把持位置Phに基づいてハンド4が対象物Qを把持する。これにより、対象物Qを安定して把持することができると共に、その後の作業をスムーズかつ正確に行うことができる。
また、前述したように、ハンド4を用いて対象物QとしてのケーブルQ1を手繰るケーブル手繰り方法は、ハンド4でケーブルQ1を把持する第1ステップとしてのステップS11と、第1力センサー45の出力に基づいてケーブルQ1の把持位置Phを検出する第2ステップとしてのステップS12と、把持位置Phが所定箇所、特に中心Oに位置するようにケーブルQ1を把持し直す第3ステップとしてのステップS15と、ハンド4とケーブルQ1とを摺動させる第4ステップとしてのステップS17と、を含む。これにより、手繰り動作中にケーブルQ1がハンド4から離脱してしまうのを効果的に抑制することができる。また、手繰り動作後の作業をスムーズかつ正確に行うことができる。
また、前述したように、ステップS17では、ケーブルQ1に加わる張力Ftが所定値以下となるようにケーブルの把持力Fhを制御する。これにより、ケーブルQ1の断線、切断等を抑制することができる。
また、前述したように、ケーブル手繰り方法では、ステップS11からステップS17までを複数回繰り返す。これにより、一度の手繰り動作で手繰り寄せる量すなわち移動距離Dを小さく設定することができる。そのため、手繰り動作中にハンド4からケーブルQ1が離脱するのを効果的に抑制することができる。
また、図10のフローチャートで示したように、ケーブル手繰り方法の別の例では、把持位置Phが所定箇所、特に中心Oに位置するようにケーブルQ1を把持し直す第3ステップと、ハンド4とケーブルQ1とを摺動させる第4ステップとを並行して行う。これにより、手繰り動作をより短時間で行うことができる。
<第2実施形態>
図12は、第2実施形態に係るハンドを示す斜視図である。図13は、ハンドでケーブルを把持した状態を示す図である。
図12は、第2実施形態に係るハンドを示す斜視図である。図13は、ハンドでケーブルを把持した状態を示す図である。
本実施形態に係るハンド4は、第1把持面431aの形状が異なること以外は、前述した第1実施形態のハンド4と同様である。そのため、以下の説明では、本実施形態のハンド4に関し、前述した第1実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項に関してはその説明を省略する。また、本実施形態における図において、前述した実施形態と同様の構成については、同一符号を付している。
図12に示すように、第1把持部431の第1把持面431aは、手繰り方向すなわち手繰り動作時のハンド4の移動方向であるX軸方向に直交するY軸まわりに湾曲し、Y軸に沿って延在する半月状(蒲鉾状)の凸面で構成されている。このような構成によれば、図13に示すように、ケーブルQ1が第1把持面431aの頂部431a’と第2把持面441aとの間に挟持されるため、離間距離lxが一定となり、離間距離lyだけが変動する。そのため、把持位置Ph(lx、ly)、補正座標等の検出が容易となり、手繰り動作をよりスムーズに行うことができる。
特に、本実施形態では、Z軸に沿う方向からの平面視で、頂部431a’が第1把持部431の中心Oと重なっているため、実質的に、離間距離lx=0となる。そのため、把持位置Ph(lx、ly)、補正座標等の検出が容易となり、手繰り動作をさらにスムーズに行うことができる。
このように、本実施形態のハンド4は、第1把持部431と第2把持部441とで把持した対象物QとしてのケーブルQ1をZ軸に直交するX軸に沿う方向に摺動させることができ、第1把持部431が有しケーブルQ1と接触する第1把持面431aは、摺動の方向であるX軸に直交するY軸まわりに湾曲し、Y軸に沿って延在する凸面である。このような構成によれば、離間距離lxが一定となり、離間距離lyだけが変動する。そのため、把持位置Ph(lx、ly)、補正座標等の検出が容易となり、手繰り動作をよりスムーズに行うことができる。
以上のような第2実施形態によっても、前述した第1実施形態と同様の効果を発揮することができる。
<第3実施形態>
図14は、第3実施形態に係るハンドを示す側面図である。
図14は、第3実施形態に係るハンドを示す側面図である。
本実施形態に係るハンド4は、第2力センサー46をさらに有すること以外は、前述した第1実施形態のハンド4と同様である。そのため、以下の説明では、本実施形態のハンド4に関し、前述した第1実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項に関してはその説明を省略する。また、本実施形態における図において、前述した実施形態と同様の構成については、同一符号を付している。
図14に示すように、本実施形態のハンド4は、第2指部44に配置された第2力センサー46を有する。第2力センサー46は、第1力センサー45と同様に、Z軸に沿う方向から見て第2把持部441と重なって配置されている。特に、本実施形態では、第2指部44と第2把持部441との間に第2力センサー46が配置されており、互いの中心同士がZ軸に並んでいる。
第2力センサー46は、第1力センサー45と同様に、互いに直交する3つの検出軸x、y、zを有しており、各検出軸x、y、zに沿う並進力(軸力)および各検出軸x、y、zまわりの回転力(モーメント)をそれぞれ独立して検出することができる6軸力センサーである。第2力センサー46は、検出軸xがX軸と一致し、検出軸yがY軸と一致し、検出軸zがZ軸と一致するように配置されている。ただし、第2力センサー46の姿勢は、特に限定されない。
