本開示は、本明細書で開示されるシステムおよび方法の構造、機能、製造、および使用の原理の全体的な理解を提供する。本開示の1つまたは複数の例は、添付の図面に示される。具体的に本明細書で説明され添付の図面で示されるシステムおよび方法は非限定的な実施形態であることは、当業者には理解されよう。一実施形態に関連して示されるまたは説明される特徴は、システムと方法との間を含めて、他の実施形態の特徴と組み合わされることがある。そのような修正形態および変形形態は、添付の特許請求の範囲内に含まれることが意図される。
さらなる詳細は、以下でいくつかの例示的な実施形態に関して説明される。
図1は、いくつかの実装形態による、知的所有権データを分析し、知的所有権データの分析を利用していくつかのサービスを提供する例示的なアーキテクチャ100を示す。アーキテクチャ100は、知的所有権資産に関連するデータを分析する知的所有権サービスシステム102を含んでよい。知的所有権サービスシステム102によって分析されるデータは、知的所有権資産に関連するサービスを提供するために知的所有権サービスプロバイダによって使用され得る。知的所有権資産は、特許、商標、著作権、企業秘密、およびノウハウを含んでよい。様々な実装形態では、知的所有権資産は、特許の請求項などの特許の一部分を含んでよい。加えて、知的所有権資産は、ソフトウェアコードが実行されるときに実施される特定の特徴に対応するソフトウェアコードの一部分に向けられた著作権の一部分を含むことがある。
特定の実装形態では、知的所有権資産は、知的所有権資産の特徴を示す様々な形式の文書と関連付けられることがある。知的所有権資産が特許を含む状況では、その特許が、実用特許、意匠特許、および/または植物特許を含むことがある。特許は、仮特許出願、実用特許出願、デザイン特許出願、植物特許出願、またはそれらの組み合わせなどの特許出願も含むことがある。様々なシナリオでは、知的所有権資産は、商標出願および付与された商標登録を含むことがある。知的所有権資産は、著作権登録に対応する文書および企業秘密の態様を含む文書も含むことがある。例示すると、企業秘密の主題である式、プロセス、ならびに/またはアルゴリズムおよびソフトウェアコードは、文書化されることがある。企業秘密の秘密を保存するために講じられる行為も文書化され、知的所有権資産に含まれることがある。加えて、知的所有権資産は、プロセス改善および技術革新、新製品設計、製品改善、商品名、ロゴ、広告スローガン、ウェブサイト設計、製品外観、製品パッケージング、製造プロセス、機械製図、取扱説明書、製品カタログ、顧客リストおよび仕入先リストなどの、組織のノウハウの文書を含むことがある。
知的所有権サービスシステム102は、知的所有権マッピングおよび学習システム104を含んでよい。知的所有権マッピングおよび学習システム104は、データソース106などのいくつかのデータソースから情報を取得し、知的所有権資産と製品および/またはサービスとの間の関係を決定するために情報を分析し得る。データソース106は、顧客ポータル108を含んでよい。顧客ポータル108は、顧客110などの知的所有権サービスプロバイダの顧客の知的所有権資産に関連する情報を捕捉する1つまたは複数のユーザインターフェース要素を含む知的所有権サービスシステム102によって生成される1つまたは複数のユーザインターフェースを含んでよい。顧客ポータル108と関連付けられたユーザインターフェースは、知的所有権サービスプロバイダの1つもしくは複数のウェブサイトの一部分として、および/または知的所有権サービスプロバイダの1つもしくは複数のモバイルデバイスアプリケーションを介して、表示されることがある。様々な実装形態では、情報は、顧客110の代表によって顧客ポータル108に入力されることがある。追加の実装形態では、情報は、知的所有権サービスプロバイダの代表によって顧客ポータル108に入力されることがある。
データソース106は、1つまたは複数の顧客データソース112も含むことがある。1つまたは複数の顧客データソース112は、知的所有権サービスプロバイダの顧客にとってアクセス可能であり、知的所有権サービスプロバイダの顧客の指示の下でデータを記憶し得る。すなわち、1つまたは複数の顧客データソース112によって記憶されるデータは、知的所有権サービスプロバイダのそれぞれの顧客の制御下にあってよい。いくつかの例示的な例では、少なくとも1つの顧客データソース112は、顧客110の構内で維持されることがある。追加の例示的な例では、少なくとも1つの顧客データソース112は、リモートデータ記憶サービスを提供する組織などの追加の組織によって維持されることがある。例えば、顧客データソース112は、顧客110によってアクセス可能であるクラウドベースのデータストレージシステムを含むことがある。
加えて、データソース106は、クラウドソーシングデータソース114を含むことがある。クラウドソーシングデータソース114は、知的所有権サービスシステム102に情報を提供するいくつかの個人を含んでよい。様々な実装形態では、知的所有権サービスシステム102は、1つもしくは複数のウェブサイトまたは1つもしくは複数のモバイルデバイスアプリケーションのうちの少なくとも1つを介して、知的所有権資産についての情報に関する要求を発行することがある。知的所有権サービスシステム102は、知的所有権資産に対応し得る製品および/またはサービスについての情報に関する要求も発行することがある。様々な実装形態では、クラウドソーシングデータソース114に含まれる個人は、少なくとも1つのコンピューティングデバイスを使用して知的所有権サービスシステム102によって発行された要求にアクセスし、その要求に対する応答を提供することがある。応答は、要求の対象であった知的所有権資産または製品および/もしくはサービスのうちの少なくとも1つについての情報を含み得る。
さらに、データソース106は、1つまたは複数の公共データソース116を含むことがある。1つまたは複数の公共データソース116は、一般市民にとってアクセス可能であるデータを記憶するデータソースを含むことがある。いくつかの実装形態では、1つまたは複数の公共データソース106は、任意のクレデンシャルなしに個人にとってアクセス可能であるデータを記憶し得る。追加の実装形態では、1つまたは複数の公共データソース106は、1つまたは複数の公共データソース116を維持する組織によって大衆にとって利用可能にされるクレデンシャルを有する個人にとってアクセス可能であるデータを記憶し得る。知的所有権資産に関連するデータを記憶するデータソース116は、1つもしくは複数のウェブサイトおよび/または1つもしくは複数のモバイルデバイスアプリケーションを介してアクセス可能であってよい。
1つまたは複数の公共データソース116は、知的所有権資産に関連するデータを記憶するデータソースを含んでよい。例えば、1つまたは複数の公共データソース116は、米国特許商標庁、欧州特許庁、世界知的所有権機関、または日本特許庁などの、様々な行政管轄区域の知的所有権組織を含んでよい。1つまたは複数の公共データソース116によって記憶される知的所有権データは、知的所有権文書の内容を含むことがある。例えば、知的所有権データは、請求項、図面、背景、要約、図面の説明などの、特許文書に含まれる情報を含むことがある。他の例では、知的所有権データは、商品およびサービスの説明ならびに/または商品およびサービスの分類などの商標文書の内容を含むことがある。加えて、知的所有権データは、著作権文書に含まれる情報を含むことがある。さらに、知的所有権データは、知的所有権文書の審査に関連する情報を含むことがある。例示すると、知的所有権データは、特許出願の出願経過および/または商標出願の出願経過を含むことがある。知的所有権データは、特許文書の分類、特許および商標出願を審査するために割り当てられた審査官、優先日、出願日、譲受人、発明者、出願人、それらの組み合わせなどの、知的所有権文書に関連する書誌情報も含むことがある。様々な実装形態では、知的所有権データは、知的所有権資産に関する行政手続き、訴訟手続き、和解情報、またはライセンス情報のうちの少なくとも1つに関連するデータを含むことがある。
1つまたは複数の公共データソース116は、市場データおよび財務データを記憶するデータソースも含むことがある。市場データおよび財務データは、取得のための製品および/またはサービスを提示する組織に関連することがある。例えば、市場データおよび財務データは、組織の財務成績を経時的に含むことがある。加えて、市場データおよび財務データはまた、いくつかの組織のための分類および業界を示すことがある。市場データおよび財務データは、1つまたは複数の業界の財務成績も経時的に含むことがある。加えて、市場データおよび財務データは、株式市場などの金融市場のためのデータを経時的に含むことがある。
加えて、1つまたは複数の公共データソース116は、製品および/またはサービスについての情報を記憶するデータソースを含むことがある。例示すると、1つまたは複数の公共データソース116は、製品および/またはサービスの説明、製品の仕様、製品および/またはサービスの特徴、製品の画像、製品および/またはサービスに関連する映像、製品および/またはサービスの価格設定、製品および/またはサービスを提供する組織、それらの組み合わせなどを含むデータを記憶することがある。
特定の実装形態では、知的所有権サービスシステム102は、データソース106からデータを取得するデータ取得システム118を含むことがある。様々な実装形態では、データ取得システム118は、いくつかのウェブサイトから情報を抽出することがある。例えば、データ取得システム118は、ウェブサイトにアクセスし、基準の所与のセットに対応する情報を検索し、基準に対応するウェブサイトから情報を抽出する、1つまたは複数のウェブクローラを含むことがある。例示的な例では、データ取得システム118は、様々な製品および/またはサービスに対応する1つまたは複数のデータソース106からデータを取得することがある。加えて、データ取得システム118は、いくつかの知的所有権資産に対応する1つまたは複数のデータソース106からデータを取得することがある。
さらに、データ取得システム118は、データが知的所有権ナレッジデータストア120によって記憶される前に、1つまたは複数のデータソース106から取得されるデータに対して1つまたは複数の動作を実施することがある。例えば、データ取得システム118は、1つまたは複数のデータソース106から取得されるデータの少なくとも一部分に対して光学的文字認識動作を実施することがある。他の例では、データ取得システム118は、埋め込まれたスクリプトまたはフォントなどの、1つまたは複数のデータソース106から取得されるいくつかの形式のデータに埋め込まれた情報を除去することがある。データ取得システム118はまた、1つまたは複数のデータソース106から取得されるデータに情報を追加することがある。例示すると、データ取得システム118は、1つまたは複数のデータソース106から取得されるデータにタイムスタンプを追加することがある。データ取得システム118は、1つまたは複数のデータソース106から取得されるデータに1つまたは複数のタグも追加することがある。1つまたは複数のタグは、抽出されたデータに対応する1つもしくは複数の組織、知的所有権サービスシステム102によって利用される1つもしくは複数の技術分類、または知的所有権資産の1つもしくは複数のカテゴリ(例えば、特許、商標、著作権、企業秘密、ノウハウ)のうちの少なくとも1つに関連してよい。加えて、データ取得システム118は、データが経済データ、市場データ、財務データ、製品および/またはサービス説明データ、訴訟関連データ、ライセンス関連データ、それらの組み合わせなどであることを示すタグを、1つまたは複数のデータソース106から取得されるデータに適用することがある。1つまたは複数のデータソース106から取得されるデータにタグを適用することによって、データ取得システム118は、データが効率的に検索および分析され得るような方法で、知的所有権ナレッジデータストア120にデータを記憶することがある。
知的所有権マッピングおよび学習システム104は、自然言語処理技法および機械学習技法を利用して、知的所有権資産と製品および/またはサービスとの間の関係を識別することがある。知的所有権マッピングおよび学習システム104はまた、顧客110などの知的所有権サービスプロバイダの顧客に知的所有権顧客サービス126を提供するためのデータを生成することがある。特定の実装形態では、知的所有権マッピングおよび学習システム104は、言語分析システム122を含むことがある。言語分析システム122は、単語の品詞を決定するために、1つまたは複数のデータソース106から取得される情報に含まれる単語を分析し得る。例えば、言語分析システム122は、1つまたは複数のデータソース106から取得される情報に含まれる単語が、名詞、動詞、副詞、形容詞、代名詞、冠詞、前置詞、接続詞などであることを決定することがある。言語分析システム122はまた、単語間の関係を決定し得る。例示すると、言語分析システム122は、動詞および動詞を修飾する副詞に加えて、名詞および名詞を修飾する形容詞を識別し得る。さらに、言語分析システム122は、動詞に対応する行為を実施している名詞および/または代名詞を決定し得る。
様々な実装形態では、言語分析システム122は、知的所有権文書の部分を識別するために、1つまたは複数のデータソース106から取得される情報を分析することがある。例えば、言語分析システム122は、特許文書の請求項部、特許文書の詳細な説明、特許文書の背景、特許文書の概要、特許文書の要約などのうちの少なくとも1つを識別するために特許文書を分析することがある。加えて、言語分析システム122は、特許文書に含まれる請求項の個々の要素を決定することがある。特定の実装形態では、言語分析システム122は、デバイスまたはシステムの物理的特徴に向けられ得る請求項に含まれる特徴を決定することがある。様々な実装形態では、特徴は、デバイスまたはシステムによって実施される方法またはプロセスまたは行為に関連して実施されている行為に向けられ得る。さらに、請求項が、分子に対応する組成物に向けられるシナリオでは、特徴は、フェニル官能基またはカルボキシル官能基などの、組成物に含まれる原子の様々な配置に向けられることがある。いくつかの状況では、請求項の要素は、いくつかの個々の特徴を含むことがある。追加の例では、言語分析システム122はまた、商品およびサービスの説明または商標の国際クラスのうちの少なくとも1つをさらに識別するために商標文書を分析することがある。
いくつかの実装形態では、言語分析システム122は、1つまたは複数のデータソース106から取得される知的所有権文書を分析し、修正された知的所有権文書を生成することがある。言語分析システム122は、オリジナルの知的所有権文書の部分を除去することによって、修正された知的所有権文書を生成することがある。例えば、言語分析システム122は、知的所有権文書から接続詞または冠詞のうちの少なくとも1つを除去することがある。追加の例では、言語分析システム122は、オリジナルの知的所有権文書における品詞および/または単語間の関係を示すことによって、修正された知的所有権文書を生成することがある。
加えて、言語分析システム122は、製品および/またはサービスに関連する情報を分析し、製品および/またはサービスの特徴を決定することがある。例示すると、言語分析システム122は、デバイスおよび/またはシステムの物理的構成要素を決定することがある。言語分析システム122は、デバイスおよび/またはシステムの技術的特徴も決定することがある。さらに、言語分析システム122は、製品および/またはサービスに対して実施されるプロセスおよび/または方法の特徴も決定することがある。
特定の実装形態では、言語分析システム122は、知的所有権資産の特徴、製品、および/またはサービスに関連する単語のライブラリに関する知的所有権資産、製品、および/またはサービスに関連する単語を分析することによって、知的所有権資産の特徴、製品の特徴、またはサービスの特徴のうちの少なくとも1つを決定することがある。例えば、知的所有権マッピングおよび学習システム104は、知的所有権文書、製品、またはサービスのうちの少なくとも1つと関連付けられ得るいくつかの個々の特徴の各々に関連する単語の特定のセットを決定することがある。例示すると、知的所有権マッピングおよび学習システム104は、「スクリーン」、「パネル」、および「ディスプレイ」などの単語が電子デバイスのディスプレイデバイスの特徴を示し得ることを決定することがある。この例を継続すると、言語分析システム122は、ディスプレイデバイスの特徴と関連付けられた単語に対応する単語を識別するために、知的所有権文書ならびに/または製品および/もしくはサービスについての情報を構文解析することがある。知的所有権文書ならびに/または製品および/もしくはサービスについての情報に含まれる少なくとも単語の閾値数が、ディスプレイデバイス特徴と関連付けられた単語に対応する状況では、言語分析システム122は、特定の知的所有権文書または特定の製品および/もしくはサービスがディスプレイデバイスの特徴を含むことを決定することがある。
様々な実装形態では、言語分析システム122は、特徴と関連付けられた単語間の近接度が、特徴が知的所有権文書または製品および/もしくはサービスについての情報に存在することを示し得ることも決定することがある。いくつかの例では、特徴と関連付けられたいくつかの単語が互いの3単語以内、5単語以内、10単語以内、または20単語以内であるとき、言語分析システム122は、特徴が知的所有権文書または製品および/もしくはサービスに含まれることを決定することがある。追加の例では、特徴と関連付けられたいくつかの単語が同じ文中または同じ段落内にあるとき、言語分析システム122は、特徴が知的所有権文書または製品および/もしくはサービスに含まれることを決定することがある。
言語分析システム122は、知的所有権文書に関する言語構造ならびに製品および/またはサービスに関連する情報のための言語特徴も生成し得る。例示的な例では、言語分析システム122は、特許文書の請求項に関する言語構造を生成することがある。特定のシナリオでは、言語分析システム122は、特許文書の請求項の要素または特許文書の請求項の特徴に関する言語構造を生成することがある。例えば、言語分析システム122は、特許文書の請求項の要素の行為に対応する動詞を識別することがある。言語分析システム122はまた、動詞に関連する1つまたは複数の名詞と、いくつかの状況では、1つまたは複数の名詞に対応する1つまたは複数の形容詞を決定することがある。言語分析システム122は、次いで、動詞、1つもしくは複数の名詞、および/または1つもしくは複数の形容詞間の関係を示す言語構造を生成することがある。加えて、言語分析システム122は、取得のための組織によって提示される製品および/またはサービスに対して実施される行為に対応する言語構造を生成することがある。特定の実装形態では、言語構造は、初期ノードとしての単一のノードまたは木構造の最上位のルートノードとルートノードから分岐するその後のノードを有する木構造を含むことがある。ルートノードは、行為に対応する動詞を含んでよく、分岐ノードは、動詞に関連する名詞、名詞に関連する形容詞、動詞および/もしくは名詞に関連する他の単語、またはそれらの組み合わせに対応することがある。
加えて、知的所有権マッピングおよび学習システム104は、知的所有権文書と製品および/またはサービスとの間の関係を決定する知的所有権(IP)モデル開発システム124を含むことがある。様々な実装形態では、IPナレッジモデル開発システム124は、それぞれの製品および/またはサービスに対応する知的所有権資産を識別することがある。例えば、IPナレッジモデル開発システム124は、1つまたは複数の特許請求項、特許請求項の要素、ならびに/または製品および/もしくはサービスの少なくとも一部分に対応する特許請求項の特徴を識別することがある。追加の例では、IPナレッジモデル開発システム124は、製品および/もしくはサービスに対応する商標、製品および/もしくはサービスに対応する著作権の少なくとも一部分、または製品および/もしくはサービスに対応する少なくとも企業秘密の部分を識別することがある。
IPナレッジモデル開発システム124は、知的所有権資産の言語構造を製品および/またはサービスの言語構造と比較することによって、知的所有権資産が製品および/またはサービスに対応することを決定し得る。特定の実装形態では、IPナレッジモデル開発システム124は、知的所有権資産の特徴に関する第1の言語構造と、製品および/またはサービスの特徴に関する第2の言語構造を生成することがある。IPナレッジモデル開発システム124は、第1の言語構造と第2の言語構造との間の類似度メトリックを決定するために、第1の言語構造を第2の言語構造と比較することがある。第1の言語構造と第2の言語構造との間の類似度メトリックが少なくとも閾値類似度メトリックであるシナリオでは、IPナレッジモデル開発システム124は、知的所有権資産の特徴が製品および/またはサービスの特徴に対応することを決定し得る。
類似度メトリックは、第1の言語構造に含まれる単語および第2の言語構造に含まれる単語に少なくとも部分的に基づいてよい。類似度メトリックは、第1の言語構造に含まれる単語と第2の言語構造に含まれる単語との間の関係にも少なくとも部分的に基づいてよい。例示的な実装形態では、第1の言語構造は、第1の構成で配置されたルートノードといくつかの分岐ノードとを有する第1の木構造を含んでよく、第2の言語構造は、ルートノードと追加の数の分岐ノードとを有する第2の木構造を含んでよい。これらの状況では、IPナレッジモデル開発システム124は、第1の言語構造と第2の言語構造との間の類似度メトリックを決定するために、第1の木構造と第2の木構造を比較することがある。例示すると、IPナレッジモデル開発システム124は、第1の言語構造および第2の言語構造に関する類似度メトリックの少なくとも一部分を決定するために、第1の木構造のノードに含まれる単語と第2の木構造のノードに含まれる単語を比較することがある。加えて、IPナレッジモデル開発システム124は、第1の言語構造および第2の言語構造に関する類似度メトリックの少なくとも一部分を決定するために、第1の木構造の第1の構成を第2の木構造の第2の構成と比較することがある。様々な実装形態では、IPナレッジモデル開発システム124は、第1の言語構造と第2の言語構造との間の類似度メトリックを決定するために、第1の木構造と第2の木構造における単語の場所および/またはノードの場所を比較することがある。
特定の実装形態では、IPナレッジモデル開発システム124は、分類システムの同じ分類に含まれる知的所有権資産ならびに製品および/またはサービスを決定することがある。IPナレッジモデル開発システム124は、次いで、分類システムの同じ分類に含まれる知的所有権資産と製品および/またはサービスとの間の1つまたは複数の関係を決定することがある。このようにして、IPナレッジモデル開発システム124は、分類システムの分類内の製品および/またはサービスに対応する知的所有権資産を示す1つまたは複数のモデルを開発し得る。例示的な例では、IPナレッジモデル開発システム124は、モバイルデバイスの表示特徴に対応する特許請求項を決定するモデルを開発することがある。別の例示的な例では、IPナレッジモデル開発システム124は、フィットネストラッカーデバイスに対応する商標を決定するモデルを開発することがある。様々な実装形態では、分類システム、知的所有権資産と製品および/またはサービスとの間の関係、ならびに特定の製品および/またはサービスに関連し得る知的所有権資産を決定するために使用されるモデルは、知的所有権ナレッジデータストア120によって記憶されることがある。
特定の実装形態では、IPナレッジモデル開発システム124は、分類システムの同じ分類に含まれる知的所有権資産ならびに製品および/またはサービスを決定することがある。IPナレッジモデル開発システム124は、次いで、分類システムの同じ分類に含まれる知的所有権資産と製品および/またはサービスとの間の1つまたは複数の関係を決定することがある。このようにして、IPナレッジモデル開発システム124は、分類システムの分類内の製品および/またはサービスに対応する知的所有権資産を示す1つまたは複数のモデルを開発し得る。例示的な例では、IPナレッジモデル開発システム124は、モバイルデバイスの表示特徴に対応する特許請求項を決定するモデルを開発することがある。別の例示的な例では、IPナレッジモデル開発システム124は、フィットネストラッカーデバイスに対応する商標を決定するモデルを開発することがある。様々な実装形態では、分類システム、知的所有権資産と製品および/またはサービスとの間の関係、ならびに特定の製品および/またはサービスに関連し得る知的所有権資産を決定するために使用されるモデルは、知的所有権ナレッジデータストア120によって記憶されることがある。
特定の分類内の製品および/またはサービスと知的所有権資産との間の、IPナレッジモデル開発システム124によって決定される関係ならびに分類システムの分類内の製品および/またはサービスに相当する知的所有権資産を決定するためにIPナレッジモデル開発システム124によって開発されるモデルは、いくつかの知的所有権顧客サービス126を提供するために使用され得る。知的所有権サービス126は、IP戦略関連サービス128と、IPエクスポージャー関連サービス130と、IP評価サービス132とを含んでよい。様々な実装形態では、知的所有権顧客サービス126は、知的所有権サービスシステム102に送信された、1つもしくは複数の知的所有権資産または1つもしくは複数の製品および/もしくはサービスに関する情報の要求に基づいて提供されることがある。知的所有権サービスシステム102は、次いで、モデル、フレームワーク、ならびに/または知的所有権資産と知的所有権マッピングおよび学習システム104によって生成される製品および/もしくはサービスとの間の関係を利用して、要求に応答することがある。要求は、いくつかの状況では、知的所有権サービスプロバイダと関連付けられた個人によって送信されることがあるが、追加の状況では、要求は、1つまたは複数の顧客110と関連付けられた個人によって送信されることがある。
知的所有権顧客サービス126は、知的所有権(IP)戦略関連サービス128を含んでよい。IP戦略関連サービス128は、知的所有権資産のグループの分析を含んでよい。例では、IP戦略関連サービス128は、競合ランドスケーピング150、IPベンチマーキング152、IPスコアリングおよびレーティング154、インテリジェンスポートフォリオツール156、IPトレンドアナライザー158、IPプルーニングおよび/またはダイベスティチャー160、エグゼクティブレポート162、ならびに/または戦略的取得164を含んでよい。特定の実装形態では、IP戦略関連サービス128は、顧客110の知的所有権資産のポートフォリオの分析などの、組織の知的所有権資産のポートフォリオの分析を含むことがある。例示的な例では、IP戦略関連サービス128は、特許文書のポートフォリオを分析することおよび/または商標文書のポートフォリオを分析することを含むことがある。様々な実装形態では、IP戦略関連サービス128は、競合的ランドスケーピング150を使用することなどによって、顧客110の競争相手の知的所有権文書のポートフォリオを分析することを含むことがある。例えば、知的所有権サービスシステム102は、顧客110の競争相手の知的所有権資産の技術分類を決定し、個々の技術分類に関する競争相手の知的所有権文書を示すランドスケープ分析を提供する1つまたは複数の文書または報告を生成することがある。いくつかの例では、顧客110の知的所有権資産は、顧客110の競争相手の知的所有権資産に対して、それらのそれぞれの技術分類に関してマッピングされることがある。
他の例では、IP戦略関連サービス128は、IPスコアリングおよびレーティングコンポーネント154などによって、知的所有権資産のスコアおよび/またはレーティングを決定することを含むことがある。例示すると、知的所有権サービスシステム102は、顧客110の知的所有権資産または別の組織の知的所有権資産の広がりの尺度および/または適用範囲の尺度を決定することがある。知的所有権サービスシステム102は、次いで、広がりの尺度および/または適用範囲の尺度に基づいて知的所有権資産をランク付けすることがある。IP戦略関連サービス128は、IPベンチマーキングコンポーネント152を使用することなどによって、顧客110が知的所有権資産を開発することを望み得る技術分野を識別することも含んでよい。例えば、知的所有権サービスシステム102は、顧客110は、知的所有権資産をほとんどまたはまったく有しないが、顧客110によって開発されている技術分野に関連する、技術分類を決定することがある。加えて、知的所有権サービスシステム102は、いくつかの技術分野における顧客のいくつかの知的所有権資産および/または顧客110の1つもしくは複数の競争相手のいくつかの知的所有権資産に基づいて、IPポートフォリオツール156を使用することなどによって、顧客110向けに研究および開発の将来の分野を識別することがある。
さらに、IP戦略関連サービス128は、売上高またはライセンスを他の組織に提示するために顧客の知的所有権資産を識別することを含んでよい。知的所有権サービスシステム102はまた、IPプルーニングおよび/またはダイベスティチャーコンポーネント160などによって、放棄され得るまたはもはや維持され得ない顧客110の知的所有権資産に関する推奨事項を生成することがある。特定の実装形態では、知的所有権サービスシステム102は、顧客110の知的所有権資産の少なくとも一部分に対する価値の尺度、広がりの尺度、または適用範囲の尺度のうちの少なくとも1つを決定し、それぞれの尺度を利用して、顧客110の1つまたは複数の知的所有権資産の販売機会、ライセンス機会、またはコスト削減機会(例えば、放棄)のうちの少なくとも1つに関して、エグゼクティブレポートコンポーネント162などを介して、推奨事項を生成することがある。知的所有権サービスシステム102は、価値の尺度、広がりの尺度、適用範囲の尺度、または組織および/もしくは知的所有権資産と関連付けられた技術分野のうちの少なくとも1つに基づいて、戦略的コンポーネント164によって、顧客などによって取得され得る、潜在的な組織および/または知的所有権資産も決定することがある。加えて、IP戦略関連サービス128は、IPトレンドアナライザー158を利用することなどによって、顧客110の知的所有権文書に関するメトリックを決定することを含んでよい。メトリックは、出願している顧客110のいくつかの知的所有権資産または付与されている顧客110のいくつかの知的所有権資産の数のうちの少なくとも1つにおけるトレンドを示し得る。
