本開示は、NR unlicensedにおいて、広帯域PRACH(physical random access channel)構成のために提供されるpre-5G(5th-generation)または5G通信システムに係わる。
一実施形態において、共有スペクトルチャネルアクセスを支援する無線通信システムにおけるユーザ装備(UE)が提供される。該UEは、基地局(BS)から、物理的ランダムアクセスチャネル(PRACH)プリアンブルのサブキャリア間隔(subcarrier spacing)、PRACHプリアンブルに係わる
該UEの送受信部は、また、該UEは、共有スペクトルチャネルを介し、基地局(BS)に、PRACHプリアンブルを送信するようにも構成される。
一実施形態において、前記PRACHプリアンブルの前記SCSが15kHzであるとき、前記シーケンス長は、1151にも設定され、前記PRACHプリアンブルの前記SCSが30kHzであるとき、前記シーケンス長は、571にも設定される。
一実施形態において、
一実施形態において、前記上位階層パラメータセットは、前記PRACHプリアンブルの送信前、LBT(listen-before-talk)プロセスを遂行するためのギャップを構成するための情報をさらに含んでもよい。
一実施形態において、前記LBTプロセスを遂行するためのギャップは、偶数インデックスを有するRACH機会として決定され、前記PRACHプリアンブルの送信物は、奇数インデックス内の次のRACH機会にも送信される。
他の実施形態において、共有スペクトルチャネルアクセスを支援する無線通信システムにおける基地局(BS)が提供される。該BSは、物理的ランダムアクセスチャネル(PRACH)プリアンブルのサブキャリア間隔、PRACHプリアンブルに係わる
他の実施形態において、前記上位階層パラメータセットは、前記PRACHプリアンブルの送信前、LBTプロセスを遂行するためのギャップを構成するための情報をさらに含んでもよい。
他の実施形態において、前記LBTプロセスを遂行するためのギャップは、偶数インデックスを有するRACH機会として決定され、前記PRACHプリアンブルの送信物は、奇数インデックス内の次のRACH機会にも送信される。
さらに他の実施形態において、共有スペクトルチャネルアクセスを支援する無線通信システムにおけるユーザ装備(UE)の方法が提供される。該方法は、基地局(BS)から、物理的ランダムアクセスチャネル(PRACH)プリアンブルのサブキャリア間隔、PRACHプリアンブルに係わる
一実施形態において、無線通信システムにおいて端末を動作させる方法が提供される。前記方法銀器支局から、PRACH(physical random access channel)プリアンブルのサブキャリア間隔(subcarrierspacing、SCS)に連関された構成情報、前記PRACHプリアンブルに係わるルートシーケンスインデックス、及びZCZ(zeroCorrelationZone)構成情報を受信する段階と、前記PRACHプリアンブルの前記SCSに連関された前記構成情報に基づき、前記PRACHプリアンブルに係わるシーケンス長を決定する段階と、前記ルートシーケンスインデックスに基づき、前記PRACHプリアンブルに係わるシーケンス番号を決定する段階と、前記ZCZ構成情報に基づき、前記PRACHプリアンブルに係わる循環シフトを決定する段階と、前記基地局に、前記シーケンス番号、前記循環シフト及び前記シーケンス長に基づき、前記PRACHプリアンブルを送信する段階を含んでもよい。
一実施形態において、前記PRACHプリアンブルの前記SCSが15kHzであるとき、前記シーケンス長は、1151に設定され、前記PRACHプリアンブルの前記SCSが30kHzであるとき、前記シーケンス長は、571にも設定される。
一実施形態において、前記ルートシーケンスインデックスが偶数であるとき、前記シーケンス番号は、(前記ルートシーケンスインデックス/2+1)と決定され、前記ルートシーケンスインデックスが奇数であるとき、前記シーケンス番号は、(前記シーケンス長-i-1)と決定され、ここで、i=(前記ルートシーケンスインデックス-1)/2及び0≦i≦(前記シーケンス長-1)/2-1でもある。
一実施形態において、前記ZCZ構成情報に基づき、前記PRACHプリアンブルに係わる循環シフトを決定する段階は、前記ZCZ構成情報及び前記シーケンス長に基づき、NCS値を決定する段階と、前記NCS値に基づき、前記PRACHプリアンブルに係わる前記循環シフトを決定する段階と、を含んでもよい。
一実施形態において、前記シーケンス長が1151であるとき、前記NCS値は、前記ZCZ構成情報のインデックスが0であるとき、前記NCS値を0に、前記ZCZ構成情報の前記インデックスが1であるとき、前記NCS値を17に、前記ZCZ構成情報の前記インデックスが3であるとき、前記NCS値を25に、前記ZCZ構成情報の前記インデックスが4であるとき、前記NCS値を30に、前記ZCZ構成情報の前記インデックスが5であるとき、前記NCS値を35に、前記ZCZ構成情報の前記インデックスが6であるとき、前記NCS値を44に、前記ZCZ構成情報の前記インデックスが7であるとき、前記NCS値を52であり、前記ZCZ構成情報の前記インデックスが8であるとき、前記NCS値を63に、前記ZCZ構成情報の前記インデックスが9であるとき、前記NCS値を82に、前記ZCZ構成情報の前記インデックスが10であるとき、前記NCS値を104に、前記ZCZ構成情報の前記インデックスが11であるとき、前記NCS値を127に、前記ZCZ構成情報の前記インデックスが12であるとき、前記NCS値を164に、前記ZCZ構成情報の前記インデックスが13であるとき、前記NCS値を230に、前記ZCZ構成情報の前記インデックスが14であるとき、前記NCS値を383に、前記ZCZ構成情報の前記インデックスが15であるとき、前記NCS値を575になるようにも決定される。
一実施形態において、前記シーケンス長が571であるとき、前記NCS値は、前記ZCZ構成情報の前記インデックスが0であるとき、前記NCS値を0に、前記ZCZ構成情報の前記インデックスが1であるとき、前記NCS値を8に、前記ZCZ構成情報の前記インデックスが2であるとき、前記NCS値を10に、前記ZCZ構成情報の前記インデックスが3であるとき、前記NCS値を12に、前記ZCZ構成情報の前記インデックスが4であるとき、前記NCS値を15に、前記ZCZ構成情報の前記インデックスが5であるとき、前記NCS値を17に、前記ZCZ構成情報の前記インデックスが6であるとき、前記NCS値を21に、前記ZCZ構成情報の前記インデックスが7であるとき、前記NCS値を25に、前記ZCZ構成情報の前記インデックスが8であるとき、前記NCS値を31に、前記ZCZ構成情報の前記インデックスが9であるとき、前記NCS値を40に、前記ZCZ構成情報の前記インデックスが10であるとき、前記NCS値を51に、前記ZCZ構成情報の前記インデックスが11であるとき、前記NCS値を63に、前記ZCZ構成情報の前記インデックスが12であるとき、前記NCS値を81に、前記ZCZ構成情報の前記インデックスが13であるとき、前記NCS値を114に、前記ZCZ構成情報の前記インデックスが14であるとき、前記NCS値を190に、前記ZCZ構成情報の前記インデックスが15であるとき、前記NCS値を285になるようにも決定される。
一実施形態において、初期アクセスのためのPUSCHのSCSに係わる構成情報に基づき、前記PUSCHに係わるリソースブロックの数を決定する段階と、前記シーケンス長、前記PRACHの前記SCS、初期アクセスのためのPUSCHのSCSに係わる前記構成情報、または前記PUSCHに係わるリソースブロックの数のうち少なくとも一つに基づき、前記PRACHプリアンブルに係わる基底帯域信号を生成するための値を決定する段階と、決定された値に基づき、前記PRACHプリアンブルに係わる前記基底帯域信号を生成する段階と、をさらに含んでもよい。
一実施形態において、前記PUSCHに係わるリソースブロックの数を決定する段階は、初期アクセスのためのPUSCHのSCSが15である場合、前記シーケンス長が571または1151であるとき、前記PUSCHに係わるリソースブロックの数を、96と同一になるように決定する段階と、初期アクセスのためのPUSCHのSCSが30である場合、前記シーケンス長が571または1151であるとき、前記PUSCHに係わるリソースブロックの数を、48と同一になるように決定する段階と、初期アクセスのためのPUSCHのSCSが60である場合、前記シーケンス長が571または1151であるとき、前記PUSCHに係わるリソースブロックの数を、24と同一になるように決定する段階と、を含んでもよい。
一実施形態において、前記PRACHプリアンブルに係わる前記基底帯域信号を生成するための値を決定する段階は、前記シーケンス長が571である場合、前記PRACHプリアンブルに係わる前記基底帯域信号を生成するための前記値を、2と同一になるように決定する段階と、前記シーケンス長が1151である場合、前記PRACHプリアンブルに係わる前記基底帯域信号を生成するための前記値を、1と同一になるように決定する段階と、を含んでもよい。
他の実施形態において、無線通信システムで基地局(BS)を動作させる方法が提供される。前記方法は、端末に、物理的ランダムアクセスチャネル(PRACH)プリアンブルのサブキャリア間隔(SCS)に係わる構成情報、前記PRACHプリアンブルに係わるルートシーケンスインデックス、及びZCZ(zeroCorrelationZone)構成情報を送信する段階と、前記端末から、前記PRACHプリアンブルに係わるシーケンス番号、前記PRACHプリアンブルに係わる循環シフト、及び前記PRACHプリアンブルに係わるシーケンス長に基づき、前記PRACHプリアンブルを受信する段階と、を含み、前記PRACHプリアンブルに係わる前記シーケンス長は、前記PRACHプリアンブルの前記SCSに係わる前記構成情報に基づいて決定され、前記PRACHプリアンブルに係わる前記シーケンス番号は、前記ルートシーケンスインデックスに基づいて決定され、前記PRACHプリアンブルに係わる前記循環シフトは、前記ZCZ構成情報に基づいても決定される。
他の実施形態において、前記PRACHプリアンブルの前記SCSが15kHzであるとき、前記シーケンス長は、1151に設定され、前記PRACHプリアンブルの前記SCSが30kHzであるとき、前記シーケンス長は、571にも設定される。
他の実施形態において、前記ルートシーケンスインデックスが偶数であるとき、前記シーケンス番号は、(前記ルートシーケンスインデックス/2+1)と決定され、前記ルートシーケンスインデックスが奇数であるとき、前記シーケンス番号は、(前記シーケンス長-i-1)と決定され、ここで、i=(前記ルートシーケンスインデックス-1)/2及び0≦i≦(前記シーケンス長-1)/2-1でもある。
他の実施形態において、前記PRACHプリアンブルに係わる前記循環シフトは、NCS値に基づいて決定され、前記NCS値は、前記ZCZ構成情報及び前記シーケンス長に基づいても決定される。
他の技術的特徴は、以下の図面、説明及び請求項から、本技術分野の当業者に容易に明確になるであろう。
以下の発明を実施するための具体的な内容の説明に取り掛かるに先立ち、本特許文書の全体にわたって使用される特定単語及び文言の定義に言及することが有利であろう。「連結」という用語と、その派生語は、2以上のエレメントが互いに物理的に接触しても、接触していなくとも、それらエレメント間の任意の直接または間接の通信を言う。「送信する」、「受信する」及び「通信する」という用語だけではなく、その派生語は、直接通信及び間接通信の双方を含む。「具備する」及び「含む」という用語だけではなく、その派生語は、制限のない包含を意味する。「または」という用語は、包含的(inclusive)であり、「及び/または」を意味する。「~に係わる」という文言だけではなく、その派生語は、「~を含む」、「~内に含まれる」、「~と相互連結する」、「~を入れている」、「~内に込められる」、「~に/~と連結する」、「~に/~とカップリングする」、「~と通信可能である」、「~と協力する」、「~をインターリーブする」、「~を並置する」、「~に近接する」、「~に/~と結び付けられる」、「~を有する」、「~の特性を有する」、「~に/~と関係を有する」というようなことを意味する。「制御部」という用語は、少なくとも1つの動作を制御する任意のデバイス、システムまたはその部分を意味する。そのような制御部は、ハードウェアまたはハードウェア及びソフトウェア、並びに/またはファームウェアの組み合わせによっても具現される。任意の特定制御部に係わる機能は、局所的でもあり、遠隔でもあり、集中型でもあり分散型でもある。「~のうち少なくとも一つ」という文言は、項目のリストと共に使用されるとき、列挙された項目のうち1以上の項目の異なる組み合わせが使用され、該リストにおける任意の1つの項目だけが必要でもあるということを意味する。例えば、「A、B、及びCのうち少なくとも一つ」は、次の組み合わせのうち任意のものを含む:A、B、C、A及びB、A及びC、B及びC、並びにA及びB及びC。
さらには、以下で説明される多様な機能は、1以上のコンピュータプログラムにより、具現されたり支援されたりもし、そのようなコンピュータプログラムのそれぞれは、コンピュータで読み取り可能なプログラムコードから形成され、コンピュータで読み取り可能な媒体に収録される。「アプリケーション」及び「プログラム」という用語は、適するコンピュータで読み取り可能なプログラムコードにおける具現に適する1以上のコンピュータプログラム、ソフトウェアコンポーネント、命令セット、プロシージャ、関数、個体(object)、クラス、インスタンス、関連データ、またはその部分を称する。「コンピュータで読み取り可能なプログラムコード」という文言は、ソースコード、目的コード及び実行可能コードを含む任意の類型のコンピュータコードを含む。「コンピュータで読み取り可能な媒体」という文言は、ROM(read only memory)、RAM(random access memory)、ハードディスクドライブ、CD(compact disc)、DVD(digital video disc)、または任意の他の類型のメモリのような、コンピュータによってアクセスされうる任意類型の媒体を含む。「非一時的」コンピュータで読み取り可能な媒体が、一時的な電気的または他の信号を伝送する有線、無線、光学的、または他の通信リンクを排除する。非一時的コンピュータで読み取り可能な媒体は、データが永久に保存されうる媒体と、データが保存され、後で上書き保存されうる媒体、言わば、再書き込み可能光ディスクまたは消去可能メモリデバイスを含む。
他の特定単語及び文言に係わる定義は、本特許文書の全体にわたって提供される。本技術分野の当業者であるならば、ほとんどではないにしても、多くの場合、そのような定義が、そのように定義された単語及び文言の以前及び将来の使用に適用されうるということを理解しなければならないのである。
以下で論議される図1ないし図38と、本特許文書において、本開示の原理について説明するのに使用される多様な実施形態は、単に例示であるのみ、いかようにも、本開示の範囲を制限すると解釈されるものではない。本技術分野の当業者であるならば、本開示の原理が、任意の適切に配列されたシステムまたはデバイスに具現されうるということを理解するであろう。
次の文書は、本開示で十分に言及されるように、参照によって本開示に統合される:3GPP TS 38.211 v15.4.0,「NR;physical channels and modulation」;3GPP TS 38.212 v15.4.0,「NR;multiplexing and channel coding」;3GPP TS 38.213 v15.4.0,「NR;physical layer procedures for control」;3GPP TS 38.214 v15.4.0,「NR;physical layer procedures for data」;3GPP TS 38.331 v15.4.0,「NR;RRC(radio resource control) protocol specification」;ETSI EN301 893 V2.1.1,「5 GHz RLAN;harmonized standard covering the essential requirements of article 3.2 of directive 2014/53/EU」,2017;ETSI EN 302 567 V2.1.1,「multiple-gigabit/s radio equipment operating in the 60GHz band;harmonized standard covering the essential requirements of article 3.2 of directive 2014/53/EU」,2017;、3GPP TR 36.889 V13.0.0,「study on licensed-assisted access to unlicensed spectrum」,2015;及びIEEE Std 802.11-2016,「part 11:wireless LAN MAC(medium access control) and PHY(Physical layer) specifications」,2016。
下記の図1ないし図3は、無線通信システムにおいて、かつ直交周波数分割多重化(OFDM:orthogonal frequency division multiplexing)または直交周波数分割多重接続(OFMDA:orthogonal frequency division multiple access)の通信技法を使用して具現される多様な実施形態について説明する。図1ないし図3の説明は、異なる実施形態が具現されもする物理的または構成的な制限を暗示するように意図されるものではない。本開示の異なる実施形態は、任意の適切に整列された通信システムによっても具現される。
図1は、本開示の実施形態による、例示的な無線ネットワークを図示する。図1に図示された無線ネットワークの実施形態は、例示のためのものに過ぎない。無線ネットワーク100の他の実施形態は、本開示の範囲から外れることなしにも使用される。
図1に図示されているように、該無線ネットワークは、gNB 101、gNB 102及びgNB 103を含む。gNB 101は、gNB 102及びgNB 103と通信する。gNB 101は、少なくとも1つのネットワーク130、言わば、インターネット(internet)、独占インターネットプロトコル(IP:internet protocol)ネットワーク、または他のデータネットワークとさらに通信する。
gNB 102は、gNB 102のカバレージ領域120内の複数の第1ユーザ装備(UE)に、ネットワーク130に対する無線広帯域アクセスを提供する。複数の第1 UEは、小規模事業場(SB:small business)にも位置するUE 111、大規模事業場(E)にも位置するUE 112;Wi-Fi(wireless fidelity)ホットスポット(HS)にも位置するUE 113、第1居住地(R)にも位置するUE 114、第2居住地(R)にも位置するUE 115、UE 116、及びモバイルデバイス(M)、言わば、セル電話機、無線ラップトップ、無線PDAなどでもある。gNB 103は、gNB 103のカバレージ領域125内の第2複数のUEに、ネットワーク130に対する無線広帯域アクセスを提供する。複数の第2UEは、UE 115とUE 116とを含む。一部実施形態において、gNB 101~103のうち1以上のeNBは、5G、LTE、LTE-A、WiMAX、Wi-Fi、または他の無線通信技法を使用し、互いにそしてUE 111~116と通信することができる。
ネットワーク類型に依存し、「基地局」または「BS」という用語は、ネットワーク、言わば、送信地点(TP:transmit point)、送受信地点(TRP:transmit-receive point)、向上された基地局(eNodeBまたはeNB)、5G基地局(gNB)、マクロセル、フェムトセル、Wi-Fiアクセスポイント(AP)、または他の無線可能デバイスを提供するように構成される任意のコンポーネント(または、コンポーネントの集まり)を称しうる。該基地局は、1以上の無線通信プロトコル、例えば、5G 3GPP新たな無線(NR:new radio)インターフェース/アクセス(NR)、LTE(long term evolution)、LTE-A(LTE advanced)、HSPA(high speed packet access)、Wi-Fi 802.11a/b/g/n/acなどにより、無線アクセスを提供することができる。便宜上、「BS」と「TRP」という用語は、遠隔端末に無線アクセスを提供するネットワークインフラストラクチャコンポーネントを称するために、本特許文書において、交換的に使用される。また、ネットワーク類型に依存し、「ユーザ装備」または「UE」という用語は、「モバイルステーション」、「加入局」、「遠隔端末」、「無線端末」、「受信地点」または「ユーザデバイス」のような任意のコンポーネントを称しうる。便宜上、「ユーザ装備」と「UE」という用語は、UEがモバイルデバイス(言わば、移動電話機またはスマートフォン)とも、基地局デバイス(言わば、デスクトップコンピュータまたは自動販売機)とも一般的に見なされるにしても、BSに無線にアクセスする遠隔無線装備を称するために、本特許文書で使用される。
破線は、カバレージ領域120及び125の大体の範囲を示し、該カバレージ領域は、例示のみk及び説明のみを目的に、ほぼ円形に図示される。gNBに係わるカバレージ領域、言わば、カバレージ領域120及び125は、gNBの構成と、自然障害物及び人工障害物に係わる無線環境における変化とに依存し、不規則な形状を含む、他の形状を有しうるということが確かに理解されなければならない。
以下でさらに詳細に説明されるように、UE 111~116のうち1以上は、高級無線通信システムにおいて、データ及び制御情報に係わる受信信頼度のために、回路、プログラミング、またはそれらの組み合わせを含む。特定実施形態において、gNB 101~103のうち1以上のgNBは、NR unlicensedにおいて、効率的なチャネル占有時間時分割のために、回路、プログラミング、またはそれらの組み合わせを含む。
たとえ図1が、無線ネットワークの1つの例を図示するにしても、多様な変更が、図1ついてもなされる。例えば、該無線ネットワークは、任意数のgNBと、任意数のUEとを、任意の適する配列において含んでもよい。また、gNB 101は、任意数のUEと直接通信し、それらUEに、ネットワーク130に対する無線広帯域アクセスを提供することができる。同様に、それぞれのgNB 102,103は、ネットワーク130と直接通信し、UEに、ネットワーク130に対する直接無線広帯域アクセスを提供することができる。さらには、gNB 101、102及び/または103は、他のまたはさらなる外部ネットワーク、言わば、外部電話機ネットワーク、または他類型のデータネットワークに対するアクセスを提供することができる。
図2は、本開示の実施形態による、例示的なgNB 102を図示する。図2に図示されたgNB 102の実施形態は、例示のためのものに過ぎず、図1のgNB 101及び103は、同一であるか、あるいは類似した構成を有しうる。しかし、gNBは、非常に多様な構成でもって提供され、図2は、本開示の範囲を、gNBの任意特定具現例に制限するものではない。
図2に図示されているように、gNB 102は、多数のアンテナ205a~205n、多数のRF送受信部210a~210n、送信(TX)プロセッシング回路215、及び受信(RX)プロセッシング回路220を含む。gNB 102は、制御器/プロセッサ225、メモリ230、及びバックホール(backhaul)またはネットワークインターフェース(IF)235をさらに含む。
RF送受信部210a~210nは、アンテナ205a~205nから、ネットワーク100において、UEによって送信された信号のような着信(incoming)RF信号を受信する。RF送受信部210a~210nは、着信RF信号をダウンコンバーティングし、IF信号または基底帯域信号を生成する。該IF信号または該基底帯域信号は、RXプロセッシング回路220に伝送され、RXプロセッシング回路は、該基底帯域信号または該IF信号をフィルタリング、デコーディング及び/またはデジタル化することにより、プロセッシングされた基底帯域信号を生成する。RXプロセッシング回路220は、プロセッシングされた基底帯域信号を、さらなるプロセッシングのために、制御器/プロセッサ225に送信する。
TXプロセッシング回路215は、アナログデータまたはデジタルデータ(言わば、音声データ、ウェブデータ、電子メールまたは対話形ビデオゲームデータ)を、制御器/プロセッサ225から受信する。TXプロセッシング回路215は、発信(outgoing)基底帯域データをエンコーディング、多重化及び/またはデジタル化し、プロセッシングされた基底帯域信号またはIF信号を生成する。RF送受信部210a~210nは、TXプロセッシング回路215から発信されたプロセッシングされた基底帯域信号またはIF信号を受信し、基底帯域信号またはIF信号を、アンテナ205a~205nを介して送信されるRF信号にアップコンバーティングする。
制御器/プロセッサ225は、gNB 102の全体動作を制御する1以上のプロセッサ、または他のプロセッシングデバイスを含んでもよい。例えば、制御器/プロセッサ225は、広く公知された原理により、RF送受信部210a~210n、RXプロセッシング回路220及びTXプロセッシング回路215により、順方向チャネル信号の受信と、逆方向チャネル信号の送信とを制御することができる。制御器/プロセッサ225は、さらに進歩された無線通信機能のようなさらなる機能も支援することができる。例えば、制御器/プロセッサ225は、多数のアンテナ205a~205nからの発信信号を、所望する方向に効果的に操向するために、その発信信号が異なるように加重されるビームフォーミングまたは指向性ルーティング動作を支援することができる。非常に多様な他の機能のうち任意のものが、gNB 102から、制御器/プロセッサ225によっても支援される。
制御器/プロセッサ225は、OS(operating system)のように、メモリ230に常駐するプログラム、及び他のプロセスをさらに実行することができる。制御器/プロセッサ225は、実行プロセスによって要求されるように、メモリ230内またはメモリ230外にデータを移動させることができる。
制御器/プロセッサ225は、バックホールまたはネットワークインターフェース235にさらにカップリングされる。バックホールまたはネットワークインターフェース235は、gNB 102がバックホール連結を介し、あるいはネットワークを介し、他のデバイスまたはシステムと通信することを許容する。インターフェース235は、任意の適する有線連結または無線連結を介する通信を支援することができる。例えば、gNB 102がセルラ通信システムの一部(言わば、5G、LTEまたはLTE-Aを支援するもの)として具現されるとき、インターフェース235は、gNB 102が、有線または無線のバックホール連結を介し、他のgNBと通信することを許容しうる。gNB 102がアクセスポイントとして具現されるとき、インターフェース235は、gNB 102が、有線または無線の局部領域ネットワークを介し、またはさらに大きいネットワーク(言わば、インターネット)への有線連結または無線連結を介し、通信することを許容しうる。インターフェース235は、有線連結または無線連結を介する通信を支援する任意の適する構造体、言わば、イーサネット送受信部またはRF送受信部を含む。
メモリ230は、制御器/プロセッサ225にカップリングされる。メモリ230の一部は、RAMを含んでもよく、メモリ230の他の一部は、フラッシュメモリ、または他のROMを含んでもよい。
