JP2022540229A - 物品キャリアおよびそのためのブランク - Google Patents

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Abstract

本開示の態様は、1つまたは複数の物品(B)と、キャリアを形成するためのブランク(10、110、210、310、410、510)とをパッケージングするための上部係合物品キャリア(90)に関する。上部係合物品キャリアは、互いに向かい合って接触する関係で配置される上方パネル(12A)および下方パネル(12B)を有する係合パネルを備える。物品キャリアは、下方パネルにおける第1の物品受け入れ開口部(A1)と、上方パネルにおける第2の物品受け入れ開口部(A2)とを備える上部係合デバイス(RT)を備える。第1の物品受け入れ開口部は第1の直径(d1)を備える。第2の物品受け入れ開口部は第2の直径(d2)を備える。第1の直径は第2の直径より大きい。物品は、端直径(Cd)を有する上端と、本体直径(Bd)を有する主本体と、上端と主本体との間に配置され、首直径(Nd)を有する首部とを備える。第1の直径は端直径以上(d1≧Cd)である。

Description

本発明は、物品上部係合デバイス、物品キャリア、および、それを形成するためのブランクに関する。より具体的には、排他的ではないが、本発明は、物品をその中に受け入れて保つための1つまたは複数のアパーチャを有する上部把持タイプのキャリアに関する。
パッケージングの分野において、複数の物品を運搬するためのカートンを提供することが知られている。カートンは、当技術分野においてよく知られており、消費者が消費のために物品のグループを輸送、保管、およびアクセスすることを可能にするのに有用である。コストおよび環境的な配慮のために、そのようなカートンまたはキャリアは、可能な限り少ない材料から形成される必要があり、それらが形成される材料における廃棄を可能な限り少なくすることを必要とする。さらなる考慮事項は、カートンの強度、ならびに、大量の物品を保持および輸送するためのその適性である。カートンの内容物がカートンの中で安全であることが望ましい。
上部把持物品キャリアを提供することがよく知られており、そこでは、アパーチャが、キャリアのパネルの中に形成されており、タブが、前記アパーチャから打ち抜かれている(strike)。タブは、物品がアパーチャの中に受け入れられているときに、前記パネルの平面から変位させられ、前記タブは、一般的に物品のフランジまたはリップの周りで物品に係合する。
本発明は、典型的にペーパーボードなどから形成されたカートンの分野における改善を提供することを目指している。
本発明の第1の態様は、上部係合物品キャリアと1つまたは複数の物品とを備えるパッケージを提供する。物品キャリアは、互いに向かい合って接触する関係で配置される上方パネルおよび下方パネルを有する係合パネルを備える。物品キャリアは、下方パネルにおける第1の物品受け入れ開口部と、上方パネルにおける第2の物品受け入れ開口部とを備える上部係合デバイスを備える。第1の物品受け入れ開口部は第1の直径を備える。第2の物品受け入れ開口部は第2の直径を備える。第1の直径は第2の直径より大きい。物品は、端直径を有する上端と、本体直径を有する主本体と、上端と主本体との間に配置され、首直径を有する首部とを備える。第1の直径は端直径以上である。端直径は首直径より大きく、首直径は第2の直径より大きい。
任意選択で、本体直径は第1の直径より大きい。任意選択で、本体直径は端直径より大きい。
本発明のさらなる態様は、1つまたは複数の物品をパッケージングするための上部係合タイプの物品キャリアを提供する。物品キャリアは、互いに向かい合って接触する関係で配置される上方パネルおよび下方パネルを備える。物品キャリアは、下方パネルにおける第1の物品受け入れ開口部と、上方パネルにおける第2の物品受け入れ開口部とを備える上部係合デバイスを備える。第1の物品受け入れ開口部は第1の直径を備える。第2の物品受け入れ開口部は第2の直径を備える。第1の直径は第2の直径より大きい。第1の物品受け入れ開口部は第1の物品受け入れアパーチャから成る。第2の物品受け入れ開口部は第2の物品受け入れアパーチャから成る。
任意選択で、上方パネルはヒンジ式接続によって下方パネルにヒンジ式に接続される。
任意選択で、上方パネルは、たとえば接着剤で、下方パネルに固定される。
任意選択で、下方パネルは、それぞれのヒンジ式接続によって上方パネルに各々がヒンジ式に接続される一対の下方パネル部分を備える。
任意選択で、一対の下方パネル部分のうちの一方が下方パネル部分のうちの他方と重なる。
任意選択で、第2の物品受け入れ開口部は、物品と係合するための係合縁部を有する1つまたは複数の歯を備える。
任意選択で、物品キャリアは、ハンドル開口部と、ヒンジ式接続によって上方パネルおよび下方パネルの一方にヒンジ式に接続されるタブとを備えるハンドル構造体を備え、基材が、抄紙方向を含む上方パネルおよび下方パネルを形成し、ヒンジ式接続は抄紙方向に対して垂直に配向される。
任意選択で、物品キャリアは、ハンドル開口部と、ヒンジ式接続によって上方パネルおよび下方パネルの一方にヒンジ式に接続されるタブとを備えるハンドル構造体を備え、基材が、抄紙方向を含む上方パネルおよび下方パネルを形成し、ヒンジ式接続は抄紙方向に対して平行に配向される。
任意選択で、第2の物品受け入れ開口部は、第2の物品受け入れアパーチャの周囲の第1の部分において歯付きの領域を画定するように、第2の物品受け入れアパーチャの周りの上方パネルの周囲領域に設けられる1つまたは複数の歯を備える。
任意選択で、第2の物品受け入れ開口部は、第2の物品受け入れアパーチャの周囲の少なくとも一部分の周りに歯無しの領域を画定する係合縁部を備える。
任意選択で、物品キャリアは、第1のパネル部分における凹部と、第2のパネル部分から延在する突起部と、突起部において少なくとも一部で画定されるハンドル開口部とを備えるハンドル構造体を備え、突起部は、ハンドル開口部が凹部と垂直方向に一列となるように、第1のパネル部分と重なる構成で配置される。
任意選択で、ハンドル構造体は、上方パネルまたは下方パネルの一方にヒンジ接続される指状タブを備える。
本発明の別の態様は、前述の段落の物品キャリアと物品とから形成されるパッケージを提供し、物品は、端直径を有する上端と、本体直径を有する主本体と、上端と主本体との間に配置され、首直径を有する首部とを備え、第1の直径は端直径以上である。
任意選択で、本体直径は第1の直径より大きい。
任意選択で、首直径は第2の直径より大きい。任意選択で、本体直径は端直径より大きい。任意選択で、端直径は首直径より大きい。
任意選択で、第2の物品受け入れ開口部は、第2の物品受け入れアパーチャの周囲の少なくとも一部分の周りに歯無しの領域を画定する係合縁部を備え、係合縁部に沿って上方パネルの周囲領域が、物品に向けて上向きに傾くように、上方パネルの平面から外へ変位させられる。
本発明のなおも別の態様は、上部係合物品タイプの物品キャリアを形成するためのブランクを提供する。ブランクは、互いに向かい合って接触する関係で配置されるように構成される上方パネルおよび下方パネルを備える。ブランクは、下方パネルにおける第1の物品受け入れ開口部と、上方パネルにおける第2の物品受け入れ開口部とを備える上部係合デバイスを備える。第1の物品受け入れ開口部は第1の直径を備える。第2の物品受け入れ開口部は第2の直径を備える。第1の直径は第2の直径より大きい。第1の物品受け入れ開口部は第1の物品受け入れアパーチャから成る。第2の物品受け入れ開口部は第2の物品受け入れアパーチャを備える。
任意選択で、コールドシール接着層が、上方パネルの内面と、下方パネルの内面とに設けられ、それら内面同士は互いに向かい合って接触する関係で配置されることになる。
本発明のなおもさらなる態様は、少なくとも1つの係合縁部を有する係合アパーチャを備える物品キャリアを形成するためのブランクを提供する。係合縁部は、隣接する切欠きの対の間に画定され、係合縁部は湾曲している。各々の切欠きの底部は湾曲している。各々の切欠きの曲率半径RCは、係合縁部の曲率半径RCTよりもかなり小さい。
任意選択で、ブランクは、第1のメインパネルによって提供される上方層と、第2のメインパネルによって提供される下方層とを備え、係合アパーチャは上方層に設けられ、上方層は、係合アパーチャと同心円状の概念上の円形NCRを画定する複数の切欠きを備え、概念上の円形NCRは複数の切欠きの各々と接線方向に接触している。
任意選択で、下方層は、複数の切欠きの各々と接線方向に接触している概念上の円形NCRの曲率半径RCRと概して等しい曲率半径を有する開口部を備える。
任意選択で、複数の切欠きの各々と接線方向に接触している概念上の円形NCRの曲率半径RCRは、係合縁部の曲率半径RCTより小さい。
任意選択で、下方層における開口部の曲率半径は、係合縁部の曲率半径RCTより小さい。
任意選択で、複数の切欠きの各々と接線方向に接触している概念上の円形NCRの曲率半径RCRと、下方層における開口部の曲率半径とは、係合縁部の曲率半径RCTより小さくなり得る。
任意選択で、係合縁部は、歯によって画定される。
任意選択で、係合縁部は、非歯の係合エレメントによるものである。
任意選択で、係合縁部は、歯縁部である。
任意選択で、係合縁部は、歯無しの係合縁部である。
本発明のさらなる別の態様は、少なくとも2つの係合エレメントを有する係合アパーチャを含む物品キャリアを形成するためのブランクであって、少なくとも2つの係合エレメントは、切欠きによって互いに間隔を離して配置されており、それぞれの係合エレメントの係合縁部は、湾曲しており、それぞれの切欠きの底部は、湾曲しており、それぞれの切欠きの曲率半径RCは、係合縁部の曲率半径RCTよりもかなり小さい、ブランクを提供する。
任意選択で、少なくとも2つの係合エレメントは、少なくとも2つの歯を含む。
任意選択で、少なくとも2つの係合エレメントは、少なくとも2つの非歯の係合エレメントを含む。
任意選択で、少なくとも2つの係合エレメントは、少なくとも1つの歯および少なくとも1つの非歯の係合エレメントを含む。
任意選択で、係合縁部の曲率半径RCTは、セットアップキャリアの中に係合される物品の直径の半分よりも大きい。
任意選択で、それぞれのリリーフエレメントの曲率半径RCは、約2.38mm(3/32")である。
任意選択で、それぞれのリリーフエレメントの曲率半径RCは、1.59mm(1/16")から4.76mm(3/16")の範囲にある。
任意選択で、係合縁部の曲率半径RCTは、約50mm(63/32")である。
任意選択で、係合縁部の曲率半径RCTは、30mm(1.181")から75mm(189/64")の範囲にある。
任意選択で、係合縁部の曲率半径RCTに対する切欠きの曲率半径(RC)の比率(RC/RCT)は、0.02から0.16の範囲にある(0.02<RC/RCT<0.16)。
任意選択で、それぞれの係合エレメントの角部は、丸みを帯びており、丸みを帯びた角部の曲率半径(RTC)は、切欠きの曲率半径RCに概して等しくなっていることが可能である。
本発明のさらなる態様は、係合アパーチャを含む物品キャリアを形成するためのブランクであって、係合アパーチャは、その周囲に沿って少なくとも1つの切欠きを有しており、係合アパーチャは、概念上の円形を含み、概念上の円形は、係合アパーチャと同心円状になっており、少なくとも1つの切欠きと接線方向に接触しており、概念上の円形は、直径(2xRCR)を有しており、直径は、上側缶チャイムの直径以上であり、缶本体部の直径よりも小さく、係合アパーチャの直径は、上側缶チャイムよりも小さくなっており、上側缶チャイムが係合アパーチャの中に受け入れられるときに、係合アパーチャの周辺のブランクの領域が、ブランクの残りの部分に対して上向きに変位されるようになっており、係合アパーチャの周囲を上側缶チャイムの下側と係合させる、ブランクを提供する。
