JP2022548983A - 膝の器具 - Google Patents

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JP2022548983A
JP2022548983A JP2022518272A JP2022518272A JP2022548983A JP 2022548983 A JP2022548983 A JP 2022548983A JP 2022518272 A JP2022518272 A JP 2022518272A JP 2022518272 A JP2022518272 A JP 2022518272A JP 2022548983 A JP2022548983 A JP 2022548983A
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    • A61B17/1764Guides or aligning means for drills, mills, pins or wires specially adapted for particular parts of the body for the knee

Abstract

膝関節形成のための器具システムは、大腿骨切除および脛骨切除をするためのマルチプル骨ピン孔を提供する。当該システムは、大腿骨機械軸、大腿骨顆部の遠位面、ホワイトサイドライン、近位脛骨プラトー、及び脛骨機械軸に対して、直接的または間接的に位置し、配向する。

Description

本開示は、膝関節形成術中の大腿骨および脛骨の位置合わせを改善するための器具および方法に関する。より具体的には、本開示は、マルチピンガイド及びマルチカットガイドに関する。
膝関節形成術の成功は、遠位大腿骨および近位脛骨の切開または切除の精度に大きく依存する。切除が脚の機械軸と患者の膝の形状と向きによく合っている場合、再構築された膝はより良好に機能し、より長く持続する。解決すべき課題は、シンプルさ、スピード、価値と組み合わせて卓越した精度を提供する器具や方法を考案することである。
米国特許出願第15/630555号 米国特許第10,568650号 米国特許出願第16/287976号
本技術の様々なシステムおよび方法は、当該技術分野の現状に応じて、特に、現在利用可能な膝関節置換器具システムおよび方法によってまだ完全に解決されていない当技術分野の問題およびニーズに応じて開発されている。本技術のシステム及び方法は、コストのほんの一部で、コンピュータ化されたナビゲーションシステムに匹敵する改善された解剖学的参照、サイズ調整、及びアライメントを提供し得る。
前述を達成するために、かつ本明細書に具体化され、広く説明される技術に従って、本技術の態様において、大腿骨の膝関節形成および膝関節の脛骨のための器具システムであって、前記システムは、内側孔および外側孔、前方孔および後方孔、ならびに大腿骨に接触する特徴部を含む大腿骨装置であって、前記内側孔および前記外側孔は平行であり、前方および後方の方向に沿って延在し、前記大腿骨の遠位前方側に挿入するための骨ピンを受容するように適合され;前記前方孔および前記後方孔は平行であり、近位-遠位方向に沿って延在し、前記大腿骨の遠位側に挿入するための骨ピンを受容するように適合され;前記大腿骨に接触する特徴部は、大腿骨顆部の遠位表面に接触するように適合された大腿骨装置と;前記大腿骨装置に摺動可能に接続された脛骨装置であって、ピン孔及び脛骨に接触する特徴部を含み;前記ピン孔は、近位-遠位方向に沿って延在し、前記脛骨の近位前側に挿入するための骨ピンを受容するように適合され;前記脛骨に接触する特徴部は、脛骨顆部の近位表面に接触するように適合され;前記脛骨装置は、前記前方および後方の方向に沿って前記大腿骨装置に相対的にスライドする脛骨装置と、を含む。
本技術のこの態様の実施形態は、以下の特質のうちの1つまたは複数を含み得る。近位端と遠位端との間に延在し、大腿骨の前面図における大腿骨の機械軸と整列するように適合される大腿骨アライメントロッドと、近位端と遠位端との間に延在するハンドルであって、前記ハンドルの近位端が前記大腿骨アライメントロッドの遠位端に接続されるハンドルと、近位端と遠位端との間に延在し、骨に面した側面を含むベースであって、前記ベースの遠位端が前記ハンドルの遠位端に接続され、前記骨に面した側面が前記大腿骨の中心遠位前面に接触するように適合され、前記大腿骨装置が前記ベースの遠位端に接続されるベースと、を含む、器具システム。大腿骨装置は、遠位大腿骨鋸スロットおよび前部大腿骨鋸スロットを含み、前記遠位大腿骨鋸スロットは、内側-外側方向に沿って細長く、前後方向に沿って延在し、遠位大腿骨切除を行うために鋸刃を受容するように適合され、前記前部大腿骨鋸スロットは、内側-外側方向に沿って細長く、近位遠位方向に沿って延在し、前部大腿骨切除を行うために鋸刃を受容するように適合される。脛骨装置は、後大腿鋸スロット及び近位脛骨鋸スロットを含み、前記後大腿鋸スロットは、前記内側-外側方向に沿って細長く、前記近位-遠位方向に沿って延在し、後大腿切除を行うために鋸刃を受容するように適合され、前記近位脛骨鋸スロットは、前記内側-外側方向に沿って細長く、前記近位-遠位方向に沿って延在し、近位脛骨切除を行うために鋸刃を受容するように適合される。脛骨装置は、第1の部分および第2の部分を含み、前記第1の部分は、大腿骨装置に摺動可能に接続され、大腿骨後部鋸スロットを含み、前記第2の部分は、第1の部分に摺動可能に接続され、近位脛骨鋸スロットを含み、第1の部分および第2の部分は、前後方向に沿って摺動する。脛骨装置のピン孔は、内側孔であり、脛骨装置は、内側孔の横に外側孔を含み、脛骨装置の内側孔及び外側孔は平行であり、近位-遠位方向に沿って延在し、脛骨の近位前側に挿入するための骨ピンを受容するように適合される。脛骨装置に接続され、脛骨の前面図における脛骨の機械軸と整列するように適合された脛骨アライメントロッドを含む、器具システム。
本技術の別の態様では、大腿骨及び膝関節の脛骨の膝関節形成のための器具システムであって、前記システムは、遠位大腿骨鋸スロット、前部大腿骨鋸スロット、及び大腿骨接触する特徴部を含む大腿骨装置であって、前記遠位大腿骨鋸スロットは、内側-外側方向に沿って細長く、前後方向に沿って延在し、遠位大腿骨切除を行うための鋸刃を受容するように適合され;前記前部大腿骨鋸スロットは、内側-外側方向に沿って細長く、近位-遠位方向に沿って延在し、前部大腿骨切除を行うための鋸刃を受容するように適合され;前記大腿骨に接触する特徴部は、大腿骨顆部の遠位面に接触するように適合される大腿骨装置と;前記大腿骨装置に摺動可能に接続される脛骨装置であって、後部大腿骨鋸スロット、近位脛骨鋸スロット、及び脛骨に接触する特徴部を含み、前記後部大腿骨鋸スロットは、前記内側-外側方向に沿って細長く、前記近位-遠位方向に沿って延在し、後部大腿骨切除を行うために鋸刃を受容するように適合され;前記近位脛骨鋸スロットは、前記内側-外側方向に沿って細長く、前記近位-遠位方向に沿って延在し、近位脛骨切除を行うために鋸刃を受容するように適合され;前記脛骨に接触する特徴部が、脛骨プラトーの近位表面に接触するように適合され;前記脛骨装置が、前記前後方向に沿って前記大腿骨装置に対して摺動する、ことを含む。
本技術のこの態様の実施形態は、以下の特質のうちの1つまたは複数を含み得る。近位端と遠位端との間に延在し、大腿骨の前面図における大腿骨の機械軸と整列するように適合される大腿骨アライメントロッドと、近位端と遠位端との間に延在するハンドルであって、前記ハンドルの近位端が前記大腿骨アライメントロッドの遠位端に接続されるハンドルと、近位端と遠位端との間に延在し、骨に面した側面を含むベースであって、前記ベースの遠位端が前記ハンドルの遠位端に接続され、前記骨に面した側面が前記大腿骨の中心遠位前面に接触するように適合され、前記大腿骨装置が前記ベースの遠位端に接続されるベースと、を含む、器具システム。大腿骨装置は、内側孔および外側孔、ならびに前方孔および後方孔を含み、前記内側孔および前記外側孔は、平行であり、前方および後方の方向に沿って延在し、大腿骨の遠位前方側に挿入するための骨ピンを受容するように適合され、前記前方孔および前記後方孔は、平行であり、近位-遠位方向に沿って延在し、大腿骨の遠位側に挿入するための骨ピンを受容するように適合される。脛骨装置は、近位遠位方向に沿って延在するピン孔を含み、脛骨の近位前側に挿入するための骨ピンを受容するように適合される。脛骨装置のピン孔は、内側孔であり、脛骨装置は、内側孔の横に外側孔を含み、脛骨装置の内側孔及び外側孔は平行であり、近位-遠位方向に沿って延在し、脛骨の近位前側に挿入するための骨ピンを受容するように適合される。脛骨装置は、第1の部分および第2の部分を含み、前記第1の部分は、前記大腿骨装置に摺動可能に接続され、前記後部大腿骨鋸スロットを含み、前記第2の部分は、前記第1の部分に摺動可能に接続され、前記近位脛骨鋸スロットを含み、前記第1の部分および第2の部分は、前後方向に沿って摺動する。脛骨装置に接続され、脛骨の前面図において脛骨の機械軸と整列するように適合された脛骨アライメントロッドを含む、器具システム。
本技術のさらに別の態様では、大腿骨及び膝関節の脛骨の膝関節形成のための器具システムであって、前記システムは、遠位大腿骨鋸スロット、前部大腿骨鋸スロット、及び大腿骨に接触する特徴部を含む大腿骨装置であって、遠位大腿骨鋸スロットは、内側-外側方向に沿って細長く、前後方向に沿って延在し;前部大腿骨鋸スロットは、内側-外側方向に沿って細長く、近位遠位方向に沿って延在し;遠位大腿骨鋸スロット、前部大腿骨鋸スロット、および大腿骨に接触する特徴部は、互いに固定されている大腿骨装置と;前記大腿骨装置に摺動可能に接続される脛骨装置であって、後部大腿骨鋸スロット、近位脛骨鋸スロット、および脛骨に接触する特徴部を含み、前記後部大腿骨鋸スロットは、前記内側-外側方向に沿って細長く、前記近位遠位方向に沿って延在し;前記近位脛骨鋸スロットは、前記内側-外側方向に沿って細長く、前記近位遠位方向に沿って延在し;前記後部大腿骨鋸スロットおよび前記脛骨に接触する特徴部は、互いに固定され;前記脛骨装置は、前記大腿骨装置に対して前後方向に沿って摺動する脛骨装置と、を含む。
本技術のこの態様の実施形態は、以下の特質のうちの1つまたは複数を含み得る。近位端と遠位端との間に延在する大腿骨アライメントロッドと、近位端と遠位端との間に延在するハンドルであって、前記ハンドルの近位端が前記大腿骨アライメントロッドの遠位端に接続されるハンドルと、近位端と遠位端との間に延在し、骨に面した側面を含むベースであって、前記ベースの遠位端が前記ハンドルの遠位端に接続され、前記大腿骨装置が前記ベースの遠位端に接続される、ベースと、を含む、器具システム。前記大腿骨装置は、内側孔および外側孔、ならびに前方孔および後方孔であって、前記内側および外側方向の孔は平行であり、前方および後方の方向に沿って延在し、前記前方孔および前記後方孔は平行であり、近位-遠位方向に沿って延在し、前記内側孔、前記外側孔、前記前方孔、および前記後方孔は互いに対して固定される内側孔および外側孔ならびに前方孔および後方孔と、遠位大腿骨の鋸スロットと、前方大腿骨の鋸スロットと、大腿骨に接触する特徴部とを含む。脛骨装置は、近位遠位方向に沿って延びるピン孔を含み、前記近位脛骨鋸スロット及び前記ピン孔は、互いに対して固定される。脛骨装置のピン孔は、内側孔であり、脛骨装置は、内側孔の横に外側孔を含み、前記脛骨装置の前記内側孔および前記外側孔は、平行であり、近位-遠位方向に沿って延在し、前記脛骨装置の前記内側孔および前記外側孔は、互いに対して固定される。脛骨装置は、第1の部分および第2の部分を含み、前記第1の部分は、大腿骨装置に摺動可能に接続され、大腿骨後部鋸スロットを含み、前記第2の部分は、前記第1の部分に摺動可能に接続され、近位脛骨鋸スロットを含み、前記第1の部分および第2の部分は、前後方向に沿って摺動する。
本技術のさらに別の態様では、大腿骨及び膝関節の脛骨に骨ピンを挿入するためのシステムであって、前記システムは、近位端と遠位端との間に延在し、大腿骨の前方視界の大腿骨の機械軸と整列するように適合される大腿骨アライメントロッドと、近位端と遠位端との間に延在するハンドルであって、前記ハンドルの近位端が大腿骨整列ロッドの遠位端に接続されたハンドルと、近位端と遠位端との間に延在し、骨に面する側面を含むベースであって、前記ベースの遠位端は前記ハンドルの前記遠位端に接続された前記ベースの遠位端であって、前記骨に面する側が、前記大腿骨の中央遠位前面に接触するように適合されるベースと、アーム、突起、及び大腿骨に接触する特徴部を含む大腿骨装置であって、前記アームが、前記ベースの前記遠位端に接続された近位端、前記突起に接続された遠位端、ならびに平行であり、前後方向に沿って延在し、かつ前記大腿骨の遠位前面に挿入するための骨ピンを受容するように適合された内側孔および外側孔を含み、前記突起が、平行であり、近位-遠位方向に沿って延在し、大腿骨の遠位側に挿入するための骨ピンを受容するように適合される前方孔及び後方孔を含み、前記大腿骨装置は、前記大腿骨に接触する特徴部は、前記突起に接続され、大腿骨顆部の遠位表面に接触するように適合され、前記内側孔、前記外側孔、前記前方孔、および前記後方孔ならびに前記大腿骨に接触する特徴部は、互いに固定される大腿骨装置と、大腿骨装置に摺動可能に接続され、ピン孔および脛骨に接触する特徴部を含む脛骨装置であって、前記ピン孔は、前記近位-遠位方向に沿って延在し、前記脛骨の近位前側に挿入するための骨ピンを受容するように適合され、前記脛骨に接触する特徴部は、前記脛骨顆部の近位表面に接触するように適合され、前記脛骨装置は前記前後方向に沿って前記大腿装置に対して摺動する脛骨装置と、前記脛骨接触特徴と、第1の端部と第2の端部との間に延在し、前記脛骨の前方視界において前記脛骨の機械軸と整列するように適合され、前記第1の端部が前記脛骨装置に接続され、前記第2の端部が前記脛骨装置から離れて延在する、前記脛骨アライメントロッドと、を備える。
本技術のさらに別の態様では、骨ピンを膝関節の大腿骨および脛骨に挿入するためのシステムであって、前記システムは、6-イン-1ピンガイドであって、アーム、突起、および大腿骨に接触する特徴部を含む大腿骨本体であって、前記アームは、前記突起に接続された近位端および遠位端を含み、前記近位端は、平行であり、前後方向に沿って延在し、大腿骨の遠位前側に挿入するための骨ピンを受容するように適合された内側孔および外側孔を含み、前記突起は、平行であり、近位-遠位方向に沿って延在し、前記大腿骨の遠位側に挿入するための骨ピンを受容するように適合された前方孔および後方孔を含み、前記大腿骨に接触する特徴部は、前記突起に接続され、大腿骨顆部の遠位表面に接触するように適合され、前記大腿骨本体の前記内側孔、前記外側孔、前記前方孔、および前記後方孔ならびに前記大腿骨に接触する特徴部は、互いに固定される大腿骨本体部と;前記大腿骨本体に摺動可能に接続され、内側孔および外側孔および脛骨に接触する特徴部を含む脛骨本体部であって、前記脛骨本体の前記内側孔および前記外側孔は、前記近位-遠位方向に沿って平行に延在し、前記脛骨の近位前側に挿入するための骨ピンを受容するように適合され、前記脛骨に接触する特徴部は、脛骨顆部の近位表面に接触するように適合され、前記脛骨本体の前記内側孔および前記外側孔ならびに前記脛骨に接触する特徴部は、互いに相対的に固定され、前記脛骨本体が、前記前後方向に沿って前記大腿骨本体に対して摺動する脛骨本体と;第1および第2の端部間に延在し、前記脛骨の前方視界における前記脛骨の機械軸と整列するように適合され、前記第1の端部が前記脛骨本体に接続され、前記第2の端部が前記脛骨本体から離れて延在する、前記脛骨アライメントロッドと、を備える。
本技術のさらに別の態様では、大腿骨及び膝関節の脛骨を切除するためのシステムであって、前記システムは、近位端と遠位端との間に延在し、大腿骨の前面図における大腿骨の機械軸と整列するように適合される大腿骨アライメントロッドと、近位端と遠位端との間に延在するハンドルであって、ハンドルの近位端が大腿骨アライメントロッドの遠位端に接続されたハンドルと、近位端と遠位端との間に延在し、骨に面した側面を含むベースであって、前記ベースの遠位端は前記ハンドルの遠位端に接続し、前記骨に面する側は、前記大腿骨の中央遠位前面に接触するように適合されたベースと、アーム、遠位大腿鋸スロット、前大腿鋸スロット、及び大腿骨に接触する表面を含む第1の大腿骨本体であって、前記アームは前記ベースの前記遠位端に接続され、前記遠位大腿鋸スロットは内側-外側方向に沿って細長く、前後方向に沿って延在し、遠位大腿切除を行うために鋸刃を受容するように適合され、前記前大腿鋸スロットは、前記内側-外側方向に沿って細長く、近位-遠位方向に沿って延在し、鋸刃を受容するように適合され、大腿骨前部切除を行うために、前記大腿骨に接触する表面は、大腿骨顆部の遠位面に接触するように適合され、前記遠位大腿骨前部鋸スロット及び前記大腿骨に接触する表面は、互いに対して固定される第1の大腿骨本体と、前記第1の大腿骨本体にスライド的摺動可能に接続され、後部大腿骨鋸スロット及び脛骨に接触する特徴部を含む第2の大腿骨本体であって、前記後部大腿骨鋸スロットは、前記内側-外側方向に沿って細長く、前記近位-遠位方向に沿って延在し、後部大腿骨切除を行うために鋸刃を受容するように適合され、前記脛骨に接触する特徴部は、脛骨顆部の近位面に接触するように適合され、前記大腿骨後部鋸スロット及び脛骨に接触する特徴部は互いに固定され、前記第2の大腿骨本体は前記前後方向に沿って前記第1の大腿骨本体に対して摺動する第2の大腿骨本体と、前記第2の大腿骨本体に摺動可能に接続される脛骨カットガイドであって、内側-外側方向に細長く、前記近位-遠位方向に沿って延在し、近位脛骨切除を行うために鋸刃を受容するように適合された近位脛骨カットガイドを含み、前記脛骨カットガイドは前記近位-遠位方向に沿って前記第2の大腿骨本体に対して摺動する脛骨カットガイドと、前記脛骨カットガイドに接続された脛骨アライメントロッドであって、脛骨ピンガイドから離れて延在し、脛骨の前方視界の脛骨の機械軸と整列するように適合されている脛骨アライメントロッドと、を含む。