図2は、gNB 102の1つの例を図示するが、多様な変更が図2についてもなされる。例えば、gNB 102は、図2に図示された任意数のそれぞれのコンポーネントを含んでもよい。特定例として、アクセスポイントが多数のインターフェース235を含んでもよく、制御器/プロセッサ225は、異なるネットワークアドレス間において、データをルーティングするルーティング機能を支援することができる。他の特定例として、TXプロセッシング回路215の単一インスタンスと、RXプロセッシング回路220の単一インスタンスとを含むように図示されるが、gNB 102は、それぞれのものの多数のインスタンス(言わば、RF送受信部当たり一つ)を含んでもよい。また、図2における多様なコンポーネントは、組み合わされるか、さらに細分されるか、あるいは省略されもし、さらなるコンポーネントが特定要求によっても追加される。
図3は、本開示の実施形態による、例示的なUE 116を図示する。図3に図示されたUE 116の実施形態は、例示のためのものに過ぎず、図1のUE 111~115は、同一であるか、あるいは類似した構成を有しうる。しかし、該UEは、非常に多様な構成で提供され、図3は、本開示の範囲を、UEの任意の特定具現例に制限するものではない。
図3に図示されているように、UE 116は、アンテナ305、無線周波数(RF:radio frequency)送受信部310、TXプロセッシング回路315、マイクロフォン320及び受信(RX)プロセッシング回路325を含む。UE 116は、スピーカ330、プロセッサ340、入出力(I/O)インターフェース(IF)345、タッチスクリーン350、ディスプレイ355及びメモリ360をさらに含む。メモリ360は、オペレーションシステム(OS:operating system)361と、1以上のアプリケーション362を含む。
RF送受信部310は、アンテナ305から、ネットワーク100のgNBによって送信された着信RF信号を受信する。RF送受信部310は、着信RF信号をダウンコンバーティングし、中間周波数(IF:intermediate frequency)信号または基底帯域信号を生成する。IF信号または基底帯域信号は、RXプロセッシング回路325に伝送され、RXプロセッシング回路は、基底帯域信号またはIF信号を、フィルタリング、デコーディング及び/またはデジタル化することにより、プロセッシングされた基底帯域信号を生成する。RXプロセッシング回路325は、プロセッシングされた基底帯域信号を、さらなるプロセッシングのために、スピーカ330(言わば、音声データ用)またはプロセッサ340(言わば、ウェブブラウジングデータ用)に送信する。
TXプロセッシング回路315は、マイクロフォン320からのアナログ音声データまたはデジタル音声データ、またはプロセッサ340からの他の発信基底帯域データ(言わば、ウェブデータ、電子メールまたは対話形ビデオゲームデータ)を受信する。TXプロセッシング回路315は、発信基底帯域データを、エンコーディング、多重化及び/またはデジタル化し、プロセッシングされた基底帯域信号またはIF信号を生成する。RF送受信部310は、TXプロセッシング回路315から発信されたプロセッシングされた基底帯域信号またはIF信号を受信し、基底帯域信号またはIF信号を、アンテナ305を介して送信されるRF信号にアップコンバーティングする。
プロセッサ340は、1以上のプロセッサ、または他のプロセッシングデバイスを含んでもよく、UE 116の全体動作を制御するために、メモリ360に保存されたOS 361を実行することができる。例えば、プロセッサ340は、広く公知された原理により、RF送受信部310、RXプロセッシング回路325及びTXプロセッシング回路315により、順方向チャネル信号の受信と、逆方向チャネル信号の送信とを制御することができる。一部実施形態において、プロセッサ340は、少なくとも1つのプロセッサまたはマイクロ制御器を含む。
プロセッサ340は、ビーム管理のためのプロセスのように、メモリ360に常駐する他のプロセス及びプログラムをさらに実行することができる。プロセッサ340は、実行プロセスによって要求されるように、メモリ360内、または該メモリ外にデータを移動させることができる。一部実施形態において、プロセッサ340は、OS 361に基づき、またはgNBまたはオペレータから受信された信号に応答し、アプリケーション362を実行するように構成される。プロセッサ340は、I/Oインターフェース345にさらにカップリングされ、I/Oインターフェースは、UE 116に、他のデバイス、言わば、ラップトップコンピュータ及びハンドヘルドコンピュータに連結する能力を提供する。I/Oインターフェース345は、それらアクセサリとプロセッサ340との通信経路である。
プロセッサ340は、タッチスクリーン350及びディスプレイ355にさらにカップリングされる。UE 116のオペレータは、タッチスクリーン350を使用して、データをUE 116に入力することができる。ディスプレイ355は、液晶ディスプレイ、発光ダイオードディスプレイ、あるいは、言わば、ウェブサイトからのテキスト、及び/または少なくとも制限されたグラフィックをレンダリングすることができる他のディスプレイでもある。
メモリ360は、プロセッサ340にカップリングされる。メモリ360の一部は、ランダムアクセスメモリ(RAM)を含んでもよく、メモリ360の他の一部は、フラッシュメモリ、または他の判読専用メモリ(ROM)を含んでもよい。
図3がUE 116の1つの例を図示するにしても、多様な変更が図3についてもなされる。例えば、図3における多様なコンポーネントは、組み合わされるか、さらに細分されるか、あるいは省略され、さらなるコンポーネントが、特定要求によっても追加される。特定例として、プロセッサ340は、多数のプロセッサ、言わば、1以上の中央プロセッシングユニット(CPU)と、1以上のグラフィックプロセッシングユニット(GPU)とに分けられる。また、図3がモバイル電話機またはスマートフォンとして構成されるUE 116を例示するが、該UEは、他類型のモバイル、または静止デバイスとして動作するようにも構成される。
本開示は、一般的に、無線通信システムに係わり、さらに具体的には、基地局と送信するユーザ装備(UE)に係わる消費電力の低減、及び二重連結性を有する動作のための物理的ダウンリンク制御チャネル(PDSCH:physical downlink control channel)のUEへの送信、及びそのUEからの受信に係わるものである。該通信システムが、基地局、または1以上の送信地点からUEへの送信を言うダウンリンク(DL)と、UEから、基地局、または1以上の受信地点への送信を言うアップリンク(UL)と、を含む。
4G通信システムの展開(deployment)以後、増大した無線データトラフィックに係わる要求を充足させるために、改善された5G通信システムまたはpre-5G通信システムを開発するための努力がなされてきた。それにより、5G通信システムまたはpre-5G通信システムは、「4G以後ネットワーク」または「ポスト(post)LTEシステム」とさらに称される。該5G通信システムは、さらに高いデータレートを成就するために、さらに高い周波数(mmWave)帯域、例えば、60GHz帯域で具現されると考えられる。電波の伝播損失を減らし、送信距離を延長させるために、ビームフォーミング、大規模MIMO(multiple-input multiple-output)、FD-MIMO(full dimensional MIMO)、アレイアンテナ、アナログビームフォーミング及び大規模アンテナの技法が5G通信システムで論議される。また、該5G通信システムにおいて、次世代小型セル、クラウドRAN(radio access network)、超高密(ultra-dense)ネットワーク、D2D(device-to-device)通信、無線バックホール、ムービングネットワーク、協力通信、CoMP(coordinated multi-points)、受信端干渉除去などに基づき、システムネットワーク改善のための開発が進行中である。
セル上のDLシグナリングのため、あるいはULシグナリングのための時間ユニットがスロットとも称されるが、1以上のシンボルを含んでもよい。該シンボルが、さらなる時間ユニットとして、さらに役割を行うことができる。周波数(または、帯域幅(BW))ユニットがリソースブロック(RB:resource block)(RB)と称される。1つのRBは、多数のサブキャリア(SC)を含む。例えば、スロットが14個シンボルを含んでもよく、1ミリ秒または0.5ミリ秒の持続期間を有し、RBが180kHzまたは360kHzのBWを有し、それぞれ15kHzまたは30kHzのインター・SC間隔を有する12個SCを含んでもよい。
DL信号は、情報コンテンツを運ぶデータ信号、DL制御情報(DLI:DL control information)フォーマットを運ぶ制御信号、及びパイロット信号とも知られた基準信号(RS:reference signal)を含む。gNBがそれぞれの物理的DL共有チャネル(PDSCH:physical DL shared channel)(PDSCH)または物理的DL制御チャネル(PDCCH)を介し、データ情報(例えば、伝送ブロック)またはDCIフォーマットを送信することができる。gNBがチャネル状態情報(CSI:channel state information) RS(CSI-RS)及び復調RS(DMRS)を含む多数の類型のうち1以上の類型のRSを送信することができる。該CSI-RSは、UEがチャネル状態情報(CSI)を測定するため、または移動性支援に係わるもののような他の測定を行うために意図される。該DMRSがそれぞれのPDCCHまたはPDSCHのBWにおいてのみ送信され、UEがデータまたは制御情報を復調するために、DMRSを使用することができる。
UL信号は、情報コンテンツを運ぶデータ信号、UL制御情報(UCI)を運ぶ制御信号、及びRSをさらに含む。UEがそれぞれの物理的UL共有チャネル(PUSCH)または物理的UL制御チャネル(PUCCH)を介し、データ情報(例えば、伝送ブロック)またはUCIを送信する。該UEが、データ情報とUCIとを同時に送信するとき、該UEは、それら二つともPUSCHで多重化するか、あるいはそれらを、それぞれのPUSCH及びPUCCHに別途に送信することができる。該UCIは、UEによるデータ伝送ブロック(TB)の正しいか、あるいは不正確な検出を指示するハイブリッド自動反復要請確認応答(HARQ-ACK:hybrid automatic repeat request acknowledgement)情報、UEがUEのバッファにデータを有するか否かということを指示するスケジューリング要請(SR:scheduling request)、及びUEに係わるPDSCH送信またはPDCCH送信のリンク適応を行うために、gNBが適切なパラメータを選択することを可能にさせるCSI報告を含む。
UEからのCSI報告は、事前に決定されたブロックエラーレート(BLER:block error rate)、言わば、10% BLERを有するデータTBをUEが検出するための変調及びコーディングスキーム(MCS:modulation and coding scheme)をgNBに知らせるチャネル品質指示子(CQI:channel quality indicator)、UEへのシグナリングをプリコーディングする方法をgNBに知らせるプリコーディングマトリックス指示子(PMI:precoding matrix indicator)、及びPDSCHに係わる送信ランクを指示するランク指示子(RI:rank indicator)を含んでもよい。ULRSは、DMRSと深さ測定RS(SRS)を含む。該DMRSは、それぞれのPUSCH送信またはPUCCH送信のBWにおいてのみ送信される。gNBが、それぞれのPUSCHまたはPUCCHにおける情報を復調するために、該DMRSを使用することができる。SRSは、gNBにCSIを提供するため、そしてTDD、または柔軟なデュプレックスシステムの場合、DL送信のためのPMIをさらに提供するために、UEによって送信される。UL DMRSまたはSRS送信が、例えば、ZC(Zadoff-Chu)シーケンス、または、一般的にCAZAC(constant amplitude zero auto correlation)シーケンスの送信に基づきうる。
DL送信とUL送信は、DFT-spread-OFDMとして知られたDFTプリコーディングを使用する変種を含み、OFDM(orthogonal frequency division multiplexing)波形に基づきうる。
図4は、本開示の実施形態による、OFDMを使用する例示的な送信機構造400を図示する。図4に図示された送信機構造400の実施形態は、例示のためのみに図示される。図4に図示されたコンポーネントのうち1以上が、言及された機能を遂行するように構成される専門化された回路によっても具現されるか、あるいはコンポーネントのうち1以上は、言及された機能を遂行するための命令を実行する1以上のプロセッサによっても具現される。他の実施形態は、本開示の範囲から外れることなしに使用される。
情報ビット、言わば、DCIビットまたはデータビット410が、エンコーダ420によってエンコーディングされ、レートマッチャ430によって配定(あてがい)(assignment)された時間/周波数リソースにレートマッチングされ、変調器440によって変調される。その後、変調されたエンコーディングされたシンボル及びDMRS、またはCSI-RS 450は、SCマッピングユニット465によってSC 460にマッピングされ、逆高速フーリエ変換(IFFT:inverse fast Fourier transform)がフィルタ470によって遂行され、循環前置(CP:cyclic prefix)がCP挿入ユニット480によって追加され、結果としての信号が、フィルタ490によってフィルタリングされ、ラジオ周波数(RF)ユニット495によって送信される。
図5は、本開示の実施形態による、OFDMを使用する例示的な受信機構造500を図示する。図5に図示された受信機構造500の一実施形態は、例示のためのものに過ぎない。図8に図示されたコンポーネントのうち1以上が、言及された機能を遂行するように構成される専門化された回路によっても具現されるか、あるいはコンポーネントのうち1以上は、言及された機能を遂行するための命令を実行する1以上のプロセッサによっても具現される。他の実施形態は、本開示の範囲から外れることなしに使用される。
受信された信号510がフィルタ520によってフィルタリングされ、CP除去ユニットがCP 530を除去し、フィルタ540が高速フーリエ変換(FFT)を適用し、SCデマッピングユニット550が、BW選択器ユニット555によって選択されたSCをデマッピングし、受信されたシンボルが、チャネル推定器及び復調器ユニット560によって復調され、レートデマッチャ(de-matcher)570がレートマッチングを復元し、デコーダ580は、結果としてのビットをデコーディングし、情報ビット590を提供する。
UEが、1つのスロットにおいて、多数の候補DCIフォーマットをデコーディングするために、それぞれの潜在的PDCCH送信のための多数の候補ロケーションを、一般的にモニタリングする。PDCCH候補をモニタリングすることは、UEが受信するように構成されるDCIフォーマットによってPDCCH候補を受信し、デコーディングすることを意味する。該UEがDCIフォーマットの正しい検出を確認するために、該DCIフォーマットは、CRC(cyclic redundancy check)ビットを含む。該DCIフォーマット類型がCRCビットをスクランブリングするRNTI(radio network temporary identifier)によって識別される。PDSCHまたはPUSCHを、単一UEにスケジューリングするDCIフォーマットの場合、RNTIは、セルRNTI(C-RNTI)でもあり、UE識別子として役割を行うことができる。
システム情報(SI)を運ぶPDSCHをスケジューリングするDCIフォーマットの場合、RNTIは、SI-RNTIでもある。ランダムアクセス応答(RAR:random-access response)を提供するPDSCHをスケジューリングするDCIフォーマットの場合、RNTIは、RA-RNTIでもある。UEがサービングgNBとの無線リソース制御(RRC:radio resource control)連結を確立する前、単一UEにつき、PDSCHまたはPUSCHをスケジューリングするDCIフォーマットの場合、該RNTIは、臨時C-RNTI(TC-RNTI)でもある。TPCコマンドをUEのグループに提供するDCIフォーマットの場合、該RNTIは、TPC-PUSCH-RNTIまたはTPC-PUCCH-RNTIでもある。それぞれのRNTI類型は、RRCシグナリングのような上位階層シグナリングを介し、UEについても構成される。UEへのPDSCH送信をスケジューリングするDCIフォーマットが、DLDCIフォーマットまたはDL配定(あてがい)と称される一方、UEからのPUSCH送信をスケジューリングするDCIフォーマットは、またULDCIフォーマットまたはUL許可(grant)と称される。
PDCCH送信が、物理的RB(PRB)のセット内にもある。gNBがPDCCH受信のために、リソースセットとも言うPRBの1以上のセットをUEに構成することができる。PDCCH送信が、制御リソースセット(control resource set)にスケジューリングされる制御チャネルエレメント(CCE:control channel element)によってもなる。UEが、PDSCH受信またはPUSCH送信をスケジューリングするためのUE特定RRCシグナリングにより、UEに構成される、C-RNTIのようなRNTIによってスクランブリングされたCRCを有するDCIフォーマットがあるPDCCH候補のためのUE特定検索空間(USS:UE-specific search space)と、他のRNTIによってスクランブリングされたCRCを有するDCIフォーマットがあるPDCCH候補のための共通検索空間(CSS:common search space)のような検索空間と、に基づき、PDCCH受信のためのCCEを決定する。UEへのPDCCH送信のために使用されうるCCEのセットが、PDCCH候補ロケーションを定義する。制御リソースセットの性質が、PDCCH受信のためのDMRSアンテナポートの準コロケーション(quasi co-location)情報を提供する送信構成指示(TCI:transmission configuration indication)状態である。
図6は、本開示の実施形態による、DCIフォーマットのための例示的なエンコーディングプロセス600を図示する。図6に図示されたエンコーディングプロセス600の実施形態は、例示のためのものに過ぎない。図6に図示されたコンポーネントのうち1以上が、言及された機能を遂行するように構成される専門化された回路によっても具現されるか、あるいはコンポーネントのうち1以上は、言及された機能を遂行するための命令を実行する1以上のプロセッサによっても具現される。他の実施形態は、本開示の範囲から外れることなしに使用される。
gNBがそれぞれのPDCCHにおいて、それぞれのDCIフォーマットを別途にエンコーディングして送信する。RNTIが、UEがDCIフォーマットを識別することができるようにするために、DCIフォーマットコードワードのCRCをマスキングする。例えば、CRCとRNTIは、例えば、16個ビットまたは24個ビットを含んでもよい。(コーディングされていない)DCIフォーマットビット610のCRCは、CRCコンピューテーションユニット620を使用して決定され、そのCRCは、CRCビットとRNTIビット640との間に、排他的OR(XOR)演算ユニット630を使用してマスキングされる。該XOR演算は、XOR(0,0)=0、XOR(0,1)=1、XOR(1,0)=1、XOR(1,1)=0として定義される。マスキングされたCRCビットは、CRC添付ユニット650を使用し、DCIフォーマット情報ビットに添付される。エンコーダ660がチャネルコーディング(言わば、テールバイティング(tail-biting)コンボリューションコーディングまたは極コーディング(polar coding))を行い、レートマッチャ670によって割り当てられたリソースへのレートマッチングが後続する。インターリービング及び変調ユニット680は、インターリービング及び変調、言わば、QPSKを適用し、出力制御信号690は、送信される。
図7は、本開示の実施形態による、UEと共に使用するためのDCIフォーマットのための例示的なデコーディングプロセス700を図示する。図7に図示されたデコーディングプロセス700の実施形態は、例示のためのものに過ぎない。図7に図示されたコンポーネントのうち1以上が、言及された機能を遂行するように構成される専門化された回路によっても具現されるか、あるいはコンポーネントのうち1以上は、言及された機能を遂行するための命令を実行する1以上のプロセッサによっても具現される。他の実施形態は、本開示の範囲から外れることなしに使用される。
受信された制御信号710は、復調器及びデインターリーバ720により、復調及びデインターリービングされる。gNB送信機で適用されたレートマッチングが、レートマッチャ730によって復元され、結果としてのビットは、デコーダ740によってデコーディングされる。デコーディング後、CRC抽出器750がCRCビットを抽出し、DCIフォーマット情報ビット760を提供する。DCIフォーマット情報ビットは、(適用されるとき)RNTI 780とのXOR演算によってマスキング解除され(770)、CRCチェックがユニット790によって行われる。CRCチェックが成功するとき(チェック度がゼロであるとき)、DCIフォーマット情報ビットは、有効であると見なされる。CRCチェックが成功に至らないとき、DCIフォーマット情報ビットは、無効であると見なされる。
図8は、本開示の実施形態による、例示的なチャネルアクセス手続き800を図示する。図8に図示されたチャネルアクセス手続き800の実施形態は、例示のためのものに過ぎない。図8は、本開示の範囲を制限するものではない。
3GPP標準仕様において、LAA(licensed assisted access)キャリア上の物理的ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)を含むダウンリンク送信は、Cat4 LBT(category 4 listen-before-talk)手続き(フローチャートが図8に例示される)による。eNBが遊休状態(801)に留まる。データトラフィックが存在するか否かということ(811)に依存し、gNBは、競争状態(802)に移転するか、あるいは遊休状態(801)に留まる。該eNBは、該eNBが延期(defer)持続期間のスロット持続期間についてチャネルを感知する初期CCA(iCCA)をまず遂行する(812)。そのチャネルがiCCAにおいてクリアであると感知されれば、該gNBは、送信(803)を開始し、そうでなければ、該gNBは、バックオフ(BO:backoff)カウンタを生成し(821)、拡張されたCCA(eCCA)を遂行する。該eNBは、BOカウンタが段階4)におけるように、0を達成(814)した後、送信を始めることができ、該BOカウンタは、以下の段階により、さらなるスロット持続期間の間、チャネルを感知することによって調整される:1)0と競争ウィンドウサイズ(CWS:contention window size)との間に均一に分布される乱数でもってカウンタを設定し(821)、段階4に行き、2)もしカウンタが0を超え、該eNBがカウンタを低減させることを選択すれば、カウンタを1ほど低減させ(822)、3)さらなるスロット持続期間の間、チャネルを感知し、さらなるスロット持続期間が遊休であるならば、段階4)に行き、そうでなければ、段階5)に行き、4)カウンタが0であるならば(814)、中止し、そうでなければ、段階2)に行く。5)使用中の(busy)スロットがさらなる延期持続期間内に検出されるか、あるいはさらなる延期持続期間の全てのスロットが遊休(815)であると検出されるまで、チャネルを感知し、6)そのチャネルがさらなる延期持続期間の全てのスロット持続期間の間、遊休であると感知されれば、段階4)に行き、そうでなければ、段階5)に行く。
eNBは、最大チャネル占有時間が成就されるまで(818)、送信を維持することができる。送信後、その送信が成功するならば、競争ウィンドウサイズは、リセットされ(823)、そうでなければ、競争ウィンドウサイズは、増大される(824)。該eNBが送信された(317)後、データトラフィックを依然として有すれば、該eNBは、競争チャネル(802)を維持し、そうでなければ、該eNBは、遊休(801)に移転する。該eNBが、以前に任意のiCCAを失敗していなければ(816)、該eNBは、iCCAを遂行することができ(812)、そうでなければ、該gNBは、BOカウンタを生成し(821)、eCCAを遂行することができる。
LTE-LAA標準仕様において、物理的ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)または物理的ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)、あるいは向上された物理的ダウンリンク制御チャネル(EPDCCH)を含む送信のために、チャネルアクセスメカニズムは、範疇4(CAT-4)LBTとさらに称されるLBEに基づく。具体的には、LTE-LAA eNBが、延期持続期間のスロット持続期間の間、遊休であるとチャネルを感知した後、及びバックオフカウンタ(BO)が、段階4)においてゼロになった後に送信することができる。そのチャネルアクセス手続きの一例が図8に図示される(例えば、それは、その類型のチャネルアクセス手続きにつき、Cat4 LBTとまた称される)。
バックオフカウンタは、以下の段階により、さらなるスロット持続期間間チャネルを感知することによって調整される:(1)0と競争ウィンドウ(CW)値との間に均一に分布される乱数でもってカウンタを設定し、段階4に行き、(2)もしそのカウンタが0を超え、eNBがカウンタを低減させることを選択すれば、カウンタを1ほど低減させ、(3)さらなるスロット持続期間の間、チャネルを感知し、さらなるスロット持続期間が遊休であるならば、段階4に行き、そうでなければ、段階5に行き、(4)カウンタが0であるならば、中止し、そうでなければ、段階2に行き、(5)使用中のスロットがさらなる延期持続期間内に検出されるか、あるいはさらなる延期持続期間の全てのスロットが遊休であると検出されるまで、チャネルを感知し、(6)そのチャネルがさらなる延期持続期間の全てのスロット持続期間の間、遊休であると感知されれば、段階4)に行き、そうでなければ、段階5に行く。
さらには、LTE-LAAの場合、PDSCHなしに、発見基準信号(DRS:discovery reference signal)を含むDL送信バーストが、少なくとも25μsの固定された観察間隔の間、チャネル遊休を感知した後、そして送信の持続期間が1ms未満であるならば、送信されうる。固定された感知間隔のそのようなLBT動作は、Cat2 LBTとまた称される。
NR標準仕様において、それぞれの同期化及びPBCH信号ブロック(SS/PBCHブロック)は、PSSのための1つのシンボル、PBCHのための2つのシンボル、SSS及びPBCHのための1つのシンボルに折衷し、ここで、4つのシンボルが連続してマッピングされ、時分割多重化される。
NRセルに係わる初期セル選択のために、UEがデフォルトSSバーストセット周期を20msと仮定し、非独立型NRセルを検出するために、ネットワークが周波数キャリア当たり1つのSSバーストセット周期性情報をUEに提供し、可能であるならば、測定タイミング/持続期間を導出するための情報を提供する。MIB以外にも、残り最小システム情報(RMSI:remaining minimum system information)が物理的ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)によって運ばれながら、スケジューリング情報が、対応する物理的ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)によって運ばれる。類似した構造が、他のシステム情報(OSI)及びペイジングメッセージに適用される。RMSIのように、共通制御チャネルを受信するための制御リソースセット(CORESET)がPBCHの内容において構成される。