知的所有権サービスシステム102は、IPリスク関連サービス130を顧客110に提供するために利用されることもある。IPエクスポージャー関連サービス130は、IP責任166、担保保護168、企業秘密の盗難170、IP訴訟移管172、ソースコード注意義務174、および/またはデザインアラウンドコンサルティングを含んでよい。IPエクスポージャー関連サービス130は、IP責任コンポーネント166を利用して、顧客110の知的所有権資産に関連する損失のリスクの尺度を決定することに関連することがある。損失のリスクは、知的所有権資産の価値の減少、知的所有権資産の少なくとも一部分の無効化、または知的所有権資産の盗難、のうちの少なくとも1つに対応し得る。様々な実装形態では、IPエクスポージャー関連サービス130は、顧客110の知的所有権資産に対する尺度責任の決定を含んでよい。知的所有権サービスシステム102は、顧客110の知的所有権資産の訴訟イベントの数または顧客110の1つもしくは複数の知的所有権資産と同じ技術分類にある知的所有権資産の訴訟イベントの数のうちの少なくとも1つに基づいて、知的所有権資産の責任の尺度を決定し得る。訴訟イベントは、知的所有権資産に対する行為を開始する要求の申請を含み得る。知的所有権資産に対する行為は、異議申立ての手続き、行政団体によって決められる手続き、または裁判管轄区域の手続きのうちの少なくとも1つを含んでよい。特定の実装形態では、知的所有権資産に対する責任の尺度は、顧客110の知的所有権資産または指定された時間の期間内に生じた別の組織の知的所有権資産に関連する訴訟イベントの数に対応することがある。いくつかの例では、知的所有権資産に対する責任の尺度は、担保保護コンポーネント168を利用して、担保として知的所有権資産に対してなされる融資を保護するために発行される保険証券の条項を決定するために使用されることがある。
IPエクスポージャー関連サービス130は、知的所有権資産に関する損失のリスクを減少させる尺度を決定することも含んでよい。例えば、IPリスク関連サービス130は、企業秘密の盗難コンポーネント170を利用して、顧客110の企業秘密の盗難のリスクの量を決定することを含むことがある。特定の実装形態では、知的所有権サービスシステム102は、分析に少なくとも部分的に基づいて企業秘密を保護し、企業秘密盗難のリスクの量を決定するために顧客110によって実装されるセキュリティプロトコルまたは他のセキュリティプロセスを分析することがある。IPエクスポージャー関連サービス130は、ソースコード注意義務コンポーネント174を利用して、顧客によって開発されたソースコードを守るプロセスおよび/または手順および顧客110に対する行為ならびにソースコードに関連する知的所有権権利を保護するために講じられるプロセスおよび/または手順を決定することも含んでよい。加えて、IPエクスポージャー関連サービス130は、デザインアラウンドコンサルティングコンポーネント176を利用して、顧客110が競争相手の知的所有権資産の周りを設計するオプションおよび/または顧客110の競争相手が顧客110の知的所有権資産の周りを設計するオプションを決定することを含むことがある。特定の実装形態では、知的所有権サービスシステム102は、いくつかの知的所有権資産を分析し、製品および/またはサービスの特徴に対応する知的所有権資産の特徴を決定することがある。知的所有権サービスシステム102は、次いで、製品および/またはサービスに関連する知的所有権資産の特徴を回避するように修正可能である製品および/またはサービスの特徴を識別することがある。
さらに、IPエクスポージャー関連サービス130は、IP訴訟移管コンポーネント172を利用して、知的所有権訴訟行為における戦略を決定することを含んでよい。例示すると、知的所有権サービスシステム102は、係属中の訴訟における将来の決断の推奨事項を決定するために以前の訴訟行為において起こったイベントに関連して係属中の訴訟行為に対して起こった一連のイベントを分析し得る。例示的な例では、知的所有権サービスシステム102は、顧客にとって好ましい転帰の確率を増加させるために係属中の訴訟において申請する申し立てを決定し得る。知的所有権サービスシステム102は、和解交渉に関連して提示する量および/または和解提示のタイミングなどの、和解交渉の推奨事項も決定し得る。さらに、知的所有権サービスシステム102は、特定の訴訟行為を保持する訴訟弁護士の推奨事項を生成し得る、および/または訴訟弁護士の修正が保持されていることに関する推奨事項を生成し得る。
様々な実装形態では、知的所有権サービスシステム102を介して提供される知的所有権顧客サービス126は、IP評価サービス132を含んでよい。IP評価サービス132は、IPスタック評価178、M&A売却側および買収側サービス180、資産抵当付き貸与(asset-backed lending)182、および/または価値アーティキュレーション(articulation)184を含んでよい。IP評価サービス132は、IPスタック評価178を利用して、知的所有権資産の価値の尺度を決定することを含んでよい。特定の実装形態では、知的所有権サービスシステム102は、顧客のための知的所有権資産の価値の尺度を決定することがある、または別の組織の知的所有権資産の価値の尺度を決定することがある。いくつかの例では、知的所有権サービスシステム102は、顧客110によって購入またはライセンス供与され得る知的所有権資産の価値の尺度を決定することがある。知的所有権サービスシステム102は、M&A売却側および買収側サービス180を利用して、顧客110によって購入またはその他の方法で取得され得る組織の知的所有権資産の価値の尺度も決定することがある。追加の実装形態では、知的所有権サービスシステム102は、別の組織による顧客110の取得または顧客110の別の組織との合併に関連して、顧客110の知的所有権資産の価値の尺度を決定することがある。さらに、知的所有権サービスシステム102は、資産抵当付き貸与サービス182を利用して、顧客110に対してなされる1つまたは複数の貸与に関連して顧客110の知的所有権資産の価値の尺度を決定することがあり、顧客110の知的所有権資産は、貸与量の少なくとも一部分に対する担保として使用される。
知的所有権サービスシステム102は、価値アーティキュレーションサービス184を利用して、知的所有権資産の広がりの尺度に基づいて知的所有権資産の価値の尺度を決定し得る。さらに、知的所有権サービスシステム102は、知的所有権資産に対応する製品および/またはサービスの収益に基づいて知的所有権資産の価値の尺度を決定することがある。知的所有権資産に対応する広がりの尺度ならびに/または製品および/もしくはサービスの収益の部分を決定するために、知的所有権サービスシステム102は、1つまたは複数の言語分析技法ならびに1つまたは複数の機械学習技法を利用することがある。
図2は、いくつかの実装形態による、知的所有権に関連するサービスを提供するために知的所有権データおよび製品/サービスデータの多くのタイプを分析する例示的な環境200を示す。環境200は、知的所有権マッピングおよび学習システム104と、1つまたは複数のデータソース106と、知的所有権ナレッジデータストア120とを含んでよい。知的所有権マッピングおよび学習システム104は、1つまたは複数のコンピューティングデバイス202によって実装されてよい。1つまたは複数のコンピューティングデバイス202は、知的所有権サービスプロバイダに代わって1つまたは複数のコンピューティングデバイス202を動作させるクラウドコンピューティングアーキテクチャに含まれることが可能である。これらのシナリオでは、クラウドコンピューティングアーキテクチャは、1つまたは複数のコンピューティングデバイス202上で知的所有権サービスプロバイダに代わって1つまたは複数の仮想マシンインスタンスを実装することがある。クラウドコンピューティングアーキテクチャは、知的所有権サービスプロバイダから離れて配置されてよい。追加の実装形態では、1つまたは複数のコンピューティングデバイス202は、知的所有権サービスプロバイダの直接的制御下にあることが可能である。例えば、知的所有権サービスプロバイダは、知的所有権データならびに製品および/またはサービスに関連するデータを分析することに関連する動作を実施するように、1つまたは複数の地理的場所にある1つまたは複数のコンピューティングデバイス202を維持することがある。
知的所有権ナレッジデータストア120は、知的所有権資産に関連するサービスを提供する際に知的所有権マッピングおよび学習システム104によって利用され得る情報を記憶してよい。特定の実装形態では、知的所有権ナレッジデータストア120は、知的所有権(IP)データ204を記憶し得る。IPデータ204は、知的所有権資産に関連するデータを含み得る。IPデータ204は、1つもしくは複数の公共にアクセス可能なデータソース、1つもしくは複数のプライベートデータソース、またはそれらの組み合わせを介して取得されてよい。IPデータ204は、顧客が知的所有権サービスプロバイダからサービスを取得したことに関連する知的所有権ナレッジデータストア120によって記憶されるデータに対応する顧客IPデータ206も含み得る。いくつかの実装形態では、顧客IPデータ216は、知的所有権ナレッジデータストア120内で他の組織のIPデータとは別々に記憶されることがある。
様々な実装形態では、IPデータ204は、商標、著作権、特許、および企業秘密などの、知的所有権資産に関連するデータを含むことがある。IPデータ204は、様々なタイプの知的所有権に関連する情報を含む文書を含んでよい。例えば、IPデータ204は、特許出願、発行された特許出願、および発行または付与された特許を含んでよい。IPデータ204は、著作権の保護に関連してなされる商標出願および提出も含んでよい。加えて、IPデータ204は、企業秘密を含む文書および企業秘密の保護を支持する文書を含むことがある。例示すると、IPデータ204は、組織の技術革新の企業秘密ステータスをサポートするために使用され得る組織の雇用契約、従業員マニュアル、方針、および/または手順を含んでよい。
IPデータ204は、知的所有権文書に関する書誌情報も含んでよい。例示的な例では、IPデータ204は、知的所有権文書に関連する情報特定日(例えば、出願日、発行日、優先日)、知的所有権文書の譲受人、知的所有権文書の譲受経過、知的所有権文書に関連する重要な個人(例えば、発明者ら、審査官など)、知的所有権文書に関連する第三者分類、一定の知的所有権文書に関する優先権文書の表示(indication)、知的所有権管轄区域または審査組織を有する知的所有権文書のステータス、それらの組み合わせなどを含んでよい。さらに、IPデータ204は、知的所有権文書の出願経過に関連する情報を含んでよい。出願経過は、知的所有権文書の審査に関して起こった様々なイベントを含んでよい。例示すると、IPデータ204は、応答書が申請された日付、審査官が拒絶通知または審査報告を発行した日付、許可の日付、発行の日付、それらの組み合わせなどの、知的所有権文書の審査中に文書が申請された日付などを含んでよい。さらに、IPデータ204は、知的所有権文書の手続き処理中に申請および/または提出された文書を含んでよい。例示的な例では、IPデータ204は、拒絶通知書、拒絶通知応答書、情報開示陳述書、出願データシート、宣誓書、商標の使用を支持する見本、審判請求理由書、審判請求理由書に対する審査官回答書、答弁書、上告に対する判断、許可の通知、異議申立て書、著作権提出書、インタビュー要約書、それらの組み合わせなどを含んでよい。
IPデータ204は、知的所有権資産を審査する個々の審査官に関連する統計および/またはメトリックも含んでよい。例示すると、IPデータ204は、ある期間にわたって許可された知的所有権資産の数、知的所有権資産の審査中に提供される拒絶理由通知の平均数、ある期間にわたる審決の数、上告に関する判断、拒絶理由通知を提供する時間の平均的長さ、経験年数、ある期間にわたって審査された知的所有権資産の数、それらの組み合わせなどを含んでよい。さらに、IPデータ204は、知的所有権資産を審査する審査官のグループに関連する統計および/またはメトリックを含んでよい。IPデータ204は、審査官のグループの統計および/またはメトリックに対して、個々の審査官の統計および/またはメトリックも含んでよい。例えば、IPデータ204は、特定の技術部門または特定の技術分類における特許審査官のグループなどの、個々の特許審査官を含む特許審査官のグループに関する許可された事項ごとに提供される拒絶理由通知の平均数に対する個々の特許審査官に関する許可された事項ごとに提供される拒絶理由通知の数を含んでよい。
様々な実装形態では、IPデータ204は、知的所有権資産と関連付けられた訴訟手続きおよび/または疑似訴訟手続き(pseudo-litigation proceeding)に関連するデータを含み得る。いくつかの実装形態では、IPデータ204は、申請書、回答書、訴答手続き、申立て、証拠開示手続き要求、証拠開示手続き応答、専門家意見、法廷による判断、陪審評決、陪審説示(jury charge)、それらの組み合わせなどの、訴訟手続き中に申請される文書を含んでよい。追加の実装形態では、IPデータ204は、訴訟手続きの写しを含んでよい。例えば、IPデータ204は、法廷手続きの写しおよび/または寄託の写しを含むことがある。さらなる実装形態では、IPデータ204は、米国特許商標庁における当事者系レビュー手続きまたは欧州特許庁における異議申立て手続きなどの、疑似訴訟手続き中に申請される文書を含んでよい。
知的所有権ナレッジデータストア120は、IP評価データ208も記憶してよい。IP評価データ208は、知的所有権資産の価値または知的所有権資産の部分の価値を決定するために知的所有権マッピングおよび学習システム104によって使用されてよい。特定の実装形態では、IP評価データ208は、訴訟手続きまたは疑似訴訟手続き中に起こった和解交渉中に到達された価値を含んでよい。さらに、IP評価データ208は、知的所有権資産または知的所有権資産の部分に関して取得されるライセンスの条項を含んでよい。IP評価データ208は、知的所有権資産または知的所有権資産の部分の価値を示す、裁判官、陪審、他の司法団体、または行政団体によって提供された判断も含んでよい。様々な実装形態では、IP評価データ208の少なくとも一部分は、公共に利用可能でない知的所有権サービスプロバイダの顧客に関連する情報を含んでよい。追加の実装形態では、IP評価データ208は、公共に利用可能である知的所有権資産の価値または知的所有権資産の部分の価値を決定するために使用され得る情報を含んでよい。
さらに、知的所有権ナレッジデータストア120は、ビジネスデータ210を記憶してよい。ビジネスデータ210は、製品/サービスデータ212と、経済データ214とを含んでよい。製品/サービスデータ212は、様々な組織によって取得のための提示される製品および/またはサービスと関連付けられたデータを含んでよい。製品/サービスデータ212は、製品および/またはサービスの説明、製品および/またはサービスの仕様、製品マニュアル、製品および/またはサービスの価格設定、製品および/またはサービスの売上高の数字、様々な製品および/またはサービスを提供する組織の説明、それらの組み合わせなどを含んでよい。製品/サービスデータ212は、知的所有権サービスプロバイダの顧客によって提示される製品および/またはサービスに関連する情報を含む顧客製品/サービスデータ216を含んでよい。いくつかの実装形態では、顧客製品/サービスデータ216は、知的所有権ナレッジデータストア120内で他の組織の製品/サービスデータとは別々に記憶されることがある。
経済データ214は、取得のための製品および/またはサービスを提示する組織の財務成績を示す情報を含んでよい。財務成績情報は、ある期間にわたる組織の収益、ある期間にわたる組織の利益、ある期間にわたる組織の経費、財務成績の見通し、またはそれらの組み合わせを含んでよい。経済データ214は、1つまたは複数の製品および/またはサービスの売上高に対応する組織の収益額も含んでよい。経済データ214は、知的所有権サービスプロバイダの顧客に対応する経済データを含む顧客経済データ218を含んでよい。いくつかの実装形態では、顧客経済データ218は、知的所有権ナレッジデータストア120内で他の組織の経済データとは別々に記憶されることがある。
加えて、経済データ204は、業界財政データも含んでよい。例えば、経済データ204は、小売業界、半導体業界、または運輸業界などの、取得のための商品および/またはサービスを提供するいくつかの業界に関する、収益、利益、経費などを含んでよい。さらに、経済データ204は、様々な州、郡、国、または他の政治的管轄区域の経済データを含んでよい。例示すると、経済データ204は、国内総生産データ、雇用データ、貿易データ、それらの組み合わせなどを含んでよい。いくつかの例では、経済データ204は、1つまたは複数の業界セグメントに帰属される国または政治的管轄区域の国内総生産の量を示すことがある。
さらに、知的所有権ナレッジデータストア120は、少なくとも1つの技術分類法220を記憶してよい。技術分類法220は、製品および/またはサービスに関するいくつかの分類を含んでよい。技術分類法220は、技術分類法220の個々の分類と関連付けられた1つまたは複数の基準も含んでよい。例えば、技術分類法220の特定の分類に従って分類されるために、製品および/またはサービスは、少なくとも特定の分類の基準の閾値数に対応してよい。様々な実装形態では、技術分類法220は、個々の分類と関連付けられた製品および/またはサービスを示すことがある。すなわち、分類に以前に割り当てられた製品および/またはサービスは、技術分類法220に含まれ得る。
いくつかの実装形態では、技術分類法220は、知的所有権マッピングおよび学習システム104によって生成され得る。加えて、特定の実装形態では、技術分類法220の少なくとも一部分は、追加の組織によって生成されることがある。例示すると、技術分類法220は、行政組織の分類システムおよび/または産業組織の分類システムに含まれる分類を含んでよい。例示的な例では、技術分類法220の分類の少なくとも一部分は、米国特許商標庁の技術分類に対応することがある。他の例示的な例では、技術分類法220に含まれる分類の少なくとも一部分は、国際特許分類(IPC)、ロカルノ分類、ニース分類、および/またはウィーン分類に含まれる技術分類に対応することがある。
様々な実装形態では、知的所有権ナレッジデータストア120は、知的所有権(IP)を製品および/またはサービスマッピング222に記憶することがある。IP対製品および/またはサービスマッピング222は、製品および/またはサービスにマッピングされている知的所有権資産または知的所有権資産の部分を示してよい。例示的な例では、IP対製品および/またはサービスマッピング222は、モバイルデバイスのマイクロホンなどのモバイルデバイスの特徴に対応する特許文書の請求項を示すことがある。別の例示的な例では、IP対製品および/またはサービスマッピング222は、リモートデータ記憶サービスに対応する商標を示すことがある。IP対製品/サービスマッピング222は、取得のためのそれぞれの製品および/またはサービスを提示する組織も示してよい。加えて、IP対製品および/またはサービスマッピング222は、特定の製品および/またはサービスにマッピングされた知的所有権資産の権利者を示してよい。
IP対製品および/またはサービスマッピング222は、知的所有権サービスプロバイダの顧客の製品および/またはサービスと知的所有権サービスプロバイダの顧客の知的所有権資産との間のマッピングを示す顧客マッピング224を含んでよい。追加の実装形態では、顧客マッピング224は、知的所有権サービスプロバイダの顧客の知的所有権資産と知的所有権サービスプロバイダの顧客でない組織によって提示される製品および/またはサービスとの間のマッピングを含むことがある。さらに、顧客マッピングは、知的所有権サービスプロバイダの顧客によって提示される製品および/またはサービスと知的所有権サービスプロバイダの顧客でない組織の知的所有権資産との間のマッピングを含むことがある。
知的所有権ナレッジデータストア120は、以前の顧客サービスデータ226も記憶してよい。以前の顧客サービスデータ226は、1つまたは複数の顧客にサービスを提供するときに知的所有権サービスプロバイダによって生成されたデータを含んでよい。例えば、以前の顧客サービスデータ226は、図1に関連して説明されるIP戦略関連サービス128、IPエクスポージャー関連サービス130、および/またはIP評価サービス132を提供する際に知的所有権サービスプロバイダによって生成されたデータを含んでよい。例示的な例では、以前の顧客サービスデータ226は、知的所有権サービスプロバイダによって決定された知的所有権資産の評価を含んでよい。追加の例示的な例では、以前の顧客サービスデータ226は、知的所有権サービスプロバイダの顧客の知的所有権資産に関するリスクの決定を含むことがある。さらなる例示的な例では、以前の顧客サービスデータ226は、顧客にサービスを提供するときに知的所有権サービスプロバイダによって生成される請求項チャート、戦略的IP分析、および/またはポートフォリオ分析データを含むことがある。いくつかの実装形態では、以前の顧客サービスデータ226は、知的所有権サービスプロバイダの顧客にその後のサービスを提供するために利用されることがある。このようにして、知的所有権サービスプロバイダによって生成されるナレッジは、増加され、知的所有権サービスプロバイダの顧客にサービスをより効率的且つ正確に提供するために使用され得る。
図3は、いくつかの実装形態による、技術分類法を使用して製品と知的所有権資産との間のマッピングを生成する例示的な環境300を示す。環境300は、1つまたは複数のコンピューティングデバイス202を介して実装される知的所有権マッピングおよび学習システム104を含んでよい。環境300は、知的所有権サービスプロバイダの顧客110と、顧客110の知的所有権資産のグループ302も含んでよい。知的所有権資産のグループ302は、第1のIP資産304、第2のIP資産306、第3のIP資産308、第4のIP資産310、第5のIP資産312、第NのIP資産314までを含んでよい。IP資産304、306、308、310、312、314は、様々なタイプの知的所有権を含んでよい。例えば、IP資産304、306、308、310、312、314は、商標、特許、企業秘密、著作権、ノウハウ、または知的所有権の他の分類を含んでよい。追加の例では、IP資産304、306、308、310、312、314の少なくとも一部分は、特許文書の請求項のセットのうちの1つまたは複数の請求項などの、知的所有権資産の一部分に対応し得る。
様々な実装形態では、IP資産304、306、308、310、312、314のうちの1つまたは複数は、IP資産304、306、308、310、312、314の少なくとも別の分類とは異なる知的所有権の分類に対応することがある。例えば、第1のIP資産304は、商標に対応することがあり、第2のIP資産306は、企業秘密に対応することがある。加えて、いくつかの実装形態では、IP資産304、306、308、310、312、314の各々は、知的所有権の同じタイプの分類に対応することがある。例示すると、IP資産304、306、308、310、312、314は各々、顧客110の特許ポートフォリオの少なくとも一部分などの、特許または特許出願に対応することがある。別の例示的な例では、IP資産304、306、308、310、312、314は各々、特許または特許出願の請求項に対応することがある。追加の例示的な例では、IP資産304、306、308、310、312、314は各々、企業秘密に対応することがある。さらなる例示的な例では、IP資産304、306、308、310、312、314は各々、商標に対応することがある。他の例示的な例では、IP資産304、306、308、310、312、314は各々、著作権に対応することがある。
加えて、環境300は、図2の技術分類法220を含んでよい。技術分類法220は、第1の分類316、第2の分類318、第3の分類320、第Nの分類322までなどの、いくつかの分類を含んでよい。技術分類法220の個々の分類316、318、320、322は、技術分類法220の特定の分類と関連付けられた項目を特徴付ける基準の個々のセットに関連してよい。知的所有権資産、製品、またはサービスのうちの少なくとも1つは、技術分類法220の少なくとも1つの分類に従って分類されてよい。例示的な実装形態では、知的所有権マッピングおよび学習システム104は、第1の知的所有権資産304の特徴を決定し、第1の知的所有権資産304の特徴を第1の分類316の基準のセットと比較することがある。特定の実装形態では、知的所有権マッピングおよび学習システム104は、第1の知的所有権資産304の特徴と第1の分類316の基準のセットとの間の類似度の量を示すメトリックを決定することがある。
様々な実装形態では、第1のIP資産304の特徴と第1の分類316の基準のセットとの間の類似度の量は、第1の分類316の1つまたは複数の基準に対応する第1のIP資産304の特徴の数を示し得る。例示的な実装形態では、知的所有権マッピングおよび学習システム304は、第1のIP資産304の1つまたは複数の特徴の単語を第1の分類316の単語と比較することによって、第1のIP資産304の特徴と第1の分類316との間の類似度の量を決定することがある。知的所有権マッピングおよび学習システム304は、少なくとも第1の分類316の単語に対応する第1のIP資産304の特徴の単語の閾値数に基づいて、第1のIP資産304の特徴が第1の分類316に対応することを決定することがある。いくつかのシナリオでは、知的所有権マッピングおよび学習システム304は、第1のIP資産304の単語の綴りが第1の分類316の単語と同じであるとき、第1のIP資産304の特徴の単語が第1の分類の単語に対応することを決定することがある。追加の状況では、知的所有権マッピングおよび学習システム304は、第1のIP資産304の単語が第1の分類316の単語の類義語であることに基づいて、第1のIP資産304の特徴の単語が第1の分類316の単語に対応することを決定することがある。さらなる例では、知的所有権マッピングおよび学習システム104は、第1のIP資産304の単語が第1の分類316の単語の派生語であることに基づいて、第1のIP資産304の特徴の単語が第1の分類316の単語に対応することを決定することがある。例えば、第1のIP資産304の単語は、第1の分類306の単語の異なる時制であることがある。他の例では、第1のIP資産304の単語は、第1の分類316の単語の複数バージョンまたは単数バージョンであることがある。
知的所有権マッピングおよび学習システム104は、第1のIP資産304の単一の特徴が第1の分類316の単一の基準に対応することを決定することに基づいて、第1のIP資産304の特徴と第1の分類316との間の類似度の第1の量を決定し得る。加えて、知的所有権マッピングおよび学習システム104は、第1の知的所有権資産304の2つの特徴が第1の分類316の少なくとも1つの基準に対応することを決定することに基づいて、第1のIP資産304と第1の分類316との間の類似度の第2の量を決定し得る。いくつかの実装形態では、知的所有権マッピングおよび学習システム104は、第1のIP資産304の特徴と第1の分類316の基準との間の類似度の量が類似度の閾値量を上回ることに基づいて、第1のIP資産304が第1の分類316に対応することを決定し得る。追加の実装形態では、知的所有権マッピングおよび学習システム104は、第1のIP資産304の特徴と第1の分類316との間の類似度の量が、第1のIP資産304の特徴と第2の分類318、第3の分類320、第Nの分類322までの基準のセットなどの技術分類法220の追加の分類の基準のそれぞれのセットとの間の類似度の量よりも大きいことに基づいて、第1のIP資産304が第1の分類に対応することを決定することがある。
知的所有権マッピングおよび学習システム104は、第1の製品324、第2の製品326、および第3の製品328などのいくつかの製品および/またはサービスに関する技術分類法220の分類も決定し得る。知的所有権マッピングおよび学習システム104は、製品324、326、328それら自体に関する技術分類法220の分類を決定し得る。追加の実装形態では、知的所有権マッピングおよび学習システム104は、製品324、326、328の1つまたは複数の特徴に対応する技術分類法220の分類を決定することがある。例示的な例では、知的所有権マッピングおよび学習システム104は、第1の製品324が技術分類法220の運輸分類に対応し、第2の製品326が技術分類法220のモバイル通信デバイス分類に対応し、第3の製品328が技術分類法220の印刷デバイス分類に対応することを決定することがある。追加の例示的な例では、知的所有権マッピングおよび学習システム104は、第1の製品324に含まれるディスプレイデバイス、第2の製品326のディスプレイデバイス、および第3の製品328のディスプレイデバイスなどの、製品324、326、328に共通する特徴に関する分類を決定することがある。知的所有権マッピングおよび学習システム104は、技術分類法220を参照して製品324、326、328の追加の個々の特徴の分類も決定することがある。
特定の実装形態では、知的所有権マッピングおよび学習システム104は、分類316、318、320、322の基準のそれぞれのセットなどの技術分類法220の分類の基準のセットに関連して製品324、326、328について説明する単語および/または製品324、326、328の特徴について説明する単語に少なくとも部分的に基づいて、製品324、326、328および/または製品324、326、328の特徴に関する技術分類法220の分類を決定することがある。例えば、知的所有権マッピングおよび学習システム104は、製品324、326、328の説明および/または製品324、326、328の特徴と技術分類法220の分類の基準との間の類似度の量を決定することがある。
