JP2022546989A - セル再選択中のソースセルおよびターゲットセルのアイドルモード測定設定間における不整合のハンドリング - Google Patents

セル再選択中のソースセルおよびターゲットセルのアイドルモード測定設定間における不整合のハンドリング Download PDF

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Abstract

無線デバイスがセル再選択を実施するときのアイドルモード測定設定の不整合をハンドリングする、システムおよび方法が本明細書で開示される。一実施形態では、無線デバイスがアイドルまたは非アクティブ状態にある状態で、アイドルモード測定に関して無線デバイスによって実施される方法は、第1のセルにおいて、オーバーラップするキャリアおよび/またはオーバーラップしないキャリアを含むキャリアの第1のセットに関する第1の測定設定を取得することを含む。方法は更に、ドーマント状態に移行することと、ドーマント状態にある状態で、アイドルモード測定持続時間タイマーが稼働している間に、第1のセルから第2のセルへのセル再選択を実施することと、第2のセルから、オーバーラップするキャリアおよび/またはオーバーラップしないキャリアを含むキャリアの第2のセットに関する第2の測定設定を取得することと、第1および第2の測定設定の間の不整合に応答して、アクションを実施することと、を含む。【選択図】図6

Description

本開示は、セルラー通信システムにおいて無線通信デバイスによって実施されるアイドルモード測定に関する。
1.ロングタームエボリューション(LTE)におけるキャリアアグリゲーション(CA)およびデュアルコネクティビティ(DC)
Release 10で、CAがLTEに導入されて、ユーザ機器(UE)が、セカンダリセル(SCell)と呼ばれる複数のセルを介して、複数のキャリア周波数から情報を送信および/または受信できるようになり、非連続および連続キャリアの存在から利益を得られるようになった。CAの専門用語では、プライマリセル(PCell)は、UEが無線リソース制御(RRC)接続を確立するかまたはハンドオーバを実施する対象のセルである。CAでは、セルは媒体アクセス制御(MAC)レベルでアグリゲートされる。MACレイヤは、特定のセルが与えられ、異なるベアラからのデータをそのセルに送られる1つのトランスポートブロックに多重化する。また、MACレイヤはそのプロセスがどのように行われるかを制御する。これは図1に示されている。
SCellは、RRCシグナリング(例えば、RRCConnectionReconfiguration)を使用して、UEに対して「追加」(「設定」として知られる)することができ、これには数百ミリ秒程度かかる。UEに対して設定されるセルはこのUEの「サービングセル」となる。SCellはまた、SCell状態と関連付けられることがある。RRCを介して設定/追加されたとき、SCellは非活性化状態で始まる。LTE Release 15では、拡張またはエボルブドノードB(eNB)は、以下に示すように、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)技術仕様書(TS)36.331 V15.3.0の抜粋である、少なくともRRCReconfigurationにおいて、設定時活性化を示すかまたは状態を変更することができる。
1> PSCell以外のUEに対して設定される各SCellに関して:
2> 受信したRRCConnectionReconfigurationメッセージがSCellに関するsCellStateを含み、活性化を示す場合:
3> SCellが活性化状態であるとみなすように下位レイヤを設定する;
2> あるいは、受信したRRCConnectionReconfigurationメッセージがSCellに関するsCellStateを含み、ドーマントを示す場合:
3> SCellがドーマント状態であるとみなすように下位レイヤを設定する;
2> その他の場合:
3> SCellが非活性化状態にあるとみなすように下位レイヤを設定する;
LTE Release 15では、拡張アップリンク動作のため、非活性化状態と活性化状態との間の新しい中間状態が導入されている。この状態はドーマント状態と呼ばれる。MAC制御要素(CE)は、図2に示されるように、SCell状態を3つの状態の間で変更するのに使用することができる。また、セルを非活性化/活性化/ドーマントの間で移動するのに、MAC内にタイマーがある。これらのタイマーは、次のものである。
SCellを活性化状態からドーマント状態に移す、sCellHibernationTimer、
SCellを活性化状態から非活性化状態に移す、sCellDeactivationTimer、
SCellをドーマント状態から非活性化状態に移す、dormantSCellDeactivationTimer。
MACレベルのSCell活性化には、20~30ミリ秒(ms)程度かかる。
ネットワークがCAを設定および/または活性化する必要性を理解すると、問題は、セルが設定される場合、どのセルを最初に設定および/または活性化するか、ならびに/あるいはセル/キャリアが、無線品質/カバレッジ(例えば、参照信号受信電力(RSRP)および参照信号受信品質(RSRQ))の点で十分に良好か否かである。所与の利用可能なキャリアにおけるSCellまたは潜在的なSCellに対する条件を理解するため、ネットワークは、無線リソース管理(RRM)測定を実施するようにUEを設定してもよい。
一般的に、ネットワークは、RRM測定値がUEによって報告されることによって支援されてもよい。ネットワークは、このセルが設定されたSCellである場合はイベントA1(サービングセルが閾値よりも良好になる)、または設定されたSCellを有さないキャリアの場合はA4(隣接セルが閾値よりも良好になる)と、reportConfigに関連付けられた、測定識別情報(ID)をUEに設定してもよい。測定オブジェクトは、ネットワークが測定を求めるキャリアに関連付けられる。ネットワークが、UEによる測定を求める正確なセルを分かっている場合、いわゆるホワイトセルリストを測定オブジェクトにおいて設定することができるので、UEはそのキャリアのこれらのセルを測定することのみが求められる。
図3は、UEに対してCAまたはDCをセットアップするようにネットワークが判定するプロセスを示している。ネットワークは次に、測定を実施するようにUEを設定し、UEは適切な測定報告をネットワークに伝送する。受信した測定報告に基づいて、ネットワークは、SCell追加またはSCell活性化に対する判定を行い、次に選択されたSCellを追加するようにUEを設定する。
Release 12でDCが導入されたため、セカンダリセルグループ(SGC)設定と呼ばれるものをUEに追加することが可能であった。主な利益は、UEが原則的にセルを別のeNBから追加できることであろう。プロトコル的には、各セルグループに対して1つずつ、異なるMACエンティティを必要とする。UEは、1つはPCell(マスタノード)に関連し、もう1つは(セカンダリeNBの)プライマリセカンダリセル(PSCell)に関連する、2つのセルグループを有し、各グループは自身の関連するSCellを有する可能性がある。
SCellを追加することに関しては、UEが単一のコネクティビティ内にある場合、RRCConnectionReconfigurationメッセージは、Release 15で導入された(活性化またはドーマント)、MAC識別子が最適化される、即ちより短いようなセルインデックス、セル識別子、キャリア周波数、共通のパラメータ、および状態情報を保持してもよい。
以下、RRCConnectionReconfigurationに含まれるSCellToAddModListについて例証し記載する。
Figure 2022546989000002
Figure 2022546989000003
LTEでマスタセルグループ(MCG)に対してSCellを追加(または修正)する手順は、3GPP TS 36.331 V15.3.0からの以下の抜粋によって説明される。
5.3.5.3 UEによるmobilityControlInfoを含まないRRCConnectionReconfigurationの受信
RRCConnectionReconfigurationメッセージがmobilityControlInfoを含まず、UEがこのメッセージに含まれる設定に準拠することができる場合、UEは:

1> 受信したRRCConnectionReconfigurationがsCellToAddModListを含む場合:
2> 5.3.10.3bに指定されるようにSCell追加または修正を実施する;

5.3.10.3b SCell追加/修正
UEは:
1> sCellToAddModList、または現在のUE設定の一部ではないsCellToAddModListSCGのどちらかに含まれる、各sCellIndex値に関して(SCell追加):
2> sCellToAddModListまたはsCellToAddModListSCGのどちらかに両方とも含まれる、radioResourceConfigCommonSCellおよびradioResourceConfigDedicatedSCellに従って、cellIdentificationに対応するSCellを追加する;
2> sCellStateがSCellに関して設定され、活性化を示す場合:
3> SCellが活性化状態であるとみなすように下位レイヤを設定する;
2> あるいは、sCellStateがSCellに関して設定され、ドーマントを示す場合:
3> SCellがドーマント状態であるとみなすように下位レイヤを設定する;
2> その他の場合:
3> SCellが非活性化状態にあるとみなすように下位レイヤを設定する;
2> VarMeasConfig内のmeasIdListに含まれる各measIdに関して:
3> SCellが関連する測定に適用可能でない場合;および
3> 該当するSCellが、このmeasIdに関してVarMeasReportList内で定義されたcellsTriggeredListに含まれる場合:
4> 該当するSCellを、このmeasIdに関してVarMeasReportList内で定義されたcellsTriggeredListから除去する;
1> sCellToAddModList、または現在のUE設定の一部であるsCellToAddModListSCGのどちらかに含まれる、各sCellIndex値に関して(SCell修正):
2> sCellToAddModListまたはsCellToAddModListSCGのどちらかに含まれる、radioResourceConfigDedicatedSCellに従って、SCell設定を修正する;
2.LTE(Release 15)におけるアイドルから接続への移行時の初期測定に関する既存の解決策
LTE Release 15では、アイドルから接続状態への移行時に、いわゆる初期測定を報告するように、UEを設定することが可能である。これらの測定は、ソースセルによって提供される設定に従って、アイドル状態でUEが実施することができる測定である。その意図は、UEが接続された直後にネットワークがこれらの測定を受信することによって、上記セクションに示されるように、最初にRRC_CONNECTEDで測定設定(measConfig)を提供し、次に測定がネットワークに報告されるまで数百ミリ秒待機する必要なしに、ネットワークがCA、および/またはDCの他の形態(例えば、EN-DC、MR-DCなど)を迅速にセットアップできることである。
2.1 LTEにおける再開時の初期測定に関する測定設定
進化型ユニバーサル地上無線アクセス(E-UTRA)において標準化されたような、既存の解決策の第1の態様は、3GPP TS 36.331、従属節5.6.20 アイドルモード測定で説明されている。UEは、フィールドMeasIdleConfigSIB-r15でシステム情報における(即ち、SIB5における)アイドルモード測定設定を受信することができる。これらのアイドルモード測定設定は、測定を実施する最大8つのセルまたはセルID範囲を示すことができる。加えて、UEに、RRC_CONNECTEDからRRC_IDLEへの移行時に、SIB5のブロードキャストされる設定をオーバーライドするmeasIdleDedicated-r15を有するRRCConnectionReleaseメッセージにおける専用測定設定を設定することができる。ブロードキャストされる専用のシグナリングが以下に示される。
Figure 2022546989000004
Figure 2022546989000005
Figure 2022546989000006
キャリア情報およびセルリストに関して、UEには、キャリアのリスト(measIdleCarrieListEUTRA)が、また任意に、UEが測定を実施するべきセルのリスト(measCellList)が提供される。SystemInformationBlockType3のフィールドs-NonIntraSearchは、IDLEモードのUE測定手順に影響しない。
測定設定を受信すると、UEは、0~300秒であることができる、measIdleDurationで提供される値でタイマーT331を開始する。タイマーは、RRCConnectionSetup、RRC_CONNECTEDへの移行を示すRRCConnectionResumeを受信すると停止する。その概念は、初期測定の目的でUEが測定を実施する時間量を限定するために存在する。
LTE Release 15の解決策に導入された別の概念は、物理セル識別情報(PCI)のリストを備える有効性エリアである。その意図は、CAまたはDCが後で、UEが接続を再開/セットアップするときにセットアップされてもよいエリアを限定して、初期測定がその目的のためにある程度有用であるようにすることである。validityAreaが設定され、またUEが、PCIが対応するキャリア周波数に関するvalidityAreaのいずれのエントリにも一致しないサービングセルを再選択した場合、タイマーT331が停止される。次に、UEは、IDLE測定を実施するのを停止し、設定(即ち、VarMeasIdleConfig)を解放する。なお、これは、UEがReleaseで設定され実施されたアイドル測定を解放することを必ずしも示唆せず、即ち、これらは依然として格納され、場合によってはネットワークによって要求されることがある。加えて、UEは、タイマーT331が終了または停止した後にブロードキャストされたSIB5設定に従って、アイドルモード測定を継続してもよい。
なお、更に、CAセットアップに関するセル候補は最小許容可能閾値内である必要があるので、特定の閾値(即ち、最小品質閾値)を上回る測定値のみが格納されるものとする。UEがIDLEモードで測定をどのように実施するかは、3GPP TS 36.133で定義された測定報告に関するRAN4要件が満たされている限り、UE実現例による。
3GPP TS 36.331に取り込まれたようなUE挙動が、以下に更に詳細に示される。
5.6.20 アイドルモード測定
5.6.20.1 概要
この手順は、IDLEモード測定設定を有するときの、RRC_IDLEでUEによって行われる測定、ならびにRRC_IDLEおよびRRC_CONNECTEDの両方におけるUEによって利用可能な測定値の格納を指定する。
5.6.20.2 開始
T331が稼働している間、UEは:
1> 以下に従って測定を実施する:
2> VarMeasIdleConfig内のmeasIdleCarrierListEUTRAの各エントリに関して:
3> UEが、サービングキャリアと、対応するエントリ内のcarrierFreqおよびallowedMeasBandwidthによって示されるキャリア周波数および帯域幅との間のキャリアアグリゲーションをサポートしている場合;