NR-Uにおいて、SS/PBCHブロックの送信は、LBTの感知結果にさらに影響を受け、UEは、SS/PBCHブロックを周期的に受信すると、常時期待することができるものではない。該NR-Uにおいて、SS/PBCHブロック送信のLBT不確実性を解決するために、本開示の残りにおいて、DRSとも称される発見基準信号とチャネルとがNR-Uについても支援される。DRSは、SS/PBCHブロック、並びにRMSI、OSI、またはページング構成可能なCORESET及びPDSCH、それだけではなく構成可能なチャネル状態指示子基準信号(CSI-RS)を含んでもよい。
さらには、NR-UDRSにおけるSS/PBCHブロック送信のために、DRS送信タイミング構成(DRS transmission timing configuration)(短くして、DTTC)方法がNR-Uについても考慮され、ここで、その構成は、ウィンドウ周期、ウィンドウ持続期間及びウィンドウオフセットを含む。該DRSは、固定された持続期間(例えば、FR1 NR-Uの間の25μs)の単一ショットLBTに影響を受けうる。
NR標準仕様において、SS/PBCHブロックを検出した後、UEは、残りシステム情報(RMSI)、または同等には、システム情報ブロック(SIB1)を介し、時間ドメイン及び周波数ドメインの物理的ランダムアクセスチャネル(PRACH)リソースの構成、PRACHフォーマット、及びPRACHプリアンブルシーケンスを決定するためのパラメータを含んでもよい。さらには、該UEは、上位階層を介し(例えば、RRCを介して)、1つの有効なRACH機会(RO)に係わるSS/PBCHブロックの数Nを提供され、該UEは、そのような関連だけでなく、PRACHに係わる時間/周波数リソース構成に基づき、PRACH送信のための関連するROを導き出すことができる。
LBTの要件が与えられれば、NR-UUEには、上位階層(例えば、RRC)構成されたRACH機会において、PRACHを送信するためのチャネルアクセスを有することが保証されないので、潜在的には、全体ランダムアクセス遅延を増大させ。PRACHリソース利用効率を低下させる。全体ランダムアクセス遅延を低減させるために、NR-U PRACHは、規定許容限度(regulation allowance)を条件に、さらに高い優先順位LBT(例えば、単一ショットLBT)にも配定(あてがい)されたり、PRACH構成表(NR標準仕様で図示されたようなもの)を介して構成されたもの以外にも、さらなるRACH機会を構成することができる。
LBT要件に加え、ETSI BRAN(broadband radio access networks)規定は、少なくとも80%の公称チャネル帯域幅を占有するために、非免許信号の占有されたチャネル帯域幅(OCB:occupied channel bandwidth)をさらに要求する。COT(channel occupancy time)の間、非免許装備は、最小2MHzを有する公称チャネル帯域幅の80%未満のOCBでもって一時的に動作することができる。
NR標準仕様PRACHショートプリアンブルフォーマットは、FR1 NRにつき、139のPRACHシーケンス長と、15kHzまたは30kHzのサブキャリア間隔とを有するが、そのサブキャリア間隔は、5GHz非免許帯域において、20MHz公称チャネル帯域幅の80%未満である。OCB規定を充足するために、FR1 NR-U PRACHに係わる周波数リソースマッピングは、以下の例のうち一つを介し、広帯域NR-U PRACHを支援するために、NR標準仕様PRACHからも拡張される。
一例において、単一ロング(single long)PRACHシーケンスが、ロングPRACHシーケンスが、139のレガシRel-15 PRACHシーケンス長よりさらに長くなるように、FR1 NR-Uに導入されうる。例えば、ロングPRACHシーケンスは、公称非免許チャネル帯域幅の少なくとも80%にわたっている。単一ロングPRACHシーケンス長は、PRACHのサブキャリア間隔(SCS)に依存しうる。
一例において、NR標準仕様ショートPRACHプリアンブルシーケンスは、周波数ドメインで反復され、それら反復されるPRACHシーケンスは、20MHz公称非免許チャネル帯域幅の少なくとも80%を占有しうる。周波数ドメインにおける反復されたPRACHプリアンブルシーケンスは、ピーク対平均電力比(PAPR:peak to average power ratio)を減らすために、異なる周波数オフセット及び/または循環シフトを有しうる。NR-U UEには、PRACH送信につき、公称チャネル帯域幅内の反復されたPRACHシーケンスが配定(あてがい)されうる。
広帯域NR-U PRACH送信の前述の実施形態及び/または例が、NR標準仕様からの向上を要求するであろう。本開示は、FR1 NR-Uにつき、広帯域PRACHを支援するNR標準仕様からの向上に重点を置くが、それは、NR-Uに係わる単一広帯域PRACHシーケンスの構成と、NR-Uに係わる周波数反復NR標準仕様PRACHの構成と、を含む。
本開示は、互いに連繋したり、組み合わされたりしても使用されるか、あるいは独立型として動作することができるさまざまな実施形態、原理、アプローチ及び例を含む。本開示の実施形態/原理/アプローチ/例は、FBE基盤NR-U、LBE基盤NR-U、またはFBE基盤及びLBE基盤のいずれものNR-Uに適用されうる。
本開示において、FR1 NR-Uは、5GHz非免許帯域または6GHz非免許/共有帯域のようなFR1における非免許/共有帯域で動作するNR-Uを称し、FR2 GHz NR-Uは、60GHz非免許帯域のように、FR2における非免許/共有帯域で動作するNR-Uを称する。
一例において、単一ロング広帯域PRACHのための構成が提供される。
そのような実施形態において、非免許スペクトルの公称チャネル帯域幅の少なくとも80%を占有する単一ロング広帯域PRACHシーケンスについて構成される方法及びアプローチが提供される。そのような実施形態において、単一ロング広帯域PRACHシーケンスについて構成される方法及びアプローチが提供される。
一例において、単一ロングPRACHシーケンス長(L
RA)は、12*(M-1)<L
RA<12*Mになるように、最大素数(prime number)としても選択され、ここで、Mは、
であるロングPRACHシケンスを含むRBの数である。
一例において、単一ロング広帯域PRACHシーケンスは、zc(Zadoff-Chu)基盤シーケンスでもある。
一例において、単一ロング広帯域PRACHシーケンス長は、NR-U PRACHサブキャリア間隔に依存し、シーケンス長は、PRACH SCSが増大するによって低減される。
一例において、単一ロング広帯域PRACHシーケンス長は、NR-U PRACHサブキャリア間隔に係わりなく固定されうる。
一例において、LRAは、M=96につき、1151でもある。例えば、それは、15kHz SCSを有するNR-U PRACHにも適用される。
一例において、LRAは、M=48につき、571でもある。例えば、それは、30kHz SCSを有するNR-U PRACHにも適用される。他の事例において、それは、15kHz SCSを有するNR-U PRACHにも適用される。
一例において、LRAは、M=24につき、283でもある。例えば、それは、60kHz SCSを有するNR-U PRACHにも適用される。他の事例において、それは、30kHz SCSを有するNR-U PRACHにも適用される。さらに他の事例において、それは、15kHz SCSを有するNR-U PRACHにも適用される。
一例において、単一ロング広帯域PRACHシーケンスに係わるPRACHサブキャリア間隔は、RRC情報エレメント(IE)RACH-ConfigCommonから、msg1-SubcarrierSpacingフィールドにおいても導き出されるか、あるいはそのフィールドが存在しなければ、UEが、PRACH構成表において導き出されたようなSCSを適用し、言わば、サブフレーム内のPRACHスロットの数が、PRACH構成表において、2として構成されるとき、PRACH SCSが30kHzである。
一例において、単一ロングPRACHシーケンスが、公称チャネル帯域幅の少なくとも80%にわたっているように、単一ロングPRACHシーケンスを含むRBの数Mが選択されうる。
一例において、単一ロングPRACHシーケンスを含むRBの数Mは、サブキャリア間隔に係わりなく、固定された数としても選択される。
1つの下位例において、与えられたサブキャリア間隔の間、それぞれの公称チャネル帯域幅内に、ただ1つのロングPRACHシーケンスだけが存在しうる。
他の下位例において、与えられたサブキャリア間隔につき、N*M個RBが公称チャネル帯域幅の少なくとも80%にわたっているように、それぞれのロングPRACHシーケンスがM個RBを有する整数倍(N)のロングPRACHシーケンスが存在しうる。
他の下位例において、N個のロングPRACHシーケンスは、それぞれのロングPRACHシーケンスが、M個のRBを占有する周波数ドメインにおいて、FDMにもなる。
他の下位例において、N回反復のロングPRACHシーケンスは、それぞれのロングPRACHシーケンスが、M個RBを占有する周波数ドメインにおいて、FDMにもなる。例えば、異なるロングPRACHシーケンスの反復は、以下の実施形態及び/または例によっても構成される。
他の下位例において、同一値のMが、異なるPRACHサブキャリア間隔にも適用され、整数倍値(N)のロングPRACHシーケンスが、周波数ドメインにおいても多重化され、Nは、サブキャリア間隔について拡張可能である。例えば、LRAが571でもあるM=48であるならば、Nは、30kHz PRACHサブキャリア間隔について1日でもあり、Nは、15kHz PRACHサブキャリア間隔について2でもあり、ここで、公称チャネル帯域幅は、20MHzである。他の事例において、LRAが283でもあるM=24であるならば、Nは、60kHz PRACHサブキャリア間隔について1でもあり、Nは、30kHz PRACHサブキャリア間隔について2でもあり、Nは、15kHz PRACHサブキャリア間隔について4でもあり、ここで、公称チャネル帯域幅は、20MHzである。
一例において、単一ロング広帯域PRACHシーケンス長は、高階層パラメータを介し、明示的または暗示的にも指示される。
一例において、上位階層パラメータは、残りシステム情報(RMSI)でもあるが、それは、システム情報ブロック1(SIB1)を介して送信される。1つの下位例において、それは、初期アクティブUL BWPにおいて、初期アクセスUEにつき、単一ロング広帯域PRACHシーケンス長を構成するのにおいても使用される。
一例において、上位階層パラメータは、RRC情報エレメント(IE)RACH-ConfigCommonでもあるが、それは、NR-Uセル特定ランダムアクセスのためにも使用される。1つの下位例において、それは、アクティブUL BWP上の連結されたUEのランダムアクセスのためにも使用される。1つの下位例において、それは、初期アクティブUL BWPで初期アクセスUEにつき、単一ロング広帯域PRACHシーケンス長を構成するのにおいても使用される。
一例において、上位階層パラメータは、RRC情報エレメント(IE)RACH-ConfigDedicatedでもあるが、それは、専用UE特定ランダムアクセスのためにも使用される。
一例において、上位階層パラメータ(例えば、RRC情報エレメント)は、PRACHシーケンス長を構成するために、明示的フィールドを追加することができる。
1つの下位例において、明示的フィールドは、prach-SequenceLengthとも命名されるが、それは、少なくとも{1151,571,283,139}の値のサブセットからも選択される。
一例において、単一ロング広帯域PRACHシーケンス長は、PRACHサブキャリア間隔と、潜在的には、レガシNR標準仕様PRACHが使用されないということを示すための追加フィールドと、を介し、暗示的にも構成される。
1つの下位例において、PRACHサブキャリア間隔は、RRC IEからのmsg1-SubcarrierSpacingフィールドからも導き出されるか、あるいはそのフィールドが存在しなければ、UEは、PRACH構成表から導き出されたようなSCSを適用する。
他の下位例において、レガシNR標準仕様PRACHが使用されるか否かということを示す追加フィールドが、RACH-ConfigCommonのようなRRC IEを介して構成されて指示されうる。
他の下位例において、PRACHシーケンス長は、PRACH SCSが、それぞれ15kHz及び30kHzであるならば、1151及び571でもあり、追加フィールドは、レガシNR標準仕様PRACHが使用されないということを示す。
一例において、単一ロング広帯域PRACHシーケンス長は、追加列がPRACHシーケンス長を示すために、PRACH構成表に追加されうるRACH-ConfigGenericのprach-ConfigurationIndexを介しても構成される。または、単一ロング広帯域PRACHシーケンスの利用を指示するために、さらなるエントリを追加すること、または現存エントリを修正することのうちいずれか一つを介し、単一ロング広帯域PRACHシーケンス長が構成されうる。
前述例の例示は、PRACH構成表のサブセットを提供する表1A及び表1Bで提供されるが、それは、PRACHシーケンス長を示すために修正される。
一例において、単一ロング広帯域PRACHシーケンス長は、ロングPRACHシーケンスが使用されるか否かということの指示を介しても構成され、ロングPRACHシーケンスが使用されれば、該シーケンス長は、仕様において固定されたもの、または上位階層パラメータを介して構成されたものうち一つでもあり、ロングPRACHシーケンスが使用されなければ、該シーケンス長は、NR標準仕様手続きを介しても決定される。
例えば、ロングPRACHシーケンスが使用されれば、ロングPRACHシーケンスは、571であるとも固定されるが、それは、PRACHサブキャリア間隔に係わりなく使用されうる。
1つの下位例において、表2ないし表4は、単一ロング広帯域PRACHシーケンス長が、L
RA=1151であるときの3つの例を提供する。
例えば、表2ないし表4の例は、15kHzのPRACH SCSにも適用される。
他の事例において、NCSの支援された値は、zeroCorrelationZoneConfigが増大することにより、NCSが(厳格に)増大る限り、表2ないし表4における、支援される異なるNCS値からも選択される。
他の事例において、NCSの支援された値は、zeroCorrelationZoneConfigが増大することにより、NCSが(厳格に)増大する限り、表2ないし表4における、支援される異なるNCS値と、また表2ないし表4に羅列されていないNCS値(例えば、前述の例及び/または実施形態によって選択されたNCS値)とからも選択される。
1つの下位例において、表5ないし表7は、単一ロング広帯域PRACHシーケンス長がL
RA=571であるときの3つの例を提供する。
例えば、表5ないし表7の例は、30kHzのPRACH SCSにも適用される。
他の事例において、表5ないし表7の例は、15kHzのPRACH SCSにも適用される。
他の事例において、NCSの支援された値は、zeroCorrelationZoneConfigが増大することにより、NCSが(厳格に)増大する限り、表5ないし表7における、支援される異なるNCS値からも選択される。
他の事例において、NCSの支援された値は、zeroCorrelationZoneConfigが増大することにより、NCSが(厳格に)増大する限り、表5ないし表7における、支援される異なるNCS値と、また表5ないし表7に羅列されていないNCS値(例えば、前述の例及び/または実施形態によって選択されたNCS値)とからも選択される。
1つの下位例において、表8ないし表10は、単一ロング広帯域PRACHシーケンス長がL
RA=283であるときの3つの例を提供する。
例えば、表8ないし表10の例は、60kHzのPRACH SCSにも適用される。
他の事例において、表8ないし表10の例は、30kHzのPRACH SCSにも適用される。
他の事例において、表8ないし表10の例は、15kHzのPRACH SCSにも適用される。
他の事例において、NCSの支援された値は、zeroCorrelationZoneConfigが増大することにより、NCSが(厳格に)増大する限り、表8ないし表10における、支援される異なるNCS値からも選択される。
他の事例において、NCSの支援された値は、zeroCorrelationZoneConfigが増大することにより、NCSが(厳格に)増大する限り、表8ないし表10における、支援される異なるNCS値と、また表8ないし表10に羅列されていないNCS値(例えば、前述の例及び/または実施形態によって選択されたNCS値)からも選択される。
1つの事例において、長さLRA(LRA=1151,571,283)の単一ロングPRACHシーケンスにつき、zeroCorrelationZoneConfgインデックス(zeroCorrelationZoneConfg_indexとして表示される)からNCSへのマッピングは、floor(LRA/(139./[NCS,139(zeroCorrelationZoneConfg_index)]))としても決定され、ここで、NCS,139(zeroCorrelationZoneConfg_index)は、それぞれ0、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10,11,12、13、14、15のzeroCorrelationZoneConfg_indexにつき、0、2、4、6、8、10、12、13、15、17、19、23、27、34、46、69であり、floor()は、floor演算を示す。
1つの事例において、長さLRA(LRA=1151,571,283)の単一ロングPRACHシーケンスにつき、zeroCorrelationZoneConfgインデックス(zeroCorrelationZoneConfg_indexとして表示される)からNCSへのマッピングは、ceil(LRA/(139./[NCS,139(zeroCorrelationZoneConfg_index)]))としても決定され、ここで、NCS,139(zeroCorrelationZoneConfg_index)は、それぞれ0、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10,11,12、13、14、15のzeroCorrelationZoneConfg_indexにつき、0、2、4、6、8、10、12、13、15、17、19、23、27、34、46、69であり、ceil()は、ceil演算を示す。
1つの事例において、長さLRA(LRA=1151,571,283)の単一ロングPRACHシーケンスにつき、zeroCorrelationZoneConfgインデックス(zeroCorrelationZoneConfg_indexとして表示される)からNCSへのマッピングは、round(LRA/(139./[NCS,139(zeroCorrelationZoneConfg_index)]))としても決定され、ここで、NCS,139(zeroCorrelationZoneConfg_index)は、それぞれ0、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10,11,12、13、14、15のzeroCorrelationZoneConfg_indexにつき、0、2、4、6、8、10、12、13、15、17、19、23、27、34、46、69であり、round()は、数を最も近い整数にマッピングさせる四捨五入演算を示す。
1つの事例において、長さLRA(LRA=1151,571,283)の単一ロングPRACHシーケンスにつき、zeroCorrelationZoneConfgインデックス(zeroCorrelationZoneConfg_indexとして表示される)からNCSへのマッピングは、floor(LRA/(839./[NCS,839(zeroCorrelationZoneConfg_index)]))としても決定され、ここで、NCS,839(zeroCorrelationZoneConfg_index)は、それぞれ0、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10,11,12、13、14、15のzeroCorrelationZoneConfg_indexにつき、0、13、15、18、22、26、32、38、46、59、76、93、119、167、279、419であり、floor()は、floor演算を示す。
1つの事例において、長さLRA(LRA=1151,571,283)の単一ロングPRACHシーケンスにつき、zeroCorrelationZoneConfgインデックス(zeroCorrelationZoneConfg_indexとして表示される)からNCSへのマッピングは、ceil(LRA/(839./[NCS,839(zeroCorrelationZoneConfg_index)]))としても決定され、ここで、NCS,839(zeroCorrelationZoneConfg_index)は、それぞれ0、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10,11,12、13、14、15のzeroCorrelationZoneConfg_indexにつき、0、13、15、18、22、26、32、38、46、59、76、93、119、167、279、419であり、ceil()は、ceil演算を示す。
1つの事例において、長さLRA(LRA=1151,571,283)の単一ロングPRACHシーケンスにつき、zeroCorrelationZoneConfgインデックス(zeroCorrelationZoneConfg_indexとして表示される)からNCSへのマッピングは、round(LRA/(839./[NCS,839(zeroCorrelationZoneConfg_index)]))としても決定され、ここで、NCS,839(zeroCorrelationZoneConfg_index)は、それぞれ0、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10,11,12、13、14、15のzeroCorrelationZoneConfg_indexにつき、0、13、15、18、22、26、32、38、46、59、76、93、119、167、279、419であり、round()は、数を最も近い整数にマッピングさせる四捨五入演算を示す。
1つの事例において、長さLRA(LRA=1151,571,283)の単一ロングPRACHシーケンスにつき、zeroCorrelationZoneConfgインデックス(zeroCorrelationZoneConfg_indexとして表示される)からNCSへのマッピングは、floor(LRA/(839./[NCS,839(zeroCorrelationZoneConfg_index)]))としても決定され、ここで、NCS,839(zeroCorrelationZoneConfg_index)は、それぞれ0、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10,11,12、13、14、15のzeroCorrelationZoneConfg_indexにつき、0、13、26、33、38、41、49、55、64、76、93、119、139、209、279、419であり、floor()は、floor演算を示す。
1つの事例において、長さLRA(LRA=1151,571,283)の単一ロングPRACHシーケンスにつき、zeroCorrelationZoneConfgインデックス(zeroCorrelationZoneConfg_indexとして表示される)からNCSへのマッピングは、ceil(LRA/(839./[NCS,839(zeroCorrelationZoneConfg_index)]))としても決定され、ここで、NCS,839(zeroCorrelationZoneConfg_index)は、それぞれ0、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10,11,12、13、14、15のzeroCorrelationZoneConfg_indexにつき、0、13、26、33、38、41、49、55、64、76、93、119、139、209、279、419であり、ceil()は、ceil演算を示す。
1つの事例において、長さLRA(LRA=1151,571,283)の単一ロングPRACHシーケンスにつき、zeroCorrelationZoneConfgインデックス(zeroCorrelationZoneConfg_indexとして表示される)からNCSへのマッピングは、round(LRA/(839./[NCS,839(zeroCorrelationZoneConfg_index)]))としても決定され、ここで、NCS,839(zeroCorrelationZoneConfg_index)は、それぞれ0、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10,11,12、13、14、15のzeroCorrelationZoneConfg_indexにつき、0、13、26、33、38、41、49、55、64、76、93、119、139、209、279、419であり、round()は、数を最も近い整数にマッピングさせる四捨五入演算を示す。
1つの事例において、与えられた単一ロングPRACHシーケンス長さLRA(LRA=1151,571,283)につき、与えられたzeroCorrelationZoneConfgインデックスに対応するNCSは、その下位例の第1インスタンスないし第9インスタンスのうち一つによっても選択される。
一例において、zeroCorrelationZonConfigからNCSへのマッピングのための表が、単一ロング広帯域PRACHに係わる無制限セットについて定義される必要がある。
一例において、PRACHシーケンスの持続期間と対応するCP持続期間(及び、必要であるならば、ギャップ持続期間)を称する単一ロング広帯域PRACHシーケンスの支援されたフォーマットは、NRショートPRACHプリアンブルフォーマットのいずれも、またはフォーマットサブセットを再使用することができる。
一例において、長さLRA=1151を有する単一ロング広帯域PRACHシーケンスについて支援されたフォーマットが、表11からも選択される。
1つの下位例において、表11からのプリアンブルフォーマットは、いずれも長さLRA=1151を有するロング広帯域PRACHシーケンスについても支援される。
他の下位例において、表11からのプリアンブルフォーマットのサブセットが、長さLRA=1151を有するロング広帯域PRACHシーケンスについても支援され、そのサブセットは、
であるならば、支援され、Tは、支援されたPRACHフォーマットを選択するにおき、既定の上限である。
他の下位例において、表11からのプリアンブルフォーマットのサブセットが、長さLRA=1151を有するロング広帯域PRACHシーケンスについても支援され、そのサブセットは、次のうち一つでもある:(1)フォーマットA1~A3及びフォーマットB1~B4であり、(2)フォーマットA1~A3であり、かつ(3)フォーマットB1~B4である。B4.