例示的な実装形態では、第1の製品324の特徴と第1の分類316の基準のセットとの間の類似度の量は、第1の分類316の1つまたは複数の基準に対応する第1の製品324の特徴について説明する単語の数を示すことがある。すなわち、知的所有権マッピングおよび学習システム104は、第1の製品324の特徴について説明する1つまたは複数の単語を第1の分類316に関連する単語と比較し、第1の分類316の1つまたは複数の基準の単語に対応する第1の製品324の特徴の説明の単語の数を決定し得る。知的所有権マッピングおよび学習システム304は、第1の製品324の特徴の単語の綴りが第1の分類316と関連付けられた単語と同じであるとき、第1の製品324の特徴について説明する単語が、第1の分類316と関連付けられた単語に対応することを決定し得る。追加の状況では、知的所有権マッピングおよび学習システム104は、第1の製品324の特徴について説明する単語が、第1の分類316と関連付けられた単語の類義語であることに基づいて、第1の製品324の特徴について説明する単語が、第1の分類316と関連付けられた単語に対応することを決定することがある。さらなる例では、知的所有権マッピングおよび学習システム104は、第1の製品324の特徴について説明する単語が、第1の分類316と関連付けられた単語の派生語であることに基づいて、第1の製品324の特徴について説明する単語が、第1の分類316と関連付けられた単語に対応することを決定することがある。例えば、第1の製品324の特徴について説明する単語は、第1の分類306と関連付けられた単語の異なる時制であることがある。他の例では、第1の製品324の特徴について説明する単語は、第1の分類316と関連付けられた単語の複数バージョンまたは単数バージョンであることがある。
知的所有権マッピングおよび学習システム304は、少なくとも第1の分類316と関連付けられた単語に対応する第1の製品324の特徴について説明する単語の閾値数に基づいて、第1の製品324の特徴が第1の分類316に対応することを決定し得る。いくつかのシナリオでは、知的所有権マッピングおよび学習システム104は、第1の製品324の特徴が第1の分類316に従って分類されるかどうかを決定するために、第1の製品324の特徴について説明する単語と第1の分類316と関連付けられた単語との間の類似度の量を決定することがある。特定の実装形態では、知的所有権マッピングおよび学習システム104は、第1の製品324の特徴について説明する単語と第1の分類316の単語との間の類似度の量が類似度の閾値量を上回ることに基づいて、第1の製品324の特徴が第1の分類316に対応することを決定することがある。追加の実装形態では、知的所有権マッピングおよび学習システム104は、第1の製品324の特徴について説明する単語と第1の分類316の単語との間の類似度の量が、第1の製品324の特徴について説明する単語と、第2の分類318、第3の分類320、第Nの分類322までの基準のセットと関連付けられた単語などの技術分類法220の追加の分類のそれぞれの基準と関連付けられた単語との間の類似度の量よりも大きいことに基づいて、第1の製品324の特徴が第1の分類316に対応することを決定することがある。
知的所有権マッピングおよび学習システム104は、製品および/またはサービスと知的所有権資産のグループ302との間のマッピング330も決定し得る。特定の実装形態では、知的所有権マッピングおよび学習システム104は、技術分類法220を利用して、1つまたは複数の製品および/またはサービスの特徴に対応するIP資産302のグループの特徴を決定することがある。様々な実装形態では、知的所有権マッピングおよび学習システム104は、知的所有権資産のグループ302に含まれる知的所有権資産の特徴と技術分類法220の同じ分類に従って分類される製品および/またはサービスの特徴との間のマッピングを決定することがある。マッピング330は、知的所有権資産が製品の特徴を包含し得ることを示すことがある。例示的な実装形態では、マッピング330は、対応する製品に対して司法手続きおよび/または行政手続きにおいて知的所有権資産が主張され得ることを示すことがある。
図3の例示的な例は、第1の製品324と、第1のIP資産304と第3のIP資産308とを含む知的所有権資産のグループとの間の、第1のマッピング332を含む。マッピング330は、第2の製品326と、第1のIP資産304と第2のIP資産306と第4のIP資産310とを含む知的所有権資産の別のグループとの間の、第2のマッピング334も含んでよい。加えて、マッピング330は、第3の製品328と、第1のIP資産304と第5のIP資産312とを含む知的所有権資産の追加のグループとの間の、第3のマッピング336を含んでよい。
知的所有権マッピングおよび学習システム104は、製品324、326、328および/または製品324、326、328の特徴とIP資産304、306、308、310、312、314および/またはIP資産304、306、308、310、312、314の特徴との間の類似度を決定することによって、マッピング332、334、336を決定し得る。特定の実装形態では、知的所有権マッピングおよび学習システム104は、知的所有権資産304、306、308、310、312、314の特徴と、技術分類法220の同じ分類に従って分類される製品324、326、328の特徴との間の、マッピングを決定することがある。様々な実装形態では、知的所有権マッピングおよび学習システム104は、第1のIP資産304の特徴の単語と第1の製品324の特徴について説明する単語との間の類似度の量を決定することによって、第1のIP資産304の特徴と第1の製品324の特徴との間のマッピングを決定することがある。
例示的な例では、知的所有権マッピングおよび学習システム104は、第1のIP資産304に関連する請求項の要素と第1の製品324の特徴との間の類似度の量を決定することがある。別の例示的な例では、知的所有権マッピングおよび学習システム104は、第1のIP資産304に関連する商標と第1の製品324のマーケティングおよびブランディングにおいて使用される単語または単語のグループとの間の類似度の量を決定することがある。知的所有権マッピングおよび学習システム104は、第1の単語と第2の単語との比較を実施することによって、第1のIP資産304の特徴の第1の単語と第1の製品324の特徴の第2の単語との間の類似度の量を決定することがある。第1の単語と第2の単語との間の類似度の量は、第1の単語と第2の単語との間で同じである単語の数、第1の単語と第2の単語との間で類義語である単語の数、および/または第1の単語と第2の単語との間で派生語である単語の数に基づいてよい。
追加の実装形態では、知的所有権マッピングおよび学習システム104は、知的所有権資産に関して生成される言語構造ならびに製品および/またはサービスに関して生成される言語構造に少なくとも部分的に基づいて、知的所有権資産と製品および/またはサービスとの間のマッピングを決定することがある。言語構造は、知的所有権資産の単語と製品について説明する単語との関係を示し得る。様々な実装形態では、知的所有権マッピングおよび学習システム104は、知的所有権資産の特徴に関する言語構造を生成し、製品の特徴に関する言語構造を生成して、知的所有権資産の特徴と製品の特徴の言語構造を比較し得る。
特定の実装形態では、知的所有権マッピングおよび学習システム104は、知的所有権資産の特徴の言語構造と製品の特徴の言語構造との間の類似度の量を決定することがある。いくつかの実装形態では、知的所有権マッピングおよび学習システム104は、第1の知的所有権資産304の特徴などの知的所有権資産の特徴の言語構造に含まれる単語を、第1の製品324の特徴などの製品の特徴の言語構造に含まれる単語と比較することがある。加えて、知的所有権マッピングおよび学習システム104は、第1の知的所有権資産104の特徴の言語構造の構成を第1の製品324の特徴の言語構造の構成と比較することがある。第1の知的所有権資産304の特徴の言語構造の構成は、第1の知的所有権資産304の特徴に関連する単語間の第1の関係を示すことがあり、第1の製品324の特徴の言語構造の構成は、第1の製品324の特徴について説明する単語間の関係を示すことがある。知的所有権マッピングおよび学習システム104は、知的所有権資産の特徴の言語構造と製品の特徴の言語構造との間の類似度の量が類似度の閾値量よりも大きいことに少なくとも部分的に基づいて、知的所有権資産の特徴と製品の特徴との間のマッピングを生成し得る。
図4は、いくつかの実装形態による、知的所有権資産のための評価を生成する例示的なシステム400を示す。システム400は、知的所有権マッピングおよび学習システム104と、知的所有権マッピングおよび学習システム104を実装し得る1つまたは複数のコンピューティングデバイス202とを含んでよい。システム400は、知的所有権(IP)評価データ402を記憶する第1のデータストアと、ビジネスデータ404を記憶する第2のデータストアも含んでよい。IP評価データ402およびビジネスデータ404は、知的所有権サービスプロバイダの顧客に対応する情報を含んでよい。IP評価データ402およびビジネスデータ404は、知的所有権サービスプロバイダの顧客でない組織に対応する情報も含んでよい。
IP評価データ402は、知的所有権資産の価値を決定するために使用され得る情報を含んでよい。特定の実装形態では、IP評価データ402は、知的所有権資産に関連する司法手続き中に与えられる損害を示す評決を含むことがある。IP評価データ402は、知的所有権資産をライセンス供与するための量も含んでよい。加えて、IP評価データ402は、知的所有権資産に関して起こった司法手続きおよび/または行政手続きに関連する和解の一部分として支払われる量を含んでよい。ビジネスデータ404は、組織によって提示される製品および/またはサービスに関して組織によって取得される収益を示す情報を含んでよい。ビジネスデータ404は、ある期間にわたる全体的な収益、ある期間にわたる特定の技術分野における収益の量、ある期間にわたる取得される利益、ある期間にわたる支出、それらの組み合わせなどの、組織に関連する他の財務情報も含んでよい。様々な実装形態では、ビジネスデータ404に含まれる支出は、取得のための1つまたは複数の製品および/またはサービスを消費者に提示する組織の支出を示すことがある。
知的所有権マッピングおよび学習システム104は、IP評価データ402またはビジネスデータ404のうちの少なくとも1つを利用して、1つまたは複数の知的所有権資産の評価を決定し得る。例示的な例では、知的所有権マッピングおよび学習システム104は、図3の第2の製品326に対応する知的所有権資産の評価を決定し得る。特に、知的所有権マッピングおよび学習システム104は、第1のIP資産304、第2のIP資産306、および第4のIP資産310などの第2の製品326の特徴にマッピングされる知的所有権資産の評価を決定し得る。例えば、知的所有権マッピングおよび学習システム104は、第1のIP資産304の第1の評価406、第2のIP資産306の第2の評価408、および第4のIP資産310の第3の評価410を決定することがある。評価406、408、410は、それぞれのIP資産304、306、310に対する権利を所有する組織がIP資産304、306、310に対する権利と引き換えに1つまたは複数の追加の組織からを取得し得る金銭的価値を示し得る。様々な実装形態では、評価406、408、410は、それぞれのIP資産304、306、310に対する権利を所有する組織が、IP資産304、306、310に関わる1つまたは複数のライセンス供与取引において取得し得る、1つまたは複数の金銭的価値を示すことがある。追加の実装形態では、評価406、408、410は、それぞれのIP資産304、306、310に対する権利を所有する組織がIP資産304、306、310の売上高に関して取得し得る1つまたは複数の金銭的価値を示すことがある。さらに、評価406、408、410は、追加の組織に対してIP資産304、306、310に対する権利を所有する組織の合併または取得中にそれぞれのIP資産304、306、310の1つまたは複数の金銭的価値を示すことがある。さらに他の実装形態では、評価406、408、410は、それぞれのIP資産304、306、310の1つまたは複数の金銭的価値を、IP資産304、306、310に対する権利を所有する組織に、融資に関する担保として示すことがある。
知的所有権マッピングおよび学習システム104は、知的所有権資産に帰する製品および/またはサービスの収益の量を決定することによって知的所有権資産の評価を決定し得る。特定の実装形態では、知的所有権マッピングおよび学習システム104は、図2の技術分類法220などの分類のフレームワークの同じ分類に含まれる他の知的所有権資産に対して製品および/またはサービスを包含する知的所有権資産の広がりに少なくとも部分的に基づいて知的所有権資産に帰する製品および/またはサービスの収益の量を決定することがある。追加の実装形態では、知的所有権マッピングおよび学習システム104は、製品および/またはサービスを包含する他の知的所有権資産に対して製品および/またはサービスを包含する知的所有権資産の広がりに少なくとも部分的に基づいて知的所有権資産に帰する製品および/またはサービスの収益の量を決定することがある。
知的所有権資産の広がりは、知的所有権資産の単語カウントおよび/または知的所有権資産の単語の共通性に基づいて決定されてよい。特定の実装形態では、一意の単語の数およびそれらの単語が他の知的所有権資産内で出現する頻度が、所与の知的所有権資産に関する広がり値を決定するために利用されることがある。例えば、所与の知的所有権資産に関して、知的所有権資産の単語カウントは、所与の知的所有権資産と同じ分類に含まれる追加の知的所有権資産の数または所与の知的所有権資産と同じ製品および/もしくはサービスを包含する追加の知的所有権資産の数などの他の知的所有権資産の単語カウントと比較される。加えて、共通スコアは、他の知的所有権資産における単語の共通性と比較した知的所有権資産における単語の共通性に基づいて、所与の知的所有権資産に対して決定され得る。
所与の知的所有権資産が特許請求項である状況では、請求項の広がり値は、所与の特許請求項と同じ製品および/またはサービスを包含する他の特許請求項または所与の特許請求項と同じ分類に従って分類される他の特許請求項などの他の特許請求項に対する知的所有権権利の推定範囲を表し得る。特定の実装形態では、特許請求項の広がり値は、その特許請求項に含まれるプリアンブルのタイプに少なくとも部分的に基づくことがある。例えば、閉じた移行句を有するプリアンブルを含む特許請求項は、開いた移行句を有するプリアンブルを含む特許請求項よりも小さい広がり値を有することがある。加えて、絶対的な単語、例示的な単語、または相対的な単語などのいくつかの単語を含む特許請求項は、これらのタイプの単語を含まない特許請求項よりも低い広がり値を有することがある。
単語カウントは、知的所有権資産または知的所有権資産の一部分の単語の数を含んでよい。様々な実装形態では、単語カウントは、重複した単語が知的所有権資産に含まれる単語の初期リストから除去された後、決定されることがある。このようにして、単語カウントは、知的所有権資産の一意の単語のカウントであってよい。加えて、単語カウントは、ストップワードの除去後の知的所有権資産の単語の数を含むことがある。ストップワードは、言語における最も一般的な単語を含んでよい。例示すると、ストップワードは、「その(the)」「である(is)」、「において(at)」「であるもの(which)」、および「上の(on)」ならびにその他などの短い機能語を含んでよい。知的所有権マッピングおよび学習システム104は、1つまたは複数の言語に関するストップワードの1つまたは複数のリストへのアクセス権を有してよい。さらに、単語カウントは、頭文字および略語をそれらの完全な単語表記に変換する前または後に決定されてよい。単語カウントは、プリアンブル内の単語も含んでもよいし、これを除外してもよい。いくつかの実装形態では、いくつかの異なる単語カウントが、一意の単語の数を含む第1の単語カウントおよびストップワードを除外する第2の単語カウントなどの知的所有権資産の広がりを決定するために使用されることがある。
単語の共通性は、所与の単語が文書のコーパス内または知的所有権資産のグループ内で見出される頻度に対応し得る。より高い共通性を有する単語、すなわち、単語のコーパス内のより共通する単語は、より大きい広がりに対応し得るが、単語のコーパス内でのまれにしか使用されない単語の存在は、減少した広がりを示し得る。特許請求項の文脈では、技術分野でしばしば見出される単語は、一般に、まれな単語よりも広い、または限定的でないと考えられる。
例示的な実装形態では、知的所有権マッピングおよび学習システム104は、技術分類法220の、第1の知的所有権資産304と同じ分類に含まれる他の知的所有権資産の広がり値に対して、第1の知的所有権資産304の広がり値を決定することがある。知的所有権マッピングおよび学習システム104は、第1の知的所有権資産304の相対的な広がりスコアを利用して、第1の知的所有権資産304に帰するように第2の製品326の収益の一部分を決定することがある。知的所有権マッピングおよび学習システム104は、第2の知的所有権資産306および第4の知的所有権資産310などの、第2の製品326を包含する他の知的所有権資産の広がり値に対して第1の知的所有権資産304に関する追加の広がり値を決定することによって、第1の知的所有権資産304に関する追加の相対的な広がりスコアも決定することがある。特定の例示的な例では、知的所有権マッピングおよび学習システム104は、第1の知的所有権資産304に帰する第2の製品326の収益の部分が0.00625%であることを決定することがある。
追加の実装形態では、知的所有権マッピングおよび学習システム104は、ライセンス供与情報、和解情報、損害賠償裁定、またはそれらの組み合わせに基づいて、知的所有権資産の評価を決定することがある。例えば、知的所有権マッピングおよび学習システム104は、第2の製品326を包含する知的所有権資産304、306、310などの、製品および/またはサービスを包含する少なくとも1つの知的所有権資産の特徴に対応するライセンス契約、和解、および/または損害賠償裁定の対象となった製品および/またはサービスの特徴を識別するために、IP評価データ402を分析することがある。知的所有権マッピングおよび学習システム104は、次いで、知的所有権資産に対応し得る特定の製品および/またはサービスの特徴に関する和解、ライセンス契約、および/または損害賠償裁定の金銭的価値に基づいて、1つまたは複数の知的所有権資産の評価を決定することがある。例示的な例では、知的所有権マッピングおよび学習システム104は、司法手続きにおける損害賠償裁定の対象であった製品の特徴に対する少なくとも閾値類似度を有する少なくとも1つの特徴を含む第1の知的所有権資産304の請求項を識別することがある。知的所有権マッピングおよび学習システム104は、次いで、第1のIP資産304の請求項の特徴と損害賠償裁定の対象であった製品の特徴との間の類似度の量に基づいて、第1の評価406を決定することがある。
追加の実装形態では、知的所有権マッピングおよび学習システム104は、第1の知的所有権資産の分類に対応する製品および/またはサービスの分類に関連する損害賠償裁定、ライセンス契約、および/または和解を決定し得る。知的所有権マッピングおよび学習システム104は、次いで、第1の評価406を決定するために、第1のIP資産304と同じ分類における製品および/またはサービスの損害賠償裁定、ライセンス契約、および/または和解を分析し得る。特定の実装形態では、知的所有権マッピングおよび学習システム104は、第1のIP資産304の技術分類における和解、損害賠償裁定、および/またはライセンス契約に関する金銭的価値の平均量を決定し、この金銭的価値の平均量に基づいて第1の評価406を決定し得る。さらに、知的所有権マッピングおよび学習システム104は、第1のIP資産304の少なくとも1つの特徴と第1のIP資産304と同じ分類における損害賠償裁定、和解、および/またはライセンス契約の対象であった特徴との間の類似度を決定し得る。知的所有権マッピングおよび学習システム104は、次いで、類似度の量に基づいて少第1のIP資産304のなくとも1つの特徴に割り当てる損害賠償裁定、和解、および/またはライセンス契約のパーセンテージまたは割合を決定し得る。
図5は、いくつかの実装形態による、知的所有権と分類法分類との間および/または知的所有権と製品/サービスとの間のマッピングを修正する例示的なシステム500を示す。システム500は、1つまたは複数のコンピューティングデバイス202によって実装される知的所有権マッピングおよび学習システム104を含んでよい。システム500は、第1のユーザ504によって動作される第1のコンピューティングデバイス502と、第2のユーザ508によって動作される第2のコンピューティングデバイス506も含んでよい。いくつかの実装形態では、第1のユーザ504または第2のユーザ508のうちの少なくとも1つが、知的所有権サービスプロバイダを表すことがある。追加の実装形態では、第1のユーザ504または第2のユーザ508のうちの少なくとも1つは、知的所有権サービスプロバイダを表さないことがある。例えば、第1のユーザ504または第2のユーザ508のうちの少なくとも1つは、別の組織またはクラウドソーシンググループの一部分を表すことがある。様々な実装形態では、第1のユーザ504および第2のユーザ508はそれぞれ、第1のコンピューティングデバイス502および第2のコンピューティングデバイス506を介して、知的所有権資産と技術分類システムの分類との間のマッピングに関する入力を提供することがある、ならびに/または知的所有権資産と製品および/もしくはサービスとの間のマッピングに関する入力を提供することがある。
特定の実装形態では、知的所有権マッピングおよび学習システム104は、IP資産対分類マッピング510を決定し得る。IP資産対分類マッピングは、IP資産が図2の技術分類法220などの分類のフレームワークの特定の分類に従って分類されていることを示し得る。例示的な例では、IP資産対分類マッピング510は、特許の請求項が、モバイルデバイスバッテリに関連する分類に従って分類されることを示すことがある。別の例示的な例では、IP資産対分類マッピング510は、商標が、オンラインゲームプラットフォームに関連する分類に従って分類されることを示すことがある。知的所有権マッピングおよび学習システム104は、IP資産対分類マッピング510に関する入力に関する要求に関連して第1のコンピューティングデバイス502にIP資産対分類マッピング510を送信してよい。入力に関する要求は、IP資産の分類が適切であるかどうかという問い合わせことに向けられてよい。様々な実装形態では、IP資産対分類マッピング510が適切でないとき、入力に関する要求は、IP資産に割り当てるように、異なる分類に求めることがある。
いくつかの実装形態では、知的所有権マッピングおよび学習システム104は、第1のコンピューティングデバイス502によって表示されてよく、IP資産対分類マッピング510に関する第1のユーザ504からの入力を捕捉する少なくとも1つのユーザインターフェース要素を含んでよい、1つまたは複数のユーザインターフェースを生成することがある。例えば、1つまたは複数のユーザインターフェースは、IP資産対分類マッピング510が修正されるべきであることを示す入力を捕捉する少なくとも1つのユーザインターフェース要素、IP資産対分類マッピング510が修正されるべきでないことを示す入力を捕捉する少なくとも1つのユーザインターフェース要素、IP資産のための異なる分類を示す入力を捕捉する少なくとも1つのユーザインターフェース要素、またはそれらの組み合わせを含んでよい。第1のユーザ504は、1つまたは複数のユーザインターフェースを介して知的所有権マッピングおよび学習システム104にIP資産対分類マッピングフィードバック512を提供してよい。
知的所有権マッピングおよび学習システム104は、IP資産対分類マッピング510が修正されるべきであるかどうかを決定するためにIP資産対分類マッピングフィードバック512を分析してよい。例示すると、知的所有権マッピングおよび学習システム104は、IP資産対分類マッピングフィードバック512が、IP資産対分類マッピング510が適切であることを示すかどうかまたは異なる分類に従ってIP資産が分類されるべきであるかどうかを決定するために、IP資産対分類マッピングフィードバック512を分析してよい。知的所有権マッピングおよび学習システム104は、IP資産対分類マッピングフィードバック512を利用して、分類のフレームワークを修正してよい。例えば、知的所有権マッピングおよび学習システム104は、IP資産対分類マッピングフィードバック512に基づいて分類のフレームワークの分類の1つまたは複数の基準を修正してよい。例示的な例では、知的所有権マッピングおよび学習システム104は、IP資産対分類マッピング510が修正されるべきであることを示すIP資産対分類マッピングフィードバック512に基づいて、1つまたは複数の基準を追加してもよいし、1つまたは複数の基準を分類から除去してもよい。
追加の例示的な例では、知的所有権マッピングおよび学習システム104は、IP資産対分類マッピングフィードバック512に基づいてIP資産の分類を決定するモデルを修正することがある。このモデルは、いくつかの要因と、IP資産の分類を決定するために使用され得る要因のそれぞれの重み付けとを含んでよい。特定の実装形態では、モデルは、1つまたは複数の機械学習技法を使用して生成されてよい。様々な実装形態では、知的所有権マッピングおよび学習システム104は、モデルに含まれる1つもしくは複数の要因を除去すること、1つもしくは複数の要因をモデルに追加すること、モデルに含まれる1つもしくは複数の要因の重み付けを修正すること、またはそれらの組み合わせによって、IP資産の分類を決定するために利用されるモデルを修正することがある。
図5の例示的な例では、知的所有権マッピングおよび学習システム104は、修正されたIP資産対分類マッピング514を決定してよい。修正されたIP資産対分類マッピング514は、IP資産が、IP資産対分類マッピング510におけるIP資産に関する分類とは異なる分類と関連付けられることを示してよい。知的所有権マッピングおよび学習システム104は、IP資産対分類マッピングフィードバック512に基づいてIP資産に関する異なる分類を決定してよい。例えば、IP資産対分類マッピングフィードバック512が、IP資産の分類が特定の異なる分類に修正されるべきであることを示す状況では、知的所有権マッピングおよび学習システム104は、IP資産の分類を、IP資産対分類マッピングフィードバック512に示される分類に変更してよい。追加の実装形態では、知的所有権マッピングおよび学習システム104は、IP資産の分類を決定するモデルを修正し、次いで、IP資産に関する修正されたモデルを実装するために、IP資産対分類マッピングフィードバック512に含まれる入力を分析することがある。修正されたモデルは、次いで、修正されたIP資産対分類マッピング514を生成してよい。
加えて、知的所有権マッピングおよび学習システム104は、IP資産対製品/サービスマッピング516を決定してよい。IP資産対製品/サービスマッピング516は、IP資産の少なくとも一部分が製品および/またはサービスの少なくとも一部分を包含することを示すことがある。例えば、IP資産対製品/サービスマッピング516は、特許の請求項が、モバイル通信デバイスによって実行されるオーディオアプリケーションのユーザインターフェース特徴を包含することを示すことがある。別の例では、IP資産対製品/サービスマッピング516は、企業秘密が、食品を製造するプロセスに対応することを示すことがある。知的所有権マッピングおよび学習システム104は、IP資産対製品/サービスマッピング516に関して第2のユーザ508に入力を要求するために、第2のコンピューティングデバイス506にIP資産対製品/サービスマッピング516を送信してよい。入力に関する要求は、IP資産と製品/サービスとの間のマッピングが適切であるかどうかという問い合わせに向けられてよい。様々な実装形態では、IP資産対製品/サービスマッピング516が適切でないとき、入力に関する要求は、IP資産に割り当てるように、異なる製品/サービスに求めることがある。
知的所有権マッピングおよび学習システム104は、第2のコンピューティングデバイス506によって表示されてよく、IP資産対製品/サービスマッピング516に関して第2のユーザ508からの入力を捕捉する少なくとも1つのユーザインターフェース要素を含んでよい、1つまたは複数のユーザインターフェースを生成してよい。例えば、1つまたは複数のユーザインターフェースは、IP資産対製品/サービスマッピング516が修正されるべきであることを示す入力を捕捉する少なくとも1つのユーザインターフェース要素、IP資産対製品/サービスマッピング516が修正されるべきでないことを示す入力を捕捉する少なくとも1つのユーザインターフェース要素、IP資産に対応する異なる製品/サービスを示す入力を捕捉する少なくとも1つのユーザインターフェース要素、またはそれらの組み合わせを含んでよい。第2のユーザ508は、1つまたは複数のユーザインターフェースを介して知的所有権マッピングおよび学習システム104にIP資産対製品/サービスマッピングフィードバック518を提供してよい。
