JP2022545100A - 複数のデバイスを介してエリア内の大気コンディションを検出する方法 - Google Patents
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Abstract
複数のデバイスを介してエリア内の大気コンディションを検出する方法であって、複数のデバイスの各々は、所定の周波数帯で無線周波数信号を送信、受信及び/又は処理し、無線周波数信号は、大気コンディションによって影響を受け得、当該方法は、複数のデバイスのうちの第1のデバイスによって、ある期間に第1のデバイスと複数のデバイスのうちの第2のデバイスとの間でネットワーク通信機能を実行するために第2のデバイスによる受信を対象とした第1の無線周波数信号を送信するステップと、第2のデバイスによって、送信された第1の無線周波数信号を受信するステップと、第2のデバイスによって、ネットワーク通信機能を実行するために受信した第1の無線周波数信号を処理するステップとを含み、当該方法はさらに、複数のデバイスのうち、第3のデバイスを、大気コンディションが検出されるべきエリアに対する第3のデバイスの物理的ロケーションに基づいて選択するステップと、送信された第1の無線周波数信号を第3のデバイスで受信するステップと、第3のデバイスによって、エリア内の大気コンディションが第1のRF信号に影響を及ぼしている程度を判断するために受信した第1の無線周波数信号を処理するステップとを含む、方法。
Description
本発明は、複数のデバイスを介してエリア内の大気コンディション(atmospheric condition)を検出する方法に関する。本発明はさらに、複数のデバイスを介してエリア内の大気コンディションを検出するシステム及びコンピュータプログラムプロダクトに関する。
コネクテッドライティング(Connected lighting)は、従来の有線、電気的オンオフ又は調光回路によって制御されるものではなく(又は制御されるだけでなく)、有線接続又はより多くはワイヤレス接続、例えば、有線又はワイヤレスネットワークを介すデータ通信プロトコルを使用して制御される1つ以上の照明デバイスのシステムを指す。これらのコネクテッド照明ネットワークは、一般的にモノのインターネット(IoT:Internet of Things)、より具体的には照明のインターネット(IoL:Internet of Lighting)として知られるものを形成する。典型的には、照明デバイス、ましては照明デバイス内の個々のランプが、各々、Zigbee、Wi-Fi又はBluetooth等のワイヤレスネットワークプロトコルに従って照明制御デバイスから照明制御コマンドを受信するためのワイヤレスレシーバ又はトランシーバを備えてもよい。
ワイヤレスネットワーク技術の最近の発展の結果、30GHz~300GHzの無線周波数(RF:radio frequency)スペクトル帯を含む、ミリ波周波数帯のエキゾチックドメイン(exotic domain)であったところで動作する高信頼性、低コスト及び高性能な無線機(radio)の開発に至っている。「ミリ波(millimeter wave (mm wave))」という名称は、この帯域の波長範囲が約10mm~1mm未満であるという事実に由来する。ミリ波スペクトルの多くは免許制であるが、60GHzスペクトル付近の部分は通信に自由に使用されることができ、現在、標準化タスクフォースIEEE802.11ayによって対応されている。
多くの分野の通信は、混雑した2.4GHz及び5GHzスペクトルから逃れ、ブロードバンド通信を可能にするためにミリ波に移っている。ミリ波には多くの興味深い特性があり、例えば、この周波数での通信だけでなく、空気の質を測定することも可能である。
本発明者らは、RFベースの空気質測定及びRFベースのネットワーク通信の両方が、エリア内に空間的に分散しているワイヤレスネットワーク内の複数のデバイスを介して有益に提供されることができることを認識した。本発明の目的は、(空間的に分散した)複数のデバイスを使用してエリア内の改善された空気質検出を提供することである。
第1の態様によれば、前記目的は、複数のデバイスを介してエリア内の大気コンディションを検出する方法であって、複数のデバイスの各々は、所定の周波数帯で無線周波数信号を送信、受信及び/又は処理し、無線周波数信号は、大気コンディションによって影響を受け得、当該方法は、複数のデバイスのうちの第1のデバイスによって、ある期間に第1のデバイスと複数のデバイスのうちの第2のデバイスとの間でネットワーク通信機能を実行するために第2のデバイスによる受信を対象とした第1の無線周波数信号を送信するステップと、第2のデバイスによって、送信された第1の無線周波数信号を受信するステップと、第2のデバイスによって、ネットワーク通信機能を実行するために受信した第1の無線周波数信号を処理するステップとを含み、当該方法はさらに、複数のデバイスのうち、第3のデバイスを、大気コンディションが検出されるべきエリアに対する第3のデバイスの物理的ロケーションに基づいて選択するステップと、送信された第1の無線周波数信号を第3のデバイスで受信するステップと、第3のデバイスによって、エリア内の大気コンディションが第1の無線周波数信号に影響を及ぼしている程度を判断するために受信した第1の無線周波数信号を処理するステップとを含む、方法によって達成される。
方法は、第1のデバイスによって第1の無線周波数信号を送信することと、第2のデバイスによって第1の無線周波数信号を受信することとを含む。第1の無線周波数信号は、ある期間にネットワーク通信機能を実行するために第2のデバイスを対象としている。一例において、第1の無線周波数信号は、60GHzの信号を含んでもよく、所定の周波数帯は、例えば30GHz~300GHzの、ミリ(mm)波帯(millimeter (mm) wave band)を含んでもよい。無線周波数信号は、該信号が該信号を送信する第1のデバイスから該信号を受信する第2/第3のデバイスへと通り抜ける(travel through)エリア内の大気コンディションによって影響を受けやすい特性を有する。複数のデバイスのうち、第1のデバイス及び第2のデバイスは、通信ネットワークの一部であってもよく、少なくとも前記期間において、両者の間に通信リンクを有してもよい。通信リンクは、2つ以上の通信デバイスを接続する通信チャネルであってもよい。