任意選択で、概念上の円形の直径(2xRCR)は、上側缶チャイムの直径に概して等しい。
本出願の範囲の中において、先行する段落の中に、特許請求の範囲の中に、ならびに/または、以下の説明および図面の中に記載されているさまざまな態様、実施形態、例、特徴、および代替例は、独立してまたはそれらの任意の組み合わせで考慮または解釈され得ることが想定または意図される。
1つの実施形態に関連して、または、関係して説明されている特徴またはエレメントは、特徴の不適合性が存在しない限り、すべての実施形態に適用可能である。1つの実施形態からの1つまたは複数の特徴またはエレメントは、本明細書で開示されている他の実施形態のいずれかの中へ組み込まれ得、または、それと組み合わせられ、前記1つの実施形態から抽出される前記特徴またはエレメントは、前記他の実施形態の1つまたは複数の特徴またはエレメントに加えて、または、その代わりに含まれ得る。
本明細書で開示されている実施形態の特徴、または、特徴の組み合わせは、その実施形態の他の特徴から切り離して抽出され得る。代替的に、実施形態の特徴、または、特徴の組み合わせは、その実施形態から省略され得る。
ここで、本発明の例示的な実施形態が、添付の図面を参照して説明される。
複数の接続されたブランクの上方からの平面図であり、それぞれのブランクは、第1の実施形態によるキャリアを形成することができる、図である。 図1のブランクのうちの1つの上方からの平面図である。 図2のブランクから形成されたキャリアの上方からの斜視図である。 複数の接続されたブランクの上方からの平面図であり、それぞれのブランクは、第2の実施形態によるキャリアを形成することができる、図である。 複数の接続されたブランクの上方からの平面図であり、それぞれのブランクは、第3の実施形態によるキャリアを形成することができる、図である。 複数の接続されたブランクの上方からの平面図であり、それぞれのブランクは、第4の実施形態によるキャリアを形成することができる、図である。 複数の接続されたブランクの上方からの平面図であり、それぞれのブランクは、第5の実施形態によるキャリアを形成することができる、図である。 図7のブランクから形成されたキャリアの構築の段階を示す図である。 図7のブランクから形成されたキャリアの構築の段階を示す図である。 入れ子式の構成で複数の接続された図7のブランクの上方からの平面図である。 複数の接続されたブランクの上方からの平面図であり、それぞれのブランクは、第6の実施形態によるキャリアを形成することができる、図である。 図2における線X-Xに沿って取られた断面図である。 飲料缶の形態での例示的な物品Bの垂直方向での断面図である。 複数の接続されたブランクの上方からの平面図であり、それぞれのブランクは、第7の実施形態によるキャリアを形成することができる、図である。 図13の複数の接続されたブランクの一部分の上方からの平面図である。 物品保持構造体を示す、図14Aのブランクのうちの1つの一部分の拡大平面図である。 任意選択の物品保持構造体配置を示す、図14Aのブランクのうちの1つの別の部分の拡大平面図である。 図14Aのブランクの物品受け入れアパーチャの拡大平面図である。 物品の周りでのキャリアの変形を図示する、図13のブランクのうちの1つから形成されたキャリアの一部分の上方からの斜視図である。
パッケージ、ブランク、およびキャリアの特定の実施形態の詳細な説明が、本明細書で開示されている。開示されている実施形態は、特定の本発明の態様が実装され得る方式の単なる例に過ぎず、本発明が具現化され得る方式のすべての網羅的なリストを表すものではないことが理解されよう。本明細書で使用されるとき、「例示的な」という語句は、図示、見本、モデル、またはパターンとしての役割を果たす実施形態を指すために広く使用される。実際に、本明細書で説明されているパッケージ、ブランク、およびキャリアは、さまざまなおよび代替的な形態で具現化され得ることが理解されよう。図は、必ずしも正しい縮尺であるとは限らず、いくつかの特徴は、特定のコンポーネントの詳細を示すために誇張または最小化され得る。周知のコンポーネント、材料、または方法は、本開示を曖昧にすることを回避するために、必ずしも詳細に説明されているとは限らない。本明細書で開示されている任意の特定の構造的なおよび機能的な詳細は、限定するものとして解釈されるべきではなく、単に、特許請求の範囲のための基礎として、および、本発明をさまざまに用いるように当業者に教示するための代表的な基礎として、解釈されるべきである。
図1を参照すると、複数の接続されたブランク10の平面図が示されている。個々のブランク10が、図2に示されており、それは、たとえば、それに限定されないが、図3に示されているように、ボトルまたは缶(以降では物品Bと称される)などの1次製品のグループを収容および運搬するための(図3に示されているような)カートンまたはキャリア90を形成することができる。ブランク10は、少なくとも1つの1次製品コンテナまたはパッケージをパッケージングするための二次的なパッケージを形成する。代替的なブランク110、210、310、410、510が、図4、図5、図6、図7、および図10に示されている。
本明細書で詳述されている実施形態において、「カートン」および「キャリア」という用語は、本発明のさまざまな特徴を図示する非限定的な目的のために、1次製品コンテナなどのような物品に係合して運搬するためのコンテナを指す。本発明の教示は、さまざまな製品コンテナに適用され得、製品コンテナは、テーパ付きおよび/または円筒形状であってもよくまたはなくてもよいことが企図される。例示的なコンテナは、ボトル(たとえば、金属ボトル、ガラスボトル、またはプラスチックボトル)、缶(たとえば、アルミニウム缶)、ブリキ缶、ポーチ、およびパケットなどを含む。
ブランク10、110、210、310、410、510は、適切な基材のシートから形成されている。本明細書で使用されるとき、「適切な基材」という用語は、ペーパーボード、波状のボード、カードボード、プラスチック、および、それらの組み合わせなどのような、折り曲げ可能なシート材料のすべての様式を含むことを理解されたい。1つまたは他の数のブランクが用いられ、適切な場合、たとえば、より詳細に下記に説明されているキャリア構造体を提供することができることが認識されるべきである。
本明細書で説明されているパッケージング構造体またはカートンは、ペーパーボードなどのようなシート材料から形成され得、それは、その強度を増加させるための材料から作製されるかまたはそれをコーティングされ得る。そのようなシート材料の例は、WestRock Companyによって作製された耐引き裂き性のNATRALOCK(登録商標)ペーパーボードである。耐引き裂き性の材料は、2つ以上の層によって提供され、パッケージの引き裂き抵抗を改善することを助けることが可能であることが留意されるべきである。典型的に、シート材料の1つの表面は、他の表面とは異なる特質を有することが可能である。たとえば、仕上げられたパッケージから外を向くシート材料の表面は、とりわけ、滑らかになっていることが可能であり、クレイコーティングなどのようなコーティングまたは他の表面処理を有し、良好な印刷適正を提供することが可能である。他方では、内を向くシート材料の表面は、コーティング、層、処理を提供され、または、その他の方法で準備され、引き裂き抵抗、良好な接着性、熱シール性、または、他の所望の機能的な特性のうちの1つまたは複数などのような、特性を提供することが可能である。
図示されている実施形態において、ブランク10、110、210、310、410、510は、例示的な物品Bの例示的な配置をパッケージングするためのカートンまたはキャリア90を形成するように構成されている。図1、図2、図3、および図10に図示されている実施形態において、配置は、2x2の行列またはアレイである。図示されている実施形態において、2列の2つの物品が提供されており、物品Bは、飲料缶である。図4および図7に図示されている実施形態において、配置は、3x2の行列またはアレイである。図示されている実施形態において、3列の2つの物品が提供されており、物品Bは、飲料缶である。図75および図6に図示されている実施形態において、配置は、4x2の行列またはアレイである。図示されている実施形態において、4列の2つの物品が提供されており、物品Bは、飲料缶である。代替的に、ブランク10、110、210、310、410、510は、他のタイプ、数、およびサイズの物品をパッケージングするための、ならびに/または、異なる配置もしくは構成の物品をパッケージングするためのキャリアを形成するように構成され得る。
図1を参照すると、複数の接続されたブランク10が示されており、具体的には、3x2の行列またはアレイで配置されている6つのブランク10が存在している。それぞれのブランク10は、キャリア90の上部壁または係合パネルを形成するためのメインパネル12A、12Bの対を含む(図3を参照)。それぞれのブランク10は、フランジブル接続部(frangible connection)16によって、少なくとも2つの隣接するブランク10に接続されている。
メインパネル12A、12Bの対は、上方層を形成するための第1のメインパネル12Aと、キャリア90の下方層またはプライを形成するための第2のメインパネル12Bとを備える。各々の第1のメインパネル12Aは、折り曲げ線14の形成でのヒンジ式接続によってそれぞれの第2のメインパネル12Bにヒンジ式に接続されている。
メインパネル12A、12Bの対は、図2を見ると、少なくとも1つの物品保持構造体RTを備える。図1および図2の実施形態では、係合パネル12A/12Bは複数の物品保持構造体RTを備え、具体的には、2x2の行列またはアレイで配置された4つの物品保持構造体RTを備える。物品保持構造体RTの各々はアパーチャA1を備える。
物品保持構造体RTは、第1のメインパネル12Aにおいて画定されたか、または第1のメインパネル12Aから打ち抜かれた第1のアパーチャA1によって一部で画定された物品受け入れ開口部を備える。
物品受け入れ開口部は、第2のメインパネル12Bにおいて画定されたか、または第2のメインパネル12Bから打ち抜かれた第2のアパーチャA2によって一部で画定されている。
第2のアパーチャA2は、形状が実質的に円形であり、第1の直径d1を有する。第1のアパーチャA1は、第1のメインパネル12Aにおいて、縁部E1を備えるかまたは画定し、縁部E1は、第2の直径d2を有する概念上の円形NCを画定している。第2の直径d2は第1の直径d1より小さい。
第1のアパーチャA1は、凹部または切欠きの形態で1つまたは複数の切り取り部Cを備える。切り取り部Cは、実質的に「U」字形状になっており、他の実施形態では、切り取り部Cは、たとえば、それに限定されない「V」字形状になるなど、代替的に形状決めされ得る。切り取り部Cは、概念上の円形から半径方向外向きに延在している。
第1のアパーチャA1と第2のアパーチャA2とは、実質的に互いに同心円状となるように配置されている。つまり、第1のアパーチャA1の概念上の円形NCは、第2のアパーチャA2と同心円状である。
切り取り部Cは、第1の直径d1と第2の直径d2との間の差の実質的に半分の距離(d1-d2)/2で、半径方向外向きに延在するように配置され得る。