本技術のさらに別の態様では、膝関節の大腿骨及び脛骨を切除するためのシステムであって、前記システムは、内側-外側方向に沿って細長く、前方-後方方向に沿って延在し、遠位大腿骨切除を行うために鋸刃を受容するように適合される遠位大腿骨鋸スロットを含む第1の大腿骨本体と、前記第1の大腿骨本体に固定され、前方大腿骨鋸スロット及び大腿骨に接触する表面を含む第2の大腿骨本体であって、前記前方大腿骨鋸スロットは内側-外側方向に沿って細長く、近位-遠位方向に沿って延在し、前部大腿骨切除を行うために鋸刃を受けるように適合され、前記大腿骨に接触する表面は、大腿骨顆部の遠位面に接触するように適合される第2の大腿骨本体と、前記第2の大腿骨本体に固定される第1のポストであって、近位-遠位方向に沿って大腿骨接触面から突出し、近位-遠位方向に沿って大腿骨の遠位面に延びる第1の孔に挿入されるように適合される第1のポストと、前記第1のポストの後方の前記第2の大腿骨本体に固定される第2のポストであって、近位-遠位方向に沿って大腿骨に接触する表面から第1のポストに平行に突出し、前記第1の孔の後方の前記近位-遠位方向に沿った前記大腿骨の遠位表面内に延在する第2の孔に挿入されるように適合された第2のポストと、前記第2の大腿骨本体に摺動可能に接続された第3の大腿骨本体と、前記第3の大腿骨本体に固定される第4の大腿骨本体であって、後方大腿骨鋸スロット及び脛骨に接触する特徴部を含み、前記後方大腿骨鋸スロットは、前記内側-外側方向に沿って細長く、前記近位-遠位方向に沿って延在し、後方大腿骨切除を行うために鋸ブレードを受容するように適合され、前記脛骨に接触する特徴部は、前記第2の大腿骨顆部の近位表面に接触するように適合され、前記第3の大腿骨本体及び前記第4の大腿骨本体は、前記第2の大腿骨に対して前記前方-後方方向に沿って摺動する第3の第耐骨本体および第4の大腿骨本体と、前記第4の大腿骨本体に摺動可能に接続された第1の脛骨本体と、前記第1の脛骨本体に固定された第2の脛骨本体であって、前記内側-外側方向に沿って細長く延び、前記近位-遠位方向に沿って延在し、近位脛骨切除を行うために鋸刃を受容するように適合され、前記第1の脛骨本体及び前記第2の脛骨本体が前記前方-後方方向に沿って前記第4の大腿骨本体に対して摺動する第1の脛骨本体および第2の脛骨本体と、第2の脛骨本体に接続される脛骨アライメントロッドであって、前記第2の脛骨本体から離れて延在し、前記 脛骨の前方視界にある脛骨の機械軸と整列するように適合された脛骨アライメントロッドと、を含む。
本技術のこれらおよび他の特徴および利点は、以下の説明及び付属の請求項から十分に明らかとなるか、あるいは本明細書で説明される技術を実施することによっても知ることができる。
本技術の例示的な実施形態は、添付の図面と併せて、以下の説明および添付の特許請求の範囲からより完全に明らかになるであろう。これらの図面は例示的な実施形態のみを示し、したがって、本技術の範囲を限定するものと見なされるべきではないことを理解して、例示的な実施形態は、添付の図面の使用を通じてさらなる特異性および詳細とともに説明される:
マルチピンガイドアセンブリの斜視図である。 異なる方向からの図1のマルチピンガイドアセンブリの別の斜視図である。 図1のマルチピンガイドアセンブリの分解斜視図である。 異なる方向からの図1のマルチピンガイドアセンブリの別の分解斜視図である。 図1のマルチピンガイドアセンブリの大腿骨マルチピンガイドの斜視図である。 異なる方向からの図5の大腿骨マルチピンガイドの別の斜視図である。 図1のマルチピンガイドアセンブリの脛骨ピンガイドの斜視図である。 異なる方向からの図7の脛骨ピンガイドの別の斜視図である。 ピンによって大腿骨および脛骨に結合され、本体、ベース、ハンドル、大腿骨延長ロッド、大腿骨ターゲットアセンブリ、大腿骨支持アームアセンブリ、およびフットホルダアセンブリに結合された、図1のマルチピンガイドアセンブリの斜視図であり、軟組織の選択された部分がコンテキストのために示されている。 軟組織が明確にするために省略された、図9のマルチピンガイドアセンブリ、大腿骨、脛骨、ピン、本体、ベース、ハンドル、大腿骨延長ロッド、大腿骨ターゲットアセンブリ、大腿骨支持アームアセンブリ、及びフットホルダアセンブリの側面図である。 図10のマルチピンガイドアセンブリ、大腿骨、脛骨、ピン、本体、ベース、ハンドル、大腿骨延長ロッド、大腿骨ターゲットアセンブリ、大腿骨支持アームアセンブリ、及びフットホルダアセンブリの前方または上面図である。 大腿骨頭の近傍における図11Aの大腿骨、本体、ベース、ハンドル、大腿骨延長ロッド、大腿骨支持アセンブリ、及び大腿骨支持アームアセンブリの拡大詳細図である。 膝関節の近傍における図11Aのマルチピンガイドアセンブリ、大腿骨、脛骨、ピン、本体、ベース、ハンドル、及びフットホルダアセンブリの拡大詳細図である。 足関節の近傍における図11Aのマルチピンガイドアセンブリ、脛骨、及びフットホルダアセンブリの拡大詳細図である。 図10のマルチピンガイドアセンブリ、大腿骨、脛骨、ピン、本体、ベース、及びハンドルの、前方-下方-内側方向からの斜視詳細図である。 マルチピンガイドアセンブリ、本体、ベース、及びハンドルを取り外した後の、図12の大腿骨、脛骨、及びピンの斜視詳細図である。 遠位前部大腿骨ピンに結合された遠位大腿骨カットガイドを有する、図13の大腿骨、脛骨、及び選択されたピンの斜視詳細図である。 遠位大腿骨切除を行い、遠位大腿骨カットガイド及び遠位大腿骨前部カットピンを取り外した後、及び図9のフットホルダアセンブリに結合された大腿骨4-イン-1カットガイド及び脛骨延長ロッドに結合された脛骨カットガイドを取り付けた後の、図13の大腿骨、脛骨、及び選択されたピンの斜視詳細図である。 図15Aの大腿骨、脛骨、大腿骨4-イン-1カットガイド、脛骨ピン、脛骨カットガイド、及び脛骨延長ロッドの拡大斜視詳細図である。 大腿骨、脛骨、腓骨、および足の骨の斜視図であり、脛骨、腓骨、および足の骨は、足のホルダー内に固定され、大腿骨頭の中心の上に位置付けられ、支持体に結合される大腿骨ヘッドファインダである。 図16の大腿骨および支持体の斜視図であり、大腿骨ピンガイドは大腿骨の中央遠位前皮質部分に対して配置され、大腿骨延長ロッドは大腿骨ピンガイドに結合され、大腿骨頭の中心に配置されたターゲットに受容され、前記ターゲットは前記支持体に結合され、および骨ピンは大腿骨ピンガイドを通して大腿骨の遠位側に挿入される。 図17の大腿骨の遠位部分、大腿骨ピンガイド、大腿骨延長ロッドの遠位部分、及び骨ピンの拡大図である。 図17の大腿骨、支持体の一部、大腿ピンガイド、大腿骨延長ロッド、ターゲット、及び骨ピンの前面図である。 図17の支持体、大腿骨ピンガイド、大腿骨延長ロッド、ターゲット、及び骨ピンの一部分の側面図である。 図17の骨ピンを備えた図16の大腿骨、脛骨、腓骨、足の骨、足のホルダーの斜視図であり、骨ピンに結合された6-イン-1ピンガイドが、大腿骨の遠位側に接し、脛骨の近位側に接触し、6-イン-1ピンガイドに結合され、足首関節の中心に、または脛骨、足首、または足の別の解剖学的目印の上に配置されたターゲットに受容された脛骨アライメントロッドがある。 図21の大腿骨の遠位部分、脛骨の近位部分、骨ピン、6-イン-1ピンガイド、及び脛骨アライメントロッドの近位部分の拡大図である。 図22の骨ピン及び6-イン-1ピンガイドの斜視図である。 異なる方向からの図22の骨ピン及び6-イン-1ピンガイドの別の斜視図である。 図23の6-イン-1ピンガイドの脛骨延長ロッドの分解斜視図である。 は、異なる方向からの図25の脛骨延長ロッドの別の分解斜視図である。 図23の6 - イン- 1ピンガイドの骨ピン及び大腿骨部分の分解斜視図である。 異なる方向からの、図27の大腿骨部分の別の分解斜視図である。 図23の6-イン-1ピンガイドの脛骨部分の分解斜視図である。 異なる方向からの、図29の脛骨部分の別の分解斜視図である。 図22の大腿骨、脛骨、骨ピン、および6-イン1ピンガイドの斜視図であり、2つの骨ピンが6-イン-1ピンガイドを通して大腿骨の遠位前方側面に挿入され、2つの骨ピンが6-イン-1ピンガイドを通して脛骨の近位前方側面に挿入され、合計6つのピンが大腿骨および脛骨に挿入されている。 6-イン-1ピンガイドを取り外した後の、図31の大腿骨、脛骨、及び6つの骨ピンの斜視図である。 カットガイドの斜視図である。 異なる方向からの図33のカットガイドの別の斜視図である。 8-イン-1カットガイドを通して遠位大腿骨切除を行った後、遠位前部大腿骨ピンに結合された8-イン-1カットガイドを有する、図32の大腿骨、脛骨、及び骨ピンの斜視図である。 8-イン-1カットガイドを通して近位脛骨切除を行った後、8-イン-1カットガイドが近位前部脛骨ピンに結合された、図35の大腿骨、脛骨、及び骨ピンの斜視図である。 8-イン-1カットガイドを通して前方、前方面取り、後方面取り、及び後方切除を行った後、遠位大腿骨ピンに結合された8-イン-1カットガイドを有する図36の大腿骨、脛骨、及び骨ピンの斜視図である。 図35の8-イン-1カットガイドの斜視図である。 は、異なる方向からの図38の8-イン-1カットガイドの別の斜視図である。 図38の8-イン-1カットガイドの正面図である。 断面線41-41に沿って得られた、図40の8-イン-1カットガイドの断面図である。 8-イン-1カットガイド及び骨ピンを取り外した後の図37の大腿骨及び脛骨の斜視図であり、大腿骨後部切除と近位脛骨切除との間に脛骨スペーサーが挿入され、脛骨スペーサーを通して脛骨の近位側に骨ピンが挿入される。 図42の脛骨スペーサーの斜視図である。 脛骨ドリルが骨ピンの上を前進する、図42の大腿骨、脛骨、脛骨スペーサー、およびピンの斜視図である。 図42の大腿骨、脛骨、脛骨スペーサー、およびピンの斜視図であり、脛骨ブローチは骨ピンの上を前進する。 図16の大腿骨及び支持体の斜視図であり、大腿骨髄内ドリルガイドは大腿骨の中心遠位前皮質部分に対して配置され、大腿骨延長ロッドは大腿骨髄内ドリルガイドに結合され、大腿骨頭の中心に配置されたターゲットに受容され、ターゲットは支持体に結合される。 図46の大腿骨髄内ドリルガイドの斜視図である。 図46の大腿骨及び大腿骨髄内ドリルガイドの斜視図であり、髄内ドリルは、大腿骨の大腿骨髄内ドリルガイドを通して大腿骨の髄内管に部分的に前進する。 図49は、大腿骨の髄内管に挿入されたTハンドルおよび延長された髄内ロッドを有する、図48の大腿骨の斜視図である。 図49の大腿骨の斜視図であって、脛骨、足の骨、および6-イン-1ピンガイドは髄内ピンの上を前進して、大腿骨および脛骨、脛骨に接触し、脛骨および足の骨は図16のフットホルダに固定される。 図50の髄内ピンの斜視図である。 図51の髄内ピンの側面図である。 図53Aは、図50の大腿骨、脛骨、足の骨、6-イン-1ピンガイド、髄内ピン、およびフットホルダの斜視図であり、脛骨延長ロッドは6-イン-1ピンガイドに結合され、フットホルダのターゲットに受容され、図53Bは、大腿骨の遠位部分、脛骨の近位部分、および図53Aの6-イン-1ピンガイドの近位部分の拡大詳細図である。 大腿骨、脛骨、6-イン-1ピンガイド、髄内ピン、およびフットホルダの斜視図であり、骨ピンは、6-イン-1ピンガイドを通して大腿骨の遠位側に挿入され、2つの骨ピンは、6-イン-1ピンガイドを通して大腿骨の遠位前方側に挿入され、2つの骨ピンは、6-イン-1ピンガイドを通して脛骨の近位前方側に挿入され、合計6つのピンは、大腿骨および脛骨に挿入される。 6-イン-1ピンガイドを取り外した後の、図54の大腿骨、脛骨、及び骨ピンの斜視図である。 フットホルダアセンブリ、大腿ターゲット、大腿アライメントアセンブリ、及びカットガイドアセンブリを有する大腿骨、脛骨、腓骨、及び足の骨の斜視図である。 図56の大腿骨アライメントアセンブリ及びカットガイドアセンブリの一部の斜視図である。 異なる方向からの、脛骨延長ロッド大腿骨アライメントアセンブリの一部及びカットガイドアセンブリの一部の斜視図である。 図58の大腿骨アライメントアセンブリ及びカットガイドアセンブリの部分の分解斜視図である。 異なる方向からの図58の大腿骨アライメントアセンブリ及びカットガイドアセンブリの部分の別の分解斜視図である。 図59の大腿骨アライメントアセンブリの本体、ハンドル、ベース、サムスクリュー、ねじ、およびピンの分解斜視図である。 異なる方向からの図60の本体、ハンドル、ベース、サムスクリュー、ねじ、およびピンの別の分解斜視図である。 図59のカットガイドアセンブリの大腿骨本体、ピンロックボタン、ねじ、及びピンの分解斜視図である。 異なる方向からの図63の大腿骨本体、ピンロックボタン、ねじ、およびピンの別の分解斜視図である。 図59のカットガイドアセンブリの脛骨本体、サイズロックボタン、ばね、及びピンの分解斜視図である。 異なる方向からの図65の脛骨本体、サイズロックボタン、ばね、およびピンの別の分解斜視図である。 図59のカットガイドアセンブリの脛骨カットガイドの斜視図である。 異なる方向からの図67の脛骨カットガイドの別の斜視図である。 カットガイドアセンブリを通して大腿骨及び脛骨に挿入された骨ピンを有する、図56の大腿骨、脛骨、腓骨、大腿骨アライメントアセンブリ、及びカットガイドアセンブリの部分の斜視図である。 カットガイドアセンブリを通して遠位大腿骨切除及び近位脛骨切除を行った後の、図69の大腿骨、脛骨、カットガイドアセンブリ、及び骨ピンの部分の斜視図である。 カットガイドアセンブリを遠位大腿骨切除及び近位前部脛骨に押し付けた後の、図70の大腿骨、脛骨、カットガイドアセンブリ、及び骨ピンの一部の斜視図である。 カットガイドアセンブリを通して大腿骨の前後の切除を行った後の、図71の大腿骨、脛骨、カットガイドアセンブリ、及び骨ピンの部分の斜視図である。 ホワイトサイド角度計を有する大腿骨の遠位端の斜視図である。 異なる方向からの、大腿骨の遠位端及び図73のホワイトサイド角度計の別の斜視図である。 フットホルダアセンブリ、カットガイドアセンブリ、及び脛骨アライメントロッドアセンブリに結合された大腿骨、脛骨、腓骨、及び足の骨の斜視図である。 膝関節の近傍の図75の一部の拡大詳細図である。 3つの部分群またはサブアセンブリに分離された図75のカットガイドアセンブリの分解斜視図である。 図77の第1の大腿骨群の分解斜視図である。 異なる方向からの図78の第1の大腿骨群の別の分解斜視図である。 図77の第2の大腿骨群の分解斜視図である。 は、異なる方向からの図80の第2の大腿骨群の別の分解斜視図である。 図77の脛骨群の分解斜視図である。 異なる方向からの図82の脛骨群の別の分解斜視図である。 カットガイドアセンブリを通して遠位大腿骨及び近位脛骨切除を行った後の、図75の大腿骨、脛骨、及びカットガイドアセンブリの斜視図である。 いくつかの骨ピンを取り外し、カットガイドアセンブリを遠位大腿骨切除に当接するように移動させ、カットガイドアセンブリを通して大腿骨および脛骨にさらに多くの骨ピンを挿入した後の、図84の大腿骨、脛骨、およびカットガイドアセンブリの斜視図である。 カットガイドアセンブリを通して前後の大腿骨切除を行った後の、図85の大腿骨、脛骨、およびカットガイドアセンブリの斜視図である。
本技術の例示的な実施形態は、図面を参照することによって最もよく理解され、図面全体を通して、同様の部品は同様の数字によって指定される。本願の図に概略的に説明および図示されている本技術の構成要素は、多種多様な異なる構成で配置および設計できることは容易に理解されよう。したがって、装置、システム、および方法の実施形態の以下のより詳細な説明は、特許請求される本発明の範囲を限定することを意図するものではなく、本技術の例示的な実施形態を単に代表するものである。
「接続される」、「結合される」および「連絡する」という語句は、機械的、電気的、磁気的、電磁気的、流体的、および熱的相互作用を含む、2つ以上の物の間の任意形態の相互作用を指している。2つの構成要素は、相互に直接接触していなくても、機能的に互いに結合され得る。「隣接する」という用語は、互いに直接物理的に接触している物を指すが、物は必ずしも一緒に取り付けられるものとは限らない。「流体連通」という語句は、一方の機構内の流体が他方の機構に流れ込むことができるように接続されている2つの機構を指す。
用語「例示的な」は、本明細書では「例、実例、または例示として機能を果たす」ことを意味するように用いられる。「例示的な」として本明細書で説明されるいずれの実施形態も、他の実施形態に対して必ずしも好ましいまたは有利なものとして解釈されるわけではない。実施形態の様々な態様が図に提示されているが、特に示されていない限り、図は必ずしも正確な縮尺で描かれているわけではない。
本明細書では、指示内容および記述用語について医学の標準的な水準を用いている。これらの用語は一般的に人体を指すために使用されるが、特定の用語は一般に物理的な対象に適用することができる。
3つの相互に垂直な基準面の標準系が採用される。矢状面によって、体が左右の部分に分割される。冠状面によって、体が前部と後部に分割される。横断面によって、体が上部と下部に分割される。正中矢状面、正中冠状面、または正中横断面は、体を等しい部分に分割し、左右対称の場合がある。矢状面と冠状面の交点は、上下軸ないし頭尾軸を規定する。矢状面と横断面の交点は、前後軸を規定する。冠状面と横断面の交点は、中心-横軸を規定する。上下軸ないし頭尾軸、前後軸、および内外軸は相互に垂直である。
前とは、体の前方に向かう側を意味する。後とは、体の後方に向かう側を意味する。上ないし頭側は頭部に向かう側を意味する。下ないし尾側は足ないし底部に向かう側を意味する。内側とは、体の正中線に向かう側、特に、体の左右対称面に向かう側を意味する。外側とは、体の正中線から離れていく側、または体の左右対称面から離れていく側を意味する。軸側とは、体の中心軸に向かう側を意味する。背軸側とは、体の中心軸から離れていく側を意味する。同側とは、体に関して同じ側を意味する。対側とは、体に関して反対側を意味する。近位とは、体幹に向かう側を意味する。近位とは、また、ユーザまたは操作者に向かう側を意味する場合もある。遠位とは、体幹から離れる側を意味する。遠位は、また、ユーザまたは操作者から離れる側を意味する場合もある。背側とは、足の上に向かう側を意味する。底側とは、足の裏に向かう側を意味する。
膝関節形成術に関する標準的な用語は、通常および慣習的な意味を有する本明細書で使用される。内反とは、膝下の脚の遠位部分が内側にずれ、その結果、O脚状になることを意味する。外反とは、膝下の脚の遠位部分が外側にずれ、その結果、X脚状になることを意味する。
図1~8を参照すると、マルチピンガイドアセンブリ4300は、大腿骨マルチピンガイド4302または大腿骨装置、脛骨ピンガイド4304または脛骨装置、チューブ4306、脛骨アライメントロッド4308、及びピン4310、4312を含み得る。この単一の器具は、脚の機械軸202および他の患者の解剖学的特徴を直接参照して、5つのピン(または孔)の配列を配置し、その後、カットガイドによって参照されて、全膝関節形成術のためのすべての大腿骨および脛骨切除を行う。ピンまたは孔の配列は、異なるピンガイドによってピンが手順の異なる段階に配置される従来の装置および方法とは対照的に、単一の器具によって非常に協調的に配置される。この器具は、その全体が本明細書に組み込まれる特許文献1に示される装置及び方法に由来する方法で、脚の機械軸202を参照する。より具体的には、マルチピンガイドアセンブリ4300は 、以下に考察されるように、ベース、ハンドル、大腿骨アライメント/延長ロッド、大腿骨ターゲット、及び脛骨ターゲットに連結して、装置を脚の機械軸202と整列させる。