複数のデバイスのうち、第3のデバイスは、大気コンディションが検出されるべきエリアに対する第3のデバイスの物理的ロケーションに基づいて選択されてもよい。第3のデバイスは、エリア内又はエリアの近くに位置してもよい。大気コンディションは、大気の状態(state)を含んでもよく、例えば、コンディションは、大気汚染物質(atmospheric pollutant)を検出すること、空気中のガス状物質(gaseous substance)を検出すること、湿度(humidity)、空気水分(air moisture)、雨、霧、雪等を測定すること等の1つ以上の観点から、大気の状態を含んでもよい。当業者に知られる大気コンディションを定義する他の例も除外されない。選択された第3のデバイスは、送信された第1の無線周波数信号を受信する。一例では、第3のデバイスは、第1の無線周波数信号をスニッフィング(sniff)してもよい。さらに、第3のデバイスは、エリア内の大気コンディションが第1の無線周波数信号に影響を及ぼしている程度を判断するために受信した第1の無線周波数信号を処理するので、第1のデバイスから第3のデバイスへの第1の無線周波数信号送信の経路に沿った大気コンディションの検出が提供される。このような大気コンディションの検出は、RFベースの大気コンディション検出(RF-based atmospheric conditions detection)と称されてもよい。
第1の無線周波数信号が大気コンディションによって影響を受けている程度は、大気コンディションの検出と関連する。シンプルな例では、第1の無線周波数が影響を受ける場合、少なくとも、大気コンディション、例えば、大気汚染物質の存在(有/無)が検出されてもよい。より高度な実施形態では、第1の無線周波数信号が影響を受ける程度によって、大気コンディションの量(amount)(例えば、適切な単位で測定される、大気汚染物質の量)が決定される。
一実施形態では、第3のデバイスは、前記期間に、第1の無線周波数信号が第3のデバイスを対象としないように、第3のデバイスと第1のデバイス及び/又は第2のデバイスとを接続する通信リンクを有さなくてもよい。
この例では、第3のデバイスは、前記期間に第1のデバイス及び/又は第2のデバイスとの通信リンクを有さなくてもよい。第3のデバイスは、第1のデバイス及び/又は第2のデバイスを含む通信ネットワークの一部であってもよいが、前記期間に、第1のデバイス及び/又は第2のデバイスとの通信リンクを有さない。第3のデバイスは、その後の期間に、第1のデバイス及び/又は第2のデバイスとの通信リンクを有してもよい。代替的に、第3のデバイスは、第1のデバイス及び/又は第2のデバイスを含む通信ネットワークの一部ではないが、第1の無線周波数信号を受信及び処理することができる。
一実施形態では、第3のデバイスは、その後の期間に、検出された大気コンディションに関する情報を複数のデバイスのうちの1つ以上のデバイス及び/又は複数のデバイスの一部ではない外部デバイスに送信してもよい。
第3のデバイスは、有利なことに、検出された大気コンディションに関する情報を複数のデバイスのうちの1つ以上に送信してもよい。情報は、第1の無線周波数信号が大気コンディションによって影響を受けている程度を含んでもよい。さらに、複数のデバイスのうちの1つ以上は、検出された大気コンディションを中央サーバに送信してもよい。追加的に、及び/又は代替的に、第3のデバイスは、検出された大気コンディションを外部デバイス、例えば、クラウドに位置する中央サーバデバイスに送信してもよい。
一実施形態では、複数のデバイスのうちの第3のデバイスの選択は、第1のデバイス及び/又は第2のデバイスの物理的ロケーションに対する第3のデバイスの物理的ロケーションにさらに基づいてもよい。
エリア内の空気質検出をさらに改善するために、第3のデバイスの選択は、第1のデバイス及び/又は第2のデバイスの物理的ロケーションに対する第3のデバイスの物理的ロケーションにさらに基づいてもよい。例えば、選択は、送信された第1の無線周波数信号のカバレッジ範囲(coverage range)に基づいてもよく、カバレッジ範囲内の物理的ロケーションを有する第3のデバイスが、選択されてもよい。これは、第3のデバイスが送信された第1の無線周波数信号のカバレッジ範囲外に置かれる場合、第3のデバイスは、第1の無線周波数信号を受信することができず、斯くして、大気コンディションを検出するための処理を実行できない可能性があるので、有利である。別の例では、第3のデバイスの物理的ロケーションは、第3のデバイスが送信方向に沿って位置するように、第1の無線周波数信号の送信方向と関連してもよい。
一実施形態では、第3のデバイスは、空中デバイス(airborne device)を含み、少なくとも1つの空中デバイスは、選択された少なくとも1つの空中デバイスと第1のデバイス及び/又は第2のデバイスとの間の高度差に基づいて選択されてもよい。
大気コンディションが監視されるべきエリアの高度が、第1のデバイス及び/又は第2のデバイスの高度と比較して高い場合、空中デバイスが、RFベースの大気コンディション検出のために使用されてもよい。例えば、第1のデバイスは、第1の無線周波数信号を送信してもよく、少なくとも1つの空中デバイスは、RFベースの大気コンディション検出のために第1の無線周波数信号を受信及び/又は処理してもよい。
一実施形態では、複数のデバイスのうちの第3のデバイスの選択は、第3のデバイスのハードウェア能力、第3のデバイスの近くのワイヤレス干渉、第3のデバイスの高度、第3のデバイスの向きのうちの1つ以上にさらに基づいてもよい。
この実施形態では、いくつかのさらなる選択基準が、有利なことに、第3のデバイスの選択のために定義される。例えば、RFベースの大気コンディション検出への参加は、典型的には、ワイヤレスメッセージを受信すること及び/又は受信したワイヤレスメッセージを処理することを必要とする。これは、追加の処理及びメモリリソースを必要とし、それゆえ、選択基準として利用可能な処理及びメモリリソースを評価することは有益である。第3のデバイスの近くのワイヤレス干渉も、第3のデバイスを選択する際の重要な要因となり得る。干渉及び到達可能性(reachability)に関連する基準を評価することにより、RFベースの大気コンディション検出を行うデバイスの能力に影響を与えるワイヤレス干渉を受ける可能性が高い、又は(例えば履歴データに基づいて)ワイヤレス干渉を受けると判断されたデバイスを回避することが可能になる。追加的に、又は代替的に、監視されるべきエリアに基づいて、高度が、第3のデバイスを選択するための重要な要因となり得る。例えば、都市部の高台又は高層ビルの屋上等、高高度に設置された第3のデバイスは、より広い範囲をカバーできるため、適している可能性がある。