一例において、長さL
RA=571を有する単一ロング広帯域PRACHシーケンスについて支援されたフォーマットは、表12Aからも選択される。
1つの下位例において、表12Aからのプリアンブルフォーマットは、いずれも長さLRA=571を有するロング広帯域PRACHシーケンスについても支援される。
他の下位例において、表12Aからのプリアンブルフォーマットのサブセットが、長さLRA=571を有するロング広帯域PRACHシーケンスについても支援され、そのサブセットは、
であるならば、支援され、Tは、支援されたPRACHフォーマットを選択するにおき、既定の上限である。
他の下位例において、表12Aからのプリアンブルフォーマットのサブセットが、長さLRA=571を有するロング広帯域PRACHシーケンスについても支援され、そのサブセットは、次のうち一つでもある:(1)フォーマットA1~A3及びフォーマットB1~B4であり、(2)フォーマットA1~A3であり、かつ(3)フォーマットB1~B4である。
一例において、単一ロング広帯域PRACHに係わる、支援されたルートインデックスの数及び論理的ルートシーケンスインデックスから物理的ルートシーケンスインデックスへのマッピングは、NR標準仕様から向上されることが必要である。
一例において、長さLRAの単一ロング広帯域PRACHシーケンスが構成されるとき、PRACHシーケンスの論理的ルートシーケンスインデックスを示すRRC-ConfigCommonIEにおけるprach-RootSequenceIndexは、0ないしLRA-2のprach-RootSequenceIndex範囲に係わる値に拡張される必要がさらにある。
1つの下位例において、LRA=1151を有する広帯域PRACHシーケンスにつき、対応するprach-RootSequenceIndexは、0ないし1149でもある。
他の下位例において、LRA=571を有する広帯域PRACHシーケンスにつき、対応するprach-RootSequenceIndexは、0ないし569でもある。
一例において、長さLRAの単一ロング広帯域PRACHシーケンスに係わる論理的ルートインデックスから物理的ルートインデックスへのマッピングは、jの物理的ルートシーケンスインデックスにマッピングされる2*iの論理的ルートインデックスが与えられれば、2*i+1の論理的ルートインデックスに対応する物理的ルートシーケンスインデックスが、LRA-jであると定義される必要がある。
1つの下位例において、2*iの論理的ルートインデックスに対応する物理的ルートシーケンスインデックスjは、0≦i≦(LRA-1)/2-1であるj=i+1でもあり、さらには、2*i+1の論理的ルートインデックスに対応する物理的ルートシーケンスインデックスjは、0≦i≦(LRA-1)/2-1であるj=LRA-i-1でもある。
1つの事例において、LRA=1151であるとき、論理的インデックス2*i(0≦i≦574)は、i+1の物理的ルートシーケンスインデックスにマッピングされる一方、論理的インデックス2*i+1は、1151-i-1(0≦i≦574)の物理的ルートシーケンスインデックスにマッピングされる。
他の事例において、L
RA=571であるとき、論理的インデックス2*i(0≦i≦284)は、i+1の物理的ルートシーケンスインデックスにマッピングされる一方、論理的インデックス2*i+1は、571-i-1(0≦i≦284)の物理的ルートシーケンスインデックスにマッピングされる。
一例において、PRACHシーケンス長、PRACH SCS、PUSCH SCS、PUSCHに係わるRBの数で表現されるPRACHの割り当て、及び対応する
の値(それは、NR標準仕様で詳細になったようなPRACHに係わる基底帯域信生成のために利用される)の支援された組み合わせは、単一ロング広帯域PRACHシーケンスが、合同表(joint table)が使用されうる表12Bにより、またはロング域PRACHシーケンスに係わる表12Cのエントリのいずれも、またはサブセットにより、NR-Uについて支援されるとき、アップデートされうる。
一例において、単一ロング広帯域PRACHシーケンスが支援されるとき、単一ロング広帯域PRACHプリアンブルに係わる周波数ドメインリソース構成は、以下の例に示されているところを介し、上位階層パラメータからも決定される。
一例において、PRACHに係わるUL BWP(すなわち、初期アクセスに係わる初期アクティブUL BWP、あるいはそうでなければ、アクティブアップリンクBWP)のPRB0に係わる周波数ドメインにおける最低PRACH機会のオフセットは、msg1-FrequencyStart(例えば、RRC IE RACH-ConfigGeneric)によって表示される。
一例において、一例におけるFDMされたPRACH送信機会の数は、msg1-FDM(例えば、RRC IE RACH-ConfigGeneric)によって表示され、PRACH周波数リソースは、nRA={0,1,…,M-1}であり、ここで、M=msg1-FDMであり、PRACH機会は、最低周波数から始まるアップリンクBWP内の増大順序によって順序化される。
一例において、潜在的に他の上位階層パラメータが(例えば、他のRRC情報エレメントからの)広帯域PRACH構成に係わり、かつ/あるいは新たな高階層パラメータがロング広帯域PRACHシーケンスの周波数構成について導入された。
一例において、広帯域PRACHシーケンスを含むアップリンクBWPのPRB0は、リソース指示子値(RIV:resource indicator value)、または同等には、PRACHを含むアップリンクBWPに対応するBWP情報エレメントのlocationAndBandwidthフィールドを介して(例えば、initialUplinkBWPまたはBWP-Uplinkを介して)導き出されうる。
一例において、ただ1つのFDMされたPRACH機会が周波数ドメインにあるとき、すなわち、msg1-FDM=1であるとき、そのPRACH機会の周波数ドメインポジションは、PRB0が与えられれば、msg1-FrequencyStartからも決定される。
一例において、1を超えるFDMされたPRACH機会(すなわち、msg1-FDM>1)は、広帯域PRACHについても支援され、FDMされたPRACH機会に係わる周波数ドメインポジションは、非連続的でもあり、高階層パラメータからの明示的フィールドは、msg1-FDM-offsetと表示される、i番目FDMされたPRACH機会の最低周波数(1≦i≦msg1-FDM-1)から(i-1)番目FDMされたPRACH機会の最高周波数までのオフセットを示すところにも利用される。
1つの下位例において、msg1-FDM-offsetは、RRC IE RACH-ConfigGenericにおいても構成される。
他の下位例において、msg1-FDM-offsetは、UL BWPが非免許帯域の多数の公称チャネル帯域幅によってなるとき、異なるFDMされた広帯域PRACH機会が、UL BWPの異なる公称チャネル帯域幅に位置しうるようにも構成される。
他の下位例において、i番目PRACH機会の周波数ドメインポジションは、msg1-FDM-offset、msg1-FrequencyStart、及びそれぞれの単一ロング広帯域PRACHに係わるPRBの数(それは、PRACHの長さからも決定される)に基づいても決定される。
UL BWPが、4個の公称チャネル帯域幅を含む前述の例の例示が図9で提供される。
図9は、本開示の実施形態によるアップリンク帯域幅部分(BWP)900を図示する。図9に図示されたアップリンクBWP帯域幅部分900の一実施形態は、例示のためのものに過ぎない。図9に図示されたコンポーネントのうち1以上が、言及された機能を遂行するように構成される専門化された回路によっても具現されるか、あるいはコンポーネントのうち1以上は、言及された機能を遂行するための命令を実行する1以上のプロセッサによっても具現される。他の実施形態は、本開示の範囲から外れることなしに使用される。
一例において、1を超えるFDMされたPRACH機会(すなわち、msg1-FDM>1)が広帯域PRACHについても支援され、FDMされたPRACH機会に係わる周波数ドメインポジションは、非連続的であり、i番目PRACH(i≧1)に係わる周波数ドメインポジションは、PRACH構成及び/またはUL BWP構成に係わる他の高階層パラメータに基づき、暗示的にも決定される。
1つの下位例において、公称チャネル帯域幅がBWMHzであるならば、PRB0に係わるi番目PRACH(i≧1)の開始周波数ポジションは、msg1-FrequencyStart+(i-1)*BWとしても決定される。
他の下位例において、公称チャネル帯域幅がPRACH SCSにおけるK個PRBとして表現されれば、i番目PRACH(i≧1)の開始周波数ポジションは、PRACH_SCSがPRACH SCSである、msg1-FrequencyStart+(i-1)*K*12*PRACH_SCSとしても決定される。
図10は、本開示の実施形態による、他のアップリンク帯域幅部分(BWP)1000を図示する。図10に図示されたアップリンク帯域幅部分(BWP)1000の一実施形態は、例示のためのものに過ぎない。図10に図示されたコンポーネントのうち1以上が、言及された機能を遂行するように構成される専門化された回路によっても具現されるか、あるいはコンポーネントのうち1以上は、言及された機能を遂行するための命令を実行する1以上のプロセッサによっても具現される。他の実施形態は、本開示の範囲から外れることなしに使用される。
UL BWPが2つの公称チャネルBWによってなる図10で例示されているように、公称チャネル帯域幅は、MHzまたはPRBの数によっても表現され、PRACH1に係わる周波数開始ポジションは、PRACH0の周波数開始ポジションから暗示的に導き出される。
一例において、単一ロング広帯域PRACHシーケンスが支援されるとき、単一ロング広帯域PRACHプリアンブルに係わる周波数ドメインリソース構成は、以下のところを介し、上位階層パラメータからも決定される:(1)広帯域PRACHシーケンスを含むUL BWP内の公称チャネルを示すbitmapの明示的構成、及び(2)その広帯域PRACHシーケンスを含む公称チャネルの最低周波数に係わる広帯域PRACHシーケンスの最低周波数からの周波数オフセットFo。
一例において、単一ロング広帯域PRACHシーケンスが支援されるとき、それぞれの時間・周波数RACH機会(RO)で支援されるプリアンブルの数は、(NR標準仕様におけるように)64から、支援されるPRACHプリアンブルのさらに大きい数にも増大される。
1つの事例において、支援されるPRACHプリアンブルの数は、nがn>1である整数である64*nにも増大される。
1つの事例において、支援されるPRACHプリアンブルの数は、LがL>64である整数であるLにも増大される。
1つの事例において、単一ロング広帯域PRACHシーケンスにつき、それぞれのROにおける支援されるプリアンブルの数は、ロング広帯域PRACHシーケンス長及び/またはPRACH SCSに係わりなく、固定されうる。
例えば、単一ロング広帯域PRACHシーケンスにつき、それぞれのROで支援されるプリアンブルの数は、128/256/512のうち一つに固定されうる。
一例において、単一ロング広帯域PRACHシーケンスにつき、それぞれのROで支援されるプリアンブルの数は、ロング広帯域PRACHシーケンス長及び/またはPRACH SCSについて拡張可能でもある。
下位例において、それぞれのROにおけるプリアンブルの数は、ロング広帯域PRACHシーケンスが増大することにより、増加しうる。例えば、プリアンブルの数は、(1)長さ283のロング広帯域PRACHシーケンスにつき、128であり、(2)長さ571のロング広帯域PRACHシーケンスにつき、256であり、(3)長さ1151のロング広帯域PRACHシーケンスにつき、512でもある。
他の下位例において、それぞれのROにおけるプリアンブルの数は、ロング広帯域PRACHシーケンスが増大することにより、減少しうる。
一例において、それぞれのROで支援される増加された数のプリアンブルを有するロング広帯域PRACHシーケンスにつき、SS/PBCHブロックインデックスから有効なRACH機会へのマッピング順序は、NR標準仕様で例示されたところと同一の順序、すなわち、まず、単一PRACH機会内のプリアンブルインデックスの増大順序であり、第二に、周波数多重化されたPRACH機会に係わる周波数リソースインデックスの増大順序であり、第三に、PRACHスロット内の時間多重化されたPRACH機会に係わる時間リソースインデックスの増大順序であり、第四に、PRACHスロットに係わるインデックスの増大順序にもよる。
一例において、それぞれのROで支援される増加された数のプリアンブルを有するロング広帯域PRACHシーケンスにつき、PRACH送信をトリガするPDCCH順序におけるランダムアクセスプリアンブルインデックスに係わるビット数は、6個ビットを超えても増加される。
1つの下位例において、それぞれのROで支援されるプリアンブルの数がNであるならば、PDCCH順序のランダムアクセスプリアンブルフィールドのビット数は、
でもある。例えば、PDCCH順序のランダムアクセスプリアンブルフィールドに係わるビットは、それぞれN=128、256、512につき、7、8、9でもある。
一例において、周波数ドメインで反復されたNR PRACHシーケンスを有する広帯域PRACHに係わる構成が提供される。
そのような実施形態において、周波数ドメインにおいて、基本PRACHシーケンスを反復することを介し、広帯域PRACHを構成する方法及びアプローチが提供され、結合された広帯域PRACHシーケンスは、非免許帯域の公称チャネル帯域幅の少なくとも80%を占有しうる。本開示の残りにおいて、基本PRACHシーケンスが、レガシNR PRACHシーケンスまたはレガシNR PRACHシーケンスの同一シーケンス長を有するPRACHシーケンスを言い、多数の(多分に、異なる)基本PRACHシーケンスの反復が結合された広帯域NR-U PRACHシーケンスを含んでもよい。
一例において、結合された広帯域PRACHにおける基本PRACHシーケンスの反復回数は、上位階層パラメータを介する明示的指示によっても指示されるか、他のシステム情報に基づき、暗示的にも導き出されるとか、あるいは仕様において固定されうる。
一例において、結合された広帯域NR-U PRACHによってなる基本PRACHシーケンスの反復回数は、RRC情報エレメントにおいて、上位階層パラメータを介し、明示的にも指示される。
1つの下位例において、反復回数は、{1,2,4,8}のいずれも、またはそのサブセットのうち一つによっても構成される。
例えば、それは、RRC情報エレメントRRC-ConfigGenericに、msg1-Repetitionまたはmsg1-FDM-Bundled-r16NRUと呼ばれるRRCフィールドを導入することを介しても指示される。そのRRCフィールドは、単一LBTサブ帯域内のNR-U PRACH送信のためにバンドリングされ、一例として、FDMされる反復回数としても解釈される。UEは、バンドリングされた反復による占有されたRACH機会を、1つのROと見なす。アップデートされたRACH-ConfigGeneric情報エレメントは、次の通りでもある:
一例において、それは、一例としてFDMされたPRACH送信機会の数を示すために、NR標準仕様で使用される現存RRCフィールドmsg1-FDMを再使用及び再解釈することを介しても指示される。
1つの下位例において、反復回数は、{1,2,4,8}のいずれも、またはそのサブセットのうち一つによっても構成される。
一例において、結合された広帯域NR-U PRACHシーケンスによって構成される基本PRACHシーケンスの反復回数が、ceil(80%*公称チャネル帯域幅/NR PRACHシーケンス帯域幅)としても暗示的に導き出され、公称チャネル帯域幅は、与えられた非免許帯域について(例えば、5GHz帯域について20MHz)固定されるか、上位階層パラメータによっても構成されるか、あるいは固定されたり構成されたりする結合されたPRACHシーケンスの所望する帯域幅としても解釈され、NR PRACHシーケンス帯域幅は、基本PRACHシーケンス長と、基本PRACHシーケンスのサブキャリア間隔とによっても異なり、基本PRACHシーケンス長と、基本PRACHシーケンスのサブキャリア間隔とのいずれも、上位階層パラメータを介しても指示される。
例えば、公称チャネル帯域幅=20MHzにつき、基本シーケンス数は、15kHzの場合、4であり、30kHzの場合、8である。
他の事例において、公称チャネル帯域幅=10MHzにつき、基本シーケンス数は、15kHzの場合、2であり、30kHzの場合、4である。
一例において、結合された広帯域NR-U PRACHシーケンスによってなる基本PRACHシーケンスの反復回数は、次のようになるように、基本NR PRACHシーケンスの最小数として暗示的にも導き出される:(f_highest-f_lowest)≧80%*公称チャネル帯域幅、ここで、該公称チャネル帯域幅は、与えられた非免許帯域について(例えば、5GHz帯域について20MHz)固定されうるか、上位階層パラメータによっても構成されるか、あるいは固定されたり構成されたりする結合されたPRACHシーケンスの所望する帯域幅としても解釈され、f_highest及びf_lowestは、反復された基本シーケンスの最高周波数及び最低周波数であり、反復された基本シーケンスは、前述の例及び/または実施形態により、周波数ドメインにおいても割り当てられる。
例えば、公称チャネル帯域幅=20MHzにつき、基本シーケンス数は、15kHzの場合、4であり、30kHzの場合、8である。
他の事例において、公称チャネル帯域幅=10MHzにつき、基本シーケンス数は、15kHzの場合、2であり、30kHzの場合、4である。
一例において、結合された広帯域NR-U PRACHシーケンスによってなる基本PRACHシーケンスの反復回数は、仕様によっても固定される。
例えば、NR-U PRACHサブキャリア間隔が30kHzであるところに固定される場合、公称チャネル帯域幅が、(例えば、5GHz非免許帯域について)20MHzであるならば、基本PRACHシーケンスの反復回数は、4に固定されうる。
他の事例において、結合された広帯域NR-U PRACHシーケンスによってなる基本PRACHシーケンスの潜在的反復回数セットは、仕様によっても固定され、実際、該反復回数は、前述の例及び/または実施形態を使用しても指示される。例えば、15kHzに係わる反復回数セットは、{2,4}であり、30kHzに係わる反復回数セットは、{4,8}でもある。
一例において、結合された広帯域NR-U PRACHシーケンスによってなる基本PRACHシーケンスの反復は、リソースエレメント(RE)レベルまたはリソースブロック(RB)レベルのうち1つの周波数ドメインにおいて連続的でもある(同等には、RACH機会レベル反復である)。
一例において、基本PRACHシーケンスの反復は、リソースエレメント(RE)レベルの周波数ドメインにおいて連続的でもあり、それは、もし反復回数がnであり、それぞれの基本PRACHシーケンスがLであるならば、結合された広帯域NR-U PRACHシーケンスが、n*L個の連続するREまたはサブキャリアによってなるということを意味する。
1つの下位例において、反復回数nは、前述の例及び/または実施形態によっても決定される。
他の下位例において、結合された広帯域NR-U PRACHを含む開始PRBの最低REに係わる結合された広帯域NR-U PRACHのための開始REからのREオフセットは、NR標準仕様と同一でもある。例えば、2個のREである。
他の下位例において、結合された広帯域NR-U PRACHを含む開始PRBの最低REに係わる結合された広帯域NR-U PRACHのための開始REからのREオフセットは、上位階層パラメータによっても構成される。
他の下位例において、結合された広帯域NR-U PRACHを含む開始PRBの最低REに係わる結合された広帯域NR-U PRACHのための開始REからのREオフセットは、DCIスケジューリングによっても構成される。
他の下位例において、その例は「RE」レベル反復とも称される。
図11Aは、本開示の実施形態による、例示的な公称チャネルBW 1100を図示する。図11Aに図示された公称チャネルBW 1100の一実施形態は、例示のためのものに過ぎない。図11Aに図示されたコンポーネントのうち1以上が、言及された機能を遂行するように構成される専門化された回路によっても具現されるか、あるいはコンポーネントのうち1以上は、言及された機能を遂行するための命令を実行する1以上のプロセッサによっても具現される。他の実施形態は、本開示の範囲から外れることなしに使用される。
公称チャネルBWが、30kHzのPRACH SCSについて20MHzであり、nが4である図11Aに図示されているように、L=139である。
一例において、基本PRACHシーケンスの反復は、リソースブロック(RB)レベル、または同等には、RACH機会レベルの周波数ドメインで連続的でもあり、それは、もし反復回数がnであり、それぞれの基本PRACHシーケンスがM個RBを占有するLであるならば、結合された広帯域NR-U PRACHシーケンスは、nM個の連続するRBによってなり、M個RBのそれぞれは、L個REの基本PRACHシーケンスを含むということを意味する。
1つの下位例において、反復回数nは、前述の実施形態及び例によっても決定される。
他の下位例において、その基本PRACHシーケンスを含む開始PRBの最低REに係わるそれぞれの基本PRACHシーケンスのための開始REからのREオフセットは、NR標準仕様と同一でもある。例えば、2個のREである。
他の下位例において、その基本PRACHシーケンスを含む開始PRBの最低REに係わるそれぞれの基本PRACHシーケンスのための開始REからのREオフセットは、上位階層パラメータによっても構成される。
他の下位例において、その基本PRACHシーケンスを含む開始PRBの最低REに係わるそれぞれの基本PRACHシーケンスのための開始REからのREオフセットは、DCIスケジューリングによっても構成される。
他の下位例において、その例は「RO」レベル反復とも称される。
図11Bは、本開示の他の実施形態による、例示的な公称チャネルBW1150を図示する。図11Bに図示された公称チャネルBW1150の一実施形態は、例示のためのものに過ぎない。図11Bに図示されたコンポーネントのうち1以上が、言及された機能を遂行するように構成される専門化された回路によっても具現されるか、あるいはコンポーネントのうち1以上は、言及された機能を遂行するための命令を実行する1以上のプロセッサによっても具現される。他の実施形態は、本開示の範囲から外れることなしに使用される。
公称チャネルBWが、30kHzのPRACH SCSについて20MHzであり、nが4である図11Bに図示されているように、L=139であり、M=12である。
一例において、周波数オフセット(RBレベルオフセット)値Foは、結合された広帯域NR-U PRACHを含むチャネル帯域幅の最低周波数に係わる結合された広帯域NR-U PRACHシーケンスの最低周波数を指示するようにも構成される。
1つの下位例において、RBの周波数オフセット値Foは、RACH-ConfigGeneric IEにRRCフィールドを導入することを介しても構成される。
他の下位例において、周波数オフセット値Foは、NR標準仕様からのmsg1-FrequencyStartフィールドを再使用することができる。
一例において、周波数オフセット(RBレベルオフセット)値Foは、結合された広帯域NR-U PRACHを含むUL BWPの最低周波数に係わる結合された広帯域NR-U PRACHシーケンスの最低周波数を指示するようにも構成される。
