JP2022543002A - 非接続モード端末のための周波数測定設定方法と周波数測定を行う方法及び装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、次世代移動通信システムにおける非接続モード端末のための周波数測定設定方法と周波数測定を行う方法及び装置を提供する。【解決手段】本発明は、4Gシステム後のより高いデータ送信率をサポートするための5G通信システムをIoT技術とコンバージェンスする通信技法及びそのシステムに関する。本発明は、5G通信技術及びIoT関連技術に基づいて知能型サービス(例えば、スマートホーム、スマートビルディング、スマートシティ、スマートカー又はコネクテッドカー、ヘルスケア、デジタル教育、小売業、セキュリティ、及び安全関連サービスなど)に適用される。【選択図】図1
Description
本発明は、次世代移動通信システムにおける非接続モード端末のための周波数測定設定方法と周波数測定を行う方法及び装置に関する。
4G通信システム商用化後に増加趨勢にある無線データトラフィックの需要を満たすために、改善された5G通信システム又はpre-5G通信システムを開発するための努力が行なわれている。このような理由で、5G通信システム又はpre-5G通信システムは4Gネットワーク後(Beyond 4G Network)の通信システム又はLTEシステム後(Post LTE)のシステムと呼ばれている。高いデータ送信率を達成するために、5G通信システムは超高周波(mm Wave)帯域(例えば、60ギガ(60GHz)帯域のような)における具現が考慮されている。超高周波帯域における伝播の経路損失の緩和及び送信距離を増加させるために、5G通信システムでは、ビームフォーミング(beamforming)、巨大配列多重入出力(massive MIMO)、FD-MIMO(Full Dimensional MIMO)、アレイアンテナ(array antenna)、アナログビームフォーミング(analog beam forming)、及び大規模アンテナ(largescale antenna)の技術が議論されている。更に、システムのネットワーク改善のために、5G通信システムでは、進化した小型セル、改善された小型セル(advanced small cell)、クラウド無線アクセスネットワーク(cloud radio access network、cloud RAN)、超高密度ネットワーク(ultra-dense network)、D2D通信(Device to Device communication:D2D)、無線バックホール(wireless backhaul)、移動ネットワーク(moving network)、協力通信(cooperative communication)、CoMP(Coordinated Multi-Point)、干渉除去(interference cancellation)などの技術開発が行なわれている。その他、5Gシステムでは、進歩したコーディング変調(adaptive modulation and coding、ACM)技術であるFQAM(Hybrid FSK and QAM Modulation)及びSWSC(Sliding Window Superposition Coding)や、進歩したアクセス技術であるFBMC(Filter Bank Multi Carrier)、NOMA(non-orthogonal multiple access)、SCMA(sparse code multiple access)などが開発されている。
一方、人間が情報を生成して消費する人間中心の接続網であるインターネットは、事物などの分散したエンティティーが人間の介入無しに情報を交換して処理するIoT(Internet of Things)網へ進化しつつある。クラウドサーバなどとの接続によるビッグデータ(Big data)処理技術等がIoT技術に結合されたIoE(Internet of Everything)技術も台頭している。IoTを具現するために、センシング技術、有無線通信及びネットワークインフラ、サービスインタフェース技術、及びセキュリティ技術のような技術要素が要求され、最近では事物間の接続のためのセンサーネットワーク、M2M(Machine to Machine)、MTC(Machine Type Communication)等の技術が研究されている。IoT環境では、接続された事物から生成されたデータを収集・分析し、人間の生活に新たな価値を創出する知能型IT(Internet Technology)サービスが提供される。IoTは、既存のIT(information technology)と多様な産業との間のコンバージェンス及び複合を通じてスマートホーム、スマートビルディング、スマートシティ、スマートカー又はコネクテッドカー、スマートグリッド、ヘルスケア、スマート家電、先端医療サービスなどの分野に応用されている。
このように、5G通信システムをIoT網に適用するための多様な試みが行われている。例えば、センサーネットワーク(sensor network)、MTC(Machine Type Communication )、及びM2M(Machine to Machine:M2M)通信のような技術がビームフォーミング、MIMO及びアレイアンテナによって具現される。また、上述したビックデータ処理技術としてクラウド無線アクセスネットワーク(RAN)が適用されることも5G技術とIoT技術との間のコンバージェンスの一例として見なされる。
次世代移動通信システムで高いデータ送信率及び低い送信遅延を有するサービスをサポートするために、基地局は端末に速やかに周波数アグリゲーション技術(CA:Carrier aggregation)や二重接続(DC:Dual connectivity)技術を設定する必要がある。しかし、上記のような技術を端末に設定するためには端末の周波数測定結果が必要である。
本発明は、上記従来技術に鑑みてなされたものであって、本発明の目的は、周波数測定結果が速やかに報告される端末及び基地局とその動作方法を提供することにある。
上記目的を達成するためになされた本発明の一態様による通信システムにおける端末によって行われる方法は、第1周波数リストがRRC(radio resource control)解除メッセージによって受信された第1情報に含まれるか否かを確認する段階と、前記第1周波数リストが前記第1情報に含まれる場合、前記第1周波数リストに基づいてRRC_IDLEモード又はRRC_INACTIVEモードで測定を行う段階と、前記第1周波数リストが前記第1情報に含まれない場合、システム情報ブロック(SIB:system information block)によって受信された第2情報に含まれる第2周波数リストに基づいてRRC_IDLEモード又はRRC_INACTIVEモードで測定を行う段階と、を有し、前記測定は、前記第1情報又は前記第2情報に含まれる同期信号ブロック(SSB:synchronization signal block)設定情報に基づいて行われる。
上記目的を達成するためになされた本発明の一態様による通信システムにおける端末は、送受信部と、制御部と、を備え、前記制御部は、第1周波数リストがRRC(radio resource control)解除メッセージによって受信された第1情報に含まれるか否かを確認し、前記第1周波数リストが前記第1情報に含まれる場合、前記第1周波数リストに基づいてRRC_IDLEモード又はRRC_INACTIVEモードで測定を行い、前記第1周波数リストが前記第1情報に含まれない場合、システム情報ブロック(SIB:system information block)によって受信された第2情報に含まれる第2周波数リストに基づいてRRC_IDLEモード又はRRC_INACTIVEモードで測定を行うように構成され、前記測定は、前記第1情報又は前記第2情報に含まれる同期信号ブロック(SSB:synchronization signal block)設定情報に基づいて行われる。
上記目的を達成するためになされた本発明の一態様による通信システムにおける基地局によって行われる方法は、RRC(radio resource control)解除メッセージによって第1情報を送信する段階と、システム情報ブロック(SIB:system information block)によって第2情報を送信する段階と、を有し、第1周波数リストが前記第1情報に含まれる場合、前記第1周波数リストに基づいてRRC_IDLEモード又はRRC_INACTIVEモードで端末によって測定が行われ、前記第1周波数リストが前記第1情報に含まれない場合、前記SIBによって受信された第2情報に含まれる第2周波数リストに基づいてRRC_IDLEモード又はRRC_INACTIVEモードで前記端末によって測定が行われ、前記測定は、前記第1情報又は前記第2情報に含まれる同期信号ブロック(SSB:synchronization signal block)設定情報に基づいて行われる。
上記目的を達成するためになされた本発明の一態様による通信システムにおける基地局は、送受信部と、制御部と、を備え、前記制御部は、RRC(radio resource control)解除メッセージによって第1情報を送信し、システム情報ブロック(SIB:system information block)によって第2情報を送信するように構成され、第1周波数リストが前記第1情報に含まれる場合、前記第1周波数リストに基づいてRRC_IDLEモード又はRRC_INACTIVEモードで端末によって測定が行われ、前記第1周波数リストが前記第1情報に含まれない場合、前記SIBによって受信された第2情報に含まれる第2周波数リストに基づいてRRC_IDLEモード又はRRC_INACTIVEモードで前記端末によって測定が行われ、前記測定は、前記第1情報又は前記第2情報に含まれる同期信号ブロック(SSB:synchronization signal block)設定情報に基づいて行われる。
本発明によれば、次世代移動通信システムにおけるRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード端末が周辺周波数測定結果を基地局に速やかに報告するようにする方法を提案することによって、基地局が端末に周波数アグリゲーション技術又は二重接続技術を速やかに設定することができる。具体的に、端末がネットワークとの接続を解除する時のRRCアイドルモード又はRRC非活性化モードで周波数測定ができる端末能力を有する端末には、基地局がRRCメッセージで周波数測定のための設定情報を設定することができる。端末は、RRCアイドルモード又はRRC非活性化モードで移動してセル選択又は再選択手順を行いながら、RRCメッセージに設定された周波数測定設定情報又はセル再選択手順でキャンプオンしたサービングセルのシステム情報に基づいて周波数測定を行うことができる。そして、基地局は、端末がネットワークとの接続を設定すると、直ちに周波数測定結果を報告して速やかにキャリアアグリゲーション技術(CA:Carrier Aggregation)又は二重接続技術(DC:Dual Connectivity)を端末に設定することができる。
上記及び本発明の特定の実施形態のその他の側面、特徴、及び利点は、図面と共に以下の詳細な説明からより明確になるだろう。
以下の詳細な説明を行う前に、本明細書全体に亘って用いられる特定の単語及び文句を定義する必要がある。「含む(include)」及び「構成する(comprise)」という用語だけでなく、この派生語は制限無しに含む(inclusion)ことを意味する。「又は」という用語は、包括的であり、及び/又は(and/or)を意味する。「~に関連する(associated with)」という用語だけでなく、この派生語は、「~を含む(include)」、「~内に含まれる(included within)」、「~と相互接続する(interconnect with)」、「~を含有する(contain)」、「~に含有される(be contained within)」、「~に又は、~に接続する(connect to or with)」、「~に又は、~に結合する(couple to or with)」、「~と通信可能である(be communicable with)」、「~と協力する(cooperate with)」、「~をインタリーブする(interleave)」、「~を併置する(juxtapose)」、「~に近づく(be proximate to)」、「~に又は、~にバウンディングされる(be bound to or with)」、「有する(have)」、「所有している(have a property of)」、「~に又は、~と関係を有する(have a relationship to or with)」などを意味する。「制御部(controller)」という用語は、少なくとも一つの動作を制御する任意の装置、システム、又はその一部を意味する。このような制御部は、ハードウェア、又はハードウェア及びソフトウェアの組み合わせ、及び/又はファームウエアで具現される。特定の制御部に関連する機能は、ローカル又は遠隔に拘わらず中央集中式処理(centralized)されるか、又は分散式に処理(distributed)される。
また、後述する各種の機能は、コンピュータ読み取り可能なプログラムコードとして形成され、コンピュータ読み取り可能な記録媒体で具現される一つ以上のコンピュータプログラムがそれぞれ具現又はサポートされる。「アプリケーション」及び「プログラム」という用語は、一つ以上のコンピュータプログラム、ソフトウェアコンポーネント、命令セット、プロシージャ、関数、オブジェクト、クラス、インスタンス、関連データ、又は適合するコンピュータ読み取り可能なプログラムコードでの具現用に構成されたその一部を指す。語句「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」は、ROM(read only memory)、RAM(random access memory)、ハードディスクドライブ、コンパクトディスク(CD)、デジタルビデオディスク(DVD)、又は任意のタイプのメモリーのようにコンピュータによってアクセスされる任意のタイプの媒体を含む。「非一時的」コンピュータ読み取り可能な記録媒体は、有線、無線、光学、一時的な電気的、又は他の信号を送信する通信リンクを除く。非一時的コンピュータ読み取り可能な記録媒体は、データが永久的に記憶される媒体、及び再記録が可能な光ディスク又は消去可能なメモリーデバイスのような、データが記憶されて後で上書きされる媒体を含む。
他の特定の単語及び語句に対する定義は本明細書全体に亘って提供される。通常の技術者は殆どの場合でなくても多数の場合において、このような定義は、従来だけでなく、そのような定義された単語及び語句の今後の使用に適用されることを理解すべきである。
以下で説明する図1~図20、及び本明細書で本発明の原理を説明するために用いられる多様な実施形態は、説明のみのためのものであり、どの方式でも本発明の範囲を制限する方式に解釈されてはならない。通常の技術者は本発明の原理が適切に配置された任意のシステム又は装置で具現され得ることを理解することができる。
図面を参照した次の説明は特許請求の範囲及びその均等物によって定義される本発明の多様な実施形態の包括的な理解を助けるために提供される。ここには理解を助けるための多様な特定の詳細事項が含まれるが、これは単に例示的なものと見なされなければならない。従って、本技術分野の通常の知識を有する者は本発明の範囲及び思想を逸脱せずに、ここに開示された多様な実施形態の多様な変形及び修正が行われ得ることを認識するだろう。また、明瞭化及び簡潔化のためによく知られた機能及び構成に対する説明は省略される。
以下の説明及び特許請求の範囲で用いられる用語及び単語は、文献上の意味に限定されず、単に本発明の明確で一貫された理解がされるようにするために発明者によって用いられたものである。従って、本発明の多様な実施形態に対する次の説明は、特許請求の範囲及び均等物によって定義されるような本発明を制限するためではなく、単に例示の目的に提供されることが当業者に明白でなければならない。
以下、本発明を説明するに当たり関連する公知機能又は構成に対する具体的な説明が本発明の要旨を不明瞭にすると判断される場合にはその詳細な説明を省略する。以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
以下の説明で用いられる接続ノード(node)を識別するための用語、網客体(network entity)を指称する用語、メッセージを指称する用語、網客体の間のインターフェースを指称する用語、多様な識別情報を指称する用語などは説明の便宜のために例示されたものである。従って、本明細書では、後述する用語に限定されるものではなく、同等な技術的意味を有する対象を指称する他の用語が用いられる
以下、説明の便宜のために、本発明は3GPP LTE(3rd Generation Partnership Project Long Term Evolution)規格で定義されている用語及び名称を用いる。しかし、本発明は、用語及び名称によって限定されるものではなく、他の規格によるシステムにも同様に適用される。本発明で、「eNB」の用語は説明の便宜のために「gNB」の用語と混用されて用いられる。即ち、「eNB」で説明した基地局は「gNB」を示す。
本発明では、次世代移動通信システムにおけるRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード端末が周辺周波数測定結果を基地局に速やかに報告する方法を提案することによって、基地局が端末に周波数アグリゲーション技術又は二重接続技術を速やかに設定する。具体的に、端末がネットワークとの接続を解除する時の基地局がRRCアイドルモード又はRRC非活性化モードで周波数測定ができる端末能力を有する端末にはRRCメッセージで周波数測定のための設定情報を設定し、端末はRRCアイドルモード又はRRC非活性化モードで移動してセル選択又は再選択手順を行いながらRRCメッセージに設定された周波数測定設定情報又はセル再選択手順でキャンプオンサービングセルのシステム情報に基づいて周波数測定を行うようにする。そして端末がネットワークとの接続を設定すると、直ちに周波数測定結果を報告するようにして速やかにキャリアアグリゲーション技術(CA:Carrier Aggregation)又は二重接続技術(DC:Dual Connectivity)を端末に設定する。
本発明で、RRC接続モード端末は、基地局からRRCメッセージ(例えば、RRCReleaseメッセージ)を受信してRRC接続を解除し、RRCメッセージでRRCアイドルモード(RRC IDLE mode)又はRRC非活性化モードに遷移する指示と共に周波数測定設定情報が共に指示された場合、RRCアイドルモード又はRRC非活性化モードで設定された期間又は時間だけ周波数測定を行う。しかし、RRCメッセージを通じて設定された周波数測定設定情報に測定しなければならない周波数のリストに対する情報がなく、セル選択又は再選択(Cell selection or reselection)手順を行いながらキャンプオンしたサービングセルでRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード端末の周波数測定のための周波数測定設定情報がブロードキャストされた場合、この情報に基づいて周波数測定リストを記憶又は考慮して周波数測定を行う。
上記のように、端末はRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定を行う。ネットワークとのRRC接続を設定する必要があり、サービングセルのシステム情報でRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定(Early measurement)をサポートするインジケーターがあるか、又は端末が周波数測定設定情報で設定された測定結果報告条件を満足する有効な測定結果がある場合、RRCアイドルモード又はRRC非活性化モード端末は、RRCアイドルモード又はRRC非活性化モードで周波数測定を行った結果があることを示すインジケーターをRRCメッセージ(例えば、RRCSetupCompleteメッセージ又はRRCResumeCompleteメッセージ)を通じて基地局に送信する。基地局はインジケーターを受信すると端末に周波数測定結果をリクエストするリクエストメッセージ(例えば、新たなRRCメッセージ又はUEInformationRequestメッセージ)を送信し、端末はリクエストメッセージを受信すると周波数測定結果を応答メッセージ(例えば、新たなRRCメッセージ又はUEInformationResponseメッセージ)に構成して基地局に報告する。そして、基地局は測定結果に基づいて端末に速やかに周波数アグリゲーション技術又は二重接続技術を設定する。
また他の方法で、端末は、RRC非活性化モードで周波数測定を行い、ネットワークとのRRC接続を設定する必要があり、サービングセルのシステム情報でRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定(Early measurement)をサポートするインジケーターがあるか、又は端末が周波数測定設定情報で設定された測定結果報告条件を満足する有効な測定結果がある場合、RRC非活性化モード端末は、基地局からRRCメッセージ(例えば、RRCResumeメッセージ)のインジケーターで端末に周波数測定結果をリクエストするインジケーターを含むRRCメッセージ(例えば、RRCResumse)を受信すると、有効な周波数測定結果を構成してRRCメッセージに含めて基地局に報告する。そして、基地局は測定結果に基づいて端末に速やかに周波数アグリゲーション技術又は二重接続技術を設定する。
本発明では、基地局が端末にRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定設定情報を設定する時の端末のバッテリー節減及び効率的なシグナリングのためにどの設定情報を送信しなければならないか、及びRRCメッセージ(例えば、RRCReleaseメッセージ)又はシステム情報でそれぞれどの設定情報を送信しなければならないかを提案する。
また、本発明では、端末がRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定設定情報をRRCメッセージ又はシステム情報から受信する時の端末のバッテリー節減のために各周波数又はセルに対して周波数測定を具体的にどのように行うか、及び周波数測定を行う時のRRCメッセージ又はシステム情報から受信した周波数測定設定情報をどのように適用するかを具体的に提案する。
図1は、本発明の一実施形態によるLTEシステムの構成を示す図である。
図1を参照すると、図示したように、LTEシステムの無線アクセスネットワークは、次世代基地局(Evolved Node B、以下、MENB、Node B又は基地局)(1-05、1-10、1-15、1-20)、MME(Mobility Management Entity)1-25、及びS-GW(Serving-Gateway)1-30で構成される。ユーザ端末(User Equipment、以下、UE又は端末)1-35はeNB(1-05~1-20)及びS-GW1-30を介して外部ネットワークに接続される。
図1で、eNB(1-05~1-20)はUMTSシステムの既存ノードBに対応する。eNBはUE1-35に無線チャンネルで接続されて既存ノードBよりも複雑な役目を行う。LTEシステムでは、インターネットプロトコルを通じたVoIP(Voice over IP)のようなリアルタイムサービスを含む全てのユーザトラフィックが共用チャンネル(shared channel)を介してサービスされるため、UEのバッファー状態、使用可能送信電力状態、チャンネル状態などの状態情報を集めてスケジューリングをする装置が必要であり、これをeNB(1-05~1-20)が担当する。一つのeNBは通常多数のセルを制御する。例えば、100Mbpsの送信速度を具現するためにLTEシステムは、例えば20MHz帯域幅で直交周波数分割多重方式(Orthogonal Frequency Division Multiplexing、以下、OFDMという)を無線接続技術として用いる。また、端末のチャンネル状態に合わせて変調方式(modulation scheme)及びチャンネルコーディング率(channel coding rate)を決定する適応変調コーディング(Adaptive Modulation & Coding、以下、AMCという)方式を適用する。S-GW1-30は、データベアラーを提供する装置であり、MME1-25の制御に従ってデータベアラーを生成するか又は除去する。MMEは、端末に対する移動性管理機能は勿論、各種制御機能を担当する装置であり、多数の基地局に接続される。
図2は、本発明の一実施形態によるLTEシステムの無線プロトコル構成を示す図である。
図2を参照すると、LTEシステムの無線プロトコルは、端末及びeNBでそれぞれPDCP(Packet Data Convergence Protocol)(2-05、2-40)、RLC(Radio Link Control)(2-10、2-35)、MAC(Medium Access Control)(2-15、2-30)で行われる。PDCP(Packet Data Convergence Protocol)(2-05、2-40)はIPヘッダー圧縮/復元などの動作を担当する。PDCPの主要機能は下記のように要約される。
-ヘッダー圧縮及び圧縮解除機能(Header compression and decompression:ROHC only)
-ユーザデータ送信機能(Transfer of user data)
-順次的伝達機能(In-sequence delivery of upper layer PDUs at PDCP re-establishment procedure for RLC AM)
-順序再整列機能(For split bearers in DC(only support for RLC AM):PDCP PDU routing for transmission and PDCP PDU reordering for reception)
-重複探知機能(Duplicate detection of lower layer SDUs at PDCP re-establishment procedure for RLC AM)
-再送信機能(Retransmission of PDCP SDUs at handover and、for split bearers in DC、of PDCP PDUs at PDCP data-recovery procedure、for RLC AM)
-暗号化及び復号化機能(Ciphering and deciphering)
-タイマー基盤SDU削除機能(Timer-based SDU discard in uplink。)
-ユーザデータ送信機能(Transfer of user data)
-順次的伝達機能(In-sequence delivery of upper layer PDUs at PDCP re-establishment procedure for RLC AM)
-順序再整列機能(For split bearers in DC(only support for RLC AM):PDCP PDU routing for transmission and PDCP PDU reordering for reception)
-重複探知機能(Duplicate detection of lower layer SDUs at PDCP re-establishment procedure for RLC AM)
-再送信機能(Retransmission of PDCP SDUs at handover and、for split bearers in DC、of PDCP PDUs at PDCP data-recovery procedure、for RLC AM)
-暗号化及び復号化機能(Ciphering and deciphering)
-タイマー基盤SDU削除機能(Timer-based SDU discard in uplink。)
無線リンク制御(Radio Link Control、以下、RLCとする)(2-10、2-35)はPDCP PDU(Packet Data Unit)を適切な大きさに再構成してARQ動作などを行う。RLCの主要機能は下記のように要約される。
-データ送信機能(Transfer of upper layer PDUs)
-ARQ機能(Error Correction through ARQ(only for AM data transfer))
-接合、分割、再組立て機能(Concatenation、segmentation and reassembly of RLC SDUs(only for UM and AM data transfer))