一実施形態では、方法はさらに、前記期間に又はその後の期間に入力を受けるステップを含み、入力は、エリアに対する大気汚染物質層(atmospheric pollutants layer)の追跡情報(tracking information)を示し、複数のデバイスのうちの第3のデバイスの選択は、受けた入力による追跡情報にさらに基づいてもよい。
(大気汚染物質雲(atmospheric pollutants cloud)の追跡情報を示す)入力がその後の期間に受けられる場合、大気汚染物質雲の空間的ロケーションは、前の期間における空間的ロケーションと異なっている可能性がある。第3のデバイスの選択は、受けた入力に基づいてもよく、例えば、複数のデバイスから第3のデバイスが、例えば大気汚染物質雲に対する物理的ロケーションに基づいて、選択されてもよい。選択された第3のデバイスが、その後の期間に大気汚染物質雲の近傍にもはや存在しない場合、選択された第3のデバイスは、第1の無線周波数信号の処理を停止してもよい。
一実施形態では、無線周波数信号は、ネットワーク通信のための広帯域信号変調技術(broad-band signal modulation technique)を使用して変調されてもよい。
この実施形態では、ネットワーク通信は、無線周波数信号の固有の混合(unique mixture)生成するために直交周波数分割多重(OFDM)等、広帯域変調方法を用いてもよい。例えば、第1の無線周波数信号がブロードなスペクトルを用いて生成される場合、第1のデバイスから第3のデバイスへの経路に沿った大気コンディションは周波数混合に特徴的に影響し、斯くして、検出の質(detection quality)を向上させる。
一実施形態では、複数のデバイスのうち、第1のデバイスのみが、前記期間に、送信することを許可されてもよい。
この実施形態では、前記期間に、複数のデバイスのうちの1つのデバイスのみ、例えば、第1のデバイスが、無線周波数信号を送信することを許可されてもよい。これは、干渉を低減し、検出の質をさらに向上させるのに有利である。
一実施形態では、方法は、閾値を超える所定の周波数帯のスペクトル強度を選択することを含んでもよい。
一例では、所定の周波数帯は、特定の汚染物質又は空気組成物(air composition)によって吸収される周波数において高いスペクトル強度を有する専用のテストスペクトル(test spectrum)を含んでもよく、これにより、有利なことに、RFベースの大気コンディション検出のためのより詳細な分析が可能である。
一実施形態では、所定の周波数帯は、較正されたテストスペクトル(calibrated test spectrum)を含んでもよく、第1のデバイスは、較正されたテストスペクトルをランダムに又は定期的に又は要求に応じて送信してもよい。
この実施形態では、典型的な通信スペクトルは時間と共に変化するので、より簡単でよりステーブルな測定を可能にする、較正されたテストスペクトルが使用されてもよい。エアタイム(airtime)をあまり占有しないようにするために、このような較正スペクトルは、ランダムに又は定期的に、例えば1日に1回送信されてもよい。特定の大気コンディション又は大気汚染に対する分析を改善するために、専用のスペクトル(又はこれらのクラス)が使用されてもよい。これは、例えば、スペクトルの通常の観測が生のインディケーション(raw indication)を与える場合にトリガされ、第1のパスで疑わしかったものに対して最適化された第2の測定サイクルでこの観測を実証してもよい。
一実施形態では、複数のデバイスは、少なくとも1つの照明デバイスを含んでもよく、第1の無線周波数信号は、照明デバイスを制御するための照明制御コマンドを含んでもよい。
この有利な実施形態では、複数のデバイスは、少なくとも1つの照明デバイス、例えば、ライトポール(light pole)等の屋外照明デバイス、又は屋内照明デバイスを含んでもよい。屋外環境では、ライトポールのインフラストラクチャが、有利なことに、RFベースのネットワーク通信と共にRFベースの大気コンディション検出を使用するために活用されてもよく、RFベースのネットワーク通信は、ライトポールの光出力を制御するために使用されてもよい。例えば、RFベースのネットワーク通信は、少なくとも1つの照明デバイスの1つ以上の光源の色、色温度、強度、ビーム幅、ビーム方向、照度、及び/又は他のパラメータを制御するために使用されてもよい。
第2の態様によれば、前記目的は、エリア内の大気コンディションを検出するための第3のデバイスであって、所定の周波数帯で無線周波数信号を送信及び/又は受信するための通信ユニットと、大気コンディションを検出するために無線周波数信号を処理するための処理ユニットとを含む、第3のデバイスによって達成される。処理は、エリア内の大気コンディションが無線周波数信号に影響を及ぼしている程度を判断することを含んでもよい。
第3の態様によれば、前記目的は、エリア内の複数のデバイスを介して大気コンディションを検出するシステムであって、複数のデバイスの各々は、所定の周波数帯で無線周波数信号を送信、受信及び/又は処理し、無線周波数信号は、大気コンディションによって影響を受け得、当該システムは、第1の態様による方法のステップを実行するためのコントローラと、第1の態様による第1のデバイス及び第2のデバイスと、第2の態様による第3のデバイスとを含む、システムによって達成される。
第4の態様によれば、前記目的は、コンピュータプログラムであって、当該コンピュータプログラムがコンピュータによって実行された場合、コンピュータに第1の態様による方法のステップを実行させる命令を含む、コンピュータプログラムによって達成される。
コンピュータプログラムプロダクト、システム及びデバイスは、上述した方法と同様及び/又は同一の実施形態及び利点を有し得ることを理解されたい。
開示されたシステム、デバイス及び方法の上記の及び追加の目的、特徴及び利点は、添付の図面を参照して、システム、デバイス及び方法の実施形態の以下の例示的且つ非限定的な詳細な説明を通してよりよく理解されるであろう。
