JP2022548510A - 拡張機能付き充電器ドアカバー - Google Patents

Abstract

連結器および収納部分を含む充電ケースの装置ホルダー部分用のカバー。連結器は、カバーを装置ホルダー部分の外壁に解放可能に留めるように動作可能であってもよい。収納部分は、少なくとも一つの品目を収納するためのカバー内の収納容積を画定してもよい。
【選択図】図９

Description

本発明は、エアロゾル発生装置を受容するための充電ケースに関し、特に充電ケースの装置ホルダー部分用のカバーに関する。カバーは、品目を収納するための収納容積を含む。

充電ケースは概して、カバー（言い換えれば、充電器ドアカバー）を有するエアロゾル発生装置を解放可能に保持するように構成された旋回可能な開口部を含む。典型的にカバーは、エアロゾル発生装置を充電器内に単に留める中実体である。

一部のシステムにおいて、エアロゾル発生装置は、捲縮したたばこシートの集合体などの固体エアロゾル形成基体を含むエアロゾル発生物品を受容するように構成されている。これらのシステムにおいて、装置は典型的にアトマイザーを備え、このアトマイザーは、物品が装置の中に受容されている時に、エアロゾル形成基体を加熱するように配設されている。エアロゾル発生物品はまた、従来の紙巻たばこと類似した、ロッドの形態のエアロゾル形成基体と一緒に包まれているフィルターを備えてもよい。その他のシステムにおいて、装置は、アトマイザーおよび液体エアロゾル形成基体を備えるカートリッジを受容するように構成されている。こうしたカートリッジはしばしば、カトマイザーとも称される。カトマイザーで使用される共通のタイプのアトマイザーは、液体エアロゾル形成基体に浸された細長い芯の周りに巻かれたヒーターワイヤーのコイルを備える。

一部の電気的に作動するエアロゾル発生システムは、使用していない時にエアロゾル発生装置を解放可能に留めるためのケースを備える。こうしたケースは、エアロゾル発生装置に対するある程度の保護を提供することができ、また再充電およびエアロゾル形成基体の再充填などの追加的な機能も提供してもよい。

エアロゾル発生装置を保持するためのケースは、ユーザーが中に装置を挿入する必要がある狭い開口部を画定するハウジングを備えることが多い。狭い開口部は典型的に、エアロゾル発生装置の幅と類似した幅を有する。エアロゾル発生装置をこれらのケースの中に挿入するユーザーは概して、エアロゾル発生装置を狭い開口部と密接に整列させて装置をケースの中に挿入することが必要である。このことはユーザーにとって、特に弱光下において、またはユーザーが移動している時に、困難となる場合がある。

カバーまたは充電器ドアカバーを適合させるためのソリューションを提供して、充電ケースの様々な異なるユーザーに機能性を提供することが望ましいであろう。エアロゾル発生装置を包含でき、任意に充電できる充電器ドアカバーを提供することが望ましいであろう。

本開示によると、充電ケースの装置ホルダー部分用のカバーが提供されていて、カバーは連結器および収納部分を備える。連結器は、カバーを装置ホルダー部分の外壁に解放可能に留めるように動作可能である。収納部分は、少なくとも一つの品目を収納するためのカバー内の収納容積を画定する。

本開示によると、充電ケースの装置ホルダー部分の外壁用のカバーが提供されていて、カバーは連結器および収納部分を備える。連結器は、カバーを装置ホルダー部分の外壁に解放可能に留めるように構成されている。収納部分は、少なくとも一つの品目を収納するためのカバー内の収納容積を画定する。

本開示によると、エアロゾル発生装置を受容および充電するための充電ケースが提供されていて、このケースはハウジング、装置ホルダー部分、およびカバーを備える。ハウジングは開口部を有する。装置ホルダー部分は、ハウジングに移動可能に連結されている、かつ開位置と閉位置の間でハウジングに対して移動可能である。装置ホルダー部分は、ハウジングに旋回可能に連結されてもよい。装置ホルダー部分は外壁と、エアロゾル発生装置を解放可能に保持するように配設された一つ以上の内壁とを備える。カバーは収納部分を備え、カバーは装置ホルダー部分の外壁に留められている。収納部分は、少なくとも一つの品目を収納するためのカバー内の収納容積を画定する。カバーは、カバーを外壁に解放可能に留めるように配設された連結器を備えることが好ましい。

本開示によると、充電ケースを備えるキットが提供されている。ケースはハウジング、装置ホルダー部分、およびカバーを備える。ハウジングは開口部を有する。装置ホルダー部分は、ハウジングに移動可能に連結されていて、かつ開位置と閉位置の間でハウジングに対して移動可能であり、装置ホルダー部分は外壁と、エアロゾル発生装置を解放可能に保持するように配設された一つ以上の内壁とを備える。カバーは連結器および収納部分を備える。連結器は、カバーを装置ホルダー部分の外壁に解放可能に留めるように動作可能である。収納部分は、少なくとも一つの品目を収納するためのカバー内の収納容積を画定する。装置ホルダー部分は、ハウジングに移動可能に連結されてもよく、かつハウジングに対して開位置と閉位置の間で移動可能であってもよい。

上述の通りの収納部分を有するカバーを提供することは、収納部分が様々な品目を収容できるため、充電ケースの機能性を改善する。例えば、収納部分はエアロゾル発生装置を収容することができ、それによって充電ケースが少なくとも二つのエアロゾル発生装置を収容することを可能にする。これは、充電器が同時に二つのエアロゾル発生装置を包含し、随意に充電することを可能にしてもよい。別の方法として、収納部分は、カスタマイズ可能なディスプレーまたは他の電子機器を収容できる装置を提供してもよい。ディスプレーおよび電子機器は、例えば視覚障害のあるユーザーの需要を満たすためにそのようなユーザー向けの特別な充電ケースを生産することなく、様々な異なるユーザー向けの機能性を可能にしてもよい。他の電子機器としては、セキュリティ機能を有し、未成年者へのアクセスを防止する充電ケースを可能にしうる生体認証センサーを含んでもよい。