大腿骨マルチピンガイド4302は、大腿骨ピンガイドアセンブリ3500のソケット3624と同様に、ハンドル、ベース、または他の構成要素の相補的ソケットと係合し得る自由端4316に終端する、上方及び前方に延びるアーム4314を含んでよい。アーム4314は、アームの内側および外側側面に位置する一対のチューブ4318、4320を含み得る。チューブ4318、4320は、前後方向に沿って互いに平行に延在する孔4322、4324を含む。チューブ4318は、チューブの上部側壁を通る長手方向スロット4326、4328を含み得る。孔4322、4324は、上述したピンスリーブ3510、またはその全体が本明細書に組み込まれる特許文献1に開示されているピンスリーブ1515、2515などのピンスリーブを受容してよい。孔4322、4324は、好ましくは、以下に考察されるように、遠位カットガイド内の孔に対応する。大腿骨マルチピンガイド4302は、アーム4314の後端下部に大腿骨顆部パドル4330またはプレートを含み得る。使用中、顆部パドル4330は、大腿骨顆部と直接接触するように配置され、したがって、それは、大腿骨に接触する特徴部と称され得る。顆部パドル4330は、内側外側方向及び前方後方方向に沿って延在する平らなプレートであってもよい。したがって、顆部パドル4330は、孔4322、4324によって確立された平面に平行な平面を確立し得る。顆部パドル4330は、内側大腿骨顆部のために示されているので、それはアーム4314から内側に延在する。図示の顆部パドル4330が大腿骨内側顆部に接触すると、孔4322、4324は、遠位カットガイドが8mmカットするように配置される。アーム4314の同じ部分は、顆部パドル4330との接合部から下方に延在する突出部4332を含んでよい。突出部4332は、側面図で見たときにベースの骨接触面と平行であってもよい上下方向に沿って互いに平行に延在する前方孔4334及び後方孔4336を含んでもよく、または、ベースの骨接触面に対して規定された方向、例えば、側面図における鋭角を有してもよい。孔4334、4336の方向は、前方図において脚部の機械軸202に平行であり得る。前方孔4334は、後方孔よりも直径が大きくてもよい。示される例では、前方孔4334は、5mmの直径を有し、後方孔4336は、3.2mmの孔を有する。孔4334、4336は、一緒になって、遠位大腿骨100の前方、前方面取り、後方面取り、および後方切除のための4インチのカットガイドの回転方向、ならびにトローチャー溝のすぐ上の遠位前大腿皮質に対する前方切除の深さおよび方向を確立する。突起4332の下部は、突起4332の1つの内側または外側に沿って前後方向に沿って延びるTスロット4338または蟻型スロットを含んでよい。
脛骨ピンガイド4304は、大腿骨マルチピンガイド4302のTスロット4338に相補的なTレール4340または蟻型レールを含み得る。Tレールは、大腿骨100に対して前後方向に沿って延在することができる。横方向の貫通孔4342は、Tレール4340の前端を横切って延在し、ピン4310を受容することができる。脛骨ピンガイド4304は、脛骨ピンガイドの後部から(大腿骨100に対して)上方に突出する脛骨顆部パドル4344またはプレートを含み得る。使用中、顆部パドル434は、脛骨顆部または脛骨プラトーの顆間領域と直接接触するように配置され、したがって、それは、脛骨に接触する特徴部と称され得る。顆部パドル4344は、内側外側及び上下方向に沿って延在する平らなプレートであってもよい。したがって、顆部パドル4344は、孔4322、4324及び大腿骨顆部パドル4330によって確立された平面に垂直な平面を確立し得る。あるいは、顆部パドル4344は、側面図において、孔4322、4324及び大腿骨顆部パドル4330によって確立された平面に対して鋭角であってもよい。脛骨ピンガイド4304は、上下方向に沿って延在し、側面図では顆部パドル4344に平行であり、前面図では脚部の機械軸20 2に平行である孔4346を含んでよい。孔4346は、好ましくは、顆部パドル4344が脛骨プラトーに接触するときに、脛骨カットガイドが大腿骨後部切除術から所望の距離で近位脛骨切除術を行い、計画されたインプラントの厚さに対応し、大腿骨カットガイドと同じ回転位置合わせになるように、顆部パドル4344の骨接触面から離間して配置される。脛骨ピンガイド4304は、チューブ4306に連結する前方ブラケット4348及び後方ブラケット4350を含んでよい。
チューブ4306は、長手方向の貫通孔4352を含む。チューブ4306は、チューブの中央部分の1つの側壁を通って延在する窓4354を含み得る。チューブ4306は、ピン4312を受容するために後端付近のチューブの1つの側壁を通って延在する孔4356を含んでもよい。
脛骨アライメントロッド4308は、その長さが長いため、図1~4に短縮化して見られる。脛骨アライメントロッド4308は、チューブ4306内の脛骨アライメントロッドの回転を防止するためにピン4312を受容する片側だけの長手方向溝4358を含んでよい。あるいは、チューブ孔4352及び脛骨アライメントロッド4308は、長方形、正方形、または六角形などの相補的な非円形形状を有してもよい。脛骨アライメントロッド4308は、ロッドの遠位端から延在し、示される例では球体であるターゲット係合フィニアル4362内に終端する横断アーム4360を含んでよい。横断アーム4360は、大腿骨マルチピンガイド4302のアーム4314及び孔4334、4336、ならびに脛骨ピンガイド4304の孔4346と、大腿骨100に対して前後方向に直線的にフィニアル4362を配置する。
マルチピンガイドアセンブリ4300は、以下のステップの一部または全てを任意の順序で実行することによって組み立てられ得る。
図1に示されるように、大腿骨マルチピンガイド4302に対して脛骨ピンガイド4304を配向し、Tレール4340をTスロット4338内に摺動させ、突起4332を脛骨顆部パドル4344に隣接するように位置決めし、ピン4310を孔4342に固定して、脛骨ピンガイド4304を大腿骨マルチピンガイド4302に捕捉させる。
図2に示されるように、脛骨ピンガイド4304に対してチューブ4306を配向し、ブラケット4348、4350にチューブを固定する。
図2に示されるように、脛骨アライメントロッド4308をチューブ4306に対して配向し、ロッドを孔4352内に摺動させ、ピン4312を孔4356を通って溝4358内に挿入し、ピン4312を孔4356内に固定する。
マルチピンガイドアセンブリ4300が完全に組み立てられるとき、脛骨ピンガイド4304は、Tスロット4338内のTレール4340によって確立された前後方向(大腿骨100に対して)に沿って大腿骨マルチピンガイド4302に対して移動可能である。意図しない分解は、Tレール4340を横切って延びるピン4310によって防止される。大腿骨マルチピンガイド4302及び脛骨ピンガイド4304上のインジケータ4364、4366は、特定の患者の大腿骨構成要素サイズをユーザに示す。脛骨アライメントロッド4308は、孔4352内のロッドによって確立された前後方向(大腿骨100に対して)に沿って、脛骨ピンガイド4304に対して移動可能である。
図9~12は、本体4400、ベース4402、ハンドル4404、大腿骨延長ロッド4406、大腿骨ターゲットアセンブリ4408、大腿骨支持アームアセンブリ4410、及びフットホルダアセンブリ4100に結合されたマルチピンガイドアセンブリ4300を示す。大腿骨100、脛骨104、及び腓骨122は、足の骨124とともに示される。膝は90°屈曲している。図9は、文脈の中で、頭部、胴体、および右太ももの軟部組織の選択された領域を示す。
本体4400、ベース4402、及びハンドル4404は、特許文献1に開示されている大腿骨ピンガイドアセンブリ3500またはトラニオン12、ベース10、ハンドル26;ベース302、ハンドル304;大腿骨ライザー504、ベース502;ベース1502、ハンドル1516、及びベース2502、ハンドル2516の部分に匹敵し得る。本体4400、ベース4402、及びハンドル4404は、これらの代替装置と交換されてもよい。
大腿骨延長ロッド4406は、特許文献1に開示されている大腿骨延長ロッド3524、またはアライメントロッド156、または大腿骨延長ロッド306、506、1506、2506に類似または同一であってもよく、またはそれらと交換してもよい。
大腿骨ターゲットアセンブリ4408は、特許文献1に開示されているターゲットアセンブリ818、1818、2818と同様であっても、同一であっても、または交換されてもよい。
大腿骨支持アームアセンブリ4410は、特許文献1に開示されている大腿骨支持アームアセンブリ786、1786、2786に類似または同一であってもよく、またはそれと交換されてもよい。しかしながら、アセンブリ4410は、外科用品を整理及び保管するのに好適な様々な開口部及び特徴を有するバーを含む。
フットホルダアセンブリ4100は、特許文献1に開示されているフットホルダアセンブリ3950またはフットホルダアセンブリ870、1870、2870に類似または同一であってもよく、またはそれらと交換されてもよい。
図9~図15Bを参照すると、マルチピンガイドアセンブリ4300を使用する方法は、任意の順序で以下のステップの一部または全てを含んでよい。
大腿骨マルチピンガイド4302をベースおよび大腿骨延長ロッドに結合するステップ。このステップは、大腿骨マルチピンガイドアーム4314の自由端4316を大腿骨ピンガイドアセンブリ3500のソケット3624のようなソケットに挿入し、つまみねじを締めることを含み得る。
大腿骨延長ロッドを大腿骨頭の中心にわたって、かつ遠位大腿骨100の内側-外側中心にわたって位置合わせするステップ。このステップは、大腿骨延長ロッドを、以前は大腿骨頭に対して中心に置かれていた大腿骨ターゲットに結合することを含み得る。
フィニアル4362を、遠位脛骨104または足首の内側外側中心に対して以前に中央にあった脛骨ターゲットに結合するステップ。このステップおよび次のステップでは、膝は90°屈曲していてもよい。
脛骨ピンガイド4304の孔4346に対して、近位脛骨104を内側-外側方向に沿って中央に配置するステップ。
遠位大腿骨顆部を顆部パドル4330と接触させ、脛骨プラトーを顆部パドル4344と接触させ、インジケータ4364、4366から大腿骨コンポーネントサイズを読み取るステップ。
前述のステップのアライメントを維持しながら、大腿骨マルチピンガイド4302の孔4322、4324を通るピン4420、4422を駆動するステップ;大腿骨マルチピンガイド4302の孔4334、4336を通るピン4424、4426を駆動するステップ;および脛骨ピンガイド4304の孔4346を通るピン4428を駆動するステップ。このステップは、ピン4420、4422を孔を通して駆動する前に、ピンスリーブを孔4322、4324に挿入するステップがあってもよい。ピン4424及び4426は、互いに平行であり、大腿骨100の前面図において大腿骨機械軸に平行であり、大腿骨100の側面図においてベース4402の骨に面する側面に(またはそれに対して定義された方向に)平行であり、大腿骨100の遠位端上のホワイトサイドの線に沿って配置される。ピン4420、4422は、互いに平行であり、ピン4424、4426に対して垂直であり、大腿骨の前面図において大腿骨機械軸に垂直な線に沿って配置される。ピン4428は、ピン4424、4426に平行であり、脛骨104の前面図において脛骨機械軸に沿って配置される。
任意選択で、使用される場合、ピンスリーブを孔4322、4324から取り外すステップ。任意選択で、使用される場合、大腿骨延長ロッドを大腿骨ターゲットから外すステップ。脛骨アライメントロッド4308を脛骨ターゲットから外すステップ。ピン4424、4426、4428によって確立された方向に沿って装置を引っ張ることによって、大腿骨アライメントロッド、ベース、及びマルチピンガイドアセンブリ4300を操作部位から外すステップ。好ましくは、ピン4424、4426、4428及びそれらの対応する孔4334、4336、4346は、互いに平行である。ピン4420、4422は、スロット4326、4328を介して孔4322、4324を出る。図13は、このステップが完了した後の大腿骨100及び脛骨104を示す。
ピン4424、4426を取り外し、ピン4420、4422を使用して遠位大腿骨カットガイド4412を遠位前部大腿骨100に結合するステップ。ピン4424、4426が取り除かれた後も、孔4425、4427は大腿骨100内に残る。図14は、このステップが完了した後の大腿骨100及び脛骨104を示す。
遠位大腿骨カットガイド4412を通して遠位大腿骨切除を行い、ピン4420、4422を取り外し、大腿骨4-イン-1カットガイド4414を遠位大腿骨切除に結合し、ピン4428を使用して脛骨カットガイド4416を近位前部脛骨104に結合し、脛骨延長ロッドのフィニアルを、遠位脛骨104または足首の内側外側中心に対して事前に中心に置かれていた脛骨ターゲットに結合するステップ。ピン4420、4422が取り除かれた後も、孔4421、4423は大腿骨100内に残る。大腿骨4-イン-1カットガイド4414を遠位大腿骨切除に結合することは、カットガイド44 4の骨に面する側の2つのポスト(図示せず)を孔4425、4427に挿入することを含み得る。この構成は、ホワイトサイドの線に対する大腿四頭筋カットガイド4414の回転を設定する。図15Aは、このステップの完了を示し、図15Bは、膝の近接図を提供する。
前部、前部面取り、後部、および後部面取りカット、および近位脛骨カットを作製し、カットガイド4414、4416、およびピン4428を取り外すなどの追加のステップを実行することができる。少なくとも前部大腿骨、後部大腿骨、および近位脛骨の切断は、ピン4424、4426および孔4425、4427によって確立された配向に起因して、ホワイトサイドの線に垂直に行われる。
図16~45は、髄外膝関節形成術の方法における選択されたステップ、及び関連する装置を示す。
図16は、患者の大腿骨100、脛骨104、腓骨122、及び足の骨124を示す。脛骨104、腓骨122、及び足の骨124は、次いで、手術台(図示せず)に結合されるフットホルダアセンブリ4500内に固定される。大腿骨ヘッドファインダ4502は、支持装置4504に結合され、患者の大腿骨100の近位ヘッドの回転または球形中心120上に配置される。次に、支持装置4504は、直立ポストによって操作テーブル(図示せず)に結合される。フットホルダアセンブリ4500は、特許文献2の870、1870、もしくは2870のフットホルダアセンブリ、または特許文献3の3950もしくは4100のフットホルダアセンブリであってもよい。大腿骨ヘッドファインダ4502は、特許文献2の918、1918または2918の大腿骨ヘッドファインダであってもよい。支持装置4504は、特許文献2の大腿骨支持アームアセンブリ786、1786、または2786または特許文献3に記載の大腿骨支持アームアセンブリ4410であってもよい。
ターゲット4506は、フットホルダアセンブリ4500のブリッジ4508に結合され、患者の足首関節の内側-外側中心の上に配置される。任意選択で、ターゲット4506は、アキレス腱、前部脛骨脊椎または脊椎、遠位脛骨104、第2のつま先などの別の解剖学的構造の内側-外側中心の上に配置されてもよい。しかしながら、簡潔にするために、ターゲット4506は、本出願では足首中心ターゲット4506が参照される。足首中心ターゲット4506は、特許文献2の882、1882、もしくは2882のターゲットまたは特許文献3の3962もしくは4162であってもよい。
図17を参照すると、大腿骨ヘッドファインダ4502は、支持装置4504に結合され、大腿骨頭部中心120の上に配置されるターゲット4510によって置き換えられている。ターゲット4510は、本出願では、大腿骨頭部中心ターゲット4510を参照する。大腿骨頭部中心ターゲット4510は、特許文献2の820、1820、または2820のターゲットであってよい。
大腿骨ピンガイド4512は、大腿骨100の中心遠位前部皮質部分に対して配置される。大腿骨ピンガイド4512は、ベース4514及びアーム4516を含む。アーム4516は、第1の骨ピン4538を遠位から近位まで大腿骨100の遠位側に誘導するために、少なくとも1つのバレル4518またはガイドチューブを含む。任意選択の追加のバレル4520が示され、バレル4518に平行であり、大腿骨100に対して前後方向に沿ってバレル4518から離間する。第2の骨ピン4540は、バレル4520を通って延在することが示されている。大腿骨ピンガイド4512は、特許文献2のピンガイドアセンブリ1501または2501、または特許文献3のピンガイドアセンブリ3500もしくはピンガイドアセンブリ4300のピンガイド4302、本体4400、ベース4402、及びハンドル4404に関連してもよい。第1の骨ピン4538は、ドリルビットであってもよい(図20)。
大腿骨延長ロッド4550の遠位端は、大腿骨ピンガイド4512にヒンジで連結され、大腿骨延長ロッド4550の近位端は、大腿骨頭部中心ターゲット4510に受容される。大腿骨延長ロッド4550は、大腿骨ピンガイド4512の一部として、または大腿骨ピンガイドに接続された別個の装置として考慮され得る。大腿骨延長ロッドは、特許文献2の延長ロッドまたはアライメントロッド156、306、313、506、511、1506、1511、2506、2511、または特許文献3の延長ロッドもしくはアライメントロッド3524、4308、4406に関連してもよい。
大腿骨100の前面図において、説明されるように配置されるとき、大腿骨延長ロッド4550は、大腿骨100(図19)の機械軸202に沿って位置する。第1及び/または第2の骨ピン4538、4540は、大腿骨ピンガイド4512のバレル4518、4520またはガイドチューブを通して大腿骨100の遠位側に挿入される。好ましくは、第1の骨ピン4538及び第2の骨ピン4540は、ホワイトサイドの線に沿って、大腿骨100の前面図において大腿骨機械軸202と整列し、大腿骨100(図20)の側面図において大腿骨ピンガイド4512のベース4514の骨接触面と整列または平行に、中央位置に挿入される。好ましくは、第1及び第2の骨ピン4538、4540は、大腿骨髄内管の前方及び遠位前大腿皮質の後方の強く密集した舌下骨に挿入される。大腿骨ピンガイド4512及び大腿骨延長ロッド4550は、第1及び/または第2の骨ピン4538、4540を配置した後に取り外される。
図17~20および図21との間で生じ得る任意のステップでは、特許文献2の膝角度ガイド2930は、膝関節を90°の屈曲に設定するために使用することができる。また、膝角度ガイド2930を使用することなく、膝を90 °の屈曲に設定することもできる。