4> 対応するエントリ内のcarrierFreqおよびallowedMeasBandwidthによって示されるキャリア周波数および帯域幅における測定を実施する;
注:SystemInformationBlockType3のフィールドs-NonIntraSearchは、IDLEモードのUE測定手順に影響しない。UEがIDLEモードで測定をどのように実施するかは、測定報告に関するTS 36.133[16]における要件が満たされている限り、UE実現例による。SIB2アイドル測定指示が設定されない限り、UEは、アイドル測定を実施する必要はない。
4> measCellListが含まれる場合:
5> PCell、およびmeasCellList内の各エントリによって示されるセルを、アイドルモード測定報告に適用可能であるものとみなす;
4> その他の場合:
5> PCell、およびRSRP/RSRQ測定結果が品質閾値(ある場合)で提供される値を上回る、最大maxCellMeasIdleの最強の特定されたセルを、アイドルモード測定報告に適用可能であるものとみなす;
4> VarMeasIdleReport内のアイドルモード測定報告に適用可能なセルに関する測定結果を格納する;
3> その他の場合:
4> キャリア周波数は、アイドルモード測定報告に適用可能であるものとはみなさない;
1> validityAreaがVarMeasIdleConfigに設定され、UEが、物理セル識別情報が対応するキャリア周波数に関するvalidityAreaのいずれのエントリにも一致しないサービングセルを再選択した場合;
2> T331を停止する;
5.6.20.3 T331終了または停止
UEは:
1> T331が終了するかまたは停止された場合:
2> VarMeasIdleConfigを解放する;
注:T331が終了または停止した後、SIB5設定に従ってアイドルモード設定を継続するか否かは、UE実現例による。
なお、初期測定の目的で、UEを解放/一時停止するソースノードが専用のアイドル測定設定を提供することは強制ではない。UEが、測定されるキャリアのリストを提供されずに解放/一時停止された場合、以下に記載するように、UEはSIB2から測定されるキャリアのリストを取得する。

1> RRCConnectionReleaseメッセージがmeasIdleConfigを含む場合:
2> VarMeasIdleConfigおよびVarMeasIdleReportをクリアする;
2> 受信したmeasIdleDurationをVarMeasIdleConfigに格納する;
2> T331をmeasIdleDurationの値で開始する;
2> measIdleConfigがmeasIdleCarrierListEUTRAを包含する場合:
3> 受信したmeasIdleCarrierListEUTRAをVarMeasIdleConfigに格納する;
2> その他の場合:
3> SIB5で受信したmeasIdleCarrierListEUTRAをVarMeasIdleConfigに格納する;
2> 5.6.20に指定されるようにアイドルモード測定の実施を開始する;
また、リストがRRCConnectionReleaseで提供されない場合、セル再選択ごとに、UEはSIB5獲得を実施して、以下に示されるように測定するように、そのキャリアのリストを場合によっては更新する。
5.2.2.12 SystemInformationBlockType5の受信時のアクション
SystemInformationBlockType5を受信する際、UEは:

1> RRC_IDLEにおいて、またUEがVarMeasIdleConfigを格納しており、SIB5がmeasIdleConfigSIBを含み、UEがCAに関するIDLEモード測定が可能な場合:
2> T331が稼働しており、VarMeasIdleConfigが、RRCConnectionReleaseメッセージから受信したmeasIdleCarrierListEUTRAを包含しない場合:
3> measIdleConfigSIBのmeasIdleCarrierListEUTRAをVarMeasIdleConfig内に格納する;
2> 5.6.20に指定されるように、サポートされたキャリアに対するアイドルモード測定を実施する;
UEが、SIB5の測定設定をブロードキャストしていない有効性エリア内のセルに入った場合、UEは、ソースセル(即ち、UEが一時停止または解放されたセル)で獲得されたSIB5に従ってアイドル測定を実施し続ける。
5.3.3.4 UEによるRRCConnectionSetupの受信
注1:これに先立って、C-RNTIを割り当てるのに下位レイヤシグナリングが使用される。更なる詳細については、TS 36.321[6]を参照のこと。
UEは:
<<省略部分>>
1> RRCConnectionSetupCompleteメッセージのコンテンツを以下のようにセットする:
<<省略部分>>
2> UEがEPCに接続された場合:
3> NB-IoT以外に対して:
4> UEが、VarRLF-Reportで利用可能な無線リンク障害またはハンドオーバ障害情報を有する場合、およびRPLMNが、VarRLF-Reportに格納されたplmn-IdentityListに含まれる場合:
5> rlf-InfoAvailableを含む;
4> UEが、E-UTRAに利用可能なMBSFNのログされた測定値を有する場合、およびRPLMNが、VarLogMeasReportに格納されたplmn-IdentityListに含まれる場合:
5> logMeasAvailableMBSFNを含む;
4> あるいは、UEが、E-UTRAに利用可能なログされた測定値を有する場合、およびRPLMNが、VarLogMeasReportに格納されたplmn-IdentityListに含まれる場合:
5> logMeasAvailableを含む;
4> UEが、Bluetoothのログされた測定値を有する場合、およびRPLMNが、VarLogMeasReportに格納されたplmn-IdentityListに含まれる場合:
5> logMeasAvailableBTを含む;
4> UEが、利用可能なWLANのログされた測定値を有する場合、およびRPLMNが、VarLogMeasReportに格納されたplmn-IdentityListに含まれる場合:
5> logMeasAvailableWLANを含む;
4> UEが、VarConnEstFailReportで利用可能な接続確立障害情報を有する場合、およびRPLMNが、VarConnEstFailReportに格納されたplmn-Identityに等しい場合:
5> connEstFailInfoAvailableを含む;
4> mobilityStateを含み、mobilityStateを、RRC_CONNECTED状態に入る直前に、UEのモビリティ状態(TS 36.304[4]で指定されるような)にセットする;
4> SIB2がidleModeMeasurementsを包含し、UEが、VarMeasIdleReportで利用可能なIDLEモード測定情報を有する場合:
5> idleMeasAvailableを含む;
4> T331が稼働している場合、停止する;
4> UEが利用可能なフライト経路情報を有する場合:
5> flightPathInfoAvailableを含む;
<<省略部分>>
1> RRCConnectionSetupCompleteメッセージを下位レイヤに提出して送信する;
1> 手順が終了する。
5.3.3.4a UEによるRRCConnectionResumeの受信
UEは:
<<省略部分>>
1> RRCConnectionResumeCompleteメッセージのコンテンツを以下のようにセットする:
2> SystemInformationBlockType1のplmn-IdentityListに含まれるPLMNから、上位レイヤによって選択されたPLMNに対して、selectedPLMN-Identityをセットする(E-UTRA/EPCに関してTS 23.122[11]、TS 24.301[35]を、E-UTRA/5GCに関してTS 24.501[95]を参照);
2> 上位レイヤから受信した情報を含むように、dedicatedInfoNASをセットする;
2> NB-IoT以外に対して:
3> 一時停止されたRRC接続からRRC接続を再開する場合:
<<省略部分>>
4> SIB2がidleModeMeasurementsを包含し、UEが、VarMeasIdleReportで利用可能なIDLEモード測定情報を有する場合:
5> idleMeasAvailableを含む;
4> T331が稼働している場合、停止する;
4> UEが利用可能なフライト経路情報を有する場合:
5> flightPathInfoAvailableを含む;
<<省略部分>>
1> RRCConnectionResumeCompleteメッセージを下位レイヤに提出して送信する;
1> 手順が終了する。

5.3.8.3 UEによるRRCConnectionReleaseの受信
UEは:
<<省略部分>>
1> RRCConnectionReleaseメッセージがmeasIdleConfigを含む場合:
2> VarMeasIdleConfigおよびVarMeasIdleReportをクリアする;
2> 受信したmeasIdleDurationをVarMeasIdleConfigに格納する;
2> T331をmeasIdleDurationの値で開始する;
2> measIdleConfigがmeasIdleCarrierListEUTRAを包含する場合:
3> 受信したmeasIdleCarrierListEUTRAをVarMeasIdleConfigに格納する;
3> 5.6.20に指定されるようにアイドルモード測定の実施を開始する;
注2:measIdleConfigがmeasIdleCarrierListEUTRAを包含しない場合、UEは、5.2.2.12に指定されるように、measIdleCarrierListEUTRAを受信してもよい。
1> NB-IoTに関して、RRCConnectionReleaseメッセージがredirectedCarrierInforを含む場合:
2> redirectedCarrierOffsetDedicatedがredirectedCarrierInforに含まれる場合:
3> 周波数に関する専用のオフセットをredirectedCarrierInforに格納する;
3> redirectedCarrierInforのT322の値に従ってセットされたタイマー値で、タイマーT322を開始する;
1> RRCConnectionReleaseメッセージで受信されたreleaseCauseが、loadBalancingTAURequiredを示す場合:
2> 解放原因「負荷分散TAU要」による、5.3.12に指定されるようなRRC_CONNECTEDを離れる際のアクションを実施する;
1> あるいは、RRCConnectionReleaseメッセージで受信されたreleaseCauseが、cs-FallbackHighPriorityを示す場合:
2> 解放原因「CSフォールバックの優先順位高」による、5.3.12に指定されるようなRRC_CONNECTEDを離れる際のアクションを実施する;
1> その他の場合:
2> waitTimeが存在する場合:
3> waitTimeに従ってセットされたタイマー値で、タイマーT302を開始する;
3> カテゴリ「0」および「2」以外の全てのアクセスカテゴリに関してアクセス制限が適用可能であることを、上位レイヤに通知する;
2> extendedWaitTimeが存在する場合;および
2> UEが耐遅延アクセスをサポートするか、UEがNB-IoT UEである場合:
3> extendedWaitTimeを上位レイヤに転送する;
2> extendedWaitTime-CPdataが存在し、NB-IoT UEが制御プレーンCIoT EPS最適化のみをサポートする場合:
3> extendedWaitTime-CPdataを上位レイヤに転送する;
2> RRCConnectionReleaseメッセージで受信されたreleaseCauseが、rrc-Suspendを示す場合:
3> 解放原因「RRCの一時停止」による、5.3.12に指定されるようなRRC_CONNECTEDを離れる際のアクションを実施する;
2> あるいは、rrc-InactiveConfigが含まれる場合:
3> 5.3.8.7に指定されるようなRRC_INACTIVEに入る際のアクションを実施する;
2> その他の場合:
3> 解放原因「その他」による、5.3.12に指定されるようなRRC_CONNECTEDまたはRRC_INACTIVEを離れる際のアクションを実施する;

5.6.5.3 UEInformationRequestメッセージの受信
UEInformationRequestメッセージを受信する際、UEは、セキュリティ活性化が成功した後にのみ:
<<省略部分>>
1> idleModeMeasurementReqがUEInformationRequestに含まれ、UEがVarMeasIdleReportを格納している場合:
2> UEInformationResponseメッセージのmeasResultListIdleを、VarMeasIdleReportのmeasReportIdleの値にセットする;
2> 下位レイヤによって確認されたUEInformationResponseメッセージの送達が成功すると、VarMeasIdleReportを破棄する;
1> flightPathInfoReqフィールドが存在し、UEが利用可能なフライト経路情報を有する場合:
2> flightPathInfoReportを含み、flightPathInfoReportをフライト経路に沿った通過点のリストを含むようにセットする;
2> includeTimeStampがTRUEにセットされた場合:
3> フィールドtimeStampを、この情報がUEで利用可能な場合、UEが各通過点に到達することを意図する時間にセットする;
1> logMeasReportがUEInformationResponseに含まれる場合:
2> UEInformationResponseメッセージを下位レイヤに提出してSRB2を介して送信する;
2> 下位レイヤによって確認されたUEInformationResponseメッセージの送達が成功すると、VarLogMeasReportからのlogMeasInfoListに含まれるログされた測定エントリを破棄する;
1> その他の場合:
2> UEInformationResponseメッセージを下位レイヤに提出してSRB1を介して送信する;
2.2 Release 16における初期測定設定の現在のステータス
Rel-16に関する初期測定設定は現在検討中である。RAN2#106の後、電子メールの検討が開始され、その電子メールの検討の概要はR2-1908673に見出すことができる。その中で、セル再選択に関連する周波数に関する測定設定を、セル再選択に関連しないもの(即ち、SCellには使用できるがPCell/PSCellには使用できない周波数)と分離することが提案された。提案された測定設定は、図4に示されるようにUEに通信されるべきものである。
オーバーラップするキャリア(即ち、セル再選択にも適格なもの)に関して、測定設定はSIBで提供され、オーバーラップしない周波数(セル再選択に適格なもの)に関しては、測定設定は、SIB(例えば、新しいSIB、SIB10)で、またはRRCReleaseメッセージでUEに対する専用の方式で提供される。
したがって、新無線(NR)RRCReleaseメッセージは以下を包含する:
measIdleDuration、および
任意に:
1.UEがアイドル/非アクティブモードで測定しなければならない、オーバーラップする周波数のリスト、