収納部分は、エアロゾル発生装置を収納容積内に受容し、収納するように構成されていることが好ましい。

カバーは、開位置および閉位置を有するリッドを備えることが好ましい。リッドは、開位置にある時に収納容積を露出するように構成されてもよい。リッドはまた、閉位置で収納容積を覆うように構成されてもよい。さらに、リッドは、開位置と閉位置の間で旋回するように構成されてもよい。別の方法として、リッドはヒンジの周りを旋回してもよい。カバーは、底壁および一つ以上の側壁をさらに備えることが好ましい。底壁は連結器を備えてもよく、一つ以上の側壁は底壁の表面から延びてもよい。さらに、リッドが閉位置にある時に収納容積が底壁と、一つ以上の側壁と、リッドとの間で画定されているように、リッドは一つ以上の側壁の少なくとも一つに連結されてもよい。

収納部分は電子回路を受容するように構成されていることが好ましい。カバーは、電子回路が収納部分内に受容されている時に、電子回路をケースに電気的に連結するように動作可能な電子連結器をさらに備えることが好ましい。カバーは、装置ホルダー部分の外壁に留められた時、充電ケースに電気的に連結されていることが好ましい。電子回路は、カバーが装置ホルダー部分の外壁に留められている時に、カバーを充電ケースに電気的に連結するように動作可能であることが好ましい。

カバーは、収納部分に隣接した少なくとも部分的に透明な壁をさらに備えることが好ましい。収納部分は、視覚ディスプレー、または電子ディスプレーを受容するように構成されてもよい。

収納部分は、触覚ディスプレーを受容するように構成されていることが好ましい。収納部分は、エアロゾル発生物品またはエアロゾル発生装置のアクセサリを受容するように構成されていることが好ましい。

連結器は、充電ケースの磁石に連結するための磁性材料を含んでもよい。連結器は、充電ケースの対応する機械的インターフェースに連結するための機械的インターフェース（クリップなど）を備えてもよい。連結器は、互いから距離を置いてオフセットされた、第一の磁気連結器と、第二の磁気連結器とを含むことが好ましい。第一および第二の磁気連結器は磁性材料を含んでもよい。例えば、磁性材料は鉄、ニッケル、またはコバルト材料であってもよく、または磁化されうるか、または磁石に磁気的に引き付けられうる他の材料であってもよい。別の実施例において、磁性材料は磁石であってもよい。第一の磁性材料は、カバーの近位端に向かって位置付けられてもよく、第二の磁性材料は、カバーの遠位端に向かって位置付けられてもよい。

第一の磁気連結器の中心と第二の磁気連結器の中心との間の距離は、約６０ｍｍ～約７０ｍｍの範囲内でありうる。第一の磁気連結器の中心と第二の磁気連結器の中心との間の距離は、約６０ｍｍ～７０ｍｍであることが好ましい。第一の磁気連結器の中心と第二の磁気連結器の中心との間の距離は、約６５ｍｍであることが好ましい。第一の磁気連結器または第二の磁気連結器は、約５ｍｍ～約１５ｍｍの範囲内の幅であってもよい。第一の磁気連結器または第二の磁気連結器は、約１０ｍｍの幅であることが好ましい。第一の磁気連結器または第二の磁気連結器は、円形形状を有してもよい。第一の磁気連結器または第二の磁気連結器の直径は、約５ｍｍ～約１５ｍｍの範囲内でありうる。第一の磁気連結器または第二の磁気連結器の直径は、約１０ｍｍであることが好ましい。第一の磁気連結器および第二の磁気連結器は、充電ケースの対応する凹部内に受容されるために、カバーから外側に延びてもよい。第一の磁気連結器および第二の磁気連結器は、充電ケースの対応する突出部を受容するために、カバーの凹部内に位置付けられてもよい。それ故に、安定した様態でカバーを充電ケースに固定することが可能である。

収納部分は、約１０ｍｍ～約１５ｍｍの範囲の幅を有するカバー内に収納容積を含むことが好ましい。カバー内の収納容積は、約１４ｍｍの幅を有することが好ましい。カバー内の収納容積は、約９０ｍｍ～約１００ｍｍの範囲の長さを有することが好ましい。カバー内の収納容積は、約９２ｍｍの長さを有することが好ましい。カバー内の収納容積は、約１０ｍｍ～約１５ｍｍの範囲の奥行きを有することが好ましい。カバー内の収納容積は、約１４ｍｍの奥行きを有することが好ましい。収納容積は多面体形状であることが好ましい。

カバーは、エアロゾル発生装置の少なくとも一部分を収納部分の中に受容するように構成された開放端をさらに備えることが好ましい。カバーは、収納部分内に受容された時に、エアロゾル発生装置の少なくとも一部分を解放可能に保持するように構成された閉じた部分をさらに備えることが好ましい。閉じた部分はカバーの端にあることが好ましい。

充電ケースは従って、カバーを装置ホルダー部分の外壁に解放可能に留めるように動作可能な連結器を備えることが好ましい。連結器は単一の磁石を備えてもよい。別の方法として、ケースの連結器は、互いから距離を置いてオフセットされた、第一の磁石および第二の磁石を備えてもよい。充電ケースは、カバー内の電子回路に電力を供給するように配設された少なくとも一つの電力チャネルをさらに備えてもよい。充電ケースは、カバー内の電子回路との間でデータを送信または受信するように配設された少なくとも一つのデータチャネルを依然としてさらに備えてもよい。