図21~22は、90 °の屈曲部に配置された膝関節を示す。6-イン-1のピンガイド4552は、第1及び第2の骨ピン4538、4540に結合される。6-イン-1ピンガイド4552は、マルチピンガイドアセンブリ4300に関連してよく、大腿脛骨またはマルチピンガイドと称されてよい。6-イン-1ピンガイド4552の大腿骨本体4554または大腿骨装置は、大腿骨100の内側遠位顆部の遠位面に当接する。6-イン-1ピンガイド4552の脛骨本体4556または脛骨装置は、脛骨プラトーの近位面に接触する。好ましくは、接触は、任意の仮脛骨切除が行われた脛骨隆起のベースで生じる。6-イン-1ピンガイド4552の脛骨本体4556は、以下で説明する大腿骨本体4554と脛骨本体4556との間の相互接続により、大腿骨100に対して前後方向に沿って大腿骨本体4554に対して移動可能である。好ましくは、脛骨本体4556は、前後方向に沿った直線並進のみで大腿骨本体4554に対して移動可能である。大腿骨本体4554及び脛骨本体4556は、6-イン-1のピンガイド452の脛骨本体4556が脛骨プラトーの近位面に接触するときに対応する大腿骨インプラント構成要素のサイズを示す標識を含む。脛骨アライメントロッド4558の近位端は、6-イン-1ピンガイド4552の脛骨本体4556に結合され、脛骨アライメントロッド4558の遠位端は、足首中心ターゲット4506内に受容される。脛骨延長ロッド4558は、特許文献2の延長ロッドまたはアライメントロッド156、306、313、506、511、1506、1511、2506、2511、または特許文献3の延長ロッドもしくはアライメントロッド3524、4308、4406に関連し得る。
任意選択の第2の骨ピン4540が存在しない場合、6-イン-1ピンガイド4552及び脛骨アライメントロッド4558は、脛骨アライメントロッド4558の遠位端が足首中心ターゲット4506内に配置されるときに、第1の骨ピン4538の周りで枢動し得る。脛骨104の前面図において、説明されるように配置されるとき、少なくとも脛骨アライメントロッド4558の遠位部分は、脛骨104の機械軸202に沿って位置する。あるいは、6-イン-1ピンガイド4552が第1及び第2の骨ピン4538、4540に結合されるとき、6-イン-1ピンガイド4552及び脛骨アライメントロッド4558は、骨ピンの周りで枢動することを防止されてもよい。代わりに、脛骨104の近位端及び/または遠位端は、足首中心ターゲット4506内の脛骨アライメントロッド4558の遠位端と係合するために、6-イン-1ピンガイド4552及び脛骨アライメントロッド4558に対して配向及び配置されてもよい。
図23~24を参照すると、6-イン-1のピンガイド4552は、大腿骨本体4554、取り外し可能なピンスリーブ4560、4562、脛骨本体4556、及びこの例では3つのピン4564、4566、4568を含む留め具を含む。脛骨アライメントロッド4558は、6-イン-1ピンガイド4552の一部として、または6-イン-1ピンガイドに接続された別個の装置として考慮され得る。脛骨アライメントロッド4558は、その長さのために短縮して示される。脛骨アライメントロッド4558(脛骨延長ロッドとも称され得る)は、遠位ターゲット係合部4570、オフセットカプラ4572、シャフト4574、及びこの例ではピン4576である留め具を含む。第1及び第2の骨ピン4538、4540は、大腿骨本体4554を通って延在することが示されている。
図25~26は、脛骨アライメントロッド4558の分解図である。シャフト4574は、その長さのために短縮されて示されている。シャフト4574の遠位端4578は、オフセットカプラ4572の第1の孔4580内に受容され、ピン4576は、シャフト4574及びオフセットカプラ4572内の横孔4582、4584を通して挿入され、シャフト及びオフセットカプラを一緒に固定する。ターゲット係合部4570の近位端4586は、オフセットカプラ4572の第2の孔4588内に受容される。この相互接続は、ピン、ねじ山、スナップフィット、溶接、またはターゲット係合部およびオフセットカプラを一緒に固定するための他の手段で固定されてもよい。オフセットカプラ4572は、足首中心ターゲット4506と、シャフト4574と大腿骨本体4554との間の相互接続との間の内側-外側距離を補償するために、シャフト4574から離れてターゲット係合部4570を内側-外側方向に間を空け、その結果、使用中、脛骨の前面図において、ターゲット係合部4570の中心長手方向軸4590が脛骨104の機械軸202に沿って位置する。
図27~28を参照すると、6-イン-1のピンガイド4552の大腿骨本体4554は、使用中に遠位近位方向に沿って大腿骨100の遠位側に向き、平行であり、前後方向に沿って互いに離間している第1及び第2のバレル4522、4524またはガイドチューブを含む。第1のバレル4522は、好ましくは前方バレルである第1の骨ピン4538を受容する。第2のバレル4524は、好ましくは後部バレルである第2の骨ピン4540を受容する。大腿骨本体4554はまた、使用中、前後方向に沿って大腿骨100の遠位前方側に向かい、平行であり、および内側-外側方向に沿って互いに離間される第3のバレル4526および第4のバレル4528を含む。第3のバレル4526は、ピンスリーブ4560を受容し、第4のバレル4528は、ピンスリーブ4562を受容する。4つの大腿骨バレル4522、4524、4526、4528は、それらがすべて単一一体(一体式の)部分に含まれるため、この例では固定された配置にある。大腿骨本体4554はまた、遠位大腿骨顆部パドル4592及び脛骨本体接続機構4594を含む。図22を簡単に参照すると、遠位大腿骨顆部パドル4592は、使用中の大腿骨100の内側遠位顆部の遠位表面に当接しているため、大腿骨に接触する特徴部と称され得る。第3及び第4のバレル4526、4528は、大腿骨100に対する遠位近位方向に沿って、遠位大腿骨顆部パドル4592の顆部接触面から離間されている。この例における脛骨本体接続機構4594は、脛骨104に対して近位-遠位方向に沿って配向される蟻型チャネルである。大腿骨本体4554は、対応する大腿骨インプラント構成要素のサイズを示すために脛骨本体上の標識と協働するために示される矢印などの標識4596を含み得る。
図5~6及び27~18を参照すると、実施形態では、大腿骨本体4554は、図12に最もよく見られるように、大腿骨マルチピンガイド4302に類似する方法で、本体4400、ベース4402、及びハンドル4404に接続するように修正されてもよい。
図29~30を参照すると、6-イン-1ピンガイド4552の脛骨本体4556は、遠位-近位方向(大腿骨100に対して)に沿って脛骨104の前方側に向かい、内側-外側方向に沿って互いに離間している第5のバレル4530、4532を含む。膝関節が90°の屈曲にあるため、大腿骨100に対する遠位-近位方向は、脛骨104に対する前方-後方方向に等しい。2つの脛骨バレル4530、4532は、両方とも単一の一体式(一体)部分に含まれるため、この例では互いに対して固定された配置にある。しかしながら、それらは、4つの大腿骨バレル4522、4524、4526、4528の固定配置に対して前後方向に沿って自由に並進することができる。脛骨本体4556はまた、脛骨に接触する特徴部4598、脛骨アライメントロッドに接続する特徴部4600、及び大腿骨本体に接続する特徴部4602を含む。脛骨に接触する特徴部4598は、使用中に脛骨104の近位側、脛骨隆起のベース、または暫定的な近位脛骨切除と接触するために脛骨104に対して後方に突出するパドルまたはアームまたはストークであり得る。この例における脛骨アライメントロッドに接続する特徴部4600は、脛骨104に対して近位-遠位方向に沿って離間された2つのボス4604、4606を含む。孔4608は、ボス4604、4606を通って延在し、脛骨アライメントロッド4558のシャフト4574を受容する。留め具(ピン)4564、4566は、各ボス4604、4606内の孔4610、4612が、孔4608内のシャフト4574の自由な直線移動を可能にしながら、意図的ではない分解を防止することが示されている。この例における大腿骨本体に接続する特徴部4602は、大腿骨本体4554の蟻型チャネル4594に相補的であり、脛骨104に対して近位-遠位方向に沿って配向される蟻型レールである。留め具4568は、チャネル4594内のレール4602の自由な直線並進を可能にしながら、意図しない分解を防止するために孔4614に挿入されてもよい。脛骨本体4556は、中央長手方向スロット4616を含んでもよい。脛骨本体4556は、大腿骨本体4554上の標識4596と協働して、使用中の対応する大腿骨インプラント構成要素のサイズを示すために、示される線の配列及び数字などの標識4618を含み得る。
図31は、図21~22の膝関節、6-イン-1ピンガイド4552、第1及び第2の骨ピン4538、4540、ならびに脛骨アライメントロッド4558を示す。第1及び第2の骨ピン4538、4540は、大腿骨本体4554の第1及び第2のバレル4522、4524を通して挿入されている。第3及び第4の骨ピン4542、4544は、大腿骨本体4554の第3及び第4のバレル4526、4528内のピンスリーブ4560、4562を通して挿入され、第5及び第6の骨ピン4546、4548は、脛骨本体4556の第5及び第6のバレル4530、4532を通して挿入されている。これらの6つの骨ピンはすべて、単一の装置、6-イン-1ピンガイド4552を通して延在し、ガイドは、大腿骨機械軸202、脛骨機械軸202、大腿骨内側顆の遠位側、ホワイトサイド線、および脛骨隆起のベースにおける脛骨104の近位側に対して整列している。
図32は、6-イン-1ピンガイド4552及び脛骨アライメントロッド4558を取り外した後の、図31の膝関節及び骨ピン4538、4540、4542、4544、4546、4548を示す。ピン4538及び4540は、互いに平行であり、大腿骨100の前面図において大腿骨機械軸に平行であり、大腿骨100の側面図においてベース4514の骨に面する側面に(またはそれに対して定義された方向に)平行であり、大腿骨100の遠位端上のホワイトサイドの線に沿って配置される。ピン4542、4544は、互いに平行であり、ピン4538、4540に対して垂直であり、大腿骨の前面図において大腿骨機械軸に垂直な線に沿って配置される。ピン4546、4548は、互いに平行であり、ピン4538、4540に平行であり(または定義された傾斜で)、脛骨104の前面図において脛骨機械軸に垂直な線に沿って配置される。
図33~34は、カットガイド4620の斜視図を示す。カットガイド4620は、第3及び第4の骨ピン4542、4544、または第5及び第6の骨ピン4546、4548を受容する孔4622、4624を含む。示される例はまた、孔4622、4624からオフセット-2mmである孔4626、4628、及び孔4622、4 624からオフセット-2mmである孔4630、4632を含む。カットガイドは、遠位大腿骨切除術206または近位脛骨切除術210を行うための鋸スロット4634を含む。カットガイドは、中央長手方向スロット4636を含んでよい。カットガイド4620は、特許文献3のカットガイド4412に関連してもよい。
カットガイド4620は、第3及び第4の骨ピン4542、4544に結合されてもよく、その結果、遠位大腿骨切除術206は、任意選択で、第1及び第2の骨ピン4538、4540を一時的に取り外した状態で、鋸スロット4634を通して行われてもよく、また、近位脛骨切除210が鋸スロット4634を通して行われてもよいように、第5及び第6の骨ピン4546、4548に移動されてもよい。
図35は、第3及び第4の骨ピン4542、4544に結合された8-イン-1カットガイド4638を有する、図32の膝関節及び骨ピンを示す。遠位大腿骨切除術206は、8-イン-1カットガイド4638を通して行われている。
図36は、8-イン-1カットガイド4638が第5及び第6の骨ピン4546、4548に移動したことを示す。近位脛骨切除210は、8-イン-1カットガイド4638を通して行われている。
図37は、8-イン-1カットガイド4638が第1及び第2の骨ピン4538、4540に移動したことを示す。第3及び第4の骨ピン4542、4544は、遠位前部大腿骨100内の位置に残るように示されているが、任意選択で、それらは取り外されてもよい。前部大腿骨切除214、前部面取り切除216、後部面取り切除218、及び後部大腿骨切除220は、8-イン-1カットガイド4638を通して行われている。任意選択で、ドリルは、大腿骨インプラント構成要素のペグを受容するための一対の孔240、242(図42)をあけるために、8-イン-1カットガイド4638を通して使用されてもよい。したがって、8- イン-1カットガイド4638は、1)遠位大腿骨切除術206、2)近位脛骨切除210、3)前部大腿骨切除214、4)前部面取り切除216、5)後部面取り切除218、6)後部大腿骨切除220、7)第1のペグホール240、及び8)第2のペグホール242を作製するために使用され得る。この例では2つのペグホールが論じられているが、任意の数のペグホールが存在してもよく、8-イン-1カットガイド4638は、骨が他のインプラントの骨係合特徴部を受容するように準備するためのスロットまたはホールを含んでもよい。この位置では、8-イン-1カットガイド4638の一部は、近位脛骨104と干渉し得る。破線4640によって示される任意の設計では、8-イン-1カットガイド4638の一部は、このステップのために取り外すことができる別個の部品であり得る。少なくとも近位脛骨切除術210、前大腿切除術214、及び後大腿切除術220は、ピン4538、4540によって確立された配向により、ホワイトサイドの線に対して垂直にされる。
図38~41を参照すると、8-イン-1のカットガイド4638は、前大腿切除214及び近位脛骨切除210のための鋸スロット4642と、前部面取り切除216のための鋸スロット4644、4646と、遠位大腿骨切除術206及び後部大腿切除220のための鋸スロット4648と、後部面取り切除218のための鋸スロット4650、4652とを含む。8-イン-1カットガイド4638は、この例では、前部大腿骨、遠位大腿骨、後部大腿骨、及び近位脛骨鋸スロットのためのラベルを含む。8-イン-1カットガイド4638はまた、上述した第1の骨ピンから第6の骨ピンを受容するための孔を含む。孔4654、4656は、第1及び第2の骨ピン4538、4540を受容する。孔4658、4660は、第3及び第4の骨ピン4542、4544を受容する。孔4662、4664は、第5及び第6の骨ピン4546、4548を受容する。遠位大腿骨切除術206(第3及び第4の骨ピン4542、4544)及び近位脛骨切除210(第5及び第6の骨ピン4546、4548)のための孔のアレイは、対応する切除の深さにある程度の調整性を提供するための追加の孔対を含む。8-イン-1カットガイド4638はまた、両側孔4668、4670を含み、ドリルは、第1及び第2のペグホール240、242を準備するように作動され得る。
図42は、8-イン-1カットガイド4638及び骨ピン4538 、4540、4542、4544、4546、4548を取り外した後の図37の膝関節を示す。脛骨スペーサー4672は、後大腿切除術220と近位脛骨切除術210との間に挿入され、膝関節は90°屈曲している。第7の骨ピン4674は、脛骨104に対する近位-遠位方向に沿って脛骨スペーサー4672を通して脛骨104の近位側に挿入されている。任意選択の別個のピンガイド(図示せず)は、脛骨スペーサー4672の大きな中央開口部に一時的に挿入されて、第7の骨ピン4674がより正確な配置のために駆動され得る密着ピン孔を提供し得る。
図43は、脛骨スペーサー4672を示す。脛骨スペーサー4672の拡大された作業端部は、2つのより小さい孔4678、4680に隣接する大きな中央開口部4676を含み、これは、各端部にざぐり孔を含み得る。この例はまた、中央開口部272と交差するスロット4682、4684、4686を含む。これらの特徴のすべては、作業端部を通って延在してもよい。
図44は、図42の膝関節、脛骨スペーサー4672、及び第7の骨ピン4674を示す。脛骨ドリル4688またはリーマは、第7の骨ピン4674の上を通過し、脛骨スペーサー4672を通過し、脛骨底板ステムまたはペグの準備のために近位脛骨104内に通過するように配向されていることが示されている。脛骨ドリル4688は、図示のように、第7の骨ピン4674を通過するようにカニューレ挿入されてもよい。脛骨ドリル4688は、脛骨スペーサー4672に接触して、脛骨104内の所定の深さでドリルを停止するフランジ4690またはカラーを含む。
図45は、図44の膝関節、脛骨スペーサー4672、及び第7の骨ピン4674を示す。脛骨ドリル4688は取り外されている。脛骨パンチ4692またはブローチは、第7の骨ピン4674の上を通過し、脛骨スペーサー4672を通って、脛骨底板キールまたはリブの準備のために近位脛骨104内に通過するように配向されていることが示されている。脛骨パンチ4692は、第7の骨ピン4674の上を通過するようにカニューレ化されてもよい。任意選択で、第7の骨ピン4674は、このステップのために除去されてもよい。脛骨パンチ4692は、脛骨スペーサー4672に接触して、脛骨104内の所定の深さでパンチを停止するプラットフォーム4694または肩を含む。
図46~55は、髄内膝関節形成術の方法における選択されたステップ、及び関連する装置を示す。これらのステップは、図16に示されるステップの後に行われてもよく、図17~32に示されるステップの代わりに行われてもよい。図2に示されるステップは、図33~45、図55に示されるステップの後に、任意選択で、以下に考察されるように修正された装置を用いて生じ得る。
図46を参照すると、大腿骨髄内ドリルガイド4696は、大腿骨100の中心遠位前部皮質部分に対して配置される。大腿骨髄内ドリルガイド4696は、ベース4514およびアーム4698を含む。大腿骨髄内ドリルガイド4696は、特許文献2のピンガイドアセンブリ1501もしくは2501または特許文献3のピンガイドアセンブリ3500もしくはピンガイド4302、本体4400、ベース4402、及びハンドル4404または大腿骨ピンガイド4512に関連してもよい。一例では、大腿骨髄内ドリルガイド4696は、アーム4516の代わりにアーム4698が含まれることを除いて、大腿骨ピンガイド4512と同一であり得る。大腿骨延長ロッド4550の遠位端は、大腿骨髄内ドリルガイド4696にヒンジで連結され、大腿骨延長ロッド4550の近位端は、大腿骨頭部中心ターゲット4510に受容される。大腿骨100の前面図において、説明されるように配置されるとき、大腿骨延長ロッド4550は、大腿骨100の機械軸202に沿って位置する。