2.UEがアイドル/非アクティブモードで測定しなければならない、オーバーラップしない周波数のリストと、それらの周波数に関する測定設定。
初期測定に関するSIB(例えば、SIB10)は以下を包含する:
1.UEがアイドル/非アクティブモードで測定しなければならない、オーバーラップする周波数のリスト、および
2.UEがアイドル/非アクティブモードで測定しなければならない、オーバーラップしない周波数のリストと、それらの周波数に関する測定設定。
無線デバイスがセル再選択を実施するときのアイドルモード測定設定の不整合をハンドリングする、システムおよび方法が本明細書で開示される。無線デバイスによって実施される方法の実施形態が開示される。一実施形態では、無線デバイスがアイドルまたは非アクティブ状態にある状態で、アイドルモード測定に関して無線デバイスによって実施される方法は、第1のセルにおいて、キャリアの第1のセットに関する第1の測定設定を取得することを含む。キャリアの第1のセットは、1つまたは複数のオーバーラップするキャリア、ならびに/あるいは1つまたは複数のオーバーラップしないキャリアを含む。オーバーラップするキャリアは、アイドルモード測定および周波数間モビリティ測定の両方向けに設定されるキャリアである。オーバーラップしないキャリアは、アイドルモード測定向けであるが周波数間モビリティ測定向けには設定されないキャリアである。方法は更に、ドーマント状態へと移行することを含む。方法は更に、ドーマント状態にある状態で、アイドルモード測定持続時間タイマーが稼働している間に、第1のセルから第2のセルへのセル再選択を実施することと、第2のセルから、1つまたは複数のオーバーラップするキャリアならびに/あるいは1つまたは複数のオーバーラップしないキャリアを含む、キャリアの第2のセットに関する第2の測定設定を取得することと、第1の測定設定と第2の測定設定との間の1つまたは複数の不整合に応答して、1つまたは複数のアクションを実施することと、を含む。このように、無線デバイスは不整合をハンドリングする。
一実施形態では、1つまたは複数の不整合は、第1のセルにおける専用の測定設定と第2のセルにおけるブロードキャストされた測定設定との間の不整合を含む。
一実施形態では、1つまたは複数の不整合は、第1のセルにおけるブロードキャストされた測定設定と第2のセルにおけるブロードキャストされた測定設定との間の不整合を含む。
一実施形態では、1つまたは複数のアクションは、第1の測定設定の中からの測定設定を、第2の測定設定の中からの不整合測定設定と置き換えることを含む。
一実施形態では、1つまたは複数のアクションは、第2の測定設定の中からの不整合測定設定と不整合である、第1の測定設定の中からの測定設定を保持することを含む。
一実施形態では、方法は更に、ドーマント状態にある状態で、セル再選択を実施する前に、アイドルモード測定持続時間タイマーを開始することと、アイドルモード測定持続時間タイマーが稼働している間に、第1の測定設定に従ってアイドルモード測定を実施することと、を含む。
一実施形態では、方法は更に、ドーマント状態にある状態で、セル再選択を実施する前に、第1の測定設定に従って、キャリアの第1のセットの1つまたは複数のオーバーラップするキャリアに対して、セル再選択測定を実施することを含む。
一実施形態では、特定のキャリアは、キャリアの第1のセットおよびキャリアの第2のセットの両方においてオーバーラップするキャリアであり、第1のセルにおける特定のキャリアに関する第1の測定設定は、第2のセルにおける特定のキャリアに関する第2の測定設定とは異なり、第1の測定設定と第2の測定設定との間の1つまたは複数の不整合に応答して、1つまたは複数のアクションを実施することは、特定のキャリアに関する第1の測定設定を保持することと、特定のキャリアに関する第2の測定設定を無視することと、を含む。
一実施形態では、特定のキャリアは、キャリアの第1のセットおよびキャリアの第2のセットの両方においてオーバーラップするキャリアであり、第1のセルにおける特定のキャリアに関する第1の測定設定は、第2のセルにおける特定のキャリアに関する第2の測定設定とは異なり、第1の測定設定と第2の測定設定との間の1つまたは複数の不整合に応答して、1つまたは複数のアクションを実施することは、特定のキャリアに関する第1の測定設定を特定のキャリアに関する第2の測定設定と置き換えることと、特定のキャリアに関する第2の測定設定に従って、特定のキャリアに関する測定を実施することと、を含む。
一実施形態では、特定のキャリアは、キャリアの第1のセットおよびキャリアの第2のセットの両方においてオーバーラップするキャリアであり、第1のセルにおける特定のキャリアに関する第1の測定設定は、第2のセルにおける特定のキャリアに関する第2の測定設定とは異なり、第1の測定設定と第2の測定設定との間の1つまたは複数の不整合に応答して、1つまたは複数のアクションを実施することは、特定のキャリアに対する、アイドルモード測定および適用可能な場合は周波数間モビリティ測定を含む、測定の実施を停止することを含む。一実施形態では、第1の測定設定と第2の測定設定との間の1つまたは複数の不整合に応答して、1つまたは複数のアクションを実施することは、更に、特定のキャリアに関する第1および第2の測定設定を消去することを含む。
一実施形態では、特定のキャリアは、キャリアの第1のセットおよびキャリアの第2のセットの両方においてオーバーラップするキャリアであり、第1のセルにおける特定のキャリアに関する第1の測定設定は、第2のセルにおける特定のキャリアに関する第2の測定設定とは異なり、第1の測定設定と第2の測定設定との間の1つまたは複数の不整合に応答して、1つまたは複数のアクションを実施することは、特定のキャリアに対する、アイドルモード測定および適用可能な場合は周波数間モビリティ測定を含む、測定の実施を休止することを含む。
一実施形態では、特定のキャリアに関して、特定のキャリアに関する第1の測定設定と特定のキャリアに関する第2の測定設定との間の不整合は、第1のセルの特定のキャリアに関するブロードキャストされた測定設定と、第2のセルの特定のキャリアに関するブロードキャストされた測定設定との間の不整合を含む。
一実施形態では、特定のキャリアは、キャリアの第1のセットではオーバーラップするキャリアとしてのものであるが、キャリアの第2のセットではオーバーラップするキャリアとしてのものではなく、第1の測定設定と第2の測定設定との間の1つまたは複数の不整合に応答して、1つまたは複数のアクションを実施することは、特定のキャリアに関する第1の測定設定に従って、特定のキャリアに対してアイドルモード測定の実施を継続することと、第2の測定設定に従って、特定のキャリアに対するセル再選択のための測定を実施することと、を含む。
一実施形態では、特定のキャリアは、キャリアの第1のセットではオーバーラップするキャリアとしてのものであるが、キャリアの第2のセットではオーバーラップするキャリアとしてのものではなく、第1の測定設定と第2の測定設定との間の1つまたは複数の不整合に応答して、1つまたは複数のアクションを実施することは、特定のキャリアに対する、アイドルモード測定および周波数間モビリティ測定の両方を含む、測定の実施を停止することを含む。
一実施形態では、特定のキャリアは、キャリアの第1のセットではオーバーラップするキャリアとしてのものであるが、キャリアの第2のセットではオーバーラップするキャリアとしてのものではなく、第1の測定設定と第2の測定設定との間の1つまたは複数の不整合に応答して、1つまたは複数のアクションを実施することは、特定のキャリアに対する、アイドルモード測定および周波数間モビリティ測定の両方を含む、測定の実施を休止することを含む。
一実施形態では、特定のキャリアは、キャリアの第1のセットではオーバーラップしないキャリアとしてのものであり、特定のキャリアは、キャリアの第2のセットではオーバーラップするキャリアとしてのものであり、第1の測定設定と第2の測定設定との間の1つまたは複数の不整合に応答して、1つまたは複数のアクションを実施することは、特定のキャリアに関する第1の測定設定に従って、特定のキャリアに対して測定を実施することを含む。一実施形態では、第1の測定設定は、第1のセルから受信される特定のキャリアに関する専用の測定設定を含み、特定のキャリアに関する第1の測定設定に従って、特定のキャリアに対して測定を実施することは、第1のセルから受信される特定のキャリアに関する専用の測定設定に従って、特定のキャリアに対して測定を実施することを含む。
一実施形態では、特定のキャリアは、キャリアの第1のセットではオーバーラップしないキャリアとしてのものであり、特定のキャリアは、キャリアの第2のセットではオーバーラップするキャリアとしてのものであり、第1の測定設定と第2の測定設定との間の1つまたは複数の不整合に応答して、1つまたは複数のアクションを実施することは、特定のキャリアに関する第1の測定設定を特定のキャリアに関する第2の測定設定と置き換えることと、特定のキャリアに関する第2の測定設定に従って、特定のキャリアに対して測定を実施することと、を含む。一実施形態では、第1の測定設定は、第1のセルから受信される特定のキャリアに関する専用の測定設定を含み、第2の測定設定は、第2のセルから受信される特定のキャリアに関するブロードキャストされた測定設定を含み、特定のキャリアに関する第1の測定設定を特定のキャリアに関する第2の測定設定と置き換えることは、第1のセルから受信される特定のキャリアに関する専用の測定設定を、第2のセルから受信される特定のキャリアに関するブロードキャストされた測定設定と置き換えることを含む。
一実施形態では、特定のキャリアは、キャリアの第1のセットではオーバーラップしないキャリアとしてのものであり、特定のキャリアは、キャリアの第2のセットではオーバーラップするキャリアとしてのものであり、第1の測定設定と第2の測定設定との間の1つまたは複数の不整合に応答して、1つまたは複数のアクションを実施することは、特定のキャリアに関する第1の測定設定に従って、特定のキャリアに対してアイドルモード測定を実施することと、特定のキャリアに関する第2の測定設定に従って、特定のキャリアに対して周波数間モビリティ測定を実施することと、を含む。一実施形態では、第1の測定設定は、第1のセルから受信される特定のキャリアに関する専用の測定設定を含み、第2の測定設定は、第2のセルから受信される特定のキャリアに関するブロードキャストされた測定設定を含み、特定のキャリアに関する第1の測定設定に従って、特定のキャリアに対してアイドルモード測定を実施することは、第1のセルから受信される特定のキャリアに関する専用の測定設定に従って、特定のキャリアに対してアイドルモード測定を実施することを含み、特定のキャリアに関する第2の測定設定に従って、特定のキャリアに対して周波数間モビリティ測定を実施することは、ソースセルから受信される特定のキャリアに関するブロードキャストされた測定設定に従って、特定のキャリアに対して周波数間モビリティ測定を実施することを含む。
一実施形態では、特定のキャリアは、キャリアの第1のセットではオーバーラップしないキャリアとしてのものであり、特定のキャリアは、キャリアの第2のセットではオーバーラップするキャリアとしてのものであり、第1の測定設定と第2の測定設定との間の1つまたは複数の不整合に応答して、1つまたは複数のアクションを実施することは、特定のキャリアに対するアイドルモード測定の実施を停止することを含む。
一実施形態では、特定のキャリアは、キャリアの第1のセットではオーバーラップしないキャリアとしてのものであり、特定のキャリアは、キャリアの第2のセットではオーバーラップするキャリアとしてのものであり、第1の測定設定と第2の測定設定との間の1つまたは複数の不整合に応答して、1つまたは複数のアクションを実施することは、特定のキャリアに対する、アイドルモード測定および周波数間モビリティ測定の両方を含む、測定の実施を休止すること(612-3E1)を含む。
無線デバイスの対応する実施形態も開示される。一実施形態では、無線デバイスがアイドルまたは非アクティブ状態にある状態でアイドルモード測定するための無線デバイスは、第1のセルにおいて、1つまたは複数のオーバーラップするキャリアならびに/あるいは1つまたは複数のオーバーラップしないキャリアを含む、キャリアの第1のセットに関する第1の測定設定を取得するように適合される。無線デバイスは更に、ドーマント状態へと移行するように適合される。無線デバイスは更に、ドーマント状態にある状態で、アイドルモード測定持続時間タイマーが稼働している間に、第1のセルから第2のセルへのセル再選択を実施し、第2のセルから、1つまたは複数のオーバーラップするキャリアならびに/あるいは1つまたは複数のオーバーラップしないキャリアを含む、キャリアの第2のセットに関する第2の測定設定を取得し、第1の測定設定と第2の測定設定との間の1つまたは複数の不整合に応答して、1つまたは複数のアクションを実施するように適合される。
一実施形態では、無線デバイスがアイドルまたは非アクティブ状態にある状態でアイドルモード測定するための無線デバイスは、1つまたは複数の送信機と、1つまたは複数の受信機と、1つまたは複数の送信機および1つまたは複数の受信機と関連付けられた処理回路と、を備える。処理回路は、無線デバイスに、第1のセルにおいて、1つまたは複数のオーバーラップするキャリアならびに/あるいは1つまたは複数のオーバーラップしないキャリアを含む、キャリアの第1のセットに関する第1の測定設定を取得させるように設定される。処理回路は更に、無線デバイスに、ドーマント状態へと移行させるように設定される。処理回路は更に、無線デバイスに、ドーマント状態にある状態で、アイドルモード測定持続時間タイマーが稼働している間に、第1のセルから第2のセルへのセル再選択を実施させ、第2のセルから、1つまたは複数のオーバーラップするキャリアならびに/あるいは1つまたは複数のオーバーラップしないキャリアを含む、キャリアの第2のセットに関する第2の測定設定を取得させ、第1の測定設定と第2の測定設定との間の1つまたは複数の不整合に応答して、1つまたは複数のアクションを実施させるように設定される。
本明細書に組み込まれその一部を成す添付図面は、本開示のいくつかの態様を例証し、明細書と併せて本開示の原理を説明する役割を果たす。
媒体アクセス制御(MAC)レベルにおけるキャリアアグリゲーション(CA)のためのセルアグリゲーションを示す図である。 活性化、非活性化、ドーマントセル状態の間の移行を示す図である。 ユーザ機器(UE)に対してCAまたはデュアルコネクティビティ(DC)をセットアップするようにネットワークが判定するプロセスを示す図である。 測定がUEにどのように通信されるかを示す図である。 本開示の実施形態が実現されてもよい、セルラー通信システムの一例を示す図である。 本開示の実施形態による、セル再選択中のソースセルおよびターゲットセルの、初期測定設定を含む測定設定間の不整合をハンドリングする手順を示す図である。 本開示による、基地局などの無線アクセスノードの例示の実施形態を示す概略ブロック図である。 本開示による、基地局などの無線アクセスノードの例示の実施形態を示す概略ブロック図である。 本開示による、基地局などの無線アクセスノードの例示の実施形態を示す概略ブロック図である。 本開示による、UEなどの無線デバイスの例示の実施形態を示す概略ブロック図である。 本開示による、UEなどの無線デバイスの例示の実施形態を示す概略ブロック図である。 本開示による図6のステップ612の実施形態を示す図である。 本開示による図6のステップ612の実施形態を示す図である。 本開示による図6のステップ612の実施形態を示す図である。 本開示による図6のステップ612の実施形態を示す図である。 本開示による図6のステップ612の実施形態を示す図である。 本開示による図6のステップ612の実施形態を示す図である。 本開示による図6のステップ612の実施形態を示す図である。 本開示による図6のステップ612の実施形態を示す図である。 本開示による図6のステップ612の実施形態を示す図である。 本開示による図6のステップ612の実施形態を示す図である。 本開示による図6のステップ612の実施形態を示す図である。 本開示による図6のステップ612の実施形態を示す図である。