知的所有権マッピングおよび学習システム104は、IP資産対製品/サービスマッピング516が修正されるべきかどうかを決定するために、IP資産対製品/サービスマッピングフィードバック518を分析してよい。例示すると、知的所有権マッピングおよび学習システム104は、IP資産対製品/サービスマッピングフィードバック518が、IP資産対製品/サービスマッピング516が適切であることを示すかどうか、またはIP資産が別の製品および/もしくはサービスと関連付けられるべきかどうかを決定するために、IP資産対製品/サービスマッピングフィードバック518を分析してよい。知的所有権マッピングおよび学習システム104は、IP資産対製品/サービスマッピングフィードバック518を利用して、分類のフレームワークを修正してよい。例えば、知的所有権マッピングおよび学習システム104は、IP資産対製品/サービスマッピングフィードバック518に基づいて分類のフレームワークの分類の1つまたは複数の基準を修正してよい。例示的な例では、知的所有権マッピングおよび学習システム104は、IP資産対製品/サービスマッピング516が修正されるべきであることを示すIP資産対製品/サービスマッピングフィードバック518に基づいて、1つまたは複数の基準を追加してもよいし、1つまたは複数の基準を分類のフレームワークの分類から除去してもよい。
さらに、知的所有権マッピングおよび学習システム104は、IP資産対製品/サービスマッピングフィードバック518に基づいてIP資産に対応する製品および/またはサービスを決定するモデルを修正してよい。このモデルは、いくつかの要因と、IP資産によって包含される製品および/またはサービスを決定するために使用され得る要因のそれぞれの重み付けとを含んでよい。モデルは、1つまたは複数の機械学習技法を使用して生成されてよい。特定の実装形態では、知的所有権マッピングおよび学習システム104は、モデルに含まれる1つもしくは複数の要因を除去すること、1つもしくは複数の要因をモデルに追加すること、モデルに含まれる1つもしくは複数の要因の重み付けを修正すること、またはそれらの組み合わせによって、IP資産によって包含される製品および/またはサービスを決定するために利用されるモデルを修正することがある。
図5の例示的な例では、知的所有権マッピングおよび学習システム104は、修正されたIP資産対製品/サービスマッピング520を決定してよい。修正されたIP資産対製品/サービスマッピング520は、IP資産が、IP資産対製品/サービスマッピング516においてIP資産と関連付けられた製品および/またはサービスとは異なる製品および/またはサービスと関連付けられることを示してよい。知的所有権マッピングおよび学習システム104は、IP資産対製品/サービスマッピングフィードバック518に基づいてIP資産によって包含される異なる製品および/またはサービスを決定してよい。例えば、IP資産対製品/サービスマッピングフィードバック518が、IP資産と関連付けられた製品および/またはサービスは異なる製品および/またはサービスと関連付けられるように修正されるべきであることを示す状況では、知的所有権マッピングおよび学習システム104は、IP資産と関連付けられた製品および/またはサービスを、IP資産対製品/サービスマッピングフィードバック518において示される製品および/またはサービスに変更してよい。追加の実装形態では、知的所有権マッピングおよび学習システム104は、IP資産によって包含される製品/サービスを決定するモデルを修正し、次いで、IP資産に関する修正されたモデルを実装するために、IP資産対製品/サービスマッピングフィードバック518に含まれる入力を分析することがある。修正されたモデルは、次いで、修正されたIP資産対製品/サービスマッピング520を生成してよい。
図6は、いくつかの実装形態による、分類システムに関して知的所有権と製品/サービスとの間のマッピングを使用して顧客に知的所有権関連サービスを提供する例示的なアーキテクチャ600を示す。アーキテクチャ600は、知的所有権サービスプロバイダ602を含んでよい。知的所有権サービスプロバイダ602は、知的所有権資産に関連する、顧客110などの顧客にサービスを提供してよい。知的所有権資産は、いくつかのシナリオでは、知的所有権サービスプロバイダ602の顧客と関連付けられてよい。例えば、知的所有権サービスプロバイダ602の顧客は、知的所有権サービスプロバイダ602が、知的所有権サービスプロバイダ602の顧客が所有権を有する知的所有権資産に関して1つまたは複数のサービスを提供することを要求することがある。追加の例では、知的所有権サービスプロバイダ602の顧客は、知的所有権サービスプロバイダ602が、知的所有権サービスプロバイダ602の顧客でない組織によって保持される所有権を有する知的所有権資産に関してサービスを提供することを要求することがある。
知的所有権サービスプロバイダ602によって実施される動作の少なくとも一部分は、1つまたは複数のコンピューティングデバイス604によって実施されてよい。1つまたは複数のコンピューティングデバイス604は、任意の適切なタイプのコンピューティングデバイス、例えば、ポータブル、セミポータブル、半据え置き型、または据え置き型であってよい。1つまたは複数のコンピューティングデバイス604のいくつかの例は、タブレットコンピューティングデバイス;スマートフォンおよびモバイル通信デバイス;ラップトップ、ネットブック、および他のポータブルコンピュータもしくはセミポータブルコンピュータ;デスクトップコンピューティングデバイス、端末コンピューティングデバイス、および他の半据え置き型コンピューティングデバイスもしくは据え置き型コンピューティングデバイス;専用レジスタデバイス;ウェアラブルコンピューティングデバイス、もしくは他の身体装着型コンピューティングデバイス;拡張現実デバイス;または通信を送信し、本明細書で説明される技法により機能を実施することが可能である他のコンピューティングデバイスを含んでよい。
1つまたは複数のコンピューティングデバイス604は、1つもしくは複数のサーバまたは任意の数のやり方で具現化可能である他のタイプのコンピューティングデバイスを含んでよい。例えば、サーバの例では、モジュール、他の機能的構成要素、およびデータは、単一のサーバ、サーバのクラスタ、サーバファームまたはデータセンター、クラウド-ホストコンピューティングサービス、クラウド-ホストストレージサービスなどの上で実装されてよいが、他のコンピュータアーキテクチャが、追加的または代替的に使用可能である。
さらに、図は、1つまたは複数のコンピューティングデバイス604の構成要素およびデータを単一の場所に存在するように示すが、これらの構成要素およびデータは、あるいは、任意の様式で異なるコンピューティングデバイスおよび異なる場所にわたって分散可能である。したがって、1つまたは複数のコンピューティングデバイス604によって実施される機能は、1つまたは複数のサーバコンピューティングデバイスによって実装されてよく、上記で説明された様々な機能は、様々なやり方で異なるコンピューティングデバイスにわたって分散される。複数のコンピューティングデバイス604は、一緒にまたは別々に配置され、例えば、仮想サーバ、サーババンク、および/またはサーバファームとして組織化されてよい。説明された機能は、知的所有権サービスプロバイダのサーバによって提供されてもよいし、複数の異なる組織のサーバおよび/またはサービスによって提供されてもよい。
示される例では、1つまたは複数のコンピューティングデバイス604は、1つまたは複数のプロセッサ606と、1つまたは複数のコンピュータ可読媒体608と、1つまたは複数の通信インターフェース610と、1つまたは複数の入力/出力デバイス612とを含んでよい。各プロセッサ606は、単一の処理ユニットであってもよいし、いくつかの処理ユニットであってもよく、単一のコンピューティングユニットを含んでもよいし、複数のコンピューティングユニットを含んでもよいし、複数の処理コアを含んでもよい。プロセッサ606は、1つまたは複数のマイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ、中央処理ユニット、状態機械、論理回路、および/または動作命令に基づいて信号を操作する任意のデバイスとして実装されてよい。例えば、プロセッサ606は、特に本明細書で説明されるアルゴリズムおよびプロセスを実行するようにプログラムまたは構成された任意の適切なタイプの1つまたは複数のハードウェアプロセッサおよび/または論理回路であってよい。プロセッサ606は、コンピュータ可読媒体608に記憶されたコンピュータ可読命令をフェッチおよび実行するように構成されてよく、これは、本明細書で説明される機能を実施するようにプロセッサ606をプログラムすることが可能である。
コンピュータ可読媒体608は、コンピュータ可読命令、データ構造、プログラムモジュール、または他のデータなどの、情報の記憶のための任意のタイプの技術で実装された揮発性メモリおよび不揮発性メモリならびに/またはリムーバブルメディアおよびノンリムーバブルメディアを含んでよい。そのようなコンピュータ可読媒体608は、限定しないが、RAM、ROM、EEPROM、フラッシュメモリもしくは他のメモリ技術、光ストレージ、ソリッドステートストレージ、磁気テープ、磁気ディスクストレージ、RAIDストレージシステム、ストレージアレイ、ネットワークアタッチドストレージ、ストレージエリアネットワーク、クラウドストレージ、または所望の情報を記憶するために使用されてよく、コンピューティングデバイスによってアクセスされ得る他の任意の媒体を含んでよい。1つまたは複数のコンピューティングデバイス604の構成に応じて、コンピュータ可読媒体608は、言及されるとき、非一時的なコンピュータ可読媒体がエネルギー、搬送波信号、電磁波、および信号自体などの媒体を除外する程度まで、一種のコンピュータ可読記憶媒体であってよく、および/または有形の非一時的な媒体であってよい。
コンピュータ可読媒体608は、プロセッサ606によって実行可能である任意の数の機能的構成要素を記憶するために使用されてよい。多くの実装形態では、これらの機能的構成要素は、プロセッサ606によって実行可能であり、実行されるとき、上記で知的所有権サービスプロバイダ602に帰せられた行為を実施するように1つまたは複数のプロセッサ606を特に構成する、命令またはプログラムを備える。コンピュータ可読媒体608に記憶される機能的構成要素は、知的所有権サービスシステム104と、データ取得システム118と、言語分析システム122と、IPナレッジモデル開発システム124と、知的所有権(IP)評価ツール614、IP戦略ツール616と、IPリスクツール616とを含んでよい。コンピュータ可読媒体608はまた、知的所有権ナレッジデータストア120のデータを記憶してよい。
少なくとも1つの例では、コンピュータ可読媒体608は、他のモジュールおよびデータなどの他の機能的構成要素およびデータを含んでもよいし、これを維持してもよく、他の機能的構成要素およびデータは、プログラム、ドライバ、1つまたは複数のオペレーティングシステムなど、および機能的構成要素によって使用または生成されるデータを含んでよい。さらに、1つまたは複数のコンピューティングデバイス604は、多くの他の論理的構成要素、プログラム的構成要素、および物理的構成要素を含んでよく、それらのうち、上記で説明されたものは、本明細書における検討に関連する例にすぎない。
通信インターフェース610は、1つまたは複数のネットワーク上などでの様々な他のデバイスとの通信を可能にするための、1つまたは複数のインターフェースとハードウェア構成要素とを含んでよい。例えば、通信インターフェース610は、本明細書における他の場所でさらに、列挙されるように、インターネット、ケーブルネットワーク、セルラーネットワーク、ワイヤレスネットワーク(例えば、Wi-Fi(登録商標))およびワイヤードネットワーク、ならびにブルートゥース(登録商標)、ブルートゥース(登録商標)低エネルギーなどの近距離通信、のうちの1つまたは複数を通じた通信を可能にし得る。
1つまたは複数のコンピューティングデバイス604は、様々な入力/出力(I/O)デバイス612をさらに装備してよい。I/Oデバイス612は、スピーカ、マイクロホン、カメラ、ディスプレイ(例えば、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、発光ダイオードディスプレイ、OLED(有機発光ダイオード)ディスプレイ、電子ペーパーディスプレイ、またはその上でデジタルコンテンツを見せることが可能な他の任意の適切なタイプのディスプレイ)、および様々なユーザ制御装置(例えば、ボタン、ジョイスティック、キーボード、キーパッドなど)、ハプティック出力デバイスなどを含むことができる。さらに、特定の実装形態では、1つまたは複数のコンピューティングデバイス604は、加速度計、ジャイロスコープ、コンパス、近接センサ、カメラ、マイクロホン、および/またはスイッチ、GPSセンサなどの、1つまたは複数のセンサを含んでよい。
特定の実装形態では、知的所有権サービスプロバイダ602は、知的所有権サービスプロバイダ602の顧客に知的所有権関連サービスを提供するために使用され得る様々なマッピング620を生成し得る。例えば、マッピング620は、1つまたは複数の知的所有権資産対分類マッピング622を含んでよい。個々の知的所有権分類マッピング622は、知的所有権資産と、技術分類法220の分類などの分類フレームワークの分類との間の関係を示し得る。さらに、マッピング620は、1つまたは複数の知的所有権資産対製品/サービスマッピング624を含むことがある。個々の知的所有権資産対製品/サービスマッピング624は、知的所有権資産と製品および/またはサービスとの間の関係を示し得る。さらに、マッピング620は、1つまたは複数の製品/サービス対経済データマッピング626を含んでよい。個々の製品/サービス対経済データマッピング626は、少なくとも1つの製品またはサービスに関連する特定の経済データを示し得る。例示すると、製品/サービス対経済データマッピング626は、製品および/またはサービスの収益を示すことがある。
知的所有権サービスプロバイダ602は、IP関連サービスに関する要求を受信することがあり、知的所有権サービスシステム104は、知的所有権ナレッジデータストア、および/または1つもしくは複数の分類フレームワークなどの追加の情報によって記憶されたマッピング、データを利用して、要求と関連付けられたサービスを提供してよい。例えば、知的所有権サービスプロバイダ602は、知的所有権評価、知的所有権戦略、および知的所有権リスクに関連するサービスを取得する要求を顧客から受信することがある。特定の実装形態では、知的所有権サービスプロバイダ602は、IP評価ツール614を利用して、知的所有評価サービスを顧客に提供することがある。IP評価ツール614は、知的所有権資産に関連するデータを分析し、知的所有権サービスプロバイダ602の顧客の知的所有権資産の価値に対応する情報を提供するために使用され得る、1つもしくは複数のユーザインターフェース、1つもしくは複数のスクリプト、または1つもしくは複数のアプリケーション、のうちの少なくとも1つを含んでよい。さらに、知的所有権サービスプロバイダ602は、IP戦略ツール616を利用して、IP戦略サービスを顧客に提供し得る。IP戦略ツール616は、知的所有権資産に関連するデータを分析し、知的所有権サービスプロバイダ602の顧客に戦略関連情報を提供するために使用され得る、1つもしくは複数のユーザインターフェース、1つもしくは複数のスクリプト、または1つもしくは複数のアプリケーション、のうちの少なくとも1つを含んでよい。さらに、知的所有権サービスプロバイダ602は、IPエクスポージャーツール618を利用して、IPリスクサービスを顧客に提供し得る。IPエクスポージャーツール618は、知的所有権資産に関連するデータを分析し、知的所有権サービスプロバイダ602の顧客にリスク関連情報を提供するために使用され得る、1つもしくは複数のユーザインターフェース、1つもしくは複数のスクリプト、または1つもしくは複数のアプリケーション、のうちの少なくとも1つを含んでよい。
例示的な実装形態では、顧客110は、IP関連サービスに関する要求628を知的所有権サービスプロバイダ602に送信することがある。IP関連サービスに関する要求628は、知的所有権サービスプロバイダ602に電子的に送信され得る。例えば、顧客110は、電子メールまたはメッセージなどの通信を、IP関連サービスに関する要求628を含む知的所有権サービスプロバイダ602に送信することがある。追加の例では、顧客110は、IP関連サービスに関する要求628を生成するために知的所有権サービスプロバイダ602によって提供される1つまたは複数のユーザインターフェースにアクセスすることがある。知的所有権サービスプロバイダ602は、IP関連サービスに関する要求628の1つまたは複数の態様を、ユーザ632によって動作される追加のコンピューティングデバイス630に通信することがある。ユーザ632は、知的所有権サービスプロバイダ602の代表であってよい。特定の実装形態では、IP関連サービスに関する要求628は、1つもしくは複数のIP評価サービスに関する要求、1つもしくは複数のIP戦略サービスに関する要求、および/または1つもしくは複数のIPリスクサービスに関する要求などの、いくつかの態様を含んでよい。要求の個々の態様は、知的所有権サービスプロバイダ602の単一の代表に提供されてもよいし、知的所有権サービスプロバイダ602のいくつかの代表に提供されてもよい。特に例示的な実装形態では、IP関連サービスに関する要求628は、知的所有権資産のポートフォリオの評価に関する第1の要求と、顧客110によって製造される電子デバイスに関連する特許ランドスケープ分析に関する第2の要求と、顧客110のいくつかの知的所有権資産の無効に関連するリスクアセスメントに関する第3の要求と、顧客110の企業秘密に関連する企業秘密盗難アセスメントに関する第4の要求とを含んでよい。このシナリオでは、知的所有権サービスプロバイダ602は、いくつかの事例では、第1の要求、第2の要求、第3の要求、および第4の要求に関連するサービスを提供するようにユーザ632を割り当てることがある。追加の事例では、知的所有権サービスプロバイダ602は、第1の要求、第2の要求、第3の要求、または第4の要求のうちの1つに関連するサービスを提供するようにユーザ632を割り当て、残りの要求と関連付けられたサービスを提供することに関連するタスクを知的所有権サービスプロバイダ602の他の代表に割り当てることがある。
ユーザ632が、知的所有権資産の評価に関連するサービスを実施するように割り当てられる状況では、ユーザ632は、IP評価ツール614にアクセスするように追加のコンピューティングデバイス630を動作してよい。様々な実装形態では、知的所有権サービスプロバイダ602は、評価が決定されている知的所有権資産の識別子を追加のコンピューティングデバイス630から取得することがある。識別子は、出願番号、登録番号、特許番号、公報番号、またはそれらの組み合わせなどの、知的所有権管轄区域(例えば、EPO、USPTO、JPOなど)によって提供される識別子を含んでよい。識別子は、知的所有権資産の名称も含んでよい。さらに、識別子は、個々の知的所有権資産に対応する知的所有権サービスプロバイダ602によって生成される英数字文字列であってよい。さらに、知的所有権サービスプロバイダ602は、決定されることになる評価の状況またはタイプを取得することがある。例えば、知的所有権サービスプロバイダ602は、追加のコンピューティングデバイス630から、評価は顧客110の知的所有権資産の売上高に関して決定されるべきである、評価は顧客110の知的所有権資産のライセンス供与に関して決定されるべきである、または評価は、融資に関する担保として使用される顧客110の知的所有権資産に関して決定されるべきである、のうちの少なくとも1つであることを示す情報を受信することがある。
IP評価ツール614を介して追加のコンピューティングデバイス630から入力を取得した後、知的所有権サービスシステム104は、顧客110によって要求された知的所有権資産の評価と関連付けられた知的所有権顧客サービス634を提供するために、マッピング620、知的所有権ナレッジデータストア120によって記憶されたデータ、知的所有権サービスプロバイダ602によって生成されたモデル、機械学習アルゴリズム、またはそれらの組み合わせにアクセスすることがある。実施されている評価のタイプと、評価が実施されている顧客110の知的所有権資産に関して知的所有権サービスプロバイダ602がすでに取得している情報の量に応じて、知的所有権サービスシステム104は、IP関連サービスに関する要求628の対象である顧客110の知的所有権資産に関する評価を決定するために、知的所有権資産対分類マッピング622、知的所有権資産対製品/サービスマッピング624、または製品/サービス対経済データマッピング626のうちの1つまたは複数にアクセスしてよい。
ユーザ632が、顧客110の知的所有権資産に関する戦略関連サービスを実施するために割り当てられる追加の状況では、ユーザ632は、IP戦略ツール616にアクセスするように追加のコンピューティングデバイス630を動作してよい。これらの状況では、知的所有権サービスシステム104は、追加のコンピューティングデバイスから、知的所有権資産の識別子、ならびに提供する戦略関連サービスのタイプのインジケーションを取得することがある。知的所有権サービスシステム104は、次いで、顧客110によって要求されたIP戦略サービスに関連する顧客110に知的所有権顧客サービス634を提供するために、マッピング620、知的所有権ナレッジデータストア120によって記憶されたデータ、知的所有権サービスプロバイダ602によって生成されたモデル、機械学習アルゴリズム、またはそれらの組み合わせにアクセスすることがある。
ユーザ632が、顧客110の知的所有権資産に関するリスク関連サービスを実施するために割り当てられるさらなるシナリオでは、ユーザ632は、IPリスクツール618にアクセスするように追加のコンピューティングデバイス630を動作してよい。これらの状況では、知的所有権サービスシステム104は、追加のコンピューティングデバイスから、知的所有権資産の識別子、ならびに提供するリスク関連サービスのタイプのインジケーションを取得することがある。知的所有権サービスシステム104は、次いで、顧客110によって要求されたIPリスクサービスに関連する顧客110に知的所有権顧客サービス634を提供するために、マッピング620、知的所有権ナレッジデータストア120によって記憶されたデータ、知的所有権サービスプロバイダ602によって生成されたモデル、機械学習アルゴリズム、またはそれらの組み合わせにアクセスすることがある。
例示的な実装形態では、知的所有権サービスプロバイダ602は、顧客110からIP関連サービスに関する要求628を受信することがあり、IP関連サービスに関する要求628は、顧客110の知的所有権資産636の評価に関する要求を含むことがある。知的所有権サービスプロバイダ602は、知的所有権資産636の評価に関する要求を追加のコンピューティングデバイス630に提供し得る。評価サービスに関する要求に応答して、ユーザ632は、IP評価ツール614にアクセスするように追加のコンピューティングデバイス630を動作してよい。IP評価ツール614は、IP資産636の評価を決定するために知的所有権サービスプロバイダ602によって使用され得る情報を捕捉する1つまたは複数のユーザインターフェース要素を含む1つまたは複数のユーザインターフェースを生成し得る。様々な実装形態では、IP評価ツール614は、IP資産636の識別子および決定されることになる評価のタイプを捕捉するユーザインターフェース要素を含むことがある。特定の例示的な例では、IP資産636は米国特許であってよく、追加のコンピューティングデバイス630は、IP資産636の特許番号などのIP資産636の識別子と、評価のタイプがIP資産636の売上高に対応することを示す入力を取得し得る。
追加のコンピューティングデバイス630から取得される入力に基づいて、知的所有権サービスシステム104は、マッピング620が、IP資産636に関連する1つまたは複数のマッピングを含むかどうかを決定してよい。例えば、知的所有権サービスシステム104は、IP資産636に関連する分類を以前に決定し、IP資産636に関する知的所有権資産対分類マッピング622を生成した可能性がある。別の例では、知的所有権サービスシステム104は、IP資産636に対応する製品および/またはサービスを以前に決定し、IP資産636に関する知的所有権資産対製品/サービスマッピング624を生成した可能性がある。追加の例では、知的所有権サービスシステム104は、IP資産636に対応する経済データを以前に決定し、製品/サービス対経済データマッピング626を生成した可能性がある。これらの状況では、IP資産636に関連するマッピング620のうちの1つまたは複数は、知的所有権ナレッジデータストア120によって記憶されてよく、知的所有権サービスシステム104は、IP資産636の識別子を利用して、IP資産636に対応するマッピング620を検索してよい。マッピング620が、IP資産636の評価を決定するために使用される1つまたは複数のマッピングを含まない状況では、知的所有権サービスシステム104は、IP資産636に関する知的所有権資産対分類マッピング622、IP資産636に関する知的所有権資産対製品/サービスマッピング624、またはIP資産636に関する製品/サービス対経済データマッピング626、のうちの少なくとも1つを生成することがある。
上記から例示的な例を続けると、知的所有権サービスシステム104は、IP資産636の分類を決定するために、IP資産636に関する知的所有権資産対分類マッピング622を決定してよい。知的所有権サービスシステム104は、次いで、IP資産636と同じ分類を有する追加の知的所有権資産を識別してよい。知的所有権サービスシステム104は、IP資産636の同じ分類に含まれる他の知的所有権資産の広がりに対する知的所有権資産636の広がりを決定してよい。IP資産636と同じ分類にある追加のIP資産の広がりに対するIP資産636の広がりは、IP資産636の評価を決定するために使用されることがある。様々な実装形態では、知的所有権サービスシステム104は、IP資産636と同じ分類に含まれる追加の知的所有権資産に関してライセンス供与データ、損害賠償裁定、および/または和解データを取得し、データを利用して、IP資産636の評価を決定することもある。
さらに、知的所有権サービスシステム104は、IP資産636に対応する製品および/またはサービスを示すIP資産636に関する知的所有権資産対製品/サービスマッピング624を決定することがある。いくつかの状況では、知的所有権サービスシステム104は、IP資産636に関連する複数の知的所有権資産対製品/サービスマッピング624を識別することがある。特定の実装形態では、IP資産636に対応する製品および/またはサービスのうちの1つまたは複数に関連する収益は、IP資産636の評価を決定するために使用されることがある。さらに、知的所有権サービスシステム104は、IP資産636に関する製品/サービス対経済データマッピング626を決定することがある。IP資産636に関する製品/サービス対経済データマッピング626は、IP資産636に対応する1つまたは複数の製品および/またはサービスと関連付けられた財務データを示してよく、追加のコンピューティングデバイス630から受信された要求に応答してIP資産636に関する評価を決定するために知的所有権サービスシステム104によって使用されてよい。
特定の実装形態では、知的所有権サービスシステム104は、IP資産636に関する1つまたは複数の評価を含む1つまたは複数のユーザインターフェースを生成し、この1つまたは複数のユーザインターフェースを、追加のコンピューティングデバイス630にとってアクセス可能にすることがある。いくつかの実装形態では、知的所有権サービスシステム104は、IP資産636に関する1つまたは複数の評価が決定されていることを示すために、電子メール、メッセージなどの通知を追加のコンピューティングデバイス630に提供することがある。
加えて、知的所有権サービスシステム104は、IP資産636に関連するマッピング620へのアクセスを提供してよい。これらの状況では、ユーザ632は、追加のコンピューティングデバイス630を利用して、IP資産636に関する1つまたは複数の評価を決定する際に使用するためにマッピング620に関する入力を提供することがある。例示的な例では、知的所有権サービスシステム104は、IP資産636が第1の分類と関連付けられることを示す第1の知的所有権資産対分類マッピングと、IP資産626が第2の分類と関連付けられることを示す第2の知的所有権資産対分類マッピングとを提供することがある。追加のコンピューティングデバイス630は、第1の知的所有権資産対分類マッピングまたは第2の知的所有権資産対分類マッピングの選択を示す入力を知的所有権サービスプロバイダ602に送信することがある。知的所有権サービスシステム604はまた、IP資産636に関連する複数の知的所有権資産対製品/サービスマッピング624を追加のコンピューティングデバイス630に提供し、IP資産636に関する評価を決定するために利用する少なくとも1つの知的所有権資産対製品/サービスマッピング624を示す入力を追加のコンピューティングデバイス630から取得することがある。さらに、知的所有権サービスシステム104は、IP資産636に関連する1つまたは複数の製品および/またはサービスに対応する複数の製品/サービス対経済データマッピング626を追加のコンピューティングデバイス630に提供し、IP資産636関する評価を決定するために利用する少なくとも1つの製品/サービス対経済データマッピング626を示す入力を追加のコンピューティングデバイス630から取得することがある。
図7は、いくつかの実装形態による、特許文書の請求項に関する言語構造を生成する例示的なフレームワーク700を示す。フレームワーク700は、知的所有権資産702を含む。図7の例示的な例では、知的所有権資産702は、特許または特許出願の請求項である。704では、解析および言語分析704が、知的所有権資産702に対して実施されてよい。様々な実装形態では、解析および言語分析704は、知的所有権サービスシステム104によって実施されてよい。特定の実装形態では、解析および言語分析704は、知的所有権資産702の単語を識別することと、知的所有権資産の単語をカテゴリ化することとを含んでよい。例示的な例では、解析および言語分析704は、知的所有権資産702に含まれる単語の少なくとも一部分の品詞を示す、知的所有権資産702に関する言語分析706を生成し得る。例えば、言語分析706は、知的所有権資産702の動詞、名詞、および形容詞を示してよい。追加のシナリオでは、言語分析706は、知的所有権資産の副詞、接続詞、前置詞、代名詞、ストップワード、共通単語、一意の単語、またはそれらの組み合わせも示すことがある。