図47を参照すると、アーム4698は、髄内ドリル4702を遠位から近位まで大腿骨100の遠位側内に、及び大腿骨100の髄内管内に誘導するために、少なくとも1つのバレル4700またはガイドチューブを含む。バレル4700は、髄内ドリル4702が通過する円形または非円形の開口部を有し得る。示される例では、バレル4700は、大腿骨100の遠位図において楕円形であり、遠位から近位まで内向きに先細になる非円形の開口部を有する。
図48は、図46の大腿骨100及び大腿骨髄内ドリルガイド4696を示す。髄内ドリル4702は、大腿骨100の髄内管に沿って、遠位近位方向に沿って大腿骨髄内ドリルガイド4696のバレル4700またはガイドチューブを通して大腿骨100の遠位側に挿入されている。好ましくは、髄内ドリル4702は、内側-外側方向に沿って髄内管内の中心位置に挿入され、大腿骨100の前面図の大腿骨解剖学的軸と整列され、大腿骨100の側面図の大腿骨髄内ドリルガイド4696のベースの骨接触面と整列される。髄内ドリル4702及び大腿骨髄内ドリルガイド4696は、このステップの終了時に除去されてよい。
図49を参照すると、Tハンドルを有する、より長い髄内ロッド4704が、大腿骨の髄内管に挿入されている。髄内ロッド4704は、髄内ドリル4702の切断部分の後端よりも小さい外径を有する。これは、髄内内容物が、髄内ロッド4704と髄内ドリル4702によって作製された孔の遠位部分との間で遠位に押し出されるための空間を提供する。
図50は、準備された髄内管に挿入されるように配置された、髄内ピン4706に結合された6-イン-1ピンガイド4552を示す。髄内ピン4706の遠位部分4710は、6-イン-1ピンガイドの大腿骨本体4554の第1のバレル4522に挿入されている。6-イン-1ピンガイド4552は、大腿骨-脛骨ガイドまたはマルチピンガイドと称され得る。6-イン-1ピンガイド4552は、マルチピンガイドアセンブリ4300に関連し得る。少なくとも大腿骨本体4554を修正して、第1のバレル4522を髄内管の位置に対応するように後方に移動させることが、髄内管の前方であり、遠位前大腿皮質の後方である上述の脊髄下位置と比較して好ましい場合がある。当業者は、本明細書に開示される他の装置が、第1の骨ピン4538の代わりに髄内ピン4706に接続する装置などの同様の修正から利益を得ることができることを理解するであろう。脛骨アライメントロッド4558は、6-イン-1ピンガイド4552に結合され、近位後退位置に示される。
図51~52は、髄内ピン4706を示す。髄内ピン4706は、近位部分4708及び遠位部分4710を含む。近位部分4708は、大腿骨100の準備された髄内管に挿入するためのものである。遠位部分4710は、大腿骨100から遠位に延在し、6-イン-1ピンガイド4552の第1のバレル4522内に受容される。近位部分4708は、遠位部分4710に対して角度を付けられている。角度は、大腿骨100の前面図において、大腿骨機械軸202と大腿骨解剖学的軸(または大腿骨髄内管軸)との間の角度に対応する。近位部分4708の中心長手方向軸4712は、使用中の大腿骨解剖学的軸を表し、遠位部分4710の中心長手方向軸4714は、使用中の大腿骨機械軸202を表す。2°と12 °との間の角度が意図されるが、示される例では、軸4712、4714間の角度は5°である。近位部分4708は、遠位部分4710よりも長く、より大きな外径を有する。近位部分4708及び遠位部分4710が合流する場合、近位部分4708は、半径方向に突出するフィンの円形配列を有する回転抵抗部分4716を含む。使用中、回転抵抗部分4716は、用意された髄内管の遠位口に係合して、髄内ピン4706が管内で回転するのを防止する。遠位部分4710は、6-イン-1ピンガイド4552に対して髄内ピン4706を配向するために1つ以上の平坦部4718を含んでよい。示される例は、遠位部分4710の遠位近位長に沿って中央に位置する両側平坦部4718を有する。したがって、6-イン-1ピンガイド4552の大腿骨本体4554の第1のバレル4522は、第1の骨ピン4538の代わりに髄内ピン4706に接続する装置など、本明細書に開示される他の装置と同様に、1つ以上の平らな係合特徴部を含むように修正することによって利益を得ることができる。この状況では、6-イン-1ピンガイド455 が、髄内ピン4706の遠位部分4710の周りで枢動することを防止され得る。
図53A~図53Bにおいて、6-イン-1ピンガイド4552、脛骨アライメントロッド4558、及び髄内ピン4706は、大腿骨100に対して近位に前進し、その結果、髄内ピン4706の近位部分4708が準備された髄内管内にあり、回転抵抗部分4716は、準備された髄内管の遠位口と係合し、遠位部分4710は、6-イン-1ピンガイド4552の第1のバレル4522内に受容され、6-イン-1ピンガイド4552の大腿骨本体4554は、大腿骨100の内側顆部の遠位表面に当接し、6-イン-1ピンガイド4552の脛骨本体4556は、脛骨プラトーの近位表面に接触する。脛骨アライメントロッド4558は遠位に延在し、ターゲット係合部4570は足首中心ターゲット4506内に受容されている。脛骨104の近位端および/または遠位端は、これを達成するために、6-イン-1ピンガイド4552および脛骨アライメントロッド4558に対して配向および配置され得る。脛骨104の前面図では、ターゲット係合部4570の中心長手方向軸4590は、脛骨104の機械軸202に沿って位置する。
図54を参照すると、第2の骨ピン4540は、第2のバレル4524を通して大腿骨100の遠位側に挿入されている。第3及び第4の骨ピン4542、4544は、第3及び第4のバレル4526、4528内のピンスリーブ4560、4562を通して、大腿骨100の遠位前方側に挿入されている。第5及び第6の骨ピン4546、4548は、第5及び第6のバレル4530、4532を通して、脛骨104の近位前側に挿入されている。したがって、髄内ピン4706の遠位部分4710をピンの1つと見なして、合計6つのピンが、6-イン-1ピンガイド4552を通して大腿骨100及び脛骨104に挿入される。6-イン-1ピンガイド4552及び脛骨アライメントロッド4558は、このステップの終了時に取り外されてよい。
図55は、6-イン-1ピンガイド4552及び脛骨アライメントロッド4558を取り外した後の、図54の膝関節及び髄内ピン4706および骨ピン4540、4542、4544、4546、4548を示す。図55に示すステップは、図32に示すステップと同様である。
図56~72は、膝関節形成術のための大腿骨及び脛骨切除術の方法における選択されたステップ、ならびに関連する装置を示す。
図56を参照すると、膝関節は、大腿骨100、脛骨104、及び腓骨122を含む。関連する軟部組織は、骨が見えるように、明確にするために省略されている。膝関節は90°の屈曲で示されている。脛骨104及び腓骨122は、フットホルダアセンブリ4802内に固定される。カットガイドアセンブリ4830は、脛骨104の前側及び大腿骨100の遠位側及び前方側に沿って延在するように、フットホルダアセンブリ4802に結合される。大腿骨アライメントアセンブリ4818は、大腿骨の前側に沿って延在するように、カットガイドアセンブリ4830、大腿骨100の中心遠位前部皮質表面、及び大腿骨ターゲット4816に結合される。
図57~60は、異なる方向からの大腿骨アライメントアセンブリ4818及びカットガイドアセンブリ4830を示し、構成要素の部分を示すように、動作可能に組み立てられ、探査される。大腿骨延長ロッド4826及び脛骨アライメントロッドアセンブリ4862は、図57~ 0には示されていない。脛骨アライメントロッドアセンブリ4854は、図58~60には示されていない。
フットホルダアセンブリ4802は、特許文献2のフットホルダアセンブリ870、1870、もしくは2870、または特許文献3のフットホルダセンブリ3950または4100もしくはフットホルダ4500であってもよい。フットホルダアセンブリ4802は、特許文献3のアキレス腱アライメントガイド4108であってもよいアキレス腱アライメントガイド4868を含むことが示されている。
大腿骨ターゲット4816は、特許文献2の大腿骨支持アームアセンブリ786 ,1786もしくは2786、または特許文献3に記載の大腿骨支持アームアセンブリ4410、または支持装置4504等の大腿骨支持アームアセンブリ(図示せず)上に取り付けられてよい。大腿骨ターゲット4816は、大腿骨頭部中心120上に配置されてもよい。
大腿骨アライメントアセンブリ4818は、特許文献2のベース10及びアライメントロッド156、ベース302及び大腿骨延長ロッド306、ベース502及び大腿骨延長ロッド506、ベース1502及び大腿骨延長ロッドアセンブリ1 506、ベース2502及び大腿骨延長ロッドアセンブリ2506、特許文献3のベース3502及び大腿骨延長ロッドアセンブリ3524、ベース4402及び大腿骨延長ロッド4406、またはベース4514及び大腿骨延長ロッド4550に関連し得る。この段落では、ベースおよび対応するロッドへの言及は、ベースおよびロッド間のすべての介在構造、ならびにベースおよびロッドの構成要素部分を含む。大腿骨アライメントアセンブリ4818は、本体4820、ハンドル4822、ベース4824、大腿骨延長ロッド4826、つまみねじ4828、ねじ4864、及びピン4866を含み得る。本体4820、ハンドル4822、及びベース4824は一緒に固定されてよく、任意選択で単一の一体部分として加工されてよい。大腿骨延長ロッド4826は、大腿骨アライメントアセンブリ4818とは別個の装置と見なされ得る。大腿骨延長ロッド4826の遠位端は、ハンドル4822の近位端にヒンジにより連結され、大腿骨延長ロッドの近位端は、大腿骨ターゲット4816に結合されて示される。
カットガイドアセンブリ4830は、カットガイドアセンブリ30、カットガイドアセンブリ1321、脛骨延長ロッドアセンブリ1511、及び/もしくはカットガイド1240、または特許文献2のカットガイドアセンブリ3010、脛骨延長ロッドアセンブリ2511、及び/もしくはカットガイド2964、カットガイドアセンブリ3840、またはピンガイドアセンブリ4300、及び特許文献3の対応するカットガイド4412、4414、4416、またはピンガイド4552、及び対応するカットガイド4620、4638に関連してもよい。これらの参照には、介在構造およびサブコンポーネント部品が含まれる。カットガイドアセンブリ4830は、第1の大腿骨本体4832または大腿骨装置、ピンロックボタン4834、ピンロックばね4836、ピンロックねじ4838、第2の大腿骨本体4840、サイズロックボタン4842、サイズロックばね4844、脛骨保持ピン4846、第1及び第2のロッド保持ピン4848、4850、脛骨カットガイド4852、ならびにオフセット脛骨アライメントロッドアセンブリ4854を含んでもよい。第2の大腿骨本体4840および脛骨カットガイド4852は一緒になって、脛骨装置と称され得る。脛骨アライメントロッドアセンブリ4854は、カットガイドアセンブリ4830とは別個の装置と見なされ得る。脛骨アライメントロッドアセンブリ4854は、ロッド4856、オフセットバー4858、及び球形ターゲット係合部4860を含んでよい。
伸縮式脛骨アライメントロッドアセンブリ4862は、いずれかがカットガイドアセンブリ4830内で互換的に使用され得ることを示すために、脛骨アライメントロッドアセンブリ4854と重ね合わせられた図56に示される。
図61~62を参照すると、大腿骨アライメントアセンブリ4818の本体4820は、ソケット4872を取り囲む遠位ボス4870を含む。矩形ソケット4872を示す。内部ねじ込み孔4874は、ボス4870の少なくとも1つの側壁を通って延在し、ソケット4872と交差する。孔4874は、つまみねじ4828を受容する。ボス4876は、前方に延在し、タブ4878内に終端する。矩形ボス4876及びタブ4878が示される。孔4880は、タブ4878を通って横方向に延在する。ポスト4882、4884は、本体4820の後方の骨に面する側面から後方に延在する。各ポスト4882、4884は、一方のみ拡大された足4886において終端する。斜孔5026、5028は、ボス4876を通って延在する。
ハンドル4822は、本体4820のタブ4878を受容する遠位スロット4888を含む。孔4890は、ハンドル4822を通ってスロット4888を横断して延在する。タブ4878がスロット4888内にあるとき、孔4880、4890は同軸である。孔4880、4890は、ねじ4864を受容する。孔4880または孔4890の少なくとも一部は、ねじ4864に一致するように内部にねじ込まれる。ハンドル4822は、大腿骨延長ロッド4826の遠位端を受容する近位スロット4892を含む(図56を参照)。孔4894は、ハンドル4822を通ってスロット4892を横断して延在する。同等の孔は、大腿骨延長ロッド4826の遠位端を通って横方向に延在する。大腿骨延長ロッド4826の遠位端がスロット4892内にあるとき、孔は同軸である。孔はピン4866を受容し、ハンドル482 2と大腿骨延長ロッド48 6との間にヒンジ連結を形成する。
ベース4824は、3つの長さの孔4896、4898、4900を含む。各孔は、片側のみの棚部4902を含む。孔4896は、本体4820のポスト4882を受容する。孔4898または4900は、ラベル付けされた右または左構成のためにポスト4884を受容する。足4886は、棚部4902と係合する。ベース4824は、後部骨に面する表面から突出するスパイク4904などの1つ以上の摩擦要素を含んでよい。ベース4824は、特許文献2のベース502と関連付けられたカム512のようなカム4906を含んでよい。カム4906は、ベース4824及び本体4820をロック及びアンロックする。斜め孔5030は、前方下方から後方上方への軌道に沿ってベース4824を通って延在する。孔5030は、非円形であってもよく、本体及びベースが右または左構成で一緒に結合されるとき、本体4820の孔5026、5028の突起、重ね合わせ、または交差として考えられてもよい。孔5026、5028、5030は、任意選択で、孔を通るスコープを使用することによって、中心遠位前部大腿皮質の視覚化を可能にし得る。
図63~64を参照すると、カットガイドアセンブリ4830の第1の大腿骨本体4832は、大腿骨アライメントアセンブリ4818の本体4820のソケット4872に受容され、つまみねじ4828を締めることによって固定される近位ボス4908またはアームを含む。第1の大腿骨本体4832は、遠位カットガイド部分4910及びエルボ4914によって一緒に結合された前方カットガイド部分4912を含む。
遠位カットガイド部分4910は、鋸スロット4916、楕円孔4918、孔4920、4922、及び標識4924を含む。鋸スロット4916は、遠位大腿骨切除術206を行うためのものである。鋸スロット4916及び楕円孔4918は、内側-外側方向に沿って細長く、ボス4908に対して内側-外側方向に中心化される。楕円孔4918は、大腿骨100(図56)を参照して、鋸スロット4916の近位にある。孔4920、4922は、それぞれ、楕円孔4918の内側及び外側である。孔4920、4922は、第1の大腿骨本体4832を大腿骨100に固定するために骨ピンを受容する。孔4920、4922は、大腿骨100に対して前後方向に沿って互いに平行に延在する。鋸スロット4916、楕円孔4918、及び孔4920、4922は、大腿骨100に対して前後方向に沿って、遠位カットガイド部分4910を通って延在する。
前方カットガイド部分4912は、鋸スロット4926、エルボ4928またはストーク、ボス4930、楕円孔4932、49 34、及びボス4936を含む。鋸スロット4926は、前大腿切除術214を行うためのものである。鋸スロット4926は、内側-外側方向に沿って細長く、かつボス4908及びエルボ4914に対して内側-外側中心に配置される。エルボ4928は、鋸スロット4926の内側端の後方に起始し、アンダーカットチャネル4940、スロット4942、及びめくら孔4944(図63~64では見えない)を有する自由端4938で終端するように遠位及び内側に延在する。アンダーカットチャネル4940は、大腿骨100に対して前後方向に沿って延在する。スロット4942は、近位-遠位方向に沿って延在し、アンダーカットチャネル4940を横切って切断する。孔4944は、スロットがアンダーカットチャネル4940を横切るスロット4942の底部にある。ボス4930は、鋸スロット4926の後方に起始し、遠位に延在する。ボス4930は、大腿骨100に対して前後方向に沿って細長い楕円形の断面形状を有する。ボス4930は、ボス4908及びエルボ4914に対して内側から外側中心に配置される。楕円孔4932、4934は、それぞれボス4930の内側及び外側である。楕円孔4932、4934は、大腿骨100に対して前後方向に沿って細長い。楕円孔4918、4932、4934は、大腿骨100の視覚化を可能にし得、構成要素の重量を軽減し得、及び/またはオートクレーブ後の部品冷却を改善し得る(オートクレーブ可能な材料で作られている場合)。ボス4930は、ボス内の前方から後方に位置し、近位-遠位方向に沿って延在する3つの平行な孔4946、4948、4950を含む。孔4946、4948、4950は、第1の大腿骨本体4832を大腿骨100に固定するために骨ピンを受容する。アンダーカットチャネル4952は、ボス4930の側面に沿って部分的に延在する。長手方向の孔4954は、アンダーカットチャネル4952のめくら端内に延在する。横方向のめくら孔4956は、孔4946、4948の間のアンダーカットチャネル4952の底部に延在する。鋸スロット4926、楕円孔4932、4934、及び孔4946、4948、4950は、大腿骨100に対して近位-遠位方向に沿って前方カットガイド部分4912を通って延在する。ボス4936は、鋸スロット4926の横方向の端部の後方に始まり、前横方向に沿って斜めに延在する。ボス4936は、ボス内に前方から後方に位置し、ボス4936と同じ斜め前方横方向に沿って前方カットガイド部分4912を通って延在する2つの孔4958、4960を含む。孔4958、4960は、第1の大腿骨本体4832を大腿骨100に固定するために骨ピンを受容する。前方カットガイド部分4912の近位側4961は、使用中の大腿骨100の内側遠位顆部の遠位面に直接当接しており、したがって、大腿骨に接触する特徴部と称され得る。