複数のデバイスを介してエリア内の大気コンディションを検出するシステムの一実施形態を概略的且つ例示的に示す。
複数のデバイスを介してエリア内の大気コンディションを検出する方法の一実施形態を概略的且つ例示的に示す。
複数のデバイスを介してエリア内の大気コンディションを検出する方法を示すフローチャートを概略的且つ例示的に示す。
エリア内の大気コンディションを検出するためのデバイスを概略的且つ例示的に示す。
すべての図は概略的であり、必ずしも縮尺どおりではなく、一般に、本発明を明らかにするために必要な部分のみを示し、他の部分は省略されるか、単に示唆される場合がある。
多くの分野の通信は、混雑した2.4GHz及び5GHz周波数帯スペクトルから逃れ、ブロードバンド通信を可能にするためにミリ波周波数帯に移っている。例えば、これは、ビルの屋上等、光ファイバアクセスを有する場所と、照明コントロールだけでなく、公衆Wi-Fi設備、セキュリティカメラ画像バックホール、又は他のデータ量の多いサービス等にも利用可能なデータレートを使用する照明用ポールとの間のラストマイルコネクティビティ(last mile connectivity)であり得る。
ミリ波には多くの興味深い特性があり、この周波数での通信だけでなく、例えば、空気の質を測定することも可能である。ミリ波(30~300GHz)周波数帯は、炭素、窒素、酸素、硫黄からなる多くの分子ガスの基本回転共鳴周波数(fundamental rotational resonance frequency)を含んでいる。回転スペクトルの有機分子への高い特異性は、ミリ波スペクトロスコピ(mm-wave spectroscopy)が、大気コンディションをリモートセンシングすることに利用できる可能性を提供する。大気中化学物質の検出は、環境モニタリングにおいて重要性を増している。例えば、産業廃棄物、生分解性廃棄物等に起因する大気汚染物質を監視及び/又は測定すること挙げられる。
図1は、ワイヤレスネットワーク内の複数のデバイス110a~iを介してエリア内の大気コンディションを検出するシステム100の一実施形態を概略的且つ例示的に示している。各デバイス110a~iは、例えば、RFベースのネットワーク通信のため及びRFベースの大気コンディション検出のために、所定の周波数帯で無線周波数信号を送信、受信、及び/又は処理してもよい。所定の周波数帯は、ミリ波周波数帯を含んでもよい。(ミリ波帯(millimeter band)とも称される)ミリ波(millimeter wave)は、30ギガヘルツ(GHz)と300GHzとの間のスペクトルの帯域である。無線周波数信号は、60GHz信号を含んでもよい。RFベースのネットワーク通信は、60GHz Wifi通信(WiGig)、5G技術等を含んでもよい。当技術分野で知られているこのようなmm波を使用する他のワイヤレス技術も除外されない。無線周波数信号は、第1の無線周波数信号がエリア内のあるデバイスから別のデバイスに移動する場合、特性が影響を受け、受信デバイスで観測されることができるように、エリア内の大気コンディションによって影響を受けやすくする特性を有してもよい。例えば、受信デバイスは、特性における影響を判断するために受信した第1の無線周波数信号を処理し、斯かる判断により、影響を受けた特性は、大気コンディション検出をもたらすことができる。
図1では、複数のデバイス110a~iは、例示的にライトポール(light pole)として示されている。複数のデバイス110a~iは、センサデバイス、ゲートウェイ、又はネットワーク通信機能を有する他のタイプのデバイスであってもよい。複数のデバイス110a~i(この例ではライトポール)は、図1の点線115で示されるように、複数のデバイス110a~iの各々が隣接するデバイス110a~iとの通信リンク115を有するように、メッシュネットワークで接続されてもよい。スタートポロジ等の他のネットワークトポロジも可能である。このような(照明)システム100では、複数の(照明)デバイスは、従来の有線、電気的オンオフ又は調光回路によって制御されず(又は制御されるだけでなく)、有線接続又はより多くはワイヤレス接続、例えば、有線又はワイヤレスネットワークを介して、例えば、Zigbee、Wi-Fi又はBluetoot等のワイヤレスネットワーキングプロトコルに従う、データ通信プロトコルを使用して制御される。それゆえ、無線周波数信号は、照明デバイス110a~i(の光出力)を制御するための照明制御コマンドを含んでもよい。
大気コンディション130は、大気の状態を含んでもよい。大気コンディションは、大気汚染物質を含んでもよい。大気汚染物質130は、生物又は空気にさらされる物質に有害な程度に空気中に蓄積する物質である。一般的な大気汚染物質130として、煙、スモッグ、及び一酸化炭素、窒素酸化物、硫黄酸化物、炭化水素ヒューム(hydrocarbon fume)等の気体が挙げられる。ガス状汚染物質は一般に目に見えないが、煙及びスモッグ内の固体又は液体汚染物質は容易に見られる。大気コンディションは、雨(雨水粒子)、霧、雪等を含んでもよい。
第1/第2及び/又は第3のデバイスは、大気コンディション130が監視されるべきエリアに対するデバイス110a~iの物理的ロケーションに基づいて選択されてもよい。例えば、第1のデバイスは、大気コンディション130が監視されるべきエリアに含まれるデバイス110dを含んでもよい。第3のデバイスは、デバイス110bを含んでもよく、その選択は、例えば、検出されるべき大気コンディション130のエリアに対する第3のデバイス110bの物理的ロケーションに基づいてもよい。第3のデバイスの選択は、第1及び/又は第2のデバイス110dの物理的ロケーションに対する第3のデバイス110bの相対的な物理的ロケーションにさらに基づいてもよい。例えば、相対的な物理的ロケーションは、第1の無線周波数信号の到達可能性に関連してもよい。