カバーは、充電ケースに電気的に連結するように動作可能な電子連結器を備えてもよい。電子連結器は、充電ケースから電力を受信するように構成されてもよい。電子連結器は、任意の適切な有線または無線接続を使用して、充電器ケースに電気的に連結されてもよい。電子連結器は、装置ホルダーの外壁を通して充電ケースに連結されてもよい。電子連結器は、充電ケースから電力を受信するように動作可能であってもよい。電子連結器は、充電ケースとの間でデータを送信または受信するように動作可能であってもよい。

キットは、一つ以上のエアロゾル発生装置をさらに備えることが好ましい。

有利なことに、本明細書に記載の通りの収納部分を含むカバーは、充電器を隠す必要なく、充電ケースに機能を追加する簡単な方法を提供してもよい。結果として、充電ケースは容易にカスタマイズされてもよい。さらに、特定の機能性を有する一つのカバーを、異なる機能性を有する第二のカバーと交換することによって、異なる機能性を提供するために、同じ充電器を使用してもよい。なおさらに、カバーは、製造および修理が容易である追加機能を提供してもよい。追加的に、カバーは、新しい規格（電子機器のトレンド）に更新することが容易でありうる製品、またはユーザーのために充電ケースの機能性を高めて、それによってユーザー満足度を高めうる製品を提供してもよい。

本開示によると、充電ケースの装置ホルダー部分用のカバーが提供されていて、カバーは、装置ホルダー部分の外壁に固定された収納部分を備える。収納部分は、少なくとも一つの品目を収納するためのカバー内の収納容積を画定する。様々な実施形態において、装置ホルダー部分の外壁に固定されたカバーは、上述の追加的な機能を含む。

有利なことに、カバーの収納部分は、生体認証センサー、ディスプレー、有線通信装置、無線通信装置、充電装置、データストレージ装置、またはエアロゾル発生装置を含む電子機器を受容するように構成されてもよい。

本明細書で使用される「エアロゾル発生物品」という用語は、エアロゾル発生基体が加熱されて吸入可能なエアロゾルを生成して消費者に送達する物品を意味するために使用される。本明細書で使用される「エアロゾル発生基体」という用語は、加熱に伴い揮発性化合物を放出してエアロゾルを発生する能力を有する基体を意味する。

本明細書で使用される「エアロゾル発生装置」という用語は、エアロゾル発生物品のエアロゾル発生基体と相互作用してエアロゾルを発生するヒーター要素を備える装置を指す。

本明細書で使用される「充電ケース」という用語は、エアロゾル発生装置を受容すること、かつエアロゾル発生装置の電池を充電する能力を有するケースを指す。充電ケースは、ハウジングおよび装置ホルダー部分を含んでもよい。ハウジングは概して、充電ケースの形状を形成してもよい。装置ホルダー部分は、エアロゾル発生装置を受容するように構成されてもよい。装置ホルダー部分は、カバーに連結される能力を有する外壁を含んでもよい。装置ホルダー部分の外壁は、充電装置ハウジングに背いて面する表面であってもよい。言い換えれば、装置ホルダー部分の外壁は、カバーが取り付けられていない時に、充電ケースの外面を画定してもよい。

カバーは連結器および収納部分を含んでもよい。連結器は、カバーを装置ホルダー部分の外壁に解放可能に留めるように構成されてもよい。収納部分は、少なくとも一つの品目を収納するためのカバー内の収納容積を画定してもよい。収納部分は、装置ホルダー部分の外壁に解放可能に留められた時、充電ケースの外側であってもよい。言い換えれば、カバーは、装置ホルダー部分に連結された時に、充電ケースのハウジングの外側に存在してもよい。さらに、カバーは、装置ホルダー部分に連結された時に、かつ装置ホルダー部分が閉位置にある時に、充電ケースのハウジングの中に延びなくてもよい。有利なことに、カバーは、充電ケースのハウジングを修正することなく、充電ケースにアドオン式の収納部を提供してもよい。このアドオン式の収納部は、ユーザーによってカスタマイズされてもよく、かつユーザーのニーズを満たすように簡単に修正されてもよい。

本明細書で使用される「収納容積」という用語は、カバー内にくぼみ、または品目を受容または収容することができるカバーの一部分を含みうる、カバー内に画定された容積空間を指す。収納部分の中に収納または受容されうる品目は、例えばエアロゾル発生装置、エアロゾル発生物品、付属品、または電子機器のうちの一つ以上を含んでもよい。「付属品」という用語は、例えば使用済みエアロゾル発生物品用の充電ケーブル、クリーニング物品もしくはツール、またはトレイなどの、エアロゾル発生装置または充電ケース用の物品および装置を指す。

カバーの本体は、長い楕円形の形状を画定してもよい。カバーの端は、丸みが付けられてもよい。カバーの底部は、充電ケースにきつく嵌合するように平坦であってもよい。カバーは、強力で安定した分離可能な接続を提供しうる磁性材料を含む一つ以上の連結器をさらに含んでもよい。収納部分は、カバーの中央に位置してもよい。収納部分は、長方形の断面積を有してもよい。収納部分は、約９０ｍｍ～約１０５ｍｍの範囲の長さ、約１０ｍｍ～約２０ｍｍの範囲の幅、および約１０ｍｍ～約２０ｍｍの範囲の奥行きを有してもよい。

カバーは、収納部分の中に電子機器を受容する能力を有してもよい。収納部分は、例えば近距離無線通信（ＮＦＣ）装置、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ装置、無線充電装置、リバース無線充電装置、無線自動識別（ＲＦＩＤ）装置、ワイヤレスフィデリティ（Ｗｉ－Ｆｉ）装置、誘導充電式電池、データストレージ装置、またはディスプレーなどの電子機器を受容する能力を有してもよい。カバーは、例えば連結器の中に組み込まれうる電子連結器を含んでもよい。電子連結器は、カバー内に受容された電子機器を充電ケースの電子機器に動作可能に連結することを可能にしてもよい。電子連結器は、電子動力および信号結合を提供してもよい。