下記に説明する実施形態は、当業者が実施形態を実践できるようにし、実施形態を実践する最良のモードを例証する情報を表す。以下の説明を添付図面に照らして読むことにより、当業者であれば、本開示の概念を理解し、それらの概念の適用について本明細書では特に取り上げないことを認識するであろう。これらの概念および適用は本開示の範囲内にあることが理解されるべきである。
一般に、本明細書で使用する全ての用語は、別の意味が明確に与えられない限り、および/またはその用語が使用される文脈から示唆されない限り、関連技術分野におけるそれらの本来の意味に従って解釈されるべきである。要素、装置、構成要素、手段、ステップなどに対する全ての参照は、別の形で明示的に規定されない限り、要素、装置、構成要素、手段、ステップなどの少なくとも一例を指すものと広く解釈されるべきである。本明細書に開示する任意の方法のステップは、あるステップが別のステップの前もしくは後に行われるものと明示的に記載されない限り、および/またはあるステップが別のステップの前もしくは後に行われなければならないことが暗示されていない限り、開示される正確な順序で必ずしも実施されなくてもよい。本明細書に開示する実施形態のいずれかの任意の特徴は、適切であれば、他のいずれかの実施形態に適用されてもよい。同様に、実施形態のいずれかの任意の利点が他のいずれかの実施形態に適用されてもよく、その逆もまた真である。開示する実施形態の他の目的、特徴、および利点は、以下の記載から明白となるであろう。
無線ノード:本明細書で使用するとき、「無線ノード」は、無線アクセスノードまたは無線デバイスのどちらかである。
無線アクセスノード:本明細書で使用するとき、「無線アクセスノード」または「無線ネットワークノード」は、信号を無線で送信および/または受信するように動作する、セルラー通信ネットワークの無線アクセスネットワークにおけるいずれかのノードである。無線アクセスノードのいくつかの例としては、非限定的に、基地局(例えば、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)第5世代(5G)NRネットワークの新無線(NR)基地局(gNB)、または3GPPロングタームエボリューション(LTE)ネットワークの拡張もしくはエボルブドノードB(eNB))、高出力またはマクロ基地局、低出力基地局(例えば、ミクロ基地局、ピコ基地局、もしくはホームeNBなど)、および中継ノードが挙げられる。
コアネットワークノード:本明細書で使用するとき、「コアネットワークノード」は、コアネットワークにおけるいずれかのタイプのノード、またはコアネットワーク機能を実装するいずれかのノードである。コアネットワークノードのいくつかの例としては、例えば、モビリティ管理エンティティ(MME)、パケットデータネットワークゲートウェイ(P-GW)、サービス能力公開機能(SCEF)、ホーム加入者サーバ(HSS)などが挙げられる。コアネットワークノードの他のいくつかの例としては、アクセスおよびモビリティ機能(AMF)を実装するノード、UPF、セッション管理機能(SMF)、認証サーバ機能(AUSF)、ネットワークスライス選択機能(NSSF)、ネットワーク露出機能(NEF)、ネットワーク機能(NF)レポジトリ機能(NRF)、ポリシー制御機能(PCF)、統合データ管理(UDM)などが挙げられる。
無線デバイス:本明細書で使用するとき、「無線デバイス」は、無線アクセスノードに対して信号を無線で送信および/または受信することによって、セルラー通信ネットワークへのアクセスを有する(即ち、それによってサーブされる)いずれかのタイプのデバイスである。無線デバイスのいくつかの例としては、非限定的に、3GPPネットワークにおけるユーザ機器デバイス(UE)、およびマシンタイプ通信(MTC)デバイスが挙げられる。
ネットワークノード:本明細書で使用するとき、「ネットワークノード」は、セルラー通信ネットワーク/システムの無線アクセスネットワークまたはコアネットワークのどちらかの部分である、いずれかのノードである。
なお、本明細書の以下の説明は、3GPPセルラー通信システムに焦点を当てており、そのため、3GPPの専門用語または3GPPの専門用語に類似した専門用語が使用される場合が多い。しかしながら、本明細書に開示する概念は3GPPシステムに限定されない。
なお、本明細書の説明では、「セル」という用語が参照されることがあるが、特に5G NRの概念に関して、セルの代わりにビームが使用されることがあり、そのため、本明細書に開示する概念はセルおよびビームの両方に等しく適用可能であることに注意することが重要である。
なお、「初期測定」および「アイドルモード測定」という用語は、本明細書では交換可能に使用される。同様に、「初期測定設定」および「アイドルモード測定設定」という用語は、本明細書では交換可能に使用される。
現在、アイドルモード測定設定に関して特定の課題が存在している。UEは、IDLE/INACTIVEモードに伝送され、次のような専用の初期測定設定で設定されるものと仮定する。
測定する周波数のリスト:
オーバーラップするもの(f1、f2、f3)
オーバーラップしないもの(f4、f5、f6)+これらの周波数に関する測定設定、および
measIdleDuration
更に、UEがIDLE/INACTIVEになるセルが、f1、f2、f3に関する測定設定をブロードキャストするものと仮定する。
UEは、タイマーT331を値measIdleDurationにセットし、タイマーT331を開始し、アイドルモード測定の実施を開始する。簡潔にするため、UEは、サービングセル周波数と全ての設定された周波数(f1~f6)との間で、DC/CAを実施することができるものと仮定する。したがって、UEは、全ての周波数f1~f6に対するアイドルモード測定の実施を開始する。
UEは、以下の情報をブロードキャストしている別のセルに対して、セル再選択を実施するものと仮定する。
セル再選択候補周波数およびそれらの測定設定:
f1、f2、f4
つまり、
a)f2に関するこのセルの測定設定は、UEが解放されたセルにおける、f2に関する測定設定と異なる(例えば、ネットワークが完全に同期されていなかった場合、異なる同期信号ブロック(SSB)ベースの測定タイミング設定(SMTC)値);
b)UEが解放されたセルにおけるセル再選択に適格でなかった周波数(f4)は、ここでは新しいセルにおけるセル再選択に適格なセルである;ならびに、
c)UEが解放されたセルにおけるセル再選択に適格であった周波数(f3)は、ここでは新しいセルにおけるセル再選択に適格でないセルである。
現在、セル再選択中のソースセルおよびターゲットセルにおけるアイドルモード測定設定間のかかる不整合をハンドリングするメカニズムはない。
本開示の特定の態様およびそれらの実施形態は、上述または他の課題に対する解決策を提供し得る。本開示の実施形態は、T331がまだ稼働している間にUEがセル再選択を実施するときの、アイドルモード測定設定の不整合をハンドリングするメカニズムを提供する。不整合は、ソースセルにおける専用の測定設定とターゲットセルにおけるブロードキャストされた設定との間、あるいは/ならびにソースセルおよびターゲットセルにおけるブロードキャストされた情報の間のものであり得る。
提案されるメカニズムにより、UEは、例えば、次のことを決定する:
a)ソースセルにおけるブロードキャストされた情報またはソースセルにおけるブロードキャストされた情報のどちらを優先するか、
b)ソースにおいて受信された専用の情報またはターゲットセルにおけるブロードキャストされた情報のどちらを優先するか、ならびに/あるいは
c)ソースセルにおける設定(専用のもしくはブロードキャストされた設定のどちらか)とターゲットセルにおけるブロードキャストされた情報との間に矛盾があるたびに、測定を停止または休止するか否か。
特定の実施形態は、以下の技術的利点の1つまたは複数を提供してもよい。例えば、本開示の実施形態により、UEは、UEが異なる設定を有するセルに対するセル再選択を実施した後、CA/DCおよびセル再選択の両方に関するアイドルモード測定に提供される、アイドルモード測定設定をハンドリングできるようになる。
これに関して、図5は、本開示の実施形態が実現されてもよい、セルラー通信システム500の一例を示している。本明細書に記載する実施形態では、セルラー通信システム500は、NR RANもしくはLTE RAN(即ち、E-UTRA RAN)を含む5Gシステム(5GS)、またはLTE RANを含むエボルブドパケットシステム(EPS)である。この例では、RANは、LTEではeNBと呼ばれ(EPCに接続された場合)、5G NRではgNBまたはNG-RANノードと呼ばれる(例えば、ng-eNBと呼ばれる5GCに接続されたLTE RANノード)、対応する(マクロ)セル504-1および504-2を制御する基地局502-1および502-2を含む。基地局502-1および502-2は、概して、本明細書では、集合的に基地局502と呼ばれ、また個別に基地局502と呼ばれる。同様に、(マクロ)セル504-1および504-2は、概して、本明細書では、集合的に(マクロ)セル504と呼ばれ、また個別に(マクロ)セル504と呼ばれる。RANはまた、対応する小セル508-1~508-4を制御する、複数の低出力ノード506-1~506-4を含んでもよい。低出力ノード506-1~506-4は、小型基地局(ピコもしくはフェムト基地局など)またはリモート無線ヘッド(RRH)などであり得る。特に、図示されないが、小セル508-1~508-4の1つまたは複数は、あるいは基地局502によって提供されてもよい。低出力ノード506-1~506-4は、概して、本明細書では、集合的に低出力ノード506と呼ばれ、また個別に低出力ノード506と呼ばれる。同様に、小セル508-1~508-4は、概して、本明細書では、集合的に小セル508と呼ばれ、また個別に小セル508と呼ばれる。セルラー通信システム500はコアネットワーク510も含む。基地局502(および任意に、低出力ノード506)は、コアネットワーク510に接続される。
基地局502および低出力ノード506は、対応するセル504および508の無線デバイス512-1~512-5に対してサービスを提供する。無線デバイス512-1~512-5は、概して、本明細書では、集合的に無線デバイス512と呼ばれ、また個別に無線デバイス512と呼ばれる。無線デバイス512は、本明細書では、UEと呼ばれる場合もある。
次に、いくつかの特定の例示の実施形態に関して検討する。なお、本明細書に開示する実施形態は、LTEおよびNRの両方に等しく適用可能である。しかしながら、例証のため、以下の説明の大部分はLTEを指す。なお、更に、以下でLTE(TS 36.331)に関して参照する特定のメッセージ(例えば、RRCメッセージ)の名称は、NR(TS 38.331)における対応するメッセージ(例えば、RRCメッセージ)の名称と必ずしも同じではない。NRにおけるメッセージの名称は、例えば、「Connection」という単語を除去することによって、LTEにおける対応するメッセージと比較して短縮されている場合が多い。例えば、LTEは「RRCConnectionRelease」という名称を使用するが、NRは「RRCRelease」という名称を使用し、LTEは「RRCConnectionSetup」という名称を使用するが、NRは「RRCSetup」という名称を使用し、LTEは「RRCConnectionResumeRequest」という名称を使用するが、NRは「RRCResumeRequest」または「RRCResumeRequest1」という名称を使用するなどである。そのため、特定のRRCメッセージに関して本明細書で与えられる詳細な例は、NRにおける対応するRRCメッセージで実現することもできることが注目されるべきである。
UEがドーマント状態にある状態(LTE/NRにおけるIDLEまたはINACTIVEモード、LTEにおける一時停止を含むIDLEモード)で初期報告のために実施されるアイドル測定をハンドリングする、無線デバイス(例えば、無線デバイスもしくはUE512)で実施される方法の実施形態が開示される。これに関して、図6は、本開示のいくつかの実施形態による、この例ではUE512である無線デバイスと、この例ではセル選択のためのソースセルと関連付けられた基地局506-Aおよびセル選択のためのターゲットセルと関連付けられた基地局506-Bである、1つまたは複数のネットワークノードとの動作を示している。任意のステップは破線または破線のボックスによって表される。
図示されるように、基地局506-Aは任意に、測定設定をUE512に提供する(ステップ600)。これは、(例えば、システム情報において)例えばブロードキャストを介して行われてもよい。測定設定の例は上記に提供されており、そのため、ここでは繰り返さない。測定設定(本明細書では、ブロードキャスト測定設定とも呼ばれる)は、1つまたは複数のオーバーラップするキャリアに関する測定設定(例えば、アイドルモード測定設定およびセル再選択測定設定)、ならびに/あるいは1つまたは複数のオーバーラップしないキャリアに関する測定設定(例えば、アイドルモード測定設定)を含む。上述したように、「オーバーラップするキャリア」は、初期測定報告(即ち、アイドルモード測定)および周波数間モビリティ測定(例えば、セル再選択測定)の両方に関して設定されるキャリアである。当業者には理解されるように、「周波数間モビリティ測定」は、モビリティを目的とする周波数間測定であり、その1つの例は、例えばRSRP測定またはRSRQ測定など、セル選択/再選択測定である。逆に、「オーバーラップしないキャリア」は、初期測定報告に関して設定されるが周波数間モビリティ測定に関しては設定されないキャリアである。
任意に、いくつかの実施形態では、基地局506は、メッセージ(例えば、RRCReleaseメッセージ)をUE512に伝送し、それによってドーマント状態(例えば、LTE/NRにおけるIDLEまたはINACTIVEモード、LTEにおける一時停止を含むIDLEモード)への移行をトリガする(ステップ602)。なお、いくつかの実施形態では、このメッセージは、上述したように、測定設定(例えば、アイドルモード測定設定)を含んでもよい。これらの測定設定(本明細書では、専用の測定設定とも呼ばれる)は、1つまたは複数のオーバーラップするキャリアに関する測定設定(例えば、アイドルモード測定設定およびセル再選択測定設定)、ならびに/あるいは1つまたは複数のオーバーラップしないキャリアに関する測定設定(例えば、アイドルモード測定設定)を含む。
ステップ600および/またはステップ602でUE512によって取得される測定設定は、本明細書では、キャリアのセットに関する測定設定と呼ばれる場合があり、このキャリアのセットは、1つまたは複数のオーバーラップしないキャリアならびに/あるいは1つまたは複数のオーバーラップするキャリアを含む。
UE512は、(例えば、ステップ602のメッセージを受信すると)接続状態からドーマント状態へと移行する(ステップ604)。ドーマント状態に入ると、UE512は、この例では、アイドルモード測定設定からのIdleMeasDuration値で設定されたT331タイマーである、アイドルモード測定持続時間タイマーを開始し、測定持続時間タイマーが終了するかまたは別の形で測定が停止されるまで、アイドルモード測定を実施する(ステップ606)。なお、単一のブロックとして示されているが、アイドルモード測定の実施は、アイドルモード測定持続時間タイマーが終了するかまたは別の形で測定が停止されるまで継続する、継続的プロセスであることが理解されるべきである。