さらに、フレームワーク700は、708では、知的所有権資産702に関する1つまたは複数の言語構造を生成することを含んでよい。特定の例では、知的所有権サービスシステム104は、708において1つまたは複数の言語構造を生成することがある。1つまたは複数の言語構造は、知的所有権資産702の単語間の関係を示し得る。様々な実装形態では、複数の言語構造が、知的所有権資産702に関して生成されてよい。例示的な実装形態では、言語構造が、知的所有権資産702の複数の特徴に関して生成されてよい。例えば、言語構造は、請求項において起こっている行為に関して生成されることがある。いくつかの実装形態では、言語構造は、特許または特許出願の請求項に含まれる個々の要素に関して生成されることがある。
図7の例示的な例では、言語構造710は、「…ウェブページコンテンツの一部分を表示することと」で始まる知的所有権資産702の特徴に関して生成され得る。この特徴は、知的所有権資産702の請求項の1つの要素を含んでよい。言語構造710は、ルートノード712といくつかの分岐ノード714、716、718とを含む木構造であってよい。言語構造710のルートノード712は、「表示する」という単語を含み、これは、言語構造710が生成されている特徴に対応する動詞である。ノード714および716は、ルートノード712内の動詞に関連する名詞に対応する。加えて、ノード718は、ノード716に含まれる名詞および形容詞に対応する。言語構造710の例示的な例は、3つの分岐ノードをもつ単一のルートノードを含むが、言語構造710および他の言語構造は、知的所有権資産702の特徴の異なる単語に対応する追加のノードを含んでよい。ルートノード712は、言語構造710の第1のレベルに含まれてよく、第2のノード714および第3のノード716は、言語構造710の第2のレベルに含まれてよく、第4のノード718は、言語構造710の第3のレベルに含まれてよい。
図8は、いくつかの実装形態による、特許文書の請求項の一部分に関する言語構造と製品/サービスの言語構造との間の類似度メトリックを決定する例示的なフレームワーク800を示す。フレームワーク800は、知的所有権資産702の請求項の一部分を表す、図7からの言語構造710を含む。さらに、802では、言語構造は、製品/サービスデータ804を使用していくつかの製品および/またはサービスに関して生成されてよい。製品/サービスデータ804は、製品および/またはサービスの説明を含むデータを含んでよい。製品/サービスデータ804は、製品/サービスデータ804に含まれる単語の分類を決定するために自然言語処理技法を使用して分析および解析されてよい。加えて、製品/サービスデータ804は、製品/サービスデータ804に含まれる製品の様々な特徴に関する言語構造を生成するために分析されてよい。例えば、第1の言語構造806は、第1の製品808の少なくとも1つの特徴に関して生成されてよく、第2の言語構造810は、第2の製品812の少なくとも1つの特徴に関して生成されてよく、第3の言語構造814は、第3の製品816の少なくとも1つの特徴に関して生成されてよい。言語構造806、810、814は、ルートノードと1つまたは複数の分岐ノードとをもつ木構造を含んでよい。
818では、フレームワーク800は、言語構造710と言語構造806、810、814との間の類似度メトリック820を決定することを含んでよい。様々な実装形態では、類似度メトリック820は、言語構造間の類似度の量を示してよい。類似度メトリック820は、言語構造710に含まれる単語と言語構造806、810、814に含まれる単語との間の類似度に基づいて決定されてよい。加えて、類似度メトリック820は、言語構造710に含まれるノードの配置と言語構造806、810、814に含まれるノードのそれぞれの配置との間の類似度に基づいて決定されてよい。特に、類似度メトリック820は、言語構造710と第1の言語構造806との間の類似度の量に対応する第1の類似度メトリック822を含んでよい。さらに、第2の類似度メトリック824は、言語構造710と第2の言語構造810との間の類似度の量に対応してよい。さらに、類似度メトリック820は、言語構造710と第3の言語構造814との間の類似度の量に対応する第3の類似度メトリック826を含んでよい。様々な実装形態では、類似度メトリック820は、言語構造間の類似度の量の数値表記を含んでよい。特定の実装形態では、類似度メトリック820は、1から10または1から100などの数値スケールに沿って指定されてもよいし、言語構造間の類似度の量を示すパーセンテージによって表されてもよい。
言語構造710と言語構造806、810、814との間の類似度の量は、知的所有権資産702に対応し得る製品808、812、816のうちの1つまたは複数を決定するために使用されてよい。すなわち、類似度メトリック822、824、826が類似度の閾値量よりも大きい状況では、知的所有権資産702とそれぞれの製品806、810、814との間のマッピングまたは対応の他のインジケータが生成されてよい。マッピングは、次いで、IP評価サービス、IPリスク関連サービス、および/またはIP戦略関連サービスなどの様々なサービスを組織に提供するために使用されてよい。
図9は、いくつかの実装形態による、1つまたは複数の製品に対応する知的所有権特徴の価値に対する例示的なフレームワーク900を示す。フレームワーク900は、第1のIP特徴904に対応する第1の製品902と、第2のIP特徴908に対応する第2の製品906とを含んでよい。第1の製品902は、製品902の言語構造と第1のIP特徴904の言語構造との間の類似度の量に基づいて、第1のIP特徴904に結び付けられてよい。さらに、第2の製品906は、第2の製品906の言語構造と第2のIP特徴906の言語構造との間の類似度の量に基づいて、第2のIP特徴908に結び付けられてよい。例示的な例では、第1のIP特徴904は、特許または特許出願の請求項の要素であってよく、第2のIP特徴は、別の特許または特許出願の請求項の要素であってよい。
フレームワーク900は、知的所有権サービスシステム104と、知的所有権ナレッジデータストア120も含む。知的所有権サービスシステム104は、知的所有権ナレッジデータストア120から財務データ910を検索し得る。財務データ910は、第1の製品902に関する収益情報および第2の製品906に関する収益情報などの、様々な製品および/またはサービスの売上高によって生成される収益に関連する情報を含んでよい。知的所有権サービスシステム104はまた、914において、製品および/またはサービスと関連付けられたIP特徴に対応する製品および/またはサービスの価値の一部分を決定してよい。例えば、知的所有権サービスシステム104は、第1のIP特徴904に帰する第1の製品902の収益の量の一部分を決定してよい。様々な実装形態では、第1のIP特徴904に帰する第1の製品902の収益の量は、IP特徴904の広がりの尺度に基づくことがある。例示すると、知的所有権サービスシステム104は、第1のIP特徴904と同じ技術分類に含まれる追加の知的所有権特徴に対する第1のIP特徴904の広がりを決定し得る。他のIP特徴の広がりに対する第1のIP特徴904の広がりの尺度に基づいて、知的所有権サービスシステム104は、第1のIP特徴904に帰する第1の製品902の収益の量を決定し得る。いくつかの状況では、第1のIP特徴904の広がりの尺度の値が高いほど、第1のIP特徴904に帰する第1の製品902の収益のパーセンテージも高くなる。さらに、第1のIP特徴904の広がりの尺度の値が低いほど、第1のIP特徴904に帰する第1の製品902の収益のパーセンテージも低くなる。
914では、フレームワーク900は、IP特徴914に関する価値916を決定することを含む。特定の実装形態では、知的所有権サービスシステム104は、第1の製品902の収益の量と、第1のIP特徴904に帰せられる第1の製品902の収益の一部分に基づいて、第1のIP特徴904の価値916を決定し得る。様々な実装形態では、知的所有権サービスシステム104は、第1のIP特徴904に帰せられる第1の製品902の収益の部分と第1の製品902の収益情報を乗算して、第1のIP特徴904の価値916を決定することがある。
図10-図14は、知的所有権データを分析する例示的なプロセスを示す。本明細書で説明されるプロセスは、論理的流れ図では、動作のシーケンスを表すブロックの集合として示され、そのうちのいくつかまたはすべては、ハードウェア、ソフトウェア、またはそれらの組み合わせで実装されてよい。ソフトウェアの文脈では、ブロックは、1つまたは複数のプロセッサによって実行されるとき、列挙された動作を実施するようにプロセッサをプログラムする、1つまたは複数のコンピュータ可読媒体上に記憶されたコンピュータ実行可能命令を表すことがある。一般に、コンピュータ実行可能命令は、特定の機能を実施するまたは特定のデータタイプを実装する、ルーチン、プログラム、オブジェクト、構成要素、データ構造などを含む。ブロックが説明される順序は、特に述べられない限り、制限と解釈されるべきでない。任意の数の説明されるブロックは、プロセス、または代替プロセスを実装するために、任意の順序でおよび/または並列に組み合わされてよく、ブロックのすべてが実行される必要があるとは限らない。検討の目的で、プロセスは、例えば図1~図9を参照して説明されるものなどの、本明細書における例において説明される環境、アーキテクチャ、およびシステムに関して説明されるが、プロセスは、多種多様の他の環境、アーキテクチャ、およびシステムにおいて実装されてよい。
図10は、いくつかの実装形態による、製品またはサービスに対応する資産知的所有権を決定する例示的なプロセス1000を示す。
1002では、プロセス1000は、製品についての情報を1つまたは複数のデータソースから受信することを含む。特定の実装形態では、1つまたは複数のデータソースは、公共にアクセス可能なデータソースを含んでよい。公共にアクセス可能なデータソースは、ウェブサイトへのアクセスを維持および/または制御する組織によって発行されるクレデンシャルなしで一般大衆によってアクセスされ得る情報を含むウェブサイトを含んでよい。例えば、公共にアクセス可能なデータソースは、URLが最初に組織自体によって個人に提供されることなく大衆にとって利用可能であるユニフォームリソースロケータ(URL)を含んでよい。対照的に、プライベートデータソースへのアクセスは、プライベートデータソースと関連付けられたURLへのアクセスを制限することによって、および/または、プライベートデータソースにアクセスするために特定のクレデンシャルを必要とすることによって、公共データソースへのアクセスよりも厳密に制御されてよい。いくつかの状況では、組織は、一般大衆にとってアクセス可能であり得る公共にアクセス可能な情報と、顧客、従業員、および組織によってアクセスが特別に与えられた他の個人にとってアクセス可能であるプライベートにアクセス可能な情報の両方を含むウェブサイトを維持および/または制御することがある。公共にアクセス可能なデータソースは、行政ウェブサイト、知的所有権管轄区域によって維持される知的所有権データベース、製品および/またはサービスを提示する企業のウェブサイト、それらの組み合わせなどを含んでよい。これらの状況では、公共にアクセス可能なデータソースから製品および/またはサービスに関連するデータを取得することは、製品および/またはサービスと関連付けられた複数のキーワードを決定することと、複数のキーワードのうちの少なくとも1つのキーワードに対応するデータを識別するために公共にアクセス可能なデータソースを解析することとを含んでよい。さらに、少なくとも1つのキーワードに対応するデータは、公共にアクセス可能なデータソースから抽出されてよく、少なくとも1つのキーワードに対応するデータは、サービスプロバイダのデータストアに記憶されてよい。いくつかの実装形態では、知的所有権サービスプロバイダは、ウェブクローラ、またはウェブサイトを識別して指定された情報に関してウェブサイトを解析し得る他のアプリケーションを使用して、公共データソースから情報を取得してよい。
追加の実装形態では、1つまたは複数のデータソースは、取得のために製品および/またはサービスを提示する組織のデータソースを含んでよい。組織のデータソースは、知的所有権サービスプロバイダによって組織のデータソースへのアクセスを与える組織に少なくとも部分的に基づいて知的所有権サービスプロバイダにとってアクセス可能であるプライベートデータソースであってよい。組織のデータソースは、データベース管理アプリケーションを介してアクセス可能であってよく、知的所有権サービスプロバイダは、データベース管理アプリケーションを利用して、製品および/またはサービスと関連付けられた複数のキーワードのうちの少なくとも1つのキーワードに関して組織のデータソースを解析し、少なくとも1つのキーワードに対応するデータを組織のデータソースから抽出してよい。知的所有権サービスプロバイダは、次いで、組織のデータソースから取得されたデータを、知的所有権サービスプロバイダのデータストアなどの追加の組織のデータストアに記憶してよい。様々な実装形態では、売上高に関する製品および/またはサービスを提示している組織のデータストアに記憶される製品および/またはサービスに関連するデータは、知的所有権資産とそれぞれの製品および/またはサービスとの間の関係が識別可能であるように記憶されることがある。すなわち、組織は、特定の製品および/またはサービスと関連付けられた知的所有権資産を追跡し、この関係を示すデータを記憶した可能性がある。このようにして、知的所有権サービスプロバイダは、組織のデータストアを調査し、組織によって生成されたデータを使用して組織によって売上高に関して提示された製品および/またはサービスに対応する知的所有権資産を識別してよい。
さらなる実装形態では、製品および/またはサービスに関連するデータは、クラウドソーシング技法を使用して取得されてよい。例示すると、知的所有権サービスプロバイダは、製品および/またはサービスについての情報に関する要求をウェブサイト上で発行させてよい。ウェブサイトにアクセスする個人は、ウェブサイトを介して要求に対する応答を提出してよい。追加の実装形態では、知的所有権サービスプロバイダは、製品および/またはサービスについての情報を取得するために、特定の個人に要求を送信することがある。要求は、電子メール、モバイルデバイスメッセージ、インスタントメッセージング通知、通話、それらの組み合わせなどの、1つまたは複数のタイプの通信に含まれてよい。様々な実装形態では、知的所有権サービスプロバイダは、1つまたは複数の製品および/またはサービスについての情報を取得するために、個人の1つまたは複数のグループを識別することがある。例えば、知的所有権サービスプロバイダは、専門家であるならびに/または様々な製品および/もしくはサービスについての少なくとも閾値量の知識を有すると考えられ得る個人を識別することがあり、知的所有権サービスプロバイダは、知的所有権サービスプロバイダが、それぞれのグループが知識を有する製品および/またはサービスについての情報を取得したいとき、個人のそれぞれのグループに連絡することがある。これらのシナリオでは、知的所有権サービスプロバイダによって連絡される個人の少なくとも一部分は、要求に応答して、知的所有権サービスプロバイダに1つまたは複数の製品および/またはサービスについての情報を提供することがある。いくつかの場合、製品および/またはサービスについて取得される情報は、製品および/またはサービスについての情報を含み得る1つもしくは複数のウェブサイトまたは刊行物などの、製品および/またはサービスについての1つまたは複数の情報のソースを示すことがある。加えて、製品および/またはサービスについての情報は、製品および/またはサービスの説明、製品および/またはサービスに関連する価格設定情報、製品および/またはサービスの財務情報、のうちの少なくとも1つを含んでよい。
様々な実装形態では、知的所有権サービスプロバイダは、個人が情報を提出するための1つまたは複数のポータルも提供することがある。例えば、知的所有権サービスプロバイダは、組織によって売上高に関して提示される製品および/もしくはサービスについての情報を捕捉するためならびに/または組織の知的所有権資産についての情報を捕捉するための少なくとも1つのユーザインターフェース要素を含む1つまたは複数のユーザインターフェースを生成することがある。ポータルは、知的所有権サービスプロバイダまたは組織のうちの少なくとも1つの代表によってアクセス可能であってよい。特定の実装形態では、知的所有権サービスプロバイダは、組織の企業秘密についての情報を取得するために使用され得るポータルを提供することがある。追加の実装形態では、知的所有権サービスプロバイダは、組織の特許文書についての情報を取得するために使用され得るポータルを提供することがある。さらなる実装形態では、知的所有権サービスプロバイダは、組織によって提示される製品および/またはサービスについての情報を取得するために使用され得るポータルを提供することがある。
ブロック1004では、プロセス1000は、知的所有権資産を識別することを含む。例えば、知的所有権資産は、公共に利用可能なリソースから、および/または1つもしくは複数の組織と関連付けられたリソースから、識別されることがある。
1006では、プロセス1000は、製品のうちの個々の製品と知的所有権資産のうちの個々の知的所有権資産との間の1つまたは複数の関係を決定することを含む。個々の製品またはサービスと個々の知的所有権資産との間の関係は、製品またはサービスの特徴および知的所有権資産の特徴を識別することによって決定されることがある。製品またはサービスの特徴は、製品またはサービスの説明を解析し、製品またはサービスの機能的特徴、物理的特徴、および/または技術的特徴を識別することによって、決定されてよい。様々な実装形態では、製品またはサービスに関連するビデオおよび/または画像が、製品またはサービスの特徴を決定するために1つまたは複数の物体認識技法を使用して分析されることがある。知的所有権サービスプロバイダは、製品またはサービスの特徴と知的所有権資産の特徴との間の類似度を決定するために、知的所有権資産の特徴および製品またはサービスの特徴を分析することがある。いくつかの場合、類似度の量は、製品およびまたはサービスならびに知的所有権資産と関連付けられた単語の類似度に基づくことがある。類似度の量は、製品またはサービスの特徴に関連する単語間の関係と知的所有権資産の特徴に関連する単語間の関係の類似度に基づいてもよい。知的所有権サービスプロバイダは、製品またはサービスの特徴と知的所有権資産の特徴との間の類似度が少なくとも閾値類似度であることに基づいて、製品またはサービスと知的所有権資産との間に関係があることを決定してよい。例示的な例では、知的所有権サービスプロバイダは、特許文書の請求項の特徴および製品またはサービスの特徴を決定することがある。知的所有権サービスプロバイダは、次いで、特許文書の請求項の特徴と製品またはサービスの特徴との間の類似度に基づいて、請求項と製品またはサービスとの間の関係を識別することがある。
1008では、プロセス1000は、1つまたは複数の関係に少なくとも部分的に基づいて、製品のうちの個々の製品と知的所有権資産のうちの個々の知的所有権資産との間の1つまたは複数の関係を示す関連付けデータを生成することを含む。例えば、関連付けデータは、個々の製品またはサービスと、製品またはサービスにマッピングされる少なくとも1つの知的所有権資産との間の関係のフレームワークを含んでよい。フレームワークは、個々の知的所有権資産と、知的所有権資産と関連付けられた少なくとも1つの製品またはサービスも示してよい。このようにして、フレームワークは、製品またはサービスおよび関連する知的所有権資産を識別するために、知的所有権資産に基づいて、または製品またはサービスに基づいて、検索可能であってよい。
関連付けデータは、製品またはサービスに対応する知的所有権資産を示すフレームワークに含まれるマッピングを含んでよい。様々な実装形態では、知的所有権サービスプロバイダは、1つまたは複数の製品またはサービスおよび関連する1つまたは複数の知的所有権資産を識別する要求を受信することがある。これらの状況では、知的所有権サービスプロバイダは、製品またはサービスと知的所有権資産との間の関係を決定するために、知的所有権資産の識別子または知的所有権資産の識別子に基づいてフレームワークを解析することがある。製品またはサービスと知的所有権資産との間の関係は、知的所有権サービスプロバイダの顧客に様々な知的所有権関連サービスを提供するために、知的所有権サービスプロバイダによって利用されることがある。特定の実装形態では、知的所有権関連サービスは、知的所有権資産の評価サービスを含むことがある。これらのシナリオでは、1つまたは複数のメトリックが、知的所有権資産の1つもしくは複数の部分の広がりの尺度、知的所有権資産の1つもしくは複数の部分に関するリスクの尺度、または知的所有権資産の1つもしくは複数の部分の適用範囲の尺度、のうちの少なくとも1つを含む場合、知的所有権サービスプロバイダは、知的所有権資産に関連する1つまたは複数のメトリックを決定することがある。知的所有権サービスプロバイダはまた、ある期間にわたる製品またはサービスに関して取得される収益を決定し、次いで、1つまたは複数のメトリックに少なくとも部分的に基づいて、知的所有権資産の1つまたは複数の部分に帰する製品またはサービスの収益の量を決定することがある。知的所有権資産に帰する製品またはサービスの収益の量を決定した後、知的所有権サービスプロバイダは、ある期間にわたる取得される製品またはサービスの収益の量および知的所有権資産に帰せられる製品またはサービスの収益の量の部分に少なくとも部分的に基づいて知的所有権資産の価値を決定してよい。
ブロック1010では、プロセス1000は、製品のうちの製品に対応する知的所有権資産のうちの知的所有権資産を識別する要求を受信することを含む。例えば、ユーザは、ユーザインターフェースを使用して、製品のうちの所与の製品に対応する資産を識別する要求を示す入力を提供することがある。入力に対応する入力データは、要求通りに受信されてよい。
ブロック1012では、プロセス1000は、関連付けデータに少なくとも部分的に基づいて、製品に対応する知的所有権資産を識別することを含む。例えば、システムは、関連付けデータを使用して、どの製品が知的所有権資産との関係を有するかを決定するために利用されることがある。
1014では、プロセス1000は、要求に対する応答であって、知的所有権資産が製品と関連付けられることを示す応答を生成することを含む。いくつかの実装形態では、ユーザインターフェースは、知的所有権資産と製品またはサービスとの間の関係に関する入力を提供する1つまたは複数のユーザインターフェース要素も含んでよい。いくつかの実装形態では、入力は、ユーザインターフェースを介して取得されてもよいし、知的所有権資産と製品またはサービスとの間の関係に対する1つまたは修正を示す追加のユーザインターフェースを介して取得されてもよい。
図11は、いくつかの実装形態による、分類システムを使用して製品またはサービスに対応する知的所有権資産を決定する例示的なプロセス1100を示す。
1102では、プロセス1100は、分類を含む分類システムを生成することを含み、分類のうちの個々の分類は、技術グループに対応する。様々な実装形態では、個々の分類は、1つまたは複数の基準と関連付けられることがある。例示的な実装形態では、個々の分類は、1つまたは複数の単語と関連付けられてよく、各分類は、単語の異なるグループと関連付けられてよい。加えて、分類システムの個々の分類は、1つもしくは複数の物理的特徴、1つもしくは複数の技術的特徴、またはそれらの組み合わせと関連付けられてよい。いくつかの実装形態では、1つもしくは複数の物理的特徴および/または1つもしくは複数の技術的特徴は各々、単語のセットに関連することがある。
1104では、プロセス1100は、組織によって取得のために提示される製品についての情報であって、組織のデータストア;組織のウェブサイト;またはユーザインターフェースを介した入力、のうちの少なくとも1つから取得される情報を受信することを含む。
1106では、プロセス1100は、情報に少なくとも部分的に基づいて、製品の第1の特徴を決定することを含む。製品またはサービスについての情報は、製品またはサービスと関連付けられた1つまたは複数の単語を決定するために製品またはサービスについての情報を解析することによって分析されてよい。特定の実装形態では、製品またはサービスについての情報は、製品またはサービスの1つもしくは複数の物理的特徴または1つもしくは複数の技術的特徴のうちの少なくとも1つを決定するために分析されることがある。製品またはサービスの1つもしくは複数の物理的特徴および/または1つもしくは複数の技術的特徴は、少なくとも1つの技術的特徴の単語および/または少なくとも1つの物理的特徴の単語を製品またはサービスについて取得される情報に含まれる単語と比較することに少なくとも部分的に基づいて識別され得る。例示的な実装形態では、製品またはサービスの物理的特徴は、物理的特徴に関連する少なくとも1つの単語が製品またはサービスについての情報に含まれることに少なくとも部分的に基づいて識別されることがある。さらに、製品またはサービスの技術的特徴は、技術的特徴に関連する少なくとも1つの単語が製品またはサービスについての情報に含まれることに少なくとも部分的に基づいて識別されることがある。
1108では、プロセス1100は、第1の特徴が、分類と関連付けられた基準特徴に対応することに少なくとも部分的に基づいて、製品が分類のうちの分類に対応することを決定することを含む。様々な実装形態では、製品またはサービスの第1の特徴と関連付けられた単語は、分類の第2の特徴と関連付けられた追加の単語と比較されることがある。いくつかの実装形態では、分類は、分類の第2の特徴のいくつかの単語が少なくとも製品またはサービスの第1の特徴の単語の閾値数に対応することに少なくとも部分的に基づいて、製品またはサービスに割り当てられることがある。特定の実装形態では、モデルは、製品またはサービスに関する分類を決定するために使用されることがある。モデルは、製品またはサービスの特徴に対応する単語および分類に対応する単語を含む入力を受信し、製品またはサービスが分類システムの分類に対応する確率を決定し得る。例示的な実装形態では、分類は、製品またはサービスが分類に対応する確率が閾値確率よりも大きいとき、製品またはサービスに割り当てられてよい。追加の実装形態では、分類は、製品またはサービスが分類に対応する確率が、複数の分類に関するモデルを使用して製品またはサービスに対して決定された複数の確率で最も高い確率であるとき、製品またはサービスに割り当てられてよい。
1110では、プロセス1100は、組織と関連付けられた知的所有権資産を識別することを含む。組織の知的所有権資産は、組織から取得される情報に基づいて識別されてよい。特定の実装形態では、知的所有権サービスプロバイダは、企業秘密文書、特許出願、実用特許、デザイン特許、植物特許、商標出願、または著作権提出などの知的所有権資産に対応する文書を含む知的所有権資産についての情報を取得し得る。追加の実装形態では、組織は、組織の知的所有権資産の識別子を提供することがあり、知的所有権サービスプロバイダは、この識別子に基づいて1つまたは複数のデータベースから知的所有権資産についての情報を取得し得る。
1112では、プロセス1100は、知的所有権資産の第2の特徴を決定することを含む。知的所有権資産の特徴は、知的所有権資産に関連する文書などの知的所有権資産に関連する情報を分析することによって決定され得る。特定の実装形態では、知的所有権資産は、特許または特許出願の請求項であってよく、知的所有権資産の特徴は、請求項の単語を分析することによって識別されてよい。さらに、知的所有権資産が特許または特許出願の請求項であるとき、知的所有権資産の特徴は、請求項の要素の単語を分析することによって識別され得る。さらに、知的所有権資産が商標であるとき、商標の特徴は、商標と関連付けられた商品またはサービスの説明の単語を分析することによって識別され得る。様々な実装形態では、知的所有権資産の特徴は、知的所有権資産と関連付けられた文書に含まれる単語を物理的特徴および/または技術的特徴と関連付けられた単語と比較することによって、識別され得る。知的所有権サービスプロバイダは、単語を個々の物理的特徴および個々の技術的特徴に割り当ててよい。いくつかの実装形態では、知的所有権サービスプロバイダは、知的所有権資産と関連付けられた少なくとも1つの単語が、技術的特徴に関連する少なくとも1つの追加の単語または物理的特徴に関連する少なくとも1つの追加の単語に対応するとき、知的所有権資産が技術的特徴または物理的特徴を含むことを決定することがある。
1114では、プロセス1100は、知的所有権資産の第2の特徴が分類と関連付けられた基準特徴に対応することに少なくとも部分的に基づいて、知的所有権資産が分類に対応することを決定することを含む。知的所有権サービスプロバイダは、1つまたは複数の第3の特徴の単語を少なくとも1つの第4の特徴の単語と比較することによって、知的所有権資産の1つまたは複数の第3の特徴が、分類と関連付けられた少なくとも1つの第4の特徴に対応することを決定することがある。様々な実装形態では、知的所有権サービスプロバイダは、1つまたは複数の第3の特徴の少なくとも単語の閾値数が少なくとも1つの第4の特徴の単語に対応することに少なくとも部分的に基づいて、知的所有権資産の1つまたは複数の第3の特徴が少なくとも1つの第4の特徴に対応することを決定することがある。
特定の実装形態では、モデルは、知的所有権資産に関する分類を決定するために使用されることがある。モデルは、知的所有権資産の特徴に対応する単語および分類に対応する単語を含む入力を受信し、知的所有権資産が分類システムの分類に対応する確率を決定し得る。例示的な実装形態では、分類は、知的所有権資産が分類に対応する確率が閾値確率よりも大きいとき、知的所有権資産に割り当てられてよい。追加の実装形態では、分類は、知的所有権資産が分類に対応する確率が、複数の分類に関するモデルを使用して知的所有権資産に対して決定された複数の確率で最も高い確率であるとき、知的所有権資産に割り当てられてよい。