第2の物品保持構造体RTは、図2に示されているように、第1のセグメントS1および第2のセグメントS2を含み得る。第1のセグメントS1は、第1の円弧を画定しており、第2のセグメントS2は、第2の円弧を画定している。
第1のセグメントS1は、「歯付き」になり得、第2のセグメントS2は、「歯無し」になり得る。すなわち、第1のアパーチャA1は、第1のセグメントS1によって画定されている第1のアパーチャA1の周囲領域において、第1の円弧の周りに配設されている複数の歯を含む。第2のセグメントS2によって画定されている第1のアパーチャA1の周囲領域(第2の円弧)は、歯が無い。図2に図示されている実施形態において、第2のセグメントS2は、連続的な円弧状の縁部を画定している。
「歯付きの」領域は、第1のアパーチャA1の周りに第1のメインパネル12Aの中に形成された複数の歯22を含む。
それぞれの歯22は、係合縁部または歯縁部31、32、33、34、35、36を含む。それぞれの歯縁部31、32、33、34、35、36は、形状が線形になっていてもよく、または、円弧状になっていてもよい。歯縁部31、32、33、34、35、36は、円弧または円形の一部分によって画定され得る。第1のアパーチャA1は、概念上の円形NCを近似する、または、画定することができる周囲を含む。歯縁部31、32、33、34、35、36は、線形縁部を近似する円弧または円形の一部分によって画定され得る。
第1のアパーチャA1を取り囲むメインパネル12の「歯付きの」領域は、凹部または切欠きの形態の切り取り部Cを含むことが可能である。
歯22は、1対の切り取り部Cによって、少なくとも部分的にそれぞれ画定されている。切り取り部Cは、概念上の円形の中心から離れるように半径方向に延在するリリーフエレメントを形成している。
第1のアパーチャA1を取り囲む第1のメインパネル12Aの歯無しのまたは歯の無い領域は、係合縁部または自由縁部37a、37b、37cを含む。係合縁部37a、37b、37cは、形状が曲線または円弧状になっている。
第1のアパーチャA1を取り囲む第1のメインパネル12Aの歯無しのまたは歯の無い領域は、角度に対する円弧の中に画定され得、または、それを占めることが可能であり、その角度は、概念上の円形の中心において、その頂点を有している。いくつかの実施形態において、角度は、実質的に180°であることが可能であり、他の実施形態において、角度は、180°未満であることが可能であり、たとえばそれに限定されないが、170°であることが可能である。
このように、第1のアパーチャA1の周囲の実質的に半分は、歯22を含む。
物品保持構造体RTは、連続的な支持縁部または係合縁部37a、37b、37cが間に画定されている2つの隣接して配置されたリリーフエレメントCを備える。
連続的な支持縁部37a、37b、37cの2つの隣接するリリーフエレメントCは、概念上の接線によって接線方向に接触されている。概念上の接線は、連続的な支持縁部37a、37b、37cの2つの隣接するリリーフエレメントCの上のそれぞれの接線接触ポイントを通過している。概念上の接線は、概念上の円形と接触しているかまたは交差している。
物品保持構造体RTは、物品Bを収容するように配置されている。図12は、飲料缶の形態での例示の物品Bを示している。物品Bは、チャイムまたは缶詰業者のエンドシームによって画定される上端を備え、その場所で上部またはクロージャが缶の壁に固定される。上端は直径Cdを備える。物品Bはチャイムの下方に首部を備え、首部は直径Ndを備える。首部直径Ndはチャイム直径Cdより小さい(Cd>Nd)。物品Bは、直径Bdを有する主本体を備え、本体直径Bdはチャイム直径Cdおよび首部直径Ndより大きい(Bd>Cd>Nd)。いくつかの実施形態において、本体直径Bdはチャイム直径Cdと実質的に等しくなり得る(Bd≒Cd)。
チャイムおよび首部は、物品キャリア90が物品Bと係合することができるアンダーカットを画定している。アンダーカットは、チャイム直径Cdと首部直径Ndとの間の差の半分に等しい半径方向または横方向の寸法を有する。
第1の直径d1(第2のアパーチャA2の直径)はチャイム直径Cd(物品Bの上端の直径)以上である(d1≧Cd)。
第2の直径d2(第1のアパーチャA1、または第1のアパーチャA1によって画定された概念上の円形NCの直径)は首部直径Nd未満である(Nd>d2)。
第1の直径d1(第2のアパーチャA2の直径)は本体直径Bd(物品Bの主本体の直径)未満である(Bd>d1)。
この方法では、第1のアパーチャA1の直径と、第2のアパーチャA2の直径と、物品Bの直径との間に、以下の関係が存在する(Bd>d1≧Cd>Nd>d2)。
ブランク10はハンドルH1/H2を任意選択で備え得る。第1のメインパネル12Aは第1のハンドル構造体H1を備え得る。第2のメインパネル12Bは第2のハンドル構造体H2を備え得る。第1のハンドル構造体H1は第1のハンドル開口部を備える。第1のハンドル開口部は、第1のメインパネル12Aに画定されるか、または第1のメインパネル12Aから打ち抜かれ、第1のアパーチャA1の第1の対と第1のアパーチャA1の第2の対との間で中央に配置された領域に位置付けられている。第1のハンドル開口部は、第1の折り曲げ線61Aによって第1のメインパネル12Aにヒンジ接続された第1のクッショニングタブ60Aによって少なくとも一部で画定され得る。
第2のハンドル構造体H2は第2のハンドル開口部を備える。第2のハンドル開口部は、第2のメインパネル12Bに画定されるか、または第2のメインパネル12Bから打ち抜かれ、第2のアパーチャA2の第1の対と第2のアパーチャA2の第2の対との間で中央に配置された領域に位置付けられている。第2のハンドル開口部は、第2の折り曲げ線61Bによって第2のメインパネル12Bにヒンジ接続された第2のクッショニングタブ60Bによって少なくとも一部で画定され得る。
第2のハンドル開口部は、第1のハンドル開口部と垂直方向で位置合わせされるように配置される。第2のハンドル開口部は、第1のハンドル開口部より大きくされ得る。
第2のクッショニングタブ60Bは第1のクッショニングタブ60Aより大きくされ得る。第2のクッショニングタブ60Bは、第1のメインパネル12Aにおける第1のハンドル開口部を通って通過または延在するように、上向きに折り曲がることが防止または阻止されている。これはさらに、第1のクッショニングタブ60Aの上向きの折り曲げが思い止まらされるように、または難しくなるように、第1のクッショニングタブ60Aへのアクセスを阻止または規制する一方で、第1のクッショニングタブ60Aおよび第2のクッショニングタブ60Bは、第1のクッショニングタブ60Aが第2のメインパネル12Bにおける第2のハンドル開口部を通って通過または延在するように、下向きに容易に折り曲げられる。
第1のクッショニングタブ60Aは、複合的なクッショニングタブ60A/60Bを形成するために第2のクッショニングタブ60Bに固定され得る。この方法では、複合的なクッショニングタブ60A/60Bは、第2のメインパネル12Bにおける第2のハンドル開口部を通って通過または延在する第1のクッショニングタブ60Aを下向きに折り曲げるように構成されている。複合的なクッショニングタブ60A/60Bは、第2のクッショニングタブ60Bが第1のメインパネル12Aにおける第1のハンドル開口部を通って通過または延在するように、上向きに折り曲がることが防止または阻止されている。第1のクッショニングタブ60Aおよび第2のクッショニングタブ60Bのいずれかまたは両方が任意選択であるが、少なくとも1つのクッショニングタブが採用される場合、関連するハンドル開口部を全体として塞ぐことができる(キャリアがブランク形態であるとき)、または、ハンドル開口部を部分的に塞ぐことができる。ハンドル開口部の形および/または少なくとも1つのクッショニングタブの形は変わってもよい。さまざまな折り曲げ線および折り曲げ線の配置が、少なくとも1つのクッショニングタブにおいて使用されてもよい。
第2の折り曲げ線61Bは第1の折り曲げ線61Aからずれていてもよい。
ハンドル構造体H1/H2の(折り曲げ線の形態での)ヒンジ式接続61A、61Bは、抄紙方向が図2において矢印GDによって示されているブランク10の材料(たとえば、ペーパーボード、カードボードなど)の抄紙の方向(または機械方向)に対して実質的に垂直になるように配置される。抄紙方向GDは折り曲げ線14と実質的に平行である。
任意選択で、メインパネル12の側縁部は、曲線のまたは起伏のある形状で配置され得る。このように、第1のブランク10は、第2のブランク10と入れ子式の配置で配置され得る。起伏のある形状は、第1および第2のブランク10が、個々のブランク10の最大幅の2倍よりも小さい幅を一緒に画定することを提供する。これは、所与の数のブランク10を作り出すために必要とされる基材の量を低減させることによって、経済的なおよび環境的な利益を有することが可能である。
メインパネル12は、少なくともペーパーボード基材を含む。ペーパーボード基材の材料は、任意の従来のペーパーボード(たとえば、重量に関して約10pt.から上向きの範囲、好ましくは、約16pt.から約28pt.(0.028"/約0.7mm)の範囲にある)から選択され得る。そのような基材の例は、WestRock(登録商標) Companyによって製造されている28ポイント(pt.)SBSボード(一方の側をコーティングされた固体漂白硫酸塩ペーパーボード、商品名PrintKote(登録商標))またはCNK(登録商標)ボード(Coated Natural Kraft(登録商標)-一方の側にクレイコーティングを有する無漂白クラフトペーパーボード、商品名CarrierKoteTM)である。ペーパーボード基材は、漂白ボードまたは無漂白ボードであることが可能である。ボードは、少なくとも1つの側、任意選択で、ラミネーションの反対側において、印刷方法およびボード組成との適合性に関して選択される従来のコーティングによってコーティングされ得る。
メインパネル12は、ペーパーボード層にラミネートされた耐引き裂き性の層を含むことが可能である。任意選択で、それは、ペーパーボード基材と耐引き裂き性の層との間に接着層を含む。耐引き裂き性の層は、ペーパーボード基材のコーティングされていない側にわたって配設され得、ポリマー材料から形成され、基材に固定され得る。耐引き裂き性の層は、ラミネート構造体に靭性を付与する。適切な耐引き裂き性の材料は、それに限定されないが、耐引き裂き性のラミネートされたシート材料、たとえば、NATRALOCK(登録商標)を含むことが可能であり、それは、n軸延伸フィルム、たとえば、MYLAR(登録商標)の層を含むことが可能であり、それは、2軸延伸ポリエステル、延伸ナイロン、クロスラミネーティドポリオレフィン、または高密度ポリオレフィンである。これらの材料の配向およびクロスラミネーティド構造体は、耐引き裂き性の特質に寄与する。また、引き裂き抵抗は、押し出しされたメタロセン触媒ポリエチレン(mPE)などのような耐引き裂き性の材料の化学的な性質に起因する可能性がある。
代替的に、耐引き裂き性の層は、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)の層であることが可能である。直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)またはmPEが使用される実施形態では、接着層を組み込むことは必要でない。高レベルの引き裂き抵抗を有する他の適切な材料も使用され得る。
接着層は、低密度ポリエチレン(LDPE)などのようなポリオレフィン材料から形成され得る。接着層は、基材と耐引き裂き性の層との間に設置され、耐引き裂き性の層を基材に固定することが可能である。