カバーは、収納部分を画定する一つ以上の壁上のコネクタばねをさらに含んでもよい。電子連結器は、コネクタばね間の電気的連結を提供してもよい。コネクタばねは、カバーが充電ケースから取り外されている時にしっかりと固定することを確実にするために、挿入された電子機器に力を加えてもよい。コネクタばねは、カバーの収納部分の中に受容された電子機器の電気接点の電気的な接触点として機能してもよい。

電子機器は、ハウジング、電子回路、電子連結器、および電子接点を含んでもよい。電子回路はボードオンチップ設計を有してもよく、また例えばセンサー、チップ、電力貯蔵部、受動的電気構成要素、プロセッサ、またはコントローラなどの任意の適切な電子機器を含んでもよい。電子連結器は、例えば充電ケースのカバーまたは電子機器の電子連結器などの外部装置に電子回路を動作可能に連結するために、電子回路から電子接点にハウジングを通って延びてもよい。電子回路は、電子連結器および電子接点を介して通信、受電、または給電をしてもよい。

ＲＦＩＤ、ＮＦＣ、またはＷｉ－Ｆｉ装置などの電子機器は、電子回路が他の装置と通信することを可能にしてもよい。ＲＦＩＤ装置は、支払いを行うための財布のように、ドアを開くための鍵として作用してもよく、またはインターネットを介してサービスと相互作用するために使用されてもよい。無線充電装置または逆充電装置などの電子機器は、電子回路が充電ケースを誘導的に充電することを可能にしてもよく、または取り付けられた充電ケースが例えばスマートフォンなどの別の携帯装置を誘導的に充電（例えば、逆充電）することを可能にしてもよい。データストレージなどの電子機器は、例えばファームウェアの更新、充電ケースのユーザー環境設定の設定、またはユーザーの行動の追跡などの充電ケースのデータを電子回路が送受信することを可能にしてもよい。電子機器がカバーに挿入されていない場合、収納部分はエアロゾル発生物品または付属品を収納するために使用されてもよい。

カバーは、少なくとも部分的に透明でありうる表面を含んでもよい。言い換えれば、カバーは、半透明でありうる表面を含んでもよい。「透明」という用語は、可視光が透過して、後ろの物体が装置の消費者によって見えうることを可能にする物質または物品の性質を指す。少なくとも部分的に透明な表面は、カバー内に受容された電子機器が、例えば発光型ディスプレー、反射型ディスプレー（例えば、電子インクディスプレー）、生体認証センサー、または光学センサーなどの電子機器をさらに含むことを可能にしてもよい。少なくとも部分的に透明な表面は、ディスプレーが露出されることなくカバーを通して見えることを可能にしてもよい。追加的に、少なくとも部分的に透明な表面は、生体認証センサーまたは光学センサーが露出されることなく機能することを可能にする。少なくとも部分的に透明な表面は、損傷、埃、液体、汚染物質、およびその他の危険からの保護を提供し、その一方で電子機器が適切に機能することを依然として可能にする。少なくとも部分的に透明な表面は、非作動のディスプレーが少なくとも部分的に透明な表面の下に隠されたままになることを可能にしてもよい。起動されたディスプレーは、少なくとも部分的に透明な表面を通して見えてもよい。少なくとも部分的に透明なディスプレーは、約５０パーセントおよび約１００パーセントの総透過率を有してもよい。好ましくは、少なくとも部分的に透明なディスプレーは、約１００パーセント、または少なくとも約９０パーセント、または少なくとも約８０パーセント、または少なくとも約７０パーセント、または少なくとも約６０パーセント、または少なくとも約５０パーセントの総透過率を有してもよい。

カバーの収納部分は、反射型ディスプレーを受容してもよい。反射型ディスプレーは、電気泳動、エレクトロウェッティング、電子インクまたは他の反射型ディスプレー技術を含んでもよい。反射型ディスプレーは、非常に低い電圧が印加される時に回転しうるカバー顔料粒子およびコントラスト顔料粒子を有することができる。電圧は、情報、パターン、または画像を形成するために反射型ディスプレーに印加されてもよい。少なくとも部分的に透明な表面は、光が反射型ディスプレーから反射することを可能にして、ユーザーが反射型ディスプレー上に形成された情報、パターン、または画像を見ることを可能にしてもよい。別の方法として、発光型ディスプレーが使用されてもよい。発光型ディスプレーは、例えば液晶ディスプレー（ＬＣＤ）、発光ダイオード（ＬＥＤ）ディスプレー、有機発光ダイオード（ＯＬＥＤ）ディスプレーなどの任意の適切なディスプレーであってもよい。少なくとも部分的に透明な表面は、発光型ディスプレーからの光がカバーの表面を通過して、ユーザーがディスプレーを見ることを可能にしてもよい。

カバーは、ユーザーがカバーに挿入されうる電子機器の表面に触れることを可能にしうる開口部を上面に含んでもよい。上面は、カバーが充電ケースに取り付けられている時に、充電ケースから背を向けてもよい。開口部は、しっかりとした固定を確実にするために、かつ電子機器が開口部を通って摺動することを防止するために、電子機器よりも小さい領域を有してもよい。電子機器の表面は、触覚ディスプレーを提供する移動可能なピンの行列を有してもよい。前記移動可能なピンは、ユーザーが触ることによって知覚できる高さを形成するために上方に移動させることができる。移動可能なピンは、選択的に移動させて、メッセージを点字で伝達するか、または触覚印象をユーザーに提供してもよい。