カットガイドアセンブリ4830のピンロックボタン4834は、ピンロックボタン4834がアンダーカットチャネル4952内に受容されるように、ピンロックボタン4834の全体的な形状とともに、前方カットガイド部分4912のアンダーカットチャネル4952に相補的である一対の長手方向リブ4962、4964を含む。長手方向溝4966は、ピンロックボタン4834の内側に沿って部分的に延在する。楕円孔4968は、ピンロックボタン4834を通って延在し、溝4966及びリブ4962、4964に平行に細長い。ピン接触領域4970は、ピンロックボタン4834の内側に設けられ、孔4946内の骨ピンに押し付けて、第1の大腿骨本体4832を骨ピンに保持する。カットガイドアセンブリ4830のピンロックばね4836は、第1の大腿骨本体4832の孔4954及びピンロックボタン4834の溝4966に受容され、ピンロックボタンを前部位置に向かって付勢する。カットガイドアセンブリ4830のピンロックねじ4838は、楕円孔4968を通って延在し、孔4956にねじ込み、ピンロックボタン4834を第1の大腿骨本体4832に保持し、ピンロックボタンの前後移動を制限する。
図65~66を参照すると、カットガイドアセンブリ4830の第2の大腿骨本体4840は、後部大腿骨切除220を行うための鋸スロット4972を含む。鋸スロット4972は、内側-外側方向に沿って細長く、大腿骨100に対して上下方向に沿って第2の大腿骨本体4840を通って延在する。エルボ4974またはストークは、鋸スロット4972の内側端部から起始し、自由端4976で終端する前に内側及び前方に延在する。アンダーカットレール4978は、エルボ4974の側面に沿って大腿骨100に対して前後方向に沿って延在する。アンダーカットレール4978は、第1の大腿骨本体4832のアンダーカットチャネル4940に相補的である。いくつかの溝4980は、近位-遠位方向に沿ってアンダーカットレール4978の側面の中央部分にわたって横方向に延在する。孔4982は、自由端4976のアンダーカットレール4978を通って近位-遠位方向に沿って延在する。近位及び遠位ボス4984、4986は、それぞれ、エルボ4974の近位端及び遠位端から内側に延在する。孔4988は、ボス4984、4986を通って大腿骨100に対して前後方向に沿って延在する。孔4990、4992は、ボス4984、4986の側壁を通って延在し、孔4988と交差する。標識4994は、エルボ4974の遠位側に沿って含まれてよい。標識4994は、任意選択で割出しピン(図示せず)を受容し得る孔4996のパターンに関連付けられ得る。第2の大腿骨本体4840は、鋸スロット4972の中央部分の後方から起始し、遠位に延在するボス4998を含む。脛骨に接触する特徴部5000は、図示されるように、ボス4998の原点における第2の大腿骨本体4840の後側の視覚的に異なるプラットフォームであり得る。好ましくは、脛骨に接触する特徴部5000は、脛骨隆起のベースに近接した脛骨プラトーの中央前部、またはこの領域における仮の脛骨切除に接触するように適合する。ボス4998が遠位に延在すると、それはアンダーカットレール5002に対して狭くなる。孔5004は、アンダーカットレール5002を通って延在する。
サイズロックボタン4842は、反対側の端部本体5008、5010の間に延在するブリッジ5006を含む。ブリッジ5006の内側は、第2の大腿骨本体4840の溝4980の1つに係合するためのV字形を有する。端部本体5008、5010の少なくとも1つの内側側面は、第2の大腿骨本体4840の孔4996とほぼ同じサイズのノッチ5012を含む。サイズロックばね4844は、第1の大腿骨本体4832の孔4944に受容され、サイズロックボタン4842のブリッジ5006は、サイズロックばね4844がブリッジ5006に押し付けられるように、スロット4942に受容される。第2の大腿骨本体4840のアンダーカットレール4978は、第1の大腿骨本体4832のアンダーカットチャネル4940内に受容され、その結果、サイズロックボタン4842の端部本体5008、5010は、標識4994を有する遠位側にあるノッチ5012とともに、それぞれ、アンダーカットレール4978の近位側及び遠位側にある。脛骨保持ピン4846は、第2の大腿骨本体4840を第1の大腿骨本体4832に保持するために孔4982内に受容される。第2の大腿骨本体4840が第1の大腿骨本体4832に対して摺動すると、ブリッジ5006のV字形は、順番に各溝4980と係合し、ノッチ5012は、各孔4996または標識4994と位置合わせして、鋸スロット4926、4972間の前後距離に一致する対応する大腿骨インプラントのサイズを示す。割出しピンが孔4996内に存在する場合、それらは、溝4980に係合するブリッジ5006のV字形によって提供される抵抗を補完するために、ノッチ5012を正に係合し得る。
図56-57および65-66を参照すると、脛骨アライメントロッドアセンブリ4854は、特許文献3の脛骨アライメントロッド4308であってよい。ロッド4856は、孔4988内に受容される。ピン4848は、孔4990及びロッド4856の長手方向溝内に受容される。ピン4850は、孔4992及びロッド4856の長手方向溝内に受容される。溝内のピン4848、4850は、脛骨アライメントロッドアセンブリ4854を第2の大腿骨本体4840に保持し、脛骨アライメントロッドアセンブリがロッド4856の中心長手方向軸の周りを回転することを防止し、その結果、脛骨アライメントロッドアセンブリは、大腿骨100に対して前後方向にのみ自由に摺動することができる
図67~68を参照すると、カットガイドアセンブリ4830の脛骨カットガイド4852は、近位脛骨切除210を行うための鋸スロット5014を含む。鋸スロット5014は、内側-外側方向に沿って細長く、大腿骨100に対して近位-遠位方向に沿って脛骨カットガイド4852を通って延在する。ボス5016は、大腿骨100に対して前方に延在し、近位-遠位方向に沿って延在するアンダーカットチャネル5018を含む。アンダーカットチャネル5018は、第2の大腿骨本体4840のアンダーカットレール5002を受容する。つまみねじ(図示せず)は、孔5004にねじ込み、アンダーカットチャネル5018の底部に押し付けて、脛骨カットガイド4852を第2の大腿骨本体4840にロックしてもよい。孔5020のパターンは、近位-遠位方向に沿って脛骨カットガイド4852を通って延在してもよい。一対の孔5022は、斜めの内側-後方方向に沿って脛骨カットガイド4852を通って延在することができる。孔5020、5022は、脛骨カットガイドを脛骨104に固定するために骨ピンを受容し得る。脛骨カットガイド4852は、任意選択で脛骨アライメントロッドアセンブリ4862にスナップフィット接続するための二分岐遠位アーム5024と共に示される。
図56及び69~72を参照すると、膝関節形成術のための膝関節を切除するための外科的方法は、任意の順序で以下のステップのうちの1つ以上を含んでよい。
図56を参照して、フットホルダアセンブリ4802を提供するステップであって、フットホルダアセンブリ4802の遠位脛骨ターゲットは、アキレス腱アライメントガイド4868の前方にある、足関節の内側-外側中心の前方の位置にあるブリッジに取り付けられるステップ。任意選択で、患者のアキレス腱がアキレス腱アライメントガイドで受容され、遠位脛骨ターゲットが患者のアキレス腱の直接的に前方にあるように、患者の足および下腿をフットホルダアセンブリ4802に配置するステップ。患者の足および下腿をフットホルダアセンブリ4802内に固定し、フットホルダアセンブリを手術台に固定するステップ。
大腿骨支持アームアセンブリ4410または4504を提供するステップ。支持アームアセンブリを、患者の腰の上に大腿骨支持アームアセンブリ4804のクロスバーと、クロスバーに取り付けられ、患者の大腿骨頭の中心上に整列した大腿骨頭部中心ターゲットとを備えた手術台に固定するステップ。
患者の膝関節を切開するステップ。
大腿骨アライメントアセンブリ4818のベース4824を、大腿骨100の中心遠位前部皮質表面と上に重なる軟組織との間に挿入することにより、ベースが大腿骨100の中心遠位前部皮質表面に対向し、大腿骨軸に概ね整列するステップ。
ベースが大腿骨100に対してこのように配置されている間、大腿骨延長ロッドの中心長手方向軸が大腿骨100の前面図において大腿骨100の機械軸202に沿って位置するように、大腿骨延長ロッド4826の近位端を大腿骨頭部中心ターゲット4816に配置するステップ。言い換えると、大腿骨延長ロッド4826は、大腿骨頭の中心120及び遠位大腿骨上顆部の内側-外側中心を通過する。
動作可能に組み立てられたカットガイドアセンブリ4830を提供するステップ。カットガイドアセンブリ4830を大腿骨アライメントアセンブリ4818に結合するステップ。このステップは、大腿骨アライメントアセンブリ4818が大腿骨100に対してかつ大腿骨100の機械軸202に沿って配置される前または後に行われ得る。カットガイドアセンブリ4830が大腿骨アライメントアセンブリ4818に結合されるとき、第1の大腿骨本体4832は、好ましくは、少なくとも1つの遠位大腿骨顆部の遠位側に当接する。
大腿骨アライメントアセンブリ4818が、遠位前部大腿骨100に対向し、かつ大腿骨機械軸202に沿って配置されながら、およびカットガイドアセンブリ4830が大腿骨アライメントアセンブリに結合されながら、脛骨アライメントロッドアセンブリ4854の球形ターゲット係合部4860をフットホルダアセンブリ4802の遠位脛骨ターゲットに配置するステップ。
図69を参照して、大腿骨アライメントアセンブリ4818が、遠位前部大腿骨100に対向し、かつ大腿骨機械軸202に沿って配置され、カットガイドアセンブリ4830が、大腿骨アライメントアセンブリに結合され、球形のターゲット係合部4860が、遠位脛骨ターゲット内にありながら、カットガイドアセンブリ4830の第1の大腿骨本体4832の孔4946を通して骨ピン5050を挿入するステップ。あるいは、前のステップおよびこのステップは、骨ピン5050を孔4946を通して挿入すること、および、脛骨アライメントロッドアセンブリ4854の球形のターゲット係合部4860が遠位脛骨ターゲットに配置され得るまで、孔4946内の骨ピン5050の周りで結合された大腿骨アライメントアセンブリ4818およびカットガイドアセンブリ4830を回転させることを含み得る。
骨ピン5050が孔4946を通して遠位大腿骨100に挿入された後、および脛骨アライメントロッドアセンブリ4854の球形ターゲット係合部4860が遠位脛骨ターゲットにある間、「0 °」標識4924に沿って骨ピンを孔4918を通して挿入するステップ、脛骨アライメントロッドアセンブリ4854を遠位脛骨ターゲットから取り外すステップ、孔4918内の骨ピンによって制限されるように、孔4946内の骨ピン5050の周りでカットガイドアセンブリ4830を回転させて、外部回転をさらに調整するステップ、の任意のシーケンスが存在し得る。
第1の大腿骨本体4832を大腿骨100に固定するために、孔4920、4922、4948、4950、4958、及び/または4960を通して骨ピンを挿入するステップ。骨ピン5052、5054、5056は、それぞれ孔4948、4920、及び4922内に示されている。このステップは、骨ピン5050が孔4946を通して挿入された後に、または同時に生じ得る。好ましくは、ピン5050、5052は、互いに平行であり、大腿骨100の前面図において大腿骨機械軸に平行であり、大腿骨100の側面図においてベース4824の骨に面した側面に平行であり(またはそれに対して画定された方向に)、大腿骨100の遠位端のホワイトサイドの線に沿って配置され;ピン5054、5056は、互いに平行であり、ピン5050、5052に垂直であり、大腿骨100の前面図において大腿骨機械軸に垂直である線に沿って配置され;ピン5058、5060は、互いに平行であり、ピン5050、5052 に平行で(または画定された傾斜で)あり、脛骨104の前面図において脛骨機械軸に垂直である線に沿って配置される。
第1の大腿骨本体4832が大腿骨100に固定されている間、大腿骨100及び第1の大腿骨本体4832に対して第2の大腿骨本体4840を、脛骨に接触する特徴部5000が脛骨プラトーに接触するまで、前方または後方に移動させるステップ。サイズロックボタン4842に対する標識4994、溝4980、および/または孔4996に従って、第2の大腿骨本体4840を最も近い大腿骨インプラントのサイズ設定まで前方または後方に移動させるステップ。
脛骨カットガイド4852を大腿骨100、第1の大腿骨本体4832、および第2の大腿骨本体4840に対して近位または遠位に摺動させ、脛骨カットガイド4852が近位前部脛骨に当接するまで続けるステップ。第2の大腿骨本体4840及び脛骨カットガイド4852がそのように配置されながら、1つ以上の孔5020及び/または5022を通して骨ピンを挿入して、脛骨カットガイド4852を近位脛骨に固定するステップ。骨ピン5058、5060は、孔5020内に示される。
図70を参照して、骨ピン5050が孔4946を通して遠位大腿骨100に挿入された後、および任意選択で、任意の他の骨ピンがカットガイドアセンブリ4830を通して挿入される前に、大腿骨アライメントアセンブリ4818をカットガイドアセンブリ4830から切り離し、大腿骨アライメントアセンブリ4818を膝から取り外す任意選択のステップが存在し得る。このステップは、大腿骨アライメントアセンブリ4818を切り離して取り外す前に、カットガイドアセンブリ48 0を骨ピン5050から一時的に取り外し、次いで、骨ピン5050上のカットガイドアセンブリ4830を交換することを含み得る。
鋸を鋸スロット5014を通して作動させることによって、近位脛骨切除術210を行うステップ。鋸スロット4916を通して遠位大腿骨切除術206を行うステップ。
図71を参照して、任意選択で、第1の大腿骨本体4832が遠位大腿骨切除術206に接触し、脛骨カットガイド4852が近位前部脛骨104に接触するように、大腿骨100に対して近位にカットガイドアセンブリ4830を前進させるステップ。このステップは、孔4920、4922から骨ピン5054、5056を取り外し、孔4946、4948内の骨ピン5050、5052に沿って第1の大腿骨本体4832を摺動させるステップを含み得る。孔4958、4960、および/または5022を通して骨ピンを挿入するステップ。骨ピン5062は孔5022内に示され、骨ピン5064は孔4960内に示される。これらの骨ピン及び孔の斜め方向は、カットガイドアセンブリ4830が遠位に摺動することを防止する。
図72を参照して、鋸スロット4926を通して前大腿切除術214を行うステップ。後大腿切除術220を鋸スロット4972を通して行うステップ。少なくとも近位脛骨切除術210、前大腿切除術214、及び後大腿切除術220は、ピン5050、5052によって確立された配向により、ホワイトサイドの線に対して垂直にされる。
任意選択で、骨ピン5054、5056は、前後の大腿骨切除214、220が行われながら、孔4920、4922から除去されてもよく、骨ピン5050、5052、5064は、遠位大腿骨切除術206が行われながら、孔4946、4948、4950、4958、及び/または4960から除去されてもよい。したがって、好ましくは、孔4920、49 22、4946、4948、4950、4958、及び/または4960への骨ピンの挿入及び除去のシークエンスは、任意の順序で作製され得る切除206、214、220、210を作製するシークエンスと協調する。
示される装置は、少なくとも遠位大腿骨切除術206、前大腿切除術214、後大腿切除術220、及び近位脛骨切除術210のための鋸スロット4916、4926、4972、5014をそれぞれ提供する。前方および後方の面取りカット216、218は、カットガイドアセンブリ4830を取り外し、大腿骨100の遠位側に骨ピン5050、5052を残し、別個の面取りカットガイド(図示せず)を骨ピンに配置し、面取りカット216、218を作製することによって作製され得る。面取りカットガイドは、遠位大腿骨切除術206に接触するための一方の側を有する概して三角形の部分であってもよく、鋸は、鋸スロット内で動作するのに対して、残りの2つの平面外面に沿ってガイドされる。任意選択で、図示されたカットガイドアセンブリ4830は、面取りカット216、218のための鋸スロットまたは平面ガイド面を含むように修正されてもよく、各面取りスロットまたはガイド面は、大腿骨インプラントのサイズ範囲の設計上の根拠に従って、前方および/または後方の鋸スロット4926、4972に対して移動可能であることを理解されたい。
図73~ 74を参照すると、ホワイトサイド角度ゲージ5032が示される。この器具は、遠位大腿骨切除術206が行われる前に、膝のホワイトサイドの線の角度を測定するために使用される、概して垂直なポスト5034を含む。ポスト5034は、ベースプレート5036、例えば、後方参照インプラントサイズ/ドリルガイドのベースプレートにかちりと嵌る(スナップする)ことができる。ベースプレート5036は、ノブ5038またはダイヤルを含む。ノブ5038を時計回りまたは反時計回りに回すと、ベースプレート5036に対するポスト5034の角度が変化する。ポスト5034がホワイトサイドの線と視覚的に位置合わせされるとき、対応する角度は、ノブ5038に隣接するスケールで示され得る。ポスト5034は、ホワイトサイドの線を識別するために大腿骨顆間ノッチを直接参照(接触)するために1つ以上のK線または骨ピンが挿入され得る、孔5040の線形パターンを含んでよい。
図75~86は、膝関節形成術のための大腿骨及び脛骨切除術の方法における選択されたステップ、ならびに関連する装置を示す。これらのステップは、図17~20に示されるステップの後に生じ得、および図69~72に示されるステップの代わりに生じ得る。
図17を参照し、骨ピン4538、4540を挿入した後、大腿骨ピンガイド4512、大腿骨延長ロッド4550、及び骨ピン4538、4540を取り外し、大腿骨100の遠位端に孔4539、4541 (図32)を残すステップ。
