JP2023001732A - Traveling vehicle body - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、左右操向前輪を装備した走行車体に関する。 The present invention relates to a traveling vehicle body equipped with left and right steerable front wheels.
左右前輪を圃場の条件に応じてトーインとトーアウトに変更して適切な作業が行えるようにした走行車体がある(例えば、特許文献1参照)。 There is a traveling vehicle body in which the left and right front wheels are changed to toe-in and toe-out according to the conditions of the field so that suitable work can be performed (see, for example, Patent Document 1).
左右前輪を左右入れ替えてトーインとトーアウトに変更するものであり、そのトー角変更は容易ではなく、走行中にトー角の変更を行なうことができないものであった。 Toe-in and toe-out are changed by interchanging the left and right front wheels, and it is not easy to change the toe angle, and the toe angle cannot be changed during running.
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、容易に且つ走行中でも左右前輪のトー角の変更が行える走行車体を提供することを目的とする。 SUMMARY OF THE INVENTION It is an object of the present invention to provide a running vehicle body that can easily change the toe angles of the left and right front wheels even during running.
請求項1記載の発明は、駆動輪である後輪8と操向操作装置19にて操向される左右前輪7,7を装備した走行車体において、操向操作装置19の操向操作により左右前輪7,7をタイロッド32L,32Rを介して左右方向に操向回動させるピットマンアーム27を設け、該タイロッド32L,32Rとピットマンアーム27の連結位置を変更させて左右前輪7,7のトー角を変更するアクチュエータにより作動するトー角変更機構29L,29Rを設けた走行車体である。
According to the first aspect of the present invention, a traveling vehicle body equipped with a rear wheel 8 which is a drive wheel and left and right
請求項1記載の発明によれば、操向操作装置19の操向操作により左右前輪7,7をタイロッド32L,32Rを介して左右方向に操向回動させるピットマンアーム27を設け、該タイロッド32L,32Rとピットマンアーム27の連結位置を変更させて左右前輪7,7のトー角を変更するアクチュエータにより作動するトー角変更機構29L,29Rを設けたので、アクチュエータを作動させて左右前輪7,7のトー角を容易に且つ走行中でも行うことができる。
According to the first aspect of the present invention, the
請求項2記載の発明は、トー角変更機構29L,29Rがピットマンアーム27の回動軸28の左右側に設けた互いに噛合する左右ギヤ29L,29Rであり、該左右ギヤ29L,29Rに各々左右タイロッド32L,32Rの一端が連結され、アクチュエータにて左右ギヤ29L,29Rを回転させて左右前輪7,7のトー角を変更する請求項1に記載の走行車体である。
According to a second aspect of the invention, the toe
請求項3記載の発明は、トー角変更機構29L,29Rをピットマンアーム27の上側に設けた請求項1または請求項2に記載の走行車体である。
The invention according to claim 3 is the traveling vehicle body according to claim 1 or
請求項4記載の発明は、トー角変更操作具35の操作にてアクチュエータを作動させて左右前輪7,7のトー角を変更する請求項1~3のいずれか1項に記載の走行車体である。