この例では、(例えば、タイマーが稼働しており、UE512がアイドルモード測定を実施している間)UE512は(例えば、それぞれの測定設定に従ってオーバーラップするキャリアに対して)セル再選択測定を実施し(ステップ608)、この例では基地局506-Bによってサーブされる、ターゲットセルに対するセル再選択を実施する(ステップ610)。ターゲットセルに対するセル再選択と関連して、UE512は、測定設定を含む、ターゲットセルに関するシステム情報を取得する。測定設定(本明細書では、ブロードキャスト測定設定とも呼ばれる)は、1つまたは複数のオーバーラップするキャリアに関する測定設定(例えば、アイドルモード測定設定およびセル再選択測定設定)、ならびに/あるいは1つまたは複数のオーバーラップしないキャリアに関する測定設定(例えば、アイドルモード測定設定)を含む。UE512によってターゲットセルから取得される測定設定は、本明細書では、キャリアのセットに関する測定設定と呼ばれる場合があり、このキャリアのセットは、1つまたは複数のオーバーラップしないキャリアならびに/あるいは1つまたは複数のオーバーラップするキャリアを含む。
UE512は、ソースセルからの測定設定とターゲットセルからの測定設定との間の1つまたは複数の不整合に応答して、1つまたは複数のアクションを実施する(ステップ612)。ソースセルから取得される測定設定とターゲットセルから取得される測定設定との間の不整合に応答して、UE512によって実施される1つまたは複数のアクションの様々な実施形態について、以下に記載する。一般に、これらのアクションは、測定の不整合がある特定のキャリアに対する測定を、UE512がどのように実施するかについてハンドリングまたは対処する。換言すれば、UE512は、測定設定に対するキャリアのそれぞれのセットに関してソースセルから取得されるそれらの測定設定と、測定設定に対するキャリアのそれぞれのセットに関してターゲットセルから取得されるそれらの測定設定との間に、1つまたは複数の不整合があると決定する。以下、検出された不整合に応答してUE512によって実施されてもよい、様々なアクションについて記載する。実施されるアクションは不整合のタイプに応じて決まってもよい。
任意に、UE512は続いて、メッセージ(例えば、RRC接続セットアップまたはRRC接続再開)を、ターゲットセルにサーブする基地局506-Bから受信する(ステップ614)。任意に、UE512は、この例では、アイドルモード測定が利用可能であるという指示を含むメッセージを、基地局506に伝送する(ステップ616)。任意に、UE512は、例えばそれぞれの報告で、アイドルモード測定を基地局506に伝送する(ステップ618)。任意に、基地局506はアイドルモード測定(ステップ620)を利用する。
次に、ソースセルに関するアイドルモード測定設定とターゲットセルのアイドルモード測定設定との間のいずれかの不整合をハンドリングするのに、UE512が1つまたは複数のアクションをどのように実施するかについて、様々な実施形態の説明が提供される。
UE512は、RRCRelease(またはRRCConnectionRelease)メッセージをソースセルで(例えば、ステップ602で)受信する。このメッセージは、測定が実施される、オーバーラップする(セル再選択およびアイドルモード測定の両方に適用可能な)ならびに/あるいはオーバーラップしない(アイドルモード測定のみに適用可能な)周波数に関する、専用のアイドルモード測定設定を包含する。以下の説明で使用される例に関して、UE512は、次のものを示すRRCReleaseメッセージで専用のアイドルモード測定設定を受信する。
オーバーラップする周波数(f1、f2、f3)、
オーバーラップしない周波数(f4、f5、f6)、および
オーバーラップしない周波数(f4、f5、f6)に関する測定設定。
UE512は、オーバーラップする周波数(f1、f2、f3)に関する測定設定を、ソースセルで(例えば、ステップ600で)ブロードキャストされた情報から取得する。
UE512は、RRCReleaseメッセージにおける受信したmeasIdleDurationに基づいてT331タイマーを開始し、RRCReleaseに含まれるセル再選択の候補ではないセルに関する専用の設定、およびセル再選択の候補であるセルに関するブロードキャストされた設定に基づいて、RRCReleaseで(例えば、ステップ606で)初期測定に関して指示された周波数に対するアイドルモード測定を開始する。
UE512は、例えば、レガシーセル再選択基準に基づいて、ターゲットセルに対するセル再選択を実施する(例えば、ステップ610で)。
いくつかの実施形態では、ソースセルとターゲットセルとの間の測定設定の不整合に応答して、UE512によって実施される1つまたは複数のアクション(例えば、ステップ612における)は、以下のアクションのいずれか1つまたは複数を含む。
ソースセルおよびターゲットセルの両方におけるセル再選択の候補であり(即ち、オーバーラップするキャリアであり)、ソースセルでブロードキャストされた設定がターゲットセルでブロードキャストされた設定と異なる、各周波数(本明細書ではキャリアとも呼ばれる)に関して、UEが周波数に対する初期測定を実施する指示を受信している場合、
a)UEは、この周波数に対する初期測定およびセル再選択測定の両方に関して、ソースセルからの古いブロードキャストされた測定設定を使用し続ける。したがって、UEは、ターゲットセルから受信された、この周波数に対するブロードキャストされた測定設定を無視する。したがって、図12に示されるような一実施形態では、図6のステップ612は、ソースセルから受信された周波数(キャリア)に関する測定設定を保持すること(ステップ612-1A1)と、ターゲットセルから受信された周波数(キャリア)に関する測定設定を無視すること(ステップ612-1A2)とを含む。
例えば、ソースセルが周波数(f1、f2、f3)に関するブロードキャストされた測定設定を提供したが、ターゲットセルが、例えばf2に関して異なる測定設定(ただし、f1およびf3に関しては同じ設定)を提供する場合(即ち、[f1,f2,f3])、UEは、[f1,f2,f3]を使用しf2を無視することを継続する。
b)UEは、ソースセルからのブロードキャストされた測定設定をターゲットセルからのブロードキャストされた測定設定と置き換え、測定を適宜実施する。したがって、図13に示されるような一実施形態では、図6のステップ612は、ソースセルから受信された周波数(キャリア)に関する(ブロードキャストされた)測定設定を、ターゲットセルから受信された周波数(キャリア)に関する(ブロードキャストされた)測定設定と置き換えること(ステップ612-1B1)と、ターゲットセルから受信された周波数(キャリア)に関する(ブロードキャストされた)測定設定に従って、周波数(キャリア)に関する測定を実施すること(ステップ612-1B2)とを含む。
例えば、ソースセルが周波数(f1、f2、f3)に関するブロードキャストされた測定設定を提供したが、ターゲットセルが、例えばf2に関して異なる測定設定(ただし、f1およびf3に関しては同じ設定)を提供する場合(即ち、[f1,f2,f3])、UEは、[f1,f2,f3]を使用することを開始し、古いf2を無視する。
c)UEは、その周波数を測定することを停止し、周波数に関する測定設定を消去する。したがって、図14に示されるような一実施形態では、図6のステップ612は、周波数(キャリア)に対する測定の実施を停止すること(ステップ612-1C1)と、周波数(キャリア)に関する測定設定を消去すること(ステップ612-1C2)とを含む。
例えば、ソースセルが周波数(f1、f2、f3)に関するブロードキャストされた測定設定を提供したが、ターゲットセルが、例えばf2に関して異なる測定設定(ただし、f1およびf3に関しては同じ設定)を提供する場合(即ち、[f1,f2,f3])、UEは、初期測定およびセル再選択の両方に関してf2に対する測定を停止するが、f1およびf3に対しては測定を継続する。UEは、f2に関する設定も消去するであろう。
d)UEは、ターゲットセルにキャンプインする間、その周波数に対する測定を休止する。したがって、図15に示されるような一実施形態では、図6のステップ612は、周波数(キャリア)に対する測定の実施を休止すること(ステップ612-1D1)を含む。UEが、ソースセルに戻って再選択するか、またはその周波数に関する設定がソースセルと同じである別のセルを再選択する場合、UEはその周波数の測定を継続する。
例えば、ソースセルが周波数(f1、f2、f3)に関するブロードキャストされた測定設定を提供したが、ターゲットセルが、例えばf2に関して異なる測定設定(ただし、f1およびf3に関しては同じ設定)を提供する場合(即ち、[f1,f2,f3])、UEは、初期測定およびセル再選択の両方に関してf2に対する測定を停止するが、f1およびf3に対しては測定を継続する。しかしながら、UEはf2に関する測定設定を保持し、UEがソースセルに戻った場合、UEは格納された設定を用いて測定を再開する。
ソースセルにおけるセル再選択の候補であったがターゲットセルにおける候補ではなかった各周波数に関して、UEがソースセルから初期測定を実施する指示を受信している場合、
a)UEは、ソースセルからの古いブロードキャストされた測定設定を使用して、初期測定を実施し続け、セル再選択に関してターゲットからのブロードキャストされた設定を使用する。したがって、図16に示されるような一実施形態では、図6のステップ612は、ソースセルから受信された周波数(キャリア)に関する測定設定に従って、周波数(キャリア)に対するアイドルモード測定の実施を継続すること(ステップ612-2A1)と、ターゲットセルから受信された周波数(キャリア)に関する測定設定に従って、周波数(キャリア)に対するセル再選択に関する測定を実施すること(ステップ612-2A2)とを含む。
例えば、ソースセルが、周波数(f1、f2、f3)に関するブロードキャストされたオーバーラップする測定設定および周波数(f4、f5、f6)に関する専用のオーバーラップしない測定設定を提供したが、ターゲットセルが、f1およびf3に関してのみ測定設定を提供する場合、UEは、初期設定に関して[f1,f2,f3,f4,f5,f6]の使用を継続するが、(f1,f2)に対してのみセル再選択を実施するであろう。
b)UEは、その周波数(即ち、セル再選択でも初期測定でもない)の測定を停止する。したがって、図17に示されるような一実施形態では、図6のステップ612は、周波数(キャリア)に対する測定の実施を停止すること(ステップ612-2B1)と、周波数(キャリア)に関する測定設定を消去すること(解放すること)(ステップ612-2B2)とを含む。
例えば、ソースセルが、周波数(f1、f2、f3)に関するブロードキャストされたオーバーラップする測定設定および周波数(f4、f5、f6)に関する専用のオーバーラップしない測定設定を提供したが、ターゲットセルが、f1およびf3に関してのみ測定設定を提供する場合、UEは、初期設定に関して[f1,f3,f4,f5,f6]の使用を継続するが、(f1、f3)に対してのみセル再選択を実施し、またUEは、f2に関する測定設定を解放するであろう。
c)UEは、ターゲットセルにキャンプインする間、その周波数に対する測定を休止する。したがって、図18に示されるような一実施形態では、図6のステップ612は、周波数(キャリア)に対する測定の実施を休止すること(ステップ612-2C1)を含む。UEが、ソースセルに戻って再選択するか、または周波数がセル再選択に関しても適格である別のセルを再選択する場合、UEはその周波数の測定を継続する。
例えば、ソースセルが、周波数(f1、f2、f3)に関するブロードキャストされたオーバーラップする測定設定および周波数(f4、f5、f6)に関する専用のオーバーラップしない測定設定を提供したが、ターゲットセルが、f1およびf3に関してのみ測定設定を提供する場合、UEは、初期設定に関して[f1,f3,f4,f5,f6]の使用を継続するが、(f1、f3)に対してのみセル再選択を実施し、またUEは、f2に関する測定設定を保持して、UEがソースセルに戻った場合にそれらの設定を使用して初期測定を継続できるようにするであろう。
UEがRRCReleaseメッセージで専用の初期測定設定を受信した、ソースセルにおけるセル再選択の候補ではなかったがターゲットセルにおける候補であった各周波数に関して(即ち、ソースセルに関してはオーバーラップしないキャリアであるが、ターゲットセルに関してはオーバーラップするキャリアである各周波数に関して)、
a)UEは、ソースセルでRRCReleaseとともに受信した古い専用の設定を使用して、初期測定および/またはセル選択を実施し続ける。したがって、図19に示されるような一実施形態では、図6のステップ612は、ソースセルから受信された周波数(キャリア)に関する(専用の)測定設定に従って、周波数(キャリア)に対するアイドルモード測定および/またはセル再選択測定を実施すること(ステップ612-3A1)を含む。
例えば、ソースセルが、周波数(f1、f2、f3)に関するブロードキャストされたオーバーラップする測定設定および周波数(f4、f5、f6)に関する専用のオーバーラップしない測定設定を提供したが、ターゲットセルが、f4に関してもブロードキャストされた測定設定を提供する場合、UEは、初期設定に関して[f1,f2,f3,f4,f5,f6]の使用を継続し、f4がソースセルに専用で受信された場合、セル再選択に関して古い設定(即ち、f1,f2,f3,f4)を使用するであろう。
b)UEは、ソースセルからの古い専用の設定をターゲットセルにおけるブロードキャストされた設定と置き換え、測定を適宜実施する。したがって、図20に示されるような一実施形態では、図6のステップ612は、ソースセルから受信された周波数(キャリア)に関する(専用の)測定設定を、ターゲットセルから受信された周波数(キャリア)に関する(ブロードキャストされた)測定設定と置き換えること(ステップ612-3B1)と、周波数(キャリア)に関する測定を適宜実施すること(ステップ612-3B2)とを含む。
例えば、ソースセルが、周波数(f1、f2、f3)に関するブロードキャストされたオーバーラップする測定設定および周波数(f4、f5、f6)に関する専用のオーバーラップしない測定設定を提供したが、ターゲットセルが、f4に関してもブロードキャストされた測定設定を提供する場合、UEは、初期設定に関して[f1,f2,f3,f4,f5,f6]を使用し、f4がターゲットセルにブロードキャストされて受信された場合、セル再選択に関して新しい設定(即ち、f1,f2,f3,f4)を使用する。
c)UEは、ソースセルで受信された専用の初期測定設定に従ってアイドルモード測定を実施し、ターゲットセルにおけるブロードキャストされた設定に従ってセル再選択測定を実施する。したがって、図21に示されるような一実施形態では、図6のステップ612は、ソースセルから受信された(専用の)初期測定設定に従って、周波数(キャリア)に対するアイドルモード測定を実施すること(ステップ612-3C1)と、ターゲットセルから受信された(ブロードキャストされた)測定設定に従って、周波数(キャリア)に対するセル再選択測定を実施すること(ステップ612-3C2)とを含む。
例えば、ソースセルが、周波数(f1、f2、f3)に関するブロードキャストされたオーバーラップする測定設定および周波数(f4、f5、f6)に関する専用のオーバーラップしない測定設定を提供したが、ターゲットセルが、f4に関しても測定設定を提供する場合、UEは、初期設定に関して[f1,f2,f3,f4,f5,f6]を使用し、f4がターゲットセルにブロードキャストされて受信された場合、セル再選択に関して新しい設定(即ち、f1,f2,f3,f4)を使用する。