第1のデバイス110dは、ある期間に、大気コンディション130によって影響を受け得る第1の無線周波数信号を送信してもよい。第1の無線周波数信号は、第2のデバイス110eによる受信を対象とする。第2のデバイス110eは、ネットワーク通信のために第1の無線周波数信号を受信し、処理してもよい。第1のデバイス110dとの通信リンクを有さなくてもよい、第3のデバイス110bは、第1のデバイス110dによって送信された第1の無線周波数信号を受信し、エリア内の大気コンディションが第1の無線周波数信号に影響を及ぼしている程度を判断するために受信した第1の無線周波数信号を処理してもよい。第1の無線周波数信号が影響を受けている程度は、エリア内の大気コンディション130の検出及びモニタリングを提供することができる。例えば、第1の無線周波数信号が影響を受ける程度は、大気汚染物質130の存在(有/無)を検出すること、大気中の大気汚染物質130の量を検出すること等と関連する。大気コンディションは、空気中のガス状物質、湿度、空気水分等を含んでもよい。空気中のガス状物質は、オゾン等の晴れた日の影響等に起因して、濃度が変化することがある。大気コンディションを定義する他の例も除外されない。一例では、第1/第2及び/又は第3のデバイスは、デバイスのセットを含んでもよい。
第1/第2及び/又は第3のデバイス110d、e、bの選択は、複数のデバイスのハードウェア能力にさらに基づいていてもよく、例えば、ミリ波周波数帯をサポートするトランシーバ及びミリ波周波数帯を処理するプロセッサを有するデバイス110a~iが選択されてもよい。
デバイス110a~iに近いワイヤレス干渉は、第1/第2及び/又は第3のデバイス110d、e、bを選択する際の重要な要因となり得、なぜなら、高いワイヤレス干渉の影響を受けるデバイスは、RFベースの大気コンディション130の検出を実行するのに適さない可能性があるからである。
さらに、監視されるべきエリアに基づいて、高度が、第1/第2及び/又は第3のデバイス110d、e、bを選択する際に考慮されてもよい。例えば、高層ビルの屋上に設置されたデバイスは、より広いエリアをカバーするために高高度でRFベースの大気コンディション130の検出及びRFベースのネットワーク通信を実行する候補となり得る。
さらに、システム110は、空中デバイス120を含んでもよく、少なくとも1つの空中デバイス120は、選択された少なくとも1つの空中デバイス(第3のデバイス)と第1及び/又は第2のデバイスとの間の高度差に基づいて第3のデバイスとして選択され、大気コンディション130を検出してもよい。この例では、空中デバイス120はヘリコプターであるが、他のタイプの空中デバイス120、例えば、ドローン、UAV、エアバルーン等が使用されてもよい。代替例では、RFベースの大気コンディション130の検出を実行するために、空中デバイス120は、第1の無線周波数信号を送信する第1のデバイスとして動作してもよく、他のデバイス110d、110a、110b、110e、110g及び110hは、第1の無線周波数信号を受信するレシーバとして動作し、大気コンディション130を検出するために受信した第1の無線周波数信号を処理してもよい。また、一例では、衛星トランスミッタが使用されてもよい。このような衛星トランスミッタの例では、森林火災又は火山噴火等の大気コンディションが精度よく検出されることができる。
システム100は、壁パネル、デスクトップコンピュータ端末、ましてはラップトップ、タブレット又はスマートフォン等のポータブル端末等、複数のデバイス110a~iとは別個のユニットに実装されてもよい、コントローラ(図示せず)を含んでもよい。代替的に、コントローラは、複数のデバイス110a~iと同じユニットに組み込まれてもよい。さらに、コントローラは、エリアに又はエリアからリモートに(例えば、異なる地理的サイトにおけるサーバ上に)実装されてもよく、コントローラは、単一のユニットに実装されてもよく、又は、複数の別個のユニットの間で分散された分散機能(例えば、1つ以上の地理的サイトにおける複数のサーバユニットを含む分散サーバ、又は複数のデバイス110a~iの間で分散された分散制御機能)の形態で実装されてもよい。さらに、コントローラは、(1つ以上のメモリデバイスを含む)メモリに格納され、(1つ以上の処理ユニットを含む)プロセッサ上での実行のために構成されるソフトウェアの形態で実装されてもよく、又は、コントローラは、専用のハードウェア回路、又は、PGA若しくはFPGA等のコンフィギュラブル若しくはリコンフィギュラブルな回路の形態、又はこれらの任意の組み合わせで実装されてもよい。
一例では、大気コンディション130は、大気汚染物質層、例えば、空気中の有害物質(toxication)等の汚染物質雲(pollutant cloud)であってもよい。汚染物質雲の例は、大気中の褐色雲(brown cloud)であり、これは、燃焼(例えば、薪ストーブ、自動車、工場)、バイオマス燃焼、及び不完全燃焼を伴う工業プロセスからの様々な空気中の粒子及び汚染物質によって作られる。当該期間に、大気検出は、デバイスのセット(例えば、第1/第2及び第3のデバイス)によって実行される。
その後の期間において、大気汚染物質130の空間的ロケーションは、ある方向(図示せず)にエリアに対して変化する可能性がある。大気汚染物質雲130は、時間の経過とともに移動、拡大又は縮小する可能性がある。追跡情報を含む入力が、その後の期間に受けられてもよい。追跡情報を含む入力は、複数のデバイス110a~iを含む(ワイヤレス)ネットワークによって又は外部ネットワークによって生成されてもよい。追跡情報は、エリアに対する(移動/拡大/縮小する)大気汚染物質130の空間的ロケーションを含んでもよい。受けた入力に基づいて、選択されたデバイスのサブセット(第1/第2及び/又は第3のデバイス)が修正されてもよい。
図2は、複数のデバイス210a~dを介してエリア内の大気コンディションを検出する方法の一実施形態を概略的且つ例示的に示している。期間t1において、第1のデバイス210aは、第1のデバイス210aと第2のデバイス210bとの間でネットワーク通信機能を実行するために第2のデバイス210bによる受信を対象とした第1の無線周波数信号を送信してもよい。ネットワーク通信機能は、複数のデバイス210a~dがハードウェア及びオペレーティングシステムに関係なく互いに通信し、データ(例えば、情報パケット)を交換することを可能にする(通信)プロトコルのセットを含んでもよい。送信された第1の無線周波数信号は、第2のデバイス210bによって受信され、ネットワーク通信機能を実行するために第2のデバイス210bによって処理されてもよい。一例では、第2のデバイス210bも、第1のデバイス210を対象とした(点線で示される)無線周波数信号を送信してもよい。送信及び受信は、期間t1において行われてもよい。この例示的な図において、複数のデバイス210a~dは、ライトポールを含み、第1の無線周波数信号は、ライトポールの(光出力を)制御するための照明制御コマンドを含んでもよい。