-再分割機能(Re-segmentation of RLC data PDUs(only for AM data transfer))
-順序再整列機能(Reordering of RLC data PDUs(only for UM and AM data transfer)
-重複探知機能(Duplicate detection(only for UM and AM data transfer))
-エラー探知機能(Protocol error detection(only for AM data transfer))
-RLC SDU削除機能(RLC SDU discard(only for UM and AM data transfer))
-RLC再確立機能(RLC re-establishment)
-ARQ機能(Error Correction through ARQ(only for AM data transfer))
-接合、分割、再組立て機能(Concatenation、segmentation and reassembly of RLC SDUs(only for UM and AM data transfer))
-再分割機能(Re-segmentation of RLC data PDUs(only for AM data transfer))
-順序再整列機能(Reordering of RLC data PDUs(only for UM and AM data transfer)
-重複探知機能(Duplicate detection(only for UM and AM data transfer))
-エラー探知機能(Protocol error detection(only for AM data transfer))
-RLC SDU削除機能(RLC SDU discard(only for UM and AM data transfer))
-RLC再確立機能(RLC re-establishment)
MAC(2-15、2-30)は、一つの端末に構成された複数のRLC階層装置に接続され、RLC PDUをMAC PDUに多重化してMAC PDUからRLC PDUを逆多重化する動作を行う。MACの主要機能は下記のように要約される。
-マッピング機能(Mapping between logical channels and transport channels)
-多重化及び逆多重化機能(Multiplexing/demultiplexing of MAC SDUs belonging to one or different logical channels into/from transport blocks(TB)delivered to/from the physical layer on transport channels)
-スケジューリング情報報告機能(Scheduling information reporting)
-HARQ機能(Error correction through HARQ)
-ロジカルチャンネルの間の優先順位調節機能(Priority handling between logical channels of one UE)
-端末間の優先順位調節機能(Priority handling between UEs by means of dynamic scheduling)
-MBMSサービス確認機能(MBMS service identification)
-送信フォーマット選択機能(Transport format selection)
-パディング機能(Padding)
-多重化及び逆多重化機能(Multiplexing/demultiplexing of MAC SDUs belonging to one or different logical channels into/from transport blocks(TB)delivered to/from the physical layer on transport channels)
-スケジューリング情報報告機能(Scheduling information reporting)
-HARQ機能(Error correction through HARQ)
-ロジカルチャンネルの間の優先順位調節機能(Priority handling between logical channels of one UE)
-端末間の優先順位調節機能(Priority handling between UEs by means of dynamic scheduling)
-MBMSサービス確認機能(MBMS service identification)
-送信フォーマット選択機能(Transport format selection)
-パディング機能(Padding)
物理階層PHY(2-20、2-25)は上位階層データをチャンネルコーディング及び変調し、OFDMシンボルを造って無線チャンネルに送信するか、或いは無線チャンネルを通じて受信したOFDMシンボルを復調してチャンネルデコーディングして上位階層に伝達する動作をする。
図3は、本発明の一実施形態による次世代移動通信システムの構成を示す図である。
図3を参照すると、図示したように、次世代移動通信システム(以下、NR又は5G)の無線アクセスネットワークは次世代基地局(New Radio Node B、以下、NR gNB又はNR基地局)3-10及びNR CN(New Radio Core Network)3-05で構成される。ユーザ端末(New Radio User Equipment、以下、NR UE又は端末)3-15はNR gNB3-10及びNR CN3-05を介して外部ネットワークに接続される。
図3で、NR gNB3-10は既存のLTEシステムのeNB(Evolved Node B)に対応する。NR gNBはNR UE3-15に無線チャンネルで接続されて既存ノードBよりも優れたサービスを提供する。次世代移動通信システムでは、全てのユーザトラフィックが共用チャンネル(shared channel)を介してサービスされるため、UEのバッファー状態、使用可能送信電力状態、チャンネル状態などの状態情報を集めてスケジューリングする装置が必要であり、これをNR NB3-10が担当する。一つのNR gNBは、通常多数のセルを制御する。現在のLTE対比で超高速データ送信を具現するために既存の最大帯域幅以上を有し、直交周波数分割多重方式(Orthogonal Frequency Division Multiplexing、以下、OFDMという)を無線接続技術により追加的にビームフォーミング技術が追加される。また、端末のチャンネル状態に合わせて変調方式(modulation scheme)及びチャンネルコーディング率(channel coding rate)を決定する適応変調コーディング(Adaptive Modulation & Coding、以下、AMCという)方式を適用する。NR CN3-05は、移動性サポート、ベアラー設定、QoS設定などの機能を行う。NR CNは、端末に対する移動性管理機能は勿論、各種制御機能を担当する装置で多数の基地局に接続される。また、次世代移動通信システムは、既存のLTEシステムとも連動され、NR CNがMME3-25にネットワークインターフェースを介して接続される。MMEは既存の基地局であるeNB3-30に接続される。
図4は、本発明の一実施形態による次世代移動通信システムの無線プロトコル構成を示す図である。
図4を参照すると、次世代移動通信システムの無線プロトコルは、端末及びNR基地局で、それぞれのNR SDAP(4-01、4-45)、NR PDCP(4-05、4-40)、NR RLC(4-10、4-35)、NR MAC(4-15、4-30)で行われる。
NR SDAP(4-01、4-45)の主要機能は次の機能のうちの一部を含む。
-ユーザデータの伝達機能(transfer of user plane data)
-アップリンク及びダウンリンクに対するQoS flow及びデータベアラーのマッピング機能(mapping between a QoS flow and a DRB for both DL and UL)
-アップリンク及びダウンリンクに対するQoS flow IDのマーキング機能(marking QoS flow ID in both DL and UL packets)
-アップリンクSDAP PDUに対してrelective QoS flowをデータベアラーにマッピングさせる機能(reflective QoS flow to DRB mapping for the UL SDAP PDUs)。
-アップリンク及びダウンリンクに対するQoS flow及びデータベアラーのマッピング機能(mapping between a QoS flow and a DRB for both DL and UL)
-アップリンク及びダウンリンクに対するQoS flow IDのマーキング機能(marking QoS flow ID in both DL and UL packets)
-アップリンクSDAP PDUに対してrelective QoS flowをデータベアラーにマッピングさせる機能(reflective QoS flow to DRB mapping for the UL SDAP PDUs)。
SDAP階層装置に対して、端末は、RRCメッセージで各PDCP階層装置別若しくはベアラー別に、又はロジカルチャンネル別にSDAP階層装置のヘッダーを用いるか否か、又はSDAP階層装置の機能を用いるか否かが設定され、SDAPヘッダーが設定された場合、SDAPヘッダーのNAS QoS反映設定1ビットインジケーター(NAS reflective QoS)及びAS QoS反映設定1ビットインジケーター(AS reflective QoS)で端末がアップリンク及びダウンリンクのQoS flowとデータベアラーに対するマッピング情報とを更新又は再設定するように指示する。SDAPヘッダーはQoSを示すQoS flow ID情報を含む。QoS情報は、円滑なサービスをサポートするためのデータ処理優先順位、スケジューリング情報などで用いられる。
NR PDCP(4-05、4-40)の主要機能は次の機能のうちの一部を含む。
-ヘッダー圧縮及び圧縮解除機能(Header compression and decompression:ROHC only)
-ユーザデータ送信機能(Transfer of user data)
-順次的伝達機能(In-sequence delivery of upper layer PDUs)
-非順次的伝達機能(Out-of-sequence delivery of upper layer PDUs)
-順序再整列機能(PDCP PDU reordering for reception)
-重複探知機能(Duplicate detection of lower layer SDUs)
-再送信機能(Retransmission of PDCP SDUs)
-暗号化及び復号化機能(Ciphering and deciphering)
-タイマー基盤SDU削除機能(Timer-based SDU discard in uplink。)
-ユーザデータ送信機能(Transfer of user data)
-順次的伝達機能(In-sequence delivery of upper layer PDUs)
-非順次的伝達機能(Out-of-sequence delivery of upper layer PDUs)
-順序再整列機能(PDCP PDU reordering for reception)
-重複探知機能(Duplicate detection of lower layer SDUs)
-再送信機能(Retransmission of PDCP SDUs)
-暗号化及び復号化機能(Ciphering and deciphering)
-タイマー基盤SDU削除機能(Timer-based SDU discard in uplink。)
NR PDCP装置の順序再整列機能(reordering)は、下位階層で受信したPDCP PDUをPDCP SN(sequence number)に基づいて順に再整列する機能を指し、再整列された順にデータを上位階層に伝達する機能を含むか、又は手順を考慮せずに直ちに伝達する機能を含み、手順を再整列して失われたPDCP PDUを記録する機能を含み、失われたPDCP PDUに対する状態報告を送信側に行う機能を含み、失われたPDCP PDUに対する再送信をリクエストする機能を含む。
NR RLC(4-10、4-35)の主要機能は次の機能のうちの一部を含む。
-データ送信機能(Transfer of upper layer PDUs)
-順次的伝達機能(In-sequence delivery of upper layer PDUs)
-非順次的伝達機能(Out-of-sequence delivery of upper layer PDUs)
-ARQ機能(Error Correction through ARQ)
-接合、分割、再組立て機能(Concatenation、segmentation and reassembly of RLC SDUs)
-再分割機能(Re-segmentation of RLC data PDUs)
-順序再整列機能(Reordering of RLC data PDUs)
-重複探知機能(Duplicate detection)
-エラー探知機能(Protocol error detection)
-RLC SDU削除機能(RLC SDU discard)
-RLC再確立機能(RLC re-establishment)
-順次的伝達機能(In-sequence delivery of upper layer PDUs)
-非順次的伝達機能(Out-of-sequence delivery of upper layer PDUs)
-ARQ機能(Error Correction through ARQ)
-接合、分割、再組立て機能(Concatenation、segmentation and reassembly of RLC SDUs)
-再分割機能(Re-segmentation of RLC data PDUs)
-順序再整列機能(Reordering of RLC data PDUs)
-重複探知機能(Duplicate detection)
-エラー探知機能(Protocol error detection)
-RLC SDU削除機能(RLC SDU discard)
-RLC再確立機能(RLC re-establishment)
NR RLC装置の順次的伝達機能(In-sequence delivery)は、下位階層から受信したRLC SDUを順に上位階層に伝達する機能を指し、元々一つのRLC SDUが複数のRLC SDUに分割されて受信された場合、これを再組立てて伝達する機能を含み、受信したRLC PDUをRLC SN(sequence number)又はPDCP SN(sequence number)を基準に再整列する機能を含み、手順を再整列して失われたRLC PDUを記録する機能を含み、失われたRLC PDUに対する状態報告を送信側に行う機能を含み、失われたRLC PDUに対する再送信をリクエストする機能を含み、失われたRLC SDUがある場合、失われたRLC SDUの前までのRLC SDUのみを順に上位階層に伝達する機能を含むか、又は失われたRLC SDUがあっても所定のタイマーが満了すると、タイマーが開始される前に受信された全てのRLC SDUを順に上位階層に伝達する機能を含むか、又は失われたRLC SDUがあっても所定のタイマーが満了すると、現在まで受信された全てのRLC SDUを順に上位階層に伝達する機能を含む。また、RLC PDUを受信する順に(シーケンス番号、Sequence numberの手順に拘わらず、到着する順に)処理してPDCP装置で手順に拘わらず(Out-of sequence delivery)伝達することもでき、segmentの場合には、バッファーに記憶されているか又はその後に受信されるsegmentを受信して完全な一つのRLC PDUに再構成した後、処理してPDCP装置へ伝達することができる。NR RLC階層は、接合(Concatenation)機能を含まなくても良く、機能をNR MAC階層で行うか又はNR MAC階層の多重化(multiplexing)機能で取り替えることができる。
NR RLC装置の非順次的伝達機能(Out-of-sequence delivery)は、下位階層から受信したRLC SDUを手順に関係なく直ちに上位階層に伝達する機能を指し、元々一つのRLC SDUが複数のRLC SDUに分割されて受信された場合、これを再組み立てて伝達する機能を含み、受信したRLC PDUのRLC SN又はPDCP SNを記憶して手順を整列して失われたRLC PDUを記録する機能を含む。
NR MAC(4-15、4-30)は一つの端末に構成された複数のNR RLC階層装置に接続され、NR MACの主要機能は次の機能のうちの一部を含む。
-マッピング機能(Mapping between logical channels and transport channels)
-多重化及び逆多重化機能(Multiplexing/demultiplexing of MAC SDUs)
-スケジューリング情報報告機能(Scheduling information reporting)
-HARQ機能(Error correction through HARQ)
-ロジカルチャンネル間の優先順位調節機能(Priority handling between logical channels of one UE)
-端末間の優先順位調節機能(Priority handling between UEs by means of dynamic scheduling)
-MBMSサービス確認機能(MBMS service identification)
-送信フォーマット選択機能(Transport format selection)
-パディング機能(Padding)
-多重化及び逆多重化機能(Multiplexing/demultiplexing of MAC SDUs)
-スケジューリング情報報告機能(Scheduling information reporting)
-HARQ機能(Error correction through HARQ)
-ロジカルチャンネル間の優先順位調節機能(Priority handling between logical channels of one UE)
-端末間の優先順位調節機能(Priority handling between UEs by means of dynamic scheduling)
-MBMSサービス確認機能(MBMS service identification)
-送信フォーマット選択機能(Transport format selection)
-パディング機能(Padding)
NR PHY階層(4-20、4-25)は、上位階層データをチャンネルコーディング及び変調し、OFDMシンボルで造って無線チャンネルで送信するか、又は無線チャンネルを通じて受信したOFDMシンボルを復調してチャンネルデコーディングして上位階層へ伝達する動作を行う。
次世代移動通信システムで、端末は、RRCアイドルモード(RRC idle mode)又はRRC非活性化モードでセル選択又は再選択手順を行いながら周波数測定を行う。セル選択又は再選択手順が行われている間に行われる周波数測定は、基地局によって設定されたか又はキャップオンしたセルでブロードキャストする周波数に対する周波数内の測定(Intra-frequency measurement)又はサービングセル測定(Serving cell or Pcell measurement)を意味する。しかし、周波数内の測定やサービングセル測定を除いた周波数間の測定(Inter-frequency measurement)は行われず、周波数測定結果は別途にネットワークに報告されない。しかし、基地局によってRRCメッセージ(例えば、RRCReleaseメッセージ)でRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定設定情報が設定された場合、又はシステム情報でRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定設定情報を受信した場合、そしてサービングセル又はキャップオンしたセルのシステム情報でRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定設定情報をサポートすることを指示する場合、端末は周波数間の測定(inter-frequency measurement)手順も行う。所定の条件に該当する有効な測定結果を端末が記憶すると、端末がネットワークとの接続を設定する時の速やかな周波数測定結果を報告する。
また、端末は次のようにRRC接続モードでも周波数測定設定情報を受信して周波数測定手順を行うこともできる。RRC接続モード周波数測定設定情報はRRCメッセージ(例えば、RRCReconfigurationメッセージ)でのみ設定されるが、一方、RRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定設定情報はRRCメッセージ(例えば、RRCReleaseメッセージ)で端末に設定されるか又はシステム情報でブロードキャストされて端末に設定される。また、RRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定設定情報では、特にRRCメッセージに設定する場合(例えば、システム情報に設定される情報と異なるように)、端末が周波数測定する期間を明示する期間値又はタイマー値を設定し、端末が周波数測定する領域を明示する領域情報(例えば、周波数別のセル識別子リスト情報)を設定する。
端末は次のようにRRC接続モードでも周波数測定設定情報を受信して周波数測定手順を行うこともできる。端末がセル再選択手順を行って適合するセル(suitable cell)を見つけてキャンプオンした後にRRC接続設定手順を通じてRRC接続モードに遷移した場合、基地局は、RRC接続モード端末にどの周波数(例えば、周波数リスト)又はどの周波数バンドを測定するか、各周波数別の優先順位設定を通じてどの手順で測定をするか、どのビームを測定するか、周波数を測定する時の周波数の強度をどのフィルタリング方法で測定するか(例えば、L1フィルタリング、L2フィルタリング、L3フィルタリング方法、又はどの係数を用い、どの計算方法で測定するかなど)、周波数を測定する時のどのイベント又は条件に従って測定が開始されるか、現在のサービングセル(又は現在キャンプオンしている周波数)と比べた時にどの基準で測定をするか、どのイベント又は条件によって測定した周波数結果を報告するか、現在のサービングセル(又は現在キャンプオンしている周波数)と比べた時にどの基準又は条件を満たすと周波数を報告するか、どの周期毎に周波数測定結果を報告するかなどを設定する。端末は、基地局で設定された周波数設定によって当該周波数を測定し、当該イベント又は条件に従って周波数測定結果を基地局に報告する。そして、基地局は端末から受けた周波数測定結果を用いて端末に周波数アグリゲーション技術(Carrier aggregation)又は二重接続技術(dual connectivity)を適用するか否かを決定する。
本発明では、次世代移動通信システムにおける端末がRRC接続モード(RRC Connected mode)に遷移する前のRRCアイドルモード(RRC IDLE mode)又はRRC非活性化モード(RRC INACTIVE mode)で周波数測定を行い、端末がネットワークとの接続を設定する時に測定した結果があるというインジケーターを端末が基地局に示すか又は基地局が端末に測定した結果がある場合に報告をリクエストし、これを通じてRRC接続モードに進入して周波数測定結果を速やかに報告する方法を提案する。上記方法に基づいて、基地局は、端末がRRCアイドルモード又はRRC非活性化モードで測定した結果に基づいて速やかに周波数アグリゲーション技術又は二重接続技術を速やかに端末に設定する。
具体的に、基地局は、ネットワークとの接続を設定したRRC接続モード端末をRRCアイドルモード又はRRC非活性化モードに遷移させる時に、RRCメッセージを通じて端末がRRCアイドルモード又はRRC非活性化モードで測定する周波数情報又は周波数をRRCアイドルモード又はRRC非活性化モードで端末が測定する時間(又は期間)情報又はRRCアイドルモード又はRRC非活性化モードで端末が測定する領域情報(又はセルリスト)を設定して端末がRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定を行うように指示する。また、端末は、移動する毎にセルリセルレックション動作を行いながら新しくキャップオンしたセルのシステム情報を獲得し、システム情報に従ってRRCアイドルモード若しくはRRC非活性化モードで周波数測定を続けるか若しくは終了するか、又は測定期間を延ばすか(例えば、タイマー再開始)若しくは周波数測定結果を報告するか若しくは周波数測定結果を廃棄するか、又は周波数設定情報をアップデートするかなどの手順を行う。
本発明で、ベアラーはSRB(Signaling Radio Bearer)及びDRB(Data Radio Bearer)を含む意味であり、そしてUM DRBはUM(Unacknowledged Mode)モードで動作するRLC階層装置を用いるDRBを意味し、AM DRBはAM(Acknowledged Mode)モードで動作するRLC階層装置を用いるDRBを意味する。
図5は、本発明の一実施形態による次世代移動通信システムにおける端末がRRCアイドルモード(RRC idle mode)又はRRC非活性化モード(RRC INACTIVE mode)でRRC接続モード(RRC connected mode)に転換してキャリアアグリゲーション技術を設定する手順を示す図である。
図5で、基地局は所定の理由によってネットワークとの接続を設定したRRC接続モード端末をRRCアイドルモード又はRRC非活性化モードに遷移させる。所定の理由としては基地局のスケジューリングリソースの不足又は端末との一定時間の間のデータ送受信が停止されることがある。
基地局はRRCReleaseメッセージを端末に送信して端末がRRCアイドルモード又はRRC非活性化モードに遷移するように指示する。一実施形態によると、RRCReleaseメッセージに含まれるインジケーター(suspend-config)で端末にRRC非活性化モードに遷移するように指示し、RRCReleaseメッセージにインジケーター(suspend-config)が含まれない場合、端末はRRCアイドルモードに遷移する(5-05)。
RRCアイドルモード又はRRC非活性化モードに遷移した端末は所定の理由でネットワークとの接続が必要である場合にランダムアクセス手順を行い、ランダムアクセス応答を受信してRRC接続設定をリクエストし、RRCメッセージを受信してRRC接続設定を行う(5-10、5-15、5-20、5-25、5-30、5-35、5-40)。
端末はランダムアクセス過程を通じて基地局との逆方向送信同期を確立してRRCSetupRequestメッセージを基地局に送信する(5-25)。RRCSetupRequestメッセージには端末の識別子や接続を設定しようとする理由(establishmentCause)などが含まれる。
基地局は端末がRRC接続を設定するようにRRCSetupメッセージを送信する(5-30)。RRCSetupメッセージには、各ロジカルチャンネル別の設定情報、ベアラー別の設定情報、PDCP階層装置の設定情報、RLC階層装置の設定情報、及びMAC階層装置の設定情報のうちの少なくとも一つが含まれる。
RRCSetupメッセージでは、各ベアラーに対してベアラー識別子(例えば、SRB識別子又はDRB識別子)が割り当てられ、各ベアラーに対してPDCP階層装置、RLC階層装置、MAC階層装置、PHY階層装置の設定を指示する。また、RRCConnectionSetupメッセージで各ベアラー別にPDCP階層装置で用いるPDCPシーケンス番号の長さ(例えば、12ビット又は18ビット)を設定し、RLC階層装置で用いるRLCシーケンス番号の長さ(例えば、6ビット又は12ビット又は18ビット)を設定する。また、RRCConnectionSetupメッセージで、各ベアラー別にPDCP階層装置に対してアップリンク又はダウンリンクでヘッダー圧縮及び圧縮解除プロトコルを用いるか否かを指示し、整合性保護又は検証手順を行うか否かを指示する。また、PDCP階層装置で非手順伝達機能(out-of-order delivery)を行うか否かを指示する。