d)UEは、初期設定に関するその周波数の測定を停止する。したがって、図22に示されるような一実施形態では、図6のステップ612は、周波数(キャリア)に対する初期(即ち、アイドルモード)測定の実施を停止すること(ステップ612-3D1)を含む。
例えば、ソースセルが、周波数(f1、f2、f3)に関するブロードキャストされたオーバーラップする測定設定および周波数(f4、f5、f6)に関する専用のオーバーラップしない測定設定を提供したが、ターゲットセルが、f4に関しても測定設定を提供する場合、UEは、初期設定に関して[f1,f2,f3,f5,f6]の使用を継続するがd4に対する測定は停止し、ただしセル再選択に関して新しい設定を使用する(即ち、f1,f2,f3,f4を使用する)。
e)UEは、ターゲットセルにキャンプインする間、その周波数に対する測定を休止する。したがって、図23に示されるような一実施形態では、図6のステップ612は、周波数(キャリア)に対する測定の実施を休止すること(ステップ612-3E1)を含む。UEが、ソースセルに戻って再選択するか、または周波数がセル再選択に関して適格でない(即ち、SIBにその周波数に関する測定設定がない)別のセルを再選択する場合、UEはその周波数の測定を継続する。
例えば、ソースセルが、周波数(f1、f2、f3)に関するブロードキャストされたオーバーラップする測定設定および周波数(f4、f5、f6)に関する専用のオーバーラップしない測定設定を提供したが、ターゲットセルが、f4に関しても測定設定を提供する場合、UEは、初期設定に関して[f1,f2,f3,f5,f6]の使用を継続するがf4に対する測定は停止し、ただしセル再選択に関して新しい設定を使用する(即ち、f1,f2,f3,f4を使用する)。UEは、ソースセルに戻って再選択する場合、f4に従って測定を継続する。
概して、図6は、UEがアイドルまたは非アクティブ状態にある状態で、アイドルモード測定に関してUEまたは無線デバイスによって実施される方法を説明するものとみなされてもよく、方法は、次のステップを含む:
第1のセルにおいて、キャリアの第1のセットに関する第1の測定設定を取得するステップであって、キャリアの第1のセットが、
アイドルモード測定および周波数間モビリティ測定の両方向けに設定されるキャリアである、1つまたは複数のオーバーラップするキャリア、
アイドルモード測定向けであるが周波数間モビリティ測定向けには設定されないキャリアである、1つまたは複数のオーバーラップしないキャリア、あるいは1つまたは複数のオーバーラップするキャリアならびに1つまたは複数のオーバーラップしないキャリアの両方を含む、第1の測定設定を取得するステップと、
ドーマント状態へと移行するステップと、
ドーマント状態にある状態で、
アイドルモード測定持続時間タイマーが稼働している間に、第1のセルから第2のセルへのセル再選択を実施するステップと、
第2のセルから、キャリアの第1のセットの各1つのキャリアとオーバーラップする、1つもしくは複数のオーバーラップするキャリア、1つもしくは複数のオーバーラップしないキャリア、または1つもしくは複数のオーバーラップするキャリアおよび1つもしくは複数のオーバーラップしないキャリアの両方、ならびに/あるいは第1のセットのキャリアのいずれともそれぞれオーバーラップしない、1つもしくは複数のオーバーラップしないキャリアを含む、キャリアの第2のセットに関する第2の測定設定を取得するステップと、
第1の測定設定と第2の測定設定との間の1つまたは複数の不整合に応答して、1つまたは複数のアクションを実施するステップ。
オーバーラップするキャリアは、第1のセットおよび第2のセットの両方に含まれるキャリアであり、オーバーラップしないキャリアは、セットの一方にのみ含まれるキャリアであることが、注目されるべきである。
上述したように、オーバーラップするキャリアは、セル再選択およびアイドルモード測定の両方に適用可能であってもよく、オーバーラップしないキャリアは、アイドルモード測定のみに適用可能である。
図7は、本開示のいくつかの実施形態による、無線アクセスノード700の概略ブロック図である。無線アクセスノード700は、例えば、基地局502または506であってもよい。図示されるように、無線アクセスノード700は、1つまたは複数のプロセッサ704(例えば、中央処理装置(CPU)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、および/またはその他)と、メモリ706と、ネットワークインターフェース708とを含む、制御システム702を含む。1つまたは複数のプロセッサ704は、本明細書では処理回路とも呼ばれる。加えて、無線アクセスノード700は、1つまたは複数のアンテナ716に結合された、1つまたは複数の送信機712および1つまたは複数の受信機714をそれぞれ含む、1つまたは複数の無線ユニット710を含む。無線ユニット710は、無線インターフェース回路と呼ばれるかまたはその一部であってもよい。いくつかの実施形態では、無線ユニット710は、制御システム702の外部にあり、例えば、有線接続(例えば、光ケーブル)を介して、制御システム702に接続される。しかしながら、他のいくつかの実施形態では、無線ユニット710および潜在的にアンテナ716は、制御システム702とともに統合される。1つまたは複数のプロセッサ704は、本明細書に記載するような、無線アクセスノード700の1つもしくは複数の機能(例えば、図6に関して上述した、基地局506-Aまたは506-Bの1つもしくは複数の機能)を提供するように動作する。いくつかの実施形態では、機能は、例えば、メモリ706に格納され、1つまたは複数のプロセッサ704によって実行される、ソフトウェアで実現される。
図8は、本開示のいくつかの実施形態による、無線アクセスノード700の仮想化された一実施形態を示す概略ブロック図である。これについての検討は、他のタイプのネットワークノードにも等しく適用可能である。更に、他のタイプのネットワークノードが類似の仮想化アーキテクチャを有してもよい。
本明細書で使用するとき、「仮想化された」無線アクセスノードは、無線アクセスノード700の機能性の少なくとも一部分が(例えば、ネットワークの物理処理ノードで実行する仮想マシンを介して)仮想構成要素として実現される、無線アクセスノード700の実現例である。図示されるように、この例では、無線アクセスノード700は、上述したように、1つまたは複数のプロセッサ704(例えば、CPU、ASIC、FPGA、および/またはその他)と、メモリ706と、ネットワークインターフェース708とを含む制御システム702と、1つまたは複数のアンテナ716に結合された1つまたは複数の送信機712および1つまたは複数の受信機714それぞれ含む、1つまたは複数の無線ユニット710とを含む。制御システム702は、例えば、光ケーブルなどを介して、無線ユニット710に接続される。制御システム702は、ネットワークインターフェース708を介して、ネットワーク802に結合されるかまたはその一部として含まれる、1つまたは複数の処理ノード800に接続される。各処理ノード800は、1つまたは複数のプロセッサ804(例えば、CPU、ASIC、FPGA、および/またはその他)と、メモリ806と、ネットワークインターフェース808とを含む。
この例では、本明細書に記載する無線アクセスノード700の機能810(例えば、図6に関して上述した、基地局506-Aまたは506-Bの1つもしくは複数の機能)は、1つまたは複数の処理ノード800で実現されるか、あるいはいずれか所望の方式で、制御システム702および1つまたは複数の処理ノード800にわたって分散される。いくつかの特定の実施形態では、本明細書に記載する無線アクセスノード700の機能810の一部または全ては、処理ノード800によってホストされる仮想環境で実現される、1つまたは複数の仮想マシンによって実行される仮想構成要素として実現される。当業者には認識されるように、処理ノード800と制御システム702との間の追加のシグナリングまたは通信は、所望の機能810の少なくとも一部を実施するために使用される。特に、いくつかの実施形態では、制御システム702は含まれなくてもよく、その場合、無線ユニット710は、適切なネットワークインターフェースを介して処理ノード800と直接通信する。
いくつかの実施形態では、命令を含むコンピュータプログラムが提供され、命令は、少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、少なくとも1つのプロセッサに、本明細書に記載する実施形態のいずれかに従って、仮想環境における無線アクセスノード700の機能810の1つまたは複数を実現する、無線アクセスノード700またはノード(例えば、処理ノード800)の機能性を実施させる。いくつかの実施形態では、上述のコンピュータプログラム製品を備えるキャリアが提供される。キャリアは、電子信号、光学信号、無線信号、またはコンピュータ可読記憶媒体(例えば、メモリなどの非一時的コンピュータ可読媒体)の1つである。
図9は、本開示のいくつかの他の実施形態による、無線アクセスノード700の概略ブロック図である。無線アクセスノード700は、それぞれソフトウェアで実現される、1つまたは複数のモジュール900を含む。モジュール900は、本明細書に記載される無線アクセスノード700の機能性(例えば、図6に関して上述した、基地局506-Aまたは506-Bの1つもしくは複数の機能)を提供する。これについての検討は、モジュール900が、処理ノード800の1つで実現されるか、または複数の処理ノード800にわたって分散され、ならびに/あるいは処理ノード800および制御システム702にわたって分散されてもよい、図8の処理ノード800に等しく適用可能である。
図10は、本開示のいくつかの実施形態によるUE1000の概略ブロック図である。図示されるように、UE1000は、1つまたは複数のプロセッサ1002(例えば、CPU、ASIC、FPGA、および/またはその他)と、メモリ1004と、1つまたは複数のアンテナ1012に結合された、1つまたは複数の送信機1008および1つまたは複数の受信機1010をそれぞれ含む、1つまたは複数の送受信機1006とを含む。送受信機1006は、当業者には認識されるように、アンテナ1012とプロセッサ1002との間で通信される信号を調整するように構成される、アンテナ1012に接続された無線フロントエンド回路を含む。プロセッサ1002は、本明細書では処理回路とも呼ばれる。送受信機1006は、本明細書では無線回路とも呼ばれる。いくつかの実施形態では、上述のUE1000の機能性(例えば、図6に関して上述した、UEの、例えばUE512の、1つまたは複数の機能など)は、例えば、メモリ1004に格納され、プロセッサ1002によって実行されるソフトウェアで、完全にまたは部分的に実現されてもよい。なお、UE1000は、例えば、1つまたは複数のユーザインターフェース構成要素(例えば、ディスプレイ、ボタン、タッチ画面、マイクロフォン、スピーカー、および/またはその他を含む入力/出力インターフェース、ならびに/あるいはUE1000への情報の入力を可能にする、および/またはUE1000からの情報の出力を可能にする他の任意の構成要素)、電源(例えば、バッテリーおよび関連する電力回路)など、図10に示されない追加の構成要素を含んでもよい。
いくつかの実施形態では、命令を含むコンピュータプログラムが提供され、命令は、少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、少なくとも1つのプロセッサに、本明細書に記載する実施形態のいずれかによるUE1000の機能性(例えば、図6に関して上述した、UEの、例えばUE512の、1つまたは複数の機能など)を実施させる。いくつかの実施形態では、上述のコンピュータプログラム製品を備えるキャリアが提供される。キャリアは、電子信号、光学信号、無線信号、またはコンピュータ可読記憶媒体(例えば、メモリなどの非一時的コンピュータ可読媒体)の1つである。
図11は、本開示の他のいくつかの実施形態による、UE1000の概略ブロック図である。UE1000は、それぞれソフトウェアで実現される、1つまたは複数のモジュール1100を含む。モジュール1100は、本明細書に記載されるUE1000の機能性(例えば、図6に関して上述した、UEの、例えばUE512の、1つまたは複数の機能など)を提供する。
本明細書に記載するいずれかの適切なステップ、方法、特徴、機能、または利益は、1つもしくは複数の仮想装置の1つもしくは複数の機能的ユニットまたはモジュールを通して実施されてもよい。各仮想モジュールは、多数のこれらの機能的ユニットを備えてもよい。これらの機能的ユニットは、1つもしくは複数のマイクロプロセッサまたはマイクロコントローラを含んでもよい処理回路、ならびにデジタル信号プロセッサ(DSP)、専用デジタル論理などを含んでもよい他のデジタルハードウェアを介して実現されてもよい。処理回路は、読出し専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、キャッシュメモリ、フラッシュメモリデバイス、光学記憶デバイスなど、1つまたは複数のタイプのメモリを含んでもよい、メモリに格納されたプログラムコードを実行するように設定されてもよい。メモリに格納されたプログラムコードは、1つもしくは複数の電気通信および/またはデータ通信プロトコルを実行するためのプログラム命令、ならびに本明細書に記載する技術の1つまたは複数の実施するための命令を含む。いくつかの実現例では、処理回路は、それぞれの機能的ユニットに、本開示の1つまたは複数の実施形態による、対応する機能を実施させるのに使用されてもよい。
図面におけるプロセスは、本開示の特定の実施形態によって実施される動作の特定の順序を示すことがあるが、かかる順序は例示であることが理解されるべきである(例えば、代替実施形態は、異なる順序で動作を実施するか、特定の動作を組み合わせるか、特定の動作をオーバーラップさせるなどしてもよい)。
本開示のいくつかの例示の実施形態は以下の通りである。
実施形態1:第1のセルにおいて、1つまたは複数のオーバーラップするキャリア、1つまたは複数のオーバーラップしないキャリア、あるいは1つまたは複数のオーバーラップするキャリアおよび1つまたは複数のオーバーラップしないキャリアの両方を含む、キャリアの第1のセットに関する第1の測定設定を取得すること(600および/または602)と、
ドーマント状態へと移行すること(604)と、
ドーマント状態にある状態で、
(例えば、アイドルモード測定持続時間タイマーが稼働している間に)第1のセルから第2のセルへのセル再選択を実施すること(610)と、
第2のセルから、1つまたは複数のオーバーラップするキャリア、1つまたは複数のオーバーラップしないキャリア、あるいは1つまたは複数のオーバーラップするキャリアおよび1つまたは複数のオーバーラップしないキャリアの両方を含む、キャリアの第2のセットに関する第2の測定設定を取得すること(610)と、
第1の測定設定と第2の測定設定との間の1つまたは複数の不整合に応答して、1つまたは複数のアクションを実施すること(612)と、を含む、アイドルモード測定に関して無線デバイスによって実施される方法。
実施形態2:ドーマント状態にある状態で、セル再選択を実施する(608)前に、アイドルモード測定持続時間タイマーを開始すること(606)と、(例えば、アイドルモード測定持続時間タイマーが稼働している間に)第1の測定設定に従ってアイドルモード測定を実施すること(606)と、を更に含む、実施形態1の方法。
実施形態3:ドーマント状態にある状態で、セル再選択を実施する(610)前に、第1の測定設定に従って、キャリアの第1のセットの1つまたは複数のオーバーラップするキャリアに対して、セル再選択測定を実施すること(608)を更に含む、実施形態1または2の方法。
実施形態4:特定のキャリア周波数が、キャリアの第1のセットおよびキャリアの第2のセットの両方にあり、