第1のメインパネル12Aおよび第2のメインパネル12Bは、2つの層またはプライのペーパーボード基材を有する係合パネル12A/12Bを形成するように構成されている。係合パネル12A/12Bの第1または上方の層が第1のメインパネル12Aによって提供され、係合パネル12A/12Bの第2または下方の層が第2のメインパネル12Bによって提供されている。第2のメインパネル12Bは第1のメインパネル12Aに結合または接着され得る。
適切な接着場所Gが図1に示されている。他の実施形態では、異なる場所が選択され得る、または、図1に示された接着場所のうちの一部だけが採用され得る。
いくつかの実施形態において、コールドシール接着層または自己シール接着層が、ブランク10の内面にコーティング、形成、または提供される。ブランク10の内面は、第1のメインパネル12Aの内面と第2のメインパネル12Bの内面とを備える。第1のメインパネル12Aの内面は、係合パネル12A/12Bを形成するために、第2のメインパネル12Bの内面と向かい合って接触する関係とさせられる。コールドシール接着剤は、それ自体のみに封止または結合する。それによって、コールドシール接着剤でコーティングされた第1のメインパネル12Aの内面は、同じコールドシール接着剤でコーティングされた第2のメインパネル12Bの内面と接触するとき、いくらかの圧力を加えるだけで結合が結果的に生じる。(コールドシール接着剤は、一方の基材のみに接着剤を必要とするヒートシール接着剤と異なり、結合を行うために熱および圧力の供給源を有していなければならない。コールドシール接着剤は、永久的に粘着性があって、最終的な使用まで何かに接着するのを防止するために覆う剥離紙を有していなければならない感圧接着剤と異なる。)本発明の物品キャリアで有用なコールドシール接着剤は、天然ゴムラテックスを典型的には含む。合成ポリマー(たとえば酸化防止剤)など、他の成分がゴムラテックスに添加されてもよい。
図11は、上方パネルまたは第1のメインパネル12Aにおけるコールドシール接着層70Aを示しており、コールドシール接着層70Aは、下方パネルまたは第2のメインパネル12Bにおけるコールドシール接着層70Bと接触させられている。これらのコールドシール接着層70A、70Bは、上方パネル12Aと下方パネル12Bとを一体に固定するために活性化されるように、たとえば物品Bへのキャリア適用のプロセスにおいて、互いに接触させられ得る。
1つの例において、フランジブル接続部16に近接する接着場所だけが採用され得る。
第1のメインパネル12Aおよび第2のメインパネル12Bは、一方の側にコーティングを有するペーパーボード基材から形成され得る。第1のメインパネル12Aのコーティングされていない側は、接着処理または接着剤によって、第2のメインパネル12Bのコーティングされていない側に結合され得る。1つの例において、第1のメインパネル12Aおよび第2のメインパネル12Bは、28pt CBSまたはCNKボードから形成され、代替の実施形態では、異なる厚さもしくはキャリパ、またはペーパーボードが採用されてもよい。これは、対向する面にコーティングを有する、おおよそ1.4mmである約0.056"の厚さを有する係合パネル12A/12Bを作り出す。このような基材の利点は、ポリマー材料またはプラスチック材料を含むことなく強度が増加することであり、このような基材は、環境的な利益を提供することが可能であり、より容易にリサイクルされ得る。
第2のメインパネル12Bは、それがヒンジ接続されている第1のメインパネル12Aに対して、折り曲げ線14の周りで折り曲げられる。各々の第2のメインパネル12Bは、それがヒンジ接続されている第1のメインパネル12Aと向かい合う関係とさせられる。各々の第2のメインパネル12Bは、それがヒンジ接続されている第1のメインパネル12Aに固定され得る。
したがって、図1の複数のブランク10は、各々が2つのプライを有する複数の接続された係合パネル12A/12Bへと形成され得る。複数の接続された係合パネル12A/12Bの各々は、少なくとも2つの他の係合パネル12A/12Bに脆く接続されている。
いくつかの実施形態において、少なくとも1つの耐引き裂き性の層は、基材の第1の層と第2の層との間に配設され得、そのような基材は、そのうちの少なくとも1つがラミネートされた耐引き裂き性の層を含む2つの材料のシートを結合することによって形成され得る。これは、基材の強度を増加させる利点を有することが可能である。
ブランク10からのキャリア90の構築を見てみると、ブランク10は、物品Bのグループに適用され得る。ブランク10は、物品Bのグループに対して低下される。ブランク10の物品保持構造体RTのそれぞれは、グループの中のそれぞれの物品Bと整合される。物品Bの一部分が、係合パネル12A/12Bを通過する。物品保持構造体RTのそれぞれの周りの第1のメインパネル12Aの歯付きの領域は、第1のメインパネル12Aの平面から折り曲げられ得る。
メインパネル12のそれぞれの歯付きの領域は、物品保持構造体RTのそれぞれの1つの中に受け入れられる物品のうちの1つの周りに折り曲げられ得る。ブランク10は、物品B(たとえば、それに限定されないが、物品のショルダ部部分)の周りを変形することが可能であり、ここで、物品Bは、ショルダ部部分がネックインによって提供され得る缶である。
歯22の係合縁部31、32、33、34、35、36、および、第1のメインパネル12Aの歯の無い領域の係合縁部37a、37b、37cは、物品Bの突起部の下で係合する。突起部は、物品B(それは、フランジを提供することが可能である)のネックまたはチャイムの周りに位置付けされ得る。物品Bが缶であるときには、突起部は、缶詰業者のエンドシームによって提供され得る。他の実施形態では、それは、物品Bのリッジ部もしくはアンダーカット成形によって、または、物品Bのエンドクロージャ(たとえば、それに限定されないが、クラウンコルクまたはクロージャ)によって提供され得る。このように、係合縁部31、32、33、34、35、36、37は、物品Bを把持または保持し、物品Bが非意図的に係合パネル12A/12Bから分離することを防止または阻止する。組み立てられたキャリア90が、図3に示されている。
いくつかの実施形態において、第1のアパーチャA1に近接する第1のメインパネル12Aの係合縁部37a、37b、37cに沿った歯無しの領域は、物品Bへの係合パネル12A/12Bの適用において、第1のメインパネル12Aの平面から外へ折れる、または変位する。係合縁部37a、37b、37cに沿った第1のメインパネル12Aの歯無しの領域は、それぞれの物品Bに向けて上向きに傾く。
キャリア90の別の任意選択の特徴は、キャリア90の他のパーツが接続されていない周囲によって、メインパネル12が画定されていることである。すなわち、キャリア90は、他のパネル(たとえば、それに限定されないが、物品グループの側部の周りに延在する側部パネルまたは端壁パネル)への接続がない。したがって、メインパネル12A/12Bの周囲は、その全体が、自由な、カットされた、またはヒンジ接続されていない縁部によって画定されている。
キャリア90の別の任意選択の特徴は、メインパネル12A/12Bが、凸形に湾曲した縁部および凹形に湾曲した縁部を含む周囲によって画定されていることであり、凸形に湾曲した縁部の曲率半径は、凹形に湾曲した縁部の曲率半径に実質的に等しく、したがって、2つの同様のブランク10が入れ子式のまたはモザイク式の(tessellated)配置で設置されることを可能にする。
いくつかの実施形態において、複数のブランク10または複数の接続された係合パネル12A/12Bは、物品Bの第1のグループに同時に適用される。物品Bの第1のグループは、物品Bの複数の第2のグループへと分割可能である。したがって、物品Bのそれぞれの第2のグループは、物品Bの第1のグループのサブセットから形成されている。図1に図示されている実施形態において、物品Bの第1のグループは、4x6の行列またはアレイで配置されている24個の物品を含み、それぞれの個々のブランク10は、2x2の行列またはアレイで4つの物品を収容している。この方法では、複数の接続された係合パネル12A/12Bは、6つの物品キャリア90またはパッケージを形成する。
第1のメインパネル12A同士の間のフランジブル接続部14は、物品Bの第1のグループへの複数の接続された係合パネル12A/12Bの適用において分離することができる。代替的に、フランジブル接続部14は無傷のままであることが可能であり、個別のキャリア90は、販売または流通の時点において他のキャリアから分離されてもよい。
ここで図4から図10を参照すると、本開示の追加的な実施形態が示されている。第2の、第3の、第4の、第5の、第6の、第7の、および第8の図示されている実施形態において、同様な数字が、可能な場合に、同様のパーツを示すために使用されているが、これらの特徴が第2の、第3の、第4の、第5の、および第6の実施形態にそれぞれ属していることを示すために、接頭語「100」、「200」、「300」、「400」、「500」の追加を伴っている。追加的な実施形態は、第1の実施形態と多くの共通の特徴を共有しており、したがって、図1から図3に図示されている実施形態からの違いのみが、詳細に説明される。
図4は第2の実施形態を示しており、複数の接続されたブランク110を示しており、具体的には、行列またはアレイで配置された4つのブランク110がある。各々のブランク110は、キャリア(図示されていない)の上壁または係合パネル112A/112Bを形成するためのメインパネル112A、112Bの対を備える。複数の接続されたブランク110は、第1のメインパネル112Aのグループを形成するために2x2の行列またはアレイで配置された4つの第1のメインパネル112Aと、第2のメインパネル112Bのグループを形成するために2x2の行列またはアレイで配置された4つの第2のメインパネル112Bとを備える。各々の第1のメインパネル112Aは、フランジブル接続部116によって、少なくとも2つの隣接する第1のメインパネル112Aに接続されている。各々の第2のメインパネル112Bは、フランジブル接続部116によって、少なくとも2つの隣接する第2のメインパネル112Bに接続されている。第2のメインパネル112Bのグループは、折り曲げ線114の形成でのヒンジ式接続によって第1のメインパネル112Aのグループにヒンジ式に接続されている。第1のメインパネル112Aのグループは、第1のメインパネル112Aの各々1つが第2のメインパネル112Bのそれぞれ1つと垂直方向で位置合わせされて配置されるように、第1のメインパネル112Aのグループと向かい合う関係で配置されるために折り曲げ線114の周りに折り曲げられるように配置されている。この方法では、複数の接続された物品キャリアが2x2の行列またはアレイの配置を有する複数の接続された係合パネル112A/112Bまたは物品キャリアが形成される。複数の接続された物品キャリアの各々は、少なくとも1つの隣接する物品キャリアに脆く接続されている。
メインパネル112A、112Bの対は、少なくとも1つの物品保持構造体を備える。メインパネル112A、112Bの対は複数の物品保持構造体を備え、具体的には、3x2の行列またはアレイで配置された6つの物品保持構造体を備える。
各々のブランク110の第1のメインパネル112Aは、実質的に図1の実施形態の第1のアパーチャA1に関連して先に記載されているように構成および配置された第1のアパーチャA1の形態で、4つの物品受け入れ開口部を備える。物品受け入れ開口部は、第1のメインパネル112Aの角に隣接して位置付けられ、一番端または角の物品受け入れ開口部と称される。