The invention according to claim 4 is the traveling vehicle body according to any one of
請求項5記載の発明は、後輪8の回転数を検出する回転数検出装置にてスリップ率を算出し、スリップ率が標準値よりも大きいときは、アクチュエータを作動させて左右前輪7,7をトーインにし、スリップ率が標準値よりも小さいときは、アクチュエータを作動させて左右前輪7,7をトーアウトにする請求項1~4のいずれか1項に記載の走行車体である。
According to the fifth aspect of the invention, the slip ratio is calculated by a rotational speed detection device that detects the rotational speed of the rear wheels 8, and when the slip ratio is greater than a standard value, the actuator is operated to drive the left and right
以下、図面に基づき、本発明の好ましい実施の形態について説明する。 Preferred embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
<全体構成>
図1は、本発明の走行車体の一実施形態である、施肥装置を装着した乗用型田植機の側面図である。この施肥装置付き乗用型田植機1は、走行車体2の後側に昇降リンク装置3を介して苗植付部4が昇降可能に装着され、走行車体2の後部上側に施肥装置5の本体部分が設けられている。そして、苗植付部4の前部には整地ロータ6が設けられている。また、走行車体2の前部左右両側には、予備苗載台Yが設けられ、走行車体2の前端中央にはセンターマーカCMが設けられている。なお、乗用型田植機1の前進方向に向かって左右方向をそれぞれ左、右といい、前進方向と後進方向をそれぞれ前、後という。
<Overall composition>
FIG. 1 is a side view of a riding-type rice transplanter equipped with a fertilizing device, which is one embodiment of the traveling vehicle body of the present invention. In this riding-
<走行車体2>
走行車体2は、駆動輪である左右一対の前輪7,7及び左右一対の後輪8,8を備えた四輪駆動車両であって、機体の前部にミッションケース9が配置され、そのミッションケース9の左右側方にキャスタ角Aをつけて前輪ファイナルケース10,10が設けられ、該左右前輪ファイナルケース10,10の操向方向を変更可能な各々の前輪支持部10a,10aから外向きに突出する左右前輪車軸10b,10bに左右前輪7,7が各々取り付けられている。
<Running
The
また、ミッションケース9の背面部にメインフレーム11の前端部が固着されており、そのメインフレーム11の後端部に左右サスペンションを介して左右後輪ギヤケース12,12が各々独立して上下動自在に支持され、その左右後輪ギヤケース12,12から外向きに突出する左右後輪車軸13,13に後輪8,8が取り付けられている。
A front end portion of a
エンジン14はメインフレーム11の上に搭載されており、該エンジン14の回転動力が、ベルト伝動装置及びHST15を介してミッションケース9に伝達される。ミッションケース9に伝達された回転動力は、該ミッションケース9内のトランスミッションにより変速された後、走行動力と外部取出動力に分離して取り出される。そして、走行動力は、一部が左右前輪ファイナルケース10,10に伝達されて左右前輪7,7を駆動すると共に、残りが左右後輪駆動軸を介して左右後輪ギヤケース12,12に伝達されて左右後輪8,8を駆動する。また、外部取出動力は、走行車体2の後部に設けた植付クラッチケースに伝達され、それから植付伝動軸によって苗植付部4へ伝動されるとともに、施肥伝動機構によって施肥装置5へ伝動される。
The
エンジン14の上部はエンジンカバー16で覆われており、その上に座席17が設置されている。
An upper portion of the
座席17の前方には各種操作機構を内蔵し後上部に操作パネル18aを設けたフロントカバー18があり、その上方に前輪7,7を操向操作する操向操作装置としてのハンドル19が設けられている。
In front of the seat 17, there is a