第1のセルにおける特定のキャリアに関する第1の測定設定が、第2のセルにおける特定のキャリアに関する第2の測定設定とは異なり、
第1の測定設定と第2の測定設定との間の1つまたは複数の不整合に応答して、1つまたは複数のアクションを実施すること(612)が、
(例えば、アイドルモード測定およびセル再選択測定の両方向けの)特定のキャリアに関する第1の測定設定を保持することと、
(例えば、アイドルモード測定およびセル再選択測定の両方向けの)特定のキャリアに関する第2の測定設定を無視することと、を含む、実施形態1~3のいずれか1つの方法。
実施形態5:特定のキャリア周波数が、キャリアの第1のセットおよびキャリアの第2のセットの両方にあり、
第1のセルにおける特定のキャリアに関する第1の測定設定が、第2のセルにおける特定のキャリアに関する第2の測定設定とは異なり、
第1の測定設定と第2の測定設定との間の1つまたは複数の不整合に応答して、1つまたは複数のアクションを実施すること(612)が、
(例えば、アイドルモード測定およびセル再選択測定の両方向けの)特定のキャリアに関する第1の測定設定を、(例えば、アイドルモード測定およびセル再選択測定の両方向けの)特定のキャリアに関する第2の測定設定と置き換えることと、
特定のキャリアに関する第2の測定設定に従って、特定のキャリアに関する測定(例えば、アイドルモード測定およびセル再選択測定の両方)を実施することと、を含む、実施形態1~3のいずれか1つの方法。
実施形態6:特定のキャリア周波数が、キャリアの第1のセットおよびキャリアの第2のセットの両方にあり、
第1のセルにおける特定のキャリアに関する第1の測定設定が、第2のセルにおける特定のキャリアに関する第2の測定設定とは異なり、
第1の測定設定と第2の測定設定との間の1つまたは複数の不整合に応答して、1つまたは複数のアクションを実施すること(612)が、
特定のキャリアに対する、アイドルモード測定(および例えば、セル再選択測定)の実施を停止することと、
(任意に)特定のキャリアに関する第1および第2の測定設定を消去することと、を含む、実施形態1~3のいずれか1つの方法。
実施形態7:特定のキャリア周波数が、キャリアの第1のセットおよびキャリアの第2のセットの両方にあり、
第1のセルにおける特定のキャリアに関する第1の測定設定が、第2のセルにおける特定のキャリアに関する第2の測定設定とは異なり、
第1の測定設定と第2の測定設定との間の1つまたは複数の不整合に応答して、1つまたは複数のアクションを実施すること(612)が、特定のキャリアに対する、アイドルモード測定(および例えば、セル再選択測定)の実施を休止することを含む、実施形態1~3のいずれか1つの方法。
実施形態8:特定のキャリア周波数が、キャリアの第1のセットではオーバーラップするキャリアとしてのものであるが、キャリアの第2のセットではオーバーラップするキャリアとしてのものではなく、
第1の測定設定と第2の測定設定との間の1つまたは複数の不整合に応答して、1つまたは複数のアクションを実施すること(612)が、
特定のキャリアに関する第1の測定設定に従って、特定のキャリアに対してアイドルモード測定の実施を継続することと、
第2の測定設定に従って、特定のキャリアに対するセル再選択のための測定を実施することと、を含む、実施形態1~3のいずれか1つの方法。
実施形態9:特定のキャリア周波数が、キャリアの第1のセットではオーバーラップするキャリアとしてのものであるが、キャリアの第2のセットではオーバーラップするキャリアとしてのものではなく、
第1の測定設定と第2の測定設定との間の1つまたは複数の不整合に応答して、1つまたは複数のアクションを実施すること(612)が、特定のキャリアに対する測定(例えば、アイドルモード測定およびセル再選択測定)の実施を停止することを含む、実施形態1~3のいずれか1つの方法。
実施形態10:特定のキャリア周波数が、キャリアの第1のセットではオーバーラップするキャリアとしてのものであるが、キャリアの第2のセットではオーバーラップするキャリアとしてのものではなく、
第1の測定設定と第2の測定設定との間の1つまたは複数の不整合に応答して、1つまたは複数のアクションを実施すること(612)が、特定のキャリアに対する測定(例えば、アイドルモード測定およびセル再選択測定)の実施を休止することを含む、実施形態1~3のいずれか1つの方法。
実施形態11:特定のキャリア周波数が、キャリアの第1のセットではオーバーラップするキャリアとしてのものではないが、キャリアの第1のセットではオーバーラップしないキャリアとしてのものであり、
特定のキャリア周波数が、キャリアの第2のセットではオーバーラップするキャリアとしてのものであり、
第1の測定設定と第2の測定設定との間の1つまたは複数の不整合に応答して、1つまたは複数のアクションを実施すること(612)が、特定のキャリアに関する第1の測定設定に従って、特定のキャリアに対して測定(例えば、アイドルモード測定および/またはセル再選択測定)を実施することを含む、実施形態1~3のいずれか1つの方法。
実施形態12:特定のキャリア周波数が、キャリアの第1のセットではオーバーラップするキャリアとしてのものではないが、キャリアの第1のセットではオーバーラップしないキャリアとしてのものであり、
特定のキャリア周波数が、キャリアの第2のセットではオーバーラップするキャリアとしてのものであり、
第1の測定設定と第2の測定設定との間の1つまたは複数の不整合に応答して、1つまたは複数のアクションを実施すること(612)が、
特定のキャリアに関する第1の測定設定を特定のキャリアに関する第2の測定設定と置き換えることと、
特定のキャリアに関する第2の測定設定に従って、特定のキャリアに対して測定(例えば、アイドルモード測定および/またはセル再選択測定)を実施することと、を含む、実施形態1~3のいずれか1つの方法。
実施形態13:特定のキャリア周波数が、キャリアの第1のセットではオーバーラップするキャリアとしてのものではないが、キャリアの第1のセットではオーバーラップしないキャリアとしてのものであり、
特定のキャリア周波数が、キャリアの第2のセットではオーバーラップするキャリアとしてのものであり、
第1の測定設定と第2の測定設定との間の1つまたは複数の不整合に応答して、1つまたは複数のアクションを実施すること(612)が、
特定のキャリアに関する第1の測定設定に従って、特定のキャリアに対してアイドルモード測定を実施することと、
特定のキャリアに関する第2の測定設定に従って、特定のキャリアに対してセル再選択測定を実施することと、を含む、実施形態1~3のいずれか1つの方法。
実施形態14:特定のキャリア周波数が、キャリアの第1のセットではオーバーラップするキャリアとしてのものではないが、キャリアの第1のセットではオーバーラップしないキャリアとしてのものであり、
特定のキャリア周波数が、キャリアの第2のセットではオーバーラップするキャリアとしてのものであり、
第1の測定設定と第2の測定設定との間の1つまたは複数の不整合に応答して、1つまたは複数のアクションを実施すること(612)が、特定のキャリアに対する測定(例えば、アイドルモード測定およびセル再選択測定)の実施を停止することを含む、実施形態1~3のいずれか1つの方法。
実施形態15:特定のキャリア周波数が、キャリアの第1のセットではオーバーラップするキャリアとしてのものではないが、キャリアの第1のセットではオーバーラップしないキャリアとしてのものであり、
特定のキャリア周波数が、キャリアの第2のセットではオーバーラップするキャリアとしてのものであり、
第1の測定設定と第2の測定設定との間の1つまたは複数の不整合に応答して、1つまたは複数のアクションを実施すること(612)が、特定のキャリアに対する測定(例えば、アイドルモード測定およびセル再選択測定)の実施を休止することを含む、実施形態1~3のいずれか1つの方法。
実施形態16:グループAの実施形態のいずれかにおけるステップのいずれかを実施するように設定された処理回路と、無線デバイスに電力を供給するように設定された電源回路とを備える、無線デバイス。
実施形態17:無線信号を伝送し受信するように設定されたアンテナと、アンテナおよび処理回路に接続され、アンテナと処理回路との間で通信される信号を調整するように設定された無線フロントエンド回路と、グループAの実施形態のいずれかにおけるステップのいずれかを実施するように設定された処理回路と、処理回路に接続され、UEへの情報の入力が処理回路によって処理されることを可能にするように設定された、入力インターフェースと、処理回路に接続され、処理回路によって処理された情報をUEから出力するように設定された、出力インターフェースと、処理回路に接続され、電力をUEに供給するように設定された、バッテリーと、を備える、ユーザ機器(UE)。

Claims (30)

  1. 無線デバイス(512)がアイドルまたは非アクティブ状態にある状態で、アイドルモード測定に関して前記無線デバイスによって実施される方法であって、
    第1のセルにおいて、キャリアの第1のセットに関する第1の測定設定を取得すること(600および/または602)であって、前記キャリアの第1のセットが、
    アイドルモード測定および周波数間モビリティ測定の両方向けに設定されるキャリアである、1つまたは複数のオーバーラップするキャリア、
    アイドルモード測定向けであるが周波数間モビリティ測定向けには設定されないキャリアである、1つまたは複数のオーバーラップしないキャリア、あるいは、
    1つまたは複数のオーバーラップするキャリアおよび1つまたは複数のオーバーラップしないキャリアの両方、を含む、第1の測定設定を取得すること(600および/または602)と、
    ドーマント状態へと移行すること(604)と、
    前記ドーマント状態にある状態で、
    アイドルモード測定持続時間タイマーが稼働している間に、前記第1のセルから第2のセルへのセル再選択を実施すること(610)と、
    前記第2のセルから、1つまたは複数のオーバーラップするキャリア、1つまたは複数のオーバーラップしないキャリア、あるいは1つまたは複数のオーバーラップするキャリアおよび1つまたは複数のオーバーラップしないキャリアの両方を含む、キャリアの第2のセットに関する第2の測定設定を取得すること(610)と、
    前記第1の測定設定と前記第2の測定設定との間の1つまたは複数の不整合に応答して、1つまたは複数のアクションを実施すること(612)と、を含む、方法。
  2. 前記1つまたは複数の不整合が、前記第1のセルにおける専用の測定設定と前記第2のセルにおけるブロードキャストされた測定設定との間の不整合を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記1つまたは複数の不整合が、前記第1のセルにおけるブロードキャストされた測定設定と前記第2のセルにおけるブロードキャストされた測定設定との間の不整合を含む、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記1つまたは複数のアクションが、前記第1の測定設定の中からの測定設定を、前記第2の測定設定の中からの不整合の測定設定と置き換えることを含む、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記1つまたは複数のアクションが、前記第2の測定設定の中からの不整合の測定設定と不整合である、前記第1の測定設定の中からの測定設定を保持することを含む、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記ドーマント状態にある状態で、前記セル再選択を実施する(608)前に、
    前記アイドルモード測定持続時間タイマーを開始すること(606)と、
    前記アイドルモード測定持続時間タイマーが稼働している間に、前記第1の測定設定に従ってアイドルモード測定を実施すること(606)と、を更に含む、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記ドーマント状態にある状態で、前記セル再選択を実施する(610)前に、前記第1の測定設定に従って、前記キャリアの第1のセットの前記1つまたは複数のオーバーラップするキャリアに対して、セル再選択測定を実施すること(608)を更に含む、請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 特定のキャリアが、前記キャリアの第1のセットおよび前記キャリアの第2のセットの両方におけるオーバーラップするキャリアであり、
    前記第1のセルにおける前記特定のキャリアに関する前記第1の測定設定が、前記第2のセルにおける前記特定のキャリアに関する前記第2の測定設定とは異なり、
    前記第1の測定設定と前記第2の測定設定との間の前記1つまたは複数の不整合に応答して、前記1つまたは複数のアクションを実施すること(612)が、
    前記特定のキャリアに関する前記第1の測定設定を保持すること(612-1A1)と、
    前記特定のキャリアに関する前記第2の測定設定を無視すること(612-1A2)と、を含む、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 特定のキャリアが、前記キャリアの第1のセットおよび前記キャリアの第2のセットの両方におけるオーバーラップするキャリアであり、
    前記第1のセルにおける前記特定のキャリアに関する前記第1の測定設定が、前記第2のセルにおける前記特定のキャリアに関する前記第2の測定設定とは異なり、
    前記第1の測定設定と前記第2の測定設定との間の前記1つまたは複数の不整合に応答して、前記1つまたは複数のアクションを実施すること(612)が、
    前記特定のキャリアに関する前記第1の測定設定を前記特定のキャリアに関する前記第2の測定設定と置き換えること(612-1B1)と、
    前記特定のキャリアに関する前記第2の測定設定に従って、前記特定のキャリアに対する測定を実施すること(612-1B2)と、を含む、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
  10. 特定のキャリアが、前記キャリアの第1のセットおよび前記キャリアの第2のセットの両方におけるオーバーラップするキャリアであり、
    前記第1のセルにおける前記特定のキャリアに関する前記第1の測定設定が、前記第2のセルにおける前記特定のキャリアに関する前記第2の測定設定とは異なり、
    前記第1の測定設定と前記第2の測定設定との間の前記1つまたは複数の不整合に応答して、前記1つまたは複数のアクションを実施すること(612)が、前記特定のキャリアに対する、アイドルモード測定および適用可能な場合は周波数間モビリティ測定を含む、測定の実施を停止すること(612-1C1)を含む、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
  11. 前記第1の測定設定と前記第2の測定設定との間の前記1つまたは複数の不整合に応答して、前記1つまたは複数のアクションを実施すること(612)が、更に、前記特定のキャリアに関する前記第1および第2の測定設定を消去することを含む、請求項10に記載の方法。
  12. 特定のキャリアが、前記キャリアの第1のセットおよび前記キャリアの第2のセットの両方におけるオーバーラップするキャリアであり、
    前記第1のセルにおける前記特定のキャリアに関する前記第1の測定設定が、前記第2のセルにおける前記特定のキャリアに関する前記第2の測定設定とは異なり、
    前記第1の測定設定と前記第2の測定設定との間の前記1つまたは複数の不整合に応答して、前記1つまたは複数のアクションを実施すること(612)が、前記特定のキャリアに対する、アイドルモード測定および適用可能な場合は周波数間モビリティ測定を含む、測定の実施を休止すること(612-1D1)を含む、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