各々のブランク110の第1のメインパネル112Aは、第1のメインパネル112Aの中央または中間に位置付けられた2つの追加の物品受け入れ開口部を備え、内側または中間の物品受け入れ開口部と称される。
各々の中間の物品受け入れ開口部は、一番端の物品受け入れ開口部の対の間に配置されている。
中間の物品受け入れ開口部は3つの歯122を備え、各々の歯122は、リリーフエレメントCの対によって一部で画定されている。各々の歯122は係合縁部を備える。歯の係合縁部はアパーチャA1の周囲の一部分を占め、その一部分は、中心を有する概念上の円形の円弧を画定し、円弧によって含まれる角度は120°より小さく、60°より大きくでき、約90°であり得る。中間の物品受け入れ開口部は、歯無しのまたは歯の無い部分を備える。歯の無い領域は、リリーフエレメントCの対の間に画定される係合縁部を備える。歯の無い領域の係合縁部は、1つまたは複数の切り取り部またはリリーフエレメントを備えることができ、図示されている実施形態は3つの切り取り部を備える。
各々のブランク110の第2のメインパネル112Bは、実質的に図1の実施形態の第2のアパーチャA2に関連して先に記載されているように構成および配置された第2のアパーチャA2の形態で、6つの物品受け入れ開口部を備える。
第2のアパーチャA2の各々は、形状が実質的に円形であり、第1の直径を有する。第1のアパーチャA1の各々は自由縁部を備え、自由縁部は、第2の直径を有する概念上の円形を画定している。第2の直径は第1の直径より小さい。
第1のメインパネル112Aおよび第2のメインパネル112Bはハンドル構造体H1、H2を任意選択で備え得る。ハンドル構造体H1、H2は、第1のメインパネル112Aから打ち抜かれた、または第1のメインパネル112Aに画定された第1の開口部の対を備え得る。ハンドル構造体H1、H2は、第2のメインパネル112Bから打ち抜かれた、または第2のメインパネル112Bに画定された第2の開口部の対を備え得る。
第1の開口部の各々は、折り曲げ線によって第1のメインパネル112Aにヒンジ接続された第1のクッショニングタブによって一部で画定され得る。第2の開口部の各々は、折り曲げ線によって第2のメインパネル112Bにヒンジ接続された第2のクッショニングタブによって一部で画定され得る。
第1の開口部の対のうちの一方は、第1のメインパネル112Aに設けられた物品受け入れ開口部の第1の対と物品受け入れ開口部の第2の対との間で中央に配置された領域に位置付けられている。第1の開口部の対のうちの他方は、第1のメインパネル112Aに設けられた物品受け入れ開口部の第2の対と物品保持受け入れ開口部の第3の対との間で中央に配置された領域に位置付けられている。第1の開口部の対は、クッショニングタブが互いに反対で第1のメインパネル112Aにヒンジ接続されるように、互いに反対に配置され得る。
第2の開口部の対のうちの一方は、第2のメインパネル112Bに設けられた物品受け入れ開口部の第1の対と物品受け入れ開口部の第2の対との間で中央に配置された領域に位置付けられている。第2の開口部の対のうちの他方は、第2のメインパネル112Bに設けられた物品受け入れ開口部の第2の対と物品保持受け入れ開口部の第3の対との間で中央に配置された領域に位置付けられている。第2の開口部の対は、クッショニングタブが互いに反対で第2のメインパネル112Bにヒンジ接続されるように、互いに反対に配置され得る。
図5は第3の実施形態を示しており、複数の接続されたブランク210を示しており、具体的には、1x3の行列またはアレイで配置された3つのブランク210がある。各々のブランク210は、キャリア(図示されていない)の上壁または係合パネルを形成するためのメインパネル212A、212Bの対を備える。各々のブランク210は、フランジブル接続部206によって、少なくとも1つの隣接するブランク210に接続されている。
メインパネル212A、212Bの対の各々は、折り曲げ線214の折り曲げでのヒンジ式接続によって、第2のメインパネル212Bにヒンジ式に接続されている第1のメインパネル212Aを備える。
メインパネル212A、212Bの対は、少なくとも1つの物品保持構造体を備える。メインパネル212A、212Bの対は複数の物品保持構造体を備え、具体的には、4x2の行列またはアレイで配置された8つの物品保持構造体を備える。
各々のブランク210の第1のメインパネル212Aは、実質的に図1の実施形態の第1のアパーチャA1に関連して先に記載されているように構成および配置された第1のアパーチャA1の形態で、4つの物品受け入れ開口部を備える。物品受け入れ開口部は、第1のメインパネル212Aの角に隣接して位置付けられ、一番端または角の物品受け入れ開口部と称される。各々のブランク210の第1のメインパネル212Aは、一番端の物品受け入れ開口部同士の間に位置付けられた4つの追加の物品受け入れ開口部を備え、これらの中間の物品受け入れ開口部は、実質的に図4の実施形態の中間の物品受け入れ開口部に関連して先に記載されているように構成および配置されている。
第1のメインパネル212Aおよび第2のメインパネル212Bはハンドル構造体H1、H2を任意選択で備え得る。ハンドル構造体H1、H2は、第1のメインパネル212Aから打ち抜かれた、または第1のメインパネル212Aに画定された第1の開口部の対を備え得る。
第1の開口部の各々は、折り曲げ線によって第1のメインパネル212Aにヒンジ接続された第1のクッショニングタブによって一部で画定され得る。
第1の開口部の対のうちの一方は、第1のメインパネル212Aに設けられた一番端の物品受け入れ開口部の第1の対と中間の物品受け入れ開口部の隣接する第1の対との間で中央に配置された領域に位置付けられている。第1の開口部の対のうちの他方は、第1のメインパネル212Aに設けられた一番端の物品受け入れ開口部の第2の対と中間の物品受け入れ開口部の隣接する第2の対との間で中央に配置された領域に位置付けられている。第1の開口部の対は、クッショニングタブが互いに反対で第1のメインパネル212Aにヒンジ接続されるように、互いに反対に配置され得る。
ハンドル構造体H1、H2は、第1のメインパネル212Aから打ち抜かれた、または第1のメインパネル212Aに画定された第3の開口部を備え得る。第3の開口部は、中間の物品受け入れ開口部の第1の対と中間の物品受け入れ開口部の第2の対との間で中央に配置された領域に位置付けられている。第3の開口部は、互いに反対で第1のメインパネル212Aにヒンジ接続された指状タブの対によって画定され得る。
ハンドル構造体H1、H2は、第2のメインパネル212Bから打ち抜かれた、または第2のメインパネル112Bに画定された第2の開口部の対を備え得る。
第2の開口部の各々は、折り曲げ線によって第2のメインパネル212Bにヒンジ接続された第2のクッショニングタブによって一部で画定され得る。
第2の開口部の対のうちの一方は、第2のメインパネル212Bに設けられた一番端の物品受け入れ開口部の第1の対と中間の物品受け入れ開口部の隣接する第1の対との間で中央に配置された領域に位置付けられている。第2の開口部の対のうちの他方は、第2のメインパネル212Bに設けられた一番端の物品受け入れ開口部の第2の対と中間の物品受け入れ開口部の隣接する第2の対との間で中央に配置された領域に位置付けられている。第2の開口部の対は、クッショニングタブが互いに反対で第2のメインパネル212Bにヒンジ接続されるように、互いに反対に配置され得る。
ハンドル構造体H1、H2は、第2のメインパネル212Bから打ち抜かれた、または第2のメインパネル212Bに画定された第4の開口部を備え得る。第4の開口部は、中間の物品受け入れ開口部の第1の対と中間の物品受け入れ開口部の第2の対との間で中央に配置された領域に位置付けられている。第4の開口部は指アパーチャA3によって画定され得る。第4の開口部は、第3の開口部と垂直方向で位置合わせされるように配置され得る。第4の開口部は、第3の開口部よりサイズが大きくなるように配置され得る。
図6は第4の実施形態を示しており、複数の接続されたブランク310を示しており、具体的には、1x3の行列またはアレイで配置された3つのブランク310がある。各々のブランク310は、キャリア(図示されていない)の上壁または係合パネルの一部を形成するための第1のメインパネル312Aを備える。各々のブランク310は第2のパネル部分312C、312Dの対を備える。第2のパネル部分312C、312Dの対は一緒になって、第1のメインパネル312Aと向かい合う関係で配置された第2のメインパネルを形成する。
第2のパネル部分312C、312Dの対の各々は、折り曲げ線314の形成でのヒンジ式接続によって第1のメインパネル312Aにヒンジ式に接続されている。
第2のパネル部分312C、312Dは第1のメインパネル312Aの反対の端にヒンジ接続されている。
第2のパネル部分312C、312Dの各々は、その自由端縁部から打ち抜かれた凹部Rの形態での切り取り部を備える。自由端縁部は、第1のメインパネル312Aへのヒンジ式接続の反対である。
第2のパネル部分312C、312Dの対が第1のメインパネル312Aと向かい合う関係へと折り曲げられるとき、第2のパネル部分312C、312Dの凹部Rは、一緒になって第2のメインパネルに第4の開口部を画定する。第4の開口部は、ハンドル構造体H1、H2の一部を形成する第1のメインパネルにおける第3の開口部と位置合わせして配置される。
図7は、第5の実施形態を示しており、物品キャリアを形成するためのブランク410を示している。キャリアは、上部把持クリップまたはキャリアの形態を取っている。図7は、1x2の行列またはアレイで配置されたブランク410の対を示している。第1のブランクが、フランジブル接続部416によって第2のブランクに脆く接続されている。
各々のブランク410は、キャリア(図示されていない)の上壁または係合パネルの一部を形成するための上方メインパネル412Aを備える。各々のブランク310は下方パネル部分412C、412Dの対を備える。下方パネル部分412C、412Dの対は一緒になって、上方メインパネル412Aと向かい合う関係で配置された下方メインパネルを形成する。下方パネル部分412C、412Dは、折り曲げ線414C、414Dそれぞれの形態でのヒンジ式接続によって、上方メインパネル412Aの反対側にヒンジ接続されている。
ブランク410は少なくとも1つの物品保持構造体を備える。ブランク410は複数の物品保持構造体を備え、具体的には、3x2の行列またはアレイで配置された6つの物品保持構造体を備える。
各々のブランク410の上方メインパネル412Aは、図1に関連して図示および記載された6つの歯ではなく4つの歯であるが、実質的に図1の実施形態の第1のアパーチャA1に関連して先に記載されているように構成および配置された第1のアパーチャA1の形態で、6つの物品受け入れ開口部を備える。物品受け入れ開口部は、上方メインパネル412Aの角に隣接して位置付けられ、一番端または角の物品受け入れ開口部と称される。各々のブランク410の上方メインパネル412Aは、一番端の物品受け入れ開口部同士の間に位置付けられた2つの追加の物品受け入れ開口部を備え、これらの中間の物品受け入れ開口部は、図4に関連して図示および記載された3つの歯ではなく1つの歯(リリーフエレメントまたは切り取り部の対によって画定されている)あるが、実質的に図4の実施形態の中間の物品受け入れ開口部に関連して先に記載されているように構成および配置されている。