1つの下位例において、Fo RBの周波数オフセット値は、RACH-ConfigGeneric IEにRRCフィールドを導入することを介しても構成される。
他の下位例において、周波数オフセット値Foは、NR標準仕様からのmsg1-FrequencyStartフィールドを再使用することができる。
一例において、結合された広帯域NR-U PRACHシーケンスを含む基本PRACHシーケンスの反復は、RBレベルの周波数ドメインで非連続的でもある。
一例において、結合された広帯域NR-U PRACHシーケンスによって構成されるi番目基本シーケンスと(i+1)番目基本シーケンスは、N個のRBのギャップを有しうる。
1つの下位例において、そのギャップは、i番目基本シーケンスを含む最高RBインデックスと、(i+1)番目基本シーケンスを含む最低RBインデックスとのギャップであり、コンピューティングされ、基本シーケンスインデックスは、周波数ドメインで昇順に整列される。
一例において、RBのギャップ数Nは、例えば、RRC階層を介し、上位階層パラメータによっても構成される。
一例において、同一アクティブUL BWP内の異なる結合された広帯域NR-U PRACHシーケンスは、周波数ドメインで非連続的でもあり、同一UL BWP内の異なる結合された広帯域NR-U PRACHシーケンスは、異なる公称チャネル帯域幅にも含まれる。
一例において、同一公称チャネル帯域幅内のそれぞれの基本NR PRACHシーケンスに係わる周波数リソース割り当ては、前述の例及び/または実施形態によっても選択される。
一例において、隣接する結合された広帯域NR-U PRACHシーケンス間のN個RBの周波数ギャップが、上位階層パラメータを導入することを介しても構成され、周波数オフセット(RBレベルオフセット)値Fは、UL BWPの最低周波数に係わる第1広帯域NR-U PRACHシーケンス(周波数ドメインから増大順序によって順序化される)の最低周波数を指示するようにも構成される。
図12Aは、本開示の実施形態による、周波数オフセットを有する例示的なUL BWP 1200を図示する。図12Aに図示された周波数オフセットを有するUL BWP 1200の一実施形態は、例示のためのものに過ぎない。図12Aに図示されたコンポーネントのうち1以上が、言及された機能を遂行するように構成される専門化された回路によっても具現されるか、あるいはコンポーネントのうち1以上は、言及された機能を遂行するための命令を実行する1以上のプロセッサによっても具現される。他の実施形態は、本開示の範囲から外れることなしに使用される。
1つの下位例において、N個RBの周波数ギャップは、RACH-ConfigGeneric IEにRRCフィールドを導入することを介しても構成される。
他の下位例において、周波数オフセット値Fは、UL BWPのPRB0に係わる周波数ドメインにおける最低PRACH機会のオフセットを称する、NR標準仕様からのmsg1-FrequencyStartフィールドを再使用することができる。
他の下位例において、周波数オフセット値Fは、RACH-ConfigGeneric IEにおいて示すためにも導入される。
一例において、周波数オフセット値Foは、結合された広帯域NR-U PRACHを含むチャネル帯域幅の最低周波数に係わる結合された広帯域NR-U PRACHシーケンスの最低周波数を指示するようにも構成される。
図12Bは、本開示の実施形態による、周波数オフセットを有する他の例示的なUL BWP 1250を図示する。図12Bに図示された周波数オフセットを有するUL BWP 1250の一実施形態は、例示のためのものに過ぎない。図12Bに図示されたコンポーネントのうち1以上が、言及された機能を遂行するように構成される専門化された回路によっても具現されるか、あるいはコンポーネントのうち1以上は、言及された機能を遂行するための命令を実行する1以上のプロセッサによっても具現される。他の実施形態は、本開示の範囲から外れることなしに使用される。
1つの下位例において、Fo RBの周波数オフセット値は、RACH-ConfigGeneric IEにRRCフィールドを導入することを介しても構成される。
他の下位例において、周波数オフセット値Foは、NR標準仕様からのmsg1-FrequencyStartフィールドを再使用することができる。
一例において、周波数オフセット値Foは、結合された広帯域NR-U PRACHを含むUL BWPの最低周波数に係わる結合された広帯域NR-U PRACHシーケンスの最低周波数を指示するようにも構成される。
一例において、基本PRACHシーケンスが、隣接するサブ帯域の異なる一部にわたってマッピングされないのである。
一例において、UL BWP内の結合された広帯域PRACHシーケンスの周波数ドメイン割り当ては、FDMされた広帯域PRACHシーケンスの数Mと、UL BWPのPRB0に係わる周波数ドメインにおける最低広帯域PRACHシーケンスからの周波数オフセットFとの明示的構成を介しても構成される。
一例において、結合された広帯域PRACHにおける基本PRACHシーケンスの反復回数は、前述の実施形態及び/または例を介しても獲得される。
一例において、FDMされた広帯域PRACHシーケンスの数Mは、NR標準仕様からの上位階層パラメータmsg1-FDMフィールドを再使用することができ、msg1-FDMは、一例として、FDMされた広帯域NR-U PRACH機会の数としても再解釈される。
一例において、FDMされた広帯域PRACHシーケンスの数Mは、NR標準仕様からの上位階層パラメータmsg1-FDMフィールドを介して暗示的に導き出され、msg1-FDMは、一例において、FDMされた基本NR-U PRACH機会の数を示すことができ、FDMされた広帯域PRACHシーケンスの数M=msg1-FDM/Nであり、ここで、Nは、前述の実施形態及び/または例から導き出された結合された広帯域PRACHにおける基本PRACHシーケンスの反復回数を示す。
一例において、FDMされた広帯域PRACHシーケンスの数Mは、NR-Uにつき、新たな上位階層パラメータrepeat-msg1-FDMを導入することを介しても構成される。
例えば、repeat-msg1-FDMの値は、{1,2,3,4,5}または{1,2,3,4}のうち一つでもある。
一例において、FDMされたそれぞれの結合された広帯域PRACHシーケンスに係わる周波数ドメインポジションは、前述の例及び/または実施形態により、周波数オフセットFと、隣接する結合された広帯域NR-U PRACHシーケンス間のN個RBの周波数ギャップとを介しても決定される。
例えば、i番目FDMされた広帯域PRACHシーケンスは、UL BWPのPRB0に係わるF+(i-1)*(広帯域PRACHの帯域幅+N*12*PRACH SCS)から始まり、1≦i≦Mである。その例の例示がM=4である図12Aに図示される。
一例において、FDMされたそれぞれの結合された広帯域PRACHシーケンスに係わる周波数ドメインポジションは、周波数オフセットFを介しても決定され、それぞれの広帯域PRACHシーケンスは、結合された広帯域NR-U PRACHを含むチャネル帯域幅の最低周波数に係わる最低周波数からの同一オフセットを有しうる。
例えば、i番目FDMされた広帯域PRACHシーケンスは、UL BWPのPRB0に係わるF+(i-1)*(公称チャネル帯域幅)から始まり、1≦i≦Mである。その例は、M=3である図13で例示される。
図13は、本開示の実施形態による、周波数オフセットを有するさらに他の例示的なUL BWP 1300を図示する。図13に図示された周波数オフセットを有するUL BWP 1300の一実施形態は、例示のためのものに過ぎない。図13に図示されたコンポーネントのうち1以上が、言及された機能を遂行するように構成される専門化された回路によっても具現されるか、あるいはコンポーネントのうち1以上は、言及された機能を遂行するための命令を実行する1以上のプロセッサによっても具現される。他の実施形態は、本開示の範囲から外れることなしに使用される。
一例において、UL BWP内の結合された広帯域PRACHシーケンスの周波数ドメイン割り当ては、広帯域PRACHシーケンスを含むUL BWP内の公称チャネルを示すbitmapと、広帯域PRACHシーケンスを含む公称チャネルの最低周波数に係わる広帯域PRACHシーケンスの最低周波数からの周波数オフセットFoとの明示的構成を介しても構成される。
一例において、UL BWP内に含まれる公称チャネルの数が、UL BWPのロケーション及び帯域幅、または同等には、リソース指示子値(RIV)を介しても獲得される。
一例において、広帯域PRACHシーケンスを含む公称チャネルの最低周波数に係わる広帯域PRACHシーケンスの最低周波数からの周波数オフセットFoは、前述の例及び/または実施形態によっても獲得される。
一例において、広帯域PRACHシーケンスを含むUL BWP内の公称チャネルを示すビットマップは、新たな上位階層パラメータを導入することを介しても指示され、ビットマップのサイズは、UL BWP内の公称チャネルの数でもある。
1つの事例において、ビットマップは、RRC IE RACH-ConfigCommonにおいて、repeated-PRACH-bitmapと命名される上位階層フィールドとしても導入される。
一例において、広帯域PRACHシーケンスを含むUL BWP内の公称チャネルを示すbitmapは、仕様によっても固定される。
図14は、本開示の実施形態による、周波数オフセットを有するさらに他の例示的なUL BWP 1400を図示する。図14に図示された周波数オフセットを有するUL BWP 1400の一実施形態は、例示のためのものに過ぎない。図14に図示されたコンポーネントのうち1以上が、言及された機能を遂行するように構成される専門化された回路によっても具現されるか、あるいはコンポーネントのうち1以上は、言及された機能を遂行するための命令を実行する1以上のプロセッサによっても具現される。他の実施形態は、本開示の範囲から外れることなしに使用される。
ビットマップが(1,0,0,1)である図14に例示されているように、i番目ビット(右から左に順序化される)は、i番目結合された広帯域PRACH(周波数の増大順序の順序)がUL BWPに存在するか否かということに対応する。
一例において、結合された広帯域PRACHシーケンスを構成する基本NR PRACHシーケンスは、同一のルートシーケンス、循環シフト、及び位相を有する純粋な反復でもある。
一例において、ルートシーケンスと循環シフトは、NR標準仕様と同一手続きによって決定される。
一例において、結合された広帯域PRACHシーケンスを構成する基本NR PRACHシーケンスは、異なる位相回転及び/または循環シフト及び/またはルートシーケンスを有しうる。
一例において、結合された広帯域PRACHシーケンスを構成するNR PRACHシーケンスのうち一つは、NR標準仕様と同一手続きによっても選択され、そのNR PRACHシーケンスは、基本的な基本NR PRACHシーケンスでもあり、同一の結合された広帯域PRACHシーケンスの他の基本NR PRACHシーケンスは、基本的な基本NR PRACHシーケンスに対し、異なる位相回転及び/または循環シフト及び/またはルートシーケンスを有しうる。
1つの下位例において、基本的な基本NR PRACHシーケンスは、結合された広帯域PRACHシーケンスを構成する基本NR PRACHシーケンスにおいて、最低周波数または最高周波数を有するシーケンスでもある。
他の下位例において、基本的な基本NR PRACHシーケンスは、固定されるか、UEによって決定されるか、あるいは上位階層パラメータによって構成される、結合された広帯域PRACHシーケンスを構成する基本NR PRACHシーケンスのうち任意の一つでもある。
一例において、結合された広帯域PRACHシーケンスを構成するNR PRACHシーケンスは、NR標準仕様と同一手続きによってまず選択され、そのNR PRACHシーケンスは、基本的な基本NR PRACHシーケンスでもあり、基本的な基本NR PRACHシーケンスの上端において、同一の結合された広帯域PRACHシーケンスのそれぞれの基本NR PRACHシーケンスは、基本的な基本NR PRACHシーケンスに対し、異なる位相回転及び/または循環シフト及び/またはルートシーケンスを有しうる。
一例において、同一の結合された広帯域PRACHシーケンス内の基本NR PRACHシーケンスは、基本的な基本NR PRACHシーケンスにつき、位相回転を有しうる。
他の下位例において、公称チャネル帯域幅内に、15kHz PRACH SCSを有する異なる基本PRACHシーケンスに係わる位相シフト値は、表17における、1行または多数行からも選択され、それぞれの列が、反復されたPRACHシーケンスの1つの基本PRACHシーケンスにおける位相シフトを示し、行が(UE具現例による)UEによって決定されたこと、仕様において固定されたこと、または上位階層パラメータまたは動的L1指示を介して構成されたことのうちいずれか一つによっても選択される。
他の下位例において、公称チャネル帯域幅内に、30kHz PRACH SCSを有する異なる基本PRACHシーケンスに係わる位相シフト値は、表18における1行または多数行からも選択され、それぞれの列が、反復されたPRACHシーケンスの1つの基本PRACHシーケンスにおける位相シフトを示し、行が(UE具現例による)UEによって決定されたこと、仕様において固定されたこと、または上位階層パラメータまたは動的L1指示を介して構成されたことのうちいずれか一つによっても選択される。表18において、±0.7071は、
他の下位例において、公称チャネル帯域幅内に、30kHz PRACH SCSを有する異なる基本PRACHシーケンスに係わる位相シフト値は、表19における1行または多数行からも選択され、それぞれの列が、反復されたPRACHシーケンスの1つの基本PRACHシーケンスにおける位相シフトを示し、行が(UE具現例による)UEによって決定されたこと、仕様において固定されたこと、または上位階層パラメータまたは動的L1指示を介して構成されたことのうちいずれか一つによっても選択される。
他の下位例において、異なる反復された基本PRACHシーケンスは、異なる位相シフトのみを有しうる一方、循環シフト及びルートシーケンスは、同一になることが必要である。
他の下位例において、異なる反復された基本PRACHシーケンスは、異なる位相シフトだけではなく、異なる循環シフト及び/またはルートシーケンスを有しうる。
一例において、同一の結合された広帯域PRACHシーケンス内の基本NR PRACHシーケンスは、基本的な基本NR PRACHシーケンスにつき、異なる循環シフトを有しうる。
他の下位例において、基本的な基本NR PRACHシーケンスに係わる結合された広帯域PRACHシーケンスのそれぞれの基本NR PRACHシーケンスに係わる循環シフトは、上位階層パラメータによっても構成される。
他の下位例において、結合された広帯域PRACHシーケンスのそれぞれの基本NR PRACHシーケンスの循環シフトは、(UE具現例による)UEによっても決定される。例えば、該UEは、ピーク対平均電力比(PAPR)またはキュービックメトリックのようなメトリックを最小化させることができる循環シフトを選択することができる。
他の下位例において、結合された広帯域PRACHシーケンスのそれぞれの基本NR PRACHシーケンスに係わる循環シフトは、仕様によっても固定される。
他の下位例において、基本的な基本NR PRACHシーケンスに係わる結合された広帯域PRACHシーケンスのそれぞれの基本NR PRACHシーケンスに係わるルートインデックスは、上位階層パラメータによっても構成される。
他の下位例において、結合された広帯域PRACHシーケンスのそれぞれの基本NR PRACHシーケンスのルートインデックスは、UEによっても決定される。例えば、該UEは、ピーク対平均電力比(PAPR)またはキュービックメトリックのようなメトリックを最小化させることができるルートインデックスを選択することができる。
他の下位例において、結合された広帯域PRACHシーケンスのそれぞれの基本NR PRACHシーケンスに係わるルートインデックスは、仕様によっても固定される。
一例において、結合された広帯域PRACHシーケンスのそれぞれの基本PRACHシーケンス内に、その基本PRACHシーケンスのサブキャリアが、その基本PRACHシーケンスの以前のサブキャリアにつき、固定された位相回転を有しうる。
1つの下位例において、サブキャリアが、0ないしL-1にインデクシングされる長さLの基本PRACHシーケンスにつき、基本シーケンスのi番目サブキャリアは、(1≦i≦L-1)につき、(i-1)番目サブキャリアに係わるαの位相回転を有することもできる。
他の下位例において、隣接するサブキャリア間の位相回転は、仕様において固定されたこと、及び/あるいはPRACHシーケンス長から決定されたこと、及び/あるいは基本PRACHシーケンスの反復のインデックスから決定されたこと(すなわち、広帯域PRACHがN回反復によって構成されれば、現在基本シーケンスに係わる反復のインデックス)、及び/あるいは基本PRACHシーケンスを含むROにおけるサブキャリアの数、及び/あるいは上位階層パラメータま、DCIまたはMACCEによって指示されたもののうち一つでもある。
他の下位例において、PRACHシーケンスの0番目サブキャリアに係わる位相回転は、仕様において固定されたこと、及び/あるいはPRACHシーケンス長から決定されたこと、及び/あるいは基本PRACHシーケンスの反復のインデックスから決定されたこと(すなわち、広帯域PRACHがN回反復によって構成されれば、現在基本シーケンスに係わる反復のインデックス)、及び/あるいは基本PRACHシーケンスを含むROにおけるサブキャリアの数、及び/あるいは上位階層パラメータ、DCIまたはMACCEによって指示されたことのうち一つでもある。
他の下位例において、前述の例及び/または実施形態は、REレベル反復、ROレベル反復、またはREレベル及びROレベルのいずれの反復にも適用される。
他の下位例において、前述の例及び/または実施形態は、前述の例及び/または実施形態のうち一つまたは多数と組み合わせても適用される。
他の下位例において、広帯域PRACH内の異なる基本PRACHシーケンスに係わる固定された位相回転は、異なりうる。
例えば、広帯域PRACHシーケンスにおけるN個の基本シーケンスとして、i番目基本シーケンス(1≦i≦N)に係わる隣接するPRACHサブキャリア間の固定された位相回転は、β+i*αでもある。
一例において、30kHz PRACH SCSを有するN=4回反復の場合、β=1°であり、α=1°である。さらには、反復にわたり、(1,0.7071+0.7071i,1,-1)または(1.0000+0.0000i,-0.5000+0.8660i,-0.7071+0.7071i,0.7071+0.7071i)の位相シフトを有する前述の例及び/または実施形態によるN=4回反復にわたる位相シフトが適用されうる。
一例において、15kHz PRACH SCSを有するN=8回反復の場合、β=0°であり、α=0.5°である。さらには、反復にわたり、(1,1,1i,1i,1、-1i,1,-1)の位相シフトを有する前述の例及び/または実施形態によるN=8回反復にわたる位相シフトが適用されうる。
他の事例において、広帯域PRACHシーケンスにおけるN個の基本シーケンスとして、i番目基本シーケンス(1≦i≦N)に係わる隣接するPRACHサブキャリア間の固定された位相回転は、β+(i-1)*αでもある。
一例において、30kHz PRACH SCSを有するN=4回反復の場合、β=1°であり、α=1°である。さらには、反復にわたり、(1,0.7071+0.7071i,1,-1)または(1.0000+0.0000i,-0.5000+0.8660i,-0.7071+0.7071i,0.7071+0.7071i)の位相シフトを有する前述の例及び/または実施形態によるN=4回反復にわたる位相シフトが適用されうる。
一例において、15kHz PRACH SCSを有するN=8回反復の場合、β=0°でari,α=0.5°である。さらには、反復にわたり、(1,1,1i,1i,1,-1i,1,-1)の位相シフトを有する前述の例及び/または実施形態によるN=8回反復にわたる位相シフトが適用されうる。
一例において、
NR標準仕様において、PRACHプリアンブルは、RACH機会が、PRACH構成表からも導き出される上位階層パラメータPRACHConfigurationIndexによって与えられる時間リソースにおいてのみ送信されうる。特に、RACHスロット内のRACH機会(RO)は、NR標準仕様において連続して割り当てられる。
PRACHの送信前、LBTが要求されれば、余分な(extra)時間・ドメインリソースオーバーヘッドが潜在的に生じうる。その結果、重要な設計考慮事項は、RACHスロット内の可用時間・ドメインRACH機会に対してLBTを遂行するための時間・ドメインオーバーヘッドの影響を統合する方法である。
具体的には、図8に図示されているようなCAT-4 LBTは、RACH機会にPRACHの独立型送信を許可するためのベースラインLBT手続きであり、PRACH CAT-4 LBTのためのチャネルアクセス優先順位クラス(CAPC:channel access priority class)値は、1でもあり、すなわち、3の最小競争ウィンドウサイズ(CWS)と、7の最大CWSとを有する最高優先順位CAT-4 LBTでもある。さらには、ROがgNB開始COT内にあれば、PRACHは、ギャップが25μs以上であるならば、25μsのCAT-2 LBTを条件にさらに送信され、そうでなければ、16μsのCAT-1 LBTまたはCAT-2 LBTが使用されうる。
LBTがそれぞれのPRACH送信前に要求されれば、PRACHスロット内のROの連続する割り当ては、ROに係わるLBTが、以前のROを利用したPRACH送信によって失敗するシナリオにつながりうる。隣接するRO間のそのLBTブロッキング問題は、NR-Uが広帯域PRACH波形を使用するとき、さらに重要になるが、対応するPRACH送信電力が、公称帯域幅当たり最大許容送信電力に近接してしまうためである。
一例において、NR-Uが、ギャップ持続期間が2つの隣接RO間に導入される、同一RACHスロット内の隣接するROが非連続してなることを許容しうるし、ギャップは、そのギャップ後に来るROにPRACHを送信するにおき、LBTリソースオーバーヘッドを統合するために、使用されうる。
本開示は、NR標準仕様から、現存PRACH構成表を変更することなく、NR-Uの隣接するRACH機会間のLBTギャップ持続期間の構成及び指示を支援するためのNR標準仕様の向上に重点を置く。
本開示において、FR1 NR-Uは、5GHz非免許帯域または6GHz非免許/共有帯域のようなFR1における非免許/共有帯域で動作するNR-Uを称し、FR2 GHz NR-Uは、60GHz非免許帯域のように、FR2における非免許/共有帯域で動作するNR-Uを称する。
一例において、NR-U PRACHのためのLBTギャップを構成して指示するための向上が提供される。そのような実施形態において、構成及び指示方法に係わるアプローチ及び例は、NR標準仕様から、現存PRACH構成表を変更することなく、NR-Uにおいて隣接RO間においてLBTギャップについて提供される。
一例において、同一PRACHスロット内の隣接するRACH機会は、持続期間が、2つの隣接RO間に導入されながら、非連続的であり、ギャップは、OFDMシンボルの整数倍でもあり、ギャップ持続期間後に来るRACH機会(RO)は、当該ROに対応するLBTプロセスが、ギャップ持続期間内で成功裏に完了すれば、PRACH送信にも利用される。