RRC接続を設定した端末はRRCSetupCompleteメッセージを基地局に送信する(5-40)。RRCSetupCompleteメッセージは端末が所定のサービスのためのベアラー設定をAMF又はMMEにリクエストするSERVICE REQUESTの制御メッセージを含む。基地局はRRCConnetionSetupCompleteメッセージに収納されたSERVICE REQUESTメッセージをAMF又はMMEで送信し、AMF又はMMEは端末がリクエストしたサービスを提供するか否かを判断する。
判断結果、端末がリクエストしたサービスを提供することが決定されると、AMF又はMMEは基地局にINITIAL CONTEXT SETUP REQUESTメッセージを送信する。INITIAL CONTEXT SETUP REQUESTメッセージには、DRB(Data Radio Bearer)設定時に適用されるQoS(Quality of Service)情報、DRBに適用されるセキュリティ関連情報(例えば、Security Key、Security Algorithm)などの情報が含まれる。
基地局は端末とのセキュリティを設定するためにSecurityModeCommandメッセージ及びSecurityModeCompleteメッセージを送受信してセキュリティ設定が完了すると、基地局は端末にRRCConnectionReconfigurationメッセージを送信する(5-45)。
RRCConnectionReconfigurationメッセージでは、各ベアラーに対してベアラー識別子(例えば、SRB識別子又はDRB識別子)が割り当てられ、各ベアラーに対してPDCP階層装置、RLC階層装置、MAC階層装置、PHY階層装置の設定を指示する。また、RRCConnectionReconfigurationメッセージで、各ベアラー別にPDCP階層装置で用いられるPDCPシーケンス番号の長さ(例えば、12ビット又は18ビット)を設定し、RLC階層装置で用いられるRLCシーケンス番号の長さ(例えば、6ビット又は12ビット又は18ビット)を設定する。また、RRCConnectionSetupメッセージで、各ベアラー別にPDCP階層装置に対してアップリンク又はダウンリンクでヘッダー圧縮及び圧縮解除プロトコルを用いるか否かを指示し、整合性保護又は検証手順を行うか否かを指示する。また、PDCP階層装置で非手順伝達機能(out-of-order delivery)を行うか否かを指示する。
また、RRCConnectionReconfigurationメッセージにはユーザデータが処理されるDRBの設定情報が含まれ、端末はこの情報を適用してDRBを設定して基地局にRRCConnectionReconfigurationCompleteメッセージを送信する(5-45)。端末とのDRB設定を完了した基地局はAMF又はMMEにINITIAL CONTEXT SETUP COMPLETEメッセージを送信して接続を完了する(5-50)。
上記過程がいずれも完了すると、端末は基地局とコアネットワークを通じてデータを送受信する(5-55、5-60)。一実施形態によると、データ送信過程は大きくRRC接続設定、セキュリティ設定、DRB設定の3段階で構成される。また、基地局は所定の理由で端末に設定を新たにしたり追加したり変更したりするためにRRC Connection Reconfigurationメッセージを送信する(5-65)。
RRCConnectionReconfigurationメッセージでは、端末が測定しなければならない周波数設定情報(例えば、測定しなければならない周波数に対するリスト又は周波数を測定する期間又は周波数を測定する条件又は周波数側後周波数を報告しなければならない条件、周波数を報告しなければならないセル識別子など)を設定する。
周波数測定設定情報に従って、端末は、周波数測定を行い、所定の条件を満足すると(例えば、特定周波数の信号強度が一定基準(例えば、しきい値)よりも良い場合又は現在のサービングセル(周波数)の信号の強度が一定基準(例えば、しきい値)よりも小さい場合)測定した周波数測定結果を基地局に報告する(5-60)。
基地局は、周波数測定結果を受けると、周波数測定結果に基づいてRRCReconfigurationメッセージ5-65にScell設定情報を含ませて端末に送信して端末にキャリアアグリゲーション技術を設定する。或いは、RRCReconfigurationメッセージ5-65でセカンダリーセルグループ設定情報を含ませて端末に送信して端末に二重接続技術を設定する。
基地局が端末にキャリアアグリゲーション技術を設定した場合、基地局は、MAC CE(MAC Control Element)を用いて、設定したScellを活性化又は非活性化又は休眠化状態に遷移させる。
基地局が端末にキャリアアグリゲーション技術又は二重接続技術を設定する手順は次のように要約される。先ず端末が基地局との接続を設定し、基地局がRRC接続モード端末に周波数測定設定情報を設定すると、端末は周波数測定設定情報に基づいて周波数測定を行って測定結果を基地局に報告する。そして、基地局は、端末の周波数測定結果に基づいて端末にキャリアアグリゲーション技術を設定するために追加的なScellに対する設定情報をRRCメッセージで設定し、MAC CEを通じてScellを活性化又は休眠化又は非活性化させる。また、基地局は端末の周波数測定結果に基づいて端末に二重接続技術を設定するために追加的なセルグループ(Sceondary cell group)設定情報を設定する。
基地局が端末にキャリアアグリゲーション技術又は二重接続技術を設定する時に、端末が先ずRRC接続モードに進入して周波数設定情報を受けて端末が周波数測定を行ってこれを報告しなければならないため、測定報告が非常に遅く行われてキャリアアグリゲーション技術又は二重接続技術が遅く設定されるしかない問題を有している。従って、これを改善するために、本発明はRRCアイドルモード又はRRC非活性化モードで端末が効率的に周波数測定を行ってネットワークとの接続が設定されると、直ちに周波数測定結果を報告するようにする方法を提案する。
図6は、本発明の一実施形態による次世代移動通信システムにおける端末がRRCアイドルモード又はRRC非活性化モードで早い周波数測定(early measurement)を行って速やかな周波数測定結果を報告(fast measurement report)する第1実施例を示す図である。
本発明の第1実施例では、基地局が、端末にRRCReleaseメッセージ又はシステム情報を通じて端末がRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定を行う周波数測定設定情報を設定する時の複数個の周波数測定グループを設定し、端末がRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定を行うことを特徴とする。
第1実施例によって、RRCアイドルモード又はRRC非活性化モードで周波数測定を行って速やかな周波数測定結果を報告する端末は次のような場合のうちの一つ又は複数個に該当する端末である。
1.端末のCapabilityがRRCアイドルモード又はRRC非活性化モードで早い周波数測定及び早い周波数測定結果報告方法をサポートする全ての端末
2.RRCアイドルモード又は非活性化モード端末の中の基地局がRRCメッセージで端末をRRC接続モードでRRCアイドルモード又はRRC非活性化モードに遷移させる時のRRCアイドルモード又はRRC非活性化モードで周波数測定することを指示する設定情報を受けた端末。例えば、RRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定を行う周波数設定情報又は測定期間(例えば、タイマー値)又は周波数測定を行う領域設定情報(例えば、セル識別子のリスト)を設定した端末
図6で、RRC接続モードにある端末6-05は所定の理由(例えば、一定時間の間のデータの送受信がない場合等)で基地局によってRRCアイドルモード(RRC idle mode)又はRRC非活性化モード(RRC inactive mode)に遷移される(6-15)。基地局は端末のモードを遷移させる時のRRCメッセージを送信する(6-10)。例えば、基地局は、端末にRRC非活性化モードへの遷移を指示するインジケーター(suspend-config)を含むRRCReleaseメッセージを送信するか、又はインジケーター(suspend-config)が含まれないRRCReleaseメッセージを送信してRRCアイドルモードへの遷移を指示する。RRCメッセージ(例えば、RRCReleaseメッセージ)には端末がRRCアイドルモード又はRRC非活性化モードで早い周波数測定(early measurement)を行う時に適用する第1の周波数設定情報が含まれる。第1の周波数設定情報には測定しなければならない周波数に対する情報及び第1のタイマー値が含まれる。第1のタイマーはRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定を行う期間又は周波数測定を行うタイマー値(例えば、T331)を示す。RRCReleaseでRRCアイドルモード又はRRC非活性化モードで周波数測定を指示した場合、タイマーを開始してタイマーが駆動されるうちに周波数測定を行って、タイマーが満了すると周波数測定を停止する。
端末がRRCアイドルモード又はRRC非活性化モードで早い周波数測定(early measurement)を行う時の周波数測定を開始する条件は次の条件のうちの少なくとも一つを含む(6-30)。
1.端末がRRCReleaseメッセージを受信した時にRRCReleaseメッセージにRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定を行うインジケーターが含まれ、測定する周波数情報及び周波数を測定する期間(例えば、タイマー値)が設定された場合、タイマーを開始して周波数情報によって周波数測定を行う。
2.端末がRRCReleaseメッセージを受信した時にRRCReleaseメッセージにRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定を行うインジケーターが含まれ、周波数を測定する期間(例えばタイマー値)は設定されたが測定する周波数情報が含まれていない場合、端末は、一応タイマーを開始してセル選択又は再選択手順を行ってキャンプオンしたサービングセルでシステム情報を獲得する(6-12)。システム情報には端末がRRCアイドルモード又はRRC非活性化モードで早い周波数測定(early measurement)を行う時に適用する第2の周波数設定情報が含まれる。システム情報でRRCアイドルモード又はRRC非活性化モードで測定する周波数情報がブロードキャストされると、端末はこの周波数情報によって周波数測定を行う。端末が他のセルに移動して新たにキャンプオンしたセルのシステム情報で端末がRRCアイドルモード又はRRC非活性化モードで測定する新たな第2の周波数設定情報がブロードキャストされた場合、端末は新たな第2の周波数設定情報によって周波数測定を行う。
上記のように、端末はRRCアイドルモード又はRRC非活性化モードで周波数測定を開始して周波数測定を行う。端末が移動して新たなセルにキャップオンしてシステム情報を獲得した時に、システム情報でRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定をサポートするインジケーターがない場合、端末は第1のタイマーはそのまま駆動するが周波数測定を停止する。そして他のセルに移動した時に他のセルのシステム情報でRRCアイドルモード又はRRC非活性化モードで周波数測定をサポートするインジケーターがある場合、第1のタイマーが駆動中であると、端末は上記で提案したようにRRCReleaseメッセージに設定された第1の周波数設定情報又はシステム情報の第2のシステム情報を用いて周波数測定を更に開始する。また、システム情報でインジケーターは、LTE周波数測定サポート又はNR周波数測定サポートを示すインジケーターがそれぞれ定義される。
上記のような条件中の一つ又は複数個の条件が満足される場合、端末はRRCアイドルモード又はRRC非活性化モードで早い周波数測定(early measurement)を開始する。RRCアイドルモード又はRRC非活性化モード端末は周波数測定を行いながら所定の条件に該当する有効な測定結果を記憶する。端末はRRCReleaseメッセージに設定されるか又はシステム情報でブロードキャストされた設定情報に基づいて所定の条件に該当する周波数測定結果が有効であるか否かを判断する。
そして、端末はデータ送受信のためにネットワークとの接続を設定する必要がある場合、ランダムアクセス手順を行いながらメッセージ3(例えば、RRCSetupRequest又はRRCResumeRequestメッセージ)を基地局に送信し(6-35)、これに対する応答で基地局からメッセージ4(例えば、RRCSetup又はRRCResumeメッセージ)を受信してランダムアクセス手順に成功したことを認識して(6-40)RRC接続モードに遷移する(6-45)。
端末が現在のセルで接続を設定する前に受信したシステム情報(例えば、SIB2)でRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定をサポートするインジケーター又はRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定結果を受信するインジケーターを受信した場合、端末は、有効な周波数測定結果を有する場合、RRCアイドルモード又はRRC非活性化モードで測定した周波数測定結果を有することを示すメッセージ5(例えば、RRCSetupCompleteメッセージ又はRRCResumeCompleteメッセージ)を基地局に送信する。
例えば、端末は、所定の条件を満足する有効な周波数測定結果を有する場合、メッセージ5(例えば、RRCSetup Complete又はRRCResume Complete)を送信する時にRRCアイドルモード又はRRC非活性化モードで周波数測定(early measurement)を行い、報告する周波数測定結果があるインジケーターを含めて送信する。メッセージ5に含まれるインジケーターは、早い周波数測定結果があることを示すための新たなインジケーターが定義されるか、又はRRCメッセージ(RRC Setup Complete又はRRCResume Complete)に既に定義されている端末に有用な情報があることを通知するインジケーターを再び使用することもできる(6-50)。メッセージ5でRRCアイドルモード又はRRC非活性化モードで測定した周波数測定結果を有することを示す場合、LTE周波数に対する測定結果に対するインジケーター及びNR周波数に対する測定結果に対するインジケーターをそれぞれ定義してそれぞれ示すこともできる。
基地局は、メッセージ5で端末がRRCアイドルモード又はRRC非活性化モードで早い周波数測定を行い、これを報告する測定結果があることをインジケーターで確認すると周波数測定結果の速やかな報告を受けるために測定結果の報告メッセージを端末に送信する(6-55)。例えば、基地局はDL-DCCHメッセージでUEinformationRequestを新たに定義してこれを用いて端末に周波数測定結果情報をリクエストする。メッセージを受信すると端末は早い周波数測定結果(early measurement)を基地局に報告する(6-65)。例えば、端末はメッセージを受信するとUL-DCCHメッセージでUEInformationResponseメッセージを新たに定義してこれを用いて周波数測定結果を報告する。周波数測定結果は、サービングセル/周波数測定結果(例えば、NR-SS RSRP/RSRQ)、サービングセル/周波数の周辺セル/周波数測定結果、端末が測定可能な周辺セル/周波数測定結果、測定指示したセル/周波数測定結果などを含む。また他の方法で、基地局はRRCReconfigurationメッセージにインジケーターを定義してこれを用いて端末に周波数測定結果情報をリクエストすることができる。メッセージを受信すると端末は早い周波数測定結果(early measurement)を基地局に報告する(6-65)。例えば、端末はメッセージを受信するとRRCReconfigurationCompleteメッセージを用いて周波数測定結果を報告し、また他の方法で、UL-DCCHメッセージで周波数測定結果報告のための新たなフィールドを定義してこれを用いて報告することもできる。
図7は、本発明の一実施形態による次世代移動通信システムにおける端末がRRCアイドルモード又はRRC非活性化モードで早い周波数測定(early measurement)を行って速やかな周波数測定結果を報告(fast measurement report)する第2実施例を示す図である。
本発明の第2実施例では、第1実施例の内容が適用され、基地局が、端末にRRCReleaseメッセージで端末がRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定を行う時に適用される第1の周波数測定設定情報を設定する。端末は第1の周波数設定情報又はシステム情報の第2の周波数設定情報に基づいてRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定を行う。データ送受信のために端末がネットワークとの接続を設定する時の基地局は端末に周波数測定結果をリクエストするインジケーターを含むRRCメッセージ(例えば、RRCResumeメッセージ)を送信し、端末は周波数測定結果をリクエストするインジケーターを受信すると有効な周波数測定結果を有する場合に有効な周波数測定結果を構成してRRCメッセージ(例えば、RRCResumeCompleteメッセージ)に含めて基地局に送信して周波数測定結果を報告する。
図7で、RRC接続モード端末が基地局からのRRC接続を解除してRRCアイドルモード(RRC IDLE mode)又はRRC非活性化モードに遷移する指示と共に第1の周波数測定設定情報を共に受信する場合、端末はRRCアイドルモード又はRRC非活性化モードで、設定された期間又は時間だけ周波数測定を行う。また、セルリセレクション(Cell reselection)手順を行いながらキャップオンしたセルでRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード端末の周波数測定のための第2の周波数測定設定情報がブロードキャストされた場合、情報を受信して周波数測定を行うこともできる。
端末がRRCアイドルモード又はRRC非活性化モードでネットワークとの接続を更に設定しようとする時に、現在の接続を設定しようとするセルで周波数測定結果を早く報告することをサポートする場合(例えば、システム情報でサポートするか否かがインジケーターで示される場合)、端末は、ランダムアクセス手順を行ってメッセージ3(例えば、RRCResumeRequest)を送信し、基地局から周波数測定結果を報告するようにリクエストするインジケーターを含むメッセージ4(例えば、RRCResumeメッセージ、7-40)を受信する。RRCメッセージ(例えば、RRCResumeメッセージ)で周波数測定結果の報告インジケーターを受信すると、端末は、有効な周波数測定結果がある場合、周波数測定結果を構成してRRCメッセージ(例えば、RRCResumeCompleteメッセージ)7-50に含めて基地局に送信することによって周波数測定結果を報告する。基地局は周波数測定結果を受信すると端末にRRCメッセージ(例えば、RRCReconfigurationメッセージ)又はMAC制御情報(MAC Control Element、MAC CE)を送信する時の周波数アグリゲーション技術設定情報又は二重接続技術設定情報を含めて送信して端末に速やかに周波数アグリゲーション技術又は二重接続技術を更に活性化させるか又は変更するか又は新たに設定する(7-40)。従って、第1実施例によりも速やかな周波数測定結果報告を行うことができる。
次に、本発明の第1実施例又は第2実施例で、端末がバッテリーを節減して効率的にRRCアイドルモード又はRRC非活性化モードで周波数測定手順を行うようにするために基地局がRRCReleaseメッセージに設定する第1の周波数設定情報及びシステム情報でブロードキャストする第2の周波数設定情報に対する具体的な設定情報を提案する。
本発明で提案するRRCメッセージ(例えば、RRC接続モード周波数測定はRRCReconfigurationメッセージに設定、RRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定はRRCReleaseメッセージに設定)で設定される第1の周波数設定情報は次のような複数個の設定情報のうちの一つ又は二つ以上の情報を含む。
-第1のLTE周波数測定対象となる周波数リスト
-第1のNR周波数測定対象となるSSB(Synchronization Signal Block)周波数リスト
-周波数別に測定して報告しなければならない対象となるセルリスト(セル識別子を含むリスト):端末は周波数を測定する時に周波数で操作されるセルの中の設定されたセルリストに含まれるセル識別子に該当する信号のみを測定して所定の条件に該当する場合に記憶してネットワークに報告する。
-周波数別に測定して報告しなければならない基準になるしきい値情報:端末は、周波数を測定する時のセルリストに含まれるセル識別子を有する信号がしきい値よりも強い信号の強度で測定されると、有効な測定結果と判断して記憶し、その後のネットワークとの接続時の周波数測定結果を報告する。
-第1の周波数別のSSB測定のための設定情報:端末が周波数別のSSB測定が容易になるように助ける補助情報が設定され、次のような複数個の設定情報のうちの一つ以上の情報を含む。
■smtc(SSB block Measurement Time Configuration)設定情報:周波数のSSB測定のための時間設定情報としてSSBが送信される期間又はオフセット又は周期含む情報
■ssbSubcarrierSpacing設定情報:SSB測定のための周波数間隔を含む情報
■ssb-ToMeasure設定情報:SSBの中の測定したSSB識別子情報
■nrofSS-BlocksToAverage:セル信号強度誘導のためのパラメーター情報
■absThreshSS-BlocksConsolidation:セル信号強度誘導のためのパラメーター情報
■ssbSubcarrierSpacing設定情報:SSB測定のための周波数間隔を含む情報
■ssb-ToMeasure設定情報:SSBの中の測定したSSB識別子情報
■nrofSS-BlocksToAverage:セル信号強度誘導のためのパラメーター情報
■absThreshSS-BlocksConsolidation:セル信号強度誘導のためのパラメーター情報
-第1の周波数別の測定報告のための報告方法(例えば、RSRP又はRSRQ又はビーム測定結果又はビーム識別子又は複数個のビーム測定結果又は複数個のビーム識別子):周波数別又はセル別に端末が報告する測定結果の類型を指示する。例えば、RSRP又はRSRQを報告するように指示するか、又はビームの測定結果も報告するように指示するか、又は有効な信号強度を持ったビーム識別子を報告するように指示するか、又は複数個のビーム測定結果又は複数個の有効な信号強度を有するビーム識別子を報告するように指示し、また他の方法で最も良い信号強度を有するビームの測定結果又はビーム識別子を報告するように指示する。
-第1のderiveSSB-IndexFromCell設定情報:周波数内の測定を(intra-frequency measurement)行う時にインジケーターがTrueに設定されると、周波数の他のセルを測定する時の他のセルの設定されたsmtc設定情報内にssbブロックのSSB識別子を誘導する時に、現在のPCell又はサービングセルのタイミングを基準(レファレンスタイミング、reference timing)に活用することを意味する。従って、端末は、PBCH(Physical Broadcast Channel)を読み取らなくても測定しなければならない周波数のssb識別子を直ちに知るために周波数測定に消耗される端末のパワーを節約し、速やかに測定することができる。インジケーターがFalseに設定される場合、測定しなければならない周波数のセルに同期化してssbブロックに対して端末がPBCHを読み取って各ssb識別子を誘導しなければならない。また、周波数間の測定を行う時(inter-frequency measurement)、測定しなければならない周波数のために周波数間の測定を行わなければならない場合にインジケーターがTrueに設定されると、測定しなければならない周波数のどのセルでも同期を合わせると当該周波数の他のセルに対するSSB測定を行う時に同期を合わせたセルをレファレンスタイミング(reference timing)に使用しても良いことを示してタイミング基準でssb識別子を誘導することを意味する。インジケーターがFalseである場合、端末が周波数の各セルに対して同期化を行ってSSB測定を行う。
-第1の領域設定情報:RRCアイドルモード又はRRC非活性化モードで端末が周波数測定を行う領域に対する設定情報として、例えば周波数別のセルリスト(セル識別子を含むリスト)を含む。
-第1のタイマー(例えば、valid timer)値又は期間:端末がRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定を行う期間を示すタイマーである。例えば、端末は、RRCReleaseメッセージで第1のタイマー値又は期間が設定されると、第1のタイマーを開始し、第1の周波数設定情報又は第2の周波数設定情報に設定された周波数設定情報に基づいてRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定を行う。そして、ネットワークとの接続を設定する時の基地局からRRCSetupメッセージ又はRRCResumeメッセージを受信するとRRC接続モードに遷移することと見なされるため第1のタイマーを停止し、また第1の領域(例えば、validity area)を外れると、第1のタイマーを停止する。第1のタイマーが停止した場合、周波数設定情報を解除し、周波数測定を停止するか、又は周波数測定結果を廃棄することもできる。
-第2のタイマー値又は期間:周波数測定結果の有効性を確認するために、基地局は第1の周波数設定情報で第2のタイマー値を設定する。第2のタイマーは周波数測定結果の有効性を判断するための期間を示すために用いられ、第2のタイマーが駆動中である時にのみ記憶された周波数測定結果値が有効であると判断し、第2のタイマーが満了した場合、記憶された周波数測定結果値を廃棄して基地局に報告しないようにする。また、第2のタイマーは、端末別に駆動され、周波数測定期間を示す第1のタイマーが満了するか、又は周波数測定が停止されると、第2のタイマーを開始する。そして、第2のタイマーが満了すると、記憶された周波数測定結果をこれ以上有効ではないと判断して廃棄する。そして、第2のタイマーが駆動中に端末が基地局から周波数測定結果の報告リクエストを受信するか又は端末が基地局に周波数測定結果をRRCメッセージに含めて送信しようとする時の第2のタイマーを停止する。また、第2のタイマーは周波数又はセル別に駆動され、周波数測定期間を示す第1のタイマーが満了するか又は周波数測定が停止されると、新たなタイマーを開始する。また他の方法で、セル又は周波数別に周波数測定を行って各セル又は周波数別に新たな周波数測定結果を記憶する毎に各セル又は周波数に該当する第2のタイマーを開始又は再び開始する。そして、第2のタイマーが満了すると、第2のタイマーが駆動される対象のセル又は周波数に対する記憶された周波数測定結果をこれ以上有効ではないと判断して廃棄する。そして第2のタイマーが駆動中に端末が基地局から周波数測定結果の報告リクエストを受信するか又は端末が基地局で周波数測定結果をRRCメッセージに含めて送信しようとする時の第2のタイマーを停止する。
-周波数別のSSB測定のためのレファレンス周波数又はセルリスト:LTE周波数測定対象となる周波数リスト又はNR周波数測定対象となるSSB(Synchronization Signal Block)周波数リストに設定された周波数又はセルに対して周波数測定を行う時に、タイミングの基準になる現在の基地局又は周波数に同期化された周波数又はセルに対する設定情報であり、周波数測定設定を行う時に、レファレンス周波数又はセルリストに設定された周波数又はセルのうちの一つに端末が同期を合わせた後の端末は他の周波数に対する周波数測定を行う。
本発明で提案するシステム情報に設定される第2の周波数設定情報は、次のような複数個の設定情報のうちの一つ又は二つ以上の情報を含む。そして第2の周波数設定情報は第1の周波数設定情報とは異なるように第1のタイマー設定情報又は第1の領域設定情報又は第2のタイマー設定情報を含まないことを特徴とする。
-第2のLTE周波数測定対象となる周波数リスト(端末のRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定のための周波数リスト又は端末がセル選択又は再選択する時のキャンプオン決定に有用な周辺セル又は他の周波数に対する測定設定情報)