エンジンカバー16及びフロントカバー18の下端左右両側は水平状のフロアステップ20になっている。フロアステップ20は一部格子状になっており、該フロアステップ20を歩く作業者の靴についた泥が圃場に落下するようになっている。フロアステップ20上の後部は、後輪フェンダを兼ねるリヤステップ21となっている。
昇降リンク装置3は平行リンク構成であって、1本の上リンク22aと左右一対の下リンク22b,22bを備えている。これらリンク22a,22b,22bは、その基部側がメインフレーム11の後端部に立設した背面視門形のリンクベースフレーム23に回動自在に取り付けられ、その先端側に縦リンク24が連結されている。そして、縦リンク24の下端部に苗植付部4に回転自在に支承された連結軸25が挿入連結され、連結軸25を中心として苗植付部4がローリング自在に連結されている。リンクベースフレーム23と縦リンク24との間に昇降油圧シリンダ26が設けられており、該昇降油圧シリンダ26を油圧で伸縮させることにより、昇降リンク装置3が上下に回動し、苗植付部4がほぼ一定姿勢のまま昇降する。
The lifting link device 3 has a parallel link structure, and includes one upper link 22a and a pair of left and right lower links 22b, 22b. These links 22a, 22b, and 22b are rotatably attached at their base sides to a back-view portal-shaped link base frame 23 erected at the rear end of the
ここで、左右前輪7,7の操向構成について図2、図3、図4などを用いて詳述する。
Here, the steering structure of the left and right
ハンドル19を回動させる操向操作を受けて左右前輪7,7を左右方向に操向回動させるピットマンアーム27が走行車体2前部底側に設けられている。即ち、ハンドル19を回動させる操向操作に対応して、ステアリングシャフトが回動し、ピニオン機構を介して(あるいはパワステ機構を介して)、ピットマンアーム27が回動軸28を中心として回動する。
A
ピットマンアーム27には、回動軸28の左右側上面にトー角変更機構としての左右ギヤ29L,29Rが駆動軸30Lと枢支軸30Rにて回転自在に設けられている。そして、左ギヤ29Lの駆動軸30Lは、ピットマンアーム27上面に設けたステッピングモータにより回転位置が変更自在であり、該左ギヤ29Lの回転位置変更により左ギヤ29Lに噛合する右ギヤ29Rも回転位置が変更される(詳細は、下記の左右前輪7,7のトー角の変更で述べる)。
In the
左右ギヤ29L,29Rには、各々テーパ孔31L,31Rが設けられ、該テーパ孔31L,31Rに左右タイロッド32L,32Rの一端に設けたピン体33L,33Rを挿通して係合連結している。
Left and
そして、左右タイロッド32L,32Rの他端を各々左右前輪ファイナルケース10,10の操向方向を変更可能な左右前輪支持部10a,10aに固定した左右プレート34L,34Rに係合連結している。
The other ends of the left and
これによって、ハンドル19を操向操作することによって、ピットマンアーム27が回動軸28を中心として回動し、ピットマンアーム27の回動軸28の左右側上面に設けた左右ギヤ29L,29Rに係合連結する左右タイロッド32L,32Rを介して左右前輪ファイナルケース10,10の操向方向を変更可能な左右前輪支持部10a,10aを左右方向に回動させて左右前輪7,7を左右方向に操向回動する。
As a result, by steering the
次に、左右前輪7,7のトー角の変更について詳述する。
Next, the change of the toe angles of the left and right
ピットマンアーム27に設けた左ギヤ29Lは、操作パネル18aに設けたトー角変更操作具としてのトー角変更スイッチ35の操作にて作動するステッピングモータにより回転位置が変更自在であり、左ギヤ29Lに噛合する右ギヤ29Rも回転位置が変更する。
A
即ち、トー角変更スイッチ35を標準位置に操作すると、図2や図5に示すように左右ギヤ29L,29Rと左右タイロッド32L,32Rの係合連結部(ピン体33L,33R)位置がピットマンアーム27の左右端部に位置し、左右前輪7,7のトー角は0度でありハンドル19を操向操作しない機体直進状態で左右前輪7,7は前後方向にまっすぐ向いた平行な姿勢となる。
That is, when the toe
路上走行時に、トー角変更スイッチ35を標準位置に操作する。路上での高速走行で安全且つ良好な走行が行える。
When traveling on the road, the toe