下方パネル部分412C、412Dの対の各々は、上方メインパネル412Aにおける第1のアパーチャA1のそれぞれ1つと位置合わせして配置されるように構成された第2のアパーチャA2の形態で、3つの物品受け入れ開口部を備える。
第1の下方パネル部分412Cは、上方メインパネル412Aへのヒンジ式接続の反対にあるその自由縁部に画定された、またはその自由縁部から打ち抜かれた凹部R2の対を備える。凹部R2は、図8Aにおいて最良に示されている面と面とが向かい合う関係へと折り曲げられるとき、第1のメインパネル412Aに設けられているハンドル開口部を塞ぐことを回避するように構成および配置されている。
第2の下方パネル部分412Dは、上方メインパネル412Aへのヒンジ式接続の反対にあるその自由縁部から延在する突起部P1の対を備える。突起部は、ハンドル開口部Hを収容するように配置されている。ハンドル開口部は、第2の下方パネル部分412Dにヒンジ接続されたクッショニングフラップによって画定され得る。
ハンドル構造体Hの(折り曲げ線の形態での)ヒンジ式接続461は、抄紙方向が図7において矢印GDによって示されているブランクの材料(たとえば、ペーパーボード、カードボードなど)の抄紙の方向と実質的に平行になるように配置される。抄紙方向GDは折り曲げ線414C、414Dと実質的に垂直である。
第2の下方パネル部分412Dは、図8Bに示されているように、第1の下方パネル部分412Cと一部で重なる関係で配置されるように構成され得る。第2の下方パネル部分412Dは、接着剤または他の接着処理で第1の下方パネル部分412Cに固定され得る。
突起部P1は、第2の下方パネル部分412Dにおけるハンドル開口部が凹部R2と垂直方向で一列になるように、第1の下方パネル部分412Cと重なる構成で配置される。
いくつかの実施形態において、第1の下方パネル部分412Cと第2の下方パネル部分412Dとは、接着剤または他の接着処理で第1のメインパネル412Aに固定される。
他の実施形態において、第2の下方パネル部分412Dは、接着剤または他の接着処理で第1のメインパネル412Aに固定される。第1の下方パネル部分412Cは、所定位置で保持されるように、第2の下方パネル部分412Dと第1のメインパネル412Aとの間に配置される。
図9は、第2の複数のブランク410と入れ子式の配置で配置され、カット線によって分離される第1の複数のブランク410を示している。
図10は、第6の実施形態を示しており、物品キャリア(図示されていない)を形成するための複数のブランク510を示している。物品キャリアは、上部把持クリップまたはキャリアの形態を取っている。ブランク510の各々は、図7のブランク410への構築が実質的に同様であり、キャリアの上部パネルを形成するメインパネル512を備える。第6の実施形態において、ブランク510は、2x2の行列またはアレイで配置された4つの物品を収容するように配置されている。上方メインパネル512Aが4つの物品受け入れ開口部を備える。第1および第2の下方パネル部分512C、512Dは物品受け入れ開口部の対を各々備える。第1の下方パネル部分512Cは1つの凹部R2を備える。第2の下方パネル部分512Dは、指アパーチャA3によって画定されたハンドル開口部を備える1つの突起部P1を備える。
ここで図13、図14A~図14D、および図15を参照すると、本開示のさらなる実施形態が示されている。第7の図示されている実施形態において、同様の数字が、可能な場合に、同様のパーツを示すために使用されているが、これらの特徴が第7の実施形態に属することを示すために、接頭辞として「900」の追加を伴っている。追加的な実施形態は、第1の実施形態と多くの共通の特徴を共有しており、図1から図2に示されている実施形態からの違いのみが、詳細に説明される。
図13は、複数の接続されたブランク910を示しており、具体的には、行列またはアレイで配置された6つのブランク910がある。各々のブランク910は、キャリア990(図15参照)の上壁または係合パネル912A/912Bを形成するためのメインパネル912A、912Bの対を備える。複数の接続されたブランク910は、第1のメインパネル912Aのグループを形成するために3x2の行列またはアレイで配置された6つの第1または上方のメインパネル912Aと、第2のメインパネル912Bのグループを形成するために3x2の行列またはアレイで配置された6つの第2または下方のメインパネル912Bとを備える。各々の第1のメインパネル912Aは、フランジブル接続部916によって、少なくとも2つの隣接する第1のメインパネル912Aに接続されている。各々の第2のメインパネル912Bは、フランジブル接続部916によって、少なくとも2つの隣接する第2のメインパネル912Bに接続されている。第2のメインパネル912Bのグループは、折り曲げ線914の形成でのヒンジ式接続によって第1のメインパネル912Aのグループにヒンジ式に接続されている。第1のメインパネル912Aのグループは、第1のメインパネル912Aの各々1つが第2のメインパネル912Bのそれぞれ1つと垂直方向で位置合わせされて配置されるように、第1のメインパネル912Aのグループと向かい合う関係で配置されるために折り曲げ線914の周りに折り曲げられるように配置されている。この方法では、複数の接続された物品キャリアが3x2の行列またはアレイの配置を有する複数の接続された係合パネル912A/912Bまたは物品キャリアが形成される。複数の接続された物品キャリアの各々は、少なくとも1つの隣接する物品キャリアに脆く接続されている。
メインパネル912A、912Bの各々の対は、少なくとも1つの物品保持構造体を備える。メインパネル912A、912Bの各々の対は複数の物品保持構造体を備え、具体的には、2x2の行列またはアレイで配置された4つの物品保持構造体を備える。
各々のブランク910の第1のメインパネル912Aは、第1のアパーチャA1の形態において4つの物品受け入れ開口部を備える。
各々のブランク910の第2のメインパネル912Bは、第2のアパーチャA2の形態において4つの物品受け入れ開口部を備える。
第1のアパーチャA1の各々は、概念上の円形NCEを近似または画定し得る周囲を備える。概念上の円形NCEは、図14Dにおいて最良に示されている半径RCEを備える。
各々の物品保持構造体は、図14B、図14C、および図14Dを参照すると、アパーチャA1の周辺または周囲の周りに配置された複数の歯922を備える。
歯922は、第1のメインパネル912AにおいてアパーチャA1の周りに形成されている。
それぞれの歯922は、係合縁部または歯縁部931を含む。それぞれの歯縁部931は、円弧状になっている。歯縁部931は、円形NCTの円弧または一部分によって画定されている。いくつかの実施形態において、歯縁部931は、円形NCTMINの円弧または一部分によって画定され得、円形NCTMINの半径RCTMINは、円形NCTの半径RCTよりも小さくなっている。他の実施形態において、歯縁部931は、円形NCTMAXの円弧または一部分によって画定され得、円形NCTMAXの半径RCTMAXは、円形NCTの半径RCTよりも大きくなっている。1つの例において、円形NCTは、50mm(63/32")の半径を有することが可能である。円形の半径は、30mm(1.181")から75mm(189/64")の範囲にあることが可能である。
図示されている実施形態において、歯縁部931は、円形NCTの一部分によって画定されており、円形NCTは、半径RCTを含み、半径RCTは、アパーチャA1の概念上の円形NCEの半径RCEのよりも大きくなっている。
第1のメインパネル12Aは、凹部または切欠きの形態の切り取り部Cを含む。切り取り部Cは、実質的に「U」字形状になっており、切り取り部Cは、概念上の円形Nの一部分をそれぞれ画定している(図14Cを参照)。概念上の円形Nは、半径RCを含む。
切り取り部Cは、歯922によって画定される概念上の円形NCEから半径方向外向きに延在している。
歯922は、1対の切り取り部Cによって、少なくとも部分的にそれぞれ画定されている。切り取り部Cは、概念上の円形NCEの中心から離れるように半径方向に延在するリリーフエレメントを形成している。
いくつかの実施形態において、メインパネル912は、概念上の円形NMAXの一部分をそれぞれ画定する切り取り部CMAXを含む(図14Bを参照)。概念上の円形NMAXは、半径RCMAXを含む。半径RCMAXは、半径RCよりも大きい。
いくつかの実施形態において、メインパネル912は、概念上の円形NMINの一部分をそれぞれ画定する切り取り部CMINを含む(図14Bを参照)。概念上の円形NMINは、半径RCMINを含む。半径RCMINは、半径RCよりも小さい。図14Cは、概念上の円形NMIN、N、NMAXの比較を示している。
1つの実施形態では、切り取り部Cは、半径RC=2.38mm(3/32")によって画定されており、半径RCは、1.59mm(1/16")から4.76mm(3/16")の範囲にあることが可能であり、すなわち、RCMIN=1.59mm(1/16")およびRCMAX=4.76mm(3/16")である。
歯922の係合縁部の曲率半径RCTは、切り取り部Cの曲率半径RCよりも実質的に大きいことが認識されよう。歯922の係合縁部の曲率半径RCTに対する切り取り部Cの曲率半径RCの比率(RC/RCT)は、0.02から0.16の範囲にあることが可能である(0.02<RC/RCT<0.16)。
切り取り部Cの最も外側の部分は、概念上の円形NCRを画定しており、概念上の円形NCRは、アパーチャA1によって画定される概念上の円形NCEと同心円状になっている。概念上の円形NCRは、半径RCRを含み、半径RCRは、アパーチャA1によって画定されている概念上の円形NCEの半径RCEよりも大きい。ギャップ、スペース、または距離F1は、それらの間に半径方向に画定されている。
任意選択で、切り取り部Cによって画定される概念上の円形NCRは、その中に受け入れられることとなる物品Bのリム部、チャイム、または最上部端部によって画定される円形に実質的に等しいかまたはわずかに大きくなるように配置されている。
図14Dは、概念上の円形NAC(本明細書で適用円形とも称される)を示しており、物品Bがメインパネル912によって係合されているときに、メインパネル912が適用円形NACに近接して変形することが見出され(図15を参照)、折り目線Hが、切り取り部Cの最も外側の(最下部の)縁部の外側または下方において、メインパネル912の中に形成され得る。適用円形NACは、切り取り部Cによって画定された概念上の円形NCRより径方向の距離F2だけ大きい半径である。
アパーチャA1および切り取り部Cは、切り取り部Cによって画定された概念上の円形NCRが、第2のメインパネル912Bに設けられた第2のアパーチャA2の半径と実質的に等しい半径(直径)となるように配置され得る。切り取り部Cによって画定された概念上の円形NCRと、第2のアパーチャA2とは、第1のメインパネル912Aと第2のメインパネル912Bとが向かい合って接触する関係となるとき、互いに位置合わせして配置されるように構成されている。
第2のメインパネル912Bに設けられた第2のアパーチャA2の半径は、歯縁部931によって画定された円形NCTの半径RCTより小さくなり得る。
切り取り部Cによって画定された概念上の円形NCRの半径RCRは、歯縁部931によって画定された円形NCTの半径RCTより小さくなり得る。
本開示は、改善された物品保持構造体または物品上部係合デバイスを有する上部係合タイプのキャリアを提供する。