様々な実装形態では、知的所有権資産に関する分類を決定するために使用されるモデルおよび知的所有権資産に関する分類を決定するために使用されるモデルが修正されることがある。例えば、知的所有権サービスプロバイダは、知的所有権資産の分類に関する入力を要求することがある。いくつかの場合、入力は、知的所有権資産が、異なる分類に従って分類されるべきであることを示すことがある。他の状況では、入力が、知的所有権資産が適切に分類されることを示すことがある。知的所有権サービスプロバイダは、次いで、入力に基づいて知的所有権資産を分類するために使用されるモデルを修正してよい。さらに、知的所有権サービスプロバイダは、製品またはサービスの分類に関する入力を要求することがある。入力は、製品またはサービスが、異なる分類に従って分類されるべきであることを示すことがある。他のシナリオでは、入力は、製品またはサービスが適切に分類されることを示すことがある。知的所有権サービスプロバイダは、次いで、入力に基づいて製品またはサービスを分類するために使用されるモデルを修正してよい。
図12は、いくつかの実装形態による、知的所有権データの定性分析および定量分析を実施する例示的なプロセス1200を示す。
1202では、プロセス1200は、製品と関連付けられた収益を示す情報を受信することを含む。情報は、製品またはサービスの売上高を通して1つまたは複数の組織によって取得される収益に関する情報などの財務データを含んでよい。財務データは、様々なソースから取得されてよい。例えば、知的所有権サービスプロバイダは、製品および/またはサービスの財務データに関する情報を捕捉するポータルを提供してよい。例示すると、知的所有権サービスプロバイダは、財務データの1つまたは複数の部分を捕捉する1つまたは複数のユーザインターフェース要素を含む1つまたは複数のユーザインターフェースを生成してよい。追加の実装形態では、知的所有権サービスプロバイダは、製品またはサービスに対応する財務データの部分を識別するために売上高に関して製品またはサービスを提示する組織のデータストアを解析するソフトウェアツールを実装することがある。さらなる実装形態では、知的所有権サービスプロバイダは、製品またはサービスに対応する財務データの少なくとも一部分を識別するために、1つまたは複数のウェブサイトからの情報を分析することがある。例示的な例では、知的所有権サービスプロバイダは、ウェブクローラおよび他のウェブサイト解析ツールを利用して、製品またはサービスに対応する財務データの少なくとも一部分を識別するために取得のために製品もしくはサービスを提示する1つもしく複数の組織のウェブサイトおよび/または第三者ウェブサイトを含めてウェブサイトに含まれる情報を分析することがある。
ブロック1204では、プロセス1200は、製品の技術的特徴に少なくとも部分的に基づいて製品の分類を決定することを含む。例えば、知的所有権サービスプロバイダは、製品またはサービスの特徴を決定し、製品またはサービスの特徴を分類システムのいくつかの分類に関する基準と比較することによって、製品またはサービスに関する分類を決定してよい。
ブロック1206では、プロセス1200は、特許請求項が分類と関連付けられることに少なくとも部分的に基づいて製品に対応する特許請求項を識別することを含む。例えば、知的所有権資産は、分類と関連付けられてよい。それらの知的所有権資産は、特許を含んでよく、特許は、請求項を含んでよい。さらに、プロセス1200は、組織の知的所有権資産を一般的に識別することを含んでよい。組織の知的所有権資産は、組織によって執行され得る法的権利を有する1つまたは複数の知的所有権資産を含んでよい。様々な実装形態では、知的所有権資産は、組織に割り当てられてよい。追加の実装形態では、組織は、知的所有権資産に関するライセンスを有してよい。知的所有権サービスプロバイダは、組織から取得される情報に少なくとも部分的に基づいて、知的所有権資産が組織に対応することを決定してよい。例えば、組織は、知的所有権サービスプロバイダに知的所有権資産のリストを提供してよい。このリストは、知的所有権サービスプロバイダにとってアクセス可能である組織のデータストアに記憶されてよく、知的所有権サービスプロバイダは、リストを取得するためにデータストアを解析してよい。さらなる実装形態では、組織は、電子メールまたはメッセージなどの通信を介して、知的所有権サービスプロバイダに知的所有権資産のリストを提供してよい。また、知的所有権サービス組織は、組織が組織の知的所有権資産のリストを提供し得る顧客ポータルを提供することがある。特定の実装形態では、知的所有権サービスプロバイダは、組織の知的所有権資産を識別するために、特許管轄区域データベースなどの公共データソースから入手可能な情報を分析することがある。例示すると、知的所有権サービスプロバイダは、組織に割り当てられる知的所有権資産、組織が出願人である知的所有権資産、組織に関連する発明者を有する知的所有権資産、またはそれらの組み合わせを識別するために、公共にアクセス可能なデータストアを解析することがある。
ブロック1208では、プロセス1200は、特許請求項に含まれる単語を識別することを含む。例えば、特許請求項を構成する単語を識別するために、特許を表すデータが解析されることがある、および/またはテキスト認識技法が実施されることがある。
ブロック1210では、プロセス1200は、特許請求項の広がりを決定することを含む。いくつかの実装形態では、知的所有権サービスプロバイダは、知的所有権資産に帰する製品またはサービスの収益の部分を決定するために、知的所有権資産と同じ分類にある知的所有権資産などの他の知的所有権資産の広がりに対する知的所有権資産の広がりを決定してよい。
ブロック1212では、プロセス1200は、特許請求項の広がりに少なくとも部分的に基づいて特許請求項に配分する収益の一部分を決定することを含む。例えば、知的所有権資産に対応する広がりの尺度ならびに/または製品および/もしくはサービスの収益の部分を決定するために、知的所有権サービスシステムは、1つまたは複数の言語分析技法ならびに1つまたは複数の機械学習技法を利用することがある。知的所有権サービスプロバイダは、知的所有権資産によって包含される製品またはサービスの特徴の量に基づいて、製品またはサービスに関して知的所有権資産に帰する収益の一部分を決定することがある。例えば、製品またはサービスが特徴の数を有する場合、特徴の総数に関して知的所有権資産によって包含される特徴の数の部分は、知的所有権資産が製品またはサービスに帰する収益の部分に対応することがある。例示的な例では、知的所有権資産は、製品またはサービスの特徴の2%を包含することがあり、知的所有権サービスプロバイダは、製品またはサービスの収益の2%は知的所有権資産に帰せられるべきであることを決定することがある。特定の実装形態では、知的所有権資産によって包含される製品またはサービスの特徴の割合は、製品またはサービスが知的所有権資産に帰する収益の部分を決定するための開始点として働くことがある。様々な実装形態では、知的所有権サービスプロバイダは、以下でより詳細に論じられるいくつかの割引要因に基づいて、知的所有権資産に帰せられる製品またはサービスの収益の量の初期部分を修正することがある。追加の実装形態では、知的所有権サービスプロバイダは、知的所有権資産の広がりに基づいて、製品またはサービスが知的所有権資産に帰する収益の一部分を決定することがある。いくつかの実装形態では、知的所有権サービスプロバイダは、知的所有権資産に帰する製品またはサービスの収益の部分を決定するために、知的所有権資産と同じ分類にある知的所有権資産などの他の知的所有権資産の広がりに対する知的所有権資産の広がりを決定してよい。
ブロック1214では、プロセス1200は、特許請求項に配分される収益の部分に少なくとも部分的に基づいて特許請求項の価値の尺度を決定することを含む。例えば、知的所有権資産に関する価値の尺度は、製品またはサービスの収益に、知的所有権資産に帰せられる製品またはサービスの収益の部分を乗算することによって、決定されてよい。様々な実装形態では、1つまたは複数の割引要因も、知的所有権資産に関する価値の尺度を決定するために使用されることがある。割引要因は、価値の尺度を決定するために使用される製品もしくはサービスに関する収益の量または知的所有権資産に帰せられる製品もしくはサービスに関する収益の部分のうちの少なくとも1つに適用されてよい。1つまたは複数の割引要因は、知的所有権資産の価値の初期尺度を、知的所有権資産の修正された価値の尺度に減少させ得る。例示的な例では、1つまたは複数の割引要因は、知的所有権資産の無効に対応する第1のリスクおよび知的所有権資産に関する訴訟の確率に対応する第2のリスクに少なくとも部分的に基づいてよい。特定の実装形態では、知的所有権資産は特許請求項を含んでよく、第1のリスクは、特許請求項に関連する出願経過イベントに少なくとも部分的に基づいてよい。さらに、知的所有権資産が特許請求項を含む状況では、第1のリスクは、審査官と同じ技術ユニットに含まれる追加の審査官の追加のメトリックに対する特許請求項に関連する審査官のメトリックであって、ある期間にわたって作成された特許許可通知の数、特許許可通知を作成する前の拒絶理由通知の平均数、ある期間にわたって提出された審判請求書の数、ある期間にわたっての審決における逆転の数、またはそれらの組み合わせのうちの少なくとも1つに対応するメトリックに少なくとも部分的に基づいてよい。さらに、知的所有権資産の数に関して起こる訴訟イベントの第1の数に少なくとも部分的に基づく第2のリスクは、分類システムの異なる分類に含まれる追加の複数の知的所有権資産に対して起こる訴訟イベントの第2の数に対する知的所有権資産と同じ分類を有する。知的所有権資産が特許請求項を含むいくつかの例示的な例では、割引要因は、製品またはサービスに対応する組織に割り当てられた追加の特許請求項の数に少なくとも部分的に基づいて決定されることがある。知的所有権資産が商標を含む例示的な例では、割引要因は、商標資産と同じ分類に含まれる商標資産に関連する訴訟イベントの数、商標資産と同じ分類に含まれる商標資産に関連する異議の数、または分類に含まれる追加の商標資産と関連付けられた追加の審査官の追加のメトリックに対する商標資産と関連付けられた審査官のメトリック、のうちの少なくとも1つに少なくとも部分的に基づくことがある。
加えて、または代替として、プロセス1200は、製品またはサービスが知的所有権資産に対応することを決定することを含んでよい。知的所有権サービスプロバイダは、製品またはサービスが知的所有権資産に対応することを示す入力を取得することに基づいて、製品またはサービスが知的所有権資産に対応することを決定し得る。例えば、組織の代表が、製品またはサービスが知的所有権資産に対応することを示すユーザインターフェースを介して情報を入力するために、知的所有権サービスプロバイダによって提供される顧客ポータルにアクセスすることがある。他の例では、知的所有権サービスプロバイダの代表が、知的所有権資産が製品またはサービスに対応することを示すユーザインターフェースに情報を入力することがある。追加の実装形態では、組織は、知的所有権資産と、売上高に関して組織によって提示される製品および/またはサービスとの間の関係を示すデータを記憶することがある。例示すると、組織の各製品またはサービスに対して、組織は、それぞれの製品またはサービスの1つまたは複数の特徴に関連する知的所有権資産のリストを記憶することがある。これらのシナリオでは、知的所有権サービスプロバイダは、組織の1つまたは複数の製品および/またはサービスに関連する知的所有権資産のリストを含む組織のデータストアまたは組織のウェブサイトを解析することがある。
追加の実装形態では、知的所有権サービスプロバイダは、製品またはサービスと知的所有権資産との間の類似度の量を決定することによって組織の知的所有権資産に対応する製品またはサービスを決定することがある。様々な実装形態では、知的所有権サービスプロバイダは、知的所有権文書の個々の第1の単語を決定するために知的所有権資産と関連付けられた知的所有権文書を解析し、情報に含まれる個々の第2の単語を決定するために製品またはサービスに関連する情報を解析することがある。知的所有権サービスプロバイダは、次いで、個々の第1の単語の少なくとも一部分と個々の第2の単語の少なくとも一部分との間の類似度メトリックを決定することがある。知的所有権サービスプロバイダは、類似度メトリックが少なくとも閾値類似度メトリックであることを決定することに少なくとも部分的に基づいて、製品またはサービスが知的所有権資産に対応することを決定することがある。さらなる実装形態では、知的所有権サービスプロバイダは、製品またはサービスの物理的特徴および/または技術的特徴ならびに知的所有権資産の物理的特徴および/または技術的特徴を決定するために、製品またはサービスについての情報および知的所有権資産についての情報を分析することがある。知的所有権サービスプロバイダは、製品またはサービスの物理的特徴および/または技術的特徴と知的所有権資産の物理的特徴および/または技術的特徴との間の類似度に少なくとも部分的に基づいて、知的所有権資産が製品またはサービスに対応することを決定することがある。
特定の実装形態では、知的所有権サービスプロバイダは、知的所有権資産と製品またはサービスとの間の類似度を決定するために製品またはサービスの情報および知的所有権資産の情報を分析する前に、製品またはサービスと知的所有権資産の両方が分類システムの同じ分類と関連付けられることを決定することがある。様々な実装形態では、知的所有権サービスプロバイダは、製品またはサービスの特徴を決定し、製品またはサービスの特徴を分類システムのいくつかの分類のための基準と比較するによって、製品またはサービスに関する分類を決定することがある。さらに、知的所有権サービスプロバイダは、知的所有権資産の特徴を決定し、知的所有権資産の特徴を分類システムのいくつかの分類のための基準と比較することによって、知的所有権資産に関する分類を決定することがある。様々な実装形態では、知的所有権サービスプロバイダは、製品またはサービスの特徴と分類の基準との間の類似度の量を示す第1の類似度メトリックを決定し、知的所有権資産の特徴と分類の基準との間の類似度の量を示す第2の類似度メトリックを決定することがある。知的所有権サービスプロバイダは、次いで、第1の類似度メトリックを利用して製品またはサービスに関する分類を決定し、第2の類似度メトリックを利用して、知的所有権資産に関する分類を決定することがある。知的所有権サービスプロバイダは、閾値類似度メトリックを上回る特定の分類に関する第1の類似度メトリックおよび/または第2の類似度メトリックが、製品もしくはサービスおよび/または知的所有権資産が分類に対応することを示し得るように、閾値類似度メトリックに基づいて製品またはサービスに関する分類および知的所有権資産に関する分類を決定することがある。追加の実装形態では、知的所有権サービスプロバイダは、最も高い値の第1の類似度メトリックに関連する分類が製品またはサービスに対応することを決定するために、第1の類似度メトリックの間で最も高い値を有する第1の類似度メトリックを決定することがある。知的所有権サービスプロバイダは、最も高い値の第2の類似度メトリックに関連する分類が知的所有権資産に対応することを決定するために、第2の類似度メトリックの間で最も高い値を有する第2の類似度メトリックも決定することがある。
図13は、いくつかの実装形態による、知的所有権資産の言語構造ならびに製品またはサービスの言語構造を使用して製品またはサービスに対応する知的所有権資産を決定する例示的なプロセス1300を示す。
1302では、プロセス1300は、製品と関連付けられた第1の情報に含まれる第1の単語に関する第1の品詞を決定することを含む。様々な実装形態では、自然言語処理技法は、第1の情報に含まれる個々の単語および個々の単語と関連付けられた品詞を決定するために使用されることがある。特定の実装形態では、知的所有権サービスプロバイダは、第1の情報に含まれる、名詞、動詞、形容詞、副詞、前置詞、接続詞、または代名詞のうちの少なくとも1つを決定することがある。加えて、知的所有権サービスプロバイダは、第1の情報に含まれる単語間の関係を決定することがある。例えば、知的所有権サービスプロバイダは、同じ文に含まれる単語を識別することがある。知的所有権サービスプロバイダは、同じ段落に含まれる単語も識別することがある。さらに、知的所有権サービスプロバイダは、個々の名詞を修飾する1つまたは複数の形容詞および個々の動詞を修飾する1つまたは複数の副詞を識別することがある。さらに、知的所有権サービスプロバイダは、単語間の関係を示すデータを記憶することがある。例示すると、知的所有権サービスプロバイダは、第1の情報に含まれる個々の単語に識別子を割り当て、個々の単語にコードまたはクラスを割り当て得る。特定の例では、知的所有権サービスプロバイダは、単語が名詞であることを示すコードを第1の情報に含まれる単語に割り当て、単語に関連する形容詞の識別子も、単語に関連するテーブルに記憶することがある。テーブルは、名詞と同じ文または要素中の単語の識別子も含んでよい。
ブロック1304では、プロセス1300は、特許文書の請求項に対応する第2の情報に含まれる第2の単語に関する第2の品詞を決定することを含む。第2の品詞を決定することは、上記で説明されたように、第1の品詞を決定することと同じまたは類似の様式で実施されてよい。
ブロック1306では、プロセス1300は、製品の特徴に対応する第1の単語の一部分を決定することを含む。例えば、特徴のカタログは、製品と関連付けられてよく、知的所有権サービスプロバイダは、単語のうちのどれが、製品と関連付けられた特徴のうちの少なくとも1つに対応するかを決定することために、特徴と関連した第1の単語を分析してよい。
ブロック1308では、プロセス1300は、第1の品詞に少なくとも部分的に基づいて、特徴に対して実施される第1の行為を決定することを含む。例えば、知的所有権サービスプロバイダは、単語のうちのどれが、所与の特徴に対して作用する動詞であるかを決定することがある。動詞は、特徴に対して実施される行為を示し得る。
1310では、プロセス1300は、第1の行為に少なくとも部分的に基づいて、特徴に関する第1の言語構造であって、第1の行為と第1の情報に含まれる1つまたは複数の第1の名詞との間の1つまたは複数の第1の関係を示す第1の言語構造を生成することを含む。特定の例では、言語構造は、ルートノードと1つまたは複数の分岐ノードとを有する木構造を含んでよい。ルートノードは、木構造の第1のレベルにあってよく、1つまたは複数の分岐ノードは、木構造のその後のレベルに含まれてよい。木構造では、別のノードの分岐である各ノードは、初期ノードに関連する。すなわち、木構造は、親ノードと、親ノードに関連する子ノードとを含んでよい。例示的な例では、木構造の第1のレベル上の第1のノードに含まれる名詞は、第2のノードに含まれる第1の形容詞および木構造の第3のノード内の第2の形容詞と関連付けられてよく、第2のノードおよび第3のノードは、第1のノードの子ノードであり、木構造の第2のレベルに含まれる。様々な実装形態では、知的所有権資産の言語構造は、ルートノード内の知的所有権資産に関連する行為に関して生成されてよく、行為に対応する単語は、分岐ノードに含まれる。例示的な例では、行為に対応する動詞は、言語構造の第1のレベル上のルートノードに含まれてよく、この動詞に関連する名詞および形容詞は、言語構造の第2のレベルおよび/または第3のレベル上の言語構造の分岐ノードに含まれてよい。知的所有権資産が特許請求項である状況では、知的所有権サービスプロバイダは、特許請求項に含まれる個々の要素に関する言語構造を生成し得る。
1312では、プロセス1300は、第2の品詞に少なくとも部分的に基づいて、請求項に含まれる第2の行為を決定することを含む。すなわち、知的所有権サービスプロバイダは、第2の情報に含まれる単語を分析し、第2の情報に含まれる名詞、動詞、形容詞、副詞、前置詞、接続詞、または代名詞のうちの少なくとも1つを識別し得る。特定の実装形態では、知的所有権サービスプロバイダは、自然言語処理技法を利用して、個々の単語および第2の情報に含まれる単語のそれぞれの品詞を決定し得る。
1314では、プロセス1300は、第2の行為に少なくとも部分的に基づいて、請求項に関する第2の言語構造であって、第2の行為と請求項に含まれる1つまたは複数の第2の名詞との間の1つまたは複数の第2の関係を示す第2の言語構造を生成することを含む。第2の情報に基づいて生成される第2のおよび/または追加の言語構造は、ルートノードと1つまたは複数の分岐ノードとをもつ木構造を有してよい。ルートノードは、木構造の第1のレベルにあってよく、1つまたは複数の分岐ノードは、木構造のその後のレベルに含まれてよい。木構造では、別のノードの分岐である各ノードは、初期ノードに関連する。すなわち、木構造は、親ノードと、親ノードに関連する子ノードとを含んでよい。例示的な例では、木構造の第1のレベル上の第1のノードに含まれる名詞は、第2のノードに含まれる第1の形容詞および木構造の第3のノード内の第2の形容詞と関連付けられてよく、第2のノードおよび第3のノードは、第1のノードの子ノードであり、木構造の第2のレベルに含まれる。様々な実装形態では、製品またはサービスの言語構造は、ルートノード内にある製品またはサービスに関して実施される行為に関して生成されてよく、行為に対応する追加の単語は、分岐ノードに含まれる。例示的な例では、行為に対応する動詞は、追加の言語構造の第1のレベル上のルートノードに含まれてよく、この動詞に関連する名詞および形容詞は、追加の言語構造の第2のレベルおよび/または第3のレベル上の追加の言語構造の分岐ノードに含まれてよい。いくつかの実装形態では、知的所有権サービスプロバイダは、製品もしくはサービスの個々の技術的特徴に関する言語構造を生成してもよいし、製品もしくはサービスの個々の物理的特徴に関する言語構造を生成してもよいし、両方に関する言語構造を生成してもよい。
1316では、プロセス1300は、第1の言語構造と第2の言語構造との間の類似度メトリックを決定することを含む。例えば、第1の言語構造の1つまたは複数の構成要素は、第2の言語構造の1つまたは複数の構成要素と比較されてよい。言語構造の構成要素が互いに対応するとき、類似度メトリックは、高度の類似度を示してよい。構成要素が対応しない、および/または言語構造間に違いが存在するとき、類似度メトリックは、低度の類似度を示してよい。第1の言語構造と第2の言語構造との間の類似度の尺度は、第1の言語構造の構成と第2の言語構造の構成の類似度を比較することによって決定されてよい。例えば、知的所有権サービスプロバイダは、第1の言語構造に含まれるレベルの数および第2の言語構造に含まれるレベルの数に基づいて類似度の尺度を決定してよい。知的所有権サービスプロバイダは、第1の言語構造の各レベルにおけるノードの数および第2の言語構造の各レベルにおけるノードの数に基づいて類似度の尺度も決定してよい。例示すると、知的所有権サービスプロバイダは、第1の言語構造の第2のレベルにおけるノードの数を第2の言語構造の第2のレベルにおけるノードの数と比較してよい。
知的所有権サービスプロバイダは、第1の言語構造に含まれる単語と第2の言語構造に含まれる単語との間の類似度に基づいて類似度の尺度を決定してもよい。例示すると、知的所有権サービスプロバイダは、第1の言語構造のルートノードに含まれる1つまたは複数の単語を第2の言語構造のルートノードに含まれる1つまたは複数の単語と比較してよい。これらの状況では、類似度の尺度は、第1の言語構造のルートノードに含まれる1つまたは複数の単語と第2の言語構造のルートノードに含まれる1つまたは複数の単語とが同じであるかどうか、類似しているかどうか、類義語であるかどうかなどに基づいてよい。加えて、知的所有権サービスプロバイダは、類似度の尺度を決定するために、第1の言語構造の分岐ノード内の単語と第2の言語構造の分岐ノード内の単語を比較してよい。特定の実装形態では、知的所有権サービスプロバイダは、第1の言語構造の個々のレベルに含まれる単語を第2の言語構造の個々のレベルに含まれる単語と比較してよい。
1318では、プロセス1300は、類似度メトリックに少なくとも部分的に基づいて、請求項が製品に対応することを決定することを含む。いくつかの例示的な例では、知的所有権サービスプロバイダは、第1の言語構造と第2の言語構造を比較する前に、製品またはサービスと知的所有権資産とが分類システムの同じ分類内にあることを決定することがある。加えて、様々な状況では、知的所有権サービスプロバイダは、製品またはサービスに関する複数の言語構造および知的所有権資産に関する複数の言語構造を生成することがある。これらのシナリオでは、知的所有権サービスプロバイダは、製品またはサービスと知的所有権資産との間の類似度の尺度を決定するために、製品またはサービスの1つまたは複数の言語構造を知的所有権資産の1つまたは複数の言語構造と比較することがある。さらなる実装形態では、第1の言語構造と第2の言語構造との間の、類似度メトリックなどの類似度の尺度は、ユーザ入力に基づいて修正されることがある。例えば、知的所有権サービスプロバイダは、製品またはサービスが知的所有権資産に相当しないことを示す入力を受信することがある。これらの状況では、知的所有権サービスプロバイダは、類似度の尺度を修正する、および/または入力に基づいて類似度の尺度を生成するために使用されるモデルを修正することがある。追加の実装形態では、知的所有権サービスプロバイダは、知的所有権資産と製品またはサービスとが互いに対応しないことを決定することがあり、知的所有権サービスプロバイダは、追加の製品またはサービスと追加の知的所有権資産とが互いに対応することを示す入力を受信することがある。したがって、知的所有権サービスプロバイダは、製品もしくはサービスの1つもしくは複数の言語構造と知的所有権資産の1つもしくは複数の言語構造との間の類似度の追加の尺度、または入力に基づいて類似度の追加の尺度を生成するために使用されるモードを修正し得る。
図14は、いくつかの実装形態による、製品および/またはサービスと知的所有権資産との間の関係に基づいて顧客にサービスを提供する例示的なプロセス1400を示す。
1402では、プロセス1400は、取得のために提示される製品に関する第1の情報を1つまたは複数のデータソースから受信することを含む。情報は、例えば、製品および/または製品のソースと関連付けられた詳細を含んでよい。
1404では、プロセス1400は、知的所有権資産に関する第2の情報を1つまたは複数のデータソースから受信することを含む。例えば、情報は、知的所有権資産と関連付けられた文書および/もしくはデータならびに/または知的所有権資産に対応するそれを含んでよい。
1406では、プロセス1400は、第1の情報および第2の情報に少なくとも部分的に基づいて、知的所有権資産のうちの知的所有権資産が、製品のうちの製品と関連付けられた特徴に対応することを決定することを含む。個々の知的所有権資産と個々の製品および/またはサービスとの間の比較は、個々の知的所有権資産と個々の製品および/またはサービスとの間の類似度メトリックを決定するために知的所有権サービスプロバイダによって使用されてよい。類似度メトリックが、閾値メトリックよりも大きい、または特定の分類と関連付けられたいくつかの類似度メトリックの間で最も高い値を有する状況では、知的所有権サービスプロバイダは、知的所有権資産と製品またはサービスとの間に関係があることを決定してよい。例示的な実装形態では、知的所有権サービスプロバイダは、それぞれの知的所有権資産およびそれぞれの製品またはサービスに関する類似度メトリックを決定するために自然言語処理技法を使用して言語構造を生成することがある。
様々な実装形態では、知的所有権サービスプロバイダは、知的所有権資産と製品および/またはサービスとの間の関係を示すフレームワークを生成することがある。これらのシナリオでは、知的所有権サービスプロバイダは、知的所有権資産に対応する製品またはサービスを決定する要求を受信し得る。知的所有権サービスプロバイダは、製品またはサービスの識別子を受信し、次いで、フレームワークが示す1つまたは複数の知的所有権資産が製品またはサービスとの関係を有することを識別するために製品またはサービスの識別子を使用してフレームワークを解析し得る。さらに、知的所有権サービスプロバイダは、知的所有権資産の識別子を含む要求を受信することがある。これらの場合、知的所有権サービスプロバイダは、識別子を使用してフレームワークを解析し、フレームワークが示す1つまたは複数の製品またはサービスが知的所有権資産との関係を有することを識別し得る。
1408では、プロセス1400は、知的所有権資産の価値を決定する第1の要求を受信することを含む。様々な実装形態では、要求は、知的所有権サービスプロバイダによって提示される1つまたは複数のツールを介して提供されてよい。様々な実装形態では、知的所有権サービスプロバイダは、サービスに関する要求が知的所有権サービスプロバイダの顧客および/または知的所有権サービスプロバイダの代表によってなされ得る1つまたは複数のユーザインターフェースを生成することがある。
1410では、プロセス1400は、第1の要求を受信することに少なくとも部分的に基づいて、製品と関連付けられた組織の収益を示す経済データを識別することを含む。経済データは、所与の製品に対して、製品に帰することができる組織の収益の量を示し得る。
ブロック1412では、プロセス1400は、知的所有権資産に帰することができる収益の一部分を決定することを含む。例示的な例では、知的所有権サービスプロバイダは、知的所有権資産と同じ技術カテゴリに含まれる知的所有権資産などの、追加の知的所有権資産の広がりに対する知的所有権資産の広がりを決定することがある。これらの状況では、知的所有権サービスプロバイダは、追加の知的所有権資産の広がりに対して知的所有権資産の広がりに少なくとも部分的に基づいて知的所有権資産に帰する製品またはサービスの収益の部分を決定することがある。知的所有権資産の相対的な広がりがより低い状況では、追加の知的所有権資産に対する知的所有権資産のより高い相対的な広がりスコアは、知的所有権サービスプロバイダに、知的所有権資産に帰せられる製品またはサービスの収益の量に対する知的所有権資産に製品またはサービスのより大量の収益を配分させ得る。