第3のデバイス210dは、送信された第1の無線周波数信号を受信してもよい。一例では、期間t1において、第3のデバイス210dは、第1のデバイス210a及び/又は第2のデバイス210bとの通信リンクを有さない。第3のデバイス210dは、少なくとも第1の無線周波数信号が第3のデバイス210dによる受信を対象としないように、第1のデバイス210aとの通信に関与しなくてもよい。第3のデバイス210dは、一例では、第1の無線周波数信号をスニッフィングしてもよい。第3のデバイス210dは、経路(path)220に沿って第1の無線周波数信号を受信してもよい。第3のデバイス210dは、期間t1及び/又はその後の期間において、エリア内の大気コンディションを決定するために受信した第1の無線周波数信号を処理してもよい。
一例では、ビームフォーミングが使用されるかどうかに依存して、第2のデバイス210bから第1のデバイス210aへの送信は、ビームフォーミングアンテナは無線周波数エネルギを第1のデバイス210aの方向に集中させるので、第3のデバイス210dで容易に受信できない可能性がある。しかしながら、第1のデバイス210a/第2のデバイス210b及び第3のデバイス210dが、例えば、一直線に位置する場合、第1のデバイス210aから第2のデバイス210bに向けて送信された第1の無線周波数信号は、大気コンディション及び距離に依存する典型的な減衰でもって受信できるであろう。
一例では、(第1の)無線周波数信号は、ネットワーク通信のための広帯域信号変調技術(broad-band signal modulation technique)を使用して変調されてもよい。例えば、ネットワーク通信がOFDM等のブロードスペクトラム方法を使用している場合、固有の周波数の混合(unique mixture of frequencies)を有する第1の無線周波数信号が生成されてもよい。第2のデバイス210bによって受信される第1の無線周波数信号は、大気コンディションの影響をそれほど受けない可能性がある。通常、これらのネットワーク通信技術は、単に、SNRを高く保つために送信時に低すぎない周波数組成を用いる。
しかしながら、第1の無線周波数信号は、第3のデバイス210dまで、例えばはるかに長い距離220を通過しなければならないので、伝送特性は、第1の無線周波数信号に特徴的に影響を及ぼす可能性がある。第3のデバイス210dが、第1の無線周波数信号の元のスペクトル組成(original spectral composition)及び周囲の複数のデバイス210a~dによって監視される組成を認識している場合、特定の共鳴分子密度(resonating molecule density)等の大気コンディションの決定は、第1の無線周波数信号を用いて、ましてはテスト無線周波数信号を積極的に生成することなく、推論されることができる。
一例では、第2のデバイス210b(又は複数のデバイスにおける別のデバイス210c)で受信された第1の無線周波数信号、例えば、第1の無線周波数信号のスペクトル組成は、周波数依存減衰を生成するために第3のデバイス210dで受信された第1の無線周波数信号と比較される。第3のデバイス210dは、エリア内の大気コンディションが第1の無線周波数信号に影響を及ぼしている程度を判断するために受信した第1の無線周波数信号を処理してもよい。受信した第1の無線周波数信号に影響を及ぼす距離要因は、大気コンディションによる影響を判断するために設置時に設置マップから取得されてもよい。
一例では、第3のデバイス210dがデバイスのセット(図示せず)を含む場合、スペクトル組成は、中央サーバ(図示せず)でデバイスのセットから収集されてもよい。ここで、相関するパケットスペクトルが処理されてもよい。スペクトル組成の差は、大気コンディションを決定するために使用されてもよい。中央サーバを使用する代わりに、選択された第3のデバイスのセットからのデバイスの1つが、処理を実行するために使用されてもよい。
第3のデバイス210dは、その後の期間t2において、検出された大気コンディションに関する情報を複数のデバイス210a~dのうちの1つ以上のデバイス及び/又は複数のデバイスの一部ではない外部デバイス(図示せず)に送信してもよい。外部デバイスは、中央サーバであってもよい。
図3は、複数のデバイス110a~iを介してエリア内の大気コンディションを検出する方法300を示すフローチャートを概略的且つ例示的に示し、各デバイス110a~iは、所定の周波数帯で無線周波数信号を送信、受信、及び/又は処理してもよい。無線周波数信号は、大気コンディションによって影響を受けてもよい。例えば、所定の周波数帯は、ミリ波周波数帯を含んでもよく、無線周波数信号は、60GHz信号を含んでもよい。ミリ波は、30GHz~300GHzの周波数スペクトルを占める。これらは、マイクロ波(1GHz~30GHz)と赤外線(IR)波の間のスペクトルに見られ、EHF(extremely high frequency)と呼ばれることもある。波長(λ)は、1mm~10mmの範囲にある。方法300は、複数のデバイス110a~i、210a~dのうちの第1のデバイス110d、210aによって、期間t1に第1のデバイス110d、210aと複数のデバイス110a~i、210a~dのうちの第2のデバイス110e、210bとの間でネットワーク通信機能を実行するために第2のデバイス110e、210bによる受信を対象とした第1の無線周波数信号を送信するステップ310を含んでもよい。方法300はさらに、第2のデバイス110e、210bによって、送信された第1の無線周波数信号を受信するステップ320と、第2のデバイス110e、210bによって、ネットワーク通信機能を実行するために受信した第1の無線周波数信号を処理するステップ330とを含んでもよい。大気コンディションの検出の精度を向上させるために、第1のデバイス110d、210aのみが、期間t1に、送信することを許可されてもよい。