キャリアは、少なくとも1つの係合縁部を有する係合アパーチャを含むブランクによって提供され得る。係合縁部は、歯の係合エレメントによって、または、非歯の係合エレメントによって画定され得る。係合縁部は、歯縁部または歯無しの係合縁部であることが可能である。係合縁部は、1対の隣接するリリーフエレメントまたは切欠き間に画定されている。係合縁部は、湾曲している。それぞれのリリーフエレメント、凹部、または切欠きの底部または外側縁部は、湾曲している。それぞれのリリーフエレメントまたは切欠きの曲率半径RCは、係合縁部の曲率半径RCTよりもかなり小さい。
キャリアまたはブランクは、第1のメインパネルによって提供された上方層と、第2のメインパネルによって提供された下方層とを備え得る。係合アパーチャは上方層に設けられる。上方層は、係合アパーチャと同心円状の概念上の円形NCRを画定する複数の切欠きを備え、複数の切欠きの各々と接線方向に接触している。
下方層は、複数の切欠きの各々と接線方向に接触している概念上の円形NCRの曲率半径RCRと概して等しい曲率半径を有する開口部を備え得る。
複数の切欠きの各々と接線方向に接触している概念上の円形NCRの曲率半径RCR、および/または、下方層における開口部の曲率半径は、係合縁部の曲率半径RCTより小さくなり得る。
キャリアは、少なくとも2つの係合エレメントを有する係合アパーチャを含むブランクによって提供され得る。係合エレメントは、歯のもしくは非歯の係合エレメント、または、それらの組み合わせを含む。少なくとも2つの係合エレメントは、リリーフエレメント、凹部、または切欠きによって、互いに間隔を離して配置されている。それぞれの係合エレメントの係合縁部は、湾曲している。それぞれのリリーフエレメント、凹部、または切欠きの底部または外側縁部は、湾曲している。それぞれのリリーフエレメント、凹部、または切欠きの曲率半径RCは、係合縁部の曲率半径RCTよりもかなり小さい。
係合縁部の曲率半径RCTは、上側缶チャイム直径の半分よりも大きくなっていることが可能である。
それぞれのリリーフエレメントの曲率半径RCは、約54mm(34/16")の端部または蓋部直径を有する米国標準缶に関して、約2.38mm(3/32")であることが可能である。
係合縁部の曲率半径RCTは、約54mm(34/16")の端部または蓋部直径を有する米国標準缶に関して、約50mm(63/32")であることが可能である。
いくつかの実施形態において、それぞれの歯のまたは非歯のエレメントの角部は、丸みを帯びていることが可能である。丸みを帯びた角部の曲率半径RTCは、リリーフエレメントの曲率半径RCに概して等しくなっていることが可能である。
キャリアは、係合アパーチャを含むブランクによって提供され得、係合アパーチャは、その周囲に沿って少なくとも1つの切欠きを有している。係合アパーチャは、概念上の円形を含み、概念上の円形は、係合アパーチャと同心円状になっており、少なくとも1つの切欠きと接線方向に接触している。概念上の円形は、直径(2xRCR)を有しており、その直径は、上側缶チャイムの直径以上であり、缶本体部の直径よりも小さい。係合アパーチャの直径は、上側缶チャイムよりも小さくなっており、上側缶チャイムが係合アパーチャの中に受け入れられるときに、係合アパーチャの周辺のブランクの領域が、ブランクの残りの部分に対して上向きに変位されるようになっており、係合アパーチャの周囲を上側缶チャイムの下側と係合させる。
概念上の円形の直径(2xRCR)は、上側缶チャイムの直径に概して等しくなっていることが可能である。
上部係合物品キャリアは、互いに向かい合って接触する関係で配置される上方パネルおよび下方パネルを備える。上部係合物品キャリアは、下方パネルにおける第1の物品受け入れ開口部と、上方パネルにおける第2の物品受け入れ開口部とを備える上部係合デバイスを備える。第1の物品受け入れ開口部は第1の直径を備える。第2の物品受け入れ開口部は第2の直径を備える。第1の直径は第2の直径より大きい。第1の物品受け入れ開口部は第1の物品受け入れアパーチャから成り得る。第2の物品受け入れ開口部は第2の物品受け入れアパーチャを備え得る。第2の物品受け入れ開口部は、物品と係合するための係合縁部を備える1つまたは複数の歯を備え得る。
上部係合物品キャリアは物品とのパッケージを形成し、物品は、端直径を有する上端と、本体直径を有する主本体と、上端と主本体との間に配置され、首直径を有する首部とを備える。第1の直径は端直径以上である。本体直径は第1の直径より大きくなり得る。首直径は第2の直径より大きくなり得る。
本体直径は端直径より大きい。端直径は首直径より大きい。
上部係合物品キャリアは、下方パネルの領域の折り曲げまたは変形なしで、物品の上端を上部係合デバイスの中に収容することができる。つまり、物品の上端は下方パネルを自由に通過することができる、または、第1の物品受け入れアパーチャに受け入れられ得る。第1の物品受け入れアパーチャは、下方パネルとの係合の位置において測定される物品の直径以上である。
本明細書で使用されるとき、「上部」、「底部」、「ベース」、「フロント」、「バック」、「端部」、「側部」、「内側」、「外側」、「上側」、および「下側」などのような方向的な参照は、必ずしも、それぞれのパネルをそのような配向に限定するわけではなく、単に、これらのパネルを互いに区別する役割を果たすことできるだけであることが認識されよう。
本明細書で使用されるとき、「ヒンジ式接続」および「折り曲げ線」という用語は、ブランクの一部分を互いに対して折り曲げることを促進させる、ブランクのヒンジ特徴部を画定するすべての様式の線を指し、または、そうでなければ、ブランクのための最適なパネル折り曲げ場所を示している。「ヒンジ式接続」への言及は、必ずしも、単一の折り曲げ線のみを指すものとして解釈されるべきではない。実際に、ヒンジ式接続は、2つ以上の折り曲げ線から形成され得、そこでは、2つ以上の折り曲げ線のそれぞれは、形状が真っ直ぐになっている/線形になっているかまたは湾曲している/曲線になっているかのいずれかであることが可能である。線形の折り曲げ線がヒンジ式接続を形成しているときには、それらは、互いに平行に配設され得、または、互いに対してわずかに角度を付けられ得る。曲線の折り曲げ線がヒンジ式接続を形成しているときには、それらは、互いに交差し、曲線の折り曲げ線によって取り囲まれているエリアの中の成形されたパネルを画定することが可能である。そのようなヒンジ式接続の典型的な例は、1対のアーチ形のまたは円弧状の折り曲げ線を含むことが可能であり、それらは、2つのポイントにおいて交差しており、それらがそれらの間に楕円形のパネルを画定するようになっている。ヒンジ式接続は、1つまたは複数の線形の折り曲げ線および1つまたは複数の曲線の折り曲げ線から形成され得る。そのようなヒンジ式接続の典型的な例は、線形の折り曲げ線およびアーチ形のまたは円弧状の折り曲げ線の組み合わせを含むことが可能であり、それらは、2つのポイントにおいて交差しており、それらがそれらの間に半月形状のパネルを画定するようになっている。
本明細書で使用されるとき、「折り曲げ線」という用語は、以下のうちの1つを指すことが可能である:スコア付きの線、エンボス加工された線、デボス加工された線、ミシン目の線、ショートスリットの線、ハーフカットの線、単一のハーフカット、中断されたカットライン、整合されたスリットの線、スコアの線、および、上述のオプションの任意の組み合わせ。
ヒンジ式接続および折り曲げ線は、ミシン目、ミシン目の線、ショートスリットの線、ハーフカットの線、単一のハーフカット、カットライン、中断されたカットライン、スリット、スコア、エンボス加工された線、デボス加工された線、および、それらの任意の組み合わせなどを含むブランクの基材の中に形成されているエレメントをそれぞれ含むことが可能であることを理解されたい。エレメントは、所望の機能性を提供するように寸法決めおよび配置され得る。たとえば、ミシン目の線は、折り曲げ線および/または切断線を画定するために、ある程度の弱さを伴って寸法決めまたは設計され得る。ミシン目の線は、折り曲げを促進させるようにおよび破壊に抵抗するように、折り曲げを促進させるようにおよびより大きい労力を伴って破壊を促進させるように、または、労力をほとんど伴わずに破壊を促進させるように設計され得る。
本明細書で使用されているような「と位置合わせされている」という語句は、組み立てられたカートンの中の2つ以上のエレメント(たとえば、2つの重なり合うパネルのうちの第1のものの中に形成されたアパーチャ、および、2つの重なり合うパネルのうちの第2のものの中に形成された第2のアパーチャなど)のアライメントを指す。互いに位置合わせされているそれらのエレメントは、重なり合うパネルの厚さの方向に互いに整合され得る。たとえば、第1のパネルの中のアパーチャが、第1のパネルと重なり合う配置で設置されている第2のパネルの中の第2のアパーチャ「と位置合わせされている」ときには、アパーチャの縁部は、第2のアパーチャの縁部の少なくとも一部分に沿って延在することが可能であり、第1および第2のパネルの厚さの方向に、第2のアパーチャと整合され得る。
10 ブランク
12 メインパネル
12A 第1のメインパネル、係合パネル
12B メインパネル、係合パネル
14 折り曲げ線、フランジブル接続部
15 折り曲げ線
16 フランジブル接続部
18 変形線
22 歯
31、32、33、34、35、36 係合縁部または歯縁部
37a、37b、37c 係合縁部
60A 第1のクッショニングタブ
60B 第2のクッショニングタブ
61A 第1の折り曲げ線
61B 第2の折り曲げ線
70A コールドシール接着層
90 カートン、キャリア
110 ブランク
112 メインパネル
112A 第1のメインパネル、係合パネル
112B 第2のメインパネル、係合パネル
114 折り曲げ線
116 フランジブル接続部
122 歯
206 フランジブル接続部
210 ブランク
212 係合パネル
212A 第1のメインパネル
212B 第2のメインパネル
231、232、233、234、235、236 歯縁部
310 複数の接続されたブランク
312 係合パネル
312A 第1のメインパネル
312C、312D 第2のパネル部分
314 折り曲げ線
410 ブランク
412 係合パネル
412A 第1または上方のメインパネル
412C 第1の下方パネル部分
412D 第2の下方パネル部分
414C、414D 折り曲げ線
416 フランジブル接続部
461 ヒンジ式接続
510 ブランク
512 上方メインパネル
512C 第1の下方パネル部分
512D 第2の下方パネル部分
710 ブランク
910 複数の接続されたブランク
912 メインパネル
912A 係合パネル、第1または上方のメインパネル
912B 係合パネル、第2または下方のメインパネル
914 折り曲げ線
916 フランジブル接続部
922 歯
931 歯縁部
990 キャリア
A1 第1のアパーチャ
A2 第2のアパーチャ
A3 指アパーチャ
B 物品
C リリーフエレメント、中心、切り取り部
C 切り取り部
Cd チャイム直径
CMAX 切り取り部
CMIN 切り取り部
d1 第1の直径
d2 第2の直径
E1 縁部
F1 距離
F2 距離
G 接着場所
GD 抄紙方向
H ハンドル開口部、ハンドル構造体
H 折り目線
H1 第1のハンドル構造体
H2 第2のハンドル構造体
N 概念上の円形
NC 概念上の円形
NAC 概念上の円形、適用円形
NCE 概念上の円形
NCR 概念上の円形
NCT 円形
NCTMAX 円形
NCTMIN 円形
Nd 首部直径
NMAX 概念上の円形
NMIN 概念上の円形
P1 突起部
R 凹部
R2 凹部
RC 半径