また、トー角変更スイッチ35をトーイン位置に操作すると、ステッピングモータにより左ギヤ29Lが矢印(イ)方向に回転し、右ギヤ29Rは左ギヤ29Lに噛合しているので矢印(ロ)方向に回転し、図6に示す状態となり、左右タイロッド32L,32Rが左右前輪7,7をトーインの姿勢とする。即ち、左右前輪7,7は、ハンドル19を操向操作しない機体直進状態で前端が内側に位置する平面視でハ字状の姿勢となる。
When the toe
なお、ピットマンアーム27にリミットスイッチ36を設け、左ギヤ29Lが矢印(イ)方向に回転してピン体33Lと接当して最大トーイン位置を検出し、ステッピングモータを停止する。
A
左右前輪7,7をトーインにすると、左右旋回する際に旋回外側の前輪7が既に旋回方向に切られた状態となっているので、最終的な切れ角が大きくなり、旋回半径が小さくなる。なお、旋回内側の前輪7が旋回方向と逆に切られた状態であるが、キャスタ角Aがあるので、旋回方向に切るにつれてキャンバー角が変化して地面との接触面積が小さくなるので、旋回に悪影響を与えることは殆どない。
When the left and right
水田圃場での植付作業時に、トー角変更スイッチ35をトーイン位置に操作する。植付作業時の直進性能が向上して苗列が真っすぐになり、植付後の苗の育成が良好である。また、小回り旋回が可能となるので、枕地での旋回が容易である。
During planting work in a paddy field, the toe
ここで、左右前輪7,7のキャスタ角Aの作用について説明しておくと、左右前輪7,7を切って旋回が進むにつれて、旋回内側の前輪7の地面に対するキャンバー角が変化して前輪7と地面間の接触面積が小さくなる。地面との接触面積が小さくなると、面圧が大きくなり前輪7の地面に対する食い込むが良くなる。更に、旋回内側の前輪7が地面に深く食い込むので、旋回内側の前輪7が外側の前輪7よりも低くなり、更に、旋回内側の前輪7の地面に対する食い込むが良くなる。よって、良好な旋回が行える。
Here, the action of the caster angle A of the left and right
また、トー角変更スイッチ35をトーアウト位置に操作すると、ステッピングモータにより左ギヤ29Lが矢印(ハ)方向に回転し、右ギヤ29Rは左ギヤ29Lに噛合しているので矢印(ニ)方向に回転し、図7に示す状態となり、左右タイロッド32L,32Rが左右前輪7,7をトーアウトの姿勢とする。即ち、左右前輪7,7は、ハンドル19を操向操作しない機体直進状態で前端が外側に位置する平面視で逆ハ字状の姿勢となる。
When the toe
なお、ピットマンアーム27にリミットスイッチ37を設け、左ギヤ29Lが矢印(ハ)方向に回転してピン体33Lと接当して最大トーアウト位置を検出し、ステッピングモータを停止する。
A
左右前輪7,7をトーアウトにすると、左右旋回する際に旋回外側の前輪7が既に旋回方向と逆に切られた状態となっているので、最終的な切れ角が小さくなり、旋回半径が大きくなる。なお、旋回内側の前輪7が旋回方向と逆に切られた状態であるが、キャスタ角Aがあるので、旋回方向に切るにつれてキャンバー角が変化して地面との接触面積が小さくなるので、旋回に悪影響を与えることは殆どない。
When the left and right
軟弱水田圃場での植付作業時に、トー角変更スイッチ35をトーアウト位置に操作する。枕地で耕盤を損傷することなく適切な旋回が行える。
The toe
そして、ピットマンアーム27の回動軸28の左右側後端に従来周知の左右後輪8,8の旋回内側のサイドクラッチを切る操作ロッド38L,38Rを連結している。
また、工場で施肥装置付き乗用型田植機1を生産する時に、左右タイロッド32L,32R等の各部品の加工寸法誤差や組付誤差によってトー角変更スイッチ35を標準位置に操作してもハンドル19を操向操作しない機体直進状態で左右前輪7,7が前後方向にまっすぐ向いた平行な姿勢とならない場合、フロントカバー18内にトー角補正スイッチを設けて、該トー角補正スイッチによりステッピングモータを作動させて左ギヤ29Lを矢印(イ)又は(ハ)方向に微小回転させてトー角変更スイッチ35を標準位置操作時に左右前輪7,7が前後方向にまっすぐ向いた平行な姿勢となるように補正することができる。
Also, when the riding-
以上要するに、トー角変更スイッチ35を操作してステッピングモータにより左右ギヤ29L,29Rを回転させてピットマンアーム27と左右前輪7,7を連繋する左右タイロッド32L,32Rの連結位置を変更して左右前輪7,7のトー角を変更するので、容易に且つ走行中でもトー角の変更を行うことができる。
In short, the toe
<苗植付部4>