-第2のNR周波数測定対象となるSSB(Synchronization Signal Block)周波数リスト(端末のRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定のための周波数リスト又は端末がセル選択又は再選択する時のキャンプオン決定に有用な周辺セル又は他の周波数に対する測定設定情報)
-周波数別に測定して報告しなければならない対象になるセルリスト(セル識別子を含むリスト):端末は、周波数を測定する時の周波数で操作されるセルのうち、設定されたセルリストに含まれるセル識別子に該当する信号のみを測定して所定の条件に該当する場合、記憶してネットワークに報告する。
-周波数別に測定して報告しなければならない基準になるしきい値情報:端末は、周波数を測定する時のセルリストに含まれるセル識別子を有する信号がしきい値よりも強い信号の強度に測定されると、有効な測定結果と判断して記憶し、その後のネットワークとの接続時の周波数測定結果を報告する。
-第2の周波数別のSSB測定のための設定情報:端末には、周波数別にSSB測定が容易にするように助ける補助情報が設定され、次のような複数個の設定情報のうちの一つ以上の情報を含む。
■第2のsmtc(SSB block Measurement Time Configuration)設定情報:周波数のSSB測定のための時間設定情報としてSSBが送信される期間又はオフセット又は周期を含む情報
■ssbSubcarrierSpacing設定情報:SSB測定のための周波数間隔を含む情報
■ssb-ToMeasure設定情報:SSBのうちの測定したSSB識別子情報
■nrofSS-BlocksToAverage:セル信号強度誘導のためのパラメーター情報
■absThreshSS-BlocksConsolidation:セル信号強度誘導のためのパラメーター情報
■ssbSubcarrierSpacing設定情報:SSB測定のための周波数間隔を含む情報
■ssb-ToMeasure設定情報:SSBのうちの測定したSSB識別子情報
■nrofSS-BlocksToAverage:セル信号強度誘導のためのパラメーター情報
■absThreshSS-BlocksConsolidation:セル信号強度誘導のためのパラメーター情報
-第2の周波数別の測定報告のための報告方法(例えば、RSRP又はRSRQ又はビーム測定結果又はビーム識別子又は複数個のビーム測定結果又は複数個のビーム識別子):周波数別に又はセル別に端末が報告する測定結果の類型を指示する。例えば、RSRP又はRSRQを報告するように指示するか、又はビームの測定結果も報告するように指示するか、又は有効な信号強度を有するビーム識別子を報告するように指示するか、又は複数個のビーム測定結果又は複数個の有効な信号強度を有するビーム識別子を報告するように指示し、また他の方法で、最も良い信号強度を有するビームの測定結果又はビーム識別子を報告するように指示することもできる。
-第2のderiveSSB-IndexFromCell設定情報:周波数内の測定(intra-frequency measurement)を行う時にインジケーターがTrueに設定されると、周波数の他のセルを測定する時の他のセルの設定されたsmtc設定情報内にssbブロックのSSB識別子を誘導する時の現在のPCell又はサービングセルのタイミングを基準(レファレンスタイミング、reference timing)に活用することを意味する。従って、端末は、PBCH(Physical Broadcast Channel)を読み取らなくても測定しなければならない周波数のSSB識別子を直ちに知るために周波数測定に消耗する端末のパワーを節約し、速やかに測定する。インジケーターがFalseに設定された場合、測定しなければならない周波数のセルに同期化してssbブロックに対して端末がPBCHを読み取って各SSB識別子を誘導しなければならない。また、周波数間の測定を(inter-frequency measurement)行う時、測定しなければならない周波数のために周波数間の測定を行わなければならない場合にインジケーターがTrueに設定された場合、測定しなければならない周波数のどのセルでも同期を合わせると当該周波数の他のセルに対するSSB測定を行う時の同期を合わせたセルをレファレンスタイミング(reference timing)で使用しても良いことを示してタイミング基準でSSB識別子を誘導するということを意味する。インジケーターがFalseである場合、端末が、周波数の各セルに対して同期化を行い、SSB測定を行う。
図8は、本発明の一実施形態による端末がLTE周波数に対してRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定を行う時の具体的な信号の構成を示す図である。
LTE周波数はLTE基地局又はNR基地局がLTEシステムでセルを操作する周波数を意味し、基地局がLTE周波数で送信する信号の構成は図8の通りである。
図8で、基地局は第1のLTE周波数8-10に対して8-05のようにシステム帯域幅(BW:BandWidth)8-05で信号を送信する場合、端末はLTE周波数に対して全体システム帯域幅に合わせて信号を読み取らなければならない。LTE周波数の信号は、MBMSのようにブロードキャストサービスや特定サービスを除くと全部又は大部分の周波数に対して定められた副搬送波間隔(subcarrier spacing)を用いて、同じ周期又は区間又はオフセットを有するSSBが定められた周波数位置(例えば、システム帯域幅の中間6PRB(Physical Resource Block))で送信され、CRS(Channel Reference Signal)8-20が所定の規則に従って8-20のように均一に送信される。
本発明で提案したRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定を行う端末は、LTE周波数に対して測定を行う時に、先ずLTE周波数に対して定められたシステム帯域幅で信号を読み取り、定められた位置でSSB信号を見つける。また、SSB信号は全部又は大部分の周波数に対して定められた副搬送間隔(subcarrier spacing)を用い、同一周期又は区間又はオフセットを有するために端末は速やかに同期を合わせてSSB信号を見つける。端末はSSB信号に基づいてMIB(Master Information Block)の信号を読み取って均一に送信されるCRS信号を測定して周波数測定を行う。LTE周波数にはCRSが均一に常に送信されるため端末が速やかにCRS送信リソースを速やかに見つけて早い周波数測定を行うことができる利点を有する。また他の方法で、LTE周波数のSSB信号を測定して周波数測定を行うこともできる。また他の方法で、RRCReleaseメッセージ又はシステム情報に設定されたインジケーターに従ってLTE周波数の場合にSSB信号を測定するか又はCRSを測定するかを指示して、端末はインジケーターに従って周波数測定を行うこともできる。そして、第1の周波数情報又は第2の周波数情報に設定された所定の条件を満足すると、設定された方法に基づいて周波数測定結果を報告する。
図9及び図10は、本発明の一実施形態による端末がNR周波数に対してRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定を行う時の具体的な信号の構成を示す図である。
NR周波数はNR基地局又はLTE基地局がNRシステムでセルを操作する周波数を意味し、基地局がNR周波数で送信する信号の構成は図9及び図10の通りである。
図9で、基地局は第1のNR周波数9-01に対して9-05のようにシステム帯域幅(BW:BandWidth)9-05で信号を送信し、端末は、NR周波数に対して全体システム帯域幅に合わせて信号を読み取らずに、9-10又は9-20のように部分帯域幅(BWP:BandWidth Part)(9-10、9-20)に合わせて信号を読み取る。何故なら、NRシステムでは周波数別にシステム帯域幅が非常に広いため、端末がシステム帯域幅を全部読み取る場合、多くのバッテリー消耗が発生して基地局が周波数別に複数個の部分帯域幅を操作するためである。従って、端末は周波数別に特定部分の帯域幅(例えば、初期部分の帯域幅、initial BWP)に対して信号を読み取り、SSBを見つけて同期を合わせてSSBに対して信号を測定する。基地局は周波数を操作する時の部分帯域幅別又は周波数別にそれぞれ異なる副搬送波間隔(subcarrier spacing)を用い、それぞれ異なる周期又は区間又はオフセットを有するSSBが定められた周波数位置(例えば、部分帯域幅の中間12PRB(Physical Resource Block)で送信される。また、LTE周波数とは異なるようにCRS(Channel Reference Signal)8-20が送信されなくても良い。これは基地局が非常に広い帯域幅を有するNR周波数に対して複数個の部分帯域幅を操作するため、CRSを送信すると基地局が送信する信号に対して莫大なオーバーヘッドが発生するためである。複数個の部分帯域幅の中の各部分帯域幅に対してSSB信号が送信されるか、或いは送信されなくても良いが特定部分帯域幅(例えば、初期部分帯域幅、initial BWP)に対して常にSSB信号が送信されるようにして、RRCアイドルモード又はRRC非活性化モード端末が特定部分帯域幅に信号を同期化してシステム情報を獲得してキャップオンするようにする。
上述したように、NR周波数では周波数別にそれぞれ異なる副搬送波間隔(subcarrier spacing)を用い、それぞれ異なる周期又は区間又はオフセットを有するSSB信号が送信されるため、端末は各周波数別にSSB信号を見つけてそれぞれ異なる区間又は周期又はオフセット値を見つけるために長い時間のSSB信号を探索する。このように、端末は複雑な誘導を経てSSB信号の区間又は周期又はオフセット値を計算しなければならないため、このような手順は端末に多くのバッテリー消耗を発生させる。
従って、本発明では、図10のようにRRCメッセージに設定される第1の周波数設定情報又はシステム情報にブロードキャストされる第2の周波数設定情報で測定しなければならない周波数に対するsmtc設定情報を設定するか又はブロードキャストするようにして端末が容易に周波数測定を行うことを提案する。smtc設定情報には測定しなければならない周波数に対するオフセット又は周期又は期間が含まれ、smtc設定情報に含まれるパラメーター(オフセット又は周期又は期間)(10-21、10-22、10-23)に対する基準又はレファレンスタイミング(reference timing)はPCell又はサービングセルのタイミング(10-01、10-05)を基準にする。例えば、RRC接続モードで端末により周波数測定が設定されると、現在のPCellのタイミング(例えば、PCellのSFN(System Frame Number)0回(10-01、10-05)を基準にsmtc情報(10-21、10-22、10-23)を適用して測定しなければならない周波数に対して測定を行う。また、例えばRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定を行うように端末が設定されると、端末は現在キャンプオンしたサービングセル(Serving cell)のタイミング(例えば、サービングセルのSFN(System Frame Number)0回(10-01、10-05)を基準にsmtc情報(10-21、10-22、10-23)を適用して測定しなければならない周波数に対して測定を行う。
本発明で提案する端末がRRC接続モードでsmtc情報に基づいて周波数測定を行う具体的な手順は次の通りである。
-端末は、RRC接続モードで基地局からRRCメッセージで第1の周波数設定情報を受信すると、第1の周波数設定情報に設定された周波数又はセルに対して周波数測定を準備する。
-設定された周波数リストの中の特定周波数に対して測定しようとする時に、周波数に対してsmtc設定情報が含まれている場合、現在接続が設定されたPCell10-01のタイミングを基準にsmtc設定情報を適用する。即ち、端末は、現在のPCellのSFN(System Frame Number)0回(10-05)を基準にsmtc情報のオフセット(offset)を反映(10-21)してsmtc情報の期間値(duration)を適用してSSB信号が送信される区間でSSB信号を測定し、smtc情報の周期値(periodicity)を適用して次のSSB信号が送信される時点でSSB信号を続けて測定する。周波数に対してsmtc設定情報が設定されたため、端末は、レファレンスタイミングを基準に周波数に対して直ちにsmtc情報に基づいて現在のPCellの周波数測定を行う。これを通じて周波数に対して同期を合わせてSSB信号を初めから探索して周期、オフセット、区間パラメーター値を誘導する必要がないため、端末のバッテリー消耗を防止することができ、早い周波数測定をすることができる。
本発明で提案する端末がRRCアイドルモード又はRRC非活性化モードでsmtc情報に基づいて周波数測定を行う具体的な手順は次の通りである。
-端末はRRCアイドルモード又はRRC非活性化モードで、RRCメッセージで第1の周波数設定情報を受信する場合又はセル選択又は再選択手順を通じてキャンプオンしたサービングセルのシステム情報から第2の周波数設定情報を受信すると、第1の周波数設定情報又は第2の周波数設定情報に設定された周波数又はセルに対して周波数測定を準備する。
-設定された周波数リストの中の特定の周波数に対して測定しようとする時に、周波数に対してsmtc設定情報が含まれている場合、端末はRRCアイドルモード又はRRC非活性化モードでセル選択又は再選択手順を通じてキャンプオンしたサービングセル10-01のタイミングを基準にsmtc設定情報を適用する。即ち、端末は現在のサービングセルのSFN(System Frame Number)0回(10-05)を基準にしてsmtc情報のオフセット(offset)(10-21)を反映してsmtc情報の期間値(duration)を適用してSSB信号が送信される区間でSSB信号を測定し、smtc情報の周期値(periodicity)を適用して次のSSB信号が送信される時点でSSB信号を続けて測定する。周波数に対してsmtc設定情報が設定されたため、端末はレファレンスタイミングを基準に周波数に対して直ちにsmtc情報に基づいて現在のサービングセルの周波数測定を行う。これを通じて周波数に対して同期を合わせてSSB信号を初めから探索して周期、オフセット、区間パラメーター値を誘導する必要がないため、端末のバッテリー消耗を防止することができ、早い周波数測定をすることができる。
本発明で提案したRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定を行う端末はNR周波数に対して測定を行う時に、先ずNR周波数の特定部分帯域幅(例えば、初期部分帯域幅、initial BWP)に対してSSB信号を見つけることを特徴とする。また、SSB信号は、それぞれ異なる周波数に対してそれぞれ異なる副搬送波間隔(subcarrier spacing)を用い、それぞれ異なる周期又は区間又はオフセットを有するため、端末は、続けてSSB信号を探索し、周期又は区間又はオフセットパラメーター値を計算して誘導する。そして、LTE周波数に対してはCRS信号を測定することとは異なるように、端末はNR周波数に対して誘導されたパラメーター値に基づいてSSB信号に対して周波数測定を行うことを特徴とする。そして、第1の周波数情報又は第2の周波数情報に設定された所定の条件を満足すると設定された方法に基づいて周波数測定結果を報告する。
LTE周波数又はNR周波数に対して提案した周波数測定を行う方法は、RRCアイドルモード又はRRC非活性化モード又はRRC接続モードで端末が周波数測定を行う方法に拡張されて適用される。
また、端末が周波数測定を実行しようとする時に、測定しようとする周波数がLTE周波数である場合、本明細書の図8で提案した方法で周波数測定を行い、測定しようとする周波数がNR周波数である場合、本明細書の図9又は図10で提案した方法で周波数測定を行う。
図11は、本発明の一実施形態によるそれぞれ異なる周波数又はセル間に同期化されているネットワークで端末がRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定を行う方法を示す図である。
図11で、端末は、現在のセル1(11-01)で、RRC接続モードでデータを送受信しているため、セル1の基地局からRRCReleaseメッセージを受信してRRCアイドルモード又はRRC非活性化モードに遷移してセル選択又は再選択手順を行いながら移動する。RRCReleaseメッセージには第1の周波数設定情報が含まれる。また、RRCアイドルモード又はRRC非活性化モード端末は、移動しながらセル選択又は再選択手順を行いながら適合するセル(suitable cell)にキャップオンをしてシステム情報を獲得する。システム情報から端末は第2の周波数測定設定情報を受信する。
端末は、RRCReleaseメッセージを受信した時に、第1の周波数設定情報が含まれている場合、第1の周波数設定情報の第1のタイマー値情報を反映してタイマーを駆動し、RRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定(early measurement)を開始する。また、第1の周波数設定情報に第1の領域設定情報が含まれている場合、端末はセル選択又は再選択手順を行う時のキャンプオンするセルの識別子を確認してRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定(early measurement)を行うか否かを決定する。
端末が、セル1(11-01)がサービスをサポートする領域にある場合、RRCReleaseメッセージから受信した第1の周波数設定情報又はセル1がシステム情報でブロードキャストする第2の周波数設定情報に基づいてRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード測定を行う。即ち、設定された周波数リストの中に周波数1(frequency1)11-10に対して測定しようとする時に、周波数に対してセル1から受信した第1の周波数設定情報に第1のsmtc設定情報が含まれている場合、又はセル1のシステム情報から受信した第2の周波数設定情報の第2のsmtc設定情報が含まれている場合、端末はRRCアイドルモード又はRRC非活性化モードでセル選択又は再選択手順を通じてキャンプオンしたサービングセル(セル1、11-01)のタイミングを基準にsmtc設定情報を適用する。即ち、現在のサービングセルのSFN(System Frame Number)0回(11-01)を基準にしてsmtc情報のオフセット(offset)を反映してsmtc情報の期間値(duration)を適用してSSB信号が送信される区間で、端末は、SSB信号を測定し、smtc情報の周期値(periodicity)を適用して次のSSB信号が送信される時点にSSB信号を続いて測定する。周波数に対してsmtc設定情報が設定されたため、端末はレファレンスタイミングを基準にして周波数に対して直ちにsmtc情報に基づいて現在のサービングセルの周波数測定を行う。周波数に対して同期を合わせてSSB信号を初めから探索して周期、オフセット、区間パラメーター値を誘導する必要がないため、端末のバッテリー消耗を防止することができ、早い周波数測定をすることができる。周波数に対してsmtc設定情報が含まれない場合、端末はバッテリー消耗を減らすために周波数に対してRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定を実行しない。また他の方法で、端末はsmtc設定情報がない場合にも具現で周波数に対して同期を合わせてSSB信号を初めから探索して周期、オフセット、区間パラメーター値を誘導してRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定を行うこともできる。
端末がセル1(11-01)から移動してセル2(11-02)がサービスをサポートする領域に移動してセル2(11-02)にキャンプオンする場合、前のセル1(11-01)のRRCReleaseメッセージから受信した第1の周波数設定情報又はセル2がシステム情報でブロードキャストする第2の周波数設定情報に基づいてRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード測定を行う。即ち、設定された周波数リストの中の周波数2(frequency2)11-20に対して測定しようとする時に、周波数に対してセル1から受信した第1の周波数設定情報に第1のsmtc設定情報が含まれている場合、又はセル2のシステム情報から受信した第2の周波数設定情報に第2のsmtc設定情報が含まれている場合、端末はRRCアイドルモード又はRRC非活性化モードでセル選択又は再選択手順を通じてキャンプオンしたサービングセル(セル2、11-02)のタイミングを基準にsmtc設定情報を適用する。即ち、現在のサービングセルのSFN(System Frame Number)0回(11-01)を基準にsmtc情報のオフセット(offset)を反映してsmtc情報の期間値(duration)を適用してSSB信号が送信される区間で、端末は、SSB信号を測定し、smtc情報の周期値(periodicity)を適用して次のSSB信号が送信される時点にSSB信号を続けて測定する。周波数に対してsmtc設定情報が設定されたため、端末はレファレンスタイミングを基準に周波数に対して直ちにsmtc情報に基づいて現在のサービングセルの周波数測定を行い、周波数に対して同期を合わせてSSB信号を初めから探索して周期、オフセット、区間パラメーター値を誘導する必要がないため、端末のバッテリー消耗を防止することができ、早い周波数測定をすることができる。周波数に対してsmtc設定情報が含まれない場合、端末はバッテリー消耗を減らすために周波数に対してRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定を実行しない。また他の方法で、端末はsmtc設定情報がない場合にも具現で周波数に対して同期を合わせてSSB信号を初めから探索して周期、オフセット、区間パラメーター値を誘導してRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定を行うこともできる。
図12は、本発明の一実施形態によるそれぞれ異なる周波数又はセル間に同期化されていないネットワークで端末がRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定を行う時に発生する問題を説明するための図である。
図12で、端末は、現在のセル1(12-01)で、RRC接続モードでデータを送受信していることから、セル1の基地局からRRCReleaseメッセージを受信してRRCアイドルモード又はRRC非活性化モードに遷移してセル選択又は再選択手順を行いながら移動する。RRCReleaseメッセージには第1の周波数設定情報が含まれる。また、RRCアイドルモード又はRRC非活性化モードで端末は移動しながらセル選択又は再選択手順を行いながら適合するセル(suitable cell)にキャップオンをしてシステム情報を獲得する。システム情報から端末は第2の周波数測定設定情報を受信する。
端末は、RRCReleaseメッセージを受信した時に、第1の周波数設定情報が含まれている場合、第1の周波数設定情報の第1のタイマー値情報を反映してタイマーを駆動し、RRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定(early measurement)を開始する。また、第1の周波数設定情報に第1の領域設定情報が含まれている場合、端末はセル選択又は再選択手順を行う時のキャンプオンするセルの識別子を確認してRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定(early measurement)を行うか否かを決定する。
端末は、セル1(12-01)がサービスをサポートする領域にある場合、RRCReleaseメッセージから受信した第1の周波数設定情報又はセル1がシステム情報でブロードキャストする第2の周波数設定情報に基づいてRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード測定を行う。即ち、設定された周波数リストの中に周波数1(frequency1、12-10)に対して測定しようとする時に、周波数に対してセル1から受信した第1の周波数設定情報に第1のsmtc設定情報が含まれている場合、又はセル1のシステム情報から受信した第2の周波数設定情報の第2のsmtc設定情報が含まれている場合、端末はRRCアイドルモード又はRRC非活性化モードでセル選択又は再選択手順を通じてキャンプオンしたサービングセル(セル1、12-01)のタイミングを基準にしてsmtc設定情報を適用する。即ち、現在のサービングセルのSFN(System Frame Number)0回(12-01)を基準にしてsmtc情報のオフセット(offset)を反映してsmtc情報の期間値(duration)を適用してSSB信号が送信される区間で、端末は、SSB信号を測定し、smtc情報の周期値(periodicity)を適用して次のSSB信号が送信される時点にSSB信号を続けて測定する。周波数に対してsmtc設定情報が設定されたため、端末はレファレンスタイミングを基準に周波数に対して直ちにsmtc情報に基づいて現在のサービングセルの周波数測定を行い、周波数に対して同期を合わせてSSB信号を初めから探索して周期、オフセット、区間パラメーター値を誘導する必要がないため、端末のバッテリー消耗を防止することができ、早い周波数測定をすることができる。周波数に対してsmtc設定情報が含まれない場合、端末はバッテリー消耗を減らすために周波数に対してRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定を実行しない。また他の方法で、端末はsmtc設定情報がない場合にも具現で周波数に対して同期を合わせてSSB信号を初めから探索して周期、オフセット、区間パラメーター値を誘導してRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定を行うこともできる。
端末は、セル1(12-01)から移動してセル2(12-02)がサービスをサポートする領域に移動してセル2(12-02)にキャンプオンする場合、前のセル1(12-01)のRRCReleaseメッセージから受信した第1の周波数設定情報又はセル2がシステム情報でブロードキャストする第2の周波数設定情報に基づいてRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード測定を行う。即ち、設定された周波数リストの中に周波数2(frequency2)12-20に対して測定しようとする時に、周波数に対してセル1から受信した第1の周波数設定情報に第1のsmtc設定情報が含まれている場合、又はセル2のシステム情報から受信した第2の周波数設定情報に第2のsmtc設定情報が含まれている場合、端末はRRCアイドルモード又はRRC非活性化モードでセル選択又は再選択手順を通じてキャンプオンしたサービングセル(セル2、12-02)のタイミングを基準にしてsmtc設定情報を適用する。即ち、現在のサービングセルのSFN(System Frame Number)0回(12-01)を基準にしてsmtc情報のオフセット(offset)を反映してsmtc情報の期間値(duration)を適用してSSB信号が送信される区間で、端末は、SSB信号を測定し、smtc情報の周期値(periodicity)を適用して次のSSB信号が送信される時点でSSB信号を続けて測定する。
しかし、図12では、セル1(12-01)とセル2(12-02)との時間同期が該当しないため、端末が、セル1のRRCReleaseメッセージから受信した第1の周波数設定情報に含まれる周波数2(12-20)に対する第1のsmtc情報をセル2で周波数2(12-20)を測定する時に適用する場合、非同期による周波数測定不可問題が発生することがある。何故なら、セル1のRRCReleaseメッセージから受信した第1の周波数設定情報に含まれる周波数2(12-20)に対する第1のsmtc情報はセル1のレファレンスタイミングに基づいて設定された情報であるが、端末がセル2の領域でセル2のレファレンスタイミングを基準にして第1のsmtc情報を適用すると、セル1のタイミングとセル2のタイミングとの間隙だけ周波数測定区間がずれたためである。従って、端末は周波数2に対して正常にRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定を行うことができないこともある。