図75~76を参照して、カットガイドアセンブリ5100を大腿骨100に結合し、脛骨アライメントロッドアセンブリ5108の遠位ターゲット係合部5146を足首中心ターゲット4506に結合するステップであって、次に、フットホルダアセンブリ4500のブリッジ4508に結合され、次に、操作テーブル(図示せず)に結合されるステップ。カットガイドアセンブリ5100は、図56~60および63~68のカットガイドアセンブリ4830と同様であってよい。1つの構造的差異は、カットガイドアセンブリ4830の第1の大腿骨本体4832、第2の大腿骨本体4840、及び脛骨アライメントロッドアセンブリ4854の間の相互接続部が、鋸スロット4916、4926、4972、5014の内側に位置する一方で、カットガイドアセンブリ5100の類似の相互接続部は、鋸スロットに対して中心に位置することである。その他の類似点と相違点については、以下で説明する。カットガイドアセンブリ5100は、脛骨アライメントロッドアセンブリ5108を含んでもよく、または脛骨アライメントロッドアセンブリは、カットガイドアセンブリとは別の装置と見なされてもよい。脛骨アライメントロッドアセンブリ5108は、内側ロッド5138、外側ロッド5140、スリーブ5142、リング5144、ターゲット係合部5146、及びピン5148を含み得る。脛骨アライメントロッドアセンブリ5108は、特許文献2の延長ロッドまたはアライメントロッド156、30 、313、506、511、1506、1511、2506、2511、または特許文献3の延長ロッドまたはアライメントロッド3524、4308、4406、または延長ロッドまたはアライメントロッド4550、4558、4826、4854、4862に関連し得る。好ましくは、脛骨アライメントロッドアセンブリ5108は、特許文献2の脛骨延長ロッドアセンブリ1511または2511、または脛骨アライメントロッドアセンブリ4862であり得る。
図77を参照すると、カットガイドアセンブリ5100は、第1の大腿骨群5102または大腿骨装置、第2の大腿骨群5104、及び脛骨群5106の3つの部分群またはサブアセンブリに分解されて示される。第2の大腿骨群5104および脛骨群5106は、共に脛骨装置と称され得る。
図78~79を参照すると、第1の大腿骨群5102は、第1の大腿骨 本体5110、第2の大腿骨本体5112、第1のポスト5114、第2のポスト5116、ボルト5118、ボルトピン5120、及びねじ5122を含んでよい 。第1の大腿骨群5102は、カットガイドアセンブリ4830の第1の大腿骨本体4832に類似している。
第1の大腿骨本体5110は、遠位カットガイド部分4910に類似している。第1の大腿骨本体5110は、鋸スロット5170、5172、楕円孔5174、孔5176、5178、及び相互接続機構5180を含む。鋸スロット5170、5172は、第1および第2のポスト5114、5116の鋸切断を回避しながら遠位大腿骨切除術206を行うためのものである。鋸スロット5170、5172、及び楕円孔5174は、内側-外側方向に沿って細長い。楕円孔5174は、大腿骨100に対して使用中の鋸スロット5170、5172の近位にある。孔5176、5178は、楕円孔5174の内側および外側である。孔5176、5178は、第1の大腿骨本体5110を大腿骨100に固定するために骨ピンを受容する。孔5176、5178は平行である。鋸スロット5170、5172、楕円孔5174、及び孔4920、4922は、大腿骨100に対して前後方向に沿って第1の大腿骨本体5110を通って延在する。相互接続機構5180は、第1の大腿骨本体5110の遠位側に中心に位置する短い長方形のボスとして示される。溝5182は、大腿骨100に対して前後方向に沿ってボスを横切って延在し、溝5182の両側に沿って一対の壁5184、5186をもたらす。
図63~64および78~79を参照すると、実施形態では、第1の大腿骨本体5110は、図57~58で最もよく見られるように、第1の大腿骨本体4832と同様の方法で本体4820、ベース4824、及びハンドル4822に接続するように修正されてもよい。
第2の大腿骨本体5112は、カットガイドアセンブリ4830の第1の大腿骨本体4832の前方カットガイド部分4912に類似している。第2の大腿骨本体5112は、鋸スロット5190、5192、ボス5194、楕円孔5196、5198、ボス5200、5202、ボス5204、及び相互接続機構5206を含む。鋸スロット5190、5192は、前大腿切除術214を行うためのものである。鋸スロット5190、5192は、内側外側方向に沿って細長く、ボス5194の両側に位置する。ボス5194は、第2の大腿骨本体5112の前側から前方に延在し、実質的に長方形の外形を有する。アンダーカットチャネル5208は、ボス5194の遠位側に沿って延在し、チャネル5208の内側および外側に沿って一対の壁5210、5212をもたらす。チャネル5208および壁5210、5212は、第2の大腿骨本体5112の前後寸法全体にわたって続く。チャネル5208の前端部は、拡大された半円アルコーブ5214を含む。孔5216は、壁5210、5212を通って、アルコーブ5214のレベルでチャネル5208を横切って延在する。孔5216は、ボルトピン5120を受容する。楕円孔5196、5198は、ボス5194に対してそれぞれ内側及び外側である。楕円孔5196、5198は、大腿骨100に対して前後方向に沿って細長い。楕円孔5196、5198は、大腿骨100の視覚化を可能にし得、構成要素の重量を軽減し得、及び/またはオートクレーブ後の部品冷却を改善し得る(オートクレーブ可能な材料で作られている場合)。鋸スロット5190、5192及び楕円孔5196、5198は、大腿骨100に対して近位-遠位方向に沿って第2の大腿骨本体5112を通って延在する。ボス5200、5202は、ボス4936に類似しており、楕円孔5196、5198の内側および外側に位置する。ボス5200は、鋸スロット5190の内側端部の後方に起始し、前内側方向に沿って斜めに延在する。ボス5200は、ボス内に前方から後方に位置し、ボス5200と同じ斜め前内側方向に沿って第2の大腿骨本体5112を通って延在する2つの孔5218、5220を含む。ボス5202は、鋸スロット5192の横方向の端部の後方に起始し、前横方向に沿って斜めに延在する。ボス5202は、ボス内で前方から後方に位置し、ボス5202と同じ斜め前方横方向に沿って第2の大腿骨本体5112を通って延在する2つの孔5222、5224を含む。孔5218、5220、5222、5224は、第2の大腿骨本体5112を大腿骨100に固定するための骨ピンを受容する。ボス5204は、壁5212の横方向後部から横方向に延びる。ボス5204は、チャネル5208と流体連通するためにボス及び壁5212を通って延在する内部ねじ孔5226を含む。孔5226は、ねじ5122を受容する。標識5228は、一対の矢印として示されるように、壁5210、5212の少なくとも1つの遠位側に沿って存在してもよい。相互接続機構5206は、ボス5194の近位側または上位側に位置する短い長方形のボスとして示される。孔5230、5232は、チャネル5208の底部を通って近位-遠位方向に沿って平行に、第2の大腿骨本体5112を通って延在する。孔5230、5232は、第1のポスト5114、5116をそれぞれ受容する。第2の大腿骨本体5112の近位側5233は、使用中の大腿骨100の内側遠位顆部の遠位面に直接的に当接しており、したがって、大腿骨に接触する特徴部と称され得る。
第1のポスト5114は、骨ピン4538または5050に類似している。第2のポスト5116は、骨ピン4540または5052に類似している。それぞれは、実質的に円筒形の部分であってよく、第1のポスト5114は、図示されるように、より大きな外径を任意選択で有する。ポスト5114、5116は、それぞれ、一端の近くに円周フランジ5234、5236を含んでよい。反対側の端部は鈍くてもよい。
ボルト5118は、ヘッド5238と、ヘッドから延在する外部ねじ込みシャフト5240とを含んでもよい。ヘッド5238は、円周外側溝5242及び示される六角孔等のトルク入力特徴部5244を含んでよい。溝5242は、ボルトピン5120を受容する。トルク入力特徴部5244は、ドライバ、六角キー等に接続して、ボルト5118を回転させる。
ねじ5122は、ヘッド5246と、ヘッドから延在する外側ねじ付きシャフト5248とを含んでよい。ヘッド5246は、示される六角孔などのトルク入力特徴部5250を含んでもよい。トルク入力特徴部5250は、ドライバ、六角キーなどに接続して、ねじ5122を回転させる。
第1の大腿骨群5102は、以下のステップのいくつかまたはすべてを任意の順番で行うことにより組み立てられ得る:図77に示されるように、第1の大腿骨本体5110及び第2の大腿骨本体5112を配向し、相互接続機構5206を溝5182に挿入するステップ;任意選択で、相互接続機構5206を溝5182に固定するステップ;フランジ5234が第2の大腿骨本体5112の近位側に当接するように、第1のポスト5114を孔5230に挿入するステップ;フランジ5236が第2の大腿骨本体5112の近位側に当接するように第2のポスト5116を孔5232に挿入するステップ;任意選択で、第1のポスト5114を孔5230に固定し、第2のポスト5116を孔5232に固定するステップ;ボルト5118をチャネル5208に挿入することにより、ヘッド5238がアルコーブ5214に受容され、シャフト5240がチャネル5208内に延在するステップ;ボルトピン5120を孔5216(両部分)および溝5242を通して挿入するステップ;任意選択でボルトピン5120を、孔5216の少なくとも1つの部分において固定するステップ;及びねじ5122のシャフト5248を孔5226にねじ込むステップ。
第1の大腿骨群5102が動作可能に組み立てられるとき、第1の大腿骨本体5110、第2の大腿骨本体5112、第1のポスト5114、及び第2のポスト5116は、それらが単一の一体部分として機能するように、すべて一緒に固定されてもよい。任意選択で、これらの部品5110、5112、5114、及び5116は、単一の一体の部品として加工されてもよい。ボルト5118は、孔5216及び溝5242内のボルトピン5120によってチャネル5208内に保持され、チャネル5208内で自由に回転する。しかしながら、ボルト5118は、孔5216及び溝5242内のボルトピン5120、ならびにアルコーブ5214内のヘッド5238によって、チャネル5208に沿って並進することを防止される。
図80~81を参照すると、第2の大腿骨群5104は、第3の大腿骨本体5124、第4の大腿骨本体5126、ボルト5128、ボルトピン5130、及びねじ5132を含み得る。第2の大腿骨群5104は、カットガイドアセンブリ4830の第2の大腿骨本体4840に類似している。
第3の大腿骨本体5124は、エルボ4974またはスタークに類似している。第3の大腿骨本体5124は、第1の大腿骨群5102の第2の大腿骨本体5112のアンダーカットチャネル5208と相互接続するためのアンダーカットレール5252と、チャネル5208のようなアンダーカットチャネル5254とを含む。レール5252及びチャネル5254は、両方とも大腿骨100に対して前後方向に沿って延在する。レール5252は、チャネル5254の近位にある。標識5256は、示される数字及び線など、レール5252の遠位側に存在してもよい。レール5252の近位側は、半円断面の長手方向溝5258を含んでよい。内部ねじ部分5260は、第1の大腿骨群5102のボルト5118の外部ねじシャフト5240と係合するために、前端近くの溝5258に含まれてもよく、溝5258の残りの平滑部分は、ゆとりとともにシャフト5240を受容してもよい。チャネル5254は、レール5252の後部遠位部分に沿って延在し、チャネルの内側および外側に沿って一対の壁5262、5264を有する。チャネル5254の前端は、拡大された半円アルコーブ5266を含む。孔5268は、壁5262、5264を通って、アルコーブ5214のレベルでチャネル5254を横切って延在する。孔は、ボルトピン5130を受容する。標識5270は、一対の矢印として示されるように、壁5262、5264の少なくとも1つの遠位側に沿って存在してもよい。ボス5272は、壁5264の横方向の中央部分から横方向に延在する。ボス5272は、チャネル5254と流体連通するためにボス及び壁5264を通って延在する内部ねじ孔5274を含む。孔5274は、ねじ5132を受容する。
第4の大腿骨本体5126は、鋸スロット4972を含む第2の大腿骨本体4840の部分に類似している。第4の大腿骨本体5126は、後部大腿骨切除220を行うための鋸スロット5276、5278を含む。鋸スロット5276、5278は、内側-外側方向に沿って細長く、大腿骨100に対して上下方向に沿って第4の大腿骨本体512 6を通って延在する。アンダーカットチャネル5280は、前側と後側との間の第4の大腿骨本体5126の遠位側にわたって延在する。チャネル5280は、鋸スロット5276、5278の間に位置し、第3の大腿骨本体5124のアンダーカットレール5252の後端を受容するように形作られ、サイズが決められている。脛骨に接触する特徴部5282は、第4の大腿骨本体5126の上部後部中央部分から延在しており、長方形のボスが示されている。脛骨に接触する特徴部5282の後部5284(大腿骨100に対して)は、使用中に脛骨104の近位面、好ましくは脛骨隆起のベースの近傍にある脛骨プラトーの中央前部、またはこの領域における仮の脛骨切除に接触するように適合される。
ボルト5128は、ヘッド5286と、ヘッドから延在する外部ねじ込みシャフト5288とを含んでもよい。ヘッド5286は、円周外側溝5290及び示される六角孔等のトルク入力特徴部5292を含んでよい。溝5290は、ボルトピン5130を受容する。トルク入力特徴部5292は、ドライバ、六角キー等に接続して、ボルト5128を回転させる。
ねじ5132は、ヘッド5294と、ヘッドから延在する外側ねじ付きシャフト5296とを含んでよい。ヘッド5294は、示される六角孔などのトルク入力特徴部5298を含んでもよい。トルク入力特徴部5298は、ドライバ、六角キーなどに接続して、ねじ5132を回転させる。
第2の大腿骨群5104は、以下のいくつかまたはすべてのステップを任意の順番で行うことにより、組み立てられてもよい:図77に示されるように、第3の大腿骨本体5124および第4の大腿骨本体5126を配向し、アンダーカットレール5252の後端をチャネル5280に挿入するステップ;任意選択でアンダーカットレール5252の後端をチャネル5280に固定するステップ;ヘッド5286が凹部5266内に受容され、シャフト5288がチャネル内に延在するように、チャネル5254にボルト5128を挿入するステップ;ボルトピン5130を孔5268(両方の部分)および溝5290に通して挿入するステップ;任意選択でボルトピン5130を孔5268の少なくとも1つの部分に固定するステップ;およびねじ5132のシャフト5296を孔5274にねじ込むステップ。
第2の大腿骨群5104が動作可能に組み立てられるとき、第3および第4の大腿骨本体5124、5126は、それらが単一の一体部分として機能するように共に固定されてもよい。任意選択で、これらの部品5124、5126は、単一の一体部分として加工されてもよい。ボルト5128は、孔5268及び溝5242内のボルトピン5130により、チャネル5254内に保持される。ボルト5128は、チャネル5208内で自由に回転するが、孔5216及び溝5242内のボルトピン5120、ならびにアルコーブ5266内のヘッド5286によってチャネルに沿って並進することを防止される。
図82~83を参照すると、脛骨群5106は、第1の脛骨本体5134及び第2の脛骨本体5136を含んでもよい。脛骨群5106は、カットガイドアセンブリ4830の脛骨カットガイド4852に類似している。
第1の脛骨本体5134は、第2の大腿骨群5104の第3の大腿骨本体5124のアンダーカットチャネル5254と相互接続するためのアンダーカットレール5300と、相互接続機構5302とを含む。レール5300は、大腿骨100に対して前後方向に沿って延在する。標識5304は、示される数字及び線など、レール5300の遠位側に存在してもよい。レール5300の近位側は、半円断面の長手方向溝5306を含んでよい。内部ねじ部分5308は、第2の大腿骨群5104のボルト5128の外部ねじ軸5288と係合するために、前端近くの溝5306に含まれてもよく、溝5306の残りの平滑部分は、ゆとりとともにシャフト5288を受容してもよい。相互接続機構5302は、レール5300の後端から遠位に延びる矩形ボスとして示される。溝5310は、大腿骨100に対して近位-遠位方向に沿ってボスを横切って延在し、溝5310の両側に沿って一対の壁5312、5314をもたらす。
第2の脛骨本体5136は、鋸スロット5014を含む脛骨カットガイド4852の部分に類似している。第2の脛骨本体5136は、近位脛骨切除210を行うための鋸スロット5316を含む。鋸スロット5316は、内側-外側方向に沿って細長く、大腿骨100に対して近位-遠位方向に沿って第2の脛骨本体5136を通って延在する。相互接続特徴5318は、大腿骨100に対して前方に延在し、長方形のボスが示される。孔5320のパターンは、近位-遠位方向に沿って第2の脛骨本体5136を通って延在することができる。一対の孔5322は、斜めの内側-後方方向に沿って第2の脛骨本体5136を通って延在することができる。孔5320、5322は、第2の脛骨本体5136を脛骨104に固定するために骨ピンを受容してもよい。第2の脛骨本体5136は、脛骨アライメントロッドアセンブリ5108に任意選択でスナップフィット接続するための二分岐遠位アーム5324とともに示される。
脛骨群5106は、図77に示されるように、第1の脛骨本体5134及び第2の脛骨本体5136を配向することと、相互接続機構5318を溝5310に挿入することと、任意選択で、相互接続機構5318を溝5310に固定すること、とによって組み立てられてよい。
脛骨群5106が動作可能に組み立てられるとき、第1及び第2の脛骨本体5134、5136は、それらが単一の一体部分として機能するように共に固定されてもよい。任意選択で、これらの部品5134、5136は、単一の一体部分として加工されてもよい。
カットガイドアセンブリ5100は、以下のいくつかのまたはすべてのステップを任意の順序で行うことにより、組み立てられてもよい:図77に示されるように、第1の大腿骨群5102及び第2の大腿骨群5104を配向するステップ;レール5252の前端をチャネル5208の後端に摺動させるステップ;ボルト5118を回転させてシャフト5240を内部ねじ部分5260と係合させるステップ;図77に示されるように、第2の大腿骨群5102及び脛骨群5106を配向させるステップ;レール5300の前端をチャネル5254の後端に摺動させるステップ;ボルト5128を回転させてシャフト5288を内部ねじ部分5308と係合させるステップ。