  13. 前記特定のキャリアに関して、前記特定のキャリアに関する前記第1の測定設定と前記特定のキャリアに関する前記第2の測定設定との間の前記不整合が、前記第1のセルの前記特定のキャリアに関するブロードキャストされた測定設定と、前記第2のセルの前記特定のキャリアに関するブロードキャストされた測定設定との間の不整合を含む、請求項8から12のいずれか一項に記載の方法。
  14. 特定のキャリアが、オーバーラップするキャリアとして前記キャリアの第1のセットにあるが、オーバーラップするキャリアとして前記キャリアの第2のセットになく、
    前記第1の測定設定と前記第2の測定設定との間の前記1つまたは複数の不整合に応答して、前記1つまたは複数のアクションを実施すること(612)が、
    前記特定のキャリアに関する前記第1の測定設定に従って、前記特定のキャリアに対してアイドルモード測定の実施を継続すること(612-2A1)と、
    前記第2の測定設定に従って、前記特定のキャリアに対するセル再選択のための測定を実施すること(612-2A2)と、を含む、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
  15. 特定のキャリアが、オーバーラップするキャリアとして前記キャリアの第1のセットにあるが、オーバーラップするキャリアとして前記キャリアの第2のセットになく、
    前記第1の測定設定と前記第2の測定設定との間の前記1つまたは複数の不整合に応答して、前記1つまたは複数のアクションを実施すること(612)が、前記特定のキャリアに対する、アイドルモード測定および周波数間モビリティ測定の両方を含む、測定の実施を停止すること(612-2B1)を含む、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
  16. 特定のキャリアが、オーバーラップするキャリアとして前記キャリアの第1のセットにあるが、オーバーラップするキャリアとして前記キャリアの第2のセットになく、
    前記第1の測定設定と前記第2の測定設定との間の前記1つまたは複数の不整合に応答して、前記1つまたは複数のアクションを実施すること(612)が、前記特定のキャリアに対する、アイドルモード測定および周波数間モビリティ測定の両方を含む、測定の実施を休止すること(612-2C1)を含む、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
  17. 特定のキャリアが、オーバーラップしないキャリアとして前記キャリアの第1のセットにあり、
    前記特定のキャリアが、オーバーラップするキャリアとして前記キャリアの第2のセットにあり、
    前記第1の測定設定と前記第2の測定設定との間の前記1つまたは複数の不整合に応答して、前記1つまたは複数のアクションを実施すること(612)が、前記特定のキャリアに関する前記第1の測定設定に従って、前記特定のキャリアに対して測定を実施すること(612-3A1)を含む、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
  18. 前記第1の測定設定が、前記第1のセルから受信される前記特定のキャリアに関する専用の測定設定を含み、前記特定のキャリアに関する前記第1の測定設定に従って、前記特定のキャリアに対して測定を実施することが、前記第1のセルから受信される前記特定のキャリアに関する前記専用の測定設定に従って、前記特定のキャリアに対して測定を実施することを含む、請求項17に記載の方法。
  19. 特定のキャリアが、オーバーラップしないキャリアとして前記キャリアの第1のセットにあり、
    前記特定のキャリアが、オーバーラップするキャリアとして前記キャリアの第2のセットにあり、
    前記第1の測定設定と前記第2の測定設定との間の前記1つまたは複数の不整合に応答して、前記1つまたは複数のアクションを実施すること(612)が、
    前記特定のキャリアに関する前記第1の測定設定を前記特定のキャリアに関する前記第2の測定設定と置き換えること(612-3B1)と、
    前記特定のキャリアに関する前記第2の測定設定に従って、前記特定のキャリアに対する測定を実施すること(612-3B2)と、を含む、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
  20. 前記第1の測定設定が、前記第1のセルから受信される前記特定のキャリアに関する専用の測定設定を含み、
    前記第2の測定設定が、前記第2のセルから受信される前記特定のキャリアに関するブロードキャストされた測定設定を含み、
    前記特定のキャリアに関する前記第1の測定設定を前記特定のキャリアに関する前記第2の測定設定と置き換えることが、前記第1のセルから受信される前記特定のキャリアに関する前記専用の測定設定を、前記第2のセルから受信される前記特定のキャリアに関する前記ブロードキャストされた測定設定と置き換えることを含む、請求項19に記載の方法。
  21. 特定のキャリアが、オーバーラップしないキャリアとして前記キャリアの第1のセットにあり、
    前記特定のキャリアが、オーバーラップするキャリアとして前記キャリアの第2のセットにあり、
    前記第1の測定設定と前記第2の測定設定との間の前記1つまたは複数の不整合に応答して、前記1つまたは複数のアクションを実施すること(612)が、
    前記特定のキャリアに関する前記第1の測定設定に従って、前記特定のキャリアに対してアイドルモード測定を実施すること(612-3C1)と、
    前記特定のキャリアに関する前記第2の測定設定に従って、前記特定のキャリアに対する周波数間モビリティ測定を実施すること(612-3C2)と、を含む、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
  22. 前記第1の測定設定が、前記第1のセルから受信される前記特定のキャリアに関する専用の測定設定を含み、
    前記第2の測定設定が、前記第2のセルから受信される前記特定のキャリアに関するブロードキャストされた測定設定を含み、
    前記特定のキャリアに関する前記第1の測定設定に従って、前記特定のキャリアに対してアイドルモード測定を実施することが、前記第1のセルから受信される前記特定のキャリアに関する前記専用の測定設定に従って、前記特定のキャリアに対してアイドルモード測定を実施することを含み、
    前記特定のキャリアに関する前記第2の測定設定に従って、前記特定のキャリアに対して周波数間モビリティ測定を実施することが、前記ソースセルから受信される前記特定のキャリアに関する前記ブロードキャストされた測定設定に従って、前記特定のキャリアに対して周波数間モビリティ測定を実施することを含む、請求項21に記載の方法。
  23. 特定のキャリアが、オーバーラップしないキャリアとして前記キャリアの第1のセットにあり、
    前記特定のキャリアが、オーバーラップするキャリアとして前記キャリアの第2のセットにあり、
    前記第1の測定設定と前記第2の測定設定との間の前記1つまたは複数の不整合に応答して、前記1つまたは複数のアクションを実施すること(612)が、前記特定のキャリアに対する、アイドルモード測定の実施を停止すること(612-3D1)を含む、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
  24. 特定のキャリアが、オーバーラップしないキャリアとして前記キャリアの第1のセットにあり、
    前記特定のキャリアが、オーバーラップするキャリアとして前記キャリアの第2のセットにあり、
    前記第1の測定設定と前記第2の測定設定との間の前記1つまたは複数の不整合に応答して、前記1つまたは複数のアクションを実施すること(612)が、前記特定のキャリアに対する、アイドルモード測定および周波数間モビリティ測定の両方を含む、測定の実施を休止すること(612-3E1)を含む、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
  25. 無線デバイス(512;1000)がアイドルまたは非アクティブ状態にある状態でアイドルモード測定するための無線デバイス(512;1000)であって、
    第1のセルにおいて、キャリアの第1のセットに関する第1の測定設定を取得すること(600および/または602)であって、前記キャリアの第1のセットが、
    アイドルモード測定および周波数間モビリティ測定の両方向けに設定されるキャリアである、1つまたは複数のオーバーラップするキャリア、
    アイドルモード測定向けであるが周波数間モビリティ測定向けには設定されないキャリアである、1つまたは複数のオーバーラップしないキャリア、あるいは、
    1つまたは複数のオーバーラップするキャリアおよび1つまたは複数のオーバーラップしないキャリアの両方、を含む、第1の測定設定を取得すること(600および/または602)と、
    ドーマント状態へと移行すること(604)と、
    前記ドーマント状態にある状態で、
    アイドルモード測定持続時間タイマーが稼働している間に、前記第1のセルから第2のセルへのセル再選択を実施すること(610)と、
    前記第2のセルから、1つまたは複数のオーバーラップするキャリア、1つまたは複数のオーバーラップしないキャリア、あるいは1つまたは複数のオーバーラップするキャリアおよび1つまたは複数のオーバーラップしないキャリアの両方を含む、キャリアの第2のセットに関する第2の測定設定を取得すること(610)と、
    前記第1の測定設定と前記第2の測定設定との間の1つまたは複数の不整合に応答して、1つまたは複数のアクションを実施すること(612)と、を行うように適合された、無線デバイス(512;1000)。
  26. 前記無線デバイス(512;1000)が、請求項2から24のいずれか一項に記載の方法を実施するように更に適合された、請求項25に記載の無線デバイス(512;1000)。
  27. 無線デバイス(512;1000)がアイドルまたは非アクティブ状態にある状態でアイドルモード測定するための無線デバイス(512;1000)であって、
    1つまたは複数の送信機(1008)と、
    1つまたは複数の受信機(1010)と、
    前記1つまたは複数の送信機(1008)および前記1つまたは複数の受信機(1010)と関連付けられた処理回路(1002)とを備え、前記処理回路(1002)が前記無線デバイス(512;1000)に、
    第1のセルにおいて、キャリアの第1のセットに関する第1の測定設定を取得すること(600および/または602)であって、前記キャリアの第1のセットが、
    アイドルモード測定および周波数間モビリティ測定の両方向けに設定されるキャリアである、1つまたは複数のオーバーラップするキャリア、
    アイドルモード測定向けであるが周波数間モビリティ測定向けには設定されないキャリアである、1つまたは複数のオーバーラップしないキャリア、あるいは、
    1つまたは複数のオーバーラップするキャリアおよび1つまたは複数のオーバーラップしないキャリアの両方、を含む、第1の測定設定を取得すること(600および/または602)と、
    ドーマント状態へと移行すること(604)と、
    前記ドーマント状態にある状態で、
    アイドルモード測定持続時間タイマーが稼働している間に、前記第1のセルから第2のセルへのセル再選択を実施すること(610)と、
    前記第2のセルから、1つまたは複数のオーバーラップするキャリア、1つまたは複数のオーバーラップしないキャリア、あるいは1つまたは複数のオーバーラップするキャリアおよび1つまたは複数のオーバーラップしないキャリアの両方を含む、キャリアの第2のセットに関する第2の測定設定を取得すること(610)と、
    前記第1の測定設定と前記第2の測定設定との間の1つまたは複数の不整合に応答して、1つまたは複数のアクションを実施すること(612)と、を行わせるように構成された、無線デバイス(512;1000)。
  28. 少なくとも1つのプロセッサで実行されると、前記少なくとも1つのプロセッサに、請求項1から24のいずれか一項に記載の方法を実施させる、命令を含む、コンピュータプログラム。
  29. 請求項28に記載のコンピュータプログラムを収容するキャリアであって、前記キャリアが、電子信号、光学信号、無線信号、またはコンピュータ可読記憶媒体の1つである、キャリア。
  30. 無線デバイス(512;1000)の処理回路(1002)によって実行可能な命令を備える非一時的コンピュータ可読媒体であって、それによって前記無線デバイス(512;1000)が、
    第1のセルにおいて、キャリアの第1のセットに関する第1の測定設定を取得すること(600および/または602)であって、前記キャリアの第1のセットが、
    アイドルモード測定および周波数間モビリティ測定の両方向けに設定されるキャリアである、1つまたは複数のオーバーラップするキャリア、
    アイドルモード測定向けであるが周波数間モビリティ測定向けには設定されないキャリアである、1つまたは複数のオーバーラップしないキャリア、あるいは、
    1つまたは複数のオーバーラップするキャリアおよび1つまたは複数のオーバーラップしないキャリアの両方、を含む、第1の測定設定を取得すること(600および/または602)と、
    ドーマント状態へと移行すること(604)と、
    前記ドーマント状態にある状態で、
    アイドルモード測定持続時間タイマーが稼働している間に、前記第1のセルから第2のセルへのセル再選択を実施すること(610)と、
    前記第2のセルから、1つまたは複数のオーバーラップするキャリア、1つまたは複数のオーバーラップしないキャリア、あるいは1つまたは複数のオーバーラップするキャリアおよび1つまたは複数のオーバーラップしないキャリアの両方を含む、キャリアの第2のセットに関する第2の測定設定を取得すること(610)と、
    前記第1の測定設定と前記第2の測定設定との間の1つまたは複数の不整合に応答して、1つまたは複数のアクションを実施すること(612)と、を行うように構成された、非一時的コンピュータ可読媒体。
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HUAWEI, HISILICON: "Early measurements in RRC_IDLE and inter-RAT cell reselection[online]", 3GPP TSG RAN WG2 #107 R2-1910955, JPN6023023184, 16 August 2019 (2019-08-16), ISSN: 0005078972 *
HUAWEI, HISILICON: "Initial discussion on early measurement[online]", 3GPP TSG RAN WG4 #92 R4-1909669, JPN6023023181, 16 August 2019 (2019-08-16), ISSN: 0005078969 *
LG ELECTRONICS INC.: "Considerations on validity area in NR[online]", 3GPP TSG RAN WG2 #107 R2- 1911294, JPN6023023183, 16 August 2019 (2019-08-16), ISSN: 0005078971 *

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