次に、図12で発生する非同期による周波数測定失敗問題を解決して端末のバッテリー消耗を最小化する効率的なRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定方法を具体的に提案する。
図13は、本発明の一実施形態による効率的なRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定方法の第1実施例を示す図である。
図13では、基地局又はセルがRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定のための設定情報を、RRCReleaseメッセージで第1の周波数測定設定情報13-10又はシステム情報で第2の周波数測定設定情報13-20を用いて端末に設定する。
端末は、RRCReleaseメッセージを受信した時に、第1の周波数設定情報が含まれている場合、第1の周波数設定情報の第1のタイマー値情報を反映してタイマーを駆動し、RRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定(early measurement)を開始する。また、第1の周波数設定情報に第1の領域設定情報が含まれている場合、端末はセル選択又は再選択手順を行う時のキャンプオンするセルの識別子を確認してRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定(early measurement)を行うか否かを決定する。第1の周波数設定情報に測定しなければならない対象となる第1の周波数リスト情報が含まれていない場合、端末は、セル選択又は再選択手順を通じてキャンプオンしたセルのシステム情報で第2の周波数設定情報をブロードキャストする場合に第2の周波数設定情報(例えば、第2の周波数リスト情報)に基づいてRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定を行い、有効な測定結果を記憶してその後にRRC接続を設定する時に、図6又は図7のような方法でネットワークに測定結果を報告する。
図13で提案する効率的なRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定方法の具体的な第1実施例で、端末は、RRCReleaseメッセージで第1の周波数設定情報を受信してRRCアイドルモード又はRRC非活性化モードに遷移し、周波数測定を行う。また、セル選択又は再選択手順を通じてキャンプオンしたセルのシステム情報から第2の周波数設定情報を受信する。
本発明の第1実施例では、端末が、第1の周波数設定情報又は第2の周波数設定情報を受信し、RRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定を行う時に第1の周波数設定情報を優先視し、第1の周波数設定情報にのみ基づいて周波数測定を行うことを特徴とする。また他の方法で、第1の周波数設定情報にない設定情報は第2の周波数設定情報を考慮して周波数測定を行うこともできる。
例えば、端末は、セル1からRRCReleaseメッセージを受信して第1の周波数設定情報13-10を受信し、RRCアイドルモード又はRRC非活性化モードに遷移した後のセル選択又は再選択手順を通じてセル1又は新たなセル2からシステム情報で第2の周波数設定情報13-20を受信する。
第1の周波数設定情報13-10の第1の周波数リストには、周波数測定を行う対象に周波数1(13-01)、周波数2(13-02)、周波数3(13-03)、周波数4(13-04)、周波数5(13-05)、周波数6(13-06)を含み、設定された周波数の中の周波数1(13-01)、周波数2(13-02)、周波数3(13-03)、周波数5(13-05)にのみそれぞれ周波数別に測定して報告しなければならない基準になるしきい値情報又は第1の周波数別のSSB測定のための設定情報又は第1の周波数別の測定報告のための報告方法が設定される。
第2の周波数設定情報13-20の第2の周波数リストには、周波数測定を行う対象に周波数3(13-03)、周波数4(13-04)、周波数5(13-05)、周波数6(13-06)、周波数7(13-07)、周波数8(13-08)を含み、設定された周波数の中の周波数3(13-03)、周波数4(13-04)、周波数7(13-07)、周波数8(13-08)にのみそれぞれ周波数別に測定して報告しなければならない基準になるしきい値情報又は第2の周波数別のSSB測定のための設定情報又は第2の周波数別の測定報告のための報告方法が設定される。
端末は第1の周波数設定情報13-10又は第2の周波数設定情報13-20を受信するとRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定を行うために測定を行う周波数を選択し、各周波数に適用する周波数設定を決定するために次の方法の中の一つの方法を適用する。
-第1-1方法13-51:端末は第1の周波数設定情報13-10を優先視して周波数測定を行う。従って、端末は、第1の周波数リストに設定された周波数(13-51、周波数1(13-01)、周波数2(13-02)、周波数3(13-03)、周波数4(13-04)、周波数5(13-05)、周波数6(13-06))に対してのみ周波数測定を行い、第1の周波数設定情報に設定された各周波数に対する周波数測定設定情報(例えば、周波数別に測定して報告しなければならない基準になるしきい値情報又は第1の周波数別のSSB測定のための設定情報又は第1の周波数別の測定報告のための報告方法)を反映して周波数測定を行い、有効な周波数測定結果を判断し、報告する結果を構成して記憶する。具体的に、第1-1方法で、端末はセル選択又は再選択手順を通じてキャンプオンしたサービングセルのレファレンスタイミングを基準にして測定しようとする周波数に対して設定された第1の周波数別のSSB測定のための設定情報(例えば、smtcの周期、オフセット、期間)を反映して周波数測定を行う。測定しようとする周波数に対して第1の周波数別のSSB測定のための設定情報がない場合、端末はバッテリー消耗を減らすために周波数に対して測定を実行しない。また他の方法で、端末は第1の周波数別のSSB測定のための設定情報(例えば、smtcの周期、オフセット、期間)がない場合にも具現で周波数に対して同期を合わせてSSB信号を初めから探索して周期、オフセット、区間パラメーター値を誘導してRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定を行うこともできる。また他の方法で、端末は、RRCReleaseメッセージを受信したセルのレファレンスタイミングを記憶し、記憶されたタイミングを基準に第1の周波数別のSSB測定のための設定情報を適用して測定を行うこともできる。第1-1方法で、端末は、第1の周波数設定情報にのみ基づいて周波数測定を行うため、システム情報を多くの読み取る必要がないことから端末のバッテリー消耗を減らすことができる。
-第1-2方法13-52:端末は第1の周波数設定情報13-10を優先視して周波数測定を行う。従って、端末は、第1の周波数リストに設定された周波数(13-52)、周波数1(13-01)、周波数2(13-02)、周波数3(13-03)、周波数4(13-04)、周波数5(13-05)、周波数6(13-06))に対してのみ周波数測定を行い、第1の周波数設定情報に設定された各周波数に対する周波数測定設定情報(例えば、周波数別に測定して報告しなければならない基準になるしきい値情報又は第1の周波数別のSSB測定のための設定情報又は第1の周波数別の測定報告のための報告方法)を反映して周波数測定を行い、有効な周波数測定結果を判断し、報告する結果を構成して記憶する。具体的に、第1-2方法で、端末はセル選択又は再選択手順を通じてキャンプオンしたサービングセルのレファレンスタイミングを基準にして測定しようとする周波数に対して設定された第1の周波数別のSSB測定のための設定情報(例えば、smtcの周期、オフセット、期間)を反映して周波数測定を行う。測定しようとする周波数に対して第1の周波数別のSSB測定のための設定情報がないがシステム情報から受信した第2の周波数設定情報で周波数に対して第2の周波数別のSSB測定設定情報をブロードキャストする場合、端末はセル選択又は再選択手順を通じてキャンプオンしたサービングセルのレファレンスタイミングを基準にして測定しようとする周波数に対して設定された第2の周波数別のSSB測定のための設定情報(例えば、smtcの周期、オフセット、期間)を反映して周波数測定を行う(例えば、周波数4(13-04))。周波数を測定する時に、測定しようとする周波数に対して第1の周波数別のSSB測定のための設定情報もなく第2の周波数設定情報にも第2の周波数別のSSB測定のための設定情報がない場合、端末はバッテリー消耗を減らすために周波数に対して測定を実行しない。また他の方法で、端末は第1の周波数別のSSB測定のための設定情報(例えば、smtcの周期、オフセット、期間)又は第2の周波数別のSSB測定のための設定情報がない場合にも具現で周波数に対して同期を合わせてSSB信号を初めから探索して周期、オフセット、区間パラメーター値を誘導してRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定を行うこともできる。また他の方法で、端末は、RRCReleaseメッセージを受信したセルのレファレンスタイミングを記憶し、記憶されたそのタイミングを基準にして第1の周波数別のSSB測定のための設定情報又は第2の周波数別のSSB測定のための設定情報を適用して測定を行うこともできる。
第1実施例のまた他の効率的なRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定方法の具体的な第1-1実施例は次の通りである。
図13では、基地局又はセルがRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定のための設定情報をRRCReleaseメッセージで第1の周波数測定設定情報13-10又はシステム情報で第2の周波数測定設定情報13-20を用いて端末に設定する。
端末は、RRCReleaseメッセージを受信した時に、第1の周波数設定情報が含まれている場合、第1の周波数設定情報の第1のタイマー値情報を反映してタイマーを駆動し、RRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定(early measurement)を開始する。また、第1の周波数設定情報に第1の領域設定情報が含まれている場合、端末はセル選択又は再選択手順を行う時のキャンプオンするセルの識別子を確認してRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定(early measurement)を行うか否かを決定する。第1の周波数設定情報で測定しなければならない対象になる第1の周波数リスト情報が含まれていない場合、端末は、セル選択又は再選択手順を通じてキャンプオンしたセルのシステム情報で第2の周波数設定情報をブロードキャストする場合に第2の周波数設定情報(例えば、第2の周波数リスト情報)に基づいてRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定を行い、有効な測定結果を記憶してその後にRRC接続を設定する時に、図6又は図7のような方法でネットワークに測定結果を報告する。
本発明の第1-1実施例では、提案する効率的なRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定方法は、端末がRRCReleaseメッセージで第1の周波数設定情報を受信してRRCアイドルモード又はRRC非活性化モードに遷移して周波数測定を行う。また、セル選択又は再選択手順を通じてキャンプオンしたセルのシステム情報から第2の周波数設定情報を受信する。
本発明の第1-1実施例では、端末が、第1の周波数設定情報又は第2の周波数設定情報を受信し、RRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定を行う時に第1の周波数設定情報及び第2の周波数設定情報が両方受信される場合に第1の周波数リスト情報を第2の周波数リストよりも常に優先視して適用するが、第1の周波数別のSSB測定のための設定情報及び第2の周波数別のSSB測定のための設定情報がいずれも受信される場合には第2の周波数別のSSB測定のための設定情報を優先視して適用することを特徴とする。しかし、端末が、システム情報を受信したセルがRRCReleaseメッセージを受信したセルのようなセルである場合に、第1の周波数リストの特定周波数に対して第1の周波数別のSSB測定のための設定情報をRRCReleaseメッセージで受信して第2の周波数別のSSB測定のための設定情報を同じセルのシステム情報で受信した場合、端末は第1の周波数リストの周波数に対して第1の周波数別のSSB測定のための設定情報を適用する。これは同じセルでRRCReleaseメッセージ及びシステム情報でそれぞれ異なる情報が受信された場合、端末はdedicatedするように基地局が直接提供する特定の情報を優先視しなければならないため、同じセルに続いてキャンプオンした移動性が多くない端末の場合、第1の周波数別のSSB測定のための設定情報がキャリアアグリゲーション技術又は二重接続技術のための周波数測定に、より効率的である。
また第1の周波数別のSSB測定を設定情報がRRCReleaseメッセージに含まれずに第1の周波数リストのみ含まれる場合に、第1の周波数リストに含まれる各周波数に対して第2の周波数別のSSB測定のための情報がシステム情報でブロードキャストされた場合、第1の周波数リストの周波数に対して第2の周波数別のSSB測定のための情報を適用して周波数測定を行う。
例えば、端末は、セル1からRRCReleaseメッセージを受信して第1の周波数設定情報13-10を受信し、RRCアイドルモード又はRRC非活性化モードに遷移した後のセル選択又は再選択手順を通じてセル1又は新たなセル2からシステム情報で第2の周波数設定情報13-20を受信する。
第1の周波数設定情報13-10の第1の周波数リストには、周波数測定を行う対象に周波数1(13-01)、周波数2(13-02)、周波数3(13-03)、周波数4(13-04)、周波数5(13-05)、周波数6(13-06)を含み、設定された周波数の中の周波数1(13-01)、周波数2(13-02)、周波数3(13-03)、周波数5(13-05)にのみそれぞれ周波数別に測定して報告しなければならない基準になるしきい値情報又は第1の周波数別のSSB測定のための設定情報又は第1の周波数別の測定報告のための報告方法が設定される。
第2の周波数設定情報13-20の第2の周波数リストには、周波数測定を行う対象に周波数3(13-03)、周波数4(13-04)、周波数5(13-05)、周波数6(13-06)、周波数7(13-07)、周波数8(13-08)を含み、設定された周波数の中の周波数3(13-03)、周波数4(13-04)、周波数7(13-07)、周波数8(13-08)にのみそれぞれ周波数別に測定して報告しなければならない基準になるしきい値情報又は第2の周波数別のSSB測定のための設定情報又は第2の周波数別の測定報告のための報告方法が設定される。
端末は、第1の周波数設定情報13-10又は第2の周波数設定情報13-20を受信するとRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定を行うために測定を行う周波数を選択し、各周波数に適用する周波数設定を決定するために次の方法の中に一つの方法を適用する。
-第1-1-1方法:
■1>端末がRRCReleaseを受信したセル1内で移動して更に同じセル1にキャップオンをする場合(13-52)
◆2>端末は第1の周波数設定情報13-10を優先視して周波数測定を行う。従って、端末は、第1の周波数リストに設定された周波数(13-51)に対して、周波数1(13-01)、周波数2(13-02)、周波数3(13-03)、周波数4(13-04)、周波数5(13-05)、周波数6(13-06)の周波数測定を行い、第1の周波数設定情報に設定された各周波数に対する周波数測定設定情報(例えば、周波数別に測定して報告しなければならない基準になるしきい値情報又は第1の周波数別のSSB測定のための設定情報又は第1の周波数別の測定報告のための報告方法)を反映して周波数測定を行い、有効な周波数測定結果を判断し、報告する結果を構成して記憶する。即ち、第1の周波数リストに該当する各周波数に対する第2の周波数別のSSB測定のための設定情報がシステム情報でブロードキャストされてもRRCReleaseを受信したセルのようなセルであるためRRCReleaseメッセージの情報を優先視して適用する。具体的に、第1-1-1方法で、端末はセル選択又は再選択手順を通じてキャンプオンしたサービングセルのレファレンスタイミングを基準にして測定しようとする周波数に対して設定された第1の周波数別のSSB測定のための設定情報(例えば、smtcの周期、オフセット、期間)を反映して周波数測定を行う(例えば、周波数4(13-03))。また他の方法で、端末は、RRCReleaseメッセージを受信したセルのレファレンスタイミングを記憶し、記憶されたタイミングを基準にして第1の周波数別のSSB測定のための設定情報又は第2の周波数別のSSB測定のための設定情報を適用して測定を行うこともできる。周波数を測定する時の測定しようとする周波数に対して第1の周波数別のSSB測定のための設定情報もなく第2の周波数設定情報にも第2の周波数別のSSB測定のための設定情報がない場合、端末はバッテリー消耗を減らすために周波数に対して測定を実行しないこともある。また他の方法で、端末は第1の周波数別のSSB測定のための設定情報(例えば、smtcの周期、オフセット、期間)又は第2の周波数別のSSB測定のための設定情報がない場合にも具現で周波数に対して同期を合わせてSSB信号を初めから探索して周期、オフセット、区間パラメーター値を誘導してRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定を行うこともできる。また他の方法で、測定しようとする第1の周波数リストの周波数に対して第1の周波数別のSSB測定のための設定情報がないがシステム情報から受信した第2の周波数設定情報で周波数に対して第2の周波数別のSSB測定設定情報をブロードキャストする場合、端末はセル選択又は再選択手順を通じてキャンプオンしたサービングセルのレファレンスタイミングを基準に測定しようとする周波数に対して設定された第2の周波数別のSSB測定のための設定情報(例えば、smtcの周期、オフセット、期間)を反映して周波数測定を行うことができる(例えば、周波数4(13-04))。
◆2>RRCReleaseメッセージから受信した第1の周波数設定情報に第1の周波数リストに対する設定情報がない場合、本発明の後述する第2-1方法14-51を適用する。具体的に、端末は第2の周波数設定情報14-20を優先視して周波数測定を行う。従って、端末は、第2の周波数リストに設定された周波数(14-51、周波数3(14-03)、周波数4(14-04)、周波数5(14-05)、周波数6(14-06)、周波数7(14-07)、周波数8(14-08))に対してのみ周波数測定を行い、第2の周波数設定情報に設定された各周波数に対する周波数測定設定情報(例えば、周波数別に測定して報告しなければならない基準になるしきい値情報又は第2の周波数別のSSB測定のための設定情報又は第2の周波数別の測定報告のための報告方法)を反映して周波数測定を行い、有効な周波数測定結果を判断し、報告する結果を構成して記憶する。具体的に、第2-1方法で、端末はセル選択又は再選択手順を通じてキャンプオンしたサービングセルのレファレンスタイミングを基準に測定しようとする周波数に対して設定された第2の周波数別のSSB測定のための設定情報(例えば、smtcの周期、オフセット、期間)を反映して周波数測定を行う。測定しようとする周波数に対して第2の周波数別のSSB測定のための設定情報がない場合、端末はバッテリー消耗を減らすために周波数に対して測定を実行しない。また他の方法で、端末は第2の周波数別のSSB測定のための設定情報(例えば、smtcの周期、オフセット、期間)がない場合にも具現で周波数に対して同期を合わせてSSB信号を初めから探索して周期、オフセット、区間パラメーター値を誘導してRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定を行うこともできる。また他の方法で、第2-2方法(14-52)を適用することもできる。
■1>端末がRRCReleaseを受信したセル1から移動して新たなセル2にキャップオンをする場合(13-53)
◆2>端末は第1の周波数設定情報13-10の第1周波数リストを優先視して周波数測定を行う。しかし第1の周波数リストの周波数に対して測定を行う時の第1の周波数別のSSB測定のための設定情報よりも第2の周波数別のSSB測定のための設定情報を更に優先視することを特徴とする。従って、端末は、第1の周波数リストに設定された周波数(13-51)に対して、周波数1(13-01)、周波数2(13-02)、周波数3(13-03)、周波数4(13-04)、周波数5(13-05)、周波数6(13-06)の周波数測定を行い、第1の周波数設定情報に設定された各周波数に対する周波数測定設定情報(例えば、周波数別に測定して報告しなければならない基準になるしきい値情報又は第2の周波数別のSSB測定のための設定情報又は第1の周波数別のSSB測定のための設定情報又は第1の周波数別の測定報告のための報告方法)を反映して周波数測定を行い、有効な周波数測定結果を判断し、報告する結果を構成して記憶する。具体的に、第1の周波数リストに該当する対象周波数に対する第1の周波数別のSSB測定のための設定情報を受信したが対象周波数に対して新たなセル2で第2の周波数別のSSB測定のための設定情報がシステム情報でブロードキャストされた場合、端末はシステム情報でブロードキャストされた第2の周波数別のSSB測定のための設定情報を優先視して周波数に適用して周波数測定を行う。即ち、第1-1-1方法で、端末は、セル選択又は再選択手順を通じてキャンプオンしたサービングセルのレファレンスタイミングを基準にして測定しようとする周波数に対して設定された第2の周波数別のSSB測定のための設定情報(例えば、smtcの周期、オフセット、期間)がある場合、これを反映して周波数測定を行う(例えば、周波数4(13-04))。これは、端末が移動して新たなセル2にキャップオンする場合、新たなセル2でブロードキャストする第2の周波数別のSSB測定のための設定情報が前のセル1で受信した第1の周波数別のSSB測定のための設定情報よりも正確な可能性が高いためである。また、基地局の具現からセル別に同期が該当しない場合に新たなセル2のシステム情報に従うことで、セル間の非同期化により問題が発生しないためである。周波数を測定する時の測定しようとする周波数に対して第1の周波数別のSSB測定のための設定情報もなく第2の周波数設定情報にも第2の周波数別のSSB測定のための設定情報がない場合、端末はバッテリー消耗を減らすために周波数に対して測定を実行しない。また他の方法で、端末は第1の周波数別のSSB測定のための設定情報(例えば、smtcの周期、オフセット、期間)又は第2の周波数別のSSB測定のための設定情報がない場合にも具現で周波数に対して同期を合わせてSSB信号を初めから探索して周期、オフセット、区間パラメーター値を誘導してRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定を行うこともできる。また他の方法で、測定しようとする第1の周波数リストの周波数に対して第2の周波数別のSSB測定のための設定情報がシステム情報でブロードキャストされないがRRCReleaseメッセージから受信した第1の周波数設定情報で周波数に対して第1の周波数別のSSB測定設定情報を含んで受信する場合、端末はセル選択又は再選択手順を通じてキャンプオンしたサービングセルのレファレンスタイミングを基準にして測定しようとする周波数に対して設定された第1の周波数別のSSB測定のための設定情報(例えば、smtcの周期、オフセット、期間)を反映して周波数測定を行うことができる(例えば、周波数4(13-04))。(また他の方法で、端末は、RRCReleaseメッセージを受信したセルのレファレンスタイミングを記憶し、記憶されたそのタイミングを基準にして第1の周波数別のSSB測定のための設定情報又は第2の周波数別のSSB測定のための設定情報を適用して測定を行うこともできる。)また他の方法で、本発明で提案した第1-1方法又は第1-2方法を適用することもできる。
◆2>RRCReleaseメッセージから受信した第1の周波数設定情報に第1の周波数リストに対する設定情報がない場合、本発明の後述する第2-1方法14-51)を適用する。具体的に、端末は第2の周波数設定情報14-20を優先視して周波数測定を行う。従って、端末は、第2の周波数リストに設定された周波数(14-51、周波数3(14-03)、周波数4(14-04)、周波数5(14-05)、周波数6(14-06)、周波数7(14-07)、周波数8(14-08))に対してのみ周波数測定を行い、第2の周波数設定情報に設定された各周波数に対する周波数測定設定情報(例えば、周波数別に測定して報告しなければならない基準になるしきい値情報又は第2の周波数別のSSB測定のための設定情報又は第2の周波数別の測定報告のための報告方法)を反映して周波数測定を行い、有効な周波数測定結果を判断し、報告する結果を構成して記憶する。具体的に、第2-1方法で、端末はセル選択又は再選択手順を通じてキャンプオンしたサービングセルのレファレンスタイミングを基準に測定しようとする周波数に対して設定された第2の周波数別のSSB測定のための設定情報(例えば、smtcの周期、オフセット、期間)を反映して周波数測定を行う。測定しようとする周波数に対して第2の周波数別のSSB測定のための設定情報がない場合、端末はバッテリー消耗を減らすために周波数に対して測定を実行しない。また他の方法で、端末は第2の周波数別のSSB測定のための設定情報(例えば、smtcの周期、オフセット、期間)がない場合にも具現で周波数に対して同期を合わせてSSB信号を初めから探索して周期、オフセット、区間パラメーター値を誘導してRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定を行うこともできる。また他の方法で、第2-2方法(14-52)を適用することもできる。
図14は、本発明の一実施形態による効率的なRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定方法の第2実施例を示す図である。
図14では、基地局又はセルがRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定のための設定情報をRRCReleaseメッセージで第1の周波数測定設定情報14-10又はシステム情報で第2の周波数測定設定情報14-20を使用して端末に設定する。
端末は、RRCReleaseメッセージを受信した時に、第1の周波数設定情報が含まれている場合、第1の周波数設定情報の第1のタイマー値情報を反映してタイマーを駆動し、RRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定(early measurement)を開始する。また、第1の周波数設定情報に第1の領域設定情報が含まれる場合、端末はセル選択又は再選択手順を行う時のキャンプオンするセルの識別子を確認してRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定(early measurement)を行う否かを決定する。第1の周波数設定情報に測定しなければならない対象となる第1の周波数リスト情報が含まれず、且つセル選択又は再選択手順を通じてキャンプオンしたセルのシステム情報で第2の周波数設定情報をブロードキャストする場合、端末は、第2の周波数設定情報(例えば、第2の周波数リスト情報)に基づいてRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定を行い、有効な測定結果を記憶してその後にRRC接続を設定する時に、図6又は図7のような方法でネットワークに測定結果を報告する。
図14で提案する効率的なRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定方法の具体的な第2実施例で、端末は、RRCReleaseメッセージで第1の周波数設定情報を受信してRRCアイドルモード又はRRC非活性化モードに遷移し、周波数測定を行う。また、セル選択又は再選択手順を通じてキャンプオンしたセルのシステム情報から第2の周波数設定情報を受信する。