追加的に、リッドは、開位置と閉位置の間で旋回可能でありうる上面に連結されてもよい。開位置において、電子機器の表面は露出してもよく、ユーザーが電子機器の表面に触れることを可能にする。閉位置において、リッドは電子機器を覆って、例えば損傷、埃、破片、汚染物質から電子機器を保護してもよい。リッドは、ヒンジを介して上面に旋回可能に連結されてもよい。

収納部分は概して、エアロゾル発生装置を貯蔵するための形状にされてもよい。カバーは、エアロゾル発生装置の少なくとも一部分を収納部分の中に受容するように構成されているアクセスポイントまたは開口部を上面に含んでもよい。エアロゾル発生装置は、収納部分の中に摺動可能に受容されてもよい。エアロゾル発生装置は、埃や他の汚染物質に晒されることから装置を保護するために、「逆さま」に挿入されてもよい。言い換えれば、エアロゾル発生装置は、エアロゾル発生物品のための開口部のあるエアロゾル発生装置の端を収納部分またはスロットの中に下向きに挿入されてもよく、それ故にコネクタ端が収納部分の開いた上端に残るようにする。

カバーは、上面のアクセスポイントまたは開口部を覆うように構成されたリッドを含んでもよい。リッドは、開位置と閉位置の間で旋回可能であってもよい。開位置において、収納容積は露出されてもよく、エアロゾル発生装置（または任意の他の装置もしくは付属品）は、収納部分から挿入または取り外されてもよい。閉位置において、リッドは埃、液体、破片、または他の汚染物質から収納部分の任意の内容物を保護する収納容積を覆うように構成されている。リッドは、ヒンジを介して上面に連結されてもよい。

収納部分は、底壁と、底壁の表面から延びる一つ以上の側壁とをさらに含んでもよい。リッドは、リッドが閉位置にある時に収納容積が底壁と、一つ以上の側壁と、リッドとの間に画定されているように、一つ以上の側壁に連結されてもよい。リッドは、ヒンジを介して一つ以上の側壁に連結されてもよい。リッドは、交換可能または取り換え可能であってもよい。

収納部分は、例えばエアロゾル発生装置、エアロゾル発生物品、付属品を保持または受容するように構成されてもよい。これは、充電ケースが少なくとも二つのエアロゾル発生装置を受容することを可能にしてもよい。追加的に、これは、充電ケースが少なくとも二つのエアロゾル発生装置を充電することを可能にしてもよい。別の方法として、付属の充電ケースに追加的なエネルギー貯蔵をもたらすために、または充電ケースを再充電するために、収納部分は、追加の電力を備えるためのパワーバンクを収納するように構成されてもよい。

一実施形態において、カバーは、充電ケースの装置ホルダー部分の外壁に固定されてもよい。言い換えれば、カバーは、装置ホルダー部分と一体的に形成されてもよい。この実施形態において、カバーは、充電ケースに解放可能に留められなくてもよい。外壁に固定されたカバーは、本明細書に記載の通りの収納部分を含んでもよい。例えば、外壁に固定されたカバーは、エアロゾル発生装置、パワーバンク、または電子機器を受容するように構成された収納部分を含んでもよい。外壁に固定されたカバーは、底壁と、底壁の表面から延びる一つ以上の側壁とをさらに含んでもよい。リッドは、リッドが閉位置にある時に収納容積が底壁と、一つ以上の側壁と、リッドとの間に画定されているように、一つ以上の側壁に連結されてもよい。リッドは、ヒンジを介して一つ以上の側壁に連結されてもよい。リッドは、交換可能または取り換え可能であってもよい。

本明細書で使用されるすべての科学的用語および技術的用語は、別途指定のない限り、当技術分野で一般的に使用されている意味を有する。本明細書で提供されている定義は、本明細書において頻繁に使用される特定の用語の理解を容易にするために提供されている。

本明細書および添付の特許請求の範囲で使用される単数形「一つの（ａ）」、「一つの（ａｎ）」、および「その（ｔｈｅ）」は、複数形の対象を有する実施形態を包含するが、その内容によって明らかに別途定められている場合はその限りではない。

本明細書および添付の特許請求の範囲で使用される「または」という用語は概して、「および／または」を含む意味で使用されるが、その内容によって明らかに別途定められている場合はその限りではない。

本明細書で使用される「有する（ｈａｖｅ）」、「有している（ｈａｖｉｎｇ）」、「含む（ｉｎｃｌｕｄｅ）」、「含む（ｉｎｃｌｕｄｉｎｇ）」、「備える（ｃｏｍｐｒｉｓｅ）」、「備える（ｃｏｍｐｒｉｓｉｎｇ）」、またはこれに類するものは、その制約のない意味で使用され、概して「含むが、これに限定されない」を意味する。当然のことながら、「から本質的に成る（ｃｏｎｓｉｓｔｉｎｇ ｅｓｓｅｎｔｉａｌｌｙ ｏｆ）」、「から成る（ｃｏｎｓｉｓｔｉｎｇ ｏｆ）」、およびこれに類するものは、「備える（ｃｏｍｐｒｉｓｉｎｇ）」およびこれに類するものに包摂される。

「好ましい」および「好ましくは」という語は特定の状況下で、特定の利点をもたらす場合がある本発明の実施形態を指す。しかしながら、同一の状況下または他の状況下で、他の実施形態もまた好ましいものである場合がある。その上、一つ以上の好ましい実施形態の列挙は、他の実施形態が有用ではないことを暗示するものではなく、また特許請求の範囲を含む本開示の範囲から他の実施形態を除外することを意図しない。