RCE 半径
RCMAX 半径
RCMIN 半径
RCR 半径
RCT 半径
RCTMAX 半径
RCTMIN 半径
RTC 曲率半径
RT 物品保持構造体
S1 第1のセグメント
S2 第2のセグメント

Claims (46)

  1. 少なくとも1つの係合縁部を有する係合アパーチャを含む物品キャリアを形成するためのブランクであって、前記係合縁部は、1対の隣接する切欠きの間に画定されており、前記係合縁部は、湾曲しており、それぞれの切欠きの底部は、湾曲しており、それぞれの切欠きの曲率半径(RC)は、前記係合縁部の曲率半径(RCT)よりもかなり小さい、ブランク。
  2. 第1のメインパネルによって提供される上方層と、第2のメインパネルによって提供される下方層とを備え、前記係合アパーチャは前記上方層に設けられ、前記上方層は、前記係合アパーチャと同心円状の概念上の円形(NCR)を画定する複数の切欠きを備え、前記概念上の円形(NCR)は前記複数の切欠きの各々と接線方向に接触している、請求項1に記載のブランク。
  3. 前記下方層は、前記複数の切欠きの各々と接線方向に接触している前記概念上の円形NCRの曲率半径(RCR)と概して等しい曲率半径を有する開口部を備える、請求項2に記載のブランク。
  4. 前記複数の切欠きの各々と接線方向に接触している前記概念上の円形(NCR)の曲率半径(RCR)は、前記係合縁部の曲率半径(RCT)より小さい、請求項2に記載のブランク。
  5. 前記下方層における前記開口部の曲率半径は、前記係合縁部の曲率半径(RCT)より小さい、請求項3に記載のブランク。
  6. 前記複数の切欠きの各々と接線方向に接触している前記概念上の円形NCRの曲率半径(RCR)と、前記下方層における前記開口部の曲率半径とは、前記係合縁部の曲率半径(RCT)より小さくなり得る、請求項3に記載のブランク。
  7. 前記係合縁部は、歯によって画定されている、請求項1に記載のブランク。
  8. 前記係合縁部は、非歯の係合エレメントによる、請求項1に記載のブランク。
  9. 前記係合縁部は、歯縁部である、請求項1に記載のブランク。
  10. 前記係合縁部は、歯無しの係合縁部である、請求項1に記載のブランク。
  11. 少なくとも2つの係合エレメントを有する係合アパーチャを含む物品キャリアを形成するためのブランクであって、前記少なくとも2つの係合エレメントは、切欠きによって互いに間隔を離して配置されており、それぞれの係合エレメントの係合縁部は、湾曲しており、それぞれの切欠きの底部は、湾曲しており、それぞれの切欠きの曲率半径(RC)は、前記係合縁部の曲率半径(RCT)よりもかなり小さい、ブランク。
  12. 前記少なくとも2つの係合エレメントは、少なくとも2つの歯を含む、請求項11に記載のブランク。
  13. 前記少なくとも2つの係合エレメントは、少なくとも2つの非歯の係合エレメントを含む、請求項11に記載のブランク。
  14. 前記少なくとも2つの係合エレメントは、少なくとも1つの歯および少なくとも1つの非歯の係合エレメントを含む、請求項11に記載のブランク。
  15. 前記係合縁部の前記曲率半径(RCT)は、セットアップキャリアの中に係合される物品の直径の半分よりも大きい、請求項11に記載のブランク。
  16. それぞれのリリーフエレメントの前記曲率半径(RC)は、約2.38mm(3/32")である、請求項11に記載のブランク。
  17. それぞれのリリーフエレメントの前記曲率半径(RC)は、1.59mm(1/16")から4.76mm(3/16")の範囲にある、請求項11に記載のブランク。
  18. 前記係合縁部の前記曲率半径(RCT)は、約50mm(63/32")である、請求項11に記載のブランク。
  19. 前記係合縁部の前記曲率半径(RCT)は、30mm(1.181")から75mm(189/64")の範囲にある、請求項11に記載のブランク。
  20. 前記係合縁部の前記曲率半径(RCT)に対する前記切欠きの前記曲率半径(RC)の比率(RC/RCT)は、0.02から0.16の範囲にある(0.02<RC/RCT<0.16)、請求項11に記載のブランク。
  21. それぞれの係合エレメントの角部は、丸みを帯びており、丸みを帯びた前記角部の前記曲率半径(RTC)は、前記切欠きの前記曲率半径(RC)に概して等しくなっていることが可能である、請求項11に記載のブランク。
  22. 係合アパーチャを含む物品キャリアを形成するためのブランクであって、前記係合アパーチャは、その周囲に沿って少なくとも1つの切欠きを有しており、前記係合アパーチャは、概念上の円形を含み、前記概念上の円形は、前記係合アパーチャと同心円状になっており、前記少なくとも1つの切欠きと接線方向に接触しており、前記概念上の円形は、直径(2xRCR)を有しており、前記直径は、上側缶チャイムの直径以上であり、缶本体部の直径よりも小さく、前記係合アパーチャの直径は、前記上側缶チャイムよりも小さくなっており、前記上側缶チャイムが前記係合アパーチャの中に受け入れられるときに、前記係合アパーチャの周辺のブランクの領域が、前記ブランクの残りの部分に対して上向きに変位されるようになっており、前記係合アパーチャの前記周囲を前記上側缶チャイムの下側と係合させる、ブランク。
  23. 前記概念上の円形の直径(2xRCR)は、前記上側缶チャイムの前記直径に概して等しい、請求項22に記載のブランク。
  24. 上部係合物品キャリアと1つまたは複数の物品とを備えるパッケージであって、前記物品キャリアは、互いに向かい合って接触する関係で配置される上方パネルおよび下方パネルを有する係合パネルを備え、前記物品キャリアは、前記下方パネルにおける第1の物品受け入れ開口部と、前記上方パネルにおける第2の物品受け入れ開口部とを備える上部係合デバイスを備え、前記第1の物品受け入れ開口部は第1の直径を備え、前記第2の物品受け入れ開口部は第2の直径を備え、前記第1の直径は前記第2の直径より大きく、前記物品は、端直径を有する上端と、本体直径を有する主本体と、前記上端と前記主本体との間に配置され、首直径を有する首部とを備え、前記第1の直径は前記端直径以上であり、前記端直径は前記首直径より大きく、前記首直径は前記第2の直径より大きい、パッケージ。
  25. 前記本体直径は前記第1の直径より大きい、請求項24に記載のパッケージ。
  26. 前記本体直径は前記端直径より大きい、請求項24に記載のパッケージ。
  27. 1つまたは複数の物品をパッケージングするための上部係合タイプの物品キャリアであって、互いに向かい合って接触する関係で配置される上方パネルおよび下方パネルを備え、前記物品キャリアは、前記下方パネルにおける第1の物品受け入れ開口部と、前記上方パネルにおける第2の物品受け入れ開口部とを備える上部係合デバイスを備え、前記第1の物品受け入れ開口部は第1の直径を備え、前記第2の物品受け入れ開口部は第2の直径を備え、前記第1の直径は前記第2の直径より大きく、前記第1の物品受け入れ開口部は第1の物品受け入れアパーチャから成り、前記第2の物品受け入れ開口部は第2の物品受け入れアパーチャから成る、物品キャリア。
  28. 前記上方パネルはヒンジ式接続によって前記下方パネルにヒンジ式に接続される、請求項27に記載の物品キャリア。
  29. 前記上方パネルは前記下方パネルに固定される、請求項27に記載の物品キャリア。
  30. 前記下方パネルは、それぞれのヒンジ式接続によって前記上方パネルに各々がヒンジ式に接続される一対の下方パネル部分を備える、請求項27に記載の物品キャリア。
  31. 前記一対の下方パネル部分のうちの一方が前記下方パネル部分のうちの他方と重なる、請求項30に記載の物品キャリア。
  32. 前記第2の物品受け入れ開口部は、物品と係合するための係合縁部を有する1つまたは複数の歯を備える、請求項27に記載の物品キャリア。
  33. ハンドル開口部と、ヒンジ式接続によって前記上方パネルおよび前記下方パネルの一方にヒンジ式に接続されるタブとを備えるハンドル構造体を備え、基材が、抄紙方向を含む前記上方パネルおよび前記下方パネルを形成し、前記ヒンジ式接続は前記抄紙方向に対して垂直に配向される、請求項27に記載の物品キャリア。
  34. ハンドル開口部と、ヒンジ式接続によって前記上方パネルおよび前記下方パネルの一方にヒンジ式に接続されるタブとを備えるハンドル構造体を備え、基材が、抄紙方向を含む前記上方パネルおよび前記下方パネルを形成し、前記ヒンジ式接続は前記抄紙方向に対して平行に配向される、請求項27に記載の物品キャリア。
  35. 前記第2の物品受け入れ開口部は、前記第2の物品受け入れアパーチャの周囲の第1の部分において歯付きの領域を画定するように、前記第2の物品受け入れアパーチャの周りの前記上方パネルの周囲領域に設けられる1つまたは複数の歯を備える、請求項27に記載の物品キャリア。
  36. 前記第2の物品受け入れ開口部は、前記第2の物品受け入れアパーチャの周囲の少なくとも一部分の周りに歯無しの領域を画定する係合縁部を備える、請求項27に記載の物品キャリア。
  37. 第1のパネル部分における凹部と、第2のパネル部分から延在する突起部と、前記突起部において少なくとも一部で画定されるハンドル開口部とを備えるハンドル構造体を備え、前記突起部は、前記ハンドル開口部が前記凹部と垂直方向に一列となるように、前記第1のパネル部分と重なる構成で配置される、請求項27に記載の物品キャリア。
  38. 前記ハンドル構造体は、前記上方パネルまたは前記下方パネルの一方にヒンジ接続される指状タブを備える、請求項37に記載の物品キャリア。
  39. 請求項27に記載の前記物品キャリアと物品とから形成されるパッケージであって、前記物品は、端直径を有する上端と、本体直径を有する主本体と、前記上端と前記主本体との間に配置され、首直径を有する首部とを備え、前記第1の直径は前記端直径以上である、パッケージ。
  40. 前記本体直径は前記第1の直径より大きい、請求項39に記載のパッケージ。
  41. 前記首直径は前記第2の直径より大きい、請求項39に記載のパッケージ。
  42. 前記本体直径は前記端直径より大きい、請求項39に記載のパッケージ。
  43. 前記端直径は前記首直径より大きい、請求項39に記載のパッケージ。
  44. 前記第2の物品受け入れ開口部は、前記第2の物品受け入れアパーチャの周囲の少なくとも一部分の周りに歯無しの領域を画定する係合縁部を備え、前記係合縁部に沿って前記上方パネルの周囲領域が、前記物品に向けて上向きに傾くように、前記上方パネルの平面から外へ変位させられる、請求項39に記載のパッケージ。
  45. 上部係合物品タイプの物品キャリアを形成するためのブランクであって、互いに向かい合って接触する関係で配置されるように構成される上方パネルおよび下方パネルを備え、前記ブランクは、前記下方パネルにおける第1の物品受け入れ開口部と、前記上方パネルにおける第2の物品受け入れ開口部とを備える上部係合デバイスを備え、前記第1の物品受け入れ開口部は第1の直径を備え、前記第2の物品受け入れ開口部は第2の直径を備え、前記第1の直径は前記第2の直径より大きく、前記第1の物品受け入れ開口部は第1の物品受け入れアパーチャから成り、前記第2の物品受け入れ開口部は第2の物品受け入れアパーチャを備える、ブランク。
  46. コールドシール接着層が、前記上方パネルの内面と、前記下方パネルの内面とに設けられ、前記内面同士は互いに向かい合って接触する関係で配置される、請求項45に記載のブランク。
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