本発明の第2実施例で、端末は、第1の周波数設定情報又は第2の周波数設定情報を受信し、RRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定を行う時に第2の周波数設定情報を優先視し、第2の周波数設定情報にのみ基づいて周波数測定を行う。また他の方法で、第2の周波数設定情報にない設定情報は第1の周波数設定情報を考慮して周波数測定を行うこともできる。
例えば、端末は、セル1からRRCReleaseメッセージを受信して第1の周波数設定情報14-10を受信し、RRCアイドルモード又はRRC非活性化モードに遷移した後のセル選択又は再選択手順を通じてセル1又は新たなセル2からシステム情報で第2の周波数設定情報14-20を受信する。
第1の周波数設定情報14-10の第1の周波数リストには、周波数測定を行う対象に周波数1(14-01)、周波数2(14-02)、周波数3(14-03)、周波数4(14-04)、周波数5(14-05)、周波数6(14-06)を含み、設定された周波数の中の周波数1(14-01)、周波数2(14-02)、周波数3(14-03)、周波数5(14-05)にのみそれぞれ周波数別に測定して報告しなければならない基準になるしきい値情報又は第1の周波数別のSSB測定のための設定情報又は第1の周波数別の測定報告のための報告方法が設定される。
第2の周波数設定情報14-20の第2の周波数リストには、周波数測定を行う対象に周波数3(14-03)、周波数4(14-04)、周波数5(14-05)、周波数6(14-06)、周波数7(14-07)、周波数8(14-08)を含み、設定された周波数の中の周波数3(14-03)、周波数4(14-04)、周波数7(14-07)、周波数8(14-08)にのみそれぞれ周波数別に測定して報告しなければならない基準になるしきい値情報又は第2の周波数別のSSB測定のための設定情報又は第2の周波数別の測定報告のための報告方法が設定される。
端末は、第1の周波数設定情報14-10又は第2の周波数設定情報14-20を受信するとRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定を行うために測定を行う周波数を選択し、各周波数に適用する周波数設定を決定するために次の方法の中の一つの方法を適用する。
-第2-1方法14-51:端末は第2の周波数設定情報14-20を優先視して周波数測定を行う。従って、端末は、第2の周波数リストに設定された周波数(14-51、周波数3(14-03)、周波数4(14-04)、周波数5(14-05)、周波数6(14-06)、周波数7(14-07)、周波数8(14-08))に対してのみ周波数測定を行い、第2の周波数設定情報に設定された各周波数に対する周波数測定設定情報(例えば、周波数別に測定して報告しなければならない基準になるしきい値情報又は第2の周波数別のSSB測定のための設定情報又は第2の周波数別の測定報告のための報告方法)を反映して周波数測定を行い、有効な周波数測定結果を判断し、報告する結果を構成して記憶する。具体的に、第2-1方法で、端末はセル選択又は再選択手順を通じてキャンプオンしたサービングセルのレファレンスタイミングを基準にして測定しようとする周波数に対して設定された第2の周波数別のSSB測定のための設定情報(例えば、smtcの周期、オフセット、期間)を反映して周波数測定を行う。測定しようとする周波数に対して第2の周波数別のSSB測定のための設定情報がない場合、端末はバッテリー消耗を減らすために周波数に対して測定を実行しない。また他の方法で、端末は第2の周波数別のSSB測定のための設定情報(例えば、smtcの周期、オフセット、期間)がない場合にも具現で周波数に対して同期を合わせてSSB信号を初めから探索して周期、オフセット、区間パラメーター値を誘導してRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定を行うこともできる。
-第2-2方法14-52:端末は第2の周波数設定情報14-10を優先視して周波数測定を行う。従って、端末は、第2の周波数リスに設定された周波数(14-52、周波数3(14-03)、周波数4(14-04)、周波数5(14-05)、周波数6(14-06)、周波数7(14-07)、周波数8(14-08))に対してのみ周波数測定を行い、第2の周波数設定情報に設定された各周波数に対する周波数測定設定情報(例えば、周波数別に測定して報告しなければならない基準になるしきい値情報又は第2の周波数別のSSB測定のための設定情報又は第2の周波数別の測定報告のための報告方法)を反映して周波数測定を行い、有効な周波数測定結果を判断し、報告する結果を構成して記憶する。具体的に、第2-2方法で、端末はセル選択又は再選択手順を通じてキャンプオンしたサービングセルのレファレンスタイミングを基準に測定しようとする周波数に対して設定された第2の周波数別のSSB測定のための設定情報(例えば、smtcの周期、オフセット、期間)を反映して周波数測定を行う。測定しようとする周波数に対して第2の周波数別のSSB測定のための設定情報がないがRRCReleaseメッセージから受信した第1の周波数設定情報で周波数に対して第1の周波数別のSSB測定設定情報を受信した場合、端末はセル選択又は再選択手順を通じてキャンプオンしたサービングセルのレファレンスタイミングを基準に測定しようとする周波数に対して設定された第1の周波数別のSSB測定のための設定情報(例えば、smtcの周期、オフセット、期間)を反映して周波数測定を行う(例えば、周波数5(14-05))。周波数を測定する時の測定しようとする周波数に対して第1の周波数別のSSB測定のための設定情報もなく第2の周波数設定情報にも第2の周波数別のSSB測定のための設定情報がない場合、端末はバッテリー消耗を減らすために周波数に対して測定を実行しない。また他の方法で、端末は第1の周波数別のSSB測定のための設定情報(例えば、smtcの周期、オフセット、期間)又は第2の周波数別のSSB測定のための設定情報がない場合にも具現で周波数に対して同期を合わせてSSB信号を初めから探索して周期、オフセット、区間パラメーター値を誘導してRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定を行うこともできる。
図15は、本発明の一実施形態による効率的なRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定方法の第3実施例を示す図である。
図15では、基地局又はセルがRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定のための設定情報をRRCReleaseメッセージで第1の周波数測定設定情報15-10又はシステム情報で第2の周波数測定設定情報15-20を用いて端末に設定する。
端末は、RRCReleaseメッセージを受信した時に、第1の周波数設定情報が含まれている場合、第1の周波数設定情報の第1のタイマー値情報を反映してタイマーを駆動し、RRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定(early measurement)を開始する。また、第1の周波数設定情報に第1の領域設定情報が含まれている場合、端末はセル選択又は再選択手順を行う時のキャンプオンするセルの識別子を確認してRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定(early measurement)を行うか否かを決定する。第1の周波数設定情報に測定しなければならない対象となる第1の周波数リスト情報が含まれていない場合、端末は、セル選択又は再選択手順を通じてキャンプオンしたセルのシステム情報で第2の周波数設定情報をブロードキャストする場合に第2の周波数設定情報(例えば、第2の周波数リスト情報)に基づいてRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定を行い、有効な測定結果を記憶してその後にRRC接続を設定する時に、図6又は図7のような方法でネットワークに測定結果を報告する。
図15で提案する効率的なRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定方法の具体的な第3実施例で、端末は、RRCReleaseメッセージで第1の周波数設定情報を受信してRRCアイドルモード又はRRC非活性化モードに遷移し、周波数測定を行う。また、セル選択又は再選択手順を通じてキャンプオンしたセルのシステム情報から第2の周波数設定情報を受信する。
本発明の第3実施例では、端末が、第1の周波数設定情報又は第2の周波数設定情報を受信し、RRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定を行う時に第1の周波数設定情報と第2の周波数設定情報とを比べて第1の周波数リスト及び第2の周波数リストの交集合に該当する周波数に対して周波数測定を行うことを特徴とする。そして、交集合に該当する周波数に対して周波数測定を行う時の第1の周波数設定情報又は第2の周波数設定情報に基づいて周波数測定を行うことを特徴とする。また他の方法で、第1の周波数設定情報にない設定情報は第2の周波数設定情報を考慮して周波数測定を行うことができ、第2の周波数設定情報にない設定情報は第1の周波数設定情報を考慮して周波数測定を行うことができる。
例えば、端末は、セル1からRRCReleaseメッセージを受信して第1の周波数設定情報15-10を受信し、RRCアイドルモード又はRRC非活性化モードに遷移した後のセル選択又は再選択手順を通じてセル1又は新たなセル2からシステム情報で第2の周波数設定情報15-20を受信する。
第1の周波数設定情報15-10の第1の周波数リストには、周波数測定を行う対象に周波数1(15-01)、周波数2(15-02)、周波数3(15-03)、周波数4(15-04)、周波数5(15-05)、周波数6(15-06)を含み、設定された周波数の中の周波数1(15-01)、周波数2(15-02)、周波数3(15-03)、周波数5(15-05)にのみそれぞれ周波数別に測定して報告しなければならない基準になるしきい値情報又は第1の周波数別のSSB測定のための設定情報又は第1の周波数別の測定報告のための報告方法が設定される。
第2の周波数設定情報15-20の第2の周波数リストには、周波数測定を行う対象に周波数3(15-03)、周波数4(15-04)、周波数5(15-05)、周波数6(15-06)、周波数7(15-07)、周波数8(15-08)を含み、設定された周波数の中の周波数3(15-03)、周波数4(15-04)、周波数7(15-07)、周波数8(15-08)にのみそれぞれ周波数別に測定して報告しなければならない基準になるしきい値情報又は第2の周波数別のSSB測定のための設定情報又は第2の周波数別の測定報告のための報告方法が設定される。
端末は、第1の周波数設定情報15-10又は第2の周波数設定情報15-20を受信するとRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定を行うために測定を行う周波数を選択し、各周波数に適用する周波数設定を決定するために次の方法の中の一つの方法を適用する。
-第3-1方法15-51:端末は、第1の周波数設定情報15-10及び第2の周波数設定情報15-20を受信すると、第1の周波数設定情報の第1の周波数リスト情報と第2の周波数設定情報の第2の周波数リスト情報とを比べて交集合に該当する周波数を選択して測定の対象として周波数測定を行う。従って、端末は、第1の周波数リストと第2の周波数リストとの交集合に該当する周波数15-30(15-51、周波数3(15-03)、周波数4(15-04)、周波数5(15-05)、周波数6(15-06))に対してのみ周波数測定を行い、第1の周波数設定情報に設定された各周波数に対する周波数測定設定情報(例えば、周波数別に測定して報告しなければならない基準になるしきい値情報又は第1の周波数別のSSB測定のための設定情報又は第1の周波数別の測定報告のための報告方法)を反映して周波数測定を行い、有効な周波数測定結果を判断し、報告する結果を構成して記憶する。具体的に、第3-1方法で、端末はセル選択又は再選択手順を通じてキャンプオンしたサービングセルのレファレンスタイミングを基準に測定しようとする周波数に対して設定された第1の周波数別のSSB測定のための設定情報(例えば、smtcの周期、オフセット、期間)を反映して周波数測定を行う。測定しようとする周波数に対して第1の周波数別のSSB測定のための設定情報がない場合、端末はバッテリー消耗を減らすために周波数に対して測定を実行しない。また他の方法で、端末は第1の周波数別のSSB測定のための設定情報(例えば、smtcの周期、オフセット、期間)がない場合にも具現で周波数に対して同期を合わせてSSB信号を初めから探索して周期、オフセット、区間パラメーター値を誘導してRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定を行うこともできる。また他の方法で、端末は、RRCReleaseメッセージを受信したセルのレファレンスタイミングを記憶し、記憶されたタイミングを基準に第1の周波数別のSSB測定のための設定情報を適用して測定を行うこともできる。第3-1方法で、端末は、第1の周波数設定情報にのみ基づいて周波数測定を行うため、システム情報を多く読み取る必要がないことから端末のバッテリー消耗を減らすことができる。
-第3-2方法15-52:端末は、第1の周波数設定情報15-10及び第2の周波数設定情報15-20を受信すると、第1の周波数設定情報の第1の周波数リスト情報と第2の周波数設定情報の第2の周波数リスト情報とを比べて交集合に該当する周波数を選択して測定の対象として周波数測定を行う。従って、端末は、第1の周波数リストと第2の周波数リストとの交集合に該当する周波数15-30(15-52、周波数3(15-03)、周波数4(15-04)、周波数5(15-05)、周波数6(15-06))に対してのみ周波数測定を行い、第1の周波数設定情報に設定された各周波数に対する周波数測定設定情報(例えば、周波数別に測定して報告しなければならない基準になるしきい値情報又は第1の周波数別のSSB測定のための設定情報又は第1の周波数別の測定報告のための報告方法)を反映して周波数測定を行い、有効な周波数測定結果を判断し、報告する結果を構成して記憶する。具体的に第3-2方法で、端末はセル選択又は再選択手順を通じてキャンプオンしたサービングセルのレファレンスタイミングを基準にして測定しようとする周波数に対して設定された第1の周波数別のSSB測定のための設定情報(例えば、smtcの周期、オフセット、期間)を反映して周波数測定を行う。測定しようとする周波数に対して第1の周波数別のSSB測定のための設定情報がないがシステム情報から受信した第2の周波数設定情報で周波数に対して第2の周波数別のSSB測定設定情報をブロードキャストする場合、端末はセル選択又は再選択手順を通じてキャンプオンしたサービングセルのレファレンスタイミングを基準に測定しようとする周波数に対して設定された第2の周波数別のSSB測定のための設定情報(例えば、smtcの周期、オフセット、期間)を反映して周波数測定を行う(例えば、周波数4(15-04))。周波数を測定する時の測定しようとする周波数に対して第1の周波数別のSSB測定のための設定情報もなく第2の周波数設定情報にも第2の周波数別のSSB測定のための設定情報がない場合、端末はバッテリー消耗を減らすために周波数に対して測定を実行しない。また他の方法で、端末は第1の周波数別のSSB測定のための設定情報(例えば、smtcの周期、オフセット、期間)又は第2の周波数別のSSB測定のための設定情報がない場合にも具現で周波数に対して同期を合わせてSSB信号を初めから探索して周期、オフセット、区間パラメーター値を誘導してRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定を行うこともできる。
-第3-3方法15-53:端末は、第1の周波数設定情報15-10及び第2の周波数設定情報15-20を受信すると、第1の周波数設定情報の第1の周波数リスト情報と第2の周波数設定情報の第2の周波数リスト情報とを比べて交集合に該当する周波数を選択して測定の対象として周波数測定を行う。従って、端末は、第1の周波数リストと第2の周波数リストとの交集合に該当する周波数15-30(15-53、周波数3(15-03)、周波数4(15-04)、周波数5(15-05)、周波数6(15-06))に対してのみ周波数測定を行い、第2の周波数設定情報に設定された各周波数に対する周波数測定設定情報(例えば、周波数別に測定して報告しなければならない基準になるしきい値情報又は第2の周波数別のSSB測定のための設定情報又は第2の周波数別の測定報告のための報告方法)を反映して周波数測定を行い、有効な周波数測定結果を判断し、報告する結果を構成して記憶する。具体的に、第3-3方法で、端末はセル選択又は再選択手順を通じてキャンプオンしたサービングセルのレファレンスタイミングを基準にして測定しようとする周波数に対して設定された第2の周波数別のSSB測定のための設定情報(例えば、smtcの周期、オフセット、期間)を反映して周波数測定を行う。測定しようとする周波数に対して第2の周波数別のSSB測定のための設定情報がない場合、端末はバッテリー消耗を減らすために周波数に対して測定を実行しない。また他の方法で、端末は第2の周波数別のSSB測定のための設定情報(例えば、smtcの周期、オフセット、期間)がない場合にも具現で周波数に対して同期を合わせてSSB信号を初めから探索して周期、オフセット、区間パラメーター値を誘導してRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定を行うこともできる。
-第3-4方法15-54:端末は、第1の周波数設定情報15-10及び第2の周波数設定情報15-20を受信すると、第1の周波数設定情報の第1の周波数リスト情報と第2の周波数設定情報の第2の周波数リスト情報とを比べて交集合に該当する周波数を選択して測定の対象として周波数測定を行う。従って、端末は、第1の周波数リストと第2の周波数リストとの交集合に該当する周波数15-30(15-54、周波数3(15-03)、周波数4(15-04)、周波数5(15-05)、周波数6(15-06))に対してのみ周波数測定を行い、第2の周波数設定情報に設定された各周波数に対する周波数測定設定情報(例えば、周波数別に測定して報告しなければならない基準になるしきい値情報又は第2の周波数別のSSB測定のための設定情報又は第2の周波数別の測定報告のための報告方法)を反映して周波数測定を行い、有効な周波数測定結果を判断し、報告する結果を構成して記憶する。具体的に第3-4方法で、端末はセル選択又は再選択手順を通じてキャンプオンしたサービングセルのレファレンスタイミングを基準にして測定しようとする周波数に対して設定された第2の周波数別のSSB測定のための設定情報(例えば、smtcの周期、オフセット、期間)を反映して周波数測定を行う。測定しようとする周波数に対して第2の周波数別のSSB測定のための設定情報がないがRRCReleaseメッセージから受信した第1の周波数設定情報で周波数に対して第1の周波数別のSSB測定設定情報を受信した場合、端末はセル選択又は再選択手順を通じてキャンプオンしたサービングセルのレファレンスタイミングを基準に測定しようとする周波数に対して設定された第1の周波数別のSSB測定のための設定情報(例えば、smtcの周期、オフセット、期間)を反映して周波数測定を行う(例えば、周波数5(15-05))。周波数を測定する時の測定しようとする周波数に対して第2の周波数別のSSB測定のための設定情報もなく第1の周波数設定情報にも第1の周波数別のSSB測定のための設定情報がない場合、端末はバッテリー消耗を減らすために周波数に対して測定を実行しない。また他の方法で、端末は第1の周波数別のSSB測定のための設定情報(例えば、smtcの周期、オフセット、期間)又は第2の周波数別のSSB測定のための設定情報がない場合にも具現で周波数に対して同期を合わせてSSB信号を初めから探索して周期、オフセット、区間パラメーター値を誘導してRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定を行うこともできる。
図16は、本発明の一実施形態による効率的なRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定方法の第4実施例を示す図である。
図16では、基地局又はセルがRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定のための設定情報をRRCReleaseメッセージで第1の周波数測定設定情報16-10又はシステム情報で第2の周波数測定設定情報16-20を用いて端末に設定する。
端末は、RRCReleaseメッセージを受信した時に、第1の周波数設定情報が含まれている場合、第1の周波数設定情報の第1のタイマー値情報を反映してタイマーを駆動し、RRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定(early measurement)を開始する。また、第1の周波数設定情報に第1の領域設定情報が含まれている場合、端末はセル選択又は再選択手順を行う時のキャンプオンするセルの識別子を確認してRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定(early measurement)を行うか否かを決定する。第1の周波数設定情報で測定しなければならない対象となる第1の周波数リスト情報が含まれていない場合、端末は、セル選択又は再選択手順を通じてキャンプオンしたセルのシステム情報で第2の周波数設定情報をブロードキャストする場合に第2の周波数設定情報(例えば、第2の周波数リスト情報)に基づいてRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定を行い、有効な測定結果を記憶してその後にRRC接続を設定する時に、図6又は図7のような方法でネットワークに測定結果を報告する。
図16で提案する効率的なRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定方法の具体的な第4実施例で、端末は、RRCReleaseメッセージで第1の周波数設定情報を受信してRRCアイドルモード又はRRC非活性化モードに遷移し、周波数測定を行う。また、セル選択又は再選択手順を通じてキャンプオンしたセルのシステム情報から第2の周波数設定情報を受信する。
本発明の第4実施例では、端末が、第1の周波数設定情報又は第2の周波数設定情報を受信し、RRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定を行う時に第1の周波数設定情報と第2の周波数設定情報とを比べて第1の周波数リストと第2の周波数リストとの合集合に該当する周波数に対して周波数測定を行うことを特徴とする。そして、合集合に該当する周波数に対して周波数測定を行う時の第1の周波数設定情報又は第2の周波数設定情報に基づいて周波数測定を行う。また他の方法で、第1の周波数設定情報にない設定情報は第2の周波数設定情報を考慮して周波数測定を行い、第2の周波数設定情報にない設定情報は第1の周波数設定情報を考慮して周波数測定を行う。
例えば、端末は、セル1からRRCReleaseメッセージを受信して第1の周波数設定情報16-10を受信し、RRCアイドルモード又はRRC非活性化モードに遷移した後のセル選択又は再選択手順を通じてセル1又は新たなセル2からシステム情報で第2の周波数設定情報16-20を受信する。
第1の周波数設定情報16-10の第1の周波数リストには、周波数測定を行う対象に周波数1(16-01)、周波数2(16-02)、周波数3(16-03)、周波数4(16-04)、周波数5(16-05)、周波数6(16-06)を含み、設定された周波数の中の周波数1(16-01)、周波数2(16-02)、周波数3(16-03)、周波数5(16-05)にのみそれぞれ周波数別に測定して報告しなければならない基準になるしきい値情報又は第1の周波数別のSSB測定のための設定情報又は第1の周波数別の測定報告のための報告方法が設定される。
第2の周波数設定情報16-20の第2の周波数リストには、周波数測定を行う対象に周波数3(16-03)、周波数4(16-04)、周波数5(16-05)、周波数6(16-06)、周波数7(16-07)、周波数8(16-08)を含み、設定された周波数の中の周波数3(16-03)、周波数4(16-04)、周波数7(16-07)、周波数8(16-08)にのみそれぞれ周波数別に測定して報告しなければならない基準になるしきい値情報又は第2の周波数別のSSB測定のための設定情報又は第2の周波数別の測定報告のための報告方法が設定される。
端末は、第1の周波数設定情報16-10又は第2の周波数設定情報16-20を受信するとRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定を行うために測定を行う周波数を選択し、各周波数に適用する周波数設定を決定するために次の方法の中の一つの方法を適用する。
-第4-1方法16-51:端末は、第1の周波数設定情報16-10及び第2の周波数設定情報16-20を受信すると、第1の周波数設定情報の第1の周波数リスト情報と第2の周波数設定情報の第2の周波数リスト情報とを比べて合集合に該当する周波数を選択して測定の対象として周波数測定を行う。従って、端末は、第1の周波数リストと第2の周波数リストとの合集合に該当する周波数(6-10、16-20、16-30)(16-51、周波数1(16-01)、周波数2(16-02)、周波数3(16-03)、周波数4(16-04)、周波数5(16-05)、周波数6(16-06)、周波数7(16-07)、周波数8(16-08))に対して周波数測定を行い、第1の周波数設定情報に設定された各周波数に対する周波数測定設定情報(例えば、周波数別で測定して報告しなければならない基準になるしきい値情報又は第1の周波数別のSSB測定のための設定情報又は第1の周波数別の測定報告のための報告方法)又は第2の周波数設定情報を反映して周波数測定を行い、有効な周波数測定結果を判断し、報告する結果を構成して記憶する。具体的に、第4-1方法で、端末はセル選択又は再選択手順を通じてキャンプオンしたサービングセルのレファレンスタイミングを基準に第1の周波数リストで測定しようとする周波数に対して設定された第1の周波数別のSSB測定のための設定情報(例えば、smtcの周期、オフセット、期間)を反映して周波数測定を行うか又は第2の周波数リストで測定しようとする周波数に対して設定された第2の周波数別のSSB測定のための設定情報を反映して周波数測定を行う。第4-1方法で、端末は、第1の周波数リストと第2の周波数リストとの交集合に該当する周波数には第1の周波数設定情報を優先視して適用し、測定しようとする周波数に対して第1の周波数設定情報及び第2の周波数設定情報がいずれもある場合、第1の周波数設定情報を優先して適用する(周波数3、16-03、16-51)。第1の周波数リストで測定しようとする周波数に対して第1の周波数別のSSB測定のための設定情報がない場合、又は第2の周波数リストで測定しようとする周波数に対して第2の周波数別のSSB測定のための設定情報がない場合、端末はバッテリー消耗を減らすために周波数に対して測定を実行しない。また他の方法で、端末は第1の周波数リストで測定しようとする周波数に対して第1の周波数別のSSB測定のための設定情報がないか、又は第2の周波数リストで測定しようとする周波数に対して第2の周波数別のSSB測定のための設定情報がない場合にも具現で周波数に対して同期を合わせてSSB信号を初めから探索して周期、オフセット、区間パラメーター値を誘導してRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定を行うこともできる。