図１は、解放可能なカバーを有する閉位置にある充電ケースの概略図である。 図２Ａ～２Ｃは、充電ケースの装置ホルダー部分用のカバーの概略図である。 図３Ａ～３Ｃは、充電ケースの装置ホルダー部分の別のカバーの概略図である。 図４Ａおよび図４Ｂは、充電ケースの装置ホルダー部分用のカバーの電子機器の概略図である。 図５は、電子機器が挿入された充電ケースの装置ホルダー部分用のカバーである。 図６は、消耗品が挿入された充電ケースの装置ホルダー部分用のカバーの概略図である。 図７Ａおよび図７Ｂは、挿入されたカスタマイズ可能なディスプレーを有する充電ケースの装置ホルダー部分用のカバーの概略図である。 図８は、挿入された触覚ディスプレーを有する充電ケースの装置ホルダー部分用のカバーの概略図である。 図９は、エアロゾル発生装置用の収納部分を有する充電ケースの装置ホルダー部分用のカバーを有する開位置の充電ケースの概略図である。 図１０は、エアロゾル発生装置用の収納部分を有する充電ケースの装置ホルダー部分用のカバーを有する別の充電ケースの概略図である。 図１１は、エアロゾル発生装置用の収納部分を有する充電ケースの装置ホルダー部分用のカバーを有する別の充電ケースの概略図である。

図１～１１に図示した充電ケースの装置ホルダー部分のカバーは、上述のカバーの一つ以上の実施形態を図示する。概略図は必ずしも実寸に比例していなく、また図示の目的で提示されていて、限定するものではない。図面は本開示で説明される一つ以上の態様を図示する。しかし当然のことながら、図面に図示されていない他の態様も、本開示の範囲および趣旨に収まる。

図１に図示した充電ケースは、本体１２と、解放可能なカバー１４と、拡張機能を有するカバー１６とを含む充電ケース１０を図示する。充電ケース１０は、本体１２内にエアロゾル発生装置を受容し、その中に受容されたそのような装置を充電してもよい。カバー１４は、充電ケース１０のホルダー（図示せず）に解放可能に取り付けられてもよい。カバー１４は、充電ケース１０から取り外されて、拡張機能を有するカバー１６と交換されてもよい。カバー１６は、開口部１７を有する収納容積を含んでもよい。カバー１６は、収納容積内にエアロゾル発生装置（例えばエアロゾル発生装置１８など）を収容してもよい。エアロゾル発生装置１８は、開口部１７を通して受容されてもよい。エアロゾル発生装置１８が開口部１７を通して受容されると、エアロゾル発生装置１８は、この実施例においてカバー１６の閉鎖端であるカバー１６の閉じた部分に隣接する。閉鎖端は、カバー１６に受容された時に、エアロゾル発生装置１８の少なくとも一部分を解放可能に保持してもよい。例えば、エアロゾル発生装置１８を解放可能に保持するための閉鎖端に磁石があってもよい。

図２Ａ～２Ｃに図示したカバーは、本体２２と、連結器２４と、収納容積を画定する収納部分２６とを含むカバー２０を図示する。図２Ａはカバー２０の底面図を図示し、図２Ｂはカバー２０の側面図を図示し、図２Ｃはカバー２０の上面図を図示する。カバー２０の本体２２は、細長い楕円形状を有してもよい。カバー２０の端は丸みがあってもよく、カバー２０の側面はほぼ直線であってもよい。カバー２０の底部は、充電ケースにきつく嵌合するように平坦であってもよい。カバー２０の底部は、充電ケースの凸面に嵌合するために凹状であってもよく、それ故にカバー２０と充電ケースの間の確実な接続を確実にしてもよい。カバー２０の底部は、充電ケースの凹面に嵌合するために凸状であってもよく、それ故にカバー２０と充電ケースの間の確実な接続を確実にしてもよい。連結器２４は、強力で安定した分離可能な接続を提供してもよい。例えば、連結器２４は、充電ケースに磁気的に取り付けられる磁性材料を含んでもよい。カバー２０の中央において、収納部分２６を形成する凹部または収納容積があってもよい。

図３Ａ～３Ｃに図示したカバーは、本体４２と、連結器４４と、収納部分４６に電子機器を受容する能力を有しうる収納部分４６とを含むカバー４０を図示する。図３Ａはカバー４０の底面図を図示し、図３Ｂはカバー４０の側面図を図示し、図３Ｃはカバー４０の上面図を図示する。カバー４０は、連結器４４の中に組み込まれうる電子連結器４８を含んでもよい。カバー４０には、充電ケースの電子機器と動作可能に連結するために電子連結器４８が提供されてもよい。電子連結器４８は、電子動力または信号結合を提供してもよい。電子連結器４８は、収納部分４６を形成する凹部の内部に位置するコネクタばね５０への物理的接続を提供してもよい。コネクタばね５０は、カバー４０が充電ケースから取り外されている時にしっかりと固定することを確実にするために、挿入された電子機器に力を加えてもよい。収納部分４６に適した電子機器は、近距離無線通信（ＮＦＣ）装置、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ装置、無線充電装置、リバース無線充電装置、無線自動識別（ＲＦＩＤ）装置、ワイヤレスフィデリティ（Ｗｉ－Ｆｉ）装置、誘導充電式電池、データストレージ装置、または任意の他の適切な電子機器を含んでもよい。

図４Ａおよび図４Ｂに図示した電子機器は、図５に示す通りのカバー（例えば、図３のカバー４０）に挿入される能力を有しうる電子機器６０を図示する。図４Ａは電子機器６０の底面図を図示し、図４Ｂは電子機器６０の側面図を図示する。電子機器６０は、ハウジング６２、電子回路６４、電子連結器６６、および電子接点６８を含んでもよい。電子回路６２は、ボードオンチップ設計を有してもよく、また例えばセンサー、チップ、電力貯蔵部、受動的電気構成要素、プロセッサ、コントローラなどの任意の適切な電子機器を含んでもよい。電子連結器６６は、例えばカバーまたは充電ケースなどの外部装置に電子回路６４を動作可能に連結するために、電子回路６４から電子接点６８にハウジング６２を通って延びてもよい。電子回路６２は、電子連結器６４および電子接点６６を介して通信、受電、または給電をしてもよい。