苗植付部4は6条植の構成で、フレームを兼ねる伝動ケース40、マット苗を載せて左右往復動し苗を一株分ずつ各条の苗取出口41aに供給するとともに横一列分の苗を全て各苗取出口41aに供給する苗送りベルトにより苗を下方に移送する苗載台41、苗取出口41aに供給された苗を圃場に植付ける苗植付装置42を備えている。
<Seedling planting part 4>
The seedling planting part 4 is composed of 6 rows of planting, and a transmission case 40 which also serves as a frame, reciprocates left and right on which the mat seedlings are placed to supply the seedlings one by one to the
苗植付部4の下部には中央にセンター整地フロート43、その左右両側にサイド整地フロート44,44がそれぞれ設けられている。これら整地フロート43,44,44を圃場の泥面に接地させた状態で機体を進行させると、整地フロート43,44,44が泥面を整地しつつ滑走し、その整地跡に苗植付装置42により苗が植付けられる。各整地フロート43,44,44は圃場表土面の凹凸に応じて前端側が上下動するように回動自在に取り付けられており、植付作業時にはセンター整地フロート43の前部の上下動が迎角制御センサ(図示せず)により検出され、その検出結果に応じ前記昇降油圧シリンダ26を制御する油圧バルブを切り替えて苗植付部4を昇降させることにより、苗の植付深さを常に一定に維持する。
In the lower part of the seedling planting part 4, a
苗植付部4の前部には、整地フロート43,44,44に先立って泥面を整地する整地ロータ6が設けられている。 A ground leveling rotor 6 for leveling the mud surface prior to the ground leveling floats 43 , 44 , 44 is provided in the front part of the seedling planting part 4 .
<施肥装置5>
施肥装置5は、肥料ホッパ50に貯留されている粒状の肥料を繰出部51によって一定量ずつ繰り出し、その肥料を施肥ホース52で各整地フロート43,44,44の左右両側に取り付けた施肥ガイド53まで導き、施肥ガイド53の前側に設けた作溝体54によって苗植付条の側部近傍に形成される施肥構内に落とし込むようになっている。ブロア用電動モータで駆動するブロアで発生させたエアが、左右方向に長いエアチャンバ55を経由して施肥ホース52に吹き込まれ、施肥ホース52内の肥料を風圧で強制的に搬送するようになっている。
<
The fertilizing
<別実施形態>
(1)上記実施形態では、トー角変更スイッチ35にて左右前輪7,7を標準、トーイン及びトーアウトに手動変更する例を示したが、走行車体2の走行状態を検出して自動的に左右前輪7,7のトー角を変更しても良い。
<Another embodiment>
(1) In the above embodiment, the toe
即ち、旋回時に旋回内側の後輪8はサイドクラッチが切られて遊転輪となるのでスリップすることなく圃場面を転動するが、旋回外側の後輪8は駆動されているので圃場条件によりスリップする。従って、左右後輪8,8の左右後輪車軸13,13に左右回転数検出装置を設け、旋回内側の後輪8の回転数に対する旋回外側の後輪8の回転数を検出するとスリップ率を算出することができる。 That is, when turning, the rear wheel 8 on the inside of the turn is disengaged from the side clutch and becomes an idle wheel, so that it rolls on the field without slipping. slip. Therefore, a left and right rotation speed detection device is provided on the left and right rear wheel axles 13, 13 of the left and right rear wheels 8, 8, and the slip rate is calculated by detecting the rotation speed of the rear wheel 8 on the outside of the turn relative to the rotation speed of the rear wheel 8 on the inside of the turn. can be calculated.