一例では、所定の周波数帯のスペクトル強度は、閾値を超えるように選択されてもよい。特定の汚染物質又は空気組成物によって吸収される周波数におけるこのような高いスペクトル強度は、より詳細な分析を可能にし得る。これにより、興味深い周波数において無線周波数エネルギを強めることができ、距離が増大しても観測される可能性がある。一例では、このようなスペクトル組成は、最初の結果がより詳細な情報を求める場合にのみ、要求に応じて生成されてもよい。別の例では、このようなスペクトル組成バーストは、事前に計算されたデータパケットであってもよい。別の例では、第1のデバイス110d、210aにおけるスペクトル組成は予め決定され、例えば、第3のデバイス110b、210dにおける処理360も可能にするように複数のデバイスに対して、既知であってもよい。
一例では、所定の周波数帯は、較正されたテストスペクトルを含んでもよく、第1のデバイス110d、210aは、較正されたテストスペクトルをランダムに又は定期的に送信してもよい。典型的な通信スペクトルは時間と共に変化するので、較正されたテストスペクトルは、より簡単でよりステーブルな測定を可能にし得る。エアタイムをあまり占有しないようにするために、このような較正スペクトルは、稀にのみ、例えば1日に1回送信されてもよい。
方法300はさらに、複数のデバイス110a~i、210a~dのうち、第3のデバイス110b、210dを、大気コンディション130が検出されるべきエリアに対する第3のデバイス110b、210dの物理的ロケーションに基づいて選択するステップ340を含んでもよい。選択は、第1の無線周波数信号の無線周波数到達可能性にさらに基づいてもよく、例えば、第1/第2のデバイスに対する第3のデバイス110b、210dの物理的ロケーションに基づいてもよい。方法300はさらに、送信された第1の無線周波数信号を第3のデバイス110b、210dで受信するステップ350と、第3のデバイス110b、210dによって、エリア内の大気コンディション130が第1の無線周波数信号に影響を及ぼしている程度を判断するために受信した第1の無線周波数信号を処理するステップ360とを含んでもよい。第1の無線周波数信号が影響を受けている程度は、例えば、大気コンディション130の検出と比例する。一例では、2つ以上の第3のデバイス110b、210dが選択される(340)。別の例では、大気コンディションが検出されるべきエリアに含まれる又は該エリアの近傍の物理的ロケーションを有する(すべての)デバイスが選択される(340)。先の例の選択340に代替的に、及び/又は追加的に、(例えば、信号を処理する(360)のに十分な信号強度で)送信された第1の無線信号を受信することができる(すべての)デバイスが選択される(340)。
図4は、エリア内の大気コンディションを検出するための(第3の)デバイスを概略的且つ例示的に示している。一例として、(第3の)デバイス410は、光源411を有する照明デバイス又は照明器具であることが示されている。照明器具410は、環境を照らすのに適した光を放出するように構成されるデバイス又は構造であり、当該目的に適した規模の照明を提供する、又は実質的に貢献する。照明器具410は、LEDベースのランプ、ガス放電ランプ又はフィラメントバルブ等、少なくとも1つの光源411又はランプ、及び、任意選択的に、任意の関連する支持体、ケーシング又は他のこのようなハウジングを含む。照明器具410の各々は、任意の様々な形態、例えば、天井取付け照明器具、壁取付け照明器具、ウォールウォッシャー(wall washer)、又は自立した照明器具等の形態をとってもよく(照明器具は、必ずしもすべてが同じタイプである必要はない)、屋外ライトポール等の形態をとってもよい。
(第3の)デバイス410は、所定の周波数帯で無線周波数信号を送信及び/又は受信するための通信ユニット413を含んでもよい。通信ユニット413は、デバイスが、他のデバイス110a~i、210a~d、並びに/又は照明コントローラ及び/若しくはビル管理システム(BMS:Building Management System)等の中央コントローラ(図示せず)と入力/出力インターフェースユニット414を介して通信することを可能にする。通信ユニット413は、ワイヤレストランシーバを含んでもよく、(60GHz WiGigを含む)Wi-Fi、Bluetooth又はZigbee等のプロトコルを使用して、無線周波数での通信を提供してもよい。入力/出力インターフェース414は、その後の期間に入力を受けるために使用されてもよく、入力は、選択されたデバイスのサブセットに対する大気汚染物質層の追跡情報を示してもよい。
デバイス410は、1つ以上のRAM(Random Access Memory)、ROM(Read-Only Memory)、DRAM(Dynamic RAM)、FCRAM(Fast Cycle RAM)、SRAM(Static RAM)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically EPROM)、マイクロコントローラ、又はマイクロプロセッサ等、メモリユニット412を含んでもよい。メモリユニット412は、RFベースの大気コンディション検出のために受信した第1の無線周波数信号を記憶してもよい。
デバイス410は、第1の無線周波数信号を処理するための処理ユニット415を含んでもよい。方法300のステップのいくつかは、(第3の)デバイス410の処理ユニット415で実行されてもよい。
方法300は、コンピュータプログラムプロダクトがシステム100のコントローラ等のコンピューティングデバイスの処理ユニット上で実行された場合、コンピュータプログラムプロダクトのコンピュータプログラムコードによって実行されてもよい。
上述した実施形態は本発明を限定するものではなく、例示するものであり、当業者は添付の特許請求の範囲から逸脱することなく多くの代替的な実施形態を設計できることに留意されたい。
請求項では、括弧内のいかなる参照符号も、その請求項を限定するものとして解釈されるべきではない。動詞「含む(comprise)」及びその活用形の使用は、請求項に記述されたもの以外の要素又はステップが存在することを排除するものではない。要素に先行する冠詞「1つの(a)」又は「1つの(an)」は、複数のそのような要素が存在することを排除するものではない。本発明は、いくつかの個別要素を含むハードウェアによって、及び、好適にプログラムされたコンピュータ又は処理ユニットによって実装されてもよい。いくつかの手段を列挙するデバイスの請求項では、これらの手段のうちのいくつかは、同一のハードウェアのアイテムによって具現化されてもよい。特定の手段が、互いに異なる従属請求項内に列挙されているという単なる事実は、これらの手段の組み合わせが、有利に使用され得ないことを示すものではない。