1414では、プロセス1400は、収益の部分に少なくとも部分的に基づいて、知的所有権資産の価値の尺度を決定することを含む。例えば、知的所有権に帰することができる収益の部分は、例では、資産ならびに/または広がり、適用範囲、および/もしくはエクスポージャー要因などの資産の特性に帰することができる他の製品の収益に加えて、資産の全体的な価値を決定する要因として利用されてよい。
1416では、プロセス1400は、知的所有権資産に対する適用範囲の損失を表す第1のエクスポージャー値、または知的所有権資産に関する訴訟イベントを表す第2のエクスポージャー値、のうちの少なくとも1つを決定する第2の要求を受信することを含む。
1418では、プロセス1400は、第2の要求を受信することに少なくとも部分的に基づいて、第1のエクスポージャー値または第2のエクスポージャー値のうちの少なくとも1つを決定することを含む。知的所有権資産と関連付けられたエクスポージャー値は、知的所有権資産に対して発生する訴訟イベントの確率に基づいてよい。追加の実装形態では、知的所有権資産と関連付けられたエクスポージャー値は、知的所有権資産の範囲が減少され得る確率に対応することがある。さらなる実装形態では、知的所有権資産と関連付けられたエクスポージャーの量は、全体的または部分的に知的所有権資産が無効化され得る確率に対応することがある。例示的な例では、知的所有権資産に関連するエクスポージャーの量が高いほど、知的所有権資産に帰せられる製品またはサービスの収益の部分に適用される割引も高くなる。知的所有権資産が企業秘密である状況では、知的所有権サービスプロバイダは、企業秘密の盗難の確率に基づいて知的所有権資産に帰せられる製品またはサービスの収益の部分に適用するように割引を決定し得る。
1420では、プロセス1400は、1つまたは複数のユーザインターフェースを介して、製品の価値の尺度のインジケータおよび第1のエクスポージャー値または第2のエクスポージャー値のうちの少なくとも1つの表示させることを含む。例えば、知的所有権資産の価値の尺度は、ある期間にわたる製品またはサービスの売上高および知的所有権資産に帰せられる製品またはサービスの収益の部分を介して1つまたは複数の組織によって受信される製品またはサービスの収益を使用して決定されることがある。特定の実装形態では、価値の尺度が更新されることがある。例えば、知的所有権サービスプロバイダが、製品またはサービスに関する更新された収益情報を取得すると、知的所有権サービスプロバイダは、更新された収益に基づいて知的所有権資産に関する価値の尺度を更新することがある。加えて、知的所有権サービスプロバイダは、知的所有権資産に帰する製品またはサービスの収益の部分に適用される割引を更新するために使用され得る情報を取得することがあり、知的所有権サービスシステムは、適用する修正される割引に基づき、相応して価値の尺度を更新することがある。いくつかの実装形態では、知的所有権サービスプロバイダは、価値の尺度の精度を示すフィードバックを取得し、フィードバックに基づいて価値の尺度を修正することがある。
様々な実装形態では、知的所有権資産に関する価値の尺度は、知的所有権資産に関する評価のタイプに基づいてよい。例示すると、第1の価値の尺度は、知的所有権資産が知的所有権資産の売上高の一部分として見積もられているときに決定されてよく、第2の価値の尺度は、知的所有権資産が融資に関する担保として見積もられているときに決定されてよい。他の例では、第3の価値の尺度は、知的所有権資産が、組織の売上高の一部分、または知的所有権資産を執行する法的権利をもつ組織の合併として見積もられているときに、決定されてよい。
特定の実装形態では、追加のサービスが、知的所有権サービスプロバイダによって提供されてよい。例えば、知的所有権サービスプロバイダは、特定の技術グループと関連付けられた組織のいくつかの知的所有権資産を識別する要求を受信することがある。他の例では、知的所有権サービスプロバイダは、知的所有権サービスプロバイダに対応する1つまたは複数のリスクを決定する要求を受信することがある。追加の例では、知的所有権サービスプロバイダは、特定の技術グループ内または分類のシステムの特定の分類内の知的所有権を有する1つまたは複数の組織を識別する要求を受信することがある。例示的な例では、知的所有権サービスプロバイダは、知的所有権資産と製品またはサービスとの間の関係を示すフレームワークを利用して、要求に対する応答を提供することがある。様々な状況では、知的所有権サービスプロバイダは、フレームワークを解析し、サービスに関する要求に対する応答を提供するために利用するように、知的所有権資産の識別子、組織の識別子、製品またはサービスの識別子、技術グループの識別子、またはそれらの組み合わせを取得し得る。特定の例示的なシナリオでは、様々な識別子は、一連の文字を含む英数字文字列を含んでよい。追加の実装形態では、サービスに関する要求は、知的所有権サービスプロバイダがフレームワークを解析し、サービスに関する要求に対する応答を生成するために利用し得る、キーワードを含んでよい。
条項
1.1つまたは複数のデータソースから製品についての情報を受信するステップと、知的所有権資産を識別するステップと、当該製品の個々の製品と当該知的所有権資産の個々の知的所有権資産との間の1つまたは複数の関係を決定するステップと、当該1つまたは複数の関係に少なくとも部分的に基づいて、当該製品のうちの当該個々の製品と当該知的所有権資産のうちの当該個々の知的所有権資産との間の当該1つまたは複数の関係を示す関連付けデータを生成するステップと、当該製品のうちの1つの製品に対応する当該知的所有権資産のうちの1つの知的所有権資産を識別する要求を受信するステップと、当該関連付けデータに少なくとも部分的に基づいて、当該製品に対応する当該知的所有権資産を識別するステップと、当該要求に対する応答を生成するステップであって、当該応答は、当該知的所有権資産が当該製品に関連付けられていることを示す、ステップとを備える方法。
2.当該データソースは、公共にアクセス可能なデータソースを含み、当該方法は、当該製品に関連付けられたキーワードを決定するステップと、当該公共にアクセス可能なデータソースに少なくとも部分的に基づいて、当該キーワードに対応するデータを識別するステップと、当該公共にアクセス可能なデータソースから当該キーワードに対応する当該データを抽出するステップとをさらに備える条項1に記載の方法。
3.当該データソースは、取得のために当該製品を提供する第1の組織に関連付けられたデータストアを含み、当該方法は、第2の組織によって、当該製品に関連付けられたキーワードを決定するステップと、当該第2の組織によって、当該第1の組織の当該データストアから、当該キーワードに対応するデータを識別するステップと、当該第2の組織によって、当該キーワードに対応する当該データを抽出するステップとをさらに備える条項1または条項2に記載の方法。
4.当該データストアを利用して、当該知的所有権資産と当該製品との間の関係を示すデータを識別するステップをさらに備え、当該関連付けデータを生成するステップは、当該知的所有権資産と当該製品との間の当該関係を示す当該データに少なくとも部分的に基づいて、当該関連付けデータを生成するステップを備える条項1、2または3のいずれか一項に記載の方法。
5.当該要求が第1の要求を含み、当該方法は、当該製品についての情報に関する第2の要求を行わせるステップであって、当該情報は、コンピューティングデバイスにアクセス可能なウェブサイト上で公開される、または当該コンピューティングデバイスに送信される情報のうちの少なくとも1つである、ステップと、当該第2の要求に応答して、当該情報のソースまたは当該情報のうちの少なくとも1つを示すデータを受信するステップとをさらに備える条項1、2、3、または4のいずれか一項に記載の方法。
6.当該知的所有権資産についての情報を表す入力を受信するように構成されたユーザインターフェース要素を含むユーザインターフェースを生成するステップと、当該ユーザインターフェース要素を利用して、当該入力を受信するステップとをさらに備え、当該関連付けデータを生成するステップは、当該入力に少なくとも部分的に基づいて、当該関連付けデータを生成するステップを含む条項1、2、3、4、または5のいずれか一項に記載の方法。
7.当該知的所有権資産に関連付けられたメトリックを決定するステップであって、当該メトリックは、当該知的所有権資産の少なくとも一部分の広がりの尺度、当該知的所有権資産の少なくとも一部分に関連付けられたエクスポージャーの尺度、または当該知的所有権資産の少なくとも一部分のカバレッジの尺度のうちの少なくとも1つを含む、ステップと、ある期間にわたる当該製品に関連付けられた収益を決定するステップと、当該メトリックに少なくとも部分的に基づいて、当該知的所有権資産の少なくとも一部分に帰属する当該収益の額を決定するステップとをさらに備える条項1、2、3、4、5、または6のいずれか一項に記載の方法。
8.1つまたは複数のプロセッサと、当該1つまたは複数のプロセッサによって実行可能な命令を記憶する1つまたは複数のコンピュータ可読媒体とを備え、当該命令は、当該1つまたは複数のプロセッサによって実行された場合、製品またはサービスのうちの少なくとも1つについての情報を受信するステップであって、当該情報の少なくとも一部分が経済データを含む、ステップと、当該製品のうちの1つの製品または当該サービスのうちの1つのサービスと知的所有権資産との間の関係を決定するステップと、当該製品または当該サービスと当該知的所有権資産との間の関係を示す関連付けデータを生成するステップと、当該関連付けデータに少なくとも部分的に基づいて、当該製品または当該サービスに対応する多様な知的所有権資産のうちの当該知的所有権資産を識別するステップとを含む動作を当該1つまたは複数のプロセッサに行わせるシステム。
9.当該製品または当該サービスのうちの少なくとも1つについての当該情報は、当該製品または当該サービスのうちの少なくとも1つの説明を含み、当該動作は、当該説明に少なくとも部分的に基づいて、当該製品または当該サービスのうちの少なくとも1つの特徴を決定するステップをさらに含む条項8に記載のシステム。
10.当該特徴は、第1の特徴を含み、当該動作は、公共にアクセス可能なデータソース、または当該製品もしくは当該サービスのうちの少なくとも1つを提供する組織のデータソースのうちの少なくとも1つに少なくとも部分的に基づいて、当該知的所有権資産についての情報を識別するステップと、当該知的所有権資産についての当該情報に少なくとも部分的に基づいて、当該知的所有権資産の第2の特徴を決定するステップとをさらに含み、当該関連付けデータを生成するステップは、当該第1の特徴および当該第2の特徴に少なくとも部分的に基づいて、当該関連付けデータを生成するステップを含む条項8または条項9に記載のシステム。
11.当該知的所有権資産は、特許文書を含み、当該動作は、当該製品または当該サービスのうちの少なくとも1つの説明を受信するステップであって、当該説明は、当該製品または当該サービスのうちの少なくとも1つに関連する単語を含む、ステップと、当該単語の少なくとも一部分が、当該特許文書の請求項に含まれることを決定するステップとをさらに含み、当該関連付けデータは、当該請求項に含まれる当該単語の少なくとも一部分に少なくとも部分的に基づいて、当該請求項が、当該製品または当該サービスのうちの少なくとも1つに対応することを示す条項項8、9、または10のいずれか一項に記載のシステム。
12.当該動作は、当該多様な知的所有権資産についての情報を捕捉するように構成された1つまたは複数のユーザインターフェース要素を含むユーザインターフェースを生成するステップであって、当該1つまたは複数のユーザインターフェース要素は、企業秘密文書に関連付けられた第1の情報を受信するように構成された第1の要素と、商標文書に関連付けられた第2の情報を受信するように構成された第2の要素と、または著作権文書に関連付けられた第3の情報を受信するように構成された第3の要素と含むステップをさらに含む条項8、9、10、または11のいずれか一項に記載のシステム。
13.当該動作は、当該製品または当該サービスについての情報に関する要求を行わせるステップであって、当該情報は、コンピューティングデバイスにアクセス可能なウェブサイト上で公開される、または当該コンピューティングデバイスに送信される情報のうちの少なくとも1つであるステップと、当該要求に応答して、当該情報のソースまたは当該情報のうちの少なくとも1つを示すデータを受信するステップとをさらに含む条項8、9、10、11、または12のいずれか一項に記載のシステム。
14.当該動作は、当該経済データに少なくとも部分的に基づいて、ある期間にわたって取得された当該製品または当該サービスのうちの少なくとも1つに関連付けられた収益の額を決定するステップと、当該知的所有権資産に帰属する当該収益の額の一部分を決定するステップと、当該収益の額の一部分に少なくとも部分的に基づいて、当該知的所有権資産の価値を決定するステップとをさらに含む条項8、8,10、11、12または13のいずれか一項に記載のシステム。
15.製品またはサービスのうちの少なくとも1つについての情報を受信するステップであって、当該情報の少なくとも一部分は、当該製品または当該サービスのうちの少なくとも1つに関連付けられた経済データを含む、ステップと、当該製品またはサービスのうちの少なくとも1つの個々のものと知的所有権資産のうちの個々の知的所有権資産との間の関係を決定するステップと、当該製品の個々の製品と当該知的所有権資産の個々の知的所有権資産との間の関係を示す関連付けデータを生成するステップと、当該関連付けデータに少なくとも部分的に基づいて、当該製品またはサービスのうちの少なくとも1つの1製品または1サービスのうちの少なくとも1つに対応する当該知的所有権資産のうちの1つの知的所有権資産を識別するステップと、当該知的所有権資産が当該製品または当該サービスのうちの少なくとも1つに関連付けられることを示すデータを生成するステップとを備える方法。
16.当該製品または当該サービスについての情報に関する要求を行わせるステップであって、当該情報は、コンピューティングデバイスにアクセス可能なウェブサイト上で発行される、または当該コンピューティングデバイスに送信される情報のうちの少なくとも1つであるステップと、当該要求に応答して、当該情報のソースまたは当該情報のうちの少なくとも1つを示すデータを受信するステップとをさらに含む条項15に記載の方法。
17.当該製品または当該サービスのうちの少なくとも1つが当該知的所有権資産のうちの少なくとも1つに対応しないことを示す入力データを受信するステップと、当該製品または当該サービスのうちの少なくとも1つが当該知的所有権資産のうちの当該少なくとも1つに対応しないことを当該関連付けデータに示させるステップとをさらに含む条項15または条項16に記載の方法。
18.当該知的所有権資産は、特許文書および商標文書を含み、当該方法は、当該製品または当該サービスの説明を受信するステップと、当該特許文書の請求項に含まれる第1の数の単語が当該製品または当該サービスの説明に含まれる第2の数の単語に対応することに少なくとも部分的に基づいて、当該特許文書と当該製品または当該サービスとの間の第1の関係を決定するステップと、当該製品または当該サービスの当該説明に含まれる当該第2の数の単語に対応する、当該商標文書の商品およびサービスの説明に含まれる第3の数の単語に少なくとも部分的に基づいて、当該商標文書と当該製品または当該サービスとの間の第2の関係を決定するステップとをさらに含み、当該関連付けデータは、当該特許文書の請求項と当該製品または当該サービスとの間の第1の関連付けと、当該商標文書と当該製品または当該サービスとの間の第2の関連付けとを含む条項15、16、または17のいずれか一項に記載の方法。
19.当該経済データは、ある期間にわたる当該製品または当該サービスの収益を含み、当該方法は、当該特許文書の請求項の第1の広がりの尺度に少なくとも部分的に基づいて、当該特許文書の請求項に帰属する当該収益の第1の部分を決定するステップと、当該商標文書に含まれる商品およびサービスの説明の第2の広がりの尺度に少なくとも部分的に基づいて、当該商標文書に帰属する当該収益の第2の部分を決定するステップとをさらに含む条項15、16、17、または18のいずれか一項に記載の方法。
20.当該知的所有権資産は、企業秘密および商標文書を含み、当該方法は、当該製品または当該サービスの説明を受信するステップと、当該製品または当該サービスの当該説明に含まれる第2の数の単語に対応する当該企業秘密文書に含まれる第1の数の単語に少なくとも部分的に基づいて、当該取引秘密文書と当該製品または当該サービスとの間の関係を決定するステップとをさらに含み、当該関係は、当該企業秘密文書と当該製品または当該サービスとの間の関係を含む条項15、16、17、18、または19のいずれか一項に記載の方法。
21.分類を含む分類システムを生成するステップであって、当該分類の個々の分類は技術グループに対応する、ステップと、組織による取得のために提供される製品についての情報を受信するステップであって、当該情報は、当該組織のデータストア、当該組織のウェブサイト、またはユーザインターフェースを介した入力のうちの少なくとも1つから取得される、ステップと、当該情報に少なくとも部分的に基づいて、当該製品の第1の特徴を決定するステップと、当該分類に関連付けられた基準特徴に対応する当該第1の特徴に少なくとも部分的に基づいて、当該製品が当該分類のうちの1つの分類に対応することを決定するステップと、当該組織に関連付けられた知的所有権資産を識別するステップと、当該知的所有権資産の第2の特徴を決定するステップと、当該分類に関連付けられた当該基準特徴に対応する当該知的所有権資産の当該第2の特徴に少なくとも部分的に基づいて、当該知的所有権資産が当該分類に対応することを決定するステップとを備える方法。
22.当該分類に関連付ける第1の単語を決定するステップと、当該情報に含まれる第2の単語を決定するステップと、当該第2の単語の少なくとも閾値数の単語が当該第1の単語に含まれることを決定するステップとをさらに含み、当該製品が当該分類に対応することを決定するステップは、当該第2の単語の当該閾値数の単語が当該第1の単語に含まれることに少なくとも部分的に基づいて、当該製品が当該分類に対応することを決定するステップを含む条項21に記載の方法。
23.当該製品の物理的特徴を決定するステップであって、当該物理的特徴は、第1の単語に関連付けられる、ステップと、当該製品の技術的特徴を決定するステップであって、当該技術的特徴は、第2の単語に関連付けられる、ステップとをさらに含み、当該第1の特徴は、当該物理的特徴または当該技術的特徴に対応する条項21または条項22に記載の方法。
24.当該第1の単語または当該第2の単語のうちの少なくとも1つが当該分類に関連付けられていることをさらに含み、当該製品が当該分類に対応すると決定するステップは、当該第1の単語または当該第2の単語のうちの少なくとも1つが当該分類に関連付けられることに少なくとも部分的に基づいて、当該製品が当該分類に対応すると決定するステップを含む条項21、22、または23のいずれか一項に記載の方法。
25.当該第1の単語または当該第2の単語のうちの少なくとも1つが当該知的所有権資産に関連付けられることを決定するステップと、当該第1の単語または当該第2の単語のうちの少なくとも1つが当該知的所有権資産に関連付けられることに少なくとも部分的に基づいて、当該製品が当該知的所有権資産に関連付けられることを決定するステップとをさらに含む条項21、22、23、または24のいずれか一項に記載の方法。
26.当該製品のうちの個々の製品が当該分類のうちの個々の分類に対応する第1の確率を決定するように構成された第1のモデルを生成するステップと、当該知的所有権資産のうちの個々の知的所有権資産が当該分類のうちの個々の分類に対応する第2の確率を決定するように構成された第2のモデルを生成するステップとをさらに含む条項21、22、23、24、または25のいずれか一項に記載の方法。
27.当該分類システムに関連するフィードバックの要求を送信するステップと、当該製品が当該分類に対応しないことを示す入力データを受信するステップと、当該入力データに少なくとも部分的に基づいて、当該第1のモデルを訓練するステップとをさらに含む条項21、22、23、24、25、または26のいずれか一項に記載の方法。
28.当該分類システムに関連するフィードバックの要求を送信するステップと、当該知的所有権資産が当該分類に対応しないことを示す入力データを受信するステップと、当該入力データに少なくとも部分的に基づいて、当該第2のモデルを訓練するステップとをさらに含む条項21、22、23、24、25、26、または27のいずれか一項に記載の方法。
29.1つまたは複数のプロセッサと、当該1つまたは複数のプロセッサによって実行可能な命令を記憶する1つまたは複数のコンピュータ可読媒体とを備え、当該命令は、当該1つまたは複数のプロセッサによって実行された場合、製品またはサービスのうちの少なくとも1つの分類を決定するように構成されたモデルを生成するステップと、組織によって提供された製品またはサービスのうちの少なくとも1つについての情報を受信するステップと、当該情報に含まれる当該製品または当該サービスの少なくとも1つに関連付けられた単語を識別するステップと、当該単語および当該モデルを利用することに少なくとも部分的に基づいて、当該製品または当該サービスのうちの少なくとも1つが当該分類のうちの1つの分類に対応する確率を決定するステップと、当該確率に少なくとも部分的に基づいて、当該製品または当該モデルの少なくとも1つが当該分類に対応することを決定するステップと、知的所有権資産を識別するステップと、当該知的所有権資産の特徴を決定するステップと、当該モデルを利用して、当該知的所有権資産が、当該単語に対応する当該特徴に少なくとも部分的に基づいて、当該分類に対応することを決定するステップとを含む動作を当該1つまたは複数のプロセッサに行わせるシステム。
30.当該確率は第1の確率を含み、当該分類は第1の分類を含み、当該動作は、当該単語に少なくとも部分的に基づいて、当該モデルを利用して、当該製品または当該サービスのうちの少なくとも1つが当該分類のうちの第2の分類に対応する第2の確率を決定するステップであって、当該第1の確率は当該第2の確率よりも大きい、ステップをさらに含み、当該製品または当該サービスのうちの少なくとも1つが当該第1の分類に対応することを決定するステップは、当該第1の確率が当該第2の確率よりも大きいことに少なくとも部分的に基づいて、当該製品または当該サービスのうちの少なくとも1つが当該第1の分類に対応することを決定するステップを含む条項29に記載のシステム。
31.当該動作は、当該製品または当該サービスのうちの少なくとも1つが当該分類に対応しないことを示す入力データを受信するステップと、当該入力データに少なくとも部分的に基づいて、当該モデルを訓練するステップとをさらに含む条項29または条項30に記載のシステム。
32.当該確率は、当該情報に含まれる第1の数の単語が当該分類の第2の数の単語に対応することを決定することに少なくとも部分的に基づく条項29、30、または31のいずれか一項に記載のシステム。
33.当該動作は、当該情報に含まれる単語が、特徴のライブラリに含まれる単語に対応することに少なくとも部分的に基づいて、製品の特徴を決定するステップをさらに含み、当該分類は当該特徴に関連付けられ、当該確率は、当該分類の当該特徴に含まれる当該製品の当該特徴に少なくとも部分的に基づく条項29、30、31、または32のいずれか一項に記載のシステム。
34.当該単語は第1の単語を含み、当該分類は単語に関連付けられ、当該動作は、当該製品または当該サービスのうちの少なくとも1つに関連付けられた当該情報に含まれる第2の単語が当該単語に含まれることを決定するステップをさらに含み、当該確率は、当該第2の単語が当該単語に含まれることに少なくとも部分的に基づく条項29、30、31、32、または33のいずれか一項に記載のシステム。
35.当該動作が、当該第1の単語および当該第2の単語に関連付けられた近接度を決定するステップであって、当該近接度が、当該第1の単語と当該第2の単語との間に介在する単語の数、当該第2の単語が当該第1の単語と同じ文にあること、または当該第2の単語が当該第1の単語とは異なる文にあることのうちの少なくとも1つに少なくとも部分的に基づく、ステップをさらに含み、当該確率は、当該近接度に少なくとも部分的に基づく条項29、30、31、32、または33のいずれか一項に記載のシステム。
36.知的所有権資産の個々の知的所有権資産の分類を決定するように構成されたモデルを生成するステップと、当該知的所有権資産を受け取るステップと、当該知的所有権資産に含まれる単語を決定するステップと、当該単語および当該モデルを利用することに少なくとも部分的に基づいて、当該知的所有権資産の少なくとも一部分が当該分類のうちの1つの分類に対応する確率を決定するステップと、当該確率に少なくとも部分的に基づいて、当該知的所有権資産の少なくとも一部分が当該分類に対応することを決定するステップと、製品またはサービスのうちの少なくとも1つに関連付けられた情報を受信するステップと、当該情報の特徴を識別するステップと、当該モデルを利用して、当該製品または当該サービスのうちの少なくとも1つが、当該単語に対応する当該特徴に少なくとも部分的に基づいて、当該分類に対応することを決定するステップとを備える方法。
37.当該知的所有権資産が特許文書を含み、当該方法が、当該特許文書の請求項を識別するステップと、当該請求項に含まれる単語を決定するステップと、当該請求項に含まれる当該単語の第1の数が当該分類の単語の第2の数に対応することを決定するステップとをさらに含み、当該確率が、当該分類の当該単語の当該第2の数に対応する当該請求項に含まれる当該単語の当該第1の数に少なくとも部分的に基づく条項36に記載の方法。
38.当該モデルは第1のモデルを含み、当該確率は第1の確率を含み、当該方法は、当該知的所有権資産に対応する製品を識別するように構成された第2のモデルを生成するステップと、当該分類に含まれる製品を識別するステップと、当該第2のモデルに少なくとも部分的に基づいて、当該製品が当該知的所有権資産に対応する第2の確率を決定するステップと、当該第2の確率に少なくとも部分的に基づいて、当該製品が当該知的所有権資産に対応することを決定するステップとをさらに含む条項36または条項37に記載の方法。
39.当該知的所有権資産は商標文書を含み、当該方法は、当該商標文書の商品およびサービスの説明を識別するステップと、商品およびサービスの当該説明に含まれる単語を決定するステップと、当該商品および当該サービスの説明に含まれる当該第1の数の単語が、当該分類の第2の数の単語に対応することを決定するステップとをさらに含み、当該確率は、当該分類の当該第2の数の単語に対応する当該商品および当該サービスの説明に含まれる当該第1の数の単語に少なくとも部分的に基づく条項36、37、または38のいずれか一項に記載の方法。
40.当該知的所有権資産の少なくとも一部分が当該分類に関連付けられていないことを示す入力データを受信するステップと、当該入力データに少なくとも部分的に基づいて、当該モデルを訓練するステップとをさらに含む条項36、37、38、または39のいずれか一項に記載の方法。
41.製品に関連付けられた第1の情報に含まれる第1の単語に関する第1の品詞を決定するステップと、特許文書の請求項に対応する第2の情報に含まれる第2の単語について第2の品詞を決定するステップと、当該製品の特徴に対応する当該第1の単語の一部分を決定するステップと、当該第1の品詞に少なくとも部分的に基づいて、当該製品の特徴に関して実行される第1の行為を決定するステップと、当該第1の行為に少なくとも部分的に基づいて、当該特徴に関する第1の言語構造を生成するステップであって、当該第1の言語構造は、当該第1の行為と当該情報に含まれる1つまたは複数の第1の名詞との間の1つまたは複数の第1の関係を示す、ステップと、当該第2の品詞に少なくとも部分的に基づいて、当該請求項に含まれる第2の行為を決定するステップと、当該第2の行為に少なくとも部分的に基づいて、当該請求項に関する第2の言語構造を生成するステップであって、当該第2の言語構造は、当該第2の行為と当該請求項に含まれる1つまたは複数の第2の名詞との間の1つまたは複数の第2の関係を示す、ステップと、当該第1の言語構造と当該第2の言語構造との間の類似メトリックを決定するステップと、当該類似メトリックに少なくとも部分的に基づいて、当該請求項が当該製品に対応することを決定するステップとを備える方法。
42.当該第1の言語構造は、当該第1の行為に対応する第1のノードを含む第1のレベルと、第2のノードを含む第2のレベルとを有する第1の木構造を含み、当該第2の言語構造は、当該第2の行為に対応する第3のノードを含む第3のレベルと、第4のノードを含む第4のレベルとを有する第2の木構造を含む条項41に記載の方法。
43.当該第1の行為と当該第2の行為との間の第1の類似度の量を決定するステップと、当該第1のレベル、当該第2のレベル、当該第3のレベル、および当該第4のレベルの間の第2の類似度の量を決定するステップと、当該第1のノード、当該第2のノード、当該第3のノード、および当該第4のノードの間の第3の類似度の量を決定するステップとをさらに含み、当該類似度メトリックは、当該第1の類似度の量、当該第2の類似度の量、および当該第3の類似度の量に少なくとも部分的に基づいて決定される条項41または条項42に記載の方法。
44.当該第2のノードの第1の単語と当該第2のノードに関連付けられた第5のノードの第2の単語との間の類似度の量を決定するステップをさらに含み、当該類似度メトリックは、当該類似度の量に少なくとも部分的に基づいて決定される条項41、42、または43のいずれか一項に記載の方法。
45.当該請求項は要素を含み、当該行為は当該要素のうちの1つの要素に対応し、当該方法は、当該類似度メトリックに少なくとも部分的に基づいて、当該要素が、当該特徴に対応することを決定するステップをさらに含む条項41、42、43、または44のいずれか一項に記載の方法。
46.当該請求項と当該製品との間の類似度の量に対応する入力データを受信するステップと、当該類似度の量に少なくとも部分的に基づいて、当該類似度メトリックを修正するステップとをさらに含む条項41、42、43、44、または45のいずれか一項に記載の方法。
47.