このような構成によれば、第1力センサー45からの出力と第2力センサー46からの出力とを加算もしくは減算することにより、前述した第1実施形態と比べて約2倍の強度を有する出力を得ることができる。そのため、把持力Fh、把持位置Ph、張力Ft等の各種情報をより精度よく検出することができる。
このように、本実施形態のハンド4では、第2指部44には、Z軸に沿う方向からの平面視で、第2把持部441と重なって配置され、X軸、Y軸およびZ軸の各軸に沿う並進力と、X軸、Y軸およびZ軸の各軸まわりの回転力と、を検出する第2力センサー46が配置されている。このような構成によれば、第1力センサー45からの出力と第2力センサー46からの出力とを加算もしくは減算することにより、前述した第1実施形態と比べて約2倍の強度を有する出力を得ることができる。そのため、把持力Fh、把持位置Ph、張力Ft等の各種情報をより精度よく検出することができる。
以上のような第3実施形態によっても前述した第1実施形態と同様の効果を発揮することができる。
以上、本発明のハンド、ロボットおよびケーブル手繰り方法を図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置換することができる。また、本発明に、他の任意の構成物が付加されていてもよい。また、各実施形態を適宜組み合わせてもよい。
1…ロボット、2…ロボット本体、21…ベース、22…ロボットアーム、221…アーム、222…アーム、223…アーム、224…アーム、225…アーム、226…アーム、3…ロボット制御装置、4…ハンド、40…基部、43…第1指部、431…第1把持部、431a…第1把持面、431a’…頂部、44…第2指部、45…第1力センサー、46…第2力センサー、47…開閉機構、441…第2把持部、441a…第2把持面、B…基板、C1…コネクター、C2…コネクター、D…移動距離、E…エンコーダー、Fh…把持力、Ft…張力、J1…関節、J2…関節、J3…関節、J4…関節、J5…関節、J6…関節、M…モーター、O…中心、Ph…把持位置、Q…対象物、Q1…ケーブル、S11…ステップ、S12…ステップ、S13…ステップ、S14…ステップ、S15…ステップ、S16…ステップ、S17…ステップ、S21…ステップ、S22…ステップ、S23…ステップ、S24…ステップ、lx…離間距離、ly…離間距離、x…検出軸、y…検出軸、z…検出軸
Claims (11)
- 互いに直交する3軸をX軸、Y軸およびZ軸としたとき、
第1把持部を備える第1指部と、
第2把持部を備え、前記第1指部と前記Z軸に沿う方向に並設されている第2指部と、を有し、
前記第1指部と前記第2指部とを接近させて、前記第1把持部と前記第2把持部とで対象物を挟み込むことにより前記対象物を把持し、
前記第1指部には、前記Z軸に沿う方向からの平面視で、前記第1把持部と重なって配置され、前記X軸、前記Y軸および前記Z軸の各軸に沿う並進力と、前記X軸、前記Y軸および前記Z軸の各軸まわりの回転力と、を検出する第1力センサーが配置されていることを特徴とするハンド。 - 前記第1力センサーの出力に基づいて、前記対象物の把持位置を検出する請求項1に記載のハンド。
- 前記第1力センサーの出力に基づいて、前記対象物に加えられる前記Z軸に直交する方向の外力を検出する請求項1または2に記載のハンド。
- 前記第1把持部と前記第2把持部とで把持した前記対象物を前記Z軸方向に直交する方向に摺動させることができ、
前記第1把持部が有し前記対象物と接触する第1把持面は、前記摺動の方向に直交する軸まわりに湾曲し、前記軸に沿って延在する凸面である請求項1ないし3のいずれか1項に記載のハンド。 - 前記第2指部には、前記Z軸に沿う方向からの平面視で、前記第2把持部と重なって配置され、前記X軸、前記Y軸および前記Z軸の各軸に沿う並進力と、前記X軸、前記Y軸および前記Z軸の各軸まわりの回転力と、を検出する第2力センサーが配置されている請求項1ないし4のいずれか1項に記載のハンド。
- ロボット本体と、
前記ロボット本体に装着されている請求項1ないし5のいずれか1項に記載のハンドと、を有し、
前記第1力センサーの出力に基づいて前記対象物の把持位置を検出することを特徴とするロボット。 - 検出した前記把持位置に基づいて前記ハンドが前記対象物を把持する請求項6に記載のロボット。
- 請求項1ないし5のいずれか1項に記載のハンドを用いて前記対象物としてのケーブルを手繰るケーブル手繰り方法であって、
前記ハンドで前記ケーブルを把持する第1ステップと、
前記第1力センサーの出力に基づいて前記ケーブルの把持位置を検出する第2ステップと、
前記把持位置が所定箇所に位置するように前記ケーブルを把持し直す第3ステップと、
前記ハンドと前記ケーブルとを摺動させる第4ステップと、を含むことを特徴とするケーブル手繰り方法。 - 前記第4ステップでは、前記ケーブルに加わる張力が所定値以下となるように前記ケーブルの把持力を制御する請求項8に記載のケーブル手繰り方法。
- 前記第1ステップから前記第4ステップまでを複数回繰り返す請求項8または9に記載のケーブル手繰り方法。
- 前記第3ステップと前記第4ステップとを並行して行う請求項8ないし10のいずれか1項に記載のケーブル手繰り方法。
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2021
- 2021-06-24 JP JP2021104751A patent/JP2023003590A/ja active Pending
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