一例において、1以上の有効なROが、NR標準仕様PRACH構成表による時間・ドメイン構成において、スロット内に構成されるNR-Uスロットにつき、それぞれのLBTギャップが、スロット内に連続して構成された1または多数の有効なRACH機会によって構成され、LBTギャップとして構成されていない有効なRACH機会は、RO前に来るLBTギャップとして遂行される対応するLBT動作が成功してるならば、PRACH送信にも利用される、1または多数のLBTギャップがスロット内にも構成される。
一例において、LBTギャップ内のROの数が固定されうる。
一例において、それぞれのLBTギャップは、PRACHプリアンブルフォーマット及び/またはPRACHサブキャリア間隔に係わりなく、1にも固定される。
図15は、本開示の実施形態による、例示的なLBTギャップ指示を図示する。図15に図示されたLBTギャップ指示1500の実施形態は、例示のためのものに過ぎない。図15に図示されたコンポーネントのうち1以上が、言及された機能を遂行するように構成される専門化された回路によっても具現されるか、あるいはコンポーネントのうち1以上は、言及された機能を遂行するための命令を実行する1以上のプロセッサによっても具現される。他の実施形態は、本開示の範囲から外れることなしに使用される。
図15に図示されているように、構成されたPRACHプリアンブルフォーマット、及び相応するように異なるフォーマット(例えば、フォーマットA1/A2/A3)に係わる異なるRO持続期間に係わりなく、LBTギャップは、RACH機会であり、LBTは、LBTがLBTギャップ内に行われれば、LBTギャップに後続するRACH機会が利用されうるように、LBTギャップ内で遂行される。
一例において、LBTギャップに係わるROの数が、異なるPRACHサブキャリア間隔、及び/または構成されたPRACHプリアンブルフォーマットについても変更される。
図16は、本開示の実施形態による、他の例示的なLBTギャップ指示1600を図示する。図16に図示されたLBTギャップ指示1600の実施形態は、例示のためのものに過ぎない。図16に図示されたコンポーネントのうち1以上が、言及された機能を遂行するように構成される専門化された回路によっても具現されるか、あるいはコンポーネントのうち1以上は、言及された機能を遂行するための命令を実行する1以上のプロセッサによっても具現される。他の実施形態は、本開示の範囲から外れることなしに使用される。
図16に例示されているように、
一例において、LBTギャップに係わるROの数が、表24によるPRACHサブキャリア間隔の構成、及び構成されたPRACHプリアンブルフォーマットから、UEによっても決定される。
一例において、LBTギャップに係わるROの数が、PRACHサブキャリア間隔の構成、構成されたPRACHプリアンブルフォーマット、及びLBTギャップに係わる所望する最小持続期間からUEによっても決定され、LBTギャップに係わる所望する最小持続期間は、上位階層パラメータ(例えば、RRCパラメータ)またはDCIを介し、固定されたり構成されたりする。
一例において、LBTギャップに係わるROの数が直接に構成されうる。
一例において、LBTギャップを生成するためのROの数が、上位階層パラメータ(例えば、RRCパラメータ)によっても構成される。
1つの下位例において、LBTを生成するためのROの数は、PDCCHによって動的にも構成される。例えば、PDCCH順序は、LBTギャップに係わるROの数を示すためのフィールドを導入することができる。
LBTギャップが1または多数のROであるならば、他の設計考慮事項は、多数のROがRACHスロット内にあるとき、RACHスロット内のROがLBTギャップとして配定(あてがい)されうる。
一例において、k=1であるならば、すなわち、それぞれのLBTギャップが1ROであるならば、その場合、RACHスロット内の奇数インデクシングされたROが、LBTギャップに利用される一方、RACHスロット内の偶数インデクシングされたROは、実際のPRACH送信に利用される。
一例において、そのアプローチは、RACHスロット内のROの構成(例えば、PRACHプリアンブルフォーマット、RACHスロット内のROの数、RACHスロット内の最初のROに係わる開始シンボルなど)に係わりなく、利用されうる。
成功裏に完了すれば、PRACH送信にも利用され、ROギャップ及び実際のPRACH送信のためのそのようなRO割り当ては、それ以上ROがRACHスロットで利用可能ではなくなるまで続く。さらには、そのRACHスロットにおける最初のROは、実際のPRACH送信に割り当てられ、そのROは、そのRO前にるLBTプロセスが成功しているならば、利用されうる。
一例において、k=1であるならば、すなわち、それぞれのLBTギャップが1ROであるならば、その場合、RACHスロット内の偶数インデクシングされたROがLBTギャップに利用される一方、RACHスロット内の奇数インデクシングされたROは、実際のPRACH送信に利用される。
一例において、そのアプローチは、RACHスロット内のROの構成(例えば、PRACHプリアンブルフォーマット、RACHスロット内のROの数、RACHスロット内の最初のROに係わる開始シンボルなど)に係わりなく、利用されうる。
一例において、RACHスロット内に1を超えるRACH機会(RO)があるとき、本開示における言及された例及び/または実施形態のうち一つは、RACHスロット内のROの構成(例えば、PRACHプリアンブルフォーマット、RACHスロット内のROの数、RACHスロット内の最初のROに係わる開始シンボルなど)に依存しても適用される。
一例において、それぞれのLBTギャップが、k=1個のROで構成されれば、本開示で言及された例及び/または実施形態は、RACHスロット内に、偶数数の有効なROが存在するときに適用され、本開示で言及された例及び/または実施形態は、RACHスロット内に、奇数数の有効なROが存在するときにも適用される。
1つの下位例において、そのような割り当ては、RACHスロット内の実際のPRACH送信につき、可能なROの数を最大化させることができる。
図17は、本開示の実施形態による、さらに他の例示的なLBTギャップ指示1700を図示する。図17に図示されたLBTギャップ指示1700の実施形態は、例示のためのものに過ぎない。図17に図示されたコンポーネントのうち1以上が、言及された機能を遂行するように構成される専門化された回路によっても具現されるか、あるいはコンポーネントのうち1以上は、言及された機能を遂行するための命令を実行する1以上のプロセッサによっても具現される。他の実施形態は、本開示の範囲から外れることなしに使用される。
一例において、RACHスロット内に、1つのRACH機会だけが存在するとき、ROだけが、実際のPRACH送信のために使用されうる。
一例において、ROに対応するLBTは、明示的LBTギャップ持続期間を構成することなく、RO前にも遂行される。
一例において、本開示において言及された例及び/または実施形態は、PRACHプリアンブルフォーマットB4にも適用される。
一例において、LBTに対応するLBT持続期間は、LBTギャップに対応するROの開始に先行するN個シンボルによっても遂行され、N=ceil(CWS W/PRACHシンボル持続期間を有する拡張されたLBT持続期間)であり、CWSWを有する予想されるLBT持続期間は、バックオフのそれぞれの段階が成功していると仮定する持続期間;またはバックオフのそれぞれの段階が成功していると仮定する持続期間、及び手続きの間、潜在的LBT失敗を統合するための特定のガード持続期間Dでもある。
図18は、本開示の実施形態による、RACHスロット1800における例示的なRACH機会を図示する。図18に図示されたRACHスロット1800におけるRACH機会の一実施形態は、例示のためのものに過ぎない。図18に図示されたコンポーネントのうち1以上が、言及された機能を遂行するように構成される専門化された回路によっても具現されるか、あるいはコンポーネントのうち1以上は、言及された機能を遂行するための命令を実行する1以上のプロセッサによっても具現される。他の実施形態は、本開示の範囲から外れることなしに使用される。
図18に図示されているように、2個シンボルがLBTに必要であり、プリアンブルフォーマットB4を有するROは、RACHスロット内のそれぞれシンボル0及びシンボル2で始まる。
RACHスロット内に、LBTギャップRO及びPRACH送信ROの決定が与えられれば、他の設計考慮事項は、LBTがLBTギャップ内で遂行されうる場合である。
一例において、LBTギャップ内のPRACH LBTプロセスは、LBTギャップの開始部分において始まる。
一例において、PRACH LBTプロセスがLBTギャップ内で完了するとき、対応するPRACH送信は、LBTギャップの終了が後続するROから始まりうる。
1つの下位例において、その例は、規定許容限度を条件にも適用される。
一例において、PRACH LBTプロセスがLBTギャップ内で完了するとき、対応するPRACH送信(すなわち、LBTギャップ後にROを利用することができるPRACH送信)は、CP長を拡張させることができ、PRACHの開始とPRACH LBT完了の終了とのギャップは、大きいとしても、Tμsである。
1つの下位例において、Tは、16である。
他の下位例において、Tは、25である。
一例において、PRACH LBTプロセスが、LBTギャップがk>1個ROであるLBTギャップ内で完了し、LBT完了時間が(1≦i≦k-1)であるLBTギャップのi番目RO内にある場合、可能なCP拡張を有するLBTギャップの(i+1)番目ROから始まりうるPRACH送信は、(例えば、本開示の言及された例及び/または実施形態によって)適用されることができる。
図19は、本開示の他の実施形態による、RACHスロット1900における例示的なRACH機会を図示する。図19に図示されたRACHスロット1900におけるRACH機会の一実施形態は、例示のためのものに過ぎない。図19に図示されたコンポーネントのうち1以上が、言及された機能を遂行するように構成される専門化された回路によっても具現されるか、あるいはコンポーネントのうち1以上は、言及された機能を遂行するための命令を実行する1以上のプロセッサによっても具現される。他の実施形態は、本開示の範囲から外れることなしに使用される。
LBTプロセスがRO1内で完了し、それにより、RO3(可能なCP拡張を有する)でPRACHを送信する代わりに、UEは、RO2でPRACHを送信することができる図19において、k=2を有する事例が提供される。
一例において、LBTは、LBTギャップに対応する実際のPRACH送信のためのROの開始に先行するLBTギャップ内のN個シンボルで遂行され、N=ceil(CWS W/PRACHシンボル持続期間内の予想されたLBT持続期間)であり、CWSWを有する予想されるLBT持続期間は、バックオフのそれぞれの段階が成功していると仮定する持続期間;またはバックオフのそれぞれの段階が成功していると仮定する持続期間、及び手続きの間、潜在的LBT失敗を統合するための特定のガード持続期間Dでもある。
一例において、LBTギャップ内で遂行されるPRACH LBTプロセスは、LBTプロセスが成功するまで続き、従って、対応するROは、PRACH送信に使用されうるか、あるいはLBTギャップの末端が到達し、対応するROは、PRACH送信のために利用されないのである。
一例において、RACHスロットの全部または一部がgNB開始COT内にあるとき、CAT-1/CAT-2 LBTがgNB開始COT内にあるRACHスロット内のそれぞれの有効なRO前に遂行され、LBTが成功しているならば、ROがPRACH送信にも利用される。
一例において、CAT-1 LBTは、ROの開始、及びRO前の最後のDL送信の終了が、大きいとしても、16μsの場合にのみ使用されうる。
一例において、CAT-1/CAT-2 LBTは、LBTギャップとして構成されたRO前にもさらに遂行され、そのようなROは、LBTが成功しているならば、PRACH送信にも利用される。
一例において、LBTギャップとして構成されるROで送信されるPRACHプリアンブルは、LBTギャップが対応する実際のPRACH送信のために構成されたROで送信するように、UEが意図するPRACHプリアンブルと同一でもある。
一例において、LBTギャップとして構成されたROと、実際のPRACH送信のための対応するROとのうち、UEは、PRACH送信のために、CAT-1/CAT-2 LBTを伝達する最初のROを利用することができ、同一の選択されたPRACHプリアンブルは、LBTギャップにおけるRO、及びLBTギャップに対応する実際のPRACH送信のためのROに適用される。
1つの下位例において、PRACH送信機会は、RACHスロットがgNB開始COT外部にあるときと比較し、RACHスロットがgNB開始COT内にあるとき、増大されうる。
一例において、LBTギャップとして構成されたROと、実際のPRACH送信のための対応するROのうち、UEは、PRACH送信のために、CAT-1/CAT-2 LBTを伝達する任意のROを利用することができる。
1つの下位例において、同一であるか、あるいは異なる選択されたPRACHプリアンブルが、LBTギャップにおけるRO、及び実際のPRACH送信のための対応するROにわたっても適用される。
1つの下位例において、同一であるか、あるいは異なる選択された空間的TXパラメータが、LBTギャップにおけるRO、及び実際のPRACH送信のための対応するROにわたっても適用される。
図20は、本開示のさらに他の実施形態による、RACHスロット2000における例示的なRACH機会を図示する。図20に図示されたRACHスロット2000におけるRACH機会の一実施形態は、例示のためのものに過ぎない。図20に図示されたコンポーネントのうち1以上が、言及された機能を遂行するように構成される専門化された回路によっても具現されるか、あるいはコンポーネントのうち1以上は、言及された機能を遂行するための命令を実行する1以上のプロセッサによっても具現される。他の実施形態は、本開示の範囲から外れることなしに使用される。
図20に例示されているように、全体RACHスロットは、gNB開始COT内にあり、CAT-2 LBTは、そのRACHスロット内のそれぞれの有効なRO前に遂行され、対応するROは、CAT-2 LBTが成功しているならば、PRACH送信にも利用される。
一例において、RACHスロットの全部または一部がgNB開始COT内にあるとき、CAT-1/CAT-2 LBTがRACHスロット内の実際のPRACH送信のために構成されたRO直前に遂行され、そのROは、LBTが成功しているならば、PRACH送信にも利用される。
一例において、SS/PBCHブロック(SSB)の有効なROへのマッピングは、LBTギャップを支援するために、NR標準仕様からも向上される。
一例において、SSBインデックスは、LBTギャップとして構成されていない有効なROに、次の順序、すなわち、第一に、LBTギャップとして構成されていない単一有効RO内のプリアンブルインデックスの増大順序、第二に、LBTギャップとして構成されていない周波数多重化された有効なROに係わる周波数リソースインデックスの増大順序、第三に、PRACHスロット内でLBTギャップとして構成されていない時間多重化された有効ROに係わる時間リソースインデックスの増大順序、第四に、PRACHスロットに係わるインデックスの増大順序にマッピングされる。
1つの下位例において、LBTギャップ内のROは、LBTギャップに対応する実際のPRACH送信のためのROと同一のSSBインデックスと係わる。例えば、それは、RACHスロットがgNB開始COT内にあり、従って、CAT-2 LBTが使用されうるときに使用されうる。
一例において、SSBインデックスは、ROグループ基盤に有効なROにマッピングされ、該ROグループは、LBTギャップのために構成されたROと、LBTギャップに対応する実際のPRACH送信のためのROとによって構成され、マッピング順序は、第一に、ROグループ内のプリアンブルインデックスの増大、第二に、周波数多重化されたROグループに係わる周波数リソースインデックスの増大、第三に、PRACHスロット内の時間多重化されたROグループに係わる時間リソースインデックスの増大順序、第四に、PRACHスロットに係わるインデックスの増大順序でもある。
本開示において、ヌメロロジー(numerology)が、サブフレーム持続期間、サブキャリア間隔(SCS)、循環前置(CP)長、送信帯域幅(BW)、またはそれら信号パラメータの任意の組み合わせを含む信号パラメータのセットを言う。
UEが同期化信号を検出し、ブロードキャスティングされたシステム情報をデコーディングした後、該UEは、該UEがPRACHプリアンブルを送信するように許容されるリソースだけではなく、PRACHプリアンブル類型を示すPRACH構成に基づき、アップリンクで物理的ランダムアクセスチャネル(PRACH)プリアンブルを送信することにより、ランダムアクセスプロセスを開始することができる。
NRで、1または多数のSS/PBCHブロックと、RACH機会(RO)のサブセットとの間に関連性が存在する。UEが、ダウンリンク測定及びその関連を介し、RACHリソースのサブセットを選択することができる。NRにおける競争基盤ランダムアクセス(CBRA:contention-based random access)は、4段階手続きに基づくが、4段階手続きにおいて、UEが自体の選択されたRACHリソースを介し、gNBに物理的ランダムアクセスチャネル(PRACH)プリアンブル(Msg1)をまず送信し、gNBは、Msg2でランダムアクセス応答(RAR)に応答し、それにより、UEは、アップリンクでMsg3を送信し、gNBは、ダウンリンクでMsg4を送信する。そのようなランダムアクセス手続きは、遊休(idle)モード及び連結(connected)モードいずれのUEについても支援される。
図21Aは、本開示の実施形態による、例示的なRACH手続き2100を図示する。図21Aに図示されたRACH手続き2100の一実施形態は、例示のためのものに過ぎない。図21Aに図示されたコンポーネントのうち1以上が、言及された機能を遂行するように構成される専門化された回路によっても具現されるか、あるいはコンポーネントのうち1以上は、言及された機能を遂行するための命令を実行する1以上のプロセッサによっても具現される。他の実施形態は、本開示の範囲から外れることなしに使用される。
4段階RAのための一般的な手続きが図21Aに図示される。専用プリアンブルがUEに配定(あてがい)され、競合解決(すなわち、Msg4)が必要ではない無競争ランダムアクセス(CFRA:contention-free random access)が、言わば、ハンドオーバー及びDLデータ到着とを目的にNRをさらに支援する。
4段階RACHからの減少された段階RACHとして、2段階ランダムアクセスチャネル(RACH)手続きは、ネットワークに連結されるデバイスに係わるランダムアクセス手続きを完了するためのメッセージトランザクションの要求された最小数を低減させるように意図される。4段階RACHは、既存のものであるが、短いレイテンシを要求するサービス、またはNR-Uにおける動作に常時最適であるというものではない。それは、非免許帯域における全ての段階において、信号を送信する前のLBT要件のために、NR-Uでさらに大きくなる内在的な遅延のためである。
2段階RACHは、UEからのmsg.A送信と、ネットワークエンティティである図21Bに図示されているようなgNBからのmsg.B送信と、を含む。msg.Aは、UEが、UE-ID、連結要請などを含む非常に初期のステージで送信するためのPRACHプリアンブル及びアップリンクデータ(PUSCH)を含む。msg.Aを成功裏に受信するとき、Bは、UL許可、RAPID、タイミングアドバンス、競合解決のような必要な情報を提供するUEのさらなる送信を許可するために、msg.Bを送信する。
図21Bは、本開示の実施形態による、例示的なRACH手続き2150を図示する。図21Bに図示されたRACH手続き2150の一実施形態は、例示のためのものに過ぎない。図21Bに図示されたコンポーネントのうち1以上が、言及された機能を遂行するように構成される専門化された回路によっても具現されるか、あるいはコンポーネントのうち1以上は、言及された機能を遂行するための命令を実行する1以上のプロセッサによっても具現される。他の実施形態は、本開示の範囲から外れることなしに使用される。2段階RACH手続きは、図21Bで例示される。
2段階RACHのためのプリアンブルそれら自体の基礎は、現存するもの、すなわち、4段階RACHに係わるNRプリアンブルフォーマット/シーケンスによって区別される必要がない。msg.Aの一部としてのアップリンクデータは、RACH手続きの第1段階において事前割り当てされたリソース上で伝送されるが、それは、4段階RACH手続きにおける第三段階で行われる。事前割り当てされたリソースmsg.A PUSCHは、ランダムアクセスを試みる多数のUEによって共有される。
リソースサイズ、変調副次数及びコーディングレート、DM-RS情報などを含むmsg.A送信のためのリソースの細部事項は、全てのUEがランダムアクセスを試みる前に全てのUEにも知らされる(シグナリングされる)。gNBがmsg.Aを成功裏に受信してデコーディングすれば、gNBは、msg.Bに応答するが、それは、4段階RACH手続きにおけるmsg2及びmsg4の組み合わせとしても理解される。段階を半分に減らすことにより、初期アクセス遅延が、特定サービス類型に係わるサービス要件を充足するようにも短縮される。
NRはL=839個シンボルの長いシーケンス長、及び1.25KHzまたは5KHzのサブキャリア間隔(SCS)、または15,30,60または120kHzのSCSを有するL=139個シンボルの短いシーケンス長で、PRACHプリアンブルを支援する。特に、ショートプリアンブルシーケンスにつき、NRは、カバレージを向上させるために、多数/反復されるプリアンブルシーケンスの送信を支援するか、あるいはgNB受信機ビームスウィーピングを支援し、またCP/GPが要求される。
図22は、本開示の実施形態による、ショートプリアンブル2200の例示的な一般構造を図示する。図22に図示されたショートプリアンブル2200の一般構造の一実施形態は、例示のためのものに過ぎない。図22に図示されたコンポーネントのうち1以上が、言及された機能を遂行するように構成される専門化された回路によっても具現されるか、あるいはコンポーネントのうち1以上は、言及された機能を遂行するための命令を実行する1以上のプロセッサによっても具現される。他の実施形態は、本開示の範囲から外れることなしに使用される。
図22は、ショートプリアンブルフォーマットの一般構造を例示し、NRにおいて、15KHzサブキャリア間隔につき、短いシーケンス長を有する詳細な支援されるプリアンブルフォーマットは、表25に図示される。表25において、単位がTsであり、ここで、Ts=1/30.72MHzであり、PRACHプリアンブルは、同一ヌメロロジーを有するデータにつき、OFDMシンボル境界と整列される。フォーマットAの場合、GPは、連続して送信されるRACHプリアンブルのうち、最後のRACHプリアンブル内にも定義される。他のSCS値(例えば、30,60及び120kHz)の場合、プリアンブルフォーマットは、SCSによってTsをスケーリングすることにより、表25と類似して定義されうる。