-第4-2方法16-52:端末は、第1の周波数設定情報16-10及び第2の周波数設定情報16-20を受信すると、第1の周波数設定情報の第1の周波数リスト情報と第2の周波数設定情報の第2の周波数リスト情報とを比べて合集合に該当する周波数を選択して測定の対象として周波数測定を行う。従って、端末は、第1の周波数リストと第2の周波数リストとの合集合に該当する周波数(16-10、16-20、16-30)(16-52、周波数1(16-01)、周波数2(16-02)、周波数3(16-03)、周波数4(16-04)、周波数5(16-05)周波数6(16-06)、周波数7(16-07)、周波数8(16-08))に対して周波数測定を行い、第1の周波数設定情報に設定された各周波数に対する周波数測定設定情報(例えば、周波数別に測定して報告しなければならない基準になるしきい値情報又は第1の周波数別のSSB測定のための設定情報又は第1の周波数別の測定報告のための報告方法)又は第2の周波数設定情報を反映して周波数測定を行い、有効な周波数測定結果を判断し、報告する結果を構成して記憶する。具体的に第4-2方法で、端末は、セル選択又は再選択手順を通じてキャンプオンしたサービングセルのレファレンスタイミングを基準に第1の周波数リストで測定しようとする周波数に対して設定された第1の周波数別のSSB測定のための設定情報(例えば、smtcの周期、オフセット、期間)を反映して周波数測定を行うか、又は第2の周波数リストで測定しようとする周波数に対して設定された第2の周波数別のSSB測定のための設定情報を反映して周波数測定を行う。第4-2方法で、端末は、第1の周波数リストと第2の周波数リストとの交集合に該当する周波数には第1の周波数設定情報を優先視して適用し、測定しようとする周波数に対して第1の周波数設定情報及び第2の周波数設定情報がいずれもある場合、第1の周波数設定情報を優先して適用する(周波数3、16-03、16-52)。測定しようとする周波数に対して第1の周波数別のSSB測定のための設定情報がないがシステム情報から受信した第2の周波数設定情報で周波数に対して第2の周波数別のSSB測定設定情報をブロードキャストする場合、端末はセル選択又は再選択手順を通じてキャンプオンしたサービングセルのレファレンスタイミングを基準にして測定しようとする周波数に対して設定された第2の周波数別のSSB測定のための設定情報(例えば、smtcの周期、オフセット、期間)を反映して周波数測定を行う(例えば、周波数4(16-04))。また、測定しようとする周波数に対して第2の周波数別のSSB測定のための設定情報がないがRRCReleaseメッセージから受信した第1の周波数設定情報で周波数に対して第1の周波数別のSSB測定設定情報を受信した場合、端末はセル選択又は再選択手順を通じてキャンプオンしたサービングセルのレファレンスタイミングを基準にして測定しようとする周波数に対して設定された第1の周波数別のSSB測定のための設定情報(例えば、smtcの周期、オフセット、期間)を反映して周波数測定を行う(例えば、周波数5(15-05))。周波数を測定する時の測定しようとする周波数に対して第2の周波数別のSSB測定のための設定情報もなく第1の周波数設定情報にも第1の周波数別のSSB測定のための設定情報がない場合、端末はバッテリー消耗を減らすために周波数に対して測定を実行しない。周波数を測定する時の測定しようとする周波数に対して第1の周波数別のSSB測定のための設定情報もなく第2の周波数設定情報にも第2の周波数別のSSB測定のための設定情報がない場合、端末はバッテリー消耗を減らすために周波数に対して測定を実行しない。また他の方法で、端末は第1の周波数別のSSB測定のための設定情報(例えば、smtcの周期、オフセット、期間)又は第2の周波数別のSSB測定のための設定情報がない場合にも具現で周波数に対して同期を合わせてSSB信号を初めから探索して周期、オフセット、区間パラメーター値を誘導してRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定を行うこともできる。
-第4-3方法16-53:端末は、第1の周波数設定情報16-10及び第2の周波数設定情報16-20を受信すると、第1の周波数設定情報の第1の周波数リスト情報と第2の周波数設定情報の第2の周波数リスト情報とを比べて合集合に該当する周波数を選択して測定の対象として周波数測定を行う。従って、端末は、第1の周波数リストと第2の周波数リストとの合集合に該当する周波数(16-10、16-20、16-30)(16-53、周波数1(16-01)、周波数2(16-02)、周波数3(16-03)、周波数4(16-04)、周波数5(16-05)、周波数6(16-06)、周波数7(16-07)、周波数8(16-08))に対して周波数測定を行い、第1の周波数設定情報に設定された各周波数に対する周波数測定設定情報(例えば、周波数別に測定して報告しなければならない基準になるしきい値情報又は第1の周波数別のSSB測定のための設定情報又は第1の周波数別の測定報告のための報告方法)又は第2の周波数設定情報を反映して周波数測定を行い、有効な周波数測定結果を判断し、報告する結果を構成して記憶する。具体的に、第4-3方法で、端末はセル選択又は再選択手順を通じてキャンプオンしたサービングセルのレファレンスタイミングを基準に第1の周波数リストで測定しようとする周波数に対して設定された第1の周波数別のSSB測定のための設定情報(例えば、smtcの周期、オフセット、期間)を反映して周波数測定を行うか又は第2の周波数リストで測定しようとする周波数に対して設定された第2の周波数別のSSB測定のための設定情報を反映して周波数測定を行う。第4-3方法で、端末は、第1の周波数リストと第2の周波数リストとの交集合に該当する周波数には第2の周波数設定情報を優先視して適用し、測定しようとする周波数に対して第1の周波数設定情報及び第2の周波数設定情報がいずれもある場合、第2の周波数設定情報を優先して適用する(周波数3、16-03、16-53)。第1の周波数リストで測定しようとする周波数に対して第1の周波数別のSSB測定のための設定情報がない場合、又は第2の周波数リストで測定しようとする周波数に対して第2の周波数別のSSB測定のための設定情報がない場合、端末はバッテリー消耗を減らすために周波数に対して測定を実行しない。また他の方法で、端末は、第1の周波数リストで測定しようとする周波数に対して第1の周波数別のSSB測定のための設定情報がないか、又は第2の周波数リストで測定しようとする周波数に対して第2の周波数別のSSB測定のための設定情報がない場合にも具現で周波数に対して同期を合わせてSSB信号を初めから探索して周期、オフセット、区間パラメーター値を誘導してRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定を行うこともできる。
-第4-4方法16-54:端末は、第1の周波数設定情報16-10及び第2の周波数設定情報16-20を受信すると、第1の周波数設定情報の第1の周波数リスト情報と第2の周波数設定情報の第2の周波数リスト情報とを比べて合集合に該当する周波数を選択して測定の対象として周波数測定を行う。従って、端末は、第1の周波数リストと第2の周波数リストとの合集合に該当する周波数(16-10、16-20、16-30)(16-54、周波数1(16-01)、周波数2(16-02)、周波数3(16-03)、周波数4(16-04)、周波数5(16-05)、周波数6(16-06)、周波数7(16-07)、周波数8(16-08))周に対して波数測定を行って、第1の周波数設定情報に設定された各周波数に対する周波数測定設定情報(例えば、周波数別に測定して報告しなければならない基準になるしきい値情報又は第1の周波数別のSSB測定のための設定情報又は第1の周波数別の測定報告のための報告方法)又は第2の周波数設定情報を反映して周波数測定を行い、有効な周波数測定結果を判断し、報告する結果を構成して記憶する。具体的に、第4-4方法で、端末は、セル選択又は再選択手順を通じてキャンプオンしたサービングセルのレファレンスタイミングを基準に第1の周波数リストで測定しようとする周波数に対して設定された第1の周波数別のSSB測定のための設定情報(例えば、smtcの周期、オフセット、期間)を反映して周波数測定を行うか又は第2の周波数リストで測定しようとする周波数に対して設定された第2の周波数別のSSB測定のための設定情報を反映して周波数測定を行う。第4-4方法で、端末は、第1の周波数リストと第2の周波数リストとの交集合に該当する周波数には第2の周波数設定情報を優先視して適用し、測定しようとする周波数に対して第1の周波数設定情報及び第2の周波数設定情報がいずれもある場合、第2の周波数設定情報を優先して適用することを特徴とする(周波数3、16-03、16-54)。測定しようとする周波数に対して第1の周波数別のSSB測定のための設定情報がないがシステム情報から受信した第2の周波数設定情報で周波数に対して第2の周波数別のSSB測定設定情報をブロードキャストする場合、端末はセル選択又は再選択手順を通じてキャンプオンしたサービングセルのレファレンスタイミングを基準に測定しようとする周波数に対して設定された第2の周波数別のSSB測定のための設定情報(例えば、smtcの周期、オフセット、期間)を反映して周波数測定を行う(例えば、周波数4(16-04))。また、測定しようとする周波数に対して第2の周波数別のSSB測定のための設定情報がないがRRCReleaseメッセージから受信した第1の周波数設定情報で周波数に対して第1の周波数別のSSB測定設定情報を受信する場合、端末はセル選択又は再選択手順を通じてキャンプオンしたサービングセルのレファレンスタイミングを基準に測定しようとする周波数に対して設定された第1の周波数別のSSB測定のための設定情報(例えば、smtcの周期、オフセット、期間)を反映して周波数測定を行う(例えば、周波数5(15-05))。周波数を測定する時の測定しようとする周波数に対して第2の周波数別のSSB測定のための設定情報もなく第1の周波数設定情報にも第1の周波数別のSSB測定のための設定情報がない場合、端末はバッテリー消耗を減らすために周波数に対して測定を実行しない。周波数を測定する時の測定しようとする周波数に対して第1の周波数別のSSB測定のための設定情報もなく第2の周波数設定情報にも第2の周波数別のSSB測定のための設定情報がない場合、端末はバッテリー消耗を減らすために周波数に対して測定を実行しない。また他の方法で、端末は第1の周波数別のSSB測定のための設定情報(例えば、smtcの周期、オフセット、期間)又は第2の周波数別のSSB測定のための設定情報がない場合にも具現で周波数に対して同期を合わせてSSB信号を初めから探索して周期、オフセット、区間パラメーター値を誘導してRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定を行うこともできる。
本発明の第1実施例又は第2実施例又は第3実施例又は第4実施例は、基地局又はネットワークがRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定のための設定情報をRRCReleaseの第1の周波数設定情報のみに設定をする場合に拡張されて適用される。また、本発明の第1実施例又は第2実施例又は第3実施例又は第4実施例は、基地局又はネットワークがRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定のための設定情報をシステム情報の第2の周波数設定情報のみに設定する場合に拡張されて適用される。
図17は、本発明の一実施形態によるそれぞれ異なる周波数又はセルの間に同期化されていないネットワークで端末がRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定を行う方法を示す図である。
図17で、端末は、現在のセル117-01で、RRC接続モードでデータを送受信している途中にセル1の基地局からRRCReleaseメッセージを受信してRRCアイドルモード又はRRC非活性化モードに遷移してセル選択又は再選択手順を行いながら移動する。RRCReleaseメッセージには第1の周波数設定情報が含まれる。また、RRCアイドルモード又はRRC非活性化モードで、端末は移動しながらセル選択又は再選択手順を行いながら適合するセル(suitable cell)にキャップオンしてシステム情報を獲得する。システム情報から端末は第2の周波数測定設定情報を受信する。
端末は、RRCReleaseメッセージを受信した時に、第1の周波数設定情報が含まれている場合、第1の周波数設定情報の第1のタイマー値情報を反映してタイマーを駆動し、RRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定(early measurement)を開始する。また、第1の周波数設定情報に第1の領域設定情報が含まれている場合、端末はセル選択又は再選択手順を行う時のキャンプオンするセルの識別子を確認してRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定(early measurement)を行うか否かを決定する。
端末は、セル1(17-01)がサービスをサポートする領域にある場合、RRCReleaseメッセージから受信した第1の周波数設定情報又はセル1がシステム情報でブロードキャストする第2の周波数設定情報に基づいてRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード測定を行う。具体的に、本発明で提案した第1実施例又は第2実施例又は第3実施例又は第4実施例によって、端末はRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード測定を行う。
端末は、セル1(17-01)から移動してセル2(17-02)がサービスをサポートする領域に移動してセル2(17-02)にキャンプオンする場合、前にセル1(17-01)のRRCReleaseメッセージから受信した第1の周波数設定情報又はセル2がシステム情報でブロードキャストする第2の周波数設定情報に基づいてRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード測定を行う。具体的に、本発明で提案した第1実施例又は第2実施例又は第3実施例又は第4実施例によって、端末はRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード測定を行う。
次に、基地局又はネットワークが端末にRRCメッセージ(例えば、RRCReleaseメッセージ又はRRCReconfigurationメッセージ)で第1の周波数設定情報を設定した時に端末が第1の周波数設定情報に基づいて周波数測定を行う時のレファレンスタイミングを決定する方法を提案する。本発明の次に提案するレファレンスタイミングを決める方法は、第1実施例又は第2実施例又は第3実施例又は第4実施例に拡張されて適用される。
-レファレンスタイミング決定方法1:レファレンスタイミング設定方法1で、ネットワークは、ネットワークの全ての周波数が同期化されるように管理するということを仮定するか、又は各セルでブロードキャストするシステム情報で同期化された情報をブロードキャストすると仮定する。従って、基地局は端末にRRCメッセージで第1の周波数設定情報を設定し、端末はRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定のためのレファレンスタイミングを取る時のセル選択又は再選択手順を通じてキャップオン又は同期化したセル(例えば、セルのSFN0)のレファレンスタイミングに基づいて設定して周波数別のssb設定情報を適用してRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定を行う。
-レファレンスタイミング決定方法2:レファレンスタイミング設定方法2で、ネットワークはネットワークの全ての周波数が同期化されるように管理することを仮定しない。従って、基地局は端末にRRCメッセージで第1の周波数設定情報を設定する時の現在のセルをレファレンスタイミングに仮定して第1の周波数設定情報を設定し、端末は、RRCアイドルモード又はRRC非活性化モードで周波数測定のためのレファレンスタイミングを取る時のRRCメッセージで第1の周波数設定情報を設定したセル(例えば、セルのSFN0)のレファレンスタイミングを記憶し、記憶されたレファレンスタイミングに基づいて設定して周波数別のssb設定情報を適用してRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定を行う。
-レファレンスタイミング決定方法3:レファレンスタイミング設定方法3で、ネットワークはネットワークの全ての周波数が同期化されるように管理することを仮定しない。従って、基地局は端末にRRCメッセージで第1の周波数設定情報を設定する時の現在のセル又は第1の領域設定情報に含まれるセルをレファレンスタイミングで仮定して第1の周波数設定情報を設定し、端末は、RRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定を行う時のセル選択又は再選択手順を通じてキャンプオンしたセルがRRCメッセージで第1の周波数設定情報を設定したセル又は第1の周波数設定情報の第1の領域情報に含まれるセルの場合にのみ周波数測定を行い、それ以外の場合には周波数測定を停止する。従って、端末は、周波数測定を行うためにレファレンスタイミングを取る時のRRCメッセージで第1の周波数設定情報を設定したセル(例えば、セルのSFN0)のレファレンスタイミングを記憶し、記憶されたレファレンスタイミングに基づいて設定するか又はキャンプオンしたサービングセル(第1の領域情報に含まれるセル)のレファレンスタイミングを基準に周波数別のssb設定情報を適用してRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定を行う。
-レファレンスタイミング決定方法4:レファレンスタイミング設定方法4で、ネットワークはネットワークの全ての周波数が同期化されるように管理することを仮定しない。従って、基地局は端末にRRCメッセージで第1の周波数設定情報を設定する時の各周波数が全体ネットワークで同期化された周波数のみ(第1の周波数リストに含まれる各周波数は全体ネットワークで同期化されたと仮定)を第1の周波数設定情報に設定する。従って、端末はRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定を行う時の第1の周波数設定情報に設定された第1の周波数リストの各周波数に対して当該周波数の任意のセルに同期を合わせて同期化されたセルのレファレンスタイミングに基づいて設定して周波数別のssb設定情報を適用してRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定を行う。
-レファレンスタイミング決定方法5:レファレンスタイミング設定方法5で、ネットワークはネットワークの全ての周波数が同期化されるように管理することを仮定しない。従って、基地局は端末にRRCメッセージで第1の周波数設定情報を設定する時の全体ネットワークで同期化された周波数のみ(第1の周波数リストに含まれる周波数は全体ネットワークで互いに同期化されていると仮定)を第1の周波数設定情報に設定する。従って、端末はRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定を行う時、第1の周波数設定情報に設定された第1の周波数リストの対象周波数に対して第1の周波数リストに含まれる任意の周波数の任意のセルに同期を合わせて同期化されたセルのレファレンスタイミングに基づいて設定して周波数別のssb設定情報を適用してRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定を行う。
-レファレンスタイミング決定方法6:レファレンスタイミング設定方法6で、ネットワークはネットワークの全ての周波数が同期化されるように管理することを仮定しない。従って、基地局は端末にRRCメッセージで第1の周波数設定情報を設定する時の全体ネットワークで同期化されたレファレンス周波数又はセル又は領域を(別途のレファレンスリストに含まれる周波数は全体ネットワークで互いに同期化されていると仮定)別途のレファレンスリストで別に第1の周波数設定情報に設定する。従って、端末はRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定を行う時の第1の周波数設定情報に設定された第1の周波数リストの対象周波数に対して別途レファレンス周波数リストに含まれる任意の周波数の任意のセルに同期を合わせて同期化されたセルのレファレンスタイミングに基づいて設定して周波数別のssb設定情報を適用してRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定を行う。
レファレンスタイミングを決める方法(方法1、方法2、方法3、方法4、方法5、方法6)は、システム情報でブロードキャストされる第2の周波数設定情報を基盤にセル選択又は再選択手順を行う時又は周辺セルを測定する時又はRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定を行う時に拡張されて適用される。
また、本発明では、端末に設定された周波数測定設定情報がどのRRCメッセージに設定されたかによってそれぞれ異なる方法で周波数測定を行う第1の端末動作を提案する。
-RRC接続モード端末がRRCメッセージを受信した時、RRCメッセージがRRCReleaseメッセージである場合にRRC非活性化モード又はRRCアイドルモードに遷移し、RRCメッセージに周波数測定設定情報(例えば、RRCアイドルモード又はRRC非活性化モードのための第1の周波数測定設定情報)が含まれている場合、端末はセル選択又は再選択手順を通じてキャンプオンしたサービングセルを基準に測定しようとする周波数に対してssb設定情報又はsmtc設定情報を適用して周波数測定を行う。
-RRC接続モード端末は、RRCメッセージを受信した時に、RRCメッセージがRRCReconfigurationメッセージである場合、RRC接続モードで周波数測定を行い、RRCメッセージに周波数測定設定情報(例えば、RRC接続モードのための第1の周波数測定設定情報)が含まれている場合、端末は現在繋がれたPCellを基準に測定しようとする周波数に対してssb設定情報又はsmtc設定情報を適用して周波数測定を行う。
また、本発明では、端末に設定された周波数測定設定情報がどのRRCメッセージに設定されたかによってそれぞれ異なる方法で周波数測定を行う第2の端末動作を提案する。
-RRC接続モード端末は、RRCメッセージを受信した時に、RRCメッセージがRRCReleaseメッセージである場合、RRC非活性化モード又はRRCアイドルモードに遷移し、RRCメッセージに周波数測定設定情報(例えばRRCアイドルモード又はRRC非活性化モードのための第1の周波数測定設定情報)が含まれている場合、端末は本発明で提案した第1実施例又は第2実施例又は第3実施例又は第4実施例を適用して周波数測定を行う。
-RRC接続モード端末は、RRCメッセージを受信した時に、RRCメッセージがRRCReconfigurationメッセージである場合、RRC接続モードで周波数測定を行い、RRCメッセージに周波数測定設定情報(例えば、RRC接続モードのための第1の周波数測定設定情報)が含まれている場合、端末は現在接続されたPCellを基準に測定しようとする周波数に対してssb設定情報又はsmtc設定情報を適用して周波数測定を行う。
RRCメッセージは、端末がRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード又はRRC接続モードで早い周波数測定を行う時に適用される次の複数個の情報又はその一部を含む。
-RRCアイドルモード又はRRC非活性化モードで測定する周波数設定情報
■周波数設定情報
◆LTE周波数測定情報グループ又はリスト(EUTRA frequency configuration information/list/group)
●どの周波数又はどの周波数バンドを測定するか(例えば、周波数リスト)、各周波数別に優先順位を設定してどの手順で測定をするか、周波数を測定する時の周波数の強度をどのフィルタリング方法で測定するか(例えば、L1フィルタリング、L2フィルタリング、L3フィルタリング方法、又はどの係数を用いてどの計算方法で測定するかなど)、周波数を測定する時にどのイベント又は条件に従って測定を開始するか、現在のサービングセル(又は現在キャンプオンしている周波数)と比べた時にどの基準(例えば、信号の強度が示すしきい値以上の時に)で測定及び報告をするか、どのイベント又は条件によって測定した周波数結果を報告するか、現在のサービングセル(又は現在キャンプオンしている周波数)と比べた時にどの基準又は条件を満足する場合に周波数を報告するか、どの周期毎に周波数測定結果を報告するかなどの周波数測定設定情報(early measurement setup)を含めて設定する。
◆NR周波数測定情報グループ又はリスト(NR frequency configuration information/list/group)
●どの周波数又はどの周波数バンドを測定するか(例えば、周波数リスト)、又は各周波数のSSB識別子情報又はSSB送信リソース(周波数及び時間リソース、ビーム識別子又はビームインジケーター、smtc設定情報)又は各周波数別(又はSSB別)に優先順位を設定してどの手順で測定をするか、周波数を測定する時に周波数の強度をどのフィルタリング方法で測定するか(例えば、L1フィルタリング、L2フィルタリング、L3フィルタリング方法、又はどの係数を用いて、どの計算方法で測定するかなど)、周波数を測定する時にどのイベント又は条件に従って測定を開始するか、現在のサービングセル(又は現在キャンプオンしている周波数)と比べた時にどの基準(例えば信号の強度が示すしきい値以上の時に)で測定及び報告をするか、どのイベント又は条件によって測定した周波数結果を報告するか、現在のサービングセル(又は現在キャンプオンしている周波数)と比べた時にどの基準又は条件を満足する場合に周波数を報告するか、どの周期毎に周波数測定結果を報告するかなどの周波数測定設定情報(early measurement setup)を含めて設定する。
■RRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定を行う期間又は周波数測定を行うタイマー値(例えば、T331):一実施形態によると、LTE周波数及びNR周波数のための同一タイマーを設定するか、又はLTE周波数のためのタイマー及びNR周波数のためのタイマーを別に設定する。何故なら、LTE周波数特性(低い周波数帯域)及びNR周波数特性(高い周波数帯域)が異なるために端末の周波数測定時間を別に調節するようにして端末のバッテリーを節減するようにする。例えば、RRCReleaseでRRCアイドルモード又はRRC非活性化モードで周波数測定を指示した場合、タイマーを開始してタイマーが駆動されるうちに周波数測定を行い、タイマーが満了すると周波数測定を停止する。
■RRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定を行う有効領域情報:例えば、物理的セル識別子(PCID)のリストに基づいて、端末は、領域情報で指示されるセルにある場合、周波数測定を行って、領域情報を外れた場合、周波数測定を中断する。例えば、領域情報を外れた場合、タイマーを停止させて、周波数測定を中断する。また他の方法で、RRC非活性化モードに遷移する端末の場合、基地局がインジケーターを用いてRAN指示領域を有効領域で用いるか否かを決定するようにする。例えば、基地局がRRC非活性化モードに遷移する端末にインジケーターを通じてRAN指示領域を有効領域で使用を指示した場合、端末はRAN指示領域内でRRC非活性化モードを維持しながらRAN指示領域内で周波数測定を行う。また他の方法で、インジケーターを通じて有効領域をRAN指示領域として使用する指示をすることもできる。また他の方法で、RRC非活性化モードではインジケーターがなくても端末がRAN指示領域を有効領域に見做して適用することができ、RRC有効モードでは別途の有効領域を端末に設定することができる。RRCメッセージでRAN指示領域及び有効領域のいずれもセル識別子のリストに指示されるため、提案した方法を通じてシグナリングオーバーヘッドを減らすことができ、端末の具現で別に有効領域を別に管理しなくても良いため端末の具現負担を減らすことができる。
■測定報告しきい値:設定された周波数グループでしきい値よりも信号の強度が良い一つ又は複数個の周波数を報告する。
端末がRRCアイドルモード又は非活性化モードで早い周波数測定を停止する条件は、次の複数の条件のうちの一つ又は複数個である。
1.現在のセルのシステム情報で早い周波数測定結果報告をサポートしてRRCメッセージ(例えば、メッセージ5)で測定結果報告があることを基地局に送信した後、又は送信しようとする時
2.現在のセルのシステム情報で早い周波数測定結果報告をサポートすることを指示しない場合
3.端末が、RRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定を行ってからネットワークに接続を設定し、メッセージ4でRRCSetupメッセージ又はRRCResumeメッセージを受けた時のタイマーを停止して測定を停止して現在のセルのシステム情報で早い周波数測定結果報告をサポートしてRRCメッセージ(例えば、メッセージ5)で測定結果報告があることを基地局に送信しようとする時
4.測定報告タイマー(例えば、T331)が満了した場合、