本発明の態様は、コンピュータにより実行され得るコンピュータ可読記憶デバイスに記憶されたコンピュータプログラム命令の集合体であってもよいコンピュータプログラムプロダクトにおいて、実施されてもよい。本発明の命令は、スクリプト、解釈可能プログラム、ダイナミックリンクライブラリ(DLL)又はJavaクラスを含むが、これらに限定されない任意の解釈可能又は実行可能コードメカニズムであってもよい。命令は、完全な実行可能プログラム、部分実行可能プログラム、既存のプログラムに対する修正(例えば更新)、又は既存のプログラムに対する拡張(例えば、プラグイン)として提供され得る。さらに、本発明の処理の一部は、複数のコンピュータ若しくはプロセッサ、又は「クラウド」にわたって分散されてもよい。
コンピュータプログラム命令を格納するのに適した記憶媒体には、EPROM、EEPROM及びフラッシュメモリデバイス、内部及び外部ハードディスクドライブ等の磁気ディスク、リムーバブルディスク並びにCD-ROMディスクを含むが、これらに限定されないすべての形態の不揮発性メモリが含まれる。コンピュータプログラムは、斯様な記憶媒体上で頒布されてもよく、又はHTTP、FTP、電子メール、又はインターネット等のネットワークに接続されるサーバを介してダウンロード用に提供されてもよい。
Claims (15)
- 複数のデバイスを介してエリア内の大気コンディションを検出する方法であって、前記複数のデバイスの各々は、所定の周波数帯で無線周波数信号を送信、受信及び/又は処理し、前記無線周波数信号は、大気コンディションによって影響を受け得、
当該方法は、
前記複数のデバイスのうちの第1のデバイスによって、ある期間に前記第1のデバイスと前記複数のデバイスのうちの第2のデバイスとの間でネットワーク通信機能を実行するために前記第2のデバイスによる受信を対象とした第1の無線周波数信号を送信するステップと、
前記第2のデバイスによって、前記送信された第1の無線周波数信号を受信するステップと、
前記第2のデバイスによって、前記ネットワーク通信機能を実行するために前記受信した第1の無線周波数信号を処理するステップと、
を含み、
当該方法はさらに、
前記複数のデバイスのうち、第3のデバイスを、大気コンディションが検出されるべきエリアに対する前記第3のデバイスの物理的ロケーションに基づいて選択するステップと、
前記送信された第1の無線周波数信号を前記第3のデバイスで受信するステップと、
前記第3のデバイスによって、前記エリア内の前記大気コンディションが前記第1の無線周波数信号に影響を及ぼしている程度を判断するために前記受信した第1の無線周波数信号を処理するステップと、
を含む、方法。 - 前記第3のデバイスは、前記期間に、前記第1の無線周波数信号が前記第3のデバイスを対象としないように、前記第3のデバイスと前記第1のデバイス及び/又は前記第2のデバイスとを接続する通信リンクを有さない、請求項1に記載の方法。
- 前記第3のデバイスは、その後の期間に、検出された前記大気コンディションに関する情報を前記複数のデバイスのうちの1つ以上のデバイス及び/又は前記複数のデバイスの一部ではない外部デバイスに送信する、請求項1に記載の方法。
- 前記複数のデバイスのうちの前記第3のデバイスの選択は、前記第1のデバイス及び/又は前記第2のデバイスの物理的ロケーションに対する前記第3のデバイスの物理的ロケーションにさらに基づく、請求項1に記載の方法。
- 前記第3のデバイスは、空中デバイスを含み、少なくとも1つの空中デバイスは、選択された前記少なくとも1つの空中デバイスと前記第1のデバイス及び/又は前記第2のデバイスとの間の高度差に基づいて選択される、請求項1に記載の方法。
- 前記複数のデバイスのうちの前記第3のデバイスの選択は、前記第3のデバイスのハードウェア能力、前記第3のデバイスの近くのワイヤレス干渉、前記第3のデバイスの高度、前記第3のデバイスの向き、現在利用可能な処理能力、前記第3のデバイスの待機電力プリファレンスのうちの1つ以上にさらに基づく、請求項1に記載の方法。
- 当該方法は、前記期間に又はその後の期間に入力を受けるステップを含み、前記入力は、前記エリアに対する大気汚染物質層の追跡情報を示し、前記複数のデバイスのうちの前記第3のデバイスの選択は、前記受けた入力による前記追跡情報にさらに基づく、請求項1に記載の方法。
- 前記無線周波数信号は、ネットワーク通信のための広帯域信号変調技術を使用して変調される、請求項1に記載の方法。
- 前記複数のデバイスのうち、前記第1のデバイスのみが、前記期間に、送信することを許可される、請求項1に記載の方法。
- 当該方法は、閾値を超える前記所定の周波数帯のスペクトル強度を選択することを含む、請求項1に記載の方法。
- 前記所定の周波数帯は、較正されたテストスペクトルを含み、前記第1のデバイスは、前記較正されたテストスペクトルをランダムに、定期的に及び/又は要求に応じて送信する、請求項1に記載の方法。
- 前記複数のデバイスは、少なくとも1つの照明デバイスを含み、前記第1の無線周波数信号は、前記照明デバイスを制御するための照明制御コマンドを含む、請求項1に記載の方法。
- エリア内の大気コンディションを検出するための第3のデバイスであって、
所定の周波数帯で無線周波数信号を送信及び/又は受信するための通信ユニットと、
大気コンディションを検出するために前記無線周波数信号を処理するための処理ユニットと、
を含む、第3のデバイス。 - エリア内の複数のデバイスを介して大気コンディションを検出するシステムであって、前記複数のデバイスの各々は、所定の周波数帯で無線周波数信号を送信、受信及び/又は処理し、前記無線周波数信号は、大気コンディションによって影響を受け得、
当該システムは、
請求項1乃至12のいずれか一項に記載の方法のステップを実行するためのコントローラと、
請求項1乃至12のいずれか一項に記載の前記第1のデバイス及び前記第2のデバイスと、
請求項13に記載の第3のデバイスと、
を含む、システム。 - コンピュータプログラムであって、当該コンピュータプログラムがコンピュータによって実行された場合、前記コンピュータに請求項1乃至12のいずれか一項に記載の方法のステップを実行させる命令を含む、コンピュータプログラム。
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