カットガイドアセンブリ5100が動作可能に組み立てられるとき、ボルト5118を時計回り及び反時計回りに回転させることは、第1の大腿骨群5102に対して第2の大腿骨群5104を前方及び後方(大腿骨100に対して)に移動させ、鋸スロット5190、5192と鋸スロット5276、5278との間の前後距離を調整する。標識5228、5256は、鋸スロット5190、5192と鋸スロット5276、5278との間の前後距離に対応する大腿骨インプラント構成要素のサイズを示すように協働する。ボルト5118を回転させることはまた、第1の大腿骨群5102に対して脛骨群5106を移動させる。ボルト5128を時計回り及び反時計回りに回転させることは、脛骨群5106を第2の大腿骨群5104に対して前方及び後方に移動させ、鋸スロット5276、5278と鋸スロット5316との間の前方及び後方の距離を調整する。標識5270、5304は、鋸スロット5276、5278と鋸スロット5316との間の前後距離に対応する脛骨関節インサートの厚さを示すように協働する。ボルト5128を回転させることはまた、第1の大腿骨群5102に対して脛骨群5106を移動させる。
図75に戻ると、カットガイドアセンブリ5100を大腿骨100に結合することは、第1のポスト5114を孔4539に挿入することと、第2のポスト5116を孔4541に挿入することと、第2の大腿骨本体5112の近位側を大腿骨顆部の遠位面に接触させることとを含み得る。脛骨アライメントロッドアセンブリ5108のターゲット係合部5146を足首中心ターゲット4506に結合することは、好ましくは、脛骨の前面図において脛骨アライメントロッドアセンブリを脛骨104の機械軸202と整列させることを含み、これは、アキレス腱または前述の他の脛骨アライメント戦略のいずれかを参照することを含み得る。
カットガイドアセンブリ5100を作動または調整するステップであって、脛骨に接触する特徴部5282の後部5284を、脛骨隆起のベースの近傍にある脛骨プラトーの中央前部などの脛骨104の近位側またはこの領域における仮の脛骨切除に対向して位置付けるステップ。カットガイドアセンブリ5100を作動または調整することは、標識5228、5256が最小の大腿骨インプラント構成要素サイズを示すまで、第2の大腿骨群5104を大腿骨100に対して前方に移動させるためにボルト5118を回転させることと;脛骨に接触する特徴部5282の後部5284が脛骨プラットフォームに接触するまで、第2の大腿骨群5104を大腿骨100に対して後方に移動させるためにボルト5118を回転させ、標識5228、5256によって示される大腿骨インプラント構成要素サイズを読み取ることと;任意選択で、ねじ5122を締め付けて、第1の大腿骨群5102に対して固定位置に第2の大腿骨群5104をロックすることと;ボルト5128を回して、標識5270,5304が最も細い脛骨関節インサートを示すまで大腿骨100に対して前方に脛骨群5106を移動させることと;ボルト5128を回して、標識5270,5304が所望の脛骨関節インサート厚さを示すまで大腿骨に対して後方に脛骨群5106を移動させることと;及び/または任意選択で、ねじ5132を締め付けて、脛骨群5106をロックし、第2の大腿骨群5104に対して固定位置にあるようにすることと、を含んでもよい。
カットガイドアセンブリ5100の孔5176、5178、5320を通して骨ピン5150、5152、5154、5156を、大腿骨100及び脛骨104に挿入するステップ。
図84を参照し、鋸スロット5170、5172を通って鋸を作動させて遠位大腿骨切除術206を行うステップと、鋸スロット5316を通って鋸を作動させて近位脛骨切除術210を行うステップ。
図85を参照し、骨ピン5150、5152を取り外すステップ;第2の大腿骨本体5112の近位側が遠位大腿骨切除部206に接触するまで、孔4539、4541内、及び骨ピン5154、5156に沿って、大腿骨100に対して近位にカットガイドアセンブリ5100を摺動させるステップ;孔5218、5220、5222、及び/または5224を通して骨ピン5158を大腿骨100に挿入するステップ;及び孔5322を通して、及び脛骨104に骨ピン5160を挿入するステップ。
図86を参照し、鋸スロット5190、5192を通して鋸を作動させて前部大腿骨切除214を行うステップ;鋸スロット5276、5278を通して鋸を作動させて後部大腿骨切除220を行うステップ。少なくとも近位脛骨切除術210、前大腿切除術214、及び後大腿切除術220は、孔4539、4541内のポスト5114、5116によって確立された配向により、ホワイトサイドの線に対して垂直にされる。
示されている装置は、少なくとも遠位大腿骨切除術206、近位脛骨切除術210、前大腿切除術214、及び後大腿切除術220のための鋸スロット5170、5172、5316、5190、5192、5276、5278をそれぞれ提供する。前後の面取りカット216、218は、カットガイドアセンブリ5100を取り外し、別個の面取りカットガイド(図示せず)を骨孔4539、4541に結合し、面取りカット216、218を作製することによって作製され得る。面取りカットガイドは、遠位大腿骨切除術206に接触するための一方の側を有する概して三角形の部分であってもよく、鋸は、鋸スロット内で動作するのに対して、残りの2つの平面外面に沿ってガイドされる。任意選択で、図示されたカットガイドアセンブリ5100は、面取りカット216、218のための鋸スロットまたは平面ガイド面を含むように修正されてもよく、各面取り本体は、大腿骨インプラントのサイズ範囲の設計上の根拠に従って、前方および/または後方の鋸スロット5190,5192,および5276,5278に対して移動可能であることを理解されたい。
ピンガイドアセンブリ4300、6-イン-1ピンガイドアセンブリ4552、カットガイドアセンブリ4830、及び/またはカットガイドアセンブリ5100は、大腿骨及び脛骨切除に関して軟組織のバランスを取る目的で、ピンまたはカットガイドアセンブリが大腿骨100及び脛骨104に結合されるときに、膝の側副靭帯及び/または他の軟組織に張力を加えるように付勢される軟組織張力装置(図示せず)を含むように修正されてよい。張力装置は、ピンガイドアセンブリ4300の大腿骨マルチピンガイド4302と脛骨ピンガイド4304との間、6-イン-1のピンガイド4552の大腿骨本体4554と脛骨本体4556との間、カットガイドアセンブリ4830の第1の大腿骨本体4832と第2の大腿骨本体4840との間、及び/またはカットガイドアセンブリ5100の第1の大腿骨群5102と第2の大腿骨群5104との間のばねまたは力アクチュエータを含んでもよい。複数の大腿骨および/または脛骨に接触する特徴のほか、複数のばねまたはアクチュエータが含まれ得る。張力装置はまた、1つまたは複数の位置に標識または実際のもしくは相対的な張力を示すディスプレイを含んでもよい。
本明細書で開示されるいずれの方法も、説明される方法を実行するための1つまたは複数のステップまたは作用を有する。方法のステップおよび/または作用は、互いに交換することもできる。換言すれば、実施形態の適切な動作のために特定のステップまたは作用の順序が必要でない限り、特定のステップおよび/または作用の順序および/または使用を変更することができる。
本明細書全体を通して「実施形態(an embodiment)」または「その実施形態(the embodiment)」への言及は、その実施形態に関連して説明された特定の機能、構造または特性が少なくとも1つの実施形態に含まれることを意味する。従って、本明細書全体で列挙される引用句またはその変形は、必ずしもすべてが同じ実施形態を指しているわけではない。
同様に、実施形態の上記の説明では、開示を合理化する目的で、様々な特徴が単一の実施形態、図、またはその説明に一緒にグループ化される場合があることを理解されたい。しかしながら、この開示の方法は、いかなる請求の範囲もその請求の範囲に明示的に列挙されたものよりも多くの特徴を必要とするという意図を反映するものとして解釈されるべきではない。むしろ、以下の請求の範囲が示すように、発明の態様は、上述した単一の開示された特徴事項のすべてより少ない特徴事項の組み合わせにある。従って、詳細な説明に続く請求の範囲は、これによって、この詳細な説明に明確に組み込まれ、各請求項は、別個の実施形態として独自のものに基づくものである。本開示には、独立請求項とその従属請求項のすべての順列が含まれる。
特徴または要素に関する、請求の範囲における用語”第1”という記載は、必ずしも第2または追加のそのような特徴または要素の存在を意味するものではない。ミーンズプラスファンクション形式で列挙された要素は米国特許法第112条第6段落に従って解釈されることを意図している。基本的な原理および技術から逸脱することなく、上記の実施形態の詳細に変更を加え得ることは、当業者には明らかであろう。
本技術の特定の実施形態および用途を例示し説明してきたが、その技術は、本明細書に開示された詳細な構成および構成要素に限定されないことを理解されたい。当業者に明らかである様々な修正、変更、および変形は、技術の精神および範囲から逸脱することなく、本明細書に開示される本技術の方法およびシステムの配置、操作、および詳細においてなされ得る。

Claims (20)

  1. 大腿骨の膝関節形成および膝関節の脛骨のための器具システムであって、前記システムは、
    内側孔および外側孔、前方孔および後方孔、ならびに大腿骨に接触する特徴部を含む大腿骨装置であって、前記内側孔および前記外側孔は平行であり、前方および後方の方向に沿って延在し、前記大腿骨の遠位前方側に挿入するための骨ピンを受容するように適合され;前記前方孔および前記後方孔は平行であり、近位-遠位方向に沿って延在し、前記大腿骨の遠位側に挿入するための骨ピンを受容するように適合され;前記大腿骨に接触する特徴部は、大腿骨顆部の遠位表面に接触するように適合された大腿骨装置と、
    前記大腿骨装置に摺動可能に接続された脛骨装置であって、ピン孔及び脛骨に接触する特徴部を含み;前記ピン孔は、近位-遠位方向に沿って延在し、前記脛骨の近位前側に挿入するための骨ピンを受容するように適合され;前記脛骨に接触する特徴部は、脛骨顆部の近位表面に接触するように適合され;前記脛骨装置は、前記前方および後方の方向に沿って前記大腿骨装置に相対的に摺動する、脛骨装置と、
    を含む器具システム。
  2. 近位端と遠位端との間に延在し、大腿骨の前面図における大腿骨の機械軸と整列するように適合される大腿骨アライメントロッドと、
    近位端と遠位端との間に延在するハンドルであって、前記ハンドルの近位端が前記大腿骨アライメントロッドの遠位端に接続されるハンドルと、
    近位端と遠位端との間に延在し、骨に面した側面を含むベースであって、前記ベースの遠位端が前記ハンドルの遠位端に接続され、前記骨に面した側面が前記大腿骨の中心遠位前面に接触するように適合され、
    前記大腿骨装置が前記ベースの遠位端に接続されるベースと、を含む、請求項1に記載の器具システム。
  3. 前記大腿骨装置は、遠位大腿骨鋸スロットおよび前部大腿骨鋸スロットを含み、前記遠位大腿骨鋸スロットは、内側-外側方向に沿って細長く、前後方向に沿って延在し、遠位大腿骨切除を行うために鋸刃を受容するように適合され、前記前部大腿骨鋸スロットは、内側-外側方向に沿って細長く、近位遠位方向に沿って延在し、前部大腿骨切除を行うために鋸刃を受容するように適合される請求項2に記載の器具システム。
  4. 前記脛骨装置は、後大腿鋸スロット及び近位脛骨鋸スロットを含み、前記後大腿鋸スロットは、前記内側-外側方向に沿って細長く、前記近位-遠位方向に沿って延在し、後大腿切除を行うために鋸刃を受容するように適合され、前記近位脛骨鋸スロットは、前記内側-外側方向に沿って細長く、前記近位-遠位方向に沿って延在し、近位脛骨切除を行うために鋸刃を受容するように適合される請求項3に記載の器具システム。
  5. 前記脛骨装置は、第1の部分および第2の部分を含み、前記第1の部分は、大腿骨装置に摺動可能に接続され、大腿骨後部鋸スロットを含み、前記第2の部分は、第1の部分に摺動可能に接続され、近位脛骨鋸スロットを含み、前記第1の部分および前記第2の部分は、前後方向に沿って摺動する請求項4に記載の器具システム。
  6. 前記脛骨装置の前記ピン孔は、内側孔であり、前記脛骨装置は、前記内側孔の横に外側孔を含み、前記脛骨装置の前記内側孔及び前記外側孔は平行であり、近位-遠位方向に沿って延在し、脛骨の近位前側に挿入するための骨ピンを受容するように適合される請求項1に記載の器具システム。
  7. 前記脛骨装置に接続され、前記脛骨の前面図における前記脛骨の機械軸と整列するように適合された脛骨アライメントロッドを含む、請求項1に記載の器具システム。
  8. 大腿骨及び膝関節の脛骨の膝関節形成のための器具システムであって、前記システムは、
    遠位大腿骨鋸スロット、前部大腿骨鋸スロット、及び大腿骨接触する特徴部を含む大腿骨装置であって、前記遠位大腿骨鋸スロットは、内側-外側方向に沿って細長く、前後方向に沿って延在し、遠位大腿骨切除を行うための鋸刃を受容するように適合され;前記前部大腿骨鋸スロットは、内側-外側方向に沿って細長く、近位-遠位方向に沿って延在し、前部大腿骨切除を行うための鋸刃を受容するように適合され;前記大腿骨に接触する特徴部は、大腿骨顆部の遠位面に接触するように適合される大腿骨装置と;
    前記大腿骨装置に摺動可能に接続される脛骨装置であって、後部大腿骨鋸スロット、近位脛骨鋸スロット、及び脛骨に接触する特徴部を含み、前記後部大腿骨鋸スロットは、前記内側-外側方向に沿って細長く、前記近位-遠位方向に沿って延在し、後部大腿骨切除を行うために鋸刃を受容するように適合され;前記近位脛骨鋸スロットは、前記内側-外側方向に沿って細長く、前記近位-遠位方向に沿って延在し、近位脛骨切除を行うために鋸刃を受容するように適合され;前記脛骨に接触する特徴部が、脛骨プラトーの近位表面に接触するように適合され;前記脛骨装置が、前記前後方向に沿って前記大腿骨装置に対して摺動する、ことを含む器具システム。
  9. 近位端と遠位端との間に延在し、大腿骨の前面図における大腿骨の機械軸と整列するように適合される大腿骨アライメントロッドと、
    近位端と遠位端との間に延在するハンドルであって、前記ハンドルの近位端が前記大腿骨アライメントロッドの遠位端に接続されるハンドルと、
    近位端と遠位端との間に延在し、骨に面した側面を含むベースであって、前記ベースの遠位端が前記ハンドルの遠位端に接続され、前記骨に面した側面が前記大腿骨の中心遠位前面に接触するように適合され、前記大腿骨装置が前記ベースの遠位端に接続されるベースと、を含む、請求項8に記載の器具システム。
  10. 前記大腿骨装置は、内側孔および外側孔、ならびに前方孔および後方孔を含み、前記内側孔および前記外側孔は平行であり、前方および後方の方向に沿って延在し、前記大腿骨の遠位前方側に挿入するための骨ピンを受容するように適合され、前記前方孔および前記後方孔は平行であり、近位-遠位方向に沿って延在し、前記大腿骨の遠位側に挿入するための骨ピンを受容するように適合される、請求項9に記載の器具システム。
  11. 前記脛骨装置は、近位遠位方向に沿って延在するピン孔を含み、前記脛骨の近位前側に挿入するための骨ピンを受容するように適合される請求項10に記載の器具システム。
  12. 前記脛骨装置の前記ピン孔は内側孔であり、前記脛骨装置は、前記内側孔の横に外側孔を含み、前記脛骨装置の前記内側孔及び前記外側孔は平行であり、近位-遠位方向に沿って延在し、脛骨の近位前側に挿入するための骨ピンを受容するように適合される請求項11に記載の器具システム。
  13. 前記脛骨装置は、第1の部分および第2の部分を含み、前記第1の部分は、前記大腿骨装置に摺動可能に接続され、前記後部大腿骨鋸スロットを含み、前記第2の部分は、前記第1の部分に摺動可能に接続され、前記近位脛骨鋸スロットを含み、前記第1の部分および第2の部分は、前後方向に沿って摺動する請求項8に記載の器具システム。
  14. 前記脛骨装置に接続され、前記脛骨の前面図において前記脛骨の機械軸と整列するように適合された脛骨アライメントロッドを含む、請求項8に記載の器具システム。
  15. 大腿骨及び膝関節の脛骨の膝関節形成のための器具システムであって、前記システムは、
    遠位大腿骨鋸スロット、前部大腿骨鋸スロット、及び大腿骨に接触する特徴部を含む大腿骨装置であって、前記遠位大腿骨鋸スロットは、内側-外側方向に沿って細長く、前後方向に沿って延在し;前記前部大腿骨鋸スロットは、内側-外側方向に沿って細長く、近位遠位方向に沿って延在し;前記遠位大腿骨鋸スロット、前記前部大腿骨鋸スロット、および大腿骨に接触する特徴部は、互いに固定されている大腿骨装置と;
    前記大腿骨装置に摺動可能に接続される脛骨装置であって、後部大腿骨鋸スロット、近位脛骨鋸スロット、および脛骨に接触する特徴部を含み、前記後部大腿骨鋸スロットは、前記内側-外側方向に沿って細長く、前記近位遠位方向に沿って延在し;前記近位脛骨鋸スロットは、前記内側-外側方向に沿って細長く、前記近位遠位方向に沿って延在し;前記後部大腿骨鋸スロットおよび前記脛骨に接触する特徴部は、互いに固定され;前記脛骨装置は、前記大腿骨装置に対して前後方向に沿って摺動する脛骨装置と、
    を含む器具システム。
  16. 近位端と遠位端との間に延在する大腿骨アライメントロッドと、
    近位端と遠位端との間に延在するハンドルであって、前記ハンドルの近位端が前記大腿骨アライメントロッドの遠位端に接続されるハンドルと、
    近位端と遠位端との間に延在し、骨に面した側面を含むベースであって、前記ベースの遠位端が前記ハンドルの遠位端に接続され、前記大腿骨装置が前記ベースの遠位端に接続される、ベースと、を含む、請求項15に記載の器具システム。
  17. 前記大腿骨装置は、内側孔および外側孔、ならびに前方孔および後方孔であって、前記内側孔および前記外側孔は平行であり、前方および後方の方向に沿って延在し、前記前方孔および前記後方孔は平行であり、近位-遠位方向に沿って延在し、前記内側孔、前記外側孔、前記前方孔、および前記後方孔は互いに対して固定される内側孔および外側孔ならびに前方孔および後方孔と、遠位大腿骨の鋸スロットと、前方大腿骨の鋸スロットと、大腿骨に接触する特徴部とを含む請求項16に記載の器具システム。
  18. 前記脛骨装置は、近位遠位方向に沿って延びるピン孔を含み、前記近位脛骨鋸スロット及び前記ピン孔は、互いに対して固定される請求項17に記載の器具システム。
  19. 前記脛骨装置の前記ピン孔は内側孔であり、前記脛骨装置は、前記内側孔の横に外側孔を含み、前記脛骨装置の前記内側孔および前記外側孔は平行であり、近位-遠位方向に沿って延在し、前記脛骨装置の前記内側孔および前記外側孔は、互いに対して固定される請求項18に記載の器具システム。
  20. 前記脛骨装置は、第1の部分および第2の部分を含み、前記第1の部分は、前記大腿骨装置に摺動可能に接続され、前記後部大腿骨鋸スロットを含み、前記第2の部分は、前記第1の部分に摺動可能に接続され、前記近位脛骨鋸スロットを含み、前記第1の部分および第2の部分は、前後方向に沿って摺動する請求項15に記載の器具システム。
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