非免許スペクトルでNRを動作させるために、異なる非免許帯域、及び異なる地域にわたる非免許スペクトル規定、言わば、LBT、占有されたチャネル帯域幅(OCB)規定、及び電力スペクトル密度(PSD:power spectral density)規定が充足される必要がある。例えば、5GHz非免許帯域及び60GHzにおけるETSI規定は、チャネルアクセスが許可される前、LBTが要求されることを必要とする。LBTの要件が与えられれば、NR-Uランダムアクセス手続きのそれぞれのメッセージは、事前に定義され、かつ/あるいはスケジューリングされた時間及び周波数リソースにおいて、チャネルアクセスを有することが保証されないことにより、全体ランダムアクセス遅延を潜在的に増大させる。さらには、余分のリソースオーバーヘッドが、LBT要件により、NR-Uランダムアクセス手続きについても生じてしまう。
その結果、本開示は、いわゆる2段階ランダムアクセス手続きである、それら帯域において、ランダムアクセスを行うための段階の低減をさらに考慮し、非免許帯域(NR-U:NR-unlicensed)に係わるランダムアクセス手続きの向上に重点を置く。本開示における向上は、NR-UのCBRA及びCFRA(適用可能であるならば)いずれの手続きにも適用されるということに留意する。
非免許帯域におけるLBT規定は、UEとgNBが、それぞれの送信前、LBTを遂行することを要求する。具体的には、LBTは、PRACHの送信が許可される前にも遂行される。1つの設計考慮事項は、いかなる類型のLBTが遂行されうるかということに係わるPRACH送信のためのLBT手続きである。潜在的なLBT手続きは、例及び/または実施形態として以下に羅列される。
一例において、PRACHに係わるLBTは、固定された持続時間の単一ショットLBTでもある。一例において、LBT持続期間は、共存Wi-FiシステムのPIFS持続期間内にもあるが、その持続期間は、サブ7GHz NR-Uシステムの場合、25μs、及び/または7GHz超過NR-Uシステムの場合、8μsでもある。1つの下位実施形態において、単一ショットLBTは、対応するRACH機会が、言わば、CAT-4 LBTを介し、gNBによって獲得されたチャネル占有時間(COT)内にあれば、PRACHを送信するところにも利用される。他の下位実施形態において、単一ショットLBTは、例えば、CAT-4 LBTに係わる、gNBのCOT外部において、PRACHを送信するためにも支援される。
一例において、PRACHに係わるLBTは、LTE-LAAの範疇4(CAT-4)LBTにもよるが、それは、可変サイズの競争ウィンドウサイズ(CWS)を有するランダムバックオフがあるLBTである。
1つの下位実施形態において、NR-U PRACHに係わるCAT-4 LBTが、上位優先順位クラス、言わば、3の最小CWS及び7の最大CWSを有するLBT優先順位クラス1を有しうるということが特定される。
1つの下位実施形態において、PRACH送信のためのCWS適応規則は、残りランダムアクセス手続きの設計に依存する。一例において、RAR送信が、さらにLBTの影響を受ければ、UEは、gNBLBT失敗により、RARを受信することができず、その場合、PRACHのためのCWSは、増大しない。他の例において、UEがRARを検出するが、gNBが(例えば、衝突によって)PRACHを正確に検出していないということを、競合解決メッセージ(すなわち、Msg4)が示せば、UEは、PRACH再送信のためにCWSを増大させる。他の例において、UEが4段階RA手続きを成功裏に完了すれば、PRACHのためのCWSは、将来のPRACH送信のために最小に再設定される。
一例において、PRACHに係わるLBTは、LTE-LAAの範疇3(CAT-3)LBTにもよるが、それは、固定されたCWSを有するランダムバックオフがあるLBTである。
以上で定義されたLBT手続きは、RA手続きの間、Msg2/Msg3/Msg4のようなPRACH以外の送信を許可するためにも利用される。
LBTの類型、及び/またはそれぞれの類型のLBTの対応するパラメータ(例えば、少なくとも、エネルギー検出臨界値、及び/または(特定/構成されれば)CAT-4 LBTに係わるLBT優先順位クラス、及び/またはCAT-3LBTに係わるCWS、及び/またはMCOTのうち一つを含む)のうち少なくとも一つを含む、PRACH LBT手続きのための構成が、次のようにも指示される(構成の一部が異なる実施形態を使用してもいるということに留意)。
一例において、PRACH LBT構成、またはその構成の一部は、上位階層パラメータにより、言わば、SIB1(SystemInformationBlockType1)またはRRC階層からのSIB1以外のSIBを介しても指示される。
一例において、PRACH LBT構成、またはその構成の一部は、階層1シグナリングによっても指示される。一例において、PRACH LBT構成は、PBCHを介しても指示される。
一例において、PRACH LBT構成、またはその構成の一部は、PRACH構成表においても指示される。一例において、それは、単一ショットLBTを有するシナリオにも適用される。
一例において、PRACH LBT構成、またはその構成の一部は、仕様によっても固定される。
一例において、PRACH LBT構成、またはその構成の一部は、UEの具現例にもよる。
一例において、PRACHのLBT動作に係わる空間的RXパラメータは、全方向、または準全方向、または指向性(例えば、PRACH送信のために意図された空間的TXフィルタ)でもある。1つの下位実施形態において、PRACH LBTに係わる空間的RXパラメータの方向性(directionality)は、サブ7GHz NR-Uに係わる全方向と、7GHz超過NR-Uに係わる準全方向、または指向性にように、異なる非免許帯域においても異なる。他の下位実施形態において、PRACH LBTに係わる空間的RXパラメータの方向性は、UE具現例によっても決定される。
他の設計考慮事項は、NR-U PRACH LBTが遂行される周波数ドメイン帯域幅に係わる。一例において、NR-U PRACH LBTは、それぞれのUEにつき、初期UL帯域幅部分(BWP)を介しても遂行される。他の実施形態において、NR-U PRACH LBTは、全体ULシステム帯域幅を介しても遂行される。他の実施形態において、NR-U PRACH LBTは、以下においても定義される非免許帯域の公称チャネル帯域幅を介しても遂行される。さらに他の実施形態において、NR-U PRACH LBTは、PRACHがUL BWP内で送信されうる周波数リソースを介して遂行され、そのオプションは、PRACHの多重化容量を増加させうる。
本開示において、タイミングアドバンス値を考慮し、非免許帯域においてランダムアクセスプロセス(RACH手続き)を成功裏に適用するための方法が開示される。さらには、LBT挙動の要件が与えられれば、低減された段階RACH、すなわち、2段階RACHが考慮される。さらに、2段階RACHは、UEからのmsg.A送信と、gNBからのmsg.B送信とを含み、ここで、該msg.Aは、本開示が重点を置くものである。msg.Aは、プリアンブル送信とアップリンクデータ送信(PUSCH)とを含み、本開示においては、説明の便宜のために、プリアンブルが送信されうるリソースは、RO(RACH機会)と呼ばれ、アップリンクデータ(PUSCH)が送信されうるリソースは、PO(PUSCH機会)と呼ばれる。
しかし、msg.Aで送信されるアップリンクデータは、PUSCHに制限されず、UEが、物理的アップリンク制御チャネル及び物理的アップリンクサイドリンクチャネルを含み、ネットワークにランダムアクセス相で伝送する所望する任意の類型のアップリンクチャネルをカバーするように拡張可能である。セルに、多数のRO及びPOがあり得る。
一例において、非免許帯域におけるmsg.Aに係わるPRACHプリアンブルフォーマット及びTgapが提供される。
図23Aは、本開示の実施形態による、2段階RACHのためのRO(RACH occation)とPO(PUSCH occation)との例示的なタイミングギャップ2300を図示する。図23Aに図示されたタイミングギャップ2300の一実施形態は、例示のためのものに過ぎない。図23Aに図示されたコンポーネントのうち1以上が、言及された機能を遂行するように構成される専門化された回路によっても具現されるか、あるいはコンポーネントのうち1以上は、言及された機能を遂行するための命令を実行する1以上のプロセッサによっても具現される。他の実施形態は、本開示の範囲から外れることなしに使用される。
図23Bは、本開示の実施形態による、2段階RACHのためのROとPOとの例示的なタイミングギャップ2350を図示する。図23Bに図示されたタイミングギャップ2350の一実施形態は、例示のためのものに過ぎない。図23Bに図示されたコンポーネントのうち1以上が、言及された機能を遂行するように構成される専門化された回路によっても具現されるか、あるいはコンポーネントのうち1以上は、言及された機能を遂行するための命令を実行する1以上のプロセッサによっても具現される。他の実施形態は、本開示の範囲から外れることなしに使用される。
LBTなしに、msg.A PUSCH送信を可能にすることは、NR-Uにおいて、2段階RACHについても支援され、そうでなければ、2段階RACHの利点は、2段階RACHが4段階RACHによって要求されるほどの類似した量の時間を消費してしまうために、低下されうる。そのために、msg.A PUSCHは、ROにおいて、PRACHプリアンブル送信直後、要求された最小タイミングギャップでもっても送信される。図23A及び図23Bは、時間ドメインにおけるPRACHプリアンブル及びmsg.A PUSCH送信の配置を例示する。
PRACHプリアンブルフォーマットの場合、該PRACHプリアンブルは、UEが、該PRACHプリアンブル及び循環前置(CP)を送信する前のLBT(TLBT)のための時間ギャップ、プリアンブル及びガード時間(GT)を有しうる。CPは、サポートセルカバレージによって決定され、プリアンブル長は、gNBによって選択され、それらのいずれも、仕様で明示されうる。該PRACHプリアンブルが、RACHプリアンブル送信の末尾に始まるPUSCHを妨害しないように、GTは、次のアップリンクデータを保護するように配置される。ランダムアクセスを試みるUEは、該GT時間の間、ミューティングされ、該GTは、NR仕様により、スロットにおけるROのプリアンブルフォーマット及び/またはロケーションに依存して明示的に存在しないのである。隣接したシンボルがPRACHプリアンブル送信に割り当てられるとき、該GTは、必要ではないが、プリアンブルの次のシンボルのCPがGTとして役割を行うためである。それは、3GPP NRにおけるPRACHプリアンブルフォーマットA/Bの設計原理である。
それにより、ネットワークが、次のPUSCH送信を、PRACHプリアンブルの干渉から保護するために、2段階RACHに係わるROの末尾に、タイミングギャップ(TG)を構成することができる。選択されたプリアンブルフォーマットのGT(TGT)が、次のPUSCH送信を保護するに十分であるならば、該TGは、ゼロにも設定される。一方、プリアンブルのGT(TGT)以外のさらなるタイミングギャップは、UEが、プリアンブル送信のサブキャリア間隔とは異なるmsg.A送信のためのサブキャリア間隔を変更するとき、及び/または該UEが、プリアンブル送信の波形とは異なるmsgA PUSCH送信のための波形を変更するときに必要である。
タイミングギャップTG及びGT(TGT)がアップリンク信号が送信されない持続時間ではあるにはあるが、それは、msg.A PUSCH送信の遮断または失敗の結果として、チャネルが空いているとデバイスが決定すれば、他のデバイスがチャネルを占有することを多分に許容する。それにより、GT(TGT)及びTGの総和時間(図23A及び図23BにおけるTGAP)は、意図された機能、msg.A PUSCHに係わる干渉回避を支援し、msg.A PUSCH準備時間を許容しながら、チャネルが空いていることを他のデバイスが決定することができないように、十分に短いである。TGまたはTGAPの値は、ネットワークシグナリングによって構成可能である。
次に、TGまたはTGAPの値を設定してシグナリングする方法について説明される。
図23Aに例示された1つの実施形態において、ROに係わるシグナリングされたプリアンブルフォーマットが、GT(TGT)に係わる時間を有し、あるいは有さず、それは、明示的に指示されず、ネットワークは、ゼロにも設定されるTGの値をシグナリングすると仮定する。TGはGTも考慮し、プリアンブルフォーマットの末尾に計算される。シグナリングされたプリアンブルフォーマットが、3GPP NR仕様におけるフォーマットA,BまたはCのうち任意のものでもあり、フォーマットAの場合、GT(TGT)は、ゼロでもある。TGは、PRACHプリアンブル送信の末尾に、msg.A PUSCH送信に係わる開始時間を示す。TGのシグナリングされた値を有せば、UEは、その値に基づき、msg.A PUSCH送信を始めるときをカウントする。同時に、チャネルが空いていると他のデバイスが決定することを、総タイミングギャップ(TGAP)は、許容しないということが保証されうる。
図23Bに例示されているような1つの実施形態において、UE及びgNBのうち任意の不一致を引き起こさないように、該UEが、PRACHプリアンブル送信の末尾から、タイミングギャップTGを有するmsg.A PUSCH送信を始めるように、gNBはプ、リアンブルフォーマットのGT(TGT)を含むTG値を提供する。該UEは、プリアンブルのGT(TGT)を考慮する必要はなく、またチャネルが空いていると他のデバイスが決定することを、タイミングギャップTGは、許容しないということが保証されうる。
一例において、PRACHプリアンブルからのLBT結果に係わるタイミングアドバンスト値影響が提供される。
ランダムアクセス手続きを完了したUEは、該UEがアップリンクデータを送信するときを、UEが調整しなければならない時間量であるタイミングアドバンスにつき、ネットワークによっても指示される。タイミングアドバンスト値は、ランダムアクセス手続きの間、一般的に提供され、すなわち、該タイミングアドバンスト値は、4段階RACHにおけるmsg.2(例えば、ランダムアクセス応答)に含まれる。言い換えれば、アップリンク送信タイミング調整は、RACH手続きの間、ランダムアクセスプリアンブル及びmsg.A PUSCH送信に適用されない。
図24は、本開示の実施形態による、例示的なRACHプリアンブル送信干渉2400を図示する。図24に図示されたRACHプリアンブル送信インターフェース2400の一実施形態は、例示のためのものに過ぎない。図24に図示されたコンポーネントのうち1以上が、言及された機能を遂行するように構成される専門化された回路によっても具現されるか、あるいはコンポーネントのうち1以上は、言及された機能を遂行するための命令を実行する1以上のプロセッサによっても具現される。他の実施形態は、本開示の範囲から外れることなしに使用される。
図24は、次のUEのLBT性能に係わるRACHプリアンブルの潜在的干渉を描く。免許帯域において、ガード時間(GT)が、次の隣接したPUSCH送信を保護するためにも挿入され、該GTは、PRACHプリアンブルの末尾のGT、及びPUSCHシンボルのCPと良好に作動する。しかし、LBTが要求される非免許帯域の動作の場合、次のスロットにおいて、 PRACHプリアンブル末尾のGT、及びPUSCHシンボルの前のCPのみを有するのは、RACH後すぐのスロットにおいて、PUSCH/PUCCHを送信するUEが干渉に対処する対策でもないが、ROが位置したスロットの末尾でミューティングするために、RACHを試みたUEのためのさらなる時間を意味するLBTの最小持続時間がはるかに長いためである。
言い換えれば、ネットワークは、次のスロット、または次のスケジューリングされたPUSCH/PUCCH送信に隣接したスロットにおいて、最後のROの末尾に、ミューティング期間を確かに配定(あてがい)することができる。ROが位置したスロットがROで始める他のスロットに隣接すれば、さらなるミューティング期間またはタイミングギャップ配定(あてがい)は、必要ではない。
図25は、本開示の実施形態による、例示的な配置ミューティング時間(GAP)2500を図示する。図25に図示された配置ミューティング時間(GAP)2500の一実施形態は、例示のためのものに過ぎない。図25に図示されたコンポーネントのうち1以上が、言及された機能を遂行するように構成される専門化された回路によっても具現されるか、あるいはコンポーネントのうち1以上は、言及された機能を遂行するための命令を実行する1以上のプロセッサによっても具現される。他の実施形態は、本開示の範囲から外れることなしに使用される。
図25は、スロットの末尾において(例えば、スロットにおいて、最後のROと重畳する)タイミングギャップの構成を例示し、そのタイミングギャップは、その図面において、ミューティング時間(例えば、TM)とも称される。ミューティング時間の期間の間、ランダムアクセスを試みるUEには、いかなる信号も送信することが許容されない。1つの考慮事項として、本開示の提供された実施形態及び/または例は、2段階RACHにだけ適用されることに制限されず、非免許帯域における一般的なランダムアクセス手続きに適用可能である。
一例において、msg.A送信からのLBT結果に係わるタイミングアドバンスト値影響が提供される。
図26は、本開示の実施形態による、例示的なPUSCH送信干渉2600を図示する。図26に図示されたPUSCH送信干渉2600の一実施形態は、例示のためのものに過ぎない。図26に図示されたコンポーネントのうち1以上が、言及された機能を遂行するように構成される専門化された回路によっても具現されるか、あるいはコンポーネントのうち1以上は、言及された機能を遂行するための命令を実行する1以上のプロセッサによっても具現される。他の実施形態は、本開示の範囲から外れることなしに使用される。
図26は、msg.A PUSCH送信が、POすぐ次のスケジューリングされたPUSCH/PUCCHのLBT性能と干渉することを例示する。
msg.A PUSCHが、タイミングアドバンスト値を適用することなしに送信されるところと同一理由で、msg.A PUSCHは、図26に例示されているようなmsg.A PUSCH送信すぐ次のスケジューリングされた後のPUSCH/PUCCH送信のLBT性能に干渉しうる。
msg.A PUSCHの末尾のミューティング時間の設定は、msg.A PUSCH送信を試みるUEについても支援される。言い換えれば、ネットワークは、次のスロット、または次のスケジューリングされたPUSCH/PUCCH送信に隣接するmsg.A PUSCHの末尾に、はっきりとミューティング期間を配定(あてがい)することができる。RO及びPOが位置するスロットが、RO及び/またはPOでもって始まる他のスロットに隣接すれば、さらなるミューティング期間またはタイミングギャップ配定(あてがい)は、必要ではない。
図27は、本開示の実施形態による、例示的な配置ミューティング期間(GAP)(2700)を図示する。図27に図示された配置ミューティング期間(GAP)(2700)の一実施形態は、例示のためのものに過ぎない。図27に図示されたコンポーネントのうち1以上が、言及された機能を遂行するように構成される専門化された回路によっても具現されるか、あるいはコンポーネントのうち1以上は、言及された機能を遂行するための命令を実行する1以上のプロセッサによっても具現される。他の実施形態は、本開示の範囲から外れることなしに使用される。
図27は、スロットにおいて、最後のROの末尾のミューティング時間の構成を図示する。ミューティング期間の間、ランダムアクセスを試みるUEには、いかなる信号も、送信することが許容されない。
一例において、TMの値を設定すれば、LBT動作に係わるミューティングのための持続期間が提供される。
TMを設定する前記の方式は、スケジューリングされたPUSCH/PUCCH送信を保護するのに非常に保守的であって非効率的なリソース利用を誘発しうる。一方、無線リソースの効率的な利用のために、LBT要件は、規定/仕様によっても利用される。現在の仕様/規定において、UEは、LBT(TLBT)時間の間、LBTを遂行し、図28において、A及びBと描写される、LBT持続期間の前後部分において、特定の持続時間について検出されたエネルギーレベルを測定/累積する。
図28は、本開示の実施形態による、例示的なスケジューリングされたPUSCH送信2800を図示する。図28に図示されたスケジューリングされたPUSCH送信2800の一実施形態は、例示のためのものに過ぎない。図28に図示されたコンポーネントのうち1以上が、言及された機能を遂行するように構成される専門化された回路によっても具現されるか、あるいはコンポーネントのうち1以上は、言及された機能を遂行するための命令を実行する1以上のプロセッサによっても具現される。他の実施形態は、本開示の範囲から外れることなしに使用される。
例えば、それは、スケジューリングされたPUSCH送信がgNB開始チャネル占有時間を共有しうるときに利用され、UEは、決定された持続期間(例えば、図28のTLBT)でもってCAT-2 LBTの支配を受けるスケジューリングされたPUSCHを送信することができる。LBT結果(AまたはBの検出されたエネルギー)レベルに使用するために検出されるエネルギーレベルの結果は、UE具現例による。
しかし、本開示において、UE具現例による選択を残しておく代わりに、UEは、どの部分、例えば、前部分または後部分(望ましくは、後部分)を使用するかということを、gNBからシグナリングすること、あるいはUEがROまたはPO直後のアップリンク送信(PUSCH及び/またはPUCCH)のためにLBTを遂行する必要があるとき、UEが後部分を使用することができるという仕様により、検出されたエネルギーレベルを収集するために、LBT持続期間の特定一部を使用する必要がある。
次に、リソース非効率を最小化させるTMの値を設定する方法が開示される。エネルギー検出期間の第2部分の開始ポジション、例えば、図28のBがTTAより後であるならば、TMは、ゼロ、または非常に小さな値にも設定され、言い換えれば、TTAは、LBT持続期間内のBの開始ポジション以下であり、かつ/あるいはUEは、第2部分、例えば、図28のBにおいて、他の信号のエネルギーを収集/検出するように強制される。
図29は、本開示の実施形態による、他の例示的なスケジューリングされたPUSCH送信2900を図示する。図29に図示されたスケジューリングされたPUSCH送信2900の一実施形態は、例示のためのものに過ぎない。図29に図示されたコンポーネントのうち1以上が、言及された機能を遂行するように構成される専門化された回路によっても具現されるか、あるいはコンポーネントのうち1以上は、言及された機能を遂行するための命令を実行する1以上のプロセッサによっても具現される。他の実施形態は、本開示の範囲から外れることなしに使用される。
そうではなく、TTAが、図29におけるようにそのように大きい場合、gNBは、次のスロット上の(スケジュールされた)PUSCH/PUCCH送信のLBT性能を保護するために、ゼロでないものであり、ミューティング時間(TM)のための継続時間を設定することができる。UEが第2部分、例えば、図29のB上でのみ他の信号のエネルギーを収集/検出するよう強制されるならば、ミューティングのための時間量は、最小化されうる。それにより、
である。
一例において、LBT帯域幅は、プリアンブル/データ送信帯域幅よりはるかに広い。
非免許帯域における現在のNR-U論議及び無線システムにおいて、LBT(または、CCA)に係わる帯域幅と送信帯域幅は、同一でもあり、あるいは類似している。例えば、802.11n/ac WLANシステムにおいて、全てのステーションは、少なくとも20MHz以上においてCCAを遂行し、それらのデータ送信帯域幅は、20MHz単位であり、それにより、CCA帯域幅とデータ送信帯域幅との間に、不一致はない。一方、セルラシステムは、動的リソースの割り当て及び適応を使用し、UEは、該UEがシステム帯域幅の部分を送信することができるように、全体システム帯域幅を共有する。