そして、スリップ率が標準値よりも大きいときは、機体は標準旋回半径よりも大回りしている状態であるので、ステッピングモータを作動させて左右前輪7,7をトーインにして、小回りができる状態にして旋回半径を適切にして良好な旋回が行える状態にする。
When the slip ratio is greater than the standard value, the aircraft is turning farther than the standard turning radius, so the stepping motor is operated to toe-in the left and right
逆に、スリップ率が標準値よりも小さいときは、機体は標準旋回半径よりも小回りしている状態であるので、ステッピングモータを作動させて左右前輪7,7をトーアウトにして、大回りができる状態にして旋回半径を適切にして良好な旋回が行える状態にする。
Conversely, when the slip ratio is smaller than the standard value, the aircraft is turning less than the standard turning radius, so the stepping motor is operated to toe out the left and right
(2)副変速レバーが移動速であることを検出するセンサを設けて、路上走行や圃場間移動等で副変速レバーを移動速にすると、該センサが移動速であることを検出して、ステッピングモータを作動させて左右前輪7,7を標準状態(トー角0度)にする。
(2) A sensor is provided to detect that the sub-transmission lever is at the moving speed. The stepping motor is operated to set the left and right
従って、副変速レバーを移動速にすると自動的に左右前輪7,7が標準状態(トー角0度)になるので、路上での高速走行で安全且つ良好な走行が行えると共に、左右前輪7,7の偏摩耗も防止できる。
Therefore, when the auxiliary transmission lever is set to the moving speed, the left and right
(3)副変速レバーが植付速であることを検出するセンサを設けて、圃場で副変速レバーを植付速にすると、該センサが植付速であることを検出して、ステッピングモータを作動させて左右前輪7,7をトーインにする。
(3) A sensor is provided to detect that the sub-transmission lever is at the planting speed, and when the sub-transmission lever is set to the planting speed in the field, the sensor detects that the sub-transmission speed is at the planting speed, and the stepping motor is operated. The left and right
(4)機体にGPSを設けて自立走行制御を行なう構成とし、自立走行制御が作動時には、ステッピングモータを作動させて左右前輪7,7をトーインにする。
(4) The body is provided with a GPS to perform self-sustaining running control, and when the self-sustaining running control is activated, the stepping motor is operated to toe-in the left and right
(5)機体にGPSを設けて自立走行制御を行なう構成とし、自立走行制御が作動時にのみ、上記(1)のスリップ率により左右前輪7,7のトー角を変更する制御を行なう。
(5) A configuration is provided in which a GPS is provided in the body to perform self-sustaining running control, and control is performed to change the toe angles of the left and right
(6)枕地での自動旋回制御(ハンドル19を機体旋回操作すると、自動的に苗植付部4の駆動を切って上昇し、機体方位センサで旋回角αを検出すると共に左右後輪8,8の左右後輪車軸13,13に設けた左右回転数検出装置にて走行距離Lを検出して、所定角度α1旋回し且つ所定距離L1進行すると植付部4を下降し、更に、所定角度α2旋回し所定距離L2進行すると植付部4の駆動を入れる)を行なうものにおいて、所定角度α1旋回したのに所定距離L1に達しない場合は機体が小回りしていると判断して、ステッピングモータを作動させて左右前輪7,7をトーアウトにして大回りができる状態にして旋回半径を適切にする。
(6) Automatic turning control at the headland (when the
また、所定距離L1に達したのに所定角度α1に達しない場合は機体が大回りしていると判断して、ステッピングモータを作動させて左右前輪7,7をトーインにして小回りができる状態にして旋回半径を適切にする。
Further, when the predetermined distance L1 is reached but the predetermined angle α1 is not reached, it is determined that the machine body is making a large turn, and the stepping motor is operated to toe-in the left and right
7 左右前輪
8 後輪
19 操向操作装置(ハンドル)
27 ピットマンアーム
28 回動軸
29L,29R トー角変更機構(左右ギヤ)
32L,32R 左右タイロッド
35 トー角変更操作具(トー角変更スイッチ)
7 Left and right front wheels 8
27
32L, 32R Left and
Claims (5)
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