1つまたは複数のプロセッサと、当該1つまたは複数のプロセッサによって実行可能な命令を記憶する1つまたは複数のコンピュータ可読媒体とを備えるシステムであって、当該命令は、当該1つまたは複数のプロセッサによって実行された場合、特許文書の請求項を含む情報を受信するステップと、当該請求項に含まれる単語を決定するステップと、当該単語の品詞を決定するステップと、当該品詞に少なくとも部分的に基づいて、当該請求項に含まれる行為を決定するステップであって、当該行為は動詞に関連付けられ、当該品詞は当該動詞に対応する名詞を含む、ステップと、当該請求項に関する言語構造を生成するステップであって、当該言語構造は、当該動詞と当該請求項に含まれる1つまたは複数の追加の単語との間の1つまたは複数の関係を示す、ステップとを含む動作を当該1つまたは複数のプロセッサに行わせるシステム。
48.当該行為は第1の行為を含み、当該動詞は第1の動詞を含み、当該名詞は第1の名詞を含み、当該1つまたは複数の追加の単語は1つまたは複数の第1の追加の単語を含み、当該言語構造は第1の言語構造を含み、当該1つまたは複数の関係は1つまたは複数の第1の関係を含み、当該動作は、当該品詞に少なくとも部分的に基づいて、当該請求項に含まれる第2の行為を決定するステップであって、当該第2の行為は、当該請求項に含まれる第2の動詞および第2の名詞に関連付けられる、ステップと、当該請求項に関する第2の言語構造を生成するステップであって、当該第2の言語構造は、当該請求項に含まれる、当該第2の動詞と1つまたは複数の第2の追加の単語との間の1つまたは複数の第2の関係を示す、ステップとをさらに含む条項47に記載のシステム。
49.当該情報は第1の情報を含み、当該行為は第1の行為を含み、当該動作は、製品またはサービスのうちの少なくとも1つに対応する第2の情報を受信するステップであって、当該第2の情報は、当該製品またはサービスのうちの当該少なくとも1つの特徴に関して実行される第2の行為を含む、ステップと、当該製品またはサービスのうちの当該少なくとも1つに関する第3の言語構造を生成するステップであって、当該第3の言語構造は、当該第2の行為と当該第2の情報に含まれる1つまたは複数の第3の追加の単語との間の1つまたは複数の第3の関係を示す、ステップと、当該第1の言語構造、当該第2の言語構造、および当該第3の言語構造に少なくとも部分的に基づいて、当該製品または当該サービスのうちの当該少なくとも1つと当該請求項との間の類似度メトリックを決定するステップとをさらに含む条項47または条項48に記載のシステム。
50.当該動作は、類似度メトリックが閾値類似度メトリック未満であることに少なくとも部分的に基づいて、当該製品または当該サービスのうちの少なくとも1つが請求項クレームに関連付けられないことを決定するステップと、当該製品または当該サービスのうちの少なくとも1つが当該請求項クレームに対応することを示す入力データを受信するステップと、当該入力データに少なくとも部分的に基づいて、当該類似度メトリックの値を増加させるステップとをさらに含む条項47、48、または49のいずれか一項に記載のシステム。
51.当該動作は、少なくとも閾値類似度メトリックである当該類似度メトリックに少なくとも部分的に基づいて、当該製品または当該サービスのうちの少なくとも1つが当該請求項に対応することを決定するステップと、当該製品または当該サービスのうちの少なくとも1つが当該請求項に関連付けられないことを示す入力データを受信するステップと、当該入力データに少なくとも部分的に基づいて、当該類似度メトリックの値を減少させるステップとをさらに含む条項47、48、49、または50のいずれか一項に記載のシステム。
52.当該言語構造は第1の言語構造を含み、当該動作は、当該第1の言語構造と第2の言語構造との間の比較を実行するステップであって、当該第2の言語構造は、製品またはサービスのうちの少なくとも1つに関連付けられる、ステップと、当該比較に少なくとも部分的に基づいて、当該製品または当該サービスが当該請求項に対応することを決定するステップとをさらに含む条項47、48、49、50、または51のいずれか一項に記載のシステム。
53.当該動作は、当該請求項に関する分類を決定するステップと、当該製品または当該サービスのうちの少なくとも1つが当該分類に関連付けられることを決定するステップと、当該分類に関連付けられる当該製品または当該サービスのうちの少なくとも1つに少なくとも部分的に基づいて、当該請求項が当該製品または当該サービスのうちの当該少なくとも1つに関連付けられることを決定するステップとをさらに含む条項47、48、49、50、51、または52のいずれか一項に記載のシステム。
54.当該製品または当該サービスのうちの当該少なくとも1つが当該分類に関連付けられることを決定するステップは、当該比較に少なくとも部分的に基づく条項47、48、49、50、51、52、または53のいずれか一項に記載のシステム。
55.製品またはサービスのうちの少なくとも1つに対応する情報を受信するステップと、当該情報に含まれる単語を決定するステップと、当該単語についての品詞を決定するステップと、当該製品または当該サービスのうちの少なくとも1つの特徴に対応する当該個々の単語の一部分を決定するステップと、当該品詞に少なくとも部分的に基づいて、当該特徴に関して実行される行為を決定するステップと、当該品詞に少なくとも部分的に基づいて、当該製品または当該サービスのうちの少なくとも1つに関する言語構造を生成するステップであって、当該言語構造は、当該行為と当該単語との間の1つまたは複数の関係を示すステップとを備える方法。
56.当該言語構造が、レベルを有する木構造を含み、レベルの個々のレベルが1つまたは複数のノードを有する条項55に記載の方法。
57.当該レベルの第1のレベルは第1のノードを含み、当該1つまたは複数のノードの当該第1のノードは当該単語の動詞に対応し、当該動詞は当該行為に対応し、当該レベルの第2のレベルは当該1つまたは複数のノードの第2のノードを含み、当該第2のノードは当該動詞に対応する名詞を示す条項55または条項56に記載の方法。
58.当該名詞は第1の名詞を含み、当該第2のノードは当該第1の名詞に対応する形容詞を示し、当該第2のレベルは、当該動詞に対応する第2の名詞を示す第3のノードを含み、当該レベルの第3のレベルは、当該第1の名詞に関連付けられた第3の名詞を示す第4のノードを含む条項55、56、または57のいずれか一項に記載の方法。
59.当該言語構造が第1の言語構造を含み、当該1つまたは複数の関係が1つまたは複数の第2の関係を含み、動詞が第1の動詞を含み、当該方法が、特許文書に含まれる請求項に関する第2の言語構造を生成するステップと、当該第1の言語構造と当該第2の言語構造との間の比較を実行するステップと、当該比較に少なくとも部分的に基づいて、当該製品または当該サービスのうちの少なくとも1つが請求項に対応することを決定するステップとをさらに含む条項55、56、57、または58のいずれか一項に記載の方法。
60.言語構造が、第1のノードを有する第1のレベルおよび第2のノードを有する第2のレベルを有する第1の木構造を含み、当該言語構造が第1の言語構造を含み、当該方法は、知的所有権資産に関する第2の言語構造を生成するステップであって、当該第2の言語構造が、第3のノードを有する第3のレベルおよび第4のノードを有する第4のレベルを有する第2の木構造を含む、ステップと、当該第1のノードによって示される第1の単語と当該第3のノードによって示される第2の単語との間の第1の比較を行うステップと、当該第2のレベルに含まれる第1の数のノードと当該第4のレベルに含まれる第2の数のノードとの間の第2の比較を行うステップと、当該第1の比較および当該第2の比較に少なくとも部分的に基づいて、当該製品または当該サービスのうちの少なくとも1つが当該知的所有権資産に対応することを決定するステップとをさらに含む条項55、56、57、58、または59のいずれか一項に記載の方法。
61.製品に関連付けられた収益を示す情報を受信するステップと、当該製品の技術的特徴に少なくとも部分的に基づいて、当該製品の分類を決定するステップと、当該製品に対応する特許請求項を識別するステップであって、当該製品は、当該分類に関連付けられた当該特許請求項に少なくとも部分的に基づく、ステップと、当該特許請求項に含まれる単語を識別するステップと、当該特許請求項の広がりを決定するステップと、当該特許請求項の当該広がりに少なくとも部分的に基づいて、当該特許請求項に分配される当該収益の一部分を決定するステップと、当該特許請求項に分配された当該収益の一部分に少なくとも部分的に基づいて、当該特許請求項の価値の尺度を決定するステップとを備える方法。
62.当該価値の尺度に割引要因を適用することをさらに含み、当該割引要因は、当該特許請求項の無効化に対応する第1のエクスポージャー値、および当該特許請求項に関する訴訟の確率に対応する第2のエクスポージャー値に少なくとも部分的に基づく、条項61に記載の方法。
63.当該分類は第1の分類を含み、当該方法は、第2の分類を有する特許に関して発生する第2の数の訴訟イベントに対する、当該第1の分類を有する特許に関して発生する第1の数の訴訟イベントに少なくとも部分的に基づいて、当該第2のエクスポージャー値を決定することをさらに含む条項61または条項62に記載の方法。
64.当該特許請求項に関連する出願経過イベントに少なくとも部分的に基づいて、当該第1のエクスポージャー値を決定するステップをさらに含む条項61、62、または63のいずれか一項に記載の方法。
65.第1の検査者に関連付けられた技術ユニットに含まれる第2の検査者の第2のメトリックに対する、当該特許請求項に関連する当該第1の検査者に関連付けられた第1のメトリックに少なくとも部分的に基づいて、第1のエクスポージャー値を決定するステップをさらに含み、当該第1のメトリックまたは当該第2のメトリックのうちの少なくとも1つは、ある期間にわたって生成された許可通知の数、許可通知を生成する前のオフィス行為の平均数、当該期間にわたって提出された審判請求書の数、または当該期間にわたる審決における逆転の数のうちの少なくとも1つを含む条項61、62、63、または64のいずれか一項に記載の方法。
66.当該特許請求項が組織に割り当てられ、当該製品の当該収益が当該組織に提供され、当該割引要因を決定するステップが、当該組織に割り当てられ、当該製品に対応する当該特許請求項以外の多数の特許請求項に少なくとも部分的に基づいて、当該割引要因を決定するステップを含む条項61、62、63、64、または65のいずれか一項に記載の方法。
67.1つまたは複数のプロセッサと、当該1つまたは複数のプロセッサによって実行可能な命令を記憶する1つまたは複数のコンピュータ可読媒体とを備えるシステムであって、当該命令は、当該1つまたは複数のプロセッサによって実行された場合、製品またはサービスのうちの少なくとも1つに対応する財務データを受信するステップであって、当該財務データは、当該製品または当該サービスのうちの少なくとも1つに関連付けられた収益を示す、ステップと、組織の知的所有権資産を識別するステップであって、当該知的所有権資産は、許資産、商標資産、著作権資産、または企業秘密資産を含む、ステップと、当該製品または当該サービスのうちの少なくとも1つは、当該知的所有権資産に対応することを決定するステップと、当該知的所有権資産に帰属する当該収益の一部分を決定するステップと、当該知的所有権資産に帰属する当該収益の一部分に少なくとも部分的に基づいて、当該知的所有権資産の価値の尺度を決定するステップとを備える動作を当該1つまたは複数のプロセッサに実行させるシステム。
68.当該製品または当該サービスのうちの少なくとも1つが当該知的所有権資産に対応することを決定するステップは、当該製品または当該サービスのうちの当該少なくとも1つが当該知的所有権資産に対応することを示す入力データを受信するステップ、または当該製品または当該サービスのうちの当該少なくとも1つが当該知的所有権資産に対応することを示す情報を識別するステップのうちの少なくとも1つを含み、当該情報は、当該組織のデータストアに記憶される、または当該組織のウェブサイトを介してアクセス可能である条項67に記載のシステム。
69.当該財務データを受信するステップは、当該財務データを受信するように構成された1つまたは複数のユーザインターフェース要素を含むユーザインターフェースを生成するステップ、当該組織のデータストアを利用して、当該製品または当該サービスのうちの少なくとも1つに対応する当該財務データの一部分を識別するステップ、または1つまたは複数のウェブサイトからの情報を利用して、当該製品または当該サービスのうちの当該少なくとも1つに対応する当該財務データの一部分を識別することのうちの少なくとも1つを含む条項67または条項68に記載のシステム。
70.当該製品または当該サービスのうちの少なくとも1つが当該知的所有権資産に対応することを決定するステップは、当該知的所有権資産に関連付けられた知的財産文書に少なくとも部分的に基づいて、当該知的財産文書の第1の単語を決定するステップと、当該製品または当該サービスのうちの少なくとも1つに関連する情報に少なくとも部分的に基づいて、当該情報に含まれる第2の単語を判定するステップと、当該第1の単語の少なくとも一部分と当該第2の単語の少なくとも一部分との間の類似度メトリックを決定するステップと、当該類似度メトリックが少なくとも閾値類似度メトリックを満たすことを決定するステップとを含む条項67、68、または69のいずれか一項に記載のシステム。
71.当該動作は、当該製品または当該サービスのうちの少なくとも1つに対応する情報に少なくとも部分的に基づいて、当該製品または当該サービスのうちの少なくとも1つの特徴を決定するステップと、当該特徴および第1の分類に関連付けられた第1の基準に少なくとも部分的に基づいて、第1の類似度メトリックを決定するステップと、当該特徴および第2の分類に関連付けられた第2の基準に少なくとも部分的に基づいて、第2の類似度メトリックを決定するステップと、当該第1の類似度メトリックが少なくとも閾値であり、当該第2の類似度メトリックが閾値未満であることに少なくとも部分的に基づいて、当該製品または当該サービスのうちの少なくとも1つが当該第1の分類に対応することを決定するステップとをさらに含む条項67、68、69、または70のいずれか一項に記載のシステム。
72.当該特徴は第1の特徴を含み、当該動作は、当該知的所有権資産の第2の特徴を決定するステップと、当該第2の特徴および当該第1の基準に少なくとも部分的に基づいて、第3の類似度メトリックを決定するステップと、当該第2の特徴および当該第2の基準に少なくとも部分的に基づいて、第4の類似度メトリックを決定するステップと、当該第3の類似度メトリックが少なくとも閾値であり、当該第4の類似度メトリックが閾値未満であることに少なくとも部分的に基づいて、当該知的所有権資産が当該第1の分類に対応すると決定するステップとをさらに含む条項67、68、69、70、または71のいずれか一項に記載のシステム。
73.当該動作は、当該第1の分類に関連付ける割引要因を決定するステップであって、当該割引要因は、当該特許請求項の無効化に対応するエクスポージャーの第1の度数および当該特許請求項に関する訴訟の確率に対応するエクスポージャーの第2の度数に少なくとも部分的に基づく、ステップと、当該割引要因に少なくとも部分的に基づいて、当該価値の尺度を決定する際に使用する当該収益の修正額を決定するステップとをさらに含む条項67、68、69、70、71、または72のいずれか一項に記載のシステム。
74.当該動作は、当該知的所有権資産の広がりの尺度を決定するステップをさらに含み、当該知的所有権資産に帰属する当該収益の一部分は、当該広がりの尺度に少なくとも部分的に基づく条項67、68、69、70、71、72、または73のいずれか一項に記載のシステム。
75.製品またはサービスの少なくとも1つに対応する金融データを受信するステップであって、当該金融データは、当該製品または当該サービスの当該少なくとも1つの収益を示す、ステップと、組織の知的所有権資産を識別するステップと、当該製品または当該サービスの少なくとも1つの第1の特徴を決定するステップであって、当該第1の特徴は、当該製品または当該サービスの少なくとも1つの第1の物理的特徴、または当該製品または当該サービスの少なくとも1つの第1の技術的特徴のうちの少なくとも1つを含む、ステップと、当該知的所有権資産の第2の特徴を決定するステップであって、当該第2の特徴は、当該知的所有権資産の第2の物理的特徴、または当該知的所有権資産の第2の技術的特徴のうちの少なくとも1つを含む、ステップと、当該第1の特徴および当該第2の特徴の分析に少なくとも部分的に基づいて、当該製品または当該サービスの当該少なくとも1つと当該知的所有権資産との間の類似度メトリックを決定するステップと、当該類似度メトリックに少なくとも部分的に基づいて、当該製品または当該サービスの少なくとも1つが当該知的所有権資産に対応することを決定するステップとを備える方法。
76.当該製品または当該サービスのうちの当該少なくとも1つについての情報を、当該製品または当該サービスのうちの少なくとも1つに関連付けられたウェブサイト、当該組織のデータストア、または製品またはサービスのうちの少なくとも1つに関連するデータを捕捉するように構成された1つまたは複数のユーザインターフェース要素を含むユーザインターフェースのうちの少なくとも1つから受信するステップをさらに含み、当該第1の特徴のうちの少なくとも1つが、当該情報に少なくとも部分的に基づいて決定される条項75に記載の方法。
77.当該第1の特徴に少なくとも部分的に基づいて、当該製品または当該サービスのうちの少なくとも1つに関連付ける多様な分類のうちの1つの分類を決定するステップであって、当該分類は、当該第1の特徴または当該第2の特徴の少なくとも1つに関連付けられる、ステップと、当該第1の特徴または当該第2の特徴のうちの少なくとも1つに関連付けられた当該分類に少なくとも部分的に基づいて、当該知的所有権資産が当該分類に対応することを決定するステップとをさらに含む条項75または条項76に記載の方法。
78.当該知的所有権資産は第1の知的所有権資産を含み、当該方法は、当該分類に含まれる第2の知的所有権資産の第2の数の物理的特徴に関連する当該第1の知的所有権資産の第1の数の物理的特徴のうちの少なくとも1つに少なくとも部分的に基づいて、当該第1の知的所有権資産の第1の広がりの尺度を決定するステップと、当該第2の知的所有権資産の第2の数の技術的特徴に関連する当該第1の知的所有権資産の第1の数の技術的特徴のうちの少なくとも1つに少なくとも部分的に基づいて、当該第1の知的所有権資産の第2の広がりの尺度を決定するステップと、当該第1の広がりの尺度および当該第2の広がりの尺度に少なくとも部分的に基づいて、当該第1の知的所有権資産の第3の広がりの尺度を決定するステップと、当該第3の広がりの尺度に少なくとも部分的に基づいて、当該知的所有権資産に帰属する当該製品の収益の一部分を決定するステップとをさらに含む条項75、76、または77のいずれか一項に記載の方法。
79.当該知的所有権資産は商標資産を含み、当該方法は、登録商標の商品およびサービスの説明に少なくとも部分的に基づいて、当該第2の特徴を決定するステップをさらに含む条項75、76、77、または78のいずれか一項に記載の方法。
80.当該商標資産に関連付けられた分類に含まれる商標資産に関連する訴訟イベントの数、当該分類に含まれる当該商標資産に関する異議申立の数、または当該分類に含まれる当該商標資産に関連付けられた審査官の第2のメトリックスに関連する当該商標資産に関連付けられた審査官の第1のメトリックスのうちの少なくとも1つに少なくとも部分的に基づいて、当該商標資産に帰属する当該収益の一部分に適用する割引の額を決定するステップをさらに含む条項75、76、77、78、または79のいずれか一項に記載の方法。
81.1つまたは複数のデータソースから、取得のために提供される製品に関する第1の情報を受信するステップと、当該1つまたは複数のデータソースから、知的所有権資産に関する第2の情報を受信するステップと、当該第1の情報および当該第2の情報に少なくとも部分的に基づいて、当該知的所有権資産の1つの知的所有権資産が当該製品の1つの製品に関連付けられた特徴に対応することを決定するステップと、当該知的所有権資産の価値を決定する第1の要求を受信するステップと、当該第1の要求の受信に少なくとも部分的に基づいて、当該製品に関連する組織の収益を示す経済データを識別するステップと、当該知的所有権資産に帰属可能な当該収益の一部分を決定するステップと、当該収益の一部分に少なくとも部分的に基づいて、当該知的所有権資産の価値の尺度を決定するステップと、当該知的所有権資産に関するカバレッジの損失を示す第1のエクスポージャー値、または当該知的所有権資産に関する訴訟イベントを表す第2のエクスポージャー値のうちの少なくとも1つを決定する第2の要求を受信するステップと、当該第2の要求の受信に少なくとも部分的に基づいて、当該第1のエクスポージャー値または当該第2のエクスポージャー値のうちの少なくとも1つを決定するステップと、一つまたは複数のユーザインターフェースを介して、当該製品の価値の当該尺度、および当該第1のエクスポージャー値または当該第2のエクスポージャー値のうちの少なくとも1つのインジケータを表示させるステップとを備える方法。
82.当該1つまたは複数のデータソースから、当該製品に関する第3の情報を受信するステップであって、当該第3の情報は、当該第1の情報の更新を表し、および第2の経済データを含む、ステップと、当該第3の情報に少なくとも部分的に基づいて、当該収益の一部分を増加または減少させるステップと、当該収益の一部分の増加または減少に少なくとも部分的に基づいて、当該知的所有権資産の第2の価値の尺度を決定するステップとをさらに含む条項81に記載の方法。
83.当該1つまたは複数のデータソースから、当該第2の情報に対する更新を表す第4の情報を受信するステップと、当該第4の情報に少なくとも部分的に基づいて、当該カバレッジの損失に関連付けられた第3のエクスポージャー値、または当該訴訟イベントに関連付けられた第4のエクスポージャー値のうちの少なくとも1つを決定するステップとをさらに含む条項81または条項82に記載の方法。
84.分類を含む分類システムを生成するステップであって、当該分類の個々の分類は1つまたは複数の技術グループに対応する、ステップと、当該製品に対応する当該第1の情報の一部分の第1の言語分析に少なくとも部分的に基づいて、当該製品の1つまたは複数の第1の特徴を決定するステップと、当該知的所有権資産に対応する当該第2の情報の一部分の第2の言語分析に少なくとも部分的に基づいて、当該知的所有権資産の1つまたは複数の第2の特徴を決定するステップと、当該1つまたは複数の第1の特徴に少なくとも部分的に基づいて、当該製品が当該分類のうちの1つの分類に含まれることを決定するステップと、当該1つまたは複数の第2の特徴に少なくとも部分的に基づいて、当該知的所有権資産が当該分類に含まれることを決定するステップとをさらに含む条項81、82、または83のいずれか一項に記載の方法。
85.当該分類に関連付けられた第1の製品と当該分類に関連付けられた知的所有権資産との間の関係を示すフレームワークを生成するステップをさらに含み、当該知的所有権資産が当該製品に対応することを決定するステップは、当該フレームワークが当該製品と当該知的所有権資産との間の関係を示すことを決定するステップを含む条項81、82、83、または84のいずれか一項に記載の方法。
86.当該製品によって実行される第1の行為に対応する当該知的所有権資産に関連付けられた第1の名詞に少なくとも部分的に基づいて、当該1つまたは複数の第1の特徴の1つの第1の特徴を決定するステップと、当該第1の行為と当該第1の名詞との間の第1の関係を示す当該第1の特徴に関する第1の言語構造を決定するステップと、第2の行為に対応する当該知的所有権資産に関連付けられた第2の名詞に少なくとも部分的に基づいて、当該1つまたは複数の第2の特徴の1つの第2の特徴を決定するステップと、当該第2の行為と当該第2の名詞との間の第2の関係を示す当該第2の特徴に関する第2の言語構造を決定するステップと、当該第1の言語構造と当該第2の言語構造との間の類似度の量を示す類似度メトリックを決定するステップとをさらに含み、当該知的所有権資産が当該製品に対応することを決定するステップは、当該類似度メトリックに少なくとも部分的に基づく条項81、82、83、84、または85のいずれか一項に記載の方法。
87.当該訴訟イベントに関連付けられた当該第2のエクスポージャー値が、当該分類を有する知的所有権資産に対応する訴訟イベントの数に少なくとも部分的に基づいて決定される条項81、82、83、84、85、または86のいずれか一項に記載の方法。
88.当該価値の尺度は第1の価値の尺度を含み、当該方法は、当該第1の価値の尺度の精度に関するフィードバックを求める第3の要求を送信するステップと、当該第1の価値の尺度が修正されるべきであることを示す入力データを受信するステップと、当該入力データに少なくとも部分的に基づいて、当該知的所有権資産の第2の価値の尺度を決定するステップとをさらに含む条項81、82、83、84、85、86、または87のいずれか一項に記載の方法。
89.1つまたは複数のプロセッサと、当該1つまたは複数のプロセッサによって実行可能な命令を記憶する1つまたは複数のコンピュータ可読媒体とを備えるシステムであって、当該命令は、当該1つまたは複数のプロセッサによって実行された場合、知的所有権資産が製品またはサービスのうちの少なくとも1つに対応することを決定するステップと、当該知的所有権資産の価値を決定する要求を受信するステップと、当該製品またはサービスのうちの当該少なくとも1つに関連付けられた経済データを受信するステップであって、当該経済データは、当該製品または当該サービスのうちの少なくとも1つに関連付けられた組織の収益を含む、ステップと、当該知的所有権資産に帰属可能な当該収益の一部分を決定するステップと、当該収益の一部分に少なくとも部分的に基づいて、当該知的所有権資産の第1の価値の尺度が修正されるべきであることを示す入力データを受信するステップと、当該入力データに少なくとも部分的に基づいて、当該知的所有権資産の第2の価値の尺度を決定するステップと、ユーザインターフェースを介して、当該第2の価値の尺度の表示を表示させるステップとを含む動作を当該1つまたは複数のプロセッサに実行させるシステム。
90.当該知的所有権資産は特許文書であり、当該動作は、当該特許文書の請求項の広がりの尺度を決定するステップをさらに含み、当該収益の一部分は、当該広がりの尺度に少なくとも部分的に基づく条項89に記載のシステム。
91.当該要求は第1の要求を含み、当該動作は、組織へのローンに関連付けられた知的所有権資産の個々の知的所有権資産に関する第1の価値の尺度を決定する第2の要求を受信するステップであって、当該知的所有権資産は当該組織に関連付けられる、ステップと、第1の基準に少なくとも部分的に基づいて、当該第1の価値の尺度を決定するステップと、当該組織の少なくとも一部分の販売または当該組織と追加の組織との合併のうちの少なくとも1つに関連付けられた当該知的所有権資産の個々の知的所有権資産に関する第2の価値尺度を決定する第3の要求を受信するステップと、第2の基準に少なくとも部分的に基づいて、当該第2の価値の尺度を決定するステップとをさらに含み、当該第2の価値の尺度は、当該第1の価値尺度とは異なる条項89または条項90に記載のシステム。
92.当該要求は第1の要求を含み、当該動作は、個々の製品またはサービスと個々の特許との間の1つまたは複数の関係を示すフレームワークを生成するステップと、当該製品または当該サービスのうちの1つまたは複数に関連する1つまたは複数の特許を識別する第2の要求を受信するステップと、当該フレームワークを利用して、当該製品または当該サービスのうちの1つまたは複数に関連する当該特許のうちの1つまたは複数を決定するステップと、ユーザインターフェースを介して、当該1つまたは複数の特許のインジケーションを表示させるステップとをさらに含む条項89、90、または91のいずれか一項に記載のシステム。
93.当該動作は、当該製品のうちの1つの製品または当該サービスのうちの1つのサービスの特徴を決定するステップと、当該フレームワークに少なくとも部分的に基づいて、当該特徴に関連する1つまたは複数の特許の請求項を決定するステップと、ユーザインターフェースを介して、請求項の表示を表示させるステップとをさらに含む条項89、90、91、または92のいずれか一項に記載のシステム。
94.当該要求が第1の要求を含み、当該動作が、分類を含む分類システムを生成するステップであって、当該分類のうちの個々の分類が、1つまたは複数の技術グループに関連付けられる、ステップと、当該分類の1つの分類に含まれる製品またはサービスに関連付けられた特許文書の請求項に関連付けられた1つまたは複数の組織を識別する第2の要求を受信するステップと、当該フレームワークに少なくとも部分的に基づいて、当該分類に含まれる当該製品または当該サービスに対応する請求項に関連付けられた組織を決定するステップと、当該ユーザインターフェースを介して、当該分類に含まれる当該製品または当該サービスに対応する当該組織の個々の組織に関連付けられた請求項の数の表示を表示させるステップとをさらに含む条項89、90、91、92、または93のいずれか一項に記載のシステム。
95.当該経済データは第1の経済データを含み、当該収益は第1の収益を含み、当該価値の尺度は第1の価値の尺度を含み、当該動作は、当該製品または当該サービスに関連付けられた第2の経済データを受信するステップであって、当該第2の経済データは、当該製品または当該サービスに関連付けられた当該組織の第2の収益を含む、ステップと、当該第2の収益に少なくとも部分的に基づいて、当該知的所有権資産の第2の価値尺度を決定するステップとをさらに含む条項89、90、91、92、93、または94のいずれか一項に記載のシステム。
96.知的所有権資産が製品またはサービスに対応することを決定するステップと、当該知的所有権資産の価値を決定する要求を受信するステップと、当該製品または当該サービスに関連付けられた組織の第1の収益を含む第1の経済データを受信するステップと、当該知的所有権資産に帰属可能な当該第1の収益の一部分を決定するステップと、当該第1の収益の一部分に少なくとも部分的に基づいて、当該知的所有権資産の第1の価値の尺度を決定するステップと、当該製品および当該サービスに関連付けられた当該組織の第2の尺度を含む第2の経済データを受信するステップと、当該第2の尺度に少なくとも部分的に基づいて、当該知的所有権資産の第2の価値の尺度を決定するステップと、ユーザインターフェースを介して、当該知的所有権資産の当該第2の価値の尺度のインジケーションを表示させるステップとを備える方法。
97.公共のデータソースまたは当該組織のデータソースのうちの少なくとも1つから、当該知的所有権資産に対応する情報を受信するステップと、当該情報に少なくとも部分的に基づいて、当該知的所有権資産に関するカバレッジの損失に関連付けられた第1のエクスポージャー値、または当該知的所有権資産に関する訴訟イベントに関連付けられた第2のエクスポージャー値のうちの少なくとも1つを決定するステップとをさらに含む条項96に記載の方法。
98.当該知的所有権資産は企業秘密を含み、当該方法は、当該情報の一部分に少なくとも部分的に基づいて、当該企業秘密の窃盗の確率を決定するステップと、当該取引秘密の窃盗の確率に少なくとも部分的に基づいて、当該第1のエクスポージャー値を決定するステップと、当該ユーザインターフェースを介して、当該第1のエクスポージャー値のインジケーションを表示させるステップとをさらに含む条項96または条項97に記載の方法。
99.当該第1のエクスポージャー値または当該第2のエクスポージャー値のうちの少なくとも1つに少なくとも部分的に基づいて、当該収益の当該第2の量を低減する割引量を決定するステップをさらに含み、当該第2の価値の尺度は、当該収益の当該第2の量と当該割引量との間の差に少なくとも部分的に基づく条項96、97、または98のいずれか一項に記載の方法。
100.当該知的所有権資産に関連付けられた知的財産カテゴリを決定するステップであって、当該知的財産カテゴリは、特許カテゴリ、商標カテゴリ、著作権カテゴリ、または企業秘密カテゴリのうちの少なくとも1つである、ステップをさらに含み、当該第2の価値の尺度を決定するステップは、当該知的所有権資産に関連付けられた当該知的財産カテゴリに少なくとも部分的に基づいて、当該第2の価値の尺度を決定するステップを含む条項96、97、98、または99のいずれか一項に記載の方法。
そのうえ、前述の内容は本開示の原理の例示に過ぎず、様々な修正が、本開示の範囲から逸脱することなく、当業者によってなされることが可能である。上記で説明された例は、制限の目的ではなく例示の目的のために供される。本開示はまた、本明細書で明示的に説明されるもの以外の多くの形をとることができる。したがって、本開示は、明示的に開示される方法、システム、および装置に限定されず、以下の特許請求の範囲の趣旨内にあるその変形形態および修正形態を含むことが意図されることが強調される。
さらなる例として、本明細書で図示および説明されるように、装置またはプロセスパラメータ(例えば、寸法、構成、構成要素、プロセスステップ順序など)の変形は、提供された構造、デバイス、および方法をさらに最適化するためになされることができる。いずれにしても、本明細書で説明される、構造およびデバイス、ならびに関連付けられた方法は、多くの適用例を有する。したがって、開示される主題は、本明細書で説明される任意の単一の例に限定されるべきでなく、むしろ、添付の特許請求の範囲による広がりおよび範囲において解釈されるべきである。
特定の分類内の製品および/またはサービスと知的所有権資産との間の、IPナレッジモデル開発システム124によって決定される関係ならびに分類システムの分類内の製品および/またはサービスに相当する知的所有権資産を決定するためにIPナレッジモデル開発システム124によって開発されるモデルは、いくつかの知的所有権顧客サービス126を提供するために使用され得る。知的所有権顧客サービス126は、IP戦略関連サービス128と、IPエクスポージャー関連サービス130と、IP評価サービス132とを含んでよい。様々な実装形態では、知的所有権顧客サービス126は、知的所有権サービスシステム102に送信された、1つもしくは複数の知的所有権資産または1つもしくは複数の製品および/もしくはサービスに関する情報の要求に基づいて提供されることがある。知的所有権サービスシステム102は、次いで、モデル、フレームワーク、ならびに/または知的所有権資産と知的所有権マッピングおよび学習システム104によって生成される製品および/もしくはサービスとの間の関係を利用して、要求に応答することがある。要求は、いくつかの状況では、知的所有権サービスプロバイダと関連付けられた個人によって送信されることがあるが、追加の状況では、要求は、1つまたは複数の顧客110と関連付けられた個人によって送信されることがある。
コンピュータ可読媒体608は、プロセッサ606によって実行可能である任意の数の機能的構成要素を記憶するために使用されてよい。多くの実装形態では、これらの機能的構成要素は、プロセッサ606によって実行可能であり、実行されるとき、上記で知的所有権サービスプロバイダ602に帰せられた行為を実施するように1つまたは複数のプロセッサ606を特に構成する、命令またはプログラムを備える。コンピュータ可読媒体608に記憶される機能的構成要素は、知的所有権サービスシステム102と、データ取得システム118と、言語分析システム122と、IPナレッジモデル開発システム124と、知的所有権(IP)評価ツール614、IP戦略ツール616と、IPリスクツール616とを含んでよい。コンピュータ可読媒体608はまた、知的所有権ナレッジデータストア120のデータを記憶してよい。
14.当該動作は、当該経済データに少なくとも部分的に基づいて、ある期間にわたって取得された当該製品または当該サービスのうちの少なくとも1つに関連付けられた収益の額を決定するステップと、当該知的所有権資産に帰属する当該収益の額の一部分を決定するステップと、当該収益の額の一部分に少なくとも部分的に基づいて、当該知的所有権資産の価値を決定するステップとをさらに含む条項8、9、10、11、12または13のいずれか一項に記載のシステム。
15.製品またはサービスのうちの少なくとも1つについての情報を受信するステップであって、当該情報の少なくとも一部分は、当該製品または当該サービスのうちの少なくとも1つに関連付けられた経済データを含む、ステップと、当該製品または当該サービスのうちの少なくとも1つの個々のものと知的所有権資産のうちの個々の知的所有権資産との間の関係を決定するステップと、当該製品の個々の製品または当該サービスの個々のサービスと当該知的所有権資産の個々の知的所有権資産との間の関係を示す関連付けデータを生成するステップと、当該関連付けデータに少なくとも部分的に基づいて、当該製品または当該サービスのうちの少なくとも1つの1製品または1サービスのうちの少なくとも1つに対応する当該知的所有権資産のうちの1つの知的所有権資産を識別するステップと、当該知的所有権資産が当該製品または当該サービスのうちの少なくとも1つに関連付けられることを示すデータを生成するステップとを備える方法。