それを考慮すれば、NR-UEにおけるUE挙動が60GHz以上であるような非常に高い周波数において、特にさらに明確にもなる。NR-UUEが現存する現行(incumbent)信号の保護のため、またはWi-Fiデバイスとの共存のために、帯域幅の狭い部分のみを介してLBTを遂行することは正当化し難いのである。
同時に、NR-Uシステムは、動的MCS/帯域幅適応を利用するNRに依然として基づき、PRACHプリアンブル及び/またはmsg.A PUSCHは、全体最小LBT帯域幅を占有しないのである。言い換えれば、(スケジューリングされた)PUSCH/PUCCH及びRO/POは、システム帯域幅/LBT帯域幅内において、FDMにもなる。
そのような環境において、連結されたUEのアップリンク送信のTA調整は、図30に図示されているように、ランダムアクセスを試みることを所望するUEに対し、チャネルアクセスを潜在的に遮断する。
図30は、本開示の実施形態による、さらに他の例示的なスケジューリングされたPUSCH送信3000を図示する。図30に図示されたスケジューリングされたPUSCH送信3000の一実施形態は、例示のためのものに過ぎない。図30に図示されたコンポーネントのうち1以上が、言及された機能を遂行するように構成される専門化された回路によっても具現されるか、あるいはコンポーネントのうち1以上は、言及された機能を遂行するための命令を実行する1以上のプロセッサによっても具現される。他の実施形態は、本開示の範囲から外れることなしに使用される。
アップリンクデータ及びランダムアクセス送信のためのリソースがFDMされても、RO/POを有する分離(disjoint)周波数リソース上のタイミングアドバンストPUSCH/PUCCH送信は、ランダムアクセスチャネルのLBT性能に影響を及ぼすが、ランダムアクセスUEが、またプリアンブル/msg A.PUSCHの帯域幅よりさらに広い帯域幅を介し、LBTを遂行する必要があるためである。
潜在的解決策が、図31及び図32に図示されているようなPUSCH/PUCCH送信のスケジューリングされたり延長されたりするLBTの送信延期により、次で開示される。
図31は、本開示の実施形態による、さらに他の例示的なスケジューリングされたPUSCH送信3100を図示する。図31に図示されたスケジューリングされたPUSCH送信3100の一実施形態は、例示のためのものに過ぎない。図31に図示されたコンポーネントのうち1以上が、言及された機能を遂行するように構成される専門化された回路によっても具現されるか、あるいはコンポーネントのうち1以上は、言及された機能を遂行するための命令を実行する1以上のプロセッサによっても具現される。他の実施形態は、本開示の範囲から外れることなしに使用される。
図32は、本開示の実施形態による、さらに他の例示的なスケジューリングされたPUSCH送信3200を図示する。図32に図示されたスケジューリングされたPUSCH送信3200の一実施形態は、例示のためのものに過ぎない。図32に図示されたコンポーネントのうち1以上が、言及された機能を遂行するように構成される専門化された回路によっても具現されるか、あるいはコンポーネントのうち1以上は、言及された機能を遂行するための命令を実行する1以上のプロセッサによっても具現される。他の実施形態は、本開示の範囲から外れることなしに使用される。
アップリンク送信を延期する1つの実施形態が、図31に図示される。全てのUEが、RO及びPOリソース割り当てに係わる情報を有するため、そしてUEがRO/POを有するFDM方式によってスケジューリングされるとき、ランダムアクセスUEがLBTを終え、ランダムアクセスのためのLBTの末尾直後に送信を始めるまで、スケジューリングされたUEは、アップリンク送信を延期することができる。UEが送信を延期するとき、リソースは、図31のように、延期される時間量ほどパンクチャリングまたはレートマッチングされうる。
ランダムアクセスUEがLBTを遂行した後、LBTの末尾に送信を始める間、(スケジューリングされた)PUSCH/PUCCHリソースがミューティングされうる他の実施形態が図32で説明される。代案として、FDM方式により、RO/POと共同スケジューリングされるPUSCH/PUCCH送信のためにスケジューリングされたUEは、ランダムアクセスUEが自体のLBTを完了するまで、さらに長い持続期間の間、LBTを遂行するようにもシグナリングされる。
一例において、LBT帯域幅及びPRACHプリアンブル帯域幅が同一である場合、msgA PUSCHのための送信帯域幅は、PRACHプリアンブル送信帯域幅よりさらに狭い。
60GHz以上の周波数のような非常に高い周波数の非免許スペクトルは、近い将来、リリースされる準備がなされ、キャリア周波数が高くなることにより、サブキャリア間隔は、さらに高い周波数範囲における短い可干渉性時間により、さらに大きくなりうる。3GPP NR標準仕様は、さらに高いキャリア周波数のための60kHz及び120kHzサブキャリア間隔を定義し、3個のさらに高いキャリア周波数が、データ送信についてだけではなく、PRACHプリアンブル送信にも適用されうる。4回反復される長さ139を有する60kHzサブキャリア間隔を仮定すれば、プリアンブル送信帯域幅は、60kHzサブキャリア間隔を有するおよそ48個RBである33.360MHzになる。
そのようにさらに大きい帯域幅を介するPRACHプリアンブルの送信は、前述のように規定を充足し、特定量のリソースを占有するが、msg.A PUSCH送信のための48個RBの割り当ては、正当化し難くもあるが、なぜならば、リソースが、特色ない多数のUEによって共有されてしまい、変調及びコーディングレートは、高度に制限的にもなり、受信された信号を(部分的に)盲目的に検出/デコーディングする必要があるためである。それにより、msg.A PUSCH送信のために、大きいサイズの帯域幅を割り当てることは、望ましい選択ではなさそうであるが、制限されうる。
一方、RACH手続きの低減された段階を十分に利用するために、msg.A PUSCHは、PRACHプリアンブル送信後の事前構成されたタイミングギャップTG直後にも送信される。そのmsg.A PUSCH送信が、(スケジューリングされた)PUSCH/PUCHに係わるLBTと一致すれば、msg.A PUSCH送信は、図33に例示されているように、UEsのスケジューリングされたPUSCH/PUCCH送信を遮断することができる。
図33は、本開示の実施形態による、さらに他の例示的なスケジューリングされたPUSCH送信3300を図示する。図33に図示されたスケジューリングされたPUSCH送信3300の一実施形態は、例示のためのものに過ぎない。図33に図示されたコンポーネントのうち1以上が、言及された機能を遂行するように構成される専門化された回路によっても具現されるか、あるいはコンポーネントのうち1以上は、言及された機能を遂行するための命令を実行する1以上のプロセッサによっても具現される。他の実施形態は、本開示の範囲から外れることなしに使用される。
それにより、少なくとも、msg.A PUSCH、及びスケジューリングされたPUSCH/PUCCHが多重化されうるスロットまたはタイミングインスタンスにおいて、スケジューリングされたPUSCH/PUCCH送信に係わるLBT類型またはLBT持続期間は、その持続期間がタイミングギャップTG以下になるように別途に設定され、システム情報の一部としてシグナリングされうる他のスロット上とは異なるようにも設定される。
一例において、シグナリングまたは施行は、TGの持続時間に合わせられ、LBT持続期間の前側において、エネルギー/干渉レベルを測定するためにスケジューリングされたUEに提供される。その情報は、システム情報の一部としてもシグナリングされる。
図34は、UE(例えば、図1に例示されているような111~116によっても遂行される、本開示の実施形態による、NR unlicensedに係わる広帯域PRACH構成のための方法(3400)のフローチャートを図示する。図34に図示された方法(3400)の一実施形態は、例示のためのものに過ぎない。図34に図示されたコンポーネントのうち1以上が、言及された機能を遂行するように構成される専門化された回路によっても具現されるか、あるいはコンポーネントのうち1以上は、言及された機能を遂行するための命令を実行する1以上のプロセッサによっても具現される。他の実施形態は、本開示の範囲から外れることなしに使用される。
図34に例示されているように、方法(3400)は、段階3402において始まる。段階3402において、UEが、基地局(BS)から、物理的ランダムアクセスチャネル(PRACH)プリアンブルのサブキャリア間隔、PRACHプリアンブルに係わる論理的ルートインデックス
、及びインデックス(zeroCorrelationZoneConfg)を含む上位階層パラメータセットを受信する。
一例において、上位階層パラメータセットは、PRACHプリアンブルの送信前、LBTプロセスを遂行するためのギャップを構成するための情報をさらに含み、LBTプロセスを遂行するためのギャップは、偶数インデックスを有するRACH機会として決定され、PRACHプリアンブルの送信物は、奇数インデックス内の次のRACH機会に送信される。
その後、段階3404において、UEは、PRACHプリアンブルのサブキャリア間隔に基づき、
最後に、段階3412において、UEは、共有スペクトルチャネルを介し、基地局(BS)に、PRACHプリアンブルを送信する。
図35は、本開示の一実施形態による基地局の構造を図示するブロック図である。
gNB、eNBまたはBSは、基地局3500とも対応する。例えば、図2に図示されたgNB 102は、基地局3500とも対応する。
図35を参照すれば、基地局は、送受信部3520、メモリ3530及びプロセッサ3510によっても構成される。ただし、該基地局の構成全ての構成要素が必須なものではない。基地局3500は、前述の構成要素よりさらに多くの構成要素を含むか、あるいはさらに少ない構成要素を含んでもよい。それだけではなく、送受信部3520、プロセッサ3510及びメモリ3530が1つのチップ(chip)形態にも具現される。
言及された構成要素について、さらに詳細に説明する。
プロセッサ3510は、提案された機能、過程及び/または方法を制御する他のプロセッシングデバイス、または1以上のプロセッサを含んでもよい。基地局3500の動作は、プロセッサ3510によっても具現される。
プロセッサ3510は、設定された制御資源セット上において、PUCCHを感知することができる。プロセッサ3510は、PUCCHにより、PUSCHのレートマッチングのための方法、及びCBを分けるための方法を決定することができる。プロセッサ3510は、PUSCHにより、HARQ-ACK情報を生成することができる。プロセッサ3510は、HARQ-ACK情報を伝送するように、送受信部3520を制御することができる。
送受信部3520は、伝送される信号の周波数を上昇変換して増幅するRF送信機と、受信される信号を低ノイズ増幅して周波数を下降変換するRF受信機と、によっても構成される。ただし、それらは、送受信部3520の一実施形態であるのみ、送受信部3520の構成要素が、RF送信機及びRF受信機に限定されるものではない。
送受信部3520は、プロセッサ3510と連結され、信号を送信及び/または受信することができる。該信号は、制御情報及びデータを含んでもよい。また、送受信部3520は、無線チャンネルを介して信号を受信し、プロセッサ3510に出力する。送受信部3520は、プロセッサ3510から出力された信号を無線チャンネルを介して伝送することができる。
メモリ3530は、基地局3500によって獲得された信号に含まれた制御情報またはデータを保存することができる。メモリ3530は、プロセッサ3510と連結され、提案された機能、プロセッサ、及び/または方法のための少なくとも1つのインストラクション、プロトコルまたはパラメータを保存することができる。メモリ3530は、ROM、RAM、ハードディスク、CD-ROM及びDVDのような記録媒体、または記録媒体の組み合わせによっても構成される。また、メモリ3530は、別とに存在せず、プロセッサ3510に含まれても構成される。
図36は、本開示の一実施形態による端末の構造を図示するブロック図である。
前述の端末は、UE3600にも対応する。例えば、eh3と図示されたUE 116、UE 3600にも対応する。
図36を参照すれば、端末は、送受信部3620、メモリ3630及びプロセッサ3610によっても構成される。ただし、全ての描写された構成要素が必須なものではない。該端末は、前述の構成要素よりさらに多くの構成要素を含むか、あるいはさらに少ない構成要素を含んでもよい。それだけではなく、送受信部3620、プロセッサ3610及びメモリ3630が1つのチップ(chip)形態にも具現される。
言及された構成要素について、さらに詳細に説明する。
プロセッサ3610は、提案された機能、過程及び/または方法を制御する他のプロセッシングデバイス、または1以上のプロセッサを含んでもよい。UE 3600の動作は、プロセッサ3610によっても具現される。
プロセッサ3610は、設定された制御資源セット上において、PDCCHを感知することができる。プロセッサ3610は、PDCCHにより、PDSCHのレートマッチングのための方法、及びCBを分けるための方法を決定することができる。プロセッサ3610、DUSCHにより、HARQ-ACK情報を生成することができる。プロセッサ3610は、HARQ-ACK情報を伝送するように、送受信部3520を制御することができる。
送受信部3620は、伝送される信号の周波数を上昇変換してび増幅するRF送信機と、受信される信号を低ノイズ増幅して周波数を下降変換するRF受信機と、によっても構成される。ただし、それらは、送受信部3620の一実施形態であるのみ、送受信部3620の構成要素が、RF送信機及びRF受信機に限定されるものではない。
また、送受信部3620は、無線チャンネルを介して信号を受信し、プロセッサ3610に出力し、プロセッサ3610から出力される信号を無線チャンネルを介して伝送することができる。該信号は、制御情報及びデータを含んでもよい。また、送受信部3620は、無線チャンネルを介して信号を受信し、プロセッサ3610に出力する。送受信部3620は、プロセッサ3610から出力された信号を無線チャンネルを介して伝送することができる。
メモリ3630は、端末の動作に必要なプログラム及びデータを保存することができる。また、メモリ3630は、端末で獲得される信号に含まれた制御情報またはデータを保存することができる。メモリ3630は、ROM、RAM、ハードディスク、CD-ROM及びDVDのような記録媒体、または記録媒体の組み合わせによっても構成される。また、メモリ3630は、別途に存在せず、プロセッサ3610に含まれても構成される。
図37は、本開示の一実施形態による端末の動作方法を図示するフローチャートである。
図37を参照すれば、段階3710において、端末は、基地局からPRACHプリアンブルサブキャリア間隔(SCS:subcarrier spacing)に係わる構成情報、PRACHプリアンブルに係わるルートシーケンスインデックス、及びZCZ(zeroCorrelationZone)構成情報を受信することができる。
例えば、単一ロング(single long)PRACHシーケンスに係わるPRACHのサブキャリア間隔は、RRC IE(information element) RACH-ConfigCommonのmsg1-SubcarrierSpacingフィールドからも導き出される。または、msg1-SubcarrierSpacingフィールドがなければ、端末は、PRACH設定テーブルにおいて、サブフレーム内のPRACHスロットの数が2に設定されるとき、PRACH SCSが30kHzであるように、PRACH設定テーブルから、PRACHのサブキャリア間隔を決定することができる。
段階3730において、端末は、PRACHプリアンブルのSCSに係わる構成情報に基づき、PRACHプリアンブルに係わるシーケンス長を決定することができる。
一実施形態において、ロング(long)PRACHシーケンスが139のレガシRel-15 PRACHシーケンス長よりさらに長くなるように、単一ロング(single long)PRACHシーケンスがFR1 NR-Uにも導入される。例えば、ロングPRACHシーケンスは、the nominal unlicensedチャネル帯域幅の少なくとも80%にわたってもいる。単一ロングPRACHシーケンス長は、PRACHのサブキャリア間隔(SCS)に依存しうる。
一実施形態において、単一ロング(single long)広帯域PRACHシーケンス長は、PRACH副搬送波間隔を介しても暗示的に設定され、レガシNR標準仕様PRACHが使用されないということを示す追加フィールドでもある。一実施形態において、シーケンス長は、単一ロング広帯域PRACHシーケンス長にも対応する。
段階3750において、端末は、ルートシーケンスインデックスに基づき、PRACHプリアンブルに係わるシーケンス番号を決定することができる。一実施形態において、シーケンス番号は、PRACHシーケンスの論理的ルートインデックスを示すprach-RootSequenceIndexにも対応する。
一実施形態において、長さLRAの単一ロング広帯域PRACHシーケンスが構成されるとき、PRACHシーケンスの論理的ルートシーケンスインデックスを示すRRC-ConfigCommonIEにおけるprach-RootSequenceIndexは、0ないしLRA-2のprach-RootSequenceIndex範囲に係わる値としても決定される。
例えば、LRA=1151を有する広帯域PRACHシーケンスにつき、対応するprach-RootSequenceIndexは、0ないし1149でもある。他の例を挙げれば、LRA=571を有する広帯域PRACHシーケンスにつき、対応するprach-RootSequenceIndexは、0ないし569でもある。
一実施形態において、長さLRAの単一ロング広帯域PRACHシーケンスに係わる論理的ルートインデックスから物理的ルートインデックスへのマッピングは、jの物理的ルートシーケンスインデックスにマッピングされる2*iの論理的ルートインデックスが与えられれば、2*i+1の論理的ルートインデックスに対応する物理的ルートシーケンスインデックスが、LRA-jであるものとしても決定される。
一実施形態において、2*iの論理的ルートインデックスに対応する物理的ルートシーケンスインデックスjは、0≦i≦(LRA-1)/2-1であるj=i+1でもあり、さらには、2*i+1の論理的ルートインデックスに対応する物理的ルートシーケンスインデックスjは、0≦i≦(LRA-1)/2-1であるj=LRA-i-1でもある。
例えば、LRA=1151であるとき、論理的インデックス2*i(0≦i≦574)は、i+1の物理的ルートシーケンスインデックスにマッピングされる一方、論理的インデックス2*i+1は、1151-i-1(0≦i≦574)の物理的ルートシーケンスインデックスにもマッピングされる。
例えば、LRA=571であるとき、論理的インデックス2*i(0≦i≦284)は、i+1の物理的ルートシーケンスインデックスにマッピングされる一方、論理的インデックス2*i+1は、571-i-1(0≦i≦284)の物理的ルートシーケンスインデックスにもマッピングされる。
段階3770において、端末は、ZCZ構成情報に基づき、PRACHプリアンブルに係わる循環シフト(cylic shift)を決定することができる。支援されたNCS値と循環シフト値とを生成するにおいて使用されうるzeroCorrelationZoneConfgインデックスからNCSへの対応するマッピングは、単一ロング広帯域PRACHシーケンスを支援するために、NR標準仕様からも決定される。一実施形態において、NCS値から生成されうる所望する循環シフトの数が
一実施形態において、端末は、ZCZ構成情報及びシーケンス長に基づき、NCS値を決定し、NCS値に基づき、PRACHプリアンブルの循環シフトを決定することができる。
段階3790において、端末は、シーケンス番号、循環シフト及びシーケンス長に基づき、基地局に、PRACHプリアンブルを送信することができる。
図38は、本開示の一実施形態による基地局の動作方法を図示するフローチャートである。
図38を参照すれば、段階3810において、基地局は、端末にPRACHプリアンブルのサブキャリア間隔(SCS)に係わる構成情報、PRACHプリアンブルに係わるルートシーケンスインデックス、及びZCZ(zeroCorrelationZone)構成情報を送信することができる。
例えば、単一ロング(single long)PRACHシーケンスに係わるPRACHのサブキャリア間隔は、RRC IE(information element) RACH-ConfigCommonのmsg1-SubcarrierSpacingフィールドからも決定される。または、msg1-SubcarrierSpacingフィールドがなければ、端末は、PRACH設定テーブルにおいて、サブフレーム内のPRACHスロットの数が2に設定されるとき、PRACH SCSが30kHzであるように、PRACH設定テーブルから、PRACHのサブキャリア間隔を決定することができる。
一実施形態において、単一ロング(single long)広帯域PRACHシーケンス長は、PRACH副搬送波間隔を介しても暗示的に構成され、レガシNR標準仕様PRACHが使用されないということを示す追加フィールドでもある。一実施形態において、シーケンス長は、単一ロング広帯域PRACHシーケンス長にも対応する。
段階3830において、基地局は、端末から、PRACHプリアンブルに係わるシーケンス番号、PRACHプリアンブルに係わる循環シフト及びPRACHプリアンブルに係わるシーケンス長に基づき、PRACHプリアンブルを受信することができる。
一実施形態において、PRACHプリアンブルに係わるシーケンス長は、前記PRACHプリアンブルの前記SCSに係わる前記構成情報に基づいて決定され、PRACHプリアンブルに係わる前記シーケンス番号は、前記ルートシーケンスインデックスに基づいて決定され、PRACHプリアンブルに係わる前記循環シフトは、前記ZCZ構成情報に基づいても決定される。
一実施形態において、PRACHプリアンブルのSCSが15kHzであるとき、シーケンス長は、1151に設定され、PRACHプリアンブルのSCSが30kHzであるとき、シーケンス長は、571にも設定される。
一実施形態において、シーケンス番号は、ルートシーケンスインデックスが偶数であるとき、(前記ルートシーケンスインデックス/2+1)と決定され、シーケンス番号は、前記ルートシーケンスインデックスが奇数であるとき、(前記シーケンス長-(前記ルートシーケンスインデックス-1)/2-1)としても決定される。
本実施形態においては、前記循環シフトは、NCS値に基づいて決定され、前記NCS値は、前記ZCZ構成情報及び前シーケンス長に基づいて決定される。
本開示は、例示的な実施形態と共に説明されているが、当業者によってさまざまな変更や修正が提案されうる。本開示内容は、特許請求の範囲内に属するそのような変更及び修正を含むと意図される。本出願のいかなる説明も、特定の要素、段階または機能が特許請求の範囲に含まれる必須要素であることを暗示するもの解釈されるものではない。特許対象の範囲は、特許請求範囲によってのみ定義されうる。