5.RRCReleaseメッセージに設定したRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定領域情報で指示した領域を外れた場合、
上記のうちの一つ又は複数個の条件によって、端末はRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定(IDLE mode/INACTIVE mode measurement)を停止する。
端末は、早い周波数設定関連情報で自分が測定することができる、即ち端末能力(UE capability)がサポートする周波数(CA又はDCが可能な周波数)に対して測定を行い、この時の端末は所定の設定された優先順位に従って優先的に測定を行う周波数を選択することもできる。
また他の方法で、RRCReleaseメッセージで、RRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定のための設定情報で領域設定情報(周波数測定設定が有効な領域に対する設定情報)が端末に設定された時、端末がキャンプオンしたセルのシステム情報又はセルの識別子に基づいて周波数測定期間を示すタイマーが駆動される間に(タイマーが満了しない場合)RRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定を停止するか又は再び開始する。具体的に、RRCアイドルモード又はRRC非活性化モード端末は、セル選択又は再選択手順を実行しながら移動しているため、キャンプオンしたサービングセルの物理的セル識別子(Physical cell identity)が領域設定情報に含まれている場合、周波数測定を行い続け、周波数測定の期間を指示するタイマーを駆動し続ける。しかし、RRCアイドルモード又はRRC非活性化モード端末は、セル選択又は再選択手順を実行しながら移動しているためキャンプオンしたサービングセルの物理的セル識別子(Physical cell identity)が領域設定情報に含まれていない場合、周波数測定を停止し、周波数測定の期間を指示するタイマーは駆動し続け、またRRCメッセージに設定された周波数測定設定情報を維持(RRCメッセージで周波数測定情報(又は周波数測定リスト)が設定された場合)する。端末は、更に領域設定情報に含まれるセル識別子を有するセルを再選択して更にキャップオンする場合、タイマーが駆動される間に(タイマーが満了されない場合)更に周波数測定を再び開始する。また、周波数測定設定情報は周波数測定期間を示すタイマーが満了した時に解除又は廃棄される。
-1>端末がRRCReleaseメッセージを受信した時(又はRRCResumeRequestの応答でRRCReleaseメッセージを受信した時)に、基地局がRRCReleaseメッセージで周波数測定設定情報を設定しない場合又は端末がRRCReleaseメッセージで周波数測定設定(又は周波数測定リスト)を受けない場合
■2>端末はキャンプオンしたセルのシステム情報(例えば、SIB5)でRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定のための周波数測定設定情報を受信又は獲得して記憶する。そして、周波数測定設定情報に従ってRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定を行うか又は再び開始する。また他の方法で、RRCReleaseメッセージに周波数測定設定情報がない場合に周波数測定を停止する指示で判断して周波数測定を停止してタイマーを停止して周波数設定情報又は周波数測定結果を廃棄することもできる。また他の方法で、RRCReleaseメッセージで周波数設定情報又は周波数測定結果を廃棄又は維持のインジケーターを定義して指示することもできる。
-1>端末がRRCReleaseメッセージを受信した時(又はRRCResumeRequestの応答でRRCReleaseメッセージを受信した時)に、基地局がRRCReleaseメッセージで周波数測定設定情報を設定する場合又は端末がRRCReleaseメッセージで周波数測定設定(又は周波数測定リスト)を受ける場合、又は周波数測定のためのタイマーが駆動中である場合(周波数測定のためのタイマーが満了しない場合)
■2>既存に記憶されている周波数測定設定情報又は周波数測定結果を廃棄する。また他の方法で、RRCReleaseメッセージで周波数設定情報又は周波数測定結果を廃棄又は維持のインジケーターを定義して指示し、記憶された周波数設定情報の一部情報のみを追加又は変更又は削除するように設定することもできる。
■2>RRCReleaseメッセージに設定された周波数測定設定情報を記憶又は設定して情報に従ってRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定を行うか又は再び開始する。
-1>端末がキャンプオンセルのシステム情報でRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定をサポートすることを指示した場合又は周波数測定のためのタイマーが駆動中である場合(周波数測定のためのタイマーが満了しない場合)
-1>或いは、RRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定のための領域設定情報(RRCメッセージ(例えば、RRCRelease)に設定された設定情報)に含まれる周波数又はセル識別子を有するセルに端末がキャップオンをする場合、又は更にキャップオンをする場合又は周波数測定のためのタイマーが駆動中である場合(周波数測定のためのタイマーが満了しない場合)
■2>基地局がRRCReleaseメッセージで周波数測定設定情報を設定しない場合、又は端末がRRCReleaseメッセージで周波数測定設定(又は周波数測定リスト)を受けない場合
◆3>端末はキャンプオンしたセルのシステム情報(例えば、SIB5)でRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定のための周波数測定設定情報を受信又は獲得して記憶する。
◆3>周波数測定設定情報に従ってRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定を行うか又は再び開始する。
■2>基地局がRRCReleaseメッセージで周波数測定設定情報を設定する場合、又は端末がRRCReleaseメッセージで周波数測定設定(又は周波数測定リスト)を受ける場合、又は周波数測定のためのタイマーが駆動中である場合(周波数測定のためのタイマーが満了しない場合)
◆3>RRCReleaseメッセージに設定された周波数測定設定情報に従ってRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定を行うか又は再び開始する。
-1>端末がキャンプオンセルのシステム情報でRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定をサポートすることを指示しない場合又は周波数測定のためのタイマーが駆動中である場合(周波数測定のためのタイマーが満了しない場合)
-1>或いは、RRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定のための領域設定情報(RRCメッセージ(例えば、RRCRelease)に設定された設定情報)に含まれない周波数又はセル識別子を有するセルに端末がキャップオンをする場合、又は更にキャップオンをする場合又は周波数測定のためのタイマーが駆動中である場合(周波数測定のためのタイマーが満了されない場合)
■2>端末はRRCアイドルモード又はRRC非活性化モードのための周波数測定を停止する。
■2>(周波数測定期間を示すタイマーは、継続的に駆動することを特徴とする)
図18は、本発明の一実施形態によるRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定を行って測定結果を報告する端末動作を示す図である。
図18で、端末は、RRCメッセージを受信するとRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定のためのタイマーを駆動し、RRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定のための周波数測定設定情報を(RRCメッセージにある場合)受信するか(18-05))、又はセル選択又は再選択手順を行ってキャンプオンしたサービングセルのシステム情報で周波数測定情報を受信して(18-05)RRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定を行う(18-10)。端末は本発明で提案した第1実施例又は第2実施例又は第3実施例又は第4実施例に従って周波数測定を行う。そして、端末は、周波数測定を実行すると測定結果を記憶し、ネットワークに接続を設定したセルのシステム情報でRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定をサポートするインジケーターがある場合、ネットワークに接続を設定する時のメッセージ4を受信してタイマーを停止して(18-15)メッセージ5を通じてRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定結果があるということを通知する。そして、基地局がRRCアイドルモード又はRRC非活性化モード周波数測定結果をリクエストすると、この測定結果を報告し(18-20)、測定結果が基地局に成功的に伝達されると、端末は測定結果を廃棄する。
図19は、本発明の一実施形態による端末の構成を示す図である。
図面を参考すると、端末は、RF(Radio Frequency)処理部1910、基底帯域(baseband)処理部1920、記憶部1930、及び制御部1940を含む。
RF処理部1910は、信号の帯域変換、増幅などの無線チャンネルを介して信号を送受信するための機能を行う。即ち、RF処理部1910は、基底帯域処理部1920から提供された基底帯域信号をRF帯域信号にアップ変換した後にアンテナを介して送信し、アンテナを介して受信されたRF帯域信号を基底帯域信号にダウン変換する。例えば、RF処理部1910は、送信フィルター、受信フィルター、増幅器、ミキサー(mixer)、オシレーター(oscillator)、DAC(digital to analog convertor)、ADC(analog to digital convertor)などを含む。図面で、一つのアンテナのみを図示したが、端末は多数のアンテナを備える。また、RF処理部1910は多数のRFチェーンを含む。更に、RF処理部1910はビームフォーミング(beamforming)を行う。ビームフォーミングのために、RF処理部1910は多数のアンテナ又はアンテナ要素(element)を介して送受信される信号のそれぞれの位相及び大きさを調節する。また、RF処理部は、MIMOを行い、MIMO動作実行時の複数のレイヤーを受信する。RF処理部1910は、制御部の制御によって多数のアンテナ又はアンテナ要素を適切に設定して受信ビームスイーピングを行うか、又は受信ビームが送信ビームと共助されるように受信ビームの方向及びビーム幅を調整する。
基底帯域処理部1920は、システムの物理階層規格によって基底帯域信号及びビット列間の変換機能を行う。例えば、データ送信時、基底帯域処理部1920は送信ビット列を符号化及び変調することによって複素シンボルを生成する。また、データ受信時、基底帯域処理部1920はRF処理部1910から提供された基底帯域信号を復調及び復号化を通じて受信ビット列を復元する。例えば、OFDM(orthogonal frequency division multiplexing)方式に従う場合、データ送信時、基底帯域処理部1920は、送信ビット列を符号化及び変調することによって複素シンボルを生成し、複素シンボルを副搬送波にマッピングした後、IFFT(inverse fast Fourier transform)演算及びCP(cyclic prefix)挿入を通じてOFDMシンボルを構成する。また、データ受信時、基底帯域処理部1920は、RF処理部1910から提供された基底帯域信号をOFDMシンボル単位で分割し、FFT(fast Fourier transform)演算を通じて副搬送波にマッピングされた信号を復元した後、復調及び復号化を通じて受信ビット列を復元する。
基底帯域処理部1920及びRF処理部1910は上述したように信号を送信及び受信する。これによって、基底帯域処理部1920及びRF処理部1910は、送信部、受信部、送受信部、又は通信部と指称される。更に、基底帯域処理部1920及びRF処理部1910のうちの少なくとも一つはそれぞれ異なる多数の無線接続技術をサポートするために多数の通信モジュールを含む。また、基底帯域処理部1920及びRF処理部1910のうちの少なくとも一つはそれぞれ異なる周波数帯域の信号を処理するためにそれぞれ異なる通信モジュールを含む。例えば、それぞれ異なる無線接続技術は、LTE網、NR網などを含む。また、それぞれ異なる周波数帯域は超高周波(SHF:super high frequency)(例えば、2.5GHz、5GHz)帯域、mm波(millimeter wave)(例えば、60GHz)帯域を含む。
記憶部1930は、端末の動作のための基本プログラム、アプリケーション、設定情報などのデータを記憶する。記憶部1930は制御部1940のリクエストに従って記憶されたデータを提供する。
制御部1940は端末の全般的な動作を制御する。例えば、制御部1940は基底帯域処理部1920及びRF処理部1910を介して信号を送受信する。また、制御部1940は、記憶部1940にデータを記録し、記憶部1940からデータを読み取る。このために、制御部1940は少なくとも一つのプロセッサ(processor)を含む。例えば、制御部1940は通信のための制御を行うCP(communication processor)及び応用プログラムなどの上位階層を制御するAP(application processor)を含む。
図20は、本発明の一実施形態による無線通信システムにおけるTRPのブロック構成を示す図である。
図面に示すように、基地局は、RF処理部2010、基底帯域処理部2020、バックホール通信部2030、記憶部2040、及び制御部2050を含んで構成される。
RF処理部2010は、信号の帯域変換、増幅などの無線チャンネルを介して信号を送受信するための機能を行う。即ち、RF処理部2010は、基底帯域処理部2020から提供された基底帯域信号をRF帯域信号にアップ変換した後にアンテナを介して送信し、アンテナを介して受信されるRF帯域信号を基底帯域信号にダウン変換する。例えば、RF処理部2010は、送信フィルター、受信フィルター、増幅器、ミキサー、オシレーター、DAC、ADCなどを含む。図面で、一つのアンテナのみを図示したが、第1接続ノードは多数のアンテナを備える。また、RF処理部2010は多数のRFチェーンを含む。更に、RF処理部2010はビームフォーミングを行う。ビームフォーミングのために、RF処理部2010は多数のアンテナ又はアンテナ要素を介して送受信される信号のそれぞれの位相及び大きさを調節する。RF処理部は一つ以上のレイヤーを送信することによってダウンMIMO動作を行う。
基底帯域処理部2020は第1無線接続技術の物理階層規格によって基底帯域信号及びビット列間の変換機能を行う。例えば、データ送信時、基底帯域処理部2020は送信ビット列を符号化及び変調することによって複素シンボルを生成する。また、データ受信時、基底帯域処理部2020はRF処理部2010から提供された基底帯域信号を復調及び復号化を通じて受信ビット列を復元する。例えば、OFDM方式に従う場合、データ送信時、基底帯域処理部2020は、送信ビット列を符号化及び変調することによって複素シンボルを生成し、複素シンボルを副搬送波にマッピングした後、IFFT演算及CP挿入を通じてOFDMシンボルを構成する。また、データ受信時、基底帯域処理部2020は、RF処理部2010から提供された基底帯域信号をOFDMシンボル単位で分割し、FFT演算を通じて副搬送波にマッピングされた信号を復元した後、復調及び復号化を通じて受信ビット列を復元する。基底帯域処理部2020及びRF処理部2010は上述したように信号を送信及び受信する。これによって、基底帯域処理部2020及びRF処理部2010は、送信部、受信部、送受信部、通信部又は無線通信部と指称される。
通信部2030はネットワーク内の他のノードと通信を行うためのインターフェースを提供する。
記憶部2040は主基地局の動作のための基本プログラム、アプリケーション、設定情報などのデータを記憶する。特に、記憶部2040は、接続された端末に割り当てられたベアラーに対する情報、接続された端末から報告された測定結果などを記憶する。また、記憶部2040は、端末に多重接続を提供するか、又は中断するか否かの判断基準になる情報を記憶する。そして、記憶部2040は制御部2050のリクエストに従って記憶されたデータを提供する。
制御部2050は主基地局の全般的な動作を制御する。例えば、制御部2050は基底帯域処理部2020及びRF処理部2010を介して又はバックホール通信部2030を介して信号を送受信する。また、制御部2050は、記憶部2040にデータを記録し、記憶部2040からデータを読み取る。このために、制御部2050は少なくとも一つのプロセッサを含む。
本発明を例示的な実施形態で説明したが、多様な変更及び修正が当業者により提案される。本発明は特許請求の範囲内にあるそういう変更及び修正を含むことが意図される。
1-05、1-10、1-15、1-20、3-30 eNB(Evolved Node B)
1-25、3-25 MME
1-30 S-GW
1-35 UE(端末)
2-05、2-40 PDCP(Packet Data Convergence Protocol)
2-10、2-35 RLC(Radio Link Control)
2-15、2-30 MAC(Medium Access Control)
2-20、2-25 PHY(物理階層)
3-05 NR CN 3-10 NR gNB
3-15 NR UE
3-20 Radio access
4-01、4-45 NR SDAP
4-05、4-40 NR PDCP
4-10、4-35 NR RLC
4-15、4-30 NR MAC
4-20、4-25 NR PHY
8-05、9-05 BW(帯域幅)
8-10 第1のLTE周波数(Freq1)
8-20 CRS (Channel Reference Signal)
9-01 第1のNR周波数(Freq1)
9-10、9-20 部分帯域幅(BWP1、BWP2)
9-15 SSB1
9-25 SSB2
10-01、10-05 PCellのSFN(System Frame Number)(又はサービングセル)
10-21 オフセット
10-22 周期
10-23 機関
11-01、12-01 Cell1
11-02、12-02 Cell2
13-01~13-08 周波数1~周波数8
13-10、14-10、15-10、16-10 第1の周波数設定情報
13-20、14-20、15-20、16-20 第2の周波数設定情報
14-01~14-08 周波数1~周波数8
15-01~15-08 周波数1~周波数8
1910、2010 RF処理部
1920、2020 基底帯域(baseband)処理部
1930、2040 記憶部
1940、2050 制御部
1942、2052 多重接続処理部
2030 バックホール通信部
1-25、3-25 MME
1-30 S-GW
1-35 UE(端末)
2-05、2-40 PDCP(Packet Data Convergence Protocol)
2-10、2-35 RLC(Radio Link Control)
2-15、2-30 MAC(Medium Access Control)
2-20、2-25 PHY(物理階層)
3-05 NR CN 3-10 NR gNB
3-15 NR UE
3-20 Radio access
4-01、4-45 NR SDAP
4-05、4-40 NR PDCP
4-10、4-35 NR RLC
4-15、4-30 NR MAC
4-20、4-25 NR PHY
8-05、9-05 BW(帯域幅)
8-10 第1のLTE周波数(Freq1)
8-20 CRS (Channel Reference Signal)
9-01 第1のNR周波数(Freq1)
9-10、9-20 部分帯域幅(BWP1、BWP2)
9-15 SSB1
9-25 SSB2
10-01、10-05 PCellのSFN(System Frame Number)(又はサービングセル)
10-21 オフセット
10-22 周期
10-23 機関
11-01、12-01 Cell1
11-02、12-02 Cell2
13-01~13-08 周波数1~周波数8
13-10、14-10、15-10、16-10 第1の周波数設定情報
13-20、14-20、15-20、16-20 第2の周波数設定情報
14-01~14-08 周波数1~周波数8
15-01~15-08 周波数1~周波数8
1910、2010 RF処理部
1920、2020 基底帯域(baseband)処理部
1930、2040 記憶部
1940、2050 制御部
1942、2052 多重接続処理部
2030 バックホール通信部
Claims (15)
- 通信システムにおける端末によって行われる方法であって、
第1周波数リストがRRC(radio resource control)解除メッセージによって受信された第1情報に含まれるか否かを確認する段階と、
前記第1周波数リストが前記第1情報に含まれる場合、前記第1周波数リストに基づいてRRC_IDLEモード又はRRC_INACTIVEモードで測定を行う段階と、
前記第1周波数リストが前記第1情報に含まれない場合、システム情報ブロック(SIB:system information block)によって受信された第2情報に含まれる第2周波数リストに基づいてRRC_IDLEモード又はRRC_INACTIVEモードで測定を行う段階と、を有し、
前記測定は、前記第1情報又は前記第2情報に含まれる同期信号ブロック(SSB:synchronization signal block)設定情報に基づいて行われることを特徴とする方法。 - 前記SSB設定情報は、SSBに関連する周期、期間、及びオフセットに対する情報のうちの少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
- 前記第1周波数リストに含まれる周波数に対するSSB設定情報が前記第1情報に含まれることを確認する段階と、
前記第1情報に含まれる前記SSB設定情報に基づいて前記周波数に対する測定を行う段階と、を更に含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。 - 前記周波数に対する前記SSB設定情報が前記第1情報に含まれないことを確認する段階と、
前記周波数が前記第2周波数リストに含まれ、且つ前記周波数に対する前記SSB設定情報が前記第2情報に含まれることを確認する段階と、
前記第2情報に含まれる前記SSB設定情報に基づいて前記周波数に対する測定を行う段階と、を更に含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。 - 前記測定は、RRC_IDLEモード又はRRC_INACTIVEモードで選択されたセルの基準タイミングに基づいて行われることを特徴とする請求項1に記載の方法。
- 前記測定は、前記第1情報に基づいて開始された(initiated)タイマーが動作する間に行われ、
前記第1情報は、前記タイマーの動作に関連する期間に対する情報を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。 - 前記測定は、LTE(long term evolution)システムに対応する周波数に対してCRS(cell-specific reference signal)に基づいて行われ、
前記測定は、NR(new radio)システムに対応する周波数に対してSSBに基づいて行われることを特徴とする請求項1に記載の方法。 - 通信システムにおける端末であって、
送受信部と、
制御部と、を備え、
前記制御部は、
第1周波数リストがRRC(radio resource control)解除メッセージによって受信された第1情報に含まれるか否かを確認し、
前記第1周波数リストが前記第1情報に含まれる場合、前記第1周波数リストに基づいてRRC_IDLEモード又はRRC_INACTIVEモードで測定を行い、
前記第1周波数リストが前記第1情報に含まれない場合、システム情報ブロック(SIB:system information block)によって受信された第2情報に含まれる第2周波数リストに基づいてRRC_IDLEモード又はRRC_INACTIVEモードで測定を行うように構成され、
前記測定は、前記第1情報又は前記第2情報に含まれる同期信号ブロック(SSB:synchronization signal block)設定情報に基づいて行われることを特徴とする端末。 - 前記SSB設定情報は、SSBに関連する周期、期間、及びオフセットに対する情報のうちの少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項8に記載の端末。
- 前記制御部は、
前記第1周波数リストに含まれる周波数に対するSSB設定情報が前記第1情報に含まれることを確認し、
前記第1情報に含まれる前記SSB設定情報に基づいて前記周波数に対する測定を行うように更に構成されることを特徴とする請求項8に記載の端末。 - 前記制御部は、
前記周波数に対する前記SSB設定情報が前記第1情報に含まれないことを確認し、
前記周波数が前記第2周波数リストに含まれ、且つ前記周波数に対する前記SSB設定情報が前記第2情報に含まれることを確認し、
前記第2情報に含まれる前記SSB設定情報に基づいて前記周波数に対する測定を行うように更に構成されることを特徴とする請求項8に記載の端末。 - 前記測定は、RRC_IDLEモード又はRRC_INACTIVEモードで選択されたセルの基準タイミングに基づいて行われることを特徴とする請求項8に記載の端末。
- 前記測定は、前記第1情報に基づいて開始された(initiated)タイマーが動作する間に行われ、
前記第1情報は、前記タイマーの動作に関連する期間に対する情報を含み、
前記測定は、LTE(long term evolution)システムに対応する周波数に対してCRS(cell-specific reference signal)に基づいて行われ、
前記測定は、NR(new radio)システムに対応する周波数に対してSSBに基づいて行われることを特徴とする請求項8に記載の端末。 - 通信システムにおける基地局によって行われる方法であって、
RRC(radio resource control)解除メッセージによって第1情報を送信する段階と、
システム情報ブロック(SIB:system information block)によって第2情報を送信する段階と、を有し、
第1周波数リストが前記第1情報に含まれる場合、前記第1周波数リストに基づいてRRC_IDLEモード又はRRC_INACTIVEモードで端末によって測定が行われ、
前記第1周波数リストが前記第1情報に含まれない場合、前記SIBによって受信された第2情報に含まれる第2周波数リストに基づいてRRC_IDLEモード又はRRC_INACTIVEモードで前記端末によって測定が行われ、
前記測定は、前記第1情報又は前記第2情報に含まれる同期信号ブロック(SSB:synchronization signal block)設定情報に基づいて行われることを特徴とする方法。 - 通信システムにおける基地局であって、
送受信部と、
制御部と、を備え、
前記制御部は、
RRC(radio resource control)解除メッセージによって第1情報を送信し、
システム情報ブロック(SIB:system information block)によって第2情報を送信するように構成され、
第1周波数リストが前記第1情報に含まれる場合、前記第1周波数リストに基づいてRRC_IDLEモード又はRRC_INACTIVEモードで端末によって測定が行われ、
前記第1周波数リストが前記第1情報に含まれない場合、前記SIBによって受信された第2情報に含まれる第2周波数リストに基づいてRRC_IDLEモード又はRRC_INACTIVEモードで前記端末によって測定が行われ、
前記測定は、前記第1情報又は前記第2情報に含まれる同期信号ブロック(SSB:synchronization signal block)設定情報に基づいて行われることを特徴とする基地局。
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