ＲＦＩＤ、ＮＦＣ、またはＷｉ－Ｆｉ装置などの電子機器６２は、電子回路が他の装置と通信することを可能にしてもよい。ＲＦＩＤ装置は、支払いを行うための財布のように、ドアを開くための鍵として作用してもよく、またはインターネットを介してサービスと相互作用するために使用されてもよい。

無線充電装置または逆充電装置などの電子機器は、電子回路６２が充電ケースを誘導的に充電することを可能にしてもよく、または取り付けられた充電ケースが例えばスマートフォンなどの別の携帯装置を誘導的に充電（例えば、逆充電）することを可能にしてもよい。

データストレージなどの電子機器６２は、例えばファームウェアの更新、充電ケースのユーザー環境設定の設定、またはユーザーの行動の追跡などの充電ケースのデータを電子回路が送受信することを可能にしてもよい。

電子機器がカバー７０に挿入されていない場合、収納部分７４は、図６に示す通りのエアロゾル発生物品または付属品７６を収納するために使用されてもよい。

図７Ａおよび図７Ｂに図示したカバーは、ドアの表面が少なくとも部分的にまたは完全に透明であってもよいカバー８０、９０を図示する。少なくとも部分的にまたは完全に透明な表面は、カバー内に受容された電子機器が、例えば発光型ディスプレー、反射型ディスプレー（例えば、電子インクディスプレー）、生体認証センサー、光学センサーなどの電子機器をさらに含むことを可能にしてもよい。

カバー８０によって図示された通り、表面８２は少なくとも部分的に透明であってもよい。カバー９０によって図示された通り、表面９２は、完全に透明であってもよい。部分的にまたは完全に透明な表面８２、９２は、少なくとも部分的にまたは完全に透明な表面に面するように意図された電子機器の表面上にディスプレーを有する電子機器をカバー８０、９０が収容または受容することを可能にする。非作動のディスプレーは、表面の下に隠されたままにできる。起動されたディスプレーは、図７Ａおよび図７Ｂに示す通り、ユーザーに見えてもよい。

反射型ディスプレー８６が使用されてもよい。反射型ディスプレー８６は、電気泳動、エレクトロウェッティング、電子インクまたは他の技術を含んでもよい。反射型ディスプレー８６は、非常に低い電圧が印加される時に回転しうるカバー顔料粒子８７およびコントラスト顔料粒子８８を有することができる。電圧は、情報、パターン、または画像を形成するために反射型ディスプレー８６に印加されてもよい。別の方法として、発光型ディスプレー９６が使用されてもよい。発光型ディスプレー９６は、例えば液晶ディスプレー（ＬＣＤ）、発光ダイオード（ＬＥＤ）ディスプレー、有機発光ダイオード（ＯＬＥＤ）ディスプレーなどの任意の適切なディスプレーであってもよい。発光型ディスプレー９６は、一つ以上のピクセル９８を含んでもよい。単一のピクセルは、例えばＬＥＤ、ＯＬＥＤ、光、液晶、または量子ドットのうちの一つ以上を含んでもよい。

図８に図示したカバーは、カバー１１０に挿入されうる電子機器の表面１１８にユーザーが接触することを可能にしうる上面１１４に開口部１１２を有しうるカバー１１０を図示する。開口部１１２は、しっかりとした固定を確実にするために、かつ電子機器が開口部を通って摺動することを防止するために、電子機器よりも小さい領域を有してもよい。電子機器の表面１１８は、移動可能なピン１２０の行列を有してもよい。前記移動可能なピン１２０は、ユーザーが触ることによって知覚できる高さを形成するために上方に移動させることができる。

図９に図示した充電ケースは、ハウジング１３１と、装置ホルダー部分１３６と、第一のエアロゾル発生装置１３８と、第二のエアロゾル発生装置１３４を収納するための収納部分を含みうるカバー１３２とを含みうる開位置の充電ケース１３０を図示する。エアロゾル発生装置１３４は、カバー１３２の収納部分の中に摺動可能に受容されてもよい。エアロゾル発生装置が埃および他の汚染物質に晒されることから保護するために、エアロゾル発生装置は「逆さま」に挿入されてもよい。言い換えれば、エアロゾル発生装置は、エアロゾル発生物品のための開口部のあるエアロゾル発生装置の端を収納部分またはスロットの中に下向きに挿入されてもよく、それ故にコネクタ端が収納部分の開いた上端に残るようにする。カバー１３２は、充電ケース１３０の外壁に留められてもよい。一実施形態において、カバー１３２は、装置ホルダー部分１３６の外壁に解放可能に留められてもよく、または解放可能に取り付けられてもよい。

一実施形態において、カバー１３２は、充電ケース１３０の装置ホルダー部分の外壁に固定されてもよい。言い換えれば、カバー１３２は、装置ホルダー部分１３６と一体的に形成されてもよい。この実施形態において、カバー１３２は、充電ケース１３０に解放可能に留められなくてもよい。

図１０および図１１に図示した充電装置は、収納部分１５２を含んでもよい、またはリッド１５４を含んでもよい、ハウジング１５１およびカバー１５３を含む充電装置１５０を図示する。追加的に、充電装置１５０は、図１１に図示した通りの、充電装置が開位置にあるエアロゾル発生装置１６４を包含しうる装置ホルダー部分１６６を含んでもよい。リッド１５４は、図１０に図示した通りの開位置、および図１１に図示した通りの閉位置を有してもよい。リッド１５４は、開位置にある時に、収納部分１５２によって画定された収納容積１５６を露出するように構成されてもよい。リッド１５４は、閉位置にある時に、収納容積１５６を覆うように構成されてもよい。リッド１５４は、開位置と閉位置の間で旋回するように構成されてもよい。カバーは、ヒンジ１５８をさらに含んでもよい。追加的に、リッド１５４は、ヒンジ１５８の周りを旋回するように構成されてもよい。

収納部分１５２は、底壁１６０と、底壁の表面から延びる一つ以上の側壁１６２とをさらに含んでもよい。リッド１５４は、リッドが閉位置にある時に収納容積１５６が底壁１６０と、一つ以上の側壁１６２と、リッド１５４との間に画定されているように、一つ以上の側壁に連結されてもよい。リッド１５４は、ヒンジ１５８を介して一つ以上の側壁１６２に連結されてもよい。リッド１５４は、交換可能または取り換え可能であってもよい。

収納部分１５２は、例えばエアロゾル発生装置、エアロゾル発生物品、付属品を保持または受容するように構成されてもよい。収納部分１５２は、充電ケース１５０が、エアロゾル発生装置１６４に加えて第二のエアロゾル発生装置を収納することを可能にしてもよい。追加的に、二つのエアロゾル発生装置を保持することは、充電ケースが両方のエアロゾル発生装置を充電することを可能にしてもよい。別の方法として、付属の充電ケースに追加的なエネルギー貯蔵をもたらすために、または充電ケースを再充電するために、収納部分１５２は、追加の電力を備えるためのパワーバンクを収納するように構成されてもよい。

本明細書に提供されたカバーの実施例は、二つの連結器を含む実施例を図示するものの、本明細書に記載の通りの本発明は、カバーを充電ケースに解放可能に留めるための単一の連結器を含んでもよい。追加の連結器、例えば二つ以上の連結器の使用は、充電ケース上のカバーの位置を留めるのに役立ちうる。

上述の例示的な実施形態は限定するものではない。上述の例示的な実施形態と一貫性のある他の実施形態が、当業者に明らかであろう。

Claims (15)

1. 充電ケースの装置ホルダー部分の外壁用のカバーであって、前記カバーが、
   前記カバーを前記装置ホルダー部分の外壁に解放可能に留めるように構成された連結器と、
   少なくとも一つの品目を収納するための前記カバー内の収納容積を画定する収納部分と、を備える、カバー。
2. 前記収納部分が、前記収納容積内にエアロゾル発生装置を受容して収納するように構成されている、請求項１に記載のカバー。
3. 前記カバーが、開位置および閉位置を有するリッドを備え、前記リッドが前記開位置にある時に前記収納容積を露出するように構成されていて、前記リッドが前記閉位置で前記収納容積を覆うように構成されている、請求項１～２のいずれか一項に記載のカバー。
4. 前記収納部分が電子回路を受容するように構成されている、請求項１～３のいずれか一項に記載のカバー。
5. 前記カバーが、前記収納部分に隣接した少なくとも部分的に透明な壁をさらに備え、
   前記収納部分が視覚ディスプレーを受容するように構成されている、請求項１～４のいずれか一項に記載のカバー。
6. 前記収納部分が触覚ディスプレーを受容するように構成されている、請求項１～５のいずれか一項に記載のカバー。
7. 前記収納部分が、少なくとも一つのエアロゾル発生物品または少なくとも一つのエアロゾル発生装置付属品を受容するように構成されている、請求項１～６のいずれか一項に記載のカバー。
8. 前記連結器が、互いから距離を置いてオフセットされた第一の磁気連結器と第二の磁気連結器とを含む、請求項１～７のいずれか一項に記載のカバー。
9. 前記第一の磁気連結器の中心と前記第二の磁気連結器の中心との間の距離が、約６０ｍｍ～７０ｍｍである、請求項８に記載のカバー。
10. 前記収納部分が、少なくとも約１０ｍｍ～２０ｍｍの幅、少なくとも約９０ｍｍ～１００ｍｍの長さ、および少なくとも約１０ｍｍ～２０ｍｍの奥行きのうちの少なくとも一つを有する前記カバー内の収納容積を含む、請求項１～９のいずれか一項に記載のカバー。
11. 前記カバーが、
    エアロゾル発生装置の少なくとも一部分を前記収納部分の中に受容するように構成された開放端をさらに備える、請求項１～１０のいずれか一項に記載のカバー。
12. 前記カバーが、
    前記収納部分内に受容された時に前記エアロゾル発生装置の前記少なくとも一部分を解放可能に保持するように構成された閉部分をさらに備える、請求項１１に記載のカバー。
13. エアロゾル発生装置を受容し充電するための充電ケースであって、前記ケースが、
    開口部を有するハウジングと、
    前記ハウジングに移動可能に連結された、かつ開位置と閉位置の間で前記ハウジングに対して移動可能である装置ホルダー部分であって、前記装置ホルダー部分が外壁、およびエアロゾル発生装置を解放可能に保持するように配設された一つ以上の内壁を備える、装置ホルダー部分と、
    少なくとも一つの品目を収納するための収納容積を画定する収納部分を備えるカバーであって、前記カバーが前記外壁に留められている、カバーと、を備える、充電ケース。
14. キットであって、
    エアロゾル発生装置を受容し充電するための充電ケースであって、前記ケースが、
    開口部を有するハウジングと、
    前記ハウジングに移動可能に連結された、かつ開位置と閉位置の間で前記ハウジングに対して移動可能である装置ホルダー部分であって、前記装置ホルダー部分が外壁、およびエアロゾル発生装置を解放可能に保持するように配設された一つ以上の内壁を備える、装置ホルダー部分と、
    請求項１～１２のいずれか一項に記載のカバーと、を備える、キット。
15. 一つ以上のエアロゾル発生装置をさらに備える、請求項１４に記載のキット。

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